JP2022122647A - 調理器 - Google Patents

調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP2022122647A
JP2022122647A JP2021020015A JP2021020015A JP2022122647A JP 2022122647 A JP2022122647 A JP 2022122647A JP 2021020015 A JP2021020015 A JP 2021020015A JP 2021020015 A JP2021020015 A JP 2021020015A JP 2022122647 A JP2022122647 A JP 2022122647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flat cable
recess
connector
liquid crystal
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2021020015A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7539324B2 (ja
Inventor
裕貴 中川
Hirotaka Nakagawa
雄太 野間
Yuta Noma
晋平 長谷川
Shinpei Hasegawa
光起 福島
Mitsuki Fukushima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zojirushi Corp
Original Assignee
Zojirushi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zojirushi Corp filed Critical Zojirushi Corp
Priority to JP2021020015A priority Critical patent/JP7539324B2/ja
Publication of JP2022122647A publication Critical patent/JP2022122647A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7539324B2 publication Critical patent/JP7539324B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Abstract

【課題】調理器において、配索されたフラットケーブルを所定の位置に収納し、組立精度を向上させる。【解決手段】調理器1は、本体3、蓋体4、開口88、基板70、第1フラットケーブル40、及び保持機構34を備える。蓋体4は、本体3の上部に開閉自在に取り付けられ、窪部83を有する底部80を備える。開口88は、窪部83に設けられている。基板70は、窪部83に配置され、開口88から離間して配置されている第1コネクタ76を有する。第1フラットケーブル40は、一端が第1コネクタ76に接続され、窪部83に配索され、開口88を介して窪部83から蓋体4の外部に配索されている。保持機構34は、窪部83で第1フラットケーブル40を底部80に保持する。【選択図】図2

Description

本発明は、調理器に関する。
特許文献1には、表示部から導出され、基板のコネクタにある程度のたるみが生じた状態で接続されているフラットケーブルが、リブによって基板側に押さえられている調理器が開示されている。
特開2015-008877号公報
しかし、特許文献1に開示の調理器では、フラットケーブルを基板のコネクタに接続した際のたるみをリブによって押さえているに過ぎない。そのため、配索されたフラットケーブルを所定の位置に収納する点については開示されていない。
例えば蓋体に配索されたフラットケーブルが所定の位置に収納されていなければ、組立時に蓋体のカバー(天面パネル)を閉じる際、フラットケーブルの位置を目視確認できない。また、フラットケーブルの配索時にフラットケーブルの方向を変える場合、フラットケーブルを折り曲げる必要がある。その際、折り曲げ部には若干の弾性力が働き、フラットケーブルが浮いた状態となる。そのため、配索されたフラットケーブルにたるみが生じ、フラットケーブルが意図しない状態で蓋体内部に収納されるおそれがある。すなわち、例えば部品の間にフラットケーブルが挟まり、部品間が接触不良となる、又はフラットケーブルが断線するおそれがある。従って、フラットケーブルが所定の位置に収納されていなければ、組立精度の低下、すなわち、品質の低下を引き起こすおそれがある。
本発明は、調理器において、配索されたフラットケーブルを所定の位置に収納し、組立精度を向上させることを課題とする。
本発明は、本体と、前記本体の上部に開閉自在に取り付けられ、窪部を有する底部を備える蓋体と、前記窪部に設けられている開口と、前記窪部に配置され、前記開口から離間して配置されている第1コネクタを有する基板と、一端が前記第1コネクタに接続され、前記窪部に配索され、前記開口を介して前記窪部から前記窪部の外部に延びている第1フラットケーブルと、前記窪部で前記第1フラットケーブルを前記底部に保持するための保持機構とを備える、調理器を提供する。
本発明の調理器によれば、第1コネクタから開口まで配索された第1フラットケーブルが、保持機構によって底部の所定の位置に収納され得る。そのため、組立精度が向上され得る。
調理器は、前記窪部で液晶表示部を保持する液晶保持部をさらに備え、前記保持機構は、前記液晶保持部に設けられた第1リブであってもよい。
前記の構成によれば、保持機構は液晶保持部に設けられているため、保持機構を別部品として設ける必要がなく、窪部のスペースを広く確保でき、設計自由度が向上し得る。
前記液晶保持部は、前記液晶表示部が載置される底板と、前記底板の全周から、前記底板の面に対して上方に延びる側壁部とを備え、前記第1リブは前記側壁部から外側に向かって、前記底板の前記面と平行に突出している板部材であってもよい。
前記の構成によれば、第1フラットケーブルは、第1リブによって底部に押さえるように保持され得る。そのため、液晶保持部を窪部に配置すると同時に保持機構が構成され得る。換言すると、簡素化された構成と組立工程とによって、第1フラットケーブルを所定の位置に収納する保持機構を構成できる。
前記保持機構は、前記底部に設けられた第2リブであってもよい。
前記の構成によれば、第2リブが下蓋体に設けられているため、例えば液晶保持部等の部品を必要とすることなく、第1フラットケーブルを下蓋体の所定の位置に収納できる。
前記窪部はガイド部を備え、前記第1フラットケーブルは、前記ガイド部に沿って配索されていてもよい。
前記の構成によれば、第1フラットケーブルが水平方向に動くことが抑制ないし防止され、より確実に第1フラットケーブルを所定の位置に収納できる。また、第1フラットケーブルの配索位置の目印となるため、組立時の施工ミスを防止できる。
調理器は、前記開口付近で前記基板に対して設けられた第2コネクタと、一端が前記第2コネクタに接続され、前記開口を介して前記窪部から前記窪部の前記外部に延びている第2フラットケーブルとを備えてもよい。
前記の構成によれば、第1フラットケーブルと第2フラットケーブルとの両方が同一の開口から窪部の外側に延びている。すなわち、窪部に新たに開口を設けることなく、複数のフラットケーブルを窪部内に配置できる。
本発明の調理器によれば、配索されたフラットケーブルを所定の位置に収納でき、組立精度を向上させ得る。
本発明の第1実施形態に係る調理器の斜視図。 本発明の第1実施形態に係る調理器の蓋体の分解斜視図。 本発明の第1実施形態に係る調理器の蓋体から天面パネル、液晶表示部、及びスイッチスペーサを取り除いた平面図。 図3の線IV-IVでの断面図。 図3の線V-Vでの断面図。 本発明の第1実施形態に係る調理器の背面図。 図6の部分VIIの背面カバーを除いた拡大図。 本発明の第2実施形態に係る図3と同様の平面図。 図8の線IX-IXでの断面図。
(第1実施形態)
本実施形態の炊飯器(調理器)1を、以下、説明する。以下の説明において、正面側とは使用者が通常操作する際に位置する側を表し、背面側とは炊飯器1に関して正面側と反対側を表す。また、右側とは炊飯器1を正面側から操作する際の使用者からみて右側を表し、左側とは炊飯器1を正面側から操作する際の使用者からみて左側を表す。また、前後方向とは、正面側からみて手前側と奥側とを結ぶ方向で、幅方向とは、正面側からみて右側と左側とを結ぶ方向を表す。
図1及び図2を参照すると、炊飯器1は、本体3と蓋体4とを備える。蓋体4は本体3の上方に、開閉自在に取り付けられている。蓋体4は底部80と、底部80の上面89を覆う天面パネル10とを備える。
天面パネル10には、透過部11と操作部12とが設けられている。透過部11は、炊飯コース、炊飯時間等の各種情報を表示する液晶ディスプレイ等の液晶表示部20を目視できるような透明な部分である。操作部12は、炊飯コースの選択、炊飯の開始、取り消し、予約等の実行を指示するための複数のボタン12aを備える。ボタン12aは、透過部11、つまり液晶表示部20の背面側を除く周りに配設されている。使用者は、液晶表示部20の表示内容を参照しつつ、操作部12にて特定の炊飯コースを選択し、炊飯開始を指示することができる。
天面パネル10の背面側には、炊飯時に水蒸気が放出される蒸気口81が設けられている。
天面パネル10の正面側には、蓋体4を本体3に対して開状態とするための開ボタン82が設けられている。蓋体4が本体3に対して閉状態のときに、開ボタン82を押すことで蓋体4が本体3に対して開状態となる。
底部80は、樹脂製の成形品で、平面視における略中央部に窪部83を有する。窪部83は、底部80の上面89から窪んでいる部分である。また、窪部83には、基板70、スイッチスペーサ60、第1フラットケーブル40、第2フラットケーブル50、液晶保持部30、及び液晶表示部20が収容されている。
図2及び図7を参照すると、第1フラットケーブル40は、両端に第1フラットケーブル用コネクタ41,42を備える。また、第2フラットケーブル50は、両端に第2フラットケーブル用コネクタ51,52を備える。
図2、図3、及び図4を参照すると、窪部83は、背面側に設けられた隆起部84と、隆起部84の天面84aに設けられたガイド部86とを備える。隆起部84とガイド部86とは、底部80と一体的に成形されている。ガイド部86は、隆起部84の全幅にわたって直線状に、天面84aから突出するように設けられた突条86a,86bを有する。突条86a,86bは、前後方向に間隔を空けて、平行に並んでいる。
また、窪部83の背面側の右側の底面87には、略矩形の開口88が設けられている。
図2を参照すると、基板70の上面には、スイッチスペーサ60と液晶保持部30とが取り付けられる。スイッチスペーサ60には複数のガイドリブ61が設けられている。ガイドリブ61が基板70に設けられたガイドリブ取付部71に挿入されることで、スイッチスペーサ60は基板70に取り付けられる。同様に、液晶保持部30には複数のガイドリブ31が設けられている。ガイドリブ31が基板70に設けられたガイドリブ取付部72に挿入されることで、液晶保持部30は基板70に取り付けられる。図3に示すように、液晶保持部30は、窪部83の略中央に配置されている。
図2を参照すると、基板70は、切欠き部73~75を有する略矩形の形状である。基板70には、右側の角部、すなわち、開口88付近に第2コネクタ77が設けられている。また、基板70は、左側の角部に、すなわち、開口88から離間して配置されている第1コネクタ76を有する。第1コネクタ76には、第1フラットケーブル40の一端、すなわち、第1フラットケーブル用コネクタ41が接続される。第2コネクタ77には、第2フラットケーブル50の一端、すなわち、第2フラットケーブル用コネクタ51が接続される。
スイッチスペーサ60は複数の操作連動部62を有する。複数の操作連動部62はそれぞれ、ボタン12aに対応して設けられており、外部からの力により、上下方向に動くことができる。すなわち、使用者が、ボタン12aを押圧操作することで、操作連動部62が下方に押し下げられ、基板70に実装されたタクトスイッチ(図示せず)が押される。つまり、操作連動部62は、ボタン12aに作用した力をタクトスイッチへと伝える部材である。
液晶保持部30は、窪部83内で液晶表示部20を保持する。液晶保持部30は、底板32と、底板32の全周から、底板32の面32aに対して垂直に上方に延びる側壁部33a~33dとを備える。底板32に、液晶表示部20が載置され、側壁部33a~33dが液晶表示部20を囲む。
図3を併せて参照すると、液晶保持部30には、第1リブ(保持機構)34が設けられている。第1リブ34は、窪部83で第1フラットケーブル40を底部80に保持する。第1リブ34は板状で、側壁部33aから背面側(外側)に向かって、底板32の面32aと平行に突出している。第1リブ34は、平面視においてガイド部86の一部を覆う台形形状である。第1リブ34は、ガイド部86全体を覆ってもよく、例えば矩形等の他の形状であってもよい。
図4に示すように、第1リブ34は、ガイド部86を上方から覆うように配置されている。すなわち、第1リブ34、突条86a,86b、及び天面84aによって、配索空間36が画定されている。配索空間36は、幅方向の両端が開放されている。本実施形態では、第1リブ34と突条86aとの間に隙間35がある。突条86aが第1リブ34に当接し、隙間35は形成されていなくてもよい。第1フラットケーブル40がガイド部86に沿って配索され、第1リブ34は第1フラットケーブル40と共にガイド部86を上方から覆う。すなわち、配索空間36内に、第1フラットケーブル40が配索される。
図1に示すように、透過部11は、本体3の正面側に配置されている。すなわち、液晶表示部20は、本体3の正面側に配置されている。図3を用いて、具体的に説明する。前述の通り、液晶表示部20は液晶保持部30の底板32に載置される。この際、液晶表示部20は、側壁部33a~33dに接している。すなわち、液晶表示部20の位置と底板32の位置とは、平面視において同一である。底板32は、底板32の中心線Xが蓋体4の正面側の端部から長さAの位置に配置されるように、設けられている。長さAは、蓋体4の正面側の端部から蓋体4の中心線Yまでの長さBより短い。すなわち、底板32(液晶表示部20)は、蓋体4において正面側に位置するように配置されている。ここで、中心線Xとは、底板32の正面側の端部と背面側の端部との中間点を通る幅方向の線のことである。また、中心線Yとは、蓋体4の正面側の端部と背面側の端部との中間点を通る幅方向の線のことである。
図6を参照すると、本体3は背面側に背面カバー5を備える。図7に示すように、本体3は背面カバー5の内側に本体内基板90を備える。本体内基板90は、第3コネクタ91と第4コネクタ92とを有する。第3コネクタ91は、本体内基板90の正面側の左側に配置されている。第4コネクタ92は、本体内基板90の正面側の右側に配置されている。後述する通り、第3コネクタ91には、第1フラットケーブル40の他端、すなわち、第1フラットケーブル用コネクタ42が接続される。第4コネクタ92には、第2フラットケーブル50の他端、すなわち、第2フラットケーブル用コネクタ52が接続される。
以下、図2及び図3を参照して、蓋体4の組立手順について説明する。
本実施形態に係る炊飯器1では、液晶保持部30、スイッチスペーサ60、第1フラットケーブル40、及び第2フラットケーブル50が基板70に取り付けられ、その後、基板70が窪部83に載置される。基板70が窪部83に載置される際、第1フラットケーブル40と第2フラットケーブル50とのそれぞれの他端は、開口88を介して、蓋体4の外側に配索される。
また、基板70が窪部83に載置される際、第1フラットケーブル40は、ガイド部86に沿うように配索された状態である。すなわち、第1フラットケーブル40は、突条86a,86bの間に配索された状態である。そのため、第1リブ34がガイド部86を上方から覆うことで、第1フラットケーブル40は配索空間36に配索された状態となる。本実施形態では、第1リブ34は台形形状であるため、ガイド部86を第1フラットケーブル40と共に上方から覆う際、第1フラットケーブル40の位置を容易に目視確認できる。従って、第1フラットケーブル40が意図しない位置に配索されることや、部品の間に挟まる等の意図しない状態になることを防止できる。
基板70を窪部83に載置した後、底部80の上面89に天面パネル10を取り付けることで、蓋体4は組み立てられる。天面パネル10を取り付ける際、第1フラットケーブル40は第1リブ34によって保持されているため、第1フラットケーブル40が意図しない位置に配索されることや、意図しない状態になることが防止され得る。そのため、蓋体4を組み立てる際の組立精度が向上し得る。
以下、図3、図4、及び図5を参照して、第1フラットケーブル40と第2フラットケーブル50との窪部83における配索ルートについて説明する。
第1フラットケーブル40は、一端が第1コネクタ76に接続され、窪部83に配索されている。具体的には、第1フラットケーブル40は、第1コネクタ76の背面側に第1フラットケーブル用コネクタ41が接続され、正面側に向かって折り曲げられた後、右側に向かってさらに折り曲げられ、ガイド部86に沿って配索空間36内を配索される。その後、第1フラットケーブル40は、背面側に向かってさらに折り曲げられ、開口88を介して窪部83から窪部83の外部に延びている。
第2フラットケーブル50は、一端が第2コネクタ77に接続されている。具体的には、第2フラットケーブル50は、第2コネクタ77の背面側に第2フラットケーブル用コネクタ51が接続され、窪部83から開口88を介して窪部83の外部に延びている。
図6および図7を参照すると、窪部83の外部の第1フラットケーブル40は、蓋体4の背面側に設けられ、蓋体4を本体3に軸支する図示しないヒンジの上方を通過し、第1フラットケーブル用コネクタ42が第3コネクタ91に接続される。また、窪部83の外部の第2フラットケーブル50は、第1フラットケーブル40と同様に、ヒンジの上方を通過し、第2フラットケーブル用コネクタ52が第4コネクタ92に接続される。
本実施形態の炊飯器1によれば、第1コネクタ76から開口88まで配索された第1フラットケーブル40が、配索空間36内に配索されている。前述の通り、第1フラットケーブル40は、折り曲げられた状態で配索されている。折り曲げられた部分には、若干の弾性力が働き、第1フラットケーブル40が浮いている状態、換言すると、第1フラットケーブル40にたるみが生じている状態となる。しかし、第1フラットケーブル40が配索空間36内に配索されている、すなわち、第1フラットケーブル40が第1リブ34によって保持されているため、たるみが生じた第1フラットケーブル40が意図しない位置に移動することが抑制ないし防止され得る。そのため、蓋体4を組み立てる際、具体的には、天面パネル10を取り付ける際、第1フラットケーブル40が天面パネル10や他の部品に挟まれることが防止され得る。従って、蓋体4を組み立てる際の組立精度が向上され得る。
また、第1リブ34は板状で、液晶保持部30の底板32の面32aと平行に突出している。そのため、液晶保持部30を窪部83内に配置することで、第1リブ34が第1フラットケーブル40を保持する保持機構となる。すなわち、第1フラットケーブル40の保持機構を別部品として設ける必要がない。従って、窪部83のスペースを広く確保できる。また、液晶保持部30を窪部83に配置すると同時に第1フラットケーブル40を所定の位置に収納できる。
また、隆起部84にはガイド部86が設けられているため、第1フラットケーブル40が水平方向に動くことが抑制ないし防止され、確実に第1フラットケーブル40を所定の位置に収納できる。また、ガイド部86は第1フラットケーブル40の配索位置の目印となるため、組立時の施工ミスを防止できる。さらに、隆起部84の全幅にわたって突条86a,86bが設けられているため、突条86a,86bが天面84aに対する補強材となり得る。すなわち、ガイド部86によって、隆起部84が補強され得る。
本実施形態では、第1リブ34によって第1フラットケーブル40を所定の位置に収納できるため、第1コネクタ76と第2コネクタ77とを離間して配置することができる。第1コネクタ76と第2コネクタ77とが、離間して配置されることで、窪部83内での部品の配置に関する設計自由度が向上し得る。そのため、液晶表示部20と操作部12とを、蓋体4の上面の正面側に配置することが可能になる。その結果、使用者が炊飯器1を操作する際、液晶表示部20と操作部12とが使用者の近くに配置される状態となるため、操作性が向上し得る。
また、第1フラットケーブル40と第2フラットケーブル50との両方が同一の開口88から窪部83の外側に延びている。第1リブ34が設けられていることで、第1フラットケーブル40が窪部83を横断するように配索され得るため、第1コネクタ76の近傍に開口を設ける必要がない。すなわち、窪部83に新たに開口を設けることなく、第1フラットケーブルと第2フラットケーブルとを窪部83内に配置できる。
以上より、本実施形態の炊飯器1によれば、配索された第1フラットケーブル40を所定の位置に収納でき、組立精度を向上させ得る。
(第2実施形態)
図8及び図9を参照すると、本発明の第2実施形態に係る炊飯器1の構成は、以下の点で第1実施形態と異なる。第2実施形態のその他の構成は第1実施形態と同様であり、第1実施形態と同一ないし同様の要素には同一の符号を付している。
第2実施形態では、第1リブ34に代わり、第2リブ(保持機構)100が底部80に設けられている。第2リブ100は突条86aの平面視における幅方向の中央部に設けられている。第2リブ100は突条86aの先端から正面側に向かって、天面84aと平行に離間して延びている。第2リブ100は、突条86aと一体的に形成されている。
第2リブ100、突条86a,86b、及び天面84aによって配索空間102が画定されている。第1フラットケーブル40は、ガイド部86に沿って配索空間102内を配索される。第2実施形態では、第2リブ100と液晶保持部30の側壁部33aとの間に隙間101がある。第1フラットケーブル40を配索する際、第1フラットケーブル40は隙間101から配索空間102内に通される。
第2実施形態の炊飯器1によれば、第2リブ100が底部80に設けられているため、例えば液晶保持部30等の部品を必要とすることなく、第1フラットケーブル40を底部80の所定の位置に収納できる。
1 炊飯器(調理器)
3 本体
4 蓋体
5 背面カバー
7,8 中心線
10 天面パネル
11 透過部
12 操作部
12a ボタン
20 液晶表示部
30 液晶保持部
31 ガイドリブ
32 底板
32a 面
33a,33b,33c,33d 側壁部
34 第1リブ(保持機構)
35 隙間
36 配索空間
40 第1フラットケーブル
41,42 第1フラットケーブル用コネクタ
50 第2フラットケーブル
51,52 第2フラットケーブル用コネクタ
60 スイッチスペーサ
61 ガイドリブ
62 操作連動部
70 基板
71 ガイドリブ取付部
72 ガイドリブ取付部
73,74,75 切欠き部
76 第1コネクタ
77 第2コネクタ
80 底部
81 蒸気口
82 開ボタン
83 窪部
84 隆起部
84a 天面
86 ガイド部
86a,86b 突条
87 底面
88 開口
89 上面
90 本体内基板
91 第3コネクタ
92 第4コネクタ
100 第2リブ(保持機構)
101 隙間
102 配索空間

Claims (6)

  1. 本体と、
    前記本体の上部に開閉自在に取り付けられ、窪部を有する底部を備える蓋体と、
    前記窪部に設けられている開口と、
    前記窪部に配置され、前記開口から離間して配置されている第1コネクタを有する基板と、
    一端が前記第1コネクタに接続され、前記窪部に配索され、前記開口を介して前記窪部から前記窪部の外部に延びている第1フラットケーブルと、
    前記窪部で前記第1フラットケーブルを前記底部に保持するための保持機構と
    を備える、調理器。
  2. 前記窪部で液晶表示部を保持する液晶保持部をさらに備え、
    前記保持機構は、前記液晶保持部に設けられた第1リブである、請求項1に記載の調理器。
  3. 前記液晶保持部は、
    前記液晶表示部が載置される底板と、
    前記底板の全周から、前記底板の面に対して上方に延びる側壁部と
    を備え、
    前記第1リブは前記側壁部から外側に向かって、前記底板の前記面と平行に突出している板部材である、請求項2に記載の調理器。
  4. 前記保持機構は、前記底部に設けられた第2リブである、請求項1に記載の調理器。
  5. 前記窪部はガイド部を備え、
    前記第1フラットケーブルは、前記ガイド部に沿って配索されている、請求項1から4のいずれかに記載の調理器。
  6. 前記開口付近で前記基板に対して設けられた第2コネクタと、
    一端が前記第2コネクタに接続され、前記開口を介して前記窪部から前記窪部の前記外部に延びている第2フラットケーブルと
    を備える、請求項1から5のいずれかに記載の調理器。
JP2021020015A 2021-02-10 2021-02-10 調理器 Active JP7539324B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021020015A JP7539324B2 (ja) 2021-02-10 2021-02-10 調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021020015A JP7539324B2 (ja) 2021-02-10 2021-02-10 調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022122647A true JP2022122647A (ja) 2022-08-23
JP7539324B2 JP7539324B2 (ja) 2024-08-23

Family

ID=82939413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021020015A Active JP7539324B2 (ja) 2021-02-10 2021-02-10 調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7539324B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3717744B2 (ja) 2000-04-07 2005-11-16 象印マホービン株式会社 信号線のシール構造
JP3917028B2 (ja) 2002-07-15 2007-05-23 象印マホービン株式会社 調理器の防水構造
CN205214963U (zh) 2015-10-20 2016-05-11 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 锅盖组件和具有其的烹饪器具

Also Published As

Publication number Publication date
JP7539324B2 (ja) 2024-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7738239B2 (en) Electronic apparatus
JP5337279B1 (ja) 電子機器
US7729519B2 (en) Electronic apparatus
US20130109212A1 (en) Waterproof connector
US20170052611A1 (en) Information processing apparatus and base member
JP2022122647A (ja) 調理器
JP2013092731A (ja) 操作部ユニットの取付構造及び画像形成装置
JP2008021436A (ja) 画像形成装置
JPH10307640A (ja) 携帯形情報機器
US11984278B2 (en) Hinge structure of button and electronic device
JP4309732B2 (ja) 情報機器
JP4865055B2 (ja) 電子機器
JP6501293B2 (ja) ガス器具用のリモコン
JP4843575B2 (ja) チルト構造および電子機器
JP2008009904A (ja) 電子機器
JP5634325B2 (ja) キー取付構造
JP2015023960A (ja) 遊技機用配線保持構造
JP5750984B2 (ja) 電子機器の防水構造
JP7023252B2 (ja) スイッチ装置
JP3588580B2 (ja) バッテリ収容装置
JP5130982B2 (ja) グロメットおよびそれを使用した電子機器の防水構造
JPH10154428A (ja) スイッチ取付構造
JP3394946B2 (ja) 電子機器
JP3789732B2 (ja) 液晶表示装置の製造方法
JP2019186115A (ja) 電気機器

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210212

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20231101

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240423

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240613

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240806

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240813

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7539324

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150