JP2022116427A - 蓋材及びそれを用いた容器 - Google Patents

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雅子 土田
Masako Tsuchida
康司 大塚
Yasushi Otsuka
隆亮 辻本
Takaaki Tsujimoto
久貴 山本
Hisataka Yamamoto
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

【課題】環境負荷を低減できる蓋材及びそれを用いた容器を提供する。【解決手段】紙製のブランク板30を折曲して形成され、開口部2aの周囲にフランジ部2bを有した有底筒状の容器本体2に被嵌される蓋材10であって、上面板11と、上面板11に対向する下面板12と、上面板11の左右端と下面板12の左右端とをそれぞれ連結する一対の側面板13とを備え、下面板12が破断可能な環状の破断線12aで囲まれた破断部15を有して、上面板11の下面に破断部15が接着され、破断線12aを破断した際に容器本体2が挿通される窓部16が形成される。【選択図】図6

Description

本発明は、蓋材及び蓋材を容器本体に被嵌した容器に関する。
ヨーグルト等の従来の容器は特許文献1に開示される。この容器は容器本体、内蓋及び外蓋を備える。容器本体は紙の内面側にポリエチレンを配した用紙により、口部の周囲にフランジを設けた有底筒状に形成される。内蓋は紙の内面側にポリエチレンを配した積層紙により形成され、フランジに熱接着される。外蓋は樹脂成形品により形成され、容器本体のフランジに嵌合する。
外蓋を取り外して内蓋をフランジから剥離することにより、内容物を取り出すことができる。また、外蓋を閉じて内容物の残った容器を保管することができる。
実全昭57-140384号(第3頁-第10頁、第9図)
しかしながら、上記従来の容器によると、外蓋が樹脂成形品により形成されるため、環境負荷が大きくなる問題があった。
本発明は、環境負荷を低減できる蓋材及びそれを用いた容器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、紙製のブランク板を折曲して形成され、開口部の周囲にフランジ部を有した有底筒状の容器本体に被嵌される蓋材であって、上面板と、前記上面板に対向する下面板と、前記上面板の左右端と前記下面板の左右端とをそれぞれ連結して前後方向に延びる折り線で二つ折りされる一対の側面板とを備え、前記下面板が環状の破断線で囲まれた破断部を有して、前記上面板の下面に前記破断部が接着され、前記破断線の破断によって前記フランジ部が挿通される窓部を形成可能であることを特徴としている。
また本発明は上記構成の蓋材において、一方の前記側面部に連設される糊代片と前記下面板とが接着され、前記糊代片の開放端が前記破断線上または前記破断線の外側に配されることを特徴としている。
また本発明は上記構成の蓋材において、前記側面板が、前記折り線に交差して前後方向に並設される一対の第1切込みを有することを特徴としている。
また本発明は上記構成の蓋材において、前記破断線の全周が前記フランジ部の外縁よりも外側に配されることを特徴としている。
また本発明は上記構成の蓋材において、前記破断線が前記フランジ部の外縁よりも内側に配され、前記破断線上から外側に延びる複数の第2切込みを周方向に並設したことを特徴としている。
また本発明の容器は、上記各構成の蓋材と、前記破断線の破断により開口する前記窓部を介して前記蓋材を被嵌した容器本体とを備えたことを特徴としている。
本発明によると、容器本体に被嵌される蓋材が紙製であるため、環境負荷を低減することができる。また、二つ折りされる側面板を起こすと破断部が上面板に接着された状態で破断線が破断し、下面板に窓部が開口する。蓋材は窓部を介して容器本体に被嵌される。この時、蓋材を装着する際に窓部が形成されるため、窓部を設けたブランク板を折曲して蓋材を形成するよりも蓋材を容易に形成することができる。
本発明の第1実施形態の容器を示す斜視図 本発明の第1実施形態の容器を示す正面図 本発明の第1実施形態の容器の外蓋を取り外した状態を示す斜視図 本発明の第1実施形態の容器の外蓋を示す斜視図 本発明の第1実施形態の容器の外蓋のブランク板を示す平面図 本発明の第1実施形態の容器の装着前の外蓋を示す底面図 本発明の第2実施形態の容器の装着前の外蓋を示す底面図
<第1実施形態>
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1、図2は第1実施形態の容器の斜視図及び正面図を示している。容器1はヨーグルト、ジャム等の粘稠物の内容物を密封して収納する。容器1は容器本体2、内蓋3(図3参照)及び外蓋10を備えている。外蓋10は容器本体2の上面に被嵌される。
図3は外蓋10を取り外した状態の容器本体2の斜視図であり、図4は容器本体2から取り外した状態の外蓋10を下方から見た斜視図である。
容器本体2は紙基材の内面に樹脂層を配した積層紙により、上面に開口部2aを有した有底筒状に形成される。開口部2aの周囲には外側に突出した環状のフランジ部2bが設けられる。内蓋3は内面側に熱接着性樹脂層を有した積層樹脂フィルムにより形成され、フランジ部2bに熱接着して容器本体2を密封する。内蓋3の一コーナーには内蓋3を剥離する際に摘持される摘持部3aが設けられる。
外蓋10は紙製のブランク板30(図5参照)を折曲して形成される。外蓋10は上面板11、下面板12、側面板13を備え、前後方向の両面を開口した筒状に形成される。上面板11及び下面板12は上下方向に対向し、下方に配される下面板12には容器本体2のフランジ部2bが挿入される窓部16が開口する。上面板11の下面には、詳細を後述するように窓部16の形成時に下面板12から取り外される破断部15が接着されている。
側面板13は一対設けられ、上面板11の左右端と下面板12の左右端とをそれぞれ連結する。側面板13の前後方向の中央部には、容器本体2に外蓋10を被嵌した際にフランジ部2bに係合するロック部20が形成される。
図5は外蓋10を形成するブランク板30の平面図を示している。ブランク板30はカード紙等の板紙により形成され、上面板11、側面板13、下面板12、側面板13、糊代片14が折り線31を介して順に連設される。
下面板12には破断可能な環状の破断線12aが設けられる。破断線12aは全周を容器本体2のフランジ部2bの外縁よりも外側に配される。破断線12aは周上の数カ所に刃止め12bを設けた切込みにより形成され、破断線12aの内側に形成される破断部15を切り離し可能になっている。破断線12aをミシン目により形成してもよい。
各側面板13には折り線13a及び切込み13b(第1切込み)が設けられる。折り線13aは前後方向に延び、折り線13aにより側面板13を二つ折りすることができる。切込み13bは両側面板13にそれぞれ一対設けられ、折り線13aに交差して前後方向に並設される。切込み13bの両端は側面板13の上下端(図5では左右端)に到達する。
図6は容器本体2(図1参照)に装着する前の外蓋10(蓋材)の底面図を示している。外蓋10はブランク板30を折り線13a上で折曲し、糊代片14を下面板12の端部にホットメルト等により接着して形成される。この時、破断線12aの内側の破断部15は上面板11の下面にホットメルト等によって接着される。また、側面板13が折り線13a上で二つ折り(山折り)されるため、上面板11と下面板12とが近接する。これにより、容器本体2に装着前の扁平な筒状の外蓋10が形成される。この時、糊代片14の開放端が破断線12a上または破断線12aの外側に配される。
外蓋10を容器本体2に装着する際に、二つ折りされた側面板13を起こして上面板11と下面板12とが離される。これにより、前述の図4に示すように破断線12aが破断して下面板12上に窓部16が開口し、破断部15は上面板11に接着された状態を維持される。この時、糊代片14の開放端が破断線12a上または破断線12aの外側に配されるため、破断部15が糊代片14に干渉することなく窓部16を確実に形成することができる。
そして、前述の図1に示すように、内蓋3により閉じられた容器本体2のフランジ部2bが窓部16に挿入され、窓部16を介して外蓋10が容器本体2に被嵌される。容器本体2に被嵌された外蓋10は側面板13の一対の切込み13bの内側が折り線13a上で谷折りされ、フランジ部2bの外縁よりも内側に進入してフランジ部2bに係合する。これにより、外蓋10を抜け止めするロック部20(図1参照)が形成される。
ここで、ブランク板30に予め窓部16が設けられていると、下面板12の窓部16の周囲は幅が細くなるためブランク板30を折り線13a上で容易に折曲することができない。本実施形態は破断部15を上面板11の下面に接着して外蓋10を容器本体2に装着する際に窓部16を形成するため、ブランク板30を折り線13a上で容易に折曲することができる。これにより、外蓋10の工数を削減して歩留りを向上することができる。
また、外蓋10を取り外して内蓋3をフランジ部2から引き剥がすことにより、内容物が取り出される。そして、外蓋10を閉じて内容物の残った容器1を保管することができる。
本実施形態によると、容器本体2に被嵌される外蓋10(蓋材)が紙製であるため、環境負荷を低減することができる。また、二つ折りされる側面板13を起こすと破断部15が上面板11に接着された状態で破断線12aが破断し、下面板12に窓部16が開口する。外蓋10は窓部16を介して容器本体2に被嵌される。この時、外蓋10を装着する際に窓部16が形成されるため、窓部16を設けたブランク板30を折曲して外蓋10を形成するよりも外蓋10を容易に形成することができる。従って、外箱10の工数を削減して歩留りを向上することができる。
また、糊代片14の開放端が破断線12a上または破断線12aの外側に配されるため、破断部15が糊代片14に干渉することなく窓部16を確実に形成することができる。
また、側面板13が折り線13aに交差して前後方向に並設される一対の切込み13b(第1切込み)を有する。これにより、フランジ部2bに係合して外蓋10を抜け止めするロック部20を容易に形成することができる。
また、破断線12aの全周がフランジ部2bの外縁よりも外側に配されるので、フランジ部2bが挿入される窓部16を容易に形成することができる。
<第2実施形態>
次に、図7は第2実施形態の容器1の外蓋10の底面図であり、容器本体2(図1参照)に装着される前の状態を示している。説明の便宜上、前述の図1~図6に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は下面板12の破断線12aの周囲に切込み12cが設けられる。その他の部分は第1実施形態と同様である。
下面板12に設けられる環状の破断線12aは容器本体2のフランジ部2bの外縁よりも内側に配される。切込み12c(第2切込み)は破断線12a上から外側に延び、複数の切込み12cが周方向に並設される。
外蓋10を容器本体2に装着する際に、二つ折りされた側面板13を起こして上面板11と下面板12とが離される。これにより、前述の図4と同様に破断線12aが破断して下面板12上に窓部16が開口し、破断部15は上面板11に接着された状態を維持される。
そして、内蓋3により閉じられた容器本体2のフランジ部2bが窓部16に挿入され、窓部16を介して外蓋10が容器本体2に被嵌される。この時、窓部16の周囲に切込み12cが設けられるため、フランジ部2bによって窓部16が押し広げられる。これにより、切込み12c間に形成される係合片12dがフランジ部2bの外縁よりも内側に進入し、外蓋10をより確実に抜け止めすることができる。
本実施形態によると、第1実施形態と同様に、容器本体2に被嵌される外蓋10(蓋材)が紙製であるため、環境負荷を低減することができる。また、二つ折りされる側面板13を起こすと破断部15が上面板11に接着された状態で破断線12aが破断し、下面板12に窓部16が開口する。外蓋10は窓部16を介して容器本体2に被嵌される。この時、外蓋10の装着時に窓部16が形成されるため、窓部16を設けたブランク板30を折曲して外蓋10を形成するよりも外蓋10を容易に形成することができる。
また、破断線12aがフランジ部2bの外縁よりも内側に配され、破断線12a上から外側に延びる複数の切込み12c(第2切込み)を周方向に並設している。このため、破断線12aの破断時にフランジ部2bの外縁よりも内側に進入する係合片12dが切込み12c間に形成され、外蓋10をより確実に抜け止めすることができる。
尚、第1、第2実施形態において、外蓋10の前後面が開口するが、上面板11または下面板12から折曲して外蓋10の前後面を覆うフラップを設けてもよい。この時、フラップにより上面板11と下面板12とを連結して左右方向に延びる折り線によってフラップを二つ折りしてもよい。
本発明によると、ヨーグルト、ジャム等の粘稠物の内容物を収納する容器に利用することができる。
1 容器
2 容器本体
2a 開口部
2b フランジ部
3 内蓋
3a 摘持部
10 外蓋(蓋材)
11 上面板
12 下面板
12a 破断線
12b 刃止め
12c 切込み(第2切込み)
12d 係合片
13 側面板
13a 折り線
13b 切込み(第1切込み)
14 糊代片
15 破断部
16 窓部
20 ロック部
30 ブランク板
31 折り線

Claims (6)

  1. 紙製のブランク板を折曲して形成され、開口部の周囲にフランジ部を有した有底筒状の容器本体に被嵌される蓋材であって、上面板と、前記上面板に対向する下面板と、前記上面板の左右端と前記下面板の左右端とをそれぞれ連結して前後方向に延びる折り線で二つ折りされる一対の側面板とを備え、前記下面板が破断可能な環状の破断線で囲まれた破断部を有して、前記上面板の下面に前記破断部が接着され、前記破断線の破断によって前記フランジ部が挿通される窓部を形成可能であることを特徴とする蓋材。
  2. 一方の前記側面部に連設される糊代片と前記下面板とが接着され、前記糊代片の開放端が前記破断線上または前記破断線の外側に配されることを特徴とする請求項1に記載の蓋材。
  3. 前記側面板が、前記折り線に交差して前後方向に並設される一対の第1切込みを有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の蓋材。
  4. 前記破断線の全周が前記フランジ部の外縁よりも外側に配されることを特徴とする請求項1~請求項3のいずれかに記載の蓋材。
  5. 前記破断線が前記フランジ部の外縁よりも内側に配され、前記破断線上から外側に延びる複数の第2切込みを周方向に並設したことを特徴とする請求項1~請求項3のいずれかに記載の蓋材。
  6. 請求項1~請求項5のいずれかに記載の蓋材と、前記破断線の破断により開口する前記窓部を介して前記蓋材を被嵌した容器本体とを備えたことを特徴とする容器。
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