JP2022126901A - 管の接合方法および管 - Google Patents
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Abstract
Description
このような持込工法において、管路敷設坑202内で接合済みの第1の管204に第2の管205を接合する際、以下のような方法で接合する。
尚、上記のように、受口210内のシール部材211と挿口213の外周とに滑剤を塗布することは、例えば下記特許文献1,2に記載されている。
第1の管の受口内周に円環状のシール部材を装着し、
シール部材と第2の管の挿口の外周との少なくともいずれかに滑剤を塗布し、
滑剤を塗布した塗布部を養生部材で覆い、
管路敷設坑内において、第1の管の受口に第2の管の挿口を挿入する前に、養生部材を塗布部から剥離して撤去し、
第2の管の挿口を第1の管の受口に挿入してシール部材の内周に挿通させるものである。
管路敷設坑内において、第1の管の受口に第2の管の挿口を挿入する前に、第2の管の後方から撤去用索体を引っ張って養生部材を剥離し撤去するものである。
撤去用索体は貼着部材で第1の養生部材に接続される第1の撤去用索体を有し、
管路敷設坑内において、第1の管の受口に第2の管の挿口を挿入する前に、第2の管の後方から第1の撤去用索体を引っ張って第1の養生部材を剥離し第1の管の受口内から撤去するものである。
第1の巻付部を貼着部材で第1の養生部材に接続するものである。
これによると、第1の撤去用索体を引っ張ることにより、無理なく確実に第1の養生部材を剥離することができる。
これによると、第1の撤去用索体を挿口離脱方向に引っ張ることにより、第1の養生部材の受口奥方向側における端部に引張力が集中して作用するため、先ず第1の養生部材の受口奥方向側における端部が剥離し始め、やがて第1の養生部材全体がスムーズに剥離する。
撤去用索体は貼着部材で第2の養生部材に接続される第2の撤去用索体を有し、
管路敷設坑内において、第1の管の受口に第2の管の挿口を挿入する前に、第2の管の後方から第2の撤去用索体を引っ張って第2の養生部材を剥離し第2の管の挿口から撤去するものである。
第2の巻付部を貼着部材で第2の養生部材に接続するものである。
これによると、第2の撤去用索体を引っ張ることにより、無理なく確実に第2の養生部材を剥離することができる。
これによると、滑剤の塗布部を養生部材で容易に覆うことができ、その後、養生部材を塗布部から容易に剥離することができる。
受口と挿口とを有し、
受口内周に円環状のシール部材が装着され、
シール部材と挿口の外周との少なくともいずれかに滑剤が塗布され、
滑剤を塗布した塗布部が養生部材で覆われ、
養生部材は、管路敷設坑内において、遠隔操作により塗布部から剥離可能であるものである。
これによると、管路敷設坑内で管同士を接合する際、滑剤が乾燥して潤滑性が損なわれてしまうのを防止することができる。
(第1の実施の形態)
図2は、第1の管7の受口11に第2の管8の挿口12が挿入された管継手13の断面図である。この管継手13の構造を以下に説明する。
また、他方の規制面24が挿口挿入方向Cからロックリング19に係合することにより、挿口12の受口11への最大挿入量が規制される。
上記は第1の管7と第2の管8の管継手13の構造であるが、管6と第1の管7の管継手および管6同士の管継手も同様の構造を有している。
以下に、上記構成における作用を説明する。
以下に、管路敷設坑1内で、接合済みの第1の管7に第2の管8を接合する際の接合方法を説明する。
その後、作業者54は第1の撤去用ロープ60と拡径装置27の回収用ロープ29とを第1の管7の受口11から手前側へ引き出しておく。
尚、第1および第2のフィルム57,67には、例えばポリエチレン樹脂等を原料とした透明なストレッチフィルム等が用いられる。
その後、第2の撤去用ロープ69を挿口12の開口端部39から反転させて第2の管8内に引き込む。
上記のような管の接合方法によると、以下のような作用および効果が得られる。
(第2の実施の形態)
7 第1の管
8 第2の管
11 受口
12 挿口
31 シール部材
53 滑剤
56 第1の塗布部
57 第1のフィルム(第1の養生部材)
57c 第1のフィルムの受口奥方向側における端部
59 テープ(貼着部材)
60 第1の撤去用ロープ(第1の撤去用索体)
60a 第1の巻付部
66 第2の塗布部
67 第2のフィルム(第2の養生部材)
67c 第2のフィルムの挿口離脱方向側における端部
69 第2の撤去用ロープ(第2の撤去用索体)
69a 第2の巻付部
F1 反時計回りの方向(管周方向)
F2 時計回りの方向(管周方向)
第1の管の受口内周に円環状のシール部材を装着し、
シール部材と第2の管の挿口の外周との少なくともいずれかに滑剤を塗布し、
滑剤を塗布した塗布部を養生部材で覆って滑剤の乾燥を防止し、
撤去用索体を貼着部材で養生部材に接続し、
管路敷設坑内において、第1の管の受口に第2の管の挿口を挿入する前に、第2の管の後方から撤去用索体を引っ張って養生部材を塗布部の滑剤から剥離して撤去し、
第2の管の挿口を第1の管の受口に挿入してシール部材の内周に挿通させるものである。
撤去用索体は貼着部材で第1の養生部材に接続される第1の撤去用索体を有し、
管路敷設坑内において、第1の管の受口に第2の管の挿口を挿入する前に、第2の管の後方から第1の撤去用索体を引っ張って第1の養生部材を剥離し第1の管の受口内から撤去するものである。
第1の巻付部を貼着部材で第1の養生部材に接続するものである。
これによると、第1の撤去用索体を引っ張ることにより、無理なく確実に第1の養生部材を剥離することができる。
これによると、第1の撤去用索体を挿口離脱方向に引っ張ることにより、第1の養生部材の受口奥方向側における端部に引張力が集中して作用するため、先ず第1の養生部材の受口奥方向側における端部が剥離し始め、やがて第1の養生部材全体がスムーズに剥離する。
撤去用索体は貼着部材で第2の養生部材に接続される第2の撤去用索体を有し、
管路敷設坑内において、第1の管の受口に第2の管の挿口を挿入する前に、第2の管の後方から第2の撤去用索体を引っ張って第2の養生部材を剥離し第2の管の挿口から撤去するものである。
第2の巻付部を貼着部材で第2の養生部材に接続するものである。
これによると、第2の撤去用索体を引っ張ることにより、無理なく確実に第2の養生部材を剥離することができる。
これによると、滑剤の塗布部を養生部材で容易に覆うことができ、その後、養生部材を塗布部から容易に剥離することができる。
受口と挿口とを有し、
受口内周に円環状のシール部材が装着され、
シール部材と挿口の外周との少なくともいずれかに滑剤が塗布され、
滑剤を塗布した塗布部が乾燥を防止するための養生部材で覆われ、
養生部材は、管路敷設坑内において、遠隔操作により塗布部から剥離可能であるものである。
これによると、管路敷設坑内で管同士を接合する際、滑剤が乾燥して潤滑性が損なわれてしまうのを防止することができる。
Claims (10)
- 管路敷設坑内で第1の管に第2の管を接合する管の接合方法であって、
第1の管の受口内周に円環状のシール部材を装着し、
シール部材と第2の管の挿口の外周との少なくともいずれかに滑剤を塗布し、
滑剤を塗布した塗布部を養生部材で覆い、
管路敷設坑内において、第1の管の受口に第2の管の挿口を挿入する前に、養生部材を塗布部から剥離して撤去し、
第2の管の挿口を第1の管の受口に挿入してシール部材の内周に挿通させることを特徴とする管の接合方法。 - 塗布部を養生部材で覆った後、撤去用索体を貼着部材で養生部材に接続し、
管路敷設坑内において、第1の管の受口に第2の管の挿口を挿入する前に、第2の管の後方から撤去用索体を引っ張って養生部材を剥離し撤去することを特徴とする請求項1記載の管の接合方法。 - 養生部材はシール部材に塗布された滑剤を覆う第1の養生部材を有し、
撤去用索体は貼着部材で第1の養生部材に接続される第1の撤去用索体を有し、
管路敷設坑内において、第1の管の受口に第2の管の挿口を挿入する前に、第2の管の後方から第1の撤去用索体を引っ張って第1の養生部材を剥離し第1の管の受口内から撤去することを特徴とする請求項2に記載の管の接合方法。 - 第1の撤去用索体を管周方向に巻いて第1の巻付部を形成し、
第1の巻付部を貼着部材で第1の養生部材に接続することを特徴とする請求項3に記載の管の接合方法。 - 第1の撤去用索体を貼着部材で第1の養生部材の受口奥方向側における端部に接続することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の管の接合方法。
- 養生部材は第2の管の挿口の外周に塗布された滑剤を覆う第2の養生部材を有し、
撤去用索体は貼着部材で第2の養生部材に接続される第2の撤去用索体を有し、
管路敷設坑内において、第1の管の受口に第2の管の挿口を挿入する前に、第2の管の後方から第2の撤去用索体を引っ張って第2の養生部材を剥離し第2の管の挿口から撤去することを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の管の接合方法。 - 第2の撤去用索体を管周方向に巻いて第2の巻付部を形成し、
第2の巻付部を貼着部材で第2の養生部材に接続することを特徴とする請求項6に記載の管の接合方法。 - 第2の撤去用索体を、貼着部材で第2の養生部材の挿口離脱方向側における端部に接続し、挿口の開口端部から反転させて第2の管内に引き込むことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の管の接合方法。
- 養生部材はフィルムであることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の管の接合方法。
- 管路敷設坑内で接合される管であって、
受口と挿口とを有し、
受口内周に円環状のシール部材が装着され、
シール部材と挿口の外周との少なくともいずれかに滑剤が塗布され、
滑剤を塗布した塗布部が養生部材で覆われ、
養生部材は、管路敷設坑内において、遠隔操作により塗布部から剥離可能であることを特徴とする管。
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