JP2022124206A - レーザー加工装置 - Google Patents

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Kazuki Shoji
智章 遠藤
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Abstract

【課題】被加工物にレーザー光線を照射して加工溝を形成しても、該加工溝の両側にデブリ等の溶融物が堆積したり、該溶融物が該加工溝に埋め戻されたりすることがないレーザー加工装置を提供する。【解決手段】本発明によれば、被加工物を保持するチャックテーブルと、チャックテーブルに保持された被加工物(ウエーハ)10にレーザー光線を照射してレーザー加工を施すレーザー光線照射手段と、チャックテーブルとレーザー光線照射手段とを相対的に加工送りする送り手段と、微細氷噴射手段8と、を少なくとも備え、微細氷噴射手段8は、水供給部と、エアー供給部と、水供給部から供給された水を噴射する水ノズルと、水ノズルを囲繞し、エアー供給部から供給されたエアーを噴射するエアーノズル86と、から構成され、エアーノズル86の噴射口86aから被加工物に向けて微細氷90を噴射するレーザー加工装置が提供される。【選択図】図4

Description

本発明は、被加工物にレーザー光線を照射してレーザー加工を施すレーザー加工装置に関する。
IC、LSI等の複数のデバイスが分割予定ラインによって区画されたデバイス領域が表面に形成されたウエーハは、ダイシング装置、レーザー加工装置によって個々のデバイスチップに分割されて、携帯電話、パソコン等の電気機器に利用される。
レーザー加工装置は、被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物にレーザー光線を照射してレーザー加工を施すレーザー光線照射手段と、該チャックテーブルと該レーザー光線照射手段とを相対的に加工送りする送り手段とを、少なくとも備えて構成されており、分割起点となる加工溝を形成してウエーハを高精度に個々のデバイスチップに分割することができる(例えば特許文献1を参照)。
しかし、分割予定ラインに沿ってレーザー光線を照射して加工溝を形成すると、溶融物(デブリ)が該加工溝の両側に堆積すると共に、該加工溝の中に溶融したデブリが入り込んで、該レーザー加工溝を埋め戻してしまい、デバイスチップの品質が低下するという問題がある。このような問題は、ウエーハの表面に保護膜を被覆してレーザー加工を実施する場合(例えば特許文献2を参照)にも起こり得る。
特開平10-305420号公報 特開2004-188475号公報
本発明は、上記事実に鑑みなされたものであり、その主たる技術課題は、被加工物の分割予定ラインに沿ってレーザー光線を照射して加工溝を形成する場合であっても、該溝の両側にデブリ等の溶融物が堆積したり、該溶融物が該溝に埋め戻したりすることがないレーザー加工装置を提供することにある。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、レーザー加工装置であって、被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物にレーザー光線を照射してレーザー加工を施すレーザー光線照射手段と、該チャックテーブルと該レーザー光線照射手段とを相対的に加工送りする送り手段と、微細氷噴射手段と、を少なくとも備え、該微細氷噴射手段は、水供給部と、エアー供給部と、該水供給部から供給された水を噴射する水ノズルと、該水ノズルを囲繞し、該エアー供給部から供給されたエアーを噴射するエアーノズルと、から構成され、該エアーノズルの噴射口から被加工物に向けて微細氷を噴射するレーザー加工装置が提供される。
該微細氷噴射手段は、該微細氷噴射手段の噴射口から噴射される微細氷によってレーザー加工された被加工物を洗浄する洗浄手段とすることが好ましい。また、該エアーノズルの噴射口は、該チャックテーブルに保持された被加工物のレーザー加工された領域に位置付けられ、該送り手段によって該エアーノズルの噴射口と該レーザー加工された領域とが相対的に移動し、該レーザー加工された領域に沿って該微細氷が噴射されて該レーザー加工された領域を洗浄するようにすることが好ましい。さらに、該微細氷噴射手段は、水供給部に供給する水の量及び圧力を調整すると共に、エアー供給部に供給するエアーの量及び圧力を調整して、2流体ノズルの機能を兼用するようにすることもできる。
本発明のレーザー加工装置は、被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物にレーザー光線を照射してレーザー加工を施すレーザー光線照射手段と、該チャックテーブルと該レーザー光線照射手段とを相対的に加工送りする送り手段と、微細氷噴射手段と、を少なくとも備え、該微細氷噴射手段は、水供給部と、エアー供給部と、該水供給部から供給された水を噴射する水ノズルと、該水ノズルを囲繞し、該エアー供給部から供給されたエアーを噴射するエアーノズルと、から構成され、該エアーノズルの噴射口から被加工物に向けて微細氷を噴射するように構成されていることから、被加工物の表面にレーザー光線を照射して加工溝を形成した際に、該加工溝の両側、及び内部にデブリが堆積したとしても、微細氷噴射手段の噴射口から噴射された微細氷によって加工溝に堆積したデブリを除去することができ、デブリによってデバイスチップの品質が低下するという問題が解消する。
第1のレーザー加工装置の全体斜視図である。 図1に示す第1のレーザー加工装置に配設された微細氷噴射手段の一部拡大断面図である。 図1に示す第1のレーザー加工装置によって実施されるレーザー加工工程の実施態様の一部を拡大して示す斜視図である。 (a)図1に示す第1のレーザー加工装置の微細氷噴射手段により実施されるデブリ除去工程の実施態様を示す斜視図、(b)(a)に示す実施態様の一部を拡大して示す断面図である。 第2のレーザー加工装置の全体斜視図である。 (a)図5に示す第2のレーザー加工装置に配設された洗浄手段を拡大して示す斜視図、(b)(a)の洗浄手段に配設された微細氷噴射手段の一部拡大断面図である。 図6に示す洗浄手段に配設された微細氷噴射手段により実施されるデブリ除去工程の実施態様を示す斜視図である。
以下、本発明に基づいて構成されるレーザー加工装置に係る実施形態について添付図面を参照しながら、詳細に説明する。
図1には、第1のレーザー加工装置2Aの全体斜視図が示されている。ウエーハ加工装置2Aは、被加工物を保持するチャックテーブル25を備えた保持手段4と、レーザー光線照射手段6と、アライメント手段7と、微細氷噴射手段8と、保持手段4を移動させる移動手段30と、制御手段(図示は省略)とを備える。
保持手段4は、図中に矢印Xで示すX方向において移動自在に基台3に載置される矩形状のX方向可動板21と、図中に矢印Yで示す該X方向に直交するY方向において移動自在にX方向可動板21に載置される矩形状のY方向可動板22と、Y方向可動板22の上面に固定された円筒状の支柱23と、支柱23の上端に固定された矩形状のカバー板26とを含む。カバー板26には長穴を通って上方に延びる円形状のチャックテーブル25が配設されており、チャックテーブル25は、図示しない回転駆動手段により回転可能に構成されている。チャックテーブル25の上面を構成するX座標、及びY座標により規定される保持面25aは、多孔質材料から形成されて通気性を有し、支柱23の内部を通る流路によって図示しない吸引手段に接続されている。チャックテーブル25には、保護テープTを介して被加工物を支持する環状のフレームFを固定するためのクランプ27も配設される。なお、本実施形態における被加工物は、例えば、図1に示すウエーハ10であり、ウエーハ10は、シリコン基板上にデバイス12が分割予定ライン14によって区画され表面10aに形成されている。ウエーハ10は、表面10aを上方に向け、裏面10b側を下方に向けて保護テープTに貼着されて、保護テープTを介して環状のフレームFによって保持される。
移動手段30は、チャックテーブル25とレーザー光線照射手段6とを相対的に加工送りする送り手段である。移動手段30は、基台3上に配設され、保持手段4をX方向に加工送りするX方向送り手段31と、Y可動板22をY方向に加工送りするY方向送り手段32と、を備えている。X方向送り手段31は、パルスモータ33の回転運動を、ボールねじ34を介して直線運動に変換してX方向可動板21に伝達し、基台3上の案内レール3a、3aに沿ってX方向可動板21をX方向において進退させる。Y方向送り手段32は、パルスモータ35の回転運動を、ボールねじ36を介して直線運動に変換してY方向可動板22に伝達し、X方向可動板21上の案内レール21a、21aに沿ってY方向可動板22をY方向において進退させる。なお、図示は省略するが、X方向送り手段31、Y方向送り手段32、及びチャックテーブル25には、位置検出手段が配設されており、チャックテーブル25のX座標、Y座標、周方向の回転位置が正確に検出されて、その位置情報は、図示しない制御手段に送られる。そして、その位置情報に基づいて該制御手段から指示される指示信号により、X方向送り手段31、Y方向送り手段32、及び図示しないチャックテーブル25の回転駆動手段が駆動されて、基台3上の所望の位置にチャックテーブル25を位置付けることができる。
図1に示すように、移動手段30の側方には、枠体37が立設される。枠体37は、基台3上に配設される垂直壁部37a、及び垂直壁部37aの上端部から水平方向に延びる水平壁部37bと、を備えている。枠体37の水平壁部37bの内部には、レーザー光線照射手段6、アライメント手段7、及び微細氷噴射手段8が収容されている。水平壁部37bの先端部下面には、レーザー光線照射手段6の光学系の一部を構成する集光器62、アライメント手段7を構成する撮像手段72、微細氷噴射手段8を構成するエアーノズル86がX方向に沿うように、間隔を置いて配設されている。
レーザー光線照射手段6は、図示を省略する光学系を備えており、該光学系は、上記した集光器62に加え、例えば、シリコンに対して吸収性を有する波長のパルスレーザー光線を発振する発振器、該発振器が発振したパルスレーザー光線の出力を調整するアッテネータ、該パルスレーザー光線の光路を適宜変更する反射ミラー等を備え、該パルスレーザー光線を、チャックテーブル25に保持されるウエーハ10の表面10aの該X座標及び該Y座標で特定される位置に、集光器62を介して照射することができる。
アライメント手段7の撮像手段72は、可視光線により撮像する通常の撮像素子(CCD)、被加工物に赤外線を照射する赤外線照射手段、赤外線照射手段により照射された赤外線を捕らえる光学系、該光学系が捕らえた赤外線に対応する電気信号を出力する撮像素子(赤外線CCD)等を備える。該撮像手段72によって撮像された画像は、制御手段(図示は省略)に送られ、適宜表示手段(図示は省略)に表示される。
図2を参照しながら、上記した微細氷噴射手段8の詳細について説明する。図2には、微細氷噴射手段8の一部を断面とした断面図が示されている。図に示すように、微細氷噴射手段8は、水Wが供給される水供給部82と、エアーVが供給されるエアー供給部83と、水供給部82から供給された水Wを噴射する水ノズル84と、水ノズル84を囲繞し、エアー供給部83から供給されたエアーVを噴射するエアーノズル86とを備えている。水供給部に供給される水W、及びエアー供給部に供給されるエアーVは、所定の量、及び圧力に調整された状態で供給される。さらに、エアーノズル86の内部であって、該水ノズル84を囲繞する部位には、絞り部85が形成されている。エアーノズル84の先端部を構成する噴射口86aの径寸法Dは、例えば16mmであり、該絞り部85の最小径位置から、エアーノズル84の先端部までの寸法Hは、例えば200~250mmに設定される。
第1のレーザー加工装置2Aは、概ね上記したとおりの構成を備えており、以下にその機能、作用について説明する。
第1のレーザー加工装置2Aに搬送されたウエーハ10は、ウエーハ10の表面10a側を上方に、保護テープT側を下方に向けて上記した保持手段4のチャックテーブル25に吸引保持される。チャックテーブル25に保持されたウエーハ10は、第1のレーザー加工装置2Aの撮像手段72の直下に位置付けられてアライメント工程が実施され、表面10aに形成された分割予定ライン14の位置を検出すると共に、チャックテーブル25と共にウエーハ10を回転して所定方向の分割予定ライン14をX方向に整合させる。検出された分割予定ライン14の位置情報は、上記制御手段に適宜記憶される。
上記したアライメント工程によって検出された位置情報に基づき、所定方向の分割予定ライン14の加工開始位置にレーザー光線照射手段6の集光器62を位置付け、図3に示すように、ウエーハ10の表面10aにレーザー光線LBの集光点を位置付けてウエーハ10に対して吸収性を有する波長のレーザー光線LBを照射すると共に、ウエーハ10をX方向に加工送りしてウエーハ10の所定の分割予定ライン14に沿ってアブレーション加工を施して加工溝100を形成する。所定の分割予定ライン14に沿って加工溝100を形成したならば、ウエーハ10をY方向に分割予定ライン14の間隔だけ割り出し送りして、Y方向で隣接する未加工の分割予定ライン14を集光器62の直下に位置付ける。そして、上記したのと同様にしてレーザー光線LBの集光点をウエーハ14の分割予定ライン14に位置付けて照射し、ウエーハ10をX方向に加工送りして加工溝100を形成する。同様にして、ウエーハ10をX方向、及びY方向に加工送りして、X方向に沿う全ての分割予定ライン14に沿って加工溝100を形成する。次いで、ウエーハ10を90度回転させて、既に加工溝100を形成した分割予定ライン14に直交する方向の未加工の分割予定ライン14をX方向に整合させる。そして、残りの各分割予定ライン14に対しても、上記したのと同様にしてレーザー光線LBの集光点を位置付けて照射して、ウエーハ10の表面10aに形成された全ての分割予定ライン14に沿って加工溝100を形成し、ウエーハ10を個々のデバイスチップ12’に分割して、レーザー加工工程が完了する(図3の下段を参照)。
ここで、図3の下段の右下方側に示すレーザー加工工程後のウエーハ10の一部拡大断面図から理解されるように、上記したレーザー加工工程により形成された加工溝100の両側には、アブレーション加工により発生するデブリ16が付着し、また、該加工溝100の内部に該デブリ16が入り込み、内部に入り込んだデブリ16が多い場合は、該デブリ16によって加工溝100が埋め戻されたりする場合がある。このように、加工溝100にデブリ16が付着したままにすると、個々に分割されたデバイスチップ12’の品質を低下させるという問題がある。そこで、上記のレーザー加工工程が完了した後、本実施形態では、上記した微細氷噴射手段8を使用して加工溝100を洗浄するデブリ除去工程を実施する。該デブリ除去工程について、図2、及び図4を参照しながら以下に説明する。
レーザー加工工程が完了したならば、上記したアライメント工程に基づき検出された分割予定ライン14の位置情報に基づいて、図4(a)、及び図4(b)の左方側に示すように、微細氷噴射手段8のエアーノズル86の直下に、加工溝100を位置付ける。次いで、図2に基づき説明した微細氷噴射手段8のエアー供給部83から、所定の圧力、例えば0.6~0.8MPaの圧力、及び所定の量、例えば500~600L/分に設定された高圧のエアーVを供給すると共に、水供給部82から、所定の量、例えば5mL/分の水を供給する。上記したように、エアーノズル86の内部には、絞り部85が形成されており、該絞り部85の径は、上記の条件で供給されたエアーVが該絞り部85を通過するときに音速に達する径に設定されている。そして、エアーVが、該絞り部85を通過して径が拡張する部位で超音速となる際に温度が低下することで、図4(b)の右方側に示すように、水ノズル84から供給される水滴が加速し、分散されると共に冷却されて、微細な氷の粒(微細氷90)となる。これにより、エアーノズル86の噴射口86aからは、微細氷90が凡そ400~450m/秒の速度で噴射される。
図4(a)に示すように、該エアーノズル86の噴射口86aから微細氷90を噴射すると共に、ウエーハ10をX方向に移動して、ウエーハ10の所定のレーザー加工された領域、すなわち加工溝100に沿って微細氷90を噴射することで、加工溝100の両側及び内部に堆積したデブリ16は吹き飛ばされ、図4(b)に示すように、加工溝100が洗浄される。なお、エアーノズル86から噴射される微細氷90の直径は、10~30μmと小さく、ウエーハ10を構成するシリコンの基板やデバイスチップ12’を破壊するほどの威力はないものの、加工溝100に付着したデブリ16を加工溝100から剥離させるエネルギーを有している。上記したように、所定の加工溝100に沿って微細氷90による洗浄を実施したならば、ウエーハ10をY方向に加工溝100の間隔だけ割り出し送りして、Y方向で隣接する未洗浄の加工溝100をエアーノズル86の噴射口86aの直下に位置付ける。そして、上記したのと同様にして該噴射口86aから微細氷90を加工溝100に向けて噴射し、ウエーハ10をX方向に加工送りして加工溝100を洗浄する。同様にして、ウエーハ10をX方向、及びY方向に加工送りして、X方向に沿う全ての加工溝100に沿って該微細氷90による洗浄を実施する。次いで、ウエーハ10を90度回転させて、既に洗浄した加工溝100に直交する方向の未洗浄の加工溝100をX方向に整合させる。そして、残りの各加工溝100に対しても、上記したのと同様にしてエアーノズル86を位置付けて微細氷90を噴射して、ウエーハ10の表面10aに形成された全ての加工溝100に沿って洗浄を実施する。以上により加工溝100を洗浄するデブリ除去工程が完了する。
上記した実施形態によれば、ウエーハ10の表面10aに形成された分割予定ライン14に沿ってレーザー光線LBを照射して加工溝100を形成した際に、該加工溝100の両側、及び内部にデブリ16が堆積したとしても、微細氷噴射手段8の噴射口86aから噴射された微細氷90によって加工溝100に堆積したデブリ16を除去することができ、デブリ16によってデバイスチップ12’の品質が低下するという問題が解消する。
本発明は、上記した第1のレーザー加工装置2Aに限定されない。図5~図7を参照しながら、本発明の別の実施形態について説明する。
図5には、本発明に基づき構成された第2のレーザー加工装置2Bの斜視図が示されている。第2のレーザー加工装置2Bは、第1のレーザー加工装置2Aと同様に、被加工物であるウエーハ10の分割予定ライン14に沿ってアブレーション加工を施す装置である。以下に、図5を参照しながら、第2のレーザー加工装置2Bについて説明する。
第2のレーザー加工装置2Bの前面側には、オペレータが加工条件等の装置に対する指示を入力するための操作手段110が設けられている。また、第2のレーザー加工装置2Bの上部には、オペレータに対する加工条件に関する案内画面や後述するアライメント手段130によって撮像された画像が表示される表示手段Mが設けられている。
第2のレーザー加工装置2Bには、保護テープTを介して環状のフレームFと一体化されたウエーハ10を複数枚収容可能なウエーハカセット112が配設される。ウエーハカセット112は、上下動可能なカセット昇降手段114上に載置される。なお、本実施形態のフレームFに保護テープTを介して支持されたウエーハ10は、図1に示すウエーハ10と同一のウエーハ10である。
ウエーハカセット112の後方には、ウエーハカセット112からレーザー加工前のウエーハ10を搬出するとともに、加工後のウエーハ10をウエーハカセット112に搬入する搬出入手段118が配設されている。ウエーハカセット112と搬出入手段118との間には、搬出入対象のウエーハ10が一時的に載置され、フレームFに保持されたウエーハ10を一定の位置に位置合わせする仮置き手段116が配設されている。
仮置き手段116の近傍には、ウエーハ10を保持するフレームFを吸着して搬送する搬送手段120が配設されている。搬出入手段118によってウエーハカセット112から仮置き手段116上に搬出されたウエーハ10は、搬送手段120により吸着されてウエーハ10を保持するチャックテーブル122に搬送される。
チャックテーブル122に搬送されたウエーハ10は、保護テープTを介してチャックテーブル122に吸引されると共に、複数のクランプ124によりフレームFが固定される。チャックテーブル122は、後述するレーザー光線照射手段140とチャックテーブル122とを相対的に加工送りする図示を省略する送り手段を備える。なお、図示が省略されているチャックテーブル122の下方側の構成、及び該送り手段の構成は、第1のレーザー加工装置2Aに配設された保持手段4及び移動手段30と同一の構成を採用することができ、該送り手段の作用により、チャックテーブル122を回転駆動し、図中矢印Xで示すX方向、及びX方向と直交する矢印Yで示すY方向に進退動可能に構成される。また、チャックテーブル122のX方向の移動経路の上方には、ウエーハ10のレーザー加工を施す領域(分割予定ライン14)を検出するアライメント手段130が配設されている。
アライメント手段130は、チャックテーブル122に保持されたウエーハ10の表面10aを撮像する撮像手段132を備えており、撮像により取得した画像に基づき、レーザー加工すべき分割予定ライン14を検出することができる。撮像手段132よって取得された画像は、図示しない制御手段に送られて、表示手段Mに表示される。
アライメント手段130のX方向で隣接する位置には、レーザー光線照射手段140が配設されている。レーザー光線照射手段140は、ウエーハ10に対して吸収性を有する波長のパルスレーザー光線を照射すべく構成された光学系(図示は省略)を収容するケーシング142と、パルスレーザー光線を集光して照射するための集光器144と、を備え、集光器144から照射されるパルスレーザー光線によってウエーハ10の表面10aに加工溝を形成するアブレーション加工を施すことができる。
レーザー光線照射手段140によってアブレーション加工が施されたウエーハ10は、チャックテーブル122と共に図中手前側の搬送位置に移動され、搬送手段170により吸着されて、本実施形態においてデブリ除去工程を実施する際に使用される洗浄手段150に搬送される。
洗浄手段150によって表面が洗浄されたウエーハ10は、搬送手段120により仮置き手段116に搬送され、搬出入手段118によりウエーハカセット112の元の収納場所に戻される。
上記した洗浄手段150について、洗浄手段150の斜視図を示す図6を参照しながら、より具体的に説明する。図6(a)に示すように、洗浄手段150は、テーブル機構151と、テーブル機構151を囲むカバー部160とを備える。なお、図6(a)では、説明の都合上、カバー部160を構成する液カバー161の手前側の一部を切り欠いて示している。図6(a)から理解されるように、テーブル機構151は、ウエーハ10をフレームFと共に保持するテーブル152を備えている。テーブル152は、通気性を有するポーラス部材により形成された吸着チャック152aと、吸着チャック152aを囲繞する枠部152bとにより構成され、吸着チャック152aは図示を省略する吸引源に接続されている。さらに、テーブル機構151は、軸部154を備え、軸部154の内部に収容された回転シャフト(図示は省略する)を介して駆動源155に接続されている。該回転シャフトは、駆動源155内に収容された電動モータ(図示は省略する)によって駆動され、テーブル152を回転駆動する。駆動源155の外周にはエアピストン156が複数配設されて、ロッド156aを図中矢印で示す上下方向で進退させることで、テーブル152、軸部154、及び駆動源155を一体的に昇降させる。
液カバー161の内側の底面162には、液カバー161の内側に流出した液体を排出するドレーン孔162aが配設され、ドレーン孔162aには液カバー161の外部に配設された廃棄タンク(図示は省略)に該液体を排出するドレーンホース163が接続されている。さらに、液カバー161の底面162には、テーブル152を囲むようにして、テーブル152に保持されるウエーハ10の上面に高圧水を供給する高圧水洗浄ノズル164と、該ウエーハ10の上面にエアーを噴射するエアー噴射ノズル165と、該ウエーハ10の上面に微細氷を供給する微細氷噴射手段166とが配設されている。前記した高圧水洗浄ノズル164、エアー噴射ノズル165、及び微細氷噴射手段166は、液カバー161の底面162の裏面側に配設される駆動手段(図示は省略している)を作動させることにより、各ノズルの先端部を、テーブル152の上方で水平方向に旋回移動させることができる。図6(a)に示すように、テーブル152が、ウエーハ10を搬入したり、搬出したりする位置(上昇位置)に位置付けられた状態では、高圧水洗浄ノズル164、エアー噴射ノズル165、及び微細氷噴射手段166は、外周側方向の収納位置に位置付けられる。
ここで、本実施形態の微細氷噴射手段166について、図6(b)を参照しながら、より具体的に説明する。図6(b)には、微細氷噴射手段166の一部を断面とした断面図が示されている。図に示すように、微細氷噴射手段166は、水Wが供給される水供給部166aと、エアーVが供給されるエアー供給部166bと、水供給部166aから供給された水Wを噴射する水ノズル166cと、水ノズル166cを囲繞し、エアー供給部166bから供給されたエアーVを噴射するエアーノズル166eとを備えている。水供給部に供給される水W、及びエアー供給部に供給されるエアーVは、所定の量、及び圧力に調整された状態で供給される。さらに、エアーノズル166eの内部であって、該水ノズル166cを囲繞する部位には、絞り部166dが形成されている。微細氷噴射手段166は、実質的に、上記した微細氷噴射手段8と同様の構成を備えていることにより、微細氷噴射手段166のエアー供給部166bから、所定の圧力、例えば0.6~0.8MPaの圧力、及び所定の量、例えば500~600L/分に設定された高圧のエアーVを供給すると共に、水供給部166aから、所定の量、例えば5mL/分の水を供給することができる。上記したように、エアーノズル166eの内部には、絞り部166dが形成されており、絞り部166dの径は、上記の条件で供給されたエアーVが該絞り部166dを通過するときに音速に達する径に設定されている。そして、エアーVが、該絞り部166dを通過して径が拡張する部位で超音速となる際に温度が低下し、水ノズ166cから供給される水滴が加速し分散されると共に冷却されて、微細な氷の粒(微細氷90)となる。これにより、エアーノズル166eの先端の噴射口166fから、微細氷90が凡そ400~450m/秒の速度で噴射される。
第2のレーザー加工装置2Bは、概ね上記したとおりの構成を備えており、以下のその機能、作用について説明する。
本実施形態の第2のレーザー加工装置2Bによってウエーハ10にアブレーション加工を実施するに際し、まず、図5に基づき説明したカセット112から、搬出入手段118を使用して仮置き手段116にウエーハ10を搬出し、ウエーハ10を、搬送手段120を使用して搬送して、チャックテーブル122に載置して吸引保持する保持工程を実施し、クランプ124を作動して固定する。
次いで、以下に説明するレーザー加工工程を実施する。まず、チャックテーブル122に保持されているウエーハ10を上記した撮像手段132の直下に位置付けて、ウエーハ10の加工すべき領域である分割予定ライン14の位置情報を検出するアライメント工程を実施する。
上記したアライメント工程を実施したならば、上記した送り手段を作動して、チャックテーブル122を移動して、集光器144の直下に、ウエーハ10の分割予定ライン14の所定の加工開始位置を位置付ける。該所定の加工開始位置となる分割予定ライン14を集光器144の直下に位置付けたならば、ウエーハ10に対して吸収性を有する波長のパルスレーザー光線の集光点を、ウエーハ10の表面10a近傍に位置付ける。そして、該送り手段を作動してウエーハ10を矢印Xで示すX方向に加工送りして、パルスレーザー光線を照射して分割予定ライン14に沿ってアブレーション加工を実施する。なお、この第2のレーザー加工装置2Bにおいて実施されるレーザー加工工程は、図3に基づき説明した第1のレーザー加工装置2Aにおいて実施されたレーザー加工工程と実質的に同様の加工を施すものであるから、第2のレーザー加工装置2Bにおいて実施されるレーザー加工工程についての詳細な説明については省略する。第2のレーザー加工装置2Bによって実施されるレーザー加工工程により、図3の下方側に示すような、ウエーハ10の表面10aに形成された全ての分割予定ライン14に沿って加工溝100が形成される。
ここで、第1のレーザー加工装置2Aのレーザー加工工程に関連して示した図3に基づいて説明したように、本実施形態のレーザー加工工程により形成された加工溝100の両側の角部にアブレーション加工により発生するデブリ16が堆積したり、該加工溝100の内部に該デブリ16が堆積したままとなったりする場合がある。そこで、第2のレーザー加工装置2Bでは、上記のレーザー加工工程が完了した後、ウエーハ10を、搬送手段170を作動して、チャックテーブル122から、洗浄手段150に搬送して、以下に説明する微細氷噴射手段166を使用したデブリ除去工程を実施する。
本実施形態のデブリ除去工程を実施するに際し、洗浄手段150に搬送されたウエーハ10は、図7に示すように、テーブル機構151上に載置され、図示を省略する吸引源を作動させることにより吸引保持される。ウエーハ10を吸引保持したならば、エアピストン156を作動して、図7に示す矢印R1で示す方向にテーブル機構151に保持されたウエーハ10を下降させる。次いで、駆動源155の内部に配設された電動モータを駆動して、テーブル機構151と共にウエーハ10を矢印R2で示す方向に所定の回転速度(例えば300rpm)で回転させる。これと共に、微細氷噴射手段166を作動して、図中矢印R3で示す方向(水平方向)に微細氷噴射手段166のエアーノズル166eを揺動させながら、エアーノズル166eの先端から微細氷90を噴射する。これにより、ウエーハ10の表面10a側の全域に微細氷90が噴射され、ウエーハ10に形成された加工溝100の両側、及び加工溝100の内部に堆積したデブリ16が剥離されて、デブリ除去工程が完了する。
なお、本実施形態では、上記したデブリ除去工程が完了したならば、高圧水洗浄ノズル164を作動して、高圧水洗浄ノズル164を揺動させながらウエーハ10の表面10a側に高圧水を噴射して、ウエーハ10上に残存するデブリ16を除去する洗浄(高圧水洗浄工程)を実施し、エアー噴射ノズル165を作動して、エアー噴射ノズル165を揺動させながらエアーをウエーハ10の表面10aに噴射して、水分を除去(乾燥工程)する。このように表面10aから水分が除去されたウエーハ10は、搬送手段120によって洗浄手段150から搬出されて、仮置き手段116まで搬送され、搬出入手段118の作用により、ウエーハカセット112に収容される。なお、該デブリ除去工程、その後に実施される高圧水洗浄工程、及び乾燥工程が実施される際には、洗浄手段150の上方には蓋部材172が位置付けられて、微細氷噴射手段166、高圧水洗浄ノズル164、及びエアー噴射ノズル165が作動している間は、該蓋部材172によって洗浄手段150の上方が閉塞される。
上記した第2のレーザー加工装置2Bによっても、先に説明した第1のレーザー加工装置2Aと同様に、ウエーハ10の表面10aに形成された分割予定ライン14に沿ってレーザー光線LBを照射して加工溝100を形成した際に、該加工溝100の両側、及び内部にデブリ16が堆積したとしても、微細氷噴射手段166の噴射口166fから噴射された微細氷90によって加工溝100に堆積したデブリ16を除去することができ、デブリ16によってデバイスチップ12’の品質が低下するという問題が解消する。
本発明は、上記した実施形態に限定されない。上記した実施形態(第1のレーザー加工装置2A、第2のレーザー加工装置2B)では、微細氷噴射手段8、及び微細氷噴射手段166に対して供給される水Wの供給量を5ml/分としたが、本発明はこれに限定されず、例えば供給量を5ml/分よりも増やす(例えば50ml/分)ことで、噴射される微細氷90の硬度を、柔らかくすることが可能である。これにより、ウエーハ10に形成されたデバイスチップ12’へのダメージを最小限とすることが可能である。
また、上記した実施形態において使用された微細氷噴射手段8、及び微細氷噴射手段166に対し、供給される水Wの供給量を大幅に増大させて例えば5L/分とし、供給圧力を0.3MPaとし、水Wと共に供給されるエアーVの供給量を100L/分、供給圧力を0.3MPaとすることで、微細氷噴射手段8、及び微細氷噴射手段166から、水WとエアーVとを混合した混合2流体を噴射することができ、微細氷噴射手段8、及び微細氷噴射手段166を混合2流体噴射ノズルとして使用することもできる。
2A:第1のレーザー加工装置
2B:第2のレーザー加工装置
3:基台
4:保持手段
6:レーザー光線照射手段
62:集光器
7:アライメント手段
72:撮像手段
8:微細氷噴射手段
82:水供給部
83:エアー供給部
84:水ノズル
85:絞り部
86:エアーノズル
86a:噴射口
10:ウエーハ
12:デバイス
12’:デバイスチップ
14:分割予定ライン
16:デブリ
25:チャックテーブル
30:移動手段
31:X方向送り手段
32:Y方向送り手段
90:微細氷
100:加工溝
110:走査手段
112:ウエーハカセット
114:カセット昇降手段
116:仮置き手段
118:搬出入手段
120:搬送手段
122:チャックテーブル
130:アライメント手段
132:撮像手段
140:レーザー光線照射手段
144:集光器
150:洗浄手段
151:テーブル機構
152:テーブル
154:軸部
155:駆動源
156:エアピストン
156a:ロッド
160:カバー部
161:液カバー
162:底部
162a:ドレーン孔
164:高圧水洗浄ノズル
165:エアー噴射ノズル
166:微細氷噴射手段
166a:水供給部
166b:エアー供給部
166c:水ノズル
166d:絞り部
166e:エアーノズル
166f:噴射口
170:搬送手段

Claims (4)

  1. レーザー加工装置であって、
    被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物にレーザー光線を照射してレーザー加工を施すレーザー光線照射手段と、該チャックテーブルと該レーザー光線照射手段とを相対的に加工送りする送り手段と、微細氷噴射手段と、を少なくとも備え、
    該微細氷噴射手段は、水供給部と、エアー供給部と、該水供給部から供給された水を噴射する水ノズルと、該水ノズルを囲繞し、該エアー供給部から供給されたエアーを噴射するエアーノズルと、から構成され、該エアーノズルの噴射口から被加工物に向けて微細氷を噴射するレーザー加工装置。
  2. 該微細氷噴射手段は、該微細氷噴射手段の噴射口から噴射される微細氷によってレーザー加工された被加工物を洗浄する洗浄手段である請求項1に記載されたレーザー加工装置。
  3. 該エアーノズルの噴射口は、該チャックテーブルに保持された被加工物のレーザー加工された領域に位置付けられ、該送り手段によって該エアーノズルの噴射口と該レーザー加工された領域とが相対的に移動し、該レーザー加工された領域に沿って該微細氷が噴射されて該レーザー加工された領域が洗浄される請求項1、又は2に記載のレーザー加工装置。
  4. 該微細氷噴射手段は、水供給部に供給する水の量及び圧力を調整すると共に、エアー供給部に供給するエアーの量及び圧力を調整して、2流体ノズルの機能を兼用する請求項1から3のいずれかに記載のレーザー加工装置。
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