JP2022122343A - 停電時照明システム - Google Patents

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Abstract

【課題】停電時照明システムを提供する。【解決手段】停電時に点灯する非常灯と、停電を検知可能で、かつ、非常灯に対して停電検知信号を出力可能な停電検知器具とを備え、非常灯は、操作端末から受信した操作信号に基づき、照光状態を制御可能に構成されている。照光状態の制御は、点灯消灯制御及び/又は調光制御を含む。非常灯の残電力情報を前記操作端末に表示可能に構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、停電時照明システムに関する。
従来、非常用のバッテリーを有する非常灯に対して、停電を検知した際に点灯指示信号を送信し、停電復旧を検知した際に点灯解除信号を送信する停電検知装置が知られている(例えば、特許文献1)。
特許第6535379号公報
しかしながら、従来の非常灯は、常に一定の照度で点灯し続けるため、短時間の停電であれば大きな問題になる可能性は低いものの、長時間に及ぶ大規模停電や災害時の停電では、停電復旧までの時間や避難の準備にかかる時間に対して非常灯の点灯時間が足りないという問題がある。また、ユーザは、長時間非常灯下で過ごすうちにユーザの目が慣れ、非常灯点灯時の照度以下の照度であっても十分な視界が確保できるにもかかわらず、非常灯は、一定照度で点灯し続けるため、バッテリーを浪費しているという問題がある。
本発明はこのような課題に鑑みなされたものであり、非常灯の照光状態を制御可能な停電時照明システムを提供することを目的とする。
本発明に係る停電時照明システムは、停電時に点灯する非常灯と、停電を検知可能で、かつ、前記非常灯に対して停電検知信号を出力可能な停電検知器具とを備え、前記非常灯は、操作端末から受信した操作信号に基づき、照光状態を制御可能に構成されていることを特徴とする。
本発明に係る停電時照明システムにおいて、前記照光状態の制御は、点灯消灯制御及び/又は調光制御を含んでもよい。
本発明に係る停電時照明システムは、前記非常灯の残電力情報を前記操作端末に表示可能に構成されてもよい。
本発明に係る停電時照明システムにおいて、前記残電力情報は、前記非常灯の電池残量に関する情報及び/又は点灯持続時間に関する情報を含んでもよい。
本発明に係る停電時照明システムにおいて、前記非常灯は、複数設置されており、前記複数の非常灯は、それぞれ、前記停電検知信号及び前記操作信号を他の非常灯に送信可能に構成されてもよい。
前記非常灯は、複数設置されており、前記複数の非常灯は、互いに異なるタイミングで点灯可能に構成されてもよい。
本発明に係る停電時照明システムにおいて、前記停電検知器具は、停電を検知した際に、前記操作端末に停電検知信号を出力可能に構成されてもよい。
本発明によれば、非常灯の照光状態を制御可能な停電時照明システムを提供することが可能となる。
本発明の実施形態に係る停電時照明システムを示す概略図である。 本実施形態に係る停電検知器具を概略的に示す機能ブロック図である。 本実施形態に係る照明器具を概略的に示す機能ブロック図である。 本実施形態に係る操作端末を概略的に示す機能ブロック図である。 本実施形態に係る操作端末の操作画面を示す図である。 本実施形態に係る停電時照明システムの停電時の動作手順の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための最良の実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。また、図面は、本発明を示すために適宜強調や省略、比率の調整を行った模式的な図となっており、実際の形状や位置関係、比率とは異なる場合がある。
[構成の説明]
まず、図1を参照して、本発明の実施形態に係る停電時照明システム1を概説する。本実施形態に係る停電時照明システム1は、建物の任意の空間に取り付けられ、相互に通信可能に構成されている照明器具100~107と、屋内配線に接続され、停電を検知可能な停電検知器具10と、照明器具100~107を操作可能な操作端末200とを備えている。停電検知器具10は、停電を検知した際に、照明器具100~107に停電検知信号を出力可能に構成されている。また、照明器具100~107は、組込型非常灯としての機能を更に備えている。
[停電検知器具の構成]
停電検知器具10は、概略的には、図2に示すように、コンセントに差し込まれ、電源供給を受ける差込プラグ20と、停電検知部30と、停電時に停電検知器具10の電源供給を行う非常用電源40と、主制御部50と、照明器具100~107に停電検知信号を送信可能な通信部60とを備えている。
停電検知部30は、屋内配線の電源供給状態から停電を検知可能に構成されている。非常用電源40は、バッテリーを備えており、平常時は、屋内配線の電源供給によりバッテリーを充電可能に構成されている。
主制御部50は、通知制御部52を備えている。通知制御部52は、停電検知部30が停電を検知した際に、通信部60から照明器具100~107及び操作端末200に送信される停電検知信号を生成可能に構成されている。停電検知信号は、停電を検知したことを知らせる信号を含む。また、通知制御部52は、停電検知部30が停電の復旧を検知した際に、通信部60から照明器具100~107に送信される復旧検知信号を生成可能に構成されている。復旧検知信号は、停電の復旧を検知したことを知らせる信号を含む。
通信部60は、後述する照明器具100~107の非常用通信部180と、後述する操作端末200の通信部230と通信可能に構成されている。通信部60は、具体的には、後述する照明器具100~107の非常用通信部180に停電検知信号及び復旧検知信号を送信可能に構成されており、後述する操作端末200の通信部230に停電検知信号を送信可能に構成されている。また、通信部60は、停電検知器具10が、後述する操作端末200の通信部230との通信圏外に設置されている場合、照明器具100~107が構築するメッシュ型のネットワークを経由して操作端末200に停電検知信号を送信可能に構成されている。
このような構成を備える停電検知器具10は、平常時に屋内配線から給電を受けている間は待機し、停電発生時に屋内配線からの給電が断たれることで非常用電源40から給電されるよう構成されているため、停電時においても後述する照明器具100~107の非常用通信部180に対して停電検知信号を送信することが可能である。
[照明器具の構成]
照明器具100~107は、概略的には、図3に示すように、電源110と、照光状態を調整可能な発光部130と、発光部130の照光状態を制御可能な主制御部120と、通信部140とを備えており、これらの構成によって、平常時に使用可能な照明器具を構成している。以下、本明細書において、「照光状態の制御」とは、発光部の種々の照光状態を制御することを意味し、例えば、発光部の点灯・消灯を切り替える点灯消灯制御や、発光部の調光(照度)を変化させる調光制御等の種々の制御を含むものとする。
また、照明器具100~107は、非常用電源150と、照光状態を調整可能な非常用発光部170と、非常用発光部170の照光状態を制御可能な非常用制御部160と、非常用通信部180とを備えており、これらの構成によって、停電時に使用可能な非常灯を構成している。換言すれば、本実施形態に係る照明器具100~107は、非常灯付き照明装置である。非常灯に係る構成は、照明器具100~107に予め組み込まれた内蔵型の構成であってもよいし、非常灯を備えない既存の照明器具に後付け可能なユニットの構成であってもよい。
発光部130及び非常用発光部170は、調光機能を備えており、発光部130は、調色機能を更に備えている。また、主制御部120は、点灯制御部122と、調光制御部124と、調色制御部126と、消灯予約を設定するための消灯予約部128とを備えている。点灯制御部122は、発光部130の点灯及び消灯を制御可能に構成されている。調光制御部124は、発光部130の照度を制御可能に構成されており、調色制御部126は、発光部130の色温度を制御可能に構成されている。
通信部140は、他の照明器具の通信部140及び後述する操作端末200の通信部230と通信可能に構成されている。通信部140は、具体的には、後述する操作端末200の通信部230及び他の照明器具の通信部140から送信される操作信号を受信可能に構成されており、該受信した操作信号を他の照明器具の通信部140に対して送信可能に構成されている。
非常用電源150は、バッテリーを備えており、照明器具100~107が通常の照明器具として点灯している際に、屋内配線の電源供給からバッテリーを充電し、照明器具100~107に屋内配線から電力供給されなくなった際に、非常用制御部160と非常用発光部170と非常用通信部180とに電力供給を行うよう構成されている。
非常用制御部160は、点灯制御部162と、調光制御部164と、残量演算部166と中継点灯制御部168とを備えている。点灯制御部162は、非常用発光部170の点灯及び消灯を制御可能に構成されており、調光制御部164は、非常用発光部170の照度を制御可能に構成されている。残量演算部166は、非常用電源150のバッテリー残量を監視すると共に、該バッテリー残量と非常用発光部170の照光状態から残りの連続点灯可能時間を演算するように構成されている。
中継点灯制御部168は、非常用通信部180から他の照明器具に送信される中継点灯信号を生成可能に構成されている。このような構成を備える照明器具100~107は、例えば、停電検知器具10から停電検知信号を受信した際に、任意の照明器具のみを非常灯として点灯させ、該点灯している照明器具の非常用電源150が備えるバッテリーが切れる前に、他の照明器具に中継点灯信号を送信することで、次の照明器具を非常灯としてリレー式に点灯させることが可能となる。具体的には、リビング、廊下、玄関に設置された非常灯を避難経路に沿って順次点灯させることや、所定の範囲内に隣接して設置された照明器具がある場合に、一方のみを点灯させ、非常用電源150が備えるバッテリーが切れる前に他方の非常灯のみの点灯に切り替えること等が可能となる。
非常用通信部180は、停電検知器具10の通信部60と、他の照明器具の非常用通信部180と、後述する操作端末200の通信部230と通信可能に構成されている。非常用通信部180は、具体的には、停電検知器具10の通信部60から送信される停電検知信号及び復旧検知信号を受信可能に構成されており、他の照明器具の非常用通信部180と停電検知信号及び復旧検知信号を互いに送受信可能に構成されている。また、非常用通信部180は、後述する操作端末200の通信部230から送信される操作信号を受信可能に構成されている。さらに、非常用通信部180は、非常灯の残電力情報を後述する操作端末200の通信部230に送信可能に構成されている。非常用通信部180から送信される残電力情報は、非常用電源150のバッテリー残量及び残量演算部166の演算結果である点灯持続時間を含む。
以上の構成を備える照明器具100~107は、停電検知器具10から停電検知信号を受信した際に、非常用制御部160の点灯制御部162が非常用発光部170を点灯させ、停電検知器具10から復旧検知信号を受信した際に、非常用制御部160の点灯制御部162が非常用発光部170を消灯させるよう構成されている。
また、照明器具100~107は、メッシュ型のネットワークを構築可能に構成されており、停電検知器具10の通信範囲外に設置された照明器具に対して通信範囲内に設置された他の照明器具を経由することで停電検知信号を伝送可能となっている。
[操作端末の構成]
操作端末200は、概略的には、図4に示すように、主制御部210と、表示部220と、通信部230とを備えている。操作端末200としては、スマートフォン、タブレット端末、ノートパソコン等の持ち運び可能な可搬性を有するものが好ましいが、これに限定されない。操作端末200が携帯型であった場合、操作端末200を持ったまま移動しつつ非常灯の操作が可能であり、災害時により安全に避難することができる。一方で、操作端末200が据置型であった場合、操作端末200の置き場所を常に把握可能なため、停電発生後速やかに操作端末200にアプローチできる。
主制御部210は、図4に示すように、点灯操作指示部212と、調光操作部214と、点灯順操作部216とを備えている。また、主制御部210は、照明器具100~107が備える発光部130の調色操作を指示可能な調色操作部(図示せず)と発光部130の消灯予約を設定可能な消灯予約部(図示せず)を更に備えている。点灯操作指示部212は、照明器具100~107が備える発光部130及び非常用発光部170の点灯操作及び消灯操作を指示可能に構成されている。調光操作部214は、照明器具100~107が備える発光部130及び非常用発光部170の調光操作を指示可能に構成されている。
点灯順操作部216は、照明器具100~107が備える非常用発光部170の点灯順を設定可能に構成されている。例えば、ユーザは、点灯順操作部216を操作し、点灯順を設定することで、停電時に照明器具100~107の非常用発光部170を全て点灯させず、任意の照明器具だけを点灯させることができ、非常用電源150のバッテリー残量がなくなる前、もしくは所定時間の経過後に次の非常灯を点灯させることが可能となる。
このような構成を備える主制御部210は、通信部230から照明器具100~107に送信される操作信号を生成可能に構成されている。操作信号は、点灯操作指示部212の操作指示と、調光操作部214の操作指示と、点灯順操作部216の操作指示と、調色操作部(図示せず)の操作指示と、消灯予約部(図示せず)の操作指示とから選択される1以上の指示を含む。
表示部220は、図5に示すように、表示領域220a~220dを備えており、表示領域220a~220dは、それぞれ、調光領域222と、明るさ表示領域224と、点灯ON/OFFボタン226と、バッテリー表示領域228とを備えている。
表示領域220a~220dは、照明器具100~107が備える非常用発光部170の照光状態を操作可能なグラフィカルユーザーインターフェースであり、操作端末200は、ユーザが表示部220の表示領域220a~220dを操作することで、主制御部210がユーザの操作内容にあわせて操作信号を生成し、通信部230が操作信号を送信するように構成されている。
表示領域220aは、照明器具100~107が備える非常用発光部170の照光状態を一括で操作可能に構成されており、表示領域220b~220dは、それぞれ、照明器具100~102が備える非常用発光部170の照光状態を個別で操作可能に構成されている。
調光領域222は、照明器具100~107が備える非常用発光部170の調光操作が可能であり、調光状態に合わせて明るさ表示領域224に非常用発光部170の照度が表示される。明るさ表示領域224の表示は、最も明るい状態との相対値[%]でもよいし、照度の絶対値[lx,lm]でもよい。
点灯ON/OFFボタン226は、照明器具100~107が備える非常用発光部170の点灯及び消灯操作が可能である。本実施形態において、点灯ON/OFFボタン226は、ONボタンとOFFボタンが分かれているが、これに限定されず、1つのボタンを複数回操作することで照明器具100~107が備える非常用発光部170の点灯及び消灯を操作可能であってもよい。
バッテリー表示領域228は、後述する通信部230が照明器具100~107から受信する照明器具100~107が備える非常用電源150のバッテリー残量と、照明器具100~107が備える非常用制御部160の残量演算部166が演算した結果を表示可能に構成されている。このような構成を備えることにより、ユーザは、照明器具100~107が備える非常用電源150のバッテリー残量と、非常用発光部170の推定連続点灯可能時間とを確認しながら、非常用発光部170の照光状態を操作することが可能となる。
通信部230は、停電検知器具10の通信部60と、他の照明器具の通信部140及び非常用通信部180と通信可能に構成されている。通信部230は、具体的には、停電検知器具10の通信部60から送信される停電検知信号を受信可能に構成されている。また、通信部230は、照明器具100~107が備える非常用通信部180から送信される非常灯の残電力情報を受信可能に構成されており、照明器具100~107が備える通信部140及び非常用通信部180に操作信号を送信可能に構成されている。
操作端末200は、照明240とスピーカ250とを更に備え、表示部220は、通知領域(図示せず)を更に備えている。このような構成を備える操作端末200は、停電検知器具10から送信される停電検知信号を受信した際に、主制御部210が照明240を点灯させ、スピーカ250から報知音を発報させるように構成されている。
以上の構成を備える操作端末200は、表示部220を操作することで、照明器具100~107が備える非常用発光部170の照光状態を制御可能に構成されており、状況に応じて必要な非常灯のみを点灯、調光することが可能であるため、全ての非常灯が一斉にバッテリー切れになることを防ぐことができると共にバッテリー切れまでの時間を予め知ることができる。
停電検知器具10と照明器具100~107と操作端末200との通信には、2.4GHz帯の近距離無線通信が好適に用いられるが、これに限定されず、サブギガ帯と呼ばれる920MHz帯や5GHz帯等の種々の任意の周波数帯域及び無線通信規格を採用可能である。例えば、2.4GHz帯を使用する近距離無線通信規格であるBluetooh(登録商標)を使用した場合、通信に必要な消費電力を抑えることができ、より長時間非常灯を点灯させることが可能となる。また、他の2.4GHz帯を使用する近距離無線通信規格としては、例えば、Wi-FiやZigBee(登録商標)等が挙げられる。
[動作の説明]
次に、本実施形態に係る停電時照明システム1の停電時の動作手順について図6を参照して説明する。図6は、動作方法の一連の流れを示すフローチャートの一例である。なお、図6のフローチャートにおいて、照明器具100~107の点灯順は、操作端末200の点灯順操作部216により設定されておらず、中継点灯信号も送信しないものとする。
また、以下、照明器具100が停電検知器具10から停電検知信号を受信する例を説明するが、これに限定されず、全ての照明器具100~107が同時に停電検知信号を受信することも可能であり、その場合、並列的に以下のフローが実行される。
本実施形態に係る停電時照明システム1は、まず、停電検知器具10の停電検知部30が屋内配線の給電状態から停電の発生を検知する(図6のS1にてYESの場合)。停電を検知した停電検知器具10は、非常用電源40による動作に切り替わり(図6のS2)、主制御部50の通知制御部52が通信部60から停電検知信号を送信する(図6のS3)。
一方で、照明器具100は、停電により電源110から電力が供給されなくなり、非常用電源150による動作に切り替わる。照明器具100は、停電検知器具10から送信された停電検知信号を照明器具100の非常用通信部180が受信する(図6のS10)。停電検知信号を受信した照明器具100は、照明器具100の通信範囲内に設置された照明器具(本実施形態において照明器具101)に対し、非常用通信部180から停電検知信号を送信する(図6のS11)。照明器具100は、停電検知信号の送信と同時に又は送信後に、非常用制御部160の点灯制御部162が非常用発光部170を所定の照度で点灯させる(図6のS12)。
また、操作端末200は、通信部230が停電検知信号を受信する。停電検知信号を受信した操作端末200は、主制御部210が照明240を点灯させ、スピーカ250から報知音を発報させることで、ユーザに停電を報知すると共に操作端末200の置き場所を知らせる。
続いて、照明器具101は、照明器具100から送信された停電検知信号を照明器具101の非常用通信部180が受信する(図6のS20)。停電検知信号を受信した照明器具101は、照明器具101の通信範囲内に設置された照明器具に対し、非常用通信部180から停電検知信号を送信する(図6のS21)。照明器具101は、停電検知信号の送信と同時に又は送信後に、非常用制御部160の点灯制御部162が非常用発光部170を所定の照度で点灯させる(図6のS22)。以下、同様の手順で建物に設置された全ての照明器具に停電検知信号が送信され、非常用発光部170が点灯することで、照明器具100~107は、非常灯として点灯する。
停電が復旧した際は、停電検知器具10の停電検知部30に屋内配線から給電されることで、停電検知器具10が、停電の復旧を検知し(図6のS4にてYESの場合)、非常用電源150による動作から屋内配線の給電による動作に切り替わる(図6のS5)。また、照明器具100~107も非常用電源150による動作から電源110による動作に切り替わる。
停電検知器具10は、主制御部50の通知制御部52が通信部60から復旧検知信号を送信する(図6のS6)。照明器具100は、停電検知器具10から送信された復旧検知信号を照明器具100の非常用通信部180が受信する(図6のS13にてYESの場合)。復旧検知信号を受信した照明器具100は、照明器具100の通信範囲内に設置された照明器具101に対し、非常用通信部180から復旧検知信号を送信する(図6のS14)。照明器具100は、復旧検知信号の送信と同時に又は送信後に、非常用制御部160の点灯制御部162が非常用発光部170を消灯させる(図6のS15)。
続いて、照明器具101は、照明器具100から送信された復旧検知信号を照明器具101の非常用通信部180が受信する(図6のS23にてYESの場合)。復旧検知信号を受信した照明器具101は、照明器具101の通信範囲内に設置された照明器具に対し、非常用通信部180から復旧検知信号を送信する(図6のS24)。照明器具101は、復旧検知信号の送信と同時に又は送信後に、非常用制御部160の点灯制御部162が非常用発光部170を消灯させる(図6のS25)。以下、同様の手順で建物に設置された全ての照明器具に復旧検知信号が送信され、全ての非常用発光部170が消灯する。以上の工程により本実施形態に係る停電時照明システム1による一連の停電時の動作が実行される。
上述した動作方法の一連の流れでは、全ての照明器具100~107が点灯するものとして説明したが、リレー形式で点灯させることも可能である。具体的には、例えば、照明器具100~107の点灯順を予め設定しておく。点灯順が設定された照明器具100~107は、停電検知信号を受信し、点灯する照明器具と、停電検知信号を受信しても点灯しない照明器具に分かれる。停電検知信号を受信しても点灯しない照明器具は、停電検知信号を受信し、点灯する照明器具から送信される中継点灯信号を受信することで点灯する。また、これに限定されず、照明器具100~107は、停電検知信号受信後、直ちに非常用制御部160の点灯制御部162が非常用発光部170を点灯させず、所定の時間点灯制御を保留することでリレー形式により点灯させてもよい。
[本実施形態に係る停電時照明システムの利点]
以上説明したように、本実施形態に係る停電時照明システム1は、停電時に点灯する非常灯(照明器具100~107)と、停電を検知可能で、かつ、非常灯(照明器具100~107)に対して停電検知信号を出力可能な停電検知器具10とを備え、非常灯(照明器具100~107)は、操作端末200から受信した操作信号に基づき、照光状態を制御可能に構成されている。
そして、本実施形態に係る停電時照明システム1は、このような構成を備えることにより、ユーザの操作によって非常灯(非常用発光部170)の照光状態を制御することが可能となるため、長時間に及ぶ大規模停電や災害時の停電であっても、状況に応じた適切な対応をとることができる。
また、本実施形態に係る停電時照明システム1は、照光状態の制御が、点灯消灯制御及び/又は調光制御を含むことにより、停電時に安全な視界を確保しつつ、非常灯の消費電力を抑えることが可能となり、これにより、一定照度で点灯し続ける場合に比べて、非常灯をより長時間点灯させることができるという利点を有している。
さらに、本実施形態に係る停電時照明システム1は、非常灯(照明器具100~107)の残電力情報を操作端末200に表示可能に構成されていることにより、ユーザが非常灯(照明器具100~107)の残電力情報を確認しつつ照光状態を制御できるという利点を有している。
またさらに、本実施形態に係る停電時照明システム1は、残電力情報が、非常灯(照明器具100~107)の電池残量に関する情報及び/又は点灯持続時間に関する情報を含むことにより、ユーザは、非常用発光部170が非常用電源150のバッテリー切れにより消灯するまでの時間を把握することが可能となるという利点を有している。
また、本実施形態に係る停電時照明システム1は、非常灯(照明器具100~107)が、複数設置されており、複数の非常灯(照明器具100~107)は、それぞれ、停電検知信号及び操作信号を他の非常灯(照明器具100~107)に送信可能に構成されていることにより、例えば、停電検知器具10及び操作端末200の通信範囲外に設置された照明器具に対し、停電検知器具10の通信圏内に設置された照明器具を経由して停電検知信号及び操作信号を送信できるという利点を有している。
さらに、本実施形態に係る停電時照明システム1は、非常灯(照明器具100~107)が、複数設置されており、複数の非常灯(照明器具100~107)は、互いに異なるタイミングで点灯可能に構成されていることにより、例えば、建物内の人が集まっている場所のみを点灯させることや、避難経路に沿って順次非常灯(照明器具100~107)を点灯させる等の状況に応じた制御を実行することができるという利点を有している。
またさらに、本実施形態に係る停電時照明システム1は、停電検知器具10が、停電を検知した際に、操作端末200に停電検知信号を出力可能に構成されていることにより、ユーザが即座に操作端末200の置き場所を把握することができるという利点を有している。
[変形例]
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態には、多様な変更又は改良を加えることが可能である。
例えば、上述した実施形態では、照光状態の制御は、点灯消灯制御及び/又は調光制御を含むものとして説明したが、これに限定されず、非常用発光部170の消費電力を抑える制御が可能な構成であれば、点灯消灯制御及び/又は調光制御を含まない構成とすることも可能である。
上述した実施形態では、非常灯の残電力情報を操作端末200に表示可能に構成されているものとして説明したが、これに限定されず、非常灯の残電力情報を操作端末200に表示できなくてもよい。
上述した実施形態では、残電力情報は、非常灯の電池残量に関する情報及び/又は点灯持続時間に関する情報を含むものとして説明したが、これに限定されず、残電力情報は、非常灯の電池残量に関する情報及び点灯持続時間に関する情報を含まなくてもよい。
上述した実施形態では、非常灯は、複数設置されており、複数の非常灯は、それぞれ、停電検知信号及び操作信号を他の非常灯に送信可能に構成されているものとして説明したが、これに限定されず、非常灯同士が通信できない構成であってもよい。
上述した実施形態では、非常灯は、複数設置されており、複数の非常灯は、互いに異なるタイミングで点灯可能に構成されているものとして説明したが、これに限定されず、複数の非常灯は、異なるタイミングで点灯可能に構成されていなくてもよい。
上述した実施形態では、停電検知器具10は、停電を検知した際に、操作端末200に停電検知信号を出力可能に構成されているものとして説明したが、これに限定されない。例えば、照明器具100~107が、該照明器具100~107が受信した停電検知信号を操作端末200に出力可能な構成であってもよい。
上述した実施形態では、停電検知器具10は、コンセントに差し込まれる差込プラグ20を備えるものとして説明したが、これに限定されず、屋内配線から電源供給を受けることが可能な構成であれば、種々の任意の構成を採用可能である。例えば、停電検知器具10は、ソケット、ライティングダクトレール又は分電盤に取り付け可能な構成等が例示される。
上述した実施形態では、停電検知信号は、停電を検知したことを知らせる信号を含むものとして説明したが、これに限定されず、照明器具100~107用の操作指示と操作端末200用の操作指示とを含むものであってもよい。
上述した実施形態では、復旧検知信号は、停電の復旧を検知したことを知らせる信号を含むものとして説明したが、これに限定されず、非常灯の消灯操作指示を含むものであってもよい。
上述した実施形態では、照明器具100~107は、メッシュ型のネットワークを構築可能に構成されているものとして説明したが、これに限定されず、明器具100~107は、メッシュ型のネットワークを構築可能に構成されていなくてもよい。
上述した実施形態では、停電検知器具10の通信部60は、照明器具100~107が構築するメッシュ型のネットワークを経由して操作端末200に停電検知信号を送信可能に構成されているものとして説明したが、これに限定されず、停電検知器具10の通信部60は、照明器具100~107が構築するメッシュ型のネットワークを経由して操作端末200に停電検知信号を送信可能に構成されていなくてもよい。
上述した実施形態では、照明器具100~107は、通信部140と非常用通信部180を備えるものとして説明したが、これに限定されず、通信部140としての機能と非常用通信部180としての機能との双方を備える単一の通信部を備える構成としてもよい。
1 停電時照明システム
10 停電検知器具
20 差込プラグ
30 停電検知部
40 非常用電源
50 主制御部
52 通知制御部
60 通信部
100~107 照明器具
110 電源
120 主制御部
122 点灯制御部
124 調光制御部
126 調色制御部
128 消灯予約部
130 発光部
140 通信部
150 非常用電源
160 非常用制御部
162 点灯制御部
164 調光制御部
166 残量演算部
168 中継点灯制御部
170 非常用発光部
180 非常用通信部
200 操作端末
210 主制御部
212 点灯操作指示部
214 調光操作指示部
216 点灯順操作部
220 表示部
220a~220d 表示領域
222 調光領域
224 明るさ表示領域
226 点灯ON/OFFボタン
228 バッテリー表示領域
230 通信部
240 照明
250 スピーカ

Claims (7)

  1. 停電時に点灯する非常灯と、
    停電を検知可能で、かつ、前記非常灯に対して停電検知信号を出力可能な停電検知器具と
    を備え、
    前記非常灯は、操作端末から受信した操作信号に基づき、照光状態を制御可能に構成されている
    ことを特徴とする停電時照明システム。
  2. 前記照光状態の制御は、点灯消灯制御及び/又は調光制御を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の停電時照明システム。
  3. 前記非常灯の残電力情報を前記操作端末に表示可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の停電時照明システム。
  4. 前記残電力情報は、前記非常灯の電池残量に関する情報及び/又は点灯持続時間に関する情報を含む
    ことを特徴とする請求項3に記載の停電時照明システム。
  5. 前記非常灯は、複数設置されており、
    前記複数の非常灯は、それぞれ、前記停電検知信号及び前記操作信号を他の非常灯に送信可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の停電時照明システム。
  6. 前記非常灯は、複数設置されており、
    前記複数の非常灯は、互いに異なるタイミングで点灯可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の停電時照明システム。
  7. 前記停電検知器具は、停電を検知した際に、前記操作端末に停電検知信号を出力可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の停電時照明システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024095034A1 (en) * 2022-10-31 2024-05-10 Jdrf Electromag Engineering Inc. Emergency lighting

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