JP2021140829A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】アプリケーションの有効期限を適切に管理する。【解決手段】画像形成装置101aは、サーバ102から、信頼できる現在の日時が取得できた場合には、インストールの指示があったライセンスをインストールする。画像形成装置101aは、信頼できる現在の日時が取得できなかった場合であって、インストール指示があったライセンスが、日数指定ライセンス401である場合には、自身の内蔵時計に基づいて、日数指定ライセンス401をインストールする。一方、画像形成装置101aは、信頼できる現在の日時が取得できなかった場合であって、インストール指示があったライセンスが、期日指定ライセンス402である場合には、期日指定ライセンス402をインストールしない。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラムに関し、特に、アプリケーションを実行するために用いて好適なものである。
画像形成装置には、コピー機能、プリント機能、およびスキャン機能などの基本機能は標準で搭載されているが、オプションとして拡張機能が用意されていることがある。そのような拡張機能を利用したいユーザは、拡張機能の商品(アプリケーション)を購入することでライセンスを受け、当該商品を画像形成装置にインストールすることで画像形成装置において商品を利用することができる(特許文献1を参照)。また、特許文献1には、ライセンスに、当該ライセンスで利用可能な期間が含まれることが記載されている。
特開2012−221054号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、画像形成装置では、画像形成装置でアプリケーションを利用できる有効期限の残りを管理することしか行っていない。従って、アプリケーションに対するライセンスの有効期限を適切に管理することができない。例えば、画像形成装置で管理している時刻が不正に変更された場合、アプリケーションに対するライセンスの有効期限が本来の有効期限と異なることになる。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、アプリケーションの有効期限を適切に管理することができるようにすることを目的とする。
本発明の情報処理装置は、日時を計時する計時手段と、アプリケーションの利用に関するライセンスとして、前記アプリケーションの有効期限を指定する情報を含むライセンスを取得する取得手段と、外部装置と通信する通信手段と、取得された前記ライセンスに含まれる前記有効期限を指定する指定の方法が、前記アプリケーションの利用終了の日時を指定する所定の方法ではない場合、前記計時手段により計時されている日時に基づいて前記ライセンスのインストールを実行するように制御し、前記指定の方法が前記所定の方法であり、かつ前記外部装置から現在の時間に関する情報が取得されない場合、前記ライセンスをインストールしないように制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、アプリケーションの有効期限を適切に管理することができる。
画像形成システムの構成を示す図である。 画像形成装置のハードウェアの構成を示す図である。 画像形成装置とサーバのソフトウェアの構成を示す図である。 ライセンスを示す図である。 画像形成装置の処理の第1の例を示すフローチャートである。 画像形成装置の処理の第2の例を示すフローチャートである。 画像形成装置のソフトウェアの構成を示す図である。 ライセンス有効期限補正部の処理を示すフローチャートである。
以下に、図面を参照して、実施形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、発明の範囲は、以下の実施形態に限定されない。
[第1の実施形態]
まず、第1の実施形態を説明する。
商品の有効期限をライセンスに設定する場合、日数などの期間(例えば、10日間)、もしくは、利用開始日および利用終了日などの利用開始のタイミングおよび利用周期のタイミングを設定することがある。これらの方式の場合、その商品に設定された有効期限が切れた際、その後は商品が不正に利用されないようにするため、商品が提供する機能を制限したり停止したりする必要がある。
そこで、ユーザが取得した商品をセットアップした画像形成装置内の内蔵時計の日時を基準にして、商品の使用制限を実現する形態が考えられる。具体的に画像形成装置は、プログラムやライセンスファイル内に設定されている利用期限の日時と、画像形成装置内の内蔵時計の日時とを比較して、利用期限の日時が期間内であれば、通常に商品の動作(一部の機能が制限される場合もある)を行う。そして、画像形成装置は、利用期限の日時が期間を過ぎていれば、商品の機能を限定で動作させるか、或いは動作をさせないようにして、商品の提供者の意図に反して不正に利用されないようにする。
しかしながら、画像形成装置内の内蔵時計の日時は、ユーザの操作によって変更が可能なケースが多い。このため、画像形成装置内の内蔵時計の日時をそのまま期限管理に用いると、利用開始のタイミングおよび利用終了のタイミングを指定するライセンスとして、有効期間が切れた期日指定ライセンスを使って商品を不正に利用できてしまう課題がある。以後、利用開始のタイミングおよび利用終了のタイミングを指定するライセンスを期日指定ライセンスと呼ぶ。例えば、実際の日時が2016年11月1日であるのに対し、画像形成装置内の内蔵時計の日時が2016年10月1日であるとする。この状態で、2016年10月1日〜2016年10月31日の期日指定ライセンスを画像形成装置にインストールした場合、2016年11月1日に当該期日指定ライセンスに対応する商品を利用できてしまう。
そこで、画像形成装置が、外部サーバなどから信頼できる日時を取得してライセンスが有効であるかどうかを判定する構成が考えられる。しかしながら、日数指定のライセンス(以後、日数指定ライセンスと呼ぶ)は、画像形成装置にインストールしてからの経過日数で管理するライセンス形態である。このため、画像形成装置は、本来は外部サーバから信頼できる日時を取得できていなくても商品を運用することが可能であるのにも関わらず、外部サーバから信頼できる日時が取得できないオフライン環境では日数指定ライセンスを利用することができなくなる。
そこで、本実施形態では、アプリケーションの有効期限を適切に管理する仕組みの一例として、期日指定ライセンスの不正な利用を防止しつつ、日数指定ライセンスのオフラインでの運用を可能とする仕組みを提供する。
図1は、画像形成システムの構成の一例を示す図である。
画像形成装置101は、複合機に代表される、画像を形成する機能を有する装置である。
サーバ102は、画像形成装置101が、信頼できる日時を取得するためのサーバである。アプリケーションとは、画像形成装置101が、拡張機能および/または標準機能を利用できるようにするためのソフトウェアプログラムのことである。アプリケーションを利用する権利があることを証明するデータがライセンスである。そのライセンスのデータを画像形成装置101に登録し、ライセンスに対応するアプリケーションを有効化することを、ライセンスのインストールと呼ぶ。ユーザは、有効化されたアプリケーションを利用することができる。
アプリケーションを動作させるための実行ファイルは、画像形成装置101のファームウェアに予め組み込まれていてもよいし、後から画像形成装置101にダウンロードする形式であってもよい。サーバ102は、特定のサーバでなくてもよく、例えば、クラウド基盤のような不定のサーバに存在するサービスであってもよい。
情報端末103は、パソコンに代表される情報処理装置である。ユーザは、キーボードやマウスとディスプレイ、もしくは、タッチパネルを介してウェブブラウザを操作することができる。LAN110は、画像形成装置101と外部のインターネット111とを相互に繋ぐネットワーク回線である。インターネット111は、画像形成装置101、サーバ102、および情報端末103を、相互に通信可能に接続するためのネットワーク回線である。LAN110およびインターネット111を介して、画像形成装置101や情報端末103は、サーバ102と通信を行うことができる。
画像形成装置101a、101bは、同じもので実現することができる。従って、以下では、画像形成装置101aを例に挙げて説明を行う。
図2は、画像形成装置101aのハードウェアの構成の一例を示す図である。CPU201は、プログラムの実行や、様々な処理の制御を行う。不揮発性メモリ202は、ROMを有する。不揮発性メモリ202には、機器の起動処理において初期段階に必要なプログラムやデータが格納されている。揮発性メモリ203は、RAMを有する。揮発性メモリ203は、プログラムやデータの一時的な格納場所として利用される。補助記憶装置204は、ハードディスクやRAMドライブ等の大容量記憶装置を有する。補助記憶装置204は、大容量データの保管、プログラムの実行コードの保持、および画像形成装置101の設定値の保持などを行う。補助記憶装置204は、揮発性メモリ203と比較して、長時間保持する必要があるデータを記憶する。補助記憶装置204は、不揮発性の記憶装置であるため、画像形成装置101の電源が切られてもデータを記憶し続けることができる。ディスプレイ205は、ユーザに情報を伝えるための表示装置である。
入力装置206は、ユーザの選択指示を受け付け、内部バス210を介してプログラムに伝達するための装置である。ネットワーク通信装置207は、画像形成装置101がLAN110を介して別の情報機器と通信することを可能とするための装置である。RTC208は、内蔵電池209によりバッテリバックアップされている。このため、RTC208は、画像形成装置101aの電源がオフの間も常に日時をカウント(計時)することができる。RTC208は、ユーザによって日時を調整することが可能な所謂リアルタイムクロックと呼ばれる時計である。内部バス210は、各ハードウェア装置を画像形成装置101内で通信可能な状態に接続する通信バスである。サーバ102および情報端末103のハードウェアの構成の一例は、図2の構成と同様である。従って、サーバ102および情報端末103のハードウェアの構成の詳細な説明を省略する。また、画像形成装置101aは、以上の構成に加え、不図示の印刷ユニットおよび/またはスキャナユニットを備える。
本実施形態では、例えば、画像形成装置101aを用いることにより、情報処理装置の一例が実現される。また、例えば、サーバ102を用いることにより、現在の時間を管理する外部装置の一例が実現される。また、例えば、RTC208を用いることにより、計時手段の一例が実現される。
図3は、画像形成装置101aとサーバ102のソフトウェアの構成の一例を示す図である。画像形成装置101aが保持する各ソフトウェア部は、画像形成装置101の不揮発性メモリ202もしくは補助記憶装置204に保存され、CPU201にて実行されることで機能を発揮する。また、画像形成装置101aの各ソフトウェア部の実行時に使用される各種情報は、画像形成装置101aの揮発性メモリ203もしくは補助記憶装置204に保持され、ソフトウェア部の間でやり取りが行われる。サーバ102が保持する各ソフトウェア部も、画像形成装置101aのソフトウェア部と同様に、サーバ102が保持する不図示の不揮発性メモリや補助記憶装置に保存され、CPU201と同様のCPUによって実行されることで機能を発揮する。また、サーバ102の各ソフトウェア部の実行時に使用される各種情報は、サーバ102が保持する不図示の不揮発性メモリもしくは補助記憶装置に保持され、ソフトウェア部の間でやり取りが行われる。尚、画像形成装置101aおよびサーバ102は、図3に示すソフトウェア部以外に、画像形成装置101aおよびサーバ102で実現できる一般的な機能を実現するソフトウェア部を有するが、図3では、本実施形態の説明に必要なもののみを図示する。
以下に画像形成装置101aが保持する各ソフトウェア部の一例を説明する。
デバイス時計管理部303は、画像形成装置101aを使用するユーザが、ディスプレイ205を介してデバイス時計の日時を変更した場合に、その日時情報をRTC208に適用する機能を有する。また、デバイス時計管理部303は、RTC208から、現在日時などの日時情報を取得する機能も有する。
ライセンス状態監視部304は、画像形成装置101aで動作するアプリケーションのライセンスの状態を監視する。ライセンス状態監視部304は、ライセンスの有効期限切れのアプリケーションが存在する場合に、アプリケーション制御部307が提供する機能により、該当するアプリケーションを停止状態にする。
ライセンス情報記憶部305は、画像形成装置101aで動作するアプリケーションに対するライセンスとして画像形成装置101aにインストールされたライセンスの情報を不揮発性メモリ202に記憶する機能を有する。
ライセンスインストール部306は、インストールの指示を受けたライセンスを画像形成装置101aにインストールする機能を有する。ライセンスが画像形成装置101aにインストールされると、不揮発性メモリ202に記録されたライセンス情報(表1)が更新される。表1にライセンス情報の一例を示す。
Figure 2021140829
図4は、ライセンスの一例を示す図である。図4(a)は、日数指定ライセンス401の一例を示す図である。図4(b)は、期日指定ライセンス402の一例を示す図である。
日数指定ライセンス401および期日指定ライセンス402は、ファイル形式のライセンスであり、アプリケーションの利用権利を特定するための情報を含む。
アプリケーション識別子411は、画像形成装置101aで動作するアプリケーションを一意に識別する為の識別子である。この例では、アプリケーション識別子411を単純な整数で表しているが、より複雑な文字列や、UUID(Universally Unique Identifier)を用いてアプリケーション識別子411を構成してもよい。デバイス識別子412は、日数指定ライセンス401や期日指定ライセンス402を利用する画像形成装置101aを一意に識別する為の識別子である。有効期限日数413は、日数指定ライセンス401を利用可能な日数である。利用開始日415は、期日指定ライセンス402の利用開始日である。利用終了日416は、期日指定ライセンス402の利用終了日である。電子署名414は、日数指定ライセンス401や期日指定ライセンス402の正当性を検証するための証明書である。
本実施形態では、例えば、日数指定ライセンス401および期日指定ライセンス402を用いることにより、アプリケーションの利用に関するライセンスとして、当該アプリケーションの有効期限を指定する情報を含むライセンスの一例が実現される。また、例えば、有効期限日数413、利用開始日415および利用終了日416を用いることにより、有効期限を指定する情報の一例が実現される。また、例えば、有効期限日数413を用いるにより、アプリケーションの使用の開始のタイミングおよび終了のタイミングを指定せずに、アプリケーションの使用の期間を指定する方法(第1の方法)が実現される。また、例えば、利用開始日415および利用終了日416を用いることにより、アプリケーションの利用の開始のタイミングおよび終了のタイミングを指定する方法(第2の方法)の一例が実現される。
図3の説明に戻り、ライセンスインストール部306は、ライセンスにあるデバイス識別子412が画像形成装置101aのデバイス識別子と合致しているか否かを確認する。ライセンスインストール部306は、これらのデバイス識別子が合致している場合、ライセンスにあるアプリケーション識別子411と同じアプリケーション識別子を含むレコードが表1のライセンス情報にあるか否かを判定する。ライセンスインストール部306は、ライセンスにあるアプリケーション識別子411と同じアプリケーション識別子を含むレコードがある場合、当該レコードに対して、利用開始日、利用終了日、およびライセンス状態を上書き保存する。一方、ライセンスにあるアプリケーション識別子411と同じアプリケーション識別子を含むレコードがない場合、ライセンスインストール部306は、新規にレコードを追加する。そして、ライセンスインストール部306は、追加したレコードに対して、利用開始日、利用終了日、およびライセンス状態を保存する。
尚、期日指定ライセンス402をインストールした場合、ライセンスインストール部306は、利用開始日415を、表1のライセンス情報の利用開始日にセットし、利用終了日416を、ライセンス情報の利用終了日にセットする。一方、日数指定ライセンス401をインストールした場合、ライセンスインストール部306は、現在の日時から、有効期限日数413の日数が経過した年月日を、表1のライセンス情報の利用終了日にセットする。画像形成装置101aは、表1のライセンス情報の利用開始日に値が入っているか否かで期日指定ライセンス402であるか日数指定ライセンス401であるかを判別することができる。ライセンスを画像形成装置101aにインストールすることでアプリケーションの利用が可能となる。アプリケーションは、商品を構成する一部であり、画像形成装置101でアプリケーションが利用できる状態になることで、ユーザに商品が提供されたことになる。
アプリケーション制御部307は、画像形成装置101aで動作するアプリケーションのライフサイクルを管理する。アプリケーション制御部307は、画像形成装置101で動作するアプリケーションについて、当該アプリケーションのバージョンや製品名などの情報と、開始中や停止中の状態を管理する。また、アプリケーション制御部307は、システム管理者が利用するためのアプリケーションの管理画面(不図示)を提供する。システム管理者は、この管理画面を介して、アプリケーションの開始や停止、アプリケーションのアンインストール、ならびにライセンスのインストールを行うことができる。
アプリケーション部308は、画像形成装置101aで動作するアプリケーションであり、拡張機能および/または標準機能を画像形成装置101aに提供する。アプリケーションの動作は、ライセンスによって制御される。ライセンス情報記憶部305によって記憶されたライセンス情報(表1)に、有効なライセンスがある場合にのみアプリケーションは動作する。有効なライセンスがあるか否かの判定は、例えば、自らのアプリケーション識別子と同じアプリケーション識別子を有するレコードをライセンス情報から検索することにより行われる。ライセンスが日数指定ライセンス401の場合、有効なライセンスがあるか否かの判定は、現在の日時がライセンス情報の利用終了日を過ぎていないか否かによって行われる。ライセンスが期日指定ライセンス402の場合、有効なライセンスがあるか否かの判定は、現在の日時がライセンス情報の利用開始日から利用終了日までの範囲内か否かによって行われる。自らのアプリケーション識別子に該当するレコードがない場合、有効なライセンスはないと判定される。
次に、サーバ102が保持するソフトウェア部の一例を説明する。
サーバ日時応答部311は、画像形成装置101aからの要求によってサーバ102で管理している現在の日時を応答する。
図5は、画像形成装置101aがライセンスをインストールする際の処理の流れの一例を説明するためのフローチャートである。
ステップS501において、ライセンスインストール部306は、ライセンスファイル(日数指定ライセンス401もしくは期日指定ライセンス402)からライセンス情報を取得する。本実施形態では、例えば、ステップS501の処理により、ライセンスを取得する取得手段の一例が実現される。
次に、ステップS502において、サーバ日時要求部309は、信頼できる日時をサーバ102から取得する。ここでは、信頼できる日時として現在の日時が取得されるものとする。本実施形態では、例えば、ステップS502の処理により、時間情報を管理する外部装置と通信する通信手段の一例が実現される。
次に、ステップS503において、サーバ日時要求部309は、信頼できる日時をサーバ102から取得できたか否かを判断する。この判断の結果、信頼できる日時を取得できた場合は、ステップS504において、ライセンスインストール部306は、信頼できる日時を現在の日時とし、信頼できる日時に基づいてライセンスをインストールする。このとき、ライセンスインストール部306は、信頼できる日時に基づいて、表1のライセンス情報の利用開始日・利用終了日をセットする。本実施形態では、例えば、ステップS504の処理により、外部装置から現在の時間に関する情報が取得された場合、当該情報から特定される時間情報に基づいて、ライセンスをインストールすることの一例が実現される。
一方、ステップS503において、信頼できる日時を取得できなかったと判断された場合は、ステップS505において、ライセンスインストール部306は、ライセンスの種類が期日指定ライセンス402であるか否かを判断する。本実施形態では、例えば、ステップS505の処理により、通信手段により外部装置から時間に関する情報が取得されていない場合、ライセンスに含まれる有効期限を指定する情報における当該指定の方法を特定することの一例が実現される。
この判断の結果、ライセンスの種類が期日指定ライセンス402でない、つまり日数指定ライセンス401であった場合、処理は、ステップS506に進む。そして、ステップS506において、ライセンスインストール部306は、画像形成装置101a内の内蔵時計(RTC208)に基づいてライセンスをインストールする。このとき、ライセンスインストール部306は、画像形成装置101a内の内蔵時計(RTC208)で計時されている日時に基づいて、表1のライセンス情報の利用終了日をセットする。本実施形態では、例えば、ステップS506の処理により特定した方法が、第1の方法である場合、計時手段により計時されている時間から特定される時間情報に基づいて、ライセンスをインストールすることの一例が実現される。
一方、ステップS505において、ライセンスの種類が期日指定ライセンス402であったと判断された場合は、ステップS507において、ライセンスインストール部306は、ライセンスのインストールを失敗させる。このとき、ライセンスインストール部306は、ライセンスのインストールが失敗したことを示す情報をディスプレイ205に表示してもよい。本実施形態では、例えば、ステップS507の処理により、特定した方法が、第2の方法である場合、ライセンスをインストールしないことの一例が実現される。
以上のように本実施形態では、画像形成装置101aは、サーバ102から、信頼できる日時が取得できた場合には、インストールの指示があったライセンスをインストールする。画像形成装置101aは、信頼できる日時が取得できなかった場合であって、インストール指示があったライセンスが、日数指定ライセンス401である場合には、自身の内蔵時計に基づいて、日数指定ライセンス401をインストールする。一方、画像形成装置101aは、信頼できる現在の日時が取得できなかった場合であって、インストール指示があったライセンスが、期日指定ライセンス402である場合には、期日指定ライセンス402をインストールしない。従って、期日指定ライセンス402の不正な利用を防止しつつ、日数指定ライセンス401のオフラインでの運用が可能となる。
本実施形態の説明において、画像形成装置101a内の内蔵時計を、サーバ102から取得した信頼できる日時に合わせるようにしてもよい。この場合、例えば、ステップS503とS504との間で、画像形成装置101a内の内蔵時計を、サーバ102から取得した信頼できる日時に合わせる処理を追加すればよい。また、本実施形態では、ライセンスの利用期限を管理する時間情報の単位が年月日である場合を例に挙げて説明した。しかしながら、ライセンスの利用期限を管理する時間情報の単位は年月日に限定されない。例えば、年月日に時刻を加えた単位でラインセンスの利用期限を管理してもよい。また、画像形成装置101aは、自身がオフライン(外部装置と通信することができない状態)であることが事前に分かっている場合には、ステップS502〜S504の処理を省略してもよい。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態を説明する。第1の実施形態では、画像形成装置101aは、すでに信頼できる日時をサーバ102から取得済みの場合でもライセンスをインストールする度にサーバ102に信頼できる日時を問い合わせる。そのため、無駄なネットワークトラフィックが発生してしまうと共に、サーバ102側の負荷が高まる。そこで、本実施形態では、画像形成装置101aは、すでに信頼できる日時をサーバ102から取得済みの場合には、サーバ102に信頼できる日時を問い合わせることを行わない。このように、本実施形態と第1の実施形態とは、サーバ102に対する日時の問い合わせに係る処理の一部が主として異なる。従って、本実施形態の説明において、第1の実施形態と同一の部分については、図1〜図5に付した符号と同一の符号を付す等して詳細な説明を省略する。尚、本実施形態でも、第1の実施形態と同様に、日時が年月日であるものとして説明を行う。
図6は、画像形成装置101aがライセンスをインストールする際の処理の流れの一例を説明するためのフローチャート図である。
ステップS601において、ライセンスインストール部306は、ライセンスファイル(日数指定ライセンス401もしくは期日指定ライセンス402)からライセンス情報を取得する。本実施形態では、例えば、ステップS601の処理により、ライセンスを取得する取得手段の一例が実現される。
次に、ステップS602において、サーバ日時要求部309は、信頼できる日時をサーバ102から取得済みであるか否かを、後述するステップS605で記憶した情報に基づいて判断する。この判断の結果、信頼できる日時を取得済みである場合、処理は、ステップS603〜S605の処理を省略して(サーバ102から、信頼できる日時を改めて取得せずに)ステップS606に進む。そして、ステップS606において、ライセンスインストール部306は、取得済みの信頼できる日時に基づいて、現在の日時を特定し、特定した現在の日時に基づいて、ライセンスをインストールする。ここでは、信頼できる日時として現在の日時が取得されるものとする。現在の日時の特定は、例えば、取得済みの信頼できる日時からの経過時間(日数)を画像形成装置101a内の内蔵時計(RTC208)で計時することにより実現される。また、現在の日時の特定は、信頼できる日時を取得した時点で、画像形成装置101a内の内蔵時計(RTC208)の現在の計時値を、信頼できる日時に変更することによっても実現される。
本実施形態では、例えば、処理が、ステップS603〜S605の処理を省略してステップS606に進む場合が、時間に関する情報が既に取得されていることを特定できる情報が記憶手段により記憶されている場合に対応する。そして、例えば、処理が、ステップS603〜S605の処理を省略してステップS606に進むことにより、外部装置から時間に関する情報を取得しないことの一例が実現される。また、例えば、このステップS606の処理により、既に取得されている時間に関する情報から特定される時間情報に基づいて、ライセンスをインストールすることの一例が実現される。
一方、ステップS602において、信頼できる日時をサーバ102から取得済みでない場合、処理は、ステップS603に進む。そして、ステップS603において、サーバ日時要求部309は、信頼できる日時をサーバ102から取得する。本実施形態では、例えば、ステップS603の処理により、外部装置と通信する通信手段の一例が実現される。
次に、ステップS604において、サーバ日時要求部309は、信頼できる日時をサーバ102から取得できたか否かを判断する。この判断の結果、信頼できる日時を取得できた場合は、ステップS605において、サーバ日時要求部309は、信頼できる日時を取得済みであることを不揮発性メモリ202に記憶する。本実施形態では、例えば、ステップS605の処理により、通信手段により外部装置から現在の時間に関する情報が取得されると、当該現在の時間に関する情報が既に取得されていることを特定できる情報を記憶する記憶手段の一例が実現される。
その後、ステップS606において、ライセンスインストール部306は、信頼できる日時を現在の日時とし、信頼できる日時に基づいてライセンスをインストールする。このとき、ライセンスインストール部306は、信頼できる日時に基づいて、表1のライセンス情報の利用開始日・利用終了日をセットする。本実施形態では、例えば、ステップS605からステップ606に進むことにより、外部装置から現在の時間に関する情報が取得された場合、当該情報から特定される時間情報に基づいて、ライセンスをインストールすることの一例が実現される。
一方、ステップS604において、信頼できる日時を取得できなかったと判断された場合は、ステップS607において、ライセンスインストール部306は、ライセンスの種類が期日指定ライセンス402であるか否かを判断する。本実施形態では、例えば、ステップS607の処理により、通信手段により外部装置から時間に関する情報が取得されていない場合、ライセンスに含まれる有効期限を指定する情報における当該指定の方法を特定することの一例が実現される。
この判断の結果、ライセンスの種類が期日指定ライセンス402でない、つまり日数指定ライセンス401であった場合、処理は、ステップS608に進む。そして、ステップS608において、ライセンスインストール部306は、画像形成装置101a内の内蔵時計(RTC208)に基づいてライセンスをインストールする。このとき、ライセンスインストール部306は、画像形成装置101a内の内蔵時計(RTC208)で計時されている日時に基づいて、表1のライセンス情報の利用終了日をセットする。本実施形態では、例えば、ステップS608の処理により特定した方法が、第1の方法である場合、計時手段により計時されている時間から特定される時間情報に基づいて、ライセンスをインストールすることの一例が実現される。
一方、ステップS607において、ライセンスの種類が期日指定ライセンス402であったと判断された場合は、ステップS609において、ライセンスインストール部306は、ライセンスのインストールを失敗させる。このとき、ライセンスインストール部306は、ライセンスのインストールが失敗したことを示す情報をディスプレイ205に表示してもよい。本実施形態では、例えば、ステップS609の処理により、特定した方法が、第2の方法である場合、当該ライセンスをインストールしないことの一例が実現される。
図6のフローチャートと図5のフローチャートとの違いは、以下の点である。まず、図6のフローチャートでは、図5のフローチャートに対し、サーバ日時要求部309が信頼できる日時を取得済みであることを示す情報を不揮発性メモリ202に記憶するステップ(ステップS605)が追加される。また、図6のフローチャートでは、図5のフローチャートに対し、ステップS605で記憶した情報に基づいて、サーバ日時要求部309が、信頼できる日時をサーバ102から取得済みであるかどうかを判断するステップ(ステップS602)が追加される。
以上のように、画像形成装置101aは、信頼できる日時をサーバ102から取得済みである場合には、その後、信頼できる日時をサーバ102から取得しない。従って、第1の実施形態で説明した効果に加え、信頼できる日時を返すサーバ102の負荷を軽減することができ、無駄なネットワークトラフィックの増加を防止することが可能となる。
本実施形態でも、第1の実施形態で説明した変形例を採用することができる。
また、本実施形態では、信頼できる日時をサーバ102から取得済みである場合には、その後、信頼できる日時をサーバ102から取得しない。しかしながら、必ずしもこのようにする必要はない。例えば、サーバ日時要求部309は、信頼できる日時をサーバ102から取得した時刻から所定の時間が経過したか否かを判断し、所定の時間が経過した場合、信頼できる日時をサーバ102から取得して信頼できる日時を更新してもよい。このようにすれば、画像形成装置101aは、信頼できる日時を定期的に特定することができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態を説明する。第1の実施形態および第2の実施形態では、日数指定ライセンス401または期日指定ライセンス402のインストールを試みた場合、ステップS502、S603において、信頼できる日時がサーバ102から取得される。信頼できる日時を取得できたときに、既にステップS506、S608で、画像形成装置101a内の内蔵時計に基づいてインストールした日数指定ライセンス401が存在するものとする。この場合、ライセンスの管理の基準となる日時を、画像形成装置101a内の内蔵時計の日時から、信頼できる日時に変更すると以下の課題が発生する。尚、以下の説明では、画像形成装置101a内の内蔵時計の日時を必要に応じてデバイス日時と呼ぶ。
即ち、デバイス日時が、信頼できる日時よりも未来に設定されていた場合、本来の有効期限よりも長くアプリケーションを利用できてしまう。例えば、デバイス日時が2016年10月1日に設定されている状態で、有効期限が10日間の日数指定ライセンスをインストールすると、当該ライセンスの有効期限は、2016年10月11日に設定される。その後、信頼できる日時をサーバ102から取得した日時が2016年9月1日であった場合、当該ライセンスに対応するアプリケーションは、2016年9月1日〜2016年10月11日の間使えてしまう。
また、デバイス日時が、信頼できる日時より過去に設定されていた場合、本来の有効期限よりも、アプリケーションの使用期間が短縮されてしまう。例えば、デバイス日時が2016年10月1日に設定されている状態で有効期限が10日間の日数指定ライセンスをインストールすると、当該ライセンスの有効期限は、2016年10月11日に設定される。その後、信頼できる日時をサーバ102から取得した日時が2016年10月5日であった場合、当該ライセンスに対応するアプリケーションは、2016年10月5日〜2016年10月11日の間しか使えなくなってしまう。従って、当該アプリケーションの使用期間が短縮される。
このような課題を考慮したのが本実施形態である。以上のように本実施形態と、第1の実施形態および第2の実施形態は、ライセンスの有効期限を設定する処理の一部が主として異なる。従って、本実施形態の説明において、第1の実施形態および第2の実施形態と同一の部分については、図1〜図6に付した符号と同一の符号を付す等して詳細な説明を省略する。尚、本実施形態でも、第1の実施形態および第2の実施形態と同様に、日時が年月日であるものとして説明を行う。
図7は、画像形成装置101aのソフトウェアの構成の一例を示す図である。現在日時管理部302は、RTC208に対する日時の変更の影響を受けずに現在日時を管理する。現在日時管理部302は、サーバ102から取得した信頼できる日時をセットする。デバイス時計管理部303、ライセンス状態監視部304、ライセンス情報記憶部305、ライセンスインストール部306、アプリケーション制御部307、アプリケーション部308、サーバ日時要求部309は、図3と同じである。従ってここでは、これらの詳細な説明を省略する。ライセンス有効期限補正部310は、デバイス日時と、サーバ102から取得した信頼できる日時とに差分があった場合に、インストール済みの日数指定ライセンス401の有効期限を補正する。
図8は、信頼できる日時をサーバ102から取得したときに、ライセンス有効期限補正部310がインストール済みの日数指定ライセンス401の有効期限を補正する際の処理の流れの一例を説明するためのフローチャートである。
ステップS801において、ライセンス有効期限補正部310は、現在日時管理部302から、信頼できる日時を取得する。次に、ステップS802において、ライセンス有効期限補正部310は、デバイス時計管理部303よりデバイス日時を取得する。
次に、ステップS803において、ライセンス有効期限補正部310は、ステップS802で取得した日時と、ステップS801で取得した日時との差分を計算する。本実施形態では、例えば、この差分により、計時手段により計時されている時間から特定される時間情報と、通信手段により取得された時間に関する情報から特定される時間情報との差分の一例が実現される。また、例えば、ステップS803の処理により、導出手段の一例が実現される。
次に、ステップS804において、ライセンス有効期限補正部310は、ステップS803で計算した差分が±1日以上であるか否かを判断する。ここで、±1日で処理を分けている理由は、表1のライセンス情報の利用終了日が時間単位ではなく日数単位の情報しか持たないからである。
ステップS804の判断の結果、ステップS803で計算した差分が±1日未満であれば、有効期限の更新を行わずに図8のフローチャートによる処理を終える。一方、ステップS803で計算した差分が±1日以上の場合、ステップS805において、ライセンス有効期限補正部310は、ライセンス情報(表1)を取得する。そして、ステップS806において、ライセンス有効期限補正部310は、利用終了日があるライセンス情報が存在するか否かを判断する。この判断の結果、利用終了日があるライセンス情報が存在しない場合、ライセンスの有効期限の更新を行わずに、図8のフローチャートによる処理を終える。
一方、利用終了日があるライセンス情報であって、未選択のライセンス情報が存在する場合、ステップS807において、ライセンス有効期限補正部310は、当該ライセンス情報を選択する。そして、ライセンス有効期限補正部310は、当該ライセンス情報が日数指定ライセンス401のライセンス情報であるか否かを判断する。第1の実施形態で説明したように、ライセンス情報に利用開始日が設定されていない場合、当該ライセンス情報は、日数指定ライセンス401のライセンス情報となる。
この判断の結果、選択したライセンス情報が日数指定ライセンス401のライセンス情報である場合、処理は、ステップS808に進む。そして、ステップS808おいて、ライセンス有効期限補正部310は、当該日数指定ライセンス401の利用終了日を、当該利用終了日に対しS803で計算した差分だけ加算した日付に更新する。そして、次のライセンス情報を確認するために、処理は、ステップS806に戻る。本実施形態では、例えば、ステップS808の処理により、制御手段によりインストールされたライセンスの有効期限を、導出手段により導出された差分に基づいて変更する変更手段の一例が実現される。
一方、ステップS807の判断の結果、選択したライセンス情報が日数指定ライセンス401でない、つまり期日指定ライセンス402の場合、当該期日指定ライセンス402の有効期限の更新を行わずに、図8のフローチャートによる処理を終える。
以上のように本実施形態では、信頼できる日時に合わせて、日数指定ライセンスの有効期限を変更する。従って、第1の実施形態および第2の実施形態で説明した効果に加え、日数指定ライセンスについて、画像形成装置内の内蔵時計の日時の変更による不正利用を防止すると同時に、本来ユーザが利用できる期間を保証することが可能となる。
尚、本実施形態は、第1の実施形態および第2の実施形態の何れに対しても適用することができる。この場合、本実施形態でも、第1の実施形態および第2の実施形態で説明した変形例を採用することができる。
尚、前述した実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
(その他の実施例)
本発明は、前述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101a〜101b:画像形成装置、102:サーバ、111:インターネット
本発明の情報処理装置は、日時を計時する計時手段と、アプリケーションの利用に関するライセンスとして、前記アプリケーションの有効期限を指定する情報を含むライセンスを取得する取得手段と、外部装置と通信する通信手段と、取得された前記ライセンスに含まれる前記有効期限を指定する指定方法が、前記アプリケーションの利用終了の日時を指定する所定の方法であり、かつ前記外部装置から現在の時間に関する情報が取得されない場合、前記ライセンスをインストールしないように制御し、前記指定方法が前記所定の方法ではない場合、前記計時手段により計時されている日時に基づいて前記ライセンスのインストールを実行するように制御する制御手段と、を有することを特徴とする。

Claims (9)

  1. 日時を計時する計時手段と、
    アプリケーションの利用に関するライセンスとして、前記アプリケーションの有効期限を指定する情報を含むライセンスを取得する取得手段と、
    外部装置と通信する通信手段と、
    取得された前記ライセンスに含まれる前記有効期限を指定する指定の方法が、前記アプリケーションの利用終了の日時を指定する所定の方法ではない場合、前記計時手段により計時されている日時に基づいて前記ライセンスのインストールを実行するように制御し、前記指定の方法が前記所定の方法であり、かつ前記外部装置から現在の時間に関する情報が取得されない場合、前記ライセンスをインストールしないように制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御手段は、
    取得された前記ライセンスに含まれる前記有効期限を指定する指定の方法が前記所定の方法ではない場合、前記計時手段により計時されている日時および前記有効期限から前記ライセンスの有効期限を設定し、前記ライセンスのインストールを実行するように制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御手段は、
    前記外部装置から前記現在の時間に関する情報が取得された場合、前記計時手段で計時される日時を、前記外部装置から取得された前記現在の時間に合わせるように制御し、かつ、前記外部装置から取得した前記現在の時間に関する情報と、前記取得したライセンスに含まれる、前記所定の方法あるいは前記所定の方法とは異なる方法により指定される前記有効期限とに基づいて、前記ライセンスのインストールを実行するように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記通信手段により前記外部装置から前記外部装置で管理されている前記現在の時刻に関する情報が取得されたか否かを判定する第1の判定手段と、
    前記指定の方法が前記所定の方法であるかどうかを判定する第2の判定手段と、をさらに有し、
    前記外部装置から前記現在の時間に関する情報を既に取得済みである場合、
    前記第1の判定手段による判定と前記第2の判定手段による判定とを行うことなく、前記制御手段は、当該既に取得されている前記現在の時間に関する情報から特定される時間情報と、前記取得したライセンスに含まれる、前記所定の方法または前記所定の方法とは異なる方法により指定される前記有効期限とに基づいて、前記ライセンスのインストールを実行するように制御することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御手段は、
    前記外部装置から前記現在の時間に関する情報が取得されず、かつ、前記指定の方法が前記所定の方法とは異なる方法である場合に、前記計時手段により計時されている日時と前記所定の方法とは異なる方法で指定されている前記有効期限とに基づいて前記ライセンスのインストールを実行するように制御した後に、前記通信手段により前記外部装置から当該外部装置で管理されている現在の時間に関する情報が取得された場合、前記計時手段により計時されている日時と前記通信手段により取得された前記現在の時間に関する情報から特定される日時との差分を導出する導出手段と、
    前記制御手段により前記計時手段により計時されている日時と前記所定の方法とは異なる方法で指定されてる前記有効期限とに基づいてインストールされたライセンスの有効期限を、前記導出手段により導出された前記差分に基づいて変更する変更手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記所定の方法は、前記アプリケーションの利用開始の日時と、前記アプリケーションの利用終了の日時との両方を指定することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御手段によりインストールされたライセンスの利用期限は、年月日の単位、また は、年月日に時刻を加えた単位で、管理されることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 日時を計時する計時ステップと、
    アプリケーションの利用に関するライセンスとして、当該アプリケーションの有効期限を指定する情報を含むライセンスを取得する取得ステップと、
    外部装置と通信する通信ステップと、
    取得された前記ライセンスに含まれる前記有効期限を指定する指定の方法が、前記アプリケーションの利用終了の日時を指定する所定の方法ではない場合、前記計時ステップにより計時されている日時に基づいて前記ライセンスのインストールを実行するように制御し、前記指定の方法が前記所定の方法であり、かつ前記外部装置から現在の時間に関する情報が取得されない場合、前記ライセンスをインストールしないように制御する制御ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  9. 請求項1〜7の何れか1項に記載の情報処理装置の各手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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