JP2022143642A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】従来例とは異なる構造で特定端子とミッドプレートとの接触信頼性を高めることができるコネクタを提供する。【解決手段】コネクタ100は、2つの保持部材200と、2つの端子列300と、ミッドプレート600と、シェル700とを備えている。保持部材200の夫々は、シェル700に軽圧入されている。端子列300の夫々の端子400には、特定端子500が含まれている。特定端子500は、露出部510を有している。露出部510は、ピッチ方向と直交する上下方向において少なくとも部分的に保持部材200から露出している。露出部510は、ミッドプレート600の受け部610に接触している。保持部材200及びシェル700の一方には、少なくとも1つの軽圧入部210が形成されている。上下方向及びピッチ方向の双方と直交する前後方向において、少なくとも1つの軽圧入部210の位置は、露出部510の位置と重複している。【選択図】図3

Description

本発明は、端子列とミッドプレートとを備えるコネクタに関する。
図53及び図54を参照して、特許文献1のコネクタ900は、2つの保持部材910と、2つの端子列920と、ミッドプレート940と、シェル950とを備えている。保持部材910は、端子列920と夫々対応している。端子列920の夫々は、対応する保持部材910に保持されている。端子列920の夫々は、複数の端子922を有している。端子列920の夫々において、端子922は、Y方向に並んでいる。端子列920の夫々の端子922には、2つの特定端子924が含まれている。特定端子924の夫々は、突部9242を有している。ミッドプレート940は、Z方向において2つの保持部材910に挟まれている。ミッドプレート940は、ばね片942,944を有している。+Z側の特定端子924の突部9242は、ばね942に接触している。-Z側の特定端子924の突部9242は、ばね944に接触している。
特許文献1のコネクタ900において、突部9242は、特定端子924の一部を曲げて形成されている。また、ばね片942,944は、ミッドプレート940から切り起して形成されており、突部9242に対して押し付けられている。特許文献1のコネクタ900においては、ばね片942,944のばね性により、特定端子924とミッドプレート940との接触信頼性が確保されている。
中国実用新案第204927638号明細書,図1A,図1B,図2A,図2B
特許文献1のコネクタ900のような従来例とは異なる構造で特定端子とミッドプレートとの接触信頼性を高めたいとのニーズがある。
そこで本発明は、従来例とは異なる構造で特定端子とミッドプレートとの接触信頼性を高めることができるコネクタを提供することを目的とする。
本発明は、第1のコネクタとして、
2つの保持部材と、2つの端子列と、ミッドプレートと、シェルとを備えるコネクタであって、
前記保持部材は、前記端子列と夫々対応しており、
前記保持部材の夫々は、前記シェルに軽圧入されており、
前記端子列の夫々は、対応する前記保持部材に保持されており、
前記端子列の夫々は、複数の端子を有しており、
前記端子列の夫々において、前記端子は、ピッチ方向に並んでおり、
前記端子列の夫々の前記端子には、特定端子が含まれており、
前記特定端子は、露出部を有しており、
前記露出部は、前記ピッチ方向と直交する上下方向において少なくとも部分的に前記保持部材から露出しており、
前記ミッドプレートは、前記上下方向において前記保持部材に挟まれており、
前記ミッドプレートは、受け部を有しており、
前記露出部は、前記受け部に接触しており、
前記保持部材及び前記シェルの一方には、少なくとも1つの軽圧入部が形成されており、
前記上下方向及び前記ピッチ方向の双方と直交する前後方向において、前記少なくとも1つの軽圧入部の位置は、前記露出部の位置と重複している
コネクタを提供する。
本発明は、第2のコネクタとして、第1のコネクタであって、
前記特定端子は、被保持部と、支持部と、接点部とを有しており、
前記被保持部は、前記保持部材に少なくとも部分的に保持されており、
前記露出部は、前記被保持部に形成されており、
前記支持部は、弾性変形可能であり、前記被保持部から前記前後方向における前方に延びており、
前記接点部は、前記上下方向に移動可能となるように前記支持部に支持されている
コネクタを提供する。
本発明は、第3のコネクタとして、第1又は第2のコネクタであって、
前記少なくとも1つの軽圧入部は、2つあり、
前記軽圧入部は、前記保持部材に夫々設けられており、
前記軽圧入部の夫々は、前記上下方向において外側に突出すると共に前記前後方向に延びる突条である
コネクタを提供する。
本発明は、第4のコネクタとして、第2又は第3のコネクタであって、
前記被保持部は、埋設部と、張り出し部とを有しており、
前記埋設部は、前記保持部材に埋設されており、
前記張り出し部は、前記前後方向において前記埋設部の前方に位置しており、
前記張り出し部は、前記埋設部及び前記支持部のいずれよりも前記ミッドプレートに向かって張り出しており、
前記支持部は、前記張り出し部から前記前後方向における前方に延びており、
前記露出部は、前記張り出し部に設けられている
コネクタを提供する。
本発明は、第5のコネクタとして、第4のコネクタであって、
前記張り出し部は、前記前後方向の任意の箇所において、少なくとも部分的に前記保持部材に覆われている
コネクタを提供する。
本発明は、第6のコネクタとして、第5のコネクタであって、
前記張り出し部は、前記露出部を除き、前記保持部材に覆われている。
コネクタを提供する。
本発明は、第7のコネクタとして、第1から第6までのいずれかのコネクタであって、
前記保持部材には、穴が設けられており、
前記穴は、前記上下方向において前記露出部まで達しており、
前記軽圧入部は、前記ピッチ方向において前記穴に隣接している
コネクタを提供する。
本発明は、第8のコネクタとして、第1から第7までのいずれかのコネクタであって、
前記露出部は、前記受け部に押し付けられている
コネクタを提供する。
本発明は、第9のコネクタとして、第8のコネクタであって、
前記露出部には、凸部が設けられており、
前記凸部は、前記ミッドプレートに押し付けられている
コネクタを提供する。
本発明は、第10のコネクタとして、第1から第6までのいずれかのコネクタであって、
前記保持部材には、穴が設けられており、
前記穴は、前記上下方向において前記露出部まで達しており、
前記露出部は、前記上下方向において前記穴と前記ミッドプレートとの間に位置しており、前記ミッドプレートに溶接されている
コネクタを提供する。
本発明は、第11のコネクタとして、第10のコネクタであって、
前記軽圧入部は、前記ピッチ方向において前記穴に隣接している
コネクタを提供する。
本発明は、第12のコネクタとして、第1から第11までのいずれかのコネクタであって、
前記コネクタは、略筒状のフロントインシュレータと、2つのグランドスプリングとを更に備えており、
前記フロントインシュレータは、前記前後方向において前記保持部材の前方に位置しており、
前記フロントインシュレータは、前記シェルに保持されており、
前記特定端子は、支持部と、接点部とを有しており、
前記支持部は、弾性変形可能であり、
前記接点部は、前記上下方向に移動可能となるように前記支持部に支持されており、
前記支持部及び前記接点部は、前記フロントインシュレータ内に位置しており、
前記グランドスプリングの夫々は、部分的に、前記シェルと前記フロントインシュレータとに挟まれて保持されている
コネクタを提供する。
本発明のコネクタは、以下のように構成されている:保持部材の夫々は、シェルに軽圧入されている;特定端子の露出部は、ミッドプレートの受け部に接触している;保持部材及びシェルの一方には、少なくとも1つの軽圧入部が形成されている;上下方向及びピッチ方向の双方と直交する前後方向において、少なくとも1つの軽圧入部の位置は、露出部の位置と重複している。即ち、本発明のコネクタにおいては、保持部材をシェルに軽圧入して得られる接触圧を利用して保持部材に保持された特定端子をミッドプレートに接触させている。これにより、本発明のコネクタにおいては、特許文献1のコネクタ900とは異なる構造で特定端子とミッドプレートとの接触信頼性が高められている。
本発明の第1の実施の形態によるコネクタを示す斜視図である。 図1のコネクタを示す上面図である。 図2のコネクタをA-A線に沿って示す断面図である。 図1のコネクタを示す正面図である。 図4のコネクタをB-B線に沿って示す断面図である。図において、構造体の一部を拡大して示している。 図1のコネクタを示す分解斜視図である。 図2のコネクタに含まれる構造体を示す上面図である。図において、ミッドプレートは、上下方向において2つの保持部材に挟まれている。 図7の構造体を示す正面図である。 図8の構造体をC-C線に沿って示す断面図である。 図2のコネクタに含まれるミッドプレートを示す上面図である。 図6のコネクタに含まれる端子列及び保持部材の一方を示す斜視図である。 図11の端子列及び保持部材を示す正面図である。 図12の端子列及び保持部材をD-D線に沿って示す断面図である。 図6のコネクタに含まれる端子列の一方を示す斜視図である。 図14の端子列を示す上面図である。 図14の端子列を示す側面図である。 図14の端子列を示す正面図である。 図17の端子列をE-E線に沿って示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態によるコネクタに含まれる構造体を示す上面図である。 図19の構造体を示す正面図である。 図20の構造体をF-F線に沿って示す断面図である。 図19の構造体に含まれる端子列及び保持部材の一方を示す斜視図である。 本発明の第3の実施の形態によるコネクタに含まれる構造体を示す上面図である。 図23の構造体を示す正面図である。 図24の構造体をG-G線に沿って示す断面図である。 図23の構造体に含まれる端子列及び保持部材の一方を示す斜視図である。 本発明の第4の実施の形態によるコネクタを示す斜視図である。 図27のコネクタを示す上面図である。 図28のコネクタをH-H線に沿って示す断面図である。 図27のコネクタを示す正面図である。 図30のコネクタをI-I線に沿って示す断面図である。 図27のコネクタを示す分解斜視図である。 図32のコネクタに含まれる端子列及び保持部材の一方を示す斜視図である。 図33のコネクタに含まれる端子列を示す上面図である。 図34の端子列をJ-J線に沿って示す断面図である。 図34の端子列を示す側面図である。 図34の端子列を示す正面図である。 本発明の第5の実施の形態によるコネクタを示す上面図である。 図38のコネクタをK-K線に沿って示す断面図である。 図38のコネクタを示す正面図である。 図40のコネクタをL-L線に沿って示す断面図である。 図38のコネクタに含まれる保持部材及び端子列の一方を示す上面図である。 図42の保持部材及び端子列を示す斜視図である。 図42の保持部材及び端子列を示す正面図である。 図44の保持部材及び端子列をM-M線に沿って示す断面図である。 図38のコネクタに含まれる端子列を示す斜視図である。 本発明の第6の実施の形態によるコネクタを示す斜視図である。 図47のコネクタを示す正面図である。 図48のコネクタをN-N線に沿って示す断面図である。 図47のコネクタを示す分解斜視図である。 図50のコネクタに含まれる保持部材及び端子列の一方を示す正面図である。 図51の保持部材及び端子列をO-O線に沿って示す断面図である。 特許文献1のコネクタを示す分解斜視図である。 図53のコネクタに含まれるミッドプレート及び端子列を示す斜視図である。
(第1の実施の形態)
図1を参照して、本発明の第1の実施の形態のコネクタ100は、複数の相手側端子(図示せず)を備える相手側コネクタ(図示せず)と、前後方向に沿って嵌合可能なものである。本実施の形態において、前後方向は、X方向である。ここで、前方を+X方向、後方を-X方向とする。より詳しくは、本実施の形態のコネクタ100は、USB(universal serial bus) TYPE-Cのレセプタクルと嵌合可能なプラグである。なお、本発明はこれに限定されず、コネクタ100は、USB(universal serial bus) TYPE-C以外のレセプタクルと嵌合可能なプラグであってもよい。
図3に示されるように、コネクタ100は、2つの保持部材200と、2つの端子列300と、ミッドプレート600と、シェル700とを備えている。図8に示されるように、2つの保持部材200と、2つの端子列300と、ミッドプレート600とは、構造体650を構成している。
図8を参照して、本実施の形態の保持部材200の夫々は、樹脂からなる。保持部材200は、端子列300と夫々対応している。保持部材200は、上下方向においてミッドプレート600を挟んで互いに位置している。本実施の形態において、上下方向はZ方向である。ここで、上方を+Z方向とし、下方を-Z方向とする。図3を参照して、保持部材200の夫々は、シェル700に軽圧入されている。即ち、保持部材200の夫々は、直接、シェル700に軽圧入されている。保持部材200の夫々には、複数の軽圧入部210が形成されている。より詳しくは、保持部材200の夫々には、2つの軽圧入部210が形成されている。なお、本発明は、これに限定されず、保持部材200及びシェル700の一方に、少なくとも1つの軽圧入部210が形成されていればよい。
図7及び図8から理解されるように、本実施の形態の軽圧入部210の夫々は、上下方向において外側に突出すると共に前後方向に延びる突条である。軽圧入部210は、保持部材200の夫々に2つ設けられている。図3及び図5に示されるように、軽圧入部210の夫々は、シェル700に接触している。より詳しくは、軽圧入部210の夫々は、上下方向内側からシェル700に接触している。軽圧入部210の夫々は、上下方向内側からシェル700に線接触している。
図7を参照して、本実施の形態の保持部材200の夫々には、2つの穴230が設けられている。なお、本発明はこれに限定されず、穴230の数は1つであってもよい。
図3及び図7を参照して、本実施の形態の穴230は、上下方向に延びる略円筒形状を有している。穴230は、上下方向において保持部材200を貫通している。穴230は、ピッチ方向において軽圧入部210に隣接している。より詳しくは、穴230は、ピッチ方向において軽圧入部210の外側に隣接している。即ち、軽圧入部210は、ピッチ方向において穴230に隣接している。より詳しくは、軽圧入部210は、ピッチ方向において穴230の内側に隣接している。本実施の形態において、ピッチ方向はY方向である。
図8に示されるように、本実施の形態の端子列300は、上下方向においてミッドプレート600を挟んで互いに位置している。端子列300の夫々は、対応する保持部材200に保持されている。より詳しくは、端子列300は、保持部材200にインサート成型されている。
上述のように、軽圧入部210の夫々は、シェル700に接触しており、端子列300の夫々は、対応する保持部材200に保持されている。即ち、端子列300のシェル700に対する姿勢は、軽圧入部210のシェル700に対する接触状態により定められている。本実施の形態においては、上述のように軽圧入部210の夫々が上下方向内側からシェル700に線接触していることから、端子列300をシェル700に対して適切な姿勢である水平に定めることができ、またこの適切な姿勢から傾いてしまうことも防止されている。このような観点から、軽圧入部210は、前後方向できるだけ長く延びる突条であることが望ましい。
図8に示されるように、端子列300の夫々は、複数の端子400を有している。
図14を参照して、本実施の形態の端子400は、金属製である。端子列300の夫々において、端子400は、ピッチ方向に並んでいる。端子列300の夫々の端子400には、複数の信号端子450と、2つの特定端子500とが含まれている。なお、本発明はこれに限定されず、端子列300の夫々の端子400に、少なくとも一つの特定端子500が含まれていればよい。
図11及び図14に示されるように、本実施の形態の信号端子450は、被保持部452と、支持部453と、接点部454とを有している。
図14に示されるように、本実施の形態の被保持部452は、前後方向において支持部453の後方に位置している。図11及び図14を参照して、被保持部452は、保持部材200に部分的に保持されている。
図14を参照して、本実施の形態の支持部453は、弾性変形可能である。支持部453は、被保持部452から前後方向における前方に延びている。
図11及び図14を参照して、本実施の形態の接点部454は、上下方向に移動可能となるように支持部453に支持されている。接点部454は、前後方向において信号端子450の前端付近に位置している。
図11に示されるように、本実施の形態の特定端子500は、露出部510を有している。
図11に示されるように、本実施の形態の露出部510は、上下方向と交差する平板形状を有している。より詳しくは、露出部510は上下方向と直交する平板形状を有している。露出部510は、上下方向において保持部材200から露出している。なお、本発明はこれに限定されず、露出部510は、ピッチ方向と直交する上下方向において少なくとも部分的に保持部材200から露出していればよい。図9に示されるように、穴230と露出部510とは、上下方向と平行な同軸上に位置している。穴230は、上下方向において露出部510まで達している。露出部510は、上下方向において穴230とミッドプレート600との間に位置している。露出部510は、上下方向において穴230の内側に位置している。露出部510は、前後方向において穴230と同じ位置に位置している。図3に示されるように、露出部510は、ピッチ方向において穴230と同じ位置に位置している。露出部510は、上下方向においてミッドプレート600の外側に位置している。軽圧入部210は、ピッチ方向において露出部510の内側に位置している。図9に示されるように、上下方向及びピッチ方向の双方と直交する前後方向において、軽圧入部210の位置は、露出部510の位置と重複している。なお、上述の穴230は、露出部510を保持部材200から適切に露出するように特定端子500を保持部材200にインサート成型した際に、露出部510に上下方向外側から突き当てられていた金型の一部をモールドから抜くことにより保持部材200に形成された跡である。
上述のように、保持部材200の夫々は、シェル700に軽圧入されており、上下方向及びピッチ方向の双方と直交する前後方向において、軽圧入部210の位置は、露出部510の位置と重複している。これにより、本実施の形態のコネクタ100においては、保持部材200をシェル700に軽圧入して得られる接触圧を利用して保持部材200に保持された特定端子500をミッドプレート600に接触させている。即ち、本実施の形態のコネクタ100においては、特許文献1のコネクタ900とは異なる構造で特定端子500とミッドプレート600との接触信頼性が高められている。
図14に示されるように、本実施の形態の特定端子500は、被保持部520と、支持部530と、接点部540とを有している。
図13に示されるように、本実施の形態の被保持部520は、前後方向において支持部530の後方に位置している。被保持部520は、保持部材200に少なくとも部分的に保持されている。露出部510は、被保持部520に形成されている。被保持部520は、埋設部522と、張り出し部524とを有している。
図13に示されるように、本実施の形態の埋設部522は、前後方向において張り出し部524の後方に位置している。埋設部522は、上下方向において露出部510の外側に位置している。埋設部522は、保持部材200に埋設されている。露出部510は、前後方向において、接点部540と埋設部522との間に位置している。露出部510は、前後方向において、支持部530と埋設部522との間に位置している。
図9に示されるように、本実施の形態の張り出し部524は、前後方向において埋設部522の前方に位置している。張り出し部524は、埋設部522及び支持部530のいずれよりもミッドプレート600に向かって張り出している。張り出し部524は、前後方向において、接点部540と埋設部522との間に位置している。張り出し部524は、前後方向において、支持部530と埋設部522との間に位置している。支持部530は、張り出し部524から前後方向における前方に延びている。露出部510は、張り出し部524に設けられている。
図7及び図9を参照して、張り出し部524は、前後方向の任意の箇所において、少なくとも部分的に保持部材200に覆われている。これにより、端子列300を保持部材200にインサート成型した際に、特定端子500の接点部540と信号端子450の接点部454(図11参照)との上下方向における位置合わせが容易になっている。
図14を参照して、本実施の形態の支持部530は、弾性変形可能である。支持部530は、被保持部520から前後方向における前方に延びている。図13に示されるように、支持部530の一部は、保持部材200に保持されている。より詳しくは、支持部530の後端は、保持部材200に保持されている。
図14に示されるように、本実施の形態の接点部540は、上下方向に移動可能となるように支持部530に支持されている。接点部540は、前後方向において特定端子500の前端付近に位置している。
図10を参照して、本実施の形態のミッドプレート600は、金属製である。ミッドプレート600は、受け部610を有している。受け部610は、上下方向と直交する平板形状を有している。図3に示されるように、ミッドプレート600は、上下方向において保持部材200に挟まれている。露出部510は、受け部610に接触している。より詳しくは、露出部510は、受け部610に押し付けられている。露出部510は、受け部610に対して上下方向における外側から押し付けられている。
図4を参照して、本実施の形態のシェル700は、金属製である。シェル700は、略長円形の断面を有する筒状である。シェル700は、コネクタ100の前後方向と直交する方向における外端を規定している。
上述のように、軽圧入部210の夫々は、シェル700に接触しており、特定端子500の露出部510は、ミッドプレート600の受け部610に接触しており、保持部材200をシェル700に軽圧入して得られる接触圧を利用して保持部材200に保持された特定端子500をミッドプレート600に接触させている。これにより、軽圧入部210と露出部510とは、上下方向と平行な同軸上に配置されることが理想的である。しかしながら、上述のように、露出部510を通り且つ上下方向と平行な軸上には、インサート成型の際に形成された穴230が配置されていることから、本実施の形態の軽圧入部210は、ピッチ方向において穴230に隣接する位置に設けられている。このようなことから、軽圧入部210は、ピッチ方向において、露出部510を通る上記軸にできるだけ近い位置にあることが好ましい。
図6に示されるように、本実施の形態のコネクタ100は、略筒状のフロントインシュレータ750と、2つのグランドスプリング800とを更に備えている。
図5を参照して、本実施の形態のフロントインシュレータ750は、樹脂からなる。フロントインシュレータ750は、コネクタ100の前後方向における前端を規定している。フロントインシュレータ750は、前後方向において保持部材200の前方に位置している。保持部材200の夫々は、フロントインシュレータ750を介さずに、直接、シェル700に軽圧入されている。フロントインシュレータ750は、シェル700に保持されている。図4、図5及び図14を参照して、信号端子450の支持部453及び接点部454は、フロントインシュレータ750内に位置している。前後方向において、支持部453の位置は、フロントインシュレータ750の位置と重複している。前後方向において、接点部454の位置は、フロントインシュレータ750の位置と重複している。特定端子500の支持部530及び接点部540は、フロントインシュレータ750内に位置している。前後方向において、支持部530の位置は、フロントインシュレータ750の位置と重複している。前後方向において、接点部540の位置は、フロントインシュレータ750の位置と重複している。
図5を参照して、本実施の形態のグランドスプリング800の夫々は、金属製である。グランドスプリング800の夫々は、部分的に、シェル700とフロントインシュレータ750とに挟まれて保持されている。グランドスプリング800の夫々は、コネクタ100の前後方向における前端付近に位置している。図4及び図5を参照して、グランドスプリング800の夫々は、前後方向における端子列300の前方に位置している。グランドスプリング800の夫々は、前後方向における信号端子450の前方に位置している。グランドスプリング800の夫々は、前後方向における特定端子500の前方に位置している。
(第2の実施の形態)
図19を参照して、本発明の第2の実施の形態のコネクタ(図示せず)は、第1の実施の形態のコネクタ100(図1参照)の変形例である。図20を参照して、本実施の形態のコネクタは、複数の相手側端子(図示せず)を備える相手側コネクタ(図示せず)と、前後方向に沿って嵌合可能なものである。本実施の形態のコネクタは、2つの保持部材200Aと、2つの端子列300と、ミッドプレート600と、シェル(図示せず)と、フロントインシュレータ(図示せず)と、2つのグランドスプリング(図示せず)とを備えている。2つの保持部材200Aと、2つの端子列300と、ミッドプレート600とは、構造体650Aを構成している。本実施の形態のコネクタは、保持部材200A及び構造体650Aを除き、上述した第1の実施の形態によるコネクタ100と同様な構成を備えている。そのため、図19から図22までに示される構成要素のうち、第1の実施の形態と同様の構成要素に対しては同一の参照符号を付すこととする。また、本実施の形態における方位及び方向は、第1の実施の形態のものと同じ表現を以下において使用する。
図20を参照して、本実施の形態の保持部材200Aの夫々は、樹脂からなる。保持部材200Aは、端子列300と夫々対応している。端子列300の夫々は、対応する保持部材200Aに保持されている。より詳しくは、端子列300は、保持部材200Aにインサート成型されている。保持部材200Aは、上下方向においてミッドプレート600を挟んで互いに位置している。保持部材200Aの夫々は、シェルに軽圧入されている。保持部材200Aの夫々には、複数の軽圧入部210が形成されている。より詳しくは、保持部材200Aの夫々には、2つの軽圧入部210が形成されている。なお、本発明は、これに限定されず、保持部材200A及びシェルの一方に、少なくとも1つの軽圧入部210が形成されていればよい。本実施の形態の軽圧入部210は、第1の実施の形態の軽圧入部210と同様であり、詳細な説明は省略する。
図19及び図21を参照して、本実施の形態の保持部材200Aの夫々には、2つの穴230が設けられている。なお、本発明はこれに限定されず、穴230の数は1つであってもよい。本実施の形態の穴230は、第1の実施の形態の穴230と同様であり、詳細な説明は省略する。
図21に示されるように、上下方向及びピッチ方向の双方と直交する前後方向において、軽圧入部210の位置は、特定端子500の露出部510の位置と重複している。
上述のように、保持部材200Aの夫々は、シェルに軽圧入されており、上下方向及びピッチ方向の双方と直交する前後方向において、軽圧入部210の位置は、露出部510の位置と重複している。これにより、本実施の形態のコネクタにおいては、保持部材200Aをシェルに軽圧入して得られる接触圧を利用して保持部材200Aに保持された特定端子500をミッドプレート600に接触させている。即ち、本実施の形態のコネクタにおいては、特許文献1のコネクタ900とは異なる構造で特定端子500とミッドプレート600との接触信頼性が高められている。
図19に示されるように、構造体650Aを上下方向外側から見た場合、特定端子500の張り出し部524は、部分的に保持部材200Aに覆われずに視認可能となっている。
図19に示されるように、本実施の形態の信号端子450の支持部453は、保持部材200Aに保持されていない。
図21に示されるように、本実施の形態の特定端子500の支持部530は、保持部材200Aに保持されていない。
(第3の実施の形態)
図23を参照して、本発明の第3の実施の形態のコネクタ(図示せず)は、第1の実施の形態のコネクタ100(図1参照)の変形例である。図24を参照して、本実施の形態のコネクタは、複数の相手側端子(図示せず)を備える相手側コネクタ(図示せず)と、前後方向に沿って嵌合可能なものである。本実施の形態のコネクタは、2つの保持部材200Bと、2つの端子列300と、ミッドプレート600と、シェル(図示せず)と、フロントインシュレータ(図示せず)と、2つのグランドスプリング(図示せず)とを備えている。2つの保持部材200Bと、2つの端子列300と、ミッドプレート600とは、構造体650Bを構成している。本実施の形態のコネクタは、保持部材200B及び構造体650Bを除き、上述した第1の実施の形態によるコネクタ100と同様な構成を備えている。そのため、図23から図26までに示される構成要素のうち、第1の実施の形態と同様の構成要素に対しては同一の参照符号を付すこととする。また、本実施の形態における方位及び方向は、第1の実施の形態のものと同じ表現を以下において使用する。
図24を参照して、本実施の形態の保持部材200Bの夫々は、樹脂からなる。保持部材200Bは、端子列300と夫々対応している。端子列300の夫々は、対応する保持部材200Bに保持されている。より詳しくは、端子列300は、保持部材200Bにインサート成型されている。保持部材200Bは、上下方向においてミッドプレート600を挟んで互いに位置している。保持部材200Bの夫々は、シェルに軽圧入されている。保持部材200Bの夫々には、複数の軽圧入部210が形成されている。より詳しくは、保持部材200Bの夫々には、2つの軽圧入部210が形成されている。なお、本発明は、これに限定されず、保持部材200B及びシェルの一方に、少なくとも1つの軽圧入部210が形成されていればよい。本実施の形態の軽圧入部210は、第1の実施の形態の軽圧入部210と同様であり、詳細な説明は省略する。
図23を参照して、本実施の形態の保持部材200Bの夫々には、2つの穴230Bが設けられている。なお、本発明はこれに限定されず、穴230Bの数は1つであってもよい。
図23及び図25を参照して、本実施の形態の穴230Bの夫々は、上下方向に延びる略角筒形状を有している。穴230Bは、上下方向において保持部材200Bを貫通している。穴230Bは、ピッチ方向において軽圧入部210に隣接している。より詳しくは、穴230Bは、ピッチ方向において軽圧入部210の外側に隣接している。即ち、軽圧入部210は、ピッチ方向において穴230Bに隣接している。より詳しくは、軽圧入部210は、ピッチ方向において穴230Bの内側に隣接している。
図25に示されるように、上下方向及びピッチ方向の双方と直交する前後方向において、軽圧入部210の位置は、特定端子500の露出部510の位置と重複している。
上述のように、保持部材200Bの夫々は、シェルに軽圧入されており、上下方向及びピッチ方向の双方と直交する前後方向において、軽圧入部210の位置は、露出部510の位置と重複している。これにより、本実施の形態のコネクタにおいては、保持部材200Bをシェルに軽圧入して得られる接触圧を利用して保持部材200Bに保持された特定端子500をミッドプレート600に接触させている。即ち、本実施の形態のコネクタにおいては、特許文献1のコネクタ900とは異なる構造で特定端子500とミッドプレート600との接触信頼性が高められている。
図25に示されるように、本実施の形態の特定端子500の張り出し部524は、前後方向の任意の箇所において、少なくとも部分的に保持部材200Bに覆われている。より詳しくは、張り出し部524は、露出部510を除き、保持部材200Bに覆われている。これにより、端子列300を保持部材200Bにインサート成型した際に、特定端子500の接点部540と信号端子450の接点部454(図26参照)との上下方向における位置合わせが容易になっている。
図25に示されるように、本実施の形態の特定端子500の支持部530の一部は、保持部材200Bに保持されている。より詳しくは、支持部530の後端及びその周辺は、保持部材200Bに保持されている。
図25及び図26から理解されるように、支持部530の後端及びその周辺は、保持部材200Bの外部に露出していない。これにより、本実施の形態のコネクタは、第1の実施の形態と比べて、端子列300を保持部材200Bにインサート成型した際に、特定端子500の接点部540と信号端子450の接点部454との上下方向における位置合わせがより容易となっている。
(第4の実施の形態)
図27を参照して、本発明の第4の実施の形態のコネクタ100Cは、第1の実施の形態のコネクタ100(図1参照)の変形例である。図30を参照して、本実施の形態のコネクタ100Cは、複数の相手側端子(図示せず)を備える相手側コネクタ(図示せず)と、前後方向に沿って嵌合可能なものである。図29及び図30に示されるように、本実施の形態のコネクタ100Cは、2つの保持部材200Cと、2つの端子列300Cと、ミッドプレート600と、シェル700と、フロントインシュレータ750と、2つのグランドスプリング800とを備えている。2つの保持部材200Cと、2つの端子列300Cと、ミッドプレート600とは、構造体650Cを構成している。本実施の形態のコネクタ100Cは、保持部材200C、端子列300C及び構造体650Cを除き、上述した第1の実施の形態によるコネクタ100と同様な構成を備えている。そのため、図27から図37までに示される構成要素のうち、第1の実施の形態と同様の構成要素に対しては同一の参照符号を付すこととする。また、本実施の形態における方位及び方向は、第1の実施の形態のものと同じ表現を以下において使用する。
図29を参照して、本実施の形態の保持部材200Cの夫々は、樹脂からなる。保持部材200Cは、端子列300Cと夫々対応している。保持部材200Cは、上下方向においてミッドプレート600を挟んで互いに位置している。保持部材200Cの夫々は、シェル700に軽圧入されている。保持部材200Cの夫々には、複数の軽圧入部210が形成されている。より詳しくは、保持部材200Cの夫々には、2つの軽圧入部210が形成されている。なお、本発明は、これに限定されず、保持部材200C及びシェル700の一方に、少なくとも1つの軽圧入部210が形成されていればよい。本実施の形態の軽圧入部210は、第1の実施の形態の軽圧入部210と同様であり、詳細な説明は省略する。
図31及び図32を参照して、本実施の形態の保持部材200Cの夫々には、2つの穴230Cが設けられている。なお、本発明はこれに限定されず、穴230Cの数は1つであってもよい。
図29及び図32を参照して、本実施の形態の穴230Cは、上下方向に延びる略角筒形状を有している。穴230Cは、上下方向において保持部材200Cを貫通している。穴230Cは、ピッチ方向において軽圧入部210に隣接している。より詳しくは、穴230Cは、ピッチ方向において軽圧入部210の内側に隣接している。即ち、軽圧入部210は、ピッチ方向において穴230Cに隣接している。より詳しくは、軽圧入部210は、ピッチ方向において穴230Cの外側に隣接している。
図29に示されるように、本実施の形態の端子列300Cは、上下方向においてミッドプレート600を挟んで互いに位置している。端子列300Cの夫々は、対応する保持部材200Cに保持されている。より詳しくは、端子列300Cは、保持部材200Cにインサート成型されている。端子列300Cの夫々は、複数の端子400Cを有している。
図33を参照して、本実施の形態の端子400Cは、金属製である。端子列300Cの夫々において、端子400Cは、ピッチ方向に並んでいる。端子列300Cの夫々の端子400Cには、複数の信号端子450と、2つの特定端子500Cとが含まれている。なお、本発明はこれに限定されず、端子列300Cの夫々の端子400Cに、少なくとも一つの特定端子500Cが含まれていればよい。本実施の形態の信号端子450は、第1の実施の形態の信号端子450と同様であり、詳細な説明は省略する。
図33に示されるように、本実施の形態の特定端子500Cは、露出部510Cを有している。
図33に示されるように、本実施の形態の露出部510Cは、上下方向と交差する平板形状を有している。より詳しくは、露出部510Cは上下方向と直交している。露出部510Cは、上下方向において保持部材200Cから露出している。なお、本発明はこれに限定されず、露出部510Cは、ピッチ方向と直交する上下方向において少なくとも部分的に保持部材200Cから露出していればよい。図29,図31及び図32から理解されるように、上下方向及びピッチ方向の双方と直交する前後方向において、軽圧入部210の位置は、露出部510Cの位置と重複している。
上述のように、保持部材200Cの夫々は、シェル700に軽圧入されており、上下方向及びピッチ方向の双方と直交する前後方向において、軽圧入部210の位置は、露出部510Cの位置と重複している。これにより、本実施の形態のコネクタ100Cにおいては、保持部材200Cをシェル700に軽圧入して得られる接触圧を利用して保持部材200Cに保持された特定端子500Cをミッドプレート600に接触させている。即ち、本実施の形態のコネクタ100Cにおいても、特許文献1のコネクタ900とは異なる構造で特定端子500Cとミッドプレート600との接触信頼性が高められている。
図36に示されるように、本実施の形態の特定端子500Cは、被保持部520Cと、支持部530と、接点部540とを有している。本実施の形態の支持部530及び接点部540は、第1の実施の形態の支持部530及び接点部540と同様であり、詳細な説明は省略する。
図36に示されるように、本実施の形態の被保持部520Cは、前後方向において支持部530の後方に位置している。図31に示されるように、被保持部520Cは、保持部材200Cに少なくとも部分的に保持されている。露出部510Cは、被保持部520Cに形成されている。被保持部520Cは、埋設部522と、曲げ部505とを有している。
図36に示されるように、本実施の形態の埋設部522は、前後方向において曲げ部505の後方に位置している。埋設部522は、前後方向において露出部510Cの後方に位置している。埋設部522は、上下方向において露出部510Cの外側に位置している。図31に示されるように、埋設部522は、保持部材200Cに埋設されている。
図34及び図37を参照して、曲げ部505は、被保持部520Cからピッチ方向外側に延びたあと、ピッチ方向外側に湾曲してピッチ方向内側に延びている。図35に示されるように、曲げ部505は、前後方向と直交する面内において、横倒しのU字状の断面を有している。露出部510Cは、曲げ部505に設けられている。露出部510Cは、曲げ部505の上下方向における内端を規定している。
(第5の実施の形態)
図38を参照して、本発明の第5の実施の形態のコネクタ100Dは、第1の実施の形態のコネクタ100(図1参照)の変形例である。図40を参照して、本実施の形態のコネクタ100Dは、複数の相手側端子(図示せず)を備える相手側コネクタ(図示せず)と、前後方向に沿って嵌合可能なものである。図39及び図40に示されるように、本実施の形態のコネクタ100Dは、2つの保持部材200と、2つの端子列300Dと、ミッドプレート600と、シェル700と、フロントインシュレータ750と、2つのグランドスプリング800とを備えている。2つの保持部材200と、2つの端子列300Dと、ミッドプレート600とは、構造体650Dを構成している。本実施の形態のコネクタ100Dは、端子列300D及び構造体650Dを除き、上述した第1の実施の形態によるコネクタ100と同様な構成を備えている。そのため、図38から図46までに示される構成要素のうち、第1の実施の形態と同様の構成要素に対しては同一の参照符号を付すこととする。また、本実施の形態における方位及び方向は、第1の実施の形態のものと同じ表現を以下において使用する。
図39に示されるように、本実施の形態の端子列300Dは、上下方向においてミッドプレート600を挟んで互いに位置している。端子列300Dの夫々は、対応する保持部材200に保持されている。より詳しくは、端子列300Dは、保持部材200にインサート成型されている。端子列300Dの夫々は、複数の端子400Dを有している。
図46を参照して、本実施の形態の端子400Dは、金属製である。端子列300Dの夫々において、端子400Dは、ピッチ方向に並んでいる。端子列300Dの夫々の端子400Dには、複数の信号端子450と、2つの特定端子500Dとが含まれている。なお、本発明はこれに限定されず、端子列300Dの夫々の端子400Dに、少なくとも一つの特定端子500Dが含まれていればよい。本実施の形態の信号端子450は、第1の実施の形態の信号端子450と同様であり、詳細な説明は省略する。
図43に示されるように、本実施の形態の特定端子500Dは、露出部510Dを有している。
図43に示されるように、本実施の形態の露出部510Dは、上下方向と交差する平板形状を有している。より詳しくは、露出部510Dは上下方向と直交している。露出部510Dは、上下方向において保持部材200から露出している。なお、本発明はこれに限定されず、露出部510Dは、ピッチ方向と直交する上下方向において少なくとも部分的に保持部材200から露出していればよい。図39,図41及び図42から理解されるように、上下方向及びピッチ方向の双方と直交する前後方向において、軽圧入部210の位置は、露出部510Dの位置と重複している。
図43に示されるように、露出部510Dには、凸部512が設けられている。図41に示されるように、凸部512は、上下方向内側に突出している。凸部512は、ミッドプレート600に押し付けられている。図39,図41及び図42から理解されるように、上下方向及びピッチ方向の双方と直交する前後方向において、軽圧入部210の位置は、凸部512の位置と重複している。
上述のように、保持部材200の夫々は、シェル700に軽圧入されており、上下方向及びピッチ方向の双方と直交する前後方向において、軽圧入部210の位置は、凸部512の位置と重複している。これにより、本実施の形態のコネクタ100Dにおいても、保持部材200をシェル700に軽圧入して得られる接触圧を利用して保持部材200に保持された特定端子500Dをミッドプレート600に接触させている。即ち、本実施の形態のコネクタ100Dにおいても、特許文献1のコネクタ900とは異なる構造で特定端子500Dとミッドプレート600との接触信頼性が高められている。
図46に示されるように、本実施の形態の特定端子500Dは、被保持部520Dと、支持部530と、接点部540とを有している。本実施の形態の支持部530及び接点部540は、第1の実施の形態の支持部530及び接点部540と同様であり、詳細な説明は省略する。
図45に示されるように、本実施の形態の被保持部520Dは、前後方向において支持部530の後方に位置している。被保持部520Dは、保持部材200に少なくとも部分的に保持されている。露出部510Dは、被保持部520Dに形成されている。被保持部520Dは、埋設部522と、張り出し部524Dとを有している。露出部510Dは、前後方向において、接点部540と埋設部522との間に位置している。露出部510Dは、前後方向において、支持部530と埋設部522との間に位置している。本実施の形態の埋設部522は、第1の実施の形態の埋設部522と同様であり、詳細な説明は省略する。
図41に示されるように、本実施の形態の張り出し部524Dは、前後方向において埋設部522の前方に位置している。張り出し部524Dは、埋設部522及び支持部530のいずれよりもミッドプレート600に向かって張り出している。張り出し部524Dは、前後方向において、接点部540と埋設部522との間に位置している。張り出し部524Dは、前後方向において、支持部530と埋設部522との間に位置している。支持部530は、張り出し部524Dから前後方向における前方に延びている。露出部510Dは、張り出し部524Dに設けられている。
(第6の実施の形態)
図47を参照して、本発明の第6の実施の形態のコネクタ100Eは、第1の実施の形態のコネクタ100(図1参照)の変形例である。図48を参照して、本実施の形態のコネクタ100Eは、複数の相手側端子(図示せず)を備える相手側コネクタ(図示せず)と、前後方向に沿って嵌合可能なものである。図48及び図49に示されるように、本実施の形態のコネクタ100Eは、2つの保持部材200Eと、2つの端子列300Eと、ミッドプレート600と、シェル700と、フロントインシュレータ750と、2つのグランドスプリング800とを備えている。2つの保持部材200Eと、2つの端子列300Eと、ミッドプレート600とは、構造体650Eを構成している。本実施の形態のコネクタ100Eは、保持部材200E、端子列300E及び構造体650Eを除き、上述した第1の実施の形態によるコネクタ100と同様な構成を備えている。そのため、図47から図52までに示される構成要素のうち、第1の実施の形態と同様の構成要素に対しては同一の参照符号を付すこととする。また、本実施の形態における方位及び方向は、第1の実施の形態のものと同じ表現を以下において使用する。
図50を参照して、本実施の形態の保持部材200Eの夫々は、樹脂からなる。保持部材200Eは、端子列300Eと夫々対応している。端子列300Eの夫々は、対応する保持部材200Eに保持されている。より詳しくは、端子列300Eは、保持部材200Eにインサート成型されている。図49に示されるように、保持部材200Eは、上下方向においてミッドプレート600を挟んで互いに位置している。保持部材200Eの夫々は、シェル700に軽圧入されている。図50に示されるように、保持部材200Eの夫々には、複数の軽圧入部210が形成されている。より詳しくは、保持部材200Eの夫々には、2つの軽圧入部210が形成されている。なお、本発明は、これに限定されず、保持部材200E及びシェル700の一方に、少なくとも1つの軽圧入部210が形成されていればよい。本実施の形態の軽圧入部210は、第1の実施の形態の軽圧入部210と同様であり、詳細な説明は省略する。
図50を参照して、本実施の形態の保持部材200Eの夫々には、2つの穴230Eが設けられている。なお、本発明はこれに限定されず、穴230Eの数は1つであってもよい。
図49及び図50を参照して、本実施の形態の穴230Eは、上下方向に延びる略角筒形状を有している。穴230Eは、ピッチ方向において軽圧入部210に隣接している。より詳しくは、穴230Eは、ピッチ方向において軽圧入部210の外側に隣接している。即ち、軽圧入部210は、ピッチ方向において穴230Eに隣接している。より詳しくは、軽圧入部210は、ピッチ方向において穴230Eの内側に隣接している。
図48に示されるように、本実施の形態の端子列300Eは、上下方向においてミッドプレート600を挟んで互いに位置している。図50に示されるように、端子列300Eの夫々は、対応する保持部材200Eに保持されている。より詳しくは、端子列300Eは、保持部材200Eにインサート成型されている。端子列300Eの夫々は、複数の端子400Eを有している。
図50を参照して、本実施の形態の端子400Eは、金属製である。端子列300Eの夫々において、端子400Eは、ピッチ方向に並んでいる。端子列300Eの夫々の端子400Eには、複数の信号端子450と、2つの特定端子500Eとが含まれている。なお、本発明はこれに限定されず、端子列300Eの夫々の端子400Eに、少なくとも一つの特定端子500Eが含まれていればよい。本実施の形態の信号端子450は、第1の実施の形態の信号端子450と同様であり、詳細な説明は省略する。
図50に示されるように、本実施の形態の特定端子500Eは、露出部510Eを有している。
図50に示されるように、本実施の形態の露出部510Eは、上下方向と交差する平板形状を有している。より詳しくは、露出部510Eは上下方向と直交している。露出部510Eは、上下方向において保持部材200Eから露出している。なお、本発明はこれに限定されず、露出部510Eは、ピッチ方向と直交する上下方向において少なくとも部分的に保持部材200Eから露出していればよい。図52に示されるように、上下方向及びピッチ方向の双方と直交する前後方向において、軽圧入部210の位置は、露出部510Eの位置と重複している。穴230Eは、上下方向において露出部510Eまで達している。図49に示されるように、露出部510Eは、上下方向において穴230Eとミッドプレート600との間に位置している。露出部510Eは、ミッドプレート600に溶接されている。
上述のように、本実施の形態においては、保持部材200Eの穴230Eが上下方向において露出部510Eまで達している。これにより、本実施の形態においては、特定端子500Eの露出部510Eをミッドプレート600にレーザ溶接する際に、露出部510Eに対して穴230Eを介してレーザの照射が容易となっている。また、レーザ溶接に代えて、露出部510Eとミッドプレート600とを抵抗溶接してもよい。この場合においても、本実施の形態においては、電極を、上下方向外側から保持部材200Eの穴230Eに差し込んで露出部510Eに接触させることができるため、上側の特定端子500Eの露出部510Eと、ミッドプレート600と、下側の特定端子500Eの露出部510Eとが重層された箇所の溶接を容易に行うことができるようになっている。
図52に示されるように、本実施の形態の特定端子500Eは、被保持部520Eと、支持部530と、接点部540とを有している。本実施の形態の支持部530及び接点部540は、第1の実施の形態の支持部530及び接点部540と同様であり、詳細な説明は省略する。また、本実施の形態の被保持部520Eは、上記の露出部510Eが形成されている他は、第1の実施の形態の被保持部520と同様であり、詳細な説明は省略する。
以上、本発明について、実施の形態を掲げて具体的に説明してきたが、本発明はこれに限定されるわけではなく、種々の変形が可能である。
上述の実施の形態の軽圧入部210は、保持部材200,200A,200B,200C,200Eに設けられた、上下方向において外側に突出すると共に前後方向に延びる突条であったが、本発明はこれに限定されない。即ち、軽圧入部210は、保持部材200,200A,200B,200C,200Eから上下方向外側に突出したダボであってもよいし、シェル700から上下方向内側に突出した突条やダボであってもよい。しかしながら、本実施の形態の軽圧入部210によれば、保持部材200,200A,200B,200C,200Eに保持された端子列300,300C,300D,300Eの姿勢をシェル700に対して水平に維持することが容易なため、より好ましい。
上述の実施の形態のコネクタ100,100C,100D,100Eにおいて、軽圧入部210は、保持部材200,200A,200B,200C,200Eの夫々に2つ設けられていたが、本発明はこれに限定されず、軽圧入部210は、保持部材200,200A,200B,200C,200Eの夫々に1つ設けられていてもよい。即ち、軽圧入部210は、2つあり、軽圧入部210が保持部材200,200A,200B,200C,200Eに夫々設けられていてもよい。
上述の実施の形態のコネクタ100,100C,100D,100Eは、フロントインシュレータ750と、グランドスプリング800とを備えていたが、本発明はこれに限定されず、フロントインシュレータ750やグランドスプリング800を備えていなくてもよい。
100,100C,100D,100E コネクタ
200,200A,200B,200C,200E 保持部材
210 軽圧入部
230,230B,230C,230E 穴
300,300C,300D,300E 端子列
400,400C,400D,400E 端子
450 信号端子
452 被保持部
453 支持部
454 接点部
500,500C,500D,500E 特定端子
505 曲げ部
510,510C,510D,510E 露出部
512 凸部
520,520C,520D,520E 被保持部
522 埋設部
524,524D 張り出し部
530 支持部
540 接点部
600 ミッドプレート
610 受け部
650,650A、650B,650C,650D,650E 構造体
700 シェル
750 フロントインシュレータ
800 グランドスプリング

Claims (12)

  1. 2つの保持部材と、2つの端子列と、ミッドプレートと、シェルとを備えるコネクタであって、
    前記保持部材は、前記端子列と夫々対応しており、
    前記保持部材の夫々は、前記シェルに軽圧入されており、
    前記端子列の夫々は、対応する前記保持部材に保持されており、
    前記端子列の夫々は、複数の端子を有しており、
    前記端子列の夫々において、前記端子は、ピッチ方向に並んでおり、
    前記端子列の夫々の前記端子には、特定端子が含まれており、
    前記特定端子は、露出部を有しており、
    前記露出部は、前記ピッチ方向と直交する上下方向において少なくとも部分的に前記保持部材から露出しており、
    前記ミッドプレートは、前記上下方向において前記保持部材に挟まれており、
    前記ミッドプレートは、受け部を有しており、
    前記露出部は、前記受け部に接触しており、
    前記保持部材及び前記シェルの一方には、少なくとも1つの軽圧入部が形成されており、
    前記上下方向及び前記ピッチ方向の双方と直交する前後方向において、前記少なくとも1つの軽圧入部の位置は、前記露出部の位置と重複している
    コネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタであって、
    前記特定端子は、被保持部と、支持部と、接点部とを有しており、
    前記被保持部は、前記保持部材に少なくとも部分的に保持されており、
    前記露出部は、前記被保持部に形成されており、
    前記支持部は、弾性変形可能であり、前記被保持部から前記前後方向における前方に延びており、
    前記接点部は、前記上下方向に移動可能となるように前記支持部に支持されている
    コネクタ。
  3. 請求項1又は請求項2記載のコネクタであって、
    前記少なくとも1つの軽圧入部は、2つあり、
    前記軽圧入部は、前記保持部材に夫々設けられており、
    前記軽圧入部の夫々は、前記上下方向において外側に突出すると共に前記前後方向に延びる突条である
    コネクタ。
  4. 請求項2又は請求項3記載のコネクタであって、
    前記被保持部は、埋設部と、張り出し部とを有しており、
    前記埋設部は、前記保持部材に埋設されており、
    前記張り出し部は、前記前後方向において前記埋設部の前方に位置しており、
    前記張り出し部は、前記埋設部及び前記支持部のいずれよりも前記ミッドプレートに向かって張り出しており、
    前記支持部は、前記張り出し部から前記前後方向における前方に延びており、
    前記露出部は、前記張り出し部に設けられている
    コネクタ。
  5. 請求項4記載のコネクタであって、
    前記張り出し部は、前記前後方向の任意の箇所において、少なくとも部分的に前記保持部材に覆われている
    コネクタ。
  6. 請求項5記載のコネクタであって、
    前記張り出し部は、前記露出部を除き、前記保持部材に覆われている。
    コネクタ。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれかに記載のコネクタであって、
    前記保持部材には、穴が設けられており、
    前記穴は、前記上下方向において前記露出部まで達しており、
    前記軽圧入部は、前記ピッチ方向において前記穴に隣接している
    コネクタ。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれかに記載のコネクタであって、
    前記露出部は、前記受け部に押し付けられている
    コネクタ。
  9. 請求項8記載のコネクタであって、
    前記露出部には、凸部が設けられており、
    前記凸部は、前記ミッドプレートに押し付けられている
    コネクタ。
  10. 請求項1から請求項6までのいずれかに記載のコネクタであって、
    前記保持部材には、穴が設けられており、
    前記穴は、前記上下方向において前記露出部まで達しており、
    前記露出部は、前記上下方向において前記穴と前記ミッドプレートとの間に位置しており、前記ミッドプレートに溶接されている
    コネクタ。
  11. 請求項10記載のコネクタであって、
    前記軽圧入部は、前記ピッチ方向において前記穴に隣接している
    コネクタ。
  12. 請求項1から請求項11までのいずれかに記載のコネクタであって、
    前記コネクタは、略筒状のフロントインシュレータと、2つのグランドスプリングとを更に備えており、
    前記フロントインシュレータは、前記前後方向において前記保持部材の前方に位置しており、
    前記フロントインシュレータは、前記シェルに保持されており、
    前記特定端子は、支持部と、接点部とを有しており、
    前記支持部は、弾性変形可能であり、
    前記接点部は、前記上下方向に移動可能となるように前記支持部に支持されており、
    前記支持部及び前記接点部は、前記フロントインシュレータ内に位置しており、
    前記グランドスプリングの夫々は、部分的に、前記シェルと前記フロントインシュレータとに挟まれて保持されている
    コネクタ。
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