JP2022117247A - 端末処理装置 - Google Patents

端末処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2022117247A
JP2022117247A JP2021013839A JP2021013839A JP2022117247A JP 2022117247 A JP2022117247 A JP 2022117247A JP 2021013839 A JP2021013839 A JP 2021013839A JP 2021013839 A JP2021013839 A JP 2021013839A JP 2022117247 A JP2022117247 A JP 2022117247A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
display screen
terminal processing
processing device
control panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2021013839A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6916568B1 (ja
Inventor
剛 山口
Takeshi Yamaguchi
佑太 内藤
Yuta Naito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TSUGAWA KK
Original Assignee
TSUGAWA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TSUGAWA KK filed Critical TSUGAWA KK
Priority to JP2021013839A priority Critical patent/JP6916568B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6916568B1 publication Critical patent/JP6916568B1/ja
Publication of JP2022117247A publication Critical patent/JP2022117247A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】衛生的で操作性に優れた空中ディスプレイを実現することができる端末処理装置を提供する。【解決手段】空中画像が空中ディスプレイPとして形成される端末処理装置10は、筐体11の上端開口に設けられた光制御パネル12と、上端開口前端縁及び後端縁から筐体内へ互いに接近しながら下降傾斜し、且つ、それぞれの下降端で一体化する第1、第2傾斜壁体14と、光制御パネル、第1傾斜体14、第2傾斜壁体16夫々の左右両端に取り付けられ、且つ、表示画面からの出射光の光路空間を形成する一対の側壁体17と、第1傾斜壁体14に形成された開口部から表示画面を露出する表示装置15と、表示装置15を含む各種の機器を制御する制御装置19とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、表示装置の画像を空中に結像させて空中ディスプレイを形成する端末処理装置に関する。
従来の端末処理装置としては、例えば病院に設置された自動受付機や駅などに設置された券売機などがある。これらの端末処理装置は殆どの場合に表示画面を備え、表示画面を押下することによって要求事項を達成するようになっている。病院の受付機であれば、例えば、表示画面の初期画面から来院の目的、例えば診察受付の表示を指で押下した後、診察カードをカード挿入口に挿入する。受付機ではカードの個人情報を認識した後、表示画面に病院の全診療科科目が表示され、その中から所望の診療科目を指で押下することにより受付票が発行される。診察カードは、個人情報を認識した直後、あるいは受付票の発行時に投入口から排出される。その他、受付機を用いて診療予約や会計などの院内手続を行うことができる。また、券売機を利用する場合には、例えば、表示画面で現金払いかカード払いかを選択し、走行距離に即した金額を押下することにより発券される。この際、カード払いであれば、表示画面に表示された金額を押下することにより清算され、カードが排出される。現金払いであれば必要に応じて釣銭が排出される。
従来の端末処理装置を利用する場合には、目的に応じて表示画面の表示項目を指で押下することにより所定の目的を達成することができる。この際、指が汚れている場合には、指で表示画面を汚染することがある。また、最近のようにコロナウィルスが大流行し、あらゆる所にコロナウィルス菌が付着していることがある。端末処理装置もその例外ではない。そのため、最近では端末処理装置の表示画面などが適宜アルコールなどによって消毒される。それでも、表示画面などのコロナウィルス菌などによる汚染は免れ得ない。
そのため、利用客はコロナ汚染などに神経質になっている。例えば特許文献1には表示画面に直接触れずに所望の処理を済ませる空中タッチパネルに関する技術が開示されている。この技術では、表示画面の画像を空間の一部に結像させ、この結像画像を空中タッチパネルとして利用するものである。空中タッチパネルを実現するために、光制御パネルを傾斜させて配置すると共に、光制御パネルの下側に表示装置を水平に配置している。表示装置の表示画面に画像を映し出すと、表示画面からの出射光が光制御パネルに照射される。出射光は光制御パネルにおいて屈折し、その透過光が光制御パネルの上方空間に表示画面と同様の画像を結像して空中タッチパネルとして形成される。表示画面と空中タッチパネルは上下から光制御パネルを挟んで1:1の対称関係になる。空中タッチパネルの周囲には位置入力手段が配置され、空中タッチパネルに触れた指の位置をXY座標値として検出するようにしてある。このような空中タッチパネルを用いれば、上述のような従来の表示画面に由来する問題がなくなる。
特開2014-67071号公報
しかしながら、特許文献1に記載の空中タッチパネルの場合には、空中タッチパネルを実現するための技術が抽象的に開示されているにすぎず、端末処理装置などの実用機として表示装置、光制御パネルなど各種の機器を具体的に如何に組み込むかについては不明であり、実用機の開発が待たれている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、空中ディスプレイを実現し、衛生的で操作性に優れた端末処理装置を提供することを目的としている。
本発明の請求項1に記載の端末処理装置は、筐体の上端開口に設けられた光制御パネルと、上記上端開口の前端縁及び後端縁から上記筐体内へ互いに接近しながら下降傾斜し且つそれぞれの下降端で一体化する第1、第2傾斜壁体と、上記光制御パネル、上記第1、第2傾斜壁体それぞれの左右両端を閉鎖し且つ上記表示画面からの出射光の光路空間を形成する一対の側壁体と、上記第1傾斜壁体の下面に装着され且つ上記第1傾斜壁体に形成された開口部から表示画面を露呈する表示装置と、所定の処理事項を実行するプログラムが予め複数登録され且つ上記表示装置を含む各種の機器を制御する制御装置と、を備え、上記制御装置は上記プログラムを実行する際に上記所定の処理事項を上記表示画面に第1の画像として階層的に表示すると共に、上記光制御パネルは上記表示画面からの出射光が透過して上記第1の画像に即した第2の画像を上記光制御パネルの上側空間に空中ディスプレイとして結像することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に記載の端末処理装置は、請求項1に記載の発明において、上記表示画面には出射方向制限フィルムが被覆されていると共に、上記光路空間の内面には反射防止層が被覆されていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3に記載の端末処理装置は、請求項1または請求項2に記載の発明において、上記所定の処理事項を要求とする者を特定する情報を読み取る読取装置と、上記読取装置からの上記情報に基づいて上記制御装置が上記要求処理事項の処理結果を出力する出力装置と、を備えていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項4に記載の端末処理装置は、請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の発明において、上記筐体の上端開口の前端縁に沿って設けられ且つ上記空中ディスプレイの一部を指す指示体の位置を検出する位置検出装置と、この検出装置からの信号に基づいて検出音を発する音源と、を備えていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項5に記載の端末処理装置は、請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の発明において、上記筐体に接近した者を検出する人検出装置を備えていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項6に記載の端末処理装置は、請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の発明において、上記表示装置の傾斜角度を調整する傾斜調整装置を備えていることを特徴とするものである。
本発明によれば、空中ディスプレイを実現し、衛生的で操作性に優れた端末処理装置を提供することができる。
本発明の端末処理装置の一実施形態を示す斜視図である。 (a)は図1に示す端末処理装置の内部を示す側面図、(b)は光制御パネルの機能を説明するための説明図である。 (a)は図1に示す端末処理装置の内部を後方上方から見た斜視図、(b)は表示装置と表示画面を被覆する覗き見防止フィルムを示す分解斜視図である。 図1に示す端末処理装置の内部の表示装置を除いた状態を示す斜視面図である。 (a)は図1に示す端末処理装置を示す正面図、(b)は(a)に示す正面の内側を示す正面図である。 図1に示す端末処理装置の制御系を示すブロック図である。 (a)~(f)はそれぞれ図1に示す端末処理装置の表示画面に処理事項を時系列に示す空中ディスプレイを示す正面図である。 図1に示す端末処理装置の他の実施形態に用いられる表示装置の傾斜調整装置を示す説明図である。
以下、図1~図8に示す実施形態に基づいて本発明の端末処理装置について説明する。
実施形態の端末処理装置10は、例えば図1に示すように、各種の機器を収納する筐体11と、この筐体11の矩形状の上端開口に設けられた光制御パネル12とを備えている。筐体11の上面には光制御パネル12の前端縁に亘って幅の狭い上昇傾斜部11Aが延設されている。上昇傾斜部11Aの前端には下降傾斜する第1下降傾斜部11Bが形成され、その下端から後方へ下降傾斜し途中から湾曲する第2下降傾斜部11Cが延設されている。第2下降傾斜部11Cの下端には筐体11の正面部11Eが背面11Dと平行するように延設されている。従って、筐体11の正面側の上部は、第1、第2下降傾斜部11B、11Cが前方に膨らみ、その内部に後述する各種の機器が収納されている。また、光制御パネル12は筐体11の開口周縁に取り付けられた枠体13に装着されている。
図2の(a)及び図3の(a)に示すように、上記筐体11の上端開口の前端縁には筐体11内へ下降傾斜する第1傾斜壁体14が設けられ、第1傾斜壁体14の下面側には表示装置15が装着されている。第1傾斜壁体14には中央開口(図示せず)が形成され、中央開口から表示装置15の表示画面15Aが露呈している。上記筐体11の上端開口の後端縁には筐体11内へ下降傾斜する第2傾斜壁体16が設けられ、第2傾斜壁体16の下端と第1傾斜壁体14の下端が連続して一体化している。第1、第2傾斜壁体14、16の左右両端には一対の側壁体17が取り付けられ、表示画面15Aを含む内部空間が形成されている。光制御パネル12と表示画面15Aを含む第1傾斜壁体14と第2傾斜壁体16と一対の側壁体17、17とが表示画面15Aからの出射光の通る光路空間を形成している。
ここで光制御パネル12について説明する。光制御パネル12は、例えば、上下2枚のガラス板を重ね合わせて一体化して形成されている。一方のガラス板の片面には全面に亘ってミクロンオーダーの溝が平行して一定の間隔をあけて多数形成され、それぞれの溝の側面には垂直な反射面が形成されている。換言すれば、ガラス板の片面には多数のガラス帯12A(図2の(b)参照)が多数平行して形成され、各ガラス帯12Aの間に溝が形成されている。ガラス帯12Aの側面は鏡面仕上げになっている。他方のガラス板にも一方のガラス板と同様にその片面にミクロンオーダーのガラス帯12Aが多数平行して形成されている。そして、図2の(b)に示すように上下2枚のガラス板のガラス帯12Aが互いに直交して重ね合わされて一体化している。同図の(b)ではガラス板の片面の溝がガラス板を貫通してガラス帯12Aが直交して重ね合わせたものが示されている。
従って、光路空間内で表示画面15Aに画像が表示されると、図2の(b)の説明図に矢印で示すように表示画面15Aからの出射光Lが光制御パネル12の下側のガラス帯12Aの反射面に入射して反射した後、反射光L1が上側の反射面に入射し、その反射光L2が光制御パネル12を出射して透過光になる。結果的に出射光は光制御パネル12を介して90°屈折した透過光になる。表示画面15Aからの多数点の出射光が光制御パネル12を透過し、光制御パネル12の前方の上方空間で空中画像が結像し、図2の(a)に示すよう空中画像が空中ディスプレイPとして形成される。本実施形態では、出射光と光制御パネル12の間の角、光制御パネル12と透過光の間の角はいずれも45°であり、表示画面15Aと空中タッチパネルPが光制御パネル12を挟んで1:1の上下対称になる。尚、後述するように表示画面15Aは、必要に応じて傾斜角度を適宜調整する構造にすることもできる。
また、上記光路空間の内面、即ち、第1、第2傾斜壁体14、16及び左右一対の側壁体17それぞれの内面には反射防止層として例えば黒色ビロード生地18が被覆され(図3の(a)参照)、光路空間の内面では表示画面15Aからの出射光が反射されないようになっている。従って、表示画面15からの出射光は光路空間では光制御パネル12へ直進し、光制御パネル12には出射光のみ入射し、光路空間の内面からの反射光が殆どなく、表示画面15Aの画像が障害なくクッキリと鮮明に空中画像として結像するようになっている。
また、図3の(b)に示すように、表示画面15Aには出射方向制限フィルムとして覗き見防止フィルム15Bが被覆され、覗き見防止フィルム15Bが表示画面15Aからの出射光の分散を制限している。そのため空中ディスプレイPの発する光は基本的に周囲への分散が制限された直進光からなっているため、空中ディスプレイPの正面からずれた周囲では表示内容を視認することができず、利用者のプライバシーを確実に保護することができる。
また、筐体11の底面には表示装置15などの各種の内蔵機器を制御する制御装置19が設けられている。制御装置19は、制御部、中央演算部、主記憶部、補助記憶部及び入出力部を有し、制御部の制御下で補助記憶部に登録された所定のプログラムを制御部の下で中央演算部と主記憶部とが協働して所定の処理事項の処理を逐次実行し、この処理結果を補助記憶部に格納するように構成されている。また、補助記憶部には複数のプログラムが登録されており、選択されたプログラムに即して所定の処理事項が実行される。各プログラムでそれぞれ実行される処理事項は制御装置19の下でそれぞれの目的に応じて表示装置14の表示画面14Aに階層的に逐次表示されるようになっている。
図3の(a)、図4に示すように、上記筐体11の第1下降傾斜部11Bの内壁面の左側(図1では右側)には読取装置20が装着され、第1下降傾斜部11Bには読取口20Aが形成されている(図1、図5の(a)参照)。この読取装置20は、例えば端末処理装置10を利用する者がQRコード((株)デンソーウエーブ社の登録商標)あるいはカードを翳すことによりそれぞれの個人情報を読み取り、登録された複数のプログラムの処理事項が表示画面15Aに表示されるようになっている。表示画面15Aからの出射光が光制御パネル12を透過してその前部上方空間に表示画面15Aの第1の画像(表示画像)に即した第2の画像(空中画像)を結像し空中ディスプレイPとして形成されるようになっている。この空中ディスプレイPを用いて端末処理装置10を操作するようにしてある。
図2の(a)、図3の(a)及び図4に示すように、上記筐体11の上昇傾斜部11Aにはその略全長に亘って細長のモーションセンサ21が装着されている。モーションセンサ21は、例えば、赤外線を空中ディスプレイPに沿って平行に発光する発光部と、指示体からの反射赤外線を受光する受光部と、発光部及び受光部の信号を処理する処理基板と、を有し、指示体からの反射赤外線に基づいて指示体の指す位置を検出するようになっている。制御装置19はモーションセンサ21からの検出信号に基づいて空中ディスプレイP上で指示された場所の処理事項を認識し実行するようになっている。
また、図2の(a)、図3の(a)、図4に示すように、筐体11内部の第1下降傾斜部11Bと第2下降傾斜部11Cの境界には表示装置15の近傍まで水平に張り出す基板22が取り付けられている。図4に示すように基板22上の右側にはプリンタ23が設けられ、このプリンタ23によって処理事項の結果がロールシート23Aに印刷され、レシート23Cとして排出口23Bから排出されるようになっている(図1参照)。排出口23Bの上には図1に示すようにフリッカー24が設けられ、フリッカー24によりレシート23Cの排出を喚起するようになっている。
図5の(b)に示すように第2下降傾斜部11Cの内面の中央には人検出装置25が設けられ、その画面には同図の(a)に示すように人検出装置25に対応する開口部25Aが第2下降傾斜部11Cに形成され、開口部25Aから筐体11に近づいた利用者を例えば赤外線や超音波などによって検出するようになっている。端末処理装置10は人検出装置25からの検出信号に基づいて起動するようになっている。端末処理装置10の起動時には表示画面に初期画像(例えばメニュー画像)が表示されるようになっている。この初期画面には例えば「病院」メニュー、「ホテル」メニューなど端末処理装置10が設置される場所に即した複数のメニューが表示されるようになっている。利用者はメニュー画像の中から目的とするメニューを適宜選択するようになっている。また、人検出装置25の両側にはスピーカ26が設けられ、スピーカ26から操作ガイドや操作音などを発するようになっている。
次いで、図1~図6を参照しながら本実施形態の端末処理装置10を例えば病院の受付機に用いた場合について説明する。まず、利用者が端末処理装置10の正面に近づくと人検出装置25が開口部25Aから赤外線を出す。人検出装置25は赤外線を介して利用者を検出し、図6に示すように検出信号を制御装置19へ送信する。制御装置19は人検出装置25からの信号に基づいて端末処理装置10を起動させて表示画面15Aにメニュー画像を表示する。表示画面15Aからの出射光は光制御パネル12を透過して光制御パネル12の前方上方の空間にメニュー画像に即した空中画像を空中ディスプレイPとして結像する。
この際、表示画面15Aに被覆された覗き見防止フィルム15Bの作用で出射光が周囲へ分散されることなく一方向に制限されて直進して光制御パネル12を透過し、制限された透過光によって空中画像を結像して空中ディスプレイPを形成する。そのため、利用者は周りからの空中ディスプレイPの覗き見を防止することができる。また、光路空間内では黒色ビロード生地18が出射光の反射を防止し、光制御パネル12上の空中空間にクッキリ浮かぶ鮮明なメニュー画像を空中ディスプレイPとして得ることができる。
次いで、利用者が空中ディスプレイPのメニュー画像から「病院」メニューボタンを指(指示体)で指すと、スピーカ26から「ピー」と操作音を発すると共に、モーションセンサ21が指示体の位置を検出し、その検出信号を制御装置19へ送信する。制御装置19は検出信号に基づいて表示画面15Aがメニュー画像から「病院」メニューへ移行する。これに伴って空中ディスプレイPも初期画面から「病院」メニューの画面へ移行する。図7の(a)に示すように「病院」メニューの画面には例えば「受付」メニューと「会計」メニューとが表示される。
利用者が例えば空中ディスプレイPの「病院」メニューから「受付」を指示体で指すと、スピーカ26から「ピー」と操作音を発すると共に、モーションセンサ21が指示体の検出信号を制御装置19へ送信し、表示装置15の表示画面15Aが制御装置19を介して「受付」メニューへ移行する(図7の(b)参照)。「受付」メニューの画面には例えば「QRコード」と「カード」と表示され、空中ディスプレイPにも同様に表示される。
利用者が空中ディスプレイP上で「QRコード」を指示体で指した場合には、モーションセンサ21が指示体の検出信号を制御装置19へ送信する。制御装置19は検出信号に基づいて指示体が「QRコード」を指したことを認識し、表示装置15が制御装置19を介して図7の(b)に示す画面から同図の(c)に示すQRコード用の画面へ移行する。また、利用者が空中ディスプレイP上で「カード」を指示した場合には、表示画面15Aは図7の(b)に示す画面から同図の(d)に示すカード用の画面へ移行する。この際、空中ディスプレイPも表示画面15Aに即した表示画面になる。
図7の(c)に示す画像の場合には、空中ディスプレイPの指示内容に従ってQRコードを読取口20Aに翳すと、読取装置20がQRコードを読み取り、その読取信号を図6に示すよう制御装置19へ送信する。制御装置19は読取信号に基づいて図7の(e)に示すように「QRコード」を読取口20Aに翳すよう要求する。ここで読取口20AにQRコードを翳すと、読取装置20がその読取信号を制御装置19へ送信する。制御装置19は読取信号を認識し、その内容を示す信号を表示装置15へ送信する。その後、図7の(e)に示すように表示装置15が個人情報に即した予約情報を表示画面15Aに表示する。表示画面15Aには図7の(e)に示すように予約情報と共に「OK」ボタン及び「中止」ボタンが表示される。利用者は、予約情報が正しければ「OK」ボタンを指示体で指し、間違っておれば「中止」ボタンを指し、受付を終了する。「OK」ボタンを指した場合には、その信号に基づいて制御装置19がプリンタ23を起動させ、表示画面15Aに表示された予約情報がロールシート23Aに印字され、印字後のレシート23Cが排出口23Bから排出される。
「病院」メニューで「会計」メニューを選択した場合には、図7の(b)に示す表示画面で「カード」を指すと、図7の(d)に示す画像へ移行する。図7の(d)に示す画像では、空中ディスプレイPの指示内容に従ってカードを読取口20Aに翳すと、読取装置20がカードを読み取り、読取信号に基づいて図7の(f)に示すようにカードを読取口20Aに翳すよう要求する。ここで読取口20Aにカードを翳すと、読取装置20がその読取信号を認識し、制御装置19を介して表示装置15に図7の(f)に示すように表示装置15が読取内容に即した会計情報を表示画面15Aに表示する。表示画面15Aには図7の(e)に示すように会計情報と共に清算方法を示すボタンと「中止」ボタンが表示される。利用者は、会計情報が正しければ「クレジットカード」ボタン、「電子マネー」ボタン、「QRコード払い」ボタンのいずれかを示して清算すると、表示画面15Aに表示された会計情報がロールシート23Aに印字され、印字後のレシート23Cが排出口23Bから排出される。会計情報が間違っておれば「中止」ボタンを指し、受付を終了する。
本実施形態によれば、端末処理装置10は、筐体11の上端開口に設けられた光制御パネル12と、上端開口11A前端縁及び後端縁から筐体11内へ互いに接近しながら下降傾斜し且つそれぞれの下降端で一体化する第1、第2傾斜壁体14、16と、光制御パネル12、第1、第2傾斜壁体14、16それぞれの左右両端に取り付けられ且つ表示画面15Aからの出射光の光路空間を形成する一対の側壁体17と、第1傾斜壁体14に形成された開口部から表示画面を露呈する表示装置15と、表示装置15を含む各種の機器を制御する制御装置19と、を備えているため、表示画面15Aからの出射光が光路空間を通過し、光制御パネル12を透過することで光制御パネル12の前部上方空間に表示画面15Aの表示画像に即した空中画像を空中ディスプレイPとして表示し、表示画面15Aに触れることなく衛生的に端末処理装置10を操作することができる。
また、本実施形態によれば、表示画面15Aには覗き見防止フィルム15Bが被覆されていると共に、光路空間の内面には黒ビロード生地18が被覆されているため、利用者本人以外が見ることができない、鮮明でクッキリした明るい空中ディスプレイPを得ることができる。
また、利用者を特定する情報を読み取る読取装置20と、読取装置20からの信号に基づいて制御装置19が利用者の要求処理事項の処理結果を出力するプリンタ26と、を備えているため、空中ディスプレイPを操作することで表示画面15Aに触れることなく処理結果を得ることができる。
また、筐体11の上端開口の前端縁に沿って設けられ且つ空中ディスプレイPの一部を指す指示体の指示位置を検出するモーションセンサ21と、このモーションセンサ21からの信号に基づいて操作音を発するスピーカと、を備えているため、空中ディスプレイPを指示体で処理事項を指すだけで確実に所望の処理事項を実行させることができ、指示体で指示したことを確実に確認することができる。
また、上記実施形態では表示装置15が固定されている場合について説明したが、本発明は、表示装置の傾斜調整装置を設けることにより、空中ディスプレイPを利用者が見やすい傾斜に調整することができる。以下の実施形態に用いられる傾斜調整装置について上記実施形態と同一又は相当部分については同一符号を付して説明する。
本実施形態に用いられる傾斜調整装置30は、図8に示すように、表示装置15を第1傾斜壁体14と一緒に回動可能に支持する回動アーム31と、回動アーム31を正逆方向に回転させる第1プーリ32と、モーションセンサ21を上昇傾斜部11Aと一緒に正逆方向に回転させる第2プーリ33と、第1プーリ32と第2プーリ33をたすき掛けで連結するタイミングベルト34と、第1プーリ32を正逆方向へ回転させるステップモータ35と、を備え、回動アーム31が図8に示すように時計方向へ回転すると、これに伴ってモーションセンサ21が反時計方向に回転するように構成されている。モーションセンサ21が表示画面15に同期して反時計方向へ回転することによって、その赤外線の出射方向を常に空中ディスプレイPに合わせることができる。ステップモータ35は、例えば基板22の中央に設けることができる。第1プーリ32は表示装置15の幅方向中央に取り付けられ、基板22の中央に配置されたステッピングモータ35によって正逆方向に回転するようになっている。
本実施形態では表示装置15は、第2傾斜壁体16及び左右一対の側壁体17から分離し、表示装置15が固定された第2傾斜壁体16から独立して回動するようになっている。そのため、表示装置15が傾斜調整装置30を介して時計方向へ回転すると共にモーションセンサ21と同期して反時計方向へ回転すると、第1傾斜壁体14と第2傾斜壁体16との間に隙間ができる。この場合でも表示画面15Aからの出射光は殆ど乱れることなく、光制御パネル12へ直進し、上記実施形態と実質的に同一の空中ディスプレイPを得ることができる。
上記制御装置19には上記傾斜調整装置30を制御する制御プロブラムが登録され、上記傾斜調整装置30はこの制御プログラムによって駆動制御される。例えば、人検出装置25の検出信号に基づいて端末処理装置10が起動すると、表示画面15Aの初期画面にメニュー画像が表示される共に、このメニュー画像には傾斜調整装置30を駆動制御するための「傾斜調整」ボタンが隣接して表示されるようになっている。「傾斜調整」ボタンの操作により、例えば、表示画面15Aの傾斜角が「45°」、「60°」、「75°」をそれぞれ示すボタンが表示されるようになっている。表示画面15Aの初期画面には傾斜調整装置30の駆動制御に関するこれらのボタンがそのまま空中ディスプレイPとして階層的に表示されるようになっている。また、傾斜角は、必要に応じて任意の角度を設定することができるプログラムを採用することもできる。
従って、利用者は、空中ディスプレイPに表示された初期画面の中から背丈に応じて「傾斜角調整」ボタンを指示体で示すと、表示画面15A、即ち、空中ディスプレイPの傾斜角を示すボタンが表示され、背丈に応じた傾斜角を指示体で指し、空中ディスプレイPの傾斜を調整することができる。
本実施形態によれば、利用者の背丈によって空中ディスプレイPが見づらくなっても傾斜調整装置30を用いることによって空中ディスプレイPを見やすい傾斜角度に適宜調整することができる。尚、傾斜調整装置は、必要に応じてモータ駆動ではなく、手動操作による駆動も採用することができる。
尚、本発明は、上記実施形態に何等制限されるものではなく、必要に応じて各構成要素を適宜設計変更することができる。
10 端末処理装置
11 筐体
12 光制御パネル
14 第1傾斜壁体
15 表示装置
15A 表示画面
15B 覗き見防止フィルム(出射方向制限フィルム)
16 第2傾斜壁体
17 側壁体
18 黒色ビロード生地(反射防止層)
19 制御装置
20 読取装置
21 モーションセンサ(位置検出装置)
23 プリンタ(出力装置)
25 人検出装置
26 スピーカ(音源)
30 傾斜調整装置
本発明の請求項1に記載の端末処理装置は、筐体の上端開口に設けられた光制御パネルと、上記上端開口の前端縁及び後端縁から上記筐体内へ互いに接近しながら下降傾斜し且つそれぞれの下降端で一体化する第1、第2傾斜壁体と、上記第1傾斜壁体の下面に装着され且つ上記第1傾斜壁体に形成された開口部から表示画面を露呈する表示装置と、上記光制御パネル、上記第1、第2傾斜壁体それぞれの左右両端を閉鎖し且つ上記表示画面からの出射光の光路空間を上記筐体内上部で形成する一対の側壁体と、所定の処理事項を実行するプログラムが予め複数登録され且つ上記表示装置を含む各種の機器を制御する制御装置と、を備え、上記第1、第2傾斜壁体及び上記一対の側壁体の内面にはそれぞれ反射防止層が被覆されてなり、上記制御装置は上記プログラムを実行する際に上記所定の処理事項を上記表示画面に第1の画像として階層的に表示すると共に、上記光制御パネルは上記表示画面からの出射光が透過して上記第1の画像に即した第2の画像を上記光制御パネルの上側空間に空中ディスプレイとして結像する端末処理装置であって、上記空中ディスプレイの一部を指す指示体の位置を検出するために上記上端開口の前端縁に沿って傾斜調整可能に配置された位置検出装置と、上記表示装置と上記位置検出装置それぞれの傾斜角度を調整する傾斜調整装置と、を備え、上記傾斜調整装置は、上記第1傾斜壁体を介して上記表示装置を正逆回転可能に支持する回動アームと、上記回動アームを正逆回転させる第1回転体と、上記第1回転体と逆向きに上記位置検出装置を正逆回転させる、上記第1回転体に連結された第2回転体と、上記第1回転体を回転させる回転駆動機構と、を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に記載の端末処理装置は、請求項1に記載の発明において、上記表示画面には出射方向制限フィルムが被覆されていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項4に記載の端末処理装置は、請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の発明において、上記検出装置からの信号に基づいて検出音を発する音源を備えていることを特徴とするものである。
本発明によれば、クッキリとした明瞭な空中ディスプレイを実現し、衛生的で操作性に優れていると共に利用者の背丈に応じて空中ディスプレイを見やすい傾斜角度に適宜調整することができる端末処理装置を提供することができる。

Claims (6)

  1. 筐体の上端開口に設けられた光制御パネルと、上記上端開口の前端縁及び後端縁から上記筐体内へ互いに接近しながら下降傾斜し且つそれぞれの下降端で一体化する第1、第2傾斜壁体と、上記光制御パネル、上記第1、第2傾斜壁体それぞれの左右両端を閉鎖し且つ上記表示画面からの出射光の光路空間を形成する一対の側壁体と、上記第1傾斜壁体の下面に装着され且つ上記第1傾斜壁体に形成された開口部から表示画面を露呈する表示装置と、所定の処理事項を実行するプログラムが予め複数登録され且つ上記表示装置を含む各種の機器を制御する制御装置と、を備え、上記制御装置は上記プログラムを実行する際に上記所定の処理事項を上記表示画面に第1の画像として階層的に表示すると共に、上記光制御パネルは上記表示画面からの出射光が透過して上記第1の画像に即した第2の画像を上記光制御パネルの上側空間に空中ディスプレイとして結像することを特徴とする端末処理装置。
  2. 上記表示画面には出射方向制限フィルムが被覆されていると共に、上記光路空間の内面には反射防止層が被覆されていることを特徴とする請求項1に記載の端末処理装置。
  3. 上記所定の処理事項を要求とする者を特定する情報を読み取る読取装置と、上記読取装置からの信号に基づいて上記制御装置が上記要求処理事項の処理結果を出力する出力装置と、を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の端末処理装置。
  4. 上記筐体の上端開口の前端縁に沿って設けられ且つ上記空中ディスプレイの一部を指す指示体の位置を検出する位置検出装置と、この検出装置からの信号に基づいて検出音を発する音源と、を備えていることを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の端末処理装置。
  5. 上記筐体に接近した者を検出する人検出装置を備えていることを特徴とする請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の端末処理装置。
  6. 上記表示装置の傾斜角度を調整する傾斜調整装置を備えていることを特徴とする請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の端末処理装置。
JP2021013839A 2021-01-29 2021-01-29 端末処理装置 Active JP6916568B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021013839A JP6916568B1 (ja) 2021-01-29 2021-01-29 端末処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021013839A JP6916568B1 (ja) 2021-01-29 2021-01-29 端末処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6916568B1 JP6916568B1 (ja) 2021-08-11
JP2022117247A true JP2022117247A (ja) 2022-08-10

Family

ID=77172641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021013839A Active JP6916568B1 (ja) 2021-01-29 2021-01-29 端末処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6916568B1 (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011253128A (ja) * 2010-06-03 2011-12-15 Nippon Seiki Co Ltd 結像装置
JP2013257529A (ja) * 2012-05-18 2013-12-26 Sharp Corp 光学システム
JP2014067071A (ja) * 2012-09-10 2014-04-17 Askanet:Kk 空中タッチパネル
JP2014115606A (ja) * 2012-03-30 2014-06-26 Nitto Denko Corp 表示装置
WO2016103522A1 (ja) * 2014-12-26 2016-06-30 株式会社ニコン 制御装置、電子機器、制御方法およびプログラム
JP2016143051A (ja) * 2015-01-30 2016-08-08 株式会社コト 箱型空間映像結像装置
WO2017125984A1 (ja) * 2016-01-21 2017-07-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 空中表示装置
JP2018036342A (ja) * 2016-08-29 2018-03-08 京セラ株式会社 虚像表示装置及び遊技装置
US20190285904A1 (en) * 2016-05-16 2019-09-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Three-dimensional imaging device and electronic device including same

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011253128A (ja) * 2010-06-03 2011-12-15 Nippon Seiki Co Ltd 結像装置
JP2014115606A (ja) * 2012-03-30 2014-06-26 Nitto Denko Corp 表示装置
JP2013257529A (ja) * 2012-05-18 2013-12-26 Sharp Corp 光学システム
JP2014067071A (ja) * 2012-09-10 2014-04-17 Askanet:Kk 空中タッチパネル
WO2016103522A1 (ja) * 2014-12-26 2016-06-30 株式会社ニコン 制御装置、電子機器、制御方法およびプログラム
JP2016143051A (ja) * 2015-01-30 2016-08-08 株式会社コト 箱型空間映像結像装置
WO2017125984A1 (ja) * 2016-01-21 2017-07-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 空中表示装置
US20190285904A1 (en) * 2016-05-16 2019-09-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Three-dimensional imaging device and electronic device including same
JP2018036342A (ja) * 2016-08-29 2018-03-08 京セラ株式会社 虚像表示装置及び遊技装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6916568B1 (ja) 2021-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6161654A (en) Virtual car operating panel projection
US8907894B2 (en) Touchless pointing device
EP3499295A1 (en) Aerial image display device
JP3953434B2 (ja) 画像表示装置
KR0145098B1 (ko) 투사형 디스플레이 후광 장치 및 그 방법
JP2007506180A (ja) 表示モニタのための座標検出システム
JP5482522B2 (ja) 表示制御装置、表示制御方法及びプログラム
JP2003043978A (ja) 対面式表示装置
JP7164405B2 (ja) 画像読取り装置及び方法
WO2022018927A1 (ja) 空中像表示装置および入力装置
US20230288723A1 (en) Input device
EP1566777A2 (en) Gaming machine
JP2022117247A (ja) 端末処理装置
US20230033280A1 (en) Operation input device
JP2002049461A (ja) データ入力装置
JP4759412B2 (ja) テーブル型情報表示端末
CN116530099A (zh) 空间悬浮影像显示装置
JP5079546B2 (ja) 視標呈示装置
JP2022103098A (ja) 自動取引装置および自動取引装置の制御方法
US20130100291A1 (en) Device for handling banknotes
JPS5946938A (ja) 血量検知による脈「はく」数チエツク装置
JP6650374B2 (ja) 読取装置
JPH07287689A (ja) 携帯型情報処理装置
WO2024014131A1 (ja) 非接触入力装置
WO2022113687A1 (ja) 空中操作装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210224

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20210224

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20210414

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210601

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210624

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210706

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210709

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6916568

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150