JP2022118076A - 情報提供装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報提供装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Masatake Shimodaira
淳 大杉
Atsushi Osugi
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哲也 町田
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Abstract

【課題】車両の搭乗者に対して柔軟に情報を提供する。【解決手段】情報提供装置200は、車両240において利用される。情報提供装置200は、情報提供装置200と通信可能に接続されている携帯端末10へ出力情報を出力する。ここで、情報提供装置200は、情報提供装置200と通信可能に接続されている複数の携帯端末10の中から、出力情報の出力先とする携帯端末10を特定する。そして、情報提供装置200は、特定した携帯端末10に対して出力情報を出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報提供装置、制御方法、及びプログラムに関する。
自動車などの車両では、搭乗者(特にドライバ)に対して、種々の情報が通知される。例えば、カーナビゲーションシステムのディスプレイには、目的地までの経路などが表示される。その他にも特許文献1のシステムでは、自動車の走行モードを自動運転モードから手動運転モードに切り替える際に、その自動車のメータクラスタ内に配置されたディスプレイにおいて、その自動車と周囲の自動車の位置関係などが表示される。
特開2016-182906号公報
カーナビゲーションシステムのディスプレイやメータクラスタに配置されたディスプレイなど、車両に予め設置されているディスプレイを利用して情報を提供する方法は、場面によって必ずしも搭乗者にとって好ましい方法であると言えない。例えば、これら車両に予め設置されているディスプレイは主にドライバへ情報を提供するために設けられているため、後部座席に座っている搭乗者には見にくいことがある。
また、自動運転中の車両ではドライバが運転姿勢を取らずに種々の作業を行うことがある。そのため、運転姿勢を取っているドライバにとって見やすいように設置されているカーナビゲーションシステムなどのディスプレイは、このような運転姿勢を取っていないドライバにとっては見にくいことがある。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、車両の搭乗者に対して柔軟に情報を提供することを一つの目的とする。
請求項1に記載の発明は、
車両において利用される情報提供装置であって、
当該情報提供装置と通信可能に接続されている携帯端末へ出力する情報を取得し、当該情報提供装置と通信可能に接続されている複数の携帯端末の中から、前記取得した情報の出力先とする携帯端末を特定する出力先特定手段と、
前記取得した情報を前記特定した携帯端末へ出力する出力手段と、
を有し、
前記出力先特定手段は、自動走行状態の前記車両における、前記車両の速度の制御に関する情報、前記車両のステアリングの制御に関する情報、前記車両の周囲を走行する他の車両に関する情報、前記車両の周囲にある障害物に関する情報、及び前記車両の走行ルートの変更に関する情報のいずれか1つ以上を前記携帯端末へ出力する情報として取得する、
情報提供装置である。
請求項6に記載の発明は、
車両において利用されるコンピュータによって実行される制御方法であって、
前記コンピュータと通信可能に接続されている携帯端末へ出力する情報を取得し、前記コンピュータと通信可能に接続されている複数の携帯端末の中から、前記取得した情報の出力先とする携帯端末を特定する出力先特定ステップと、
前記取得した情報を前記特定した携帯端末へ出力する出力ステップと、
を有し、
前記出力先特定ステップでは、自動走行状態の前記車両における、前記車両の速度の制御に関する情報、前記車両のステアリングの制御に関する情報、前記車両の周囲を走行する他の車両に関する情報、前記車両の周囲にある障害物に関する情報、及び前記車両の走行ルートの変更に関する情報のいずれか1つ以上を前記携帯端末へ出力する情報として取得する、
制御方法である。
請求項7に記載の発明は、コンピュータに、請求項6に記載の制御方法の各ステップを実行させるプログラムである。
実施形態1の情報提供装置の動作の概要を例示する図である。 実施形態1の情報提供装置を例示するブロック図である。 情報提供装置のハードウエア構成を例示する図である。 実施形態1の情報提供装置によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 携帯端末において、車両の加速に関する速度制御情報が提示される様子を例示する図である。 携帯端末において、車両の減速に関する速度制御情報が提示される様子を例示する図である。 携帯端末においてステアリング制御情報が提示される様子を例示する図である。 携帯端末において、車両の走行状態が自動走行状態から手動走行状態に切り替わるタイミングが提示される様子を例示する図である。 携帯端末において、他車情報が提示される様子を例示する図である。 携帯端末において、障害物情報が提示される様子を例示する図である。 携帯端末において、道路情報が提示される様子を例示する図である。 携帯端末において、ドライバ状態情報が提示される様子を例示する図である。 出力情報の種類と、携帯端末の識別子との対応付けをテーブル形式で例示する図である。 実施形態2の情報提供装置を例示するブロック図である。 携帯端末から入力を受け付ける方法を例示する図である。 実施形態3の情報提供装置をその使用環境と共に例示するブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。また、特に説明する場合を除き、ブロック図における各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。
<情報提供装置200の動作の概要>
図1は、実施形態1の情報提供装置200の動作の概要を例示する図である。なお、図1は情報提供装置200の動作の理解を容易にするための図であり、情報提供装置200の動作を何ら限定するものではない。
情報提供装置200は、車両240において利用される。車両240は、自動車などの任意の車両である。車両240には、複数の携帯端末10が通信可能に接続されている。例えば携帯端末10は、車両240の搭乗者が利用するスマートフォン、タブレット端末、又はノート PC(Personal Computer)などである。
ここで、情報提供装置200は、車両240に対して固定されている据え置き型の装置であってもよいし、車両240に対して固定されていない可搬型の装置であってもよい。
情報提供装置200は、情報提供装置200と通信可能に接続されている携帯端末10へ、情報を出力する。携帯端末10に対して出力する情報を、出力情報を呼ぶ。ここで、情報提供装置200は、情報提供装置200と通信可能に接続されている複数の携帯端末10の中から、出力情報の出力先とする携帯端末10を特定する。そして、情報提供装置200は、特定した携帯端末10に対して出力情報を出力する。
例えば図1では、車両240の中に、携帯端末10-1から携帯端末10-4という4つの携帯端末10があり、それぞれが情報提供装置200と通信可能に接続されている。情報提供装置200は、この中から、出力情報の出力先とする携帯端末10として、携帯端末10-3を特定している。そのため、複数の携帯端末10のうち、携帯端末10-3に対してのみ出力情報が出力されている。なお、出力情報の出力先として特定される携帯端末10は、1つであってもよいし、複数であってもよい。
出力情報を取得した携帯端末10は、その出力情報を任意の方法で出力する。例えば携帯端末10は、携帯端末10のディスプレイ装置において、出力情報を視覚的に表示する。その他にも例えば、携帯端末10は、携帯端末10のスピーカから、出力情報を音声で出力させてもよい。
<情報提供装置200の構成の概要>
図2は、実施形態1の情報提供装置200を例示するブロック図である。情報提供装置200は、出力先特定部202及び出力部204を有する。出力先特定部202は出力情報を取得する。また、出力先特定部202は、情報提供装置200と通信可能に接続されている複数の携帯端末10の中から、取得した出力情報の出力先とする携帯端末10を特定する。出力部204は、出力先特定部202によって特定された携帯端末10へ出力情報を提供する。
本実施形態の情報提供装置200によれば、情報提供装置200と通信可能に接続されている携帯端末10に対して出力情報が提供される。そのため、例えば後部座席に座っている搭乗者や、自動運転中の車両240において運転姿勢をとっていない搭乗者(ドライバ)にとっては、車両240に予め設置されているディスプレイ(例えばカーナビゲーションシステムのディスプレイ)に情報が表示される場合よりも、その情報を把握しやすいといえる。そのため、情報提供装置200によれば、車両240の搭乗者に対し、把握しやすい方法で情報を提供することができる。
また、本実施形態の情報提供装置200によれば、情報提供装置200と通信可能に接続されている携帯端末10のうち、特定の携帯端末10に対して出力情報が出力される。こうすることで、例えば、出力情報の出力先を、その出力情報の内容を把握すべき搭乗者が利用している携帯端末10のみに限定するといったことが可能となる。このように、情報提供装置200によれば、車両240の搭乗者に対して柔軟に情報を提供することができる。
以下、本実施形態の情報提供装置200について、さらに詳細に説明する。
<情報提供装置200のハードウエア構成の例>
情報提供装置200の各機能構成部は、各機能構成部を実現するハードウエア(例:ハードワイヤードされた電子回路など)で実現されてもよいし、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせ(例:電子回路とそれを制御するプログラムの組み合わせなど)で実現されてもよい。以下、情報提供装置200の各機能構成部がハードウエアとソフトウエアとの組み合わせで実現される場合について、さらに説明する。
図3は、情報提供装置200のハードウエア構成を例示する図である。計算機100は、情報提供装置200を実現する計算機である。例えば計算機100は、車両240に搭載されている ECU である。その他にも例えば、計算機100は、車両240に設けられているカーナビゲーション装置である。その他にも例えば、計算機100は、車両240の中で利用される携帯端末であってもよい。この携帯端末は、出力情報の出力先の候補の1つとなる携帯端末(携帯端末10)であってもよいし、出力情報の出力先の候補とはならない携帯端末であってもよい。なお計算機100は、情報提供装置200を実現するために専用に設計された計算機であってもよいし、汎用の計算機であってもよい。
計算機100は、バス102、プロセッサ104、メモリ106、ストレージデバイス108、入出力インタフェース110、及びネットワークインタフェース112を有する。バス102は、プロセッサ104、メモリ106、ストレージデバイス108、入出力インタフェース110、及びネットワークインタフェース112が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。ただし、プロセッサ104などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。プロセッサ104は、マイクロプロセッサ、CPU(Central Processing Unit)、又は GPU(Graphics Processing Unit)などを用いて実現される演算処理装置である。メモリ106は、RAM(Random Access Memory)などを用いて実現される主記憶装置である。ストレージデバイス108は、ROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリなどを用いて実現される補助記憶装置である。ただし、ストレージデバイス108は、RAM など、主記憶装置を構成するハードウエアと同様のハードウエアで構成されてもよい。
入出力インタフェース110は、計算機100を周辺機器と接続するためのインタフェースである。なお、入出力インタフェース110には、アナログの入力信号をデジタル信号に変換する A/D コンバータや、デジタルの出力信号をアナログ信号に変換する D/A コンバータなどが適宜含まれてもよい。
ネットワークインタフェース112は、計算機100が他の計算機と通信を行うためのインタフェースである。例えば、情報提供装置200と通信可能に接続されている携帯端末10は、ネットワークインタフェース112を介して、情報提供装置200と通信を行う。この通信は、例えば Bluetooth(登録商標)などの無線通信によって行われる。
その他にも例えば、計算機100は、ネットワークインタフェース112を介して、CAN(Controller Area Network)通信網に接続してもよい。
ストレージデバイス108は、情報提供装置200の各機能構成部を実現するためのプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ104は、このプログラムモジュールをメモリ106に読み出して実行することで、情報提供装置200の機能を実現する。
<処理の流れ>
図4は、実施形態1の情報提供装置200によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。出力先特定部202は出力情報を取得する(S102)。出力先特定部202は、出力情報の出力先とする携帯端末10を特定する(S104)。出力部204は、特定した携帯端末10へ出力情報を出力する(S106)。
<出力情報のバリエーション>
情報提供装置200によって取得及び出力される出力情報には、様々なものを採用できる。例えば出力情報は、制御情報、環境情報、道路情報、及びドライバ状態情報の内の1つ以上を含む。制御情報は、車両240の制御に関する情報である。環境情報は、車両240の周辺の環境に関する情報である。道路情報は、車両240が走行する道路に関する情報である。ドライバ状態情報は、車両240のドライバの状態に関する情報である。以下、各情報についてさらに詳細に説明する。
<<制御情報>>
車両240が、自動運転の機能を持つ車両であるとする。この場合、車両240がとりうる走行状態には少なくとも、手動走行状態及び自動走行状態が含まれる。手動走行状態の車両240は、ドライバの操作に応じて走行する。一方、自動走行状態の車両240は、車両240の自動運転を制御する装置(以下、自動運転制御装置)による制御に応じて走行する。自動運転制御装置は、例えば車両240に搭載されている1つ以上の ECU(Electronic Control Unit)によって実現される。
制御情報は、このような自動運転の機能を持つ車両240において自動運転制御装置によって行われる、車両240の制御に関する情報である。例えば制御情報は、速度制御情報、ステアリング制御情報、及び走行状態制御情報のいずれか1つ以上を含む。速度制御情報は、車両240の速度の制御に関する情報である。ステアリング制御情報は、車両240のステアリングの制御に関する情報である。走行状態制御情報は、車両240の走行状態の制御に関する情報である。以下、これら3つの種類の情報についてそれぞれ説明する。
<<<速度制御情報>>>
自動走行状態において、例えば自動運転制御装置は、車両240の速度の制御(加速や減速の制御)を行う。そこで、例えば出力先特定部202は、制御情報として速度制御情報を取得する。
速度制御情報は、例えば、加速後の車両240の速度(何 km/h まで車両240を加速させるか)や減速後の車両240の速度(何 km/h まで車両240を減速させるか)を示す。この際、速度制御情報は、加速や減速に要する時間を合わせて示していてもよい。その他にも例えば、速度制御情報は、今後の車両240の速度変化を示す。
図5は、携帯端末10において、車両240の加速に関する速度制御情報が提示される様子を例示する図である。図5(a)のケースにおいて、携帯端末10に対して出力される速度制御情報は、「車両240が 60km/h まで加速される」ということを示している。そこで携帯端末10のディスプレイ装置12には、「60km/h まで加速する」という旨の通知30が表示されている。
図5(b)のケースにおいて、携帯端末10に対して出力される速度制御情報は、今後5秒間における車両240の速度の変化を示している。そこで携帯端末10のディスプレイ装置12には、今後5秒間における車両240の速度の変化を表すグラフが表示されている。
図6は、携帯端末10において、車両240の減速に関する速度制御情報が提示される様子を例示する図である。図6(a)のケースにおいて、携帯端末10に対して出力される速度制御情報は、「車両240が 30km/h まで減速される」ということを示している。そこで携帯端末10のディスプレイ装置12には、「30km/h まで減速する」という旨の通知30が表示されている。
図6(b)のケースにおいて、携帯端末10に対して出力される速度制御情報は、今後5秒間における車両240の速度の変化を示している。そこで携帯端末10のディスプレイ装置12には、今後5秒間における車両240の速度の変化を表すグラフが表示されている。なお、携帯端末10に対して出力される速度制御情報は、具体的な速度を示す情報に限られず、車両240の速度の大きな変化(急加速、急減速、又は急停止など)を示す文字や画像等であってもよい。
上述の例のように、車両240の速度の制御に関する情報を車両240の搭乗者に提供することで、車両240の搭乗者は、今後車両240の速度がどのように変わるかを容易に把握することができる。よって、予期せぬ加速や減速で車両240の搭乗者が不安を感じるといった問題を防ぐことができるため、車両240の搭乗者が安心して車両240に乗車していられるようになる。
なお、通知30の具体的な態様(文字のフォントや色、画像の大きさや色、背景の色、枠の大きさや形状など)は、携帯端末10ごとに異なっていてもよい。これにより、各携帯端末10の所有者に最適な態様で情報を通知することが可能となる。以降で説明する種々の通知30についても同様である。
<<<ステアリング制御情報>>>
自動走行状態において、自動運転制御装置は、車両240のステアリングを制御する。そこで、例えば出力先特定部202は、制御情報としてステアリング制御情報を取得する。
ステアリングの制御は、例えば、カーブや交差点で曲がる、車線変更をする、又は緊急回避を行う(例えば障害物を避ける)などの目的で行われる。カーブや交差点に関するステアリング制御情報は、例えば、どのカーブや交差点で曲がるか、左右どちらに曲がるか、及び制御が行われるタイミングなどを示す。車線変更に関するステアリング制御情報は、例えば、左右どちらの車線へ移動するか、及び制御が行われるタイミングなどを示す。緊急回避に関するステアリング制御情報は、例えば、左右どちらに移動するか、障害物に関する情報、及び制御が行われるタイミングなどを示す。
図7は、携帯端末10においてステアリング制御情報が提示される様子を例示する図である。図7(a)のケースにおいて、携帯端末10に対して出力されるステアリング制御情報は、「車両240が、5秒後に、交差点Aを左に曲がる」ということを示している。そこで携帯端末10のディスプレイ装置12には、このステアリング制御情報を表す通知30が表示されている。
図7(b)のケースにおいて、携帯端末10に対して出力されるステアリング制御情報は、「車両240が、3秒後に車線変更を行って、右側の車線に移動する」ということを示している。そこで携帯端末10のディスプレイ装置12には、このステアリング制御情報を表す通知30が表示されている。
図7(c)のケースにおいて、携帯端末10に対して出力されるステアリング制御情報は、「車両240が、1秒後、人を避けるために右側へ移動する」ということを示している。そこで携帯端末10のディスプレイ装置12には、このステアリング制御情報を表す通知30が表示されている。
交差点やカーブなどで曲がる、車線変更をする、又は緊急回避をするといった動作を予期せず車両240が行うと、車両240の搭乗者が不安を感じる恐れがある。上述の例のように、車両240のステアリングの制御に関する情報を車両240の搭乗者に提供することで、車両240の搭乗者は、車両240の挙動(特に走行経路)がどのように変化するかを容易に把握することができるようにする。これにより、予期せぬ車両240の挙動によって搭乗者が不安を感じるといった問題を防ぐことができるため、車両240の搭乗者が安心して車両240に乗車していられるようになる。
<<<走行状態制御情報>>>
自動走行状態において、自動運転制御装置は、車両240の走行状態を手動走行状態に切り替える制御を行うことがある。例えば、自動走行が禁止されているエリアを通らなければならない場合などに、このような制御が行われる。車両240の走行状態が手動走行状態に切り替わると、車両240のドライバは、自ら車両240を運転しなければならない。
そこで例えば、出力先特定部202は、制御情報として、車両240の走行状態が自動走行状態から手動走行状態に切り替わるタイミングを示す走行状態制御情報を取得する。この情報を車両240のドライバに提供することで、車両240のドライバは、余裕を持って運転に備えることができる。ただし、車両240の走行状態が自動走行状態から手動走行状態に切り替わるタイミングを示す走行状態制御情報は、車両240のドライバ以外の搭乗者に提供されてもよい。
車両240の走行状態が手動走行状態に切り替わるタイミングは、例えば、時刻や場所によって特定される。前者の場合、特定の時刻において、車両240の走行状態が手動走行状態に切り替わる。後者の場合、特定の場所(例えば交差点など)において、車両240の走行状態が手動走行状態に切り替わる。
図8は、携帯端末10において、車両240の走行状態が自動走行状態から手動走行状態に切り替わるタイミングが提示される様子を例示する図である。図8(a)のケースにおいて、携帯端末10に対して出力される制御情報は、「車両240の走行状態が1分後に手動走行状態に切り替わる」ということを示している。そこで携帯端末10のディスプレイ装置12には、この制御情報を表す通知30が表示されている。
図8(b)のケースにおいて、携帯端末10に対して出力される制御情報は、「車両240の走行状態が、交差点Aにおいて、手動走行状態に切り替わる」ということを示している。そこで携帯端末10のディスプレイ装置12には、この制御情報を表す通知30が表示されている。
<<<制御情報の取得方法:S102>>>
出力先特定部202が制御情報を取得する方法は任意である。例えば出力先特定部202は、自動運転制御装置から送信される制御情報を受信することで、制御情報を取得する。その他にも例えば、出力先特定部202は、自動運転制御装置にアクセスすることで、制御情報を取得する。
<<環境情報>>
環境情報は、車両240の周囲の環境を示す。環境情報を車両240の搭乗者に提示することで、車両240の搭乗者は、周囲の環境の現状や今後の変化などを容易に把握することができるようになる。こうすることで、車両240の搭乗者が、より安心して車両240に乗車していられるようになる。
環境情報は、例えば、他車情報及び障害物情報のいずれか1つ以上を含む。他車情報は、車両240の周囲を走行する他の車両に関する情報である。障害物情報は、車両240の周囲にある障害物に関する情報である。以下、これら2つの種類の情報について説明する。
<<<他車情報>>>
他車情報は、例えば、車両240に接近している他の車両の存在を示す。他の車両(特に大型車両)が予期せず車両240に接近してくると、車両240の搭乗者が不安を感じる恐れがある。また、車両240の運転を制御する自動運転制御装置がそのような他の車両の存在を正しく検知しているかどうかが分からないと、搭乗者が不安を感じる恐れがある。そこで、他の車両の接近を搭乗者に知らせることで、搭乗者がこのような不安を感じないようにする。
図9は、携帯端末10において、他車情報が提示される様子を例示する図である。図9(a)のケースにおいて、携帯端末10に対して出力される他車情報は、「車両240が走行している車線の右隣の車線において前方を走行している車両が、車両240の走行車線へ車線変更してくる」ということを示している。そこで携帯端末10のディスプレイ装置12には、この他車情報を表す通知30が表示されている。
図9(b)のケースにおいて、携帯端末10に対して出力される他車情報は、「車両240が走行している車線の左隣の車線の後方から、大型車両が接近してくる」ということを示している。そこで携帯端末10のディスプレイ装置12には、この他車情報を表す通知30が表示されている。
他車情報の対象となる他の車両は、大型車両(例えばダンプカー)に限定されてもよいし、限定されなくてもよい。大型車両に限定するか否かは、予め情報提供装置200に設定されていてもよいし、車両240の搭乗者によって設定可能であってもよい。
<<<障害物情報>>>
障害物情報は、例えば、車両240の走行車線上で駐停車している車、又は車両240の走行車線上に存在する人や障害物(倒木など)の位置などを示す。このような障害物が予期せず出現すると、車両240の搭乗者が不安を感じる恐れがある。また、車両240の運転を制御する自動運転制御装置がそのような障害物の存在を正しく検知しているかどうかが分からないと、搭乗者が不安を感じる恐れがある。そこで、障害物の存在を搭乗者に知らせることで、搭乗者がこのような不安を感じないようにする。
図10は、携帯端末10において、障害物情報が提示される様子を例示する図である。図10のケースで携帯端末10に対して出力される障害物情報は、「車両240の前方100mに人がいる」ということを示している。そこで携帯端末10のディスプレイ装置12には、この障害物情報を表す通知30が表示されている。
<<<環境情報の取得方法:S102>>>
出力先特定部202は、環境情報を取得する(S102)。その取得方法は任意である。例えば出力先特定部202は、自動運転制御装置から環境情報を取得する。自動運転制御装置は、車両240の自動運転を制御するため、他の車両や障害物などの検出を行う。そこで、検出された他の車両や障害物に関する環境情報を、自動運転制御装置から情報提供装置200に対して出力するようにする。なお、出力先特定部202は、自動運転制御装置から送信される環境情報を受信することで環境情報を取得してもよいし、自動運転制御装置にアクセスして環境情報を取得してもよい。
その他にも例えば、環境情報は、車両240の周囲を走行している他の車両から、車車間通信によって提供されてもよい。このように他の車両から環境情報を取得するようにすることには、車両240に設置されたカメラやセンサ(レーダやライダなど)では検出することが難しい障害物(例えばカメラやセンサの死角に位置する障害物)に関する情報などを取得することができるようになる。なお、車車間通信によって車両間で情報をやりとりする技術自体には、既存の技術を利用することができる。
その他にも例えば、情報提供装置200は、車両240に設置されたカメラやセンサを使って環境情報を生成してもよい。カメラやセンサを使って周囲の環境を把握する技術自体には、既存の技術を利用することができる。
<<道路情報について>>
道路情報は、例えば、運転する際に特に注意を要する場所(事故多発地点など)に関する情報(以下、注意場所情報)を示す。事故多発地点などを通る場合、特に車両240のドライバは、周囲の様子などを注意深く観察する必要がある。そのため、このような地点を通ることを、予め車両240の搭乗者に通知することが好適である。
その他にも例えば、道路情報は、車両240が走行する道路の渋滞に関する情報(以下、渋滞情報)を示す。渋滞が予想される場合、予めそのことを車両240の搭乗者が把握していることが好適である。予め渋滞を把握することで、例えば車両240の搭乗者は、渋滞を避けるために寄り道をしたりするなどといった対処が可能となる。
その他にも例えば、道路情報は、自動走行状態の車両240の走行ルートに関する情報(以下、ルート情報)を示す。車両240が自動走行状態である場合に、通行止めや渋滞などが原因により、車両240が予め決めておいた走行ルートを変更する場合がある。このような場合、車両240の搭乗者に走行ルートの変更を通知しないと、車両240の搭乗者が不安を感じる恐れがある。そこで、走行ルートの変更などを示すルート情報を車両240の搭乗者に通知することが好適である。
図11は、携帯端末10において、道路情報が提示される様子を例示する図である。図11(a)のケースにおいて、携帯端末10に対して出力される道路情報は、「車両240がこれから走行する道路が事故多発地点である」ということを示す注意場所情報である。そこで携帯端末10のディスプレイ装置12には、この注意場所情報を表す通知30が表示されている。
図11(b)のケースにおいて、携帯端末10に対して出力される道路情報は、「車両240が走行している道路が、2km先から渋滞している」ということを示す渋滞情報である。そこで携帯端末10のディスプレイ装置12には、この渋滞情報を表す通知30が表示されている。
図11(c)のケースにおいて、携帯端末10に対して出力される道路情報は、「車両240の走行するルートを新たなルートに変更する」という情報、現在のルートを表す情報、及び新たなルートを表す情報を含むルート情報である。そこで携帯端末10のディスプレイ装置12には、このルート情報を表す通知30が表示されている。具体的には、車両240が走行するルートが変更されるという事実、及び車両240の現在の走行ルートと新たな走行ルートの概要を表す通知30が表示されている。
<<<道路情報の取得方法:S102>>>
出力先特定部202は、道路情報を取得する(S102)。その取得方法は任意である。例えば出力先特定部202は、情報提供装置200で利用されているカーナビゲーションシステムから、注意場所情報や渋滞情報を取得する。その他にも例えば、出力先特定部202は、自動運転制御装置から、ルート情報を取得する。なお、出力先特定部202は、カーナビゲーションシステムから送信される注意場所情報や渋滞情報を受信したり、自動運転制御装置から送信されるルート情報を受信したりしてもよい。
<<ドライバ状態情報>>
ドライバ状態情報は、例えば、車両240のドライバの集中力の高さ、ドライバの眠気の大きさ、又はドライバの疲労度の大きさなどを表す情報である。ドライバの状態を把握することで、事故を未然に防ぐための対処などが可能となる。例えばドライバ状態情報をドライバに提供することで、ドライバが、自身の集中力の低下などを自覚することができるようになる。よってドライバは、休憩をとるなどの対処を積極的にできるようになる。その他にも例えば、ドライバ状態情報をドライバ以外の搭乗者に提供することで、ドライバ以外の搭乗者は、ドライバに休憩を促したり、運転の交代を申し出たりするという対処ができる。
図12は、携帯端末10において、ドライバ状態情報が提示される様子を例示する図である。図12のケースにおいて、携帯端末10に対して出力されるドライバ状態情報は、「車両240のドライバの集中力が低下している」ということを示す。そこで携帯端末10のディスプレイ装置12には、このドライバ状態情報を表す通知30が表示されている。
<<<ドライバ状態情報の取得方法:S102>>>
ドライバ状態情報の取得方法を説明する前に、ドライバ状態情報の生成方法について説明する。ドライバ状態情報は、例えば、車両240のドライバの集中力の高さ、ドライバの眠気の大きさ、又はドライバの疲労度の大きさなどを表す指標値を算出することで生成することができる。この指標値は、例えば、ドライバが撮像された撮像画像を解析することで算出することができる。より具体的には、撮像画像に含まれるドライバの眼球の動きやまばたきの多さ、又はあくびの回数などに基づいて算出することができる。ここで、人物が撮像された画像を用いて、又は当該画像と生体情報を取得するセンサの情報を組み合わせて、その人物の集中力の高さ、眠気の大きさ、又は疲労度の大きさを推測する技術には、既存の技術を利用することができる。
ドライバの集中力の高さ、眠気の大きさ、又は疲労度の大きさなどを表す指標値を算出する方法は、ドライバが含まれる撮像画像を利用する方法に限定されない。例えばこれらの指標値は、ドライバの生体情報を用いて算出されてもよい。生体情報は、ドライバの血流、脈拍数、心拍数、又は体温などである。
ドライバ状態情報は、これらの生体情報をそのまま表してもよいし、これらの生体情報に基づいて算出されたドライバの集中力の高さ、眠気の大きさ、又は疲労度の大きさなどを示してもよい。なお、或る人物の生体情報に基づいてその人物の集中力の高さ、眠気の大きさ、又は疲労度の大きさなどを推測する技術には、既存の技術を利用することができる。
ドライバ状態情報の生成は、情報提供装置200によって行われてもよいし、情報提供装置200以外の装置によって行われてもよい。前者の場合、情報提供装置200は、上述の撮像画像や生体情報を取得してドライバ状態情報を生成する。この場合、出力先特定部202は、情報提供装置200によって生成されたドライバ状態情報を取得する。
一方、情報提供装置200以外の装置によってドライバ状態情報が生成される場合、情報提供装置200は、上述の撮像画像や生体情報を取得してドライバ状態情報を生成する装置によって生成されたドライバ状態情報を取得する。ドライバ状態情報を生成する装置は、例えば情報提供装置200と通信可能に接続されているサーバマシンである。
撮像画像を利用する場合、ドライバを撮像して撮像画像を生成するカメラが車両240に設置される。このカメラは、静止画を撮像するスチルカメラであってもよいし、動画を撮像するビデオカメラであってもよい。ドライバ状態情報を生成する装置(情報提供装置200を含む)は、これらのカメラによって生成された撮像画像を取得する。
生体情報を利用する場合、ドライバの生体情報を計測するセンサ(血流センサや心拍センサなど)が利用される。ドライバ状態情報を生成する装置は、センサの測定結果を取得する。
例えばセンサは、車両240のハンドルや座席などに設置される。座席に設置されるセンサとしては、例えば、座席に微弱な電流を流したときのドライバの反応を計測することで、ドライバの心拍数などを把握するセンサがある。その他にも例えば、センサは、ドライバに装着されるウェアラブル端末に設けられてもよい。
<出力先の特定:S104>
出力先特定部202は、取得した出力情報の出力先とする携帯端末10を特定する(S104)。例えば、出力情報の種類と、その種類の出力情報の出力先とすべき携帯端末10とを、予め対応づけておく。この場合、出力先特定部202は、取得した出力情報の種類に対応付けられている携帯端末10を、出力先の携帯端末10として特定する。
図13は、出力情報の種類と携帯端末10との対応付けをテーブル形式で例示する図である。このテーブルをテーブル500と呼ぶ。テーブル500は、端末識別子502及び情報タイプ504を有する。端末識別子502は、携帯端末10の識別子を示す。携帯端末10の識別子としては、例えば MAC(Media Access Control)アドレス、IP(Internet Protocol)アドレス、UUID(Universally Unique Identifier)、又は Bluetooth(登録商標)通信で用いるパスキーなどの様々な識別子を採用することができる。情報タイプ504は、端末識別子502に示される識別子を持つ携帯端末10を出力先とする出力情報の種類を示す。
例えば出力先特定部202が、出力情報として速度制御情報を取得したとする。この場合、出力先特定部202は、情報タイプ504に速度制御情報が示されているレコードが示す ID002 という端末識別子502を取得する。そして出力先特定部202は、ID002 という識別子を持つ携帯端末10を、取得した出力情報の出力先として特定する。
出力先特定部202が出力情報の出力先を決定する方法は、テーブル500を利用する方法に限定されない。その他の方法については、後述の実施形態で説明する。
<出力情報の出力:S106>
出力部204は、出力先として特定された携帯端末10に対して、出力情報を出力する(S106)。ここで、或る装置から、その装置と通信可能に接続されている特定の装置に対して情報を出力する技術には、既存の技術を利用することができる。
<情報提供装置200が処理を実行するタイミング>
情報提供装置200が図4に示した一連の処理を実行するタイミングは様々である。例えば情報提供装置200は、出力情報を生成する装置(例えば自動運転制御装置、他の車両又は情報提供装置200自身)から出力された出力情報を取得したことを契機として、S104以降の処理を実行する。その他にも例えば、情報提供装置200は、定期的に(例えば 100msec に1回)、出力情報を生成する装置や出力情報が記憶される記憶装置にアクセスするなどして、出力情報の取得を試みる。そして、出力情報を取得できた場合に、S104以降の処理を実行する。
[実施形態2]
図14は、実施形態2の情報提供装置200を例示するブロック図である。下記で説明する事項を除き、実施形態2の情報提供装置200は、実施形態1の情報提供装置200と同様の機能を有する。
実施形態2の情報提供装置200は、ドライバ端末特定部206を有する。ドライバ端末特定部206は、車両240のドライバが利用する携帯端末10(以下、ドライバ端末)を特定する。出力部204は、ドライバ端末へ出力すべき出力情報を取得した場合に、その出力情報を、ドライバ端末特定部206によって特定されたドライバ端末へ出力する。
<ドライバ端末を特定する方法>
ドライバ端末特定部206がドライバ端末を特定する方法は様々である。以下、ドライバ端末を特定する方法について例示する。
<<方法1>>
ドライバ端末特定部206は、各携帯端末10を用いて入力される情報に基づいて、ドライバ端末を特定する。具体的には、ドライバ端末特定部206は、各携帯端末10から、ドライバ端末であるか否かを指定する入力を受け付ける。そして、ドライバ端末特定部206は、「ドライバ端末である」という指定を表す入力がなされた携帯端末10を、ドライバ端末として特定する。
図15は、携帯端末10から入力を受け付ける方法を例示する図である。入力画面40は、携帯端末10の利用者が、自分がドライバであるか否かを選択するための画面である。或る携帯端末10の入力画面40において YES が選択されると、ドライバ端末特定部206は、その携帯端末10がドライバ端末であることを指定する入力を受け付ける。そのため、ドライバ端末特定部206は、その携帯端末10をドライバ端末として特定する。
一方、或る携帯端末10の入力画面40において NO が選択されると、ドライバ端末特定部206は、その携帯端末10がドライバ端末でないことを指定する入力を受け付ける。そのため、その携帯端末10は、ドライバ端末として特定されない。
なお、通信可能に接続されている携帯端末10に対して入力画面を出力する技術、及びその入力画面における入力を取得する技術には、既存の技術を利用することができる。
<<方法2>>
車両240に、ドライバ端末を接続するための接続インタフェースが設けられているとする。この場合、ドライバ端末特定部206は、この接続インタフェースに接続された携帯端末10を、ドライバ端末として特定する。具体的には、ドライバ端末特定部206は、この接続インタフェースに接続された携帯端末10の識別子を取得し、取得した識別子を持つ携帯端末10をドライバ端末として特定する。
上記接続インタフェースとしては、種々のインタフェースを採用することができる。例えば、接続インタフェースは、携帯端末10から情報を読み取るためのリーダ(例えば NFC(Near Field Radio Communication)リーダ)である。このリーダは、例えば車両240に設置されるクレードルに内蔵される。このクレードルに携帯端末10が置かれると、上記リーダによって携帯端末10の識別子が読み取られる。ドライバ端末特定部206は、このリーダから携帯端末10の識別子を取得し、その識別子をもつ携帯端末10を、ドライバ端末として特定する。
その他にも例えば、上記接続インタフェースは、USB(Universal Serial Bus)ケーブルである。この USB ケーブルに携帯端末10が接続されると、ドライバ端末特定部206は、この USB ケーブルを介して、携帯端末10の識別子を取得する。そして、ドライバ端末特定部206は、取得した識別子を持つ携帯端末10を、ドライバ端末として特定する。
上記接続インタフェースは、車両240のドライバによって利用しやすい位置に設けられることが好適である。例えば上記接続インタフェースは、運転席の付近に設けておく。
車両240のドライバが積極的に携帯端末10を上記接続インタフェースに接続するようにするためには、車両240のドライバに対し、携帯端末10を上記接続インタフェースに接続することについてインセンティブを与えることが好ましい。車両240のドライバに対して与えるインセンティブには、様々なものを採用しうる。
例えば、上記接続インタフェースを介して、携帯端末10の充電を行えるようにする。その他にも例えば、携帯端末10に、車両240の走行ルートを予め設定できる機能を設けておく。そして、携帯端末10を上記接続インタフェースへ接続することで、設定された走行ルートが自動運転制御装置によって読み出され、自動運転制御装置がその走行ルートに従って車両240を走行させるようにする。その他にも例えば、携帯端末10を接続しないと、車両240の運転を開始できないようにしてもよい。
<ドライバ端末へ出力すべき出力情報>
ドライバ端末へ出力すべき出力情報は、車両240の搭乗者のうち、少なくともドライバは把握しておくべき情報である。このような情報をドライバ端末へ出力すべき出力情報とすることで、ドライバが把握しておくべき情報を、ドライバに把握させることができる。
ドライバ端末へ出力すべき出力情報は、例えば前述した制御情報、環境情報、及び道路情報などである。ドライバは車両240の走行を管理すべき立場にあるため、車両240がどのように制御されているか(制御情報によって把握可能)、車両240がどのような環境下で走行しているか(環境情報によって把握可能)、及び車両240がどの道路を走行するか(道路情報によって把握可能)などをドライバが把握しておくことが好適である。
ここで、ドライバ端末へ出力すべき出力情報は、ドライバ端末のみに出力されるようにしてもよいし、ドライバ端末以外に対しても出力されるようにしてもよい。ドライバ端末へ出力すべき出力情報をドライバ端末以外に対しても出力するか否かを定める情報は、予め出力先特定部202に設定されていてもよいし、出力先特定部202からアクセス可能な記憶装置に記憶されていてもよい。
ドライバ端末へ出力すべき出力情報を定める方法は様々である。以下、その方法をいくつか例示する。
<<方法1>>
例えば、ドライバ端末へ出力すべき出力情報の種類を、予め定義しておく。出力先特定部202は、取得した出力情報が、このように予め定義されている種類の情報である場合、取得した出力情報をドライバ端末へ出力する。
例えば、ドライバ端末へ出力すべき出力情報の種類として、「速度制御情報」が定められているとする。この場合、出力先特定部202は、取得した出力情報の種類が速度制御情報である場合、その出力情報をドライバ端末へ出力する。
ドライバ端末へ出力すべき出力情報の種類は、出力先特定部202に対して予め設定されていてもよいし、出力先特定部202からアクセス可能な記憶装置に記憶されていてもよい。
<<方法2>>
例えば、「ドライバ端末へ出力すべき情報であるか否か」を示すフラグが出力情報に含まれるように、出力情報の構造を定義する。この場合、出力情報を取得した出力先特定部202は、その出力情報が示す上記フラグの値をチェックする。このフラグが「ドライバ端末へ出力すべき情報である」ということを示している場合、出力先特定部202は、この出力情報を出力すべき携帯端末10として、ドライバ端末を特定する。
<ドライバ端末以外の携帯端末10へ出力すべき出力情報>
出力先特定部202は、ドライバ端末以外の携帯端末10へ出力すべき出力情報を取得してもよい。この出力情報は、車両240の搭乗者のうち、ドライバ以外の搭乗者の少なくとも一人によって把握されることが好適である情報である。このような情報を「ドライバ端末以外の携帯端末10へ出力すべき出力情報」とすることで、ドライバ以外の搭乗者が把握しておくべき情報を、ドライバ以外の搭乗者に把握させることができるようになる。
ドライバ端末以外の携帯端末10へ出力すべき出力情報は、例えば、前述したドライバ状態情報である。前述したように、ドライバの集中力の低下などをドライバ以外の搭乗者が把握することで、ドライバ以外の搭乗者は、ドライバに対して休憩を促したり、運転の交代を申し出たりするといった対処ができる。
ここで、ドライバ端末以外の携帯端末10へ出力すべき情報の出力先は、ドライバ端末以外の全ての携帯端末10であってもよいし、特定の携帯端末10であってもよい。前者の場合、ドライバ端末以外の携帯端末10へ出力すべき出力情報を取得した出力先特定部202は、情報提供装置200と通信可能に接続されている全ての携帯端末10のうち、ドライバ端末特定部206によって特定されたドライバ端末以外の全ての携帯端末10を、出力情報の出力先として特定する。
一方、特定の携帯端末10を、ドライバ端末以外の携帯端末10へ出力すべき出力情報の出力先とする場合、その特定の携帯端末10を予め定めておく。この場合、ドライバ端末以外の携帯端末10へ出力すべき出力情報を取得した出力先特定部202は、上記予め定められている携帯端末10を、出力情報の出力先として特定する。この「特定の携帯端末10」を定めた情報は、出力先特定部202に設定されていてもよいし、出力先特定部202からアクセス可能な記憶装置に記憶されていてもよい。
ただし、ドライバ端末以外の携帯端末10へ出力すべき出力情報は、その出力先の中に、ドライバ端末以外の携帯端末10が少なくとも1つ含まれていればよい。そのため、ドライバ端末以外の携帯端末10へ出力すべき出力情報の出力先には、ドライバ端末が含まれていてもよい。
<ハードウエア構成の例>
実施形態2の自動運転制御装置のハードウエア構成は、実施形態1の情報提供装置200のハードウエア構成と同様に、例えば図3で表される。また本実施形態において、前述したストレージデバイス108に記憶されるプログラムモジュールには、本実施形態で説明した機能を実現するプログラムがさらに含まれる。
[実施形態3]
図16は、実施形態3の情報提供装置200をその使用環境と共に例示するブロック図である。下記で説明する事項を除き、実施形態3の情報提供装置200は、実施形態2の情報提供装置200と同様の機能を有する。
実施形態3の情報提供装置200は、サーバ装置50と通信可能に接続されている。サーバ装置50は、車両240を対象とする損害保険の保険料の算出に利用される情報を管理する。例えばサーバ装置50は、上記損害保険を提供する保険会社が所有するサーバ装置である。
実施形態3の情報提供装置200は、第2出力部208を有する。第2出力部208は、サーバ装置50に対して、ドライバ端末と車両240との接続状況に関する情報を出力する。例えばこの情報は、ドライバ端末と車両240とが通信可能に接続されていた時間の長さなどを示す。
第2出力部208からサーバ装置50へ出力される情報は、上記損害保険に加入している人物(例えば車両240の所有者)へ請求する保険料を決定するために利用される。例えばこの保険料は、車両240が動作している時間(例えば車両240のエンジンがONになっている時間)と、ドライバ端末と車両240とが通信可能に接続されている時間との比率が大きいほど、低額になるように算出される。
前述したように、ドライバ端末が車両240に対して通信可能に接続されていると、制御情報などが情報提供装置200からドライバ端末へ出力される。よって、車両240を安全に運用するために役立つ情報を、車両240のドライバが把握しやすくなる。その結果、車両240が関与する事故の発生確率が低くなる。
そこで、ドライバ端末と車両240とが通信可能に接続されている時間に基づいて、車両240を対象とする損害保険の保険料を決定することで、車両240のドライバに対し、ドライバ端末を車両240に対して通信可能に接続させるインセンティブを与える。こうすることで、車両240が関与する事故の発生を抑制することができる。
<ハードウエア構成の例>
実施形態2の自動運転制御装置のハードウエア構成は、実施形態1の情報提供装置200のハードウエア構成と同様に、例えば図3で表される。また本実施形態において、前述したストレージデバイス108に記憶されるプログラムモジュールには、本実施形態で説明した機能を実現するプログラムがさらに含まれる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記各実施形態の組み合わせ、又は上記以外の様々な構成を採用することもできる。
以下、参考形態の例を付記する。
1.車両において利用される情報提供装置であって、
当該情報提供装置と通信可能に接続されている携帯端末へ出力する情報を取得し、当該情報提供装置と通信可能に接続されている複数の携帯端末の中から、前記取得した情報の出力先とする携帯端末を特定する出力先特定手段と、
前記取得した情報を前記特定した携帯端末へ出力する出力手段と、
を有する情報提供装置。
2.前記車両に搭載されている1.に記載の情報提供装置。
3.前記車両のドライバによって利用される携帯端末であるドライバ端末を特定するドライバ端末特定手段を有し、
前記出力先特定手段は、前記ドライバへ出力すべき情報を取得した場合、その情報の出力先として前記ドライバ端末を特定する、1.又は2.に記載の情報提供装置。
4.前記ドライバへ出力すべき情報は、前記車両の制御に関する情報、前記車両の周囲の環境に関する情報、及び前記車両が走行する道路に関する情報のいずれか1つ以上を含む、3.に記載の情報提供装置。
5.前記車両がとりうる走行状態には、ドライバの操作に応じて走行する手動走行状態、及び自動運転制御装置による制御に応じて走行する自動走行状態が含まれ、
前記車両の制御に関する情報は、前記車両の走行状態が前記自動走行状態から前記手動走行状態に変化することを示す、4.に記載の情報提供装置。
6.前記車両のドライバによって利用される携帯端末であるドライバ端末を特定するドライバ端末特定手段を有し、
前記出力先特定手段は、前記ドライバの状態に関する情報を取得し、その情報の出力先として、前記ドライバ端末以外の携帯端末を特定する、1.~5.のいずれか一つに記載の情報提供装置。
7.前記ドライバの状態に関する情報は、前記ドライバの集中力の高さ、前記ドライバの眠気の大きさ、及び前記ドライバの疲労度合いのいずれか1つ以上に関する情報である、6.に記載の情報提供装置。
8.前記ドライバ端末特定手段は、前記車両と通信可能に接続されている各携帯端末から、その携帯端末が前記ドライバ端末であるか否かを指定する入力を受け付け、前記ドライバ端末であることが指定された前記携帯端末を、前記ドライバ端末として特定する、3.~7.のいずれか一つに記載の情報提供装置。
9.前記ドライバ端末を接続させる接続インタフェースが前記車両に設けられており、
前記ドライバ端末特定手段は、前記接続インタフェースに接続された携帯端末を前記ドライバ端末として特定する、3.~7.のいずれか一つに記載の情報提供装置。
10.前記車両を対象とする損害保険の保険料の算出に用いる情報を管理するサーバ装置と通信可能に接続されており、
前記ドライバ端末が前記車両と通信可能に接続されている旨の通知を前記サーバ装置へ出力する第2出力手段を有する、3.~9.のいずれか一つに記載の情報提供装置。
11.車両において利用されるコンピュータによって実行される制御方法であって、
前記コンピュータと通信可能に接続されている携帯端末へ出力する情報を取得し、前記コンピュータと通信可能に接続されている複数の携帯端末の中から、前記取得した情報の出力先とする携帯端末を特定する出力先特定ステップと、
前記取得した情報を前記特定した携帯端末へ出力する出力ステップと、
を有する制御方法。
12.コンピュータに、11.に記載の制御方法の各ステップを実行させるプログラム。
10 携帯端末
12 ディスプレイ装置
20 制御装置
30 通知
40 入力画面
50 サーバ装置
100 計算機
102 バス
104 プロセッサ
106 メモリ
108 ストレージデバイス
110 入出力インタフェース
112 ネットワークインタフェース
112 ネットワークインタフェース
200 情報提供装置
202 提供先特定部
204 出力部
206 ドライバ端末特定部
208 第2出力部
240 車両
500 テーブル
502 端末識別子
504 情報タイプ

Claims (7)

  1. 車両において利用される情報提供装置であって、
    当該情報提供装置と通信可能に接続されている携帯端末へ出力する情報を取得し、当該情報提供装置と通信可能に接続されている複数の携帯端末の中から、前記取得した情報の出力先とする携帯端末を特定する出力先特定手段と、
    前記取得した情報を前記特定した携帯端末へ出力する出力手段と、
    を有し、
    前記出力先特定手段は、自動走行状態の前記車両における、前記車両の速度の制御に関する情報、前記車両のステアリングの制御に関する情報、前記車両の周囲を走行する他の車両に関する情報、前記車両の周囲にある障害物に関する情報、及び前記車両の走行ルートの変更に関する情報のいずれか1つ以上を前記携帯端末へ出力する情報として取得する、
    情報提供装置。
  2. 前記車両のドライバによって利用される携帯端末であるドライバ端末を特定するドライバ端末特定手段を有し、
    前記出力先特定手段は、自動走行状態の前記車両における、前記車両の速度の制御に関する情報、前記車両のステアリングの制御に関する情報、前記車両の周囲を走行する他の車両に関する情報、前記車両の周囲にある障害物に関する情報、及び前記車両の走行ルートの変更に関する情報のいずれか1つ以上の前記取得した情報を、前記ドライバ端末に対して出力するよう出力先を特定する、
    請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 前記出力先特定手段は、自動走行状態の前記車両における、前記車両の速度の制御に関する情報、前記車両のステアリングの制御に関する情報、前記車両の周囲を走行する他の車両に関する情報、前記車両の周囲にある障害物に関する情報、及び前記車両の走行ルートの変更に関する情報のいずれか1つ以上の前記取得した情報を、前記ドライバ端末以外の携帯端末に対しても出力するよう出力先を特定する、請求項2に記載の情報提供装置。
  4. 前記ドライバ端末特定手段は、前記車両と通信可能に接続されている各携帯端末から、その携帯端末が前記ドライバ端末であるか否かを指定する入力を受け付け、前記ドライバ端末であることが指定された前記携帯端末を、前記ドライバ端末として特定する、請求項2または3に記載の情報提供装置。
  5. 前記ドライバ端末を接続させる接続インタフェースが前記車両に設けられており、
    前記ドライバ端末特定手段は、前記接続インタフェースに接続された携帯端末を前記ドライバ端末として特定する、請求項2または3に記載の情報提供装置。
    制御方法。
  6. 車両において利用されるコンピュータによって実行される制御方法であって、
    前記コンピュータと通信可能に接続されている携帯端末へ出力する情報を取得し、前記コンピュータと通信可能に接続されている複数の携帯端末の中から、前記取得した情報の出力先とする携帯端末を特定する出力先特定ステップと、
    前記取得した情報を前記特定した携帯端末へ出力する出力ステップと、
    を有し、
    前記出力先特定ステップでは、自動走行状態の前記車両における、前記車両の速度の制御に関する情報、前記車両のステアリングの制御に関する情報、前記車両の周囲を走行する他の車両に関する情報、前記車両の周囲にある障害物に関する情報、及び前記車両の走行ルートの変更に関する情報のいずれか1つ以上を前記携帯端末へ出力する情報として取得する、
    制御方法。
  7. コンピュータに、請求項6に記載の制御方法の各ステップを実行させるプログラム。
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