JP2022122531A - 洗浄機及び洗浄システム - Google Patents
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Abstract
【課題】洗浄水タンクに貯留された水の入れ替えをする際の作業性を向上させることができる洗浄機及び洗浄システムを提供する。【解決手段】予備洗浄機1は、食器が収容される位置よりも下方に配置され、洗浄室内に噴射される水と共に落下してくる、食器に付着していた残菜を回収する残菜回収フィルタ19と、洗浄水タンク15に貯留された水を排水させる排水バルブ34と、洗浄水タンク15に貯留された水を入れ替えさせる指示命令を受け付けた場合、排水バルブ34を制御して洗浄水タンク15に貯留された水を排出させ、水を排出させた後に洗浄水タンク15が所定水位Hとなるように水を供給させるコントローラと、を備える。【選択図】図4
Description
本発明は、洗浄機及び洗浄システムに関する。
洗浄水タンクに貯留された水を洗浄室内に噴射して被洗浄物を洗浄する洗浄工程の実行と、濯ぎ水タンクに貯留された水を洗浄室内に噴射して被洗浄物を濯ぐ濯ぎ工程の実行とを一サイクルとする洗浄運転を行い、濯ぎ工程において洗浄室内に供給される水を洗浄水タンクに回収して次のサイクルの洗浄工程において使用する洗浄機が知られている。例えば、特許文献1に開示された洗浄機には、洗浄運転時に洗浄水タンクにおいて所定水位を超えて供給される水を排水するオーバーフロー管が、洗浄水タンクの底部に設けられた排水口に挿し込まれた状態で設けられている。特許文献1の洗浄機では、上記のオーバーフロー管を排水口から引き抜くことで、洗浄水タンクに貯留された水を排水させることができる。
上記従来の洗浄機では、洗浄水タンクの水を入れ替える際に洗浄水タンクに貯留された水を排水するために、作業者がオーバーフロー管を排水口から引き抜く作業が必要となるので作業性に劣る。また、被洗浄物に付着していた残菜を回収する残菜回収フィルタを備える洗浄機では、油や残菜が付着している被洗浄物を洗浄するため、洗浄水の汚濁の進み具合が早い。そのため、洗浄水タンクの水の全排水を頻繁に行う必要がある。このような場合に、上記従来の洗浄機の構成では、オーバーフロー管を引き抜く作業を頻繁に行うことになるため、作業者の負担が大きかった。
そこで、本発明は、洗浄水タンクに貯留された水の入れ替えをする際の作業性を向上させることができる洗浄機及び洗浄システムを提供することを目的とする。
本発明に係る洗浄機は、洗浄水タンクに貯留された水を洗浄室内に噴射する洗浄工程の実行と、濯ぎ水タンクに貯留された水を洗浄室内に噴射する濯ぎ工程の実行とを一サイクルに含む洗浄運転において、濯ぎ工程において洗浄室内に噴射することで供給される所定水量の水を洗浄水タンクに回収して次サイクルの洗浄工程において使用すると共に、洗浄水タンクに貯留されている水の一部を一サイクルの洗浄運転で入れ替える、洗浄機であって、被洗浄物が収容される位置よりも下方に配置され、洗浄室内に噴射される水と共に落下してくる、被洗浄物に付着していた残菜を回収する残菜回収フィルタと、浄水タンクに貯留された水を排水させる排水装置と、洗浄水タンクに貯留された水を入れ替えさせる指示命令を受け付けた場合、排水装置を制御して洗浄水タンクに貯留された水を排出させ、水を排出させた後に洗浄水タンクが所定水位となるように水を供給させる制御部と、を備える。
この洗浄機では、制御部は、洗浄水タンクに貯留された水を入れ替えさせる指示命令を受け付けた場合、排水装置を制御して、洗浄水タンクに貯留された水を排出させる。そのため、作業者がオーバーフロー管を排水口から引き抜く作業をなくすことができる。これにより、洗浄水タンクに貯留された水の入れ替えをする際の作業性を向上させることができる。
本発明に係る洗浄機では、作業者から洗浄水タンクに貯留された水を入れ替えさせる指示の入力を受け付ける操作部を更に備え、制御部は、操作部において指示が入力されることで操作部から出力される指示命令を受け付けてもよい。この構成では、洗浄機に備えられた操作部を操作することによって、水の入れ替えを指示することができる。そのため、水の入れ替えの指示を簡易な操作で行うことができる。
本発明に係る洗浄システムは、予備洗浄機として設けられる上記の洗浄機と、予備洗浄機において洗浄された被洗浄物を洗浄する本洗浄機と、を備える。
このような予備洗浄機は、被洗浄物に付着した残菜等を取り除くことを主目的に設置されるので、洗浄水タンクの汚濁の進み具合が早くなる。このような予備洗浄機は、被洗浄物に付着した残菜等を取り除くことを主目的に設置されるので、洗浄水タンクの汚濁の進み具合が早くなる。この洗浄システムでは、このような予備洗浄機において、洗浄水タンクに貯留された水の入れ替えをする際の作業性を向上させることができる。
本発明によれば、洗浄水タンクに貯留された水の入れ替えをする際の作業性を向上させることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。以下の説明においては、図2~図4、図7及び図8で規定する方向(上下方向、前後方向、左右方向)を説明に用いる。
図1に示されるように、洗浄システム200は、予備浸漬タンク203と、第一搬送部204と、予備洗浄機1と、本洗浄機101と、第二搬送部205と、を備えている。予備浸漬タンク203と、第一搬送部204と、予備洗浄機1と、本洗浄機101と、第二搬送部205とは、平面視したときにL字型に配置されている。
予備浸漬タンク203は、水を貯留するタンクである。予備浸漬タンク203では、食器(被洗浄物)Dに付着するひどい汚れ等の除去が行われてもよい。第一搬送部204は、予備浸漬タンク203の隣りに配置されている。第一搬送部204は、食器ラックRを予備洗浄機1の洗浄室3に搬入する。食器ラックRは、皿や茶碗等の食器Dが並べられる格子状の部材である。第一搬送部204は、第一搬送部204の基台204aに食器ラックRが載置されたことが検知されると、アーム部材204bが移動して食器ラックRを予備洗浄機1の洗浄室3へ押し出す。
予備洗浄機1は、本洗浄機101における食器Dの洗浄に先だち、食器Dの表面に付着した残菜等を洗い流すために設けられる洗浄機である。すなわち、予備洗浄機1は、予備浸漬タンク203において人手を介して行われていた食器Dの予備洗浄を実施する洗浄機である。
図2に示されるように、予備洗浄機1は、ステンレス製のパネルで覆われた洗浄機本体2を有している。洗浄機本体2は、洗浄室3が形成された上側部分2Aと、機械室4が形成された下側部分2Bとに仕切られている。洗浄機本体2の背面側におけるコーナ部には、上側部分2Aと下側部分2Bとに渡って上下方向に延びる支柱6が配置され、支柱6,6間には背面パネル5が配置されている。
洗浄機本体2の上側部分2Aには、洗浄室3の開閉を行うための箱型のドア7が設けられている。このドア7は、ステンレス製の一対の支柱6,6により上下動自在に案内されると共に、前方において水平方向に延在するハンドル8Aによって上下動する。ドア7は、第一搬送部204の搬送に連動して自動で開閉が行われる。また、ドア7は、食器Dの洗浄運転の終了に連動して自動で開閉が行われる。
ハンドル8Aの両端には左右一対の回動アーム8B,8Bの先端が固定され、回動アーム8B,8Bはドア7の側面7Aに沿って斜めに配置されている。回動アーム8B,8Bには、ドア7の側面7Aに沿って配置されたリンク部8Cの一端が回動自在に連結され、リンク部8Cの他端は、軸ピン8Dを介してドア7に連結されており、ハンドル8Aの回動運動に対してドア7が上下運動可能となっている。洗浄機本体2の底面の四隅には脚部9が取り付けられている。
図3及び図4に示されるように、洗浄室3内には、ラックレール11が着脱自在に配置されており、このラックレール11上に、飲食後の皿や茶碗等の食器Dが並べられた格子状の食器ラックRが載置される。洗浄室3の上部には、放射状に延びる三本のアームからなる上側洗浄ノズル12Aと、二本のアームからなる上側濯ぎノズル13Aとがそれぞれ回転自在に配置されている。同様に、洗浄室3の下部には、放射状に延びる三本のアームからなる下側洗浄ノズル12Bと、二本のアームからなる下側濯ぎノズル13Bとがそれぞれ回転自在に配置されている。食器ラックRに並べられた食器Dは、上側洗浄ノズル12A及び下側洗浄ノズル12Bによって上下から洗浄水が噴射され、上側濯ぎノズル13A及び下側濯ぎノズル13Bによって上下から濯ぎ水が噴射される。
洗浄水タンク15の前面には、洗浄水吸込口を介して洗浄ポンプ23が接続されている。洗浄ポンプ23の吐出口には洗浄水吐出管21が接続されている。洗浄ポンプ23は、コントローラ35によって制御される。洗浄水吐出管21は、第一洗浄水吐出管21Aと第二洗浄水吐出管21Bとに分岐して、第一洗浄水吐出管21Aは上側洗浄ノズル12Aに接続され、第二洗浄水吐出管21Bは下側洗浄ノズル12Bに接続されている。洗浄水タンク15内には、洗浄能力及び殺菌能力を向上させるために洗浄水を加熱する洗浄水ヒータ16が設けられている。
洗浄水タンク15の上部開口部には、板状の仕切板18が配置されている。仕切板18には、二つの開口部18a(図4において、もう一つの開口部18aは断面手前側に配置されているので図示を省略している。)が設けられており、開口部18aのそれぞれの下方には残菜回収フィルタ19が設けられている。なお、図3及び図7においては、説明の便宜上、残菜回収フィルタ19の図示を省略している。残菜回収フィルタ19は、食器Dが収容される位置よりも下方に配置され、洗浄室3内に噴射される水と共に落下してくる、食器Dに付着していた残菜を回収する。図5(a)及び図5(b)に示されるように、残菜回収フィルタ19は、本体19Aと、取っ手19Bと、を有している。
本体19Aは、かご状に形成されている。本体19Aの側面及び底面は、メッシュ部材によって形成されている。取っ手19Bは、2本設けられている。取っ手19Bは、本体19Aの長手方向に沿って延在している。取っ手19Bは、本体19Aに対して回動可能に設けられている。取っ手19Bの端部のそれぞれは、本体19Aの長手方向の側部において、本体19Aの短手方向の中央に接続されている。2本の取っ手19Bは、互いに離間して傾倒した第1位置(図5(a))と、互いに近接して起立した第2位置(図5(b))と、の間で回動可能に設けられている。図5(a)に示されるように、取っ手19Bは、第1位置において、本体19Aの上面から突出しないように収容される。具体的には、取っ手19Bは、第1位置において、本体19Aの縁に設けられた段差部19Cに配置される。段差部19Cの段差は、取っ手19Bの太さ(厚み)よりも大きい。
残菜回収フィルタ19を予備洗浄機1に設置する場合には、取っ手19Bを第1位置にする。これにより、取っ手19Bが仕切板18よりも上方に突出しないため、取っ手19Bが洗浄の邪魔になることを回避できる。残菜回収フィルタ19を予備洗浄機1から取り外す場合には、取っ手19Bを第2位置にして、取っ手19Bを持って残菜回収フィルタ19を引き上げる。取っ手19Bが本体19Aの長手方向の側部に接続されているため、残菜回収フィルタ19を安定的に持ち上げることができる。残菜回収フィルタ19から残菜を排出する際には、取っ手19Bを第1位置にする。これにより、残菜が取っ手19Bに引っ掛かることを抑制できる。また、残菜回収フィルタ19の洗浄を容易に行うことができる。
残菜回収フィルタ19に流れ込んだ残菜は本体19Aによって受け止められ、残菜回収フィルタ19に流れ込んだ水は本体19Aのメッシュ部材を通過して洗浄水タンク15に流れ込む。すなわち、上側洗浄ノズル12A及び下側洗浄ノズル12Bから噴射された水は、洗浄水タンク15に回収される。
図4に示されるように、洗浄水タンク15の底面15aには、第一排水管33が接続される排水口15cが形成されている。排水口15cは、後述する排水口15dの下方、すなわち、第一排水管33の開口端部は、第二排水管17の開口端部の下方に設けられている。底面15aは、排水口15cに向かって傾斜している。第一排水管33は、排水口15cに接続されている。第一排水管33には、排水バルブ(排水装置)34が設けられている。排水バルブ34は、いわゆるボールバルブタイプのバルブであり、第一排水管33における水の流路に配置された弁体であるボールがモータの駆動で回動されることによって、第一排水管33の水の流れを止めたり流したりする。排水バルブ34は、コントローラ35によって制御され、排水バルブ34の弁体が開かれることによって洗浄水タンク15に貯留された水を排水する。
洗浄水タンク15の前面に位置する側面15bには、第二排水管17が接続される排水口15dが形成されている。第二排水管17は、洗浄水タンク15において所定水位Hを超えて供給される水を排水するオーバーフロー管として機能するだけでなく、洗浄水タンク15に貯留される水面近くに集まる汚れ(例えば油分や浮遊物等)を排出する機能、排水バルブ34の開弁不良による溢水を防止する機能も有している。残菜回収フィルタ19は、残菜回収フィルタ19の底面19aが所定水位Hよりも上方H1に位置するように配置されている。第二排水管17が接続される排水口15dは、洗浄水タンク15の前面に形成されるので清掃性に優れている。
機械室4内には、外部から給水管25Aを介して濯ぎ水が供給される濯ぎ水タンク25が配置されている。濯ぎ水タンク25には、濯ぎ水吸込管29を介して濯ぎポンプ27が接続されている。濯ぎポンプ27の吐出口には濯ぎ水吐出管31が接続されている。濯ぎポンプ27は、コントローラ35によって制御される。濯ぎ水吐出管31は、第一濯ぎ水吐出管31Aと第二濯ぎ水吐出管31Bとに分岐して、第一濯ぎ水吐出管31Aは上側濯ぎノズル13Aに接続され、第二濯ぎ水吐出管31Bは下側濯ぎノズル13Bに接続されている。
洗浄機本体2の側方には、予備洗浄機1の各種状態を表示すると共に作業者が各種設定を入力するための操作パネル(操作部)10が設けられている。図6に示されるように、操作パネル10には、洗浄水入替のボタンBが設けられている。洗浄水入替のボタンBは、作業者から、洗浄水タンク15に貯留された水を入れ替えさせる指示の入力を受け付ける。操作パネル10は、洗浄水入替のボタンBが作業者によって押下(例えば、3秒長押し)されると、水の入れ替えを開始させる入替開始信号(指示命令)をコントローラ35に出力する。操作パネル10は、予備洗浄機1が運転ONの状態で且つ待機中に、洗浄水入替のボタンBの入力を受け付ける。操作パネル10は、運転OFF時、初期給湯中、コース運転中、及び、洗浄水タンク15の水の全排出中には、洗浄水入替のボタンBの入力を受け付けない(ボタンBの操作を無効とする)。操作パネル10には、運転の入/切を操作するボタン、運転を休止させるボタン、コースを切り替えるボタン、温度を設定するボタン、温度を表示するディスプレイ等が更に設けられている。
機械室4内には、予備洗浄機1の動作全般を制御するコントローラ(制御部)35が内蔵された電装ボックス(図示せず)等が収容されている。コントローラ35は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等、相互に接続されている。コントローラ35は、例えばROMに格納されているプログラムがRAM上にロードされてCPUで実行されることにより、予備洗浄機1における各種制御処理を実行する受付部が形成される。受付部は、洗浄水タンク15に貯留された水を入れ替えさせる入替開始信号を受け付ける。
コントローラ35は、予備洗浄機1において、洗浄水タンク15に貯留された水を洗浄室3内に噴射する洗浄工程の実行と、濯ぎ水タンク25に貯留された水を洗浄室3内に噴射する濯ぎ工程の実行とを一サイクルとする洗浄運転を実行する予備洗浄機1における各種動作を制御する。更に詳細には、コントローラ35は、濯ぎ工程において洗浄室3内に供給される所定水量(例えば2.0L)の水を洗浄水タンクに回収して次サイクルの洗浄工程において使用すると共に、洗浄水タンク15に貯留されている水のうち所定水量(例えば2.0L)の水の一部を一サイクルの洗浄運転で入れ替える予備洗浄機1における各種動作を制御する。
コントローラ35は、予め設定された供給水量に基づいて、濯ぎポンプ27の作動を制御する。より詳細には、コントローラ35は、第一排水管33から排水させる水量が濯ぎ工程において供給される水量(供給水量)(例えば2.0L)よりも少なくなるように(例えば1.7L)、排水バルブ34を制御する。排水制御部61は、排水バルブ34の開放時間及び開度の少なくとも一方を制御することによって(又は/加えて、流量センサによって第一排水管33を流れる水量を計測することによって)、第一排水管33から排水させる水量が供給水量よりも少ない水量となるように制御する。
コントローラ35は、洗浄水タンク15に貯留された水を入れ替えさせる入替開始信号を受け付ける。本実施形態では、作業者等によって、操作パネル10の洗浄水入替のボタンBが押下(例えば、3秒長押し)されたことにより出力される入替開始信号を受け付ける。コントローラ35は、操作パネル10から入替開始信号を受け付けると、排水バルブ34の弁体を開かせる。コントローラ35は、排水バルブ34を所定時間作動させると、排水バルブ34の弁体を閉じさせる。本実施形態では、コントローラ35は、洗浄水タンク15に貯留された水を全て排出させると、初期給湯を開始させる。
次に、本洗浄機101について説明する。本洗浄機101は、予備洗浄機1において予備洗浄された食器Dを洗浄する。本洗浄機101は、予備洗浄機1に備わる第二排水管17、第一排水管33及び排水バルブ34(図4参照)に代えて、図8に示されるような第三排水管133及びオーバーフロー管134を備えている点を除き、予備洗浄機1の構成と一致している。すなわち、図7及び図8において、予備洗浄機1を構成する構成物品と同じ参照符号で示される本洗浄機101の構成部品は、予備洗浄機1を構成する構成物品と同じ機能を有する。なお、説明の便宜のため、「洗浄水タンク115」、「底面115a」、「排水口115c」については、機能は同じでも異なる参照符号を用いることにする。ここでは、第三排水管133及びオーバーフロー管134についてのみ説明する。
本洗浄機101の洗浄水タンク115の底面115aには、第三排水管133が接続される排水口115cが形成されている。第三排水管133には、予備洗浄機1とは異なり排水バルブ34が設けられていない。したがって、第三排水管133に流れ込む水は、第三排水管133の途中でせき止められることはなく、そのまま下流方向に流れる。洗浄水タンク115の排水口115cには第三排水管133が接続されると共に、鉛直方向上方に延在するオーバーフロー管134が挿し込まれている。オーバーフロー管134の開口上端は、本洗浄機101の所定水位Hに位置している。濯ぎ工程において、洗浄水タンク115の所定水位Hを越えて供給される水は、オーバーフロー管134を介して第三排水管133から排出される。オーバーフロー管134は、排水口115cに抜き差し(着脱)可能に設けられており、作業者によって排水口115cから引き抜かれることで、洗浄水タンク115に貯留された水を全排水することができる。
続いて、洗浄システム200の動作について説明する。予備洗浄機1の電源スイッチがONされると、予備洗浄機1の濯ぎ水タンク25内の温水を濯ぎポンプ27によって上側濯ぎノズル13A及び下側濯ぎノズル13Bを介して洗浄室3へ噴射することにより、洗浄水タンク15内へ温水が供給され、洗浄水タンク15には所定水位Hの水が貯留される。また、本洗浄機101の電源スイッチがONされると、本洗浄機101の濯ぎ水タンク25内の温水を濯ぎポンプ27によって上側濯ぎノズル13A及び下側濯ぎノズル13Bを介して洗浄室3へ噴射することにより、洗浄水タンク115内へ温水が供給され、洗浄水タンク115には所定水位Hの水が貯留される。
予備洗浄機1及び本洗浄機101の濯ぎ水タンク25内の温水の温度は、例えば、80℃前後に設定されている。これにより、本洗浄機101及び予備洗浄機1において初期給湯が完了する。そして、初期給湯量に合った量の洗剤が洗浄水タンク115内に供給されて、洗浄水タンク115内の洗浄水の洗剤濃度が所定濃度となる。
なお、予備洗浄機1及び本洗浄機101においては、上側濯ぎノズル13A及び下側濯ぎノズル13Bを介して洗浄室3に水を供給する構成に代えて、専用の給湯配管を設けて供給する構成としてもよい。
初期給湯後、ユーザが食器ラックRを第一搬送部204の基台204aに載置すると、第一搬送部204は食器ラックRが基台204aに載置されたことを検知して、アーム部材204bによる食器ラックRの予備洗浄機1への押し出しを開始する。食器ラックRが予備洗浄機1の洗浄室3に搬入され、ドア7が閉められたことが検知されると、運転開始信号がコントローラ35へ入力される。運転開始信号がコントローラ35へ入力されると、予備洗浄機1での食器Dの洗浄運転、すなわち洗浄工程及び濯ぎ工程を一サイクルに含む洗浄運転が開始される。食器Dの洗浄工程は、洗浄水タンク15内の洗浄水を洗浄室3内の食器Dに向けて噴射することにより行われる。洗浄水タンク15内の洗浄水の温度は、例えば、60℃~70℃となるように設定されている。
洗浄水タンク15内に貯留された洗浄水は、洗浄ポンプ23が始動することにより、洗浄水吐出管24等を介して上側洗浄ノズル12A及び下側洗浄ノズル12Bに圧送されて、上側洗浄ノズル12A及び下側洗浄ノズル12Bから洗浄室3内の食器に向けて噴射される。上側洗浄ノズル12A及び下側洗浄ノズル12Bから洗浄室3内に噴射された洗浄水は、食器から残菜及び汚れ(以下、「残菜等」とも示す。)を剥がし落とし、洗浄水と共に開口部18aに流れ込み、かご状の残菜回収フィルタ19に回収される。洗浄水タンク15内に回収された洗浄水は、洗浄ポンプ23により再び洗浄室3内に循環供給される。予め定められた洗浄時間(例えば41秒間)が経過すると洗浄工程が終了し、一時的な休止後(例えば5秒間)に濯ぎ工程が開始される。
排水バルブ34は、洗浄工程が終了する1秒前に作動を開始し、濯ぎ工程の開始直前に作動を停止する。より詳細には、洗浄工程終了間際の1秒に休止時間5秒を加えた6秒間において、最初の3秒間で弁体(ボール)を開き、最後の3秒間で弁体を閉じる。このような排水バルブ34の動作によって、予め設定された供給水量V0(例えば、2.0L)、すなわち濯ぎ工程において洗浄室3内に噴射される水の量よりも少ない量(第一水量V1)(例えば、1.7L)の水が第一排水管33を介して排水される。このような濯ぎ工程が開始されるまでの第一排水管33を介した排水によって、主に洗浄水タンク15の下方に貯留されている水が排出される。
なお、洗浄工程終了後に休止時間を設けることなく濯ぎ工程を開始すると、洗浄工程において上側洗浄ノズル12Aや洗浄室3の上面に付着した洗浄水が垂れて(後垂れ)、濯ぎ水に混ざったり食器Dに付着したりするので濯ぎ性能が低下する。上述した休止時間(5秒)は、上記のような後垂れが落ち着いた後に濯ぎ工程を開始させることを目的として設けられる。本実施形態では、このような目的で設けられる休止時間を利用して第一排水管33を介した排水が行われるので、上述した排水動作が実施されたとしても一サイクルの洗浄運転に要するトータルの時間が長くなることはない。
食器Dの濯ぎ工程は、濯ぎ水タンク25内の濯ぎ水を洗浄室3内の食器Dに向けて噴射することにより行われる。濯ぎ水タンク25内に貯留された濯ぎ水は、予備洗浄機1における濯ぎポンプ27が始動することにより、濯ぎ水吐出管31等を介して上側濯ぎノズル13A及び下側濯ぎノズル13Bに圧送されて、上側濯ぎノズル13A及び下側濯ぎノズル13Bから食器に向けて噴射される。濯ぎ水タンク25から圧送される濯ぎ水の温度は、例えば、80℃前後に設定されている。
濯ぎ工程においては、洗浄水タンク15に回収された濯ぎ水は洗浄水と混ざり合い、次回の洗浄工程における洗浄水として使用される。濯ぎ工程においては、排水バルブ34は作動せず、第一排水管33を介して排出される水はない。このような状態で、洗浄水タンク15の所定水位Hを越えて上側濯ぎノズル13A及び下側濯ぎノズル13Bから噴射される水は、排水口15dから第二排水管17を介して排水される。
より詳細には、洗浄工程において第一排水管33を介して排水された水と同量(第一水量V1)の水が、濯ぎ工程において上側濯ぎノズル13A及び下側濯ぎノズル13Bから噴射されると、洗浄水タンク15の水は所定水位Hとなり、上側濯ぎノズル13A及び下側濯ぎノズル13Bから噴射される第二水量V2(すなわち、供給水量V0から第一水量V1を引いた水量)の水が、排水口15dから第二排水管17を介して排水される。濯ぎ工程では、主に洗浄水タンク15に貯留されている水の表面から排出される。予め定められた濯ぎ時間(例えば5秒間)が経過すると濯ぎ工程が終了し、一時的な休止後(例えば1秒間)に予備洗浄機1における一サイクルの洗浄運転が終了する。
予備洗浄機1の洗浄運転は、後述する本洗浄機101における洗浄運転と同期・連動させることを考慮して、洗浄工程(例えば41秒)、休止時間(例えば5秒)、濯ぎ工程(例えば6秒)及び休止時間(例えば1秒)に要するトータル時間(例えば53秒)が、後述する本洗浄機101における洗浄工程、休止時間、濯ぎ工程及び休止時間に要するトータル時間と一致するように設定されてもよい。
予備洗浄機1における一サイクルの洗浄運転が終了すると、予備洗浄機1におけるドア7が開き、第一搬送部204が次の食器ラックRを予備洗浄機1の洗浄室3に押し出す動作によって、玉突き的に洗浄が完了した食器ラックRを本洗浄機101に押し出す。この結果、予備洗浄機1において洗浄された食器ラックRが本洗浄機101の洗浄室3に搬入される。食器ラックRが本洗浄機101の洗浄室3に搬入されると、本洗浄機101のドア7が閉められる。本洗浄機101のドア7が閉められると、運転開始信号がコントローラ35へ入力される。運転開始信号がコントローラ35へ入力されると、本洗浄機101における食器Dの洗浄運転が開始される。食器Dの洗浄は、洗浄水タンク115内の洗浄水を洗浄室3内の食器に向けて噴射することにより行われる。洗浄水タンク115内の洗浄水の温度は、例えば、60℃~70℃となるように設定されている。
洗浄ポンプ23が始動することにより、洗浄水タンク115内に貯留された洗浄水は、洗浄水吐出管24等を介して上側洗浄ノズル12A及び下側洗浄ノズル12Bに圧送されて、上側洗浄ノズル12A及び下側洗浄ノズル12Bから洗浄室3内の食器に向けて噴射される。洗浄室3内に噴射された洗浄水は、洗浄水タンク115内に回収される。本洗浄機101において洗浄される食器Dは、予備洗浄機1において残菜等がほぼ取り除かれた状態となっている。このため、洗浄水タンク115内に回収される洗浄水は、比較的にきれいな状態の水である。洗浄水タンク115内に回収された洗浄水は、洗浄ポンプ23により再び洗浄室3内に循環供給される。洗浄水による食器の洗浄が所定時間行われると、洗浄ポンプ23の動作を停止する。これにより、本洗浄機101の動作が一時的に休止する。
次に、濯ぎポンプ27が始動することにより、濯ぎ水タンク25内に貯留された濯ぎ水は、濯ぎ水吐出管31等を介して上側濯ぎノズル13A及び下側濯ぎノズル13Bに圧送されて、上側濯ぎノズル13A及び下側濯ぎノズル13Bから食器に向けて噴射される。濯ぎ水タンク25から圧送される濯ぎ水の温度は、例えば、80℃前後に設定されている。濯ぎ工程においては、洗浄水タンク115に回収された濯ぎ水は洗浄水と混ざり合い、次回の洗浄工程における洗浄水として使用されると共に、洗浄水タンク115の所定水位Hを越えて洗浄室3内に供給される水は、オーバーフロー管134を介して洗浄水タンク115から排出される。予め定められた濯ぎ時間が経過すると濯ぎ工程が終了し、一時的な休止後に本洗浄機101における一サイクルの洗浄運転が終了する。そして、第一搬送部204が食器ラックRが基台204aに載置されたことが検知されるまで又は作業者によって洗浄開始ボタンが押下されるまで待機状態となる。
予備洗浄機1では、上記のようなサイクルの洗浄運転を繰り返し、例えば、洗浄水タンク15に貯留される水が汚濁したり、一日の営業を終えるとき等に、洗浄水タンク15に貯留される水を全て排出させることができる。予備洗浄機1では、上述したような待機状態のときに、作業者によって操作パネル10の洗浄水入替のボタンBが押下(例えば、3秒長押し)されると、排水バルブ34の弁体が開放され、洗浄水タンク15に貯留された水が全て排出される。その後、濯ぎポンプ27が作動して、上側濯ぎノズル13A及び下側濯ぎノズル13Bから洗浄室3内に水が噴射され、洗浄水タンク15には、所定水位Hの水が貯留される。
以上説明したように、本実施形態に係る予備洗浄機1では、コントローラ35は、洗浄水タンク15に貯留された水を入れ替えさせる入替開始信号を受け付けた場合、排水バルブ34を制御して、洗浄水タンク15に貯留された水を全て排出させる。そのため、作業者がオーバーフロー管を排水口から引き抜く作業をなくすことができる。これにより、予備洗浄機1では、洗浄水タンク15に貯留された水の入れ替えをする際の作業性を向上させることができる。また、洗浄水タンク15内の水の汚濁の進行具合を確認して、進行具合に応じて水の入れ替えを行うことができる。そのため、適切なタイミングで水の入れ替えを行うことができる。
本実施形態に係る予備洗浄機1は、作業者から洗浄水タンク15に貯留された水の入れ替えの指示の入力を受け付ける操作パネル10を備える。コントローラ35は、操作パネル10において指示が入力されることで操作パネル10から出力される入替指示信号を受け付ける。これにより、コントローラ35は、排水バルブ34を制御して、洗浄水タンク15に貯留された水を全て排出させる。この構成では、予備洗浄機1に備えられた操作パネル10を操作することによって、水の入れ替えを指示することができる。そのため、水の入れ替えの指示を簡易な操作で行うことができる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
上記実施形態の洗浄システム200の予備洗浄機1では、所定水位Hよりも低い位置に設けられた第一排水管33から洗浄水タンク15に貯留された水を排水させる排水装置として排水バルブ34を適用する例を挙げて説明したが、排水バルブ34に代えて、例えば排水ポンプを設けてもよい。また、上記の予備洗浄機1の第二排水管17は、洗浄水タンク15の側面15bに接続されている例を挙げて説明したが、例えば、洗浄水タンク15の底面15aから鉛直方向に延在すると共に、その上端が所定水位Hに位置するように設けられる直管であってもよい。また、上記の予備洗浄機1には、第二排水管17が設けられずに、第一排水管33からのみ排出する構成であってもよい。
上記実施形態の洗浄システム200では、本洗浄機101の構成を予備洗浄機1と異ならせる例を挙げて説明したが、本洗浄機101の構成は、予備洗浄機1の構成と同じとしてもよい。
上記実施形態では、予備洗浄機1及び本洗浄機101のそれぞれに操作パネル10が設けられている例を挙げて説明したがこれに限定されない。例えば、予備洗浄機1及び本洗浄機101をまとめて操作する統括操作パネルが予備洗浄機1の側面に設けられてもよいし、第一搬送部204又は第二搬送部205に設けられてもよい。また、上述した操作パネルに代えて、又は加えて、同様の機能を有するタブレット及びスマートフォンのような端末装置が設けられてもよい。
上記実施形態及び変形例では、操作パネル10において洗浄水入替のボタンBが押下されたとき及びクリーニング制御が実行されたときに、洗浄水タンク15に貯留された水が全て排出される例を挙げて説明したが、洗浄水タンク15に貯留された水の一部を残すように、洗浄水タンク15に貯留された水が排出されてもよい。
上記実施形態及び変形例の予備洗浄機1及び本洗浄機101では、仕切板18の開口部18aの下方に残菜回収フィルタ19が設けられている例を挙げて説明したがこれに限定されない。残菜回収フィルタは、例えば、洗浄機本体2の下側部分2Bにおいて、下側部分2Bの前面に配置される収容部に設けられていてもよい。収容部は、残菜回収フィルタを収容する収容空間を有している。この構成では、残菜回収フィルタは、食器Dが収容される位置よりも下方に配置され、洗浄室3内に噴射される水と共に落下して、例えば案内部材によって残菜回収フィルタに案内(誘導)される残菜を回収する。
上記実施形態及び変形例の予備洗浄機1及び本洗浄機101は、洗浄工程と濯ぎ工程とを一サイクルとする洗浄運転を例に挙げて説明したが、これらの工程に加えて、乾燥工程、蒸気回収工程等、他の工程が含まれもよい。
上記実施形態及び変形例の洗浄システム200では、予備浸漬タンク203と、第一搬送部204と、予備洗浄機1と、本洗浄機101と、第二搬送部205とは、平面視したときにL字型に配置されている例を挙げて説明したが、直線状に配置されていてもよい。
上記実施形態及び変形例の洗浄システム200では、第一搬送部204によって予備洗浄機1への食器ラックRの移動、及び予備洗浄機1から本洗浄機101への食器ラックRの移動が行われ、第二搬送部205によって本洗浄機101から食器ラックRの移動が行われる例を挙げて説明したが、上記のそれぞれの移動は、作業者によって行われてもよい。
上記実施形態及び変形例の予備洗浄機1及び本洗浄機101は、ドア7が上下方向に可動自在に設けられたタイプの洗浄機を例に挙げて説明したが、例えば、オーブンのように洗浄機本体2の前面側にドア7が設けられたタイプの食器洗浄機等にも適用することができる。
上記実施形態及び変形例では、食器Dに対して予備洗浄を実施する予備洗浄機1と、本洗浄を実施する、予備洗浄機1とは別体の本洗浄機101とが並べて配置された洗浄システム200を例に挙げて説明したが、これに限定されない。例えば、筐体は一つであるが、予備洗浄を実施する予備洗浄室と、本洗浄を実施する本洗浄室とが形成され、予備洗浄室から本洗浄室への食器Dの移動をコンベヤ等で行うタイプの洗浄機に本願発明を適用してもよい。
上記実施形態及び変形例として説明した予備洗浄機1は、洗浄システム200において用いられる例を挙げて説明したが、単独の洗浄機として用いられてもよい。この場合であっても、洗浄水タンク15に貯留された水の入れ替えをする際の作業性を向上させることができる。
本発明は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記実施形態、上記変形例及びその他の変形例として記載の内容を適宜組み合わせてもよい。
1…予備洗浄機、10…操作パネル(操作部)、15…洗浄水タンク、19…残菜回収フィルタ、25…濯ぎ水タンク、34…排水バルブ(排水装置)、35…コントローラ(制御部)、101…本洗浄機、200…洗浄システム、D…食器(被洗浄物)。
Claims (3)
- 洗浄水タンクに貯留された水を洗浄室内に噴射する洗浄工程の実行と、濯ぎ水タンクに貯留された水を前記洗浄室内に噴射する濯ぎ工程の実行とを一サイクルに含む洗浄運転において、前記濯ぎ工程において前記洗浄室内に噴射することで供給される所定水量の水を前記洗浄水タンクに回収して次サイクルの前記洗浄工程において使用すると共に、前記洗浄水タンクに貯留されている水の一部を前記一サイクルの洗浄運転で入れ替える、洗浄機であって、
被洗浄物が収容される位置よりも下方に配置され、前記洗浄室内に噴射される水と共に落下してくる、前記被洗浄物に付着していた残菜を回収する残菜回収フィルタと、
前記洗浄水タンクに貯留された水を排水させる排水装置と、
前記洗浄水タンクに貯留された水を入れ替えさせる指示命令を受け付けた場合、前記排水装置を制御して前記洗浄水タンクに貯留された水を排出させ、水を排出させた後に前記洗浄水タンクが所定水位となるように水を供給させる制御部と、を備える、洗浄機。 - 作業者から前記洗浄水タンクに貯留された水を入れ替えさせる指示の入力を受け付ける操作部を更に備え、
前記制御部は、前記操作部において前記指示が入力されることで前記操作部から出力される前記指示命令を受け付ける、請求項1に記載の洗浄機。 - 予備洗浄機として設けられる、請求項1又は2に記載の洗浄機と、
前記予備洗浄機において洗浄された被洗浄物を洗浄する本洗浄機と、を備える、洗浄システム。
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JP2021019821A JP2022122531A (ja) | 2021-02-10 | 2021-02-10 | 洗浄機及び洗浄システム |
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JP2021019821A Pending JP2022122531A (ja) | 2021-02-10 | 2021-02-10 | 洗浄機及び洗浄システム |
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2021
- 2021-02-10 JP JP2021019821A patent/JP2022122531A/ja active Pending
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