JP2022105815A - 履物およびその製造方法 - Google Patents
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一方、特許文献2記載の室内履物にあっては、底を構成する材料どうしの接着剤による接合は不要となるため、使用中に底の剥離が生じるおそれはないが、中物芯を被覆する中底表皮および下面・周面表皮を縫着する工程が必要となるため、やはり生産性の点で問題があった。
また、上記いずれの室内履物にあっても、例えば中底表面に履き心地を向上させるための凹凸を形成するといった外観形状のバリエーションをもたせるのが難しい上、デザイン性の面でも一定の制約があった。
履物底は、少なくとも裏面が熱融着可能な材料よりなるシート状の上面・周面表皮材と、少なくとも裏面が熱融着可能な材料よりなる下底材と、上面・周面表皮材および下底材によって囲まれた空間に充填された発泡成形体よりなる中芯材とを有しており、
上面・周面表皮材および下底材が、発泡成形時の熱融着により中芯材と接合一体化されている、履物。
履物底を成形するに当たり、
下型の表面に少なくとも裏面が熱融着可能な材料よりなるシート状の上面・周面表皮材を取り付ける工程と、
上型の表面に少なくとも裏面が熱融着可能な材料よりなる下底材を取り付ける工程と、
下型に中芯材用発泡樹脂を注入する工程と、
下型に上型を重ねて中芯材を発泡成形するとともに上面・周面表皮材および下底材を熱融着により中芯材と接合一体化させる工程とを含んでいる、履物の製造方法。
履物底は、少なくとも裏面が熱融着可能な材料よりなるシート状の下面・周面表皮材と、少なくとも裏面が熱融着可能な材料よりなる中底材と、下面・周面表皮材および中底材によって囲まれた空間に充填された発泡成形体よりなる中芯材とを有しており、
下面・周面表皮材および中底材が、発泡成形時の熱融着により中芯材と接合一体化されている、履物。
履物底を成形するに当たり、
下型の表面に少なくとも裏面が熱融着可能な材料よりなるシート状の下面・周面表皮材を取り付ける工程と、
上型の表面に少なくとも裏面が熱融着可能な材料よりなる中底材を取り付ける工程と、
下型に中芯材用発泡樹脂を注入する工程と、
下型に上型を重ねて中芯材を発泡成形するとともに下面・周面表皮材および中底材を熱融着により中芯材と接合一体化させる工程とを含んでいる、履物の製造方法。
また、上記1)の履物によれば、上面・周面表皮材および下底材が発泡成形時の熱融着により中芯材と接合一体化されているので、接合強度に優れた履物底が得られる。
さらに、上記1)の履物によれば、例えば接足面に所要の凹凸形状を付与する等の外観形状のバリエーションを持たせるのが容易であり、また、デザイン性や履き心地に優れた履物底が得られる。
また、上記3)の履物によれば、下方に膨出させられた履物底の下面に滑り止め材を取り付けることにより、歩行時の滑りを効果的に抑制することが可能となる。
また、上記4)の履物の製造方法によれば、上面・周面表皮材および下底材が発泡成形時の熱融着により中芯材と接合一体化されるので、接合強度に優れた履物底が得られる。
さらに、上記4)の履物の製造方法によれば、例えば下型の表面形状を変更することにより接足面に所要の凹凸形状を付与するといった外観形状のバリエーションを持たせることが容易であり、また、デザイン性や履き心地に優れた履物底が得られる。
また、上記6)の履物によれば、下面・周面表皮材および中底材が発泡成形時の熱融着により中芯材と接合一体化されているので、接合強度に優れた履物底が得られる。
さらに、上記6)の履物によれば、例えば接地面に所要の凹凸形状を付与する等の外観形状のバリエーションを持たせることが容易であり、また、デザイン性や履き心地に優れた履物底が得られる。
また、上記8)の履物の製造方法によれば、下面・周面表皮材および中底材が発泡成形時の熱融着により中芯材と接合一体化されるので、接合強度に優れた履物底が得られる。
さらに、上記8)の履物の製造方法によれば、例えば下型の表面形状を変更することにより接地面に所要の凹凸形状を付与する等の外観形状のバリエーションを持たせることが容易であり、また、デザイン性や履き心地に優れた履物底が得られる。
この発明の第1の実施形態に係る履物およびその製造方法について、図1~5を参照しながら以下に説明する。なお、図1~図4では、上記履物のうち右足用のものを示している。
履物底(2A)は、少なくとも裏面(下面)が熱融着可能な材料よりなるシート状の上面・周面表皮材(3A)と、少なくとも裏面(上面)が熱融着可能な材料よりなる下底材(4A)と、上面・周面表皮材(3A)および下底材(4A)によって囲まれた空間に充填された発泡成形体よりなる中芯材(5A)とを有している。上面・周面表皮材(3A)および下底材(4A)は、発泡成形時の熱融着により中芯材(5A)と接合一体化されている。
環状鍔部(21A)は、中芯材(5A)の周面下縁部から略水平方向に張り出すように形成された鍔部本体(51A)と、上面・周面表皮材(3A)の周縁部よりなりかつ鍔部本体(51A)の上面および周面を被覆している上面・周面被覆部(31A)と、下底材(4A)の周縁部よりなりかつ鍔部本体(51A)の下面を被覆している下面被覆部(43A)とで構成されている(図4参照)。以上の構成により、中芯材(5A)は、鍔部本体(51A)も含めた全体が、上面・周面表皮材(3A)および下底材(4A)によって完全に被覆されている。
これら履物底(2A)上面の凹凸形状は、下型(8A)表面に形成する凹凸形状を任意に変更することで、容易に変更することができる。
また、図示は省略したが、履物底(2A)上面の凹凸形状の他、履物底(2A)周面にも、上記と同様にして、所望の凹凸形状や模様を形成することが可能である。
図示の中芯材(5A)の場合、その前側部が相対的に厚みの小さいものとなされ、その長さ中間部および後側部が相対的に厚みの大きいものとなされている。この構成により、履物底(2A)のクッション性(履き心地)およびデザイン性が確保される。
また、この実施形態の履物(1A)では、環状鍔部(21A)のその他の部分も、上記と同じ糸(T)で連続的に縫着されている。以上の構成により、履物(1A)のデザイン性が高められるとともに、環状鍔部(21A)における鍔部本体(51A)と上面・周面被覆部(31A)および下面被覆部(43A)との接合強度がさらに向上する。
甲バンド(6A)は、例えば、合成皮革等よりなるバンド本体(61A)と、バンド本体(61A)の裏面(下面)に積層された裏打材(62A)とを有する積層シートによって形成される。
なお、甲被の形状や構成材料は、上記態様には限定されず、適宜変更可能である。
まず、熱可塑性樹脂シートを所定形状に裁断してなる上面・周面表皮材(3A)を、履物底成形装置の下型(8A)表面に取り付ける(図5(a)参照)。
下型(8A)の表面には、履物底(2A)周面の環状鍔部(21A)や履物底(2A)上面の凹部(23A)および隆起部(24A)(25A)に対応した凹凸部が形成されている。
また、上型(9A)表面に、下底材(4A)を取り付ける(図5(d)参照)。下底材(4A)の表面には、予め滑り止め材(7A)を接合しておく。
次に、図5(b)に示すように、下型(8A)表面に一端が開口した脱気通路(81)を通じて、図示しない真空吸引装置により下型(8A)表面と上面・周面表皮材(3A)との隙間の空気を抜き、それによって上面・周面表皮材(3A)を下型(8A)表面に密着させる。また、下型(8A)の上方に配置したヒータ(10)により、上面・周面表皮材(3A)を予備加熱する。これにより、次工程における中芯材(5A)と上面・周面表皮材(3A)との熱融着が、より良好な状態で行われる。
次いで、図5(c)に示すように、表面が上面・周面表皮材(3A)で覆われた下型(8A)内に、溶融状態の発泡樹脂(50)を注入する。発泡樹脂(50)の注入量は、表面が下型(8A)の上端縁よりもやや上方に盛り上がるように設定する。
そして、発泡樹脂が(50)充填された下型(8A)の上に、表面に下底材(4A)が取り付けられた上型(9A)を重ね合わせて、中芯材(5A)の発泡成形を行うとともに、上面・周面表皮材(3A)および下底材(4A)を熱融着により中芯材(5A)と接合一体化させる(図5(d)および図5(e)参照)。なお、図示は省略したが、下型(8A)の場合と同様に、上型(9A)表面に一端が開口した脱気通路を通じて、真空吸引装置により上型(9A)表面と下底材(4A)との隙間の空気を抜き、それによって下底材(4A)を上型(9A)表面に密着させ、この状態で上記工程を行うようにしてもよい。
こうして、履物底(2A)が成形される。
その後、上型(9A)を下型(8A)から分離して、上記工程により得られた履物底(2A)を取り出す。次いで、履物底(2A)の環状鍔部(21A)における左右両側の前部に、甲バンド(6A)の左右両端縁部を糸(T)で縫着する。また、この際、環状鍔部(21A)の残りの部分も同じ糸(T)を用いて連続的に縫着する。
こうして、図1~図4に示す履物(1A)が得られる。
以上の構成によれば、履物底(2A)の生産性が著しく高められ、また、成形装置の簡素化を図ることができるので、設備コストも抑えられる。
ア)下型(8A)および上型(9A)よりなる成形金型を用いて少ない工程で履物底(2A)を製造することが可能であるので、従来の室内履物と比べて、その製造が容易となり、生産性が向上する。
イ)上面・周面表皮材(3A)および下底材(4A)が発泡成形時の熱融着により中芯材(5A)と接合一体化されているので、接着剤を使用する必要がなく、接合強度に優れた履物底(2A)が得られる。
ウ)接足面に所要の凹凸形状を付与するといった外観形状のバリエーションを持たせることが容易であり、また、デザイン性や履き心地に優れた履物底(2A)が得られる。とりわけ、シート状の上面・周面表皮材(3A)が下型(8A)表面に密着(真空吸引)させられた状態で、中芯材(5A)の発泡成形が行われるため、得られた履物底(2A)の上面および周面が緻密で美しい外観形状を呈するものとなり、デザイン性が著しく向上する。
エ)環状鍔部(21A)を含む中芯材(5A)の全体が上面・周面表皮材(3A)および下底材(4A)で完全に被覆されているため、加水分解による中芯材(5A)の劣化が抑えられ、耐久性が向上する。
オ)履物底(2A)に形成された環状鍔部(21A)に甲バンド(甲被)(6A)が縫着されているので、両者の接合作業を容易に行うことができる。
カ)履物底(2A)下面の膨出部(22A)により、履物底(2)の環状鍔部(21A)が床面に接触し難くなるので、歩行時の音が抑えられ、また、環状鍔部(21A)を縫着している糸(T)が床面との摩擦によって切れたりほつれたりするのが低減される。
キ)履物底(2A)下面に設けられた膨出部(22A)に滑り止め材(7A)が接合されているので、歩行時の滑りが効果的に抑制される。
図6~図9は、この発明の第2の実施形態に係る履物(右足用)を示したものであり、図10は同履物の製造方法を示したものである。
履物底(2B)は、少なくとも裏面(上面)が熱融着可能な材料よりなるシート状の下面・周面表皮材(3B)と、少なくとも裏面(下面)が熱融着可能な材料よりなる中底材(4B)と、下面・周面表皮材(3B)および中底材(4B)によって囲まれた空間に充填された発泡成形体よりなる中芯材(5B)とを有している。下面・周面表皮材(3B)および中底材(4B)は、発泡成形時の熱融着により中芯材(5B)と接合一体化されている。
環状鍔部(21B)は、中芯材(5B)の周面上縁部から略水平方向に張り出すように形成された鍔部本体(51B)と、下面・周面表皮材(3B)の周縁部よりなりかつ鍔部本体(51B)の下面および周面を被覆している下面・周面被覆部(31B)と、中底材(4B)の周縁部よりなりかつ鍔部本体(51B)の上面を被覆している上面被覆部(43B)とで構成されている(図9参照)。以上の構成により、中芯材(5B)は、鍔部本体(51B)も含めた全体が、下面・周面表皮材(3B)および中底材(4B)によって完全に被覆されている。
同様に、履物底(2B)の周面にも所要の凹凸形状や模様を形成することが可能である。
まず、熱可塑性樹脂シートを所定形状に裁断してなる下面・周面表皮材(3B)を、履物底成形装置の下型(8B)表面に取り付ける(図10(a)参照)。
また、上型(9B)表面に、中底材(4B)を取り付ける(図10(d)参照)。
次に、図10(b)に示すように、下型(8B)表面に一端が開口した脱気通路(81)を通じて、図示しない真空吸引装置により下型(8B)表面と下面・周面表皮材(3B)との隙間の空気を抜き、それによって下面・周面表皮材(3B)を下型(8B)表面に密着させる。また、下型(8B)の上方に配置したヒータ(10)により、下面・周面表皮材(3B)を予備加熱する。
次いで、図10(c)に示すように、表面が下面・周面表皮材(3B)で覆われた下型(8B)内に、溶融状態の発泡樹脂(50)を注入する。
そして、発泡樹脂(50)が注入された下型(8B)の上に、表面に下底材(4B)が取り付けられた上型(9B)を重ね合わせて、中芯材(5B)の発泡成形を行うとともに、下面・周面表皮材(3B)および中底材(4B)を熱融着により中芯材(5B)と接合一体化させる(図10(d)および図10(e)参照)。なお、この工程を行うに当たり、上型(9B)表面と中底材(4B)との隙間の空気を抜いて、中底材(4B)を上型(9B)表面に密着させるようにしておいてもよい。
こうして、履物底(2B)が成形される。
その後、上型(9B)を下型(8B)から分離して、上記工程により得られた履物底(2B)を取り出す。次いで、履物底(2B)の環状鍔部(21B)における左右両側の前部に、2本の甲バンド(6B)の左右両端縁部を糸(T)で縫着する。また、この際、環状鍔部(21B)の残りの部分も上記と同じ糸(T)を用いて連続的に縫着する。
こうして、図6~図9に示す履物(1B)が得られる。
ア)下型(8B)および上型(9B)よりなる成形金型を用いて少ない工程で履物底(2B)を製造することが可能であるので、従来の室内履物と比べて、その製造が容易となり、生産性が向上する。
イ)下面・周面表皮材(3B)および中底材(4B)が発泡成形時の熱融着により中芯材(5B)と接合一体化されているので、接着剤を使用する必要がなく、接合強度に優れた履物底(2B)が得られる。
ウ)接地面に所要の凹凸形状を付与するといった外観形状のバリエーションを持たせることが容易であり、また、デザイン性や履き心地に優れた履物底(2B)が得られる。
エ)環状鍔部(21B)を含む中芯材(5B)の全体が下面・周面表皮材(3B)および中底材(4B)で完全に被覆されているため、加水分解による中芯材(5B)の劣化が抑えられ、耐久性が向上する。
オ)履物底(2B)に形成された環状鍔部(21B)に甲バンド(6B)が縫着されているので、両者の接合作業を容易に行うことができる。
カ)履物底(2B)の環状鍔部(21B)が床面に接触しないので、歩行時の音が抑えられ、また、環状鍔部(21A)を縫着している糸(T)が床面との摩擦によって切れたりほつれたりするおそれがない。
(2A)(2B):履物底
(21A)(21B):環状鍔部
(22A):膨出部
(3A):上面・周面表皮材
(3B):下面・周面表皮材
(4A):下底材
(4B):中底材
(41A)(41B):基材
(42A)(42B):熱可塑性樹脂シート
(5A)(5B):中芯材
(6A)(6B):甲バンド(甲被)
(61A)(61B):バンド本体
(62A)(62B):裏打材
(7A):滑り止め材
(8A)(8B):下型
(81):脱気通路
(9A)(9B):上型
(10):ヒータ
(T):糸
Claims (9)
- 履物底と、履物底の縁部に接合された甲被とを備えており、
履物底は、少なくとも裏面が熱融着可能な材料よりなるシート状の上面・周面表皮材と、少なくとも裏面が熱融着可能な材料よりなる下底材と、上面・周面表皮材および下底材によって囲まれた空間に充填された発泡成形体よりなる中芯材とを有しており、
上面・周面表皮材および下底材が、発泡成形時の熱融着により中芯材と接合一体化されている、履物。 - 履物底の周面下縁部に環状鍔部が形成されており、同環状鍔部に甲被が縫着されている、請求項1記載の履物。
- 履物底の下面が環状鍔部よりも下方に膨出させられている、請求項2記載の履物。
- 履物底と、履物底の縁部に接合された甲被とを備えている履物を製造する方法であって、
履物底を成形するに当たり、
下型の表面に少なくとも裏面が熱融着可能な材料よりなるシート状の上面・周面表皮材を取り付ける工程と、
上型の表面に少なくとも裏面が熱融着可能な材料よりなる下底材を取り付ける工程と、
下型に中芯材用発泡樹脂を注入する工程と、
下型に上型を重ねて中芯材を発泡成形するとともに上面・周面表皮材および下底材を熱融着により中芯材と接合一体化させる工程とを含んでいる、履物の製造方法。 - 履物底をその周面下縁部に環状鍔部が一体的に設けられるように成形した後、同環状鍔部に甲被を縫着する、請求項4記載の履物の製造方法。
- 履物底と、履物底の縁部に接合された甲被とを備えており、
履物底は、少なくとも裏面が熱融着可能な材料よりなるシート状の下面・周面表皮材と、少なくとも裏面が熱融着可能な材料よりなる中底材と、下面・周面表皮材および中底材によって囲まれた空間に充填された発泡成形体よりなる中芯材とを有しており、
下面・周面表皮材および中底材が、発泡成形時の熱融着により中芯材と接合一体化されている、履物。 - 履物底の周面上縁部に環状鍔部が形成されており、同環状鍔部に甲被が縫着されている、請求項6記載の履物。
- 履物底と、履物底の縁部に接合された甲被とを備えている履物を製造する方法であって、
履物底を成形するに当たり、
下型の表面に少なくとも裏面が熱融着可能な材料よりなるシート状の下面・周面表皮材を取り付ける工程と、
上型の表面に少なくとも裏面が熱融着可能な材料よりなる中底材を取り付ける工程と、
下型に中芯材用発泡樹脂を注入する工程と、
下型に上型を重ねて中芯材を発泡成形するとともに下面・周面表皮材および中底材を熱融着により中芯材と接合一体化させる工程とを含んでいる、履物の製造方法。 - 履物底をその周面上縁部に環状鍔部が一体的に設けられるように成形した後、同環状鍔部に甲被を縫着する、請求項8記載の履物の製造方法。
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