JP2022120437A - 移動構台を用いた構造物のスライド工法 - Google Patents
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Abstract
Description
以上の手順を必要回数繰り返す、大張間架構のスライド工法が開示されている。
1)ラーメン構造物の部分架構を組立てる構台が、スライドレール上を移動可能に特定位置に設置される工程。
2)前記特定位置に設置された前記構台において組立てられたラーメン構造物の1つ目の部分架構は、その大梁部が前記構台によって支持され、かつ前記部分架構の柱脚部が宙に浮いた状態で、前記スライドレール上を前記1つ目の部分架構の桁行幅分だけ運搬される工程。
3)前記特定位置に設置された新たな構台において、2つ目の部分架構が組立てられ、その大梁部が前記新たな構台によって支持され、かつ前記2つ目の部分架構の柱脚部が宙に浮いた状態で前記1つ目の部分架構に連結され、一体的に前記スライドレール上を前記2つ目の部分架構の桁行幅分だけ運搬される工程。
4)以下同様に、順次設置された新たな構台を用いて組立てられた部分架構は、1つ前の部分架構と連結され、一体的に前記スライドレール上を、最後尾の部分架構の桁行幅分だけ運搬される工程。
5)前記部分架構が全て連結された全架構は、最終的に運搬された所定位置において、ジャッキダウンにより前記構台による支持が解除され、全ての前記柱脚部が所定の基礎柱上に定着されて自立する工程。
6)前記全架構の全ての柱脚部が所定の基礎柱上に定着されて自立した後、前記部分架構を支持していた前記構台が、順次スライドレール上を移動して特定位置付近まで戻され、解体される工程。
以上の工程を含むことを特徴とするものである。
1)前記ラーメン構造物の部分架構を組立てる構台を載せるスライドレールが、鉄道の軌道に構築されているコンクリート路盤の上に敷設されている。
2)スライド移動中に前記スライドレールを介してコンクリート路盤に伝達される、前記部分架構を支持する前記構台からの荷重が、前記軌道に対する設計荷重を超えない範囲に収められている。
以上の構成を加えることができる。
なお、図中のf、f、…は、柱C、C、…が据付けられる基礎柱、9は既設もしくは後施工の構築物(例えば、鉄道駅のプラットフォーム等)を示す。
1)特定位置Sに設置された構台2、2の支保工2a、2aを跨ぐようにして、3面の各ラーメン架構Fの大梁Gがそれぞれ2箇所の支持点A、Aにて支持された1つ目の部分架構3が組立てられる。この時、柱C、C、…の柱脚部(柱下端)は、基礎柱f、f、…の天端よりも少し高い位置で、宙に浮いた状態になっている(図7(a)参照)。
梁長さs=19.115m、柱長さh=9.015m
大梁G:H-900×300×16×32
wg=3.04kN/m(大梁自重)、Pg=5.65~15.21kN(二次部材+仕上げ材)
柱C :□-550×550×32、wc=7.17kN/m(柱自重+二次部材+仕上げ材)
そこで、本発明の第2実施例は、既設下部躯体を補強することなくスライド工法を用いて、既設高架プラットホームに上屋を増設する工法を提供するものである。
2:構台
2a:支保工(ベント支柱)
2b:連結部
3:部分架構
4:ワイヤーロープ
5a、5b:ドラム
6:位置調整装置
7:補強ブレース
8:タイバー
9:プラットホーム
10:RC柱
11:RC梁
11a:片持ち梁
12:コンクリート路盤
A:支持点
C:柱
F:ラーメン架構
G:大梁
H:水平反力
P:水平力
S:特定位置(組立て場所)
T:トラス梁
b:繋ぎ材
f:基礎柱
g:小梁
v:ブレース
Claims (6)
- ラーメン構造物のスライド工法であって、
1)ラーメン構造物の部分架構を組立てる構台が、スライドレール上を移動可能に特定位置に設置される工程。
2)前記特定位置に設置された前記構台において組立てられたラーメン構造物の1つ目の部分架構は、その大梁部が前記構台によって支持され、かつ前記部分架構の柱脚部が宙に浮いた状態で、前記スライドレール上を前記1つ目の部分架構の桁行幅分だけ運搬される工程。
3)前記特定位置に設置された新たな構台において、2つ目の部分架構が組立てられ、その大梁部が前記新たな構台によって支持され、かつ前記2つ目の部分架構の柱脚部が宙に浮いた状態で前記1つ目の部分架構に連結され、一体的に前記スライドレール上を前記2つ目の部分架構の桁行幅分だけ運搬される工程。
4)以下同様に、順次設置された新たな構台を用いて組立てられた部分架構は、1つ前の部分架構と連結され、一体的に前記スライドレール上を、最後尾の部分架構の桁行幅分だけ運搬される工程。
5)前記部分架構が全て連結された全架構は、最終的に運搬された所定位置において、ジャッキダウンにより前記構台による支持が解除され、全ての前記柱脚部が所定の基礎柱上に定着されて自立する工程。
6)前記全架構の全ての柱脚部が所定の基礎柱上に定着されて自立した後、前記部分架構を支持していた前記構台が、順次スライドレール上を移動して特定位置付近まで戻され、解体される工程。
以上の工程を含むことを特徴とする、移動構台を用いた構造物のスライド工法。 - 請求項1記載のラーメン構造物のスライド工法において、高架式の鉄道駅既設プラットホームまたは既設鉄道線路の上部に上屋が増設される場合であって、
1)前記ラーメン構造物の部分架構を組立てる構台を載せるスライドレールが、鉄道の軌道に構築されているコンクリート路盤の上に敷設されている。
2)スライド移動中に前記スライドレールを介してコンクリート路盤に伝達される、前記部分架構を支持する前記構台からの荷重が、前記軌道に対する設計荷重を超えない範囲に収められている。
以上の特徴を有する移動構台を用いた構造物のスライド工法。 - 請求項1または2記載の移動構台を用いた構造物のスライド工法において、前記ラーメン構造物の部分架構の柱脚部が、ジャッキダウンによって所定の基礎柱上に載置される前に、前記柱脚部の正確な据付位置とのずれが、位置調整手段を用いて修正される工程を含むことを特徴とする移動構台を用いた構造物のスライド工法。
- 請求項1または3記載の移動構台を用いた構造物のスライド工法において、前記ラーメン構造物の部分架構を支持する構台は、前記部分架構の支持点毎に設けられた支保工が構造体の一部として構成されていることを特徴とする移動構台を用いた構造物のスライド工法。
- 請求項1乃至3の何れかに記載の移動構台を用いた構造物のスライド工法において、前記ラーメン構造物の部分架構の張間方向に並んで相対して立設された各構台の支保工の一部と前記部分架構の大梁部とを繋ぐ補強部材が設置されている、もしくは、相対して立設された前記各構台同士が構造体にて相互に直接連結されていることを特徴とする移動構台を用いた構造物のスライド工法。
- 請求項1乃至5の何れかに記載の移動構台を用いた構造物のスライド工法において、前記ラーメン構造物の部分架構の張間方向に並んで相対して立設された各構台の一部と、前記部分架構の大梁部とを繋ぐ補強部材が設置されている、もしくは、相対して立設された前記各構台同士が構造体にて相互に直接連結されていることを特徴とする移動構台を用いた構造物のスライド工法。
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JP2021017335A JP2022120437A (ja) | 2021-02-05 | 2021-02-05 | 移動構台を用いた構造物のスライド工法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7413473B1 (ja) | 2022-09-28 | 2024-01-15 | 株式会社巴コーポレーション | 斜交トラス架構のスライド工法および補強部材取付構造 |
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2021
- 2021-02-05 JP JP2021017335A patent/JP2022120437A/ja active Pending
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