JP2017500589A - サーバから仮想アクセスポイントを識別するデバイスに支援データを送達するための方法および装置 - Google Patents

サーバから仮想アクセスポイントを識別するデバイスに支援データを送達するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

位置決め支援データを処理するための方法および装置が提供される。代表的な方法は、位置決めサーバから、一意の識別子のリストを含む仮想アクセスポイント（ＶＡＰ）データを受信することと、ＶＡＰを使用することによってモバイルデバイスの場所を決定することとを含む。ＶＡＰデータは、リストに含まれる一意の識別子が同じ物理的なアクセスポイントから生じる信号を識別することを示す。一意の識別子はＭＡＣアドレスであり得る。一例では、決定することは、リストにある一意の識別子によって識別される信号を能動的にスキャンすることと、リストにもある異なる一意の識別子によって識別される異なる信号を能動的にスキャンしないこととを含む。アクセスポイントのリストにあり、モバイルデバイスに割り当てられた他のＭＡＣアドレスをスキャンしないことは、モバイルデバイスが、時間、プロセッササイクル、およびエネルギーを浪費する重複するスキャンを実行しないようにする。

Description

関連出願の相互参照
[0001]本出願は、その譲受人に譲受され、参照によってその全体が本明細書に明確に組み込まれている、２０１３年１１月１２日に出願された「ＭＥＴＨＯＤ ＡＮＤ ＡＰＰＡＲＡＴＵＳ ＦＯＲ ＤＥＬＩＶＥＲＩＮＧ ＡＳＳＩＳＴＡＮＣＥ ＤＡＴＡ ＦＲＯＭ Ａ ＳＥＲＶＥＲ ＴＯ Ａ ＤＥＶＩＣＥ ＩＤＥＮＴＩＦＹＩＮＧ ＶＩＲＴＵＡＬ ＡＣＣＥＳＳ ＰＯＩＮＴＳ」と題する米国仮出願第６１／９０３，０１２号の優先権を主張するものである。
[0002]本開示は、一般的に電子技術に関し、より具体的には、限定することなく、位置決め支援に関係するデータを処理する方法および装置に関する。
[0003]位置決め技術は、モバイルデバイスの使用を革新し収益化する。屋内位置決め（indoor positioning）技術は、たとえば、ローカルサービスの検出、近くでの「プッシュ」通知および関連するコンテンツ、興味のある人々およびアイテムの発見、消費者解析の実行、（たとえばモールの）デジタルクーポンの送達、空港でのゲートの発見、商店でのアイテムの発見、位置ベースのデジタル権利の管理、ならびに作業員の安全の追跡を可能にする。屋内位置決め技術は、ショッピングモール、ホテル、空港、大学のキャンパス、およびエンターテイメント目的地などの現場（venues）で使用され得る。
[0004]従来の屋内位置決め技術は、３メートルから５メートル以内においてモバイルデバイスの屋内での位置を決定するために十分に正確である。屋内位置決め技術は、この技術が、モバイルデバイスの屋内での位置を決定するために、全地球測位システム（ＧＰＳ）信号と、全地球型衛星航法システム（ＧＬＯＮＡＳＳ）信号と、ＷｉＦｉ（登録商標）信号と、センサ出力とからのデータの組合せを使用することができるので、このように正確である。モバイルデバイスは、モバイルデバイスの位置を推定するために、およびモバイルデバイスの経路の確率的な推定を実行するために、このデータを組み合わせて分析することによって、非常に正確な屋内位置決めを実行する。
[0005]従来、ＷｉＦｉネットワークのものなどの物理的なワイヤレスアクセスポイントは、特定のモバイルデバイスに各自の多数のサービスを提供するために、複数のメディアアクセス制御（ＭＡＣ）アドレスを使用する。提供される１つのタイプのサービスは、特定のモバイルデバイスの屋内位置決めである。特定のモバイルデバイスに対して、複数のＭＡＣアドレスは、アクセスポイントを複数の仮想アクセスポイントとして見せ、各仮想アクセスポイントは、独立した物理的なアクセスポイントとしてモバイルデバイスに見える。アクセスポイント（ＡＰ）ごとに複数のサービスセット識別子（ＳＳＩＤ：service set identification）をサポートするために、以下がある場合がある。
１．ビーコンごとの複数のＳＳＩＤ、単一のビーコン、単一の基本サービスセット識別子（ＢＳＳＩＤ：Basic Service Set Identification）。ＭＡＣアドレスは、ＢＳＳＩＤとして機能することができる。
２．ビーコンごとの単一のＳＳＩＤ、単一のビーコン、単一のＢＳＳＩＤ。
３．ビーコンごとの単一のＳＳＩＤ、複数のビーコン、単一のＢＳＳＩＤ。
４．ビーコンごとの単一のＳＳＩＤ、単一のビーコン、複数のＢＳＳＩＤ（これは事実上の業界標準である）。
単一のＢＳＳＩＤだけがモバイルデバイスによって見られるので、単一のＢＳＳＩＤを持つ最初の３つの方法は、位置決めの観点から処理するのが簡単である。しかし、ＷｉＦｉベースの屋内位置決めを実行する場合、複数の仮想アクセスポイントを使用することは問題を生じさせる。
[0006]従来、モバイルデバイスが屋内位置決めを実行する場合、モバイルデバイスは、利用可能なＭＡＣアドレスの各々から屋内位置支援データを取得するために、利用可能なＭＡＣアドレスの各々（すなわち、複数の仮想アクセスポイントの各々）をスキャンする。ＭＡＣアドレスのスキャンに応じて、物理的なワイヤレスアクセスポイントは、各個別スキャンに応じて（すなわち複数回）モバイルデバイスに同じ支援データを提供する。したがって、ＭＡＣアドレスの各々をスキャンする場合、モバイルデバイスは、労力を重複させ、プロセッサ時間を浪費し、エネルギーを浪費する。重複するスキャンにより時間を浪費することは、より少ない数の物理的なアクセスポイントをスキャンすることにつながり、その結果として、より低い位置決め精度が得られ、モバイルデバイスの位置を決めるのにより長い時間がかかる。
[0007]したがって、本明細書によって提供される改善された方法および装置を含む、従来の方法および装置を改良する方法および装置に対して、長期にわたる業界のニーズがある。
[0008]この概要は、本教示の一部の態様についての基本的な理解を提供するものである。この概要は、詳細まで網羅するものではなく、また重要な特徴をすべて識別することを意図するものでも、特許請求の範囲を制限することを意図するものでもない。
[0009]モバイルデバイスによって位置支援データを処理するための代表的な方法および装置が提供される。代表的な方法は、位置決めサーバから一意の識別子のリストを含む仮想アクセスポイント（ＶＡＰ）データを受信することと、モバイルデバイスの場所を決定することとを含む。ＶＡＰデータは、リストに含まれている一意の識別子が同じ物理的なアクセスポイント（ＡＰ）から生じる信号を識別することを示す。モバイルデバイスは場所を決定するときにＶＡＰデータを使用する。他の例では、専用プロセッサなどのプロセッサに、方法の少なくとも一部を実行させるように構成された、そこに記憶されたプロセッサで実行可能な命令を備える非一時的コンピュータ可読媒体が提供される。
[0010]代表的なモバイルデバイスは、メモリと、メモリに結合されたプロセッサとを含む。プロセッサは、位置決めサーバから一意の識別子のリストを含むＶＡＰデータを受信するように構成される。プロセッサは、また、モバイルデバイスの場所を決定するように構成される。ＶＡＰデータは、リストに含まれている一意の識別子が同じ物理的なＡＰから生じる信号を識別することを示す。プロセッサは場所を決定するときにＶＡＰデータを使用する。
[0011]他の例では、位置支援データを処理するように構成されたモバイルデバイスであって、位置決めサーバから一意の識別子のリストを含むＶＡＰデータを受信するための手段と、モバイルデバイスの場所を決定するための手段とを備えるモバイルデバイスが提供され、ＶＡＰデータは、リストに含まれている一意の識別子が同じ物理的なＡＰから生じる信号を識別することを示す。モバイルデバイスは場所を決定するときにＶＡＰデータを使用する。
[0012]位置決めサーバから位置支援データを提供するための別の代表的な方法であって、モバイルデバイスから位置支援データ要求メッセージを受信することと、位置支援データ要求メッセージに応答して、一意の識別子のリストを含むＶＡＰデータをモバイルデバイスに送信することとを含む方法がさらに提供される。ＶＡＰデータは、リストに含まれている一意の識別子が同じ物理的なＡＰから生じる信号を識別することを示す。他の例では、専用プロセッサなどのプロセッサに、方法の少なくとも一部を実行させるように構成され、そこに記憶されたプロセッサで実行可能な命令を備える非一時的コンピュータ可読媒体が提供される。
[0013]他の例では、位置決めサーバが提供される。位置決めサーバは、メモリと、メモリに結合されたプロセッサとを含む。プロセッサは、モバイルデバイスから位置支援データ要求メッセージを受信するように構成され、位置支援データ要求メッセージに応答して、一意の識別子のリストを含むＶＡＰデータをモバイルデバイスに送信するように構成される。ＶＡＰデータは、リストに含まれる一意の識別子が同じ物理的なＡＰから生じる信号を識別することを示す。
[0014]他の例では、別の位置決めサーバが提供される。位置決めサーバは、モバイルデバイスから位置支援データ要求メッセージを受信するための手段と、位置支援データ要求メッセージに応答して、一意の識別子のリストを含むＶＡＰデータをモバイルデバイスに送信するための手段とを含む。リストに含まれている一意の識別子が同じ物理的なＡＰから生じる信号を識別することを示すＶＡＰデータ。
[0015]位置決めサーバでメンテナンスを実行するための代表的な方法がさらに提供される。方法は、ＡＤデータベースからヒートマップを含む支援データ（ＡＤ）を取得することと、物理的なアクセスポイントごとに１つのヒートマップだけを維持し、物理的なアクセスポイントに関連する個々の仮想アクセスポイントに関する以前に存在した冗長なヒートマップを削除することによって、ＡＤサイズを低減することとを含む。他の例では、専用プロセッサなどのプロセッサに、方法の少なくとも一部を実行させるように構成され、そこに記憶されたプロセッサで実行可能な命令を備える非一時的コンピュータ可読媒体が提供される。
[0016]他の例では、位置決めサーバが提供される。位置決めサーバは、メモリと、メモリに結合されたプロセッサとを含む。プロセッサは、ＡＤデータベースからヒートマップを含むＡＤを取得するように構成され、物理的なアクセスポイントごとに１つのヒートマップだけを維持し、物理的なアクセスポイントに関連する個々の仮想アクセスポイントに関する以前に存在した冗長なヒートマップを削除することによって、ＡＤサイズを低減するように構成される。
[0017]他の例では、別の位置決めサーバが提供される。位置決めサーバは、ＡＤデータベースからヒートマップを含むＡＤを取得するための手段と、アクセスポイントごとに１つのヒートマップだけを維持し、物理的なアクセスポイントに関連する個々の仮想アクセスポイントに関する以前に存在した冗長なヒートマップを削除することによって、ＡＤサイズを低減するための手段とを含む。
[0018]前述の説明は、詳細な説明および図面がよりよく理解され得るために、本教示の特徴および技術的な利点の一部を広く概説している。追加の特徴および利点も詳細な説明に記述されている。概念および開示された例は、本教示の同じ目的を実行するために他の構造を修正または設計するための基礎として容易に利用され得る。そのような等価な構造は、特許請求の範囲に記述されるような教示の技術から逸脱するものではない。教示の特性である本発明の特徴は、他の目的および利点とともに、詳細な説明および付属する図からよりよく理解される。図の各々は、例示および記述のみを目的に提供されるものであり、本教示を制限するものではない。
[0019]教示の特性である本発明の特徴は、他の目的および利点とともに、詳細な説明および付属する図からよりよく理解される。図の各々は、例示および記述のみを目的に提供されるものであり、本教示を制限するものではない。
[0020]代表的なネットワークおよび構成要素を示す図。 代表的なネットワークおよび構成要素を示す図。 代表的なネットワークおよび構成要素を示す図。 [0021]屋内位置決めサーバから屋内位置支援データを提供するための代表的な方法を示す図。 [0022]代表的な位置支援データを示す図。 [0023]モバイルデバイスによって位置支援データを処理するための代表的な方法を示す図。 [0024]位置決めサーバによって位置支援データを提供するための代表的な方法を示す図。 [0025]屋内位置決めサーバによって登録およびメンテナンスを実行するための代表的な方法を示す図。 [0026]屋内位置決めサーバから屋内位置支援データを提供するための代表的な方法を示す図。 [0027]モバイルデバイスによって位置支援データを処理するための代表的な方法を示す図。 [0028]位置決めサーバから位置支援データを提供するための代表的な方法を示す図。 [0029]モバイルデバイスと位置決めサーバとの間の位置支援データ通信のための代表的な方法を示す図。
[0030]一般的な慣習に従って、図面によって示された特徴は、縮尺に合わせて描かれていない場合がある。したがって、示された特徴の寸法は、明瞭さのために任意に拡張または縮小され得る。一般的な慣習に従って、図面の一部は明瞭さのために簡素化されている。したがって、図面は、特定の装置または方法のすべてのコンポーネントを示しているとは限らない場合がある。さらに、同様の参照番号は、明細書および図の全体にわたって同様の特徴を示している。
序論
[0031]サーバから仮想アクセスポイントを識別するデバイスに支援データを送達する方法および装置が提供される。本明細書に開示された代表的な装置および方法は、長期にわたる業界のニーズだけでなく、これまでに特定されていない他のニーズに有益に取り組むものであり、従来の方法および装置の欠点を軽減するものである。たとえば、本明細書において開示される装置および方法によって提供される利点は、従来のデバイスを超えるエネルギー節約における改善である。従来の手法を超える他の利点は、モバイルデバイスの位置の修正を取得するための時間が短縮されることと、より少ないプロセッサ負荷と、より高い位置決め精度とを含む。
[0032]本出願の文章および図面において例が開示される。本開示の範囲から逸脱することなく代替の例が考案され得る。さらに、本教示の態様を不明瞭にすることを避けるために、本教示の従来の要素は、詳細に記述されない場合があるか、または省略される場合がある。
[0033]本明細書で使用する場合、「代表的な」という用語は、「例、事例、または例証として機能すること」を意味する。「代表的」と記述された記述は、他の例より好ましい、または有利なものとして、必ずしも解釈されるものではない。同様に、「例」という用語は、すべての例が、説明された特徴、利点、または動作の方式を含むことを必要としているわけではない。「一例では」、「例」、「１つの特徴では」、および／または「特徴」という用語の使用は、本明細書では、必ずしも同じ特徴および／または例を指しているとは限らない。さらに、特定の特徴および／または構造は、１つまたは複数の他の特徴および／または構造と組み合わせられ得る。さらに、本明細書に記述された装置の少なくとも一部は、本明細書に記述された方法の少なくとも一部を実行するように構成され得る。
[0034]「接続された（connected）」、「結合された（coupled）」、またはその変形の用語は、要素間における、直接的または間接的のいずれかの任意の接続または結合を意味するものであり、中間要素を介して「接続された」または「結合された」２つの要素の間において中間要素の存在を包含する場合があることに注意するべきである。要素間の結合および／または接続は、物理的、論理的、またはそれらの組合せの場合がある。本明細書で用いる場合、要素は、たとえば、１つまたは複数のワイヤ、ケーブル、および／または印刷された電気接続を使用することによってだけでなく、電磁エネルギーを使用することによって「接続される」または「結合される」ことができる。電磁エネルギーは、無線周波数領域の波長、マイクロ波領域、および／またはオプティカル（可視と非可視の両方）領域を持つことができる。これらは、複数の限定を目的としない、非網羅的な例である。
[0035]「信号」という用語は、データ信号、オーディオ信号、ビデオ信号、マルチメディア信号、アナログ信号、および／またはデジタル信号などの任意の信号を含むことができることを理解するべきである。情報および信号は、様々な異なる技術および手法のいずれかを使用して表され得る。たとえば、この説明に記述されているデータ、命令、プロセスのステップ、プロセスのブロック、コマンド、情報、信号、ビット、および／またはシンボルは、電圧、電流、電磁波、磁界および／または磁気粒子、光場および／または光学粒子、ならびにそれらの任意の組合せによって表され得る。
[0036]本明細書において「第１の」、「第２の」などの指示を使用する要素を言及する場合、それらの要素の数および／または順序を制限するものではない。むしろ、これらの指示は、２つ以上の要素および／または要素のインスタンスを区別する便利な方法として使用される。したがって、第１の要素および第２の要素という言及は、２つの要素だけが用いられ得ること、または第１の要素は、必ず第２の要素に先行しなければならないことを意味するものではない。また、そうでないことが明記されていない限り、要素の組は、１つまたは複数の要素を備えることができる。加えて、記述または特許請求の範囲で使用される「Ａ、Ｂ、またはＣの少なくとも１つ」という形の用語は、「ＡまたはＢまたはＣまたはこれらの要素の任意の組合せ」と解釈され得る。
[0037]本明細書で使用される用語は、特定の例を記述することのみを目的とするものであり、制限することを意図するものではない。本明細書で使用する場合、そうでないことを文脈が明確に示していない限り、単数形の「１つの（ａ）」、「１つの（ａｎ）」、および「その（ｔｈｅ）」は、複数形も含むことを意図するものである。さらに、本明細書で使用する場合、「備える（comprise）」、「備える（comprising）」、「含む（include）」、および「含む（including）」という用語は、記述した特徴、整数、ブロック、ステップ、動作、要素、および／またはコンポーネントの存在を示すものであるが、１つまたは複数の他の特徴、整数、ブロック、ステップ、動作、要素、コンポーネント、および／またはそのグループの存在および／または追加を排除するものではない。
[0038]「場所（location）」という用語は、本明細書では、モバイルデバイスの位置を推定する文脈で使用される。「場所」という用語は、厳密な位置と考えるべきではない。したがって、モバイル端末が場所「に（in）」あるという概念は、モバイルデバイスがある物理位置または別の物理位置に正確にあるということを暗示するものではなく、むしろ、実装および実装の特定の状況に基づく範囲において変化する可能性がある付近または領域を示している。
[0039]この記述では、特定の用語は、特定の特徴を記述するために使用される。「モバイルデバイス」という用語は、携帯電話、モバイル通信デバイス、小型ナビゲーションデバイス、ポケットベル、携帯情報端末、個人情報マネージャ、モバイル型ハンドヘルドコンピュータ、コンピュータ（たとえば、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ウェアラブルコンピュータ、ワイヤレスデバイス、ワイヤレスモデム、ならびに／または人によって典型的に運ばれ、および／もしくは通信能力（たとえばワイヤレス式、セルラー式、赤外線、短距離無線通信など）を持つ他のタイプの携帯型電子デバイスなどを制限することなく示すことができる。さらに、「ユーザ機器」（ＵＥ）、「モバイル端末」、「モバイルデバイス」、および「ワイヤレスデバイス」という用語は、入れ替えて使うことができる。
図面の説明
[0040]図１Ａは、モバイルデバイスのサーバ支援屋内位置決めを提供するように構成された代表的なネットワーク１００を示す図である。モバイルデバイス１０５は、インターネットプロトコル（ＩＰ）ベースのワイヤレスネットワーク１１５を介して、サーバ（たとえば、位置決めサーバ、屋内位置決めサーバ、および／または同様のもの）１１０に結合されている。
[0041]図１Ｂは、ネットワーク１００内で用いられ得る代表的なモバイルデバイス１０５を示す図である。モバイルデバイス１０５は、本明細書に記述されている方法の少なくとも一部を実装するように構成され得るデバイスの例である。たとえば、モバイルデバイス１０５は、位置支援データを処理することができる。
[0042]モバイルデバイス１０５は、モバイルデバイス１０５の動作を制御するように構成されたプロセッサ１２０を含むことができる。読み取り専用メモリ（ＲＯＭ）および／またはランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）の両方を含むことができるメモリ１２２は、プロセッサ１２０に命令および／またはデータを提供することができる。メモリ１２２の一部は、また、不揮発性ランダムアクセスメモリ（ＮＶＲＡＭ）を含むことができる。プロセッサ１２０は、典型的には、メモリ１２２内に記憶されたプログラム命令に基づいて論理演算および算術演算を実行する。メモリ１２２の命令は、本明細書に記述された方法の少なくとも一部を実装するためにプロセッサ１２０によって実行可能な場合がある。
[0043]プロセッサ１２０は、１つまたは複数のプロセッサを用いて実装された処理システムのコンポーネントを備えるか、あるいは１つまたは複数のプロセッサを用いて実装された処理システムのコンポーネントであり得る。１つまたは複数のプロセッサは、汎用マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）、フィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦＰＧＡ）、プログラマブルロジックデバイス（ＰＬＤ）、制御装置、状態機械、ゲートロジック（gated logic）、個別のハードウェアコンポーネント、専用ハードウェアの有限状態機械、ならびに／または計算および／もしくは情報の操作を実行することができる他の適したエンティティの任意の組合せで実装され得る。
[0044]メモリ１２２は、また、プロセッサで実行可能なコードを記憶するために機械可読媒体を含むことができる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、またはハードウェア記述言語などと称される任意のタイプの命令を意味するように広く解釈される。命令は、コード（たとえば、ソースコードフォーマット、バイナリコードフォーマット、実行可能コードフォーマット、または他の適したコードフォーマット）を含むことができる。命令は、プロセッサ１２０によって実行された場合、プロセッサ１２０に、本明細書に記述された機能の少なくとも一部を実行させる。
[0045]モバイルデバイス１０５は、また、インターネットおよび／または他のワイドエリアネットワークへの接続を取得するために、ワイヤレスリンク（たとえばＩＰベースのワイヤレスネットワーク１１５）を介してモバイルデバイス１０５を結合するために、データをワイヤレスに送信および受信するようにそれぞれ構成された送信機１２６および受信機１２８を含むことができるハウジング１２４を含むことができる。送信機１２６および受信機１２８は、トランシーバ１３０に組み合わせられ得る。アンテナ１３２は、ハウジング１２４に接続され得て、トランシーバ１３０に電気的に結合され得る。
[0046]モバイルデバイス１０５は、一部の態様ではユーザインターフェース１３４をさらに備えることができる。ユーザインターフェース１３４は、キーパッド、マイクロホン、スピーカ、および／またはディスプレイを備えることができる。ユーザインターフェース１３４は、モバイルデバイス１０５のユーザに情報を伝達し、および／またはユーザから入力を受信する任意の要素もしくはコンポーネントを含むことができる。
[0047]モバイルデバイス１０５のコンポーネントは、バスシステム１３６によって結合され得る。バスシステム１３６は、データバスだけでなく、データバスに加えて、たとえば、パワーバス、制御信号バス、および／またはステータス信号バスを含むことができる。モバイルデバイス１０５のコンポーネントは、他の何らかの機構を使用して、入力を受け入れおよび／または提供するために結合され得る。いくつかの個別のコンポーネントを図１Ｂに示しているが、コンポーネントの１つまたは複数は、組み合わせるかまたはまとめて実装され得ることを当業者は認識するであろう。
[0048]サーバ１１０の例を図１Ｃに示す。サーバ１１０は、モバイルデバイスに位置支援データを提供するように構成された屋内位置決めサーバであり得る。サーバ１１０は、専用プロセッサなどの本明細書に記述された方法の少なくとも一部を実行するように構成されたプロセッサに結合されたメモリを含むことができる。プロセッサは、インターネットプロトコル（ＩＰ）ベースのワイヤレスネットワーク１１５を介してモバイルデバイス１０５に結合される。サーバ１１０は、本明細書に記述された特徴、方法、および／または方法のステップのいずれかおよび／またはすべてを実装、実行、および／または実行することができる、コンピューティングデバイスの一部であり得る。図１Ｃは、単に、コンポーネントの一般化された描写を提供することを目的としており、そのいずれかおよび／またはすべては、実行可能に適切に使用され得る。したがって、図１Ｃは、個々のシステム要素がどのように実装され得るかを広く示している。
[0049]サーバ１１０は、バス１５０を介して電気的に結合され得る（または他の方法で適切に通信することができる）ハードウェア要素を備えるものとして示されている。ハードウェア要素は、１つまたは複数の汎用プロセッサおよび／または１つまたは複数の専用プロセッサ（デジタル信号処理チップ、グラフィックス高速化プロセッサ、および／または同様のもの）を制限することなく含む、１つまたは複数のプロセッサ１５２と、制限することなく、カメラ、マウス、キーボード、および／または同様のものを含むことができる１つまたは複数の入力デバイス１５４と、制限することなく、ディスプレイユニット、プリンタ、および／または同様のものを含むことができる１つまたは複数の出力デバイス１５６とを含むことができる。
[0050]サーバ１１０は、制限することなく、ローカルおよび／もしくはネットワークでアクセス可能な記憶装置を備えることができ、ならびに／またはディスクドライブ、ドライブアレイ、光学記憶デバイス、プログラム可能、フラッシュ更新可能などであり得るランダムアクセスメモリ（「ＲＡＭ」）および／もしくは読み取り専用メモリ（「ＲＯＭ」）などのソリッドステート記憶デバイスを制限することなく含むことができる１つまたは複数の非一時的記憶デバイス１５８をさらに含むことができる（および／またはこれらと通信することができる）。そのような記憶デバイスは、様々なファイルシステム、データベース構造、および／または同種のものを制限することなく含む、任意の適切なデータストレージを実装するように構成され得る。
[0051]サーバ１１０は、また、制限することなく、モデム、ネットワークカード（ワイヤレスまたは有線）、赤外線通信デバイス、ワイヤレス通信デバイス、および／またはチップセット（Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）デバイス、８０２．１１デバイス、ＷｉＦｉデバイス、ＷｉＭａｘ（登録商標）デバイス、セルラー通信設備など）、および／または同種のものを含むことができる、通信サブシステム１６０を含むことができる。通信サブシステム１６０は、データが、ネットワーク（たとえばＩＰベースのワイヤレスネットワーク１１５など）、他のコンピュータシステム、および／または本明細書に記述された他のデバイスと交換されることを可能にすることができる。例では、サーバ１１０は、ＲＡＭおよび／またはＲＯＭデバイスを含むことができる非一時的ワーキングメモリ１６２をさらに備えることができる。
[0052]サーバ１１０は、また、様々な例によって提供されるコンピュータプログラムを備えることができ、ならびに／または本明細書に記述されるように、例によって提供される方法および／もしくは構成システムを実装するために設計され得る、オペレーティングシステム１６４、デバイスドライバ、実行可能なライブラリ、および／または１つまたは複数のアプリケーションプログラム１６６などの他のコードを含む、ワーキングメモリ１６２内に位置する（たとえば記憶された）ように示されているソフトウェア要素を備えることができる。メモリ１６２は、また、ＷｉＦｉアクセスポイントデータベース１６８（ＷｉＦｉ ＡＰ ＤＢ）、支援データデータベース１７０（ＡＤ ＤＢ）、および／または現場データベース１７２を含むことができる。ＷｉＦｉアクセスポイントデータベース１６８、支援データデータベース１７０、および／または現場データベース１７２の場所は自由裁量であり、単に例として、データベースは、サーバ１１０に対してローカルである（および／または中に存在する）記憶媒体（たとえば、記憶デバイス１５８、メモリ１６２、および／または同種のもの）に存在することができる。あるいは、データベースは、データベースがサーバ１１０と（たとえばＩＰベースのワイヤレスネットワーク１１５を介して）通信状態にある限りにおいて、サーバ１１０からリモートであり得る。特定の例の組では、データベースは、ストレージエリアネットワーク（「ＳＡＮ」）に存在することができる。データベースは、データベースサーバによって制御および／または維持され得る。そのようなデータベースは、ＡＰの場所および識別に関連する情報、セキュリティ情報、ならびに／または本明細書に記述された方法の少なくとも一部を可能にすることができるような他の情報を記憶することができる。単に例として、本明細書に記述した方法に関して記述された１つまたは複数の手順は、コンピュータ（および／またはコンピュータ内のプロセッサ）によって実行可能なコードおよび／または命令として実装され得て、一態様では、次いで、そのようなコードおよび／または命令は、記述された方法に従って１つまたは複数の動作を実行するために、汎用コンピュータ（または他のデバイス）を構成および／または適応させるために使用され得る。
[0053]コンピュータプログラム、命令、および／またはコードの組は、上に記述した記憶デバイス１５８などのコンピュータ可読記憶媒体に記憶され得る。一部の例では、記憶媒体は、サーバ１１０などのコンピュータシステム内に組み込まれ得る。他の例では、記憶媒体は、コンピュータシステムと分離され得て（たとえばコンパクトディスクなどのリムーバブル媒体）、および／またはインストレーションパッケージで提供され得るため、記憶媒体は、そこに記憶された命令／コードを用いて汎用コンピュータをプログラム、構成、および／または適応させるために使用され得る。コンピュータプログラム、命令、および／もしくはコードは、サーバ１１０によって実行可能な実行可能コードの形態を取ることができ、ならびに／または（たとえば様々な一般的に利用可能なコンパイラ、インストールプログラム、圧縮／解凍ユーティリティなどのいずれかを使用して）サーバ１１０でコンパイルおよび／もしくはインストールするときに、次いで、実行可能コードの形態を取るソースコードおよび／もしくはインストール可能なコードの形態を取ることができる。
[0054]特定の要件に従って、本質的で実用的な変更を行うことができる。たとえば、カスタマイズされたハードウェアも使用され得て、および／または特定の要素をハードウェア、ソフトウェア（アプレットなどの高移植性ソフトウェアを含む）、もしくは両方に実装され得る。さらに、ネットワーク入力／出力デバイスなどの他のコンピューティングデバイスへの接続が用いられ得る。
[0055]インターネットプロトコル（ＩＰ）ベースのワイヤレスネットワーク１１５は、標準ＩＥＥＥ８０２．１１ｎおよび／または標準ＩＥＥＥ８０２．１１ａｃなどのＷｉＦｉ標準と互換性を持つことができる。例では、インターネットプロトコル（ＩＰ）ベースのワイヤレスネットワーク１１５は、モバイルデバイス１０５が複数のＭＡＣアドレスを使用して、ワイヤレスで結合され得る物理的なアクセスポイントを含む。
[0056]図２は、サーバ１１０などの屋内位置決めサーバから屋内位置支援データを提供する代表的な方法２００を示している。方法２００の少なくとも一部は、ネットワーク１００の構成要素などの本明細書に記述された装置によって実行され得る。
[0057]ブロック２０５で、モバイルデバイスは、屋内位置決めサーバに位置支援データ（ＡＤ）要求メッセージを送信し、屋内位置決めサーバは、その要求メッセージを受信する。位置支援データ要求メッセージは、緯度、経度、および高度の大まかな位置、ならびに／またはＷｉＦｉ ＭＡＣアドレススキャンリストを含むことができる。
[0058]ブロック２１０で、要求メッセージがモバイルデバイスの大まかな位置（たとえば、緯度、経度、および／または高度を含む）を含むかどうかに関して決定が行われる。肯定の場合、方法２００はブロック２３５に進み、否定の場合、方法２００はブロック２１５に進む。
[0059]ブロック２１５で、ＷｉＦｉ ＡＰ ＤＢ１６８（図１Ｃ参照）のＷｉＦｉスキャンリストとアクセスポイントデータベース（ＡＰ ＤＢ）２２０との両方に一致するＭＡＣアドレスが発見される。
[0060]ブロック２２５で、仮想アクセスポイントは、ＷｉＦｉ ＡＰ ＤＢ１６８（図１Ｃ参照）のＷｉＦｉスキャンリストから削除される。
[0061]ブロック２３０で、アクセスポイントデータベース２２０の位置情報を使用して、識別されたアクセスポイントを用いて、モバイル位置決め手法が実行される。
[0062]ブロック２３５で、モバイルデバイスの位置に最も近い現場が、現場データベース（現場ＤＢ）１７２（図１Ｃ参照）を使用して発見される。
[0063]ブロック２４０で、識別された現場に関する支援データは、ＡＤ ＤＢ１７０（図１Ｃ参照）を使用して発見される。
[0064]ブロック２４５で、識別された現場のリストおよび支援データは、モバイルデバイスに送信され、モバイルデバイスは、アクセスポイントごとにメディアアクセス制御（ＭＡＣ）アドレスのグループを識別し、アクセスポイントごとに１つのＭＡＣアドレスだけのスキャンを実施するために、支援データを受信して使用する。
[0065]支援データは、図３に示したデータ３００を含むことができる。図３の影を付けた部分は、代表的な仮想アクセスポイントに関係するデータを識別する。
[0066]図４は、モバイルデバイス１０５などのモバイルデバイスによって位置支援データを処理するための代表的な方法４００を示している。方法４００の少なくとも一部は、ネットワーク１００の構成要素などの本明細書に記述された装置によって実行され得る。
[0067]ブロック４０５で、位置支援データ要求は、位置決めサーバ１１０などの位置決めサーバに送信される。
[0068]ブロック４１０で、ＭＡＣアドレスのリストが位置決めサーバから受信される。
[0069]ブロック４１５で、ＭＡＣアドレスの受信されたリストに載っており、モバイルデバイスによって使用される１つまたは複数のＭＡＣアドレスが識別される。一例では、１つのＭＡＣアドレスだけが識別される。
[0070]ブロック４２０で、位置支援データに対して、受信されたリストの識別された１つまたは複数のＭＡＣアドレスがスキャンされるが、しかし、すべてのＭＡＣアドレスがスキャンされるわけではない。すなわち、スキャンされる１つまたは複数のＭＡＣアドレスの数は、位置決めサーバから受信されたリストのＭＡＣアドレスの総数未満である。一例では、１つのＭＡＣアドレスだけがスキャンされる一方、受信されたリストの他のＭＡＣアドレスのいずれもスキャンされない。一例では、受信されたリストの基本ＭＡＣアドレス（すなわち、数的に最低のＭＡＣアドレス）がスキャンされる。他の例では、支援データは、受信されたリストのスキャンされる優先ＭＡＣアドレスを含むことができる。優先ＭＡＣアドレスは、受信されたリストのＭＡＣアドレスの中で最も頻繁に現れるＭＡＣアドレス（たとえば、モバイルデバイスによって最も頻繁に使用されるＭＡＣアドレス）であり得る。受信されたリストのＭＡＣアドレスのうちの１つまたは複数をスキャンすることは、一意の識別子のリストのＭＡＣアドレスのうちの１つまたは複数に関連するＡＰから受信された信号で測距（ranging）を実行するあるいは当該信号の強度の測定を実行するが、しかし、一意の識別子のリストのＭＡＣアドレスのすべてをスキャンするわけではないことを含むことができる。
[0071]図５は、サーバ１１０などの位置決めサーバから位置支援データを提供する代表的な方法５００を示している。方法５００の少なくとも一部は、ネットワーク１００の構成要素などの本明細書に記述された装置によって実行され得る。
[0072]ブロック５０５で、位置支援データ要求がモバイルデバイスから受信される。
[0073]ブロック５１０で、ＭＡＣアドレスのリストがモバイルデバイスに送信される。
[0074]ブロック５１５で、位置支援データに対するスキャンが受信される。位置支援データに対するスキャンは、ＭＡＣアドレスの送信されたリストのＭＡＣアドレスの１つのみに基づいている。
[0075]ブロック５２０で、位置支援データは、受信されたスキャンに応じてモバイルデバイスに提供される。
[0076]図６は、サーバ１１０などの屋内位置決めサーバで登録およびメンテナンスを実行するための代表的な方法６００を示している。方法６００の少なくとも一部は、ネットワーク１００の構成要素などの本明細書に記述された装置によって実行され得る。
[0077]ブロック６０５で、方法６００が開始する。
[0078]ブロック６１０で、仮想アクセスポイント（ＶＡＰ）リストがサーバによって受信される。ＶＡＰリストは、たとえば、電子メールによって提出されたリスト、現場とサーバとの間のインターフェース、および／または同じ物理サーバにマップするＭＡＣアドレスを示すデータを収集するクラウドソーシングベースの方法によって、サーバによって受信され得る。
[0079]方法６００は、次いでブロック６１５に進む。
[0080]ブロック６１５で、複数のＶＡＰを有する提出されたアクセスポイント（ＡＰ）リストに一致するＷｉＦｉ（ＡＰ）データベース（ＤＢ）からのＭＡＣアドレスがあるかどうかについて決定が行われる。方法６００は、次いでブロック６２０に進む。
[0081]ブロック６２０で、一致するＭＡＣアドレスがあるかどうかについて決定が行われる。一致するＭＡＣアドレスがない場合、方法６００はブロック６３０に進む。一致するＭＡＣアドレスがある場合、方法６００はブロック６６５に進む。
[0082]ブロック６３０で、新しく追加されたアクセスポイントが、支援データ（ＡＤ）を生成するために使用され得る関連する追加情報を有するかどうかについて決定が行われる。追加情報は、たとえば、指紋データ、モバイルデバイス送信電力、経路損失指数データ、および／または同種のものを含むことができる。肯定の場合、ブロック６３５に進む。否定の場合、このＡＰリストに関するそれ以上の処理はない。支援データは、図３に示したデータ３００を含むことができる。図３の影を付けた部分は、代表的な仮想アクセスポイントに関係するデータを識別する。
[0083]ブロック６３５で、一致するＭＡＣアドレスはなく、新しいアクセスポイントおよびその個別のＶＡＰを記述するデータは、ＷｉＦｉ ＡＰ ＤＢ１６８（図１Ｃ参照）に挿入される。方法６００は、次いでブロック６４０に進む。
[0084]ブロック６４０で、新しく追加されたアクセスポイントに関するヒートマップが作成される。ヒートマップを記述するデータは、ＡＤ ＤＢ１７０（図１Ｃ参照）に追加され、方法６００はブロック６５０に進む。
[0085]ブロック６５０で、同じアクセスポイントに属するＶＡＰの間の送信電力差が（たとえば評価することによって）決定され、送信電力差を記述するデータは、ＡＤ ＤＢ１７０（図１Ｃ参照）に追加される。方法６００は、次いでブロック６５５に進む。
[0086]ブロック６５５で、ＡＤサイズは、アクセスポイントごとにヒートマップのみを保存することによって低減される。個々のＶＡＰに関する冗長なヒートマップ（たとえばより古いヒートマップ）は削除され得る。
[0087]ブロック６６０で、方法６００は終了する。
[0088]ブロック６６５で、一致するＭＡＣアドレスがある。アクセスポイントのいずれかが複数の仮想アクセスポイントを有するかどうかについて決定が行われる。否定の場合、方法６００はブロック６７０の終了に進む。肯定の場合、方法６００はブロック６７５に進む。
[0089]ブロック６７５で、少なくとも１つのアクセスポイントは、複数の仮想アクセスポイントを有する。ＷｉＦｉ ＡＰ ＤＢ１６８（図１Ｃ参照）は、まだリンクされていない場合、ＶＡＰをそれらのホストアクセスポイントにリンクすることによって更新される。方法６００は、次いでブロック６８０に進む。
[0090]ブロック６６５で、ＶＡＰがそれらのホストアクセスポイントにリンクされていない場合、ＡＤ ＤＢ１７０（図１Ｃ参照）は、ＶＡＰをそれらのホストアクセスポイントにリンクすることによって更新される。方法６００は、次いでブロック６８５に進む。
[0091]ブロック６８５で、ＶＡＰが個々のヒートマップを有するかどうかについて決定が行われる。肯定の場合、方法６００はブロック６５０に進むように進む。否定の場合、方法６００は終了６９０に進む。
[0092]図７は、サーバ１１０などの屋内位置決めサーバから屋内位置支援データを提供するための代表的な方法７００を示している。方法７００の少なくとも一部は、ネットワーク１００の構成要素などの本明細書に記述された装置によって実行され得る。
[0093]ブロック７０５で、モバイルデバイスは、屋内位置決めサーバに位置支援データ（ＡＤ）要求メッセージを送信し、屋内位置決めサーバは、この要求メッセージを受信する。位置支援データ要求メッセージは、緯度、経度、および高度の大まかな位置、ならびに／またはＷｉＦｉ ＭＡＣアドレススキャンリストを含むことができる。次いで、方法７００は、ブロック７１０、７４５、および／または７５５に進む。ブロック７１０、７４５、および／または７５５は、実質的に同時に実行され得る。
[0094]ブロック７１０で、要求メッセージが、モバイルデバイスの緯度、経度、および高度を含む大まかな位置を含むかどうかについて決定が行われる。肯定の場合、方法７００はブロック７１５に進む。
[0095]ブロック７１５で、現場データベース１７２（図１Ｃ参照）を使用して、モバイル位置に最も近い現場が発見される。プロセスはブロック７２５に進む。
[0096]ブロック７２５で、すべての一致する現場がリストに組み合わせられる。実行された場合、ブロック７１０、７４５、および／または７５５のすべてが完了した後、ブロック７２５が実行され得る。
[0097]ブロック７３０で、識別された現場に関する支援データが支援データデータベース（ＡＤ ＤＢ）１７０（図１Ｃ参照）から発見される。方法７００は、次いでブロック７４０に進む。支援データは、図３に示したデータ３００を含むことができる。図３の影を付けた部分は、代表的な仮想アクセスポイントに関係するデータを識別する。
[0098]ブロック７４０で、特定のモバイルデバイスのための支援データは、支援データデータベース１７０から決定される。識別された現場のリストおよび支援データは、モバイルデバイスに送られ、モバイルデバイスは、アクセスポイントごとにＭＡＣアドレスのグループを識別し、アクセスポイントごとに１つのみのＭＡＣアドレスのスキャンを実施するために、支援データを受信して使用する。
[0099]ブロック７４５で、位置ＡＤ要求メッセージが現場ＩＤを含むかどうかについて決定が行われる。肯定の場合、方法７００はブロック７６０に進む。否定の場合、このブランチにそれ以上のアクションはない。
[00100]ブロック７５０で、位置ＡＤ要求メッセージ中の現場ＩＤに一致する現場識別を有する現場が、現場データベース１７２を使用して発見される。方法７００はブロック７２５に進む。
[00101]ブロック７５５で、位置ＡＤ要求メッセージがＷｉＦｉスキャンリストを含むかどうかについて決定が行われる。肯定の場合、ブロック７６０に進む。否定の場合、このブランチにそれ以上のアクションはない。
[00102]ブロック７６０で、ＷｉＦｉアクセスポイントデータベース１６８を使用して、ＷｉＦｉスキャンリストに一致するＷｉＦｉアクセスポイントデータベース１６８（図１Ｃ参照）中のＭＡＣアドレスが検索される。方法７００はブロック７７０に進む。
[00103]ブロック７７０で、一致するＭＡＣアドレスがあるかどうかについて決定が行われる。肯定の場合、方法７００はブロック７７５に進む。否定の場合、このブランチにそれ以上のアクションはない。
[00104]ブロック７７５で、一致するＭＡＣアドレスを有する仮想アクセスポイントは、ＷｉＦｉアクセスポイントデータベース１６８から削除される。
[00105]ブロック７８０で、ＷｉＦｉアクセスポイントデータベース１６８から個別のアクセスポイント識別を使用して、識別されたアクセスポイントを用いてモバイル位置決めが実施される。
[00106]ブロック７８５で、モバイル位置に最も近い現場が現場データベース１７２を使用して発見される。方法７００はブロック７２５に進む。
[00107]図８は、モバイルデバイス１０５などのモバイルデバイスによって位置支援データを処理するための代表的な方法８００を示している。方法８００の少なくとも一部は、ネットワーク１００の構成要素などの本明細書に記述された装置によって実行され得る。
[00108]オプションのブロック８０５で、位置支援データ要求メッセージがモバイルデバイスから位置決めサーバに送信される。要求メッセージは、大まかな位置（たとえば、モバイルデバイスの緯度、経度、および高度）、モバイルデバイスが位置する現場の現場ＩＤ（認識されている場合）、および／またはモバイルデバイスのＷｉＦｉスキャンリストの少なくとも１つを含むことができる。モバイルデバイスの大まかな位置は、全地球測位システムデータ（たとえば、ＧＰＳデータなど）、セルラー基地局ＩＤ、無線配置デバイス、および／または同種のものから決定され得る。現場ＩＤがモバイルデバイスによって認識されている場合、位置支援データ要求メッセージは、認識されている現場に関するＶＡＰリストの要求を含むことができる。モバイルデバイスは、また、モバイルデバイスが結合することができるＡＰのスキャンリストを送信することもできる。このスキャンリストは、モバイルデバイスの場所（たとえば建物、建物のフロア、現場など）を識別するために、位置決めサーバによって使用され得る。
[00109]位置支援データ要求メッセージは必須ではなく、ブロック８１０は、位置支援データ要求メッセージがない状態で実行され得る。一例では、位置支援データ要求メッセージを送信した後、方法８００は、ブロック８１５にスキップすることができる。
[00110]ブロック８１０で、一意の識別子のリストを含むＶＡＰデータが、位置決めサーバからモバイルデバイスによって受信される。ＶＡＰデータは、リストに含まれる一意の識別子が同じ物理的なＡＰから生じる信号を識別することを示す。一意の識別子は、ＭＡＣアドレスであることができる。モバイルデバイスが位置する現場がモバイルデバイスによって認識されていない場合、モバイルデバイスは、受信されたＶＡＰデータから現場ＩＤを決定することができる。このようにしてモバイルデバイスが位置する現場を決定することは、現場ディスアンビギュエーション（venue disambiguation）の例である。オプションとして、ＭＡＣアドレスのリストは、位置決めサーバからモバイルデバイスによって受信される。モバイルデバイスは、ＭＡＣアドレスの受信されたリストにあり、モバイルデバイスによって使用されるＭＡＣアドレスを識別する。次いで、モバイルデバイスは、位置支援データに対して、受信されたリストのＭＡＣアドレスの１つのみをスキャンし、受信されたリストの他のＭＡＣアドレスのいずれもスキャンしない。
[00111]オプションとして、一意の識別子のリストにあり、モバイルデバイスによって観測されるＭＡＣアドレスが識別される。次いで、一意の識別子のリストのＭＡＣアドレスの１つまたは複数に関連するＡＰから受信された信号で測距が実行されるか、あるいは一意の識別子のリストのＭＡＣアドレスの１つまたは複数に関連するＡＰから受信された信号の強度が測定されるが、しかし、一意の識別子のリストのすべてのＭＡＣアドレスがスキャンされるわけではない。
[00112]ブロック８１５で、位置決めサーバからモバイルデバイスによってＡＤが受信される。ＡＤは、２レベルの複雑さのうちの１つで提供され得る。比較的により少ない量のデータを含むＡＤの第１のレベルでは、ＡＤは、モバイルデバイスの特定の現場および／または大まかな近辺のＡＰのリストを含む。ＡＤのこの第１のレベルは、ＶＡＰリストを含むことができる。比較的により多い量のデータを含む第２のレベルのＡＤでは、ＡＤは、１つまたは複数の物理的なＡＰの各々に関する１つまたは複数のヒートマップを含む。ＶＡＰリストは、また、ＡＤの第２のレベルに含まれ得る。１つまたは複数のヒートマップは、ＶＡＰリストに含まれている一意の識別子に関連し得て、一例では、ＶＡＰリストに含まれている一意の識別子の各々に関連するオフセットとともにベースラインヒートマップを含むことができる。
[00113]ブロック８２０で、モバイルデバイスは、モバイルデバイスの場所を決定するためにＶＡＰデータを使用する。一例では、モバイルデバイスの場所を決定することは、リストに含まれている一意の識別子によって識別される信号を能動的にスキャンすることと、リストにも含まれている異なる一意の識別子によって識別される異なる信号を能動的にスキャンしないこととを含むことができる。別の例では、モバイルデバイスの場所を決定することは、複数の信号に関して対応する信号測定値を平均することによって、ＡＰに関する信号特性を計算することを含むことができ、ここで、各信号は、リストに含まれている異なる一意の識別子に関連する。信号特性は、信号強度（たとえば、受信信号強度表示（ＲＳＳＩ）、距離（たとえば、ラウンドトリップ時間（ＲＴＴ）、または両方の組合せ）を含むことができる。信号特性は、１つまたは複数の測定から測定および／または計算され得る。別の例では、モバイルデバイスの場所を決定することは、モバイルデバイスが検出するＡＰビーコンのすべてを受動的にスキャンすることと、モバイルデバイスがどのＡＰを検出しているかを示すことと、モバイルデバイスが検出したＡＰに基づいて、モバイルデバイスが特定の場所コンテキスト識別子（ＬＣＩ：location context identifier）に関連する領域にあることを決定することとを含むことができる。一例では、建物の単一のフロアは、複数のＬＣＩを有することができるが、しかし、フロアの面積が小さい場合、フロアは、単一のＬＣＩに関連し得る。他の例では、ＬＣＩは、モールのウィング、（空港の他の端末に対する）空港の特定の端末などであることができる。受信されたＡＤは、現場全体ではなく、特定のＬＣＩだけに関するものであることができる。現場は、複数のＬＣＩを有することができる。別の例では、モバイルデバイスの場所を決定することは、現場ディスアンビギュエーション（たとえばＬＣＩのディスアンビギュエーション）を含むことができる。現場ディスアンビギュエーションは、いくつかの一意の識別子ではなく、基準を満たすいくつかのＡＰに基づくことができる。
[00114]図９は、サーバ１１０などの位置決めサーバから位置支援データを提供する代表的な方法９００を示している。方法９００の少なくとも一部は、ネットワーク１００の構成要素などの本明細書に記述された装置によって実行され得る。
[00115]ブロック９０５で、モバイルデバイスから位置支援データ要求メッセージを受信する。位置支援データ要求メッセージは、モバイルデバイスの大まかな位置（たとえば、緯度、経度、および高度を含む）を含むことができる。オプションとして、位置支援データ要求メッセージは、モバイルデバイスが位置する現場の現場ＩＤを含むことができ、一致する現場ＩＤを用いて現場を発見することは、発見されることができ、すべての一致する現場は、現場リストに組み合わせられ、支援データは、識別された現場について発見され得る。別の例では、位置支援データ要求メッセージは、モバイルデバイスのＷｉＦｉスキャンリストを含むことができ、アクセスポイントデータベースからの一致するＭＡＣアドレスが発見され、重複するＶＡＰデータが削除され、モバイルデバイスに最も近い現場が発見され、すべての一致する現場は、現場リストに組み合わせられ、識別された現場に関する支援データが発見される。
[00116]オプションのブロック９１０では、モバイルデバイスの位置に最も近い現場を発見し、すべての一致する現場を現場リストに組み合わせ、識別された現場に関する支援データを発見する。
[00117]ブロック９１５で、位置支援データ要求メッセージに応答して、モバイルデバイスに、一意の識別子のリストを含むＶＡＰデータを送信する。ＶＡＰデータは、リストに含まれる一意の識別子が同じ物理的なＡＰから生じる信号を識別することを示すことができる。一意の識別子は、ＭＡＣアドレスであることができる。
[00118]オプションのブロック９２０で、リストに含まれる一意の識別子に関連する１つまたは複数のヒートマップを含むＡＤを送信する。１つまたは複数のヒートマップは、リストに含まれている一意の識別子の各々に関連するオフセットとともにベースラインヒートマップを含むことができる。
[00119]図１０は、モバイルデバイス１０５などのモバイルデバイスとサーバ１１０などの位置決めサーバとの間の位置支援データ通信に関する代表的な方法１０００を示している。
[00120]ブロック１００５で、モバイルデバイスは、位置決めサーバにＶＡＰリストを要求する。要求メッセージは、大まかな位置（たとえばモバイルデバイスの緯度、経度、および高度）、モバイルデバイスが位置する現場の現場ＩＤ（認識されている場合）、および／またはモバイルデバイスのＷｉＦｉスキャンリストの少なくとも１つを含むことができる。モバイルデバイスの大まかな位置は、全地球測位システムデータ（たとえば、ＧＰＳデータなど）、セルラー基地局ＩＤ、無線配置デバイス、および／または同種のものから決定され得る。現場ＩＤがモバイルデバイスによって認識されている場合、位置支援データ要求メッセージは、認識されている現場に関するＶＡＰリストの要求を含むことができる。モバイルデバイスは、また、モバイルデバイスが現在識別することができるＡＰのスキャンリストを送信することができる。このスキャンリストは、モバイルデバイスの場所（たとえば建物、建物のフロア、現場など）を識別するために、位置決めサーバによって使用され得る。ブロック１０１０の後にブロック１０２０を実行することの代替案として、モバイルデバイスは、ブロック１００５を実行するのと実質的に同時にブロック１０２０を実行することができる。
[00121]ブロック１０１０で、位置決めサーバは、モバイルデバイスにＶＡＰリストを送信する。一意の識別子のリストを含むＶＡＰデータは、位置決めサーバからモバイルデバイスによって受信される。ＶＡＰデータは、リストに含まれる一意の識別子が同じ物理的なＡＰから生じる信号を識別することを示す。一意の識別子は、ＭＡＣアドレスであることができる。
[00122]オプションのブロック１０１５で、モバイルデバイスは、現場ディスアンビギュエーションを実行する。モバイルデバイスが位置する現場がモバイルデバイスによって認識されていない場合、モバイルデバイスは、受信されたＶＡＰデータから現場ＩＤを決定することができる。ブロック１００５に関して上に説明したように、モバイルデバイスがすでに現場ＩＤを有している状況だけでなく、他の状況において、ブロック１０１５は実行されなくてもよい。
[00123]ブロック１０２０で、モバイルデバイスは、位置決めサーバにＡＤを要求する。
[00124]ブロック１０２５で、位置決めサーバは、モバイルデバイスにＡＤを送信する。ＶＡＰリストは、冗長なヒートマップデータを含まないヒートマップデータおよび／またはＭＡＣアドレスを含むことができる。ＡＤは、複雑さの２つのレベルのうちの１つで提供され得る。比較的により少ない量のデータを含むＡＤの第１のレベルでは、ＡＤは、モバイルデバイスの特定の現場および／または大まかな近辺のＡＰのリストを含む。この第１のレベルのＡＤは、ＶＡＰリストを含むことができる。比較的により多い量のデータを含む第２のレベルのＡＤでは、ＡＤは、１つまたは複数の物理的なＡＰの各々に関する１つまたは複数のヒートマップを含む。ＶＡＰリストは、また、第２のレベルのＡＤに含まれ得る。１つまたは複数のヒートマップは、ＶＡＰリストに含まれている一意の識別子に関連し得て、一例では、ＶＡＰリストに含まれている一意の識別子の各々に関連するオフセットとともにベースラインヒートマップを含むことができる。
[00125]本明細書に開示された例に関して記述された様々な実例となる論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムブロックは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得る。ハードウェアおよびソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な実例となるコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップについて、それらの機能に関して一般的に上に記述してきた。そのような機能がハードウェアとして実装されるか、またはソフトウェアとして実装されるかは、システム全体に課された特定のアプリケーションおよび設計の制約に依存している。熟練した当業者は、各特定のアプリケーションに対して様々な方法で、記述された機能を実装することができるが、しかし、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じさせるものとして解釈されるべきでない。
[00126]本明細書に開示された例に関して記述された方法、順序、および／またはアルゴリズムの少なくとも一部は、直接的にハードウェアで、プロセッサによって実行されるソフトウェアで、または２つの組合せで具体化され得る。例では、プロセッサは、複数の個別のハードウェアコンポーネントを含む。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ（ＲＯＭ）、消去可能ＰＲＯＭ（ＥＰＲＯＭ）メモリ、電気的消去可能ＲＯＭ（ＥＥＰＲＯＭ（登録商標））メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、コンパクトディスクを使った読み出し専用メモリ（ＣＤ−ＲＯＭ）、および／または当技術分野で認識されている他の形態の記憶媒体に存在することができる。代表的な記憶媒体（たとえばメモリ）は、プロセッサに結合され得るため、プロセッサは、記憶媒体から情報を読み込み、記憶媒体に情報を書き込むことができる。代替案では、記憶媒体は、プロセッサと一体の場合がある。
[00127]さらに、多くの例が、たとえばコンピューティングデバイスの要素によって実行される一連のアクションに関して記述されている。本明細書に記述されたアクションは、特定の回路（たとえば特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ））によって、１つまたは複数のプロセッサによって実行されているプログラム命令によって、または両方の組合せによって実行され得る。さらに、本明細書に記述された一連のアクションは、実行時に、関連するプロセッサ（専用プロセッサなど）に、本明細書に記述された機能の少なくとも一部を実行させるコンピュータ命令の対応する組をそこに記憶しているコンピュータ可読記憶媒体の任意の形態内に、完全に具体化されると考えられ得る。したがって、開示の様々な態様は、いくつかの異なる形態で具体化され得て、そのすべては、主張された主題の範囲内にあるものと考えられている。加えて、本明細書に記述された例の各々について、そのような例の対応する回路は、たとえば、記述されたアクションを実行する「ように構成されたロジック」などとして本明細書に記述され得る。
[00128]例は、本明細書に記述された方法を具体化するコンピュータ可読媒体を含むことができる。したがって、本明細書に記述された機能を実行するための任意の手段は、実用的な例に含まれ得る。
[00129]開示されたデバイスおよび方法は、設計され得て、グラフィックデータベースシステム２（ＧＤＳＩＩ）互換の形式、オープンアートワークシステムインターチェンジ標準（ＯＡＳＩＳ）互換の形式、および／またはＧＥＲＢＥＲ（たとえばＲＳ−２７４Ｄ、ＲＳ−２７４Ｘなど）互換の形式であるコンピュータ実行可能ファイルへと構成され得て、これらは、非一時的（すなわち非過渡状態）コンピュータ可読媒体に記憶される。ファイルは、ファイルに基づいて、リソグラフィデバイスで統合されたデバイスを組み立てる組立てハンドラに提供され得る。例では、統合されたデバイスは、半導体ウェーハ上にある。半導体ウェーハは、半導体ダイへと切られて、半導体チップへとパッケージされ得る。半導体チップは、本明細書に記述されたデバイスで用いられ得る（たとえばモバイルデバイス）。
[00130]例は、（専用プロセッサなど）プロセッサによって実行された場合、プロセッサおよび他の協働するデバイスを本明細書に記述された機能の少なくとも一部を実行するように構成されたマシン（たとえば専用プロセッサ）に変換し、ならびに／またはプロセッサおよび他の協働するデバイスを本明細書に記述された装置の少なくとも一部に変換するプロセッサで実行可能な命令を具体化する非一時的（すなわち非過渡状態）機械可読媒体および／または非一時的（すなわち非過渡状態）コンピュータ可読媒体を含むことができる。
[00131]本出願に描写され、記述または図示されたものは、コンポーネント、ブロック、ステップ、特徴、オブジェクト、恩恵、利点、または同等のものが特許請求の範囲に詳述されているかどうかに関係なく、任意のコンポーネント、ブロック、ステップ、特徴、オブジェクト、恩恵、利点、または同等のものを公にささげることを意図するものではない。
[00132]本開示では例を記述しているが、添付された特許請求の範囲によって定義されるような開示の範囲から逸脱することなく、様々な変更および修正を本明細書において行うことができることに注意するべきである。

Claims (104)

  1. モバイルデバイスによって位置支援データを処理するための方法であって、
    位置決めサーバから一意の識別子のリストを含む仮想アクセスポイント（ＶＡＰ）データを受信することと、前記ＶＡＰデータは、前記リストに含まれている前記一意の識別子が同じ物理的なアクセスポイント（ＡＰ）から生じる信号を識別することを示す、
    前記モバイルデバイスの場所を決定することと、ここにおいて、前記モバイルデバイスは前記場所を決定するときに前記ＶＡＰデータを使用する、
    を備える方法。
  2. 位置決めサーバに位置支援データ要求メッセージを送信することをさらに備える請求項１に記載の方法。
  3. 前記要求メッセージは、前記モバイルデバイスの緯度、経度、および高度を含む大まかな位置を含む、請求項２に記載の方法。
  4. 前記要求メッセージは、前記モバイルデバイスが位置する現場の現場ＩＤを含む、請求項２に記載の方法。
  5. 前記要求メッセージは、前記モバイルデバイスのＷｉＦｉスキャンリストを含む、請求項２に記載の方法。
  6. 前記一意の識別子はＭＡＣアドレスである、請求項１に記載の方法。
  7. 前記モバイルデバイスの前記場所を決定することは、前記リストに含まれている一意の識別子によって識別される信号を能動的にスキャンすることと、前記リストにさらに含まれている異なる一意の識別子によって識別される異なる信号を能動的にスキャンしないこととを含む、請求項１に記載の方法。
  8. 前記モバイルデバイスの前記場所を決定することは、複数の信号に関して対応する信号測定値を平均することによって、前記ＡＰに関する信号特性を計算することを含み、各信号は、前記リストに含まれている異なる一意の識別子に関連する、請求項１に記載の方法。
  9. 前記信号特性は、信号強度、距離、または両方の組合せを含む、請求項１に記載の方法。
  10. 前記リストに含まれている前記一意の識別子に関連する１つまたは複数のヒートマップを含む支援データ（ＡＤ）を受信することをさらに備える請求項１に記載の方法。
  11. 前記１つまたは複数のヒートマップは、前記リストに含まれている前記一意の識別子の各々に関連するオフセットとともにベースラインヒートマップを含む、請求項１０に記載の方法。
  12. 前記モバイルデバイスの場所を決定することは、現場ディスアンビギュエーションを含む、請求項１に記載の方法。
  13. 前記モバイルデバイスが検出するＡＰビーコンを受動的にスキャンすることと、
    前記モバイルデバイスが検出する前記ＡＰビーコンに基づいて、前記モバイルデバイスが特定の場所コンテキスト識別子に関連する領域にあることを決定することと
    をさらに備える請求項１２に記載の方法。
  14. 前記現場ディスアンビギュエーションは、いくつかの一意の識別子ではなく、基準を満たすいくつかのＡＰに基づく、請求項１２に記載の方法。
  15. 前記位置決めサーバからメディアアクセス制御（ＭＡＣ）アドレスのリストを受信することと、
    ＭＡＣアドレスの前記受信されたリストにあり、前記モバイルデバイスによって使用されるＭＡＣアドレスを識別することと、
    前記位置支援データに対して、前記受信されたリストのＭＡＣアドレスの１つのみをスキャンし、前記受信されたリストの他のＭＡＣアドレスのいずれもスキャンしないことと
    をさらに備える請求項１に記載の方法。
  16. 前記一意の識別子のリストにあり、前記モバイルデバイスによって観測される１つまたは複数のメディアアクセス制御（ＭＡＣ）アドレスを識別することと、ここにおいて、前記一意の識別子のリストの前記一意の識別子はＭＡＣアドレスである、
    前記一意の識別子のリストの前記ＭＡＣアドレスの１つまたは複数に関連する前記ＡＰから受信された信号で測距を実行するあるいは当該信号の強度の測定を実行するが、前記一意の識別子のリストのＭＡＣアドレスのすべてをスキャンするのではないことと、
    をさらに備える請求項１に記載の方法。
  17. モバイルデバイスであって、
    メモリと、
    前記メモリに結合され、
    位置決めサーバから一意の識別子のリストを含む仮想アクセスポイント（ＶＡＰ）データを受信することと、前記ＶＡＰデータは、前記リストに含まれている前記一意の識別子が同じ物理的なアクセスポイント（ＡＰ）から生じる信号を識別することを示す、
    前記モバイルデバイスの場所を決定することと、
    を行うように構成されたプロセッサと、ここにおいて、前記プロセッサは前記場所を決定するときに前記ＶＡＰデータを使用する、
    を備えるモバイルデバイス。
  18. 前記プロセッサは、位置決めサーバに位置支援データ要求を送信することを前記モバイルデバイスに行わせるようにさらに構成される、請求項１７に記載のモバイルデバイス。
  19. 前記要求メッセージは、前記モバイルデバイスの緯度、経度、および高度を含む大まかな位置を含む、請求項１８に記載のモバイルデバイス。
  20. 前記要求メッセージは、前記モバイルデバイスが位置する現場の現場ＩＤを含む、請求項１８に記載のモバイルデバイス。
  21. 前記要求メッセージは、前記モバイルデバイスのＷｉＦｉスキャンリストを含む、請求項１８に記載のモバイルデバイス。
  22. 前記一意の識別子はＭＡＣアドレスである、請求項１７に記載のモバイルデバイス。
  23. 前記モバイルデバイスの前記場所を決定することを行うように構成された前記プロセッサは、前記リストに含まれている一意の識別子によって識別される信号を能動的にスキャンすることと、前記リストにも含まれている異なる一意の識別子によって識別される異なる信号を能動的にスキャンしないこととを含む、請求項１７に記載のモバイルデバイス。
  24. 前記モバイルデバイスの前記場所を決定することを行うように構成された前記プロセッサは、複数の信号に関して対応する信号測定値を平均することによって、前記ＡＰに関する信号特性を計算することを含み、各信号は、前記リストに含まれている異なる一意の識別子に関連する、請求項１７に記載のモバイルデバイス。
  25. 前記信号特性は、信号強度、距離、または両方の組合せを含む、請求項１７に記載のモバイルデバイス。
  26. 前記プロセッサは、前記リストに含まれている前記一意の識別子に関連する１つまたは複数のヒートマップを含む支援データ（ＡＤ）を受信するようにさらに構成される、請求項１７に記載のモバイルデバイス。
  27. 前記１つまたは複数のヒートマップは、前記リストに含まれている前記一意の識別子の各々に関連するオフセットとともにベースラインヒートマップを含む、請求項２６に記載のモバイルデバイス。
  28. 前記モバイルデバイスの場所を決定することは、現場ディスアンビギュエーションを含む、請求項１７に記載のモバイルデバイス。
  29. 前記プロセッサは、
    前記モバイルデバイスが検出するＡＰビーコンを受動的にスキャンすることを前記モバイルデバイスに行わせることと、
    前記モバイルデバイスが検出する前記ＡＰビーコンに基づいて、前記モバイルデバイスが特定の場所コンテキスト識別子に関連する領域にあることを決定することと
    を行うようにさらに構成される、請求項２８に記載のモバイルデバイス。
  30. 前記現場ディスアンビギュエーションは、いくつかの一意の識別子ではなく、基準を満たすいくつかのＡＰに基づく、請求項２８に記載のモバイルデバイス。
  31. 前記プロセッサは、
    前記位置決めサーバからメディアアクセス制御（ＭＡＣ）アドレスのリストを受信することと、
    ＭＡＣアドレスの前記受信されたリストにあり、前記モバイルデバイスによって使用されるＭＡＣアドレスを識別することと、
    前記位置支援データに対して、前記受信されたリストの前記ＭＡＣアドレスの１つのみをスキャンし、前記受信されたリストの他のＭＡＣアドレスのいずれもスキャンしないことと
    を行うようにさらに構成される、請求項１７に記載のモバイルデバイス。
  32. 前記プロセッサは、
    前記一意の識別子のリストにあり、前記モバイルデバイスによって観測される１つまたは複数のメディアアクセス制御（ＭＡＣ）アドレスを識別することと、ここにおいて、前記一意の識別子のリストの前記一意の識別子はＭＡＣアドレスである、
    前記一意の識別子のリストの前記ＭＡＣアドレスの１つまたは複数に関連する前記ＡＰから受信された信号で測距を実行するあるいは当該信号の強度の測定を実行するが、前記一意の識別子のリストのＭＡＣアドレスのすべてをスキャンするのではないことと、
    を行うようにさらに構成されている請求項１７に記載のモバイルデバイス。
  33. １つまたは複数のプロセッサによって取得および実行されるために、そこに記憶されたプロセッサで実行可能な命令を備える非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記プロセッサで実行可能な命令は、
    位置決めサーバから一意の識別子のリストを含む仮想アクセスポイント（ＶＡＰ）データを受信することと、前記ＶＡＰデータは、前記リストに含まれている前記一意の識別子が同じ物理的なアクセスポイント（ＡＰ）から生じる信号を識別することを示す、
    前記モバイルデバイスの場所を決定することと、ここにおいて、前記モバイルデバイスは前記場所を決定するときに前記ＶＡＰデータを使用する、
    を行うための命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
  34. 前記プロセッサで実行可能な命令は、位置決めサーバに位置支援データ要求を送信するための命令をさらに含む、請求項３３に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  35. 前記要求メッセージは、前記モバイルデバイスの緯度、経度、および高度を含む大まかな位置を含む、請求項３４に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  36. 前記要求メッセージは、前記モバイルデバイスが位置する現場の現場ＩＤを含む、請求項３４に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  37. 前記要求メッセージは、前記モバイルデバイスのＷｉＦｉスキャンリストを含む、請求項３４に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  38. 前記一意の識別子はＭＡＣアドレスである、請求項３３に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  39. 前記モバイルデバイスの前記場所を決定するための前記命令は、前記リストにも含まれている異なる一意の識別子によって識別される異なる信号を能動的にスキャンすることなく、前記リストに含まれている一意の識別子によって識別された信号を能動的にスキャンするための命令を含む、請求項３３に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  40. 前記モバイルデバイスの前記場所を決定するための前記命令は、複数の信号に関して対応する信号測定値を平均することによって、前記ＡＰに関する信号特性を計算する命令を含み、各信号は、前記リストに含まれている異なる一意の識別子に関連する、請求項３３に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  41. 前記信号特性は、信号強度、距離、または両方の組合せを含む、請求項３３に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  42. 前記プロセッサで実行可能な命令は、前記リストに含まれている前記一意の識別子に関連する１つまたは複数のヒートマップを含む支援データ（ＡＤ）を受信するための命令をさらに含む、請求項３３に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  43. 前記１つまたは複数のヒートマップは、前記リストに含まれている前記一意の識別子の各々に関連するオフセットとともにベースラインヒートマップを含む、請求項４２に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  44. 前記モバイルデバイスの場所を決定することは、現場ディスアンビギュエーションを含む、請求項３３に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  45. 前記プロセッサで実行可能な命令は、前記プロセッサに、
    前記モバイルデバイスが検出するＡＰビーコンを受動的にスキャンすることと、
    前記モバイルデバイスが検出する前記ＡＰビーコンに基づいて、前記モバイルデバイスが特定の場所コンテキスト識別子に関連する領域にあることを決定することと
    を行わせる命令をさらに含む、請求項４４に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  46. 前記現場ディスアンビギュエーションは、いくつかの一意の識別子ではなく、基準を満たすいくつかのＡＰに基づく、請求項４４に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  47. 前記プロセッサで実行可能な命令は、
    前記位置決めサーバからメディアアクセス制御（ＭＡＣ）アドレスのリストを受信することと、
    ＭＡＣアドレスの前記受信されたリストにあり、前記モバイルデバイスによって使用されるＭＡＣアドレスを識別することと、
    前記位置支援データに対して、前記受信されたリストのＭＡＣアドレスの１つのみをスキャンし、前記受信されたリストの他のＭＡＣアドレスのいずれもスキャンしないことと
    を行うための命令をさらに含む、請求項３３に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  48. 前記プロセッサで実行可能な命令は、
    前記一意の識別子のリストにあり、前記モバイルデバイスによって観測される１つまたは複数のメディアアクセス制御（ＭＡＣ）アドレスを識別することと、ここにおいて、前記一意の識別子のリストの前記一意の識別子はＭＡＣアドレスである、
    前記一意の識別子のリストの前記ＭＡＣアドレスの１つまたは複数に関連する前記ＡＰから受信された信号で測距を実行するあるいは当該信号の強度の測定を実行するが、前記一意の識別子のリストのＭＡＣアドレスのすべてをスキャンするのではないことと
    を行うための命令をさらに含む、請求項３３に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  49. 位置支援データを処理するように構成されたモバイルデバイスであって、
    位置決めサーバから一意の識別子のリストを含む仮想アクセスポイント（ＶＡＰ）データを受信するための手段と、前記ＶＡＰデータは、前記リストに含まれている前記一意の識別子が同じ物理的なアクセスポイント（ＡＰ）から生じる信号を識別することを示す、
    前記モバイルデバイスの場所を決定するための手段と、ここにおいて、前記モバイルデバイスは前記場所を決定する場合に前記ＶＡＰデータを使用する、
    を備えるモバイルデバイス。
  50. 位置決めサーバに位置支援データ要求を送信するための手段をさらに備える請求項４９に記載のモバイルデバイス。
  51. 前記要求メッセージは、前記モバイルデバイスの緯度、経度、および高度を含む大まかな位置を含む、請求項５０に記載のモバイルデバイス。
  52. 前記要求メッセージは、前記モバイルデバイスが位置する現場の現場ＩＤを含む、請求項５０に記載のモバイルデバイス。
  53. 前記要求メッセージは、前記モバイルデバイスのＷｉＦｉスキャンリストを含む、請求項５０に記載のモバイルデバイス。
  54. 前記一意の識別子はＭＡＣアドレスである、請求項４９に記載のモバイルデバイス。
  55. 前記モバイルデバイスの前記場所を決定するための前記手段は、前記リストに含まれている一意の識別子によって識別された信号を能動的にスキャンし、前記リストにも含まれている異なる一意の識別子によって識別される異なる信号を能動的にスキャンしないための手段を含む請求項４９に記載のモバイルデバイス。
  56. 前記モバイルデバイスの前記場所を決定するための前記手段は、複数の信号に関して対応する信号測定値を平均することによって、前記ＡＰに関する信号特性を計算するための手段を含み、各信号は、前記リストに含まれている異なる一意の識別子に関連する、請求項４９に記載のモバイルデバイス。
  57. 前記信号特性は、信号強度、距離、または両方の組合せを含む、請求項４９に記載のモバイルデバイス。
  58. 前記リストに含まれている前記一意の識別子に関連する１つまたは複数のヒートマップを含む支援データ（ＡＤ）を受信するための手段をさらに備える請求項４９に記載のモバイルデバイス。
  59. 前記１つまたは複数のヒートマップは、前記リストに含まれている前記一意の識別子の各々に関連するオフセットとともにベースラインヒートマップを含む、請求項５８に記載のモバイルデバイス。
  60. 前記モバイルデバイスの場所を決定するための前記手段は、現場ディスアンビギュエーションのための手段を含む、請求項４９に記載のモバイルデバイス。
  61. 前記モバイルデバイスが検出するＡＰビーコンを受動的にスキャンするための手段と、
    前記モバイルデバイスが検出する前記ＡＰビーコンに基づいて、前記モバイルデバイスが特定の場所コンテキスト識別子に関連する領域にあることを決定するための手段と
    をさらに備える請求項６０に記載のモバイルデバイス。
  62. 前記現場ディスアンビギュエーションは、いくつかの一意の識別子ではなく、基準を満たすいくつかのＡＰに基づく、請求項６０に記載のモバイルデバイス。
  63. 前記位置決めサーバからメディアアクセス制御（ＭＡＣ）アドレスのリストを受信するための手段と、
    ＭＡＣアドレスの前記受信されたリストにあり、前記モバイルデバイスによって使用されるＭＡＣアドレスを識別するための手段と、
    前記位置支援データに対して、前記受信されたリストの前記ＭＡＣアドレスの１つのみをスキャンし、前記受信されたリストの他のＭＡＣアドレスのいずれもスキャンしないための手段と
    をさらに備える請求項４９に記載のモバイルデバイス。
  64. 前記一意の識別子のリストにあり、前記モバイルデバイスによって観測される１つまたは複数のメディアアクセス制御（ＭＡＣ）アドレスを識別するための手段と、ここにおいて、前記一意の識別子のリストの前記一意の識別子はＭＡＣアドレスである、
    前記一意の識別子のリストの前記ＭＡＣアドレスの１つまたは複数に関連する前記ＡＰから受信された信号で測距を実行するあるいは当該信号の強度の測定を実行するが、前記一意の識別子のリストのＭＡＣアドレスのすべてをスキャンするのではない手段と
    をさらに備える請求項４９に記載のモバイルデバイス。
  65. 位置決めサーバから位置支援データを提供するための方法であって、
    モバイルデバイスから位置支援データ要求メッセージを受信することと、
    前記位置支援データ要求メッセージに応答して、一意の識別子のリストを含む仮想アクセスポイント（ＶＡＰ）データを前記モバイルデバイスに送信することと、前記ＶＡＰデータは、前記リストに含まれている前記一意の識別子が同じ物理的なアクセスポイント（ＡＰ）から生じる信号を識別することを示す、
    を備える方法。
  66. 前記位置支援データ要求メッセージは、前記モバイルデバイスの緯度、経度、および高度を含む大まかな位置を含み、前記モバイルデバイスの位置に最も近い現場を発見することと、すべての一致する現場を現場リストに組み合わせることと、前記識別された現場に関する支援データを発見することとをさらに備える請求項６５に記載の方法。
  67. 前記位置支援データ要求メッセージは、前記モバイルデバイスが位置する現場の現場ＩＤを含み、一致する現場ＩＤを有する現場を発見することと、すべての一致する現場を現場リストに組み合わせることと、前記識別された現場に関する支援データを発見することとをさらに備える請求項６５に記載の方法。
  68. 前記位置支援データ要求メッセージは、前記モバイルデバイスのＷｉＦｉスキャンリストを含み、前記方法は、アクセスポイントデータベースから一致するＭＡＣアドレスを発見することと、重複するＶＡＰデータを削除することと、前記モバイルデバイスに最も近い現場を発見することと、すべての一致する現場を現場リストに組み合わせることと、前記識別された現場に関する支援データを発見することとをさらに備える請求項６５に記載の方法。
  69. 前記一意の識別子はＭＡＣアドレスである、請求項６５に記載の方法。
  70. 前記リストに含まれている前記一意の識別子に関連する１つまたは複数のヒートマップを含む支援データ（ＡＤ）を送信することをさらに備える請求項６５に記載の方法。
  71. 前記１つまたは複数のヒートマップは、前記リストに含まれている前記一意の識別子の各々に関連するオフセットとともにベースラインヒートマップを含む、請求項７０に記載の方法。
  72. メモリと、
    前記メモリに結合され、
    モバイルデバイスから位置支援データ要求メッセージを受信することと、
    前記位置支援データ要求メッセージに応答して、一意の識別子のリストを含む仮想アクセスポイント（ＶＡＰ）データを前記モバイルデバイスに送信することと、前記ＶＡＰデータは、前記リストに含まれている前記一意の識別子が同じ物理的なアクセスポイント（ＡＰ）から生じる信号を識別することを示す、
    を行うように構成されたプロセッサと
    を備える位置決めサーバ。
  73. 前記位置支援データ要求メッセージは、前記モバイルデバイスの緯度、経度、および高度を含む大まかな位置を含み、前記プロセッサは、前記モバイルデバイスの位置に最も近い現場を発見し、すべての一致する現場を現場リストに組み合わせ、前記識別された現場に関する支援データを発見するようにさらに構成される、請求項７２に記載の位置決めサーバ。
  74. 前記位置支援データ要求メッセージは、前記モバイルデバイスが位置する現場の現場ＩＤを含み、前記プロセッサは、一致する現場ＩＤを有する現場を発見し、すべての一致する現場を現場リストに組み合わせ、前記識別された現場に関する支援データを発見するようにさらに構成される、請求項７２に記載の位置決めサーバ。
  75. 前記位置支援データ要求メッセージは、前記モバイルデバイスのＷｉＦｉスキャンリストを含み、前記プロセッサは、アクセスポイントデータベースから一致するＭＡＣアドレスを発見し、重複するＶＡＰデータを削除し、前記モバイルデバイスに最も近い現場を発見し、すべての一致する現場を現場リストに組み合わせ、前記識別された現場に関する支援データを発見するようにさらに構成される、請求項７２に記載の位置決めサーバ。
  76. 前記一意の識別子はＭＡＣアドレスである、請求項７２に記載の位置決めサーバ。
  77. 前記プロセッサは、前記リストに含まれている前記一意の識別子に関連する１つまたは複数のヒートマップを含む支援データ（ＡＤ）を送信するようにさらに構成される、請求項７２に記載の位置決めサーバ。
  78. 前記１つまたは複数のヒートマップは、前記リストに含まれている前記一意の識別子の各々に関連するオフセットとともにベースラインヒートマップを含む、請求項７７に記載の位置決めサーバ。
  79. １つまたは複数のプロセッサによって取得および実行されるために、そこに記憶されたプロセッサで実行可能な命令を備える非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記プロセッサで実行可能な命令は、
    モバイルデバイスから位置支援データ要求メッセージを受信することと、
    前記位置支援データ要求メッセージに応じて、一意の識別子のリストを含む仮想アクセスポイント（ＶＡＰ）データを前記モバイルデバイスに送信することと、前記ＶＡＰデータは、前記リストに含まれている前記一意の識別子が同じ物理的なアクセスポイント（ＡＰ）から生じる信号を識別することを示す、
    を行うための命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
  80. 前記位置支援データ要求メッセージは、前記モバイルデバイスの緯度、経度、および高度を含む大まかな位置を含み、前記プロセッサで実行可能な命令は、前記モバイルデバイスの位置に最も近い現場を発見し、すべての一致する現場を現場リストに組み合わせ、前記識別された現場に関する支援データを発見するための命令を含む、請求項７９に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  81. 前記位置支援データ要求メッセージは、前記モバイルデバイスが位置する現場の現場ＩＤを含み、前記プロセッサで実行可能な命令は、一致する現場ＩＤを有する現場を発見し、すべての一致する現場を現場リストに組み合わせ、前記識別された現場に関する支援データを発見するための命令を含む、請求項７９に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  82. 前記位置支援データ要求メッセージは、前記モバイルデバイスのＷｉＦｉスキャンリストを含み、前記プロセッサで実行可能な命令は、アクセスポイントデータベースから一致するＭＡＣアドレスを発見し、重複するＶＡＰデータを削除し、前記モバイルデバイスに最も近い現場を発見し、すべての一致する現場を現場リストに組み合わせ、前記識別された現場に関する支援データを発見するための命令を含む、請求項７９に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  83. 前記一意の識別子はＭＡＣアドレスである、請求項７９に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  84. 前記プロセッサで実行可能な命令は、前記リストに含まれている前記一意の識別子に関連する１つまたは複数のヒートマップを含む支援データ（ＡＤ）を送信することを前記プロセッサに行わせる命令をさらに含む、請求項７９に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  85. 前記１つまたは複数のヒートマップは、前記リストに含まれている前記一意の識別子の各々に関連するオフセットとともにベースラインヒートマップを含む、請求項８４に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  86. モバイルデバイスから位置支援データ要求メッセージを受信するための手段と、
    前記位置支援データ要求メッセージに応答して、一意の識別子のリストを含む仮想アクセスポイント（ＶＡＰ）データを前記モバイルデバイスに送信するための手段と、前記ＶＡＰデータは、前記リストに含まれている前記一意の識別子が同じ物理的なアクセスポイント（ＡＰ）から生じる信号を識別することを示す、
    を備える位置決めサーバ。
  87. 前記位置支援データ要求メッセージは、前記モバイルデバイスの緯度、経度、および高度を含む大まかな位置を含み、前記モバイルデバイスの位置に最も近い現場を発見するための手段と、すべての一致する現場を現場リストに組み合わせるための手段と、前記識別された現場に関する支援データを発見するための手段とをさらに備える、請求項８６に記載の位置決めサーバ。
  88. 前記位置支援データ要求メッセージは、前記モバイルデバイスが位置する現場の現場ＩＤを含み、一致する現場ＩＤを用いて現場を発見するための手段と、すべての一致する現場を現場リストに組み合わせるための手段と、前記識別された現場に関する支援データを発見するための手段とをさらに備える請求項８６に記載の位置決めサーバ。
  89. 前記位置支援データ要求メッセージは、前記モバイルデバイスのＷｉＦｉスキャンリストを含み、アクセスポイントデータベースから一致するＭＡＣアドレスを発見するための手段と、重複するＶＡＰデータを削除するための手段と、前記モバイルデバイスに最も近い現場を発見することと、すべての一致する現場を現場リストに組み合わせるための手段と、前記識別された現場に関する支援データを発見するための手段とをさらに備える請求項８６に記載の位置決めサーバ。
  90. 前記一意の識別子はＭＡＣアドレスである、請求項８６に記載の位置決めサーバ。
  91. 前記リストに含まれている前記一意の識別子に関連する１つまたは複数のヒートマップを含む支援データを送信するための手段をさらに備える請求項８６に記載の位置決めサーバ。
  92. 前記１つまたは複数のヒートマップは、前記リストに含まれている前記一意の識別子の各々に関連するオフセットとともにベースラインヒートマップを含む、請求項９１に記載の位置決めサーバ。
  93. 位置決めサーバでメンテナンスを実行するための方法であって、
    ＡＤデータベースからヒートマップを含む支援データ（ＡＤ）を取得することと、
    物理的なアクセスポイントごとに１つのヒートマップだけを維持し、前記物理的なアクセスポイントに関連する個々の仮想アクセスポイントに関する以前に存在した冗長なヒートマップを削除することによって、ＡＤサイズを低減することと
    を備える方法。
  94. 前記仮想アクセスポイントが個々のヒートマップを有するかどうかを決定することと、
    同じ物理的なアクセスポイントに属する仮想アクセスポイントにわたって送信電力差を推定し、前記ＡＤデータベースに前記送信電力差のデータを記述するデータを追加することと
    をさらに備える請求項９３に記載の方法。
  95. サーバによって受信された仮想アクセスポイントリストが、ＷｉＦｉアクセスポイントデータベースに記憶されているものに一致するＭＡＣアドレスを有さず、ＡＤ生成のための情報を有する場合、前記ＷｉＦｉアクセスポイントデータベースに新しいアクセスポイントデータを記憶することと、
    前記新しく記憶されたアクセスポイントデータに関するヒートマップを作成することと、
    前記ＡＤデータベースに前記ヒートマップを記憶することと
    をさらに備える請求項９３に記載の方法。
  96. メモリと、
    前記メモリに結合され、
    ＡＤデータベースからヒートマップを含む支援データ（ＡＤ）を取得することと、
    物理的なアクセスポイントごとに１つのヒートマップだけを維持し、前記物理的なアクセスポイントに関連する個々の仮想アクセスポイントに関する以前に存在した冗長なヒートマップを削除することによって、ＡＤサイズを低減することと
    を行うように構成されたプロセッサと
    を備える位置決めサーバ。
  97. 前記プロセッサは、
    前記仮想アクセスポイントが個々のヒートマップを有するかどうかを決定することと、
    同じ物理的なアクセスポイントに属する仮想アクセスポイントにわたって送信電力差を推定し、前記ＡＤデータベースに前記送信電力差のデータを記述するデータを追加することと
    を行うようにさらに構成される、請求項９６に記載の位置決めサーバ。
  98. 前記プロセッサは、
    サーバによって受信された仮想アクセスポイントリストが、ＷｉＦｉアクセスポイントデータベースに記憶されているものに一致するＭＡＣアドレスを有さず、ＡＤ生成のための情報を有する場合、前記ＷｉＦｉアクセスポイントデータベースに新しいアクセスポイントデータを記憶することと、
    前記新しいアクセスポイントデータに関するヒートマップを作成することと、
    前記ＡＤデータベースに前記ヒートマップを記憶することと
    を行うようにさらに構成される、請求項９６に記載の位置決めサーバ。
  99. １つまたは複数のプロセッサによって取得および実行されるために、そこに記憶されたプロセッサで実行可能な命令を備える非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記プロセッサで実行可能な命令は、
    ＡＤデータベースからヒートマップを含む支援データ（ＡＤ）を取得することと、
    アクセスポイントごとに１つだけのヒートマップを維持し、前記物理的なアクセスポイントに関連する個々の仮想アクセスポイントに関する以前に存在した冗長なヒートマップを削除することによって、ＡＤサイズを低減することと
    を行うための命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
  100. 前記プロセッサで実行可能な命令は、
    前記仮想アクセスポイントが個々のヒートマップを有するかどうかを決定することと、
    同じアクセスポイントに属する仮想アクセスポイントにわたって送信電力差を推定し、前記ＡＤデータベースに前記送信電力差のデータを記述するデータを追加することと
    を行うための命令をさらに含む、請求項９９に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  101. 前記プロセッサで実行可能な命令は、
    サーバによって受信された仮想アクセスポイントリストが、ＷｉＦｉアクセスポイントデータベースに記憶されたものに一致するＭＡＣアドレスを有さず、ＡＤ生成のための情報を有する場合、前記ＷｉＦｉアクセスポイントデータベースに新しいアクセスポイントデータを記憶することと、
    前記新しく記憶されたアクセスポイントデータに関するヒートマップを作成することと、
    前記ＡＤデータベースに前記ヒートマップを記憶することと
    を行うための命令をさらに含む、請求項９９に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  102. ＡＤデータベースからヒートマップを含む支援データ（ＡＤ）を取得するための手段と、
    アクセスポイントごとに１つだけのヒートマップを維持し、物理的なアクセスポイントに関連する個々の仮想アクセスポイントに関する以前に存在した冗長なヒートマップを削除することによって、ＡＤサイズを低減するための手段と
    を備える位置決めサーバ。
  103. 前記仮想アクセスポイントが個々のヒートマップを有するかどうかを決定するための手段と、
    同じアクセスポイントに属する仮想アクセスポイントにわたって送信電力差を推定し、前記ＡＤデータベースに前記送信電力差のデータを記述するデータを追加するための手段と
    をさらに備える請求項１０２に記載の位置決めサーバ。
  104. サーバによって受信された仮想アクセスポイントリストが、ＷｉＦｉアクセスポイントデータベースに記憶されているものに一致するＭＡＣアドレスを有さず、ＡＤ生成のための情報を有する場合、前記ＷｉＦｉアクセスポイントデータベースに新しいアクセスポイントデータを記憶するための手段と、
    前記新しく記憶されたアクセスポイントデータに関するヒートマップを作成するための手段と、
    前記ＡＤデータベースに前記ヒートマップを記憶するための手段と
    をさらに備える請求項１０２に記載の位置決めサーバ。
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