JP2022110756A - 位置推測サーバ、位置推測方法、及びプログラム、並びに通信端末 - Google Patents

位置推測サーバ、位置推測方法、及びプログラム、並びに通信端末 Download PDF

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Abstract

【課題】通信端末及び位置推測サーバの少なくとも一方を管理する事業者が容易に位置情報を補正することができ、且つ、高精度な位置推定を可能とする位置推測技術を提供すること。【解決手段】位置推測サーバ3は、通信端末1の位置を推測する位置推測サーバであって、通信端末1が検出した検出情報に基づいて位置情報提供システムから提供された位置情報を取得する位置情報取得部71と、取得した位置情報に対応する位置が基準位置に基づく所定範囲に含まれているか否かに基づいて、当該位置の補正の要否を判定する位置補正判定部77と、要否の判定結果に基づいて通信端末1の位置を推測する位置推測部85と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、位置推測サーバ、位置推測方法、及びプログラム、並びに通信端末に関する。
IoT(nternet hings)の時代となり、人や物に取り付けるデバイス(端末)の位置を検出するシステムの需要が高まっている。
位置検出に関する技術に関して、特許文献1には、ターゲットエリア内のWiFiアクセスポイントを監視するクライアント装置を用いて、複数のWiFiアクセスポイントが以前に記録された位置に対して移動したかどうかを示す方法を実行する位置ベースサービスシステムが記載されている。
位置ベースサービスシステムは、ターゲットエリア内のそれぞれの観察されたWiFiアクセスポイントに対して記録された位置を明示する情報を得るために基準データベースにアクセスする。位置ベースサービスシステムは、観察されたWiFiアクセスポイントが記録された位置から移動したかどうかを推定し、移動したと推定される、WiFiアクセスポイントの識別子を基準データベースに伝える。
特開2012-145586号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているような基準データベースは、一般的に、クライアント装置又は測位サーバ等を管理する事業者とは異なる特定のベンダーが管理している。よって、上記事業者が、特定のベンダーから提供される位置情報に誤りがあり、当該位置情報の修正を希望する場合であっても、当該位置情報の修正は容易ではない。このように、上記事業者が当該位置情報の修正を容易に行うことができないから、高精度な位置情報の取得ができないおそれがある。
本発明の一態様に係る位置推測サーバは、通信端末の位置を推測する位置推測サーバであって、通信端末が検出した検出情報に基づいて位置情報提供システムから提供された位置情報を取得する位置情報取得部と、取得した位置情報に対応する位置が基準位置に基づく所定範囲に含まれているか否かに基づいて、当該位置の補正の要否を判定する位置補正判定部と、要否の判定結果に基づいて通信端末の位置を推測する位置推測部と、を備える。
本発明の一態様に係る位置推測方法は、通信端末の位置を推測する位置推測サーバが実行する位置推測方法であって、通信端末が検出した検出情報に基づいて位置情報提供システムから提供された位置情報を取得するステップと、取得した位置情報に対応する位置が基準位置に基づく所定範囲に含まれているか否かに基づいて、当該位置の補正の要否を判定するステップと、要否の判定結果に基づいて通信端末の位置を推測するステップと、を含む。
本発明の一態様に係るプログラムは、通信端末の位置を推測するコンピュータを、通信端末が検出した検出情報に基づいて位置情報提供システムから提供された位置情報を取得する位置情報取得部と、取得した位置情報に対応する位置が基準位置に基づく所定範囲に含まれているか否かに基づいて、当該位置の補正の要否を判定する位置補正判定部と、要否の判定結果に基づいて通信端末の位置を推測する位置推測部と、して機能させる。
本発明の一態様に係る通信端末は、自らの位置を推測する通信端末であって、自らが検出した検出情報に基づいて位置情報提供システムから提供された位置情報を取得する位置情報取得部と、取得した位置情報に対応する位置が基準位置に基づく所定範囲に含まれているか否かに基づいて、当該位置の補正の要否を判定する位置補正判定部と、要否の判定結果に基づいて自らの位置を推測する位置推測部と、を備える。
本発明の一態様に係る位置推測方法は、自らの位置を推測する通信端末が実行する位置推測方法であって、自らが検出した検出情報に基づいて位置情報提供システムから提供された位置情報を取得するステップと、取得した位置情報に対応する位置が基準位置に基づく所定範囲に含まれているか否かに基づいて、当該位置の補正の要否を判定するステップと、要否の判定結果に基づいて自らの位置を推測するステップと、を含む。
本発明の一態様に係るプログラムは、自らの位置を推測する端末装置を、自らが検出した検出情報に基づいて位置情報提供システムから提供された位置情報を取得する位置情報取得部と、取得した位置情報に対応する位置が基準位置に基づく所定範囲に含まれているか否かに基づいて、当該位置の補正の要否を判定する位置補正判定部と、要否の判定結果に基づいて自らの位置を推測する位置推測部と、して機能させる。
なお、本発明において、「部」とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その「部」が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの「部」や装置が有する機能が2つ以上の物理的手段や装置により実現されても、2つ以上の「部」や装置の機能が1つの物理的手段や装置により実現されても良い。
本発明の第1実施形態に係る位置推測システムの全体構成の一例を示す模式図である。 本発明の第1実施形態に係る位置推測サーバの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る通信端末において、無線LAN(ocal rea etwork)のアクセスポイントを検出する一例を示す模式図である。 本発明の第1実施形態に係る通信端末において、基地局のセル識別情報を検出する一例を示す模式図である。 本発明の第1実施形態に係る位置推測方法の第1例を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る位置推測処理の一例を示す概念図である。 本発明の第1実施形態に係る位置推測方法の第2例を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る位置推測方法の第3例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る位置推測システムの全体構成の模式図である。 本発明の第3実施形態に係る位置推測システムの全体構成の模式図である。 本発明の第4実施形態に係る位置推測システムの全体構成の模式図である。 本発明の一実施形態に係るコンピュータのハードウェア構成の一例を示す模式図である。
以下、添付図面を参照しながら本開示に係る発明(以下、本発明ともいう)の実施の形態について説明する。以下の実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をその実施の形態のみに限定する趣旨ではない。また、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、様々な変形が可能である。さらに、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
<第1実施形態>
[位置推測システムの構成]
図1及び図2を参照して、本発明の第1実施形態に係る位置推測システムの構成について説明する。図1は、第1実施形態に係る位置推測システムの全体構成の模式図である。
位置推測システム100Aは、通信端末1の位置を推測するシステムである。位置推測システム100Aは、通信端末1と位置推測サーバ3とを備える。位置推測サーバ3は、無線回線及び有線回線を介して、通信端末1と、複数の位置情報サービスプロバイダ(SP:ervice rovider)5a~5n(位置情報提供システム)と通信可能に接続されている。位置情報SP5a~5nのそれぞれを区別しない場合は、「位置情報SP5」と呼ぶ。
通信端末1としては、例えば、IoTデバイス、スマートフォン、携帯電話機、携帯情報端末(PDA)、タブレット端末、携帯ゲーム機、携帯音楽プレーヤ、ウェアラブル端末、ノートPC等の携帯型情報通信機器が挙げられる。なお、通信端末1は、位置情報の取得が求められる端末であればよく、これらの例に限定されるものではない。
通信端末1は、一又は複数の検出情報DIを生成する機能を備える。検出情報DIは、通信端末1と無線通信可能な通信機器であって、通信端末1が検出した通信機器に関する情報であってよい。例えば、検出情報DIは、通信端末10が電波を受信している一又は複数のアクセスポイントの識別情報及び電波の受信強度、並びに、通信端末10が在圏しているセルの識別情報のうち少なくとも一つを含んでよい。例えば、電波を受信している一又は複数のアクセスポイントの識別情報及び電波の受信強度は、無線LAN情報WLIであってよい。また、例えば、通信端末10が在圏しているセルの識別情報は、基地局識別情報BSIであってよい。また、検出情報DIは、通信端末1が検出したBluetooth(登録商標)ビーコンの情報BLIを含んでもよい。Bluetoothビーコンの情報BLIは、例えば、Bluetooth規格に準拠したデバイスのデバイスアドレス、又は、アドバタイズパケットに含まれるデバイス固有のID(デバイスID)等を含んでもよい。
無線LAN情報WLIは、通信端末10が電波を受信している1以上のアクセスポイントの識別情報(例えば、BSSID:asic ervice et Identifier)、及び、電波の受信強度(例えば、RSSI:eceived ignal trength ndication)情報を含んでよい。基地局識別情報BSIは、通信端末10が在圏しているセルの識別情報(例えば、CID:Cell ID)を含んでよい。なお、検出情報DIに含まれる情報は、上記の例に限定されない。すなわち、検出情報DIには、通信端末1の位置情報を取得するために要求される任意の情報が含まれてよい。
通信端末1は、検出情報を位置推測サーバ3に送信する機能を備える。また、通信端末1は、検出情報の送信に対して、位置推測サーバ3から処理可否の応答を受信する機能を備えてもよい。ここでいう「応答」とは、位置推測サーバ3が通信端末1から送信された検出情報に基づいて適切に推測位置を出力できたかの処理可否を示す情報を通信端末1に通知することをいう。通信端末10は、応答が処理不可を示すときに検出情報を再送信するように構成してもよい。また、位置推測サーバ3からの応答が一定期間受信できない場合には、再度、検出情報を送信するようにしてもよい。
通信端末1は、複数の検出情報DIを生成してもよい。例えば、通信端末1は、複数の通信装置を検出した場合に、それぞれの通信装置ごとに検出情報DIを生成してよい。通信端末1は、複数の検出情報DIを生成した場合には、当該複数の検出情報DIをそれぞれ位置推測サーバ3に送信してもよい。また、通信端末1は、予め定められた優先順位に従って、複数の検出情報DIのうち少なくとも一部の検出情報DIを、送信すべき検出情報DIとして選択してもよい。例えば、通信端末1は、無線LAN情報WLI、及び、基地局識別情報BSIについて予め優先順位を定めることが可能である。そして、通信端末1は、無線LAN情報WLI、及び、基地局識別情報BSIのいずれかを含む複数の検出情報DIを生成した場合に、優先度の高い情報を含む検出情報DIを位置推測サーバ3に送信してよい。なお、通信端末1は、検出された検出情報DIの個々の状況に応じて優先順位を定めるように構成されてもよい。この場合、この優先順位に基づいて選択された検出情報DIが、通信端末1から位置推測サーバ3に送信される。
位置情報サービスプロバイダ5は、提供された検出情報DIに対応する位置情報を出力するシステムである。位置情報サービスプロバイダ5は、例えば、無線LAN情報WLI、及び、基地局識別情報BSIのいずれかに対応する位置情報を返信するように構成されている。位置推測サーバ3は、位置情報サービスプロバイダ5と利用許諾契約を事前に交わしておく。位置推測サーバ3は、検出情報DIを位置情報サービスプロバイダ5へとアップロードするように構成されてよい。位置推測サーバ3は、位置推測サーバ3は、検出情報DIに対応する位置情報を位置情報サービスプロバイダ5からダウンロードするように構成されてよい。なお、位置推測サーバ3と位置情報サービスプロバイダ5とは任意の仕様により、情報の送受信を実行してよい。例えば、位置推測サーバ3は、位置情報サービスプロバイダ5等により提供されるAPI(pplication rogramming nterface)の仕様に合わせて、検出情報DIや位置情報の送受信を実行してよい。
位置推測サーバ3は、通信端末1の位置の推測を行う装置である。位置推測サーバ3は、通信端末1が検出した検出情報DIを位置情報サービスプロバイダ5に提供する。位置推測サーバ3は、位置情報サービスプロバイダ5から返信される位置情報を取得する。位置推測サーバ3は、取得した位置情報に基づいて通信端末1の位置を推測することができる。位置推測サーバ3は、取得した位置情報を必要に応じて補正してもよい。位置推測サーバ3は、例えば中央演算装置(CPU:entral rocessing nit)を備えたコンピュータによって構成され、ネットワーク接続されている。
図2は、第1実施形態に係る位置推測サーバの構成を示すブロック図である。位置推測サーバ3は、例示的に、通信端末1の位置の推測処理を実行する情報処理部31と、通信端末1の位置の推測処理を実行する際に使用されるデータ又は推測処理の結果に関するデータを記録する記録部33と、を備える。情報処理部31は、機能的に、検出情報取得部71と、位置情報取得部73と、精度情報取得部75と、補正判定部81と、位置補正部83と、位置推測部85と、位置情報SP選択部87(選択部)と、を備えてよい。なお、情報処理部31の上記各部は、例えば、メモリやハードディスク等の記憶領域を用いたり、記憶領域に格納されているプログラムをプロセッサが実行したりすることにより実現することができる。
記録部33は、例えば、基準点に関する情報(以下、基準点情報ともいう)RPIと、通信端末1が検出する検出情報DIと、検出情報DIに対応する位置情報PIと、位置情報PIに関する精度情報AIと、位置推測部85が推測した位置に関する推測位置情報EPIと、位置情報SP5に関する位置情報SP情報SPIと、を記録してよい。なお、記録部33は、「基準点」、「Type」、「range」等が互いに関連づけられた情報を基準点情報RPIとして記録してよい(図6参照)。ここで、基準点は、位置推測サーバ3の提供者が設置位置の把握と管理が可能な通信ポイントであってよい。例えば、基準点は、位置推測サーバ3の提供者が設置位置の把握と管理が可能なWi-Fiアクセスポイントや基地局であってよい。
すなわち、記録部33は、基準点情報RPIとして、例えば、Wi-FiアクセスポイントのBSSID、基地局に割り当てられたID(CID、PCIなど)を記録してよい。記録部33は、基準点の設置位置の座標(緯度、経度、高度)の情報と紐付けて基準点情報RPIを記録してよい。「Type」は、基準点における通信特性の種類を示すパラメータであってよい。例えば、「Type」は、(Wi-Fi基準点であるかCell基準点であるかを示してよい。また、「Type」は、Wi-Fiであれば2.4GHz帯、5GHz帯のいずれかであるかを示してもよい。「range」は、基準点の通信可能範囲を示すパラメータであってよい。例えば、「range」は、電波が基準点から理論的に到達し得る最大距離を示してもよい。あるいは、「range」は、電波が基準点から到達し得る平均距離を示してもよい。記録部33には、位置推測サーバ3が実行する位置推測内容を記述した位置推測プログラムがインストールされてもよい。
検出情報取得部71は、通信端末1が生成した検出情報DIを通信端末1から受信(取得)する。また、検出情報取得部71は、検出情報DIを位置情報SP5に送信する。
図3は、本発明の第1実施形態に係る通信端末1において、無線LANのアクセスポイントを検出する一例を示す模式図である。無線LANの在圏範囲にアクセスポイントAP(ccess oint)が複数存在する場合には、通信端末10は、アクセスポイントの識別情報(BSSID)とその電界強度(RSSI)を検知する。通信端末1は、アクセスポイントの検知機能として、アクティブ・スキャン(Active Scan)機能16及びパッシブ・スキャン(Passive Scan)機能17を備える。アクティブ・スキャンは、自らリクエストして識別情報及び電界強度に関する情報(以下、電界強度情報ともいう)を得るスキャン方法である。パッシブ・スキャンは、受信している情報のみで、識別情報及び電界強度情報を得るスキャン方法である。
通信端末1は、スキャン結果として、在圏範囲に存在する各アクセスポイントの識別情報及び電界強度情報を得ることができる。すなわち、通信端末1は、在圏範囲に存在する各アクセスポイントの識別情報及び電界強度情報を含む検出情報DIを生成することができる。なお、通信端末1は、生成した検出情報DIのすべてを位置情報SP5に送信してもよい。また、通信端末1は、生成した検出情報DIのうち、電界強度のより大きいアクセスポイントのものから所定の限度数に達するまでの検出情報DIを位置情報SP5に送信してもよい。
図4は、本発明の第1実施形態に係る通信端末において、基地局のセル識別情報(CID)を検出する一例を示す模式図である。通信端末1は、在圏基地局の識別情報を検知する。在圏基地局(MC)の識別情報は、例えば、国コード(MCC:obile ountry ode)、ネットワークコード(MNC:obile etwork ode)及びエリアコード(LAC:ocation rea ode/TAC:racking rea ode)等であってよい。通信端末1は、スキャン結果として、在圏基地局の識別情報を得ることができる。すなわち、通信端末1は、在圏基地局の識別情報を含む検出情報DIを生成することができる。通信端末1は、当該識別情報を含む検出情報DIを位置情報SP5に送信してよい。
位置情報取得部73は、位置情報SP5から返信された、検出情報DIに対応する位置情報を取得する。
精度情報取得部75は、位置情報の精度を示す精度情報を取得する。例えば、精度情報取得部75は、位置情報SP5に対して、精度情報の要求を送信する。位置情報SP5は、精度情報取得部75からの精度情報の要求に対して、精度情報を生成して返信する。上記した位置情報取得部73は、複数の位置情報を取得した場合に、位置情報SP5から取得した精度情報を参照して、より精度の高い位置情報を優先させてもよい。すなわち、位置推測サーバ3は、精度情報を参照して、より精度の高い位置情報に基づいて通信端末1の位置を推測してよい。
補正判定部81は、位置情報取得部73が取得した位置情報に対応する位置が基準点に基づく通信可能範囲(所定範囲)に含まれているか否かに基づいて、当該位置の補正の要否を判定する。「通信可能範囲」は、例えば、基準点情報RPIに含まれる「range」に相当する。「range」は、基準点の種類(アクセスポイント又は基地局であるか否か等)及び基準点の特性(アクセスポイント又は基地局の性能等)の少なくとも一方に応じて適宜設定されてよい。
位置補正部83は、補正判定部81の判定結果に基づいて、位置情報SP5から提供された位置情報に対応する位置を補正する。例えば、位置補正部83は、位置情報取得部73が取得した位置情報に対応する位置が基準点に基づく通信可能範囲に含まれていない場合、当該位置情報に対応する位置を推測位置にはせず、当該基準点に対応する位置を通信端末1の推測位置として補正する。
位置推測部85は、通信端末1の位置を推測する。位置情報取得部73が取得した位置情報に対応する位置が基準点に基づく通信可能範囲に含まれている場合、位置推測部85は、基準点に対応する位置を通信端末1の位置として推測する。他方で、位置情報取得部73が取得した位置情報に対応する位置が基準点に基づく通信可能範囲に含まれていない場合、位置推測部85は、位置補正部83によって補正された、基準点に対応する位置を通信端末1の位置として推測する。
位置推測部85は、複数の基準点が存在する場合には、予め定められた優先順位に従って、複数の基準点のうち一の基準点に対応する位置を通信端末1の位置として推測する。また、位置推測部85は、通信端末1の推測位置を出力する。例えば、位置推測部85は、推測位置を通信端末1に送信(出力)する。また、位置推測部85は、推測位置を位置推測サーバ3が備える表示部(ビューワ等)において表示(出力)してもよい。
位置情報SP選択部87は、複数の位置情報SP5a~5nから特定の位置情報SP5を選択する。例えば、位置情報SP選択部87は、複数の位置情報SP5a~5nのうち、一の位置情報SP5から取得した位置情報に対応する位置が基準点に基づく通信可能範囲に含まれていない場合、新たな位置情報を取得するための他の位置情報SP5を選択する。また、位置情報SP選択部87は、複数の位置情報SP5a~5nのうち、一の位置情報SP5から取得した位置情報に関連づけられた精度情報に基づいて、新たな位置情報を取得するための他の位置情報SP5を選択する。
なお、位置推測サーバ3は、新たに基準点を追加する処理を実行してもよい。すなわち、位置推測サーバ3は、記録部33に新たな基準点情報RPIを記録させてよい。この場合、位置推測サーバ3は、基準点判定部77と、基準点登録部79(登録部)と、をさらに備えてよい。
基準点判定部77は、検出情報取得部71が取得した検出情報DIに対応する位置と基準点(基準位置)とが一致するか否か判定する。例えば、基準点判定部77は、検出情報取得部71が取得した検出情報DIに対応する位置が、記録部33に記録された基準点情報RPIに含まれているか否かを判定してよい。
基準点登録部79は、検出情報取得部71が取得した検出情報に対応する位置と基準点とが一致しない場合、当該位置を新たな基準点(基準位置)として登録する。例えば、基準点登録部79は、検出情報取得部71が取得した検出情報に対応する位置が、記録部33に記録された基準点情報RPIに含まれていない場合は、当該検出情報を、新たな基準点として登録してよい。基準点登録部79は、新たに登録した基準点を、例えば、位置推測サーバ3を管理する事業者からの指示に応じて変更可能である。この構成によれば、新たに登録された基準点が不正確な位置である場合には、当該事業者が所望する正確な位置に変更可能である。上記の場合、基準点登録部79によって新たに登録された基準点は、一時的な基準点、すなわち基準点候補に過ぎない。よって、新たに登録された基準点が正確な位置に変更された後は、当該新たに登録された基準点は、検出情報としては扱われない。
[位置推測システムの動作]
(第1例)
図1及び図5を参照して、第1実施形態に係る位置推測システム100Aの動作を説明しつつ、本実施形態に係る位置推測方法の第1例を説明する。図5は、本発明の第1実施形態に係る位置推測方法の第1例を示すフローチャートである。図1に記載の各ステップS1…S33は、図5に記載の各ステップS1…S33と対応する。
通信端末1は、1又は複数の検出情報DIを生成する(S1)。具体的には、通信端末1は、通信端末10が電波を受信している一又は複数のアクセスポイントの識別情報及び電波の受信強度、並びに、通信端末10が在圏しているセルの識別情報のうち少なくとも一つの情報を含む検出情報DIを生成する。通信端末1は、検出情報DIを位置推測サーバ3に送信する(S3)。
位置推測サーバ3は、前提として、基準点情報RPIを記録部33に登録する(S11)。位置推測サーバ3は、通信端末1から受信した検出情報DIを位置情報SP5に送信し、位置情報PIに関する精度情報AIの提供を位置情報SP5に要求する(S13)。
位置情報SP5は、位置推測サーバ3から受信した検出情報DIに対応する位置情報PIと、当該位置情報PIに関する精度情報AIと、を位置推測サーバ3に送信する(S31)。
位置推測サーバ3は、位置情報SP5から取得した位置情報PIに対応する位置が基準点に基づく通信可能範囲に含まれているか否か判定する(S19)。位置情報SP5から取得した位置情報PIに対応する位置が基準点に基づく通信可能範囲に含まれている場合(Yesの場合)は、ステップS25に進む。
位置情報SP5から取得した位置情報PIに対応する位置が基準点に基づく通信可能範囲に含まれていない場合(Noの場合)は、ステップS21に進む。
ステップS21において、位置推測サーバ3は、基準点に対応する位置を通信端末1の位置として推測する。ここで、基準点情報RPIに複数の基準点に関する情報が含まれている場合に、複数の検出情報に対応する位置が複数の基準点と一致する際の位置推測処理を、図6を参照して説明する。
図6は、本発明の第1実施形態に係る位置推測処理の一例を示す概念図である。基準点情報RPIに複数の基準点に関する情報が含まれている場合に、複数の検出情報に対応する位置が複数の基準点(Wi-Fi基準点「32:61:3C:4E:B6:05」及びCell基準点「20541697」)と一致するときは、位置推測サーバ3は、様々な条件に基づいて位置推測を実行する。なお、複数の基準点の数は任意である。
例えば、位置推測サーバ3は、Wi-Fi基準点「32:61:3C:4E:B6:05」、Cell基準点「20541697」及びBlutooth基準点「AA:BB:CC:DD:EE:FF」それぞれの通信可能範囲(「range」)内の位置Pに通信端末1が位置している場合、当該複数の基準点のうち、所定条件を満たす特定の基準点に対応する位置を通信端末1の位置として推測する。以下で説明する複数の所定条件についてはそれぞれを組み合わせることで適切な特定の基準点が決定されてもよい。
このような場合、位置推測サーバ3は、予め定められた優先順位に従って、当該複数の基準点のうち特定の基準点に対応する位置を通信端末1の位置として推測してよい。記録部33は、さらに「Priority」を関連付けて基準点情報RPIを記録してよい(図6を参照)。「Prority」は、複数の基準点のうち通信端末1の位置として推測する基準点を選択する場合の優先度を示すパラメータであってよい。
例えば、位置推測サーバ3は、以下に示す(1)-(5)に示す優先順位に従って、当該複数の基準点のうち特定の基準点に対応する位置を通信端末1の位置として推測してよい。以下に示す優先順位(1)-(5)は、あくまで一例である。以下では、「Priority」が最優先される基準であるが、「Range」、「Type」等の他の基準が「Priority」よりも優先されてもよい。なお、図6に示す複数の基準は、あくまで一例であり、少なくとも一部の基準を含まなくてもよいし、新たな基準(例えば、「Altitide」(高度))をさらに含んでもよい。
(1)「Priority」に基づいて特定の基準点を採用する。
(2)「Priority」が同一の値を有する基準点が複数存在する場合、「Rang e」に基づいて特定の基準点を採用する。
(3)「Range」が同一の値を有する基準点が複数存在する場合、「Type」に基 づいて特定の基準点を採用する。
(4)「Type」が同一(又は同種類)である基準点が複数存在する場合、「Indo or」フラグに基づいて特定の基準点を採用する。
(5)「Indoor」が同一である基準点が複数存在する場合、「Subtype」に 基づいて特定の基準点を採用する。
上記(1)に関して、例えば、位置推測サーバ3は、基準点情報RPIの「Priority」(例えば優先度が高いものから順に5から1が割り振られている。)に基づいて、優先度が最も高い「5」であるBlutooth基準点「AA:BB:CC:DD:EE:FF」に対応する位置を通信端末1の位置として推測してよい。
上記(2)に関して、「Priority」が同一の値を有する基準点が複数存在する場合、位置推測サーバ3は、複数の基準点のそれぞれに基づく通信可能範囲(「range」)の広さに応じて特定の基準位置を決定してよい。この構成によれば、例えば、より通信可能範囲が狭い、つまり、実際に通信端末1が位置している座標に近い可能性が高い、特定の基準点を適切に決定可能である。
上記(3)に関して、「Range」が同一の値を有する基準点が複数存在する場合、「Type」(Blutooth>Wi-Fiアクセスポイント>Cell)に基づいて特定の基準点を決定してよい。例えば、Blutoothに対応する基準点が、Wi-Fiアクセスポイント又はCellに対する基準点よりも優先して採用されてもよい。Wi-Fiアクセスポイントに対応する基準点が、Cellに対する基準点よりも優先して採用されてもよい。
上記(4)に関して、「Type」が同一(又は同種類)である基準点が複数存在する場合、位置推測サーバ3は、「Indoor」フラグ(複数の基準点が屋内であるか屋外であるか)に応じて特定の基準点を決定してよい。記録部33は、さらに「Indoor」を関連付けて基準点情報RPIを記録してよい(図6を参照)。「Indoor」は、基準点が屋内に位置するか屋外に位置するかを示すパラメータであってよい。例えば、位置推測サーバ3は、「基準点情報RPI」の「Indoor」を参照して、複数の基準点が屋内(「Indoor」が「1」)であるか屋外(「Indoor」が「0」)であるかを決定してよい。屋外(障害物外)に電波が漏れづらい、屋内に設置された基準点を優先して採用してよい。
上記(5)に関して、「Indoor」が同一である基準点が複数存在する場合、位置推測サーバ3は、「Subtype」に基づいて特定の基準点を決定してよい。例えば、5GHzのWi-Fiアクセスポイントの基準点と2.4GHzのWi-Fiアクセスポイントの基準点のうち、5GHzのWi-Fiアクセスポイントの基準点が優先されてもよい。
なお、位置推測サーバ3は、複数の基準点のそれぞれの距離に応じて特定の基準点を決定してよい。例えば、位置推定サーバ3は、複数の基準点のうち、複数の基準点のそれぞれを結ぶ仮想直線の交点(範囲)の中心からより近い基準点を特定の基準点としてよい。また、位置推定サーバ3は、複数の基準点のそれぞれを結ぶ仮想直線の交点(範囲)の中心点自体を特定の基準点としてもよい。
以上説明したとおり、位置推測サーバ3は、特定の基準点を予め定められた優先順位に基づいて決定できるから、特定の基準点を容易に特定可能である。
例えば、事業者が、駅のプラットフォームの天井にWi-Fiアクセスポイントを治具で取り付ける場合には、Wi-Fiアクセスポイントが移動する可能性は極めて低くなる。これに対して、Wi-Fiアクセスポイントが店舗のレジなどに設置される場合は、一旦設置されたWi-Fiアクセスポイントが、事業者がその事実を把握できないうちに、店舗の都合で店舗内におけるレジとは異なる場所、あるいは、他の店舗に移動される可能性が高くなる。こうした背景から一旦設置されたWi-Fiアクセスポイントが事業者の管理外で移動される可能性の高低による「信頼度」に応じたPriorityを付与する。よって、信頼度が高いアクセスポイントの座標を採用すれば、より信頼度が低いアクセスポイントの座標を採用することを回避できる。すなわち、本発明の一実施形態によれば、測位の精度を向上させることができる。
他方で、設置対象がCellの場合は、原則、事業者が設置状況を管理するため、事業者の管理外で移動される可能性は低い。また、ピコセル、マクロセルなどCellの種類に応じて、Cellの電波到達の半径が異なる。上記のような背景から、電波到達の半径がより小さいCellのPriorityをより高く設定することで、より実位置に近づけることが可能となる。また、一般的に、CellのほうがWi-Fiアクセスポイントよりも電波到達の半径が大きいため、Priorityが高いものから順に示すと、例えば、信頼度が高いWi-Fiアクセスポイント、信頼度が低いWi-Fiアクセスポイント、電波到達の半径が小さいCell、及び、電波到達の半径が大きいCellの順になることが想定される。なお、事業者等は、Wi-Fiアクセスポイント及びCellの実際の設置場所(建物の内外)や設置状況、又は、電波到達の実測調査に応じて、Priorityをさらに細分化して、Wi-Fiアクセスポイント及びCellのそれぞれに設定することも可能である。
また、例えば、位置推測サーバ3は、Blutooth基準点を最大限優先して特定の基準点として採用してもよい。つまり、位置推測サーバ3は、複数の基準点のうち、他の基準点よりも優先することによって、Blutooth基準点に対応する位置を通信端末1の位置として推測してよい。例えば、位置推測サーバ3は、検出情報DIに通信端末1が検出したBluetoothビーコンの情報BLIが含まれる場合であって、図2に示す記録部33が示す基準点情報RPIに、特定のBluetoothビーコンのデバイスID等が登録されているときには、位置情報SP5に位置情報PIに問い合わせを行うことなく、特定のBluetooth基準点を採用してもよい。つまり、上記のような場合、位置推測サーバ3は、位置情報SP5から提供される位置情報PIよりも、Bluetoothビーコンからの情報を優先して採用してもよい。
また、位置推測サーバ3は、特定の基準の値に応じて、位置情報SP5へ位置情報PIの問い合わせを行うことなく、特定の基準点を採用してもよい。例えば、図6に示す基準点情報RPIにおける複数の基準点のうち、「Priority」の値が最高値(例えば「5」)の場合、位置推測サーバ3は、位置情報SP5へ位置情報PIの問い合わせを行うことなく、基準点情報RPIにおいて「Priority」の値が「5」の特定の基準点に対応する座標を採用してもよい。通常、「Priority」の値として最高値が設定され易い、Blutoothのビーコンや店舗内(室内)におけるWi-Fiアクセスポイントの基準点座標を、他の基準点座標よりも優先することによって、測位精度が向上するような場合に有効である。
他の例として、図6に示す基準点情報RPIにおける複数の基準点のうち、「range」の値が最小値(例えば「10m」)の場合、位置推測サーバ3は、位置情報SP5へ位置情報PIの問い合わせを行うことなく、基準点情報RPIにおいて「range」の値が「10m」の特定の基準点(例えば、図6の例では、Blutooth基準点)に対応する座標を採用してもよい。
また、特定の基準点における特定の基準(例えば、「range」)の値が閾値(例えば、「10m」)以内である場合に、位置推測サーバ3は、位置情報SP5へ位置情報PIの問い合わせを行うことなく、当該特定の基準点を採用してもよい。他方で、特定の基準点における特定の基準(例えば、「range」)の値が閾値(例えば、「10m」)より大きい値である場合に、位置推測サーバ3は、位置情報SP5へ位置情報PIの問い合わせを行う。
図5におけるステップS21において、位置推測サーバ3は、取得した位置情報PIに対応する座標(位置)を推測位置にはせず、基準点に対応する位置を通信端末1の推測位置として特定(補正)する。なお、位置推測サーバ3は、採用されなかった取得した位置情報PIは、記録部33から削除してよい。
位置推測サーバ3は、推測位置を通信端末1に出力する(S27)。通信端末1は、位置推測サーバ3から推測位置に関する情報を取得すると、通信端末1の記録部に記録する(S5)。
以上説明したように、第1実施形態における位置推測システム100Aは、通信端末1が検出した検出情報に基づいて位置情報SP5から提供された位置情報を取得し、取得した位置情報に対応する位置が基準位置に基づく所定範囲に含まれているか否かに基づいて、当該位置の補正の要否を判定し、当該要否の判定結果に基づいて通信端末1の位置を推測する。例えば、第1実施形態に係る位置推測方法の第1例では、位置推測システム100Aにおいては、取得した位置情報に対応する位置の補正が必要と判定された場合は、位置推測サーバ3及び通信端末1の少なくとも一方を管理する事業者が、容易に位置情報を補正することができる。つまり、一般的に、当該事業者とは異なる特定のベンダーが管理している位置情報SP5から提供される位置情報に誤りがある等、当該事業者側で位置情報の補正を主体的に実行可能である。したがって、位置推測サーバ3及び通信端末1の少なくとも一方を管理する事業者が容易に位置情報を補正することができ、且つ、高精度な位置推定を可能とする。
また、位置推測システム100Aにおいて、位置推測サーバ3は、通信端末1の位置推測処理に関する各種情報又は各データをロギングしてよい。この場合、一実施形態に係る位置推測システム100Aは、測位不良が発生した場合には測位不良の発生原因を調査するためにその発生状況を再現等することが可能である。
[位置推測システムの動作]
(第2例)
図1及び図7を参照して、第1実施形態に係る位置推測方法の第2例を説明する。図7は、第1実施形態に係る位置推測方法の第2例を示すフローチャートである。図1に記載の各ステップS1…S31と、図7に記載の各ステップS1…S33とは、同一の符号に対応する処理については同様の処理である。第2例では、通信端末1から受信した検出情報DIに基準点が含まれるか否かを判定する判定処理を実行する点で、当該判定処理を実行しない第1例とは異なる。以下では、第1例とは異なる点について特に説明する。
位置推測サーバ3は、通信端末1から受信した検出情報DIに基準点が含まれるか否かを判定する(S15)。通信端末1から受信した検出情報DIに基準点が含まれる場合(Yesの場合)は、ステップS19に進む。他方で、通信端末1から受信した検出情報DIに基準点が含まれない場合(Noの場合)は、ステップS17に進み、位置推測サーバ3は、当該検出情報DIを、新たな基準点として、図3に示す記録部33に登録する。つまり、記録部33に記録されている基準点情報RPIが更新される。
以上説明したように、第2例によれば、第1実施形態における位置推測システム100Aは、通信端末1から受信した検出情報DIに基準点が含まれるか否かを判定する。例えば、通信端末1から受信した検出情報DIに基準点が含まれない場合は、位置推測サーバ3は、当該検出情報DIを、新たな基準点として登録する。この構成によれば、上記した一時的な基準点(基準点候補)を自動的に登録することが可能である。
[位置推測システムの動作]
(第3例)
図1及び図8を参照して、第1実施形態に係る位置推測方法の第3例を説明する。図8は、本発明の第1実施形態に係る位置推測方法の第3例を示すフローチャートである。図1に記載の各ステップS1…S31と、図8に記載の各ステップS1…S33とは、同一の符号に対応する処理については同様の処理である。第3例では、一の位置情報SP5から取得した位置情報に対応する位置が基準点に基づく所定範囲に含まれていない場合、新たな位置情報を取得するための他の位置情報SP5を選択する点で、基準点に対応する位置を通信端末1の位置として推測する第1例とは異なる。以下では、第1例とは異なる点について特に説明する。
ステップS19において、複数の位置情報SP5a~5nのうち、一の位置情報SP5aから取得した位置情報に対応する位置が基準点に基づく通信可能範囲に含まれていない場合、ステップS20に進む。位置推測サーバ3は、他の全ての候補位置情報SP5b~5nに対する問い合わせが完了したか否かを判定する(S20)。S20において、Noの場合、新たな位置情報を取得するための他の位置情報SP5nを選択する(S22)。位置推測サーバ3は、選択した位置情報SP5nに対して、通信端末1から受信した検出情報DIを送信し、位置情報PIに関する精度情報AIの提供要求を送信する(S23)。位置情報SP5nは、位置推測サーバ3から検出情報DIと精度情報AIの提供要求とを受信すると、位置情報PI及び精度情報AIを位置推測サーバ3に返送する(S33)。位置推測サーバ3は、より高精度の位置情報を取得できるまで、上記のような一連の位置情報SP5の選択処理を繰り返し実行する(位置情報SP5を順番に変更する)ことが可能である。他方で、ステップS20において、Yesの場合、位置推測サーバ3は、基準点に対応する位置を通信端末1の位置として推測する(S21)。
位置情報SP5の選択処理に関して、位置推測サーバ3は、複数の位置情報SP5a~5nのうち、一の位置情報SP5から取得した位置情報DIに関連づけられた精度情報AIに基づいて、新たな位置情報PIを取得するための他の位置情報SP5を選択してもよい。この構成によれば、例えば、精度が低い位置情報がある位置情報SP5から提供される場合は、位置推測サーバ3は、他の位置情報SP5から、高精度の新たな位置情報を取得するために、他の位置情報SP5を選択することが可能である。
第1実施形態に係る位置推測方法の第3例によれば、位置推測システム100Aは、複数の位置情報SP5a~5nのうち、一の位置情報SP5から取得した位置情報に対応する位置が基準点に基づく通信可能範囲に含まれていない場合、新たな位置情報を取得するための他の位置情報SP5を選択する。位置推測システム100Aは、必要に応じて、位置情報SP5の変更(選択)処理を繰り返すたびに、新たな位置情報を取得する。位置推測システム100Aは、新たな位置情報に対応する座標が基準点からの通信可能範囲に含まれる場合、当該座標を推測位置として特定する。したがって、位置推測サーバ3及び通信端末1の少なくとも一方を管理する事業者が容易に位置情報を補正することができ、且つ、高精度な位置推定を可能とする。
<第2実施形態>
図9を参照して、本発明の第2実施形態に係る位置推測システム100Bを説明する。図9は、本発明の第2実施形態に係る位置推測システム100Bの全体構成の模式図である。第2実施形態に係る位置推測システム100Bでは、位置推測サーバ3と位置情報SP5とが通信可能ではない(連携しない)点において、位置推測サーバ3と位置情報SP5とが通信可能である(連携する)第1実施形態に係る位置推測システム100Aと異なる。以下では、第1実施形態とは異なる点について特に説明する。なお、図1、図5図7及び図8に記載の各ステップS1…S33と、図9に記載の各ステップS1…S33とは、同一の符号に対応する処理については同様の処理である。
上記したとおり、位置推測システム100Bでは、位置推測サーバ3と位置情報SP5とが通信可能ではない(連携しない)ため、検出情報の送信、精度情報の要求、位置情報SP5からの位置情報の受信については、通信端末1が実行する(S13、23、31、及び33)。また、通信端末1は、自らが検出した検出情報と、位置情報SP5から取得した位置情報と、を位置推測サーバ3に送信する(S4)。なお、上記したとおり、位置補正処理を含む位置推測処理は、位置推測サーバ3が実行する。
第2実施形態によれば、位置推測サーバ3と位置情報SP5とが通信可能ではない(連携しない)場合であっても、位置推測システム100Bは、第1実施形態に係る位置推測システム100Aと同様に、位置推測サーバ3及び通信端末1の少なくとも一方を管理する事業者が容易に位置情報を補正することができ、且つ、高精度な位置推定を可能とする。
<第3実施形態>
図10を参照して、本発明の第3実施形態に係る位置推測システム100Cを説明する。図10は、本発明の第3実施形態に係る位置推測システム100Cの全体構成の模式図である。第3実施形態に係る位置推測システム100Cでは、位置補正処理を含む位置推測処理を通信端末1で実行する点で、位置補正処理を含む位置推測処理を位置推測サーバ3で実行する第1実施形態に係る位置推測システム100A及び第2実施形態に係る位置推測システム100Bとは異なる。なお、図1、図5、図7及び図8に記載の各ステップS1…S33と、図10に記載の各ステップS1…S33とは、同一の符号に対応する処理については同様の処理である。以下では、第1実施形態及び第2実施形態と異なる点について特に説明する。
位置推測システム100Cは、位置推測サーバ3を備えない。位置推測システム100Cでは、通信端末1と位置情報SP5の間で検出情報や位置情報の送受信が実行され、通信端末1が位置補正処理を含む位置推測処理を実行する。なお、位置推測システム100Cでは、通信端末1が位置推測処理を実行するため、当該位置推測処理を実行するために必要な情報及び処理結果を記録する、図2に示す記録部33を通信端末1が備える。しかしながら、記録部33のストレージサイズによっては、通信端末1とは異なる装置等が記録部33を備えてもよい。
第3実施形態によれば、位置推測サーバ3を備えない位置推測システム100Cでは、通信端末1が位置補正処理を含む位置推測処理を実行する。したがって、位置推測システム100Cが位置推測サーバ3を備えない場合であっても、通信端末1を管理する事業者が容易に位置情報を補正することができ、且つ、高精度な位置推定を可能とする。
<第4実施形態>
図11を参照して、本発明の第4実施形態に係る位置推測システム100Dを説明する。図11は、本発明の第4実施形態に係る位置推測システム100Dの全体構成の模式図である。第4実施形態に係る位置推測システム100Dでは、第3実施形態に係る位置推測システム100Cと同様に、位置補正処理を含む位置推測処理を通信端末1が実行する。また、第4実施形態に係る位置推測システム100Dでは、位置推測サーバ3と位置情報SP5とが通信可能ではない(連携しない)。なお、図1、図5、図7及び図8に記載の各ステップS1…S33と、図11に記載の各ステップS1…S33とは、同一の符号に対応する処理については同様の処理である。以下では、第1実施形態から第3実施形態と異なる点について特に説明する。
位置推測システム100Dでは、位置推測サーバ3と位置情報SP5とが通信可能ではない(連携しない)ため、検出情報の送信、精度情報の要求、位置情報SP5からの位置情報の受信については、通信端末1が実行する(S13、23、31、及び33)。また、通信端末1は、自らが位置補正処理を含む位置推測処理を実行するため、基準点情報を位置推測サーバ3から取得する。例えば、図11に示すように、通信端末1は、検出情報を位置推測サーバ3に送信すること(S3)をトリガーとして、位置推測サーバ3から基準点情報を取得する(S29)。なお、位置推測サーバ3は、検出情報に対応する基準点情報がない場合は、その旨を示す情報を通信端末1に返送してもよい。
第4実施形態によれば、位置推測システム100Dでは、通信端末1が位置補正処理を含む位置推測処理を実行する。位置推測システム100Dでは、位置推測サーバ3と位置情報SP5とが通信可能ではない(連携しない)場合であっても、位置推測サーバ3及び通信端末1の少なくとも一方を管理する事業者が容易に位置情報を補正することができ、且つ、高精度な位置推定を可能とする。
図12は、一実施形態に係るコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。図12を参照して、図1及び9-11に示す位置推測システム100A、100B、100C及び100Dにおける各種装置、例えば、通信端末1、及び、位置推測サーバ3を構成するのに用いることができるコンピュータのハードウェア構成の一例について説明する。
コンピュータ40は、ハードウェア資源として、主に、プロセッサ41と、主記録装置42と、補助記録装置43と、入出力インターフェース44と、通信インターフェース45とを備えており、これらはアドレスバス、データバス、コントロールバス等を含むバスライン46を介して相互に接続されている。なお、バスライン46と各ハードウェア資源との間には適宜インターフェース回路(図示せず)が介在している場合もある。
プロセッサ41は、コンピュータ全体の制御を行う。プロセッサ41は、例えば、図2に示す位置推測サーバ3の情報処理部31に相当する。主記録装置42は、プロセッサ41に対して作業領域を提供し、SRAM(tatic andom ccess emory)やDRAM(ynamic andom ccess emory)等の揮発性メモリである。補助記録装置43は、ソフトウェアであるプログラム等やデータ等を格納する、HDDやSSD、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリである。当該プログラムやデータ等は、任意の時点で補助記録装置43からバスライン46を介して主記録装置42へとロードされる。補助記録装置43は、例えば図2に示す位置推測サーバ3の記録部33に相当する。
入出力インターフェース44は、情報を提示すること及び情報の入力を受けることの一方又は双方を行うものであり、カメラ、キーボード、マウス、ディスプレイ、タッチパネル・ディスプレイ、マイク、スピーカ等である。通信インターフェース45は、所定の通信ネットワークを介して、図1及び9-11に示す位置推測システム100A、100B、100C及び100Dにおける各種装置間で各種データを送受信するためのものである。通信インターフェース45と所定の通信ネットワークとは、有線又は無線で接続されうる。通信インターフェース45は、ネットワークに係る情報、例えば、Wi-Fiのアクセスポイントに係る情報、通信キャリアの基地局に関する情報等も取得することがある。
上に例示したハードウェア資源とソフトウェアとの協働により、コンピュータ40は、所望の手段として機能し、所望のステップを実行し、所望の機能を実現させることできることは、当業者には明らかである。
なお、上記各実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更/改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。また、本発明は、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の開示を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素は削除してもよい。さらに、異なる実施形態に構成要素を適宜組み合わせてもよい。
上記各実施形態における検出情報には、図1等に示す通信端末1が電波を受信している一又は複数のアクセスポイントの識別情報、及び、当該電波の受信強度、通信端末1が在圏しているセルの識別情報、並びに通信端末1が検出したBluetoothビーコンの情報のうち少なくとも一つが含まれるが、これに限られない。例えば、検出情報は、通信端末1が検出した地磁気を特定する地磁気情報を含んでもよい。以下では、一例として、検出情報に地磁気情報が含まれる形態を説明する。
通信端末1は、当該通信端末1が現在おかれている地磁気情報を取得する。地磁気情報は、X軸、Y軸、Z軸の方向情報として得られる。地磁気情報は、単独では位置が定まり難い。したがって、無線LANのアクセスポイントの識別情報及び電界強度情報や、在圏基地局の識別情報と合わせて参照することで、位置精度を向上させることができる。すなわち、通信端末1は、位置推測サーバ3からの推定位置に基づいて、通信端末1自らが特定の屋内や区域に居ることを把握している場合には、地磁気情報のみを位置推測サーバ3又は位置情報SP5に送信するとしても高精度の位置推測が可能である。方向情報でしかない地磁気情報であっても特定の屋内や区域内においては特定点のみに位置を絞りこむことが可能である。
上記構成によれば、例えば、通信端末1は、検知した地磁気情報を位置推測サーバ3に送信する。位置推測サーバ3は、取得した地磁気情報を位置情報SP5に送信する。位置情報SP5は、地磁気情報に対して、位置推測サーバ3に位置情報を送信する。したがって、位置推測サーバ3は、取得した位置情報に基づいて、通信端末1の位置を推測することが可能である。
1…通信端末、3…位置推測サーバ、5a…5n…位置情報サービスプロバイダ(SP)、16…アクティブ・スキャン機能、17…パッシブ・スキャン機能、31…情報処理部、33…記録部、71…検出情報取得部、73…位置情報取得部、75…精度情報取得部、77…基準点判定部、79…基準点登録部、81…補正判定部、83…位置補正部、85…位置推定部、87…位置情報SP選択部、100A,100B,100C,100D…位置推測システム

Claims (13)

  1. 通信端末の位置を推測する位置推測サーバであって、
    前記通信端末が検出した検出情報に基づいて位置情報提供システムから提供された位置情報を取得する位置情報取得部と、
    取得した前記位置情報に対応する位置が基準位置に基づく所定範囲に含まれているか否かに基づいて、当該位置の補正の要否を判定する位置補正判定部と、
    前記要否の判定結果に基づいて前記通信端末の位置を推測する位置推測部と、を備える、
    位置推測サーバ。
  2. 前記位置推測部は、取得した前記位置情報に対応する位置が前記基準位置に基づく所定範囲に含まれていない場合、前記基準位置に対応する位置を前記通信端末の位置として推測する、
    請求項1に記載の位置推測サーバ。
  3. 前記位置推測部は、前記基準位置が複数の基準位置を含む場合に、取得した前記位置情報に対応する位置が当該複数の基準位置のそれぞれに基づく所定範囲に含まれている場合に、所定の条件を満たす特定の基準位置に対応する位置を前記通信端末の位置として推測する、
    請求項1に記載の位置推測サーバ。
  4. 前記所定の条件を満たす前記特定の基準位置は、
    予め定められた優先順位に基づいて決定される基準位置、
    前記複数の基準位置のそれぞれに基づく通信可能範囲の広さに応じて決定される基準位置、
    前記複数の基準位置のそれぞれの距離に応じて決定される基準位置、
    前記複数の基準位置における通信特性の種類に応じて決定される基準位置、及び、
    前記複数の基準位置が屋内であるか屋外であるかに応じて決定される基準位置の少なくとも一つを含む、
    請求項3に記載の位置推測サーバ。
  5. 前記位置情報提供システムは、複数の位置情報提供システムを含み、
    当該複数の位置情報提供システムのうち、一の位置情報提供システムから取得した前記位置情報に対応する位置が前記基準位置に基づく所定範囲に含まれていない場合、新たな位置情報を取得するための他の位置情報提供システムを選択する選択部を更に備える、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の位置推測サーバ。
  6. 前記位置情報提供システムは、複数の位置情報提供システムを含み、
    前記位置情報提供システムから前記位置情報に関する精度情報を取得する精度情報取得部と、
    取得した前記位置情報に対応する位置が前記基準位置に基づく所定範囲に含まれていない場合、当該複数の位置情報提供システムのうち、一の位置情報提供システムから取得した前記位置情報に関連づけられた前記精度情報に基づいて、新たな位置情報を取得するための他の位置情報提供システムを選択する選択部と、を更に備える、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の位置推測サーバ。
  7. 前記通信端末が検出した検出情報を取得する検出情報取得部と、
    取得した前記検出情報に対応する位置と前記基準位置とが一致しない場合、当該位置を新たな基準位置として登録する登録部と、を更に備える、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の位置推測サーバ。
  8. 前記検出情報は、
    前記通信端末が電波を受信している一又は複数のアクセスポイントの識別情報、及び、前記電波の受信強度、前記通信端末が在圏しているセルの識別情報、前記通信端末が検出した地磁気に関する地磁気情報、並びに、前記通信端末が検出したビーコン情報のうち少なくとも一つである、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の位置推測サーバ。
  9. 通信端末の位置を推測する位置推測サーバが実行する位置推測方法であって、
    前記通信端末が検出した検出情報に基づいて位置情報提供システムから提供された位置情報を取得するステップと、
    取得した前記位置情報に対応する位置が基準位置に基づく所定範囲に含まれているか否かに基づいて、当該位置の補正の要否を判定するステップと、
    前記要否の判定結果に基づいて前記通信端末の位置を推測するステップと、を含む、
    位置推測方法。
  10. 通信端末の位置を推測するコンピュータを、
    前記通信端末が検出した検出情報に基づいて位置情報提供システムから提供された位置情報を取得する位置情報取得部と、
    取得した前記位置情報に対応する位置が基準位置に基づく所定範囲に含まれているか否かに基づいて、当該位置の補正の要否を判定する位置補正判定部と、
    前記要否の判定結果に基づいて前記通信端末の位置を推測する位置推測部と、
    して機能させるプログラム。
  11. 自らの位置を推測する通信端末であって、
    自らが検出した検出情報に基づいて位置情報提供システムから提供された位置情報を取得する位置情報取得部と、
    取得した前記位置情報に対応する位置が基準位置に基づく所定範囲に含まれているか否かに基づいて、当該位置の補正の要否を判定する位置補正判定部と、
    前記要否の判定結果に基づいて自らの位置を推測する位置推測部と、を備える、
    通信端末。
  12. 自らの位置を推測する通信端末が実行する位置推測方法であって、
    自らが検出した検出情報に基づいて位置情報提供システムから提供された位置情報を取得するステップと、
    取得した前記位置情報に対応する位置が基準位置に基づく所定範囲に含まれているか否かに基づいて、当該位置の補正の要否を判定するステップと、
    前記要否の判定結果に基づいて自らの位置を推測するステップと、を含む、
    位置推測方法。
  13. 自らの位置を推測する端末装置を、
    自らが検出した検出情報に基づいて位置情報提供システムから提供された位置情報を取得する位置情報取得部と、
    取得した前記位置情報に対応する位置が基準位置に基づく所定範囲に含まれているか否かに基づいて、当該位置の補正の要否を判定する位置補正判定部と、
    前記要否の判定結果に基づいて自らの位置を推測する位置推測部と、
    して機能させるプログラム。
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