JP2022139975A - 半導体記憶装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】好適に製造可能な半導体記憶装置を提供する。【解決手段】半導体記憶装置は、第1方向(X)に延伸する第1導電層(110)及び第2導電層(110)と、第2方向(Y)に並ぶ複数の第1半導体柱列(SC0~SC3)及び複数の第2半導体柱列(SC5~SC8)と、を備える。複数の第1半導体柱列は、それぞれ、第1方向に並び第1導電層と対向する複数の第1半導体柱(120)を備える。複数の第2半導体柱列は、それぞれ、第1方向に並び第1導電層と対向する複数の第2半導体柱(120)を備える。例えば、第1方向において隣り合う2つの第1半導体柱の中心位置間の第1方向における距離を第1隣接距離(a)とする。この場合、複数の第1半導体柱列の第2方向におけるピッチ(c)は、第1隣接距離の√3/2倍以上である。また、複数の第2半導体柱列の第2方向におけるピッチ(b)は、第1隣接距離の√3/2倍未満である。【選択図】図3
Description
本実施形態は、半導体記憶装置に関する。
基板と、この基板の表面と交差する方向に積層された複数のゲート電極と、これら複数のゲート電極に対向する半導体層と、ゲート電極及び半導体層の間に設けられたゲート絶縁層と、を備える半導体記憶装置が知られている。ゲート絶縁層は、例えば、窒化シリコン(Si3N4)等の絶縁性の電荷蓄積層やフローティングゲート等の導電性の電荷蓄積層等の、データを記憶可能なメモリ部を備える。
好適に製造可能な半導体記憶装置を提供する。
一の実施形態に係る半導体記憶装置は、第1方向に延伸する第1導電層と、第1方向に延伸し、第1方向と交差する第2方向に第1導電層と並ぶ第2導電層と、第2方向に並ぶ複数の第1半導体柱列と、第2方向に並ぶ複数の第2半導体柱列と、を備える。複数の第1半導体柱列は、それぞれ、第1方向に並ぶ複数の第1半導体柱を備える。複数の第1半導体柱は、それぞれ、第1導電層と対向する。複数の第2半導体柱列は、それぞれ、第1方向に並ぶ複数の第2半導体柱を備える。複数の第2半導体柱は、それぞれ、第2導電層と対向する。第1方向及び第2方向に延伸し、第1導電層及び第2導電層を含む断面を第1断面とする。また、第1方向に隣り合う2つの第1半導体柱の第1断面における中心位置間の第1方向における距離を第1隣接距離とする。この場合、複数の第1半導体柱列の第2方向におけるピッチは、第1隣接距離の√3/2倍以上である。また、複数の第2半導体柱列の第2方向におけるピッチは、第1隣接距離の√3/2倍未満である。
次に、実施形態に係る半導体記憶装置を、図面を参照して詳細に説明する。尚、以下の実施形態はあくまでも一例であり、本発明を限定する意図で示されるものではない。また、以下の図面は模式的なものであり、説明の都合上、一部の構成等が省略される場合がある。また、複数の実施形態について共通する部分には同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
また、本明細書において「半導体記憶装置」と言った場合には、メモリダイを意味する事もあるし、メモリチップ、メモリカード、SSD(Solid State Drive)等の、コントローラダイを含むメモリシステムを意味する事もある。更に、スマートホン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等の、ホストコンピュータを含む構成を意味する事もある。
また、本明細書において、第1の構成が第2の構成及び第3の構成の「間に接続されている」と言った場合、第1の構成、第2の構成及び第3の構成が直列に接続され、且つ、第2の構成が第1の構成を介して第3の構成に接続されていることを意味する場合がある。
また、本明細書においては、基板の上面に対して平行な所定の方向をX方向、基板の上面に対して平行で、X方向と垂直な方向をY方向、基板の上面に対して垂直な方向をZ方向と呼ぶ。
また、本明細書においては、所定の面に沿った方向を第1方向、この所定の面に沿って第1方向と交差する方向を第2方向、この所定の面と交差する方向を第3方向と呼ぶことがある。これら第1方向、第2方向及び第3方向は、X方向、Y方向及びZ方向のいずれかと対応していても良いし、対応していなくても良い。
また、本明細書において、「上」や「下」等の表現は、基板を基準とする。例えば、上記Z方向に沿って基板から離れる向きを上と、Z方向に沿って基板に近付く向きを下と呼ぶ。また、ある構成について下面や下端と言う場合には、この構成の基板側の面や端部を意味する事とし、上面や上端と言う場合には、この構成の基板と反対側の面や端部を意味する事とする。また、X方向又はY方向と交差する面を側面等と呼ぶ。
また、本明細書において、構成、部材等について、所定方向の「幅」、「長さ」又は「厚み」等と言った場合には、SEM(Scanning electronmicroscopy)やTEM(Transmissionelectron microscopy)等によって観察された断面等における幅、長さ又は厚み等を意味することがある。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な回路図である。第1実施形態に係る半導体記憶装置は、メモリセルアレイMCAと、周辺回路PCと、を備える。
図1は、第1実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な回路図である。第1実施形態に係る半導体記憶装置は、メモリセルアレイMCAと、周辺回路PCと、を備える。
メモリセルアレイMCAは、複数のメモリブロックBLKを備える。これら複数のメモリブロックBLKは、それぞれ、複数のストリングユニットSUを備える。これら複数のストリングユニットSUは、それぞれ、複数のメモリストリングMSを備える。これら複数のメモリストリングMSの一端は、それぞれ、ビット線BLを介して周辺回路PCに接続される。また、これら複数のメモリストリングMSの他端は、それぞれ、共通のソース線SLを介して周辺回路PCに接続される。
メモリストリングMSは、ドレイン側選択トランジスタSTDと、複数のメモリセルMC(メモリトランジスタ)と、ソース側選択トランジスタSTSと、を備える。ドレイン側選択トランジスタSTD、複数のメモリセルMC、及び、ソース側選択トランジスタSTSは、ビット線BL及びソース線SLの間に直列に接続される。以下、ドレイン側選択トランジスタSTD、及び、ソース側選択トランジスタSTSを、単に選択トランジスタ(STD、STS)と呼ぶ事がある。
メモリセルMCは、電界効果型のトランジスタである。メモリセルMCは、半導体層、ゲート絶縁膜、及び、ゲート電極を備える。半導体層は、チャネル領域として機能する。ゲート絶縁膜は、電荷蓄積膜を含む。メモリセルMCのしきい値電圧は、電荷蓄積膜中の電荷量に応じて変化する。メモリセルMCは、1ビット又は複数ビットのデータを記憶する。尚、1のメモリストリングMSに対応する複数のメモリセルMCのゲート電極には、それぞれ、ワード線WLが接続される。これらワード線WLは、それぞれ、1のメモリブロックBLK中の全てのメモリストリングMSに共通に接続される。
選択トランジスタ(STD、STS)は、電界効果型のトランジスタである。選択トランジスタ(STD、STS)は、半導体層、ゲート絶縁膜、及び、ゲート電極を備える。半導体層はチャネル領域として機能する。選択トランジスタ(STD、STS)のゲート電極には、それぞれ、選択ゲート線(SGD、SGS)が接続される。1つのドレイン側選択ゲート線SGDは、1つのストリングユニットSU中の全てのメモリストリングMSに共通に接続される。1つのソース側選択ゲート線SGSは、1つのメモリブロックBLK中の全てのメモリストリングMSに共通に接続される。
周辺回路PCは、例えば、動作電圧を生成する電圧生成回路と、生成された動作電圧を選択されたビット線BL、ワード線WL、ソース線SL、選択ゲート線(SGD、SGS)等に転送する電圧転送回路と、ビット線BLに接続されたセンスアンプモジュールと、これらを制御するシーケンサと、を備える。
図2は、第1実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な平面図である。本実施形態に係る半導体記憶装置は、半導体基板100を備える。半導体基板100は、例えば、ホウ素(B)等のP型の不純物を含むP型のシリコン(Si)からなる半導体基板である。図示の例において、半導体基板100にはX方向及びY方向に並ぶ4つのメモリセルアレイ領域RMCAが設けられる。また、各メモリセルアレイ領域RMCAには、Y方向に並ぶ複数のメモリブロックBLKが設けられている。
図3は、図2の一部を拡大して示す模式的な平面図である。図4は、図3に示す構造をA-A´線に沿って切断し、矢印の方向に沿って見た模式的な断面図である。図5は、図4のBで示す部分を拡大して示す模式的な断面図である。
図3の例において、メモリブロックBLKは、Y方向の一方側(図3ではY方向負側)からY方向の他方側(図3ではY方向正側)にかけて設けられた5つのストリングユニットSUa~SUeを備える。これら複数のストリングユニットSUa~SUeは、それぞれ、図1を参照して説明したストリングユニットSUに対応する。Y方向において隣り合う2つのストリングユニットSUの間には、酸化シリコン(SiO2)等のストリングユニット間絶縁層SHEが設けられる。Y方向において隣り合う2つのメモリブロックBLKの間には、酸化シリコン(SiO2)等のブロック間絶縁層STが設けられる。
図4に示す様に、メモリブロックBLKは、Z方向に並ぶ複数の導電層110と、Z方向に延伸する複数の半導体柱120と、複数の導電層110及び複数の半導体柱120の間にそれぞれ設けられた複数のゲート絶縁膜130と、を備える。
導電層110は、X方向に延伸する略板状の導電層である。導電層110は、窒化チタン(TiN)等のバリア導電膜及びタングステン(W)等の金属膜の積層膜等を含んでいても良い。また、導電層110は、例えば、リン(P)又はホウ素(B)等の不純物を含む多結晶シリコン等を含んでいても良い。Z方向に並ぶ複数の導電層110の間には、酸化シリコン(SiO2)等の絶縁層101が設けられている。
導電層110の下方には、導電層111が設けられている。導電層111は、例えば、リン(P)又はホウ素(B)等の不純物を含む多結晶シリコン等を含んでいても良い。また、導電層111及び導電層110の間には、酸化シリコン(SiO2)等の絶縁層101が設けられている。
導電層111の下方には、導電層112が設けられている。導電層112は、半導体柱120の下端に接続された半導体層113と、半導体層113の下面に接続された導電層114と、を備える。半導体層113は、例えば、リン(P)又はホウ素(B)等の不純物を含む多結晶シリコン等を含んでいても良い。導電層114は、例えば、タングステン(W)等の金属、タングステンシリサイド等の導電層又はその他の導電層を含んでいても良い。また、導電層112及び導電層111の間には、酸化シリコン(SiO2)等の絶縁層101が設けられている。
導電層112は、ソース線SL(図1)として機能する。ソース線SLは、例えば、メモリセルアレイ領域RMCA(図2)に含まれる全てのメモリブロックBLKについて共通に設けられている。
導電層111は、ソース側選択ゲート線SGS(図1)及びこれに接続された複数のソース側選択トランジスタSTS(図1)のゲート電極として機能する。導電層111は、メモリブロックBLK毎に電気的に独立している。
また、複数の導電層110は、ワード線WL(図1)及びこれに接続された複数のメモリセルMC(図1)のゲート電極として機能する。これら複数の導電層110は、それぞれ、メモリブロックBLK毎に電気的に独立している。
また、これよりも上方に位置する一又は複数の導電層110は、ドレイン側選択ゲート線SGD(図1)及びこれに接続された複数のドレイン側選択トランジスタSTD(図1)のゲート電極として機能する。これら複数の導電層110は、その他の導電層110よりもY方向の幅が小さい。また、Y方向において隣り合う2つの導電層110の間には、ストリングユニット間絶縁層SHEが設けられている。これら複数の導電層110は、それぞれ、ストリングユニットSU毎に電気的に独立している。
半導体柱120は、例えば、多結晶シリコン(Si)等の半導体層である。半導体柱120は、例えば図4に示す様に、略円筒状の形状を有し、中心部分には酸化シリコン等の絶縁層125が設けられている。また、半導体柱120の外周面は、それぞれ導電層110,111によって囲まれており、導電層110と対向している。
半導体柱120の上端部には、リン(P)等のN型の不純物を含む不純物領域121が設けられている。図4の例では、半導体柱120の上端部と不純物領域121の下端部との境界線を、破線によって示している。不純物領域121は、コンタクトCh及びコンタクトVy(図3)を介してビット線BLに接続される。
半導体柱120の下端部には、リン(P)等のN型の不純物を含む不純物領域122が設けられている。図4の例では、半導体柱120の下端部と不純物領域122の上端部との境界線を、破線によって示している。不純物領域122は、上記導電層112の半導体層113に接続されている。半導体柱120のうち、不純物領域122の直上に位置する部分は、ソース側選択トランジスタSTSのチャネル領域として機能する。不純物領域122の外周面は、導電層111によって囲まれており、導電層111と対向している。
尚、半導体柱120は、例えば図3に示す様に、X方向及びY方向に所定のパターンで並ぶ。例えば、メモリブロックBLKは、Y方向の一方側からY方向の他方側にかけて設けられた24個の半導体柱列SC0~SC23を備える。これら24個の半導体柱列SC0~SC23は、それぞれ、X方向に並ぶ複数の半導体柱120を備える。
半導体柱列SC0~SC3は、ストリングユニットSUaに対応する。半導体柱列SC0~SC3中の半導体柱120は、それぞれ、ストリングユニットSUa中の1つのメモリストリングMS(図1)に含まれる複数のメモリセルMC及び選択トランジスタ(STD、STS)のチャネル領域として機能する。図3において、これら複数の半導体柱120の外周面は、ストリングユニットSUaに対応するドレイン側選択ゲート線SGDとして機能する導電層110によって囲われている。
同様に、半導体柱列SC5~SC8、半導体柱列SC10~SC13、半導体柱列SC15~SC18、半導体柱列SC20~SC23は、それぞれ、ストリングユニットSUb~SUeに対応する。これらに含まれる半導体柱120は、それぞれ、ストリングユニットSUb~SUe中の1つのメモリストリングMS(図1)に含まれる複数のメモリセルMC及び選択トランジスタ(STD、STS)のチャネル領域として機能する。図3において、これら複数の半導体柱120の外周面は、それぞれ、ストリングユニットSUb~SUeに対応するドレイン側選択ゲート線SGDとして機能する導電層110によって囲われている。
尚、半導体柱列SC4,SC9,SC14,SC19は、Y方向において並ぶ2つのストリングユニットSUの間に設けられる。これら半導体柱列SC4,SC9,SC14,SC19は、Z方向から見てストリングユニット間絶縁層SHEとオーバーラップしている。これらに含まれる半導体柱120は、メモリセルMCとしても選択トランジスタ(STD、STS)としても機能しない。これら複数の半導体柱120の外周面は、それぞれ、ドレイン側選択ゲート線SGDとして機能する2つの導電層110の一方に対向する領域と、他方に対向する領域と、を備えている。
また、図示の例では、各半導体柱列SC0~SC23において、半導体柱120が、ピッチaでX方向に並んでいる。また、奇数番目の半導体柱列に含まれる半導体柱120のX方向における位置と、偶数番目の半導体柱列に含まれる半導体柱120のX方向における位置とは、ピッチaの1/2倍の距離だけ異なっている。また、半導体柱列SC0~SC4が、ピッチcでY方向に並んでいる。ピッチcは、ピッチaの√3/2倍である。また、半導体柱列SC4~SC19が、ピッチbでY方向に並んでいる。ピッチbは、ピッチaの√3/2倍よりも小さい。また、半導体柱列SC19~SC23が、ピッチcでY方向に並んでいる。
尚、本明細書において、X方向に並ぶ複数の半導体柱120のピッチ等と言った場合、このピッチは、種々の方法によって規定することが可能である。例えば、SEM、TEM等の手段によって図3に例示する様なXY断面を観察し、このXY断面において、X方向において隣り合う2つの半導体柱120の中心位置を測定し、これら2つの中心位置間のX方向における距離を測定し、この距離をピッチとしても良い。また、例えば、SEM、TEM等の手段によって図3に例示する様なXY断面を観察し、このXY断面において、X方向において連続して並ぶ複数の半導体柱120の中心位置を測定し、これら複数の中心位置のX方向における距離の平均値をピッチとしても良い。尚、この様な場合には、X方向において連続して並ぶ全ての半導体柱120の中心位置を測定しなくても良い。
また、本明細書において、半導体柱120の中心位置等と言った場合、この中心位置は、種々の方法によって規定することが可能である。例えば、SEM、TEM等の手段によって図3に例示する様なXY断面を観察し、このXY断面図において、半導体柱120の外接円の中心点を中心位置としても良いし、半導体柱120の画像上の重心を中心位置としても良い。
また、本明細書において、Y方向に並ぶ複数の半導体柱列のピッチ等と言った場合、このピッチは、種々の方法によって規定することが可能である。例えば、SEM、TEM等の手段によって図3に例示する様なXY断面を観察し、このXY断面図において、着目する複数の半導体柱列のY方向における中心位置を測定し、これら複数の中心位置の間の距離を測定し、これら複数の距離の平均値をピッチとしても良い。
また、本明細書において、半導体柱列のY方向における中心位置等と言った場合、この中心位置は、種々の方法によって規定することが可能である。例えば、SEM、TEM等の手段によって図3に例示する様なXY断面を観察し、このXY断面図において、着目する半導体柱列に含まれる少なくとも一つの半導体柱120のY方向における中心位置を測定し、いずれかの中心位置、複数の中心位置の平均値、又は、複数の中心位置の中間値を、半導体柱列のY方向における中心位置としても良い。
ゲート絶縁膜130は、半導体柱120の外周面を覆う略円筒状の形状を有する。ゲート絶縁膜130は、例えば図5に示す様に、半導体柱120及び導電層110の間に積層されたトンネル絶縁膜131、電荷蓄積膜132及びブロック絶縁膜133を備える。トンネル絶縁膜131及びブロック絶縁膜133は、例えば、酸化シリコン(SiO2)等の絶縁膜である。電荷蓄積膜132は、例えば、窒化シリコン(Si3N4)等の電荷を蓄積可能な膜である。トンネル絶縁膜131、電荷蓄積膜132、及び、ブロック絶縁膜133は略円筒状の形状を有し、半導体柱120と半導体層113(図4)との接触部を除く半導体柱120の外周面に沿ってZ方向に延伸する。
尚、図5には、ゲート絶縁膜130が窒化シリコン等の電荷蓄積膜132を備える例を示した。しかしながら、ゲート絶縁膜130は、例えば、N型又はP型の不純物を含む多結晶シリコン等のフローティングゲートを備えていても良い。
[製造方法]
次に、図6~図14を参照して、第1実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法について説明する。図6~図11、及び、図13は、同製造方法について説明するための模式的な断面図であり、図4に対応する断面を示している。図12及び図14は、同製造方法について説明するための模式的な平面図であり、図3に対応する平面を示している。
次に、図6~図14を参照して、第1実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法について説明する。図6~図11、及び、図13は、同製造方法について説明するための模式的な断面図であり、図4に対応する断面を示している。図12及び図14は、同製造方法について説明するための模式的な平面図であり、図3に対応する平面を示している。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の製造に際しては、まず、半導体基板100に、周辺回路PC(図1)を形成する。また、周辺回路PCの上方に、絶縁層101を形成する。
次に、例えば図6に示す様に、絶縁層101上に、導電層114、シリコン等の半導体層113A、酸化シリコン等の犠牲層113B、シリコン等の犠牲層113C、酸化シリコン等の犠牲層113D、シリコン等の半導体層113E、絶縁層101及び導電層111を形成する。また、複数の絶縁層101及び複数の犠牲層110Aを交互に形成する。この工程は、例えば、CVD(Chemical VaporDeposition)等の方法によって行われる。
次に、例えば図7に示す様に、半導体柱120に対応する位置に、複数のメモリホールMHを形成する。メモリホールMHは、Z方向に延伸し、絶縁層101及び犠牲層110A、導電層111、半導体層113E、犠牲層113D、犠牲層113C及び犠牲層113Bを貫通し、半導体層113Aの上面を露出させる貫通孔である。この工程は、例えば、RIE等の方法によって行う。
次に、例えば図8に示す様に、メモリホールMHの内部に、ゲート絶縁膜130、半導体柱120、絶縁層125、及び不純物領域121を形成する。この工程は、例えば、CVD及びRIE等によって行う。
次に、例えば図9に示す様に、溝STAを形成する。溝STAは、Z方向及びX方向に延伸し、絶縁層101及び犠牲層110A、導電層111、半導体層113E及び犠牲層113DをY方向に分断し、犠牲層113Cの上面を露出させる溝である。この工程は、例えば、RIE等の方法によって行う。
次に、例えば図10に示す様に、導電層112を形成する。この工程では、例えば、溝STAのY方向の側面に、図示しない側壁保護膜を形成する。また、ウェットエッチング等の方法によって、犠牲層113B,113C,113Dを除去する。更に、ウェットエッチング等の方法によって、ゲート絶縁膜130の一部を除去し、半導体柱120の一部を露出させる。また、エピタキシャル成長等の方法によって、半導体層113を形成する。半導体柱120の下端部には、半導体層113を通して不純物領域122を形成する。また、溝STAのY方向の側面に形成された、上記図示しない側壁保護膜を除去する。
次に、例えば図11に示す様に、溝STAを介して犠牲層110Aを除去する。これにより、Z方向に配設された複数の絶縁層101と、この絶縁層101を支持するメモリホールMH内の構造(半導体柱120、ゲート絶縁膜130及び絶縁層125)を含む中空構造が形成される。この工程は、例えば、ウェットエッチング等の方法によって行う。尚、この工程では、例えば図12に示す様に、犠牲層110Aが、溝STAに近い領域から除去される。
次に、例えば図13に示す様に、導電層110を形成する。この工程は、例えば、CVD等の方法によって、導電層110を構成すする窒化チタン(TiN)等のバリア導電膜を形成する。また、6フッ化タングステン(WF6)等のハロゲン化金属を用いたCVD等の方法によって、導電層110を構成するタングステン(W)等の導電膜を形成する。
尚、この工程では、例えば図14に示す様に、CVD等の工程の開始時から、各ゲート絶縁膜130の外周面に、導電層110の製膜が開始される。ここで、ゲート絶縁膜130のうち、溝STAからの距離が比較的大きいものの外周面では、導電層110が、比較的遅い速度で製膜される場合がある。一方、ゲート絶縁膜130のうち、溝STAからの距離が比較的小さいものの外周面では、導電層110が、比較的速い速度で製膜される場合がある。ここで、導電層110の膜厚が比較的大きいと、導電層110表面のラフネスが、比較的大きくなる傾向がある。特に、半導体柱列SC0,SC1に対応するゲート絶縁膜130の外周面、及び、半導体柱列SC22,SC23に対応するゲート絶縁膜130の外周面においては、導電層110のラフネスが、比較的大きくなる場合がある。図14には、これらのゲート絶縁膜130の外周面における導電層110のラフネスの範囲RRを、模式的に示している。その結果、導電層110に対応する空間全体にタングステン(W)等の金属材料が埋め込まれる前に、ゲート絶縁膜130の外周面に形成された凹凸によって、この空間と溝STAとの間の6フッ化タングステン(WF6)等を供給する経路が閉塞し、この空間の内部に空隙Vが形成される可能性がある。
その後、例えば図4に示す様に、溝STA内にブロック間絶縁層STを形成し、配線等を形成し、ダイシングによってウェハを分断することにより、第1実施形態に係る半導体記憶装置が形成される。
[比較例]
次に、図15を参照して、比較例に係る半導体記憶装置について説明する。図15は、比較例に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な平面図である。図15に示す様に、比較例に係る半導体記憶装置は、メモリブロックBLKのかわりに、メモリブロックBLK0を備える。メモリブロックBLK0においては、半導体柱列SC0~SC23が、ピッチcでY方向に並んでいる。
次に、図15を参照して、比較例に係る半導体記憶装置について説明する。図15は、比較例に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な平面図である。図15に示す様に、比較例に係る半導体記憶装置は、メモリブロックBLKのかわりに、メモリブロックBLK0を備える。メモリブロックBLK0においては、半導体柱列SC0~SC23が、ピッチcでY方向に並んでいる。
図16は、比較例に係る半導体記憶装置の製造方法について説明するための模式的な平面図である。図16に示す通り、比較例に係る半導体記憶装置の製造に際しては、導電層110の内部に、空隙V´が形成される場合がある。
[第1実施形態の効果]
図16を参照して説明した様に、比較例に係る半導体記憶装置の製造に際しては、導電層110の内部に、空隙V´が形成される場合がある。ここで、例えば、6フッ化タングステン(WF6)等のハロゲン化金属を用いたCVD等の方法によって導電層110を形成した場合、空隙V´中に、フッ素(F)等のハロゲンのガスが残留する可能性がある。この様な場合、その後の製造工程に際してフッ素等の原子がゲート絶縁膜130中まで拡散し、ブロック絶縁膜133(図5)等の一部が除去されてしまう場合があった。その結果、導電層110と半導体柱120との間で絶縁不良が生じてしまうおそれがあった。
図16を参照して説明した様に、比較例に係る半導体記憶装置の製造に際しては、導電層110の内部に、空隙V´が形成される場合がある。ここで、例えば、6フッ化タングステン(WF6)等のハロゲン化金属を用いたCVD等の方法によって導電層110を形成した場合、空隙V´中に、フッ素(F)等のハロゲンのガスが残留する可能性がある。この様な場合、その後の製造工程に際してフッ素等の原子がゲート絶縁膜130中まで拡散し、ブロック絶縁膜133(図5)等の一部が除去されてしまう場合があった。その結果、導電層110と半導体柱120との間で絶縁不良が生じてしまうおそれがあった。
ここで、空隙V´の容積が大きいほど、ここに残留するフッ素(F)等の量が増えてしまうと考えられる。従って、この様な現象は、空隙V´の容積が大きいほど、生じやすいと考えられる。
図15を参照して説明した様に、比較例に係るメモリブロックBLK0においては、半導体柱列SC0~SC23が、ピッチaの√3/2倍のピッチcでY方向に並んでいる。この様な構成では、例えば図16に示す様に、各ゲート絶縁膜130の外周面における導電層110の膜厚が比較的小さい状態で上記経路が閉塞してしまい、空隙V´の容積が比較的大きくなってしまう場合がある。
一方、図3を参照して説明した様に、第1実施形態に係るメモリブロックBLKにおいては、半導体柱列SC4~SC19が、ピッチaの√3/2倍よりも小さいピッチbでY方向に並んでいる。この様な構成によれば、例えば図14に示す様に、各ゲート絶縁膜130の外周面における導電層110の膜厚が比較的小さい状態で上記経路が閉塞してしまっても、空隙Vの容積を比較的小さくすることが可能である。従って、第1実施形態に係る半導体記憶装置によれば、上述の様な絶縁不良の発生を抑制可能である。
また、例えば、メモリブロックに含まれる全ての半導体柱列SC0~SC23を、ピッチaの√3/2倍よりも小さいピッチbでY方向に並べることも考えられる。しかしながら、この様な構成を採用した場合、例えば、導電層110の製膜工程の比較的初期の段階で、半導体柱列SC0に対応するゲート絶縁膜130の外周面に形成される導電層110の凹凸と、半導体柱列SC1に対応するゲート絶縁膜130の外周面に形成される導電層110の凹凸と、が接触してしまうおそれがある。これにより、半導体柱列SC4~SC19に対応するゲート絶縁膜130の外周面における導電層110の厚みがより小さい状態で、上記6フッ化タングステン(WF6)等の経路が閉塞してしまうおそれがある。
そこで、第1実施形態に係るメモリブロックBLKにおいては、半導体柱列SC0~SC4を、ピッチaの√3/2倍のピッチcでY方向に並べている。また、半導体柱列SC19~SC23を、ピッチcでY方向に並べている。これにより、半導体柱列SC4~SC19に対応するゲート絶縁膜130の外周面における導電層110の厚みがある程度以上の大きさとなるまで、上記6フッ化タングステン(WF6)等の経路が閉塞してしまうことを抑制可能である。これにより、空隙Vの容積を小さくして、上述の様な絶縁不良の発生を抑制することが可能である。
[第2実施形態]
次に、図17を参照して、第2実施形態に係る半導体記憶装置について説明する。図17は、第2実施形態に係る半導体記憶装置について説明するための模式的な平面図である。
次に、図17を参照して、第2実施形態に係る半導体記憶装置について説明する。図17は、第2実施形態に係る半導体記憶装置について説明するための模式的な平面図である。
第2実施形態に係る半導体記憶装置は、基本的には第1実施形態に係る半導体記憶装置と同様に構成されている。ただし、第2実施形態に係る半導体記憶装置は、メモリブロックBLKのかわりに、メモリブロックBLK2を備える。メモリブロックBLK2は、基本的にはメモリブロックBLKと同様に構成されている。
ただし、メモリブロックBLKとメモリブロックBLK2とでは、半導体柱列SC0,SC1のY方向における位置が異なっている。また、半導体柱列SC22,SC23のY方向における位置が異なっている。例えば、図17には、半導体柱列SC0のY方向における中心位置と、半導体柱列SC1のY方向における中心位置と、のY方向における距離を、距離d1として示している。また、図17には、半導体柱列SC1のY方向における中心位置と、半導体柱列SC2のY方向における中心位置と、のY方向における距離を、距離d2として示している。距離d1は、ピッチcより大きくても良い。距離d2は、例えば、ピッチc以上、距離d1以下の大きさを備えていても良い。
ここで、上記6フッ化タングステン(WF6)等の経路は、X方向において隣り合う2つの半導体柱120の間の経路と、X方向に対して+-約60°の方向(Y方向に対して+-約30°の方向)において隣り合う2つの半導体柱120の間の経路と、を含む。以下、前者を「第1の経路」と呼ぶ場合がある。また、後者を「第2の経路」と呼ぶ場合がある。
例えば図3を参照して説明した様に、第1実施形態においては、半導体柱列SC0,SC1のY方向における中心位置のY方向における距離が、ピッチc(=√3/2)と等しかった。また、半導体柱列SC1,SC2のY方向における中心位置のY方向における距離が、ピッチc(=√3/2)と等しかった。この様な構成では、半導体柱列SC0,SC1中の、X方向に対して+-約60°の方向において隣り合う2つの半導体柱120の間の距離が、X方向において隣り合う2つの半導体柱120の間の距離と同程度の距離(ピッチa)となる。従って、上記第2の経路があるタイミングで閉塞する確率は、上記第1の経路がこのタイミングで閉塞する確率と同程度になると考えられる。
一方、第2実施形態においては、半導体柱列SC0,SC1のY方向における中心位置のY方向における距離が、ピッチcよりも大きい。また、半導体柱列SC1,SC2のY方向における中心位置のY方向における距離を、ピッチcよりも大きくしても良い。この様な構成では、半導体柱列SC0,SC1中の、X方向に対して+-約60°の方向において隣り合う2つの半導体柱120の間の距離が、X方向において隣り合う2つの半導体柱120の間の距離(ピッチa)よりも大きくなる。従って、上記第2の経路があるタイミングで閉塞する確率を、上記第1の経路がこのタイミングで閉塞する確率よりも、低くすることが可能である。
従って、第2実施形態に係る半導体記憶装置においては、半導体柱列SC4~SC19に対応するゲート絶縁膜130の外周面における導電層110の厚みがある程度以上の大きさとなるまで、上記6フッ化タングステン(WF6)等の経路が閉塞してしまうことを抑制可能である。これにより、空隙Vの容積を小さくして、上述の様な絶縁不良の発生を抑制することが可能である。
[第3実施形態]
次に、図18を参照して、第3実施形態に係る半導体記憶装置について説明する。図18は、第3実施形態に係る半導体記憶装置について説明するための模式的な平面図である。
次に、図18を参照して、第3実施形態に係る半導体記憶装置について説明する。図18は、第3実施形態に係る半導体記憶装置について説明するための模式的な平面図である。
第3実施形態に係る半導体記憶装置は、基本的には第2実施形態に係る半導体記憶装置と同様に構成されている。ただし、第3実施形態に係る半導体記憶装置は、メモリブロックBLK2のかわりに、メモリブロックBLK3を備える。メモリブロックBLK3は、基本的にはメモリブロックBLK2と同様に構成されている。
ただし、メモリブロックBLK3においては、ストリングユニット間絶縁層SHEとオーバーラップする半導体柱列SC4,SC9,SC14,SC19のY方向における中心位置と、これらに対してY方向の一方側から隣り合う半導体柱列SC3,SC8,SC13,SC18のY方向における中心位置と、の間のY方向における距離を、ピッチbよりも大きい距離としている。同様に、ストリングユニット間絶縁層SHEとオーバーラップする半導体柱列SC4,SC9,SC14,SC19のY方向における中心位置と、これらに対してY方向の他方側から隣り合う半導体柱列SC5,SC10,SC15,SC20のY方向における中心位置と、の間のY方向における距離を、ピッチbよりも大きい距離としている。例えば、図18の例では、これらの距離を、ピッチcと等しい距離としている。
ここで、上述の通り、Y方向において隣り合う2つのストリングユニットSUの間には、ストリングユニット間絶縁層SHEが設けられる。ストリングユニット間絶縁層SHEのY方向における位置がずれてしまうと、ストリングユニット間絶縁層SHEと半導体柱列SC4,SC9,SC14,SC19以外に含まれる半導体柱120とが接触してしまう場合がある。この様な場合には、ドレイン側選択トランジスタSTDの特性が大きく変わってしまい、読出動作、書込動作等を好適に実行できなくなってしまうおそれがある。
例えば図17を参照して説明した様に、第2実施形態に係る半導体記憶装置においては、ストリングユニット間絶縁層SHEとオーバーラップする半導体柱列SC4,SC9,SC14,SC19のY方向における中心位置と、これらに対してY方向の一方側及び他方側から隣り合う半導体柱列のY方向における中心位置と、の間のY方向における距離が、ピッチbと等しい。この様な構成においては、ストリングユニット間絶縁層SHEのY方向における位置のマージンが小さくなってしまい、歩留まりが低下してしまう場合がある。
そこで、例えば図18を参照して説明した様に、第3実施形態に係る半導体記憶装置においては、ストリングユニット間絶縁層SHEとオーバーラップする半導体柱列SC4,SC9,SC14,SC19のY方向における中心位置と、これらに対してY方向の一方側及び他方側から隣り合う半導体柱列のY方向における中心位置と、の間のY方向における距離を、それぞれ、ピッチbよりも大きい距離としている。これにより、ストリングユニット間絶縁層SHEのY方向における位置のマージンを大きくして、歩留まりを改善することが可能である。
尚、図18に示した様な構成はあくまでも例示に過ぎず、具体的な構成は適宜調整可能である。例えば、第1実施形態に係る半導体記憶装置において、ストリングユニット間絶縁層SHEとオーバーラップする半導体柱列SC4,SC9,SC14,SC19のY方向における中心位置と、これらに対してY方向の一方側及び他方側から隣り合う半導体柱列のY方向における中心位置と、の間のY方向における距離を、それぞれ、ピッチbよりも大きい距離(例えば、ピッチcと等しい距離)とすることも可能である。
[第4実施形態]
次に、図19を参照して、第4実施形態に係る半導体記憶装置について説明する。図19は、第4実施形態に係る半導体記憶装置について説明するための模式的な平面図である。
次に、図19を参照して、第4実施形態に係る半導体記憶装置について説明する。図19は、第4実施形態に係る半導体記憶装置について説明するための模式的な平面図である。
第4実施形態に係る半導体記憶装置は、基本的には第2実施形態に係る半導体記憶装置と同様に構成されている。ただし、第4実施形態に係る半導体記憶装置は、メモリブロックBLK2のかわりに、メモリブロックBLK4を備える。メモリブロックBLK4は、基本的にはメモリブロックBLK2と同様に構成されている。
ただし、メモリブロックBLK4は、半導体柱列SC0,SC23のかわりに、半導体柱列SC0´,SC23´を備える。
半導体柱列SC0´は、基本的には、半導体柱列SC0と同様に構成されている。ただし、半導体柱列SC0´と半導体柱列SC0とでは、半導体柱120のY方向における位置が異なっている。たとえば、図19には、半導体柱列SC0´に含まれる複数の半導体柱120のうち、X方向の一方側(例えば、X方向負側)から数えて奇数番目に設けられた半導体柱120の中心位置と、半導体柱列SC1のY方向における中心位置と、の間のY方向における距離を、距離d1として示している。また、半導体柱列SC0´に含まれる複数の半導体柱120のうち、X方向の一方側から数えて偶数番目に設けられた半導体柱120の中心位置と、半導体柱列SC1のY方向における中心位置と、の間のY方向における距離を、距離d3として示している。距離d3は、距離d1よりも大きい。距離d3と距離d1との差分は、例えば、ピッチcの1/8倍以上(ピッチaの√3/16倍以上)であっても良く、ピッチcの1/4倍未満(ピッチaの√3/8倍未満)であっても良い。
半導体柱列SC23´は、半導体柱列SC0´と同様に構成されている。
ここで、半導体柱列SC0に含まれる複数の半導体柱120の中心位置の間の距離は、上述したピッチaである。一方、半導体柱列SC0´に含まれる複数の半導体柱120の中心位置の間の距離は、上述したピッチaよりも大きい。従って、半導体柱列SC0´に対応する上記第1の経路があるタイミングで閉塞する確率は、半導体柱列SC0に対応する上記第1の経路がこのタイミングで閉塞する確率よりも低い。同様に、半導体柱列SC23´に対応する上記第1の経路があるタイミングで閉塞する確率は、半導体柱列SC23に対応する上記第1の経路がこのタイミングで閉塞する確率よりも低い。
従って、第4実施形態に係る半導体記憶装置においては、半導体柱列SC4~SC19に対応するゲート絶縁膜130の外周面における導電層110の厚みがある程度以上の大きさとなるまで、導電層110に対応する空間と溝STAとの間の6フッ化タングステン(WF6)等の経路が閉塞してしまうことを抑制可能である。これにより、空隙Vの容積を小さくして、上述の様な絶縁不良の発生を抑制することが可能である。
また、距離d3と距離d1との差分を大きくすると、導電層110のブロック間絶縁層ST側の側面から、半導体柱列SC0´に含まれる一部の半導体柱120(X方向の一方側から数えて奇数番目に設けられた半導体柱120)までの距離が、比較的大きくなってしまう場合がある。この様な場合、図11及び図12を参照して説明した工程において犠牲層110Aを除去すると、絶縁層101が、片持ち梁状態となるブロック間絶縁層ST側の端部において、撓んでしまうおそれがある。これを抑制するためには、上述の通り、距離d3と距離d1との差分を、ピッチcの1/4倍未満(ピッチaの√3/8倍未満)としても良い。これにより、絶縁層101の撓みを抑制可能である。
尚、図19には、第2実施形態に係るメモリブロックBLK2(図17)において、半導体柱列SC0,SC23のかわりに、半導体柱列SC0´,SC23´を設ける例について説明した。しかしながら、この様な構成はあくまでも例示に過ぎず、具体的な構成は適宜調整可能である。例えば、第1実施形態に係るメモリブロックBLK、第3実施形態に係るメモリブロックBLK3、又は、これらの変形例において、半導体柱列SC0,SC23のかわりに、半導体柱列SC0´,SC23´を設けることも可能である。
[第5実施形態]
次に、図20を参照して、第5実施形態に係る半導体記憶装置について説明する。図20は、第5実施形態に係る半導体記憶装置について説明するための模式的な平面図である。
次に、図20を参照して、第5実施形態に係る半導体記憶装置について説明する。図20は、第5実施形態に係る半導体記憶装置について説明するための模式的な平面図である。
第5実施形態に係る半導体記憶装置は、基本的には第1実施形態に係る半導体記憶装置と同様に構成されている。ただし、第5実施形態に係る半導体記憶装置は、メモリブロックBLKのかわりに、メモリブロックBLK5を備える。メモリブロックBLK5は、基本的にはメモリブロックBLKと同様に構成されている。
ただし、メモリブロックBLK5は、ストリングユニット間絶縁層SHEとオーバーラップし、実効的なメモリストリングMSにおけるチャネル領域としては機能しない半導体柱列SC4,SC9,SC14,SC19が省略されている。また、メモリブロックBLK5においては、14個の半導体柱列SC3,SC5~SC8,SC10~SC13,SC15~SC18,SC20が、Y方向に連続してピッチbで並んでいる。尚、半導体柱列SC3,SC5,SC8,SC10,SC13,SC15,SC18,SC20に対応するゲート絶縁膜130の外周面は、ドレイン側選択ゲート線SGDとして機能する導電層110に対向する位置において、一部がストリングユニット間絶縁層SHEに接していても良いし、全周にわたって導電層に覆われていても良い。
図20に示す様な構造においては、半導体柱列SC0,SC1,SC22,SC23を、第1実施形態(図3)と同様に配置しても良いし、第2実施形態(図17)と同様に配置しても良い。また、いずれの場合であっても、半導体柱列SC0,SC23のかわりに、半導体柱列SC0´,SC23´(図19)を設けても良い。
[その他]
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことが出来る。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことが出来る。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
MCA…メモリセルアレイ、BLK…メモリブロック、SU…ストリングユニット、SC0~SC23…半導体柱列、BL…ビット線、110…導電層、120…半導体柱、130…ゲート絶縁膜。
Claims (5)
- 第1方向に延伸する第1導電層と、
前記第1方向に延伸し、前記第1方向と交差する第2方向に前記第1導電層と並ぶ第2導電層と、
前記第2方向に並ぶ複数の第1半導体柱列と、
前記第2方向に並ぶ複数の第2半導体柱列と
を備え、
前記複数の第1半導体柱列は、それぞれ、前記第1方向に並ぶ複数の第1半導体柱を備え、
前記複数の第1半導体柱は、それぞれ、前記第1導電層と対向し、
前記複数の第2半導体柱列は、それぞれ、前記第1方向に並ぶ複数の第2半導体柱を備え、
前記複数の第2半導体柱は、それぞれ、前記第2導電層と対向し、
前記第1方向及び前記第2方向に延伸し、前記第1導電層及び前記第2導電層を含む断面を第1断面とし、
前記第1方向に隣り合う2つの前記第1半導体柱の前記第1断面における中心位置間の前記第1方向における距離を第1隣接距離とすると、
前記複数の第1半導体柱列の前記第2方向におけるピッチは、前記第1隣接距離の√3/2倍以上であり、
前記複数の第2半導体柱列の前記第2方向におけるピッチは、前記第1隣接距離の√3/2倍未満である
半導体記憶装置。 - 前記第1導電層と前記第2導電層との間に設けられた第3半導体柱列をさらに備え、
前記第3半導体柱列は、前記第1方向に並ぶ複数の第3半導体柱を備え、
前記複数の第3半導体柱は、それぞれ、前記第1導電層と対向する領域と、前記第2導電層と対向する領域と、を備える
請求項1記載の半導体記憶装置。 - 前記第1方向における位置がお互いに異なり、前記第1導電層と対向する複数の第4半導体柱をさらに備え、
前記複数の第1半導体柱列は、前記複数の第4半導体柱と、前記複数の第2半導体柱列と、の間に設けられ、
前記複数の第4半導体柱のうち、前記第1方向の一方側から数えて奇数番目に設けられたものの前記第2方向における位置を第1位置とし、
前記複数の第4半導体柱のうち、前記第1方向の一方側から数えて偶数番目に設けられたものの前記第2方向における位置を第2位置とすると、
前記第2位置は、前記第1位置と異なる
請求項1又は2記載の半導体記憶装置。 - 第1方向に延伸し、前記第1方向と交差する第2方向に一端部及び他端部を備える導電層と、
前記導電層の前記第2方向における一端部及び他端部の間に設けられ、前記第1方向における位置がお互いに異なり、前記導電層とそれぞれ対向する複数の第1半導体柱と、
前記複数の第1半導体柱及び前記導電層の前記第2方向における一端部の間に設けられ、前記第1方向に並び、前記導電層とそれぞれ対向する複数の第2半導体柱と、
前記複数の第2半導体柱及び前記導電層の前記第2方向における一端部の間に設けられ、前記第1方向に並び、前記導電層とそれぞれ対向する複数の第3半導体柱と
を備え、
前記複数の第1半導体柱のうち、前記第1方向の一方側から数えて奇数番目に設けられたものの前記第2方向における位置を第1位置とし、
前記複数の第1半導体柱のうち、前記第1方向の一方側から数えて偶数番目に設けられたものの前記第2方向における位置を第2位置とし、
前記複数の第2半導体柱の前記第2方向における位置を第3位置とし、
前記複数の第3半導体柱の前記第2方向における位置を第4位置とし、
前記第3位置と前記第4位置との距離を第1距離とし、
前記第1位置と前記第3位置との距離を第2距離とし、
前記第2位置と前記第3位置との距離を第3距離とすると、
前記第2距離は前記第1距離よりも大きく、
前記第3距離は前記第1距離よりも大きく、
前記第3距離は前記第2距離よりも大きい
半導体記憶装置。 - 前記第1方向及び前記第2方向に延伸し、前記導電層を含む断面を第1断面とし、
前記第1方向に隣り合う2つの前記第2半導体柱の前記第1断面における中心位置間の前記第1方向における距離を第1隣接距離とすると、
前記第2距離は、前記第1隣接距離の√3/2倍以上であり、
前記第3距離は、前記第1隣接距離の√3/2倍以上である
請求項4記載の半導体記憶装置。
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