JP2022108601A - 成形加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】加熱時における加熱電極の電流値を安定させつつ、打ち抜き端のみを局所的に加熱すること。【解決手段】成形加工方法は、鋼板を打ち抜く抜き工程と、加熱コイルを、抜き工程による打ち抜き端の端面に非接触の状態で、かつ端面に沿って対向するように配置し、加熱コイルに電流を流し鋼板に誘導起電力を生じさせることで、端面を加熱する加熱工程と、を含む。【選択図】図3

Description

本発明は、鋼板の成形加工方法に関する。
ハイテン材のプレス成形課題の一つに伸びフランジ割れが挙げられる。この伸びフランジ割れは、抜き工程による打ち抜き端などのせん断端面の残留歪みに起因して発生する。この残留歪みを低減する方法として、加熱する方法が既に知られている。また、残留歪み部の加熱方法として、打ち抜き端に加熱電極を接触させ、この打ち抜き端を通電加熱して残留歪み除去する成形加工方法が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2020-116635号公報
しかしながら、上記成形加工方法の一実施形態によれば、加熱電極が直接打ち抜き端に接触させている。このため、量産などにより、加熱電極が打ち抜き端に繰返し接触すると、加熱電極に摩耗が生じる。この加熱電極の摩耗により、加熱電極と打ち抜き端との接触面積が変化し、加熱時における加熱電極の電流値が安定しない。これに対し、上記成形加工方法の別の実施形態によれば、一対の加熱電極によって、打ち抜き端を非接触で挟み込むようにして、通電加熱を行っている。この場合、上記加熱電極の摩耗は発生しないが、一方で、加熱範囲が打ち抜き端近傍以外にも広がるという問題が生じる。
本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、加熱時における加熱電極の電流値を安定させつつ、打ち抜き端のみを局所的に加熱することができる成形加工方法を提供することを主たる目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、
鋼板を打ち抜く抜き工程と、
加熱コイルを、前記抜き工程による打ち抜き端の端面に非接触の状態で、かつ該端面に沿って対向するように配置し、該加熱コイルに電流を流し前記鋼板に誘導起電力を生じさせることで、該端面を加熱する加熱工程と、
を含む、成形加工方法
である。
この一態様において、前記加熱コイルの直径は、前記鋼板の板厚よりも大きく構成されていてもよい。
この一態様において、前記抜き工程において前記鋼板を打ち抜くことで該鋼板に穴を形成し、前記加熱工程において、前記加熱コイルは前記穴に挿入された状態で、該穴の端面を加熱してもよい。
この一態様において、 前記抜き工程において前記鋼板を打ち抜くことで該鋼板に端面の一部が開放された開放打ち抜き端を形成し、前記加熱工程において、前記加熱コイルは前記開放打ち抜き端の端面に沿って対向するように配置され、該端面を加熱してもよい。
この一態様において、前記加熱工程において、前記抜き工程で打ち抜かれた鋼板は、加熱治具に配置された後、前記加熱コイルにより加熱され、前記加熱治具は、前記抜き工程で打ち抜かれた鋼板を所定位置に位置決めする位置決めガイドと、前記位置決めガイドにより位置決めされた鋼板の打ち抜き端の端面を加熱する前記加熱コイルと、を有していてもよい。
この一態様において、前記加熱工程は、プレス機における任意の工程中に実施されてもよい。
この一態様において、前記打ち抜き端に対して伸びフランジを成形する伸びフランジ成形工程を更に含み、前記加熱工程は、前記鋼板を前記抜き工程から前記伸びフランジ成形工程へ搬送する際の搬送ピッチを調整するアイドリング工程で実施されてもよい。
この一態様において、プレス機内で、把持部により鋼板成形品が連続的に搬送されつつ、少なくとも、前記抜き工程、及び前記アイドリング工程が所定の搬送ピッチで連続的に行われており、前記アイドリング工程に対応する位置に前記加熱治具が配置されることで、前記アイドリング工程を前記加熱工程に置き換えてもよい。
この一態様において、前記加熱コイルの巻き数は3であってもよい。
この一態様において、前記加熱コイルの中心軸線は、前記鋼板の打ち抜き端の端面の中心軸線に対し、所定角度で傾斜し、該所定角度θが-15°≦θ≦15°の範囲内に設定されていてもよい。
この一態様において、前記加熱コイルは、1本のパイプ状のコイル線として構成され、内部に冷却液が流れていてもよい。
この一態様において、前記加熱コイルは、前記鋼板に形成された穴の端面に沿ってループ状に形成され、該ループ状の端部はオーバーラップしていてもよい。
本発明によれば、加熱時における加熱電極の電流値を安定させつつ、打ち抜き端のみを局所的に加熱することができる成形加工方法を提供することができる。
本実施形態に係る成形加工方法の工程を概略的に示す模式図である。 加工工程を概略的に示す模式図である。 本実施形態に係る加熱コイルの斜視図である。 図3に示す加熱コイルを上方から見た上面図である。 加熱コイル及び鋼板を側方から見た側面図である。 巻き数が3の加熱コイルの構成例を示す図である。 巻き数が1の加熱コイルの構成例を示す図である。 端面が開放された打ち抜き端を示す図である。 巻き数が2の加熱コイルの構成例を示す図である。 プレス加工で打ち抜かれた鋼板の穿孔を示す図である。 ビッカーズ硬さ試験の試験結果を示す図である。 ビッカーズ硬さ試験の試験結果を示す図である。 伸びフランジ成形部位を含む成形品を示す図である。 FRロアアームの成形品の具体例を示す図である。 Aピラーロアの成形品の具体例を示す図である。 Bピラーアウターロアの成形品の具体例を示す図である。 加熱治具の一例を示す図である。 本実施形態に係る成形加工方法の工程と、従来の成形加工方法の工程と、を対比した図である。 プレス機内における工程の一例を示す図である。
実施形態1
以下、発明の実施形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲に係る発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、実施形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る成形加工方法の工程を概略的に示す模式図である。以下に説明する成形加工方法は、ワークとしての鋼板100に穿孔101を設け、当該穿孔101の周縁を変形させてフランジ102を成形するものである。
本実施形態に係る成形加工方法は、例えば、図1に示すように、鋼板100を打ち抜く抜き工程と、打ち抜き端103を加熱する加熱工程と、加熱工程による熱を冷ます放冷工程と、打ち抜き端103に対してフランジ102を成形する伸びフランジ成形工程とを含む。
抜き工程は、不図示の抜きダイスに固定された鋼板100を、抜きパンチ200によって打ち抜く工程である。加熱工程は、詳しくは後述するが、抜き工程で形成された打ち抜き端103を加熱する工程である。
加熱工程では、図2に示す如く、打ち抜かれた鋼板100が加熱治具に配置される。そして、鋼板100の打ち抜き端103に対し高周波誘導加熱が行われる。その加熱後に鋼板100は加熱治具から取り外される。
図1に示す如く、放冷工程は、加熱工程で加熱された打ち抜き端103の熱を冷ます工程である。具体的には、鋼板100が常温環境において一定時間放置される。伸びフランジ成形工程(バーリング工程)は、穿孔101にフランジ金型300を挿入し、穿孔101の周縁部を塑性変形させてフランジ102を形成する工程である。
抜き工程によって穿孔101の周縁部に生じた残留歪みは、加熱工程で除去される。放冷後、伸びフランジ成形工程に導入されるため、加熱状態の鋼板100に対して行うよりもフランジ金型300に生じるダメージを軽減することができる。特に、本実施形態においては、後述するように、打ち抜き端103を局所的に加熱することができるので残留歪みを良好に除去することができつつ、加熱効率も良好となる。
ところで、従来の成形加工方法の一実施形態によれば、加熱電極が直接打ち抜き端に接触する。このため、量産などにより、加熱電極が打ち抜き端に繰返し接触すると、加熱電極に摩耗が生じる。この加熱電極の摩耗により、加熱電極と打ち抜き端との接触面積が変化し、加熱時における加熱電極の電流値が安定しない。これに対し、この成形加工方法の別の実施形態によれば、一対の加熱電極によって、打ち抜き端を非接触で挟み込むようにして、通電加熱を行っている。この場合、上記加熱電極の摩耗は発生しないが、一方で、加熱範囲が打ち抜き端近傍以外にも広がるという問題が生じる。
これに対し、本実施形態に係る成形加工方法は、例えば、図3に示す如く、加熱コイル1を、抜き工程による打ち抜き端103の端面104に非接触の状態で、かつ端面104に沿って対向するように配置し、加熱コイル1に電流を流し鋼板100に誘導起電力を生じさせることで、端面104を加熱する加熱工程を含む。
図3は、本実施形態に係る加熱コイルの斜視図である。図4は、図3に示す加熱コイルを上方から見た上面図である。加熱コイル1を鋼板100の打ち抜き端103の端面104に非接触の状態で配置して端面104を加熱するため、上記のような加熱コイル1の摩耗などは生じ得ず、加熱時における加熱コイル1の電流値を安定させることができる。
また、従来のように鋼板を把持した状態で上下方向から加熱を行う必要がなく、加熱コイル1を鋼板100の打ち抜き端103の端面104に対して配置し加熱することができる。
さらに、加熱コイル1を、打ち抜き端103の端面104に沿って対向するように配置し鋼板100に誘導起電力を生じさせる。これにより、打ち抜き端103の端面104に沿った誘導電流を発生させることができ、その端面104のみを局所的に加熱することができる。そして、伸びフランジを成形する打ち抜き端103の端面104のみを局所的に加熱できることから、鋼板100全体の軟化を抑制できる。
本実施形態に係る加熱工程によれば、加熱範囲は、打ち抜き端103近傍から広がることなく、例えば、打ち抜き端103から1~2mm程度外側に広がった限定的範囲に抑えられ、打ち抜き端103近傍のみを局所的に加熱できる。
鋼板100の打ち抜き端103は、例えば、図4に示す如く、円形の穴形状に形成されている。このように、打ち抜き端103が穴形状の場合、端面104に流れる誘導電流は繋がりループ状になるため、より効率良く加熱することができる。
鋼板100の打ち抜き端103が円形の穴形状に形成される場合、図4に示す如く、加熱コイル1は、この穴形状に沿って、略円形状に形成されており、この穴形状内に挿入され、配置される。加熱コイル1は、この状態で穴の端面104を加熱する。打ち抜き端103の穴形状は、円形状に限定されず、例えば、楕円形状、四角形状、三角形状などであってもよい。
図5は、加熱コイル及び鋼板を側方から見た側面図である。加熱コイル1の中心軸線L1は、鋼板100の打ち抜き端103の端面104の中心軸線L2に対し、所定角度θで傾斜していてもよい。所定角度θは、-15°≦θ≦15°の範囲内に設定されているのが好ましく、θの絶対値がより小さい方がより好ましい。すなわち、加熱コイル1の中心軸線L1は、鋼板100の打ち抜き端103の端面104の中心軸線L2に対し、平行((θ=0)であるのが最も好ましい。
加熱コイル1の巻き数は、図5に示す如く、2となっている。しかし、加熱コイル1の巻き数は、図6に示す如く、3であるのが最も好ましい。これにより、最適なインダクタンスによって短時間に打ち抜き端103の端面104全体を加熱できるだけでなく、鋼板100の長手方向への熱伝導を効果的に抑制でき、打ち抜き端103の端面104近傍のみをより適切に局所加熱できる。
なお、加熱コイル1の巻き数は、1あるいは4以上であってもよい。加熱コイル1の巻き数を増加させることで、加熱コイル1のインダクタンスをより増加させ磁界を強くすることができ、加熱時間を短縮できる。なお、加熱コイル1の巻き数が、図7に示す如く、1である場合、加熱コイル1の直径は、鋼板100の板厚よりも大きいのが好ましい。これにより、打ち抜き端103の端面104全体を効果的に加熱できる。
図5に示す如く、側方から見た加熱コイル1の中心Cと鋼板100の穿孔101の中心Cとが一致しているのがより好ましいが、加熱コイル1は、上方あるいは下方に僅かにシフトしていてもよい。なお、加熱コイル1は、下方よりも上方にシフトしている方が好ましい。
加熱コイル1は1本のコイル線として構成されているが、例えば、複数の細線を束ねたものを1本のコイル線としてもよい。なお、加熱コイル1を、例えば1本のパイプ状のコイル線として構成し、内部に冷却液を流す方が、冷却効率を考慮するとより好ましい。
加熱コイル1は、図4に示す如く、円形状の端部11をオーバーラップさせることで、鋼板100の打ち抜き端103の全周を貫通するのが好ましい。これにより、鋼板100の打ち抜き端103の全周に対し、十分に誘導起電力を生じさせることができる。なお、加熱コイル1は、鋼板100の打ち抜き端103の線長の少なくとも3/4以上を貫通するのが好ましい。
加熱コイル1と鋼板100の打ち抜き端103の端面104との間の距離dは、加熱コイル1の直径の2倍以下であるのが好ましい(図4)。加熱コイル1と鋼板100の打ち抜き端103の端面104との間の距離dは、スパークしない範囲(例えば、鋼板100の板厚以上)で、出来るだけ小さいのがより好ましい。なお、加熱コイル1は、絶縁体で覆われていてもよい。この場合、絶縁体で覆われた加熱コイル1と鋼板100の打ち抜き端103の端面104とは接触していてもよい。
鋼板100の打ち抜き端103は、例えば、図8に示す如く、端面104の一部が開放された開放打ち抜き端103であってもよい。加熱コイル1は、この開放打ち抜き端103の端面104の形状に沿って略楕円形状に形成されており、この開放打ち抜き端103の端面104に沿って対向するように配置される。
さらに、この開放打ち抜き端103の構成においても、加熱コイル1のインダクタンスを増加させるために加熱コイル1の巻き数は、複数であってもよい。図9は、巻き数が2の加熱コイルの構成例を示す図である。
加熱コイル1による加熱温度は、例えば、打ち抜き端103が200℃以上Ac1点未満となるように調整される。この温度範囲での加熱であれば、残留歪みの除去を適切に行える。特に、Ac1点以上まで加熱してしまうと、鋼板100がオーステナイト変態を起こしてしまい、空冷すると軟化して強度が低下し、流水等によって急冷すると硬度が増して伸びフランジ成形工程における成形性が低下してしまうので、Ac1点未満に留めることが好ましい。
次に、本実施形態に係る成形加工方法による効果について詳細に説明する。本実施形態においては、具体的に、次のような条件で試験を行った。
図10に示す如く、板厚1.2mmの鋼板JAC1180(引張り強度1180MPa程度の亜鉛メッキ鋼板)の中心にプレス加工で打ち抜き、径30mmの穿孔101を形成する。径5mmのパイプでループ状に径20mmの円を形成することで、加熱コイル1を構成している。そのように構成した加熱コイル1を打ち抜いた穿孔101内に挿入する。加熱コイル1は、鋼板100に対して略平行に配置されている。
加熱部位である穿孔101(打ち抜き端103)の端面104が600℃となるように、フィードバック制御によって、加熱コイル1に150~400kHzの高周波電流を1秒間流す。
上述の条件で加熱した穿孔101の端面104に対して、ビッカーズ硬さ試験を行った。本試験において、次のように計測している。
表層から0.1mmの位置を板面方向に測定している。端面104から2mmまでを0.2mm間隔で合計10点計測している。端面104から2~10mmまでを0.5mm間隔で合計16点計測している。300gの荷重をかけている。
図11及び図12は、上述のビッカーズ硬さ試験の試験結果を示す図である。図11はA断面の穿孔101の淵近傍の硬さを示し、図12はB断面の穿孔101の淵近傍の硬さを示す。図11及び図12において、縦軸はビッカーズ硬さ[HV]を示し、横軸は端面104からの距離[mm]を示し、鋼板100の裏面及び表面のビッカーズ硬さ[HV]を示している。
図11及び図12に示す如く、A断面およびB断面において、端面104からの距離が0から2mmまで、ビッカーズ硬さは略320HVから徐々に増加している。端面104からの距離が2mmを過ぎると、ビッカーズ硬さは略380HVを示している。
また、A断面、及びB断面におけるビッカーズ硬さの変化は略同一であり、断面による差はなかった。つまり、円周方向に沿って端面104から2mmの部位(穴淵近傍部位)のみが均一に加熱されて軟化したものと考えることができる。
本実施形態に係る成形加工方法によって、端面104からの距離が2mm以上の部位は、母材強度を維持し、端面104からの距離が2mm以内の穴淵近傍部位のみを局所的に軟化させていることが分かる。これにより、伸びフランジ性を向上させつつも母材強度を下げることなく製品性能を確保できることが分かる。
続いて、本実施形態に係る成形加工方法による成形品の例を説明する。本実施形態に係る成形加工方法によって成型される成形品は、例えば、図13に示す如く、穴を広げる穴広げ成形部位や、曲率の付いたフランジを立てるフランジ成形部位などの、伸びフランジ成形部位を含む成形品であり、加工前後で端面の線長が著しく拡大される成形部位を含む成形品である。
具体的な成形品として、図14に示す如く、車両のサスペンションに用いられるFRロアアームが想定される。図14において、点線で囲んだブッシュ圧入部、作業穴などの穴広げ成形部位や股部などのフランジ成形部位は、本実施形態に係る成形加工方法によって成形されてもよい。
なお、上述した成形加工方法では、例として鋼板100に穿孔101を設ける場合を説明したが、鋼板100を打ち抜く抜き工程は、穿孔101を設ける場合に限らず、不要部分の切り落としでも良い。伸びフランジ成形工程は、不要部分を切り落とした打ち抜き端103に対してフランジ金型300を押し当てて伸びフランジを成形する。以下のように、AピラーロアやBピラーアウターロアのフランジ成形部位は、このようにして成形される。
上記成形品として、図15に示す如く、車両の窓柱に用いられるAピラーロアが想定される。図15において、点線で囲んだコーナー部などのフランジ成形部位は、本実施形態に係る成形加工方法によって成形されてもよい。
上記別の成形品として、図16に示す如く、車両のBピラーアウターロアが想定される。図16において、点線で囲んだコーナー部などのフランジ成形部位は、本実施形態に係る成形加工方法によって成形されてもよい。
以上、本実施形態に係る成形加工方法は、鋼板100を打ち抜く抜き工程と、加熱コイル1を、抜き工程による打ち抜き端103の端面104に非接触の状態で、かつ端面104に沿って対向するように配置し、加熱コイル1に電流を流し鋼板100に誘導起電力を生じさせることで、端面104を加熱する加熱工程と、を含む。これにより、加熱時における加熱コイル1の電流値を安定させつつ、打ち抜き端103のみを局所的に加熱することができる。
実施形態2
本実施形態2において、上記抜き工程で打ち抜かれた鋼板成形品を、加熱工程で加熱治具に配置し、加熱を行う。図17は、加熱治具の一例を示す図である。図17の左側図は、鋼板成形品Xが加熱治具400に配置される前の状態を示し、右側図は、鋼板成形品Xが加熱治具400に配置された後の状態を示している。
図17に示す如く、加熱治具400は、鋼板成形品Xの打ち抜き端103を加熱する加熱コイル1と、鋼板成形品Xを所定位置に位置決めする位置決めガイド2と、ベース部3と、を有している。各加熱コイル1には、各加熱コイル1に電力を供給する交流電源4が接続されている。
鋼板成形品Xを位置決めガイド2上に置くだけで、自ずと鋼板成形品Xの位置が設定されるように、位置決めガイド2の形状及び配置は設定されている。加熱コイル1及び位置決めガイド2は、鋼板成形品Xの形状及び加熱部位の位置に対応させて、ベース部3に配置されている。
加熱コイル1の位置、数、及び形状は、図17に示す例に限定されず、任意に設定できる。同様に、位置決めガイド2は、の位置、数、及び形状は、図17に示す例に限定されず、任意に設定できる。
本実施形態に係る加熱治具400を用いることで、従来のように鋼板成形品Xを把持した状態で上下方向から加熱を行う必要がなく、鋼板成形品Xを簡易に加熱治具400に配置し加熱することができる。
本実施形態に係る加熱工程は、図18に示す如く、抜き工程と、伸びフランジ成形工程との間のアイドリング工程で実施されてもよい。アイドリング工程は、鋼板成形品Xを抜き工程から伸びフランジ成形工程へ搬送する際の搬送ピッチを調整する工程であり、加工を行わない待機工程である。
これにより、従来、抜き工程後、伸びフランジ成形工程前に、打ち抜かれた鋼板成形品Xを待機させていたアイドリング工程を利用して、効率的に、鋼板成形品Xの加熱を行うことができる。したがって、追加で加熱工程を導入する必要がないため、生産性が向上する。
また、本実施形態によれば、通常のプレス機内のアイドリング工程に加熱治具400を簡易に配置することで、アイドリング工程を加熱工程に変換できるため、工程数を増加することがない。図19は、プレス機内における工程の一例を示す模式図である。
プレス機500内では、例えば、図19下段に示すフィンガー(把持部)501により鋼板成形品Xを連続的に搬送しつつ、図19の上段に示す成形工程、抜き工程、アイドリング工程、アイドリング工程、及び抜き工程が、所定の搬送ピッチで連続的に行われる。したがって、アイドリング工程に対応する位置に加熱治具400を単に置くだけで、プレス機500内のアイドリング工程を容易に加熱工程に置き換えることができる。
なお、加熱工程は、加熱治具400の配置が可能であれば、プレス機500における任意の工程中、例えば、成形工程や、抜き工程などの工程中に実施されてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他のさまざまな形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 加熱コイル、2 位置決めガイド、3 ベース部、4 交流電源、100 鋼板、101 穿孔、102 伸びフランジ、103 打ち抜き端、104 端面、200 抜きパンチ、300 フランジ金型、400 加熱治具、500 プレス機、501 フィンガー

Claims (12)

  1. 鋼板を打ち抜く抜き工程と、
    加熱コイルを、前記抜き工程による打ち抜き端の端面に非接触の状態で、かつ該端面に沿って対向するように配置し、該加熱コイルに電流を流し前記鋼板に誘導起電力を生じさせることで、該端面を加熱する加熱工程と、
    を含む、成形加工方法。
  2. 請求項1記載の成形加工方法であって、
    前記加熱コイルの直径は、前記鋼板の板厚よりも大きく構成されている、成形加工方法。
  3. 請求項1又は2記載の成形加工方法であって、
    前記抜き工程において前記鋼板を打ち抜くことで該鋼板に穴を形成し、
    前記加熱工程において、前記加熱コイルは前記穴に挿入された状態で、該穴の端面を加熱する、成形加工方法。
  4. 請求項1又は2記載の成形加工方法であって、
    前記抜き工程において前記鋼板を打ち抜くことで該鋼板に端面の一部が開放された開放打ち抜き端を形成し、
    前記加熱工程において、前記加熱コイルは前記開放打ち抜き端の端面に沿って対向するように配置され、該端面を加熱する、成形加工方法。
  5. 請求項1乃至4のうちいずれか1項記載の成形加工方法であって、
    前記加熱工程において、前記抜き工程で打ち抜かれた鋼板は、加熱治具に配置された後、前記加熱コイルにより加熱され、
    前記加熱治具は、前記抜き工程で打ち抜かれた鋼板を所定位置に位置決めする位置決めガイドと、前記位置決めガイドにより位置決めされた鋼板の打ち抜き端の端面を加熱する前記加熱コイルと、を有する、成形加工方法。
  6. 請求項5記載の成形加工方法であって、
    前記加熱工程は、プレス機における任意の工程中に実施される、成形加工方法。
  7. 請求項6記載の成形加工方法であって、
    前記打ち抜き端に対して伸びフランジを成形する伸びフランジ成形工程を更に含み、
    前記加熱工程は、前記鋼板を前記抜き工程から前記伸びフランジ成形工程へ搬送する際の搬送ピッチを調整するアイドリング工程で実施される、成形加工方法。
  8. 請求項7記載の成形加工方法であって、
    前記プレス機内で、把持部により鋼板成形品が連続的に搬送されつつ、少なくとも、前記抜き工程、及び前記アイドリング工程が所定の搬送ピッチで連続的に行われており、
    前記アイドリング工程に対応する位置に前記加熱治具が配置されることで、前記アイドリング工程を前記加熱工程に置き換える、成形加工方法。
  9. 請求項1乃至8のうちいずれか1項記載の成形加工方法であって、
    前記加熱コイルの巻き数は3である、成形加工方法。
  10. 請求項1乃至9のうちいずれか1項記載の成形加工方法であって、
    前記加熱コイルの中心軸線は、前記鋼板の打ち抜き端の端面の中心軸線に対し、所定角度で傾斜し、該所定角度θが-15°≦θ≦15°の範囲内に設定されている、
    成形加工方法。
  11. 請求項1乃至10のうちいずれか1項記載の成形加工方法であって、
    前記加熱コイルは、1本のパイプ状のコイル線として構成され、内部に冷却液が流れている、
    成形加工方法。
  12. 請求項3又は4記載の成形加工方法であって、
    前記加熱コイルは、前記鋼板に形成された端面に沿ってループ状に形成され、
    該ループ状の端部はオーバーラップしている、成形加工方法。
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