JP2022117869A - 充電回路及び電気機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】バッテリに充電された電力を有効に利用可能な充電回路及び電気機器を提供する。【解決手段】充電回路は、電源からの入力電圧を下降させる降圧部と、降圧部からの出力電圧を上昇させる昇圧部と、降圧部と昇圧部との間に存在する接続点と、電源からの電力又は電源からの電力により充電されるバッテリからの電力により駆動するデバイスとを、デバイスへの入力電圧を所定の基準電圧値に調整する電源回路を迂回するように接続するバイパス部と、バイパス部に設けられた第1スイッチング素子と、バイパス部に設けられた第2スイッチング素子と、バイパス部を介してバッテリからの電力をデバイスに供給するとき、デバイスへの入力電圧が基準電圧値となるように、降圧部、昇圧部、第1スイッチング素子、及び第2スイッチング素子を制御する制御部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、充電回路及び電気機器に関する。
パーソナルコンピュータ等の電気機器において、交流電源等の外部電源からの電力をバッテリに充電する際に電圧の調整等を行う充電回路が利用されている。
特開2015-211541号公報
電気機器に備えられた各種デバイス(例えばCPU、メモリ、ディスプレイ等)に電力を供給する際には、デバイスへの入力電圧がデバイス毎に設定された基準電圧値となるように調整される。従来技術においては、バッテリから出力される電圧が基準電圧値よりある程度高い必要があり、バッテリに充電された電力を使い切ることが困難であった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、バッテリに充電された電力を有効に利用可能な充電回路及び電気機器を提供することを目的とする。
本発明の第1態様に係る充電回路は、電源からの入力電圧を下降させる降圧部と、前記降圧部からの出力電圧を上昇させる昇圧部と、前記降圧部と前記昇圧部との間に存在する接続点と、前記電源からの電力又は前記電源からの電力により充電されるバッテリからの電力により駆動するデバイスとを、前記デバイスへの入力電圧を所定の基準電圧値に調整する電源回路を迂回するように接続するバイパス部と、前記バイパス部に設けられた第1スイッチング素子と、前記バイパス部に設けられた第2スイッチング素子と、前記バイパス部を介して前記バッテリからの電力を前記デバイスに供給するとき、前記デバイスへの入力電圧が前記基準電圧値となるように、前記降圧部、前記昇圧部、前記第1スイッチング素子、及び前記第2スイッチング素子を制御する制御部と、を備えるものである。
また、本発明の第2態様に係る充電回路は、電源からの入力電圧を下降させる第1降圧部と、前記第1降圧部からの出力電圧又は前記電源からの電力により充電されるバッテリからの出力電圧を下降させる第2降圧部と、前記第1降圧部と前記第2降圧部との間に存在する接続点と、前記電源からの電力又は前記バッテリからの電力により駆動するデバイスとを、前記第2降圧部を迂回するように接続するバイパス部と、前記バイパス部に設けられた第1スイッチング素子と、前記バイパス部に設けられた第2スイッチング素子と、前記バイパス部を介して前記バッテリからの電力を前記デバイスに供給するとき、前記デバイスへの入力電圧が所定の基準電圧値となるように、前記第1降圧部、前記第2降圧部、前記第1スイッチング素子、及び前記第2スイッチング素子を制御する制御部と、を備えるものである。
また、本発明の第3態様に係る電気機器は、電源からの電力を充電するバッテリと、前記電源からの電力又は前記バッテリからの電力により駆動するデバイスと、前記デバイスへの入力電圧を所定の基準電圧値に調整する電源回路と、前記電源から前記バッテリへの供給される電力の電圧を調整する充電回路と、を備え、前記充電回路は、前記電源からの入力電圧を下降させる降圧部と、前記降圧部からの出力電圧を上昇させる昇圧部と、前記降圧部と前記昇圧部との間に存在する接続点と、前記デバイスとを、前記電源回路を迂回するように接続するバイパス部と、前記バイパス部に設けられた第1スイッチング素子と、前記バイパス部に設けられた第2スイッチング素子と、前記バイパス部を介して前記バッテリからの電力を前記デバイスに供給するとき、前記デバイスへの入力電圧が前記基準電圧値となるように、前記降圧部、前記昇圧部、前記第1スイッチング素子、及び前記第2スイッチング素子を制御する制御部と、を備えるものである。
また、本発明の第4態様に係る電気機器は、電源からの電力を充電するバッテリと、前記電源からの電力又は前記バッテリからの電力により駆動するデバイスと、前記電源から前記バッテリへ供給される電力の電圧を調整する充電回路と、を備え、前記充電回路は、前記電源からの入力電圧を下降させる第1降圧部と、前記第1降圧部からの出力電圧又は前記バッテリからの出力電圧を下降させる第2降圧部と、前記第1降圧部と前記第2降圧部との間に存在する接続点と、前記デバイスとを、前記第2降圧部を迂回するように接続するバイパス部と、前記バイパス部に設けられた第1スイッチング素子と、前記バイパス部に設けられた第2スイッチング素子と、前記バイパス部を介して前記バッテリからの電力を前記デバイスに供給するとき、前記デバイスへの入力電圧が所定の基準電圧値となるように、前記第1降圧部、前記第2降圧部、前記第1スイッチング素子、及び前記第2スイッチング素子を制御する制御部と、を備えるものである。
本発明によれば、バッテリに充電された電力を有効に利用可能な充電回路及び電気機器を提供できる。
図1は、第1実施形態に係る電気機器の構成の一例を示す図である。 図2は、第1実施形態に係る5V電源回路の構成の一例を示す図である。 図3は、第1実施形態に係る各動作モードにおけるACアダプタの有無と5Vデバイスへの入力電圧と5Vデバイスへ電力供給する回路との関係を示すテーブルである。 図4は、第1実施形態に係る各動作モードにおける各スイッチのON/OFF状態を示すテーブルである。 図5は、第1実施形態に係る動作モードにおける電力の流れの一例を示す図である。 図6は、第1実施形態に係る動作モードを選択する際の流れの一例を示すフローチャートである。 図7は、第2実施形態に係る電気機器の構成の一例を示す図である。 図8は、第2実施形態に係る各動作モードにおけるACアダプタの有無と5Vデバイスへの入力電圧と5Vデバイスへ電力供給する回路との関係を示すテーブルである。 図9は、第2実施形態に係る各動作モードにおける各スイッチのON/OFF状態を示すテーブルである。 図10は、第2実施形態に係る動作モードにおける電力の流れの一例を示す図である。 図11は、第2実施形態に係る動作モードを選択する際の流れの一例を示すフローチャートである。
以下に、実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施形態により開示技術が限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る電気機器1の構成の一例を示す図である。電気機器1は、電力を利用して所定の機能を実現する機器である。電気機器1の種類は特に限定されるべきものではないが、例えば、パーソナルコンピュータ等であり得る。電気機器1は、充電回路11、ACアダプタ12、ロードスイッチ13、バッテリ14、複数のデバイス15、及び複数の電源回路16を備える。
ACアダプタ12は、電源(商用電源等)から供給される交流電力に対して電圧調整及び直流化を施し、所定の電圧の直流電力を出力する。ロードスイッチ13は、ACアダプタ12と充電回路11との接続のON/OFFを切り替えるスイッチング素子である。ロードスイッチ13は、例えばACアダプタ12が接続された場合にONとなり、ACアダプタ12からの電力を充電回路11へ導く。
バッテリ14は、ACアダプタ12からの電力を充電する。バッテリ14に充電された電力は、ACアダプタ12からの電力供給が遮断された場合にデバイス15に供給される。本実施形態に係るバッテリ14は、2つのバッテリセルが直列接続された2直バッテリであり、その下限出力電圧値が5.5Vに設定されたものである。下限出力電圧値とは、出力可能な電圧値の下限値であり、バッテリ14からの出力電圧PVが下限出力電圧値より小さくなると、バッテリ14からの電力供給が停止される。下限出力電圧値は、通常、バッテリセルの接続数に応じて設定され、接続数が多いほど高く設定される。
複数のデバイス15のそれぞれは、ACアダプタ12からの電力又はバッテリ14からの電力により駆動する。デバイス15の種類は特に限定されるべきものではないが、例えば、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、ディスプレイ、タッチパネル、スピーカ、マイク等であり得る。複数のデバイス15のそれぞれには、所定の基準電圧値が設定されている。基準電圧値は、デバイス15が正常に動作するために必要な電圧値であり、所定の範囲(上限値及び下限値)を有するものであってもよい。本実施形態に係る複数のデバイス15は、5Vデバイス15A及び他のデバイス15Bを含む。5Vデバイス15Aの基準電圧値は5Vに設定され、他のデバイス15Bの基準電圧値は5V以外の値(たとえば3V等)に設定されている。5Vデバイス15Aは、複数のデバイス15のうち基準電圧値がバッテリ14の下限出力電圧値(本実施形態では5.5V)に最も近いデバイスの一例である。なお、図1においては、他のデバイス15Bが1つ存在する構成が例示されているが、他のデバイス15Bは複数存在してもよく、複数の他のデバイス15Bのそれぞれが異なる基準電圧値を有してもよい。また、基準電圧値が5Vより高い値に設定された他のデバイス15Bが存在してもよい。
複数の電源回路16のそれぞれは、ACアダプタ12又はバッテリ14から各デバイス15へ供給される電力の電圧を各デバイス15の基準電圧値に調整する。本実施形態に係る複数の電源回路16は、5Vデバイス15Aに対応する5V電源回路16A及び他のデバイス15Bに対応する他の電源回路16Bを含む。5V電源回路16Aは、5Vデバイス15Aへの入力電圧Vsysを5Vデバイス15Aに対応する基準電圧値(5V)に調整する。他の電源回路16Bは、他のデバイス15Bへの入力電圧Vsysを他のデバイス15Bに対応する基準電圧値(例えば3V等)に調整する。電源回路16の具体的構成は特に限定されるべきものではないが、例えば、周知の降圧コンバータ等を利用して構成され得る。
図2は、第1実施形態に係る5V電源回路16Aの構成の一例を示す図である。ここで例示する5V電源回路16Aは、降圧コンバータを構成するものであり、ハイサイドスイッチQ11、ローサイドスイッチQ12、コイル43、及び接地コンデンサ41,42,44を含む。ハイサイドスイッチQ11及びローサイドスイッチQ12は、相反するON/OFF動作を行うMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field Effect Transistor)である。ハイサイドスイッチQ11及びローサイドスイッチQ12のON/OFF動作を制御することにより、5Vデバイス15Aへの入力電圧Vsysを基準電圧値である5Vまで下降させることができる。
充電回路11(図1参照)は、ACアダプタ12からバッテリ14に供給(充電)される電力の電圧を調整する回路である。充電回路11は、降圧部21、昇圧部22、バイパス部24、コントローラ25(制御部)、及び充電切替スイッチQ9を含む。
降圧部21は、ACアダプタ12からの入力電圧を下降させる回路(降圧コンバータ)の一部を構成する部分である。降圧部21は、ハイサイドスイッチQ1及びローサイドスイッチQ2を含む。ハイサイドスイッチQ1及びローサイドスイッチQ2は、コントローラ25からの制御信号に応じてON/OFFを切り替えるMOSFETである。ロードスイッチ13(ACアダプタ12)とハイサイドスイッチQ1のドレインとの間に接地コンデンサ31が接続され、ローサイドスイッチQ2のソースは接地している。ハイサイドスイッチQ1のソースとローサイドスイッチQ2のドレインとが接続する第1接続点35と、昇圧部22の第2接続点36との間には、コイル32が接続されている。ハイサイドスイッチQ1及びローサイドスイッチQ2が所定のタイミングで相反するON/OFF動作を行うことで、ACアダプタ12からの入力電圧を下降させることができる。
昇圧部22は、降圧部21からの出力電圧を昇圧させる回路(昇圧コンバータ)の一部を構成する部分である。昇圧部22は、ローサイドスイッチQ3及びハイサイドスイッチQ4を含む。ローサイドスイッチQ3及びハイサイドスイッチQ4は、コントローラ25からの制御信号に応じてON/OFFを切り替えるMOSFETである。ローサイドスイッチQ3のソースは接地しており、ハイサイドスイッチQ4のドレインは接地コンデンサ33と接続している。ローサイドスイッチQ3のドレインとハイサイドスイッチQ4のソースとが接続する第2接続点36には、コイル32が接続されている。ローサイドスイッチQ3及びハイサイドスイッチQ4が所定のタイミングで相反するON/OFF動作を行うことで、降圧部21からの出力電圧を上昇させることができる。
充電切替スイッチQ9は、昇圧部22からの電力が出力される出力点37とバッテリ14との間に接続されている。充電切替スイッチQ9は、コントローラ25からの制御信号に応じてON/OFFを切り替えるMOSFETである。ACアダプタ12から電力が供給されているとき、充電切替スイッチQ9をONにすることにより、ACアダプタ12からの電力がバッテリ14に充電される。また、出力点37は、各電源回路16(本実施形態では5V電源回路16A及び他の電源回路16B)と接続している。本実施形態においては、出力点37の電圧値が各デバイス15(各電源回路16)への入力電圧Vsysとなる。ACアダプタ12が接続されていない(外部電源から電力が供給されていない)とき、充電切替スイッチQ9をONにし、少なくともハイサイドスイッチQ4をOFFにすることにより、バッテリ14の電力を電源回路16に供給できる。
バイパス部24は、降圧部21と昇圧部22との間に存在する第3接続点38(接続点)と、5Vデバイス15Aとを、5V電源回路16Aを迂回するように接続する回路(導線)である。バイパス部24には、第1バイパススイッチQ5(第1スイッチング素子)、第2バイパススイッチQ6(第2スイッチング素子)、及び接地コンデンサ39が接続されている。第1バイパススイッチQ5及び第2バイパススイッチQ6は、コントローラ25からの制御信号に応じてON/OFFを切り替えるMOSFETである。第1バイパススイッチQ5のソースと第3接続点38とが接続している。第1バイパススイッチQ5のドレインと第2バイパススイッチQ6のソースとが接続している。第2バイパススイッチQ6のドレインと接地コンデンサ39とが接続している。
コントローラ25は、充電回路11に含まれる複数のスイッチQ1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6,Q9のそれぞれのON/OFFを切り替えるための制御信号(ゲート電圧)を出力する。コントローラ25は、ACアダプタ12からの電力をバッテリ14に充電するとき、充電切替スイッチQ9をONにし、ACアダプタ12からの入力電圧がバッテリ14に適合する電圧となるように、降圧部21を構成するハイサイドスイッチQ1及びローサイドスイッチQ2のON/OFF動作、並びに昇圧部22を構成するローサイドスイッチQ3及びハイサイドスイッチQ4のON/OFF動作を制御する。
また、本実施形態に係るコントローラ25は、ACアダプタ12からの電力又はバッテリ14からの電力を5Vデバイス15Aに供給する際に、状況に応じて後述する3つの動作モードA、動作モードB、又は動作モードCのいずれかを実行する。
図3は、第1実施形態に係る各動作モードA,B,CにおけるACアダプタ12の有無と5Vデバイス15Aへの入力電圧Vsysと5Vデバイス15Aへ電力供給する回路との関係を示すテーブルである。図4は、第1実施形態に係る各動作モードA,B,Cにおける各スイッチQ1~Q6のON/OFF状態を示すテーブルである。
動作モードAは、図3に示すように、ACアダプタ12が接続されている(外部電源から電力が供給されている)場合に実行される。このとき、5Vデバイス15Aへ電力供給する回路は、5V電源回路16Aとなり、入力電圧Vsys(出力点37の電圧値)は、ACアダプタ12からの入力電圧が降圧部21及び昇圧部22によって調整され、システムで設定された電圧値として出力される。動作モードAの実行時には、図4に示すように、第1バイパススイッチQ5及び第2バイパススイッチQ6が常時オフとなり、ハイサイドスイッチQ1とローサイドスイッチQ2とが相反するようにON/OFF動作を行い、ローサイドスイッチQ3とハイサイドスイッチQ4とが相反するようにON/OFF動作を行う。
動作モードBは、図3に示すように、ACアダプタ12が接続されておらず、且つ入力電圧Vsysが6.5V以上である場合に実行される。当該6.5Vは、降圧処理のみで基準電圧値である5Vを生成可能な値として設定された閾値の一例である。このとき、5Vデバイス15Aへ電力供給する(電圧調整を行う)回路は、5V電源回路16Aとなる。動作モードBの実行時には、図4に示すように、充電切替スイッチQ9を除く全てのスイッチQ1~Q6が常時OFFとなる。
動作モードCは、図3に示すように、ACアダプタ12が接続されておらず、且つ入力電圧Vsysが6.5V未満である場合に実行される。このとき、5VデバイスAへ電力供給する回路は、充電回路11となる。動作モードCの実行時には、図4に示すように、ハイサイドスイッチQ1が常時OFFとなり、第2バイパススイッチQ6が常時ONとなる。そして、ローサイドスイッチQ2と第1バイパススイッチQ5とが相反するようにON/OFF動作を行い、ローサイドスイッチQ3とハイサイドスイッチQ4とが相反するようにON/OFF動作を行う。すなわち、入力電圧PVが6.5V未満となったとき、充電回路11を昇降圧回路として機能させる。
図5は、第1実施形態に係る動作モードCにおける電力の流れの一例を示す図である。上記動作モードCの実行時には、バッテリ14からの電力は、バイパス部24を介して5V電源回路16Aを迂回するように5Vデバイス15Aに供給される。このとき、昇圧部22に含まれるローサイドスイッチQ3及びハイサイドスイッチQ4は、バイパス部24を介してバッテリ14からの電力を5Vデバイス15Aへ供給する際に入力電圧Vsysを下降させるバイパス降圧部47として作用する。また、降圧部21(図1参照)に含まれるローサイドスイッチQ2とバイパス部24に設けられた第1バイパススイッチQ5とは、バイパス部24を介してバッテリ14からの電力を5Vデバイス15Aへ供給する際に入力電圧Vsysを上昇させるバイパス昇圧部48として作用する。これにより、入力電圧Vsysが6.5V未満となった場合に、充電回路11を昇降圧回路として機能させることができる。
図6は、第1実施形態に係る動作モードA,B,Cを選択する際の流れの一例を示すフローチャートである。先ず、ACアダプタ12が接続されているか(外部電源から電力が供給されているか)否かが判定され(S101)、ACアダプタ12が接続されている場合(S101:Yes)、動作モードAが実行される。ACアダプタ12が接続されていない場合(S101:No)、入力電圧Vsys(本実施形態では出力点37の電圧値)が6.5V以上か否かが判定される(S102)。入力電圧Vsysが6.5V以上である場合(S102:Yes)、動作モードBが実行され、入力電圧Vsysが6.5V以上でない場合(S102:No)、動作モードCが実行される。
以上のように、本実施形態によれば、5Vデバイス15A(5V電源回路16A)への入力電圧Vsysが6.5V未満となった場合でも、充電回路11を昇降圧回路として機能させることにより、バッテリ14の電力により5Vデバイス15Aを駆動させることができる。これにより、バッテリ14の電力を有効に利用することが可能となる。
また、上記実施形態において、コントローラ25は、入力電圧Vsysが閾値(6.5V)より低くなったとき、降圧部21に含まれるスイッチング素子(ローサイドスイッチQ2)と第1バイパススイッチQ5とを、バイパス部24を介してバッテリ14からの電力を5Vデバイス15Aに供給する際に入力電圧Vsysを上昇させるバイパス昇圧部48として動作させる。これにより、バイパス部24を利用したバッテリ14の使用時において、充電回路11を昇圧回路として利用できる。
また、上記実施形態において、コントローラ25、入力電圧Vsysが閾値(6.5V)より低くなったとき、昇圧部22を、バイパス部24を介してバッテリ14からの電力を5Vデバイス15Aに供給する際に入力電圧Vsysを下降させるバイパス降圧部47として動作させる。これにより、バイパス部24を利用したバッテリ14の使用時において、充電回路11を昇降圧回路として利用できる。
また、上記実施形態において、バイパス部24は、複数のデバイス15のうち基準電圧値がバッテリ14の下限出力電圧値(5.5V)に最も近いデバイス(5Vデバイス15A)と接続する。これにより、バッテリ14の電力を最も有効に利用できる。
以下に他の実施形態について図面を参照して説明するが、第1実施形態と同一又は同様の箇所については同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
(第2実施形態)
図7は、第2実施形態に係る電気機器101の構成の一例を示す図である。本実施形態に係る充電回路111は、ACアダプタ12からバッテリ14に供給(充電)される電力の電圧を調整する回路であり、第1降圧部21、第2降圧部121、バイパス部122、及びコントローラ123を含む。
第1降圧部21は、第1実施形態に係る降圧部21と同様に、ACアダプタ12からの入力電圧を下降させる回路の一部を構成する。第2降圧部121は、第1降圧部21からの出力電圧又はバッテリ14からの出力電圧PVを下降させる回路の一部を構成する。第2降圧部121は、第1実施形態に係る5V電源回路16Aと同様の作用効果を奏するものであり、第2降圧部121により電圧が5Vに調整された電力が5Vデバイス15Aに供給される。
第2降圧部121は、ハイサイドスイッチQ7及びローサイドスイッチQ8を含む。ハイサイドスイッチQ7及びローサイドスイッチQ8は、コントローラ123からの制御信号に応じてON/OFFを切り替えるMOSFETである。ハイサイドスイッチQ7のドレインは、第1降圧部21からの電力が出力される出力点125及びバッテリ14からの電力が出力される出力点126と接続している。ハイサイドスイッチQ7のソースとローサイドスイッチQ8のドレインとが第4接続点127で接続し、ローサイドスイッチQ8のソースが接地している。コイル131は第4接続点127に接続されている。コイル131と5Vデバイス15Aとの間には、接地コンデンサ132が接続されている。ハイサイドスイッチQ7及びローサイドスイッチQ8のON/OFF動作を制御することにより、5Vデバイス15Aへの入力電圧Vsysを5Vまで下降させることができる。
本実施形態に係るバイパス部122は、第1降圧部21と第2降圧部121との間に存在する第5接続点141(接続点)と、5Vデバイス15A(第2降圧部121の出力点128)とを、第2降圧部121を迂回するように接続する回路(導線)である。バイパス部122には、第1バイパススイッチQ5(第1スイッチング素子)及び第2バイパススイッチQ6(第2スイッチング素子)が接続されている。第1バイパススイッチQ5及び第2バイパススイッチQ6は、コントローラ123からの制御信号に応じてON/OFFを切り替えるMOSFETである。第1バイパススイッチQ5のソースと第5接続点141とが接続している。第1バイパススイッチQ5のドレインと第2バイパススイッチQ6のソースとが接続している。第2バイパススイッチQ6のドレインは5Vデバイス15Aと接続している。
本実施形態に係るコントローラ123は、充電回路111に含まれる複数のスイッチQ1,Q2,Q5,Q6,Q7,Q8,Q9のそれぞれのON/OFFを切り替えるための制御信号(ゲート電圧)を出力する。コントローラ123は、ACアダプタ12からの電力をバッテリ14に充電するとき、充電切替スイッチQ9のONにし、ACアダプタ12からの入力電圧がバッテリ14に適合する電圧となるように、ハイサイドスイッチQ1及びローサイドスイッチQ2のON/OFF動作を制御する。
また、コントローラ123は、ACアダプタ12からの電力又はバッテリ14からの電力を5Vデバイス15Aに供給する際に、状況に応じて後述する4つの動作モード1、動作モード2、動作モード3、又は動作モード4のいずれかを実行する。
図8は、第2実施形態に係る各動作モード1,2,3,4におけるACアダプタ12の有無と5Vデバイス15Aへの入力電圧Vsysと5Vデバイス15Aへ電力供給する回路との関係を示すテーブルである。図9は、第2実施形態に係る各動作モード1,2,3,4における各スイッチQ1,Q2,Q5,Q6,Q7,Q8のON/OFF状態を示すテーブルである。
動作モード1は、図8に示すように、ACアダプタ12が接続されている(外部電源から電力が供給されている)場合に実行される。このとき、5Vデバイス15Aへ電力供給する回路は、第2降圧部121となり、5Vデバイス15Aへの入力電圧Vsys(出力点128の電圧値)は、ACアダプタ12からの入力電圧が降圧部21によって調整され、システムで設定された電圧値として出力される。動作モード1の実行時には、図9に示すように、第1バイパススイッチQ5及び第2バイパススイッチQ6が常時オフとなり、ハイサイドスイッチQ1とローサイドスイッチQ2とが相反するようにON/OFF動作を行い、ローサイドスイッチQ7とハイサイドスイッチQ8とが相反するようにON/OFF動作を行う。
動作モード2は、図8に示すように、ACアダプタ12が接続されておらず、且つ入力電圧Vsysが6.5V以上である場合に実行される。当該6.5Vは、降圧処理のみで基準電圧値である5Vを生成可能な値として設定された上限閾値の一例である。このとき、5Vデバイス15Aへ電力供給する(電圧調整を行う)回路は、第2降圧部121となる。動作モード2の実行時には、図9に示すように、ハイサイドスイッチQ1及びローサイドスイッチQ2、並びに第1バイパススイッチQ5及び第2バイパススイッチQ6が常時オフとなり、ローサイドスイッチQ7とハイサイドスイッチQ8とが相反するようにON/OFF動作を行う。
動作モード3は、図8に示すように、ACアダプタ12が接続されておらず、且つ入力電圧Vsysが6.5V未満且つ5.5V以上である場合に実行される。5.5Vは、降圧処理と昇圧処理とを組み合わせることにより基準電圧値である5Vを生成可能な下限値として設定された下限閾値の一例である。このとき、5Vデバイス15Aへ電力供給する回路は、ローサイドスイッチQ2と第1バイパススイッチQ5との組み合わせにより構成されるバイパス昇圧部と、第2降圧部121との両方となる。動作モード3の実行時には、図9に示すように、ハイサイドスイッチQ1が常時OFFとなり、第2バイパススイッチQ6が常時ONとなる。そして、ローサイドスイッチQ2と第1バイパススイッチQ5とが相反するようにON/OFF動作を行い、ローサイドスイッチQ7とハイサイドスイッチQ8とが相反するようにON/OFF動作を行う。
動作モード4は、図8に示すように、ACアダプタ12が接続されておらず、且つ入力電圧Vsysが5.5V未満である場合に実行される。このとき、5VデバイスAへ電力供給する回路は、ローサイドスイッチQ2と第1バイパススイッチQ5との組み合わせにより構成されるバイパス昇圧部となる。動作モード4の実行時には、図9に示すように、ローサイドスイッチQ7及びハイサイドスイッチQ8が常時OFFとなり、第2バイパススイッチQ6が常時ONとなる。そして、ローサイドスイッチQ2と第1バイパススイッチQ5とが相反するようにON/OFF動作を行う。
図10は、第2実施形態に係る動作モード3,4における電力の流れの一例を示す図である。動作モード4の実行時には、バッテリ14からの電力は、バイパス部122を介して第2降圧部121を迂回するように5Vデバイス15Aに供給される。このとき、第1降圧部21(図7参照)に含まれるローサイドスイッチQ2とバイパス部122に設けられた第1バイパススイッチQ5とは、バイパス部122を介してバッテリ14からの電力を5Vデバイス15Aへ供給する際に入力電圧Vsysを上昇させるバイパス昇圧部151として作用する。これにより、入力電圧Vsysが5.5V未満となった場合に、充電回路111を昇圧回路として機能させることができる。
また、動作モード3の実行時には、バッテリ14からの電力は、バイパス部122を介して第2降圧部121を迂回するように5Vデバイス15Aに供給されると共に、第2降圧部121を介して5Vデバイス15Aに供給される。このとき、バッテリ14からの出力電圧PVは、バイパス昇圧部151により昇圧可能となり、第2降圧部121により降圧可能となる。このように、入力電圧Vsysが6.5V未満5.5V以上となった場合に、充電回路111を昇降圧回路として機能させることができる。
図11は、第2実施形態に係る動作モード1,2,3,4を選択する際の流れの一例を示すフローチャートである。先ず、ACアダプタ12が接続されているか(外部電源から電力が供給されているか)否かが判定され(S201)、ACアダプタ12が接続されている場合(S201:Yes)、動作モード1が実行される。ACアダプタ12が接続されていない場合(S201:No)、入力電圧Vsys(本実施形態では出力点128の電圧値)が6.5V以上か否かが判定される(S202)。入力電圧Vsysが6.5V以上である場合(S202:Yes)、動作モード2が実行される。入力電圧Vsysが6.5V以上でない場合(S202:No)、入力電圧Vsysが5.5V以上であるか否かが判定される(S203)。入力電圧Vsysが5.5V以上である場合(S203:Yes)、動作モード3が実行され、入力電圧Vsysが5.5V以上でない場合(S203:No)、動作モード4が実行される。
以上のように、本実施形態によれば、5Vデバイス15Aへの入力電圧Vsysが5.5V未満となった場合には、充電回路111を昇圧回路として機能させることができる。また、入力電圧Vsysが6.5V未満5.5V以上となった場合には、充電回路111を昇降圧回路として機能させることができる。これにより、バッテリ14の電力を有効に利用することが可能となる。
また、上記実施形態において、コントローラ123は、入力電圧Vsysが下限閾値(5.5V)より低くなったとき、第1降圧部21に含まれるスイッチング素子(ローサイドスイッチQ2)と第1スイッチング素子(第1バイパススイッチQ5)とを、バイパス部122を介してバッテリ14からの電力を5Vデバイス15Aに供給する際に入力電圧Vsysを上昇させるバイパス昇圧部151として動作させる。これにより、バイパス部122を利用したバッテリ14の使用時において、充電回路111を昇圧回路として利用できる。
また、上記実施形態において、コントローラ123は、入力電圧Vsysが下限閾値(5.5V)以上であり、且つ下限閾値より大きい上限閾値(6.5V)より低いとき、第1降圧部21に含まれるスイッチング素子(ローサイドスイッチQ2)と第1バイパススイッチQ5とをバイパス昇圧部151として動作させ、且つ第2降圧部121を入力電圧Vsysが下降するように動作させる。これにより、バイパス部122を利用したバッテリ14の使用時において、充電回路11を昇降圧回路として利用できる。
また、上記実施形態において、バイパス部122は、複数のデバイス15のうち基準電圧値がバッテリ14の下限出力電圧値(5.5V)に最も近いデバイス(5Vデバイス15A)と接続する。これにより、バッテリ14の電力を最も有効に利用できる。
(変形例)
上述した実施形態においては、バッテリ14が2直バッテリであり、基準電圧値がバッテリ14の下限出力電圧値に最も近いデバイスが5Vデバイス15Aである例を示したが、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、バッテリ14が1直バッテリであり、その下限出力電圧値が比較的低い場合(例えば3.3V等)には、基準電圧値がバッテリ14の下限出力電圧値に最も近いデバイスは、基準電圧値が3V程度の3Vデバイス等であってもよい。そして、上述した閾値(第1実施形態に係る閾値6.5V、第2実施形態に係る上限閾値6.5V及び下限閾値5.5V)は、これらのデバイスの基準電圧値に応じて適宜設定されればよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上記新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1,101…電気機器、11,111…充電回路、12…ACアダプタ、13…ロードスイッチ、14…バッテリ、15…デバイス、15A…5Vデバイス(最大電圧デバイス)、15B…他のデバイス、16…電源回路、16A…5V電源回路、16B…他の電源回路、21…降圧部、22…昇圧部、24,122…バイパス部、25…コントローラ(制御部)、38…第3接続点(接続点)、121…第2降圧部、141…第5接続点(接続点)、Q1,Q4,Q7…ハイサイドスイッチ、Q2,Q3,Q8…ローサイドスイッチ、Q5…第1バイパススイッチ(第1スイッチング素子)、Q6…第2バイパススイッチ(第2スイッチング素子)、Q9…充電切替スイッチ

Claims (10)

  1. 電源からの入力電圧を下降させる降圧部と、
    前記降圧部からの出力電圧を上昇させる昇圧部と、
    前記降圧部と前記昇圧部との間に存在する接続点と、前記電源からの電力又は前記電源からの電力により充電されるバッテリからの電力により駆動するデバイスとを、前記デバイスへの入力電圧を所定の基準電圧値に調整する電源回路を迂回するように接続するバイパス部と、
    前記バイパス部に設けられた第1スイッチング素子と、
    前記バイパス部に設けられた第2スイッチング素子と、
    前記バイパス部を介して前記バッテリからの電力を前記デバイスに供給するとき、前記デバイスへの入力電圧が前記基準電圧値となるように、前記降圧部、前記昇圧部、前記第1スイッチング素子、及び前記第2スイッチング素子を制御する制御部と、
    を備える充電回路。
  2. 前記制御部は、前記デバイスへの入力電圧が閾値より低くなったとき、前記降圧部に含まれるスイッチング素子と前記第1スイッチング素子とを、前記バイパス部を介して前記バッテリからの電力を前記デバイスに供給する際に前記デバイスへの入力電圧を上昇させるバイパス昇圧部として動作させる、
    請求項1に記載の充電回路。
  3. 前記制御部は、前記デバイスへの入力電圧が閾値より低くなったとき、前記昇圧部を、前記バイパス部を介して前記バッテリからの電力を前記デバイスに供給する際に前記デバイスへの入力電圧を下降させるバイパス降圧部として動作させる、
    請求項2に記載の充電回路。
  4. 前記バイパス部は、複数の前記デバイスのうち前記基準電圧値が前記バッテリの下限出力電圧値に最も近いデバイスと接続する、
    請求項1~3のいずれか1項に記載の充電回路。
  5. 電源からの入力電圧を下降させる第1降圧部と、
    前記第1降圧部からの出力電圧又は前記電源からの電力により充電されるバッテリからの出力電圧を下降させる第2降圧部と、
    前記第1降圧部と前記第2降圧部との間に存在する接続点と、前記電源からの電力又は前記バッテリからの電力により駆動するデバイスとを、前記第2降圧部を迂回するように接続するバイパス部と、
    前記バイパス部に設けられた第1スイッチング素子と、
    前記バイパス部に設けられた第2スイッチング素子と、
    前記バイパス部を介して前記バッテリからの電力を前記デバイスに供給するとき、前記デバイスへの入力電圧が所定の基準電圧値となるように、前記第1降圧部、前記第2降圧部、前記第1スイッチング素子、及び前記第2スイッチング素子を制御する制御部と、
    を備える充電回路。
  6. 前記制御部は、前記デバイスへの入力電圧が下限閾値より低くなったとき、前記第1降圧部に含まれるスイッチング素子と前記第1スイッチング素子とを、前記バイパス部を介して前記バッテリからの電力を前記デバイスに供給する際に前記デバイスへの入力電圧を上昇させるバイパス昇圧部として動作させる、
    請求項5に記載の充電回路。
  7. 前記制御部は、前記デバイスへの入力電圧が前記下限閾値以上であり、且つ前記下限閾値より大きい上限閾値より低いとき、前記第1降圧部に含まれるスイッチング素子と前記第1スイッチング素子とを前記バイパス昇圧部として動作させ、且つ前記第2降圧部を前記デバイスへの入力電圧が下降するように動作させる、
    請求項6に記載の充電回路。
  8. 前記バイパス部は、複数の前記デバイスのうち前記基準電圧値が前記バッテリの下限出力電圧値に最も近いデバイスと接続する、
    請求項5~7のいずれか1項に記載の充電回路。
  9. 電源からの電力を充電するバッテリと、
    前記電源からの電力又は前記バッテリからの電力により駆動するデバイスと、
    前記デバイスへの入力電圧を所定の基準電圧値に調整する電源回路と、
    前記電源から前記バッテリへの供給される電力の電圧を調整する充電回路と、
    を備え、
    前記充電回路は、
    前記電源からの入力電圧を下降させる降圧部と、
    前記降圧部からの出力電圧を上昇させる昇圧部と、
    前記降圧部と前記昇圧部との間に存在する接続点と、前記デバイスとを、前記電源回路を迂回するように接続するバイパス部と、
    前記バイパス部に設けられた第1スイッチング素子と、
    前記バイパス部に設けられた第2スイッチング素子と、
    前記バイパス部を介して前記バッテリからの電力を前記デバイスに供給するとき、前記デバイスへの入力電圧が前記基準電圧値となるように、前記降圧部、前記昇圧部、前記第1スイッチング素子、及び前記第2スイッチング素子を制御する制御部と、
    を備える、
    電気機器。
  10. 電源からの電力を充電するバッテリと、
    前記電源からの電力又は前記バッテリからの電力により駆動するデバイスと、
    前記電源から前記バッテリへ供給される電力の電圧を調整する充電回路と、
    を備え、
    前記充電回路は、
    前記電源からの入力電圧を下降させる第1降圧部と、
    前記第1降圧部からの出力電圧又は前記バッテリからの出力電圧を下降させる第2降圧部と、
    前記第1降圧部と前記第2降圧部との間に存在する接続点と、前記デバイスとを、前記第2降圧部を迂回するように接続するバイパス部と、
    前記バイパス部に設けられた第1スイッチング素子と、
    前記バイパス部に設けられた第2スイッチング素子と、
    前記バイパス部を介して前記バッテリからの電力を前記デバイスに供給するとき、前記デバイスへの入力電圧が所定の基準電圧値となるように、前記第1降圧部、前記第2降圧部、前記第1スイッチング素子、及び前記第2スイッチング素子を制御する制御部と、
    を備える、
    電気機器。
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