JP2022123027A - 腹脂剥ぎ装置 - Google Patents

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Eiichi Umiuchi
智治 海内
Tomoharu Umiuchi
哲郎 井上
Tetsuo Inoue
泰彦 伊藤
Yasuhiko Ito
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Abstract

Figure 2022123027000001
【課題】食肉用家畜屠体の腹脂を容易かつ安全に剥ぐないし剥ぎ取ることを可能にする腹脂剥ぎ装置を提供する。
【解決手段】腹脂剥ぎ装置1は、装置本体2と、前記腹脂を挟持する挟持手段3と、前記挟持手段3を昇降させる昇降手段4を備えるもので、前記挟持手段3は、上側の挟持片と下側の挟持片とで構成される一対の挟持片32を有し、前記上側の挟持片は、先端側の縁部から立ち上がる所要の高さを有するリブ状の突部からなる上爪部を有し、前記下側の挟持片は、先端側の縁部から立ち上がる所要の高さを有するリブ状の突部からなる下爪部を有し、前記上側の挟持片と下側の挟持片は、各爪部が対向するように配置されるとともに、前記爪部が互いに当接又は離間するよう構成されたものである。
【選択図】図1

Description

この発明は、腹脂剥ぎ装置に関するものである。
より具体的には、食肉用家畜屠体の枝肉、特に豚枝肉の腹脂を、容易かつ安全に剥ぐないし剥ぎ取ることを可能にする、腹脂剥ぎ装置に係るものである。
従来、牛や豚などの家畜類の解体処理においては、放血、剥皮し、さらに内蔵・頭・肢端を取り去った後、背骨の中央部で背骨に沿って左右に両断して、半截ブロック(枝肉)とし、その後、除骨作業の前処理として、腹脂(枝肉内側の脂部分)の除去を行う。
このような腹脂の除去は、腹脂の端部を手で掴み、引き剥ぐないし剥ぎ取ることによって行われる。
しかしながら、腹脂の除去作業は、強い力を必要とすることに加えて、腹脂の脂肪分によって手が滑るおそれもあるため、重労働である、という問題があった。
そこで、枝肉から腹脂を容易に剥ぎ取ることを可能にする装置の一例が、特許文献1に開示されている。
特開2005-006634号公報(特許文献1)においては、食肉加工の工程で行う背割り作業の後に、屠体の肋骨に付着している腹脂を容易に剥ぎ取れるようにした、腹脂の剥ぎ取り装置が提案されている。
この腹脂の剥ぎ取り装置は、
(イ)ワイヤーガイドローラー(1)をガイドレール(3)に取り付け、その端部に前後に可動させる為のエアーシリンダー(2)を取り付ける。
(ロ)エアーシリンダー(2)の上部に、ワイヤー固定金具(4)を取り付け、下部に滑車(5)を取り付ける。
(ハ)ワイヤー固定金具(4)に取り付けた吊り下げワイヤー(6)をワイヤーガイドローラー(1)から滑車(5)に通し、その先端に吊り金具(7)を取り付ける。
(ニ)吊り金具(7)の両先端に、挟み上板(8)と挟み下板(9)を取り付けたエアーシリンダー(10)とエアーシリンダー(11)を取り付ける。
(ホ)エアーシリンダー(10)を作動するフットスイッチ(12)とエアーシリンダー(11)を作動するフットスイッチ(13)、さらにエアーシリンダー(2)を作動するフットスイッチ(14)をそれぞれ足元に設置する。
ように構成されたものである。
特開2005-006634号公報(特許請求の範囲,図1~5)
前記特許文献1に記載された剥ぎ取り装置では、挟み板に腹脂が付着し、溜まるおそれがあるため、掴む動作に支障が出るおそれがある、という問題があった。
この発明はかかる現状に鑑み、食肉用家畜屠体の枝肉、特に豚枝肉の腹脂を、容易かつ安全に剥ぐないし剥ぎ取ることを可能にする、腹脂剥ぎ装置を提供せんとするものである。
この発明の請求項1に記載の発明は、
食肉用家畜屠体の腹脂を剥ぐないし剥ぎ取るための腹脂剥ぎ装置であって、
前記腹脂剥ぎ装置は、装置本体と、前記腹脂を挟持する挟持手段と、前記挟持手段を昇降させる昇降手段を備え、
前記挟持手段は、上側の挟持片と下側の挟持片とで構成される一対の挟持片を有し、
前記上側の挟持片は、先端側の縁部から立ち上がる所要の高さを有するリブ状の突部からなる上爪部を有し、
前記下側の挟持片は、所要の厚さを有する挟持片本体で構成され、腹脂の脂肪分が後方に流れていき、外部に排出されるように、前記挟持片本体の上面の後端側が下方に向かって傾斜するよう構成され、かつ先端側の縁部から立ち上がる所要の高さを有するリブ状の突部からなる下爪部を有し、
前記上側の挟持片と下側の挟持片は、それぞれの爪部が対向するように配置されるとともに、前記爪部が互いに当接又は離間するよう構成されていること
を特徴とする腹脂剥ぎ装置である。
この発明の請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載の腹脂剥ぎ装置において、
前記上側の挟持片及び下側の挟持片は、いずれも、
その前縁部が外側に向かって円弧状に膨らむように形成されていること
を特徴とするものである。
この発明の請求項3に記載の発明は、
請求項1又は2に記載の腹脂剥ぎ装置において、
前記挟持手段は、
その左右方向の一端部が、水平線に対して、下方に向かって所定の角度傾いた状態で備えられていること
を特徴とするものである。
この発明の請求項4に記載の発明は、
請求項1~3のいずれかに記載の腹脂剥ぎ装置において、
前記挟持手段は、
その左右方向一端部が上下に搖動ないし回動自在となるよう構成されていること
を特徴とするものである。
この発明の請求項5に記載の発明は、
請求項1~4のいずれかに記載の腹脂剥ぎ装置において、
前記爪部は、いずれも
その基端側から先端側に向かうに従って拡径するよう形成することにより、外側に向かって所定の角度で傾斜するよう構成されていること
を特徴とするものである。
この発明の請求項6に記載の発明は、
請求項1~5のいずれかに記載の腹脂剥ぎ装置において、
前記爪部は、いずれも
その先端部の厚さが中央部から各端部に向かうにつれて徐々に厚くなるように構成されていること
を特徴とするものである。
この発明の請求項7に記載の発明は、
請求項1~6のいずれかに記載の腹脂剥ぎ装置において、
前記上側の挟持片と下側の挟持片は、
それぞれの基端部が支軸によって連結され、かつ前記爪部が互いに当接又は離間するよう、前記挟持片のうち少なくとも一方が前記支軸を中心として上下方向に回動可能に構成されていること
を特徴とするものである。
この発明の請求項8に記載の発明は、
請求項1~7のいずれかに記載の腹脂剥ぎ装置において、
前記腹脂は、
食肉用家畜屠体の枝肉に付着しているものであること
を特徴とするものである。
この発明にかかる腹脂剥ぎ装置は、食肉用家畜屠体の枝肉、特に豚枝肉に付着している腹脂を剥ぐないし剥ぎ取るためのものであって、装置本体と、前記腹脂を挟持する挟持手段と、前記挟持手段を昇降させる昇降手段を備え、前記挟持手段は、上側の挟持片と下側の挟持片とで構成される一対の挟持片を有し、前記上側の挟持片は、先端側の縁部から立ち上がる所要の高さを有するリブ状の突部からなる上爪部を有し、前記下側の挟持片は、先端側の縁部から立ち上がる所要の高さを有するリブ状の突部からなる下爪部を有し、前記上側の挟持片と下側の挟持片は、それぞれの爪部が対向するように配置されるとともに、前記爪部が互いに当接又は離間するよう構成されたものである。
したがって、この腹脂剥ぎ装置によれば、前記挟持手段を上昇又は下降させることで、容易に、腹脂を上方又は下方に向かって剥ぐないし剥ぎ取ることが可能となる。
よって、この腹脂剥ぎ装置は、腹脂を、容易かつ安全に剥ぐないし剥ぎ取ることを可能とするものである。
その際、前記腹脂剥ぎ装置においては、前記爪部を互いに当接又は離間させるため、例えば、前記上側の挟持片と下側の挟持片を、それぞれの基端部が支軸によって連結されるとともに、前記挟持片のうち少なくとも一方が前記支軸を中心として上下方向に回動可能となるように構成することができる。
なお、この発明において、前記下側の挟持片は、所要の厚さを有する挟持片本体で構成され、腹脂の脂肪分が後方に流れていき、外部に排出されるように、前記挟持片本体の上面の後端側が下方に向かって傾斜するよう構成されている。
前記腹脂剥ぎ装置においては、前記上側の挟持片及び下側の挟持片を、いずれも、それぞれの前縁部が外側に向かって円弧状に膨らむように構成することができる。
このような構成によって、腹脂が付着している枝肉の内側を傷つけることを抑制しつつ、腹脂を容易に掴む(挟持するないし把持する)ことが可能となる。
前記腹脂剥ぎ装置においては、前記挟持手段を、その左右方向の一端部が、水平線に対して、下方に向かって所定の角度傾いた状態で配設することができる。
このような構成によって、前記挟持手段は、腹脂をしっかりと掴む(挟持ないし把持する)ことが可能となる。
前記腹脂剥ぎ装置においては、前記挟持手段を、その左右方向一端部が上下に搖動ないし回動自在となるよう構成することができる。
このような構成によって、腹脂を容易に掴むことができ、かつ左右どちらの枝肉であっても、腹脂を簡単に剥ぐないし剥ぎ取ることが可能となる。
さらに、腹脂の剥離又は剥ぎ取りに際して、前記挟持手段の上昇又は下降と同時に、前記挟持手段の左右方向一端部の上下方向への揺動ないし回動を行うことによって、ひねりを加えることができるので、よりきれいに腹脂を剥ぐ又は剥ぎ取ることが可能となる。
前記腹脂剥ぎ装置においては、前記爪部を、いずれも、その基端側から先端側に向かうに従って拡径するよう形成することにより、外側に向かって所定の角度で傾斜するよう構成することができる。
このような構成によって、腹脂を挟持する際に滑ることがより確実に防止されるので、腹脂をしっかりと掴むことが可能となる。
さらに、前記腹脂剥ぎ装置においては、前記爪部を、いずれも、その厚さが中央部から各端部に向かうにつれて徐々に厚くなるように構成することができる。
このような構成によって、腹脂が付着している枝肉の内側を傷つけることを抑制しつつ、腹脂を容易に掴む(挟持する)ことが可能となる。
さらにまた、前記腹脂剥ぎ装置においては、前記下側の挟持片を構成する挟持片本体の上面(爪部が形成されている面)の後端側を、下方に向かって傾斜するよう構成することができる。
このような構成によって、前記爪部などに付着した腹脂の脂肪分や脂くずは、前記上面に形成された傾斜面に沿って後方に流れていき、外部に排出されるので、前記挟持手段において、腹脂が溜まることを抑制又は極めて高い確率で防止することが可能となる。
なお、この発明において、前記下側の挟持片は、所要の厚さを有する挟持片本体で構成され、腹脂の脂肪分が後方に流れていき、外部に排出されるように、前記挟持片本体の上面の後端側が下方に向かって傾斜するよう構成されている。
この発明にかかる腹脂剥ぎ装置の一実施形態を示す概略説明図である。 図1に示す腹脂剥ぎ装置の側面図であって、(A)は、挟持手段が最も低い位置にある状態を示すもので、(B)は、挟持手段が昇降手段によって最も高い位置まで移動した状態を示すものである。 図1に示す腹脂剥ぎ装置を構成する挟持手段を示す概略説明図であって、(A)は、上側の挟持片と下側の挟持片が互いに離間した状態を示すもので、(B)は、上側の挟持片と下側の挟持片が互いに当接した状態を示すものである。 図3に示す挟持手段を構成する上側の挟持片の側面図である。 図3に示す挟持手段を構成する上側の挟持片の下面図である。 図3に示す挟持手段を構成する下側の挟持片の側面図である。 図3に示す挟持手段を構成する下側の挟持片の下面図である。 図1に示す腹脂剥ぎ装置の正面側を示す概略説明図であって、挟持手段の右側の端部が、水平線に対して、下方に向かって所定の角度傾いた状態を示すものである。 図1に示す腹脂剥ぎ装置の正面側を示す概略説明図であって、挟持手段の左側の端部が、水平線に対して、下方に向かって所定の角度傾いた状態を示すものである。
以下、この発明にかかる腹脂剥ぎ装置の実施の一例を、添付の図面に基づいて具体的に説明する。
なお、この発明は開示された実施例にのみ限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲内において種々改良することができるものである。
この発明において、腹脂剥ぎ装置1は、食肉用家畜屠体の枝肉の腹脂を剥ぐないし剥ぎ取るためのもので、図1で明らかなように、装置本体2と、前記腹脂を挟持(ないし把持)する挟持手段3と、前記挟持手段3を昇降させる昇降手段4とで構成されている。
図1及び2において、前記装置本体2は、所要の大きさを有する縦長の筒状体で構成されるもので、前記装置本体2自体もまた上下方向に移動可能に構成されている。
なお、この実施例においては、前記装置本体2は、その上部に固定チャック(図示せず)を備えているので、腹脂剥ぎ装置1の起動(駆動)時における反動によって、装置が動くことを抑制することができる。
前記装置本体2については、例えば、その上端部を天井に取り付けることによって配設することができる。
この実施例においては、天井には左右方向に延びるレール(図示せず)が敷設され、このレール上を移動する移動体(図示せず)に前記装置本体2が取り付けられている。
したがって、前記装置本体2は、左右方向に移動可能に構成されているので、複数並べられた枝肉の腹脂を、効率よく剥ぐ又は剥ぎ取ることが可能である。
なお、前記移動体は、左右方向に延びる円柱状の軸部材を備えており、前記装置本体2の上端部は、前記軸部材に前後方向に揺動可能に支持されている。
したがって、前記装置本体2は、前記軸部材の軸心を中心として前後方向に揺動可能となっている。
前記腹脂剥ぎ装置1においては、図1及び2に示すように、前記挟持手段3を昇降させる昇降手段4が設けられている。
なお、前記昇降手段4の配設位置については、腹脂の剥離ないし剥ぎ取りが困難にならない限りにおいて特段の制限はなく、前記昇降手段4を前記装置本体2の所定の位置に適宜配設することができる。
前記昇降手段4は、図2に示すように、前記挟持手段3を前記装置本体2の長手方向(高さ方向)に沿って上下方向に移動(昇降)可能にするものである。
前記昇降手段4によって昇降可能に構成されている挟持手段3は、腹脂を挟持している状態で上昇又は下降することによって、腹脂を容易に剥ぐないし剥ぎ取ることを可能とする。
例えば、前記挟持手段3が腹脂の下端部近傍を挟持している状態にある場合には、前記挟持手段3を上昇させることで、腹脂を上方に向かって剥ぐないし剥ぎ取る(特に、剥ぎ上げる)ことができる。
その結果、作業者の腹脂の剥離ないし剥ぎ取り作業における負担が軽減される。
したがって、前記昇降手段4については、前記挟持手段3が昇降自在に構成される限りにおいて特段の制限はなく、エアシリンダーなどの公知の昇降手段を選択することができる。
なお、この実施例において、前記昇降手段4としては、エアシリンダーが選択されている。
すなわち、前記昇降手段4は、エアーによって駆動するよう構成されているが、エアー駆動以外の公知の駆動方法を選択することができる。
前記挟持手段3は、図3に示すように、前記昇降手段4によって、前記装置本体2の高さ方向に沿って昇降自在に構成される挟持手段本体31と、腹脂を挟持(ないし把持)する一対の挟持片32とで構成されている。
図1及び2において、前記挟持手段3は、直方体形状で構成された取付部材7を介して前記昇降手段4、実施例においては、昇降手段4の前部側に取り付けられている。
したがって、前記挟持手段3は、前記取付部材7の昇降に伴って昇降するので、腹脂を挟持した状態で昇降させることで、腹脂を上方又は下方に剥ぐないし剥ぎ取ることが可能となる。
前記一対の挟持片32は、図3に示すように、上側の挟持片321と下側の挟持片322と、で構成されている。
この実施例において、前記上側の挟持片321を構成する挟持片本体321aと前記下側の挟持片322を構成する挟持片本体322aの形状は、いずれも、平面視略半楕円形状又は半円形状としているが、後述するように、前記上側の挟持片321が備える爪部321cと前記下側の挟持片322が備える爪部322cが、互いに当接可能に構成されている限り、これらの形状以外の形状を選択してもよい。
好ましくは、前記挟持片本体321aと挟持片本体322aは、いずれも、前縁部が外側に向かって円弧状に膨らむように形成される。
このような構成によって、腹脂が付着している枝肉の内側を傷つけることを抑制しつつ、腹脂を容易に掴む(挟持する)ことが可能となる。
図3において、前記上側の挟持片321と下側の挟持片322は、基端側において、円柱状の支軸323によって連結され、前記上側の挟持片321と下側の挟持片322のうち少なくとも一方が回動(揺動)可能に構成されていることにより、前記挟持手段3は、先端側(自由端部)において互いの離接が行われるよう構成されている。
なお、この実施例においては、前記挟持手段3は、その挟持手段本体31の下端部に前記下側の挟持片322が固定され、その軸受け部322bに軸支された支軸323に、上側の挟持片321が揺動自在に支持されるとともに、前記上側の挟持片321が、その上部に突設された突出部321dと接続され、かつ前後方向に移動可能に配置される所要の長さの棒状のロッド主体33の、前後方向の移動に伴って揺動するよう構成されている。
より具体的には、前記突出部321dは、その先端部に、前記ロッド主体33が移動する方向に対して直交する方向(左右方向)に貫通形成された貫通孔を有し、前記ロッド主体33は、その先端部がこの貫通孔に挿通される円柱棒状の軸部材324に回動可能に取り付けられる一方、基端部がこのロッド主体33の前後方向への移動を可能にする動力部材34と連繋されている。
したがって、前記上側の挟持片321は、前記ロッド主体33の前後方向への移動に伴って、揺動、すなわち開閉する。
この実施例において、前記上側の挟持片321と下側の挟持片322は、互いに離間した状態で、それぞれの当接面がなす角(開き角度)が角度17°程度になるよう構成されているが、離間の大きさについては、腹脂の大きさなどに応じて選択すればよく、特段の制限はない。
前記上側の挟持片321は、図4及び5に示すように、所要の厚さを有する平面視略半楕円又は半円形状の板状体からなる挟持片本体321aで構成されている。
なお、前記挟持片本体321aを構成する板状体の形状については、前記したように、平面視略半楕円又は半円形状以外の形状であってもよいが、好ましくは、その前縁部が外側に向かって円弧状に膨らむように形成される。
このような構成によって、腹脂が付着している枝肉の内側を傷つけることを抑制しつつ、腹脂を容易に掴むことが可能となる。
前記挟持片本体321aは、一端(後端)側に、側面視略へ字状になるよう所要の角度で下方に傾けて突設され、かつ前記挟持手段本体31に設けられた支軸323を中心として回動可能に支持される一対の軸受け部321b,321bを有し、他端側に、前記下側の挟持片322の爪部322cと当接又は離間するリブ状の突部からなる爪部(上爪部)321cを有している。
前記爪部(上爪部)321cは、所要の高さを有する平面視略馬蹄形状(U字状)のもので、前記挟持片本体321aの前縁部(先端側の縁部)に、この前縁部の形状に沿って、下方に向かって突出形成されている。
前記一対の軸受け部321b,321bの傾斜角度については、特段の制限はないが、例えば、前記上側の挟持片321の上爪部321cの上面(当接面)に対して、それぞれ角度20°~30°程度である。この実施例において、前記角度は、約25°に設定されている。
なお、前記一対の軸受け部321b,321bの傾斜角度は、通常、後述する下側の挟持片322の軸受け部322bの傾斜角度と同じ角度に設定される。
前記下側の挟持片322は、図6及び7に示すように、前記上側の挟持片321に対応するよう構成されるもので、所要の厚さを有する平面視略半楕円又は半円形状の板状体からなる挟持片本体322aで構成されている。
なお、前記挟持片本体322aを構成する板状体の形状についても、前記したように、平面視略半楕円又は半円形状以外の形状であってもよいが、好ましくは、その前縁部が外側に向かって円弧状に膨らむように形成される。
このような構成によって、腹脂が付着している枝肉の内側を傷つけることを抑制しつつ、腹脂を容易に掴む(挟持する)ことが可能となる。
前記挟持片本体322aは、一端(後端)側に、側面視略逆へ字状になるよう所要の角度で上方に傾けて突設され、かつ前記挟持手段本体31に設けられた支軸323に保持される軸受け部322bを有し、他端側に、前記上側の挟持片321の爪部321cと当接又は離間するリブ状の突部からなる爪部(下爪部)322cを有している。
前記爪部(下爪部)322cは、所要の高さを有する平面視略馬蹄形状(U字状)のもので、前記爪部(上爪部)321cに対向するように、前記挟持片本体322aの前縁部(先端側の縁部)に、この前縁部の形状に沿って、上方に向かって突出形成されている。
前記軸受け部322bの傾斜角度については、特段の制限はないが、例えば、前記下側の挟持片322の下爪部322cの上面(当接面)に対して角度20°~30°程度である。この実施例において、前記角度は、約25°に設定されている。
なお、前記軸受け部322bの傾斜角度は、通常、前記一対の軸受け部321b,321bの傾斜角度と同じ角度に設定される。
この実施例において、前記下側の挟持片322は、これを構成する挟持片本体322aの上面(爪部322cが形成されている面)の後端側が外側(後端側)に向かって所定の角度で下方に傾斜する傾斜面322dを形成するよう構成されている。
このような構成によって、前記爪部321c,322cなどに腹脂の脂肪分や脂くずが付着した場合であっても、付着した脂肪分は、前記傾斜面322dに沿って後方に流れていき、外部に排出される。
したがって、挟持手段3において、腹脂や脂くずが溜まることが抑制されるか又は極めて高い確率で防止される。
かかる構成の一対の挟持片32において、前記上側の挟持片321と下側の挟持片322は、互いに爪部321c,322cが対向するように配置されているとともに、前記爪部321c,322cが当接又は離間するよう、前記挟持片321,322のうち少なくとも一方が支軸323を支点として上下方向に搖動可能に構成されている。
このような構成によって、腹脂を挟持ないし把持するに際しては、一対の爪部321c,322cが腹脂をしっかりと挟持ないし把持するので、腹脂の脂肪分によって滑ることが抑制又は高い確率で防止される。
図3~7において、前記爪部321c,322cを構成するリブ状の突部は、いずれも基端側から先端側に向かうに従って拡径するよう形成することで、外側に向かって所定の角度αで傾斜するよう構成されている。
前記爪部321c,322cを構成するリブ状の突部については、その少なくとも一方を、外側に向かって所定の角度αで傾斜するよう構成することができるが、好ましくは両方が、外側に向かって所定の角度αで傾斜するよう構成される。
このような構成によって、腹脂を挟持する際に滑ることがより確実に防止されるので、腹脂をしっかりと掴むことが可能となる。
なお、図3~7において、前記突部は、その先端部が鉛直方向に対して外側に向かって約25°の角度で傾斜するよう構成されているが、前記突部の傾斜角度については、例えば、鉛直方向に対して外側に向かって角度10°~40°で傾斜するよう設定することができる。
食肉用家畜屠体の枝肉、特に豚枝肉は、一般的には、その頭側を上にして吊り下げられ、その腹脂の端部(通常、下端部)は、所定の角度で傾斜した状態で、枝肉に付着している。
したがって、この発明において、前記挟持手段3については、枝肉に付着している腹脂の端部の傾斜角度に対応して、その左右いずれかの端部が、水平線に対して、下方に向かって所定の角度β傾いた状態で取り付けられることが好ましい。
このような構成によって、前記挟持手段3は、腹脂をしっかりと挟持ないし把持することが可能となる。
なお、図8及び9において、前記挟持手段3は、枝肉に付着している腹脂の端部の傾斜角度に対応して、その右側の端部が、水平線に対して、下方に向かって所定の角度β傾けて取り付けられている。
前記挟持手段3の前記傾斜角度βについては、枝肉(具体的にはその内側)に付着している腹脂の端部(下端部)の傾斜角度と同程度になるよう適宜選択すればよく、特段の制限はない。
例えば、右側の枝肉に付着している腹脂を剥ぐないし剥ぎ取る場合においては、図8に示すように、各挟持片321,322の爪部321c,322cが互いに当接したときに形成される当接面の右側の端部が、左側の枝肉に付着している腹脂を剥ぐないし剥ぎ取る場合においては、図9に示すように、各挟持片321,322の爪部321c,322cが互いに当接したときに形成される当接面の左側の端部が、それぞれ水平面Hに対して下方に角度20°~60°で傾斜するよう構成することができる。
なお、この実施例において、各挟持片321,322の爪部321c,322cが互いに当接したときに形成される当接面の右側の端部は、水平面Hに対して下方に約33°で傾斜するよう構成されている。
さらに、前記挟持手段3については、左右方向一端部が上下に搖動ないし回動自在となるように取り付けることができる。
このような構成によって、腹脂の端部の角度に応じて、前記挟持手段3の傾斜角度を適宜変更することができるので、腹脂を容易に掴むことができ、かつ左右どちらの枝肉であっても、腹脂を簡単に剥ぐないし剥ぎ取ることができる。
さらに、腹脂の剥離又は剥ぎ取りに際しては、前記挟持手段3の上昇又は下降と同時に、前記挟持手段3の左右方向一端部の上下方向への揺動ないし回動を行うことによって、ひねりを加えることができるので、よりきれいに腹脂を剥ぐ又は剥ぎ取ることができる。
図8及び9において、前記挟持手段3は、正面視略L字状の板状体からなる取付板8を介して取付部材7に取り付けられている。
前記挟持手段3の左右方向一端部を上下に搖動ないし回動させる手段(揺動ないし回動手段)5は、下部が開口する有頭筒状の揺動ないし回動手段本体5aと、前記揺動ないし回動手段本体5aの内部を昇降自在でかつ離脱不能に係合させた長尺の棒状体5bとで構成されている。
前記取付板8は、一端(上端)側が、支軸323に、前記上側の挟持片321が揺動自在に支持される支軸323を備え、他端側(下端)が、前記揺動ないし回動手段5の棒状体5bの下端部と支軸5cを中心として上下に揺動可能に連結されている。
さらに、前記取付板8は、そのコーナー部(角部)近傍に貫通形成された挿通孔8aに、前記取付部材7の前面から前方に突出形成された円柱状の揺動軸9が挿通されていることにより、この揺動軸9の軸心を中心として上下方向に揺動ないし回動自在に取りつけられている。
したがって、前記挟持手段3は、前記取付板8の上下方向への揺動に伴って揺動する。
さらにまた、前記爪部321c,322cを構成するリブ状の突部は、図5及び7に示すように、いずれも、その厚さ(肉厚)が中央部Cから左右両端部に向かうにつれて徐々に厚くなるように構成されている。
前記爪部321c,322cを構成するリブ状の突部については、その少なくとも一方を、その厚さ(肉厚)が中央部Cから左右両端部に向かうにつれて徐々に厚くなるように構成することができるが、好ましくは両方を、その厚さ(肉厚)が中央部Cから左右両端部に向かうにつれて徐々に厚くなるように構成する(例えば、中央部Cの1.1~3倍程度、より好ましくは1.5~3倍程度、さらに好ましくは2~3倍程度)。
このような構成によって、腹脂が付着している枝肉の内側を傷つけることを抑制しつつ、腹脂を容易に掴む(挟持する)ことが可能となる。
なお、この実施例において、前記爪部321c,322cを構成するリブ状の突部は、いずれも、左右両端縁の厚さが、中央部Cの厚さの約3倍になるように構成されている。
この発明において、前記装置本体2には、昇降手段4と挟持手段3を制御するための制御手段を備えさせることができる。
この制御手段を利用して、例えば、挟持手段3と昇降手段4を制御することができる。
この実施例において、前記腹脂剥ぎ装置1は、さらに、腹脂の剥離ないし剥ぎ取り操作をするための装置操作部6を備える。
図1及び2において、前記装置操作部6は、装置本体2の後部側に設けられたもので、ハンドル6aと、腹脂剥ぎ装置1の駆動を行うための駆動スイッチ(図示せず)を備える。
なお、前記装置操作部については、その構成や取り付け位置に特段の制限はなく、適当に構成されたものを、装置本体2の適当な位置に取り付けることができる。
この実施例において、前記ハンドル6aは、左右一対の持ち手を有するもので、持ち手のそれぞれに駆動スイッチ(図示せず)を設け、これらの駆動スイッチが同時に押されたときに駆動するよう構成されている。
したがって、前記腹脂剥ぎ装置1は、極めて安全である。
以下、この発明にかかる腹脂剥ぎ装置1によって腹脂を剥ぐないし剥ぎ取る作業の一例を、具体的に説明する。
まず、装置操作部6のハンドル6aを持ち、挟持片32が枝肉(具体的にはその内側)に付着している腹脂の先端部(下端部)にあたるよう、挟持片32の位置合わせをする。
ついで、ハンドル6aの左右両端に設けられている駆動スイッチを同時に押して、腹脂剥ぎ装置を駆動させる。
すなわち、腹脂剥ぎ装置の駆動によって、挟持片32が上側の挟持片321と下側の挟持片322によって腹脂の先端(下端部)を挟持した後に、その状態を維持したまま、揺動手段5を利用して挟持片32の左右方向のいずれかの端部を上方に揺動ないし回動させ、これに同期して昇降手段4を利用して挟持手段3を上昇させる。
その結果、腹脂は、上方に向かって剥がされるないし剥ぎ取られる。
したがって、腹脂の剥離ないし剥ぎ取りは、極めて容易かつ安全である。
なお、この実施例においては、駆動スイッチを押しっぱなしにするだけで、挟持片32による腹脂の挟持と、挟持手段3の搖動ないし回動と、上昇とが、同時に行われる一方、駆動スイッチを押さない状態にすると、挟持が解除され(すなわち挟持片321,322が離間し)た後、挟持手段3が下降してもとの位置に戻るように構成されている。
この発明の腹脂剥ぎ装置は、豚の枝肉の腹脂を剥ぐないし剥ぎ取るために使用することが可能なものであるが、豚以外の食肉用家畜屠体の枝肉、例えば牛の枝肉の腹脂を剥ぐ又は剥ぎ取るために使用することも当然可能なものである。
この発明の腹脂剥ぎ装置は、その挟持手段で、食肉用家畜屠体の枝肉、特に豚枝肉の腹脂を挟持したのち、該挟持手段を上昇させるだけで、腹脂を、容易かつ安全に剥ぐないし剥ぎ取ることを可能にするもので、食肉用家畜屠体の解体処理を行う業界に利用される可能性の高いものである。
1 腹脂剥ぎ装置
2 腹脂剥ぎ装置本体
3 挟持手段
31 挟持手段本体
32 挟持片
321 挟持片(上側)
321a 挟持片本体(上側)
321b 軸受け部(上側)
321c 爪部(上爪部)
321d 突出部
322 挟持片(下側)
322a 挟持片本体(下側)
322b 軸受け部(下側)
322c 爪部(下爪部)
322d 傾斜面
323 支軸
324 軸部材
33 ロッド主体
34 動力部材
4 昇降手段
4a 昇降手段本体
4b 棒状体
5 揺動ないし回動手段
5a 揺動ないし回動手段本体
5b 棒状体
5c 支軸
6 装置操作部
6a ハンドル
7 取付部材
8 取付板
8a 挿通孔
9 揺動軸
C 中央部
H 水平面
θ 上側の挟持片と下側の挟持片との開き角度
α 突部先端部の傾斜角度
β 挟持手段の左右方向一端部の傾斜角度

Claims (8)

  1. 食肉用家畜屠体の腹脂を剥ぐないし剥ぎ取るための腹脂剥ぎ装置であって、
    前記腹脂剥ぎ装置は、装置本体と、前記腹脂を挟持する挟持手段と、前記挟持手段を昇降させる昇降手段を備え、
    前記挟持手段は、上側の挟持片と下側の挟持片とで構成される一対の挟持片を有し、
    前記上側の挟持片は、先端側の縁部から立ち上がる所要の高さを有するリブ状の突部からなる上爪部を有し、
    前記下側の挟持片は、所要の厚さを有する挟持片本体で構成され、腹脂の脂肪分が後方に流れていき、外部に排出されるように、前記挟持片本体の上面の後端側が下方に向かって傾斜するよう構成され、かつ先端側の縁部から立ち上がる所要の高さを有するリブ状の突部からなる下爪部を有し、
    前記上側の挟持片と下側の挟持片は、それぞれの爪部が対向するように配置されるとともに、前記爪部が互いに当接又は離間するよう構成されていること
    を特徴とする腹脂剥ぎ装置。
  2. 前記上側の挟持片及び下側の挟持片は、いずれも、
    その前縁部が外側に向かって円弧状に膨らむように形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の腹脂剥ぎ装置。
  3. 前記挟持手段は、
    その左右方向の一端部が、水平線に対して、下方に向かって所定の角度傾いた状態で備えられていること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の腹脂剥ぎ装置。
  4. 前記挟持手段は、
    その左右方向一端部が上下に搖動ないし回動自在となるよう構成されていること
    を特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の腹脂剥ぎ装置。
  5. 前記爪部は、いずれも
    その基端側から先端側に向かうに従って拡径するよう形成することにより、外側に向かって所定の角度で傾斜するよう構成されていること
    を特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の腹脂剥ぎ装置。
  6. 前記爪部は、いずれも
    その先端部の厚さが中央部から各端部に向かうにつれて徐々に厚くなるように構成されていること
    を特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の腹脂剥ぎ装置。
  7. 前記上側の挟持片と下側の挟持片は、
    それぞれの基端部が支軸によって連結され、かつ前記爪部が互いに当接又は離間するよう、前記挟持片のうち少なくとも一方が前記支軸を中心として上下方向に回動可能に構成されていること
    を特徴とする請求項1~6のいずれかに記載の腹脂剥ぎ装置。
  8. 前記腹脂は、
    食肉用家畜屠体の枝肉に付着しているものであること
    を特徴とする請求項1~のいずれかに記載の腹脂剥ぎ装置。
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