JP2022134859A - 電力供給システム及び双方向電力変換装置 - Google Patents

電力供給システム及び双方向電力変換装置 Download PDF

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卓志 熊谷
Takushi Kumagai
惇朗 湊
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勝隆 田邊
Katsutaka Tanabe
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Abstract

Figure 2022134859000001
【課題】V2HシステムとV2Lシステムとを兼ね備えた電力供給システムにおいて、パワコンを可搬型としたことによる問題を解決するための技術を提供する。
【解決手段】電力系統と可動式の外部電源とを連系可能に接続する電力供給システムであって、前記電力系統と連系し、交流電力が入出力される第一入出力コネクタを備える第一ユニットと、前記第一入出力コネクタと着脱自在に接続される第二入出力コネクタ、双方向AC/DCインバータ、双方向DC/DCコンバータ、及び、直流電力が入出力される第三入出力コネクタを備える第二ユニットと、前記第二ユニットが前記電力系統と通電した状態で前記第一入出力コネクタから前記第二入出力コネクタが取り外されることに対する安全機構と、を有する電力供給システム。
【選択図】図1

Description

本発明は電力供給システム、特に電動自動車と組み合わせて用いる電力供給システムに関する。
近年、電気自動車(Electric Vehicle:EV)、PHV(Plug-in Hybrid Vehicle)、PHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle)など、電力を駆動源とし、外部からの電力の供給が可能な蓄電池を内蔵している車が普及してきている。
また、これらの車両に搭載された駆動用の蓄電池と家屋などの施設の電気系統とを接続し、双方向に電力の供給を可能にしたV2H(Vehicle to Home)システム(例えば、特許文献1)や、車載の蓄電池から一般家庭用電気機器への電力を供給可能にしたV2L(Vehicle to Load)システム(たとえば、特許文献2)も普及しつつあり、その需要が高まっている。
さらに、上記のV2H、V2Lのいずれにも適用可能な可搬型のパワーコンディショナー(以下、パワコン)を備える電力供給システムも提案されている(例えば、特許文献3)。特許文献3では、具体的には、V2Lシステムには不要であるがV2Hシステムには必要な(商用電力系統との連系に必要な)構成を据え置き側のユニットに配置し、可搬型のパワコンを最小限の構成によりV2Lシステム用の電力供給装置としつつ、据え置き側のユニットと接続して車載蓄電池との間を中継することでV2Hシステムを構成することが開示されている。このような構成によれば、V2HとV2Lの両立を図りつつ、持ち運びに適した可搬型の電力変換装置を実現することが可能である。
特開2015-122866号公報 特開2013-74719号公報 特開2020-150737号公報
しかしながら、上記特許文献3の技術により、パワコンを持ち運び可能としたことによって新たな問題が生じている。例えば、可搬側ユニットを商用電力系統と通電状態のままで据置側ユニットから取り外してしまう虞があるなど、安全面の問題がある。また、V2H用の機器は通常縦置きに設置され、それを前提とした放熱構造となっているが、可搬側ユニットを取り外してV2L機器として使用する場合は、その形状から横置き(平置き)設置となるため、放熱構造がうまく機能しないといった問題が生じる。また、可搬側ユニットをV2L機器としてするシーンは災害時などの限られた機会であり、通常はV2H機器として用いられることが一般的であるが、その場合V2L機器として用いる際のACコンセントが無駄になり、V2L機器として用いる機会がないと、結果としてACコンセント分のコストが余分に発生することになってしまう。
本発明は、上記のような実情に鑑みてなされたものであり、V2HシステムとV2Lシステムとを兼ね備えた電力供給システムにおいて、パワコンを可搬型としたことによる問題を解決するための技術を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は以下の構成を採用する。即ち、
電力系統と可動式の外部電源とを連系可能に接続する電力供給システムであって、
前記電力系統と連系する所定の施設の電力入出力部に接続される施設側接続部と、交流電力が入出力される第一入出力コネクタと、前記施設側接続部と前記第一入出力コネクタとを繋ぐ電力伝送路を備える第一ユニットと、
前記第一入出力コネクタと着脱自在に接続されるとともに交流電力が入出力される第二入出力コネクタと、前記第二入出力コネクタから入力された交流電力を直流電力に変換する整流回路と、前記整流回路から出力される直流電力を変圧する第一変圧回路と、直流電力が入出力される第三入出力コネクタと、前記第三入出力コネクタから入力される直流電力を変圧する第二変圧回路と、前記第二変圧回路から出力される直流電力を交流電力に変換する逆変換回路と、を備える第二ユニットと、
前記第二ユニットが前記電力系統と通電した状態で前記第一入出力コネクタから前記第二入出力コネクタが取り外されることに対する安全機構と、
を有することを特徴とする、電力供給システム、である。
ここで、「所定の施設」は様々な形態の施設を含む意味で用いられ、例えば、戸建住宅、集合住宅、オフィスビル、商業施設などが該当する。また、上記の第一変圧回路及び第二変圧回路による変圧は、一方が降圧である場合には他方が昇圧となり、いずれの回路で降圧、昇圧されるのかは「可動式の外部電源」の電圧に応じて決定するようにすればよい。上記のような構成により、第二ユニット(即ち可搬型のパワコン)を、V2L機器として用いるために第一ユニットから取り外す際に、電力系統と通電した状態で第一入出力コネクタの取り外しを行う危険を抑止することができる。
ここで、前記安全機構には、前記第一ユニットの前記電力伝送路に設けられる開閉器が含まれていてもよい。開閉器は操作部により手動でON/OFFが切り換えられてもよいし、自動的にON/OFFされるものであってもよい。このような構成とすることで、第一入出力コネクタへの通電が解除されて安全が確保された状態で、第二入出力コネクタを取り外すことが可能になる。
また、前記安全機構には、
前記第一ユニットの前記第一入出力コネクタを開閉可能に覆うコネクタカバーと、
前記コネクタカバーの開閉を検知するとともに該コネクタカバーの開閉状態に係る情報を出力するカバー開閉検知手段と、前記カバー開閉検知手段の出力信号を前記第二ユニットに送信する送信手段と、
前記コネクタカバーの状態が開であることの信号を受信した場合に、前記第二ユニットの稼働を停止させる制御を行う制御手段と、が含まれていてもよい。
このような構成によれば、第一入出力コネクタと第二入出力コネクタを着脱するために、前記コネクタカバーを開けた時点で第二ユニットの稼働を停止、即ち通電可能な状態ではなくすことができる。これにより、コネクタ着脱時の感電事故を防止することができる。
また、前記第一入出力コネクタ、及び、前記第二入出力コネクタは、電力線及び信号線を含むコネクタであり、
前記信号線は前記第二ユニット側に発信部及び受信部が設けられ、前記第一ユニット側に折り返し部が設けられ、前記第一入出力コネクタと前記第二入出力コネクタとが連結されている場合に前記発信部と前記受信部が接続されるものであって、
前記安全機構には、
前記信号線と、前記発信部からの信号を前記受信部が受信できない場合に前記第二ユニットの稼働を停止させる制御を行う制御手段と、が含まれていてもよい。
このような構成によれば、第二入出力コネクタを第一入出力コネクタから取り外した時点で素早く第二ユニットの稼働を停止、即ち通電可能な状態ではなくすことができる。これにより、第一入出力コネクタ取り外し時の感電事故を抑止することができる。
また、前記第一入出力コネクタ、及び、前記第二入出力コネクタは、電力線及び信号線を含むコネクタであり、
前記第一入出力コネクタ又は前記第二入出力コネクタにおいて、前記電力線のコネクタピンの方が前記信号線のコネクタピンよりも長く形成されているコネクタピン構造を有しており、
前記安全機構には、前記コネクタピン構造が含まれているのであってもよい。
このような構成によれば、第二入出力コネクタを第一入出力コネクタから取り外す際には、電力線よりも先に信号線の接続が解除され、その時点で素早く第二ユニットの稼働を停止、即ち通電可能な状態ではなくすことができる。これにより、第一入出力コネクタ取り外し時の感電事故を抑止することができる。
また、前記電力供給システムは、前記第二ユニットの前記第二入出力コネクタと着脱自在に接続される第四入出力コネクタと、少なくとも前記第四入出力コネクタから入力される電力を出力可能な電力用端子を備える電源接続用器具を、さらに有するものであってもよい。また、前記電源接続用器具の前記電力用端子は、AC100Vコンセントであってもよい。
第二ユニットを、第一ユニットから取り外して、V2L機器として利用するためには、負荷を接続するACコンセントが必要となる。しかしながら、第二ユニットを第一ユニットと接続してV2Hとして利用している場合には、当該ACコンセントは使用されることがなく、無駄な構成となる。一般的にV2Lとしての利用が想定されるシーンは限定されており、V2Hとしての導入を希望するユーザーにとっては、ACコンセント分のコストが余分となってしまう。この点、上記のような構成であると、第二ユニットからACコンセントを無くしてその分のコスト低減を図るとともに、V2Lとしての使用を希望するユーザーは別途前記の電源接続用器具を用意することで、V2L兼用の機器として利用することが可能になる。なお、前記電源接続用器具の前記電力用端子は必ずしもACコンセントである必要はなく、給電可能なUSB端子などであってもよい。
また、前記第二ユニットは、放熱ファンをさらに備える構成であってもよい。V2H用の機器は一般的に縦置きに設置され、それを前提とした放熱構造となっている。しかしながら、可搬型電力伝送装置を取り外してV2L機器として使用する場合は、その形状から横置き(平置き)設置となることが通常であるため、上述の放熱構造がうまく機能しないといった問題が生じる。この点、上記のような構成であると、放熱ファンによって第二ユニットを空冷し、横置きすることによる放熱不良の問題を改善することができる。
また、放熱ファンは、前記第二ユニットに着脱自在に設けられる構成であってもよい。この際には、電源はV2L機器の起動用電源としての電動自動車の蓄電池とするため、シガーソケットから給電可能なプラグを備えた構成としてもよい。
また、前記可動式の外部電源は電動自動車の蓄電池であり、前記第二入出力コネクタは前記電動自動車の充放電端子と接続可能に形成されていてもよい。ここで、電動自動車にはEV、PHV、PHEVなどが含まれる。本発明はこのような構成によりV2HとV2
Lが兼用可能な機器として適用することが好適である。
また、本発明は、電力系統と可動式の外部電源とを連系可能に接続する電力供給システムであって、
前記電力系統と連系する所定の施設の電力入出力部に接続される施設側接続部と、交流電力が入出力される第一入出力コネクタと、前記施設側接続部と前記第一入出力コネクタとを繋ぐ電力伝送路を備える第一ユニットと、
前記第一入出力コネクタと着脱自在に接続されるとともに交流電力が入出力される第二入出力コネクタと、前記第二入出力コネクタから入力された交流電力を直流電力に変換する整流回路と、前記整流回路から出力される直流電力を変圧する第一変圧回路と、直流電力が入出力される第三入出力コネクタと、前記第三入出力コネクタから入力される直流電力を変圧する第二変圧回路と、前記第二変圧回路から出力される直流電力を交流電力に変換する逆変換回路と、を備える第二ユニットと、
前記第二ユニットの前記第二入出力コネクタと着脱自在に接続される第四入出力コネクタと、少なくとも前記第四入出力コネクタから入力される電力を出力可能な電力用端子を備える電源接続用器具と、を有する電力供給システム、として捉えることもできる。
また、本発明は、電力系統と可動式の外部電源とを連系可能に接続する電力供給システムであって、
前記電力系統と連系する所定の施設の電力入出力部に接続される施設側接続部と、交流電力が入出力される第一入出力コネクタと、前記施設側接続部と前記第一入出力コネクタとを繋ぐ電力伝送路を備える第一ユニットと、
前記第一入出力コネクタと着脱自在に接続されるとともに交流電力が入出力される第二入出力コネクタと、前記第二入出力コネクタから入力された交流電力を直流電力に変換する整流回路と、直流電力を変圧する第一変圧回路と、直流電力が入出力される第三入出力コネクタと、前記第三入出力コネクタから入力される直流電力を変圧する第二変圧回路と、前記第二変圧回路から出力される直流電力を交流電力に変換する逆変換回路と、を備える第二ユニットと、
前記第二ユニットの放熱を行うためのファンと、前記可動式の外部電源と接続される電力入力部と、を備える第三ユニットと、を有する電力供給システム、として捉えることもできる。
また、本発明は、交流電力が入出力される交流用入出力コネクタと、前記交流用入出力コネクタから入力された交流電力を直流電力に変換する整流回路と、前記整流回路から出力される直流電力を変圧する第一変圧回路と、直流電力が入出力される直流用入出力コネクタと、前記直流用入出力コネクタから入力される直流電力を変圧する第二変圧回路と、前記第二変圧回路から出力される直流電力を交流電力に変換する逆変換回路と、を含む電気回路と、
前記電気回路を商用電力系統と接続可能に制御する制御部と、を備え、上述の第二ユニットを構成する双方向電力変換装置、としても捉えることが可能である。
なお、上記構成及び処理の各々は技術的な矛盾が生じない限り互いに組み合わせて本発明を構成することができる。
本発明によれば、V2HシステムとV2Lシステムとを兼ね備えた電力供給システムにおいて、電力伝送装置を可搬型としたことによる問題を解決するための技術を提供することができる。
図1は、本発明の第1の実施例に係る電力供給システムの概略を示すブロック図である。 図2Aは、本発明の第1の実施例の固定ユニット及びパワコンの正面を示す概略図である。図2Bは、本発明の第1の実施例の固定ユニット及びパワコンの側面を示す概略図である。 図3は、第1の実施例の変形例に係る電力供給システムの概略を示すブロック図である。 図4は、第1の実施例の他の変形例に係る電力供給システムの概略を示すブロック図である。 図5Aは、コネクタ部の電力線と信号線の構造を示す第1の説明図である。図5Bは、コネクタ部の電力線と信号線の構造を示す第2の説明図である。図5Cは、コネクタ部の電力線と信号線の構造を示す第3の説明図である。 図6は、本発明の第2の実施例に係る電力供給システムの概略を示すブロック図である。 図7は、本発明の第3の実施例に係る電力供給システムの概略を示すブロック図である。
<適用例>
以下、図面を参照して、本発明の適用例について説明する。図1は本発明が適用可能な電力供給システム1の概略を示すブロック図である。図1において、各ブロックを連結する実線は電力ラインの接続を示しており、各ブロックを連結する一点鎖線は信号ライン(無線通信も含む)の接続を示している。
図1に示すように、本適用例に係る電力供給システム1は、電力系統150と連系する施設の電気回路と接続される固定ユニット110と、該固定ユニット110と着脱可能に接続される可搬型のパワコン120と、駆動力として電力を使用するEVなどの電動自動車130に搭載された蓄電池131とを含んで構成されている。
固定ユニット110は、施設の分電盤140と接続する施設側接続部111と、パワコン120との接続部として機能する固定側コネクタ112と、施設側接続部111と固定側コネクタ112との間に設けられるスイッチ113と、を備えている。本適用例においては、固定ユニット110が第一ユニットに相当する。
また、パワコン120は、固定ユニット110の固定側コネクタ112と着脱自在に接続可能な可動側交流コネクタ121と、双方向DC/ACインバータ123と、双方向DC/DCコンバータ124と、電動自動車130と接続される可動側直流コネクタ122と、を備えている。なお、本適用例では、パワコン120が第二ユニットに相当する。また、電動自動車130には、パワコン120と着脱自在に接続可能なEVコネクタ132が設けられている。
固定ユニット110の施設側接続部111は、電力系統150から分電盤140を介して交流電力が入力されるとともに、パワコンから120固定側コネクタ112を介して供給された交流電力を出力する。また、固定側コネクタ112は、電動自動車130の蓄電池131からパワコン120を介して交流電力が入力されるとともに、施設側接続部111から供給された交流電力を出力する。即ち、本適用例においては、蓄電池131が可動式の外部電源に相当する。そして、スイッチ113は施設側接続部111と固定側コネクタ112とを接続する電力回路Cに設けられる開閉器であり、手動または自動で当該回路をON/OFFする。
パワコン120の可動側交流コネクタ121は、固定ユニット110から固定側コネクタ112を介して交流電力が入力されるとともに、後述のように双方向DC/ACインバータ123で交流に変換された電力を出力する。また、可動側直流コネクタ122は、電動自動車130の蓄電池131からEVコネクタ132を介して直流電力が入力されるとともに、後述のように双方向DC/DCコンバータ124によって降圧された直流電力を出力する。
また、双方向DC/ACインバータ123は双方向の順/逆変換回路であり、可動側交流コネクタ121から入力される交流電力を直流電力に変換して出力するとともに、可動側直流コネクタ122から入力され、後述のように双方向DC/DCコンバータ124で昇圧(もしくは降圧)された直流電力を交流電力に変換して出力する。即ち、本適用例において双方向DC/ACインバータ123は整流回路および逆変換回路に相当する。なお、双方向DC/ACインバータ123には所望の公知技術を採用すればよく、電気回路図など詳細な説明は省略する。
また、双方向DC/DCコンバータ124は、双方向の変圧回路であり、双方向DC/ACインバータ123で直流に変換された電力を降圧(もしくは昇圧)して出力し、可動側直流コネクタ122から入力された電力を昇圧(もしくは降圧)して出力する。即ち、本適用例においてDC/DCコンバータ124は第一変圧回路および第二変圧回路に相当する。なお、双方向DC/DCコンバータ124には所望の公知技術を採用すればよく、電気回路図など詳細な説明は省略する。
電動自動車130のEVコネクタ132は、例えば、CHAdeMO等の電動自動車充電規格に準拠し、蓄電池131の端子と接続可能に構成されるコネクタであり、双方向に電力の供給が可能なように接続端子が構成されている。EVコネクタ132を介して蓄電池131と接続されることで、パワコン120から蓄電池131に電力を供給することが可能になるとともに、蓄電池131からパワコン120へ電力を供給することも可能になる。
本適用例に係る電力供給システム1では、通常時には固定側コネクタ112及び可動側交流コネクタ121が接続され、パワコン120は固定ユニット110に装着されて、V2H用の機器として機能している。そして、パワコン120をV2L機器として用いる場合には、可動側交流コネクタ121を固定側コネクタ112から取り外すことによって、任意の場所に搬出することができる。この際に、固定ユニット110のスイッチ113をOFFにしておくことで、電力系統150からの電力を遮断して安全に取り外し作業を行うことが可能になる。即ち、本適用例においてスイッチ113が安全装置に相当する。
<実施形態1>
(システムの全体構成)
以下、図面を参照して、本発明の実施形態についてより詳細に説明する。図1及び図2は本発明の実施形態1に係る図である。本実施形態は適用例で説明したのと同様のシステム構成を有しているため適用例と同様の符号を用い、適用例において既に説明した構成についての詳細な説明は省略する。図1は、本実施形態の電力供給システム1の概略構成を示すブロック図である。上述のように、電力供給システム1は電力系統150と連系する施設の電気回路と接続される固定ユニット110と、該固定ユニット110と着脱可能に接続される可搬型のパワコン120と、駆動力として電力を使用するEVなどの電動自動車130に搭載された蓄電池131とを含んで構成されている。
図2は、本実施形態の電力供給システム1に係る固定ユニット110及びパワコン120の外観について説明する概略図であり、図2Aは固定ユニット110及びパワコン12
0の正面を、図2Bは固定ユニット110及びパワコン120の側面をそれぞれ示している。
図2に示すように、固定ユニット110は、パワコン支持部11を備える筐体と、固定側コネクタ112と、スイッチ操作ボタン13とを備えている。この他、図1に示すように、施設側接続部111とスイッチ113とを備えており、スイッチ操作ボタン13の操作によりスイッチ113のON/OFFが手動で切り換え可能になっている。また、図示しないが、固定ユニット110は、背面側において、例えば家屋などの施設の壁面に固着される構成(係合用金具など)を有しており、当該施設の分電盤140を介して、施設側接続部111と電力系統150が接続される。なお、固定ユニット110は地面、台座などに設置して固定することも可能であり、この場合には、パワコン支持部11の底部に脚部、台座固定部材などを設けてもよい。
また、図2に示すように、パワコン120は、筐体21、ハンドル22、可動側交流コネクタ121(及びケーブル)、可動側直流コネクタ122(及びケーブル)、操作部126、表示部127、出力端子128を備えている。また、図1に示すように、双方向DC/ACインバータ123、双方向DC/DCコンバータ124、制御回路125を備えている。
ハンドル22は筐体21と一体に設けられ、パワコン120を固定ユニット110と分離して運搬する際の取手として機能する。なお、ハンドル22は必須の構成ではなく、持ち運びに支障がなければハンドル22を設けない構成であっても何ら問題はない。可動側交流コネクタ121、可動側直流コネクタ122、双方向DC/ACインバータ123、双方向DC/DCコンバータ124については既に説明した通りであり、改めての説明は省略する。操作部126は複数の操作ボタンを備え、操作ボタンを介したユーザーの入力を受け付けて後述の制御回路125に伝達する機能を有する。表示部127は例えば液晶ディスプレイやLEDランプなどで構成され、パワコン120の運転状態や、ユーザーの操作に対する応答などの情報を表示する機能である。
制御回路125は、CPU(Central Processing Unit)などを備え、パワコン120の各部の制御を行う。また、制御回路125は、可動側交流コネクタ121、可動側直流コネクタ122、双方向双方向DC/ACインバータ123、双方向DC/DCコンバータ124において電流及び電圧をセンシングし、必要に応じて蓄電池131からの出力を押さえるなど、電力系統150との系統連系に必要な制御を実行する回路である。回路構成は、例えば資源エネルギー庁の定める「電力品質確保に係る系統連系技術要件ガイドライン」に準拠した要件を満たすように構築された所望の公知技術を採用すればよく、詳細な説明は省略する。
出力端子128は、例えば一般的な家庭用AC100Vコンセントとして筐体21に設けられ、外部の負荷の差込みプラグが接続されることで、外部の負荷に電力を供給可能なように構成される。即ち、パワコン120をV2L機器として用いる場合には、出力端子128を介して外部の負荷に電力を供給することができる。
以上のような構成を有する電力供給システム1によれば、固定ユニット110の固定側コネクタ112とパワコン120の可動側交流コネクタ121、電動自動車130のEVコネクタ132とパワコンの120の可動側直流コネクタ122、をそれぞれ接続した状態において、V2Hシステムを実現することができる。さらに、固定側コネクタ112と可動側交流コネクタ121を取り外すことで、電動自動車130の蓄電池131を電源とするV2Lシステムを実現することが可能になる。
そして、固定側コネクタ112と可動側交流コネクタ121を取り外してパワコン120をV2L機器として利用する際には、作業者は事前に固定ユニット110のスイッチ操作ボタン13を操作し、スイッチ113をOFFにしておくことで、電力系統150からの電力を遮断して安全に取り外し作業を行うことが可能になる。
(変形例1)
なお、上記実施形態1においては、スイッチ113が安全機構に相当するが、これに代えて又はこれに加えて、他の安全機構を採用することもできる。以下では、図面に基づいて、このような変形例について説明する。ただし、以下では、実施形態1に係る電力供給システム1と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図3は、電力供給システム1の第1の変形例に係る、電力供給システム2の概略構成を示すブロック図である。本変形例に係る電力供給システム2は、実施形態1の電力供給システム1とは、固定ユニット210がコネクタカバー211及びカバー開閉センサ212を備える点において異なるのみであり、その他の構成は電力供給システム1と同様である。
コネクタカバー211は、固定ユニット110の固定側コネクタ112を覆う部材であり、ヒンジなどにより開閉自在に固定ユニット110の筐体に設けられる。コネクタカバー211には、可動側交流コネクタ121から伸びるケーブル用の開口が設けられており、可動側交流コネクタ121と固定側コネクタ112を結合したまま、コネクタカバー211を閉じて、固定側コネクタ112部を覆うことができるようになっている。
カバー開閉センサ212は、コネクタカバー211の開閉状態を検知し、その状態をパワコン120の制御回路125に送信する。そして、制御回路125は、パワコン120が稼働状態かつスイッチ113がOFFになっていない状態(即ち、固定ユニット210とパワコン120とが通電状態)で、カバー開閉センサ212からコネクタカバー211が「開」の状態である旨の信号を受信した場合には、直ちにパワコン120の運転を停止する制御を行う。即ち、本変形例においては、カバー開閉センサ212がカバー開閉検知手段及び送信手段に相当し、制御回路125が制御手段に相当する。
これにより、作業者が誤って固定ユニット210とパワコン120とが通電状態のままで、固定側コネクタ112と可動側交流コネクタ121とを取り外してしまうことを防止し、感電事故を抑止することができる。
(変形例2)
図4は、電力供給システム1の第2の変形例に係る、電力供給システム3の概略構成を示すブロック図である。本変形例に係る電力供給システム3は、実施形態1の電力供給システム1とは、コネクタの接続状態検知用の信号線が設けられている点において異なっている。
具体的には、パワコン320の制御回路325には、接続検知信号発信部321と接続検知信号受信部322が設けられており、これらに接続される信号線は可動側交流コネクタ121に繋がっている。一方、固定側ユニット110には両端が固定側コネクタ112に接続され、固定ユニット110内で折り返される信号線が設けられている。そして、固定側コネクタ112と可動側交流コネクタ121とが連結されている場合には、これらのコネクタの信号線も接続されて、接続検知信号発信部321から発信された信号を接続検知信号受信部322が受信されるようになっている。
ここで、本変形例における、固定側コネクタ112及び可動側交流コネクタ121の電
力線及び信号線は、電力線のコネクタピンの方が信号線のコネクタピンよりも長く形成されているコネクタピン構造を有している。図5は、当該コネクタピン構造を示す模式図であり、図5Aは固定側コネクタ112及び可動側交流コネクタ121が取り外された状態、図5Cはこれら両コネクタが連結された状態を、図5Bはその中間状態を表している。
本変形例に係る、電力線EのコネクタピンE1の方が信号線SのコネクタピンS1よりも長く形成されているコネクタピン構造により、図5Bのように電力線Dが接続されている状態であっても、信号線Sが外れる状態、即ち、接続検知信号発信部321から発信された信号を接続検知信号受信部322が受信できなくなる状態が発生する。
そして、制御回路325は、パワコン320が稼働状態かつスイッチ113がOFFになっていない状態(即ち、固定ユニット110とパワコン320とが通電状態)で、接続検知信号発信部321から発信された信号を接続検知信号受信部322が受信できなくなった場合には、直ちにパワコン320の運転を停止する制御を行う。即ち、本変形例においては、制御回路325が制御手段に相当する。
これにより、作業者が誤って固定ユニット110とパワコン320とが通電状態のままで、固定側コネクタ112と可動側交流コネクタ121とを取り外してしまった場合であっても、パワコン320の運転を停止することにより、感電事故を抑止することができる。
<実施形態2>
また、本発明は上記実施形態1以外の電力供給システムにも適用することが可能である。図6は、本発明の他の実施形態に係る電力供給システム4の概略構成を示すブロック図である。電力供給システム4は、パワコン420に出力端子128設けられていないかわりに、パワコン420の可動側交流コネクタ121と接続可能なコンセントボックス400を有している点において、電力供給システム1と異なっている。
コンセントボックス400は、可動側交流コネクタ121と着脱自在に接続されるコンセントボックスコネクタ401と、AC100Vコンセントとしての出力端子402を備える携帯型の機器である。即ち、本実施形態においてはコンセントボックス400が電源接続用器具に相当する。
本実施形態におけるパワコン420本体には外部の負荷用の出力端子が設けられていないため、そのままではパワコン420をV2L機器として用いることができない。ただし、固定側コネクタ112から取り外した可動側交流コネクタ121に、コンセントボックスコネクタ401を接続することによって、コンセントボックス400の出力端子402を外部負荷用の出力端子として用いることが可能になる。
一般的にV2Lの利用が想定されるシーンは災害時など限定された場合であるため、V2Hとして電力供給システムの導入を希望するユーザーにとっては、出力端子分のコストが余分となってしまう。この点、本実施形態に係る電力供給システム4のような構成であると、パワコン420からは外部負荷用の出力端子を無くしてその分のコスト低減を図るとともに、V2L機器としての使用も希望するユーザーは別途コンセントボックス400を用意することで、V2L兼用の機器として利用することが可能になる。
<実施形態3>
図7は、本発明のさらに他の実施形態に係る電力供給システム5の概略構成を示すブロック図である。電力供給システム5は、パワコン120に着脱可能に設けられる放熱ファン装置511を備える点において、電力供給システム1と異なっている。
放熱ファン装置511は、図示しないファンと給電部512を備えている。給電部512は、外部からの給電が可能に構成される電力入力端子であり、例えば、電動自動車130のシガーソケット133と接続可能な給電ケーブルなどを接続することができる。
図2で示すように、パワコン120をV2H用の機器として固定ユニット110と連結して用いる場合には、ハンドル22を上向きにした縦置きで設置されることになるため、パワコン120の図示しない放熱構造も、それを前提とした構造となっている。しかしながら、パワコン120を固定ユニット110から取り外してV2L機器として使用する場合は、その形状から筐体21の正面部を上向きにした平置き(横置き)の設置となることが通常であるため、上述の放熱構造がうまく機能しないといった問題が生じる。この点、電力供給システム5のような構成であると、放熱ファン装置511を取り付けることによってパワコン120を強制的に空冷し、平置きすることによる放熱不良の問題を改善することができる。
また、放熱ファン装置511を電動自動車130のシガーソケット133などと接続可能として、蓄電池131から電力の供給を受けることで、災害時などの電源確保が難しい利用シーンにおいても、放熱ファン装置511を駆動する電力を確保することが可能になる。
<その他>
上記各実施形態は、本発明を例示的に説明するものに過ぎず、本発明は上記の具体的な形態には限定されない。本発明はその技術的思想の範囲内で種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態1の変形例1の構成を変形例2と組み合わせて用いることも可能である。さらに、変形例2のように、コネクタ接続検知用信号専用の信号線を設けるのではなく、電力線のコネクタピンの方が信号線のコネクタピンよりも長く形成されるコネクタピン構造によって、電力がONで(何らかの)信号がOFFといった状態を検出すれば、パワコンを止める構成としてもよい。また、実施形態1の各変形例を、実施形態2又は3と組み合わせた電力供給システムとすることも可能である。
また、実施形態3においては、放熱ファン装置511は、パワコン120と着脱可能に設けられる構成としたが、パワコン120に放熱ファンを内蔵し、専用の吸排気口を設けた構成とすることも可能である。
また、上記各例においては、出力端子としてAC100Vコンセントを例示したが、これに限られるわけではなく、例えばUSB端子などの所望の出力端子をパワコンに設けることが可能である。さらに、電力の出力だけでなく、入力も可能な入出力端子を設けるのであってもよい。
また、上記各例の電力供給システムは、HEMS(Home Energy Management System)などの他のスマートグリッドシステムと連携して、或いはその一部として運用することができる。
<付記1>
電力系統(150)と可動式の外部電源(131)とを連系可能に接続する電力供給システム(1)であって、
前記電力系統と連系する所定の施設の電力入出力部(140)に接続される施設側接続部(111)と、交流電力が入出力される第一入出力コネクタ(112)と、前記施設側接続部と前記第一入出力コネクタとを繋ぐ電力伝送路(C)を備える第一ユニット(110)と、
前記第一入出力コネクタと着脱自在に接続されるとともに交流電力が入出力される第二入出力コネクタ(121)と、前記第二入出力コネクタから入力された交流電力を直流電力に変換する整流回路(123)と、前記整流回路から出力される直流電力を変圧する第一変圧回路(124)と、直流電力が入出力される第三入出力コネクタ(122)と、前記第三入出力コネクタから入力される直流電力を変圧する第二変圧回路(124)と、前記第二変圧回路から出力される直流電力を交流電力に変換する逆変換回路(123)と、を備える第二ユニット(120)と、
前記第二ユニットが前記電力系統と通電した状態で前記第一入出力コネクタから前記第二入出力コネクタが取り外されることに対する安全機構(113)と、
を有することを特徴とする、電力供給システム。
1、2、3、4、5・・・電力供給システム
110、210・・・固定ユニット
111・・・施設側接続部
112・・・固定側コネクタ
113・・・スイッチ
11・・・パワコン支持部
13・・・スイッチ操作ボタン
211・・・コネクタカバー
212・・・カバー開閉センサ
120、320、420・・・パワコン
121・・・可動側交流コネクタ
122・・・可動側直流コネクタ
123・・・双方向DC/ACインバータ
124・・・双方向DC/DCコンバータ
125、325・・・制御回路
126・・・操作部
127・・・表示部
128、402・・・出力端子
21・・・筐体
22・・・ハンドル
321・・・接続検知信号発信部
322・・・接続検知信号受信部
130・・・電動自動車
131・・・蓄電池
132・・・EVコネクタ
133・・・シガーソケット
140・・・分電盤
150・・・電力系統
400・・・コンセントボックス
401・・・コンセントボックスコネクタ
511・・・放熱ファン装置
512・・・給電部
C・・・電力回路

Claims (13)

  1. 電力系統と可動式の外部電源とを連系可能に接続する電力供給システムであって、
    前記電力系統と連系する所定の施設の電力入出力部に接続される施設側接続部と、交流電力が入出力される第一入出力コネクタと、前記施設側接続部と前記第一入出力コネクタとを繋ぐ電力伝送路を備える第一ユニットと、
    前記第一入出力コネクタと着脱自在に接続されるとともに交流電力が入出力される第二入出力コネクタと、前記第二入出力コネクタから入力された交流電力を直流電力に変換する整流回路と、前記整流回路から出力される直流電力を変圧する第一変圧回路と、直流電力が入出力される第三入出力コネクタと、前記第三入出力コネクタから入力される直流電力を変圧する第二変圧回路と、前記第二変圧回路から出力される直流電力を交流電力に変換する逆変換回路と、を備える第二ユニットと、
    前記第二ユニットが前記電力系統と通電した状態で前記第一入出力コネクタから前記第二入出力コネクタが取り外されることに対する安全機構と、
    を有することを特徴とする、電力供給システム。
  2. 前記安全機構には、
    前記第一ユニットの前記電力伝送路に設けられる開閉器が含まれる、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の電力供給システム。
  3. 前記安全機構には、
    前記第一ユニットの前記第一入出力コネクタを開閉可能に覆うコネクタカバーと、
    前記コネクタカバーの開閉を検知するとともに該コネクタカバーの開閉状態に係る情報を出力するカバー開閉検知手段と、
    前記カバー開閉検知手段の出力信号を前記第二ユニットに送信する送信手段と、
    前記コネクタカバーの状態が開であることの信号を受信した場合に、前記第二ユニットの稼働を停止させる制御を行う制御手段と、が含まれる、
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の電力供給システム。
  4. 前記第一入出力コネクタ、及び、前記第二入出力コネクタは、電力線及び信号線を含むコネクタであり、
    前記信号線は前記第二ユニット側に発信部及び受信部が設けられ、前記第一ユニット側に折り返し部が設けられ、前記第一入出力コネクタと前記第二入出力コネクタとが連結されている場合に前記発信部と前記受信部が接続されるものであって、
    前記安全機構には、
    前記信号線と、前記発信部からの信号を前記受信部が受信できない場合に前記第二ユニットの稼働を停止させる制御を行う制御手段と、が含まれる、
    ことを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の電力供給システム。
  5. 前記第一入出力コネクタ、及び、前記第二入出力コネクタは、電力線及び信号線を含むコネクタであり、
    前記第一入出力コネクタ又は前記第二入出力コネクタにおいて、前記電力線のコネクタピンの方が前記信号線のコネクタピンよりも長く形成されているコネクタピン構造を有しており、
    前記安全機構には、前記コネクタピン構造が含まれる、
    ことを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の電力供給システム。
  6. 前記第二ユニットの前記第二入出力コネクタと着脱自在に接続される第四入出力コネクタと、少なくとも前記第四入出力コネクタから入力される電力を出力可能な電力用端子を備える電源接続用器具を、さらに有する、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の電力供給システム。
  7. 前記電源接続用器具の前記電力用端子は、AC100Vコンセントであることを特徴とする、請求項6に記載の電力供給システム。
  8. 前記第二ユニットは、放熱ファンをさらに備えることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の電力供給システム。
  9. 前記放熱ファンは、前記第二ユニットに着脱自在に設けられる構成であることを特徴とする、請求項8に記載の電力供給システム。
  10. 電力系統と可動式の外部電源とを連系可能に接続する電力供給システムであって、
    前記電力系統と連系する所定の施設の電力入出力部に接続される施設側接続部と、交流電力が入出力される第一入出力コネクタと、前記施設側接続部と前記第一入出力コネクタとを繋ぐ電力伝送路を備える第一ユニットと、
    前記第一入出力コネクタと着脱自在に接続されるとともに交流電力が入出力される第二入出力コネクタと、前記第二入出力コネクタから入力された交流電力を直流電力に変換する整流回路と、前記整流回路から出力される直流電力を変圧する第一変圧回路と、直流電力が入出力される第三入出力コネクタと、前記第三入出力コネクタから入力される直流電力を変圧する第二変圧回路と、前記第二変圧回路から出力される直流電力を交流電力に変換する逆変換回路と、を備える第二ユニットと、
    前記第二ユニットの前記第二入出力コネクタと着脱自在に接続される第四入出力コネクタと、少なくとも前記第四入出力コネクタから入力される電力を出力可能な電力用端子を備える電源接続用器具と、
    を有する、電力供給システム。
  11. 電力系統と可動式の外部電源とを連系可能に接続する電力供給システムであって、
    前記電力系統と連系する所定の施設の電力入出力部に接続される施設側接続部と、交流電力が入出力される第一入出力コネクタと、前記施設側接続部と前記第一入出力コネクタとを繋ぐ電力伝送路を備える第一ユニットと、
    前記第一入出力コネクタと着脱自在に接続されるとともに交流電力が入出力される第二入出力コネクタと、前記第二入出力コネクタから入力された交流電力を直流電力に変換する整流回路と、直流電力を変圧する第一変圧回路と、直流電力が入出力される第三入出力コネクタと、前記第三入出力コネクタから入力される直流電力を変圧する第二変圧回路と、前記第二変圧回路から出力される直流電力を交流電力に変換する逆変換回路と、を備える第二ユニットと、
    前記第二ユニットの放熱を行うためのファンと、前記可動式の外部電源と接続される電力入力部と、を備える第三ユニットと、
    を有する、電力供給システム。
  12. 前記可動式の外部電源は電動自動車の蓄電池であり、前記第三入出力コネクタは前記電動自動車の充放電端子と接続可能に形成されている、
    ことを特徴とする、請求項1から11のいずれか一項に記載の電力供給システム。
  13. 交流電力が入出力される交流用入出力コネクタと、前記交流用入出力コネクタから入力された交流電力を直流電力に変換する整流回路と、前記整流回路から出力される直流電力を変圧する第一変圧回路と、直流電力が入出力される直流用入出力コネクタと、前記直流用入出力コネクタから入力される直流電力を変圧する第二変圧回路と、前記第二変圧回路から出力される直流電力を交流電力に変換する逆変換回路と、を含む電気回路と、
    前記電気回路を商用電力系統と接続可能に制御する制御部と、を備え、
    請求項1から12のいずれか一項に記載の前記第二ユニットを構成する、双方向電力変換装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2024106151A1 (ja) * 2022-11-16 2024-05-23 株式会社アイシン 電源装置

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