JP2022119472A - フェイスシールド - Google Patents
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Abstract
【課題】飲食店等で飲食中に使用できるフェイスシールドを提供する。【解決手段】可撓性を有する長方形状のシート状部材11で顔面を覆うフェイスシールドであって、下側の2つの頂点のいずれか、または両方が抉るように切り欠かれている切り欠き12,13が形成されている。【選択図】図1
Description
本発明は、フェイスシールドに関する。
フェイスシールドは、世界的な感染症の蔓延によって、急激に普及が進んでいる(たとえば、特許文献1)。特に、床屋、美容院、歯医者、飲食店等の従業員は、お客さんがマスクを外す場面があるため、その際に飛散する飛沫をシールドするために、顔面全体を覆うフェイスシールドを使用する場合が多い。
しかしながら、学校または介護施設の給食の提供場所等、または飲食店等(これらの施設を「飲食店等」と以下略記する)では飲食中に、飲食をする者が別の飲食をする者に向かって口を開放し、飛沫を飛ばす機会がある。つまり飲食店等では、上述のように従業員だけでなく飲食をする者まで、顔面全体を覆うフェイスシールドを使用しなければ、そのときに発生する飛沫を、飲食をする者が浴びることとなる。
そこで本発明の目的は、飲食店等で飲食中に使用できるフェイスシールドを提供することである。
上記目的を達成するため、本発明のフェイスシールドは、可撓性を有する長方形状のシート状部材で顔面を覆うフェイスシールドであって、下側の2つの頂点のいずれか、または両方が抉るように切り欠かれている。
ここで、シート状部材には、上側の左右端側に穴が形成され、穴に棒を挿入し、棒を回転軸として、シート状部材を動かすこととしてもよい。
本発明では飲食店等で、飲食中に使用できるフェイスシールドを提供することができる。
(フェイスシールドの構成)
以下、本実施の形態について、図面に基づいて説明する。フェイスシールド10は、顔面を覆うものであり、図1に示すように、シート状部材11が、可撓性を有する厚み0.5mmのポリエチレンテレフタレートの板状である。
以下、本実施の形態について、図面に基づいて説明する。フェイスシールド10は、顔面を覆うものであり、図1に示すように、シート状部材11が、可撓性を有する厚み0.5mmのポリエチレンテレフタレートの板状である。
図1に直線の矢印を付して、シート状部材11を表現するのに、上下左右がどの方向を指すのかを明らかにした。この上下左右は、他の図でシート状部材11を表現する際にも適用する。また、この「上」は、フェイスシールド10を顔に装着したときに頭の側を示している。
また、フェイスシールド10は、可撓性を有する長方形状のシート状部材11で顔面を覆うフェイスシールド10である。そして、装着時に顔面の顎と対向する下側の2つのシート状部材11の長方形状の頂点の両方が抉るように切り欠き12,13が形成されている。シート状部材11には、上側の左右端側に穴14,15が2つ形成されている。
切り欠き12,13は、シート状部材11の左右端から左右方向で、且つ下側に傾いた直線に切られ、下側へ鈍角に切方向を変え、下側に沿って切られ、シート状部材11の下端まで切られる形状をしている。2つの切り欠き12,13の間は、切残し部16が残っている。
シート状部材11の直線以外の各突起部および凹部には、丸み17a,b,c,d,e,f,g,hが形成されている。丸み17a,b,c,d,e,f,g,hのうち、丸み17a,bは、径の大きい丸みで、それ以外丸み17c,d,e,f,g,hは、径が略等しく、径17a,bよりも小さい丸みである。
また、図1に示したa,b,c,dの寸法を示す。a=140mm、b=112mm、c=60mm、d=97mm、である。なお、2つの切り欠き12,13の形状は同一である。
また、図2にはシート状部材11が取り付けられるヘッドギア21を示している。ヘッドギア21は、樹脂製である。シート状部材11は、その穴14,15をネジ22,23でゆるく固定する。固定方向は、図2の矢印「下」方向と図1の矢印「下」方向とを合わせるようにする。
帯24は、図2に示す裏側面が人間の額に接触する。帯25の下側面25aは、人間の頭頂部に接触する。帯26の面26aは、人間の後頭部に接触する。ネジ22,23は、3つの帯24,25,26が接続する接続部27a,27bに取り付けられる。円柱状のビス28,29と、接続部27a,27bに形成されたネジ穴が、ネジ22,23を形成する。
ネジ22,23は、穴14,15にネジ棒(図示省略)を挿入し、ヘッドギア21とシート状部材11を一体化する。そして、ネジ棒を回転軸として、シート状部材11を動かす、すなわち、顔面とシート状部材11の下側の隙間を広くしたり狭くしたりする。
また、図3は、人間30が、フェイスシールド10を装着した状態を示す図である。人間30が、フェイスシールド10を装着した状態では、人間30の口元の左右に、切り欠き12,13が設けられている。
(本実施の形態によって得られる主な効果)
本実施の形態のフェイスシールド10は、飲食店等で飲食中に使用できるフェイスシールド10である。なぜなら、人間30が、フェイスシールド10を装着した状態では、人間30の口元の左右に、切り欠き12,13が設けられているため、顔面と切り欠き12,13の隙間から、箸またはフォーク等で飲食物を供給することが容易だからである。そして、飛沫は、切残し部16で遮断することができる。
本実施の形態のフェイスシールド10は、飲食店等で飲食中に使用できるフェイスシールド10である。なぜなら、人間30が、フェイスシールド10を装着した状態では、人間30の口元の左右に、切り欠き12,13が設けられているため、顔面と切り欠き12,13の隙間から、箸またはフォーク等で飲食物を供給することが容易だからである。そして、飛沫は、切残し部16で遮断することができる。
なお、フェイスシールド10の使用者から出る飛沫は、前方に直進せず、下方に落下し、対面者からの大きな飛沫は切り残し部16で、ある程度遮断することができる。また、介護施設で、患者にフェイスシールド10を取り付け、スプーン等で介護士さんたちが食べさせるときにも飛沫の飛散抑制に効果がある。
また、ビールのジョッキ等でビールを飲むとき等は、顔面と切り欠き12,13の隙間では隙間の大きさが足りない場合がある。そのような場合には、シート状部材11が、その穴14,15をネジ22,23でゆるく固定しているため、ネジを回し、シート状部材11の下側(顔面と切り欠き12,13の隙間)を広げ、口元近くを広く開け、ビールを飲むことができる。ビールを飲み終えたら、顔面と切り欠き12,13の隙間を閉じれば、切残し部16で飛沫を再び遮断することができる。
また、シート状部材11は、可撓性を有する厚み0.5mmのポリエチレンテレフタレートとしている。通常、一般の人は飛沫を拡散させないようにマスクを用いる。本実施の形態に係るフェイスシールド10は、一般の人は普段から持ち歩かないと思われる。とすると、フェイスシールド10は、飲食店等側が飲食をする者に貸与等するように使用させることが多いと思われる。すると、フェイスシールド10は、1度使用したら、アルコール消毒等して使い回すことが考えられる。
シート状部材11の材質が、ポリカーボネートであれば、アルコールと接触させるとポリカーボネートが若干溶けて曇ってしまう。従って、アルコールに溶けにくいポリエチレンテレフタレートをシート状部材11の材質として用いるのは有利である。また、シート状部材11の厚みを、通常のフェイスシールドよりも厚い0.5mmとしたのは、通常のフェイスシールド(厚み0.1mm程度)で飲食をする者の間で使い回すと、破損するおそれがあり、それまでの時期を少しでも長くするためである。
また、シート状部材11の直線以外の各突起部および凹部には、丸み17a,b,c,d,e,f,g,hが形成されている。丸み17のa,b,c,d,e,f,g,hうち、丸み17a,bは、径の大きい丸みで、それ以外丸み17c,d,e,f,g,hは、径が略等しく、径17a,bよりも小さい丸みである。これら径の大きな丸み17a,bと径の小さな丸み17c,d,e,f,g,hは、これらを人間の手等で扱うときに、尖った箇所がなく、痛みを感じずに安心して扱えるメリットがある。
(他の形態)
上述した本実施の形態に係るフェイスシールド10は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々の変形実施が可能である。
上述した本実施の形態に係るフェイスシールド10は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々の変形実施が可能である。
たとえば、切り欠き12,13は、切り欠き12,または切り欠き13のいずれか一方を備えておけば良い。そうすることで、顔面と切り欠き12,13の隙間が少なくなり、より切残し部16で飛沫を遮断する効果を発揮できる。
また、ネジ22,23は、必須の構成要素ではないため、省略することができる。切残し部16と口元の距離を取るためには、帯24を頭頂部側にずらせば良い。
また、ヘッドギア21の形状は、本実施の形態のものに限らず、たとえば帯24を額から後頭部まで伸ばし、一つの輪のようにしたものとすることができる。
また、シート状部材11の材質は、ポリプロピレン等のポリエチレンテレフタレートとは別の材質でも良い。また、シート状部材11の厚みは、0.6mm~1mm等、0.5mmを上回る値でも良い。また、シート状部材11の厚みは0.1mm~0.4mm等、0.5mmを下回る値でも良い。
また、シート状部材11の直線以外の各突起部および凹部には、丸み17a,b,c,d,e,f,g,hが形成されている。丸み17のうち、丸み17a,bは、径の大きい丸みで、それ以外丸み17c,d,e,f,g,hは、径が略等しく、径17a,bよりも小さい丸みである。これらの丸みは、必須の構成要素ではないため、省略することができる。
また、図1に示したa,b,c,dの寸法a=140mm、b=112mm、c=60mm、d=97mm、である。なお、2つの切り欠き12,13の形状は同一である。これらの寸法は、変更しても良い。また、2つの切り欠き12,13の形状は同一としなくても良い。本実施の形態では、cの寸法を、フェイスシールド10を多くの大人が装着したとき、下唇から鼻が丸み17gから丸み17hの上下方向の高さに位置するように心がけた。その位置は、顔面とシート状部材11の隙間から箸等を挿入したとき、箸等を口に運びやすい位置だからである。
ネジ22,23は、穴14,15にネジ棒(図示省略)を挿入し、ネジ棒を回転軸として、シート状部材11を動かす、すなわち、顔面とシート状部材11の下側の隙間を広くしたり狭くしたりする。しかし、ネジ棒に代えて、ネジが切られていない棒を用いることとしても良い。
10 フェイスシールド
11 シート状部材
12 切り欠き(抉れ)
13 切り欠き(抉れ)
14 穴
15 穴
11 シート状部材
12 切り欠き(抉れ)
13 切り欠き(抉れ)
14 穴
15 穴
Claims (2)
- 可撓性を有する長方形状のシート状部材で顔面を覆うフェイスシールドであって、
下側の2つの頂点のいずれか、または両方が抉るように切り欠かれている、
フェイスシールド。 - 請求項1記載のフェイスシールドであって、
前記シート状部材には、上側の左右端側に穴が形成され、前記穴に棒を挿入し、前記棒を回転軸として、前記シート状部材を動かす、フェイスシールド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021016623A JP2022119472A (ja) | 2021-02-04 | 2021-02-04 | フェイスシールド |
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JP2021016623A Pending JP2022119472A (ja) | 2021-02-04 | 2021-02-04 | フェイスシールド |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4884296A (en) * | 1988-11-23 | 1989-12-05 | Delta Medical Systems, Inc. | Protective face shield |
US5500954A (en) * | 1992-11-02 | 1996-03-26 | J. Prime Industries, Inc. | Safety shield system |
JP3227769U (ja) * | 2020-06-11 | 2020-09-17 | 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター | フェイスシールド |
JP3228105U (ja) * | 2020-06-26 | 2020-10-08 | 株式会社アクシス | 可動式フェイスガード |
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- 2021-02-04 JP JP2021016623A patent/JP2022119472A/ja active Pending
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