JP2022134410A - 注液装置及び注液方法 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022134410000001
【課題】短時間で適切に電解液を電極群に含浸できる注液装置及び注液方法を提供すること。
【解決手段】実施形態によれば、注液装置は、注液室、注液機構、圧力調整機構及びコントローラを具備する。注液室は、注液口が形成される外装容器を備える電池を始状態で収容する。注液機構は、注液室内において、外装容器に注液口を通じて電解液を注液する。圧力調整機構は、注液室の圧力を調整する。コントローラは、圧力調整機構の作動を制御することにより、注液室の圧力が始状態より低い減圧状態にし、その後注液室を圧力が始状態より高い加圧状態にする。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、注液装置及び注液方法に関する。
電池の製造工程においては、注液装置に設けられた注液室内の圧力を変動させることにより、注液口が形成された電池の外装容器の内部に、注液機構として例えばホッパを用いて電解液を注液する。注液された電解液は、外装容器の内部に配置された電極群に含浸される。前述のような電解液の注液において、注液装置が短時間で適切に電解液を電極群に含浸させることが求められている。
特開2001-196050号公報
本発明が解決しようとする課題は、短時間で適切に電解液を電極群に含浸できる注液装置及び注液方法を提供することである。
実施形態によれば、注液装置は、注液室、注液機構、圧力調整機構及びコントローラを具備する。注液室は、注液口が形成される外装容器を備える電池を始状態で収容する。注液機構は、注液室内において、外装容器に注液口を通じて電解液を注液する。圧力調整機構は、注液室の圧力を調整する。コントローラは、圧力調整機構の作動を制御することにより、注液室の圧力が始状態より低い減圧状態にし、その後注液室を圧力が始状態より高い加圧状態にする。
図1は、実施形態に係る注液装置の一例を示す概略図である。 図2は、実施形態に係る注液装置において、注液機構が電池の注液口に接続された状態を示す概略図である。 図3は、実施形態に係る注液装置において、注液機構が電池の注液口に接続されるとともに注液室が減圧された状態を示す概略図である。 図4は、実施形態に係る注液装置において、注液機構が電池の注液口に接続されるとともに注液室が加圧された状態を示す図である。 図5は、実施形態に係る注液装置において、注液における注液室の圧力の経時的な変化の一例を示すグラフである。 図6は、実施形態に係る注液装置において、注液室に電池が搬送された状態において、コントローラにより実行される処理の一例を示すフローチャートである。 図7は、実施形態に係る注液装置において、注液室に電池が搬送された状態において、コントローラにより実行される処理の図6の処理とは異なる例を示すフローチャートである。
以下、実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、実施形態に係る注液装置1の一例を示す。注液装置1は、電池100の外装容器101の内部に電解液を注液する。ある一例では、注液装置1は、電池100の外装容器101に形成された注液口102を通じて、電池100の外装容器101が形成する内部空洞に電解液を注液する。外装容器101の内部空洞には、正極、負極及びセパレータを備える電極群103(図2~図4等参照)が収納される。電池100は、例えばリチウムイオン電池である。電解液は、例えば、有機溶媒である。
注液装置1は、注液室2、注液機構3、圧力調整機構4、検出機構8及びコントローラ9を具備する。圧力調整機構4は、加圧機構5、減圧機構6及び圧力開放機構7を備える。加圧機構5は、減圧機構6とは別の構成として、圧力調整機構4に設けられる。注液室2では、鉛直方向(矢印Z1及び矢印Z2で示す方向)、鉛直方向に対して交差する(直交又は略直交する)第1の水平方向(矢印X1及び矢印X2で示す方向)、鉛直方向及び第1の水平方向の両方に対して交差する(直交又は略直交する)第2の水平方向(矢印Y1及び矢印Y2で示す方向)が、規定される。
注液室2では、電解液が注液対象としての電池100に注液される。注液室2には、例えば、電池100が図示しない搬送路を通して搬入される。電池100は、搬送トレイ等の搬送台に載置されて、注液室2に搬入されてもよい。注液室2への電池100の搬入は後述する始状態の状態で行なわれる。注液室2の内部の圧力は、後述する圧力調整機構4により調整される。また、注液室2は、注液室2の外部に対して密閉可能である。注液室2は、圧力に対する耐性を有する形状であることが好ましい。注液室2の形状は、例えば、円筒状又は略円筒状、球殻状又は略球殻状である。なお、注液室2の形状はこれらに限られるものではない。また、注液室2は、注液室2を収容する容器内に配置されてもよい。
注液機構3は、注液対象としての電池100に電解液を注液する。注液機構3は、例えば、ホッパである。注液機構3は、注液機構3の内部に注液機構3の外部から供給された電解液を、貯留できる。注液機構3は、注液機構3の内部に貯留した電解液を注液対象に注液する。注液機構3は、注液室2の内部に配置される。注液機構3は、注液室2の内部を移動できる。注液機構3は、図示しない駆動部により駆動されることで、注液室2の内部に配置された注液対象に電解液を注液可能な位置へ適宜移動できる。注液機構3の移動方向は、注液対象に接触することなく注液機構3が移動できれば、特に制限されない。
圧力調整機構4は、注液室2の内部の圧力を調整する。圧力調整機構4は、注液室2の内部と外部とを接続する。本実施形態では、加圧機構5が注液室2の内部と外部とを接続し、減圧機構6が注液室2の内部と外部とを接続し、圧力開放機構7が注液室2の内部と外部とを接続する。
加圧機構5は、注液室2の内部の圧力を上昇させる。加圧機構5は、注液室2の内部の圧力を上昇可能な構成であれば、その構成は特に限定されない。加圧機構5の構成は、例えば、注液対象によって適宜変更できる。図1の一例に示すように、本実施形態の加圧機構5は、昇圧機51、加圧サブタンク52及びバルブ53を備える。加圧機構5には、注液室2を加圧するための気体が加圧機構5の外部から供給される。供給される気体は、例えば、ドライエアである。注液室2と加圧サブタンク52との間、加圧サブタンク52と昇圧機51との間、及び、昇圧機51と外部からの気体の供給元との間には、バルブ53が設けられる。加圧機構5により、注液室2の内部の圧力を上昇させる加圧ラインが形成される。昇圧機51を駆動させるとともにバルブ53を開放することで注液室2の内部を加圧することにより、注液室2の内部の圧力が注液室2の外部より高い状態(加圧状態)となる。注液室2の外部の圧力が大気圧と一致又は略一致する場合、注液室2は大気圧より高い状態となる。
減圧機構6は、注液室2の内部の圧力を減少させる。減圧機構6は、注液室2の内部の圧力を減少可能な構成であれば、その構成は特に限定されない。減圧機構6の構成は、例えば、注液対象によって適宜変更できる。図1の一例に示すように、本実施形態の減圧機構6は、減圧ポンプ61及びバルブ62を備える。減圧機構6では、減圧ポンプ61がバルブ62を間に介して注液室2に接続される。減圧ポンプ61は、バルブ(排気バルブ)62に接続される。減圧機構6により、注液室2の内部の圧力を減少させる減圧ラインが形成される。減圧ポンプ61を駆動させるとともにバルブ62を開放することで注液室2の内部を減圧することにより、注液室2の内部の圧力が注液室2の外部より低い状態(減圧状態)となる。注液室2の外部の圧力が大気圧と一致又は略一致する場合、注液室2は大気圧より低い状態となる。
圧力開放機構7は、注液室2の内部の圧力を開放することで、注液室2の内部の圧力を注液室2の外部の圧力と同一又は略同一にする。圧力開放機構7は、注液室2の内部の圧力を注液室2の外部と同一又は略同一にすることができる構成であれば、その構成は特に限定されない。圧力開放機構7の構成は、例えば、注液対象によって適宜変更できる。図1の一例に示すように、本実施形態の圧力開放機構7は、リークバルブ71を備える。リークバルブ71は、注液室2と接続される。リークバルブ71の開放により、注液室2の内部と外部とが連通するため、注液室2の内部の圧力が外部と同一又は略同一となる。注液室2の外部の圧力は、例えば、大気圧と一致又は略一致する。この場合、リークバルブ71の開放(大気開放)により、注液室2の内部の圧力が大気圧と一致又は略一致する状態(大気圧状態)となる。
検出機構8は、注液機構3による注液に関する情報を検出する。検出機構8は、例えば、レーザーセンサ、カメラである。図1の一例に示すように、本実施形態の検出機構8は、第1の検出機構81及び第2の検出機構82を備える。第1の検出機構81は、注液機構3の内部に貯留された電解液に関する情報を検出する。電解液に関する情報は、電解液の液面の位置に関する情報、電解液の液量に関する情報を含む。第2の検出機構82は、注液室2の内部における注液機構3の位置に関する情報を検出する。注液機構3の位置に関する情報は、注液機構3の第1の水平方向の位置に関する情報、注液機構3の第2の水平方向の位置に関する情報、注液機構3の鉛直方向の位置に関する情報を含む。
第1の検出機構81及び第2の検出機構82は、検出対象(検出対象の情報)を適切に検出できる部位に配置されれば、その位置は特に限定されない。図1の一例では、第1の検出機構81は、鉛直方向について、注液機構3としてのホッパに対して同一又は略同一の位置に配置される。また、第2の検出機構82は、鉛直方向について、注液対象としての電池100及び注液機構3としてのホッパの両方に対して上側に配置される。第1の検出機構81及び第2の検出機構82は、注液室2の内部に設けられてもよく、注液室2の外部に設けられてもよい。
コントローラ9は、例えばコンピュータ等である。コントローラ9は、CPU(Central Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)又はFPGA(Field Programmable Gate Array)等を含むプロセッサ又は集積回路(制御回路)及びメモリ等の記憶媒体を備える。コントローラ9は、集積回路等を1つ備えてもよく、集積回路等を複数備えてもよい。コントローラ9は、記憶媒体等に記憶されるプログラム等を実行することにより、処理する。コントローラ9は、注液機構3の注液、圧力調整機構4(加圧機構5及、減圧機構6及び圧力開放機構7)による注液室2の加圧、減圧及び圧力開放、検出機構8(第1の検出機構81及び第2の検出機構82)の作動等を制御する。
注液装置1では、ユーザーインターフェースが設けられてもよい。ユーザーインターフェースは、操作部材を備える。操作部材では、注液装置1の操作に関する指令が、作業者等によって入力される。操作部材としては、ボタン、ダイヤル及びタッチパネル等が挙げられる。ユーザーインターフェースは、作業者等に情報を告知する告知部を備えていてもよい。告知部は、画面表示、音の発信及びライトの点灯等によって、告知する。告知部では、例えば、作業者によって認識されることが必要な情報、及び、作業者への警告情報等が告知される。
図2~図4は、注液対象としての電池100への注液動作を示す概略図である。図2~図4においても、図1と同様に、第1の水平方向、第2の水平方向及び鉛直方向が規定される。図2では、注液対象としての電池100は注液室2への搬入が完了した状態である。図2に示す電池100には、注液装置1による注液がされていない。また、図2~図4に示す電池100は、注液室2に複数の電池100が搬入されている場合、注液対象として選択された電池100を示す。複数の電池100のすべてに注液を実行する場合、注液装置1は、以下で説明する注液動作を繰り返し実行する。
図2に示すように、注液機構3は、電池100の内部に電解液を注液可能な位置に、図示しない駆動部が駆動されることで移動する。電池100に対する注液機構3の位置は、第2の検出機構82が検出する注液機構3の位置に関する情報に基づいて、コントローラ9が調整する。本実施形態では、注液機構3が電池100の注液口102から電解液を注液可能な状態となるように、コントローラ9が注液機構3の位置を調整する。注液機構3としてホッパが用いられる場合、ホッパが備える排出口(ドレン)の開口と注液口102の開口とが接続できる状態に、コントローラ9が注液機構3の位置を調整する。注液機構3が注液口102に接続された後、コントローラ9が、電池100へ注液する電解液の注液機構3への供給を制御する。注液機構3に供給される電解液の液量は、例えば、電池100の種類等によってあらかじめ設定された量である。なお、電解液は図示しない電解液の供給経路を通じて注液機構3に供給される。電解液の供給経路は、注液機構3に供給可能であれば特に制限されない。
図3に示すように、注液機構3に電解液が供給された後、コントローラ9が減圧機構6を制御することにより、注液室2の内部の圧力を減少させる。これにより、注液室2の内部の圧力が減少するとともに、電池100の内部空洞の圧力が減少する。そして、注液機構3と電池100の内部空洞とに圧力差が発生することにより、注液機構3から電池100の内部空洞に電解液が注液される。電解液は、図3に示す破線の矢印の方向へ、電池100の注液口102から電池100の内部空洞に移動する。このようにして電解液が電池100の内部空洞に移動すると、注液機構3の内部に貯留された電解液の液量が減少する。これにより、注液機構3の内部の電解液の液面の位置が、鉛直方向の下側に向かって移動する。コントローラ9は、第1の検出機構81が検出した電解液に関する情報に基づいて、注液機構3の注液の状態を判断する。ある一例では、電解液の液面の位置が注液機構3の内部の底部の最も低い位置と一致したことに基づいて、コントローラ9は注液機構3による注液が終了したと判断する。別のある一例では、電解液の液量がなくなった(液量がゼロになった)ことに基づいて、コントローラ9が注液機構3による注液が終了したと判断する。
図4に示すように、注液機構3による注液が完了した後、コントローラ9が加圧機構5を制御することにより、注液室2の内部の圧力を上昇させる。これにより、注液室2の内部の圧力が上昇するとともに、電池100の内部空洞の圧力が上昇する。そして、電池100の内部空洞に注液された電解液が、電池100の内部空洞に配置された電極群103に含浸される。コントローラ9は、あらかじめ設定された時間に基づいて、注液室2の内部の圧力を、加圧機構5を制御することにより上昇させる。コントローラ9は、あらかじめ設定された時間が経過した後、圧力開放機構7を制御することにより、注液室2の内部の圧力を下げる。ある一例では、コントローラ9は、圧力開放機構7を制御することにより、注液室2の内部の圧力を大気圧まで下げる。以上のようにして、電池100の内部空洞に配置された電極群に電解液が含侵される。
次に、電池100への電解液の注液における注液室2の圧力の経時的な変化の例について説明する。図5は、注液における注液室2の圧力の経時的な変化(圧力プロファイル)の一例を示す概略図である。図5では、横軸は圧力調整機構4による注液室2の圧力調整の開始からの経過時間を示し、縦軸は注液室2の圧力を示す。線α(実線で示す)及び線β(一点鎖線で示す)のそれぞれは、注液室2の圧力の経時的な変化、すなわち圧力プロファイルを示す。以下では、線αで示される圧力プロファイルを圧力プロファイルA、線βで示される圧力プロファイルを圧力プロファイルBと呼ぶ。
図5の一例では、圧力p0,p1,p2が規定される。圧力p0は、圧力調整機構4により注液室2の圧力が調整され始める前の状態(始状態)の注液室2の圧力である。始状態の圧力である圧力p0は、例えば、電池100が図示しない搬送路を通して(又は搬送トレイ等の搬送台に載置されて)搬入されて注液室2に収容される時点の圧力、すなわち大気圧である。圧力p1は、圧力調整機構4により調整される際の注液室2の圧力の下限圧力である。下限圧力は、例えば、圧力p0を基準として、-98kPa以上-10kPa以下であることが好ましい。圧力p0が大気圧の場合、下限圧力は、ゲージ圧力において-98kPa以上-10kPa以下であることが好ましい。圧力p2は、圧力調整機構4により調整される際の注液室2の圧力の上限圧力である。上限圧力は、例えば、0.2MPa以上4.0MPa以下であることが好ましい。なお、上限圧力は、注液室2の設計圧力以下である。また、注液室2の圧力が圧力p0より高い状態を加圧状態と規定し、注液室2の圧力が圧力p0より低い状態を減圧状態と規定する。
図5の一例に示す圧力プロファイルAでは、時間t0において、圧力調整機構4は、注液室2の圧力を調整し始める。注液室2の圧力は、時間t0から時間t1までの間において、圧力調整機構4(減圧機構6)により圧力p1まで減圧される。時間t0から時間t1までの間において、例えば、注液室2の圧力が単調減少する。注液室2の圧力が減少するとともに電池100の内部空洞の圧力が減少するため、前述のように、注液機構3の内部に貯留された電解液が注液機構3から電池100に注液される。
時間t1において注液室2の圧力がp1になると、圧力調整機構4は、注液室2の圧力をp1に所定の時間維持する。注液機構3は、注液室2の圧力がp1の状態において、注液機構3の内部に貯留された電解液の電池100への注液を完了させる。すなわち、圧力調整機構4は、電池100への注液が完了するまで、注液室2の圧力をp1に維持する。電池100へ注液している最中では、第1の検出機構81が検出した電解液に関する情報、すなわち電解液の液面の位置に関する情報及び/又は電解液の液量に関する情報は、それぞれ最小値まで経時的に減少する。そして、電池100への注液が完了した状態では、第1の検出機構81が検出した電解液に関する情報、すなわち電解液の液面の位置に関する情報及び/又は電解液の液量に関する情報は、それぞれの値(最小値及び/又は最大値)から経時的に変化しない又はほとんど変化しない。
時間t2において注液機構3の内部に貯留された電解液の電池100への注液が完了すると、注液室2の圧力は、時間t2から時間t3までの間において、圧力調整機構4(圧力開放機構7)により圧力p0まで開放される。時間t2から時間t3までの間において、例えば、注液室2の圧力が単調増加する。注液室2の圧力の増加にともなって電池100の内部空洞の圧力が増加するため、電池100の内部空洞が拡張されるとともに、電池100の内部空洞に設けられる電極群103が押し広げられる。すなわち、電極群103を構成する正極、負極及びセパレータの間が広げられる。これにより、電池100の内部空洞内の電解液が電極群103の内部に浸透するとともに、電極群103が電解液を含浸する。このように、圧力プロファイルAでは、時間t0から時間t3までの間において、注液室2が減圧状態に維持される。
圧力プロファイルAでは、時間t3において注液室2の圧力が圧力p0に達した後、注液室2の圧力は、時間t3から時間t4までの間において、圧力調整機構4(加圧機構5)により圧力p2まで加圧される。時間t3から時間t4までの間において、例えば、注液室2の圧力が単調増加する。時間t3から時間t4までの間においても、時間t2から時間t3までの間と同様に、電池100の内部空洞内の電解液が電極群103の内部に浸透するとともに、電極群103による電解液の含浸が進行する。時間t3から時間t4までの間では、時間t2から時間t3までの間と比較して、注液室2の内部の圧力、すなわち電池100の内部空洞の圧力が高い。そのため、時間t2から時間t3までと比較して、時間t3から時間t4までの間の方が、電極群103への電解液の含浸がさらに進行しやすい。
時間t4において注液室2の圧力がp2になると、時間t4から時間t7までの間において、圧力調整機構4は、注液室2の圧力をp2に維持する。すなわち、注液室2の圧力は、時間t4から時間t7までの間において、一定又は略一定である。時間t7において、圧力調整機構4は、注液室2の圧力を減少させ始める。注液室2の内部の圧力は、時間t7から時間t8まで間において、圧力調整機構4(圧力開放機構7)により圧力p0まで減圧される。時間t7から時間t8までの間において、例えば、注液室2の内部の圧力が単調減少する。時間t8において、注液室2の内部の圧力がp0となる。このように、圧力プロファイルAでは、時間t3から時間t8までの間において、注液室2が加圧状態に維持される。
以上のようにして、圧力プロファイルAでは、注液機構3及び圧力調整機構4(加圧機構5、減圧機構6及び圧力開放機構7)を用いて、注液室2が減圧状態にされた後に、始状態の圧力p0を超えて加圧状態にされ、始状態に戻される。これにより、注液室2の内部に配置された電池100に電解液を注液するとともに、電極群103の内部に電解液を適切に含浸させる。
図5の一例に示す圧力プロファイルBでは、時間t0から時間t3までは前述の圧力プロファイルAと同様の圧力プロファイルである。時間t3において注液室2の圧力が始状態の圧力p0になると、時間t3から時間t5までの間において、圧力調整機構4は、注液室2の圧力をp0に維持する。すなわち、注液室2の圧力は、時間t3から時間t5までの間において、一定又は略一定である。
注液室2の圧力は、時間t5から時間t6までの間において、圧力調整機構4(加圧機構5)により圧力p2まで加圧される。時間t5から時間t6までの間において、例えば、注液室2の圧力が単調増加する。時間t5から時間t6までの間においても、時間t2から時間t3までの間と同様に、電池100の内部空洞内の電解液が電極群103の内部に浸透するとともに、電極群103による電解液の含浸が進行する。時間t5から時間t6までの間では、時間t2から時間t3までの間と比較して、注液室2の圧力、すなわち電池100の内部空洞の圧力が高い。そのため、時間t2から時間t3までの間と比較して、時間t5から時間t6までの間の方が、電極群103による電解液の含浸が進行しやすい。
時間t6において注液室2の圧力がp2になると、時間t6から時間t9までの間において、圧力調整機構4は、注液室2の圧力をp2に維持する。すなわち、注液室2の圧力は、時間t6から時間t9までの間において、一定又は略一定である。時間t9において、圧力調整機構4は、注液室2の圧力を減少させ始める。注液室2の圧力は、時間t9から時間t10まで間において、圧力調整機構4(圧力開放機構7)により圧力p0まで減圧される。時間t9から時間t10までの間において、例えば、注液室2の圧力が単調減少する。時間t10において、注液室2の圧力がp0となる。このように、圧力プロファイルBでは、時間t5から時間t10までの間において、注液室2が加圧状態に維持される。
以上のようにして、圧力プロファイルBでは、注液機構3及び圧力調整機構4(加圧機構5、減圧機構6及び圧力開放機構7)を用いて、注液室2が減圧状態にされた後に大気圧状態で所定の時間維持される。その後、注液室2が大気圧状態を超えて加圧状態にされ、大気圧状態に戻される。これにより、注液室2の内部に配置された電池100に電解液を注液するとともに、電極群の内部に電解液を含浸させる。
このように、注液装置1による圧力プロファイルでは、注液室2の圧力が始状態の圧力p0から減圧され、下限圧力p1である程度の時間維持した後、圧力開放により再び始状態の圧力p0に戻る。その後、注液室2の圧力が始状態の圧力p0から加圧され、上限圧力p2である程度の時間維持した後、圧力開放により再び始状態の圧力p0に戻る。言い換えると、圧力プロファイルは、始状態の圧力から減圧状態を経由して始状態の圧力に遷移する減圧状態遷移と、始状態の圧力から加圧状態を経由して始状態の圧力に遷移する加圧状態遷移と、を備える。圧力プロファイルには、1つ又は複数の減圧状態遷移と、1つ又は複数の加圧状態遷移と、が存在してもよい。ただし、圧力プロファイルでは、少なくとも1回の減圧状態遷移が加圧状態遷移よりも前に注液装置1により行われる。ある一例では、5回の減圧状態遷移が注液装置1により行われた後、1回の加圧状態遷移が注液装置1により行われる。
ある一例では、コントローラ9が、減圧状態における経過時間及び加圧状態における経過時間に基づいて、圧力調整機構4(加圧機構5、減圧機構6及び圧力開放機構7)を制御してもよい。この場合、注液室2の内部の圧力が減圧状態である時間及び/又は加圧状態である時間は、あらかじめ設定された所定の時間である。コントローラ9は、注液室2が減圧状態となる圧力を所定の時間維持する。また、コントローラ9は、注液室2が加圧状態となる圧力を所定の時間維持する。減圧状態及び加圧状態のいずれにおいても、所定の時間が経過した後、コントローラ9は、注液室2の圧力を適宜変化させる。
ある一例では、検出機構8が検出した電解液に関する情報に基づいて、コントローラ9が圧力調整機構4(加圧機構5、減圧機構6及び圧力開放機構7)を制御してもよい。この場合、注液機構3の内部に貯留された電解液の所定量が電池100に注液されたことに基づいて、コントローラ9が、注液室2の圧力を適宜変化させる。
図6及び図7は、注液対象としての電池100が注液室2に搬送された状態において、コントローラ9によって実行される処理を示す。図6は図5に示す圧力プロファイルAにおいてコントローラ9によって実行される処理の一例であり、図7は図5に示す圧力プロファイルBにおいてコントローラ9によって実行される処理の一例である。図6及び図7の処理は、注液装置1において注液動作が実行されるたびに、コントローラ9によって実行される。したがって、図6及び図7の処理は、注液装置1の1回の注液において実行される処理を示す。
図6に示す処理の場合、すなわち圧力プロファイルAに対応する処理の場合、注液装置1では、コントローラ9は、注液機構3を駆動する駆動部を制御し、注液機構3を移動させる(S101)。コントローラ9は、第2の検出機構が検出する注液機構3の位置に関する情報に基づいて、注液機構3の位置を調整する。コントローラ9は、注液機構3の排出口と電池100の注液口の位置が一致していない場合(S102-No)、S101以降の処理を順次行う。コントローラ9は、注液機構3の排出口と電池100の注液口の位置が一致している場合(S102-Yes)、駆動部を制御し、注液機構3の移動を停止させる(S103)。
コントローラ9は、圧力調整機構4(減圧機構6)を制御し、注液室2を減圧状態に遷移させる(S104)。前述のように、注液室2が減圧状態に遷移したことにより、電解液が注液機構3から電池100へ注液され始める。コントローラ9は、第1の検出機構が検出する電解液の液面及び/又は電解液の液量に関する情報に基づいて、注液が完了したか否かを判定する(S105)。注液が完了していない場合(S105-No)、処理はS104に戻り、S104以降の処理が順次行われる。注液が完了している場合(S105-Yes)、コントローラ9は、圧力調整機構4(圧力開放機構7)を制御し、注液室2を始状態に遷移させる(S106)。前述したように、圧力プロファイルAでは、始状態への遷移に続いて注液室2が加圧状態に遷移する。そのため、コントローラ9は、圧力調整機構4(加圧機構5)を制御し、注液室2を加圧状態に遷移させる(S107)。
コントローラ9は、S107の処理の後、圧力調整機構4を制御し、注液室2の圧力調整を継続する(S108)。S108では、例えば、注液室2を加圧状態、減圧状態、又は始状態へ適宜遷移させる。コントローラ9は、注液装置1が終了条件を満足するか否かを判断する(S109)。注液装置1が終了条件を満足していない場合(S109-No)、コントローラ9はS108以降の処理を順次行う。コントローラ9は、注液装置1が終了条件を満足する場合(S109-Yes)、圧力調整機構4(圧力開放機構7)を制御し、注液室2を始状態に遷移させる(S110)。ある一例では、終了条件は、加圧状態を所定の時間継続することである。これにより、注液装置1による電池100への注液が完了する。
図7に示す処理の場合、すなわち圧力プロファイルBに対応する処理の場合、S201~S206の処理は図6に示すS101~S106の処理と同様であり、S209~S212の処理は図6に示すS107~S110の処理と同様である。図7に示す処理では、S207及びS208の処理が図6に示す処理と異なる。
図7に示す処理において、コントローラ9は、S206の処理が完了した後、注液室2を始状態で維持する(S207)。コントローラ9は、注液室2を始状態で維持する時間が所定の時間経過したか否かを判定する(S208)。所定の時間を経過していない場合(S208-No)、コントローラ9はS207以降の処理を順次行う。コントローラ9は、所定の時間を経過している場合(S208-Yes)、コントローラ9はS209以降の処理を前述のように行う。これにより、注液装置1による電池100への注液が完了する。
前述のように本実施形態では、注液装置1は、注液室2、注液機構3、圧力調整機構4及びコントローラ9を具備する。注液室2は、注液口が形成される外装容器101を備える電池100を始状態で収容する。注液機構3は、注液室内において、外装容器に注液口を通じて電解液を注液する。圧力調整機構4は、注液室2の圧力を調整する。コントローラ9は、圧力調整機構4の作動を制御することにより、注液室2の圧力が始状態より低い減圧状態にし、その後注液室2を圧力が始状態より高い加圧状態にする。これにより、前述のようにして、外装容器101内に配置される電極群103の内部に電解液が適切に含浸される。よって、例えば、電極群103が電解液を短時間で適切に含浸できる。そのため、電極群103に電解液を含浸させた後に注液口102を封止する際の減圧処理によって、電池100から電解液があふれることが有効に防止される。
これらの少なくとも一つの実施形態の注液装置は、注液室、注液機構、注液室の圧力を調整する圧力調整機構及びコントローラを具備する。注液機構は、注液室内において、電池の外装容器に注液口を通じて電解液を注液する。コントローラは、圧力調整機構の作動を制御することにより、注液室を減圧状態にし、減圧状態とした後注液室を加圧状態にする。これにより、短時間で適切に電解液を電極群に含浸できる注液装置及び注液方法を提供することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…注液装置、2…注液室、3…注液機構、4…圧力調整機構、5…加圧機構、6…減圧機構、7…圧力開放機構、8…検出機構、9…コントローラ、100…電池、101…外装容器、102…注液口、103…電極群。

Claims (7)

  1. 注液口が形成される外装容器を備える電池を始状態で収容する注液室と、
    前記注液室内において、前記外装容器に前記注液口を通じて電解液を注液する注液機構と、
    前記注液室の圧力を調整する圧力調整機構と、
    前記圧力調整機構の作動を制御することにより、前記注液室の圧力が始状態より低い減圧状態にし、その後前記始状態より高い加圧状態にするコントローラと、
    を具備する、注液装置。
  2. 前記コントローラは、前記圧力調整機構の作動を制御することにより、前記注液機構により前記電解液を前記外装容器に注液している状態で前記注液室を前記減圧状態にする、
    請求項1に記載の注液装置。
  3. 前記コントローラは、前記圧力調整機構の作動を制御することにより、前記電解液を前記外装容器に注液した後に、前記注液室を前記加圧状態にする前に前記始状態にして所定の時間維持する、
    請求項2に記載の注液装置。
  4. 前記コントローラは、前記圧力調整機構の作動を制御することにより、前記注液室の前記減圧状態を所定の時間所定の圧力に維持した後に前記減圧状態から変化させる、
    請求項1~3のいずれか1項に記載の注液装置。
  5. 前記コントローラは、前記注液機構内の前記電解液に関する情報に基づいて、前記圧力調整機構の作動を制御する、
    請求項1~3のいずれか1項に記載の注液装置。
  6. 前記圧力調整機構は、前記注液室を前記加圧状態にする加圧機構と、前記加圧機構とは別に設けられ、前記注液室を前記減圧状態にする減圧機構と、
    を備える、
    請求項1~5のいずれか1項に記載の注液装置。
  7. 注液口が形成される外装容器を備える電池を始状態で注液室に収容することと、
    前記注液室内において、前記外装容器に前記注液口を通じて電解液を注液することと、
    前記注液室の圧力を前記始状態の圧力より低い減圧状態にすることと、
    前記注液室の圧力を前記減圧状態にした後に、前記注液室の圧力を前記始状態の圧力より高い加圧状態にすることと
    を含む、注液方法。
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