JP2022124659A5 - - Google Patents

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Description

図11から理解されるように、絶縁性粘着層922は、マイクロホン94の本体部940に部分的に接着している。これは、絶縁性粘着層922が弾性を有しているからである。詳しくは、マイクロホン94を配線付き基材92上に実装する際に、外力によりマイクロホン94を配線付き基材92に強く押し付けることにより、絶縁性粘着層922は弾性変形する。このとき、マイクロホン94の本体部940が部分的に絶縁性粘着層922に押し付けられ、絶縁性粘着層922がマイクロホン94の本体部940に部分的に接着する。外力が取り除かれても、絶縁性粘着層922はマイクロホン94の本体部940に部分的に接着したままとなる。
図11から理解されるように、絶縁性粘着層922には弾性復元力が働く。この弾性復元力により、マイクロホン94は配線付き基材92の方へ引き寄せられる。これにより、マイクロホン94の端子942は、配線付き基材92の導体パターン924に夫々押し付けられる。こうして、マイクロホン94の端子942の夫々と対応する導体パターン924とは、互いに電気的に接続される。
特許文献1に記載されたモジュール90において、配線付き基材92は曲げやすく、マイクロホン94は曲げにくい。そのため、モジュール90が曲げられると、マイクロホン94が配線付き基材92から剥がれてしまう虞がある。換言すると、特許文献1のモジュール90には、モジュール90を曲げたとき、端子942と導体パターン924との電気的接続が少なくとも部分的に切断される虞がある。そのため、モジュールが曲げられたとしても、配線基材と電子素子との電気的接続を維持することができる、曲げに強いモジュールが求められている。
また、本発明は、第1のモジュールの製造方法として、第1から第4のモジュールのいずれか一つを製造するモジュールの製造方法であって、
前記構造物を準備する工程と、
前記接続部材を準備する工程と、
前記構造物の前記樹脂部の少なくとも一部が前記接続部材の前記粘着剤層と直接接触し、かつ前記配線が前記電子素子の前記電極に押し付けられるように、前記構造物と前記接続部材とを貼り合わせる工程とを備える
モジュールの製造方法を提供する。
本発明のモジュールにおいて、電子素子は樹脂部に埋設されており、少なくとも樹脂部の一部は粘着剤層に直接接着している。そのため、モジュールが曲げられたとき、電子素子は樹脂部によって押さえられ、電気的接続を維持することができる。
本発明の一実施の形態によるモジュールを示す平面図である。構造物に含まれる電子素子と接続部材に含まれる配線とが夫々破線で示されている。 図1のモジュールを示すA-A線断面図である。 図1のモジュールを示すB-B線断面図である。配線の厚みは、フィルム状基材の厚み及び粘着剤層の厚みに比べて誇張されている。 図1のモジュールに含まれる構造物を示す平面図である。 図4の構造物を示すC-C線断面図である。 図1のモジュールに含まれる接続部材を示す平面図である。接続部材に含まれる配線が破線で示されている。 図6の接続部材を示すD-D線断面図である。配線の厚みは、フィルム状基材の厚み及び粘着剤層の厚みに比べて誇張されている。 図1のモジュールの製造方法を示すフローチャートである。 図8のフローチャートにおける構造物を準備する工程(S81)の一例を示すフローチャートである。 図8のフローチャートにおける構造物を準備する工程の他の例を示すフローチャートである。 特許文献1のモジュールを示す断面図である。
図1から図3までを参照すると、本発明の一実施の形態によるモジュール10は、構造物20と接続部材30とを備えている。接続部材30は、構造物20の上に位置し、構造物20に貼り合わされている。本実施の形態において、上下方向はZ方向である。+Z方向が上方であり、-Z方向が下方である。
図4及び図5に示されるように、電子素子22bは、本体部222bと電極224bとを有している。本実施の形態おいて、電子素子22bの本体部222bの形状は直方体である。本体部222bのサイズは、電子素子22aの本体部222aのサイズよりも小さい。電極224bは、本体部222bの上面に露出しており、その数は二つである。本実施の形態において、本体部222bの上面と電極224bの上面とは面一である。
図4及び図5から理解されるように、電子素子22a、22bの夫々は、樹脂部24に埋設されている。詳しくは、電子素子22aは、電極224aの夫々が少なくとも部分的に外部へ露出するように、樹脂部24に埋設されている。同様に、電子素子22bは、電極224bの夫々が少なくとも部分的に外部へ露出するように、樹脂部24に埋設されている。本実施の形態において、電子素子22a,22bの夫々の上面全体が外部に露出している。また、本実施の形態において、電子素子22a,22bの上面は、樹脂部24の上面と面一である。ただし、本発明はこれに限られない。後述する粘着剤層34の弾性を考慮して、電子素子22a,22bの上面と樹脂部24の上面とが実質的に面一とみなせればよい。
本実施の形態において、フィルム状基材32として、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムを用いることができる。また、粘着剤層34としては、感圧型接着剤を含む樹脂を用いることができる。このような樹脂として、例えば、ポリエステル系、ポリウレタン系、アクリル系、エポキシ系、フェノール系、シリコーン系、ポリオレフィン系、ポリイミド系、ビニル系、天然高分子系のポリマーなどを用いることができる。粘着剤層34は、弾性を有しており、弾性変形可能である。これにより、粘着剤層34は、対象物に押し付けられたとき、弾性変形するとともに対象物に接着する。配線36a,36bは、例えば銀ペーストを用いて形成される。粘着剤層34上への配線36a,36bの形成は、例えば、スクリーン印刷法などの印刷法により導電性インキのパターンをブランケット上に印刷し、焼成してから粘着剤層34の上に転写することで行える
図1から図3までの図から理解されるように、接続部材30は、電極224a,224bの夫々と対応する配線36a又は36bとが対向するように、構造物20に貼り合わされる。換言すると、配線36a,36bの夫々は、平面視において、対応する電極224a又は224bと少なくとも部分的に重なっている。接続部材30が構造物20に貼り合わされたとき、粘着剤層34は少なくとも部分的に構造物20に直接接着される。これは、配線36a,36bの厚みが薄いことに加えて、粘着剤層34が変形可能だからである。本実施の形態において、粘着剤層34は、配線36a,36bが形成された領域を除いて、構造物20の上面のほぼ全体に接着される。ただし、本発明はこれに限られない。平面視において、粘着剤層34のサイズは、構造物20のサイズよりも小さくてもよい。
再び図8を参照して、準備した構造物20と接続部材30とを、図1から図3に示されるモジュール10が得られるように貼り合わせる(S83)。この貼り合わせは、構造物20の樹脂部24の少なくとも一部が接続部材30の粘着剤層34と直接接触し、かつ配線36a,36bの夫々が対応する電極224a及び/又は224bに押し付けられるように行う。
次に、粘着剤層34を硬化させる(S84)。この硬化は、粘着剤層34が熱硬化性樹脂成分又は紫外線硬化樹脂成分を含む場合に行われる。換言すると、この硬化は、必ずしも必須ではない。また、粘着剤層34の全体を硬化させず、部分的に硬化させるようにしてもよい。例えば、電子素子22a,22bの近くの領域においてのみ粘着剤層34を硬化させてもよい。粘着剤層34に熱硬化樹脂成分が含まれる場合は、加熱処理を行うことで粘着剤層34を硬化させる。また、粘着剤層34に紫外線硬化樹脂成分が含まれる場合は、紫外線照射処理を行うことで粘着剤層34を硬化させる。
以上、本発明について、実施の形態を掲げて説明してきたが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変形、変更が可能である。例えば、接続部材30には、配線36の他、抵抗器やコイル等の電気素子が形成されていてもよい。

Claims (1)

  1. 請求項1から請求項4までのいずれか一つに記載のモジュールを製造するモジュールの製造方法であって、
    前記構造物を準備する工程と、
    前記接続部材を準備する工程と、
    前記構造物の前記樹脂部の少なくとも一部が前記接続部材の前記粘着剤層と直接接触し、かつ前記配線が前記電子素子の前記電極に押し付けられるように、前記構造物と前記接続部材とを貼り合わせる工程とを備える
    モジュールの製造方法。
JP2021022417A 2021-02-16 2021-02-16 モジュール及びその製造方法 Pending JP2022124659A (ja)

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