JP2022114911A - 給湯器の取付構造 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022114911000001
【課題】取付時の位置合わせが容易且つ確実に行えて作業性に優れる給湯器の取付構造を提供する。
【解決手段】燃焼装置を収容する筐体2を、鉛直方向の取付面に固定された支持金具30を介して取付面に取り付ける給湯器の取付構造であって、筐体2の背板4に、背板4に固定される上板部21と、支持金具30に上方から係止可能で、支持金具30よりも左右方向の寸法が長い下板部23とを有する係止金具20が取り付けられており、下板部23を支持金具30に上方から係止させることで、筐体2が係止金具20を介して支持金具30により吊り下げ支持される。
【選択図】図4

Description

本発明は、給湯器を壁面等の取付面に取り付けるための構造に関する。
給湯器は、筐体内にバーナや熱交換器等を含む燃焼装置を収容してなり、例えば特許文献1に開示されるように、建物の壁面等の取付面に取り付けられた第1金具と、筐体の背面部に設けた第2金具とを用いて取り付けられる。ここでの第1金具は、手前上側へ立ち上がるL字状の支持部を備えており、第2金具には、支持部に上方から係合する下側の係合片と、取付面にネジ止めされる上側の延設部とが設けられている。
給湯器の取り付けは、まず第2金具の係合片を第1金具の支持部に上方から係止させ、筐体の位置を調整した後、延設部に設けただるま穴から位置決めネジを取付面にねじ込んで位置決め(仮止め)する。その後、延設部に設けたネジ挿通孔からボルトを取付面にねじ込めば(本止め)、給湯器の取付が完了する。
特開2018-31531号公報
上記特許文献1の取付構造では、第2金具が筐体の仮止めと本止めとを兼ねているため、第2金具が筐体の上端に取り付けられる。よって、取付面に取り付ける第1金具の位置も高くなり、係合片を第1金具に取り付ける際には筐体を高く持ち上げる必要があり、作業者の負担が大きくなる。また、第2金具の係合片は筐体の背面側に隠れて作業者から見えないため、係合片と第1金具の支持部との位置合わせをスムーズに行って仮止めするのに手間がかかる場合があった。
そこで、本発明は、取付時の位置合わせが容易且つ確実に行えて作業性に優れる給湯器の取付構造を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、本発明は、燃焼装置を収容する筐体を、鉛直方向の取付面に固定されて上向きの被係止部を有する支持金具を介して前記取付面に取り付ける給湯器の取付構造であって、
前記筐体の背面に、前記背面に固定される固定部と、前記固定部に連結されて前記被係止部に上方から係止可能で、前記被係止部よりも左右方向の寸法が長い係止部とを有する係止金具が取り付けられており、
前記係止部を前記被係止部に上方から係止させることで、前記筐体が前記係止金具を介して前記支持金具により吊り下げ支持されることを特徴とする。
本発明の別の態様は、上記構成において、前記係止部は、前記筐体の背面の左右幅の略全長に亘って設けられていることを特徴とする。
ここで「左右幅の略全長」とは、左右幅と同じ長さである場合と、左右幅よりもやや短い場合との双方を含む。
本発明の別の態様は、上記構成において、前記係止部は、前記被係止部への係止状態で前記支持金具に当接して左右方向に延びる折り返し部を下端に備えていることを特徴とする。
本発明の別の態様は、上記構成において、前記折り返し部は、下端から上方へ向かうに従って前後の厚みが大きくなる鋭角状の差込部を有し、前記差込部の前面は前傾していることを特徴とする。
本発明の別の態様は、上記構成において、前記係止部の左右両側には、前記係止部からの前記被係止部の脱落を防ぐストッパが設けられていることを特徴とする。
本発明の別の態様は、上記構成において、前記被係止部は、板状であることを特徴とする。
本発明の別の態様は、上記構成において、前記背面における前記係止金具よりも上方に、前記取付面に設けたネジに係止可能な仮止め孔と、前記取付面にネジ止め可能な本止め孔とを有する取付金具が固定されており、前記筐体は、前記支持金具に吊り下げ支持された状態で、前記取付金具を介して前記取付面に取り付け可能であることを特徴とする。
本発明の別の態様は、上記構成において、前記支持金具は、前記取付面に固定される固定板部と、前記固定板部の上端から前方へ折り曲げられる水平板部と、前記水平板部の前端から上方へ折り曲げられる前記被係止部とからなることを特徴とする。
本発明によれば、目視により厳密な位置合わせをしなくても、被係止部よりも左右に十分長い係止金具を支持金具へ簡単に係止させることできる。また、筐体が支持金具に吊り下げ支持された状態で左右の取付位置の微調整が可能となり、調整時に脱落するおそれもない。よって、取付時の位置合わせが容易且つ確実に行えて作業性に優れたものとなる。さらに、支持金具は係止金具よりも左右幅が小さくなるので、取付状態で筐体の左右から支持金具がはみ出すこともない。
本発明の別の態様によれば、上記効果に加えて、係止部は、筐体の背面の左右幅の略全長に亘って設けられているので、係止部を支持金具に係止させる際、側方から係止部を容易に視認でき、支持金具に係止させやすくなる。
本発明の別の態様によれば、上記効果に加えて、係止部は、被係止部への係止状態で支持金具に当接して左右方向に延びる折り返し部を下端に備えているので、折り返し部が支持金具に線接触して支持金具に対する左右のスライドがスムーズに行え、左右の取付位置の微調整が容易に行える。
本発明の別の態様によれば、上記効果に加えて、折り返し部は、下端から上方へ向かうに従って前後の厚みが大きくなる鋭角状の差込部を有し、差込部の前面は前傾しているので、係止部が支持金具へ係止しやすくなると共に、差込部の前面が支持金具に当接すると、前面の傾斜によって係止金具と共に筐体が取付面側へガイドされる。
本発明の別の態様によれば、上記効果に加えて、係止部の左右両側には、係止部からの被係止部の脱落を防ぐストッパが設けられているので、左右の取付位置の微調整を行う際に被係止部が係止金具から脱落することを確実に防止できる。
本発明の別の態様によれば、上記効果に加えて、被係止部は板状となっているので、支持金具の構造が簡単となり、係止金具の係止も容易に行える。
本発明の別の態様によれば、上記効果に加えて、背板における係止金具よりも上方に、取付面に設けたネジに係止可能な仮止め孔と、取付面にネジ止め可能な本止め孔とを有する取付金具が固定されているので、取付金具も利用して筐体を取付面へ強固に取り付けることができる。また、係止金具の位置が低くなり、係止金具に対応して支持金具も取付金具よりも低い位置に取り付けられるため、取付時に筐体を持ち上げる高さが低くて済む。
本発明の別の態様によれば、上記効果に加えて、支持金具を、固定板部と水平板部と被係止部とからなる構成としたことで、被係止部のみが上方へ突出する格好となる。よって、係止部を被係止部へ係止させる際、他の部分と干渉することなく、係止部を被係止部と取付面との間へスムーズに差し込むことができる。
給湯器の背面図である。 給湯器の側面図である。 (A)は係止金具の後方からの斜視図、(B)は前方からの斜視図である。 給湯器及び支持金具の後方からの斜視図(壁面は省略)である。 係止金具を支持金具に係止させる状態を示す側面からの説明図である(両金具は断面で示す)。 係止金具を支持金具に係止させた状態を示す側面からの説明図である(両金具は断面で示す)。 係止金具を支持金具に係止させた状態を示す背面からの説明図である(壁面は省略)。 変更例の支持金具の前方からの斜視図である。 係止金具を変更例の支持金具に係止させた状態を示す側面からの説明図である(両金具は断面で示す)。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、給湯器の一例を示す背面図、図2は側面図である。
給湯器1は、前面に開口を形成する縦長箱状の筐体2と、筐体2の前面を閉塞するフロントカバー3とを備えている。筐体2内には、バーナを有する燃焼部、熱交換器を有する熱交換部、排気部を含む燃焼装置等の構成部品が収容されている。
筐体2の背面を形成する背板4の上下には、壁面等の取付面に取り付けるための取付金具5,5が設けられている。この取付金具5は、背板4にネジ止めされる筐体側取付部6と、筐体側取付部6から後方へ折り曲げられる折曲部7と、折曲部7の後端から上向きに折り曲げられる壁側取付部8とを備える金属板である。
壁側取付部8は、横長矩形状を有し、左右方向の中央には、取付面に設けた仮止めネジ等に係止させるための仮止め孔9が形成されている。仮止め孔9の下側は、下向きに拡開するテーパ形状となっている。仮止め孔9の左右には、取付面にネジ止めするための複数の本止め孔10,10・・が、左右に延びる長円状に形成されている。
上側の取付金具5の下方で背板4には、係止金具20が取り付けられている。係止金具20は、図3及び図4にも示すように、上板部21と、中板部22と、下板部23とを備える。
上板部21は、左右方向に延びる帯状で、左右幅は、取付金具5より大きく、且つ背板4よりやや小さい長さとなっている。上板部21は、左右両端と中央部とが背板4にネジ止めされる。
中板部22は、上板部21の下端から後方へ延び、上板部21と左右幅が同じ帯状となっている。
下板部23は、中板部22の後端から下方へ延び、中板部22よりも左右幅が広い帯状となっている。下板部23の下端で左右両端を除く中央部位には、図5にも示すように、前側へ折り返されて内側に重なる折り返し部24が、ヘミング加工により形成されている。この折り返し部24は、下端から上方へ向かうに従って前後の厚みが大きくなる鋭角状に形成されて、折り返し部24の下端は、前面が傾斜面となる差込部25となっている。
下板部23の左右両端は、前方へ折り曲げた後、左右外側へ折り曲げる平面視L字状のストッパ片26,26となっている。このストッパ片26の外側への折り曲げ部分がそれぞれ背板4にネジ止めされている。よって、中板部22の下方には、後方が下板部23に、左右両側がストッパ片26,26に閉塞されて下方が開口する係止空間27が形成される。
取付面となる壁面W(図5)には、係止金具20に係止する支持金具30が取り付けられる。支持金具30は、図4に示すように、壁面Wにネジ等で固定される固定板部31と、固定板部31の上端から前方へ折り曲げられる水平板部32と、水平板部32の前端から上方へ折り曲げられる係止板部33とからなる。係止板部33は、左右方向へ延びる帯状で、左右幅は、係止金具20の係止空間27の左右幅よりも小さく(約1/2以下に)形成されている。
以上の如く構成された給湯器1を壁面Wに取り付ける場合、背板4に係止金具20を、壁面Wに支持金具30をそれぞれ取り付ける。
次に、図5に示すように、筐体2を、背板4を壁面W側に向け、係止金具20が支持金具30よりもやや上方となる高さまで持ち上げて、取付金具5が壁面Wに当接するまで後方へ移動させる。そして、そのまま筐体2を下方へ降ろすと、図6に示すように、支持金具30の係止板部33が係止金具20の係止空間27へ相対的に下方から差し込まれると共に、下板部23が係止板部33と壁面Wとの間に上方から差し込まれる。
このとき係止金具20の下板部23には、下端に鋭角状の差込部25が形成されているので、係止板部33の挿入はスムーズに行われる。特に差込部25は前面が傾斜面となっているので、差込部25の前面が係止板部33に当接しても、前面の傾斜によって係止金具20と共に筐体2が壁面W側へガイドされる。
また、係止空間27の左右幅は、係止板部33の左右幅よりも十分大きいので、左右に多少のずれがあっても係止板部33は係止空間27へ確実に導かれる。
こうして係止板部33が係止空間27へ相対的に差し込まれると、図6に示すように、差込部25の下端が水平板部32の上面に当接して、下板部23が折り返し部24と共に係止板部33に係止する。よって、筐体2は支持金具30を介して壁面Wから吊り下げ支持され、上下方向の位置合わせがなされる。
上下方向の位置を合わせた後、図7に示すように、筐体2を左右方向にスライドさせて、係止金具20と支持金具30との左右の相対位置を調整すれば、左右方向の位置合わせもなされる。これは支持金具30により支持された状態で行えるため、微調整も容易に行える。下板部23には、左右にストッパ片26,26が設けられているので、左右方向の位置合わせを行う際には、二点鎖線で示すように支持金具30がストッパ片26に当接してスライドが規制される。よって、係止板部33が係止空間27から脱落することはない。
こうして左右の位置合わせも行った後、上下の取付金具5,5の壁側取付部8,8を、本止め孔10を介してネジを壁面Wにねじ込んで固定する。すると、給湯器1は、上下の取付金具5,5によっても壁面Wに取り付けられる。但し、取付金具5,5を使用せずに係止金具20を介した吊り下げ支持にとどめてもよい。
上記形態の給湯器1の取付構造では、筐体2の背板4(背面)に、背板4に固定される上板部21(固定部)と、上板部21に連結されて係止板部33(被係止部)に上方から係止可能で、係止板部33よりも左右方向の寸法が長い下板部23(係止部)とを有する係止金具20が取り付けられており、下板部23を係止板部33に上方から係止させることで、筐体2が係止金具20を介して支持金具30により吊り下げ支持される。
この構成により、目視により厳密な位置合わせをしなくても、係止板部33よりも左右に十分長い係止金具20を支持金具30へ簡単に係止させることできる。また、筐体2が支持金具30に吊り下げ支持された状態で左右の取付位置の微調整が可能となり、調整時に脱落するおそれもない。よって、取付時の位置合わせが容易且つ確実に行えて作業性に優れたものとなる。さらに、支持金具30は係止金具20よりも左右幅が小さくなるので、取付状態で筐体2の左右から支持金具30がはみ出すこともない。
特に、下板部23は、筐体2の背面の左右幅の略全長に亘って設けられているので、下板部23を支持金具30に係止させる際、側方から下板部23を容易に視認でき、支持金具30に係止させやすくなる。
下板部23は、係止板部33への係止状態で支持金具30に当接して左右方向に延びる折り返し部24を下端に備えている。よって、折り返し部24が支持金具30に線接触して支持金具30に対する左右のスライドがスムーズに行え、左右の取付位置の微調整が容易に行える。
折り返し部24は、下端から上方へ向かうに従って前後の厚みが大きくなる鋭角状の差込部25を有し、差込部25の前面は前傾している。よって、下板部23が支持金具30へ係止しやすくなると共に、差込部25の前面が係止板部33に当接すると、前面の傾斜によって係止金具20と共に筐体2が壁面W側へガイドされる。
下板部23の左右両側には、下板部23からの係止板部33の脱落を防ぐストッパ片26(ストッパ)が設けられている。よって、左右の取付位置の微調整を行う際に係止板部33が係止金具20から脱落することを確実に防止できる。
係止板部33は、板状となっている。よって、支持金具30の構造が簡単となり、係止金具20の係止も容易に行える。
背板4における係止金具20よりも上方に、壁面Wに設けたネジに係止可能な仮止め孔9と、壁面Wにネジ止め可能な本止め孔10とを有する取付金具5が固定されている。よって、取付金具5も利用して筐体2を壁面Wへ強固に取り付けることができる。また、係止金具20の位置が低くなり、係止金具20に対応して支持金具30も取付金具5よりも低い位置に取り付けられるため、取付時に筐体2を持ち上げる高さが低くて済む。さらに、係止金具20と取付金具5との何れかを選択的に使用して筐体2を取り付けることもできる。
支持金具30を、壁面Wに固定される固定板部31と、固定板部31の上端から前方へ折り曲げられる水平板部32と、水平板部32の前端から上方へ折り曲げられる係止板部33とからなる構成としたことで、係止板部33のみが上方へ突出する格好となる。よって、下板部23を係止板部33へ係止させる際、他の部分と干渉することなく、下板部23を係止板部33と壁面Wとの間へスムーズに差し込むことができる。
以下、変更例について説明する。
係止金具の係止部の左右幅は、上記形態の下板部のように支持金具の係止板部の2倍以上あるのが望ましいが、係止板部よりも左右幅が大きければ、係止部の左右幅は上記形態より小さくしてもよい。逆に係止部の左右幅を背板の左右幅と等しくしてもよい。
下板部の差込部は、上記形態のように前面を前傾させなくてもよい。折り返し部を省略して、下板部自体を上方へ向かうに従って肉厚としてもよい。
ストッパは、上記形態のように背板に固定するストッパ片に限らない。下板部の左右両端から前方へ折り曲げられる折り曲げ片をストッパとしてもよい。下板部の左右両端に別体のネジ等を取り付けてストッパとしてもよい。ストッパを省略してもよい。
支持金具も、係止板部の左右幅を上記形態よりも大きくしたり小さくしたりしてもよい。
また、支持金具は、上記形態のような左右に延びる係止板部を備えるものに限らない。
図8は、支持金具の変更例を示している。この支持金具30Aは、壁面Wへネジ止めされる固定板部31の左右両端に、前方へ折り曲げられる一対の係止板34,34を備えている。係止板34,34の左右の間隔は、係止金具20の折り返し部24の左右幅よりも大きく、且つ係止空間27の左右幅よりも小さくなっている。係止板34,34の前側上端に、上方へ延びる爪35,35が形成されている。
この支持金具30Aに筐体2を支持させる場合も係止金具20を係止させることができる。すなわち、支持金具30に対する際と同様に、筐体2を、背板4を壁面W側に向け、係止金具20が係止板34,34よりもやや上方となる高さまで持ち上げて、取付金具5が壁面Wに当接するまで後方へ移動させる。そして、そのまま筐体2を下方へ降ろすと、係止板34,34の爪35,35が係止金具20の係止空間27へ相対的に差し込まれると共に、下板部23が爪35,35と壁面Wとの間に差し込まれる。
すると、図9に示すように、折り返し部24の左右外側に位置する下板部23の下端が係止板34,34の上面に当接し、筐体2は支持金具30Aを介して壁面Wから吊り下げ支持され、上下方向の位置合わせがなされる。
その他、給湯器自体の構成も上記形態に限らない。取付面も、壁面でなく、壁面に取り付けた別体のプレート等であっても差し支えない。
1・・給湯器、2・・筐体、3・・フロントカバー、4・・背板、5・・取付金具、20・・係止金具、21・・上板部、22・・中板部、23・・下板部、24・・折り返し部、25・・差込部、26・・ストッパ片、27・・係止空間、30,30A・・支持金具、33・・係止板部、34・・係止板、35・・爪、W・・壁面。

Claims (8)

  1. 燃焼装置を収容する筐体を、鉛直方向の取付面に固定されて上向きの被係止部を有する支持金具を介して前記取付面に取り付ける給湯器の取付構造であって、
    前記筐体の背面に、前記背面に固定される固定部と、前記固定部に連結されて前記被係止部に上方から係止可能で、前記被係止部よりも左右方向の寸法が長い係止部とを有する係止金具が取り付けられており、
    前記係止部を前記被係止部に上方から係止させることで、前記筐体が前記係止金具を介して前記支持金具により吊り下げ支持されることを特徴とする給湯器の取付構造。
  2. 前記係止部は、前記筐体の背面の左右幅の略全長に亘って設けられていることを特徴とする請求項1に記載の給湯器の取付構造。
  3. 前記係止部は、前記被係止部への係止状態で前記支持金具に当接して左右方向に延びる折り返し部を下端に備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の給湯器の取付構造。
  4. 前記折り返し部は、下端から上方へ向かうに従って前後の厚みが大きくなる鋭角状の差込部を有し、前記差込部の前面は前傾していることを特徴とする請求項3に記載の給湯器の取付構造。
  5. 前記係止部の左右両側には、前記係止部からの前記被係止部の脱落を防ぐストッパが設けられていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の給湯器の取付構造。
  6. 前記被係止部は、板状であることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の給湯器の取付構造。
  7. 前記背面における前記係止金具よりも上方に、前記取付面に設けたネジに係止可能な仮止め孔と、前記取付面にネジ止め可能な本止め孔とを有する取付金具が固定されており、 前記筐体は、前記支持金具に吊り下げ支持された状態で、前記取付金具を介して前記取付面に取り付け可能であることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の給湯器の取付構造。
  8. 前記支持金具は、前記取付面に固定される固定板部と、前記固定板部の上端から前方へ折り曲げられる水平板部と、前記水平板部の前端から上方へ折り曲げられる前記被係止部とからなることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の給湯器の取付構造。
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