JP2022114797A - 工作機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却液を熱源として発生する温度勾配に起因する変形を抑制できる工作機械を提供する。【解決手段】上面101に加工テーブルを保持してあり、上面101の縁に上方に突出する立ち壁102が周設してある基台10と、下縁部を立ち壁102の内側に嵌め込み、前記加工テーブルを囲む右壁94とを備える工作機械において、基台10の立ち壁102に設けてあり、基台10の外側に突出してある抑制部材20を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、工作機械に関する。
近年、複雑で高精度な加工部品が増えている。工作機械の加工精度は、工作機械自体の熱特性の影響を受ける。熱特性としては、例えば、部品毎の熱膨張率(熱膨張量)の差がある。部品毎に熱膨張量が異なる場合、反り等の変形が発生するので加工精度低下の原因となる。
特許文献1は、工作機械の表面に複数の窪みを形成し、工作機械周囲の空気流れの遅延を図ることで工作機械を外気と断熱し、外気による熱膨張量の差の発生、即ち変形の防止を開示している。
特開2009-220193号公報
工作機械は切削加工等の際にワーク及び工具で摩擦熱が発生するので冷却液を加工部分に流して冷やす。摩擦熱を冷やした冷却液は基台上を流れる。摩擦熱を冷やした冷却液は工具及びワークから熱を奪ったので周囲よりも温度が高い。故に基台には冷却液を熱源とする温度勾配が生じる。温度勾配が生じると、上述の如く、熱膨張量の差に起因する変形が発生する虞があり、加工精度低下の原因となる。
特許文献1の工作機械は外気による変形を防止するが、冷却液を熱源とする変形の問題については対応出来ない。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、冷却液を熱源として発生する温度勾配に起因する変形を抑制する工作機械を提供することにある。
本発明に係る工作機械は、上面に加工テーブルを保持してあり、該上面の縁に上方に突出する立ち壁が周設してある基台と、下縁部を前記立ち壁の内側に嵌め込み、前記加工テーブルを囲むカバーとを備える工作機械において、前記基台の前記立ち壁に設けてあり、前記基台の外側に突出してある突出部材を備える。
本発明にあっては、基台の上面は、ワーク及び工具を冷やした後の冷却液が流れるので、他の部分に比べて温度が高い。よって、基台の上面と他の部分との間に温度勾配による膨張量の差が発生し、基台に反りが生じる。同様に、突出部材でも、基台の上面に近い部分と遠い部分との間に温度勾配による膨張量の差が発生し、反りが生じる。この際、突出部材での反りは、基台での反りと打ち消し合う。故に工作機械は基台の反りを抑制できる。
本発明に係る工作機械は、前記突出部材は着脱可能である。
本発明にあっては、突出部材が着脱可能であるので、基台にカバーを取り付けた後でも、突出部材を、基台に取り付けることができる。よって、突出部材がカバーの取り付けの邪魔にならない。
本発明に係る工作機械は、前記突出部材は、前記立ち壁から外方に延びる第一部分と、前記第一部分の外縁に連設してある第二部分とを有する。
本発明にあっては、第二部分が第一部分を介して基台の立ち壁に接触しているので、基台の上面の熱は第一部分を介して第二部分に伝導する。よって、第二部分が直接基台と接触している場合に比べて、基台及び第二部分間の温度差を大きくすることができる。従って、熱膨張量の差に係る反りも大きく、基台の反りを確実に抑制できる。
本発明に係る工作機械は、前記第二部分は前記第一部分と交差しており、前記第一部分及び前記第二部分が成す空間に配置してある電気線を備える。
本発明にあっては、第二部分が第一部分と交差するので第一部分及び第二部分は所定の空間を構成する。該空間に電気線を収納できる。
本発明に係る工作機械は、前記第一部分は、前記立ち壁と並行に延びており、前記立ち壁に接触する取付部分を有する。
本発明にあっては、第1部分が、取付部分を介して立ち壁に取り付けてあり、立ち壁に沿って延びる。
本発明によれば、切削加工等の際に、ワーク及び工具を冷やした後の冷却液を熱源として発生する温度勾配に起因する変形を抑制できる。
実施形態1に係る工作機械を示す斜視図である。 図1のII-II線による縦断面図である。 図2の破線で囲む部分を拡大して示す拡大図である。 抑制部材の斜視図である。 抑制部材の斜視図である。 実施形態1に係る工作機械にカバー及び抑制部材を取り付けていない状態を示す部分的断面図である。 実施形態1に係る工作機械にカバーを取り付けて、抑制部材を取り付けていない状態を示す部分的断面図である。 抑制部材による基台の反りの抑制を説明する模式図である。 抑制部材による電気線の収容を説明する部分的断面図である。 実施形態2に係る工作機械の抑制部材の斜視図である。
以下に、本実施形態に係る工作機械について、図面に基づいて詳述する。
(実施形態1)
図1、図2の如く工作機械100は基台10と、基台10の上側に設けてあるカバー9とを備える。
基台10は、金属製であり、前後方向に延びる略筐体である。基台10は上面101が窪んでおり、上面101の中央部に、加工テーブル8と、加工テーブル8の移動機構81とを保持している。また、加工テーブル8よりも後側には、立柱2が設けてある。立柱2の前面には主軸ヘッド4が設けてある。主軸ヘッド4は、上下方向に移動可能である。
主軸ヘッド4は下端部に工具を装着する主軸6を有する。主軸6は上下に延びる略柱形状をなす。主軸ヘッド4の上端部には主軸6の回転を行う主軸モータ5が設けてある。立柱2の上下方向中途部に、二つの連結板(不図示)を介して工具マガジン7が設けてある。前記二つの連結板の前端部に工具マガジン7が固定してある。工具マガジン7は、例えばタレット式の工具マガジンであり、複数の工具を収納する。工具マガジン7は主軸ヘッド4よりも前側に位置する。
カバー9は、基台10の上面101の縁に沿って周設してあり、加工領域を囲んでいる。カバー9は、加工テーブル8、移動機構81、主軸ヘッド4を取り囲むように設けてある。
カバー9は、前壁91、後壁92、左壁93及び右壁94を有し、横断面視中空の矩形である。前壁91の中央部には、矩形状の開口95と、開口95を開閉する扉96とが設けてある。右壁94には開口97と、開口97を開閉する扉98とが設けてある。左壁93には開口と、前記開口を開閉する扉99とが設けてある。
後壁92の表面には、制御装置3が設けてある。制御装置3は、工作機械100における工具交換、ワーク加工等に関連する制御を行う。例えば、制御装置3は、工具マガジン7を回転して、工具を所定位置に割り出し、主軸ヘッド4の下降を行い、主軸6に工具を装着する。また、制御装置3は、主軸ヘッド4の上昇を行い、工具を主軸6から取り外し、工具マガジン7に収納する。
図3の如く上面101の縁には立ち壁102が周設してある。立ち壁102は基台10の各側面の縁から上方に立ち上がる。
上面101の各縁部であって、立ち壁102の基部の近傍には、段差部103が周設してある。段差部103の上面は平らであり、カバー9を固定する為のネジ穴104が所定の間隔で複数形成してある。
前壁91、後壁92、左壁93及び右壁94は、夫々の下部が内側に湾曲している。以下では、図3に基づいて、右壁94の下部構成について説明し、前壁91、後壁92、左壁93については説明を省略する。
上述の如く、右壁94は下部が内側に湾曲してテーパ部941を形成してある。テーパ部941は、前後方向に延びる長方形をなしている。テーパ部941の下端には立脚部942が連設してある。
立脚部942は縦断面視L字形状をなしており、前後方向に延びる。立脚部942はテーパ部941の下端から垂直に下方に延びる支持部943と、支持部943の先端から上面101の中央側に略直角に折り曲がった屈曲部944とを有する。テーパ部941、支持部943及び屈曲部944は一体形成してある。
屈曲部944には、厚み方向に貫通する貫通孔(不図示)が所定の間隔で、長手方向に複数形成してある。右壁94が基台10に取り付けてある場合、屈曲部944の下面が段差部103の上面と当接する。この際、屈曲部944の前記貫通孔の位置は、段差部103のネジ穴104の位置と整合する。ネジB1が屈曲部944の前記貫通孔を挿通し、段差部103のネジ穴104と螺合することにより、右壁94を基台10に固定する。
工作機械100の左右両側に、基台10の反りを抑制する抑制部材20(突出部材)が、夫々設けてある。抑制部材20は、左壁93及び右壁94の下部近傍に夫々設けてある。図2の如く、抑制部材20は、基台10の左側壁11及び右側壁12に夫々設けてある。
以下、便宜上、図3-図5に基づいて、右側壁12に設けてある抑制部材20についてのみ説明する。
抑制部材20は、例えば、基台10と同じ金属製である。抑制部材20は、右側壁12に取り付ける為の取付部21と、取付部21の上端から工作機械100の外側に延びる連結部22と、連結部22の先端に連設してある矩形板部23とを備える。連結部22は、取付部21及び矩形板部23の間に介在し、取付部21及び矩形板部23を連結する。
取付部21は、略短冊状であり、一方向(以下、長手方向)に延びる。取付部21は右側壁12の上側の縁部に取り付けてある。取付部21の長手方向の寸法は、右側壁12の前後方向の寸法と略等しい。取付部21の前後両端部では、長手方向と交差する方向(以下、短手方向)の寸法が、中央部より少し短い。
また、取付部21には、長手方向に略同一間隔にて、厚み方向に貫通する貫通孔213が形成してある。取付部21の表側面には、各貫通孔213の周囲に、座ぐり211、212が形成してある。座ぐり211は、取付部21の両端部に形成された矩形の凹部であり、座ぐり212は、短手方向に延びる細長い凹部である。ネジB2が各貫通孔213を挿通し、基台10の右側壁12に設けてあるネジ穴(不図示)と螺合することにより、取付部21(抑制部材20)が右側壁12に固定してある(図3参照)。
取付部21の上端には連結部22が連設してある。連結部22は取付部21と一体形成してある。
連結部22は、断面視略L字形状をなしている。詳しくは、連結部22は、右側壁12に対して垂直に延びる直立板部221と、直立板部221の先端から下方に延設してあり、矩形板部23を固定するための固定部222とを有する。直立板部221は固定部222と一体形成してある。取付部21の長手方向での連結部22の寸法は取付部21と同じである。
直立板部221は取付部21の長手方向に延びる長方形の板材である。直立板部221の上面は平坦面であり、図3に示すように、前記上面は立ち壁102の縁の端面と面一をなしている。固定部222は略短冊形状をなしており、取付部21の長手方向に延びる。固定部222は取付部21と平行である。固定部222の右側面に矩形板部23が固定してある。
矩形板部23は取付部21の長手方向に沿って延びている。矩形板部23の長手方向の寸法は取付部21の長手方向の寸法と略同じである。矩形板部23の短手方向の寸法は、固定部222の短手方向の寸法よりも2倍以上大きい。図3に示すように、矩形板部23では、矩形板部23の長辺の縁と、固定部222の長辺の縁とを合わしており、矩形板部23の一方の主面が固定部222の外側面に、例えば、溶接によって固定してある。この際、直立板部221は矩形板部23と略直角をなす。
以下、図2、図6及び図7に基づいて、抑制部材20の取り付け方法について説明する。
図6及び図7の如く、抑制部材20を基台10に取り付ける前に、作業者は、カバー9(前壁91、後壁92、左壁93及び右壁94)を基台10に取り付ける。作業者は、前壁91、後壁92、左壁93及び右壁94の夫々の下端部を、基台10の立ち壁102の内側に嵌め込む。
次いで、作業者は、前壁91、後壁92、左壁93及び右壁94の各立脚部の屈曲部に形成してある貫通孔を、段差部103のネジ穴104に合わす。そして、作業者は、ネジB1を屈曲部944の前記貫通孔に挿通し、段差部103のネジ穴104に螺合して止める。これによって、前壁91、後壁92、左壁93及び右壁94を基台10に固定でき、前壁91、後壁92、左壁93及び右壁94の取り付けが完了する。
以降、図2の如く抑制部材20を基台10の左側壁11及び右側壁12に夫々取り付ける。上述の如く、作業者は、取付部21の各貫通孔213にネジB2を挿通し、基台10の右側壁12の前記ネジ穴に螺合して止める。これにより、取付部21を右側壁12に固定できる。同様に、作業者は、左側壁11にも抑制部材20を取付ける。
実施形態1に係る工作機械100は、上述の如く、抑制部材20が着脱可能であるので、基台10へのカバー9の取り付けが完了した後に、抑制部材20を取り付ければ良い。従って、抑制部材20が、基台10へのカバー9の取り付けに邪魔にならず、基台10の立ち壁102付近に、作業空間を確保できる。
一方、工作機械100が、切削加工等を行う場合、加工テーブル8上のワークに冷却液を流して切屑を洗い落とす。この際、冷却液は工具及びワークから熱を奪い、工具及びワークを冷やす。加工テーブル8から流れ落ちる冷却液は基台10の上面101を流れる。上面101を流れる冷却液は工具及びワークから熱を奪っているので、室温よりも高い温度を有する。
しかし、基台10において上面101を除く他の部分は、冷却液よりも低い室温に触れている。よって、基台10においては上面101から遠い程温度が低くなる温度勾配が生じる。この温度勾配により、基台10内に、熱膨張差が発生する。即ち、上面101に近い程膨張量が大きく、上面101から遠い程膨張量が少なくなり、基台10に反りが発生する。
基台10に反りが発生した場合、上面101上の加工テーブル8と主軸6との間の相対距離の変更を招くので、加工精度低下の原因となる。
これに対して、実施形態1に係る工作機械100では、抑制部材20が基台10の反りを抑制する。
図8は、抑制部材20による基台10の反りの抑制を説明する模式図である。図8では、抑制部材20及び基台10を四角で模式的に示しており、上面101の位置を破線で模式的に示している。以下、図8及び図3に基づいて、抑制部材20による基台10の反りの抑制を詳しく説明する。また、便宜上、右側壁12に取り付けてある抑制部材20を例に説明する。
上述の如く、抑制部材20は、上面101に近い右側壁12の上側の縁部に取り付けてあり、右側壁12の上側の縁部の略全長に亘って設けてある。基台10と同様、抑制部材20でも温度勾配が生じる。上面101に近い取付部21では温度が高く、膨張量が大きいが、矩形板部23は上面101から遠いうえに、連結部22を通した熱伝導は生じ難いので膨張量が少ない。よって、図8の如く、抑制部材20では、下方に凸の曲げ変形(反り)が生じる。
即ち、基台10では、上方に凸の反りが発生するのに対し、抑制部材20では下方に凸の反りが発生するので、基台10及び抑制部材20で発生する反りは互いに反対方向に作用する凸の反りである。よって、基台10及び抑制部材20で発生する反りは打ち消し合う。この結果、工作機械100は基台10の反りを抑制できる。従って、実施形態1に係る工作機械100では、基台10の反りに起因する加工精度の低下を未然に防止できる。
また、本発明は以上の記載に限定されるものではない。抑制部材20に電気線を収容することも可能である。図9は、抑制部材20による電気線の収容を説明する部分的断面図である。図9は、右側壁12に取り付けてある抑制部材20を例示している。以下、図3及び図9に基づいて説明する。
上述の如く、実施形態1に係る工作機械100では、抑制部材20は右壁94のテーパ部941の下側に位置しており、直立板部221が矩形板部23と直角をなしている(図3参照)。よって、テーパ部941、直立板部221及び矩形板部23により断面視三角形の空間が形成してある(図3の破線部分参照)。
このように、抑制部材20及びテーパ部941の間に形成してある前記三角形の空間に、図9の如く、電気線30を収容できる。前記三角形の空間に電気線30を収容することによって、実施形態1に係る工作機械100の見栄えを良くできる。また、電気線30の配線用に別部材を設ける必要がなくなり、部品点数を削減できる。
(実施形態2)
実施形態2に係る工作機械100は、実施形態1と同様、抑制部材20Aを備えているが、その形状において相違する。
図10は、実施形態2に係る工作機械100の抑制部材20の斜視図である。実施の形態1と同様の部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。抑制部材20Aは、例えば、基台10と同じ金属製である。抑制部材20Aは、基台10の側壁に取り付ける為の取付部21と、取付部21の上端から工作機械100の外側に延びる張出部24とを備える。取付部21は実施形態1にて既に説明しており、説明を省略する。
張出部24は矩形の板形状をなしており、張出部24の一方の長辺側の縁が取付部21の上側の縁に連設してある。張出部24の長手方向の寸法は、取付部21の長手方向の寸法と等しい。張出部24は取付部21の縁から斜め上側に延びる。
このような実施形態2の抑制部材20Aにおいても、実施形態1と同様、温度勾配が生じる。上面101に近い取付部21では温度が高く、膨張量が大きいが、張出部24は上面101から遠く、室温に触れているので、抑制部材20Aでは、下方に凸の曲げ変形(反り)が生じる。一方、基台10では、上方に凸の反りが発生する(図8参照)。よって、基台10及び抑制部材20Aで発生する反りは打ち消し合うので、基台10の反りを抑制できる。従って、実施形態2に係る工作機械100では、基台10の反りに起因する加工精度の低下を未然に防止できる。
8 加工テーブル
9 カバー
10 基台
20 抑制部材(突出部材)
21 取付部
22 連結部(第一部分)
23 矩形板部(第二部分)
30 電気線
100 工作機械
101 上面
102 立ち壁
942 立脚部(下縁部)

Claims (5)

  1. 上面に加工テーブルを保持してあり、該上面の縁に上方に突出する立ち壁が周設してある基台と、下縁部を前記立ち壁の内側に嵌め込み、前記加工テーブルを囲むカバーとを備える工作機械において、
    前記基台の前記立ち壁に設けてあり、前記基台の外側に突出してある突出部材を備える工作機械。
  2. 前記突出部材は着脱可能である請求項1に記載の工作機械。
  3. 前記突出部材は、
    前記立ち壁から外方に延びる第一部分と、
    前記第一部分の外縁に連設してある第二部分とを有する請求項1又は2に記載の工作機械。
  4. 前記第二部分は前記第一部分と交差しており、
    前記第一部分及び前記第二部分が成す空間に配置してある電気線を備える請求項3に記載の工作機械。
  5. 前記第一部分は、
    前記立ち壁と並行に延びており、
    前記立ち壁に接触する取付部分を有する請求項3又は4に記載の工作機械。
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