JP2022119816A - コンテンツ配信システム、コンピュータシステム、サーバシステム、及びコンテンツ配信方法 - Google Patents

コンテンツ配信システム、コンピュータシステム、サーバシステム、及びコンテンツ配信方法 Download PDF

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【課題】テキストや画像の発信機能を利用した新たな付加価値を創出し、ユーザ体験をより豊かにするための技術を提供すること。【解決手段】コンテンツの配信には、ユーザ発信サービス機能が組み込まれており、視聴ユーザが視聴中にテキストや画像を発信操作すると、視聴画面内に発信された内容のテキストや画像が表示される。配信サーバシステムは、ユーザ発信を監視し、異なる視聴ユーザにより発信タイミングが連続的で且つ発信内容に関連性がある発信が、ある程度の規模まで連鎖的に継続された場合に、特典制御を実行する。特典制御は、連続回数や関連性の内容等に応じて様々に用意されている。その何れもが、複数の視聴ユーザが一緒にコンテンツを視聴する仮想的なユーザ体験を盛り上げ、ユーザ体験を向上させる。【選択図】図5

Description

本発明は、提供ユーザにより提供された少なくとも映像を含むコンテンツを、各視聴ユーザのユーザ端末に配信するコンテンツ配信システム等に関する。
チャット機能やテキスト機能と称する機能により、ユーザがテキストや画像を発信することができるソーシャルネットワーキングサービス(SNS)や、コンテンツの配信サービスなどが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
チャット機能やテキスト機能を利用することで、ユーザ同士のコミュニケーションが促進される。例えば、動画の配信サービスであれば、動画を見ながら各々のテキストを発信・投稿することで、皆で一緒に動画を鑑賞しているかのような仮想体験を楽しむことができる。
チャット機能やテキスト機能として、テキストのみならず画像が発信可能な場合には、その画像の発信は「画像投稿」などと呼ばれることもある。例えば、台詞を吹き出し状に示したキャラクタの画像や、喜怒哀楽等のアクションをしているキャラクタの画像を発信(この場合、投稿とも呼ばれる)することで、言葉では言い表せない感情や想いを端的に発信することができる。
こうしたテキストや画像の発信に係る機能がもたらす様々なユーザ体験は、近年のソーシャルネットワーキングサービス(SNS)や、コンテンツの配信サービスにおいては、もはや無くてはならない定番となっているとさえ言える。
特開2017-91393号公報
本発明は、テキストや画像の発信機能を利用した新たな付加価値を創出し、ユーザ体験をより豊かにするための技術を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するための第1の発明は、提供ユーザにより提供された少なくとも映像を含むコンテンツを、各視聴ユーザのユーザ端末に配信するコンテンツ配信システムであって、
前記ユーザ端末では、前記コンテンツを表示するコンテンツ表示部と、視聴中の前記コンテンツに対して前記視聴ユーザが入力可能な発信操作の操作部とを含む視聴画面が表示され、
視聴中の前記コンテンツに対する前記発信操作が入力されたことを前記ユーザ端末から受け付けて、当該発信操作がなされた反映表示を前記視聴画面中に表示させる制御をする発信反映制御手段(例えば、図1の制御基板1150、図9のサーバ処理部200s、配信サービス管理部210、発信反映制御部214、図23のステップS156)と、
前記発信操作がなされたタイミングに基づいて前記発信操作の連続性を認定するための連続性認定条件を少なくとも含む連鎖条件を満たした状態が継続することで、所与の規模要件を満たした場合に、前記視聴画面に特別表示の演出を実行する特別表示演出制御手段(例えば、図1の制御基板1150、図8の特別表示演出86、図9のサーバ処理部200s、配信サービス管理部210、特別表示演出制御部219、図24のステップS190、ステップS194)と、を備えたコンテンツ配信システムである。
第1の発明によれば、コンテンツの視聴に係り、視聴ユーザの発信操作が連続的に行われ、それらがある程度の規模となったところで、特別な演出表示(特別表示演出)を実行することができる。そして、この特別な演出表示(特別表示演出)によってユーザ体験をより向上させることができる。
第2の発明は、前記発信操作には、少なくとも既定の意思表示を示す既定発信操作が含まれ、前記発信反映制御手段は、前記既定発信操作がなされた反映表示として、既定表示体を前記視聴画面中に表示させる制御を行う、第1の発明のコンテンツ配信システムである。
第2の発明によれば、視聴ユーザにより何らかの意志表示を示す既定発信操作が、ある程度の規模に達するまで連続的に実行された場合に、特別演出表示制御を実現することで、その時感じている視聴ユーザの気持ちをより高めることができる。
一例を挙げると、複数の視聴ユーザが次々にコンテンツを高く評価する発信をして、それが10人分に達した場合に、視聴画面の背景をシンプルなデザインからゴージャスなデザインのものに変更するといった特別演出表示制御が考えられる。この特別演出表示制御によれば、複数の視聴ユーザが皆で一緒にコンテンツを盛り上げて視聴しているようなユーザ体験を提供し、視聴ユーザに高揚感や感動を与えることができる。
第3の発明は、前記連鎖条件が、複数の前記視聴ユーザにより入力された前記発信操作同士の関連性を認定するための関連性認定条件を更に含む、第1又は第2の発明のコンテンツ配信システムである。
第3の発明によれば、発信操作同士の関連性、例えば、発信操作により発信された内容(発信内容)の関連性を連鎖条件に含めることができる。
よって、どのような内容でも良いから連続的にある程度の規模に達するまで発信された場合に特別演出表示を実行するのではなく、決められた関連性を有する内容の発信が、連続的にある程度の規模行われると、特別演出表示を実行するようにできる。関連性が要件とされることで、当該要件を満たすように発信内容を選択する複雑さと面白さが加えられ、発信操作それ自体もユーザ体験の1つとすることができる。
第4の発明は、前記発信操作には、複数種類の発信操作があり、前記関連性認定条件には、入力された前記発信操作の種類の組み合わせに基づく条件が定められている、第3の発明のコンテンツ配信システムである。
第4の発明によれば、連続的になされた発信操作の種類が、あるパターンの組み合わせを形成する場合に、特別演出表示を実行できるようになる。これにより、視聴ユーザは、どの組み合わせを形成させるかについての自らの考えと他の視聴ユーザの考えとを想像しながら発信操作を選択することになるので、ユーザ体験としての発信操作をより面白くすることができる。
第5の発明は、前記発信操作には、前記ユーザ端末が任意に設定可能なメッセージの発信操作が含まれており、前記関連性認定条件には、前記メッセージの発信操作に関する関連性認定条件として、前記メッセージの内容に基づく条件が定められている、第3又は第4の発明のコンテンツ配信システムである。
第5の発明によれば、メッセージに係る関連性を特別演出表示を実行するための条件とすることができる。例えば、連続的に発信されたメッセージが全て共通して「声援」に類する場合に、赤色系の背景に変更する特別演出表示制御を行えば、声援するユーザの気持ちをより高め、ユーザ体験をより向上させることが可能となる。
第6の発明は、前記規模要件には、前記連鎖条件を満たした数または時間に基づく条件が含まれている、第1~第5の何れかの発明のコンテンツ配信システムである。
第6の発明によれば、連鎖条件を満たす発信が特定の数に達した場合や、特定の時間継続された場合に特別演出表示を実行できるようになる。
第7の発明は、前記規模要件には、前記連鎖条件を満たす前記発信操作を行った前記視聴ユーザの数に基づく条件が含まれている、第1~第6の何れかの発明のコンテンツ配信システムである。
第7の発明によれば、同じように連続する発信であっても、その連続する発信を行っている視聴ユーザの数が条件を満たされなければ特別演出表示が実行されないこととなる。よって、特別演出表示が行われる状況をより多彩にすることができる。
第8の発明は、前記連鎖条件を、前記コンテンツの種類に応じて可変に設定する連鎖条件設定手段(例えば、図9の連鎖条件設定部216、図19の連鎖条件設定データ640、図23のステップS174)、を備えた第1~第7の何れかの発明のコンテンツ配信システムである。
第8の発明によれば、コンテンツの種類によって連鎖条件を変更することができる。
第9の発明は、前記規模要件を、前記コンテンツの種類に応じて可変に設定する規模要件設定手段(例えば、図9の規模要件設定部218、図19の適用規模要件648、図24のステップS178)、を備えた第1~第8の何れかの発明のコンテンツ配信システムである。
第9の発明によれば、コンテンツの種類に応じて規模要件を変更することができる。
第10の発明は、前記規模要件を満たした場合に、前記視聴ユーザ及び/又は前記提供ユーザに所与の特典を付与する特典制御を実行する特典制御実行手段(例えば、図1の制御基板1150、図9のサーバ処理部200s、配信サービス管理部210、特典制御実行部220、図24のステップS192)、を備えた第1~第9の何れかの発明のコンテンツ配信システムである。
第10の発明によれば、規模要件を満たしたことを契機に、視聴ユーザや提供ユーザに所与の特典を付与することができる。よって、よりユーザ体験を豊かにできる。
第11の発明は、前記コンテンツが、ゲームプレイ動画であり、前記連鎖条件を、視聴中の前記ゲームプレイ動画に係るゲーム状況に応じて可変に設定する連鎖条件設定手段、を備えた第1~第7の何れかの発明のコンテンツ配信システムである。
第11の発明によれば、ゲームプレイ動画を配信する場合、配信されている動画中のゲーム状況に応じて連鎖条件を変更できる。
第12の発明は、前記コンテンツが、ゲームプレイ動画であり、前記規模要件を、視聴中の前記ゲームプレイ動画に係るゲーム状況に応じて可変に設定する規模要件設定手段、を備えた第1~第7,第11の何れかの発明のコンテンツ配信システムである。
第12の発明によれば、ゲームプレイ動画を配信する場合、配信されている動画中のゲーム状況に応じて規模要件を変更できる。
第13の発明は、前記コンテンツが、ゲームプレイ動画であり、前記規模要件を満たしたときに視聴中の前記ゲームプレイ動画に係るゲーム状況に応じて、特典を可変に決定して、前記視聴ユーザ及び/又は前記提供ユーザに付与する特典制御を実行する特典制御実行手段、を備えた第1~第7,第11,第12の何れかの発明のコンテンツ配信システムである。
第13の発明によれば、ゲームプレイ動画を配信する場合、配信されている動画中のゲーム状況に応じた特典を付与できる。
第14の発明は、前記コンテンツが、ゲームプレイ動画のライブ中継コンテンツである、第11~第13の何れかの発明のコンテンツ配信システムである。
第14の発明によれば、ゲームプレイをしているそのゲーム画面をライブ配信することができる。
第15の発明は、前記視聴ユーザ別の前記発信操作の履歴情報を前記ユーザ端末に表示させる制御を行う履歴情報表示制御手段(例えば、図9の履歴情報表示制御部222、図18の発信ログデータ610、図24のステップS200、S202)、を備えた第1~第14の何れかの発明のコンテンツ配信システムである。
第15の発明によれば、視聴ユーザ別の発信操作の履歴をユーザ端末にて表示させることができるようになる。他の視聴ユーザがいままでどんな発信をしてきたのか気になったら、それを知ることができる仕組を用意できる。他人の過去の行動を知れば、それが刺激となり、視聴ユーザの発信操作がより活発となり、ひいては特別演出表示制御の発生確率を高め、コンテンツの視聴に係るユーザ体験をより向上させることができる。
第16の発明は、前記視聴画面に、前記視聴ユーザ別のアバターを表示させるアバター表示制御手段(例えば、図9のアバター表示制御部212、図19のアバター表示管理データ634、図22のステップS102)、を備え、前記発信反映制御手段は、前記発信操作がなされた場合に、当該発信操作に係る視聴ユーザの前記アバターが所与のアクション動作を行うように表示制御することで、前記反映表示を行う、第1~第15の何れかの発明のコンテンツ配信システムである。
第16の発明によれば、視聴ユーザのアバターのアクションを伴った形で反映表示を実現できる。よって、よりユーザ体験を向上することができる。
第17の発明は、各視聴ユーザのユーザ端末と、第1~第16の何れかの発明のコンテンツ配信システムとを具備した、コンピュータシステムである。
ここで言う「コンピュータシステム」は、単数のコンピュータによるシステムでもよい、又は複数のコンピュータが通信可能に連結されたシステムでもよい意味である。
第17の発明によれば、第1の発明と同様の効果を奏するコンピュータシステムを実現できる。
第18の発明は、各ユーザのユーザ端末において、各ユーザによって入力された発信操作に基づく表示をするための画面を表示制御するサーバシステムであって、前記発信操作が入力されたことを前記ユーザ端末から受け付けて、当該発信操作がなされた反映表示を前記画面中に表示させる制御をする発信反映制御手段と、前記発信操作がなされたタイミングに基づいて前記発信操作の連続性を認定するための連続性認定条件を少なくとも含む連鎖条件を満たした状態が継続することで、所与の規模要件を満たした場合に、前記画面中に特別表示の演出を実行する特別表示演出制御手段と、を備えたサーバシステムである。
第18の発明によれば、第1の発明と同様の効果を奏するサーバシステムを実現できる。
第19の発明は、前記画面内に、第1ユーザの前記発信操作に基づく第1表示部と、第2ユーザの前記発信操作に基づく第2表示部と、前記第1ユーザの前記発信操作及び前記第2ユーザの前記発信操作の関係に基づく特別表示をするための第3表示部とを表示させる制御を行う手段(例えば、図9の配信サービス管理部210)、を備えた第18の発明のサーバシステムである
第19の発明によれば、ユーザの区分別に表示部を分け、また特別表示をする表示部を分けることで、発信操作に基づく表示の出所を分かり易くし、特別表示を発信操作に基づく表示から分けて識別し易くして、ユーザ体験を得やすくできる。
コンテンツ配信システムの構成例を示す図。 ユーザ端末の構成例を示す正面図。 コンテンツを視聴するための視聴画面の構成を説明するための図。 割り当て変更操作時に表示されるポップアップの表示例を示す図。 配信サービスが備える新たな付加価値について説明するための図。 関連性有りと判定される例を説明するための図。 連鎖数に応じた特典制御の内容違いの例を説明するための図。 発信コンボの発生及び特典制御が実行されていることをユーザに報知する例を示す視聴画面図。 配信サーバシステムの機能構成例を示す機能ブロック図。 サーバ記憶部が記憶するプログラムやデータの例を示す図。 発信用画像定義データのデータ構成例を示す図。 関連性認定条件定義データのデータ構成例を示す図。 規模要件定義データのデータ構成例を示す図。 特典定義データのデータ構成例を示す図。 アバター表示変更定義データのデータ構成例を示す図。 コンボ発生報知定義データのデータ構成例を示す図。 提供ユーザ登録データのデータ構成例を示す図。 ユーザ管理データのデータ構成例を示す図。 配信管理データのデータ構成例を示す図。 視聴端末となるユーザ端末の機能構成例を示す機能ブロック図。 提供端末となるユーザ端末の機能構成例を示す機能ブロック図。 配信サーバシステムにおける1つのストリーミング形式によるライブ配信に係る処理の流れについて説明するためのフローチャート。 図22より続くフローチャート。 図23より続くフローチャート。 視聴端末となるユーザ端末におけるコンテンツの視聴に係る処理の流れを説明するためのフローチャート。 図25より続くフローチャート。 図26より続くフローチャート。 提供端末となるユーザ端末における処理の流れを説明するためのフローチャート。 ソーシャルネットワーキングサービスのチャット機能に適用した場合のチャット画面の表示例を示す図。
以下、本発明の実施形態の例を説明するが、本発明を適用可能な形態が以下の実施形態に限られないことは勿論である。
図1は、本発明が適用されたコンテンツ配信システムの構成例を示す図である。コンテンツ配信システム1000は、コンテンツを不特定多数で同時に楽しむ配信サービスを提供するコンピュータシステムであって、通信回線9を介して相互にデータ通信が可能に接続された配信サーバシステム1100と、複数のユーザ端末1500(1500a,1500b,…)とを含む。
通信回線9は、データ通信が可能な通信路を意味する。すなわち、通信回線9とは、直接接続のための専用線(専用ケーブル)やイーサネット(登録商標)等によるLAN(Local Area Network)の他、電話通信網やケーブル網、インターネット等の通信網を含む意味であり、また、通信方法については有線/無線を問わない。
配信サーバシステム1100は、提供ユーザ2tのユーザ端末1500Tから提供された少なくとも映像を含むコンテンツを、各視聴ユーザ2(2a,2b,…)のユーザ端末1500(1500a,1500b,…)へ向けて配信するコンテンツ配信システムを実現するコンピュータシステムであり、各視聴ユーザのユーザ端末1500(1500a,1500b,…)において、各視聴ユーザによって入力された発信操作に基づく表示をするための画面を表示制御するサーバシステムである。
具体的には、配信サーバシステム1100は、本体装置1101と、キーボード1106と、タッチパネル1108と、ストレージ1140とを有し、本体装置1101には制御基板1150を搭載する。
制御基板1150には、CPU(Central Processing Unit)1151やGPU(Graphics Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)などの各種マイクロプロセッサ、VRAMやRAM,ROM等の各種ICメモリ1152、通信装置1153が搭載されている。なお、制御基板1150の一部または全部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)や、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、SoC(System on a Chip)により実現するとしてもよい。
そして、配信サーバシステム1100は、制御基板1150が所定のプログラム及びデータに基づいて演算処理することにより、
1)ユーザ登録等に係るユーザ管理機能と、
2)コンテンツの配信機能と、
3)ユーザ端末1500から発信(投稿とも言える)されたテキストや画像を配信するユーザ発信サービス機能と、
4)ユーザ発信サービス機能で発信(投稿)することのできる発信用画像をオンラインで購入可能にするオンラインショッピング機能と、
を実現する。勿論、これら以外の機能を実現できる構成も可能である。例えば、ソーシャルネットワーキングサービス機能、その一部としてのチャット機能なども実現できるようにしてもよい。
本実施形態における配信機能とは、コンテンツを提供するユーザである提供ユーザ2tのユーザ端末1500Tから動画データ等の配信用のコンテンツデータを取得し、視聴者登録したユーザである視聴ユーザ2(2a,2b,…)のユーザ端末1500(1500a,1500b,…)へ、取得したコンテンツデータのダウンロードと並行しながらの視聴を可能な形式で配信する所謂ストリーミング配信機能である。勿論、その他の配信形式により実現するとしても良い。
ユーザ発信サービス機能は、視聴ユーザ2(2a、2b…)のユーザ端末1500(1500a、1500b…)から発信操作されたテキストや画像を、視聴ユーザ2(2a、2b…)のユーザ端末1500(1500a、1500b…)及び提供ユーザ2tのユーザ端末1500Tへ配信し、配信先で発信された内容が反映された反映表示を表示させる機能である。
なお、配信サーバシステム1100は単体として記しているが、各機能を分担する複数のブレードサーバを搭載して相互に内部バスを介してデータ通信可能に接続した構成であっても良い。或いは、離れた場所に設置された独立した複数のサーバを、通信回線9を介してデータ通信させることで、全体として配信サーバシステム1100として機能させる構成であっても良い。
ユーザ端末1500(1500a,1500b,…,1500T)は、ユーザ2(2a,2b,…,2t)が使用するコンピュータシステムであって、実行するプログラムを変えることで、配信用に提供するマルチメディアを作成する提供端末、又は配信されるコンテンツの視聴を可能にする視聴端末、として機能するようになる。図1の例では、ユーザ端末1500Tが提供端末に該当し、ユーザ端末1500a、1500bが視聴端末に該当する。なお、本実施形態のユーザ端末1500は、いわゆるスマートフォンと呼ばれる装置であるが、携帯型ゲーム装置や、パソコン、タブレット型コンピュータ、ウェアラブルコンピュータ、などでもよい。
図2は、本実施形態におけるユーザ端末1500の構成例を示す正面図である。
ユーザ端末1500は、方向入力キー1502と、ボタンスイッチ1504と、画像表示デバイス兼接触位置入力デバイスとして機能するタッチパネル1506と、スピーカ1510と、内蔵バッテリー1509と、マイク1512と、イメージセンサモジュール1520と、制御基板1550と、コンピュータ読み出し可能な記憶媒体であるメモリカード1540からデータを読み書きできるメモリカード読取装置1542と、を備える。その他、図示されていない電源ボタン、音量調節ボタン等が設けられている。また、ゲームプレイの対価の支払いが可能なICカード型のクレジットカードやプリペイドカードに対して非接触にデータの読み書きが行えるICカード読取装置などを設けるとしてもよい。
制御基板1550は、CPU1551やGPU,DSPなどの各種マイクロプロセッサ、VRAMやRAM,ROM等の各種ICメモリ1552、通信回線9に接続する携帯電話基地局や無線LAN基地局などと無線通信するための無線通信モジュール1553、インターフェース回路1557などを搭載する。
インターフェース回路1557には、タッチパネル1506のドライバ回路、方向入力キー1502及びボタンスイッチ1504からの信号を受信する回路、スピーカ1510へ音声信号を出力する出力アンプ回路、マイク1512で集音した音声の信号を生成する入力信号生成回路、イメージセンサモジュール1520で撮影された画像の画像データを入力する回路、メモリカード読取装置1542への信号入出力回路、などが含まれている。
制御基板1550に搭載されているこれらの要素は、バス回路などを介して電気的に接続され、データの読み書きや信号の送受信が可能に接続されている。なお、制御基板1550の一部または全部をASICやFPGA、SoCにて構成してもよい。
そして、制御基板1550は、提供端末としての機能を実現させるための動画提供プログラムや、視聴端末としての機能を実現させるための視聴プログラム、各種データをICメモリ1552に記憶する。
なお、本実施形態では、ユーザ端末1500は、プログラム(例えば、コンテンツの作成と提供を可能にする提供端末プログラム、配信されたコンテンツの視聴及びテキストや画像の発信を可能にする視聴端末プログラム)や、各種設定データを配信サーバシステム1100からダウンロードする構成としているが、別途入手したメモリカード1540などの記憶媒体から読み出す構成としても良い。
図3は、本実施形態におけるコンテンツを視聴するための視聴画面の構成を説明するための図である。
視聴プログラムを実行しているユーザ端末1500では、タッチパネル1506に、視聴画面W3が表示される。視聴画面W3は、
1)番組タイトルなどの配信されたコンテンツに関して提供ユーザが申告・設定した付帯情報を表示する付帯情報表示部31と、
2)配信されているコンテンツを表示するコンテンツ表示部32と、
3)汎用表示部33と、
4)テキストの入力と発信操作を行うテキスト発信操作部34と、
5)視聴ユーザのアバター4(4a,4b,…)や、発信されたテキスト及び画像の内容が反映された反映表示をする反映表示部35と、
6)発信用画像8の発信操作(画像発信操作)をするための画像発信操作アイコン36と、
7)発信用画像8をオンラインで即時に購入するためのショッピングアイコン37と、
を含む。
コンテンツ表示部32では、少なくとも動画を含むコンテンツ(例えば、提供ユーザ自身による演奏や演芸などのライブ中継、提供ユーザがプレイするゲームプレイのライブ中継や録画されたゲームプレイ動画を編集したもの、提供ユーザが撮影や編集を行ったビデオ作品、など)の映像を表示する。
付帯情報表示部31で表示される付帯情報とは、例えば、タイトルや、ジャンル、撮影日時、撮影場所、被写体に関する情報、状況説明文、提供ユーザからのメッセージ、などが含まれ得る。コンテンツがゲームプレイ動画であれば、プレイ内容やゲーム状況(例えば、プレイしているステージや場所の情報、装備品の情報、敵キャラクタの名称、攻略の状況、ステージクリアまでの残時間や経過時間、入手できるレアアイテム名、など)が含まれ得る。本実施形態では、付帯情報は、コンテンツの提供前に提供ユーザ自らが設定する事とするが、配信サービスの運営者側が設定するとしてもよいし、ゲームプレイ動画であればプレイしているゲームのプレイ情報から自動取得して設定するとしてもよい。
汎用表示部33には、各種報知や、演出表示、アバター4の表示などに目的を固定せずに使用される領域である。反映表示部35の拡張領域としても使用される。
テキスト発信操作部34は、コメントやメッセージのテキスト(文字・数字・記号)の入力欄と、発信実行操作アイコンなどを含む。
反映表示部35には、コンテンツを視聴中の視聴ユーザ2のアバター4が表示される。そして、視聴ユーザ2から発信されたテキストは、当該ユーザのアバター4が発言していることを示す吹き出し5(5b,5c,…)の中に表示される。また、視聴ユーザ2から発信された発信用画像8は、当該ユーザのアバター4から飛び出すように、或いはアバター4が取り出したかのようなアクション動作で出現表示がなされる。つまり、テキストや発信用画像8の反映表示が行われる。反映表示は、背景画像よりは手前に表示される。
画像発信操作アイコン36は、発信する画像を事前に割り当てておくことが可能なワンタッチ操作アイコンである。当該アイコンにワンタッチするだけで、割り当て設定されている発信用画像8が発信(投稿)されることになる。
詳細は後述するが、ここで言う発信用画像8は、本実施形態のコンテンツ配信システム1000の管理者や運営者が用意し、視聴ユーザ2に無料或いは有料で付与する画像である。視聴ユーザ2は発信用画像8を入手・購入してそれらを保有し、発信(投稿)に使用することができる。発信された発信用画像8は視聴ユーザ2の保有数から消費される。
画像発信操作アイコン36には、視聴ユーザが現在所有している発信用画像8の何れかの種類を割り当てることができる。
具体的には、所定の割り当て変更操作(例えば、当該アイコンへの2本指タッチ操作)を行うと、視聴画面W3には、図4に示すようなポップアップ表示W4が表示される。ポップアップ表示W4には、視聴ユーザ2が所有する発信用画像8(8a,8b,…)が種類毎にその所有数とともに表示される。視聴ユーザ2はそれらのうちの何れかをタッチ操作して、画像発信操作アイコン36への割り当てを設定することができる。現在割り当てられている発信用画像8の表示には、選択状態を示すチェックマーク40が添付表示される。
視聴画面W3上は同じ位置にある同じ操作アイコンであるが、割り当てる発信用画像8が変わることで、異なる発信操作をすることができるようになっている。
発信用画像8の種類は、適宜設定可能である。静止画に限らず、アニメーションGIFのように変化を伴う画像でも良い。そして、発信用画像8は、基本的には視聴ユーザ2間のコミュニケーションのアイテムとなるように様々にデザインされている。その中には、視聴しているコンテンツを評価するメッセージ(例えば、いいね、だめだね、面白い、面白くない、凄い、格好いい、…)、提供ユーザへの応援やねぎらいのメッセージ(例えば、頑張れ、落ち着いて、…)、発信者の既定の意思表示(例えば、いいね、面白い等の評価のメッセージや、応援しています、頑張れ、…)などを示すデザインの発信用画像8が含まれている。
そうしたメッセージや意志表示を含むデザインの発信用画像8が割り当てられている状態で画像発信操作アイコン36を操作すると、当該操作は、メッセージ発信操作や、既定の意思表示を示す既定発信操作を行うことになる。
例えば、画像発信操作アイコン36に割り当てる発信用画像8として、発信用画像8a、8b、8cのような、花や星などの自然物をモチーフとしたグラフィック図形とすることができる。花や星は、喜び・楽しい・対象を良く思っている、などの好意的な意志表示のタイミングに発信すると好適である。その他、テキストでは表示されないような大サイズのテキストをモチーフとしたグラフィック図形としてもよい。同じ形状だが、大きさや配色などを異ならせた複数種類の発信用画像8でシリーズ(例えば、春の花シリーズ、夏の花シリーズ、など)を用意することもできる。
また、画像発信操作アイコン36に割り当てる発信用画像8として、発信用画像8d、8eのように、キャラクタになにがしかのアイテム(図4の例では、スティック先端に星が付いていて、手に持って振るようにして使う応援グッズ)を持たせた内容や、キャラクタが何かのアクション(例えば、投げキッスする、笑いかける、がっかりする、など)をしている画像、等とすることができる。同じアイテムを持っていてもキャラクタが異なれば違う種類とすることができる。また、同じアクションをしていてもキャラクタが異なれば違う種類とすることができる。
また、画像発信操作アイコン36に割り当てる発信用画像8として、発信用画像8fのように、画像内に単語や文言を含む画像も可能である。キャラクタに吹き出しを付けて表し、あたかもキャラクタがその単語や文言を話しているかのようにデザインしてもよい。勿論、その単語や文言は、マンガの効果音表現のようなオノマトペでも良い。例えば、驚いた様子のキャラクタに「ギク!」の文字、興奮した様子のキャラクタに「ワクワク!」の文字、を添えた画像とすることができる。
また更に、本実施形態の発信用画像8(8a,8b,…)は、配信サービスの運営者により予め用意されているものとしているが、ユーザ自らが作成した画像の使用が可能な構成でもよい。勿論、グラフィックデザイン、イラスト、フォントに限らず、実写の画像を用いたものでもよい。
図3に示すように、本実施形態の動画配信サービスの視聴画面W3は、大きなコンテンツ表示部32の手前に、それよりもずっと小さな視聴ユーザ2のアバター4(4a,4b,…)を配置表示するようにレイアウトされており、あたかも集まってコンテンツを鑑賞しているような雰囲気をユーザに提供する。
加えて、各視聴ユーザ2が発信したテキストをアバター4の吹き出し5で表示したり、発信用画像8をアバター4から出現表示させるように反映表示することで、まるで、皆でコンテンツを鑑賞しつつ、思い思いに感想を述べたり、仲間に話しかけているような雰囲気、を醸成している。発信用画像8は、テキストのように一々読まなくて良いので、視聴ユーザ2が感じているところ、思っているところのものを瞬時かつ象徴的にしかも端的に伝えることができる。また、場の盛り上げ効果もテキストよりも大きい。
このように、本実施形態の視聴画面W3は、配信用のコンテンツを提供する提供ユーザとそれを視聴する視聴ユーザ2とが、あたかも1つのライブステージや舞台を協働して盛り上げている感覚を得やすいように工夫されている。
そして、本実施形態では、テキストや発信用画像8のユーザ発信機能を利用して、視聴ユーザ2間の一体感や連帯感を高める新たな付加価値をもたらすように工夫されている。
図5は、本実施形態の配信サービスが備える新たな付加価値について説明するための図である。
本実施形態では、視聴ユーザ2(2a,2b,…)のユーザ端末1500(1500a,1500b,…)で、テキストや画像の発信操作を行うと、何時何を発信したのかについての情報すなわち発信実績の情報が、配信サーバシステム1100に蓄積される。そして、配信サーバシステム1100を介して同時にコンテンツを視聴している全ての視聴ユーザ2のユーザ端末1500に送信され、それぞれの視聴画面W3にて反映表示される。
そこで、配信サーバシステム1100は、発信者が異なる発信が所定規模以上に連鎖した「発信コンボ(ユーザ発信のコンビネーションの略)」の発生に応じて、コンテンツの視聴雰囲気を盛り上げるための特典制御を実行する。
発信コンボの発生認定は、連鎖条件を満たす状態が規模要件を満たす程に継続された場合に、肯定判定(認定判定)される。
連鎖条件は、発信されたタイミング(発信タイミング)に連続性が有り、且つ、それらの発信内容に関連性が有る場合に、連鎖条件が満たされたと肯定判定する。
連続性の判定は、発信タイミングの時間差が所定の「連続性認定時間差Δt」以下である場合に、それらは「連続性有り」と肯定判定される。
連続性認定時間差Δtは、適宜設定可能である。例えば、5秒前後を設定すると好適である。なお、連続性認定時間差Δtは、配信サービスで共通の値とすることもできるが、本実施形態では配信されるコンテンツのジャンルなどの内容に応じて異なる値を用意している。
関連性の判定は、「連続性有り」と判定された複数の発信内容を対象にして行われ、それら複数の発信内容の共通点やそれらが作り出すパターンの有無によって行われる。換言すると、発信操作同士の関連性が有れば「関連性有り」と肯定判定される。
図6は、関連性有りと判定される例を説明するための図である。
図6(1)~(6)は、関連性があると認定される異なるタイプの例を示しており、関連性の判定対象となる連続性を有すると判定された発信の内容(連続性を有する発信内容)の例を発信順に左から右に配列して示している。なお、配列されている発信の内容の例やその数は例示のための便宜上のものあり、実際の運用においてこれらに限定されるものではない。
図6(1)~図6(4)に示すように、連続性を有する複数の発信内容が、共通点を有している場合に、それらは関連性が有ると判定される。
図6(1)の例では、何れも発信用画像8aであって、その種類が共通するので関連性有りと判定される。共通点は発信用画像8の種類に限らない。連続性を有する発信内容とされる複数の発信用画像8の配色や形状でもよい。配色の場合は、最も広い面積を示す主要配色や、面積占有順上位の配色の色系、などでもよい。全体として丸型、△型、四角型、といった外形についての共通に着目して関連性の条件が定められていてもよい。
また、描かれている内容の共通性に着目してもよい。例えば、図6(2)のように、発信用画像8に描かれているキャラクタは異なるが、ポーズやアクションが共通している場合も、関連性有りと判定することができる。
図6(3)のように、キャラクタもポーズやアクションも厳密には異なるが、ポーズやアクションに共通のテーマ性がある場合も、関連性有りと判定することができる。図6(3)の例では、音楽演奏というテーマにおいて共通点があるので、関連性有りと判定されている。他にも「旗を振る」「メガホンで叫んでいる」「拍手をしている」といった3つのアクションが揃うと「応援」というアクションの共通テーマがあるので、関連性有りと判定することもできる。更に言えば、発信用画像8に描かれているキャラクタが、全体として1つの団体モーションを形成している場合(例えば、スタジアムでの応援に使用されるウェーブモーションなど)に、関連性有りと判定することもできる。
また更に、画像に含まれるテキストに着目すれば、図6(4)に示すように、発信用画像8に含まれるテキストの意味内容が同一であったり、共通のテーマ性がある場合も、関連性有りと判定することができる。図6(4)の例では、何れも「かわいい」を意味するので、関連性有りとしている。
図6(5)~図6(6)に示すように、連続性を有する発信内容が、発信された順(発信順)にそれらを並べてみるとパターンを形成している場合や、所定の組み合わせが揃うと、関連性有りと判定される。
図6(5)の例では、連続性を有する発信内容全てに共通する共通点は無いが、発信用画像8fと発信用画像8bとが発信順に交互に発信された時系列パターンを形成しているので、関連性有りとされる。関連性有りと認める時系列パターンの内容は、適宜設定可能である。
また、図6(6)の例でも、発信用画像8a、8b、8s、8tはそれぞれ異なる種類であるが、所定の「花」シリーズが形成されているので、関連性有りと判定することができる。
図5に戻って、規模要件の判定は、連鎖条件を継続して満たしている回数(換言すると連鎖数)又は時間長が基準値に達している場合に肯定判定される。本実施形態では連鎖条件を継続して満たしている回数「3連鎖以上」とするが、2連鎖以上の値を適宜設定することができる。または、連続性認定時間差Δtの当該回数を乗じて、連鎖条件を継続して満たしている時間長「3×Δt以上」と設定してもよい。
規模要件が満たされると、「発信コンボが発生した」と認定され、その規模を表す数(本実施形態では連鎖数)が「コンボの連鎖数」「コンボ数」となる。そして、発信コンボが発生すると、特典制御が実行される。
特典制御の内容は、適宜設定可能である。本実施形態では、視聴ユーザ2や提供ユーザへの特典の付与(例えば、アイテム、クーポン、抽選券、ポイント、などの付与)、視聴画面W3に適用される背景を特別な内容にする、視聴画面W3に特別な演出表示を行う、特別なイベント(例えば、特定の発信用画像8を一定時間無料で使えるようになる、など)を発生させる、などの内容が設定されている。
そして、特典制御の内容は、図6に示すように、関連性有りと判定される条件別に、異なる内容が割り当てられている。図6中の「特典A1」「特典A2」…がそれに該当する。つまり、発信コンボが発生したと認められたときに満たした関連性認定条件に応じて、実行される特典制御が変わることになる。
特典制御の内容によっては、連鎖数に応じて更に特典制御の内容に差異が設けられており、コンテンツ配信システム1000全体でみると多様な特典制御が行われるようになっている。例えば、図7(1)に示すように、特典制御がアイテムを付与する内容であった場合、付与対象のユーザ1人当たりの付与数が、連鎖数が大きい程、より多くなるように設定されている。また図7(2)に示すように、特別なイベントが発生する場合、連鎖数に応じてイベントの内容が異なるように設定されている。
図8は、発信コンボの発生及び特典制御が実行されていることをユーザに報知する例を示す視聴画面図である。発信コンボの発生が認定されると、特別表示演出の表示と、特典付与に関す通知とが実行される。具体的には、視聴画面W8には、コンボ発生通知80と、特典実行通知82と、演出表示84といった特別表示演出86が、汎用表示部33に表示される。勿論、表示箇所の設定は、汎用表示部33に限らず、画面内であれば何処でも良い。
コンボ発生通知80は、発信コンボの連鎖数を含み、連鎖数に応じて異なるフォントや異なるサイズで報知内容が表示されるように設定されている。
特典実行通知82は、実行されている特典制御の内容を告げる。
演出表示84は、発信コンボの連鎖数や特典制御の内容に応じた種類が表示されて、動画視聴の雰囲気を盛り上げる。
[機能構成の説明]
図9は、本実施形態における配信サーバシステム1100の機能構成例を示す機能ブロック図である。本実施形態における配信サーバシステム1100は、操作入力部100sと、サーバ処理部200sと、音出力部390sと、画像表示部392sと、通信部394sと、サーバ記憶部500sとを備える。
操作入力部100sは、サーバの管理のための各種操作を入力するための手段である。図1のキーボード1106がこれに該当する。
サーバ処理部200sは、例えばCPUやGPU等のマイクロプロセッサや、ASIC、ICメモリなどの電子部品によって実現され、操作入力部100sやサーバ記憶部500sを含む各機能部との間でデータの入出力制御を行う。そして、所定のプログラムやデータ、操作入力部100sからの操作入力信号、ユーザ端末1500から受信したデータ、等に基づいて各種の演算処理を実行して、配信サーバシステム1100の動作を統合的に制御する。
そして、本実施形態のサーバ処理部200sは、ユーザ管理部202と、オンラインショッピング管理部204と、配信サービス管理部210と、計時部280sと、音生成部290sと、画像生成部292sと、通信制御部294sとを含む。勿論、これら以外の機能部も適宜含めることができる。
ユーザ管理部202は、ユーザ登録手続きに係る処理及びユーザアカウントに紐付けられる各ユーザのデータの管理を行う。本実施形態では、ユーザ管理部202は、1)登録ユーザへの固有のユーザアカウントの付与と、2)ユーザアカウント別に個人情報を登録管理する登録情報管理と、3)課金要素(本実施形態ではオンラインショッピングなど)の支払いで消費される電子決済媒体の帳簿管理と、4)ログイン及びログアウトの履歴等を管理する利用履歴管理と、5)アバター4の作成・編集機能と、の各機能を有する。勿論、これら以外のアカウントに紐付けられる他のデータの管理機能も適宜含めることができる。
オンラインショッピング管理部204は、オンラインショッピングに関する制御を担い、公知のオンラインショッピング技術を適宜利用して実現できる。本実施形態では、視聴ユーザ2は、オンラインショッピングによって、発信用画像8などを購入することができる。オンラインショッピングにおける販売対象は、これら以外にも適宜設定可能である。
配信サービス管理部210は、動画配信サービスの実行管理に係る各種処理を行う。そして、本実施形態の配信サービス管理部210は、コンテンツの配信サービス(コンテンツ提供サービスの中核機能)を実現するための各種処理を行う。例えば、コンテンツの配信スケジュールの管理処理、視聴ユーザの管理処理、提供端末から配信用のコンテンツのコンテンツデータを取得する処理、配信処理、などを実行することができる。勿論、これら以外の処理も適宜含めることができる。
そして、本実施形態では、配信サービス管理部210は、アバター表示制御部212と、発信反映制御部214と、連鎖条件設定部216と、規模要件設定部218と、特別表示演出制御部219と、特典制御実行部220と、履歴情報表示制御部222と、を有する。勿論、これら以外の機能部も適宜含むとしてもよい。
アバター表示制御部212は、視聴画面に、視聴ユーザ別のアバターを表示させる制御を行う。本実施形態では、視聴ユーザ別のアバターを表示させるためのデータの配信がこれに含まれる。
発信反映制御部214は、視聴中のコンテンツに対する発信操作が入力されたことを視聴者ユーザのユーザ端末(視聴端末)から受け付けて、当該発信操作がなされた反映表示を視聴端末における視聴画面中に表示させる制御、具体的には、例えば、既定発信操作がなされた反映表示として、既定表示体を視聴画面中に表示させる制御を行う。
本実施形態では、視聴端末から発信操作に応じて発信リクエストともに発信内容のデータを受け付け、一時記憶し、全視聴端末及び提供端末へ向けて、発信内容のデータを配信する処理がこれに該当する。そして、本実施形態では、視聴端末側で、受信した発信内容が反映された表示体を反映表示部35(図3参照)に表示させる反映表示の表示制御を行う。具体的には、吹き出し5によるテキストの表示や、発信用画像8の出現表示がこれに該当する。つまり、発信反映制御部214は、発信操作に係る視聴ユーザ2のアバターが所与のアクション動作を行うように表示制御することができる。
なお、配信サーバシステム1100が、反映表示部35として表示される画像それ自体も配信の対象とする場合には、発信反映制御部214がその画像を生成するとしてもよい。
連鎖条件設定部216は、本実施形態で言う所の「発信コンボ」の発生を認定するための条件の1つである連鎖条件を、配信されるコンテンツの種類等に応じて可変に設定する。配信されるコンテンツがゲームプレイ動画である場合には、連鎖条件を、視聴中のゲームプレイ動画に係るゲーム状況に応じて可変に設定することができる。また、連鎖条件の設定に際しては、複数の視聴ユーザにより入力された発信操作同士の関連性を認定するための関連性認定条件を更に含むように連鎖条件を設定する。
規模要件設定部218は、本実施形態で言う所の「発信コンボ」の発生を認定するための条件の1つである規模要件を、配信されるコンテンツの種類に応じて可変に設定する。配信されるコンテンツがゲームプレイ動画である場合には、規模要件を、視聴中のゲームプレイ動画に係るゲーム状況に応じて可変に設定することができる。また、規模要件の設定に際しては、連鎖条件を満たした数または時間に基づく条件や、連鎖条件を満たす発信操作を行った視聴ユーザの数に基づく条件、が含まれるように規模要件を設定することができる。
特別表示演出制御部219は、発信操作がなされたタイミングに基づいて発信操作の連続性を認定するための連続性認定条件を少なくとも含む連鎖条件を満たした状態が継続することで、所与の規模要件を満たした場合に、視聴画面に特別表示の演出を実行する。本実施形態では、視聴端末の視聴画面W8(図8参照)にて、コンボ発生通知80、特典実行通知82、演出表示84を含む特別表示演出86を表示させるための制御がこれに該当する。
特典制御実行部220は、発信操作がなされたタイミングに基づいて発信操作の連続性を認定するための連続性認定条件を少なくとも含む連鎖条件を満たした状態が継続することで、所与の規模要件を満たした場合に、視聴ユーザ及び/又は提供ユーザに所与の特典を付与する特典制御を実行する。その際、コンテンツの種類に応じて、規模要件を満たした場合に付与する特典を可変に制御することができる。また、配信されるコンテンツがゲームプレイ動画である場合には、ゲームプレイ動画に係るゲーム状況に応じて、付与する特典を可変に制御することができる。
履歴情報表示制御部222は、視聴ユーザ別の発信操作の履歴情報をユーザ端末に表示させる制御を行う。
計時部280sは、システムクロックを利用して現在日時や制限時間等の計時を行う。
音生成部290sは、音声データの生成やデコードをするICやソフトウェアの実行により実現され、配信サーバシステム1100のシステム管理や動画配信に係る操作音やBGMなどの音声データを生成或いはデコードする。そして、システム管理に関する音声信号は音出力部390sへ出力する。
音出力部390sは、音声信号を放音する。図1の例では本体装置1101やタッチパネル1108が備えるスピーカ(不図示)がこれに該当する。
画像生成部292sは、配信サーバシステム1100のシステム管理に関する画像等を生成することができる。そして、システム管理に関する画像は画像表示部392sへ出力することができる。
画像表示部392sは、画像生成部292sから入力される画像信号に基づいてシステム管理のための各種画像を表示する。例えば、フラットパネルディスプレイ、ブラウン管(CRT)、プロジェクター、ヘッドマウントディスプレイといった画像表示装置によって実現できる。図1の例ではタッチパネル1108が該当する。
通信制御部294sは、データ通信に係るデータ処理を実行し、通信部394sを介して外部装置とのデータのやりとりを実現する。
通信部394sは、通信回線9と接続して通信を実現する。例えば、無線通信機、モデム、TA(ターミナルアダプタ)、有線用の通信ケーブルのジャックや制御回路等によって実現される。図1の例では通信装置1153が該当する。
サーバ記憶部500sは、サーバ処理部200sに配信サーバシステム1100を統合的に制御させるための諸機能を実現するためのプログラムや各種データ等を記憶する。また、サーバ処理部200sの作業領域として用いられ、サーバ処理部200sが各種プログラムに従って実行した演算結果などを一時的に記憶する。この機能は、例えばRAMやROMなどのICメモリ、ハードディスク等の磁気ディスク、CD-ROMやDVDなどの光学ディスク、オンラインストレージなどによって実現される。図1の例では本体装置1101が搭載するICメモリ1152やハードディスクなどの記憶媒体、及びストレージ1140がこれに該当する。
図10は、本実施形態におけるサーバ記憶部500sが記憶するプログラムやデータの例を示す図である。本実施形態におけるサーバ記憶部500sは、サーバプログラム503と、配信用提供端末プログラム505と、配信用視聴端末プログラム507と、販売品管理データ509と、配信サービス初期設定データ510と、を記憶する。
また、サーバ記憶部500sは、配信に係り逐次生成・管理されるデータとして、提供ユーザ登録データ590と、ランキングデータ599と、ユーザ管理データ600と、配信管理データ620と、現在日時800と、を記憶する。その他、タイマや、カウンタ、各種フラグなどの情報を適宜記憶できる。
サーバプログラム503は、サーバ処理部200sが読み出して実行することで、ユーザ管理部202と、オンラインショッピング管理部204と、配信サービス管理部210としての機能を実現させるためのプログラムである(図9参照)。
配信用提供端末プログラム505は、提供端末として使用されるユーザ端末1500へダウンロードされるアプリケーションプログラムのオリジナルであって、これを実行することにより、そのユーザ端末1500は提供端末として機能できるようになる。
なお、配信用提供端末プログラム505は、ライブ配信機能を実装したゲームを実行可能にするためのゲームプログラムの中に含まれている構成も可能である。
配信用視聴端末プログラム507は、視聴端末として使用されるユーザ端末1500へダウンロードされるアプリケーションプログラムのオリジナルであって、これを実行することにより、そのユーザ端末1500は視聴端末として機能できるようになる。
販売品管理データ509は、オンラインショッピングによる販売品を定義・管理するためのデータを格納する。例えば、購入可能なデータと、在庫数、その課金対価(決済媒体からの引き落とし額に相当)とを対応づけて格納している。
配信サービス初期設定データ510は、本実施形態の配信サービスを実行するための各種初期設定データを格納している。本実施形態では、背景データ514と、発信用画像定義データ520と、連続性認定条件定義データ530と、関連性認定条件定義データ540と、規模要件定義データ550と、特典定義データ560と、アバター表示変更定義データ570と、コンボ発生報知定義データ580と、を含む。勿論、これら以外のデータも適宜含めることができる。例えば、アバター4を作成・編集するための素材データや、各種演出表示のための素材データを含めることができる。
背景データ514は、視聴画面の背景画像とすることのできる画像データである。本実施形態では、デフォルトとされる1種類と、背景の変更が特典制御として実行される場合にその選択肢とされる複数種類のデータとが用意されている。
発信用画像定義データ520は、発信用画像8を定義するデータである。
1つの発信用画像定義データ520は、例えば図11に示すように、発信用画像種類521と、発信用画像データ522と、販売価格523と、レアリティ524と、当該発信用画像が反映表示されてから消えるなどの表示形態の変更が行われるまでの表示持続時間525と、反映表示時アバター制御定義データ526と、を含む。勿論、これら以外のデータも適宜含めることができる。
反映表示時アバター制御定義データ526は、当該発信用画像が視聴端末の反映表示部35に反映表示されるのに伴って、視聴画面中に表示されているアバター4に特別な制御を実施する場合のその制御内容を定義するデータを格納する。例えば、通常は「設定無し」にしておいて、販売価格523がとても高価或いはレアリティ524がとても高い発信用画像8や、大きくてゴージャスな発信用画像8(例えば、希少案花でできた特大の花輪)が発信された場合に、表示中のアバター4それぞれに、なんらかの驚くアクションをさせるためのデータを格納するとよい。いわば、発信者以外のリアクションを仕込むことで、皆でコンテンツを視聴している仮想体験をよりリッチにして、雰囲気をもり立てることができる。
図10に戻って、連続性認定条件定義データ530は、異なる視聴ユーザによる時間的に隣接する発信操作が、連続性を有すると見做すための条件を定義する情報を格納する。本実施形態では、連続性認定時間差Δt(図5参照)を定義している。本実施形態では、連続性認定条件定義データ530は、連続性認定時間差Δtは1つのみであるが、コンテンツの内容、例えばジャンルなど、に応じて連続性を認定する条件を違えたい場合には、選択条件別に異なる連続性認定時間差Δtを対応づけて格納すればよい。
関連性認定条件定義データ540は、関連性を認定するための条件を定義する各種データを格納する。
1つの関連性認定条件定義データ540は、例えば図12に示すように、固有の関連性ID541と、当該定義データが選択・適用される条件を記述する選択条件542と、関連性認定条件544と、を含む。勿論、これら以外のデータも適宜含めることができる。
選択条件542は、更に、コンテンツの付帯情報とされる内容に関する条件を含む。本実施形態では、ジャンル条件542aと、提供ユーザ条件542bと、被写体条件542cと、状況条件542dと、を含み、それらのAND条件又はOR条件として記述される。
ジャンル条件542aは、視聴されるコンテンツのジャンルについての条件である。例えば、「ゲームプレイ実況」の時だけに適用される関連性認定条件を用意することもできる。
提供ユーザ条件542bは、提供ユーザに関する情報についての条件である。例えば、ユーザアカウント、ユーザ歴、年齢、性別、特定ゲームタイトルにおけるプレーヤレベルや称号、配信サービスにおける人気ランキングのランキング順位、な度についての条件を設定できる。
被写体条件542cは、視聴されるコンテンツの主たる被写体についての条件である。例えば、提供ユーザ自身、子供、動物、料理、自動車、チーム、ゲームキャラクタ、などである。それらの固有名を当該条件に含めることもできる。その場合、複数の固有名をAND条件又はOR条件として定義してもよい。
状況条件542dは、視聴されるコンテンツの内容の状況についての条件である。提供ユーザが、提供するコンテンツに付帯する情報の中にも、状況に関する情報が含まれている。例えば「(曲名)を演奏してみた」「(番組名のエンディング)を踊ってみた」「(製品名)の開封」「(ゲームタイトル)のステージ難所をクリア」「(ゲームタイトル)の第4ステージボスキャラ攻略」、などとなる。よって、状況条件542dは、それらに含まれるキーワードを設定することにより定義付けできる。
また、選択条件542は、その時の視聴ユーザ数についての条件である視聴ユーザ数条件542eと、それまでに発生認定された発信コンボの回数についての条件であるコンボ発生回数条件542fと、連続性を有すると判定された複数の発信の数についての条件である連続数条件542gと、を含む。
なお、選択条件542が内包するこれらの条件(ジャンル条件542a~連続数条件542g)は、「設定なし」の場合もあり得る。
関連性認定条件544は、共通点条件544aと、組み合わせ条件544bと、のAND条件又はOR条件として記述される。関連性認定条件544が含むこれらの条件は、何れも「設定なし」を含み得る。
共通点条件544aは、連続性を有する複数の発信の発信内容である発信用画像8やテキストに共通するべき要件を定義する。例えば、発信用画像8の種類や、発信用画像8に含まれる(描かれている)共通のテキスト、主要配色、共通と認められる被写体種類のリスト、等を設定することができる。主要配色は、発信用画像8の他、発信されたテキストのフォントカラーにも適用できる。
組み合わせ条件544bは、連続性を有する複数の発信の発信内容である発信用画像8やテキストの組み合わせを定義する。例えば、発信用画像8の種類のリスト、発信用画像8の主要配色のリスト、発信用画像8に含まれている(描かれている)テキストのリスト、発信されたテキストの戦闘文字の組み合わせ、発信用画像8の種類とテキストの組み合わせ、などであり、それらの発信順も定義に含めることができる。
より具体的には、例えば、「四季の花」と言うタイトルの発信用画像8のシリーズがあったとして、当該シリーズを構成する発信用画像8の種類のリストを定義すれば、四季の花が反映表示として時系列に揃うと、関連性ありと認定される条件を定義できる。また、主要配色のリストに、虹の構成色を、発信順が虹におけるそれらの配列順と同じとなるように設定すれば、連続性を有するとされる発信された発信用画像8(連続性を有するとされた発信操作群)に描かれているものは何であれ、発信順に並べると虹と同じ配色パターンを構成していれば、関連性を認定するとする条件を定義できる。
図10に戻って、規模要件定義データ550は、発信コンボの発生を認めるために必要とされる、連続性のある発信の規模に関する条件(規模要件)を定義するデータを格納する。1つの規模要件定義データ550は、例えば図13に示すように、固有の規模要件ID551と、選択条件552と、要件数553と、を含む。勿論、これら以外のデータも適宜含めることができる。
選択条件552は、関連性認定条件定義データ540の選択条件542(図12参照)と同様に構成されている。
要件数553は、本実施形態における連鎖条件を満たして継続している規模を定義する値である。本実施形態では、連続性および関連性があると認定された複数の発信の基準となる数を定義している。連続性認定時間差Δt(図5参照)と要件数553を乗じて、継続時間の長さで定義するとしてもよい。
図10に戻って、特典定義データ560は、発信コンボの発生が認定された場合に実行される特典制御の内容毎に用意され、特典制御を定義する各種データを格納する。
例えば図14は、内容が異なる特典定義データ560の代表的な例を列挙した図である。勿論、特典定義データ560の内容がこれらに限定されるものではない。1つの特典定義データ560は、固有の特典ID561と、適用関連性IDリスト562と、特典実行通知素材563と、特典実行用データ564と、を含む。
図14(1)の例では、特典実行通知素材563が「視聴ユーザでアイテムを山分け」に設定されており、特典実行用データ564には、付与するアイテムを定義するアイテムデータと、付与数を設定するための関数とが格納されている。当該関数は、連鎖数を変数の1つに含む。
図14(2)の例では、特典実行通知素材563が「提供ユーザへのプレゼント」に設定されており、特典実行用データ564には、プレゼント品の定義データと、付与数を設定する情報とが格納されている。付与数は、連鎖数としてもよい。
図14(3)の例では、特典実行通知素材563が、視聴画面W3(図3参照)の反映表示部35の背景を変更する「背景変更」に設定されており、特典実行用データ564には、変更先となる背景データ又は当該データの識別情報が格納されている。
図14(4)の例では、特典実行通知素材563が「イベント発生」に設定されており、特典実行用データ564には、イベントを実行するためのデータや、イベント発生確率を決める関数などが格納されている。イベントの内容は適宜設定可能である。例えば、一定時間、特別な発信用画像8を無料で幾つでも連続的に発信できるように、いわば、発信の「フィーバー状態」を視聴ユーザ2皆で楽しめるような内容、などでもよい。イベント発生確率は、連鎖数が大きいほど発生し易いように設定されていると好適である。
特典の内容は、これら以外にも適宜設定可能である。多彩な特典内容を用意することでマンネリ化を防ぎつつ、より視聴ユーザに積極的な発信を促すことができる。
図10に戻って、アバター表示変更定義データ570は、視聴ユーザ2の発信の実績に応じてアバター4の表示を変更する内容を定義する各種データを格納する。
例えば図15に示すように、アバター表示変更定義データ570は、変更を実施するための条件である変更条件571と、変更先位置572と、サイズ573と、追加変更574と、を対応付けて格納する。
変更条件571は、視聴ユーザ2の発信の実績に応じて変化する内容を用いる。本実施形態では、「条件A:その時点で視聴している視聴ユーザ2のうち、発信用画像8の使用数、上位5人に該当する」「条件B:その時点で視聴している視聴ユーザ2のうち、使用した発信用画像8の価格の合計、上位5人に該当する」「条件A且つ条件B」の3種類を含む。勿論、これら以外の内容を条件に設定することもできる。
変更先位置572は、アバター4の表示する位置の変更先を定義する。本実施形態では、舞台やステージの客席ランクと同様にして、コンテンツ表示部32(図3参照)に対する相対位置関係で、複数のポジション(例えば、Sポジション,Aポジション,Bポジション、…)を設定している。達成が難しい変更条件571ほどよりコンテンツ表示部32に近く、より正面に近いポジションに変更先位置572が設定されている。換言すると、視聴画面内においてより目立つポジションとなるように設定されている。アバター4は、通常、反映表示部35(図3参照)に、重なり合わない程度に自動的に配置されるが、視聴ユーザ2がどんどん発信を行うと、当該視聴ユーザ2のアバター4が視聴画面のより目立つ位置に配置位置が変更される。なお、「変更無し」の設定もあり得る。
サイズ573は、アバター4の表示サイズを定義する。本実施形態では、標準の表示サイズを「小」とし、変更条件571に応じて「中」「大」「特大」に変更されるように設定されている。なお、「変更無し」の設定もあり得る。
追加変更574は、表示位置の変更、表示サイズの変更、以外で追加変更する内容を定義する。例えば、特別な付加表示物の添付表示を設定するとしてもよい。アバター4に特別な動作をさせるとしてもよい。
高発信実績を有する視聴ユーザ2のアバター4は、配信をみんなで視聴しているその場の雰囲気を、積極的に盛り上げようとしている立役者といえる。そこで、該当する視聴ユーザ2のアバター4について、表示位置や表示サイズなどを変更して視聴画面内における見かけ上の優遇を与える。また、優遇により、他の視聴ユーザ2への積極的な発信を促すことができる。
図10に戻って、コンボ発生報知定義データ580は、発信コンボの発生を視聴ユーザ2等に報知する状況別に用意され、報知する方法と内容を定義する各種データを格納する。
1つのコンボ発生報知定義データ580は、例えば図16に示すように、適用関連性IDリスト581と、報知素材データ582とを格納する。
適用関連性IDリスト581は、当該定義データが適用される条件であって、発信コンボの発生が認定されたときに満たしているべき関連性の種類を定義している。
報知素材データ582は、視聴画面W8(図8参照)にて表示するコンボ発生通知80・特典実行通知82・演出表示84の素材データ(画像データ又はテキスト)、フォント種類、表示サイズ、表示位置、表示時間などを格納する。表示位置は、汎用表示部33に限らず、視聴画面の外周であったり、背景であったり、適宜設定可能である。
図10に戻って、提供ユーザ登録データ590は、登録ユーザのうち提供ユーザの経験者別に用意された特別な登録データである。1つの提供ユーザ登録データ590は、例えば図17に示すように、ユーザアカウント591と、配信素材データ592と、累積活況ポイント593と、を含む。
配信素材データ592は、当該提供ユーザが提供した配信用の素材毎に用意され、固有の配信タイトル、コンテンツデータ、付帯情報などを格納する。非ライブ配信の場合には、提供ユーザの提供操作に応じて予め用意されることになる。ライブ配信の場合には、提供端末より受信した配信用データをコンテンツデータとして配信中に逐次格納するとしてもよい。
累積活況ポイント593は、配信を1つの番組や舞台、ステージと見立てた場合の盛り上がり度合、人気度合を表す指標値である活況ポイントの累積値である。活況ポイントは、視聴ユーザ2の発信数、視聴ユーザ2の数、のべ視聴時間などに応じて付与される。累積された活況ポイントで、ランキングデータ599(図10参照)が決まる。
図10に戻って、ユーザ管理データ600は、登録ユーザ毎に用意され、固有の識別情報であるアカウントと紐付けられる各種データを格納する。本実施形態では、例えば図18に示すように、1つのユーザ管理データ600は、固有のユーザアカウント601と、決済媒体帳簿データ602と、アバター設定データ603と、保有発信用画像管理データ604と、発信ログデータ610と、を含む。勿論、これら以外のデータも適宜含めることができる。
決済媒体帳簿データ602は、当該ユーザに紐付けられる電子決済用の決済媒体(例えば、仮想通貨、サービス内通貨、特定のアイテム)の補充/消費の量と、補充/消費の事由と、変更日時と、の情報を対応づけて格納する所謂帳簿である。課金履歴データ或いは課金履歴情報と読み替えることができる。
アバター設定データ603は、当該ユーザのアバター4(図3参照)の設定データを格納する。
保有発信用画像管理データ604は、当該ユーザが保有している発信用画像8の種類毎に用意され、当該発信用画像8の最新の保有状態を記述する各種データが格納される。例えば、発信用画像8の種類と保有数とを含む。勿論、これら以外のデータ、例えば消費期限なども適宜含めることができる。
発信ログデータ610は、当該ユーザが視聴ユーザ2として発信操作する毎に作成される。1つの発信ログデータ610は、例えば、発信日時、発信対象配信タイトル、発信対象の提供ユーザのユーザアカウント、発信内容、を格納する。勿論、これら以外のデータも適宜含めることができる。
図10に戻って、配信管理データ620は、配信毎に用意され、配信状況を記述する各種データを格納する。1つの配信管理データ620は、例えば図19に示すように、配信タイトル621と、配信スケジュール622と、コンテンツデータ623と、付帯情報624と、視聴ユーザ管理データ630と、背景データ632と、アバター表示管理データ634と、発信実績データ636と、連鎖条件設定データ640と、適用規模要件648と、連鎖数650と、コンボ発生回数652と、を含む。勿論、これら以外のデータも適宜含めることができる。
視聴ユーザ管理データ630は、視聴ユーザ2毎に用意され、視聴完了まで保存される。1つの視聴ユーザ管理データ630は、ユーザアカウントと、当該視聴ユーザ2の視聴端末に通信回線9を開始して通信接続するための情報(例えば、IPアドレスなど)である視聴端末アクセス情報と、視聴開始日時と、視聴終了日時とを格納する。同じ視聴ユーザ2が、時間を置いて視聴する場合には、その都度の視聴開始日時と視聴終了日時とが格納される。
背景データ632は、視聴画面W3の背景を定義している。
アバター表示管理データ634は、視聴中の視聴ユーザ2のアバター毎に用意され、最新の表示状態を記述する各種データを格納する。1つのアバター表示管理データ634は、視聴ユーザ2のユーザアカウントと、アバターデータと、配置位置座標と、表示野サイズと、付加物データと、を格納する。勿論、これら以外のデータも適宜含めることができる。
発信実績データ636は、視聴ユーザ2が視聴端末で発信操作する毎に作成される。
1つの発信実績データ636は、発信者である視聴ユーザ2のユーザアカウントと、発信タイミングと、発信内容データと、を含む。発信内容データは、テキスト発信の場合は、メッセージ等のテキスト、フォント、サイズなどを含む。画像発信の場合は、発信用画像データ522、表示持続時間525、反映表示時アバター制御定義データ526を含む(図11参照)。勿論、これら以外のデータも発信実績データ636に含めることができる。
連鎖条件設定データ640は、適用連続性認定条件定義データ641と、適用関連性認定条件定義データ642と、を含む。
本実施形態では、連続性認定条件は固定なので、適用連続性認定条件定義データ641には、連続性認定条件定義データ530(図10参照)がコピーされるが、複数の候補のなかから選択する場合には、選択された条件データ又はその識別情報を格納する。
適用関連性認定条件定義データ642は、複数種類ある関連性認定条件定義データ540(図12参照)のうち、選択条件542が満たされている定義データの関連性ID541が格納される。
適用規模要件648は、規模要件の設定結果を格納する。本実施形態では、複数の規模要件定義データ550(図13参照)の中から、選択条件552が適合する定義データの要件数553がコピーされることになる。
連鎖数650は、連続性の判定毎に更新され、連続性を満たしていると判定された発信の数が格納される。更新時点では、実質的には単に連続数を示していることになるが、関連性を満たしていると判定された時点で、連鎖条件を継続している回数つまりはコンボ数を表していることになる。
コンボ発生回数652は、配信開始時の初期値が「0」で、発信コンボの発生が認定される毎に「1」アップされる。
図20は、本実施形態における視聴端末となるユーザ端末1500(1500a、1500b、…)の機能構成例を示す機能ブロック図である。視聴端末となるユーザ端末1500は、操作入力部100と、撮像部102と、端末処理部200と、音出力部390と、画像表示部392と、通信部394と、端末記憶部500とを備える。
操作入力部100は、ユーザによって為された各種の操作入力に応じた操作入力信号を端末処理部200に出力する。例えば、プッシュスイッチや、ジョイスティック、タッチパッド、トラックボール、加速度センサ、ジャイロ、CCDモジュール、などによって実現できる。図2の方向入力キー1502や、ボタンスイッチ1504、タッチパネル1506がこれに該当する。
撮像部102は、撮影対象からの光を受光して電気信号に変換し、デジタル画像データを生成し、端末処理部200へ出力する。例えば、レンズ、メカシャッター、シャッタードライバ、CCDイメージセンサモジュールやCMOSイメージセンサモジュールといった光電変換素子、光電変換素子から電荷量を読み出し画像データを生成するデジタルシグナルプロセッサ(DSP)、ICメモリなどで実現される。図2のイメージセンサモジュール1520がこれに該当する。
端末処理部200は、例えばCPUやGPU等のマイクロプロセッサや、ICメモリなどの電子部品によって実現され、操作入力部100や端末記憶部500を含む各機能部との間でデータの入出力制御を行う。そして、所定のプログラムやデータ、操作入力部100からの操作入力信号、配信サーバシステム1100から受信した各種データに基づいて各種の演算処理を実行して、視聴端末としてのユーザ端末1500の動作を制御する。図2の制御基板1550がこれに該当する。そして、本実施形態における視聴端末の端末処理部200は、視聴端末演算部260と、計時部280と、音生成部290と、通信制御部294と、を備える。
視聴端末演算部260は、操作信号送信制御部261と、視聴画面表示制御部262とを含む。
操作信号送信制御部261は、操作入力部100へ為された操作に応じて、各種データやリクエストを配信サーバシステム1100へ送信するための処理を実行する。
視聴画面表示制御部262は、配信サーバシステム1100から受信した各種データに基づいて視聴画面W3(図3参照)、W8(図8参照)を表示するための制御を行う。
音生成部290は、例えばデジタルシグナルプロセッサ(DSP)や、音声合成ICなどのプロセッサ、音声ファイル再生可能なオーディオコーデック等によって実現され、視聴するコンテンツの音声や、視聴ユーザの発信内容の反映表示に係る効果音、BGM、各種操作音の音信号を生成し、音出力部390に出力する。
音出力部390は、音生成部290から入力される音信号に基づいて効果音やBGM等を音出力する装置によって実現される。図2のスピーカ1510がこれに該当する。
画像表示部392は、視聴画面表示制御部262から入力される画像信号に基づいて各種ゲーム画像を表示する。例えば、フラットパネルディスプレイ、ブラウン管(CRT)、プロジェクター、ヘッドマウントディスプレイといった画像表示装置によって実現できる。本実施形態では、図2のタッチパネル1506がこれに該当する。
通信制御部294は、データ通信に係るデータ処理を実行し、通信部394を介して外部装置とのデータのやりとりを実現する。通信部394は、通信回線9と接続して通信を実現する。例えば、無線通信機、モデム、TA(ターミナルアダプタ)、有線用の通信ケーブルのジャックや制御回路等によって実現され、図2の無線通信モジュール1553がこれに該当する。
端末記憶部500は、端末処理部200に、ユーザ端末1500を視聴端末として統合的に制御するための諸機能を実現するためのプログラムや、各種データ等を記憶する。また、端末処理部200の作業領域として用いられ、端末処理部200が各種プログラムに従って実行した演算結果や操作入力部100から入力される入力データ等を一時的に記憶する。こうした機能は、例えばRAMやROMなどのICメモリ、ハードディスク等の磁気ディスク、CD-ROMやDVDなどの光学ディスクなどによって実現される。図2の制御基板1550が搭載するICメモリ1552やメモリカード1540がこれに該当する。
視聴端末の端末記憶部500は、視聴端末プログラム504と、受信済配信データ群700と、発信用画像割り当て設定708と、反映表示管理データ710と、を記憶する。勿論、これら以外のプログラムやデータも適宜記憶することができる。
視聴端末プログラム504は、端末処理部200が読み出して実行することによって視聴端末演算部260としての機能を実現させるためのアプリケーションソフトウェアである。本実施形態では、配信サーバシステム1100から提供される配信用視聴端末プログラム507(図10参照)のコピーとする。
受信済配信データ群700は、配信に係り配信サーバシステム1100から受信した各種配信データを格納する。本実施形態では、アバター表示管理データ704と、保有発信用画像管理データ706と、が格納されることになる。保有発信用画像管理データ706は、ユーザのログイン時又は視聴ユーザの登録時に、保有発信用画像管理データ604(図18参照)がコピーされる。
発信用画像割り当て設定708は、画像発信操作アイコン36(図3参照)への発信用画像8の割り当てを示す。具体的には、割り当てされている発信用画像8の発信用画像種類などが格納される。
反映表示管理データ710は、視聴ユーザ2による発信操作の反映表示が行われる毎に作成され、その表示管理に関する各種データを格納する。1つの反映表示管理データ710は、発信内容データと、表示位置と、表示サイズと、表示開始日時と、表示持続時間と、を格納する。勿論、これら以外のデータも適宜含めることができる。
図21は、本実施形態における提供端末となるユーザ端末1500(1500T)の機能構成例を示す機能ブロック図である。提供端末となるユーザ端末1500は、操作入力部100と、撮像部102と、端末処理部200と、音出力部390と、画像表示部392と、通信部394と、端末記憶部500とを備える。
端末処理部200は、例えばCPUやGPU等のマイクロプロセッサや、ICメモリなどの電子部品によって実現され、操作入力部100や端末記憶部500を含む各機能部との間でデータの入出力制御を行う。そして、所定のプログラムやデータ、操作入力部100からの操作入力信号、配信サーバシステム1100から受信した各種データに基づいて各種の演算処理を実行して、提供端末としてのユーザ端末1500の動作を制御する。そして、本実施形態における提供端末の端末処理部200は、提供端末演算部270と、計時部280と、音生成部290と、通信制御部294と、を備える。
提供端末演算部270は、操作信号送信制御部272と、コンテンツ提供制御部274と、操作画面表示制御部276とを含む。
操作信号送信制御部272は、操作入力部100へ為された操作に応じて、各種データやリクエストを配信サーバシステム1100へ送信するための処理を実行する。
コンテンツ提供制御部274は、配信用のコンテンツデータの生成と、配信サーバシステム1100への提供制御に関する処理を行う。ライブ配信の場合は、撮像部102で撮影された画像を逐一エンコードして、配信サーバシステム1100へ制御する、ライブストリーミングエンコーダとしての機能を実現する。
操作画面表示制御部276は、提供端末としての操作画面を表示するための制御を行う。
端末記憶部500は、端末処理部200に、ユーザ端末1500を視聴端末として統合的に制御するための諸機能を実現するためのプログラムや、各種データ等を記憶する。また、端末処理部200の作業領域として用いられ、端末処理部200が各種プログラムに従って実行した演算結果や操作入力部100から入力される入力データ等を一時的に記憶する。こうした機能は、例えばRAMやROMなどのICメモリ、ハードディスク等の磁気ディスク、CD-ROMやDVDなどの光学ディスクなどによって実現される。図2の制御基板1550が搭載するICメモリ1552やメモリカード1540がこれに該当する。
提供端末の端末記憶部500は、提供端末プログラム506と、受信済配信データ群700と、登録時配信タイトル720と、登録時配信スケジュール722と、登録時付帯情報724と、提供用コンテンツデータ726と、発信コンボ発生統計データ728と、現在日時800と、を記憶する。勿論、これら以外のプログラムやデータも適宜記憶することができる。
提供端末プログラム506は、端末処理部200が読み出して実行することによって提供端末演算部270としての機能を実現させるためのアプリケーションソフトウェアである。本実施形態では、配信サーバシステム1100から提供される配信用提供端末プログラム505(図10参照)のコピーとする。
受信済配信データ群700は、配信サーバシステム1100から受信した各種配信データを格納する。
登録時配信タイトル720と、登録時配信スケジュール722と、登録時付帯情報724は、それぞれ提供ユーザとして配信登録手続きをした際に申告・設定したそれぞれの情報を格納している。
提供用コンテンツデータ726は、配信用のコンテンツのオリジナルデータである。
発信コンボ発生統計データ728は、配信サーバシステム1100から配信された発信コンボ発生の報知の情報の統計データである。例えば、配信開始からの発信コンボの累計回数、平均コンボ数、最大コンボ数、などである。統計内容は適宜設定可能である。
当該統計データは、コンテンツを提供中に表示されるモニター画面兼操作入力画面である提供画面にて表示される。
[動作の説明]
次に、コンテンツ配信システム1000の動作について説明する。
先ず、図22~図24は、配信サーバシステム1100における1つのストリーミング形式によるライブ配信に係る処理の流れについて説明するためのフローチャートである。ここで説明する処理の流れは、サーバ処理部200sがサーバプログラム503を実行することにより実現される。なお、配信タイトルと配信スケジュールは予め提供ユーザによる配信登録手続きに伴い、既に設定されているものとする。また、視聴ユーザの視聴端末は、別途ログイン手続き済みであるものとする。
図22に示すように、配信サーバシステム1100は、先ず提供ユーザによる配信タイトルと配信スケジュールの登録時に作成された配信管理データ620(図19参照)を初期化する(ステップS100)。
すなわち、配信タイトル621、配信スケジュール622、付帯情報624は、配信登録手続きに伴い設定されている。コンテンツデータ623は、ライブ配信なので配信開始までは記憶されない。もし、ライブ配信でなければ、予め用意されたコンテンツのデータが格納されることになる。
視聴ユーザ管理データ630とアバター表示管理データ634は、視聴リクエストを視聴端末から受信するまで未設定である。背景データ632は、所定の背景が表示されるように初期値が設定される。発信実績データ636、連鎖条件設定データ640は、この時点では記憶されていない。連鎖数650とコンボ発生回数652は「0」に初期化される。
次に、配信サーバシステム1100は、背景データ632、アバター表示管理データ634、発信実績データ636、などを視聴ユーザ管理データ630に基づいて視聴端末への配信を開始する(ステップS102)。配信タイミングは、所定周期としても良いし、新たな視聴ユーザの登録や、対象とされるデータが追加・削除・更新される都度に配信するとしてもよい。
また、視聴ユーザへの所定の発信用画像8の無料配付を開始する(ステップS104)。例えば、視聴時間が一定時間経過する毎に当該発信用画像を無料で付与する。これにともない、視聴ユーザの保有発信用画像管理データ604が更新されるので、配信サーバシステム1100は、各視聴ユーザ別に、更新された保有発信用画像管理データ604を配信する。
次に、配信サーバシステム1100は、視聴リクエストの受信有無を判定する(ステップS110)。
視聴リクエストは、視聴端末として機能しているユーザ端末1500(1500a,1500b,…)にて視聴ユーザが視聴したい配信タイトルを選択した後に所定の視聴操作をすると、視聴端末から配信サーバシステム1100へ、ユーザアカウント等の情報とともに送信される。
そして、配信サーバシステム1100は、視聴リクエストを受信すると(ステップS110のYES)、新たに視聴ユーザ管理データ630(図19参照)を作成して、視聴リクエストしたユーザを視聴ユーザとして登録し、新たなアバター表示管理データ634を作成して、当該ユーザのアバター4が視聴画面で表示されるようにする(ステップS112)。そして、新たなアバターが追加されたので、視聴画面の反映表示部35(図3参照)にて、視聴ユーザのアバター同士が重なり合わないように、できるだけ分散するように全アバターの配置位置を更新する(ステップS114)。
前述のようにステップS102にてアバター表示管理データ634の配信は開始されているので、配置位置が更新されたアバター表示管理データ634もまた視聴端末に配信される。視聴端末では、配信されたアバター表示管理データ634に基づいて、各アバター4の表示位置を変更することになる。視聴画面では、新たな仮想視聴者がスクリーンの前に出現したかのように見える。
これにより、配信されたコンテンツを皆で一緒に視聴する仮想体験がよりリッチなものになり、視聴者の一体感が醸し出される。そして、視聴者の一体感が、みんなで視聴環境を盛り上げようという想いとなり、それが視聴ユーザによる積極的な発信を促し、ついには本実施形態の配信サービスが従来の配信サービス以上に楽しい充実したユーザ体験をもたらす要因の1つとなる。
次に、配信サーバシステム1100は、テキスト発信リクエストの有無を判定する(ステップS120)。
テキスト発信リクエストは、視聴端末のユーザ端末1500(1500a,1500b,…)にて視聴ユーザがテキスト発信操作部34(図3参照)にて、テキスト入力して所定の発信操作を行うと、配信サーバシステム1100へ、ユーザアカウントと、入力されたテキストなどとともに送信される。
配信サーバシステム1100は、テキスト発信リクエストを受信すると(ステップS120のYES)、受信した新たなテキスト発信についての発信実績データ636(図19参照)を追加作成する(ステップS122)。
前述のようにステップS102にて発信実績データ636の配信は開始されているので、新たなテキスト発信の情報もまた視聴端末に配信される。視聴端末では、追加配信された発信実績データ636に基づいて、テキスト発信した視聴ユーザのアバター4の吹き出し5にて発信内容が表示され、あたかも当該アバターが話したかのように見える。これもまた、配信されたコンテンツを皆で一緒に視聴する仮想体験をよりリッチなものにしてくれる。
次に、配信サーバシステム1100は、発信用画像の購入リクエストの有無を判定する(ステップS124)。
購入リクエストは、視聴端末にて視聴ユーザが所定の購入操作(例えば、図3のショッピングアイコン37への操作)を行うと、配信サーバシステム1100へ送信される。
配信サーバシステム1100は、購入リクエストを受信すると(ステップS124のYES)、発信用画像8のオンラインショッピングに係る処理を実行する(ステップS126)。この購入にともなって、購入リクエストした視聴ユーザのユーザ管理データ600(図18参照)の保有発信用画像管理データ604の新たな追加又は更新が行われる。また、購入する視聴ユーザの視聴端末で記憶されている保有発信用画像管理データ706(図20参照)も同様に更新される。
このように、ライブ配信前であっても、視聴ユーザは、テキスト発信したり、発信用画像8の購入が可能となり、ライブが始まる前に視聴ユーザ間で思い思いにライブへの期待を語りあったり、ライブ開始に備えた画像発信の準備ができる。
ライブ配信の開始予定時刻に達すると(ステップS130のYES)、配信サーバシステム1100はコンテンツのライブ配信を開始する(ステップS132)。
図23に移って、コンテンツの配信を開始した後は、配信サーバシステム1100は購入リクエストの受信を監視する。そして、当該リクエストを受信すると(ステップS140のYES)、発信用画像8の購入処理を実行する(ステップS142)。
また、コンテンツの配信を開始した後、配信サーバシステム1100はテキスト発信リクエストの受信を監視する。そして、当該リクエストを受信すると(ステップS144のYES)、新たな発信実績データ636とリクエストした視聴ユーザの発信ログデータ610(図18参照)を作成して更新する(ステップS146)。
また、コンテンツの配信を開始した後、配信サーバシステム1100は、画像発信のリクエストの受信を監視する(ステップS150)。
画像発信リクエストは、視聴端末にて視聴ユーザが所定の画像発信操作(例えば、図3の画像発信操作アイコン36へのタッチ操作)を行うと、ユーザアカウントと、発信タイミングと、発信内容としての発信用画像8の識別情報又は画像データそのものとが、配信サーバシステム1100へ送信される。
配信サーバシステム1100は、画像発信リクエストを受信すると(ステップS150のYES)、当該リクエストをした視聴ユーザの保有発信用画像管理データ604(図18参照)を参照して、発信内容とされる発信用画像8の残数があるのを確認する(ステップS152)。
そして、残数が有れば(ステップS152のYES)、配信サーバシステム1100は当該発信用画像を1つ消費して、その残数を返信し(ステップS154)、新たな発信実績データ636(図19参照)と、リクエストした視聴ユーザの発信ログデータ610(図18参照)を追加作成し更新する(ステップS156)。
前述のようにステップS102にて発信実績データ636の配信は開始されているので、新たな画像発信の情報もまた視聴端末に配信される。視聴端末では、追加配信された発信実績データ636に基づいて、画像発信した視聴ユーザのアバター4から、発信内容の発信用画像8が飛び出るように出現表示される。これは、あたかも当該アバターが舞台に花束を投げ込む行為のように見え、配信されたコンテンツを皆で一緒に視聴する仮想体験をよりリッチなものにしてくれる。
次に、配信サーバシステム1100は、アバター表示変更定義データ570(図15参照)を参照して、今回画像発信した視聴ユーザが、変更条件571を満たすかを判定する。そして、肯定の場合(ステップS160のYES)、当該視聴ユーザのアバターの表示を変更し、それに伴って全アバターを再配置する(ステップS162)。
次に、配信サーバシステム1100は、連続性認定条件を満たす複数の発信実績データの有無を判定する(ステップS170)。
具体的には、発信実績データ636(図19参照)の中から、発信タイミングが新しい方から順に辿って、1)発信タイミングが前後する他の発信実績データ636と発信者を示すユーザアカウントが異なっていて、且つ、2)発信タイミングが1つ前の発信実績データ636との発信タイミングの時間差が、連続性認定条件定義データ530(図10参照)の連続性認定時間差Δt以下である、発信実績データ636を抽出する。抽出される発信実績データ636が複数であれば、「連続性のある複数の発信有り」として肯定判定する。
そして、「連続性を有する複数の発信有り」の場合(ステップS170のYES)、配信サーバシステム1100は、それらの数をカウントして連鎖数650(図19参照)に設定し(ステップS172)、複数の関連性認定条件定義データ540(図12参照)の中から、選択条件542が適合する定義データを検索し、今回適用する関連性認定条件を設定する(ステップS174)。つまり、今回の発信コンボの認定に適用する連鎖条件を設定する。検索結果は、連鎖条件設定データ640(図19参照)の適用関連性認定条件定義データ642に格納される。
図24に移って、次に、配信サーバシステム1100は、連続性を有する複数の発信の内容が、適用する関連性認定条件を満たしているかを判定する。そして、肯定判定の場合、つまりは連鎖条件を満たしている場合(ステップS176のYES)、配信サーバシステム1100は、複数の規模要件定義データ550(図13参照)の中から、選択条件552が適合する定義データを検索して、今回適用する規模要件を設定する(ステップS178)。検索された規模要件定義データ550の要件数553が、適用規模要件648(図19参照)に設定される。
そして、先に連鎖条件を満たすと判定された複数の発信が、規模要件を満たしているか判定する(ステップS180)。具体的には、連鎖条件を満たすと判定された複数の発信数を示している連鎖数650(図19参照)が適用規模要件648に達していれば、規模要件を満たしていると判定する。
これで、連鎖条件を満たし且つ規模要件を満たしたことになるので、配信サーバシステム1100は、「発信コンボが発生した」と認定して、視聴端末にて発信コンボの発生を報知させる為の報知素材データ等の配信を行う(ステップS190)。
具体的には、複数のコンボ発生報知定義データ580(図16参照)の中から、適用関連性IDリスト581に、適用関連性認定条件定義データ642(図19参照)に設定されている関連性IDが含まれている定義データを選択する。そして、その報知素材データ582とともに連鎖数650などの関連情報を、視聴端末及び提供端末へ配信する。視聴端末ではこれを受信して、視聴画面の汎用表示部33等においてコンボ発生通知80や演出表示84を表示させる。
次いで、配信サーバシステム1100は、発信コンボの発生が認定された状況に応じた特典制御を実行する(ステップS192)。
具体的には、複数の特典定義データ560(図14参照)の中から、適用関連性IDリスト562に適用関連性認定条件定義データ642(図19参照)に設定されている関連性IDが含まれている定義データを選択し、当該定義データの特典実行用データ564に基づいて特典制御を開始する。
次いで、配信サーバシステム1100は、視聴端末にて特典実行の報知を行わせる為の特典実行通知素材563の配信を行う(ステップS196)。
具体的には、先に選択した特典定義データ560の特典実行通知素材563を視聴端末に配信する。視聴端末ではこれを受信して、視聴画面の汎用表示部33等において特典実行通知82を表示させる。
次に、配信サーバシステム1100は、活況ポイントを算出して提供ユーザに付与する(ステップS196)。ここでの活況ポイントの算出方法は、適宜設定可能である。例えば、基礎点と、連鎖数650に基づく追加点との合計を付与する活況ポイントとしてもよい。勿論、固定値(0を含む)としても良い。算出された活況ポイントは、提供ユーザ登録データ590(図17参照)の累積活況ポイント593に累積される。
次に、コンテンツの配信が開始されて以降、配信サーバシステム1100は、視聴端末からの「画像発信ログ閲覧リクエスト」の受信を監視している(ステップS200)。
画像発信ログ閲覧リクエストは、視聴端末にて、視聴ユーザが興味を持った他ユーザのアバター4(図3参照)に対して所定のログ閲覧操作(例えば、2本指タップ、ダブルタップなど)を行うと、当該視聴端末から、使用者である視聴ユーザのユーザアカウントと、閲覧対象ユーザの情報(例えば、ログ閲覧操作されたアバターの識別情報、当該アバターのユーザアカウントなど)とともに送信される。
配信サーバシステム1100は、この画像発信ログ閲覧リクエストを受信すると(ステップS200のYES)、閲覧対象ユーザの発信ログデータ610のうち、発信対象提供ユーザアカウントが、現在配信中のコンテンツの提供ユーザであって、且つ、発信内容が発信用画像であるログデータを抽出して、リクエストした視聴端末へ返信する(ステップS202)。当該視聴端末では、これを受信してログを表示する。
配信が終了するまで(ステップS210のNO)、配信サーバシステム1100は、ステップS140からS202を繰り返す。
配信が終了すると(ステップS210のYES)、配信サーバシステム1100は、今回のコンテンツ配信の総括として活況ポイントを提供ユーザに付与し、付与された活況ポイントの通知を視聴端末へ配信する(ステップS212)。具体的には、総括としての活況ポイントは、視聴ユーザ数(延べ人数でも良い)、全視聴ユーザによる視聴時間の合計、平均視聴時間、テキスト発信や画像発信の累計数、などを変数とし、それらが大きいほどより高値となるような関数やテーブルデータを用意して決定する。
そして、配信サーバシステム1100は、一連の処理を終了する。
図25~図27は、本実施形態における視聴端末となるユーザ端末1500(1500a,1500b,…)におけるコンテンツの視聴に係る処理の流れを説明するためのフローチャートである。なお、視聴端末となるユーザ端末1500では、視聴端末プログラム504が実行状態にあるものとする。
図25に示すように、視聴端末では、先ずログイン処理を実行する(ステップS300)。そして、コンテンツの配信を視聴するための所定の視聴操作(視聴するコンテンツの選択を含む)を検出すると(ステップS310のYES)、配信サーバシステム1100へ視聴リクエストを送信する(ステップS312:通信A)。
視聴リクエストが配信サーバシステム1100にて受信されると、視聴ユーザ登録が行われ、当該視聴端末へ、アバター表示管理データ634や、発信実績データ636などの配信が開始される(配信α)。
視聴端末は、これらを受信して受信済配信データ群700(図20参照)に格納して、視聴画面W3(図3参照)の表示を開始する(ステップS314)。
また、視聴端末は、発信用画像8の購入操作を検出すると(ステップS320のYES)、配信サーバシステム1100へ購入リクエストを送信し(ステップS322)、購入手続き処理を実行する(ステップS324)。当該手続き処理にともなって、当該視聴端末で記憶されている保有発信用画像管理データ706(図20参照)が更新される。
また、視聴端末は、テキスト発信操作部34(図3参照)にてテキスト入力操作を検出すると(ステップS330のYES)、テキストの入力編集処理を実行する(ステップS323)。そして、テキスト発信操作が検出されたならば(ステップS334のYES)、入力されたテキストを含むテキスト発信リクエストを配信サーバシステム1100へ送信する(ステップS336)。
配信サーバシステム1100は、当該リクエストを受信すると発信実績データ636(図19参照)を更新して配信する。視聴端末は、前述のようにステップS314にて各種配信データに基づく視聴画面の表示制御を開始しているので、視聴ユーザの発信したテキストが視聴画面内に表示されることとなる。
また、視聴端末は、画像発信操作アイコン36(図3参照)への発信用画像の割り当て変更操作を検出すると(ステップS340のYES)、ポップアップ表示W4(図4参照)の表示制御を含む割り当て変更処理を実行して、発信用画像割り当て設定708(図20参照)を変更する(ステップS342)。
図26に移って、視聴端末は、画像発信操作を検出すると(ステップS350のYES)、画像発信リクエストを配信サーバシステム1100へ発信し(ステップS352)、発信内容の発信用画像8の残数を「1」減らすように、保有発信用画像管理データ706(図20参照)を更新する(ステップS354)。
配信サーバシステム1100は、当該リクエストを受信すると発信実績データ636(図19参照)を更新して配信する。
視聴端末は、配信サーバシステム1100から新たに配信された発信実績データ636を受信すると(ステップS360のYES)、新たな反映表示管理データ710を作成し、新たな反映表示の表示開始日時と、表示持続時間を設定する(ステップS362)。
そして、新たに発信されたテキストを発信者のアバター4から吹き出し5で表示させたり、新たに発信された発信用画像8を発信者のアバター4から出現するように反映表示制御する(ステップS364;図3参照)。
その際、発信内容が発信用画像8の場合、発信実績データ636には、発信用画像データ522とともに、表示持続時間525と、反映表示時アバター制御定義データ526とが含まれて配信されてくるので、発信者以外のアバター4を、反映表示時アバター制御定義データ526に基づいてアクションさせる。
なお、配信サーバシステム1100は、表示持続時間を超過した反映表示は逐一消去する(ステップS366)。すなわち、反映表示管理データ710(図20参照)のうち、表示開始時間から表示持続時間を超過した反映表示(発信されたテキスト、発信された発信用画像)を消去する。
視聴端末は、配信サーバシステム1100から配信された発信コンボの発生を報知するための報知素材データ等を受信すると(ステップS370のYES)、当該素材データに基づいてコンボ発生通知80と演出表示84とを視聴画面に表示させる(ステップS372;図3参照)。
また、視聴端末は、配信サーバシステム1100から配信された特典実行を報知するためのデータを受信すると(ステップS374のYES)、当該データに基づいて特典実行通知82を視聴画面に表示させる(ステップS376;図3参照)。
図27に移って、視聴端末は、視聴画面内に表示されているアバター4への画像発信ログ閲覧操作を検出すると(ステップS380のYES)、画像発信ログ閲覧リクエストを配信サーバシステム1100へ送信する(ステップS382)。そして、返信された発信ログデータ610に基づいて、画像発信の履歴を視聴画面に表示する(ステップS384)。例えば、画像発信ログ閲覧操作されたアバター4から吹き出し形式で履歴を表示するとしてもよい。
配信が終了するまでは(ステップS390のNO)、ステップS320~S384が実行される。
配信が終了すると(ステップS390のYES)、視聴端末は、配信サーバシステム1100から配信された活況ポイントの付与実績とランキング情報とを表示して(ステップS392)、一連の処理を終了する。
図28は、本実施形態における提供端末となるユーザ端末1500(1500T)における処理の流れを説明するためのフローチャートである。なお、提供端末のユーザ端末1500では、提供端末プログラム506(図21参照)が実行されているものとする。また、コンテンツをゲームプレイ動画のライブ中継コンテンツとする場合には、別途、ゲームプログラムが実行されているものとする。
提供端末は、先ずログイン処理を実行し、提供画面の表示制御を開始する(ステップS500)。提供画面は、コンテンツのライブ配信のための各種操作を受け付ける操作画面であり、且つ、配信状況をモニタするモニタ画面を兼ねている。
次に、提供端末は、配信タイトルと、配信スケジュール、付帯情報の設定・登録手続き処理を行う(ステップS502)。そして、配信予定時刻になるとコンテンツの提供を開始する(ステップS504)。本実施形態では、ライブ配信を想定しているので、例えば、実写によるライブ配信の場合は、提供端末は、自機のイメージセンサモジュール1520で撮影した映像にマイク1512で集音した音声を付加したコンテンツデータを逐次作成するとともに、そのライブストリーミングエンコードを行って配信サーバシステム1100へ送信する。コンテンツが予め用意された動画データなどの場合には、配信予定時刻を待たずに、配信タイトル等の登録手続きとともに、配信サーバシステム1100へアップロードする。ゲームプレイの画面をライブ配信する場合は、ゲーム画面をキャプチャした動画にゲーム音声を付加してコンテンツデータを逐次作成する。
コンテンツの提供を開始した後、配信サーバシステム1100から発信コンボの発生の報知を受信すると(ステップS510のYES)、提供端末は、報知表示するとともに(ステップS512)、発信コンボ発生統計データ728(図21参照)を更新して、最新の統計の表示を更新する(ステップS514)。
つまり、提供端末にて、発信コンボの最新の発生をモニタできるとともに、配信開始からの発信コンボの発生の統計を逐一確認できるようになるので、提供ユーザは配信コンテンツに係る視聴の活況具合を確認しながらのライブ配信ができる。例えば、それを元にアドリブを追加するなどの内容のアップデートが可能となるので、コンテンツの品質向上、視聴ユーザのユーザ体験の向上する可能性が高くなる。また、ライブ配信であれば、発信コンボの発生の御礼を視聴ユーザ向けにアドリブで追加すれば、視聴ユーザとの一体感をより醸成するのに寄与するであろう。それはまた、更なる発信コンボを誘発し、ユーザ体験の向上をもたらすこととなる。
また、配信サーバシステム1100から特典実行通知素材563を受信すると(ステップS520)、提供端末は、提供画面に特典実行の報知をログ表示する(ステップS522)。
そして、コンテンツの配信を終了すると(ステップS524のYES)、一連の処理を終了する。
以上、本実施形態によれば、ユーザテキストや画像の発信機能を利用して、コンテンツの配信サービスにて、発信コンボという新たな付加価値を創出できる。よって、複数の視聴ユーザが皆で集まって1つのコンテンツを視聴するという仮想ユーザ体験がより豊かになり、配信のサービスを向上できる。
〔変形例〕
以上、本発明を適用した実施形態について説明したが、本発明を適用可能な形態は上記形態に限定されるものではなく適宜構成要素の追加・省略・変更を施すことができる。
[その1]
例えば、上記実施形態では、クライアント・サーバ型のコンピュータシステムにて配信サービスを実現する例を挙げたが、複数のユーザ端末1500同士をピアツーピア接続したコンピュータシステムにおいて実現するとしてもよい。その場合、何れかのユーザ端末1500に配信サーバシステム1100としての機能を担わせる。或いは、複数のユーザ端末1500で配信サービス管理部210が有する機能を分担して担う構成としてもよい。
[その2]
また、上記実施形態は、複数のユーザが同時にアクセスしていて、それぞれがテキストや画像の発信操作可能なサービスであればその他のサービスにも適用可能である。
例えば、図3の視聴画面W3のうち、コンテンツ表示部32より下の画面部分を、ソーシャルネットワーキングサービスのチャット機能を適用した画面とすることもできる。図29は、その場合の表示例を示す図である。
下側のチャット画面W29の概ね左側には、第1表示部91が設定される。そして配信サービス管理部210の、発信反映制御部214(図9参照)により、第1表示部91では、当該画面が表示されるユーザ端末1500を使用するユーザのアバター4aや、当該ユーザが発信操作したテキストが吹き出し5で反映表示され、当該ユーザが発信操作した発信用画像8が反映表示される。
同様に、チャット画面W29の概ね右側には、第2表示部92が設定される。そして、配信サービス管理部210の発信反映制御部214により、第2表示部92では、他ユーザのアバター4b、4c、…が表示されるともに、彼等が発信操作したテキストの吹き出し5や発信用画像8が表示される。
また、チャット画面W29の概ね左下側には、第3表示部93が設定され、配信サービス管理部210の特別表示制御部219により、特別表示演出86が表示される。
なお、図29では理解を容易にするために、第1表示部91と、第2表示部92と、第3表示部93との境界を意図的に明示しているが、実際には一部が相互に重なりあうように設定することができる。
そして、チャット画面W29の背景は、特典制御として特別な背景データが付与される場合には、アクセスしている全ユーザのユーザ端末1500にて同じ特別な背景へ表示が切り換えられる。また、アバター4や吹き出し5、発信用画像8が表示される表示レイヤーと、背景レイヤーとの間の中間レイヤーにて、コンボ発生通知80や、特典実行通知82、演出表示84などが表示される。特典制御として、特別な演出表示84sを表示する場合にもこの中間レイヤーを使用することができる。
2(2a,2b,…)…視聴ユーザ
2t…提供ユーザ
4…アバター
8…発信用画像
32…コンテンツ表示部
33…汎用表示部
34…テキスト発信操作部
35…反映表示部
36…画像発信操作アイコン
80…コンボ発生通知
82…特典実行通知
84…演出表示
86…特別表示演出
91…第1表示部
92…第2表示部
93…第3表示部
200s…サーバ処理部
210…配信サービス管理部
212…アバター表示制御部
214…発信反映制御部
216…連鎖条件設定部
218…規模要件設定部
220…特典制御実行部
222…履歴情報表示制御部
260…視聴端末演算部
270…提供端末演算部
274…コンテンツ提供制御部
500s…サーバ記憶部
503…サーバプログラム
504…視聴端末プログラム
505…配信用提供端末プログラム
506…提供端末プログラム
507…配信用視聴端末プログラム
510…配信サービス初期設定データ
520…発信用画像定義データ
530…連続性認定条件定義データ
540…関連性認定条件定義データ
550…規模要件定義データ
560…特典定義データ
570…アバター表示変更定義データ
580…コンボ発生報知定義データ
590…提供ユーザ登録データ
600…ユーザ管理データ
603…アバター設定データ
604…保有発信用画像管理データ
610…発信ログデータ
620…配信管理データ
623…コンテンツデータ
630…視聴ユーザ管理データ
634…アバター表示管理データ
636…発信実績データ
640…連鎖条件設定データ
641…適用連続性認定条件定義データ
642…適用関連性認定条件定義データ
648…適用規模要件
650…連鎖数
700…受信済配信データ群
710…反映表示管理データ
1000…コンテンツ配信システム
1100…配信サーバシステム
1500…ユーザ端末
W3…視聴画面
W8…視聴画面
W29…チャット画面

Claims (19)

  1. 提供ユーザにより提供された少なくとも映像を含むコンテンツを、各視聴ユーザのユーザ端末に配信するコンテンツ配信システムであって、
    前記ユーザ端末では、前記コンテンツを表示するコンテンツ表示部と、視聴中の前記コンテンツに対して前記視聴ユーザが入力可能な発信操作の操作部とを含む視聴画面が表示され、
    視聴中の前記コンテンツに対する前記発信操作が入力されたことを前記ユーザ端末から受け付けて、当該発信操作がなされた反映表示を前記視聴画面中に表示させる制御をする発信反映制御手段と、
    前記発信操作がなされたタイミングに基づいて前記発信操作の連続性を認定するための連続性認定条件を少なくとも含む連鎖条件を満たした状態が継続することで、所与の規模要件を満たした場合に、前記視聴画面に特別表示の演出を実行する特別表示演出制御手段と、
    を備えたコンテンツ配信システム。
  2. 前記発信操作には、少なくとも既定の意思表示を示す既定発信操作が含まれ、
    前記発信反映制御手段は、前記既定発信操作がなされた反映表示として、既定表示体を前記視聴画面中に表示させる制御を行う、
    請求項1に記載のコンテンツ配信システム。
  3. 前記連鎖条件は、複数の前記視聴ユーザにより入力された前記発信操作同士の関連性を認定するための関連性認定条件を更に含む、
    請求項1又は2に記載のコンテンツ配信システム。
  4. 前記発信操作には、複数種類の発信操作があり、
    前記関連性認定条件には、入力された前記発信操作の種類の組み合わせに基づく条件が定められている、
    請求項3に記載のコンテンツ配信システム。
  5. 前記発信操作には、前記ユーザ端末が任意に設定可能なメッセージの発信操作が含まれており、
    前記関連性認定条件には、前記メッセージの発信操作に関する関連性認定条件として、前記メッセージの内容に基づく条件が定められている、
    請求項3又は4に記載のコンテンツ配信システム。
  6. 前記規模要件には、前記連鎖条件を満たした数または時間に基づく条件が含まれている、
    請求項1~5の何れか一項に記載のコンテンツ配信システム。
  7. 前記規模要件には、前記連鎖条件を満たす前記発信操作を行った前記視聴ユーザの数に基づく条件が含まれている、
    請求項1~6の何れか一項に記載のコンテンツ配信システム。
  8. 前記連鎖条件を、前記コンテンツの種類に応じて可変に設定する連鎖条件設定手段、
    を備えた請求項1~7の何れか一項に記載のコンテンツ配信システム。
  9. 前記規模要件を、前記コンテンツの種類に応じて可変に設定する規模要件設定手段、
    を備えた請求項1~8の何れか一項に記載のコンテンツ配信システム。
  10. 前記規模要件を満たした場合に、前記視聴ユーザ及び/又は前記提供ユーザに所与の特典を付与する特典制御を実行する特典制御実行手段、
    を備えた請求項1~9の何れか一項に記載のコンテンツ配信システム。
  11. 前記コンテンツは、ゲームプレイ動画であり、
    前記連鎖条件を、視聴中の前記ゲームプレイ動画に係るゲーム状況に応じて可変に設定する連鎖条件設定手段、
    を備えた請求項1~7の何れか一項に記載のコンテンツ配信システム。
  12. 前記コンテンツは、ゲームプレイ動画であり、
    前記規模要件を、視聴中の前記ゲームプレイ動画に係るゲーム状況に応じて可変に設定する規模要件設定手段、
    を備えた請求項1~7,11の何れか一項に記載のコンテンツ配信システム。
  13. 前記コンテンツは、ゲームプレイ動画であり、
    前記規模要件を満たしたときに視聴中の前記ゲームプレイ動画に係るゲーム状況に応じて特典を可変に決定して、前記視聴ユーザ及び/又は前記提供ユーザに付与する特典制御を実行する特典制御実行手段、
    を備えた請求項1~7,11,12の何れか一項に記載のコンテンツ配信システム。
  14. 前記コンテンツは、ゲームプレイ動画のライブ中継コンテンツである、
    請求項11~13の何れか一項に記載のコンテンツ配信システム。
  15. 前記視聴ユーザ別の前記発信操作の履歴情報を前記ユーザ端末に表示させる制御を行う履歴情報表示制御手段、
    を備えた請求項1~14の何れか一項に記載のコンテンツ配信システム。
  16. 前記視聴画面に、前記視聴ユーザ別のアバターを表示させるアバター表示制御手段、
    を備え、
    前記発信反映制御手段は、前記発信操作がなされた場合に、当該発信操作に係る視聴ユーザの前記アバターが所与のアクション動作を行うように表示制御することで、前記反映表示を行う、
    請求項1~15の何れか一項に記載のコンテンツ配信システム。
  17. 各視聴ユーザのユーザ端末と、請求項1~16の何れか一項に記載のコンテンツ配信システムとを具備した、コンピュータシステム。
  18. 各ユーザのユーザ端末において、各ユーザによって入力された発信操作に基づく表示をするための画面を表示制御するサーバシステムであって、
    前記発信操作が入力されたことを前記ユーザ端末から受け付けて、当該発信操作がなされた反映表示を前記画面中に表示させる制御をする発信反映制御手段と、
    前記発信操作がなされたタイミングに基づいて前記発信操作の連続性を認定するための連続性認定条件を少なくとも含む連鎖条件を満たした状態が継続することで、所与の規模要件を満たした場合に、前記画面中に特別表示の演出を実行する特別表示演出制御手段と、
    を備えたサーバシステム。
  19. 前記画面内に、第1ユーザの前記発信操作に基づく第1表示部と、第2ユーザの前記発信操作に基づく第2表示部と、前記第1ユーザの前記発信操作及び前記第2ユーザの前記発信操作の関係に基づく特別表示をするための第3表示部とを表示させる制御を行う手段、
    を備えた請求項18に記載のサーバシステム。
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