JP2022139214A - 部品搭載部材、ケースおよび時計 - Google Patents

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Abstract

【課題】 薄型化および小型化を図ることができる部品搭載部材、それを備えたケース、およびそれらを備えた時計を提供する。【解決手段】 取付孔20が設けられて腕時計ケース1に取り付けられる剛性を有するベース部材である裏蓋8と、この裏蓋8の取付孔20に挿入されて腕時計ケース1の内面側に位置する裏蓋8の上面に取り付けられる絶縁性を有する端子取付部材17と、この端子取付部材17に設けられて裏蓋8の上面および下面に露出する複数の充電端子18と、を備えている。従って、端子取付部材17が絶縁性を有する材料で形成されているので、充電端子18と裏蓋8との絶縁を図ることができると共に、端子取付部材17が裏蓋8の内面である上面に取り付けられていることにより、剛性を有する材料で形成された裏蓋8の上下方向の厚みを薄く形成することができ、これにより腕時計ケース1全体の薄型化および小型化を図ることができる。【選択図】 図7

Description

この発明は、時計、携帯電話、携帯情報端末などの電子機器に用いられる部品搭載部材、それを備えたケース、およびそれらを備えた時計に関する。
例えば、腕時計においては、特許文献1に記載されているように、合成樹脂などの非金属材料よりなるハウジングであるベース部材の内側に通信用モジュールと通信端子を設け、通信用モジュールを取り囲むように固定リングを配置し、その固定リングをベース部材およびパッキンを介してケースにねじ止めするようにした構造のものが知られている。
特開2004-85232号公報
しかしながら、このような腕時計では、ベース部材が合成樹脂などの非金属材料で形成されているので、ベース部材の強度を確保すために、ベース部材の厚みを厚く形成する必要がある。このため、この腕時計では、全体の厚みが厚くなり、薄型化および小型化を図ることができないという問題がある。
この発明が解決しようとする課題は、薄型化および小型化を図ることができる部品搭載部材、それを備えたケース、およびそれらを備えた時計を提供することである。
この発明は、取付孔が設けられてケースに取り付けられるベース部材と、前記ベース部材の前記取付孔に挿入されて、前記ケースの内部側に位置する前記ベース部材の内面に取り付けられる取付部材と、前記取付部材に設けられて前記ベース部材の前記内面および反対側の外面に露出する端子と、を備えていることを特徴とする部品搭載部材である。
この発明によれば、薄型化および小型化を図ることができる。
この発明を適用した腕時計の一実施形態を示した拡大正面図である。 図1に示された腕時計の拡大側面図である。 図1に示された腕時計の拡大裏面図である。 図1に示された腕時計のA-A矢視における拡大断面図である。 図3に示された腕時計の裏蓋の内面側を示した拡大平面図である。 図5に示された裏蓋において、充電端子部を分解して示した拡大斜視図である。 図5に示された裏蓋における充電端子部を示し、(a)は図5のB-B矢視における拡大断面図、(b)は図5のC-C矢視における要部の拡大断面図である。 図7(a)に示された充電端子部のA部を示し、(a)はその拡大断面図、(b)は裏蓋から端子取付部材を取り外した状態を示した拡大断面図である。 図4に示された腕時計を充電装置で充電する状態を示した拡大断面図である。 図9に示された腕時計の充電状態のD-D矢視における拡大断面図である。
以下、図1~図10を参照して、この発明を腕時計に適用した一実施形態について説明する。
この腕時計は、図1~図3に示すように、腕時計ケース1を備えている。この腕時計ケース1の6時側と12時側とには、時計バンド(図示せず)が取り付けられるバンド取付部2がそれぞれ設けられている。この腕時計ケース1の2時側、4時側、8時側、および10時側には、スイッチ部3がそれぞれ設けられている。
この腕時計ケース1は、図1~図4に示すように、本体ケース4と第1外装ケース5と第2外装ケース6とを備えている。本体ケース4は、剛性の高いポリアミド樹脂にカーボン繊維またはガラス繊維を含有させた合成樹脂で、重量が軽く強度の高いもので形成されている。この本体ケース4の側壁中には、金属製の補強部材4aが埋め込まれている。この補強部材4aは、その一部が本体ケース4の内部に突出している。なお、この本体ケース4は、合成樹脂に限らず、金属で形成されていても良い。
第1外装ケース5は、図1~図4に示すように、ステンレスやチタン合金などの剛性の高い金属で形成され、本体ケース4の上側の外面にそれを覆って配置されるように形成されている。第2外装ケース6は、ウレタン樹脂などの弾力性を有する合成樹脂によって形成されている。この第2外装ケース6は、第1外装ケース5を露出させた状態で、第1外装ケース5の足部5aを押え付けて、本体ケース4の外周部に装着されるように構成されている。
また、この腕時計ケース1の上側開口部、つまり本体ケース4の上側開口部には、図1および図4に示すように、時計ガラス7がガラスパッキン7aを介して取り付けられている。この腕時計ケース1の下部、つまり本体ケース4の下部には、裏蓋8が防水リング8aを介して複数のビス8bによって取り付けられている。
さらに、この腕時計ケース1の内部には、図4に示すように、時計モジュール9が設けられている。この時計モジュール9は、図示ないが、指針を運針させて時刻を指示表示する時計ムーブメント、時刻や日付、曜日などの各種の情報を電気光学的に表示する表示部、これらを電気的に制御する回路部、この回路部に電力を供給する充電池などの時計機能に必要な各種の部品を備えている。
この場合、裏蓋8は、図3~図6に示すように、ステンレスやチタン合金などの剛性の高い金属で形成されている。この裏蓋8は、3時側と9時側とが円弧状に突出するほぼ四角形状の板状に形成されている。この裏蓋8は、裏面(図4では下面)における中央部が裏面側に突出し、この突出した中央部の内面(図4では上面)にセンサ収納部10が窪んで設けられている。
このセンサ収納部10には、図4~図6に示すように、脈拍センサ11が設けられている。この場合、センサ収納部10の底部には、円形状の開口部12が上下に貫通して設けられている。この開口部12は、センサ収納部10の内部側の小径孔12aと、裏蓋8の裏面側である下面側の大径孔12bと、が同一軸上に設けられている。この開口部12の大径孔12bには、保護ガラス13が嵌め込まれている。
脈拍センサ11は、図4および図5に示すように、センサ基板14とセンサ部15とを備えている。センサ基板14は、センサ収納部10内の底部に配置され、時計モジュール9の回路部(図示せず)と電気的に接続されている。センサ部15は、発光素子と受光素子(いずれも図示せず)とを備え、センサ基板14の下面に設けられて、開口部12の小径孔12a内に配置されている。
これにより、脈拍センサ11は、図4に示すように、センサ部15の発光素子で発光した光が保護ガラス13を通して腕の皮膚内の血管に照射され、この照射された光の反射光が保護ガラス13を通してセンサ部15の受光素子で受光され、この受光した光の受光量の変化に基づいて、脈拍を検出するように構成されている。
ところで、腕時計ケース1には、図3~図5に示すように、部品搭載部材16が設けられている。この部品搭載部材16は、図6および図7に示すように、ベース部材である裏蓋8と、この裏蓋8の6時側の内面である上面に取り付けられる取付部材である端子取付部材17と、この端子取付部材17に取り付けられる複数の充電端子18と、端子取付部材17を補強するための補強板19と、を備えている。
この場合、裏蓋8の6時側には、図6および図7に示すように、端子取付部材17が配置される取付孔20が裏蓋8の上面から外面(裏面)である下面に貫通して設けられている。この取付孔20は、5時側から7時側に向けて長さが長いほぼ長方形状の貫通孔であり、四隅が円弧状に湾曲した形状に形成されている。これにより、取付孔20は、その形状がほぼ楕円形状に形成されている。この取付孔20は、裏蓋8の上面側(内面側)の小径孔部20aと裏蓋8の下面側(外面側)の大径孔部20bとを備えている。
端子取付部材17は、図6および図7に示すように、絶縁性を有する非金属材料、例えば合成樹脂によって形成されている。この端子取付部材17は、複数の充電端子18が取り付けられる本体部21と、この本体部21の外周部に設けられた鍔部22と、を備えている。本体部21は、裏蓋8の取付孔20に配置されるように構成されている。
すなわち、この本体部21は、図6および図7に示すように、外形が裏蓋8の取付孔20における小径孔部20aの内周面の形状と同じほぼ長方形状に形成されている。また、この本体部21は、その上下方向の厚みが裏蓋8の取付孔20の上下方向の長さ(深さ)よりも厚く、且つ裏蓋8の6時側の上下方向の厚みとほぼ同じ厚さで形成されている。この本体部21には、複数の充電端子18が取り付けられる複数の貫通孔21aが本体部21の長手方向に沿って等間隔で設けられている。
鍔部22は、図6および図7に示すように、外形が裏蓋8の取付孔20における大径孔部20bの内周面の形状よりも大きいほぼ長方形状に形成されている。この鍔部22は、本体部21の下部側が裏蓋8の取付孔20の小径孔部20aと大径孔部20bとに配置された際に、鍔部22の下面が裏蓋8の上面に設けられた座繰り部8dの座繰り面に配置されるように、本体部21の外周部に設けられている。
また、この鍔部22は、図6および図7に示すように、その上下方向の厚みが本体部21の上下方向の厚みの1/3程度の厚さで形成され、本体部21の上部が鍔部22の上面よりも上方に突出すように構成されている。この場合、鍔部22の四隅には、複数のねじ部材23が挿入する第1挿入孔22aがそれぞれ設けられている。
複数の充電端子18それぞれは、図6~図8に示すように、端子取付部材17の本体部21に設けられた複数の貫通孔21aに挿入するほぼ丸棒状に形成されている。すなわち、複数の充電端子18は、その外径が本体部21の貫通孔21aの内径とほぼ同じ大きさで、上下方向の長さが本体部21の上下方向の長さ(厚み)よりも長く形成されている。
この場合、複数の充電端子18の各下端部には、図7および図8に示すように、外径の大きい抜け止め用の頭部18aがそれぞれ設けられている。このため、本体部21の貫通孔21aの下部には、頭部18aが挿入する大径の孔部21bが形成されている。また、複数の充電端子18の各上端部には、抜止め溝18bが環状に設けられており、この抜止め溝18bには、Eリングなどの抜止め部材24が取り付けられている。
これにより、複数の充電端子18は、図7(a)および図7(b)に示すように、本体部21に設けられた複数の貫通孔21aに下側から挿入されて、各頭部18aが各貫通孔21aの各大径の孔部21bに配置された際に、各上端部の抜止め溝18bが本体部21の上側に露出し、この露出した各抜止め溝18bにそれぞれ抜止め部材24が取り付けられるように構成されている。
このため、これら複数の充電端子18は、図7(a)および図7(b)に示すように、各下端部の頭部18aが裏蓋8の取付孔20から裏蓋8の外面である下面側に露出し、各上端部が裏蓋8の内面側である上面側に露出し、この状態で本体部21の各貫通孔21a内から上下方向に抜け出さないように構成されている。
この場合、複数の充電端子18の各上端部には、図6~図8に示すように、腕時計ケース1内の時計モジュール9の回路部(図示せず)と電気的に接続される小径の接続突起18cがそれぞれ設けられている。また、これら複数の充電端子18の各外周面には、複数の防水溝18dがそれぞれ環状に設けられている。
これら複数の防水溝18dには、図7および図8に示すように、防水リング25がそれぞれ設けられている。これら複数の防水リング25は、防水溝18dから露出する部分が本体部21の複数の貫通孔21aの各内周面に圧接して、充電端子18の外周面と本体部21の複数の貫通孔21aの各内周面との間の防水を図るように構成されている。
一方、補強板19は、図6および図7に示すように、ステンレスなどの剛性の高い金属によって、端子取付部材17の鍔部22と同じ形状の枠状に形成されている。この補強板19は、上下方向の厚みが鍔部22の上面から上側に突出した本体部21の上下方向の長さ(高さ)とほぼ同じ長さで形成されている。また、この補強板19の四隅には、複数のねじ部材23が挿入する第2挿入孔19aが、端子取付部材17の鍔部22に設けられた複数の第1挿入孔22aとそれぞれ同一軸上で対応して設けられている。
この場合、裏蓋8の上面の座繰り部8dの座繰り面には、図6に示すように、複数のねじ部材23が螺合する複数のねじ孔8eが、端子取付部材17の鍔部22の複数の第1挿入孔22aと補強板19の複数の第2挿入孔19aとに、それぞれ同一軸上で対応して設けられている。これら複数のねじ孔8eは、裏蓋8の上下に貫通することがなく、裏蓋8の上面側のみに設けられている。
これにより、補強板19は、図6に示すように、複数の第2挿入孔19aに複数のねじ部材23が裏蓋8の内面側つまり上方から挿入され、これら挿入された複数のねじ部材23が端子取付部材17の鍔部22の各第1挿入孔22aを通して裏蓋8の各ねじ孔8eに螺合した際に、鍔部22を裏蓋8の上面に押し付けて取り付けるように構成されている。
すなわち、この補強板19は、図6および図7に示すように、複数のねじ部材23が裏蓋8の各ねじ孔8eに螺合して締め付けられた際に、合成樹脂製の端子取付部材17の鍔部22を補強板19の下面全体で均等に裏蓋8の座繰り部8dの座繰り面に押し付けて、端子取付部材17の部分的な変形を防いで、端子取付部材17を裏蓋8の内面に確実に且つ強固に固定させるように構成されている。
これにより、補強板19は、図6および図7に示すように、端子取付部材17の鍔部22が絶縁性を有する合成樹脂で形成されていても、補強板19の下面全体で鍔部22を均等に押圧するので、複数のねじ部材23が鍔部22に部分的に押し当てられて食い込むことがなく、複数のねじ部材23による鍔部22の破損を防ぐように構成されている。
この場合、裏蓋8の上面の座繰り部8dの座繰り面には、図6~図8に示すように、パッキン溝26が端子取付部材17の本体部21を囲んで設けられている。すなわち、このパッキン溝26は、裏蓋8の取付孔20における小径孔部20aの周縁部に沿ってほぼ長方形の環状に設けられている。この場合、パッキン溝26は、裏蓋8の上面の座繰り部8dの座繰り面に設けられた複数のねじ孔8eを避けて、複数のねじ孔8eよりも取付孔20の周縁部に近い位置に設けられている。
このパッキン溝26内には、図8(a)および図8(b)に示すように、防水パッキン27が嵌め込まれている。この防水パッキン27は、断面形状がD字形状、つまりパッキン溝26の底部に配置される底面が平面に形成され、上面がパッキン溝26から突出する円弧状に形成されている。
この防水パッキン27は、図8(a)および図8(b)に示すように、パッキン溝26内に配置された状態で、補強板19が複数のねじ部材23によって締め付けられた際に、パッキン溝26から突出する防水パッキン27の円弧状の上面が端子取付部材17の鍔部22によって押圧されてパッキン溝26内に押し込まれるように構成されている。
これにより、防水パッキン27は、図6~図8に示すように、裏蓋8の上面つまり裏蓋8の座繰り部8dの座繰り面と端子取付部材17の鍔部22の下面との間の防水を図るように構成されている。この場合、防水パッキン27は、パッキン溝26の外形がほぼ長方形で、四隅が円弧状に形成され、この円弧状の四隅に防水パッキン27が配置されていても、裏蓋8の上面つまり裏蓋8の座繰り部8dの座繰り面と端子取付部材17の鍔部22の下面との間の防水を確実に且つ良好に図るように構成されている。
ところで、この部品搭載部材16は、図9および図10に示すように、時計モジュール9の充電池(図示せず)を充電する充電装置30が接続されるように構成されている。すなわち、この充電装置30は、鰐口タイプのものであり、装置本体31と押え部32とを備え、これらが保持軸33によって回転可能に連結された構造になっている。
装置本体31は、図9および図10に示すように、裏蓋8の部品搭載部材16に接続される接続部34を備えている。この接続部34は、裏蓋8の取付孔20の大径孔部20b内に端子取付部材17の本体部21を除いて挿入される位置規制部35と、この位置規制部35内に設けられて、部品搭載部材16の複数の充電端子18にそれぞれ接触して電気的に接続される複数の電極端子36と、を備えている。
この場合、位置規制部35は、図9および図10に示すように、装置本体31の内部から外部に突出して設けられ、この突出した先端部に枠状突起35aが設けられている。この枠状突起35aは、外周面の形状が裏蓋8の取付孔20における大径孔部20bの内周面と同じ形状で、枠状突起35aの内周面の形状が端子取付部材17の本体部21における下部側の外周面の形状と同じ形状に形成されている。
これにより、位置規制部35は、図9および図10に示すように、先端部の枠状突起35aが裏蓋8の取付孔20における大径孔部20b内に挿入された際に、枠状突起35aが裏蓋8の取付孔20における大径孔部20bの内周面と端子取付部材17の本体部21における下部側の外周面との間に挟まれて、裏蓋8に対して装置本体31を位置決めするように構成されている。
複数の電極端子36は、図9および図10に示すように、部品搭載部材16の複数の充電端子18に対応して位置規制部35の内部に埋め込まれた状態で、各先端部が位置規制部35の枠状突起35a内に突出して露出した状態で設けられている。これにより、複数の電極端子36は、位置規制部35の枠状突起35aが裏蓋8の取付孔20における大径孔部20b内に挿入された際に、部品搭載部材16の複数の充電端子18における各下端部の頭部18aの下面にそれぞれ対応して押し当てられるように構成されている。
この場合、複数の電極端子36は、図9および図10に示すように、それぞれリード線36aを介して装置本体31内のA/C変換部(図示せず)に接続されている。また、このA/C変換部には、電源コード37が接続されている。これにより、複数の電極端子36は、電源コード37からの電力がA/C変換部で変換されて供給され、この供給された電力を部品搭載部材16の複数の充電端子18に供給するように構成されている。
一方、充電装置30の押え部32は、図9および図10に示すように、腕時計ケース1を装置本体31に押し付けて挟むものであり、保持軸33によって装置本体31に対して回転可能に取り付けられている。この押え部32の保持軸33側の端部には、レバー部32aが保持軸33よりも図9において右側に突出して設けられている。
この場合、押え部32は、図9および図10に示すように、保持軸33に設けられたばね部材38によって、装置本体31に向けて回転する方向に付勢されている。このばね部材38は、保持軸33の外周に設けられたねじれコイルばねであり、一端部38aが押え部32に係止され、他端部38bが装置本体31に係止されている。
これにより、充電装置30は、図9および図10に示すように、押え部32のレバー部32aをばね部材38のばね力に抗して押圧操作すると、押え部32が装置本体31から離れる方向に回転して、装置本体31と押え部32との間が広くなり、この状態で腕時計ケース1が装置本体31と押え部32との間に配置されるように構成されている。
また、この充電装置30は、図9および図10に示すように、腕時計ケース1が装置本体31と押え部32との間に配置された際に、押え部32がばね部材38のばね力によって保持軸33を中心に回転して腕時計ケース1を装置本体31に押し付けて、複数の電極端子36を部品搭載部材16の複数の充電端子18に押し当て、この状態で腕時計ケース1内に組み込まれた時計モジュール9の充電池(図示せず)を充電するように構成されている。
次に、このような腕時計における部品搭載部材16を組み立てる場合について説明する。
この場合には、まず、端子取付部材17に複数の充電端子18を取り付ける。このときには、予め、複数の充電端子18の各外周面にそれぞれ設けられた複数の防水溝18dに防水リング25をそれぞれ取り付ける。この状態で、複数の充電端子18を端子取付部材17の本体部21に設けられた複数の貫通孔21aに下側から挿入させる。
このときには、複数の充電端子18の各頭部18aが本体部21の各貫通孔21aの下端部に設けられた各大径の孔部21b内に配置される。これにより、複数の充電端子18の各上端部の接続突起18cが本体部21の上方に突出して、複数の充電端子18の各抜止め溝18bが本体部21の上側に露出する。この状態で、複数の充電端子18の各抜止め溝18bに抜止め部材24を取り付ける。これにより、複数の充電端子18は、本体部21の各貫通孔21aから上下方向に抜け出すことがなく、本体部21に取り付けられる。
そして、複数の充電端子18が取り付けられた端子取付部材17を裏蓋8の6時側に設けられた取付孔20に取り付ける。このときには、予め、裏蓋8の上面の座繰り部8dに設けられたパッキン溝26内に防水パッキン27を配置させる。すなわち、防水パッキン27は、断面形状がD字形状、つまり底面が平面に形成され、上面が円弧状に形成されていることにより、パッキン溝26内に配置された際に、防水パッキン27の底面がパッキン溝26の底部に配置されて、円弧状の上面がパッキン溝26内から突出して配置される。
この状態で、端子取付部材17の本体部21を裏蓋8の取付孔20の小径孔部20a内に裏蓋8の上面側(内面側)から挿入させて、本体部21の外周部に設けられた鍔部22を裏蓋8の上面に設けられた座繰り部8dの座繰り面から突出した防水パッキン27の円弧状の上面に配置させる。このため、鍔部22は、裏蓋8の座繰り部8dの座繰り面から少し浮いた状態で配置される。
このときには、本体部21の下部が裏蓋8の取付孔20の大径孔部20b内に少し浮いた状態で配置され、本体部21の上部が鍔部22の上側に突出して配置される。また、このときには、鍔部22の四隅に設けられた複数の第1挿入孔22aが裏蓋8の座繰り部8dの四隅に設けられた複数のねじ孔8eに同一軸上で対応する。
この状態で、鍔部22上に補強板19を配置させて、補強板19の四隅に設けられた複数の第2挿入孔19aを、鍔部22の四隅に設けられた複数の第1挿入孔22aと、裏蓋8の座繰り部8dの四隅に設けられた複数のねじ孔8eとに、同一軸上で対応させる。そして、補強板19の上方つまり裏蓋8の上面側の上方から複数のねじ部材23を補強板19の各第2挿入孔19aに挿入させ、これら挿入させた各ねじ部材23を鍔部22の各第1挿入孔22aに挿入させて、裏蓋8の座繰り部8dに設けられた複数のねじ孔8eに螺合させて締め付ける。
すると、複数のねじ部材23の締め付けに応じて、補強板19が端子取付部材17の鍔部22を裏蓋8の座繰り部8dの座繰り面に押し付ける。このときには、合成樹脂製の端子取付部材17の鍔部22を補強板19の下面全体で均等に裏蓋8の座繰り部8dの座繰り面に押し付けるので、端子取付部材17の部分的な変形を防いで、端子取付部材17を裏蓋8の内面に確実に且つ強固に固定させる。
このため、端子取付部材17の鍔部22が絶縁性を有する合成樹脂で形成されていても、補強板19の下面全体が鍔部22を均等に押圧するので、複数のねじ部材23が鍔部22を部分的に押すことがない。これにより、鍔部22に複数のねじ部材23が食い込むことがないので、複数のねじ部材23による鍔部22の破損が防げる。
このときには、鍔部22の下面が裏蓋8の座繰り部8dの座繰り面から突出した防水パッキン27の円弧状の上面を押し付けてパッキン溝26内に押し込む。このため、鍔部22の下面が裏蓋8の座繰り部8dの座繰り面に押し当てられて密着し、本体部21の下部が裏蓋8の取付孔20の大径孔部20b内の適切な位置に配置される。これにより、部品搭載部材16が裏蓋8に取り付けられる。
また、このときには、裏蓋8の中央部に設けられたセンサ収納部10に脈拍センサ11を配置する。この場合には、予め、裏蓋8の開口部12の大径孔12bに保護ガラス13を嵌め込む。この状態で、脈拍センサ11のセンサ基板14に設けられたセンサ部15を裏蓋8の開口部12の小径孔12a内に配置させて、センサ基板14をセンサ収納部10内に配置させて固定させる。これにより、裏蓋8に脈拍センサ11が取り付けられる。
そして、腕時計ケース1内に時計モジュール9を組み込んで、腕時計ケース1の下部に裏蓋8を防水リング8aと共に取り付ける。このときには、部品搭載部材16の複数の充電端子18における各接続突起18cが時計モジュール9の回路部(図示せず)と電気的に接続されると共に、脈拍センサ11のセンサ基板14が時計モジュール9の回路部(図示せず)と電気的に接続される。これにより、充電装置30によって充電可能な腕時計が組み立てられる。
次に、この腕時計を充電装置30によって充電する場合について説明する。
この場合には、充電装置30の押え部32のレバー部32aをばね部材38のばね力に抗して押圧操作する。すると、押え部32が装置本体31から離れる方向に回転して、装置本体31と押え部32との間が広くなる。この状態で、腕時計ケース1を装置本体31と押え部32との間に配置させる。
このときには、装置本体31の内部から外部に突出して設けられた位置規制部35の枠状突起35aを裏蓋8の取付孔20における大径孔部20bに対応させる。この状態で、押え部32がばね部材38のばね力によって保持軸33を中心に回転して腕時計ケース1を装置本体31に押し付ける。すると、位置規制部35の枠状突起35aが裏蓋8の取付孔20における大径孔部20b内に挿入される。
この場合には、枠状突起35aが裏蓋8の取付孔20における大径孔部20bの内周面と端子取付部材17の本体部21における下部側の外周面との間に挟まれて、装置本体31が裏蓋8に対して位置決めされる。すると、位置規制部35の内部に埋め込まれた複数の電極端子36の各先端が、部品搭載部材16の複数の充電端子18における各下端部の頭部18aの下面にそれぞれ対応して押し当てられる。
これにより、充電装置30の複数の電極端子36が部品搭載部材16の複数の充電端子18に電気的に接続される。このときには、複数の電極端子36がそれぞれリード線36aによって装置本体31内のA/C変換部(図示せず)に接続されているので、電源コード37からの電力がA/C変換部で変換されて供給され、この供給された電力が部品搭載部材16の複数の充電端子18に供給されて、腕時計ケース1内に組み込まれた時計モジュール9の充電池(図示せず)が充電される。
このように、この腕時計の部品搭載部材16によれば、取付孔20が設けられて腕時計ケース1に取り付けられる剛性を有するベース部材である裏蓋8と、この裏蓋8の取付孔20に挿入されて、腕時計ケース1の内部側に位置する裏蓋8の内面である上面に取り付けられる絶縁性を有する端子取付部材17と、この端子取付部材17に設けられて裏蓋8の上面および反対側の外面である下面に露出する複数の充電端子18と、を備えていることにより、腕時計ケース1の薄型化および小型化を図ることができる。
すなわち、この腕時計の部品搭載部材16では、端子取付部材17が絶縁性を有する材料で形成されているので、複数の充電端子18と裏蓋8との絶縁を図ることができると共に、端子取付部材17の強度を確保するために、端子取付部材17の上下方向の厚みを厚く形成しても、端子取付部材17が裏蓋8の内面である上面に取り付けられていることにより、剛性を有する材料で形成された裏蓋8の上下方向の厚みを薄く形成することができ、これにより腕時計ケース1全体の薄型化および小型化を図ることができる。
この場合、この腕時計の部品搭載部材16では、ベース部材である裏蓋8が剛性の高い金属で形成され、端子取付部材17が絶縁性を有する非金属材料、例えば合成樹脂で形成されていることにより、裏蓋8の厚みを薄く形成しても、裏蓋8の強度を確保することができるので、腕時計ケース1全体の薄型化を図ることができる。また、端子取付部材17が絶縁性を有する非金属材料で形成されているので、複数の充電端子18と裏蓋8との絶縁を確実に且つ良好に図ることができ、これにより電気的に信頼性の高いものを提供することができる。
また、この腕時計の部品搭載部材16では、端子取付部材17が、裏蓋8の取付孔20内に配置されて複数の充電端子18が取り付けられる本体部21と、この本体部21の外周部に設けられて裏蓋8の内面である上面に配置される鍔部22と、を備えていることにより、裏蓋8の取付孔20内に配置される本体部21の上下方向の厚みを十分に厚く形成することができ、これにより複数の充電端子18を確実に且つ良好に取り付けることができると共に、鍔部22によって本体部21を裏蓋8に確実に且つ良好に取り付けることができる。
また、この腕時計の部品搭載部材16では、端子取付部材17の鍔部22上に配置された補強板19を介して鍔部22が複数のねじ部材23によって裏蓋8の内面である上面に取り付けられていることにより、鍔部22が絶縁性を有する合成樹脂で形成されて、鍔部22の上下方向の厚みが薄くても、補強板19によって鍔部22を補強することができるので、鍔部22を裏蓋8の上面に複数のねじ部材23によって確実に且つ強固に取り付けることができる。
すなわち、この腕時計の部品搭載部材16では、複数のねじ部材23が裏蓋8の複数のねじ孔8eに螺合して締め付けられた際に、補強板19の下面全体が合成樹脂製の端子取付部材17の鍔部22を裏蓋8の上面における座繰り部8dの座繰り面に面接触によって均等に押し付けることができるので、端子取付部材17の部分的な変形を防いで、端子取付部材17を裏蓋8の内面に確実に且つ強固に固定させることができる。この場合、補強板19は、端子取付部材17の鍔部22が絶縁性を有する合成樹脂で形成されていても、複数のねじ部材23が鍔部22に部分的に食い込むことがないので、複数のねじ部材23による鍔部22の破損を防ぐことができる。
また、この腕時計の部品搭載部材16では、裏蓋8の上面における取付孔20の周縁部に防水パッキン27が配置されるパッキン溝26が設けられ、防水パッキン27が端子取付部材17の鍔部22によってパッキン溝26内に押圧されているので、裏蓋8の上面と端子取付部材17の鍔部22の下面との間の防水を確実に且つ良好に図ることができる。すなわち、端子取付部材17の鍔部22は、絶縁性を有する合成樹脂で形成されていても、補強板19によって裏蓋8の上面に確実に押し付けられるので、鍔部22によって防水パッキン27をパッキン溝26内に確実に押し付けることができる。
この場合、防水パッキン27は、断面形状がD字形状、つまりパッキン溝26の底部に配置される底面が平面に形成され、上面がパッキン溝26から突出する円弧状に形成されていることにより、防水パッキン27がパッキン溝26内に配置された状態で、端子取付部材17の鍔部22が押し当てられた際に、パッキン溝26から突出する防水パッキン27の円弧状の上面を鍔部22によって確実に押圧してパッキン溝26内に押し込むことができるので、裏蓋8の上面と端子取付部材17の鍔部22の下面との間の防水を確実に且つ良好に図ることができる。
なお、上述した実施形態では、端子取付部材17が絶縁性を有する合成樹脂で形成されている場合について述べたが、この発明は、これに限らず、例えば絶縁性を有するセラミックスなどの非金属材料で形成されていても良い。
また、上述した実施形態では、端子が充電端子18である場合について述べたが、この発明は、必ずしも充電端子18である必要はなく、通信用の端子などの接続用の端子であれば、どのような端子であっても良い。
また、上述した実施形態では、腕時計に適用した場合について述べたが、この発明は必ずしも腕時計である必要はなく、例えばトラベルウオッチ、目覚まし時計、置き時計、掛け時計などの各種の時計に適用することができる。
さらに、この発明は、必ずしも時計である必要はなく、例えば携帯電話や携帯情報端末などの電子機器にも適用することができる。この場合、上述した実施形態では、ベース部材が裏蓋8である場合について述べたが、この発明は、必ずしも裏蓋8である必要はなく、ケースに取り付けられるものであれは、どのようなものであっても良い。
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明は、これに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
請求項1に記載の発明は、取付孔が設けられてケースに取り付けられるベース部材と、前記ベース部材の前記取付孔に挿入されて、前記ケースの内部側に位置する前記ベース部材の内面に取り付けられる取付部材と、前記取付部材に設けられて前記ベース部材の前記内面および反対側の外面に露出する端子と、を備えていることを特徴とする部品搭載部材である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の部品搭載部材において、前記ベース部材は、前記取付部材よりも剛性の高い金属で形成され、前記取付部材は、絶縁性を有する非金属材料で形成されていることを特徴とする部品搭載部材である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の部品搭載部材において、前記取付部材は、前記端子が取り付けられて前記ベース部材の前記取付孔内に配置される本体部と、前記本体部の外周部に設けられて前記ベース部材の前記内面に取り付けられる鍔部と、を備えていることを特徴とする部品搭載部材である。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の部品搭載部材において、前記取付部材は、前記鍔部上に補強板が配置され、前記補強板を介して前記鍔部が複数のねじ部材によって前記ベース部材の前記内面に取り付けられていることを特徴とする部品搭載部材である。
請求項5に記載の発明は、請求項1~請求項4のいずれかに記載の部品搭載部材において、前記ベース部材の前記内面における前記取付孔の周縁部には、防水パッキンが配置されるパッキン溝が設けられ、前記防水パッキンは、前記取付部材によって前記パッキン溝内に押圧されていることを特徴とする部品搭載部材である。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の部品搭載部材において、前記防水パッキンは、前記パッキン溝の底部に配置される底面が平面に形成され、上面が前記パッキン溝から突出する円弧状に形成されていることを特徴とする部品搭載部材である。
請求項7に記載の発明は、請求項1~請求項6のいずれかに記載された部品搭載部材を備えていることを特徴とするケースである。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載されたケースを備えていることを特徴とする時計である。
1 腕時計ケース
4 本体ケース
5 第1外装ケース
6 第2外装ケース
7 時計ガラス
8 裏蓋
8e ねじ孔
9 時計モジュール
16 部品搭載部材
17 端子取付部材
18 充電端子
18a 頭部
18b 抜止め溝
18c 接続突起
19 補強板
19a 第2挿入孔
20 取付孔
20a 小径孔部
20b 大径孔部
21 本体部
21a 貫通孔
22 鍔部
22a 第1挿入孔
23 ねじ部材
24 抜止め部材
25 防水リング
26 パッキン溝
27 防水パッキン
30 充電装置

Claims (8)

  1. 取付孔が設けられてケースに取り付けられるベース部材と、
    前記ベース部材の前記取付孔に挿入されて、前記ケースの内部側に位置する前記ベース部材の内面に取り付けられる取付部材と、
    前記取付部材に設けられて前記ベース部材の前記内面および反対側の外面に露出する端子と、
    を備えていることを特徴とする部品搭載部材。
  2. 請求項1に記載の部品搭載部材において、
    前記ベース部材は、前記取付部材よりも剛性の高い金属で形成され、
    前記取付部材は、絶縁性を有する非金属材料で形成されている
    ことを特徴とする部品搭載部材。
  3. 請求項1または請求項2に記載の部品搭載部材において、
    前記取付部材は、前記端子が取り付けられて前記ベース部材の前記取付孔内に配置される本体部と、前記本体部の外周部に設けられて前記ベース部材の前記内面に取り付けられる鍔部と、を備えている
    ことを特徴とする部品搭載部材。
  4. 請求項3に記載の部品搭載部材において、
    前記取付部材は、前記鍔部上に補強板が配置され、前記補強板を介して前記鍔部が複数のねじ部材によって前記ベース部材の前記内面に取り付けられている
    ことを特徴とする部品搭載部材。
  5. 請求項1~請求項4のいずれかに記載の部品搭載部材において、
    前記ベース部材の前記内面における前記取付孔の周縁部には、防水パッキンが配置されるパッキン溝が設けられ、前記防水パッキンは、前記取付部材によって前記パッキン溝内に押圧されている
    ことを特徴とする部品搭載部材。
  6. 請求項5に記載の部品搭載部材において、
    前記防水パッキンは、前記パッキン溝の底部に配置される底面が平面に形成され、上面が前記パッキン溝から突出する円弧状に形成されている
    ことを特徴とする部品搭載部材。
  7. 請求項1~請求項6のいずれかに記載された部品搭載部材を備えていることを特徴とするケース。
  8. 請求項7に記載されたケースを備えていることを特徴とする時計。

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