JP2022120307A - 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】商品の生産計画に合わせた商品の届け時期を顧客に提案することにより、生産、在庫管理および物流にかかるコストを削減することができる技術を提供すること。【解決手段】本発明の一態様によれば、情報処理システムが提供される。この情報処理システムは、次の各ステップを実行するように構成される。受付ステップでは、ロット生産されている所定の商品の生産時期に関する生産計画情報と、商品の購入を申し込んでいるユーザに関するユーザ情報とを受け付ける。生成ステップでは、生産計画情報と、ユーザ情報と、予め設定された参照情報とに基づいて、ユーザに、商品の届け時期を提案するための表示情報を生成する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
近年、配送効率がよく、配送コストを低くできる物品配送支援システムが開発されている(特許文献1)。
特開2014-37283号公報
しかしながら、従来技術では、確定された物品の配送依頼に基づき、配送トラックへの物品の積載方法を工夫することにより、配送効率を高めているにすぎなかった。すなわち、従来技術は、配送する物品の構成自体を調整するものではなく、配送効率化には、限界があった。
本発明では上記事情を鑑み、商品の生産計画に合わせた商品の届け時期を顧客に提案することにより、生産、在庫管理および物流にかかるコストを削減することができる技術を提供することとした。
本発明の一態様によれば、情報処理システムが提供される。この情報処理システムは、次の各ステップを実行するように構成される。受付ステップでは、ロット生産されている所定の商品の生産時期に関する生産計画情報と、商品の購入を申し込んでいるユーザに関するユーザ情報とを受け付ける。生成ステップでは、生産計画情報と、ユーザ情報と、予め設定された参照情報とに基づいて、ユーザに、商品の届け時期を提案するための表示情報を生成する。
本開示によれば、商品の生産計画に合わせた商品の届け時期を顧客に提案することにより、生産、在庫管理および物流にかかるコストを削減することができる。
本実施形態に係る情報処理システム1を表す構成図である。 情報処理装置3のハードウェア構成を示すブロック図である。 情報処理装置3における制御部33等によって実現される機能を示すブロック図である。 生産管理サーバ4から取得される生産計画情報5の一例である。 ユーザ端末2に表示される画面であって、商品ACの定期購入RPを申し込むための申し込みフォーム6の一例である。 管理部335が管理する、ユーザ情報Uを含む管理情報7の一例である。 記憶部32に予め記憶された参照情報8の一例である。 ユーザ端末2に表示される画面であって、アンケートフォーム9の一例である。 ユーザ端末2に表示される画面であって、商品ACの届け時期PDを提案するための表示情報に基づく表示の一例である提案画面10である。 情報処理システム1によって実行される情報処理の流れの一例を示すタイミングチャートである。 情報処理システム1によって実行される情報処理の流れの一例を示すタイミングチャートである。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
ところで、本実施形態に登場するソフトウェアを実現するためのプログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体(Non-Transitory Computer-Readable Medium)として提供されてもよいし、外部のサーバからダウンロード可能に提供されてもよいし、外部のコンピュータで当該プログラムを起動させてクライアント端末でその機能を実現(いわゆるクラウドコンピューティング)するように提供されてもよい。
また、本実施形態において「部」とは、例えば、広義の回路によって実施されるハードウェア資源と、これらのハードウェア資源によって具体的に実現され得るソフトウェアの情報処理とを合わせたものも含み得る。また、本実施形態においては様々な情報を取り扱うが、これら情報は、例えば電圧・電流を表す信号値の物理的な値、0または1で構成される2進数のビット集合体としての信号値の高低、または量子的な重ね合わせ(いわゆる量子ビット)によって表され、広義の回路上で通信・演算が実行され得る。
また、広義の回路とは、回路(Circuit)、回路類(Circuitry)、プロセッサ(Processor)、およびメモリ(Memory)等を少なくとも適当に組み合わせることによって実現される回路である。すなわち、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、およびフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等を含むものである。
1.ハードウェア構成
本節では、第1の実施形態(以下、本実施形態と称する)のハードウェア構成について説明する。
1.1 情報処理システム1
図1は、本実施形態に係る情報処理システム1を表す構成図である。情報処理システム1は、ユーザ端末2と、情報処理装置3と、生産管理サーバ4とを備え、これらがネットワークを通じて接続されている。これらの構成要素について、さらに説明する。ここで、情報処理システム1に例示されるシステムとは、1つまたはそれ以上の装置または構成要素からなるものである。したがって、情報処理装置3単体であっても、システムの一例となる。
1.2 ユーザ端末2
ユーザ端末2は、通信部と、記憶部と、制御部と、表示部と、入力部とを有し、これらの構成要素がユーザ端末2の内部において通信バスを介して電気的に接続されている。通信部、記憶部および制御部の説明は、情報処理装置3における通信部31、記憶部32および制御部33と略同様のため、省略する。
表示部は、例えば、ユーザ端末2の筐体に含まれるものであってもよいし、外付けされるものであってもよい。表示部は、ユーザが操作可能なグラフィカルユーザインターフェース(Graphical User Interface:GUI)の画面を表示する。このような表示部は、例えば、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイおよびプラズマディスプレイ等の表示デバイスを、ユーザ端末2の種類に応じて使い分けて実施されることが好ましい。ここでは、表示部は、ユーザ端末2の筐体に含まれるものとして説明する。
入力部は、ユーザ端末2の筐体に含まれるものであってもよいし、外付けされるものであってもよい。例えば、入力部は、表示部と一体となってタッチパネルとして実施されてもよい。タッチパネルであれば、ユーザは、タップ操作、スワイプ操作等を入力することができる。もちろん、タッチパネルに代えて、スイッチボタン、マウス、QWERTYキーボード等を採用してもよい。すなわち、入力部が、ユーザによってなされた操作入力を受け付ける。当該入力が、命令信号として、通信バスを介して制御部に転送され、制御部が、必要に応じて、所定の制御や演算を実行し得る。
1.3 情報処理装置3
図2は、情報処理装置3のハードウェア構成を示すブロック図である。情報処理装置3は、通信部31と、記憶部32と、制御部33とを備え、これらの構成要素が、情報処理装置3の内部において、通信バス30を介して電気的に接続されている。各構成要素について、さらに説明する。
通信部31は、USB、IEEE1394、Thunderbolt、有線LANネットワーク通信等といった有線型の通信手段が好ましいものの、無線LANネットワーク通信、3G/LTE/5G等のモバイル通信、Bluetooth(登録商標)通信等を必要に応じて含めてもよい。すなわち、通信部31は、これら複数の通信手段の集合として実施されることがより好ましい。すなわち、情報処理装置3は、通信部31を介して、ユーザ端末2および生産管理サーバ4とネットワークを介して、種々の情報を通信する。
記憶部32は、前述の記載により定義される様々な情報を記憶する。記憶部32は、例えば、制御部33によって実行される情報処理装置3に係る種々のプログラム等を記憶するソリッドステートドライブ(Solid State Drive:SSD)等のストレージデバイスとして、あるいは、プログラムの演算に係る一時的に必要な情報(引数、配列等)を記憶するランダムアクセスメモリ(Random Access Memory:RAM)等のメモリとして実施され得る。また、記憶部32は、これらの組み合わせであってもよい。特に、記憶部32は、申し込みフォーム6、管理情報7または、これらを生成するためのプログラム等を記憶する。記憶部32は、これ以外にも、制御部33によって実行される情報処理装置3に係る種々のプログラム等を記憶している。
制御部33は、情報処理装置3に関連する全体動作の処理・制御を行う。制御部33は、例えば、不図示の中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)である。制御部33は、記憶部32に記憶された所定のプログラムを読み出すことによって、情報処理装置3に係る種々の機能を実現する。すなわち、情報処理装置3に係る種々の機能は、記憶部32に記憶されているソフトウェアによる情報処理が、ハードウェアの一例である制御部33によって具体的に実現されることで、制御部33に含まれる各機能部として実行され得る。各機能部については、次節において、更に詳述する。なお、制御部33は、単一であることに限定されず、機能ごとに複数の制御部33を有するように実施されてもよい。また、制御部33は、複数の制御部の組み合わせであってもよい。
1.4 生産管理サーバ4
生産管理サーバ4は、不図示の通信部と、記憶部と、制御部とを備え、ネットワークを介して情報処理装置3と通信可能に構成されている。情報処理装置3と、生産管理サーバ4とは、必要に応じて様々な情報のやりとりをするように実施してもよい。
2.機能構成
本節では、本実施形態の機能構成について説明する。前述の通り、情報処理装置3に係る種々の機能は、記憶部32に記憶されているソフトウェアによる情報処理がハードウェアの一例である制御部33によって具体的に実現されることで、制御部33に含まれる各機能部として実行され得る。
図3は、情報処理装置3における制御部33等によって実現される機能を示すブロック図である。具体的には、情報処理システム1の一例である情報処理装置3は、受付部331と、抽出部332と、推定部333と、生成部334と、管理部335とを備える。
受付部331は、種々の情報を受け付けるように構成される。例えば、受付部331は、生産管理サーバ4から取得される生産計画情報5、ユーザ端末2から申し込みフォーム6(図5参照)へ入力されたユーザ情報U、ユーザ端末2からアンケートフォーム9へ入力された回答91a(図8参照)、商品ACを販売しているショッピングサイトへのユーザのアクセス状況に関するアクセス情報(不図示)等を受け付けてもよい。詳細については、後述する。
抽出部332は、商品ACの購入を申し込んでいるユーザの中から特定ユーザを抽出するように構成される。詳細については、後述する。
推定部333は、商品ACまたは商品ACと同じ種類に属する商品の購入頻度を推定するように構成される。詳細については、後述する。
生成部334は、商品ACの届け時期PDを提案するための表示情報を生成するように構成される。ここで、表示情報とは、画面、画像、アイコン、メッセージ等といった、ユーザが視認可能な態様で生成された情報そのものでもよいし、例えば、ユーザ端末2の表示部に画面、画像、アイコン、メッセージ等を表示させるためのレンダリング情報であってもよい。詳細については、後述する。
管理部335は、種々の情報を管理するように構成される。例えば、管理部335は、管理情報7等を管理してもよい。詳細については、後述する。
3.情報処理方法
本節では、前述した情報処理システム1の情報処理方法について説明する。
また、本節で参照する各図は、以下の通りである。図4は、生産管理サーバ4から取得される生産計画情報5の一例である。図5は、ユーザ端末2に表示される画面であって、商品ACの定期購入RPを申し込むための申し込みフォーム6の一例である。図6は、管理部335が管理する、ユーザ情報Uを含む管理情報7の一例である。図7は、記憶部32に予め記憶された参照情報8の一例である。図9は、ユーザ端末2に表示される画面であって、商品ACの届け時期PDを提案するための表示情報に基づく表示の一例である提案画面10である。図10は、情報処理システム1によって実行される情報処理の流れの一例を示すタイミングチャートである。
ここで、商品ACには、ロット生産され得る、あらゆる物品が含まれるが、好ましくは、商品ACは、化粧品である。また、化粧品として、例えば、洗顔料、化粧水、乳液、美容液、スキンケアオイル、フェイスクリーム等の基礎化粧品、シャンプー、コンディショナー、ヘアパック、ヘアトリートメント、ヘアスタイリング剤、ヘアカラー剤等のヘアケア化粧品、顔用およびボディ用の日焼け止め化粧品、アイブロウ、アイライナー、マスカラ、アイシャドウ、口紅、グロス、リップライナー、チーク、ネイル、ネイルケア剤などのメイクアップ化粧品、ファンデーション、化粧下地、コンシーラー、フェイスパウダー等のベースメイク化粧品、ボディソープ、ボディクリーム、ボディオイル等のボディケア化粧品が挙げられる。このような態様によれば、ほぼ毎日使用される消耗品である基礎化粧品やヘアケア化粧品等の化粧品を、通信販売で継続的に購入する場合に顧客にとって大きな負担となり得る送料Fを極力低減することにより、顧客の購買意欲を高めることができる。
また、ここで、ユーザとは、商品ACの購入を申し込んでいる一般消費者である。好ましくは、ユーザは、商品ACの定期購入RPを申し込んでいるユーザである。このような態様によれば、所定の間隔で必ず配送が必要となる定期購入サービスにおいて、生産サイクルに配送サイクルを合わせることにより、生産、在庫管理および物流にかかるコストを削減するとともに、顧客の送料負担を軽減することができる。
なお、商品ACの通信販売には、カタログによる通信販売と、インターネットを利用した通信販売(以下、ネット通販と略称する)とが含まれる。顧客管理や営業管理の容易性等の観点から、ネット通販により商品ACが販売されることが好ましい。
これらの好ましい態様を踏まえ、以下の説明では、ユーザがネット通販で商品ACの定期購入RPを申し込む場合を想定する。また、ユーザは既に定期購入RPを続けている者であってもよいが、以下では、説明の都合上、ユーザが定期購入RPを初めて申し込む場合を想定する。
ここから、図10のタイミングチャートに沿って、情報処理システム1によって実行される情報処理の流れを説明するものとする。
まず、ユーザは、ユーザ端末2に表示された不図示の画面において、ユーザ端末2の入力部を介して、定期購入RPを希望する商品ACを選択し、その購入数量QAを指定する。その後、ユーザが選択または指定した商品ACとその購入数量QAの情報がネットワークを介して情報処理装置3に送信されると、情報処理装置3は、図5に示される申し込みフォーム6を、ユーザ端末2に送信する。具体的には、情報処理装置3における制御部33は、申し込みフォーム6を、通信部31およびネットワークを介してユーザ端末2に送信する(ステップS001)。ここで、申し込みフォーム6は、ワープロソフト等で生成された形式でもよいし、pdfファイルでもよいが、好ましくは、申し込みフォーム6を視認可能な態様でブラウザ上に表示させた画面である。ここでは、申し込みフォーム6が画面であるものとしてさらに説明をする。
図5に示される申し込みフォーム6は、例えば、ユーザが定期購入RPを希望する商品ACおよびその購入数量QAを表す表示と、定期購入RPに必要なユーザ情報Uとして氏名UN、メールアドレスUMおよび届け先UAを入力するための入力欄とを備えている。ユーザは、これらの入力欄に、自身の氏名UNおよびメールアドレスUMと、配送を希望する届け先UAとを入力すればよい(ステップS002)。
商品ACの購入を申し込んでいるユーザに関するユーザ情報Uが申し込みフォーム6に入力されると、ユーザ情報Uは、ネットワークを介して情報処理装置3に送信される(ステップS002)。その後、情報処理装置3において、通信部31が、ユーザ端末2から送信されたユーザ情報Uを受信し、受付部331が、ユーザ情報Uを受け付ける。ここで好ましくは、管理部335は、図6に示されるように、ユーザ情報U、例えば、氏名UN、メールアドレスUMおよび届け先UAと、購入を申し込んでいる商品ACおよびその購入数量QAと、定期購入RPの申し込みの有無とを対応付けて、管理情報7として管理する(ステップS003)。すなわち、ユーザ情報Uがネットワークを介して情報処理装置3に送信され、情報処理装置3における記憶部32が、ユーザ情報Uと、商品ACおよびその購入数量QAと、定期購入RPの申し込みの有無とを対応付けて、管理情報7(図6参照)として記憶する。
以上述べてきたユーザ端末2と情報処理装置3との間の情報のやりとりの一方で、生産管理サーバ4から情報処理装置3に、ネットワークを介して、所定のタイミングで、ロット生産されている所定の商品ACの生産時期PPに関する生産計画情報5(図4参照)が送信される(ステップS004)。その後、情報処理装置3において、通信部31が、生産管理サーバ4から送信された生産計画情報5を受信し、受付部331が、生産計画情報5を受け付ける。続いて、生産計画情報5は、情報処理装置3における記憶部32に一時的に記憶される。
ここで、図4に示される生産計画情報5は、例えば、商品ACを識別する情報と、生産工場名51と、生産工場の所在地FLと、商品ACの生産時期PPと、商品ACの生産数量52とを含み、これらの情報が紐付けられて生産管理サーバ4における不図示の記憶部に記憶されている。
受付部331に受け付けられた生産計画情報5およびユーザ情報Uは、制御部33において、記憶部32に記憶されている参照情報8(図7参照)と突合される(ステップS005)。
ここで、図7に示される参照情報8は、例えば、1回に配送できる商品ACの数量を示す上限数量QLと、生産工場の所在地FLと、届け先UAと、生産時期PPと、届け時期PDと、値引き前送料FBと、値引き後送料FAと、送料Fの値引き額を表す差異DFと、ポイントPIとが対応づけられた情報である。
続いて、生成部334は、生産計画情報5およびユーザ情報Uを予め設定された参照情報8と突合した結果に基づいて、商品ACの届け時期PDをユーザに提案するための表示情報を生成する。その後、表示情報は、通信部31およびネットワークを介して、ユーザ端末2に送信され、表示情報に基づく表示の一例である提案画面10(図9参照)がユーザ端末2に表示される(ステップS006)。
ここで、図9に示される提案画面10は、好ましい提案画面10の一例である。図9に示される提案画面10では、送料Fに関する情報が提示されている。すなわち、表示情報に基づく表示の一例である提案画面10には、送料Fに関する情報が含まれることが好ましい。このような態様によれば、提案された届け時期PDを指定すれば、送料F負担が軽減されることを顧客に示すことにより、提案された届け時期PDの指定を顧客に促すことができる。
さらに詳細には、図9に示される提案画面10では、ユーザが提案された届け時期PDを指定した場合の送料Fである値引き後送料FAと、ユーザが他の届け時期PDを指定した場合の送料Fである値引き前送料FBと、送料Fの値引き額を表す差異DFとが示されている。すなわち、送料Fに関する情報には、ユーザが提案された届け時期PDを指定した場合の送料F、例えば値引き後送料FAと、他の届け時期PDを指定した場合の送料F、例えば値引き前送料FBとの差異DFを表す情報が含まれることが好ましい。このような態様によれば、顧客の送料F負担がどれだけ軽減されるかを明確に示すことにより、提案された届け時期PDの指定を顧客にさらに促すことができる。
また、図9に示される提案画面10では、ユーザが提案された届け時期PDを指定した場合にユーザに付与されるポイントPIが示されている。すなわち、表示情報に基づく表示の一例である提案画面10には、ポイントPIに関する情報が含まれることが好ましい。ここで、ポイントPIは、金銭的価値を有するものである。このような態様によれば、提案された届け時期PDの指定により顧客が享受し得る利点として、送料Fの値引きの他に、ポイントPIの付与を提示することにより、趣味嗜好の異なる様々な顧客に対して、提案された届け時期PDの指定を促すことができる。
なお、金銭的価値を有するポイントPIは、例えば、複数の店舗間や異業種の店舗間で同じポイントを貯めることのできる共通ポイントであってもよいし、商品ACの販売を行っている事業者が運営している独自のポイントであってもよい。
また、ユーザが提案された届け時期PDを指定した場合に、送料Fが値引きされ、かつ、ポイントPIも付与されることを示す情報が、表示情報に基づく表示の一例である提案画面10に含まれていてもよい。
さらに、図9に示される提案画面10では、提案された内容でユーザが申し込みをできるように、ボタン102が設けられている。すなわち、ユーザは、ボタン102を押下することにより、提案された届け時期PDで商品ACを定期購入RPする手続きを進めることができる。このように、表示情報に基づく表示の一例である提案画面10は、提案された届け時期PDでの申し込みを可能にするオブジェクトを含むことが好ましい。
以上をまとめると、本実施形態の情報処理方法は、受付ステップと、生成ステップとを備える。受付ステップでは、ロット生産されている所定の商品ACの生産時期に関する生産計画情報5と、商品ACの購入を申し込んでいるユーザに関するユーザ情報Uとを受け付ける。生成ステップでは、生産計画情報5と、ユーザ情報Uと、予め設定された参照情報8とに基づいて、ユーザに、商品ACの届け時期PDを提案するための表示情報を生成する。
本実施形態によれば、商品ACの生産計画に合わせた届け時期PDを顧客に提案することにより、生産、在庫管理および物流にかかるコストを削減することができる。
ここまで、図10のタイミングチャートに沿って、情報処理システム1によって実行される情報処理の流れを説明してきたが、以下では、図面を参照しながら、具体例を挙げて、情報処理システム1によって実行される情報処理を説明することとする。
氏名UNが「bb bbb」であるユーザ(以下、ユーザbbと略称する)が、商品名「B」の商品ACを選択し、購入数量QAとして1個を指定し、定期購入RPを申し込む場合、ユーザbbは、図5に示される申し込みフォーム6に、ユーザ情報Uとして、氏名UN、メールアドレスUMおよび届け先UAを入力する(ステップS001およびステップS002)。
ユーザbbが申し込みフォーム6に入力した申し込み内容は、情報処理装置3の受付部331が受け付けた後、図6に示される管理情報7として管理部335によって管理される。図6に示される管理情報7では、ユーザbbの情報は、氏名UNが「bb bbb」、メールアドレスUMが「bbb@bb.co.jp」、届け先UAが「大阪府」、商品ACが「B」、購入数量QAが「1」、定期購入RPの申し込みの有無が「Y」として示されている(ステップS003)。
また、ユーザbbが定期購入RPを申し込んでいる商品名「B」の商品ACの生産計画は、図4に示される生産計画情報5として、生産管理サーバ4から情報処理装置3に送信され、受付部331が受け付ける。図4に示される生産計画情報5では、商品名「B」の商品ACの情報は、商品ACを識別する情報が「B」、生産工場名51が「β」、生産工場の所在地FLが「沖縄県」、商品ACの生産時期PPが「1月、4月、7月、10月の上旬」、商品ACの生産数量52が「15000」として示されている(ステップS004)。
次いで、上記のユーザ情報Uを含む申し込み内容と生産計画情報5とは、図7に示される参照情報8と突合される。ここで、ユーザbbは、商品名「B」の商品ACを1個定期購入RPすることを申し込んでいるのに対し、生産計画情報5によると、商品名「B」の商品ACは、1月、4月、7月、10月の上旬にのみ生産されている。したがって、配送サイクルを生産サイクルに合わせるためには、3ヶ月ごとに商品ACを3個まとめて配送する必要がある。よって、ユーザ情報Uと生産計画情報5とから、ユーザに提案される届け時期PDおよび送料Fは、1月、4月、7月、10月の上旬に沖縄県で生産されている商品ACを3個関西地方に生産月に届ける場合の届け時期PDおよび送料Fであることが分かる。これは、図7に示される参照情報8において、上限数量QLが「3」、生産工場の所在地FLが「沖縄」、届け先UAが「関西」、生産時期PPが「上旬」の場合に相当する。したがって、図7に示される参照情報8から、提案される届け時期PDは「生産月の上旬」、値引き前送料FBは「¥500」、送料Fの値引き額を表す差異DFは「¥200」、値引き後送料FAは「¥300」、ポイントPIは「200」となることが分かる(ステップS005)。
この突合結果に基づいて、情報処理装置3の生成部334が、商品ACの届け時期PDをユーザbbに提案するための表示情報を生成する。その後、この表示情報は、ユーザ端末2に送信され、図9に示される提案画面10がユーザ端末2に表示される(ステップS006)。ここで、上述したように、ユーザbbは、商品名「B」の商品ACを1個定期購入RPすることを申し込んでいるのに対し、突合結果は、商品ACを3個ずつ、1月、4月、7月、10月の上旬に配送することを提案するものである。このことをユーザbbに明確に示すことができるように、図9に示される提案画面10は、提案される商品ACの数量と届け時期PDとを示す説明部分101を含んでいる。
すなわち、生成部334は、ユーザに、商品ACの数量と届け時期PDとを提案するための表示情報の一例である提案画面10を生成するように構成されることが好ましい。このような態様によれば、数ヶ月に一度しかロット生産しない商品ACについては、毎月配送するのではなく、生産が行われる月にのみ、数カ月分の商品ACを顧客にまとめて配送することにより、在庫管理にかかるコストを削減することができる。
また、図9に示される提案画面10では、突合結果に基づき、値引き前送料FBが「1,500円(3回配送分)」、値引き後送料FAが「300円」、送料Fの値引き額を表す差異DFが「1,200円」、送料Fの値引きに代えて付与されるポイントPIが「1200ポイント」であることが示されている。提案画面10に表示されている、これらの提案内容に同意した場合には、提案内容で申し込みができるように、提案画面10にはボタン102が設けられている。すなわち、ユーザbbは、ボタン102を押下することにより、提案された数量と届け時期PDで商品ACを定期購入RPする手続きを進めることができる。
次に、商品ACの購入を申し込んでいる複数のユーザへ届け時期PDを提案する具体例について説明することとする。
図6の管理情報7に示されているように、商品名「A」の商品ACを選択し定期購入RPを申し込んでいるユーザとして、氏名UNが「aa aaa」、「cc ccc」および「dd ddd」である3名のユーザ(以下、それぞれユーザaa、ユーザcc、ユーザddと略称する)が存在するとする(ステップS003)。
図6の管理情報7から分かるように、ユーザaaは、届け先UAが「東京都」であり、ユーザccは、届け先UAが「長崎県」であり、ユーザddは、届け先UAが「鹿児島県」である。つまり、ユーザccとユーザddとは、届け先UAが九州地方である。このような場合、情報処理装置3の抽出部332は、届け先UAが九州地方という同一エリアにあるユーザccとユーザddとを抽出する。その後、情報処理装置3の受付部331は、抽出されたユーザccおよびユーザddのユーザ情報Uを受け付ける(不図示のステップ)。
また、ユーザccおよびユーザddが定期購入RPを申し込んでいる商品名「A」の商品ACの生産計画は、図4に示される生産計画情報5として、生産管理サーバ4から情報処理装置3に送信され、受付部331が受け付ける。図4に示される生産計画情報5では、商品名「A」の商品ACの情報は、商品ACを識別する情報が「A」、生産工場名51が「α」、生産工場の所在地FLが「北海道」、商品ACの生産時期PPが「毎月上旬」、商品ACの生産数量52が「10000」として示されている(ステップS004)。
ここで、抽出されたユーザccおよびユーザddのユーザ情報Uを含む申し込み内容と生産計画情報5とは、図7に示される参照情報8と突合される。まず、ユーザ情報Uと生産計画情報5とから、ユーザccおよびユーザddに提案される届け時期PDおよび送料Fは、毎月上旬に北海道で生産されている商品ACを1個九州地方に生産月に届ける場合の届け時期PDおよび送料Fであることが分かる。これは、図7に示される参照情報8において、上限数量QLが「3」、生産工場の所在地FLが「北海道」、届け先UAが「九州」、生産時期PPが「上旬」の場合に相当する。したがって、図7に示される参照情報8から、提案される届け時期PDは「生産月の中旬」、値引き前送料FBは「¥600」、送料Fの値引き額を表す差異DFは「¥200」、値引き後送料FAは「¥400」、ポイントPIは「200」となることが分かる(ステップS005)。
この突合結果に基づいて、情報処理装置3の生成部334が、商品ACの届け時期PDをユーザccおよびユーザddに提案するための表示情報を生成する。その後、この表示情報は、ユーザccおよびユーザddのユーザ端末2に送信され、不図示の提案画面10がそれぞれのユーザ端末2に表示される(ステップS006)。具体的には、この提案画面10には、商品名「A」の商品ACを毎月中旬に1個配送することを提案する情報と、この提案内容で申し込みをすると、送料Fが200円値引きされるか、または、ポイントPIとして200ポイントが付与されることを示す情報とが含まれる。
以上をまとめると、抽出部332は、商品ACの購入を申し込んでいるユーザの中から、商品ACの届け先UAを所定のエリアに設定している特定ユーザを抽出するように構成されることが好ましい。本態様では、受付部331は、生産計画情報5と、抽出された特定ユーザのユーザ情報Uとを受け付けるように構成される。生成部334は、生産計画情報5と、特定ユーザのユーザ情報Uと、参照情報8とに基づいて、特定ユーザに、商品ACの、同一の届け時期PDを提案するための表示情報の一例である提案画面10を生成するように構成される。
このような態様によれば、同一エリアに商品ACをまとめて配送するため、配送コストを削減し、顧客の送料負担を軽減することができるとともに、配送回数の削減により環境負荷低減に貢献することができる。
4.第2の実施形態
本節では、第2の実施形態(以下、本実施形態と称する)に係る情報処理システム1について説明する。ただし、第1の実施形態に係る情報処理システム1と略同様の構成や機能については、その説明を省略する。本節で参照する各図は、以下の通りである。図8は、ユーザ端末2に表示される画面であって、アンケートフォーム9の一例である。図11は、情報処理システム1によって実行される情報処理の流れの一例を示すタイミングチャートである。
本実施形態に係る受付部331は、ユーザからアンケートへの回答の一例である回答91aをさらに受け付けるように構成されてもよい。アンケートは、商品ACまたは商品ACと同じ種類に属する商品の、使用頻度および使用量の少なくとも一方を問うものである。この態様では、生成部334は、アンケートへの回答91aにさらに基づいて、ユーザに、商品ACの届け時期PDを提案するための表示情報に基づく表示の一例である提案画面10を生成するように構成される。以下では、図11のタイミングチャートに沿って、本実施形態を説明するものとする。
ここで、ユーザは、商品ACの定期購入RPを続けている者であってもよいし、商品ACの購入を申し込んではいるが定期購入RPを希望していない者であってもよい。説明の都合上、ユーザは、図6の管理情報7に示されている、商品名「A」の商品ACを1個定期購入RPしている、氏名が「aa aaa」のユーザであるとする。
まず、情報処理装置3は、図8に示されるアンケートフォーム9を、ユーザ端末2に送信する。具体的には、情報処理装置3における制御部33は、アンケートフォーム9を、通信部31およびネットワークを介してユーザ端末2に送信する(ステップS101)。ここで、アンケートフォーム9は、ワープロソフト等で生成された形式でもよいし、pdfファイルでもよいが、好ましくは、アンケートフォーム9を視認可能な態様でブラウザ上に表示させた画面である。ここでは、アンケートフォーム9が画面であるものとしてさらに説明をする。
図8に示されるアンケートフォーム9には、商品ACの使用頻度および使用量に関する質問として、商品ACを使い切る期間を問う質問91が記載されており、質問91に対応する回答の選択肢がラジオボタンとともに表示されている。ユーザは、アンケートに答える意思がある場合には、質問91に対し、適当な選択肢のラジオボタンを押下すればよい。図8では、ユーザは、商品名「A」の商品ACを「1ヶ月半で使い切る」という回答91aを選択している。回答91aに対応するラジオボタンが押下されると、回答91aは、ネットワークを介して情報処理装置3に送信される(ステップS102)。
なお、図8において、ユーザが商品名「A」の商品ACを1個定期購入RPしていることを前提としているため、質問91は、商品名「A」の商品ACに対する質問であるが、商品ACを購入していないユーザの場合には、商品ACと同じ種類に属する商品に対する質問であってもよい。例えば、図8において、商品ACは、商品名が「A」の化粧水であるため、これを購入していないユーザの場合には、質問91は、このユーザが現在使用しているその他の化粧水に対する質問となる。
アンケートへの回答の一例である回答91aがネットワークを介して情報処理装置3に送信されると、受付部331は回答91aを受け付ける。ここで好ましくは、管理部335は、管理情報7とともに、アンケートへの回答91aをユーザごとに管理する(ステップS103)。すなわち、情報処理装置3における記憶部32が、管理情報7とともに、ユーザごとの回答91aを記憶する。
受付部331に受け付けられた生産計画情報5と、ユーザ情報Uと、アンケートへの回答91aとは、制御部33において、記憶部32に記憶されている参照情報8(図7参照)と突合される(ステップS104およびステップS105)。
ここで、上述したように、アンケートへの回答91aから、ユーザは、商品名「A」の商品ACを1ヶ月半で使い切るため、3ヶ月につき2個の商品ACを必要としていることが分かる。このことと、ユーザ情報Uおよび生産計画情報5とから、ユーザに提案される届け時期PDおよび送料Fは、毎月上旬に北海道で生産されている商品ACを3ヶ月ごとに2個東京都に届ける場合の届け時期PDおよび送料Fであることが分かる。これは、図7に示される参照情報8において、上限数量QLが「3」、生産工場の所在地FLが「北海道」、届け先UAが「関東」、生産時期PPが「上旬」の場合に相当する。したがって、図7に示される参照情報8から、提案される届け時期PDは「生産月の上旬」、値引き前送料FBは「¥500」、送料Fの値引き額を表す差異DFは「¥200」、値引き後送料FAは「¥300」、ポイントPIは「200」となることが分かる(ステップS105)。
この突合結果に基づいて、情報処理装置3の生成部334が、商品ACの届け時期PDをユーザに提案するための表示情報を生成する。その後、この表示情報は、ユーザ端末2に送信され、不図示の提案画面10がユーザ端末2に表示される(ステップS106)。具体的には、この提案画面10には、商品名「A」の商品ACを3ヶ月ごとに2個配送することを提案する情報と、この提案内容で申し込みをした場合の送料Fに関する情報とが含まれる。
なお、送料Fに関する情報は、例えば、3ヶ月の期間で、通常の配送では、値引き前送料FB「¥500」が3回分発生するため、合計で送料Fが1,500円となるのに対し、提案内容で申し込みをした場合の送料Fは300円となり、送料Fが1200円値引きされることを表すものである。また、送料の値引きに代えて、1200ポイントが付与されることが示されてもよい。
以上説明してきたように、本実施形態によれば、顧客の実際の使用状況に即した配送の提案により、顧客満足度を向上させることができる。
5.その他
情報処理システム1に関して、以下のような態様を採用してもよい。
情報処理システム1は、推定部333をさらに備えてもよい。本態様において、受付部331は、商品ACを販売しているショッピングサイトへのユーザのアクセス状況に関するアクセス情報をさらに受け付けるように構成される。推定部333は、アクセス情報から商品ACまたは商品ACと同じ種類に属する商品の購入頻度を推定するように構成される。生成部334は、購入頻度にさらに基づいて、ユーザに、商品ACの届け時期PDを提案するための表示情報に基づく表示の一例である提案画面10を生成するように構成される。このような態様によれば、定期購入RPをしていない顧客についても、使用状況を推定し、顧客にとって最適な届け時期を提案することにより、顧客満足度を向上させることができる。
第1および第2の実施形態の態様は、プログラムであってもよい。このプログラムは、コンピュータに、情報処理システム1の各ステップを実行させる。
第1および第2の実施形態では、参照情報8がルックアップテーブル等のデータベースであるものとし、それに含まれる詳細な項目を説明したが、あくまでも一例でありこの限りではない。さらに、参照情報8は、そもそもルックアップテーブル等のデータベースに限定されず、複数の情報を数学的に関係づけた数理モデルでもよいし、さらに好ましくは、複数の情報の相関性を予め機械学習させた学習済みモデルであってもよい。
第2の実施形態に係るアンケートは、紙のアンケートであってもよい。紙のアンケートとして、例えば、封書、はがき、ファックス用紙等が用いられる。紙のアンケートは、例えば、商品ACを配送する際に同梱してもよいし、通販カタログ等に同封してもよい。
第2の実施形態に係るアンケートは、商品ACの配送用の箱や説明書に設けられたQRコード(登録商標)等からアクセス可能に作製されていてもよい。
第2の実施形態において、ユーザ情報Uとして登録されているユーザのメールアドレスUM宛にアンケート依頼メールを送信してもよい。この態様では、アンケート依頼メールに、アンケートフォーム9にアクセス可能なURLを記載することが好ましい。
さらに、次に記載の各態様で提供されてもよい。
前記情報処理システムにおいて、前記表示情報に基づく表示には、送料に関する情報が含まれる、もの。
前記情報処理システムにおいて、前記送料に関する情報には、前記ユーザが提案された前記届け時期を指定した場合の送料と、他の届け時期を指定した場合の送料との差異を表す情報が含まれる、もの。
前記情報処理システムにおいて、前記表示情報に基づく表示には、前記ユーザが提案された前記届け時期を指定した場合に前記ユーザに付与されるポイントに関する情報が含まれ、前記ポイントは、金銭的価値を有する、もの。
前記情報処理システムにおいて、前記ユーザは、前記商品の定期購入を申し込んでいるユーザである、もの。
前記情報処理システムにおいて、前記生成ステップでは、前記ユーザに、前記商品の数量と届け時期とを提案するための表示情報を生成する、もの。
前記情報処理システムにおいて、前記受付ステップでは、前記ユーザからアンケートへの回答をさらに受け付け、ここで前記アンケートは、前記商品または前記商品と同じ種類に属する商品の、使用頻度および使用量の少なくとも一方を問うもので、前記生成ステップでは、前記アンケートへの回答にさらに基づいて、前記ユーザに、前記商品の届け時期を提案するための表示情報を生成する、もの。
前記情報処理システムにおいて、推定ステップをさらに実行するように構成され、前記受付ステップでは、前記商品を販売しているショッピングサイトへの前記ユーザのアクセス状況に関するアクセス情報をさらに受け付け、前記推定ステップでは、前記アクセス情報から前記商品または前記商品と同じ種類に属する商品の購入頻度を推定し、前記生成ステップでは、前記購入頻度にさらに基づいて、前記ユーザに、前記商品の届け時期を提案するための表示情報を生成する、もの。
前記情報処理システムにおいて、抽出ステップをさらに実行するように構成され、前記抽出ステップでは、前記商品の購入を申し込んでいるユーザの中から、前記商品の届け先を所定のエリアに設定している特定ユーザを抽出し、前記受付ステップでは、前記生産計画情報と、抽出された前記特定ユーザのユーザ情報とを受け付け、前記生成ステップでは、前記生産計画情報と、前記特定ユーザの前記ユーザ情報と、前記参照情報とに基づいて、前記特定ユーザに、前記商品の、同一の届け時期を提案するための表示情報を生成する、もの。
前記情報処理システムにおいて、前記商品は、化粧品である、もの。
情報処理方法であって、前記情報処理システムの各ステップを備える、方法。
プログラムであって、コンピュータに、前記情報処理システムの各ステップを実行させる、もの。
もちろん、この限りではない。
最後に、本発明に係る種々の実施形態を説明したが、これらは、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。当該新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。当該実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 :情報処理システム
2 :ユーザ端末
3 :情報処理装置
30 :通信バス
31 :通信部
32 :記憶部
33 :制御部
331 :受付部
332 :抽出部
333 :推定部
334 :生成部
335 :管理部
4 :生産管理サーバ
5 :生産計画情報
51 :生産工場名
52 :生産数量
6 :申し込みフォーム
7 :管理情報
8 :参照情報
9 :アンケートフォーム
91 :質問
91a :回答
10 :提案画面
101 :説明部分
102 :ボタン
AC :商品
DF :差異
F :送料
FA :値引き後送料
FB :値引き前送料
FL :所在地
PD :届け時期
PI :ポイント
PP :生産時期
QA :購入数量
QL :上限数量
RA :先
RP :定期購入
U :ユーザ情報
UA :届け先
UM :メールアドレス
UN :氏名

Claims (12)

  1. 情報処理システムであって、
    次の各ステップを実行するように構成され、
    受付ステップでは、ロット生産されている所定の商品の生産時期に関する生産計画情報と、前記商品の購入を申し込んでいるユーザに関するユーザ情報とを受け付け、
    生成ステップでは、前記生産計画情報と、前記ユーザ情報と、予め設定された参照情報とに基づいて、前記ユーザに、前記商品の届け時期を提案するための表示情報を生成する、
    もの。
  2. 請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
    前記表示情報に基づく表示には、送料に関する情報が含まれる、
    もの。
  3. 請求項2に記載の情報処理システムにおいて、
    前記送料に関する情報には、前記ユーザが提案された前記届け時期を指定した場合の送料と、他の届け時期を指定した場合の送料との差異を表す情報が含まれる、
    もの。
  4. 請求項1~請求項3の何れか1つに記載の情報処理システムにおいて、
    前記表示情報に基づく表示には、前記ユーザが提案された前記届け時期を指定した場合に前記ユーザに付与されるポイントに関する情報が含まれ、
    前記ポイントは、金銭的価値を有する、
    もの。
  5. 請求項1~請求項4の何れか1つに記載の情報処理システムにおいて、
    前記ユーザは、前記商品の定期購入を申し込んでいるユーザである、
    もの。
  6. 請求項1~請求項5の何れか1つに記載の情報処理システムにおいて、
    前記生成ステップでは、前記ユーザに、前記商品の数量と届け時期とを提案するための表示情報を生成する、
    もの。
  7. 請求項1~請求項6の何れか1つに記載の情報処理システムにおいて、
    前記受付ステップでは、前記ユーザからアンケートへの回答をさらに受け付け、ここで前記アンケートは、前記商品または前記商品と同じ種類に属する商品の、使用頻度および使用量の少なくとも一方を問うもので、
    前記生成ステップでは、前記アンケートへの回答にさらに基づいて、前記ユーザに、前記商品の届け時期を提案するための表示情報を生成する、
    もの。
  8. 請求項1~請求項7の何れか1つに記載の情報処理システムにおいて、
    推定ステップをさらに実行するように構成され、
    前記受付ステップでは、前記商品を販売しているショッピングサイトへの前記ユーザのアクセス状況に関するアクセス情報をさらに受け付け、
    前記推定ステップでは、前記アクセス情報から前記商品または前記商品と同じ種類に属する商品の購入頻度を推定し、
    前記生成ステップでは、前記購入頻度にさらに基づいて、前記ユーザに、前記商品の届け時期を提案するための表示情報を生成する、
    もの。
  9. 請求項1~請求項8の何れか1つに記載の情報処理システムにおいて、
    抽出ステップをさらに実行するように構成され、
    前記抽出ステップでは、前記商品の購入を申し込んでいるユーザの中から、前記商品の届け先を所定のエリアに設定している特定ユーザを抽出し、
    前記受付ステップでは、前記生産計画情報と、抽出された前記特定ユーザのユーザ情報とを受け付け、
    前記生成ステップでは、前記生産計画情報と、前記特定ユーザの前記ユーザ情報と、前記参照情報とに基づいて、前記特定ユーザに、前記商品の、同一の届け時期を提案するための表示情報を生成する、
    もの。
  10. 請求項1~請求項9の何れか1つに記載の情報処理システムにおいて、
    前記商品は、化粧品である、
    もの。
  11. 情報処理方法であって、
    請求項1~請求項10の何れか1つに記載の情報処理システムの各ステップを備える、
    方法。
  12. プログラムであって、
    コンピュータに、請求項1~請求項10の何れか1つに記載の情報処理システムの各ステップを実行させる、
    もの。
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