JP2022111652A - 計画作成装置及び計画作成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】計画作成のための計算で高速に結果が得られる計画作成装置及び計画作成方法を提供する。【解決手段】複数の銘柄の原材料の配合率についての計画を作成する計画作成装置(200)は、配合率の計画の作成に必要な入力データを取得する入力データ取得部(201)と、配合後の配合原材料の性状、原材料の在庫の上限及び下限、並びに、操業条件に関する第1の制約条件を作成する第1の制約条件作成部(202)と、配合率の計画の対象期間を複数に区分する区分定義部(203)と、対象期間の区分毎に、配合率の変動に関する第2の制約条件を作成する第2の制約条件作成部(204)と、入力データと、第1の制約条件と、第2の制約条件と、あらかじめ定められた目的関数と、に基づいて、最適化問題を作成する最適化問題作成部(205)と、最適化問題の計算に基づいて配合率の計画を作成する原材料配合計画作成部(206)と、を備える。【選択図】図3

Description

本開示は、計画作成装置及び計画作成方法に関する。本開示は、特に、複数の銘柄の原材料の配合率についての計画を作成する計画作成装置及び計画作成方法に関する。
近年、製鉄プロセスでは、各工程における生産計画、物流計画の最適化及び立案自動化が進められている。例えば原材料工程において、原材料を積載した船舶から荷役した原材料をどのヤードに積み付けるかを決めるヤード配置、ヤード及びパイルの原材料をどのベルトコンベア系列を用いていつ払い出すかを決める原材料搬送、高炉に装入する原材料配合などについての計画で、最適化及び立案自動化が進められている。
原材料配合問題の一つに鉱石配合問題がある。この鉱石配合問題は、高炉の要求する性状制約などの制約条件を満たした上でコストが最小となるように銘柄の配合率を考える問題である。
例えば特許文献1は、鉱石配合を計画する装置であって、一定期間の計算を実施し、その先頭期間の計画を固定して、次の一定期間の計算を実施するローリングスケジューリングを用いたアプローチを実施するものを開示する。
特開2009-169823号公報
ただし、特許文献1の技術は、多くの繰り返し計算を実施する必要があるため、問題が複雑になれば計算量が増大して収束しないおそれがある。
以上の問題を解決すべくなされた本開示の目的は、計画作成のための計算で高速に結果が得られる計画作成装置及び計画作成方法を提供することにある。
本開示の一実施形態に係る計画作成装置は、
複数の銘柄の原材料の配合率についての計画を作成する計画作成装置であって、
前記配合率の計画の作成に必要な入力データを取得する入力データ取得部と、
配合後の配合原材料の性状、前記原材料の在庫の上限及び下限、並びに、操業条件に関する第1の制約条件を作成する第1の制約条件作成部と、
前記配合率の計画の対象期間を複数に区分する区分定義部と、
前記対象期間の区分毎に、前記配合率の変動に関する第2の制約条件を作成する第2の制約条件作成部と、
前記入力データと、前記第1の制約条件と、前記第2の制約条件と、あらかじめ定められた目的関数と、に基づいて、最適化問題を作成する最適化問題作成部と、
前記最適化問題の計算に基づいて前記配合率の計画を作成する原材料配合計画作成部と、を備える。
本開示の一実施形態に係る計画作成方法は、
計画作成装置が、複数の銘柄の原材料の配合率についての計画を作成する計画作成方法であって、
前記配合率の計画の作成に必要な入力データを取得する工程と、
配合後の配合原材料の性状、前記原材料の在庫の上限及び下限、並びに、操業条件に関する第1の制約条件を作成する工程と、
前記配合率の計画の対象期間を複数に区分する工程と、
前記対象期間の区分毎に、前記配合率の変動に関する第2の制約条件を作成する工程と、
前記入力データと、前記第1の制約条件と、前記第2の制約条件と、あらかじめ定められた目的関数と、に基づいて、最適化問題を作成する工程と、
前記最適化問題の計算に基づいて前記配合率の計画を作成する工程と、を含む。
本開示によれば、計画作成のための計算で高速に結果が得られる計画作成装置及び計画作成方法を提供することができる。
図1は、鉄鉱石が高炉に装入されるまでの処理フローを示す概略図である。 図2は、ヤードの一例を示す概略図である。 図3は、一実施形態に係る計画作成装置の構成の一例を表す図である。 図4は、一実施形態に係る計画作成方法に従って作成された計画における配合の一例を表す図である。
以下、図面を参照して本開示の一実施形態に係る計画作成装置及び計画作成方法が説明される。
図1は、鉄鉱石が高炉105に装入されるまでの処理フローを示す概略図である。図1には、バース101と、ヤード102と、鉱石パイル103と、焼結機104と、高炉105とが示されている。
バース101に入船した船舶に積載された高炉105の原材料である鉄鉱石は、受入機を用いて船舶から荷役され、ヤード102と呼ばれる貯蓄場所に積み付けられる。受入機は、例えばアンローダと呼ばれる荷役機器である。ヤード102は、鉱石ヤード又は原材料ヤードとも呼ばれる。鉄鉱石は、産出される鉱山によって含有成分が大きく異なるため、ヤード102に積み付けられた後、焼結鉱の硬度等の品質、高炉105に投入される全鉄鉱石の性状指標を考慮して所望の成分になるように配合され、鉱石パイル103に払い出される。鉄鉱石等の原材料は、例えば払出機を用いてヤード102から払い出される。払い出される鉄鉱石の内、高炉105の通気性に悪影響を及ぼす粉鉱石は、焼結機104に払い出され、焼き固められて焼結鉱となり、高炉105に払い出される。また、塊鉱石及び処理鉱はそのまま高炉105に払い出される。
図2は、ヤード102の一例を示す概略図である。運搬されてきた原材料は、銘柄毎、受入日毎に分けられて、ヤード102に山状に積み付けられる。図2に示すように、ヤード102は複数の領域で構成されてよい。図2に示す例では、ヤード102は、第1ヤード102a、第2ヤード102b、第3ヤード102c及び第4ヤード102dという4つの領域を有する。第1ヤード102aから第4ヤード102dに隣接して、受入機110及び払出機111が配置されている。
ヤード102への原材料の積み付けは受入機110で行われる。また、ヤード102からの原材料の払い出しは払出機111で行われる。受入機110及び払出機111のそれぞれは、第1ヤード102aから第4ヤード102dに沿って移動可能である。図2において、受入機110及び払出機111が移動可能な領域が、それぞれ受入機稼働域及び払出機稼働域として例示されている。
ここで、上記のように、鉱石パイル103に払い出される鉄鉱石は、所望の成分になるように配合される。鉄鋼業界では、購入した種々の性状を有する多種類の鉄鉱石、石炭などの原材料を混合して、混合後の品質及び性状を一定範囲内に収めることが求められている。また、この際にはコストが重要な指標として判断されるため、購入コスト、製造コスト等を抑えることが求められる。更に、原材料の在庫が切れないように、必要に応じて配合率を変化させながら複数日に亘って、配合を計画することが求められる。本実施形態に係る計画作成装置は、このような制約条件のもとで、複数の銘柄の原材料の配合率についての計画を作成する。
図3は計画作成装置200及び上位システムの構成例を示す図である。計画作成装置200は、入力データ取得部201と、第1の制約条件作成部202と、区分定義部203と、第2の制約条件作成部204と、最適化問題作成部205と、原材料配合計画作成部206と、緩和条件作成部207と、出力部208と、を備える。上位システムは、各プロセスのデータ出力部209と、プロセスコンピュータ210と、ビジネスコンピュータ211と、を備える。
上位システムは、船舶の入船、ヤード102の在庫管理、高炉105の管理などを含む、操業に関する各種の処理を実行する。プロセスコンピュータ210は、ビジネスコンピュータ211からの需給などのデータ、各プロセスのデータ出力部209からの各プロセスのデータを取得して、必要なデータを計画作成装置200に出力できる。ここで、各プロセスのデータは、ヤード102における在庫の状態を計測する計測機からのデータ、並びに、バース101、ヤード102、鉱石パイル103、焼結機104及び高炉105において実行されるプロセスのデータを含む。
入力データ取得部201は、複数の銘柄の原材料の配合率の計画(以下「配合計画」とも称される)の作成に必要な入力データを取得する。入力データは、操業計画、複数の銘柄の原材料のそれぞれの性状、在庫及び入荷に関する情報を含んでよい。また、入力データは、ヤード102における原材料の在庫量、並びに、原材料の受け入れ及び払い出しのデータを含んでよい。さらに、入力データは、原材料の入荷予定日、コスト、計画期間(計画の対象期間)などのデータを含んでよい。
第1の制約条件作成部202は、入力データに基づいて、配合後の配合原材料の性状、原材料の在庫の上限及び下限、並びに、操業条件に関する第1の制約条件を作成する。原材料の在庫の上限及び下限についての制約は、原材料の配合量の制約として示されてよい。ここで、第1の制約条件は、後述する区分によって変動しない制約条件である。
区分定義部203は、配合率の計画の対象期間を複数に区分する。区分定義部203によって、計画の対象期間が、例えば区分P~区分Pに分けられる。ここで、kは2以上の整数である。計画の対象期間は、現在よりも先の期間であって、現在に近い順に区分P、区分P、…、区分Pが割り当てられてよい。さらに、区分P~区分Pが小区分で構成されてよい。例えば小区分は、nを2以上の整数として、期間1~期間nのように表すことが可能である。例えば、区分定義部203は、区分Pが期間1~期間3で構成されて、区分Pが期間4~期間6で構成されると定義してよい。より具体的に述べると、例えば計画の対象期間が翌月(1か月)である場合に、区分定義部203は、区分Pを最初の1週間に、区分Pを次の1週間に定めてよい。このとき、区分定義部203は、期間1~期間nのそれぞれを1日と定めて、区分Pが期間1~期間7で構成され、区分Pが期間8~期間14で構成されるなどと定義してよい。ここで、区分定義部203は、区分P~区分Pのそれぞれの長さを同じにしてよいし、同じにしなくてよい。また、区分定義部203は、期間1~期間nのそれぞれの長さを同じにしてよいし、同じにしなくてよい。
第2の制約条件作成部204は、対象期間の区分毎に、配合率の変動に関する第2の制約条件を作成する。第2の制約条件の詳細については後述する。
最適化問題作成部205は、入力データ取得部201が取得した入力データと、第1の制約条件作成部202が作成した第1の制約条件と、第2の制約条件作成部204が作成した第2の制約条件と、あらかじめ定められた目的関数と、に基づいて、最適化問題を作成する。目的関数及び最適化問題の定式化については後述する。
原材料配合計画作成部206は、最適化問題作成部205が作成した最適化問題の計算に基づいて配合率の計画を作成する。原材料配合計画作成部206は、定式化された最適化問題で求められる解に基づいて、望ましい配合計画を作成することができる。原材料配合計画作成部206は、必ずしも厳密な解を求める必要がなく、最適化問題の計算において最適な状態に漸近していると判定される値を用いて配合計画を作成してよい。
ここで、配合計画は数理最適化問題として定式化される。数理最適化問題の式は、例えば以下のように表すことができる。
Figure 2022111652000002
ここで、式(2)のFはn次元ベクトル空間Rの部分集合である。式(1)のf(x)はn次元ベクトル空間Rで定義された評価関数である。評価関数の値は、最適化問題に応じて所定の数値とすることができる。たとえば、最小値、最大値又はあらかじめ設定された所定の値とすることができる。
本実施形態において対象とする原材料配合問題は、以下のような最適化問題として定式化される。
Figure 2022111652000003
ここで、xi,jは期間jにおける銘柄iの配合量である。cは銘柄iのコストである。si,jは期間jにおける銘柄iの在庫量である。Nは期間jにおける配合量の総和である。dは銘柄iの成分である。Cbottom、Cupper、C、C及びCは定数である。すべての変数及び定数は非負の実数である。また、期間jは、区分定義部203によって定義される上記の小区分に対応する。
式(3)は配合後の計画のコストに関する式である。式(4)は各期間jで充足すべき配合量に関する制約を示す。式(5)は銘柄毎の在庫制約を示す。式(6)は配合後の配合原材料の性状の制約を示す。式(7)、式(8)及び式(9)は、上記の区分P~区分P(この例ではk=3)のそれぞれにおける配合率の上限及び下限の制約を示す式である。
式(4)、式(5)及び式(6)は、第1の制約条件作成部202によって作成される第1の制約条件に対応する。式(7)、式(8)及び式(9)は、第2の制約条件作成部204によって作成される第2の制約条件に対応する。また、式(3)のf(x)は最適化問題作成部205のあらかじめ定められた目的関数に対応する。
ここで、式(7)のC、式(8)のC及び式(9)のCは、この順に値が大きくなる(C<C<C)。つまり、第2の制約条件作成部204は、対象期間の区分が時間的に先であるほど、配合率の変動の制約がより大きく緩和されるように、第2の制約条件を作成する。このように、直近の配合率について厳密な制約を行うが、さらに先の配合率について制約を緩めることによって、最適化問題の解が得られるまでの計算時間を短縮することができる。緩い制約で配合率が定められた区分についても、時間が進んでから最適化問題の再計算が行われることで、厳密な制約の下で配合率が改められる。つまり、近い未来の操業について安定させることができ、配合計画作成のための計算によるコンピュータの負荷を軽減することができ、計算結果を高速に得ることができる。
ここで、式(7)、式(8)及び式(9)は、配合計画の対象期間の区分が3つである場合の一例である。対象期間の区分は2つ又は4つ以上であってよく、対応する第2の制約条件の式も区分の数に応じて変化する。また、式(6)のような性状の制約は複数あってよい。
緩和条件作成部207は、緩和した第2の制約条件を作成する。原材料配合計画作成部206は、第2の制約条件作成部204が作成した第2の制約条件(上記の式(7)、式(8)及び式(9)が対応)が満たされないとき、最適化問題作成部205に、緩和した第2の制約条件に基づいて最適化問題を作成させる。つまり、原材料配合計画作成部206が最適化問題で解を求められない(又は最適な状態に漸近していると判定される値も得られない)場合に、緩和条件作成部207は緩和した第2の制約条件を作成する。緩和した第2の制約条件が用いられることによって、最適化問題で解を求められないことを回避することができる。
本実施形態において対象とする原材料配合問題は、緩和した第2の制約条件を用いる場合に、以下のように定式化される。
Figure 2022111652000004
式(10)~式(16)は、それぞれ式(3)~式(9)に対応する。変数e1,i,j、変数e2,i,j及び変数e3,i,jは非負の変数で、それぞれ重みω、重みω及び重みωを乗じた項が式(10)に追加されることで元の式を緩和する。長期間に渡る配合計画を対象とする場合、近い未来の配合率の変動割合がなるべく小さいことを求められるのに対し、例えば数か月先といった遠い未来の配合率の変動割合はそれほど厳密に求められない。このことを踏まえて、重みω、重みω及び重みωは、ω>ω>ωの関係を満たすことが望ましい。配合計画の対象期間の区分が3つである場合に、一例としてω:ω:ω=3:2:1=9:4:1としてよい。
出力部208は、原材料配合計画作成部206によって作成された計画をプロセスコンピュータ210に出力する。
計画作成装置200はコンピュータで構成されてよい。計画作成装置200は、1つのコンピュータで構成されてよいし、互いに情報の送受信が可能な複数のコンピュータで構成されてよい。コンピュータのプロセッサは、コンピュータに実装されたプログラムによって、入力データ取得部201、第1の制約条件作成部202、区分定義部203、第2の制約条件作成部204、最適化問題作成部205、原材料配合計画作成部206、緩和条件作成部207、出力部208として機能してよい。さらに、コンピュータプログラムは、CD、磁気テープなどの記録媒体に記録されて、コンピュータによって読み取り可能であってよい。
図4は、計画作成装置200が上記の計画作成方法(図3)に従って作成した計画における配合の一例を表す図である。銘柄A~銘柄Dは異なる銘柄の原材料である。配合計画の対象期間は、区分P~区分Pに分けられている。さらに、区分P~区分Pが小区分である期間1~期間n+1などで構成される。図4において「実行中」と示されている期間における配合率は、現在の操業における配合率を示す。近い未来である区分Pの各期間(期間1、期間2、期間3など)の配合率の変動はない。一方、先の未来である区分Pの各期間(期間n、期間n+1など)の配合率については、大きな変動が許容されている。
以上のように、本実施形態に係る計画作成装置200及び計画作成方法は、上記の計算手法によって、例えば長期の計画であっても一度の計算で実施でき、高速に計算結果を得ることができる。そのため、例えば計画に手直しが必要になった場合でも、再計算(計画の再作成)が実行しやすい。計画作成が遅れると、例えば受入操業が遅れて滞船料などの追加費用が生じることがある。本実施形態に係る計画作成装置200及び計画作成方法は、このような事態を回避できるため、潜在的なコストメリットを享受することができる。
本開示に係る実施形態について、諸図面及び実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形又は修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形又は修正は本開示の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部又は各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部又はステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。本開示に係る実施形態は装置が備えるプロセッサにより実行されるプログラム又はプログラムを記録した記憶媒体としても実現し得るものである。本開示の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
101 バース
102 ヤード
103 鉱石パイル
104 焼結機
105 高炉
110 受入機
111 払出機
200 計画作成装置
201 入力データ取得部
202 第1の制約条件作成部
203 区分定義部
204 第2の制約条件作成部
205 最適化問題作成部
206 原材料配合計画作成部
207 緩和条件作成部
208 出力部
209 各プロセスのデータ出力部
210 プロセスコンピュータ
211 ビジネスコンピュータ

Claims (5)

  1. 複数の銘柄の原材料の配合率についての計画を作成する計画作成装置であって、
    前記配合率の計画の作成に必要な入力データを取得する入力データ取得部と、
    配合後の配合原材料の性状、前記原材料の在庫の上限及び下限、並びに、操業条件に関する第1の制約条件を作成する第1の制約条件作成部と、
    前記配合率の計画の対象期間を複数に区分する区分定義部と、
    前記対象期間の区分毎に、前記配合率の変動に関する第2の制約条件を作成する第2の制約条件作成部と、
    前記入力データと、前記第1の制約条件と、前記第2の制約条件と、あらかじめ定められた目的関数と、に基づいて、最適化問題を作成する最適化問題作成部と、
    前記最適化問題の計算に基づいて前記配合率の計画を作成する原材料配合計画作成部と、を備える、計画作成装置。
  2. 前記第2の制約条件作成部は、前記対象期間の区分が時間的に先であるほど、前記配合率の変動の制約がより大きく緩和されるように、第2の制約条件を作成する、請求項1に記載の計画作成装置。
  3. 緩和した前記第2の制約条件を作成する緩和条件作成部を、さらに備え、
    前記原材料配合計画作成部は、前記第2の制約条件作成部が作成した前記第2の制約条件が満たされないとき、前記最適化問題作成部に、緩和した前記第2の制約条件に基づいて前記最適化問題を作成させる、請求項1又は2に記載の計画作成装置。
  4. 前記入力データは、操業計画、前記原材料の性状、在庫及び入荷に関する情報を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の計画作成装置。
  5. 計画作成装置が、複数の銘柄の原材料の配合率についての計画を作成する計画作成方法であって、
    前記配合率の計画の作成に必要な入力データを取得する工程と、
    配合後の配合原材料の性状、前記原材料の在庫の上限及び下限、並びに、操業条件に関する第1の制約条件を作成する工程と、
    前記配合率の計画の対象期間を複数に区分する工程と、
    前記対象期間の区分毎に、前記配合率の変動に関する第2の制約条件を作成する工程と、
    前記入力データと、前記第1の制約条件と、前記第2の制約条件と、あらかじめ定められた目的関数と、に基づいて、最適化問題を作成する工程と、
    前記最適化問題の計算に基づいて前記配合率の計画を作成する工程と、を含む、計画作成方法。
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