JP2022108977A - アンテナ部材及び組立体 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022108977000001
【課題】更なる小型化が可能なアンテナ部材を提供する。
【解決手段】アンテナ部材100は、基板に搭載されてアンテナとして使用されるものである。アンテナ部材100は、スプリットリング共振部200と、インピーダンス整合部300と、給電部500とを有している。スプリットリング共振部200には、スプリット210を構成する対向部220が設けられている。スプリットリング共振部200は、第1側部230と、第2側部240と、上側部260とを有している。第2側部240は、横方向において第1側部230から離れて位置している。給電部500は、第1側部230及び第2側部240の少なくとも一方に設けられている。インピーダンス整合部300は、横方向と直交する上下方向において、給電部500よりも上側に位置しており、第1側部230と第2側部240とを互いに連結している。
【選択図】図8

Description

本発明は、基板に搭載されるアンテナ部材に関する。
図25を参照すると、特許文献1には、基板(図示せず)に搭載されてアンテナとして使用されるアンテナ部材900が開示されている。アンテナ部材900は、スプリットリング共振部910と、インピーダンス整合部920と、給電部930とを有している。スプリットリング共振部910には、スプリット911を構成する対向部912が設けられている。スプリットリング共振部910は、第1側部914と、第2側部916と、上側部918とを有している。第2側部916は、Y方向において第1側部914から離れて位置している。上側部918は、第1側部914と第2側部916とを互いに接続している。
特許文献1のアンテナ部材900のようなアンテナ部材において、更なる小型化が求められている。
特許第6240040号公報
そこで本発明は、更なる小型化が可能なアンテナ部材を提供することを目的とする。
本発明は、第1のアンテナ部材として、
基板に搭載されてアンテナとして使用されるアンテナ部材であって、
前記アンテナ部材は、スプリットリング共振部と、インピーダンス整合部と、給電部とを有しており、
前記スプリットリング共振部には、スプリットを構成する対向部が設けられており、
前記スプリットリング共振部は、第1側部と、第2側部と、上側部とを有しており、
前記第2側部は、横方向において前記第1側部から離れて位置しており、
前記上側部は、前記第1側部と前記第2側部とを互いに接続しており、
前記給電部は、前記第1側部及び前記第2側部の少なくとも一方に設けられており、
前記インピーダンス整合部は、前記横方向と直交する上下方向において、前記給電部よりも上側に位置しており、前記第1側部と前記第2側部とを互いに連結している
アンテナ部材を提供する。
本発明は、第2のアンテナ部材として、第1のアンテナ部材であって、
前記インピーダンス整合部は、前記上下方向において、前記対向部よりも下側に位置している
アンテナ部材を提供する。
本発明は、第3のアンテナ部材として、第1又は第2のアンテナ部材であって、
前記スプリットリング共振部は、下側部を更に有しており、
前記下側部は、前記第2側部から前記第1側部に向かって延びており、
前記下側部は、前記上下方向において、前記インピーダンス整合部から離れて位置していると共に前記インピーダンス整合部よりも下側に位置している
アンテナ部材を提供する。
本発明は、第4のアンテナ部材として、第3のいずれかのアンテナ部材であって、
前記給電部は、第1給電部と、第2給電部とからなり、
前記第1給電部は、前記第1側部の前記上下方向における下端に設けられており、
前記第2給電部は、前記下側部の端部に設けられている
アンテナ部材を提供する。
本発明は、第5のアンテナ部材として、第1から第4までのいずれかのアンテナ部材を前記基板に搭載してなる組立体を提供する。
本発明のアンテナ部材のインピーダンス整合部は、横方向と直交する上下方向において、給電部よりも上側に位置しており、第1側部と第2側部とを互いに連結している。これにより、本発明のアンテナ部材は、更なる小型化が図られている。また、本発明のアンテナ部材を板金で作成する場合、金属板からブランクを無駄なく切り出すことができるため、より効果的である。
本発明の第1の実施の形態による組立体を示す正面斜視図である。 図1の組立体を示す背面斜視図である。 図1の組立体を示す上面図である。 図1の組立体を示す正面図である。 図1の組立体を示す背面図である。 図1の組立体を示す側面図である。 図1の組立体に含まれるアンテナ部材を示す上側斜視図である。 図7のアンテナ部材を示す下側斜視図である。 図7のアンテナ部材を示す正面図である。 図7のアンテナ部材を示す上面図である。 図7のアンテナ部材を示す底面図である。 図7のアンテナ部材を示す側面図である。 本発明の第2の実施の形態による組立体を示す正面斜視図である。 図13の組立体を示す背面斜視図である。 図13の組立体を示す上面図である。 図13の組立体を示す正面図である。 図13の組立体を示す背面図である。 図13の組立体を示す側面図である。 図13の組立体に含まれるアンテナ部材を示す上側斜視図である。 図19のアンテナ部材を示す下側斜視図である。 図19のアンテナ部材を示す正面図である。 図19のアンテナ部材を示す上面図である。 図19のアンテナ部材を示す底面図である。 図19のアンテナ部材を示す側面図である。 特許文献1のアンテナ部材を示す正面図である。
(第1の実施の形態)
図1に示されるように、本発明の第1の実施の形態による組立体700は、アンテナ部材100を基板600に搭載してなるものである。ここで、基板600は、給電パターン(図示せず)と、グランドパターン(図示せず)とを有している。
図1に示されるように、本実施の形態のアンテナ部材100は、基板600に搭載されてアンテナとして使用されるものである。アンテナ部材100は、金属製である。より詳しくは、アンテナ部材100は、一枚の金属板からブランクを打ち抜き、この打ち抜かれたブランクを曲げ加工して作製されている。
図8に示されるように、本実施の形態のアンテナ部材100は、スプリットリング共振部200と、インピーダンス整合部300と、給電部500とを有している。
図9に示されるように、本実施の形態のスプリットリング共振部200は、前後方向と直交する平面内において、略矩形の形状を有している。本実施の形態において、前後方向はX方向である。ここで、前方を+X方向とし、後方を-X方向とする。スプリットリング共振部200は、第1側部230と、第2側部240と、上側部260と、下側部400とを有している。
図9に示されるように、本実施の形態の第1側部230は、上下方向に延びている。本実施の形態において、上下方向はZ方向である。ここで、上方を+Z方向とし、下方を-Z方向とする。第1側部230は、スプリットリング共振部200の横方向における左端を規定している。本実施の形態において、横方向はY方向である。また、右方は+Y方向であり、左方は-Y方向である。第1側部230は、横方向において第2側部240から離れて左方に位置している。
図9に示されるように、本実施の形態の第2側部240は、上下方向に延びている。第2側部240は、スプリットリング共振部200の横方向における右端を規定している。第2側部240は、横方向において第1側部230から離れて位置している。即ち、第2側部240は、横方向において第1側部230から離れて右方に位置している。図8に示されるように、第2側部240は、固定部242を有している。
図2及び図8を参照して、本実施の形態の固定部242は、アンテナ部材100が基板600に搭載された際に基板600に固定されるものである。固定部242は、アンテナ部材100の上下方向における下端を規定している。固定部242は、第2側部240の下端から下方に延びている。
図9に示されるように、本実施の形態の上側部260は、スプリットリング共振部200の上下方向における上端を規定している。上側部260は、横方向に延びている。上側部260は、第1側部230と第2側部240とを互いに接続している。より詳しくは、上側部260は、第1側部230の上端と第2側部240の上端とを互いに接続している。上側部260は、第1側部230と第2側部240とを互いに電磁的に接続している。上側部260は、対向部220と、上側枠部262とを有している。
図8に示されるように、本実施の形態の対向部220は、スプリット210を構成している。即ち、スプリットリング共振部200には、スプリット210を構成する対向部220が設けられている。対向部220は、アンテナ部材100のキャパシタンス成分を構成する。対向部220は、前側対向部222と、後側対向部224とを有している。前側対向部222と後側対向部224とは、前後方向において空間を空けて対向している。前側対向部222は、前後方向において後側対向部224の前方に位置している。スプリット210は、前後方向において前側対向部222と後側対向部224との間に位置している。
図9に示されるように、本実施の形態の上側枠部262は、右部2622と、左部2624とを有している。右部2622は、前側対向部222から横方向における右側に延びている。右部2622は、前側対向部222と第2側部240とを連結している。図8に示されるように、左部2624は、後側対向部224から横方向における左側に延びている。左部2624は、後側対向部224と第1側部230とを連結している。
図8に示されるように、本実施の形態の下側部400は、第2側部240から第1側部230に向かって延びている。下側部400は、横方向において第1側部230と第2側部240との間に位置している。下側部400は、第1側部230には連結されてない。下側部400は、上下方向においてインピーダンス整合部300から離れて位置している。下側部400は、上下方向において、インピーダンス整合部300よりも下側に位置している。
図9を参照して、第1側部230と、第2側部240と、上側枠部262と、下側部400とで構成される枠体は、アンテナ部材100のインダクタンス成分を構成する。
図8に示されるように、本実施の形態の給電部500は、第1給電部510と、第2給電部520とからなる。
図9に示されるように、本実施の形態の第1給電部510は、第1側部230の上下方向における下端に設けられている。図2及び図8を参照して、アンテナ部材100を基板600に搭載した際に、第1給電部510には、高周波源(図示せず)から基板600(図2参照)の給電パターンを介して高周波電力が供給される。
図2及び図8を参照して、本実施の形態の第2給電部520は、下側部400の端部に設けられている。より詳しくは、第2給電部520は、下側部400の左端部に設けられている。下側部400は、上下方向において第2給電部520の上方に位置している。第2給電部520は、アンテナ部材100を基板600に搭載した際に基板600のグランドパターンに接続される。即ち、下側部400は、アンテナ部材100を基板600に搭載した際に第2給電部520のみにおいて基板600のグランドと接続される。なお、本発明はこれに限定されず、アンテナ部材100を基板600に搭載した際に、下側部400の下端全体が基板600のグランドと接してもよい。
上述のように、対向部220は、アンテナ部材100のキャパシタンス成分を構成し、第1側部230と、第2側部240と、上側枠部262と、下側部400とで構成される枠体は、アンテナ部材100のインダクタンス成分を構成する。これにより、対向部220と上記枠体とは、LC共振回路を構成する。即ち、アンテナ部材100は、第1側部230、第2側部240、上側部260及び下側部400によって構成されるスプリットリング共振器構造を有している。
図9に示されるように、本実施の形態のインピーダンス整合部300は、横方向に延びている。より詳しくは、インピーダンス整合部300は、横方向に直線的に延びている。インピーダンス整合部300は、上下方向と交差している。より詳しくは、インピーダンス整合部300は、上下方向と直交している。インピーダンス整合部300は、上下方向において、上側部260よりも下側に位置している。インピーダンス整合部300は、上下方向において、対向部220よりも下側に位置している。インピーダンス整合部300は、横方向と直交する上下方向において、給電部500よりも上側に位置している。インピーダンス整合部300は、第1側部230と第2側部240とを互いに連結している。インピーダンス整合部300は、下側部400との距離や対向する長さにより、アンテナ部材100のインピーダンスの調整を図っている。即ち、本実施の形態のアンテナ部材100のインピーダンスは、アンテナ部材100を構成する部材であるインピーダンス整合部300と下側部400との関係性のみで調整が可能となっている。これにより、アンテナ部材のインピーダンス調整に基板600のグランドが関与するような場合と比較して、インピーダンス調整がバラつきにくくなっている。
本実施の形態のアンテナ部材100は、インピーダンス整合部300を有することにより、インピーダンス整合部300を有さない場合と比較してアンテナ部材100のリターンロス特性が向上する。
(第2の実施の形態)
図13に示されるように、本発明の第2の実施の形態による組立体700Aは、アンテナ部材100Aを基板600Aに搭載してなるものである。本実施の形態のアンテナ部材100Aは、基板600Aに搭載されてアンテナとして使用されるものである。ここで、基板600Aは、給電パターン(図示せず)と、グランドパターン(図示せず)とを有している。
図20に示されるように、本発明の第2の実施の形態によるアンテナ部材100Aは、下側部400を有さない点を除いて、上述した第1の実施の形態によるアンテナ部材100(図8参照)と同様の構成を備えている。そのため、図13から図24に示される構成要素のうち、第1の実施の形態と同様の構成要素に対しては同一の参照符号を付すこととする。また、本実施の形態における方位及び方向は、第1の実施の形態のものと同じ表現を以下において使用する。
図20に示されるように、本実施の形態のアンテナ部材100Aは、スプリットリング共振部200Aと、インピーダンス整合部300Aと、給電部500Aとを有している。
図21に示されるように、本実施の形態のスプリットリング共振部200Aは、前後方向と直交する平面内において、略矩形の形状を有している。スプリットリング共振部200Aは、第1側部230Aと、第2側部240Aと、上側部260とを有している。図20に示されるように、スプリットリング共振部200Aには、スプリット210を構成する対向部220が設けられている。対向部220は、アンテナ部材100Aのキャパシタンス成分を構成している。ここで、本実施の形態の上側部260、スプリット210及び対向部220は、第1の実施の形態の上側部260、スプリット210及び対向部220と同じ構造であるので、詳細な説明は省略する。
図21に示されるように、本実施の形態の第1側部230Aは、上下方向に延びている。第1側部230Aは、スプリットリング共振部200Aの横方向における左端を規定している。第1側部230Aは、横方向において第2側部240Aから離れて左方に位置している。
図21に示されるように、本実施の形態の第2側部240Aは、上下方向に延びている。第2側部240Aは、スプリットリング共振部200Aの横方向における右端を規定している。第2側部240Aは、横方向において第1側部230Aから離れて位置している。即ち、第2側部240Aは、横方向において第1側部230Aから離れて右方に位置している。図20に示されるように、第2側部240Aは、固定部242Aを有している。
図14及び図20を参照して、本実施の形態の固定部242Aは、アンテナ部材100Aが基板600Aに搭載された際に基板600Aに固定されるものである。固定部242Aは、アンテナ部材100Aの上下方向における下端を規定している。固定部242Aは、第2側部240Aの下端から下方に延びている。
図20に示されるように、本実施の形態の給電部500Aは、第1給電部510Aと、第2給電部520Aとからなる。
図20に示されるように、本実施の形態の第1給電部510Aは、第1側部230Aの上下方向における下端に設けられている。図14及び図20を参照して、アンテナ部材100Aを基板600Aに搭載した際に、第1給電部510Aには、高周波源(図示せず)から基板600Aの給電パターンを介して高周波電力が供給される。
図20に示されるように、本実施の形態の第2給電部520Aは、固定部242Aの下端に位置している。図14及び図20を参照して、第2給電部520Aは、アンテナ部材100Aを基板600Aに搭載した際に基板600Aのグランドパターンに接続される。
図21に示されるように、本実施の形態のインピーダンス整合部300Aは、横方向に延びている。より詳しくは、インピーダンス整合部300Aは、横方向に直線的に延びている。インピーダンス整合部300Aは、上下方向と交差している。より詳しくは、インピーダンス整合部300Aは、上下方向と直交している。インピーダンス整合部300Aは、上下方向において、上側部260よりも下側に位置している。インピーダンス整合部300Aは、上下方向において、対向部220よりも下側に位置している。インピーダンス整合部300Aは、横方向と直交する上下方向において、給電部500Aよりも上側に位置している。インピーダンス整合部300Aは、第1側部230Aと第2側部240Aとを互いに連結している。インピーダンス整合部300Aは、基板600Aのグランドとの距離や対向する長さにより、アンテナ部材100Aのインピーダンスの調整を図っている。
本実施の形態のアンテナ部材100Aは、インピーダンス整合部300Aを有することにより、インピーダンス整合部300Aを有さない場合と比較してアンテナ部材100Aのリターンロス特性が向上する。
図21を参照して、第1側部230Aと、第2側部240Aと、上側枠部262とで構成される部材は、アンテナ部材100Aのインダクタンス成分を構成する。上述のように、対向部220は、アンテナ部材100Aのキャパシタンス成分を構成することから、上記部材と対向部220とはLC共振回路を構成する。図13を参照して、組立体700Aは、第1側部230A、第2側部240A、上側部260及び基板600Aのグランドによって構成されるスプリットリング共振器構造を有している。
以上、本発明について、実施の形態を掲げて具体的に説明してきたが、本発明はこれに限定されるわけではなく、種々の変形が可能である。また、以上の実施の形態及び変形例を複数組み合わせてもよい。
上述の実施の形態のアンテナ部材100,100Aにおいては、対向部220は上側部260に設けられていたが、本発明はこれに限定されず、第1側部230、230A又は第2側部240、240Aに設けられていてもよい。しかしながら、二次共振を利用する可能性などを考慮すると、対向部220は上側部260に設けられていることが望ましい。
上述の実施の形態のスプリットリング共振部200,200Aは、前後方向と直交する平面内において略矩形を有していたが、本発明はこれに限定されず、円弧状や多角形形状であってもよく、多角形形状の一部であってもよい。但し、スプリットリング共振部200,200Aの強度等の観点から、スプリットリング共振部200,200Aの形状は矩形又は略矩形が好ましい。
上述の第1の実施の形態のインピーダンス整合部300は、横方向に直線的に延びていたが、本発明はこれに限定されず、前方又は後方に張り出させるように構成してもよい。インピーダンス整合部300をこのように構成することにより、インピーダンス整合部300と下側部400との間のキャパシタ容量を小さくすることができる。なお、インピーダンス整合部300が対向部220に近づきすぎるとアンテナ特性が悪化するため、インピーダンス整合部300は対向部220から離れた位置で前方又は後方に張り出させる方が望ましい。また、強度的な観点からは、インピーダンス整合部300は、本実施の形態のように直線的に延びているのが好ましい。
上述の第1の実施の形態の給電部500は、第1側部230の下端及び下側部400の端部に設けられていたが、本発明はこれに限定されず、給電部500は、第1側部230及び第2側部240の少なくとも一方に設けられていればよい。
上述の第2の実施の形態の給電部500Aは、第1側部230Aの下端及び固定部242Aの下端に設けられていたが、本発明はこれに限定されず、給電部500Aは、第1側部230A及び第2側部240Aの少なくとも一方に設けられていればよい。
100,100A アンテナ部材(アンテナ)
200,200A スプリットリング共振部
210 スプリット
220 対向部
222 前側対向部
224 後側対向部
230,230A 第1側部
240,240A 第2側部
242,242A 固定部
260 上側部
262 上側枠部
2622 右部
2624 左部
300,300A インピーダンス整合部
400 下側部
500,500A 給電部
510,510A 第1給電部
520,520A 第2給電部
600,600A 基板
700,700A 組立体

Claims (5)

  1. 基板に搭載されてアンテナとして使用されるアンテナ部材であって、
    前記アンテナ部材は、スプリットリング共振部と、インピーダンス整合部と、給電部とを有しており、
    前記スプリットリング共振部には、スプリットを構成する対向部が設けられており、
    前記スプリットリング共振部は、第1側部と、第2側部と、上側部とを有しており、
    前記第2側部は、横方向において前記第1側部から離れて位置しており、
    前記上側部は、前記第1側部と前記第2側部とを互いに接続しており、
    前記給電部は、前記第1側部及び前記第2側部の少なくとも一方に設けられており、
    前記インピーダンス整合部は、前記横方向と直交する上下方向において、前記給電部よりも上側に位置しており、前記第1側部と前記第2側部とを互いに連結している
    アンテナ部材。
  2. 請求項1記載のアンテナ部材であって、
    前記インピーダンス整合部は、前記上下方向において、前記対向部よりも下側に位置している
    アンテナ部材。
  3. 請求項1又は請求項2記載のアンテナ部材であって、
    前記スプリットリング共振部は、下側部を更に有しており、
    前記下側部は、前記第2側部から前記第1側部に向かって延びており、
    前記下側部は、前記上下方向において、前記インピーダンス整合部から離れて位置していると共に前記インピーダンス整合部よりも下側に位置している
    アンテナ部材。
  4. 請求項3記載のアンテナ部材であって、
    前記給電部は、第1給電部と、第2給電部とからなり、
    前記第1給電部は、前記第1側部の前記上下方向における下端に設けられており、
    前記第2給電部は、前記下側部の端部に設けられている
    アンテナ部材。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載のアンテナ部材を前記基板に搭載してなる組立体。
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