JP2022124597A - 液体吐出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】液体流動部を容易に取り外すことができる液体吐出装置を提供する。【解決手段】液体を吐出する液体吐出ヘッド29と、液体吐出ヘッド29に接続され、液体を流動可能な液体流動部40と、液体吐出ヘッド29及び液体流動部40を収容するフレーム32と、を備え、フレーム32には、液体流動部40を通すことが可能な通過開口HLが形成され、液体流動部40のうち、通過開口HLの投影面SPからはみ出す部分は変形可能に構成される。【選択図】図1
Description
本発明は、液体吐出装置に関する。
例えば特許文献1のように、液体吐出ヘッドの一例であるラインヘッドから媒体に液体を吐出して記録する液体吐出装置の一例である液体噴射装置がある。液体噴射装置は、記録された媒体が排出される排出用トレイと、ラインヘッドに液体を供給するための液体流動部と、を備える。液体流動部は、その一部に変形可能なチューブを有する。チューブは、液体を収容する液体収容体とラインヘッドとを接続し、ラインヘッドに液体を供給する。
排出用トレイは、開閉可能に設けられる。ラインヘッドは、排出用トレイを開くことで外部からアクセス可能になり、取り外すことができる。
特許文献1では、チューブをラインヘッドから外すことで、ラインヘッドの取り外しを行うことができるが、外したチューブを含む液体流動部全体を取り外すことができない。すなわち、特許文献1では、液体吐出装置から液体流動部全体を取り外すことについてまでは考慮されていない。
上記課題を解決する液体吐出装置は、液体を吐出する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドに接続され、前記液体を流動可能な液体流動部と、前記液体吐出ヘッド及び前記液体流動部を収容するフレームと、を備え、前記フレームには、前記液体流動部を通すことが可能な通過開口が形成され、前記液体流動部のうち、前記通過開口の投影面からはみ出す部分は変形可能に構成される。
<実施形態>
以下、液体吐出装置の一実施形態を、図面を参照して説明する。液体吐出装置は、例えば、用紙などの媒体に液体の一例であるインクを吐出して印刷するインクジェット式のプリンターである。
以下、液体吐出装置の一実施形態を、図面を参照して説明する。液体吐出装置は、例えば、用紙などの媒体に液体の一例であるインクを吐出して印刷するインクジェット式のプリンターである。
[液体吐出装置11の構成について]
図面では、液体吐出装置11が水平面上に置かれているものとして重力の方向をZ軸で示し、水平面に沿う方向をX軸とY軸で示す。X軸、Y軸、及びZ軸は、互いに直交する。以下の説明では、X軸と平行な方向を幅方向X、Y軸と平行な方向を奥行方向Y、Z軸と平行な方向を鉛直方向Zともいう。
図面では、液体吐出装置11が水平面上に置かれているものとして重力の方向をZ軸で示し、水平面に沿う方向をX軸とY軸で示す。X軸、Y軸、及びZ軸は、互いに直交する。以下の説明では、X軸と平行な方向を幅方向X、Y軸と平行な方向を奥行方向Y、Z軸と平行な方向を鉛直方向Zともいう。
図1に示すように、液体吐出装置11は、筐体12と、媒体13を収容可能な媒体収容部14と、媒体13を給送する給送部15と、を備えてもよい。液体吐出装置11は、図面に一点鎖線で示す搬送経路16に沿って媒体13を搬送する搬送部17と、媒体13を受けるスタッカー18と、を備えてもよい。搬送経路16は、媒体収容部14と、スタッカー18と、を結ぶ経路である。
媒体収容部14は、複数の媒体13を積層状態で収容可能である。液体吐出装置11は、複数の媒体収容部14と、媒体収容部14と同数の給送部15と、を備えてもよい。給送部15は、媒体収容部14に収容される媒体13を給送する給送ローラー23と、媒体13を1枚ずつ分離する分離部24と、を備えてもよい。給送部15は、媒体収容部14に収容される媒体13を搬送経路16に送り出す。
搬送部17は、搬送ローラー26と、無端状の搬送ベルト27と、搬送ベルト27が掛け渡される一対のプーリー28と、を備えてもよい。搬送部17は、複数の搬送ローラー26を備えてもよい。搬送ローラー26は、媒体13を挟んだ状態で回転することで、媒体13を搬送する。
搬送ベルト27は、媒体13を搬送する搬送面27aを有する。搬送面27aは、搬送ベルト27の外周面のうち、例えば静電吸着によって媒体13を支持する平面である。搬送ベルト27は、搬送面27aが水平面に対して傾いて設けられてもよい。本実施形態では、搬送面27aに沿う方向であって、媒体13を搬送する方向を搬送方向Dcという。搬送ベルト27は、媒体13を搬送面27aに支持した状態で周回することにより、媒体13を搬送方向Dcに搬送する。
液体吐出装置11は、液体を吐出する液体吐出ヘッド29を備える。本実施形態の液体吐出ヘッド29は、液体を吐出するノズル30が開口するノズル面29aを有する。ノズル面29aは、ノズル30が開口されたノズルプレートにより構成される。液体吐出ヘッド29は、ノズル30から液体を吐出し、搬送ベルト27に支持される媒体13に印刷する。本実施形態の液体吐出ヘッド29は、媒体13の幅方向に亘って液体を吐出可能なラインタイプである。液体吐出ヘッド29は、液体吐出ヘッド29の長手方向が奥行方向Yと一致するように取り付けられる。
液体吐出装置11は、液体を流動可能な液体流動部40と、液体吐出ヘッド29及び液体流動部40を収容するフレーム32と、を備える。フレーム32には、液体流動部40を通すことが可能な通過開口HLが形成される第1面32aを有する。第1面32aは、液体吐出ヘッド29より奥行方向Yの前方に位置し、X軸及びZ軸に沿う面である。通過開口HLは、フレーム32を奥行方向Yに貫通する。
液体流動部40は、液体吐出ヘッド29に接続される。本実施形態の液体流動部40は、液体吐出ヘッド29に対して着脱可能に接続される接続部41を有する。液体流動部40は、液体を収容する液体収容体35が着脱可能に装着される装着部43と、装着部43に設けられる針部46と、針部46を支持する土台45と、針部46と接続部41とを結ぶ供給流路47と、を有してもよい。装着部43に装着される液体収容体35は、針部46に挿さることで、液体を供給可能になる。
装着部43には、複数の液体収容体35を装着可能としてもよい。装着部43に複数の液体収容体35が装着可能である場合、液体流動部40は、装着可能な液体収容体35と同数の針部46及び供給流路47を備える。接続部41は、1つの接続部41が複数の供給流路47をまとめて液体吐出ヘッド29に接続させてもよい。液体流動部40は、供給流路47と同数の接続部41を備えてもよい。液体吐出装置11が針部46、供給流路47、及び接続部41をそれぞれ複数備える場合でも、針部46、供給流路47、及び接続部41の各構成は同じである。そのため、図1には1つの供給流路47及び接続部41を図示して説明すると共に、重複する説明を省略する。
供給流路47は、少なくとも一部が変形可能であってもよい。すなわち、液体流動部40は、変形可能な変形流路42を有してもよい。変形流路42は、例えば可撓性を有するチューブにより構成してもよいし、蛇腹等により変形可能に構成してもよい。
液体流動部40は、装着部43及び供給流路47の一部が、奥行方向Yにおいて通過開口HLの後に位置する。そのため、作業者がフレーム32より前方の位置から通過開口HLを見たとき、作業者は、通過開口HLを介して液体流動部40の一部を見通すことができる。
液体吐出装置11は、トレイ50を備えてもよい。トレイ50は、液体流動部40の直下に設けられる。装着部43は、水平方向において、トレイ50の内側に収まるように、トレイ50の上に設けられてもよい。水平方向とは、水平面に沿う方向である。幅方向X及び奥行方向Yは、水平方向の一例である。装着部43は、幅方向X及び奥行方向Yにおける寸法が、トレイ50の寸法より小さい。
図2に示すように、装着部43は、変形流路42を保持可能な保持部44を有してもよい。本実施形態の保持部44は、装着部43から液体収容体35が外されている場合に、変形流路42を保持可能である。本実施形態の保持部44は、装着部43の上面である。
液体吐出装置11は、液体吐出ヘッド29のメンテナンスを行うメンテナンス部55と、メンテナンスにより液体吐出ヘッド29から排出された液体を廃液として排出する廃液排出部61と、メンテナンス部55と廃液排出部61とを繋ぐ廃液流路62と、を備えてもよい。廃液流路62は、廃液流路62を分断可能な分断部63と、分断部63と廃液排出部61とを繋ぐ下流流路64と、メンテナンス部55と分断部63とを繋ぐ上流流路65と、を有してもよい。廃液排出部61には、廃液収容体60が着脱可能に接続される。廃液収容体60は、廃液排出部61から排出される廃液を収容する。廃液排出部61と分断部63は、水平方向においてトレイ50の内側に収まるように、トレイ50の上に設けられてもよい。
メンテナンス部55は、1又は複数のキャップ51と、キャップ51内を吸引可能な吸引ポンプPと、を備えてもよい。キャップ51は、液体吐出ヘッド29から離れた図1に示す待機位置と、図示しないキャッピング位置と、に移動可能である。キャッピング位置に位置するキャップ51は、液体吐出ヘッド29に接触してノズル30を囲む閉空間を形成する。キャップ51が閉空間を形成することをキャッピングするともいう。
液体吐出ヘッド29のメンテナンスには、吸引クリーニングがある。吸引クリーニングは、液体吐出ヘッド29内の液体に負圧を作用させることにより、ノズル30から液体を排出させるメンテナンスである。メンテナンス部55は、キャップ51が液体吐出ヘッド29をキャッピングした状態で吸引ポンプPを駆動し、吸引クリーニングを行う。吸引クリーニングにより排出された液体は、廃液流路62を介して廃液排出部61から排出されると共に、廃液排出部61に接続された廃液収容体60に、廃液として収容される。
分断部63は、廃液流路62を上流流路65と、下流流路64とに分断する。分断部63は、水平方向においてトレイ50の内側に収まるように、トレイ50上に設けられてもよい。
上流流路65と下流流路64は、奥行方向Yにおいて異なる位置に設けられる。分断部63は、上流流路65と下流流路64とを接続する。上流流路65は、奥行方向Yにおいて、下流流路64よりも後に設けられる。そのため、上流流路65は、通過開口HLの外から見たとき、下流流路64よりも奥に設けられる。換言すると、下流流路64は、上流流路65と、通過開口HLとの間に設けられる。
[フレーム32について]
以下、図3、及び図4を参照し、フレーム32の詳細について説明する。
図3に示すように、フレーム32は、例えば、第1枠体71~第6枠体76を有する。第1枠体71~第6枠体76は、それぞれ折り曲げ加工された板金であってもよい。第1枠体71と第3枠体73は、奥行方向Yに間隔を空けて設けられる。第1枠体71は、第3枠体73より前方に位置する。第2枠体72及び第4枠体74~第6枠体76は、奥行方向Yにおいて第1枠体71及び第3枠体73の間に設けられ、第1枠体71及び第3枠体73に固定される。
以下、図3、及び図4を参照し、フレーム32の詳細について説明する。
図3に示すように、フレーム32は、例えば、第1枠体71~第6枠体76を有する。第1枠体71~第6枠体76は、それぞれ折り曲げ加工された板金であってもよい。第1枠体71と第3枠体73は、奥行方向Yに間隔を空けて設けられる。第1枠体71は、第3枠体73より前方に位置する。第2枠体72及び第4枠体74~第6枠体76は、奥行方向Yにおいて第1枠体71及び第3枠体73の間に設けられ、第1枠体71及び第3枠体73に固定される。
第1枠体71は、第1面32aを有する前壁71fと、前壁71fに対して折り曲げられた第1上壁71u及び第1側壁71sと、を有する。第2枠体72は、第2側壁72sと、第2側壁72sに対して折り曲げられた第2上壁72uと、有する。第3枠体73は、後壁73rと、後壁73rに対して折り曲げられた第3上壁73u及び第3側壁73sと、を有する。第4枠体74は、第4上壁74uを有する。第6枠体76は、図示しない第4側壁を有する。第5枠体75は、第5側壁75sを有する。
以降の説明において、通過開口HLを第3枠体73に対して奥行方向Yに投影した面を、通過開口HLの投影面SP、又は単に投影面SPと記載する。詳しくは、投影面SPは、第3枠体73のうち、後壁73rにできる。本実施形態の後壁73rは、前壁71fと平行である。
図1に示すように、フレーム32の前方から通過開口HLを介して奥行方向Yに投影面SPを見たとき、投影面SPは、通過開口HLと一致する。液体流動部40の一部は、投影面SP内に設けられる。具体的には、本実施形態では装着部43、針部46、土台45、及び供給流路47の一部が投影面SP内に設けられ、供給流路47の一部及び接続部41が投影面SP外に設けられる。液体吐出ヘッド29は、投影面SPの外に配置される。トレイ50は、投影面SP内に設けられてもよい。下流流路64、廃液排出部61は投影面SP内に設けられてもよい。
液体収容体35と廃液収容体60は、投影面SP内に設けられてもよい。液体収容体35と廃液収容体60を投影面SP内に設けると、液体収容体35と廃液収容体60の交換を通過開口HLから行うことができる。換言すると、液体収容体35と廃液収容体60の少なくとも一方を交換するための通過開口HLから液体流動部40を取り出すことができる。
液体流動部40のうち、通過開口HLの投影面SPからはみ出す部分は変形可能に構成される。本実施形態では、変形流路42を変形させることにより、投影面SPからはみ出す部分を、投影面SP内に移動可能である。
図3,図4に示すように、フレーム32は、第1アクセス面AS1を有してもよい。第1アクセス面AS1は、第1上壁71u~第4上壁74uにより構成される。第1アクセス面AS1には、接続部41及び保持部44にアクセス可能な図4に示す第1アクセス開口AHL1が設けられてもよい。
本実施形態の第1アクセス開口AHL1は、奥行方向Yにおいて第1上壁71uから第3上壁73uまでの部分であり、幅方向Xにおいて第2上面壁72uから第4上壁74uまでの部分である。換言すると、第1アクセス開口AHL1は、フレーム32を上方から見たとき、第1枠体71~第4枠体74により囲われる部分である。
作業者は、第1アクセス開口AHL1の上方から接続部41にアクセス可能である。詳しくは、作業者は、第1アクセス開口AHL1から接続部41にアクセスし、液体吐出ヘッド29に対して接続部41を着脱することができる。接続部41が液体吐出ヘッド29から取り外されると、液体流動部40が液体吐出ヘッド29から分離された非接続状態になる。接続部41が液体吐出ヘッド29に接続されると、液体吐出ヘッド29に液体を供給可能な接続状態になる。
液体吐出ヘッド29は、例えば、第1アクセス開口AHL1を通ることが可能に構成される。詳しくは、液体吐出ヘッド29は、奥行方向Y及び幅方向Xの寸法が、第1アクセス開口AHL1の寸法よりも短くてもよい。液体吐出ヘッド29を傾けた姿勢で第1アクセス開口AHL1を通す場合、傾けた姿勢での奥行方向Y及び幅方向Xの寸法が、第1アクセス開口AHL1の寸法よりも短くてもよい。
図3に示すように、フレーム32は、第2アクセス面AS2を有してもよい。第2アクセス面AS2は、第1側壁71s~第3側壁73s、及び第5側壁75sにより構成される。第2アクセス面AS2には、分断部63にアクセス可能な第2アクセス開口AHL2が設けられてもよい。本実施形態の第2アクセス開口AHL2は、奥行方向Yにおいて第1側壁71sから第3側壁73sまでの部分であり、鉛直方向Zにおいて、第2側壁72sから第5側壁75sまでの部分である。換言すると、第2アクセス開口AHL2は、フレーム32を側方から見たとき、第1枠体71~第3枠体73及び第5枠体75により囲われる部分である。
本実施形態の作用について説明する。
液体流動部40を取り外す場合、作業者は、まず装着部43に装着された液体収容体35を、通過開口HLから取り外す。作業者は、第1アクセス開口AHL1から接続部41にアクセスし、接続部41を液体吐出ヘッド29から外す。第1アクセス開口AHL1は、接続部41に加え、保持部44にもアクセス可能である。そのため、作業者は、取り外した接続部41を保持部44に保持させる。
液体流動部40を取り外す場合、作業者は、まず装着部43に装着された液体収容体35を、通過開口HLから取り外す。作業者は、第1アクセス開口AHL1から接続部41にアクセスし、接続部41を液体吐出ヘッド29から外す。第1アクセス開口AHL1は、接続部41に加え、保持部44にもアクセス可能である。そのため、作業者は、取り外した接続部41を保持部44に保持させる。
接続部41には、変形流路42を有する供給流路47が繋がる。保持部44は、投影面SP内に位置する。したがって、接続部41が保持部44に移動すると、変形流路42が変形し、供給流路47が接続部41に追従して投影面SP内に移動する。すなわち、液体流動部40のうち投影面SPからはみ出す部分は、投影面SP内に移動する。
作業者は、第2アクセス開口AHL2から分断部63にアクセスし、分断部63を外すことで廃液流路62を上流流路65と下流流路64に分断する。分断部63は、接続部41より先に外してもよい。接続部41と分断部63とを外すことで、液体流動部40、廃液排出部61、及び下流流路64が通過開口HLから取り出し可能になる。液体流動部40、廃液排出部61、及び下流流路64は、奥行方向Yとは反対の取り出し方向に移動することで通過開口HLを通過し、液体吐出装置11から取り出される。
液体流動部40を取り出すとき、廃液収容体60を一緒に取り出してもよい。すなわち、廃液排出部61に廃液収容体60が装着されたままの状態で取り出すことにより、下流流路64内の液体が廃液排出部61から漏れた場合でも、漏れた液体を廃液収容体60で受けることができる。
液体流動部40を取り出すとき、トレイ50を一緒に取り出してもよい。すなわち、トレイ50を一緒に移動させると、針部46、接続部41、保持部44、下流流路64、及び廃液排出部61などから液体が漏れた場合でも、漏れた液体をトレイ50で受けることができる。
液体流動部40、下流流路64、廃液排出部61を取り付ける場合は、取り外す場合とは反対の手順で行う。液体流動部40、廃液排出部61、及び下流流路64は、通過開口HLから奥行方向Yに押し込まれた後、分断部63及び接続部41が接続される。
本実施形態の効果について説明する。
(1)液体流動部40のうち通過開口HLの投影面SPからはみ出す部分は、変形可能に構成される。そのため、例えば作業者は、液体流動部40を変形させ、投影面SPからはみ出す部分を投影面SP内に移動させることができる。液体流動部40は、投影面SPに収まることで、通過開口HLを通過可能になる。したがって、作業者は、通過開口HLから液体流動部40全体を容易に取り出すことができ、液体吐出装置11から液体流動部40全体を容易に取り外すことができる。
(1)液体流動部40のうち通過開口HLの投影面SPからはみ出す部分は、変形可能に構成される。そのため、例えば作業者は、液体流動部40を変形させ、投影面SPからはみ出す部分を投影面SP内に移動させることができる。液体流動部40は、投影面SPに収まることで、通過開口HLを通過可能になる。したがって、作業者は、通過開口HLから液体流動部40全体を容易に取り出すことができ、液体吐出装置11から液体流動部40全体を容易に取り外すことができる。
(2)液体吐出ヘッド29は、投影面SPの外に配置されるため、液体吐出ヘッド29は、通過開口HLを通ることができない。しかし、液体流動部40は、接続部41を有するため、接続部41を液体吐出ヘッド29から外すことで、液体吐出ヘッド29との接続を容易に解除できる。したがって、作業者は、変形流路42を変形させて接続部41を投影面SP内に収めることで、通過開口HLから液体流動部40を容易に取り出すことができる。
(3)フレーム32は、第1アクセス開口AHL1が設けられる第1アクセス面AS1を有する。作業者は、第1アクセス開口AHL1から接続部41にアクセスすることができる。したがって、液体吐出ヘッド29に対する接続部41の着脱を容易に行うことができる。
(4)液体吐出ヘッド29は、第1アクセス開口AHL1を通ることが可能に構成される。したがって、作業者は、第1アクセス開口AHL1から液体吐出ヘッド29を容易に取り出すことができる。
(5)装着部43は、保持部44を有する。保持部44は、変形可能な変形流路42を保持することができる。そのため、液体流動部40を通過開口HLから取り出しやすくすることができる。
(6)廃液流路62は、分断部63を備える。分断部63は、メンテナンス部55に繋がる流路と、廃液排出部61に繋がる下流流路64と、を分断可能である。下流流路64は、投影面SP内に設けられるため、液体流動部40に加えて下流流路64を通過開口HLから取り出すことができる。
(7)廃液流路62は、メンテナンス部55と分断部63とを繋ぐ上流流路65を有する。すなわち、分断部63は、廃液流路62を上流流路65と下流流路64に分断可能である。下流流路64は、上流流路65と、通過開口HLとの間に設けられる。そのため、下流流路64を通過開口HLから取り出す場合に、上流流路65が下流流路64に干渉し難くすることができる。
(8)フレーム32は、第2アクセス開口AHL2が設けられる第2アクセス面AS2を有する。そのため、作業者は、第2アクセス開口AHL2から分断部63にアクセスすることができ、廃液流路62を容易に分断することができる。
(9)トレイ50は、投影面SP内に設けられるため、通過開口HLから取り出すことができる。装着部43は、水平方向において、トレイ50の内側に収まる。そのため、例えば装着部43に装着される液体収容体35から液体が漏れた場合でも、トレイ50は、漏れた液体を受けることができる。
(10)装着部43、分断部63、及び廃液排出部61は、水平方向においてトレイ50の内側に位置する。したがって、例えば、装着部43、分断部63、及び廃液収容部において液体の漏れが生じた場合でも、トレイ50は、漏れた液体を受けることができる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・筐体12は、開閉可能な図示しないカバーを備えてもよい。カバーは、閉位置に位置することで通過開口HLを覆い、開位置に位置することで通過開口HLを露出させてもよい。筐体12は、複数のカバーを備えてもよい。各カバーは、第1アクセス開口AHL1及び第2アクセス開口AHL2を覆ってもよい。液体吐出装置11は、スタッカー18を、第1アクセス開口AHL1を覆うカバーとして機能させてもよい。すなわち、液体吐出装置11は、開閉可能なスタッカー18を備え、スタッカー18を開位置に移動させることで、第1アクセス開口AHL1を露出させてもよい。
・筐体12は、開閉可能な図示しないカバーを備えてもよい。カバーは、閉位置に位置することで通過開口HLを覆い、開位置に位置することで通過開口HLを露出させてもよい。筐体12は、複数のカバーを備えてもよい。各カバーは、第1アクセス開口AHL1及び第2アクセス開口AHL2を覆ってもよい。液体吐出装置11は、スタッカー18を、第1アクセス開口AHL1を覆うカバーとして機能させてもよい。すなわち、液体吐出装置11は、開閉可能なスタッカー18を備え、スタッカー18を開位置に移動させることで、第1アクセス開口AHL1を露出させてもよい。
・液体流動部40は、液体を貯留する貯留部を有してもよい。液体流動部40は、液体吐出ヘッド29内の液体を貯留部に回収する回収流路を有してもよい。回収流路は、上流端が液体吐出ヘッド29に接続され、下流端は貯留部もしくは供給流路47に接続されてもよい。液体流動部40は、供給流路47により液体吐出ヘッド29に供給された液体を回収流路により回収することで、液体を循環させてもよい。すなわち、液体流動部40は、供給流路47及び回収流路により構成される循環流路を有してもよい。この場合でも、供給流路47及び回収流路はともに接続部41を介して液体吐出ヘッド29に着脱可能に接続されるようにしてもよい。さらに、供給流路47および回収流路はともに、少なくとも一部が変形可能であってもよい。
・液体吐出装置11は、液体流動部40の移動を案内する図示しないレールを有してもよい。レールを設けることにより、液体流動部40を通過開口HLから取り出す場合、及び通過開口HLから取り付ける場合に、液体流動部40の移動を安定させることができる。液体吐出装置11は、液体収容体35、廃液収容体60、及びトレイ50のうち、少なくとも1つの移動を案内するレールを備えてもよい。
・液体吐出装置11は、液体吐出ヘッド29のメンテナンスとして加圧クリーニングを行うメンテナンス部55を備えてもよい。加圧クリーニングは、液体吐出ヘッド29内の液体を加圧してノズル30から排出させるメンテナンスである。液体吐出装置11は、液体吐出ヘッド29のメンテナンスとしてフラッシングを行うメンテナンス部55を備えてもよい。フラッシングは、ノズルから液体を吐出させるメンテナンスである。メンテナンス部55は、加圧クリーニング及びフラッシングにより排出された液体を受ける液体受容部を備えてもよい。また、この場合、吸引ポンプPはキャップ51内に排出された液体を排出するために使用してもよい。
・第2枠体72と、第5枠体75は、一体であってもよい。第2枠体72と第5枠体75が1つの部材により実現される場合、第2アクセス開口AHL2は、当該部材に設けられた開口である。また、第2枠体72と第5枠体75の間に別の枠体を設けてもよい。この場合、第2枠体72と別の枠体との間の開口、別の枠体と第5枠体75との間の開口のうち、分断部63にアクセス可能な位置に設けられた開口が第2アクセス開口AHL2になる。
・トレイ50は、少なくとも一部が投影面SPの外に設けられてもよい。すなわち、トレイ50は、通過開口HLから取り外しをしなくてもよい。例えば、トレイ50は、第2アクセス開口AHL2を通ることが可能に構成されてもよい。
・液体流動部40を取り外すとき、廃液流路62及び廃液排出部61は液体吐出装置11に残るようにしてもよい。この場合、分断部63は外さなくてもよく、第2アクセス開口AHL2を設けなくてもよい。
・上流流路65と下流流路64は、鉛直方向Zに並んで設けられてもよい。すなわち、奥行方向Yにおいて、通過開口HLと下流流路64との間に上流流路65がなければ、上流流路65と干渉せずに下流流路64を通過開口HLから取り出すことができる。
・保持部44は、投影面SP内であれば、装着部43とは別の位置に設けてもよい。保持部44は、液体収容体35が備えてもよい。液体流動部40は、液体収容体35が装着されたまま通過開口HLから取り出されてもよい。
・液体吐出ヘッド29は、第1アクセス開口AHL1を通らないように構成してもよい。例えば、液体吐出ヘッド29は、通過開口HL、第2アクセス開口AHL2、もしくは他の開口を通ることが可能に構成されてもよい。接続部41は、通過開口HL、第2アクセス開口AHL2、もしくは他の開口からアクセス可能であってもよい。液体吐出装置11は、第1アクセス開口AHL1を設けなくてもよい。
・液体吐出装置11は、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したりする液体吐出装置であってもよい。液体吐出装置から微小量の液滴となって吐出される液体の状態としては、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。ここでいう液体は、液体吐出装置から吐出させることができるような材料であればよい。例えば、液体は、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状体、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属、金属融液、のような流状体を含むものとする。液体は、物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなども含むものとする。液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。液体吐出装置の具体例としては、例えば、液晶ディスプレイ、エレクトロルミネッセンスディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルターの製造等に用いられる電極材や色材等の材料を分散又は溶解のかたちで含む液体を吐出する装置がある。液体吐出装置は、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を吐出する装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を吐出する装置、捺染装置やマイクロディスペンサー等であってもよい。液体吐出装置は、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を吐出する装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ、光学レンズ、などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に吐出する装置であってもよい。液体吐出装置は、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を吐出する装置であってもよい。
以下に、上述した実施形態及び変更例から把握される技術的思想及びその作用効果を記載する。
(A)液体吐出装置は、液体を吐出する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドに接続され、前記液体を流動可能な液体流動部と、前記液体吐出ヘッド及び前記液体流動部を収容するフレームと、を備え、前記フレームには、前記液体流動部を通すことが可能な通過開口が形成され、前記液体流動部のうち、前記通過開口の投影面からはみ出す部分は変形可能に構成される。
(A)液体吐出装置は、液体を吐出する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドに接続され、前記液体を流動可能な液体流動部と、前記液体吐出ヘッド及び前記液体流動部を収容するフレームと、を備え、前記フレームには、前記液体流動部を通すことが可能な通過開口が形成され、前記液体流動部のうち、前記通過開口の投影面からはみ出す部分は変形可能に構成される。
この構成によれば、液体流動部のうち通過開口の投影面からはみ出す部分は、変形可能に構成される。そのため、例えば作業者は、液体流動部を変形させ、投影面からはみ出す部分を投影面内に移動させることができる。液体流動部は、投影面に収まることで、通過開口を通過可能になる。したがって、作業者は、通過開口から液体流動部全体を容易に取り出すことができ、液体吐出装置から液体流動部全体を容易に取り外すことができる。
(B)液体吐出装置において、前記液体吐出ヘッドは、前記投影面の外に配置され、前記液体流動部は、前記液体吐出ヘッドに対して着脱可能に接続される接続部と、変形可能な変形流路と、を有してもよい。
この構成によれば、液体吐出ヘッドは、投影面の外に配置されるため、液体吐出ヘッドは、通過開口を通ることができない。しかし、液体流動部は、接続部を有するため、接続部を液体吐出ヘッドから外すことで、液体吐出ヘッドとの接続を容易に解除できる。したがって、作業者は、変形流路を変形させて接続部を投影面内に収めることで、通過開口から液体流動部を容易に取り出すことができる。
(C)液体吐出装置において、前記フレームは、前記通過開口が設けられる第1面と、前記接続部にアクセス可能な第1アクセス開口が設けられる第1アクセス面と、を有してもよい。
この構成によれば、フレームは、第1アクセス開口が設けられる第1アクセス面を有する。作業者は、第1アクセス開口から接続部にアクセスすることができる。したがって、液体吐出ヘッドに対する接続部の着脱を容易に行うことができる。
(D)液体吐出装置において、前記液体吐出ヘッドは、前記第1アクセス開口を通ることが可能に構成されてもよい。
この構成によれば、液体吐出ヘッドは、第1アクセス開口を通ることが可能に構成される。したがって、作業者は、第1アクセス開口から液体吐出ヘッドを容易に取り出すことができる。
この構成によれば、液体吐出ヘッドは、第1アクセス開口を通ることが可能に構成される。したがって、作業者は、第1アクセス開口から液体吐出ヘッドを容易に取り出すことができる。
(E)液体吐出装置において、前記液体流動部は、前記液体を収容する液体収容体が着脱可能に装着される装着部を有し、前記装着部は、前記投影面内に設けられるとともに、前記変形流路を保持可能な保持部を有し、前記保持部は、前記装着部から前記液体収容体が外されている場合に前記変形流路を保持可能であってもよい。
この構成によれば、装着部は、保持部を有する。保持部は、変形可能な変形流路を保持することができる。そのため、液体流動部を通過開口から取り出しやすくすることができる。
(F)液体吐出装置は、前記液体吐出ヘッドのメンテナンスを行うメンテナンス部と、前記メンテナンスにより前記液体吐出ヘッドから排出された前記液体を廃液として排出する廃液排出部と、前記メンテナンス部と前記廃液排出部とを繋ぐ廃液流路と、を備え、前記廃液流路は、該廃液流路を分断可能な分断部と、前記分断部と前記廃液排出部とを繋ぐ下流流路と、を有し、前記下流流路は、前記投影面内に設けられてもよい。
この構成によれば、廃液流路は、分断部を備える。分断部は、メンテナンス部に繋がる流路と、廃液排出部に繋がる下流流路と、を分断可能である。下流流路は、投影面内に設けられるため、液体流動部に加えて下流流路を通過開口から取り出すことができる。
(G)液体吐出装置において、前記廃液流路は、前記メンテナンス部と前記分断部とを繋ぐ上流流路を有し、前記下流流路は、前記上流流路と、前記通過開口との間に設けられてもよい。
この構成によれば、廃液流路は、メンテナンス部と分断部とを繋ぐ上流流路を有する。すなわち、分断部は、廃液流路を上流流路と下流流路に分断可能である。下流流路は、上流流路と、通過開口との間に設けられる。そのため、下流流路を通過開口から取り出す場合に、上流流路が下流流路に干渉し難くすることができる。
(H)液体吐出装置において、前記フレームは、前記分断部にアクセス可能な第2アクセス開口が設けられる第2アクセス面を有してもよい。
この構成によれば、フレームは、第2アクセス開口が設けられる第2アクセス面を有する。そのため、作業者は、第2アクセス開口から分断部にアクセスすることができ、廃液流路を容易に分断することができる。
この構成によれば、フレームは、第2アクセス開口が設けられる第2アクセス面を有する。そのため、作業者は、第2アクセス開口から分断部にアクセスすることができ、廃液流路を容易に分断することができる。
(I)液体吐出装置において、前記投影面内に設けられるトレイを備え、前記装着部は、水平方向において前記トレイの内側に収まってもよい。
この構成によれば、トレイは、投影面内に設けられるため、通過開口から取り出すことができる。装着部は、水平方向において、トレイの内側に収まる。そのため、例えば装着部に装着される液体収容体から液体が漏れた場合でも、トレイは、漏れた液体を受けることができる。
この構成によれば、トレイは、投影面内に設けられるため、通過開口から取り出すことができる。装着部は、水平方向において、トレイの内側に収まる。そのため、例えば装着部に装着される液体収容体から液体が漏れた場合でも、トレイは、漏れた液体を受けることができる。
(J)液体吐出装置において、前記投影面内に設けられるトレイを備え、前記液体流動部は、前記液体を収容する液体収容体が着脱可能に装着される装着部を有し、前記装着部、前記分断部、及び前記廃液排出部は、水平方向において前記トレイの内側に収まってもよい。
この構成によれば、装着部、分断部、及び廃液排出部は、水平方向においてトレイの内側に位置する。したがって、例えば、装着部、分断部、及び廃液収容部において液体の漏れが生じた場合でも、トレイは、漏れた液体を受けることができる。
11…液体吐出装置、12…筐体、13…媒体、14…媒体収容部、15…給送部、16…搬送経路、17…搬送部、18…スタッカー、23…給送ローラー、24…分離部、26…搬送ローラー、27…搬送ベルト、27a…搬送面、28…プーリー、29…液体吐出ヘッド、29a…ノズル面、30…ノズル、32…フレーム、32a…第1面、35…液体収容体、40…液体流動部、41…接続部、42…変形流路、43…装着部、44…保持部、45…土台、46…針部、47…供給流路、50…トレイ、51…キャップ、55…メンテナンス部、60…廃液収容体、61…廃液排出部、62…廃液流路、63…分断部、64…下流流路、65…上流流路、71…第1枠体、71f…前壁、71s…第1側壁、71u…第1上壁、72…第2枠体、72s…第2側壁、72u…第2上壁、73…第3枠体、73r…後壁、73s…第3側壁、73u…第3上壁、74…第4枠体、74u…第4上壁、75…第5枠体、75s…第5側壁、76…第6枠体、AHL1…第1アクセス開口、AHL2…第2アクセス開口、AS1…第1アクセス面、AS2…第2アクセス面、Dc…搬送方向、HL…通過開口、P…吸引ポンプ、SP…投影面、X…幅方向、Y…奥行方向、Z…鉛直方向。
Claims (10)
- 液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドに接続され、前記液体を流動可能な液体流動部と、
前記液体吐出ヘッド及び前記液体流動部を収容するフレームと、を備え、
前記フレームには、前記液体流動部を通すことが可能な通過開口が形成され、
前記液体流動部のうち、前記通過開口の投影面からはみ出す部分は変形可能に構成される、
ことを特徴とする液体吐出装置。 - 前記液体吐出ヘッドは、前記投影面の外に配置され、
前記液体流動部は、
前記液体吐出ヘッドに対して着脱可能に接続される接続部と、
変形可能な変形流路と、を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。 - 前記フレームは、
前記通過開口が設けられる第1面と、
前記接続部にアクセス可能な第1アクセス開口が設けられる第1アクセス面と、を有する、
ことを特徴とする請求項2に記載の液体吐出装置。 - 前記液体吐出ヘッドは、前記第1アクセス開口を通ることが可能に構成される、
ことを特徴とする請求項3に記載の液体吐出装置。 - 前記液体流動部は、前記液体を収容する液体収容体が着脱可能に装着される装着部を有し、
前記装着部は、前記投影面内に設けられるとともに、前記変形流路を保持可能な保持部を有し、
前記保持部は、前記装着部から前記液体収容体が外されている場合に前記変形流路を保持可能である、
ことを特徴とする請求項2から請求項4のうち何れか一項に記載の液体吐出装置。 - 前記液体吐出ヘッドのメンテナンスを行うメンテナンス部と、
前記メンテナンスにより前記液体吐出ヘッドから排出された前記液体を廃液として排出する廃液排出部と、
前記メンテナンス部と前記廃液排出部とを繋ぐ廃液流路と、を備え、
前記廃液流路は、
該廃液流路を分断可能な分断部と、
前記分断部と前記廃液排出部とを繋ぐ下流流路と、を有し、
前記下流流路は、前記投影面内に設けられる、
ことを特徴とする請求項1から請求項5のうち何れか一項に記載の液体吐出装置。 - 前記廃液流路は、前記メンテナンス部と前記分断部とを繋ぐ上流流路を有し、
前記下流流路は、前記上流流路と、前記通過開口との間に設けられる、
ことを特徴とする請求項6に記載の液体吐出装置。 - 前記フレームは、前記分断部にアクセス可能な第2アクセス開口が設けられる第2アクセス面を有する、
ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の液体吐出装置。 - 前記投影面内に設けられるトレイを備え、
前記装着部は、水平方向において前記トレイの内側に収まる、
ことを特徴とする請求項5に記載の液体吐出装置。 - 前記投影面内に設けられるトレイを備え、
前記液体流動部は、前記液体を収容する液体収容体が着脱可能に装着される装着部を有し、
前記装着部、前記分断部、及び前記廃液排出部は、水平方向において前記トレイの内側に収まる、
ことを特徴とする請求項6から請求項8のうち何れか一項に記載の液体吐出装置。
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JP2021022328A JP2022124597A (ja) | 2021-02-16 | 2021-02-16 | 液体吐出装置 |
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