JP2022124969A - 情報処理装置、方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ネットワークデバイスから各種クラウドサービスが利用可能になるまでの作業負荷の軽減や作業時間の短縮を実現する。【解決手段】情報処理装置は、利用するサービスの選択と、選択された当該サービスに対応する第2アプリケーションに関する設定とを受け付ける受付手段と、第1アプリケーションによる情報処理装置のためのデバイス登録処理の結果の記録を待たずに、当該デバイス登録処理と並行して、第2アプリケーションのインストールおよび受け付けた設定の反映とを含む処理の実行を制御する制御手段と、デバイス登録の処理の結果が成功であった場合に、通信テストを実行する通信制御手段と、を備える。【選択図】図9

Description

本発明は、情報処理装置、方法およびプログラムに関する。
従来から、ネットワークデバイスをクラウドサーバへ登録する際の作業負荷を軽減するために、登録キーを利用する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2020-95569号公報
しかしながら、特許文献1の方法では、各種クラウドサービスを利用する上で必要となる作業、例えばクライアントアプリケーションのインストールおよび設定に関しては考慮されていない。そのため、ネットワークデバイスから各種クラウドサービスが利用可能になるまでの作業負荷の軽減および作業時間の短縮について、さらなる改善が要望されている。
本発明は、上記の状況に鑑みてなされたものであって、ネットワークデバイスから各種クラウドサービスが利用可能になるまでの作業負荷の軽減や作業時間の短縮を実現する仕組みを提供する。
本発明の一実施形態は、第1アプリケーションおよび第2アプリケーションを実行する情報処理装置である。情報処理装置は、利用するサービスの選択と、選択された当該サービスに対応する第2アプリケーションに関する設定とを受け付ける受付手段と、第1アプリケーションによる情報処理装置のためのデバイス登録処理の結果の記録を待たずに、当該デバイス登録処理と並行して、第2アプリケーションのインストールおよび受け付けた設定の反映とを含む処理の実行を制御する制御手段と、デバイス登録の処理の結果が成功であった場合に、通信テストを実行する通信制御手段と、を備える。
本発明によれば、ネットワークデバイスから各種クラウドサービスが利用可能になるまでの作業負荷の軽減や作業時間の短縮を実現できる。
本実施形態の支援システムの構成例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成例を示す図である。 クラウドサーバのハードウェア構成例を示す図である。 画像形成装置のソフトウェア構成例を示す図である。 クラウドサーバのソフトウェア構成例を示す図である。 アプリケーション管理サーバのソフトウェア構成例を示す図である。 画像形成装置で動作するアプリケーションの主要部を示す図である。 画像形成装置に表示される操作画面の遷移例を示す図である。 接続支援プログラムによるクラウドサービス接続処理の例を示す図である。 図9のクライアントに関する処理例を示す図である。 接続支援プログラムによるアプリケーションの更新処理の例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面などを参照して説明する。ただし、以下の実施形態で説明されている特徴のすべてが本発明に必須のものであるとは限らない。
図1は、本実施形態のクラウドサービス接続支援システム(以下、支援システムとも称する)の構成例を示す図である。
支援システムは、画像形成装置101と、クラウドサーバ102と、アプリケーション管理サーバ103を含む。図1では、支援システムに1台の画像形成装置101が含まれる例を示すが、支援システムに含まれる画像形成装置101の数は、複数台であってもよい。
画像形成装置101、クラウドサーバ102およびアプリケーション管理サーバ103は、ネットワーク100を介して相互に接続されている。ネットワーク100は、例えば、インターネット等の既知の通信ネットワークであり、データの送受信が可能であればLAN、WAN、電話回線、無線通信回線等のいずれの構成を採用してもよい。
画像形成装置101は、クラウドサービスの提供を受ける情報処理装置である。画像形成装置101は、プリンタ、複写機、デジタル複合機、3Dプリンタなどを含むが、本実施形態では、画像形成装置101が、コピー、スキャナ、プリンタ、ファクシミリ、ファイル送信などの各種機能を備えたデジタル複合機である場合を説明する。
画像形成装置101は、登録リクエストをクラウドサーバ102へ送信することで、クラウドサーバ102が管理するテナントに登録される。テナントに登録された画像形成装置101は、クラウドサーバ102へのアクセス許可情報を取得することができる。また、画像形成装置101は、アプリケーション管理サーバ103からクライアントアプリケーションをダウンロードしてインストールする。ここで、クライアントアプリケーション(以下、クライアントとも称する)は、クラウドサーバ102で提供される各種クラウドサービスに必要となるアプリケーションである。
クラウドサーバ102は、画像形成装置101を管理するデバイス管理サービスや、各種のクラウドサービスを提供するためのサーバである。クラウドサーバ102は、テナント毎に論理的に分離された状態で上記のデバイス管理サービスを提供するとともに、テナント毎にライセンスされた各種サービスを提供する。
アプリケーション管理サーバ103は、上記のクライアントアプリケーションを蓄積および管理するサーバである。アプリケーション管理サーバ103は、画像形成装置101からのリクエストに応じて、特定のアプリケーションおよびそのライセンス情報を送信する。
図2は、画像形成装置101のハードウェア構成例を示す図である。画像形成装置101は、コントローラ部200と、スキャナ部213と、プリンタ部214と、操作部218とを備える。
コントローラ部200は、スキャナ部213、プリンタ部214および操作部218と電気的に接続され、ネットワーク100を介して外部機器と接続される。これにより、画像形成装置101は、画像データやデバイス情報の入出力が可能である。
ここで、スキャナ部213は、シート上の原稿画像を読み取り、原稿を読み取って得られた画像データを画像処理して出力する。プリンタ部214は、画像データに基づいて、印刷対象のシートにトナーを用いて画像を形成して印刷する。操作部218は、例えば、表示部にタッチパネルが積層された入出力デバイスとして構成される。
コントローラ部200は、CPU201、ROM202、RAM203、HDD204、操作部I/F205、ネットワークI/F206、USBI/F207を有する。これらの要素は、システムバス211を介して互いに接続されている。また、システムバス211は、画像バス212とも接続されている。画像バス212には、スキャナI/F208、画像形成部209、プリンタI/F210がそれぞれ接続されている。
なお、CPUは、Central Processing Unitの略であり、ROMは、Read Only Memoryの略である。RAMは、Random Access Memoryの略であり、HDDは、Hard Disk Driveの略である。USBは、Universal Serial Busの略である。
CPU201は、ROM202またはRAM203に格納されたプログラムに従って、各種の演算処理を行うプロセッサである。ROM202は、不揮発性の記憶領域であって、例えばBIOSなどのプログラムが格納される。RAM203は、CPU201が各種の演算処理を行う際の一時記憶領域(ワークメモリ)として使用される。RAM203は、記憶した内容を電源OFF後も保持可能なFRAM(登録商標)およびSRAM、電源OFF後に記憶内容が消去されるDRAMなどにより構成される。
HDD204は、不揮発性の大容量記憶媒体であって、システムアプリケーションなどを格納する。また、HDD204は、後述の第1アプリケーションを含むファームウェアプログラムも格納する。上記のファームウェアプログラムは、画像形成装置101の工場出荷時に格納され、画像形成装置101に組み込まれて提供されるソフトウェア群である。なお、HDD204の代わりにソリッドステートドライブ(SSD)を用いてもよい。
操作部I/F205は、システムバス211および操作部218を接続し、操作部218からの入力を受け付けるインターフェースである。例えば、操作部I/F205は、システムバス211から受けた操作画面のデータを操作部218の表示部に表示させるとともに、操作部218からの入力情報をシステムバス211へ出力する。このように、画像形成装置101に対するユーザの指示や画像形成装置101からの情報提示は、操作部218を介して行われる。
ネットワークI/F206は、システムバス211およびネットワーク100を接続し、外部機器との通信を行うためのインターフェースである。USBI/F207は、USB規格に準拠した制御により、種々の周辺機器を画像形成装置101に接続する汎用インターフェースである。
スキャナI/F208は、スキャナ部213と接続されるインターフェースであって、スキャナ部213から受取った画像データに対して、補正、加工及び編集を行う。画像形成部209は、例えば、画像データの方向変換、画像データの圧縮および伸張などの処理を行う。プリンタI/F210は、プリンタ部214と接続されるインターフェースであって、画像形成部209から送られた画像データを受け、プリンタ部214で印刷を実行する。
図3は、クラウドサーバ102のハードウェア構成例を示す図である。クラウドサーバ102は、出力I/F301、入力I/F302、記憶装置303、メモリ304、CPU305、ネットワークI/F306を有する。これらの要素はバス307を介して互いに接続されている。
出力I/F301は、不図示の出力装置と接続され、出力装置への出力を担うインターフェースである。出力装置としては、例えば、液晶ディスプレイなどの表示装置が挙げられる。
入力I/F302は、不図示の入力装置と接続され、入力装置からの入力を受け付けるインターフェースである。入力装置としては、例えば、キーボードやポインティングデバイスなどが挙げられる。
記憶装置303は、例えば、OS(Operating System)、認証プログラムおよび管理プログラムなどのプログラムや各種の情報を記憶する。ここで、認証プログラムは、認証・接続処理を行うプログラムであり、管理プログラムは、画像形成装置101を登録して管理するプログラムである。また、記憶装置303に記憶される情報には、顧客組織や画像形成装置101の登録情報や、画像形成装置101から受信した設定情報および稼働情報などが含まれる。
メモリ304は、CPU305が各種の演算処理を行う際の一時記憶領域(ワークメモリ)として使用される。
CPU305は、プログラムに従って各種の演算処理を行うプロセッサである。CPU305は、例えば、認証プログラムや管理プログラムを記憶装置303からメモリ304にロードし、これらのプログラムを実行する。
ネットワークI/F306は、外部機器との通信を行うためのインターフェースである。ネットワークI/F306は、ネットワーク100と接続され、ネットワーク100を介した画像形成装置101との通信制御を行う。
なお、図3は、一般的な情報処理装置のハードウェアのブロック図に相当する。なお、アプリケーション管理サーバ103のハードウェア構成は図3と同様であるので、アプリケーション管理サーバ103に関する重複説明は省略する。
図4は、画像形成装置101のソフトウェア構成例を示す図である。図4に示す各ソフトウェアはCPU201により実行される。また、ソフトウェアの実行時に使用される各種情報は、RAM203もしくはHDD204に保持される。これらの情報は、ソフトウェア機能間でやりとりされる。さらに、ソフトウェアによる外部機器との通信には、ネットワークI/F206が使用される。
画像形成装置101は、ソフトウェアモジュールとして、OS401、コントローラモジュール402、インタプリタ403、アプリケーション管理部404、拡張アプリケーション405、システムアプリケーション406を有する。ここで、OS401、コントローラモジュール402、インタプリタ403、アプリケーション管理部404は、例えばROM202に格納され、拡張アプリケーション405、システムアプリケーション406は例えばHDD204に格納される。
OS401は、画像形成装置101を統括的に管理して基本的な制御機能を提供する。コントローラモジュール402は、OS402上で機能し、各種機器の制御を担う。インタプリタ403は、各種のアプリケーションなどのプログラムを逐次実行する機能を担う。アプリケーション管理部404は、インタプリタ403上で機能し、複数のアプリケーション群を管理する機能を担う。
拡張アプリケーション405は、アプリケーション管理部404の管理下で動作し、画像形成装置101の各種機能を実現するアプリケーションである。拡張アプリケーション405には、デバイス登録アプリケーション409や、各種クラウドサービスに対応するクライアントA410、クライアントB411などが含まれる。
システムアプリケーション406は、アプリケーション管理部404の管理下で動作するアプリケーションであり、拡張アプリケーション405をインストール制御するインストーラ407や、接続支援アプリケーション408などを含む。システムアプリケーション406は、拡張アプリケーション405と異なり、ファームウェアの一部として組み込まれている。そのため、システムアプリケーション406はライセンス不要であって、ファームウェアと独立した形式でシステムアプリケーション406の更新はできない。
アプリケーション管理部404は、インストーラ407によるアプリケーションのインストール指示に応答して、インストールするアプリケーションを管理対象として追加する。アプリケーション管理部404は、管理下に追加されたアプリケーションのバージョンを含むアプリケーション情報、ライセンス情報などを保持する。さらに、画像形成装置101内のアプリケーションプログラムの削除に応答し、アプリケーション管理部404は拡張アプリケーション405を管理対象から外す。
なお、デバイス登録アプリケーション409とそのライセンスファイルは、あらかじめファームウェアに同梱され、画像形成装置101の初回起動時や、ファームウェア更新後の再起動時にインストーラ407によって自動的にインストールされる。上記のデバイス登録アプリケーション409およびライセンスファイルのインストールの態様を、以後プレインストールとも称する。
図5は、クラウドサーバ102のソフトウェア構成例を示す図である。図5では、クラウドサーバ102で動作するソフトウェアのうち、各種サービスとデバイス管理サービスの主要部に関連するものを示している。
クラウドサーバ102は、ソフトウェアモジュールとして、デバイス管理サービス500、サービスA503、サービスB504を有する。クラウドサーバ102は、これらのソフトウェアにより、デバイス管理サービス500を含む様々なサービスを提供することができる。
画像形成装置101のデータは、クラウドサーバ102のデバイス管理サービス500によって、顧客組織や販売組織ごとに論理的に分離された状態で管理される。このため、デバイス管理サービス500では、仮想的な組織である「テナント」が、顧客組織や販売組織の単位で作成され、顧客組織や販売組織にテナントが割り当てられる。そして、画像形成装置101が顧客組織や販売組織に割り当てたテナントに登録されることで、デバイス管理サービス500は、画像形成装置101のデータをテナントの単位で分離して管理できる。さらに、クラウドサーバ102で動作するクラウドサービスのライセンスをテナントに付与することで、テナントに属する画像形成装置101は、当該テナントにライセンスが付与されているクラウドサービスを利用できる。
デバイス接続管理部501は、画像形成装置101を識別する識別情報の管理や、デバイス登録キーの生成を行う。デバイス登録キーは、テナントを一意に特定するためのキーであり、画像形成装置101を所定のテナントに登録するために使用される。
デバイス登録管理部502は、画像形成装置101から送信されるデバイス登録リクエストに応じて、画像形成装置101をテナントに登録する。デバイス登録管理部502は、デバイス登録リクエストに含まれるデバイス登録キーおよびデバイス識別情報(例えば、画像形成装置のシリアル番号など)と、登録するテナントを識別するテナントIDとを紐づけて管理する。
図6は、アプリケーション管理サーバ103のソフトウェア構成例を示す図である。図6では、アプリケーション管理サーバ103で動作するソフトウェアのうち、アプリケーション管理プログラム600の主要部に関連するものを示している。
アプリケーション管理プログラム600は、商品情報管理部601、アプリケーション情報管理部602、ライセンス発行部603を含む。
商品情報管理部601は、商品情報テーブルを保持および管理する。ここで、商品は、アプリケーションファイルを販売する単位であり、顧客は商品単位でアプリケーションファイルを購入する。商品情報テーブルには、商品を識別するための商品IDおよび商品名と、商品に含まれるアプリケーションのアプリケーションIDと、商品に対するライセンスを発行するために必要となるライセンスアクセス番号などが紐づけされている。
アプリケーション情報管理部602は、アプリケーション情報テーブルを保持および管理する。アプリケーション情報テーブルには、アプリケーションを特定するためのアプリケーションIDやアプリケーション名と、アプリケーションファイルの取得先を示すアドレスなどが紐づけされている。
ライセンス発行部603は、指定されたライセンスアクセス番号に基づいてライセンスを発行する。ライセンス発行部603は、例えば、画像形成装置101から送信されるライセンスアクセス番号に基づいてライセンスを発行し、ライセンスファイルとアプリケーションファイルを画像形成装置101へ送信する。
図7は、画像形成装置101で動作するアプリケーションの主要部を示す図である。図7のアプリケーションは、接続支援プログラム700、デバイス登録プログラム701、クライアントプログラム702を含む。
接続支援プログラム700は、図4で示した接続支援アプリケーション408として動作するプログラムである。接続支援プログラム700は、UI制御部703、アプリケーションインストール部704、デバイス登録制御部705、通信テスト制御部706、アプリケーション設定部707、結果管理部712を含む。
UI制御部703は、受付手段の一例であって、接続支援プログラム700の各機能を実行する上で必要なユーザ入力の受け付け機能や、入力を受付けるための操作画面を形成する機能を担う。また、アプリケーションインストール部704は制御手段の一例であり、通信テスト制御部706は通信制御手段の一例である。
デバイス登録プログラム701は、図4で示したデバイス登録アプリケーション409として動作するプログラムである。デバイス登録プログラム701は、デバイス登録Library708、通信テストLibrary709を含む。なお、デバイス登録プログラム701は、デバイス登録制御部705や通信テスト制御部706から呼び出されることで処理を実行するAPI群により構成されている。
クライアントプログラム702は、画像形成装置101がクラウドサービスの提供を受けるためにインストールされ、図4で示したクライアントA410やクライアントB410として動作するプログラムである。クライアントプログラム702は、通信テスト部710、設定受付/参照部711を含む。
図8は、画像形成装置101に表示される操作画面の遷移例を示す図である。図8の各操作画面は、操作部218において表示される。
開始画面801は、一連の処理を開始するときに操作部218に表示される画面である。開始画面801は、処理の開始の指示を受け付ける開始ボタンを含んでいる。
開始画面801で開始ボタンが操作されると操作画面が遷移する。このとき、操作中の画像形成装置101が、デバイス管理サービス500に既にデバイス登録済か否かに応じて表示する操作画面が異なる。画像形成装置101がデバイス登録済か否かは、接続支援プログラム700のデバイス登録制御部705がデバイス登録Library708を介してデバイス管理サービス500に問い合わせることで確認可能である。
デバイス管理サービス500にデバイス登録がされていない場合、デバイス登録キー入力画面802が表示される。一方、デバイス管理サービス500にデバイス登録がされている場合、サービス選択画面803が表示される。
デバイス登録キー入力画面802は、予めデバイス接続管理部501において発行されたデバイス登録キーの入力を受け付ける画面である。デバイス登録キーは、デバイス管理サービス500で画像形成装置101を管理するために使用され、例えば、デバイス登録Library708が登録リクエストを生成するために必要となる。
例えば、デバイス登録キー入力画面802は、デバイス登録キーの手動入力を受け付ける。しかし、予め画像形成装置101のHDD204にデバイス登録キーを記憶させておくことも可能である。その場合、接続支援プログラム700は、HDD204からデバイス登録キーを参照し、参照値をプリセットした状態でデバイス登録キー入力画面802を表示させるようにしてもよい。あるいは、デバイス登録キー入力画面802の表示ステップを省略するようにしてもよい。
例えば、画像形成装置101の仕向けによって、登録するテナントを一か所に固定できるケースを想定する。この場合、ファームウェアにデバイス登録キーをプリセットすれば、デバイス登録キーの手動入力作業を省略することも可能である。これにより、ユーザの作業負荷の軽減に寄与できる。
そして、デバイス登録キー入力画面802での作業が終了し、「次へ」のボタンが操作されると、サービス選択画面803が表示される。
サービス選択画面803は、各種クラウドサービス(503、504)に対応するクライアントのインストールや設定を行うために、対象となるサービスの選択入力を受け付ける画面である。図8の例では、サービス選択画面803でサービスA、サービスBが選択された場合を説明する。
そして、サービス選択画面803で「OK」のボタンが操作されると、設定画面804、805が順次表示される。
設定画面804、805は、サービス選択画面803で選択されたサービス、もしくはサービスに対応するクライアントに関する設定の入力を受け付ける画面である。接続支援プログラム700は、サービス選択画面803で選択されたサービスの数だけ設定画面を形成し、操作部218で表示する。図8の例では、サービス選択画面803でサービスA、サービスBが選択されたため、サービスAに対応する設定画面804と、サービスBに対応する設定画面805が表示される。
上記の設定画面805までの入力で、デバイス登録および各種クラウドサービスを利用するために必要なすべての設定が完了する。つまり、ユーザは、設定画面805の「OK」ボタンの押下で必要な作業を完了したことになる。
その後、操作画面は実行中画面806に遷移し、接続支援プログラム700は、デバイス登録処理、クライアントインストール処理、クライアント設定処理、通信テスト処理を実行する。上記の処理完了後、操作画面は実行中画面806からメニュー画面807に遷移する。
メニュー画面807は、各処理の結果を表示する操作を受け付けるボタンを含む。ユーザは、メニュー画面807の各ボタンを押下することで、各処理の実行結果や最新の状況を確認できる。
なお、メニュー画面807が表示された状態において、接続支援プログラム700は、更にデバイス登録アプリケーション409およびクライアント(410、411)のバージョンアップをバックグラウンドで実行する。
図9は、接続支援プログラム700によるクラウドサービス接続処理の例を示す流れ図である。図9の処理は、図8の実行中画面806の表示中に実行される。ここで、デバイス登録アプリケーション409は第1アプリケーションの一例であり、クライアントA410やクライアントB411は第2アプリケーションの一例である。
図9において、接続支援プログラム700は、第1アプリケーションであるデバイス登録アプリケーション409を使用したデバイス登録処理と、第2アプリケーションである各クライアントに関する処理を並列に実行する。このとき、接続支援プログラム700は、サービス選択画面803で選択されたサービスに対応する全てのクライアントを対象として、クライアントに関する処理をそれぞれ実行する。
(デバイス登録処理)
まず、S901、S902を参照してデバイス登録処理について説明する。
ステップS901にて、接続支援プログラム700は、デバイス登録プログラム701を介してクラウドサーバ102のデバイス管理サービス500に対し、デバイス登録処理を実行する。
具体的には、デバイス登録制御部705は、UI制御部703で受け付けたデバイス登録キーをデバイス登録Library708へ引き渡す。デバイス登録キーは予めデバイス管理サービス500のデバイス接続管理部501によって発行され、ユーザに伝えられているものとする。但し、デバイス登録キーに関しては、図8で説明したように、ユーザによる入力に限らず、予めHDD204に保存されている値を参照するものでもよい。
デバイス登録Library708は、デバイス登録キーに基づいてデバイス登録リクエストを生成し、当該デバイス登録リクエストをデバイス管理サービス500へ送信する。デバイス登録リクエストを受信したデバイス登録管理部502は、デバイス登録キーに合致するテナントに画像形成装置101を登録する。
デバイス登録管理部502は、デバイス登録Library708を介して、デバイス登録結果をデバイス登録制御部705へ通知する。デバイス登録に成功している場合、デバイス登録管理部502は、登録したテナント情報(テナントIDやテナント名など)についても通知する。
ステップ902にて、結果管理部712は、ステップS901で通知されたデバイス登録の結果をファイルに記録し、現在の登録状況や登録済テナント情報などを管理する。以上で、デバイス登録処理が終了する。
(クライアントに関する処理)
次に、図9、図10を参照して、クライアントに関する処理について説明する。クライアントに関する処理はサービス単位で並列に実行され、クライアントのインストール(S903~S910)と、クライアントの設定(S911、S912)を含む。
図9に示すように、クライアントに関する処理は、例えば、サービス選択画面803で選択されたサービスA、Bに対応するクライアントA、Bを対象としてそれぞれ並列に実行される。そして、クライアントA410に関する処理と、クライアントB411に関する処理はいずれも同様である。そのため、以下の説明では、図10を参照してクライアントA410に関する処理を詳細に説明し、クライアントB411に関する処理の重複説明は省略する。
(クライアントのインストール)
ステップS903にて、アプリケーションインストール部704は、アプリケーション管理部404に問い合わせて、クライアントA410がインストール済かを判断する。クライアントA410が未インストールの場合、処理はS904に移行する。一方、クライアントA410がインストール済の場合、処理はS906に移行する。
ステップS904にて、アプリケーションインストール部704は、アプリケーション管理サーバ103からクライアントA410をダウンロードする。
具体的には、アプリケーションインストール部704は、クライアントA410を含む商品に対応したライセンスアクセス番号をアプリケーション管理サーバ103へ送信する。上記のライセンスアクセス番号は、HDD204に予め記憶されたものである。
アプリケーション管理サーバ103では、商品情報管理部601が受信したライセンスアクセス番号に基づき商品を特定し、アプリケーション情報管理部602が商品に含まれるアプリケーションを特定する。そして、ライセンス発行部603は、特定された商品に含まれるアプリケーションを画像形成装置101に適用するためのライセンスファイルを生成する。そして、アプリケーション管理サーバ103は、アプリケーションファイルおよびライセンスファイルを画像形成装置101に送信する。
ステップS905にて、アプリケーションインストール部704は、ダウンロードしたアプリケーションファイルおよびライセンスファイルを、インストーラ407を介してインストールする。これにより、クライアントA410が、アプリケーション管理部404で管理可能な状態となる。その後、処理はS907に移行する。
ステップS906にて、アプリケーションインストール部704は、アプリケーション管理部404に問い合わせて、インストール済のクライアントA410が開始されているかを判断する。クライアントA410が開始されている場合、処理はS911に移行する。一方、クライアントA410が開始されていない場合、処理はS907に移行する。
ステップS907にて、アプリケーションインストール部704は、クライアントA410のインストールが成功したかを判断する。インストールが成功した場合、処理はS908に移行する。一方、インストールが失敗した場合、処理はS910に移行する。
ステップS908にて、アプリケーションインストール部704は、インストーラ407を介してクライアントA410を開始し、アプリケーション管理部404の管理情報を更新する。
ステップS909にて、結果管理部712は、クライアントA410のインストール結果(インストール成功)および状態(開始しているか)をファイルに記録する。そして、接続支援プログラム700は、インストールおよび状態変更したアプリケーションの情報(アプリケーションID、アプリケーション名、バージョン、状態など)を管理する。その後、処理はS911に移行する。
ステップS910にて、結果管理部712は、クライアントA410のインストール結果(インストール失敗)をファイルに記録する。この場合、後述のクライアントの設定は行われずに処理が終了する。
(クライアントの設定)
ステップS911にて、アプリケーション設定部707は、図8の設定画面804で入力され、UI制御部703が受付けたクライアントAに関する設定内容を反映させる。このとき、アプリケーション設定部707は、上記のクライアントAに関する設定内容を、クライアントA410の設定受付/参照部711を介してHDD204に保存する。なお、設定場所が静的に決まっていれば、アプリケーション設定部707がクライアントA410を介さずに直接HDD204の所定の場所に保存してもよい。
ステップS912にて、結果管理部712は、クライアントAに関する設定結果を、アプリケーション情報(アプリケーション名やバージョンなど)やサービス情報(サービス名など)と紐づけてファイルに記録して管理する。
以上で、クライアントに関する処理の説明を終了する。
そして、デバイス登録処理と、全クライアント分のクライアントに関わる処理が終了すると、接続支援プログラム700はステップS913を実行する。
ステップS913にて、デバイス登録制御部705は、ステップS901のデバイス登録が成功したかを判断する。デバイス登録が成功の場合、処理はS914に移行し、通信テストが実行される。一方、デバイス登録が失敗の場合、図9の処理は終了する。
(通信テスト)
ステップS914にて、通信テスト制御部706は、通信テストLibrary709を介して、各クライアントの通信テストを実行する。
具体的には、通信テスト制御部706が通信テストLibrary709を呼び出すと、通信テストLibrary709は、各クライアントプログラムの通信テスト部710に対して通信テスト要求を出す。図9の例では、通信テストLibrary709は、クライアントA410、クライアントB411に対して通信テスト要求を出す。
各クライアントプログラム702の通信テスト部710は、対応するサービスに所定の導通確認処理を実施する。例えば、クライアントA410の場合、通信テスト部710はサービスA503に導通確認処理を実施し、クライアントB411の場合、通信テスト部710はサービスB504に導通確認処理を実施する。これらの導通確認処理は、各サービス/クライアント間で決められたものであり、サービス毎に異なる処理であってもよい。
また、通信テストの結果は、各クライアントプログラム702の通信テスト部710から、通信テストLibrary709を介して、通信テスト制御部706に通知される。
ステップS915にて、結果管理部712は、クライアント毎に通信テストの結果をファイルに記録して管理する。
ここまでの処理により、画像形成装置101のデバイス登録処理と、各クライアントのインストールおよび設定と、通信テストが完了し、画像形成装置101は各種サービスが利用可能な状態となる。以上で、図9、図10の説明を終了する。
ここで、図9の流れ図は、画像形成装置101がデバイス登録されていないことを前提とした処理例を示している。実際には、接続支援プログラム700は、図9の処理の開始前にデバイス登録済かを判断し、デバイス登録済であればデバイス登録処理(S901、S902)を省略する。例えば、図8の開始画面801でユーザが「開始」ボタンを押下したときに、デバイス登録済かが判断される。そして、デバイス登録済であれば、デバイス登録キー入力画面802の表示がスキップされる。
図11は、接続支援プログラム700によるアプリケーションの更新処理の例を示す流れ図である。図11の処理は、図9に示すクラウドサービス接続処理が完了し、メニュー画面807が表示された際にバックグラウンドで実行される処理である。
ステップS1001にて、アプリケーションインストール部704は、現在インストール済のデバイス登録アプリケーション409が最新バージョンかを判断する。最新バージョンでない場合、処理はS1002に移行する。一方、最新バージョンの場合、処理はS1004に移行する。
具体的には、アプリケーションインストール部704は、アプリケーション管理サーバ103のアプリケーション情報管理部602に対し、現在市場公開されているデバイス登録アプリケーション409のバージョンの一覧を問い合わせる。アプリケーションインストール部704は、取得したバージョン一覧の中から最新のものを特定する。また、アプリケーションインストール部704は、アプリケーション管理部404にインストール済のデバイス登録アプリケーション409のバージョンを問い合わせる。そして、アプリケーションインストール部704は、特定した最新バージョンとインストール済のバージョンを比較して上記の判断を行えばよい。
ステップS1002にて、アプリケーションインストール部704は、デバイス登録アプリケーション409を更新する。
具体的には、アプリケーションインストール部704は、アプリケーション管理サーバ103から最新バージョンのデバイス登録アプリケーション409のアプリケーションファイルとライセンスファイルをダウンロードする。そして、アプリケーションインストール部704は、インストーラ407を介してデバイス登録アプリケーション409を上書き更新する。
ステップS1003にて、結果管理部712は、アプリケーションの上書き更新結果をファイルに記録する。そして、結果管理部712は、接続支援プログラム700が上書き更新したアプリケーションの情報(アプリケーションID、アプリケーション名、バージョン、状態など)を管理する。
デバイス登録アプリケーション409はファームウェアに含まれてプレインストールされるが、デバイス登録アプリケーション409の進化は必ずしもファームウェアの進化とは同期しない。例えば、ファームウェアが1回バージョンアップするまでの間に、デバイス登録アプリケーション409が複数回更新されることもありうる。したがって、画像形成装置101が工場出荷されてからある程度の月日が経過した場合、新しいバージョンのデバイス登録アプリケーション409がアプリケーション管理サーバ103で市場公開されている可能性がある。かかるケースにおいて、クラウドサービス接続処理そのものにかかる時間やユーザの作業負荷に影響を与えることなく、デバイス登録アプリケーション409の更新ができる。
また、デバイス登録アプリケーション409の更新処理は、図9におけるデバイス登録処理(S901)に失敗した場合にも実行される。例えば、工場出荷時にプレインストールされているデバイス登録アプリケーション409が古いことが原因で、デバイス登録処理(S901)に失敗した場合を考える。この場合、デバイス登録アプリケーション409の更新後に、再度接続支援プログラム700を実行し、デバイス登録処理(S901)をやり直せばデバイス登録に成功する。したがって、更新すべきアプリケーションやバージョンの確認や、更新のためのインストール作業をユーザが意識しなくても済むので、ユーザの作業負荷が軽減される。
ステップS1004にて、アプリケーションインストール部704は、クライアントが最新バージョンかを判断する。最新バージョンの判断手法はS1001と同様であるため重複説明は省略する。最新バージョンでない場合、処理はS1005に移行する。一方、最新バージョンの場合、処理はS1007に移行する。
ステップS1005にて、アプリケーションインストール部704は、クライアントを更新する。
具体的には、アプリケーションインストール部704は、アプリケーション管理サーバ103から最新バージョンのクライアントのアプリケーションファイルとライセンスファイルをダウンロードする。そして、アプリケーションインストール部704は、インストーラ407を介してクライアントを上書き更新する。
ステップS1006にて、結果管理部712は、クライアントの上書き更新結果をファイルに記録する。そして、結果管理部712は、接続支援プログラム700が上書き更新したクライアントの情報(アプリケーションID、アプリケーション名、バージョン、状態など)を管理する。
ステップS1007にて、アプリケーションインストール部704は、全クライアントの更新処理が完了したかを判断する。全クライアントの更新処理が完了した場合、図11の処理は終了する。一方、全クライアントの更新処理が完了していない場合、処理はS1004に戻る。
具体的には、接続支援プログラム700がセットアップの対象として予め記憶し、かつインストール済の全クライアントで更新処理が完了したかがS1007で判断される。換言すれば、サービス選択画面803で選択可能なサービスに対応したクライアントであって、かつ既にインストールされているものが対象となる。したがって、対象のクライアントは、必ずしもサービス選択画面803で選択されたものとは一致しない。この種の不一致は、例えば、前回のクラウドサービス接続処理時にサービスをインストールし、今回のクラウドサービス接続作業で別のサービスを選択した場合に生じうる。また、この種の不一致は、何らかの手段により既にクライアントがインストール済である場合なども生じうる。
クライアントがインストールされてから、今回のクラウドサービス接続処理までにある程度の月日が経過した場合、新しいバージョンのクライアントがアプリケーション管理サーバ103で市場公開されている可能性がある。かかるケースにおいて、クラウドサービス接続処理そのものにかかる時間やユーザの作業負荷に影響を与えることなく、既存のクライアントの更新ができる。
このように、図11の処理では、デバイス登録アプリケーション409および既存のクライアントを、クラウドサービス接続処理にかかる時間やユーザの作業負荷に影響を与えずに更新できることが分かる。そして、クラウドサービス接続処理の完了後は、常に新しいバージョンのクライアントで各種クラウドサービスを利用することができるので、ユーザの利便性を向上させることができる。
以上のように、本実施形態のデバイス登録処理(S901、S902)は、プレインストールされたデバイス登録アプリケーション409によって実行される。上記のデバイス登録処理と並行して、クライアントA410、クライアントB411のセットアップが実行される(S903~S912)。そして、これらの処理の終了後に、通信テスト制御部706および通信テスト部710により通信テストが実行される(S914)。このように、本実施形態においては、各アプリケーションに対する処理を並列に実行することで、これらの処理を直列的に順次実行する場合と比べてクラウドサービス接続処理にかかる時間を短縮できる。
また、上記実施形態では、デバイス登録キーや、利用するクラウドサービスに対応する設定情報などを全て入力した上で各アプリケーションに対する処理が実行される。そのため、クラウドサービス接続処理におけるユーザの手間が少なくなり、利便性が向上する。
また、本実施形態において、デバイス登録に失敗した場合にもクライアントのインストール処理は並行して実行されている。そのため、再度接続支援プログラムを実行した場合には、クライアントのインストール処理が省略することができ(S903のYes)、リカバリー作業の時間を短縮することができる。
また、本実施形態では、クラウドサービス接続処理が完了した後にバックグラウンドで各アプリケーションの更新が実施される。そのため、クラウドサービス接続処理の時間を短縮しつつ、各種サービスに対応したクライアントを最新の状態で利用できる。
(実施形態の変形例)
上記実施形態においては、画像形成装置101を対象とする支援システムの例を説明した。しかし、本発明で支援システムにより支援される情報処理装置は、クラウドサービスを利用可能なネットワークデバイスであればよく、画像形成装置に限定されるものではない。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
100 ネットワーク
101 画像形成装置
102 クラウドサーバ
103 アプリケーション管理サーバ
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 HDD
205 操作部I/F
218 操作部
405 拡張アプリケーション
406 システムアプリケーション
407 インストーラ
408 接続支援アプリケーション
409 デバイス登録アプリケーション
410 クライアントアプリケーションA
411 クライアントアプリケーションB
700 接続支援プログラム
701 デバイス登録プログラム
702 クライアントプログラム
703 UI制御部
704 アプリケーションインストール部
705 デバイス登録制御部
706 通信テスト制御部
707 アプリケーション設定部
712 結果管理部

Claims (9)

  1. 第1アプリケーションおよび第2アプリケーションを実行する情報処理装置であって、
    利用するサービスの選択と、選択された当該サービスに対応する前記第2アプリケーションに関する設定とを受け付ける受付手段と、
    前記第1アプリケーションによる前記情報処理装置のためのデバイス登録処理の結果の記録を待たずに、当該デバイス登録処理と並行して、前記第2アプリケーションのインストールおよび前記受け付けた設定の反映とを含む処理の実行を制御する制御手段と、
    前記デバイス登録の処理の結果が成功であった場合に、通信テストを実行する通信制御手段と、を備える
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1アプリケーションは、前記情報処理装置に組み込まれて提供されるファームウェアプログラムの一部であり、
    前記第2アプリケーションは、前記情報処理装置がクラウドサービスの提供を受けるためにインストールされるクライアントプログラムである
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記通信制御手段は、前記デバイス登録の処理の結果が成功であった場合に、前記クラウドサービスに対する通信テストを実行する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記通信テストの実行までの処理を完了した後、処理の結果を表示するためのメニュー画面を表示装置に表示させつつ、バックグラウンドで前記第1アプリケーションおよび前記第2アプリケーションの更新を実行する
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御手段は、前記第1アプリケーションによる前記デバイス登録処理が失敗していても、前記更新を実行する
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御手段は、前記第2アプリケーションがインストール済の場合、前記第2アプリケーションのインストールを行わずに、前記受け付けた設定を反映する処理を実行する
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御手段は、選択された前記サービスに対応する前記第2アプリケーションが複数ある場合に、前記第2アプリケーションのインストールおよび前記受け付けた設定の反映を含む処理を並列に実行する
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 利用するサービスの選択と、選択された当該サービスに対応する第2アプリケーションに関する設定とを受け付ける受付工程と、
    第1アプリケーションによる情報処理装置のためのデバイス登録処理の結果の記録を待たずに、当該デバイス登録処理と並行して、前記第2アプリケーションのインストールおよび前記受け付けた設定の反映とを含む処理の実行を制御する制御工程と、
    前記デバイス登録の処理の結果が成功であった場合に、通信テストを実行する通信制御工程と、を有する
    ことを特徴とする方法。
  9. 利用するサービスの選択と、選択された当該サービスに対応する第2アプリケーションに関する設定とを受け付ける受付工程と、
    第1アプリケーションによる情報処理装置のためのデバイス登録処理の結果の記録を待たずに、当該デバイス登録処理と並行して、前記第2アプリケーションのインストールおよび前記受け付けた設定の反映とを含む処理の実行を制御する制御工程と、
    前記デバイス登録の処理の結果が成功であった場合に、通信テストを実行する通信制御工程と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。

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