JP2022117191A - 作業管理システム、作業管理方法及びプログラム - Google Patents

作業管理システム、作業管理方法及びプログラム Download PDF

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Hitoshi Komatsu
裕起 竹原
Yuki Takehara
祐司 丸山
Yuji Maruyama
英樹 角
Hideki Sumi
輝明 原
Teruaki Hara
康友 寺島
Yasutomo Terajima
明 仲島
Akira Nakajima
哲平 川口
Teppei Kawaguchi
聡 河田
Satoshi Kawada
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Abstract

【課題】生産品質のバラツキを抑制することができる作業管理システム、作業管理方法及びプログラムを提供する。【解決手段】作業管理システム20は、生産現場で作業する作業体(作業者及び作業ロボット)による作業イベント情報に基づいて作業体の作業良否を判定する作業判定部と、作業判定部の判定結果に基づいて、生産中に作業体の作業を制限する作業制限設定部とを備える。作業制限は、作業者の場合作業教育を施す。また、作業ロボットの場合、修理作業者が作業ロボットを修理する。【選択図】図2

Description

本開示は、作業管理システム、作業管理方法及びプログラムに関する。
従来、作業者が生産装置の生産に関する作業を実行する生産システムが開示されている(特許文献1)。生産システムは、生産前の生産準備時において、作業者による生産装置の生産に関する作業が生産性の低下を引き起こしたか否かを判定し、当該判定後に生産性の低下を引き起こした回数が所定回数を超えた作業者に対して、次回の生産前の作業に実行制限をかけることができる。
特許第6319813号公報
しかしながら、従来の生産システムでは、作業者の作業について生産性の低下が検出された場合、生産性の低下の原因となった作業者の作業を次の作業時までに実行制限をかけることができるが、作業者への作業の制限が不十分となる場合があり、生産現場における品質の低下を招く恐れがある。
そこで本開示では、生産品質のバラツキを抑制することができることを目的とする。
本開示の一態様に係る作業管理システムは、生産現場で作業する作業体による生産中の作業に関する情報に基づいて前記作業体の作業良否を判定する作業判定部と、前記作業判定部の判定結果に基づいて、生産中に前記作業体の作業を制限する作業制限設定部とを備える。
なお、この包括的又は具体的な態様は、システム、方法又は集積回路等の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本開示の作業管理システム等は、生産品質のバラツキを抑制することができる。
図1は、実施の形態における生産システムを示すブロック図である。 図2は、実施の形態における生産システムを示す概略説明図である。 図3は、実施の形態における各データベースを示す図である。 図4は、作業を割り当てる場合の動作を示すフローチャートである。 図5は、実施の形態における生産システムの管理者端末の表示部に表示された画像を示す図である。 図6は、実施の形態における作業管理システムにおいて、作業者に対して作業の制限を行った後に、作業の制限を解除して作業者のスキルを更新するまでの動作を示すフローチャートである。 図7は、実施の形態の変形例における生産システムを示すブロック図である。 図8は、実施の形態の変形例における生産システムを示す概略説明図である。 図9は、実施の形態の変形例における作業管理システムにおいて、作業者に対して作業を制限した後に、作業の制限を解除して作業者のスキルを更新するまでの動作を示すフローチャートである。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的又は具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序等は、一例であり、本開示を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、同じ構成部材については同じ符号を付している。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
(実施の形態)
<構成:生産システム1>
本実施の形態における生産システム1の構成について説明する。
図1は、実施の形態における生産システム1を示すブロック図である。図2は、実施の形態における生産システム1を示す概略説明図である。
図1及び図2に示すように、生産システム1では、生産現場のフロア内において、作業体が各種作業を行っている。作業体は、作業者、作業監督者及び作業ロボットなどである。以下、本実施の形態では、特に言及しない限り、主に作業者について説明する。作業ロボットの場合、作業教育の代わりに、修理作業者が作業ロボットを修理する点で作業者と相違するが、本実施の形態では、作業体が作業ロボットである場合でも実質的に同様であるため、特に言及しない限り、説明を適宜省略する。また、作業監督者は、作業者の作業を監督する権限を有する者である。本実施の形態では、作業者が行う作業は、主に生産中の作業であるが生産前の作業を含んでいてもよい。生産中とは、生産現場において生産計画を実行するための生産計画中の時間である。例えば、生産中は、実装ライン40の電源がON状態、作業の外段取り、インライン作業及びスプライシング作業などの期間、実装ライン40が稼働している期間(実装ライン40が一時停止している期間も含む)などである。一方で生産前とは、例えば、生産現場のフロアにおける一日の生産が開始される前の実装ラインが稼働される前の状態などである。
作業者が行う作業には、例えば以下のような作業がある。
作業者は、例えば、スプライシング作業、オートロードフィーダへの部品供給作業、フィーダ配置作業、半田ならし作業、空テープボックスの清掃作業、認識エラーの対応作業、吸着エラーの対応作業および搬送エラーの対応作業などの作業を生産フロアにおいて行う。
スプライシング作業は、収納された部品が供給されて残り僅かとなっている古いリールのテープに新たなリールのテープを繋いで、新たなリールによって古いリールから引き続き部品供給を行うための作業である。具体的には、作業者は、新たなリールのテープの先端と、古いリールのテープの後端とをハサミで切断する。そして、作業者は、新たなリールのテープの先端と、古いリールのテープの後端とを上記切れ目において当接し、貼り付けテープを貼り付けて、繋ぎ合わせる。
オートロードフィーダへの部品供給作業は、生産装置に取り付けられるオートロードフィーダにリールのテープを補給する作業である。具体的には、作業者は、リールのテープの先端を部品が収納されている部分まで切断する。次に、作業者は、オートロードフィーダのテープ挿入口のシャッターを開くためのスイッチを操作してシャッターを開き、テープ挿入口へ先端を切断したリールのテープを挿入する。そして、作業者は、テープのセットが完了すると、テープの自動搬送を開始するためのスイッチを操作して、自動搬送を開始する。
フィーダ配置作業は、生産装置にテープフィーダを取り付ける作業である。具体的には、作業者は、テープフィーダを、生産装置に取り付けられる台車に取り付ける。そして、作業者は、リールを、テープフィーダが取り付けられた台車に取り付ける。
半田ならし作業は、スクリーン印刷装置などで使用される半田を撹拌する作業である。半田は冷蔵庫などで保存されて硬くなっているため、冷蔵庫などから出した半田を使用前に撹拌する必要がある。作業者は、半田の種類にもよるが、約5~10分ほど半田を撹拌して良好な柔らかさにする。
空テープボックスの清掃作業は、生産装置に取り付けられる台車に取り付けられ、部品が供給されて空になった空テープが溜められる空テープボックスを清掃する作業である。具体的には、作業者は、空テープが溜まった空テープボックスを台車から取り外して、空テープを廃棄することで空テープボックスを清掃する。そして、作業者は、清掃した空テープボックスを台車に取り付ける。
認識エラーの対応作業は、生産装置に設けられたカメラの認識エラーが発生した際に行う作業である。例えば、カメラで撮影された部品が認識画像において正しい位置もしくは向きとなっていない場合、または、カメラのカバーガラスが汚れている場合などに、認識エラーが発生する。このような場合に、作業者は、認識エラーの対応作業として、カメラの位置、傾きもしくは設定の調整、部品を保持するノズルの位置もしくは傾きの調整、ノズルの汚れの除去、または、カメラのカバーガラスの汚れの拭き取り、部品を認識するためのデータの修正などを行う。また、例えば、生産装置に予め設定された基板の認識マークの設定が誤っている場合、または、基板停止位置がずれている場合などに、認識エラー(具体的には、基板の認識マークの認識エラー)が発生する。このような場合に、作業者は、認識エラーの対応作業として、認識マークの設定の修正、または基板位置の調整などを行う。
吸着エラーの対応作業は、ノズルの吸着エラーが発生した際に行う作業である。例えば、作業者は、吸着エラーが発生した場合に、吸着エラーの対応作業として、ノズルの部品吸着位置の設定が正しいか確認し、正しくない場合には設定を修正する。また、例えば、作業者は、吸着エラーが発生した場合に、吸着エラーの対応作業として、吸着速度の設定を適切な速度に調整する。
基板搬送エラーの対応作業は、基板搬送エラーが発生した際に行う作業である。例えば、基板を搬送するベルトまたは搬送される基板のガイドが汚れている場合に、基板搬送エラーが発生する。このような場合に、作業者は、基板搬送エラーの対応作業として、ベルトまたはガイドを清掃する。また、例えば、コンベアの基板検出センサーが、基板を検出していないのに検出状態になる場合に、基板搬送エラーが発生する。このような場合に、作業者は、基板搬送エラーの対応作業として、基板検出センサーが汚れていないかを確認し、汚れている場合には汚れを拭き取る。
この生産システム1では、作業者の作業性つまり生産性を向上させるために、作業者が行う作業に基づいて、作業監督者が作業者に対して適宜、作業者による作業のスキルを向上させるための処置である作業教育を施すことができる。また、作業ロボットの場合、作業ロボットが行う作業に基づいて、修理作業者が作業ロボットを、修理することができる。作業教育及び修理作業は、作業調整の一例である。
また、生産現場のフロアには、当該フロアに配置された実装ラインなどを撮像する監視カメラ72、作業者の作業を撮影するための作業者カメラ71などが設けられている。例えば、監視カメラ72は、生産現場のフロアを撮像する。また、作業者カメラ71は、作業者の作業を撮像する。監視カメラ72及び作業者カメラ71は、フロアの壁または天井に設置されていてもよく、作業者が確認作業を行う作業台に設置されていてもよい。また、監視カメラ72及び作業者カメラ71は、作業者の作業を検出するセンサーであってもよい。また、作業者カメラ71は、作業者自身の身体に装着されたカメラであってもよい。
このような、生産システム1は、上位管理システム10と、作業管理システム20と、実装ライン40と、作業者端末50と、管理者端末60とを備える。
なお、本実施の形態では、上位管理システム10と、作業管理システム20とが別々のシステムであるが、これらが1つに纏められたシステムであってもよい。なお、本実施の形態では、生産システム1の構成要素の1つとして実装ライン40を例示しているが、実装ライン40に限定されず、実装ライン40以外の生産装置であってもよい。
[上位管理システム10]
上位管理システム10は、生産計画データベース、メンテナンス計画データベースなどを管理したりする機能を有する。また、上位管理システム10は、実装ライン40による作業対象となる基板及び部品などのワークについての情報、生産現場での作業に使用されるプログラム及びパラメータなどの生産データ、実装ライン40の稼働状態、各種作業過程で実行される検査の結果などを管理したりする機能も有する。
上位管理システム10は、第1上位記憶部11と、第2上位記憶部12と、処理部13と、通信部14とを有する。
第1上位記憶部11は、生産計画データベースを記憶している。生産計画データベースは、実装ライン40において製造される基板の生産数、生産順序、生産期間、生産終了予定日時、製造設備で使用される部品を特定する情報(部品番号、リール番号など)、部品の予定使用数などを含む。
第2上位記憶部12は、メンテナンス計画データベースを記憶している。メンテナンス計画データベースは、メンテナンス作業の作業計画、メンテナンス対象設備の使用回数、メンテナンス対象設備の使用期間、メンテナンスの日程などを含む。
処理部13は、第1上位記憶部11の生産計画データベース及び第2上位記憶部12のメンテナンス計画データベースを管理する。処理部13は、生産計画データベース及びメンテナンス計画データベースを更新したり、通信部14を介して生産計画データベースに基づく生産計画を実行させる指示を作業管理システム20に送信したり、通信部14を介してメンテナンス計画データベースに基づくメンテナンス作業の作業計画を実行させる指示を作業管理システム20に送信したりする。
通信部14は、通信ネットワークを介して作業管理システム20と有線通信または無線通信を行う。通信部14は、実装ライン40のワークについての情報、生産現場での作業に使用されるプログラム及びパラメータなどの生産データ、設備の稼働状態、各種作業過程で実行される検査の結果などを受信する。また、通信部14は、生産計画データベース及びメンテナンス計画データベースなどを作業管理システム20に送信する。
[作業管理システム20]
作業管理システム20は、生産計画データベースに基づく実装ライン40の生産計画、メンテナンス計画データベースに基づく実装ライン40及びメンテナンス装置のメンテナンス計画、及び、実装ライン40の作業者及び作業監督者が行う各種作業を管理するシステムである。作業管理システム20は、管理者エリアに配置されていてもよく、作業エリアに配置されていてもよい。また、作業管理システム20は、実装ライン40と統合されていてよく、クラウドに設けられていてもよく、本実施の形態に限定されない。
作業管理システム20は、実装ライン40のログ情報、及び、実装ライン40以外の設備(例えば、メンテナンス装置)のログ情報などの設備イベント情報を取得する。ここで設備イベント情報は、実装ライン40における製品の生産中に発生したエラー情報、部品残数に基づく補給警告情報なども含む。
また、作業管理システム20は、実装ライン40及び実装ライン40以外の生産装置の稼働に伴って実装ライン40及び実装ライン40以外の生産装置から出力される作業者による作業の情報、生産現場のフロア内に設置されている監視カメラ72が当該フロア内を撮像した画像、及び、作業者に装着された作業者カメラ71が作業者の作業を撮像した画像などに基づく作業イベント情報を取得する。作業管理システム20は、取得した作業イベント情報に基づいて、作業者による作業の適正を判定することで、作業者に作業教育を施すべき旨の通知をしたりする。作業イベント情報は、作業者による作業に関する情報の一例である。
作業管理システム20は、第1管理記憶部21と、第2管理記憶部22と、第3管理記憶部23と、第4管理記憶部24と、作業割り当て部25と、指示情報生成部26と、作業判定部27と、作業制限設定部28と、作業調整判定部29と、作業調整管理部30と、スキル管理部31と、通知部32とを備える。
第1管理記憶部21は、スキル情報管理データベースを記憶している。スキル情報管理データベースは、各作業者の各種作業ごとのスキル(作業者の作業能力マップ)、作業を開始した日及び作業に従事している日数を示す作業従事経歴などを含む。スキルは、各作業者の各種作業ごとに設定された作業の正確性、生産性、品質、効率性などを示す。また、作業ロボットの場合、スキル情報管理データベースは、作業ロボットの処理能力、処理速度、作業速度、作業時間、作業履歴などを含む。
第2管理記憶部22は、作業管理データベースを記憶している。作業管理データベースは、各作業者に割り当てられる作業に関する情報を含む。作業管理データベースは、生産計画データベース、メンテナンス計画データベース、およびイベント情報等から割り出された実施が必要な作業に関する情報を含む。また当該作業の内容、開始・終了時刻、実施作業者に関する情報が必要に応じて含まれる。スキル情報管理データベース及び要求レベルデータベースに基づいて、作業者に割り当てられた作業に関する情報が記憶されている。
第3管理記憶部23は、要求レベルデータベースを記憶している。要求レベルデータベースは、各種作業を実行するために作業者に要求されるスキルのレベル(スキルレベルと言うことがある)又はスキルの有無を含む。なお、スキルレベルは、例えば高・中・低の三段階で表されてもよいがこれに限られない。
第4管理記憶部24は、作業教育データベースを記憶している。作業教育データベースは、作業者のスキルレベル及び作業者による不適切な作業の内容などに応じて実行する、作業教育の内容、作業教育を行った回数などを含む。
ここでは、スキル情報管理データベース、作業管理データベース、要求レベルデータベース、及び、作業教育データベースの具体例を示す。
図3は、実施の形態における各データベースを示す図である。具体的には、図3の(a)は、スキル情報管理データベースd1の一例を示し、図3の(b)は、作業管理データベースd2の一例を示し、図3の(c)は、要求レベルデータベースd3の一例を示し、図3の(d)は、作業教育データベースd4の一例を示す。
スキル情報管理データベースd1は、図3の(a)に示すように、複数の作業者W1~W8のそれぞれについて、その作業者の識別子と、その作業者のスキルレベルとを示す。スキルレベルは、作業者の作業に対するスキルレベルを示し、例えば、「高」、「中」および「低」の3段階で示される。具体的には、図3の(a)の例では、スキル情報管理データベースd1は、作業者の識別子「A001」と、その作業者のスキルレベル「高」とを関連付けて示す。
作業管理データベースd2は、図3の(b)に示すように、複数の作業者W1~W8のそれぞれについて、その作業者の識別子と、その作業者の作業と、その作業の開始時刻および終了時刻とを示す。具体的には、図3の(b)の例では、作業管理データベースd2は、作業者の識別子「A001」と、その作業者の作業「はんだ付け」と、その作業の開始時刻「9:00」と、その作業の終了時刻「未定」とを示す。このような作業管理データベースd2には、予定されている作業と、その作業の予定されている開始時刻および終了時刻とが示されていてもよい。さらに、作業割り当て部25によって、その作業管理データベースd2の内容が更新されてもよい。例えば、作業割り当て部25は、第1作業者W1に対して第1作業が決定されると、その第1作業者W1の識別子に関連付けてその第1作業の名称を作業管理データベースd2に書き込んでもよい。また、作業者W1~W8のそれぞれの作業者端末50から、その作業者が行っている作業イベント情報が作業管理システム20に送信されてもよい。この場合には、作業割り当て部25は、それらの作業者の識別子に関連付けてその作業者の作業イベント情報を作業管理データベースd2に書き込んでもよい。なお、作業者W1~W8のそれぞれの作業者端末50は、作業者による入力部52への操作を受け付けることによってその作業イベント情報を取得してもよく、例えば現在位置を検知し、その現在位置で行われる作業を特定することによってその作業イベント情報を取得してもよい。また、作業管理データベースd2には、作業および時刻だけでなく、その他の情報がさらに示されていてもよい。
要求レベルデータベースd3は、図3の(c)に示すように、複数の作業のそれぞれについて、その作業と、その作業に要求されるスキルレベルである要求スキルレベルを関連付けて示す。複数の作業は、例えば、はんだ付け、不良基板修理、部品供給、および休憩などである。要求スキルレベルは、例えば「高」、「中」および「低」の3段階で示される。要求スキルレベルは3段階に限らず、3段階よりも少なくてもよいし、多くてもよい。また、要求スキルレベルは数値で示されてもよい。要求スキルレベル「低」の作業では、「低」以上のスキルレベルが要求される。同様に、要求スキルレベル「中」の作業では、「中」以上のスキルレベルが要求され、要求スキルレベル「高」の作業では、スキルレベル「高」が要求される。具体的には、図3の(c)の例では、要求レベルデータベースd3は、作業「はんだ付け」と、その作業の要求スキルレベル「高」とを関連付けて示す。なお、要求スキルレベルは、以下、要求レベルと総称される場合がある。
作業教育データベースd4は、図3の(d)に示すように、複数の作業者W1~W8のそれぞれについて、その作業者の識別子と、その作業者に対して行われる作業教育に関する情報とを含む。作業者の作業教育に関する情報は、その作業者の識別子と、作業者に対して施される教育内容と、教育回数とを関連付けて示す。具体的には、教育内容は、例えばスプライシング作業において、新たなリールのテープの先端と古いリールの後端との繋ぎ合わせの正確性、作業に掛かった時間などのように、作業者が作業を適切に行うようになるための訓練内容である。また、教育回数は、作業教育が施された回数である。教育回数は、例えば、特定の作業者において、作業教育が施された総数であってもよく、同一の作業に関して作業教育が施された回数であってもよい。
図1及び図2に示すように、作業割り当て部25は、第1管理記憶部21のスキル情報管理データベース、第2管理記憶部22の作業管理データベース、及び、第3管理記憶部23の要求レベルデータベースに基づいて、作業者に対して適切な作業を割り当てる。作業割り当て部25により割り当て結果に基づき、作業管理データベースの情報が更新される。
指示情報生成部26は、作業管理データベースを参照して、作業割り当て部25が割り当てた作業を指示するための情報である指示情報を生成する。指示情報生成部26は、通知部32を介して、生成した指示情報を管理者端末60および作業者端末50に送信する。
作業判定部27は、生産現場で作業する作業者による生産中の作業イベント情報に基づいて、作業者の作業良否(作業が適切か不適切か)を判定する。具体的には、作業判定部27は、通知部32を介して、実装ライン40及び作業者カメラ71などから作業イベント情報を取得する。作業判定部27は、取得した作業イベント情報に含まれる作業者の作業の成否、及び、作業に掛かった時間に基づいて、生産中の作業者の作業に制限(インターロック)が必要な事象が発生しているか否かを判定する。作業判定部27は、生産中に作業者の作業に制限が必要であることを判定した場合、通知部32を介して、作業者の作業に制限が必要な事象が発生した旨を作業者端末50及び管理者端末60に通知する。また、作業判定部27は、生産中に当該事象によって不適切な作業が発生していると判定した場合、第1管理記憶部21のスキル情報管理データベース、及び、第4管理記憶部24の作業教育データベースなどを更新する。ここで、制限とは、作業者に対して所定の作業ができないように、作業者の作業を制限することである。作業イベント情報は、例えば、作業者が実際に行った作業、作業に掛かった時間、作業者を特定するための識別子、不適切な作業の内容及び回数などを含む。作業判定部27は、通知部32を介して、不適切な作業が発生した旨を作業者端末50及び管理者端末60に通知する。
なお、作業ロボットの場合、作業判定部27は、作業イベント情報に基づいて、作業ロボットに修理が必要か否かを判定する。具体的には、作業判定部27は、作業イベント情報を取得すると、作業イベント情報に含まれる作業ロボットの作業の成否、及び、作業に掛かった時間に基づいて、不適切な作業をしたことによって作業ロボットの修理が必要な事象が発生しているか否かを判定してもよい。作業判定部27は、作業ロボットの修理が必要な事象が発生していることを判定した場合、第1管理記憶部21のスキル情報管理データベースなどを更新する。この場合、作業イベント情報は、作業ロボットが実際に行った作業、作業に掛かった時間、作業ロボットを特定するための識別子、不適切な作業の内容及び回数などを含む。
また、作業判定部27は、作業制限設定部28により作業者の作業を制限するか否かの判断の問い合わせが必要な場合、通知部32を介して、管理者の管理者端末60へ通知する。問い合わせが必要な場合には、所定の条件がある。所定の条件は、作業体の作業を制限することで生じる不具合、例えば、作業計画を満たすための必要最低人員を下回ると判定した場合、必要最低人員を確保することができるものの、作業の一時停止によって生産品質及び作業計画が低下すると作業判定部27が判定した場合などの不具合が生じるときを含む。このため、作業判定部27は、通知部32を介して、作業者の作業を制限することにより所定の条件を満たす場合に、作業者の作業の制限により所定の条件を満たすことも、合わせて管理者の管理者端末60へ通知する。
作業制限設定部28は、作業判定部27の判定結果に基づいて、生産中に作業者の作業を制限するインターロック制御部である。作業制限設定部28は、管理者による作業者の作業を制限するか否かの判断結果に基づいて作業者の作業を制限する。具体的には、作業イベント情報に示される作業者の作業が不適切であった場合、不適切な作業をした作業者、つまり作業の制限が必要な作業者に対して管理者が作業ロック認証をすることで、作業制限設定部28は、作業者の作業を制限する。作業の制限には、例えば、作業が制限された作業者に対して、作業割り当て部25が作業の割り当てをしない場合、及び、作業者が作業を求めても、作業制限設定部28が必要なスキルレベルを満たしていない作業者に作業をさせないように生産装置を停止又は一時停止させたりする場合などがある。
このとき、作業制限設定部28は、通知部32を介して、作業が制限された作業者へ作業が制限された旨を通知する。本実施の形態では、作業制限設定部28は、通知部32を介して、作業が制限された作業者端末50へ作業が制限された旨を通知する。なお、制限の度合または程度は、管理者が適宜設定することができてもよい。ここで作業ロック認証は、作業者の作業を制限するために管理者が行う認証である。
なお、作業制限設定部28は、作業が制限された作業者が作業をしようとした場合に、作業者が作業できないように生産装置を停止させてもよい。また、この場合、作業制限設定部28は、通知部32を介して、作業が制限された作業者の作業者端末50に作業の権限(スキル)が無いため作業ができないことを通知してもよい。
なお、作業ロボットの場合、作業イベント情報に示される作業ロボットの作業が不適切であった場合、不適切な作業をした作業ロボット、つまり作業に制限が必要な作業ロボットに対して管理者が作業ロック認証をすることで、作業制限設定部28は、作業ロボットの作業を制限する。このとき、作業制限設定部28は、作業ロボットの修理が完了するまで作業ロボットの作業を停止、又は、作業ロボットを停止させる。
また、作業制限設定部28は、所定の条件を満たした場合に作業者の作業の制限を解除する。このため、所定の条件は、さらに、管理者による作業の制限の解除(作業ロック解除)の認証、及び、作業者が制限された作業に関しての作業教育の完了などを含む。例えば、作業制限設定部28は、作業教育によって作業者の作業が適切になった場合(作業教育が完了した場合)、管理者の権限によって作業ロック解除された場合、作業者の作業の制限を解除する。
本実施の形態では、この解除は、作業者及び作業監督者のそれぞれが作業教育の完了通知を管理者にした場合に行われる。例えば、作業者及び作業監督者が一緒に作業教育としての作業を行うことで2人の認証によって作業教育の完了通知が管理者に行われたり、作業者が作業の完了を作業監督者に報告し、作業監督者がその報告に対して作業者の作業内容の確認を行ったりするという2段階の認証によって作業教育の完了通知が管理者に行われたりする。なお、作業教育の完了通知は、作業者及び作業監督者の少なくとも一方からの通知であってもよい。
作業調整判定部29は、生産中に、作業イベント情報に基づいて作業者に対して作業教育が必要か否かを判定する。作業調整判定部29は、管理者端末60から作業ロック認証を取得することで、不適切な作業をした作業者つまり作業が制限された作業者に対して、作業教育が必要であると判定し、作業が制限された作業者に対して作業教育の実行を設定する。作業調整判定部29は、生産中に、通知部32を介して、作業者に対する作業教育が必要である旨を通知する。本実施の形態では、作業調整判定部29は、作業者に対して作業教育が必要であることを判定した場合、通知部32を介して、作業制限設定部28により作業が制限された作業者に対して作業教育が必要である旨を作業者端末50に通知する。
また、作業ロボットの場合、作業調整判定部29は、作業イベント情報に基づいて作業ロボットに対して修理が必要か否かを判定する。作業調整判定部29は、管理者端末60から修理要求を取得することで、作業が制限された作業ロボットに対して、修理が必要であると判定する。作業調整判定部29は、通知部32を介して、作業ロボットへの修理が必要である旨を通知する。本実施の形態では、作業調整判定部29は、作業ロボットに対して修理が必要であることを判定した場合、通知部32を介して、作業ロボットに修理が必要である旨を修理作業者の作業者端末50に通知する。
作業調整管理部30は、作業教育の進捗状況を管理する。例えば、作業調整管理部30は、作業教育が行われている作業者のスキルの状態を把握することで、作業者に対する作業教育の効果を管理する。これにより、作業教育が作業者に合わない場合、作業者に問題がある場合などでは、作業調整管理部30は、別の作業教育を作業者に割り当てることもできる。
また、作業調整管理部30は、作業者及び作業監督者の少なくとも一方からの完了通知により作業教育が完了したと判定する。具体的には、作業調整管理部30は、管理者を介して、作業者及び作業監督者の少なくとも一方からの完了通知としての完了要求を取得すると、作業者に対する作業教育が完了したと判定する。
スキル管理部31は、作業イベント情報に基づいて作業者のスキルを管理する。つまり、スキル管理部31は、作業イベント情報に含まれる作業者の作業の成否、及び、作業に掛かった時間などに基づいて作業者における各種作業のスキルを設定する。スキル管理部31は、スキルの設定結果に基づき、スキル情報管理データベースの情報を更新する。
また、スキル管理部31は、作業者による作業教育の結果に基づき、作業者のスキルを設定する。つまり、スキル管理部31は、作業調整管理部30が作業者に対する作業教育が完了したと判定した場合、作業教育に対応する作業における作業者のスキルを更新することで作業者のスキルを設定する。例えば、スキル管理部31は、作業者に対して行われた作業教育に対応する作業について、作業者のスキルを初期値に戻したりする。
通知部32は、作業制限設定部28により作業者の作業を制限するか否かの判断の問い合わせを管理者へ通知する。例えば、通知部32は、作業者の作業に制限が必要な事象が発生した旨と、その作業者に関する情報とを管理者端末60に通知する際に、作業計画を満たすための必要最低人員を下回る場合、必要最低人員を確保することができるものの、作業の一時停止によって重要業績評価指標が低下する場合などが予測される場合、これらも合わせて管理者端末60に通知してもよい。
通知部32は、作業制限設定部28により作業が制限された作業者へ作業が制限された旨を通知する。また、通知部32は、作業者の作業監督者に、作業者の作業が制限された旨を通知する。例えば、通知部32は、作業者端末50を介して作業者及び作業監督者に作業が制限された旨を通知してもよく、管理者端末60を介して作業が制限された旨を作業者及び作業監督者に通知してもよい。
また、通知部32は、作業調整判定部29の判定結果に基づき、生産中に、作業が制限された作業者に対する作業教育が必要である旨を通知する。つまり、通知部32は、生産中において、作業が制限された作業者に対して作業教育が必要であることを作業調整判定部29が判定した場合、作業者に対する作業教育が必要であることを通知する。例えば、通知部32は、作業者及び作業監督者の少なくとも一方に作業教育が必要な旨を通知する。通知部32は、例えば、通信モジュール、表示部などを有していてもよい。
通知部32は、通信ネットワークを介して作業管理システム20、作業者端末50及び管理者端末60と有線通信または無線通信を行う。通知部32は、上位管理システム10から生産計画データベース及びメンテナンス計画データベースなどを受信する。また、通知部32は、実装ライン40から設備イベント情報などを受信する。また、通知部32は、作業者端末50から作業イベント情報などを受信する。また、通知部32は、生産計画データベースに基づく実装ライン40の生産計画、メンテナンス計画データベースに基づくメンテナンス計画などを実装ライン40及びメンテナンス装置に送信する。
[実装ライン40]
実装ライン40は、例えば、部品実装装置等の生産装置を複数連結して構成され、基板に部品を実装した実装基板を生産する機能を有する。例えば、実装ライン40では、ワークである基板を搬送方向の上流側から下流側に向けて順次搬送するために、印刷装置、印刷後検査装置、部品実装装置、実装後検査装置、リフロー装置などの生産装置が直列に連結されている。実装ライン40では、複数種類の実装基板を順番に生産することができる。実装ライン40では、複数種類の実装基板を生産する際に、作業者が行う作業によって、複数種類の実装基板の生産に必要な部品が供給される。本実施の形態では、実装ライン40の構成要素として印刷装置、印刷後検査装置、部品実装装置、実装後検査装置、リフロー装置などの生産装置を例示しているが、実装ライン40は、他の生産装置を含んでいてもよい。
また、実装ライン40は、記憶部41と、通信部42とを有する。
記憶部41は、実装ライン40を構成する各生産装置のログ情報を含む設備イベント情報を記憶する。記憶部41は、例えば、半田を印刷するための動作パラメータ、基板に印刷された半田を検査するための動作パラメータ、部品を基板に装着するための動作パラメータ、基板に装着された部品を検査するための動作パラメータ、半田印刷された基板に部品が装着された組立品を加熱するための動作パラメータ、製品を検査するための動作パラメータなどを記憶する。実装ライン40は、記憶部41に記憶された各動作パラメータに応じて、実装基板を生産する。
通信部42は、通信ネットワークを介して作業管理システム20、作業者端末50及び管理者端末60と有線通信または無線通信を行う。通信部42は、作業管理システム20から、生産計画データベースに基づく実装ライン40の生産計画、メンテナンス計画データベースに基づくメンテナンス計画などを受信する。また、通信部42は、設備イベント情報を作業管理システム20に送信する。
[作業者端末50]
作業者端末50は、作業者が携帯している端末である。作業者端末50は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、メガネ型端末などである。作業者端末50は、管理者端末60、作業管理システム20、及び、上位管理システム10と通信可能である。なお、作業ロボットの場合、作業ロボットが作業者端末に相当する端末を内蔵している。本実施の形態では、主に作業者端末50を用いて説明する。この生産システム1では、作業者端末及び作業ロボットの端末を含めた作業体端末が用いられてもよい。
作業者端末50は、表示部51と、入力部52と、通信部53とを有する。なお、作業者端末50は、作業者カメラ71を搭載していてもよい。
通信部53は、他の作業者及び作業監督者が携帯する作業者端末50、管理者が管理する管理者端末60、実装ライン40、作業管理システム20、及び、上位管理システム10などと通信ネットワークを介して無線通信を行う。
表示部51は、画像及び文字によって視覚的に認識できる情報を表示することができるモニタである。表示部51は、例えば、通信部53を介して作業教育が必要である旨の通知を受信した場合に、当該作業教育が必要である旨を表示したりすることができる。表示部51は、例えば、液晶パネル又は有機EL(Electro Luminescence)パネルなどである。
入力部52は、作業者の操作を受け付けることができる操作部である。入力部52は、例えば、作業者が作業教育に関する作業を実行した際に、通信部53を介して、管理者端末60及び作業監督者が携帯する作業者端末50に対して作業を実行した旨の通知を送信するための入力を受け付ける。入力部52は、例えば、タッチセンサ、ボタンなどである。
[管理者端末60]
管理者端末60は、管理者が携帯している端末である。管理者端末60は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、メガネ型端末などである。管理者端末60は、作業者端末50、作業管理システム20、上位管理システム10と通信可能である。
管理者端末60は、表示部61と、入力部62と、通信部63とを有する。
通信部63は、作業者及び作業監督者が携帯する作業者端末50、実装ライン40、作業管理システム20、及び、上位管理システム10などと通信ネットワークを介して無線通信を行う。
表示部61は、画像及び文字によって視覚的に認識できる情報を表示することができるモニタである。表示部61は、例えば、通信部63を介して作業教育が必要である旨の通知を受信した場合に、当該作業教育が必要な作業者を表示したりすることができる。表示部61は、例えば、液晶パネル又は有機ELパネルなどである。
入力部62は、管理者の操作を受け付けることができる操作部である。入力部62は、例えば、通信部63を介して、作業者及び作業監督者が携帯する作業者端末50、及び、作業管理システム20に対して、作業教育が必要な作業者に対して作業教育を行わせるための入力を受け付ける。入力部62は、例えば、タッチセンサ、ボタンなどである。
<動作>
本実施の形態における作業管理システム20、作業管理方法及びプログラムの動作について説明する。
[動作例1]
まず、作業者に対して、作業を割り当てる場合の動作について、図4を用いて説明する。
図4は、作業を割り当てる場合の動作を示すフローチャートである。
図4に示すように、作業管理システム20は、上位管理システム10から生産計画データベース及びメンテナンス計画データベースなどを取得する。具体的には、作業割り当て部25は、通知部32を介して、上位管理システム10から生産計画データベース及びメンテナンス計画データベースなどを受信する。作業割り当て部25は、作業者に対して割り当てる作業が存在しているか否かを判定する(S1)。作業割り当て部25は、ステップS1の判定を常時行う。
作業割り当て部25は、作業者に対して割り当てる作業が存在していないと判定した場合(S1でNO)、処理をステップS1に戻す。
また、作業割り当て部25は、作業管理データベースにおいて、作業者に対して割り当てる作業が存在していると判定した場合(S1でYES)、割り当て可能な作業者に対して作業を割り当てる(S2)。作業者の場合は、自身が行いたい作業を申請することで、作業割り当て部25は、作業者に対して作業を割り当てることができる。また、作業ロボットの場合は、作業割り当て部25が自動的に作業ロボットに対して作業を割り当てることができる。
具体的には、作業割り当て部25は、第1管理記憶部21からスキル情報管理データベース、第2管理記憶部22から作業管理データベース、及び、第3管理記憶部23から要求レベルデータベースを取得する。作業割り当て部25は、スキル情報管理データベースに基づいて、要求レベルデータベースに示された作業を実行するために要求されるスキルレベルを満たしている作業者を抽出する。作業割り当て部25は、抽出した各作業者のスキルレベルに応じて、作業管理データベースに示される各作業に必要な人数を割り出す。例えば、作業割り当て部25は、作業Aについてスキルレベルaの作業者であればn人必要であり、作業Aについてスキルレベルbの作業者であればn+α人必要であるということを割り出す。ここでn、αは1以上の自然数である。作業割り当て部25は、割り出した人数に応じて、過不足が生じないように、作業管理データベースに示された作業を各作業者に割り当てる。
なお、作業割り当て部25は、要求レベルデータベースに示された作業を実行するために要求されるスキルレベルを満たしている作業者に適切な作業を割り当ててもよい。
作業割り当て部25は、作業者と作業者に割り当てた作業の内容とを紐付け、第3管理記憶部23の作業管理データベースを更新することで、第3管理記憶部23に更新した作業管理データベースを記憶する。
作業割り当て部25が作業者に対して作業を割り当てると、指示情報生成部26は、作業割り当て部25が割り当てた作業者に対して、作業を指示するための情報である指示情報を生成する。指示情報生成部26は、通知部32を介して、管理者端末60および作業者端末50に生成した作業指示情報を送信する。
作業割り当て部25は、ステップS2で作業者に作業を割り当てた後、作業者に対して割り当てる作業が残っているか否かを判定する(S3)。
作業者に対して割り当てる作業が残っていることを、作業割り当て部25が判定した場合(S3でYES)、作業管理システム20は、処理をステップS1に戻す。要求レベルデータベースに示された作業は複数存在するため、要求レベルデータベースに示された作業が最小人数で運用されるように、最適な作業割り当てを実行してもよい。
作業者に対して割り当てる作業が残っていないことを、作業割り当て部25が判定した場合(S3でNO)、作業管理システム20は、図4の処理を終了する。
[動作例2]
次に、生産システム1において、作業者に対して作業を制限して作業教育を行い、作業教育が完了して制限を解除するまでの動作について、図2を用いて説明する。本動作例では、生産中の作業の場合を想定している。
図2に示すように、作業管理システム20は、実装ライン40、作業者端末50及び作業者カメラ71などから作業イベント情報を取得することで(S10)、作業者の作業を常時監視する(S11)。
作業管理システム20の作業判定部27は、通知部32を介して作業イベント情報を取得すると(S12)、作業イベント情報に基づいて、作業者による不適切な作業が発生したか否かを判定する。
作業判定部27は、不適切な作業が発生していると判定した場合、通知部32を介して、不適切な作業が発生した旨を管理者端末60に通知する(S13)。このとき、作業判定部27は、通知部32を介して、不適切な作業を発生させた作業者に関する情報も管理者端末60に送信する。これにより、管理者端末60の表示部61には、作業者に関する情報などが表示される。表示部61に表示された画像を図5に例示する。
図5は、実施の形態における生産システム1の管理者端末60の表示部61に表示された画像を示す図である。
管理者端末60の表示部61は、図5に示すように、通信部63を介して取得した、不適切な作業が発生した旨と、当該作業者に関する情報とを紐付けて表示する。
表示部61には、不適切な作業が発生した旨として、不適切な作業の内容などが表示され、作業者に関する情報として、作業者の名前、作業内容、作業時間(経過時間)、スキルなどが表示される。
管理者は、管理者端末60の表示部61に表示された当該作業者に関する情報に示される作業者に対して、作業教育要求をするか否かを判断する。例えば、作業イベント情報に示される作業者の作業が不適切であった場合、管理者は、不適切な作業をした作業者に対して、管理者が作業教育要求をする。
管理者が当該情報に示される作業者に対して作業教育の実行を判断すると、不適切な作業をした作業者に作業教育を実行させるために、管理者が管理者端末60の入力部62に作業ロック認証を入力する。つまり、管理者は、表示部61に表示された選択をボタンにおいて、作業を制限する選択「Yes」をすることで、入力部62は、通信部63を介して、作業ロック認証を作業管理システム20に送信する(S14)。このとき、スキル管理部31は、スキル情報管理データベースにおいて、不適切な作業をした作業者の当該作業のスキル情報を書き換えて更新する。具体的には、スキル管理部31は、当該作業のスキル情報の値を低下させる(例:中→低)。
なお、管理者が表示部61に表示された選択をボタンにおいて、作業を制限しない選択「No」をすると、当該作業者の作業は制限されない。なお、この場合、作業者に対して作業教育だけを行ってもよい。
作業管理システム20の作業制限設定部28は、作業ロック認証を受信することで、不適切な作業をした作業者に対して作業を制限(作業ロック)する(S15)。作業制限設定部28が当該作業者に対して作業を制限することで、例えば、作業者が作業をしようとしても、実装ラインを停止させたり、所定エリア内への立ち入りを禁止したり、作業の割り当てを中止したりすることができるようになる。
作業管理システム20の作業調整判定部29は、作業ロック認証を受信することで、作業が制限された作業者に対して作業教育が必要であると判定し、作業が制限された作業者に対して作業教育の実行を設定する。このとき、作業調整判定部29は、通知部32を介して、作業者に対する作業教育が必要である旨を、作業者及び作業監督者の少なくとも一方の作業者端末50に通知する(S16)。
また、作業が制限された作業者に作業教育をさせるために、管理者が管理者端末60の入力部62に入力することで、入力部62は、通信部63を介して、作業教育要求と、作業者の作業を作業ロックした旨(作業ロックの通知)とを、作業者及び作業監督者の少なくとも一方の作業者端末50にする(S16)。なお、作業教育が必要である旨の通知、及び、作業ロックの通知は、作業調整判定部29が通知部32を介して作業者端末50に同時に通知してもよく、別々のタイミングで通知してもよい。
これにより、作業が制限された作業者は、作業監督者から作業教育を受ける(S17)。このとき、作業調整管理部30は、作業が制限された作業者に対して行われる作業教育の進捗状況を管理する。例えば、作業調整管理部30は、通知部32を介して、作業教育を受けている作業者の作業イベント情報を取得することで、作業教育の進捗状況を管理する。
作業が制限された作業者の作業教育が完了すると、管理者端末60は、作業者及び作業監督者の少なくとも一方からの完了通知を取得する。つまり、作業者及び作業監督者の少なくとも一方が、作業者端末50の入力部52に作業教育の完了を入力することで、入力部52は、通信部53を介して、管理者端末60に作業教育の完了通知を送信する(S18)。図2の例では、作業者が作業監督者に対して作業教育の完了申請を行い、作業監督者が完了申請を承認した場合、作業監督者が作業者端末50の入力部62に、作業教育の完了通知を入力することで、管理者端末60に作業教育の完了通知が通知される場合を例示している。
管理者端末60が作業教育の完了通知を受信すると、管理者が管理者端末60の入力部62に入力することで、入力部62は、通信部63を介して、作業教育の完了通知としての作業ロック解除を作業管理システム20に送信する(S19)。
作業制限設定部28は、通知部32を介して、作業者及び作業監督者の少なくとも一方から完了通知としての完了要求を受信することにより、当該作業者に対して作業ロック解除する(S20)。本実施の形態では、作業制限設定部28は、管理者端末60を介して作業者及び作業監督者のそれぞれから完了通知としての完了要求を受信することで、作業ロック解除する。
また、作業者及び作業監督者の少なくとも一方から完了通知としての完了要求を受信することにより、作業調整管理部30は、作業教育が終了したと判定する。本実施の形態では、作業調整管理部30は、管理者端末60を介して作業監督者から完了通知としての完了要求を受信することで、作業教育が完了したと判定する。作業管理システム20のスキル管理部31は、作業調整管理部30が作業者に対する作業教育が完了したと判定した場合、作業教育に対応する作業における作業者のスキルを更新することで作業者のスキルを設定する。例えば、スキル管理部31は、作業者に対して行われた作業教育に対応する作業について、作業者のスキルを初期値に戻す(例:低→中)。こうして、作業者は、作業教育を受けることで作業者のスキルが向上するため、作業教育に関する作業を行うことができるようになる。
[動作例3]
次に、作業管理システム20における動作について、図6を用いて説明する。
図6は、実施の形態における作業管理システム20において、作業者に対して作業を制限した後に、作業の制限を解除して作業者のスキルを更新するまでの動作を示すフローチャートである。
図6に示すように、作業管理システム20は、実装ライン40、作業者端末50及び作業者カメラ71などから作業イベント情報を取得することで、作業者の作業を常時監視する(S21)。
作業管理システム20の作業判定部27は、通知部32を介して作業イベント情報を取得すると、作業イベント情報に基づいて、不適切な作業によって作業者の作業に制限が必要な事象が発生しているか否かを判定する(S22)。具体的には、作業判定部27は、作業者端末50及び作業者カメラ71などから、通知部32を介して作業イベント情報を取得すると、作業イベント情報に含まれる作業者の作業の成否、及び、作業に掛かった時間に基づいて、作業の制限が必要な事象が発生しているか否かを判定する。作業者が実際に行った作業、及び、作業に掛かった時間の少なくとも一方が不適切である場合、作業判定部27は、作業の制限が必要であると判定する。例えば、作業判定部27は、作業イベント情報に示される作業者が不適切な作業をした回数、又は、累積失敗率などが所定値以上であれば、作業が不適切であると判定する。また、作業判定部27は、作業に掛かった時間が所定時間以上であったり、所定時間以上を経過した作業の回数又は割合が所定値以上であったりしても、作業が不適切であると判定する。
作業判定部27は、作業の制限が必要な事象が発生していないと判定した場合(S22でNO)、ステップS21に処理を戻す。
作業判定部27は、作業の制限が必要な事象が発生していると判定した場合(S22でYES)、通知部32を介して、作業の制限が必要な事象が発生した旨と、その作業者に関する情報とを、管理者端末60に通知する(S23)。
なお、作業管理システム20は、作業の制限が必要な事象が発生した旨と、その作業者に関する情報とを管理者端末60に通知する際に、生産品質及び作業計画を満たすための必要最低人員を下回ってしまう場合、必要最低人員を確保することができるものの、作業の一時停止によって重要業績評価指標が低下する場合などが予測される場合、これらも合わせて管理者端末60に通知してもよい。
管理者端末60の表示部61は、通信部63を介して取得した当該作業者に関する情報などを表示する。管理者は、管理者端末60の表示部61に表示された当該作業者に関する情報に示される作業者に対して、作業を制限するか否かを判断する。例えば、作業イベント情報に示される作業者の作業が不適切であった場合、管理者は、不適切な作業をした作業者、つまり作業の制限が必要な事象が発生した作業者に対して、管理者が作業ロック認証する。管理者が当該情報に示される作業者に対して作業を制限することを判断すると、作業者の作業を制限するために、作業ロック認証を管理者が管理者端末60の入力部62に入力することで、入力部62は、通信部63を介して、作業ロック認証を作業管理システム20に送信する。ここで作業ロック認証は、作業の制限が実行される作業者の作業及び識別子などを含む。
また、作業管理システム20の作業制限設定部28は、通知部32を介して作業ロック認証を受信すると、作業ロック認証に示される作業者に対して、作業者の作業を制限する(S24)。
作業制限設定部28は、通知部32を介して、作業が制限された作業者へ作業が制限された旨を通知する(S25)。具体的には、作業制限設定部28は、通知部32を介して、作業が制限された作業者の作業者端末50に、作業が制限された旨を通知する。
作業調整判定部29は、作業イベント情報に基づいて作業の制限が必要な事象が発生した作業者、つまり作業が制限された作業者に対して作業教育が必要か否かを判定する(S26)。具体的には、作業調整判定部29は、作業制限設定部28が通知部32を介して作業ロック認証を受信したか否かを判定することで、作業が制限された作業者に対して作業教育が必要か否かを判定する。
作業制限設定部28が通知部32を介して作業ロック認証を受信していない場合、作業調整判定部29は、作業が制限された作業者に対して、作業教育が必要でないと判定する(S26でNO)。この場合、作業管理システム20は、図6の処理を終了する。
作業制限設定部28が通知部32を介して作業ロック認証を受信した場合、作業調整判定部29は、作業が制限された作業者に対して、作業教育が必要であると判定する(S26でYES)。
作業調整判定部29は、ステップS26でYESの場合、通知部32を介して、作業教育が必要であると判定された作業者に対して作業教育が必要である旨を通知する(S27)。つまり、作業調整判定部29は、ステップS26でYESの場合、通知部32を介して、作業教育が必要である旨を、作業者及び作業監督者の少なくとも一方の作業者端末50に通知する。
これにより、作業が制限された作業者は、作業監督者から作業教育を受ける。このとき、作業調整管理部30は、作業が制限された作業者に対して行われる作業教育の進捗状況を管理する(S28)。例えば、作業調整管理部30は、通知部32を介して、作業教育を受けている作業者の作業イベント情報を取得することで、作業教育の進捗状況を管理する。
作業管理システム20の作業調整管理部30は、作業教育が完了したか否かを判定する(S29)。具体的には、作業調整管理部30は、作業者及び作業監督者の少なくとも一方から、作業教育の完了通知を取得したか否かを判定する。
具体的には、作業が制限された作業者の作業教育が完了すると、管理者端末60は、作業者及び作業監督者の少なくとも一方からの完了通知を取得する。つまり、作業者及び作業監督者の少なくとも一方が、作業者端末50の入力部52に作業教育の完了を入力することで、入力部52は、通信部53を介して、管理者端末60に作業教育の完了通知を送信する。管理者端末60が作業教育の完了通知を受信すると、管理者が管理者端末60の入力部62に入力することで、入力部62は、通信部63を介して、作業教育の完了通知としての完了要求を作業管理システム20に送信する。つまり、作業調整管理部30は、通知部32を介して完了要求を受信することにより、作業者及び作業監督者の少なくとも一方から完了通知により作業教育が完了したと判定する。
これにより、作業調整管理部30は、通知部32を介して、作業者及び作業監督者の少なくとも一方から完了通知を受信することにより、作業教育が完了したと判定する(S29でYES)。本実施の形態では、作業調整管理部30は、作業者及び作業監督者のそれぞれから完了通知を取得することで、作業教育が完了したと判定する。また、作業調整管理部30は、通知部32を介して、作業者及び作業監督者の少なくとも一方から完了通知を受信していない場合、作業教育が完了していないと判定し(S29でNO)、ステップS29に処理を戻す。
作業調整管理部30は作業が制限された作業者に対する作業教育が完了したことを判定すると、作業制限設定部28は、作業者の作業の制限を解除する(S30)。作業制限設定部28は、通知部32を介して、作業者の作業の制限を解除した旨を作業者端末50に送信する。
スキル管理部31は、作業調整管理部30が作業者に対する作業教育が完了したと判定した場合、作業教育に対応する作業における作業者のスキルを更新する(S31)ことで、作業者のスキルを設定する。例えば、スキル管理部31は、作業者に対して行われた作業教育に対応する作業について、作業者のスキルを初期値に戻す。
こうして、作業者は、作業教育を受けることで作業者のスキルが向上するため、作業教育に関する作業を行うことができるようになる。
なお、動作例1~3では、主に作業体が作業者である場合について説明した。作業ロボットの場合、作業教育の代わりに、修理作業者が作業ロボットを修理する点で相違するが、動作例1~3においても作業体が作業ロボットである場合でも実質的に同様であるため、説明を省略する。
<作用効果>
実施の形態に係る作業管理システム20、作業管理方法及びプログラムの作用効果について説明する。
以上のように、本実施の形態における作業管理システム20は、生産現場で作業する作業体(作業者及び作業ロボット)による作業イベント情報(作業に関する情報)に基づいて作業体の作業良否を判定する作業判定部27と、作業判定部27の判定結果に基づいて、生産中に作業体の作業を制限する作業制限設定部28とを備える。
これによれば、作業イベント情報に基づいて作業体に対して作業調整(作業教育及び修理作業)が必要か否かを判定することで、作業調整が必要な作業体を特定することができる。そして、作業管理システム20では、作業調整が必要な作業体に対して、作業調整が必要である旨を通知することで、作業体に対して作業調整を受けるように指示をしたり、促したりすることができる。
したがって、作業管理システム20は、生産品質のバラツキを抑制することができる。
また、本実施の形態における作業管理システムにおいて、生産現場で作業する作業体による作業に関する情報に基づいて作業体の作業良否を判定する作業判定部27と、作業判定部27の判定結果に基づいて、作業体の作業を制限する作業制限設定部28とを備え、作業制限設定部28は、管理者による作業体の作業を制限するか否かの判断結果に基づいて作業体の作業を制限する。
この作業管理システムにおいても上述と同様の作用効果を奏する。
また、本実施の形態における作業管理方法は、生産現場で作業する作業体による生産中の作業イベント情報を取得し、作業イベント情報に基づいて作業体の作業良否を判定し、作業良否に基づいて、生産中に作業体の作業を制限する。
この作業管理方法においても上述と同様の作用効果を奏する。
また、本実施の形態におけるプログラムは、作業管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
このプログラムにおいても上述と同様の作用効果を奏する。
また、本実施の形態における作業管理システム20において、作業制限設定部28は、管理者による作業体の作業を制限するか否かの判断結果に基づいて作業体の作業を制限する。
これによれば、作業調整が必要な作業体に対して、生産中の作業を制限することができる。つまり、作業管理システム20は、管理者の判断によって、作業調整が必要な作業体に作業を行わせないようにすることができる。このため、生産現場での作業のバラツキをより抑制することができる。
また、本実施の形態における作業管理システム20は、作業制限設定部28により作業体の作業を制限するか否かの判断の問い合わせを管理者へ通知する通知部32をさらに備える。
これによれば、管理者は、作業体の作業を制限するか否かの判断の問い合わせを取得することができる。このため、管理者は判断の問い合わせに基づいて作業体の作業を制限するか否かを判断することができるため、作業計画の遂行と、生産品質のバラツキ抑制の両立を図ることができる。
また、本実施の形態における作業管理システム20において、通知部32は、作業体の作業を制限することにより所定の条件を満たす場合に、作業体の作業の制限により所定の条件を満たすことも管理者へ通知する。
これによれば、管理者は、作業体の作業を制限することで生じる不具合、例えば作業計画を満たすための必要最低人員を下回る場合、必要最低人員を確保することができるものの、作業の一時停止によって生産品質及び作業計画が低下するなどの不具合があるかどうかに基づいて、作業体の作業を制限するかどうかを判断することができる。このため、作業計画の遂行と、生産品質のバラツキ抑制との両立を図ることができる。
また、本実施の形態における作業管理システム20において、通知部32は、作業制限設定部28により作業が制限された作業体へ作業が制限された旨を通知する。
これによれば、作業体は、自身がした作業が不適切であり、作業が制限されていることを認識することができるとともに、制限のある作業ができなくなる。このため、生産現場での作業のバラツキをより抑制することができる。
また、本実施の形態における作業管理システム20において、通知部32は、作業体の作業監督者に作業体の作業が制限された旨を通知する。
これによれば、作業監督者は、作業が制限された作業体を把握することができるため、作業が制限された作業体に対して作業調整を実行することができる。
また、本実施の形態における作業管理システム20において、作業制限設定部28は、所定の条件を満たした場合に作業体の作業の制限を解除する。
これによれば、作業管理システム20は、所定の条件を満たした場合、作業体の作業の制限を解除することができる。つまり、作業体に対する作業調整を完了した場合、その作業体を作業に復帰させることができるようになる。このため、作業体は、再び作業をすることができるため、生産現場での生産性の低下と生産品質のバラツキとを抑制することができる。
また、本実施の形態における作業管理システム20において、所定の条件は、管理者による作業の制限を解除する認証を含む。
これによれば、作業制限設定部28は、当該認証を取得することで、作業体に対して実行した作業の制限を解除することができる。
また、本実施の形態における作業管理システム20において、所定の条件は、作業体が制限された作業に関しての作業調整の完了を含む。
これによれば、作業調整が完了した作業体に対して、作業調整が完了した作業をさせることができる。このため、作業体は、再び作業をすることができるため、生産現場での生産性の低下を抑制することができる。
また、本実施の形態における作業管理システム20において、作業調整の完了は、作業体の作業監督者による承認により認証される。
これによれば、作業体による作業のスキルが改善されたことを作業監督者が承認するため、作業調整が完了した作業体に対して、作業調整が完了した作業をさせることができる。このため、作業体は、再び作業をすることができるため、生産現場での生産性の低下を抑制することができる。
(実施の形態の変形例)
<構成:生産システム1a>
本変形例における生産システム1aの構成について説明する。
以下では、図7及び図8に示すように、本変形例における生産システム1aの基本的な構成は、実施の形態の生産システムと基本的な構成と同様であるため、本変形例における生産システム1aの基本的な構成について適宜説明を省略する。本変形例では、管理者が存在していない点で実施の形態と相違する。図7は、実施の形態の変形例における生産システム1aを示すブロック図である。図8は、実施の形態の変形例における生産システム1aを示す概略説明図である。
本変形例では、生産システム1aは、上位管理システム10と、作業管理システム20と、実装ライン40と、作業者端末50とを備える。
作業イベント情報に示される作業者の作業が不適切であった場合、作業管理システム20の作業判定部27は、通知部32を介して、不適切な作業が発生した旨と、不適切な作業をした作業者に関する情報とを作業者端末50に通知する。不適切な作業が発生した場合、作業管理システム20の作業調整判定部29は、作業イベント情報に基づいて作業者に対して作業教育が必要か否かを判定する。作業判定部27は、作業教育が必要であることを判定した場合、通知部32を介して、作業教育が必要な事象が発生した旨を作業者端末50に通知する。
作業調整判定部29は、作業者に対して作業教育が必要であることを判定した場合、通知部32を介して、作業制限設定部28により作業が制限された作業者に対して作業教育が必要である旨を作業者端末50などに通知する。
また、作業管理システム20の作業調整管理部30は、作業者及び作業監督者の少なくとも一方からの完了通知により、作業教育が完了したと判定する。具体的には、作業調整管理部30は、作業者及び作業監督者の少なくとも一方からの完了通知を取得すると、作業者に対する作業教育が完了したと判定する。
作業管理システム20の通知部32は、通信ネットワークを介して作業管理システム20、作業者端末50と有線通信または無線通信を行う。
実装ライン40の通信部42は、通信ネットワークを介して作業管理システム20、作業者端末50と有線通信または無線通信を行う。
作業者端末50は、作業管理システム20、上位管理システム10と通信可能である。
<動作>
本変形例における作業管理システム20、作業管理方法及びプログラムの動作について説明する。
[動作例1]
まず、生産システム1aにおいて、作業者に対して作業を制限して作業教育を行い、作業教育が完了して制限を解除するまでの動作について、図8を用いて説明する。
本動作例では、生産中の作業の場合を想定している。本動作例では、図2と同様の動作については、同一の符号を付して、適宜説明を省略する。
作業管理システム20では、ステップS10及びS11を経て、作業管理システム20の作業判定部27は、通知部32を介して作業イベント情報を取得すると(S12)、作業イベント情報に基づいて、作業者が不適切な作業をしたことによって作業教育が必要な事象が発生しているか否かを判定する(S15a)。
作業判定部27は、不適切な作業が発生していると判定した場合、不適切な作業が発生した旨を作業制限設定部28及び作業調整判定部29に出力する。
作業制限設定部28は、不適切な作業によって作業者の作業に制限が必要か否かを判定する(S15a)。
例えば、作業者が不適切な作業をした回数、又は、累積失敗率などが所定値以上であったり、作業に掛かった時間が所定時間以上であったりする場合、作業制限設定部28は、制限が必要であると判定する。本動作例では管理者が存在しないため、作業制限設定部28は、作業者による不適切な作業が所定回数以上、所定値以上、所定時間以上などを満たせば、生産中であっても、当該作業者に対して自動的に作業を制限する。なお、生産現場に応じて、生産中に作業をしている作業者に対して自動的に作業を制限し難い場合がある。この場合、作業を制限する前に、作業管理システム20が管理者に問い合わせを行うことで、作業を制限するか否かを決定してもよい。
作業制限設定部28は、不適切な作業によって作業者の作業に制限が必要と判定した場合、通知部32を介して、作業が制限された作業者の作業者端末50に、作業が制限された旨を通知する(S16)。
また、作業調整判定部29は、作業教育要求を取得することで、不適切な作業をした作業者に対して作業教育が必要であると判定し、通知部32を介して、不適切な作業をした作業者及び作業監督者の少なくともいずれかの作業者端末50に対して作業教育要求を通知する(S16)。
なお、本動作例では、作業制限設定部28による作業の制限と、作業調整判定部29が作業教育要求とを同時にするが、それぞれ異なるタイミングで別々に処理してもよい。
これにより、作業が制限された作業者は、作業監督者から作業教育を受ける(S17)。このとき、作業調整管理部30は、作業が制限された作業者に対して行われる作業教育の進捗状況を管理する。例えば、作業調整管理部30は、通知部32を介して、作業教育を受けている作業者の作業イベント情報を取得することで、作業教育の進捗状況を管理する。
作業が制限された作業者の作業教育が完了すると、作業管理システム20の作業調整管理部30は、作業者端末50から作業教育の完了通知を受信する(S18)。
作業調整管理部30は、完了要求を受信することにより、作業教育が完了したと判定する(S20)。
作業管理システム20のスキル管理部31は、作業調整管理部30が作業者に対する作業教育が完了したと判定した場合、作業教育に対応する作業における作業者のスキルを更新する。こうして、作業者は、作業教育を受けることで作業者のスキルが向上するため、作業教育に関する作業を行うことができるようになる。
なお、本動作例では、主に作業体が作業者である場合について説明した。作業ロボットの場合、作業教育の代わりに、修理作業者が作業ロボットを修理する点で相違するが、本動作例においても作業体が作業ロボットである場合でも実質的に同様であるため、説明を省略する。
[動作例2]
次に、作業管理システム20における動作について、図9を用いて説明する。
図9は、実施の形態の変形例における作業管理システム20において、作業者に対して作業を制限した後に、作業の制限を解除するまでの動作を示すフローチャートである。本動作例では、生産中の作業の場合を想定している。本動作例では、図6と同様の動作については、同一の符号を付して、適宜説明を省略する。
図9に示すように、作業管理システム20ではステップS21、S22を経て、作業判定部27は、作業者の作業に制限が必要な事象が発生していると判定した場合(S22でYES)、作業者の作業に制限が必要な事象が発生した作業者に関する情報を、作業制限設定部28に出力する(S23a)。
また、作業管理システム20の作業制限設定部28は、作業者の作業に制限が必要な事象が発生した作業者に対して、作業者の作業を制限する(S24)。
作業制限設定部28は、通知部32を介して、作業が制限された作業者の作業者端末50に作業が制限された旨を通知する(S25)。
作業調整判定部29は、作業イベント情報に基づいて作業者の作業に制限が必要な事象が発生した作業者、つまり作業が制限された作業者に対して作業教育が必要か否かを判定する(S26)。
例えば、作業者の作業に制限が必要な事象の発生が所定回数未満であれば、作業調整判定部29は、作業が制限された作業者に対して、作業教育が必要でないと判定する(S26でNO)。この場合、作業管理システム20は、図6の処理を終了する。
例えば、作業者の作業に制限が必要な事象の発生が所定回数以上であれば、作業調整判定部29は、作業が制限された作業者に対して、作業教育が必要であると判定する(S26でYES)。
作業調整判定部29は、ステップS26でYESの場合、通知部32を介して、作業教育が必要であると判定された作業者に対して作業教育が必要である旨を作業者の作業者端末50に通知する(S27)。
これにより、作業が制限された作業者は、作業監督者から作業教育を受ける。このとき、作業調整管理部30は、作業が制限された作業者に対して行われる作業教育の進捗状況を管理する(S28)。
作業管理システム20の作業調整管理部30は、作業教育が完了したか否かを判定する(S29)。具体的には、作業調整管理部30は、作業者及び作業監督者の少なくとも一方から作業教育の完了通知を取得したか否かを判定する。
作業調整管理部30は、通知部32を介して、作業者及び作業監督者の少なくとも一方から完了通知を受信することにより、作業教育が完了したと判定する(S29でYES)。また、作業調整管理部30は、通知部32を介して、作業者及び作業監督者の少なくとも一方から完了通知を受信していない場合、作業教育が完了していないと判定し(S29でNO)、ステップS29に処理を戻す。
そして、この作業管理システム20では、ステップS30、S31を経て処理を終了する。
なお、動作例1~2では、主に作業体が作業者である場合について説明した。作業ロボットの場合、作業教育の代わりに、修理作業者が作業ロボットを修理する点で相違するが、動作例1~2においても作業体が作業ロボットである場合でも実質的に同様であるため、説明を省略する。
本変形例においても上述と同様の作用効果を奏する。
(その他変形例等)
以上、本開示について、実施の形態に基づいて説明したが、本開示は、これら実施の形態等に限定されるものではない。
例えば、本実施の形態における作業管理システム、作業管理方法及びプログラム等において、管理者は、管理者端末を介して作業ロック認証などのような指示を入力したりする人であってもよく、管理者端末を管理するために作業ロック認証などを自動的に行う管理システム又は管理装置であってもよい。このため、作業体の作業を制限するか否かの判断は、人によって行われてもよく、設定により自動的に判断する管理システム又は管理装置であってもよい。
また、本実施の形態における作業管理システム、作業管理方法及びプログラム等に含まれるそれぞれの処理部は、典型的に集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。
また、集積回路化はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後にプログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、又はLSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
なお、上記実施の形態において、それぞれの構成要素は、専用のハードウェアで構成されるか、それぞれの構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。それぞれの構成要素は、CPU又はプロセッサ等のプログラム実行部が、ハードディスク又は半導体メモリ等の記憶媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、上記で用いた数字は、全て本開示を具体的に説明するために例示するものであり、本開示の実施の形態は例示された数字に制限されない。
また、ブロック図における機能ブロックの分割は一例であり、複数の機能ブロックを一つの機能ブロックとして実現したり、一つの機能ブロックを複数に分割したり、一部の機能を他の機能ブロックに移してもよい。また、類似する機能を有する複数の機能ブロックの機能を単一のハードウェア又はソフトウェアが並列又は時分割に処理してもよい。
また、フローチャートにおけるそれぞれのステップが実行される順序は、本開示を具体的に説明するために例示するためであり、上記以外の順序であってもよい。また、上記ステップの一部が、他のステップと同時(並列)に実行されてもよい。
その他、実施の形態に対して当業者が思いつくそれぞれの種変形を施して得られる形態、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本開示に含まれる。
本開示は、例えば、基板に部品を実装する部品実装ラインに利用可能である。
20 作業管理システム
27 作業判定部
28 作業制限設定部
29 作業調整判定部
30 作業調整管理部
31 スキル管理部
32 通知部

Claims (13)

  1. 生産現場で作業する作業体による生産中の作業に関する情報に基づいて前記作業体の作業良否を判定する作業判定部と、
    前記作業判定部の判定結果に基づいて、生産中に前記作業体の作業を制限する作業制限設定部とを備える
    作業管理システム。
  2. 前記作業制限設定部は、管理者による前記作業体の作業を制限するか否かの判断結果に基づいて前記作業体の作業を制限する
    請求項1に記載の作業管理システム。
  3. 生産現場で作業する作業体による作業に関する情報に基づいて前記作業体の作業良否を判定する作業判定部と、
    前記作業判定部の判定結果に基づいて、前記作業体の作業を制限する作業制限設定部とを備え、
    前記作業制限設定部は、管理者による前記作業体の作業を制限するか否かの判断結果に基づいて作業体の作業を制限する
    作業管理システム。
  4. 前記作業制限設定部により前記作業体の作業を制限するか否かの判断の問い合わせを管理者へ通知する通知部をさらに備える
    請求項1~3のいずれか1項に記載の作業管理システム。
  5. 前記通知部は、前記作業体の作業を制限することにより所定の条件を満たす場合に、前記作業体の作業の制限により前記所定の条件を満たすことも管理者へ通知する
    請求項4に記載の作業管理システム。
  6. 前記通知部は、前記作業制限設定部により作業が制限された前記作業体へ作業が制限された旨を通知する
    請求項4又は5に記載の作業管理システム。
  7. 前記通知部は、前記作業体の作業監督者に前記作業体の作業が制限された旨を通知する
    請求項4~6のいずれか1項に記載の作業管理システム。
  8. 前記作業制限設定部は、所定の条件を満たした場合に前記作業体の作業の制限を解除する
    請求項1~7のいずれか1項に記載の作業管理システム。
  9. 前記所定の条件は、管理者による前記作業の制限を解除する認証を含む
    請求項8に記載の作業管理システム。
  10. 前記所定の条件は、前記作業体が制限された前記作業に関しての作業調整の完了を含む
    請求項8又は9に記載の作業管理システム。
  11. 前記作業調整の完了は、前記作業体の作業監督者による承認により認証される
    請求項10に記載の作業管理システム。
  12. 生産現場で作業する作業体による生産中の作業に関する情報を取得し、
    前記作業に関する情報に基づいて前記作業体の作業良否を判定し、
    前記作業良否に基づいて、生産中に前記作業体の作業を制限する
    作業管理方法。
  13. 請求項12に記載の作業管理方法をコンピュータに実行させるための
    プログラム。
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