JP2022105521A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022105521000001
【課題】ロックが解除されたカバーをユーザが容易に認知することができる記録装置を提供する。
【解決手段】搬送経路に沿って記録媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送される記録媒体に対して記録する記録手段と、開閉可能に設けられ、開いた状態のときに前記搬送経路を外部に露出するとともに、閉じた状態のときに前記搬送経路を外部から遮蔽するカバー手段と、前記カバー手段を閉じた状態にロックするロック手段とを有する記録装置であって、前記カバー手段は、前記カバー手段を開く方向に付勢する付勢手段を備え、前記ロック手段のロックが解除されると前記付勢手段の付勢力によって所定量だけ開くようにした。
【選択図】図9

Description

本発明は、搬送される記録媒体に対して記録を行う記録装置に関する。
特許文献1には、記録装置において搬送する記録媒体が詰まる、所謂、ジャムが発生すると、記録ヘッドを保護した後に、ジャム解消のための処理(ジャム処理)用のカバーを開放可能な状態とする技術が開示されている。即ち、特許文献1の技術では、ジャムの発生を検知すると、ジャムが発生した搬送経路を覆うジャム処理用のカバーのロックが解除され、当該カバーを開くことが可能な状態となる。
特開2010-149308号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、カバーのロックが解除されても、ユーザにロックが解除された旨の情報などを提示するなどの処理を行っていない。このため、ユーザは、そのタイミングでどのカバーのロックが解除されたのかを認知することが困難となっていた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ロックが解除されたカバーをユーザが容易に認知することができる記録装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、搬送経路に沿って搬送された記録媒体に記録を行う記録手段と、前記記録手段が収納された装置に設けられ、開閉可能なカバー手段と、前記カバー手段を閉じた状態にロックするロック手段と、を備えた記録装置であって、前記ロック手段によるロックを解除する情報を出力する操作手段と、前記操作手段によるロックを解除する操作が可能になるように制御する制御手段と、を備え、前記ロック手段によるロックの解除をユーザが認知できることを特徴とする。
本発明によれば、ロックが解除されたカバーをユーザが容易に認知することができるようになる。
記録装置が待機状態にあるときの図である。 記録装置の制御構成図である。 記録装置が記録状態にあるときの図である。 (a)~(c)は、第1カセットから給送された記録媒体の搬送経路図である。 (a)~(c)は、第2カセットから給送された記録媒体の搬送経路図である。 (a)~(d)は、記録媒体の裏面に記録動作を行う場合の搬送経路図である。 記録装置がメンテナンス状態にあるときの図である。 駆動ローラとモータとの対応関係を示す図である。 (a)~(c)は、カバーの開閉状態を示す図である。 第1カバーおよび第2カバーの搬送経路に対する位置関係を示す図である。 (a)(b)は、ロック部のロック、アンロック時の動作を示す図である。 解消処理の詳細な処理内容を示すフローチャートである。 操作パネルの表示例を示す図である。
図1は、本実施形態で使用するインクジェット記録装置1(以下、記録装置1)の内部構成図である。図において、x方向は水平方向、y方向(紙面垂直方向)は後述する記録ヘッド8において吐出口が配列される方向、z方向は鉛直方向をそれぞれ示す。
記録装置1は、プリント部2とスキャナ部3を備える複合機であり、記録動作と読取動作に関する様々な処理を、プリント部2とスキャナ部3で個別にあるいは連動して実行することができる。スキャナ部3は、ADF(オートドキュメントフィーダ)とFBS(フラットベッドスキャナ)を備えており、ADFで自動給紙される原稿の読み取りと、ユーザによってFBSの原稿台に置かれた原稿の読み取り(スキャン)を行うことができる。なお、本実施形態はプリント部2とスキャナ部3を併せ持った複合機であるが、スキャナ部3を備えない形態であってもよい。図1は、記録装置1が記録動作も読取動作も行っていない待機状態にあるときを示す。
プリント部2において、筐体4の鉛直方向下方の底部には、記録媒体(カットシート)Sを収容するための第1カセット5Aと第2カセット5Bが着脱可能に設置されている。第1カセット5AにはA4サイズまでの比較的小さな記録媒体が、第2カセット5BにはA3サイズまでの比較的大きな記録媒体が、平積みに収容されている。第1カセット5A近傍には、収容されている記録媒体を1枚ずつ分離して給送するための第1給送ユニット6Aが設けられている。同様に、第2カセット5B近傍には、第2給送ユニット6Bが設けられている。記録動作が行われる際にはいずれか一方のカセットから選択的に記録媒体Sが給送される。
搬送ローラ7、排出ローラ12、ピンチローラ7a、拍車7b、ガイド18、インナーガイド19およびフラッパ11は、記録媒体Sを所定の方向に導くための搬送機構(搬送手段)である。搬送ローラ7は、記録ヘッド8(プラテン9)の上流側および下流側に配され、搬送モータによって駆動される駆動ローラである。ピンチローラ7aは、搬送ローラ7と共に記録媒体Sをニップして回転する従動ローラである。排出ローラ12は、搬送ローラ7の下流側に配され、排出モータによって駆動される駆動ローラである。拍車7bは、記録ヘッド8(プラテン9)の下流側に配される搬送ローラ7及び排出ローラ12と共に記録媒体Sを挟持して搬送する。
記録装置1には、上記駆動ローラを駆動するための複数のモータが設けられており、上記駆動ローラのぞれぞれは、複数のモータのうちの1つに接続されている。モータと駆動ローラとの対応関係については後に詳しく説明する。
ガイド18は、記録媒体Sの搬送経路に設けられ、記録媒体Sを所定の方向に案内する。インナーガイド19は、y方向に延在する部材で湾曲した側面を有し、当該側面に沿って記録媒体Sを案内する。フラッパ11は、両面記録動作の際に、記録媒体Sが搬送される方向を切り替えるための部材である。排出トレイ13は、記録動作が完了し排出ローラ12によって排出された記録媒体Sを積載保持するためのトレイである。
本実施形態の記録ヘッド8(記録手段)は、フルラインタイプのカラーインクジェット記録ヘッドであり、記録データに従ってインクを吐出する吐出口が、図1におけるy方向に沿って記録媒体Sの幅に相当する分だけ複数配列されている。記録ヘッド8が待機位置にあるとき、記録ヘッド8の吐出口面8aは、図1のように鉛直下方を向きキャップユニット10によってキャップされている。記録動作を行う際は、後述するプリントコントローラ202によって、吐出口面8aがプラテン9と対向するように記録ヘッド8の向きが変更される。プラテン9は、y方向に延在する平板によって構成され、記録ヘッド8によって記録動作が行われる記録媒体Sを背面から支持する。記録ヘッド8の待機位置から記録位置への移動については、後に詳しく説明する。
インクタンクユニット14は、記録ヘッド8へ供給される4色のインクをそれぞれ貯留する。インク供給ユニット15は、インクタンクユニット14と記録ヘッド8を接続する流路の途中に設けられ、記録ヘッド8内のインクの圧力及び流量を適切な範囲に調整する。本実施形態では循環型のインク供給系を採用しており、インク供給ユニット15は記録ヘッド8へ供給されるインクの圧力と記録ヘッド8から回収されるインクの流量を適切な範囲に調整する。
メンテナンスユニット16は、キャップユニット10(保護手段)とワイピングユニット17を備え、所定のタイミングにこれらを作動させて、記録ヘッド8に対するメンテナンス動作を行う。メンテナンス動作については後に詳しく説明する。
図2は、記録装置1における制御構成を示すブロック図である。制御構成は、主にプリント部2を統括するプリントエンジンユニット200と、スキャナ部3を統括するスキャナエンジンユニット300と、記録装置1全体を統括するコントローラユニット100によって構成されている。プリントコントローラ202は、コントローラユニット100のメインコントローラ101の指示に従ってプリントエンジンユニット200の各種機構を制御する。スキャナエンジンユニット300の各種機構は、コントローラユニット100のメインコントローラ101によって制御される。以下に制御構成の詳細について説明する。
コントローラユニット100において、CPUにより構成されるメインコントローラ101は、ROM107に記憶されているプログラムや各種パラメータに従って、RAM106をワークエリアとしながら記録装置1全体を制御する。例えば、ホストI/F102またはワイヤレスI/F103を介してホスト装置400から印刷ジョブが入力されると、メインコントローラ101の指示に従って、画像処理部108が受信した画像データに対して所定の画像処理を施す。そして、メインコントローラ101はプリントエンジンI/F105を介して、画像処理を施した画像データをプリントエンジンユニット200へ送信する。
なお、記録装置1は無線通信や有線通信を介してホスト装置400から画像データを取得しても良いし、記録装置1に接続された外部記憶装置(USBメモリ等)から画像データを取得しても良い。無線通信や有線通信に利用される通信方式は限定されない。例えば、無線通信に利用される通信方式として、Wi-Fi(Wireless Fidelity)(登録商標)やBluetooth(登録商標)が適用可能である。また、有線通信に利用される通信方式としては、USB(Universal Serial Bus)等が適用可能である。また、例えばホスト装置400から読取コマンドが入力されると、メインコントローラ101は、スキャナエンジンI/F109を介してこのコマンドをスキャナ部3に送信する。
操作パネル104(操作手段)は、ユーザが記録装置1に対して入出力を行うための機構である。ユーザは、操作パネル104を介してコピーやスキャン等の動作を指示したり、印刷モードを設定したり、記録装置1の情報を認識したりすることができる。
プリントエンジンユニット200において、CPUにより構成されるプリントコントローラ202は、ROM203に記憶されているプログラムや各種パラメータに従って、RAM204をワークエリアとしながら、プリント部2が備える各種機構を制御する。コントローラI/F201を介して各種コマンドや画像データが受信されると、プリントコントローラ202は、これを一旦RAM204に保存する。記録ヘッド8が記録動作に利用できるように、プリントコントローラ202は画像処理コントローラ205に、保存した画像データを記録データへ変換させる。記録データが生成されると、プリントコントローラ202は、ヘッドI/F206を介して記録ヘッド8に記録データに基づく記録動作を実行させる。この際、プリントコントローラ202は、搬送制御部207を介して図1に示す給送ユニット6A、6B、搬送ローラ7、排出ローラ12、フラッパ11を駆動して、記録媒体Sを搬送する。
搬送制御部207は、記録媒体Sの搬送状態を検知する検知部212と、複数の駆動ローラを駆動する駆動部211とに接続されており、検知部212から得られる検知結果に基づいて駆動部211を用いて記録媒体Sの搬送を制御する。検知部212は、記録媒体Sの有無を検知する検知部材20と駆動ローラの回転量を検出するエンコーダ21とを有している。
搬送制御部207によって記録媒体Sが搬送される過程で、プリントコントローラ202の指示に従って、記録媒体Sの搬送動作に連動して記録ヘッド8による記録動作が実行され、印刷処理が行われる。
ヘッドキャリッジ制御部208は、記録装置1のメンテナンス状態や記録状態といった動作状態に応じて記録ヘッド8の向きや位置を変更する。インク供給制御部209は、記録ヘッド8へ供給されるインクの圧力が適切な範囲に収まるように、インク供給ユニット15を制御する。メンテナンス制御部210は、記録ヘッド8に対するメンテナンス動作を行う際に、メンテナンスユニット16におけるキャップユニット10やワイピングユニット17の動作を制御する。ロック制御部213は、プリントコントローラ202の指示に基づいて、ロック部92、96(後述する。)を制御して、カバー90(後述する。)の開閉を制御する。
スキャナエンジンユニット300においては、メインコントローラ101が、ROM107に記憶されているプログラムや各種パラメータに従って、RAM106をワークエリアとしながら、スキャナコントローラ302のハードウェアリソースを制御する。これにより、スキャナ部3が備える各種機構は制御される。例えばコントローラI/F301を介してメインコントローラ101がスキャナコントローラ302内のハードウェアリソースを制御することにより、ユーザによってADFに搭載された原稿を、搬送制御部304を介して搬送し、センサ305によって読み取る。そして、スキャナコントローラ302は読み取った画像データをRAM303に保存する。なお、プリントコントローラ202は、上述のように取得された画像データを記録データに変換することで、記録ヘッド8に、スキャナコントローラ302で読み取った画像データに基づく記録動作を実行させることが可能である。
図3は、記録装置1が記録状態にあるときを示す。図1に示した待機状態と比較すると、キャップユニット10が記録ヘッド8の吐出口面8aから離間し、吐出口面8aがプラテン9と対向している。本実施形態において、プラテン9の平面は水平方向に対して約45度傾いており、記録位置における記録ヘッド8の吐出口面8aも、プラテン9との距離が一定に維持されるように水平方向に対して約45度傾いている。
記録ヘッド8を図1に示す待機位置から図3に示す記録位置に移動する際、プリントコントローラ202は、メンテナンス制御部210を用いて、キャップユニット10を図3に示す退避位置まで降下させる。これにより、記録ヘッド8の吐出口面8aは、キャップユニット10のキャップ部材(不図示)と離間する。その後、プリントコントローラ202は、ヘッドキャリッジ制御部208を用いて記録ヘッド8の鉛直方向の高さを調整しながら45度回転させ、吐出口面8aをプラテン9と対向させる。記録動作が完了し、記録ヘッド8が記録位置から待機位置に移動する際は、プリントコントローラ202によって上記と逆の工程が行われる。
次に、プリント部2における記録媒体Sの搬送経路について説明する。記録コマンドが入力されると、プリントコントローラ202は、まず、メンテナンス制御部210およびヘッドキャリッジ制御部208を用いて、記録ヘッド8を図3に示す記録位置に移動する。その後、プリントコントローラ202は搬送制御部207を用い、記録コマンドに従って第1給送ユニット6Aおよび第2給送ユニット6Bのいずれかを駆動し、記録媒体Sを給送する。
図4(a)~(c)は、第1カセット5Aに収容されているA4サイズの記録媒体Sが給送されるときの搬送経路を示す図である。第1カセット5A内の1番上に積載された記録媒体Sは、第1給送ユニット6Aによって2枚目以降の記録媒体から分離され、搬送ローラ7とピンチローラ7aにニップされながら、プラテン9と記録ヘッド8の間の記録領域Pに向けて搬送される。図4(a)は、記録媒体Sの先端が記録領域Pに到達する直前の搬送状態を示す。記録媒体Sの進行方向は、第1給送ユニット6Aに給送されて記録領域Pに到達する間に、水平方向(x方向)から、水平方向に対して約45度傾いた方向に変更される。
記録領域Pでは、記録ヘッド8に設けられた複数の吐出口から記録媒体Sに向けてインクが吐出される。インクが付与される領域の記録媒体Sは、プラテン9によってその背面が支持されており、吐出口面8aと記録媒体Sの距離が一定に保たれている。インクが付与された後の記録媒体Sは、搬送ローラ7と拍車7bに案内されながら、先端が右に傾いているフラッパ11の左側を通り、ガイド18に沿って記録装置1の鉛直方向上方へ搬送される。図4(b)は、記録媒体Sの先端が記録領域Pを通過して鉛直方向上方に搬送される状態を示す。記録媒体Sの進行方向は、水平方向に対し約45度傾いた記録領域Pの位置から、搬送ローラ7と拍車7bによって鉛直方向上方に変更されている。
記録媒体Sは、鉛直方向上方に搬送された後、排出ローラ12と拍車7bによって排出トレイ13に排出される。図4(c)は、記録媒体Sの先端が排出ローラ12を通過して排出トレイ13に排出される状態を示す。排出された記録媒体Sは、記録ヘッド8によって画像が記録された面を下にした状態で、排出トレイ13上に保持される。
図5(a)~(c)は、第2カセット5Bに収容されているA3サイズの記録媒体Sが給送されるときの搬送経路を示す図である。第2カセット5B内の1番上に積載された記録媒体Sは、第2給送ユニット6Bによって2枚目以降の記録媒体から分離され、搬送ローラ7とピンチローラ7aにニップされながら、プラテン9と記録ヘッド8の間の記録領域Pに向けて搬送される。
図5(a)は、記録媒体Sの先端が記録領域Pに到達する直前の搬送状態を示す。第2給送ユニット6Bに給送されて記録領域Pに到達するまでの搬送経路には、複数の搬送ローラ7とピンチローラ7aおよびインナーガイド19が配されることで、記録媒体SはS字上に湾曲されてプラテン9まで搬送される。
その後の搬送経路は、図4(b)および(c)で示したA4サイズの記録媒体Sの場合と同様である。図5(b)は、記録媒体Sの先端が記録領域Pを通過して鉛直方向上方に搬送される状態を示す。図5(c)は、記録媒体Sの先端が排出ローラ12を通過して排出トレイ13に排出される状態を示す。
図6(a)~(d)は、A4サイズの記録媒体Sの裏面(第2面)に対して記録動作(両面記録)を行う場合の搬送経路を示す。両面記録を行う場合、第1面(表面)を記録した後に第2面(裏面)に記録動作を行う。第1面を記録する際の搬送工程は図4(a)~(c)と同様であるので、ここでは説明を省略する。以後、図4(c)以後の搬送工程について説明する。
記録ヘッド8による第1面への記録動作が完了し、記録媒体Sの後端がフラッパ11を通過すると、プリントコントローラ202は、搬送ローラ7を逆回転させて記録媒体Sを記録装置1の内部へ搬送する。この際、フラッパ11は、不図示のアクチュエータによってその先端が左側に傾くように制御されるため、記録媒体Sの先端(第1面の記録動作における後端)はフラッパ11の右側を通過して鉛直方向下方へ搬送される。図6(a)は、記録媒体Sの先端(第1面の記録動作における後端)が、フラッパ11の右側を通過する状態を示す。
その後、記録媒体Sは、インナーガイド19の湾曲した外周面に沿って搬送され、再び記録ヘッド8とプラテン9の間の記録領域Pに搬送される。この際、記録ヘッド8の吐出口面8aに、記録媒体Sの第2面が対向する。図6(b)は、第2面の記録動作のために、記録媒体Sの先端が記録領域Pに到達する直前の搬送状態を示す。
その後の搬送経路は、図4(b)および(c)で示した第1面記録の場合と同様である。図6(c)は、記録媒体Sの先端が記録領域Pを通過して鉛直方向上方に搬送される状態を示す。この際、フラッパ11は、不図示のアクチュエータにより先端が右側に傾いた位置に移動するように制御される。図6(d)は、記録媒体Sの先端が排出ローラ12を通過して排出トレイ13に排出される状態を示す。
次に、記録ヘッド8に対するメンテナンス動作について説明する。図1でも説明したように、本実施形態のメンテナンスユニット16は、キャップユニット10とワイピングユニット17とを備え、所定のタイミングにこれらを作動させてメンテナンス動作を行う。
図7は、記録装置1がメンテナンス状態のときの図である。記録ヘッド8を図1に示す待機位置から図7に示すメンテナンス位置に移動する際、プリントコントローラ202は、記録ヘッド8を鉛直方向において上方に移動させるとともにキャップユニット10を鉛直方向下方に移動させる。そして、プリントコントローラ202は、ワイピングユニット17を退避位置から図7における右方向に移動させる。その後、プリントコントローラ202は、記録ヘッド8を鉛直方向下方に移動させメンテナンス動作が可能なメンテナンス位置に移動させる。
一方、記録ヘッド8を図3に示す記録位置から図7に示すメンテナンス位置に移動する際、プリントコントローラ202は、記録ヘッド8を45度回転させつつ鉛直方向上方に移動させる。そして、プリントコントローラ202は、ワイピングユニット17を退避位置から右方向に移動させる。その後、プリントコントローラ202は、記録ヘッド8を鉛直方向下方に移動させて、メンテナンスユニット16によるメンテナンス動作が可能なメンテナンス位置に移動させる。
図8は、記録装置1における複数のモータと駆動ローラとの対応関係を示す図である。第1給送モータ22は、第1カセット5Aから記録媒体Sを給送するための第1給送ユニット6Aを駆動する。第2給送モータ23は、第2カセット5Bから記録媒体Sを給送するための第2給送ユニット6Bを駆動する。第1搬送モータ24は、第1給送ユニット6Aにより給送された記録媒体Sを最初に搬送する第1中間ローラ71Aを駆動する。第2搬送モータ25は、第2給送ユニット6Bにより給送された記録媒体Sを最初に搬送する第2中間ローラ71Bを駆動する。
主搬送モータ26は、プラテン9の上流側に配され主に記録中の記録媒体Sを搬送する主搬送ローラ70を駆動する。また主搬送モータ26は、プラテン9の下流側に配され主搬送ローラ70により搬送される記録媒体Sを更に下流側に搬送する2つの搬送ローラ7を駆動する。
第3搬送モータ27は、第1面に記録が行われた記録媒体Sを下方に搬送する2つの搬送ローラ7を駆動する。また第3搬送モータ27は、インナーガイド19に沿って配され、第2中間ローラ71Bによって搬送された記録媒体S、または第1面に記録が行われ表裏が反転された記録媒体Sを記録ヘッド8に向けて搬送する2つの搬送ローラ7を駆動する。
第4搬送モータ28は、記録動作が行われた後の記録媒体Sを上方または下方に搬送する2つの搬送ローラ7を駆動する。排出モータ29は、記録が行われた記録媒体Sを排出トレイ13へ排出する排出ローラ12を駆動する。このように、2つの給送モータ22、23、5つの搬送モータ24~28、および排出モータ29のそれぞれは、1つ以上の駆動ローラに対応付けられている。
一方、搬送経路に沿った8箇所には、記録媒体Sの有無を検知するための検知部材20が配されている。個々の検知部材20は搬送経路を挟んで配置されたセンサとミラーとによって構成され、搬送経路の一方側に発光部と受光部とを有するセンサが配置され、搬送経路の他方側であってセンサと対向する位置にミラーが配置される。センサの発光部から発せられた光がミラーで反射し受光部がこれを検知したか否かによって、記録媒体Sの有無すなわち先端または後端の通過を判別する。
搬送制御部207は、複数の検知部材20それぞれの検知結果および各駆動ローラの回転量を検知するエンコーダの出力値に基づいて、給送モータ22、23、搬送モータ24~28、および排出モータ29を個別に駆動し、装置全体の搬送を制御する。
次に、ユーザによる搬送経路へのアクセスを可能とするためのカバーについて説明する。図9(a)は、カバー90が閉じた状態を示す図であり、図9(b)は、カバー90が十分に開いた状態を示す図であり、図9(c)は、第2カバー90bが所定量だけ開いた状態を示す図である。また、図10は、搬送経路におけるカバー90の位置関係を示す図である。
カバー90(カバー手段)は、記録装置1の側面1aに設けられており、第1カバー90aおよび第2カバー90bより構成されている。第1カバー90aおよび第2カバー90b(カバー部材)はそれぞれ、記録装置1に回動可能に設けられており、回動することで、搬送経路を装置外部(以下、単に「外部」と適宜に称する。)に露出する状態と、外部から遮蔽する状態とで変更することができる。即ち、第1カバー90aおよび第2カバー90bの内面にはそれぞれ、搬送経路の外側の搬送面が形成されており、閉じた状態のときに拍車7bやインナーガイド19などの構成と対向して搬送経路の一部を形成する(図10参照)。
第1カバー90a(他方のカバー部材)は、第2カバー90bの上方側に配置されており、鉛直方向(z方向)に延在する軸を中心軸として回動可能な構成となっている。第1カバー90aは、閉じた状態のときに付勢部材93(図11(a)(b)参照)により矢印A方向に付勢される。なお、付勢部材93は、例えば、バネやゴムなどの弾性部材である。また、第1カバー90aは、ロック部92(後述する。)により閉じた状態を維持する構成となっている。このため、第1カバー90aは、ロック部92によるロックがなされると閉じた状態となり、搬送経路において第1カバー90aの内面により搬送面が形成された領域を外部から遮蔽する。また、ロック部92によるロックが解除されると、付勢部材93の付勢力によって矢印A方向に回動して開いた状態となり、搬送経路において第1カバー90aの内面により搬送面が形成された領域を外部に露出する。なお、第1カバー90aを付勢する付勢部材93は、閉じた状態のときに、第1カバー90aを開く方向に回動するだけの付勢力を備える。
第2カバー90b(一方のカバー部材)は、第1カバー90aの下方側に隣接して配置されており、鉛直方向と交差(直交)した水平方向(x方向)に延在する軸を中心軸として回動可能な構成となっている。第2カバー90bは、閉じた状態のときに付勢部材93により矢印B方向に付勢される。また、第2カバー90bは、ロック部96により閉じた状態を維持する構成となっている。このため、第2カバー90bは、ロック部96によるロックがなされると閉じた状態となり、搬送経路において第2カバー90bの内面により搬送面が形成された領域を外部から遮蔽する。また、ロック部96によるロックが解除されると、付勢部材93の付勢力によって矢印B方向に回動して所定量だけ開いた状態となり(図9(c)参照)、搬送経路において第2カバー90bの内面により搬送面が形成された領域を外部に露出する。なお、第2カバー90bを付勢する付勢部材93は、閉じた状態のときに、第2カバー90bを開く方向に回動するだけの付勢力を備える。また、所定量は、具体的には、例えば、ユーザが、カバー90が開いたことを認知可能な量(第1所定量)としてもよいし、ユーザが、カバー90が開いたこととともに、開く方向が認知可能な量(第2所定量)としてもよい。
第2カバー90bは閉じた状態のときに、閉じた状態の第1カバー90aと対向する面(上部の自由端に位置する面)に、ユーザが手を掛けることができる手掛かり部94が形成されている(図9(b)(c)参照)。なお、この手掛かり部94は、ユーザが手を掛けて第2カバー90bを開閉操作し易くするための構成である。第1カバー90aおよび第2カバー90bが閉じた状態(カバー90が閉じた状態)のときには、手掛かり部94は、記録装置1の外部に露出しておらず、ユーザが手を掛けることができない(図9(a)参照)。即ち、カバー90が閉じた状態では、ユーザは、第1カバー90aおよび第2カバー90bを開けることができないだけでなく、手掛かり部94に手を掛けることすらできない。また、第2カバー90bは、閉じた状態からロック部96の解除によって所定量だけ開いた状態となった後に、ユーザが外部に露出した状態となった手掛かり部94を利用して、さらに回動して概ね水平状態となるまで開かれる。
第2カバー90bには、手差しトレイ98が第2カバー90bに対して開閉可能に設けられている。この手差しトレイ98は、水平方向に延在する軸を中心軸として回動可能な構成となっている。そして、手差しトレイ98は、外部に露出した手掛かり部98aを介してユーザによって開閉される。また、第2カバー90bには、開口部(不図示)が設けられており、この開口部を介して、開いた状態の手差しトレイ98に載置される記録媒体Sの先端が給送ローラ72(図10参照)まで挿入される。
次に、ロック部92、96について説明する。なお、第1カバー90aの閉じた状態を維持するためのロック部92および第2カバー90bの閉じた状態を維持するためのロック部96は、同様の構成となっている。このため、以下の説明では、ロック部92について説明するものとし、ロック部96についてはロック部92との相違点を説明することとする。図11は、ロック部92の概略構成図である。
ロック部92(ロック手段)は、記録装置1側(筐体4)に設けられたロック部材74と、第1カバー90aに設けられ、ロック部材74と係合可能な係合部材76とを備えている。即ち、ロック部92では、係合部材76は、第1カバー90aの自由端部90aa(図9(b)参照)に設けられ、ロック部材74は、閉じた状態にある第1カバー90aの自由端部90aaと対向する記録装置1側に設けられる。
また、ロック部96では、係合部材76は、第2カバー90bの側部90ba(図9(b)参照)の自由端側にそれぞれ設けられ、ロック部材74は、閉じた状態にある第2カバー90bの側部90baと対向する記録装置1側に設けられる。なお、ロック部96については、第2カバー90bの2つの側部90baと対応するよう設けられているが、どちらか一方の側部90baと対応するように設けられてもよい。
ロック部材74は、略L字形状に形成されるとともに回動可能に配置される回動部78と、回動部78を回動するための駆動部80とを備えている。回動部78は、L字形状の屈曲部において支軸82を中心に回動可能に構成されている。そして、一方の端部78aに係合部材76が係合可能となっており、他方の端部78b側に駆動部80のプランジャ80a(後述する。)が接続されている。
駆動部80は、通電によりプランジャ80aを移動可能なソレノイドであり、通電によってプランジャ80aが矢印C方向に移動することで、回動部78を矢印D方向に回動する。通電が解除されると戻りバネ(不図示)などの付勢力によって、プランジャ80aが矢印E方向に移動し、これにより回動部78が矢印F方向に回動する。また、駆動部80は、ロック制御部213によって所定時間だけ通電されてプランジャ80aを矢印C方向に移動させる。従って、所定時間が経過すると、プランジャ80aは戻りバネによって矢印E方向に移動し、回動部78が矢印F方向に回動して、回動部78が初期位置(図11(a)に示す位置である。)に戻る。
係合部材76は、回動部78の一方の端部78aに係止される凸部76aが設けられている。凸部76aは、一方の端部78aに係止される係止面76aaを備えている。また、凸部76aは、第1カバー90aが開いた状態から閉じた状態に移動する際の動きによって、初期位置にある回動部78を矢印D方向に回動させることが可能な斜面76abを備えている。
従って、ロック部92による第1カバー90aのロック時には、まず、ユーザが付勢部材93の付勢力に抗して、開いた状態から閉じた状態に第1カバー90aを回動する。このとき、初期位置にあった回動部78の一方の端部78aが凸部76aの斜面76abに当接し、第1カバー90aがさらに回動すると、斜面76abが駆動部80の戻りバネの付勢力に抗して回動部78を矢印D方向に回動する。その後、第1カバー90aのさらなる回動に伴って、一方の端部78aが斜面76abを超えると、戻りバネの付勢力によって回動部78が矢印F方向に回動し、係止面76aaが一方の端部78aに係止される。そして、ロック部92により、第1カバー90aは閉じた状態が維持されることとなる。なお、ロック部92により第1カバー90aが閉じた状態を維持しているときには、第1カバー90aは付勢部材93(付勢手段)によって付勢された状態となっている。
また、ロック部92によるアンロック(ロック解除)時には、駆動部80によって回動部78が矢印D方向に回動して、係止面76aaと一方の端部78aとの係合関係が解消されて、付勢部材93の付勢力によって第1カバー90aが開く(図11(b)参照)。
なお、こうしたロック部92の構成については、上記した構成に限定されるものではなく、公知の技術を用いてもよい。また、ロック部92およびロック部96の構成を同様の構成としたが、異なる構成のロック機構としてもよい。
上記したように、記録装置1は検知部212を備えており、この検知部212によって、記録動作中の記録媒体Sの搬送異常を検知する。なお、本願明細書では、例えば、搬送経路内で記録媒体Sが詰まるジャム、搬送ローラが記録媒体S上で滑るスリップなど、搬送されるべき記録媒体Sが正常に搬送されない状態を搬送異常と称することとする。また、記録装置1は、正面の上方側に操作パネル104が配置されており、ユーザは、操作パネル104に表示された情報を確認するとともに、表示された操作子などを操作することとなる。即ち、本実施形態では、操作パネル104はタッチパネルである。
以上の構成において、記録動作の際に検知部212によってジャムなどの搬送異常が検知されると、搬送異常を解消する解消処理が開始される。なお、解消処理については、プリントコントローラ202が、ROMに記憶されているプログラムに従って、RAM204をワークエリアとして使用しながら実行するものである。ここで、解消処理について、図12および図13を参照しながら詳細に説明する。図12は、解消処理の詳細な処理内容を示すフローチャートである。図13(a)(b)は、解消処理の際に操作パネル104に表示される表示内容を示す説明図である。
この解消処理が開始されると、まず、駆動ローラの駆動を停止する(ステップS1202)。即ち、ステップS1202では、検知部212の検知結果に基づいて、プリントコントローラ202において搬送異常となった記録媒体Sの位置を検出し、検出した位置よりも上流側に位置する駆動ローラの駆動を搬送制御部207によって停止する。なお、このとき、記録動作中であれば記録ヘッド8による記録動作も中止することとなる。また、駆動ローラとは、例えば、給送モータ22、23、搬送モータ24、25、26、27、28および排出モータ29となる。
次に、前処理を実行する(ステップS1204)。即ち、ステップS1204では、ヘッドキャリッジ制御部208によって記録ヘッド8を記録位置から待機位置まで移動し、メンテナンス制御部210によって吐出口面8aをキャップユニット10によりキャッピングする。また、搬送異常となった記録媒体Sよりも下流側に位置する記録媒体Sを搬送ローラ7により搬送する。なお、ステップS1204については、ステップS1202と並行して実行するようにしてもよい。
その後、搬送異常に関する情報およびカバー90の操作ボタンを操作パネル104に表示する(ステップS1206)。即ち、ステップS1206では、まず、搬送異常が発生したとの情報を、コントローラI/F201を介してメインコントローラ101に出力する。その後、メインコントローラ101により、操作パネル104に、例えば、搬送異常に関する情報として、搬送異常が発生した旨の通知とともに、図13(a)のように、搬送異常が生じた位置を表示する。さらに、操作パネル104に、カバー90の操作ボタンとして、カバー90を開くためのボタン104a(操作子)を表示する。なお、図13(a)では、搬送異常が発生した位置を表示する表示領域内に文字が示されているが、実際には、記録装置1の画像あるいは記録装置1を模式的に示す図などを用いて、搬送異常が発生した位置が明示されることとなる。即ち、本実施形態では、メインコントローラ101が、操作パネル104においてロック部92、96でのロックを解除する操作が可能となるように制御する制御手段として機能している。
そして、カバー90を開けるか否かの判断を行う(ステップS1208)。即ち、ステップS1208では、メインコントローラ101において、操作パネル104に表示されたボタン104aが選択されたか否かの判断を行う。ステップS1208において、ボタン104aが選択されていない、つまり、カバー90を開けると選択されていないと判断されると、再度ステップS1208に戻る。即ち、本実施形態では、ボタン104aが選択されるまで、ステップS1208の処理が繰り返し実行されることとなる。また、ステップS1208において、ボタン104aが選択された、つまり、カバー90を開けると判断されると、ロック部92、96によるロックを解除して、カバー90を開ける(ステップS1210)。
ボタン104aが選択されると、ボタン104aが選択されたとの情報がプリントコントローラ202に出力される。従って、ステップS1210では、プリントコントローラ202によるロック制御部213の制御によって、ロック部92、96の駆動部80に通電し、ロック部92による第1カバー90aおよびロック部96による第2カバー90bのロックを解除する。
これにより、第1カバー90aは付勢部材93の付勢力によって矢印A方向に回動し、第2カバー90bは付勢部材93の付勢力によって矢印B方向に回動して、カバー90が記録装置1の側面1aから突出した状態となる(図9(c)参照)。このため、ユーザは、カバー90について、ロックが解除されて開くことが可能な状態であることを容易に認知することができるようになる。また、付勢部材93により第1カバー90a、第2カバー90bが開く量によっては、第1カバー90a、第2カバー90bが開く方向をユーザが認知することができ、これにより、容易にカバー90を開くことができるようになる。
なお、ロック部92、96は、同時にロックを解除するようにしてもよいし、一方のロックが解除された後に他方のロックが解除されるようにしてもよい。また、ボタン104aは、例えば、ユーザにより選択されると操作パネル104から削除される。
また、操作パネル104に、ユーザが実行すべき具体的な処理内容を表示する(ステップS1212)。即ち、ステップS1212では、図13(b)のように、具体的な処理内容を、図、画像あるいは文字などによって表示する。なお、こうして表示された表示内容は、表示領域において必要に応じてスクロール可能となっている。この場合、前の手順ボタンおよび後の手順ボタンなどが表示され、ユーザによりこれらのボタンが選択されると、表示領域に表示された表示内容が前画面あるいは後画面にスクロールすることとなる図13(b)参照)。なお、図13(b)には、具体的な処理内容を表示する表示領域内に文字が示されているが、実際には、記録装置1の画像あるいは記録装置1を模式的に示す図などが文字とともに表示される。なお、文字については表示することなく、動作図などを組み合わせて表示するようにしてもよい。また、このステップS1212については、ステップS1210の前に実行してもよいし、ステップS1210と並行して実行するようにしてもよい。
次に、ユーザによる搬送を解消するための処理が終了したか否かの判断を行う(ステップS1214)。なお、記録装置1では、カバー90のほかに、例えば、記録ヘッド8の交換やインクタンクの交換などの際に開閉されるフロントカバー91などが設けられており、こうした全てのカバーに対してその開閉を検知する検知部(不図示)が設けられている。また、搬送経路を構成するインナーガイド19などは、搬送異常が生じた記録媒体Sを除去する際などに、移動することが可能な構成となっており、こうした全てのガイド類に対して、所定位置に位置しているか否かを検知する検知部(不図示)が設けられている。従って、ステップS1214では、プリントコントローラ202において、こうした検知部における検知結果に基づいて、全てのカバーが閉められ、かつ、全てのガイドがそれぞれ所定位置に位置しているか否かを判断することとなる。
ステップS1214において、ユーザによる処理が終了していない、つまり、全てのカバーが閉められ、かつ、全てのガイドがそれぞれ所定位置に位置していないと判断されると、再度ステップS1214の処理を行う。また、ステップS1214において、ユーザによる処理が終了した、つまり、全てのカバーが閉められ、かつ、全てのガイドがそれぞれ所定位置に位置していると判断されると、搬送経路内に記録媒体Sがあるか否かを判断する(ステップS1216)。即ち、ステップS1216では、プリントコントローラ202において、検知部材20により搬送経路内に記録媒体Sが存在するか否かを判断することとなる。
ステップS1216において、記録媒体Sがあると判断されると、ジャムが発生していると判断して、ステップS1206に戻り以降の処理を実行する。また、ステップS1216において、記録媒体Sがないと判断されると、搬送制御部207により搬送系の初期化を行い(ステップS1218)、再度搬送経路内に記録媒体Sがあるか否かを判断する(ステップS1220)。即ち、搬送異常の発生によって駆動モータなどは強制的に停止されている。このため、ステップS1218では、駆動ローラに対応するエンコーダのスリット数の初期化など、搬送系の初期化を行うこととなる。また、ステップS1220では、搬送系の初期化によって、搬送経路内に記録媒体Sが位置してないかを判断することとなる。なお、ステップS1220の具体的な処理内容は、ステップS1216と同様となる。
ステップS1220において、記録媒体Sがあると判断されると、ステップS1206に進み、搬送異常が解消されていない旨を操作パネル104に表示する。また、ステップS1220において、記録媒体Sがないと判断されると、この解消処理を終了する。
以上において説明したように、記録装置1では、搬送異常などの際に開き、ユーザの搬送経路へのアクセスを可能とするカバー90を、第1カバー90aと第2カバー90bとにより構成するようにした。第1カバー90aには、ユーザが手を掛ける構成が設けられておらず、ロック部92によりロックされると閉じた状態が維持され、アンロックされると付勢部材93の付勢力によって回動して開いた状態となるようにした。また、第2カバー90bには、第1カバー90aとともに閉じた状態のときに外部に露出せず、かつ、開いた状態のときに外部に露出する手掛かり部94を設けるようにした。そして、第2カバー90bは、ロック部96によりロックされると閉じた状態が維持され、アンロックされると付勢部材93の付勢力によって所定量だけ回動して開いた状態となるようにした。さらに、記録装置1では、搬送異常を検知すると、操作パネル104にカバー90を開けるためのボタン104aが表示され、ユーザによってボタン104aが選択されると、ロック部92、96によってアンロックしてカバー90が開くようにした。
これにより、記録装置1によれば、ロック部92、96によってカバー90のロックが解除されると、付勢部材93の付勢力により第1カバー90a、第2カバー90bが開き、記録装置1の側面1aから第1カバー90a、第2カバー90bが突出するようになる。このため、ユーザは、カバー90のロックが解除され、第1カバー90a、第2カバー90bを開くことができる状態であることを認知することができるようになる。従って、記録装置1では、単に、カバーのロックが解除される特許文献1に開示された技術と比較して、ユーザは、開くべきカバーを認知することができるようになり、ロックされているカバーを誤って開けてしまうことがなくなる。
また、ロックが解除された第1カバー90a、第2カバー90bは回動して所定量だけ開くので、第1カバー90a、第2カバー90bの開け方(開く方向)が分かるようになる。これにより、ユーザによる操作性が向上し、作業に習熟していないユーザであっても容易に、かつ、速やかにカバー90を開けることができるようになる。
仮に、ユーザが誤ってロックされたカバー90を開けようとしても、カバー90に手を掛けることができないため、ユーザがカバー90を保持して回動することが非常に困難となる。特許文献1に開示された技術では、カバーに設けられた手掛かり部が外部に常時露出している。このため、特許文献1に開示された技術では、ユーザが誤ってロックされたカバーを開けようとすると、手掛かり部、ロック機構およびカバーの移動機構などに負荷がかかり、カバーが破損する虞がある。これに対して記録装置1では、手掛かり部94が外部に露出しておらず、カバー90を回動することが困難な構成となっているため、ユーザが誤ってカバー90を開けることが防止される。すなわち、手掛かり部94およびロック部92、96などに大きな負荷がかからず、特許文献1に開示された技術と比較して、カバーが破損し難くなる。
なお、上記した実施形態は、以下の(1)乃至(7)のように変形するようにしてもよい。
(1)本発明を適用可能な記録装置は、インクジェット記録装置のみに限定されるものではなく、種々の方式により記録媒体Sに記録を行う記録装置に適用可能である。また、本発明を適用可能な記録装置は、上記実施形態のような、所謂、フルラインタイプのインクジェット記録装置のみに限定されるものではなく、例えば、シリアルスキャン方式のインクジェット記録装置に対しても適用可能である。
(2)上記実施形態では、カバー90を開く際の処理について、搬送異常が生じた場合を一例として説明したが、カバー90を開けて実行される種々の処理がなされる所定のタイミングで、こうしたカバー90を開く処理を実行するようにしてもよい。具体的には、例えば、搬送経路の内部清掃を行う場合には、まず、記録枚数が所定枚数に達するなどのタイミングで、前処理として、記録ヘッド8を待機位置へ移動して、記録ヘッド8に対してキャップユニット10によるキャッピングを行う。その後、操作パネル104に、ボタン104aを表示し、ボタン104aが選択されると、ロック部92、96によるカバー90のロックを解除するとともに、搬送経路に対する具体的な清掃手順を表示することとなる。
(3)上記実施形態では、カバー90を2つの部材(第1カバー90a、第2カバー90b)により構成するようにしたが、これに限定されるものではない。即ち、カバー90を1つまたは3つ以上の部材により構成するようにしてもよい。また、上記実施形態では、ロック部96によりロックが解除された際に、第2カバー90bが所定量だけ回動するようにしたが(図9(c)参照)、これに限定されるものではない。即ち、第2カバー90bは、ロックが解除されると、図9(b)のように、十分に開いた状態となるまで回動するようにしてもよい。
また、上記実施形態では特に記載しなかったが、第1カバー90aは、ロックが解除されると付勢部材93によって、所定量だけ回動するようにしてもよいし、図9(b)のように、十分に開いた状態となるまで回動するようにしてもよい。なお、十分に開いた状態とは、例えば、閉じた状態から90°回動して開いた状態である。さらに、上記実施形態では、第1カバー90a、第2カバー90bが回動して開閉する構成としたが、これに限定されるものではない。即ち、第1カバー90a、第2カバー90bは、スライドして、搬送経路の露出および遮断を行うようにしてもよい。
(4)上記実施形態では、操作パネル104に、カバー90を開けるためのボタン104aが表示されるようにしたが、これに限定されるものではない。即ち、カバー90を開けるためのスイッチ(ボタン)を機械的に構成し、記録装置1においてユーザが操作可能な位置に設けるようにしてもよい。なお、このスイッチは、常時操作可能なようにしてもよいし、検知部212で搬送異常を検知するなどの所定のタイミングで、操作可能となるようにしてもよい。また、上記実施形態では、搬送異常が生じた際に操作パネル104にボタン104aを表示するようにしたが、これに限定されるものではない。即ち、ボタン104aは、操作パネル104に常時表示されているようにしてもよい。
(5)上記実施形態では、検知部212により記録媒体Sの搬送異常を検知し、記録ヘッド8が待機位置でキャップユニット10により保護された後に、操作パネル104にボタン104aが表示されるようにしたが、これに限られるものではない。即ち、記録ヘッド8が待機位置でキャップユニット10により保護される動作と並行して、操作パネル104にボタン104aが表示されるようにしてもよい。
(6)上記実施形態では、手掛かり部94を、第2カバー90bにおいて閉じた状態のときに外部に露出しない位置に設けるようにしたが、これに限定されるものではない。即ち、第2カバー90bにおいて、閉じた状態のときに外部に露出しないように手掛かり部94を覆う機構を備えるようにしてもよい。また、第1カバー90aに手掛かり部94を設けるようにしてもよい。あるいは、第2カバー90bに対して手掛かり部94を設けないようにしてもよい。さらに、手掛かり部94は、閉じた状態のときに外部に露出するようにして、カバー90が開けられないことを操作パネル104に表示してもよい。
(7)上記実施形態においては、第1カバー90a、第2カバー90bは、閉じた状態のときに付勢部材93によって、それぞれ開く方向に付勢されるようにしたが、これに限定されるものではない。即ち、第1カバー90a、第2カバー90bはそれぞれ、中心軸に設けられたねじりバネなどの付勢部材によって常に開く方向に付勢されるようにしてもよい。また、上記実施形態では、閉じた状態の第1カバー90a、第2カバー90bは、バネなどの弾性部材により形成される付勢部材93によって付勢されるようにしたが、これに限定されるものではない。即ち、第1カバー90a、第2カバー90bを押圧する押圧部を設け、ロック部92、96のロックが解除された際に、押圧部が第1カバー90a、第2カバー90bを押圧することで、第1カバー90a、第2カバー90bを開く方向に付勢するようにしてもよい。従って、この場合には、押圧部が付勢手段として機能している。また、搬送制御部207は搬送経路において搬送異常が起きた場所を特定できるため、搬送異常が起きた場所に応じて第1カバー90aのみを開けたり、反対に第2カバー90bのみを開けたりする構成であってもよい。
1 記録装置
90 カバー
92、96 ロック部
93 付勢部材

Claims (12)

  1. 搬送経路に沿って搬送された記録媒体に記録を行う記録手段と、
    前記記録手段が収納された装置に設けられ、開閉可能なカバー手段と、
    前記カバー手段を閉じた状態にロックするロック手段と、を備えた記録装置であって、
    前記ロック手段によるロックを解除する情報を出力する操作手段と、
    前記操作手段によるロックを解除する操作が可能になるように制御する制御手段と、を備え、
    前記ロック手段によるロックの解除をユーザが認知できることを特徴とする記録装置。
  2. 前記カバー手段は、前記ロック手段のロックが解除されたときに、前記カバー手段が開いたこと、または、前記カバー手段が開く方向をユーザが認知できる所定量だけ開くことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記カバー手段は、前記カバー手段を開く方向に付勢する付勢手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
  4. 前記カバー手段は、第一カバーと第二カバーとを有することを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載の記録装置。
  5. 前記第一カバーは、前記第二カバーに対して上側で隣接し、
    前記第二カバーは、ユーザが手を掛けることができる手掛かり部を備え、
    前記手掛かり部は、前記第一カバーおよび前記第二カバーが閉じた状態のときに外部に露出せず、前記第一カバーが開いた状態のときに外部に露出することを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
  6. 前記第一カバーは鉛直方向に延在する回転軸で回動し、前記第二カバーは水平方向に延在する回転軸で回動することを特徴とする請求項4または5に記載の記録装置。
  7. 前記ロック手段は、前記第一カバーをロックする第一ロック手段と、前記第二カバーをロックする第二ロック手段とを備えることを特徴とする請求項4ないし6の何れか1項に記載の記録装置。
  8. 前記制御手段は、前記搬送経路において前記記録媒体に搬送異常が生じたタイミングおよび前記搬送経路を清掃するタイミングの少なくともどちらか一方のタイミングで、前記操作手段の操作を可能とすることを特徴とする請求項1ないし7の何れか1項に記載の記録装置。
  9. 前記操作手段は、タッチパネルであって、
    前記制御手段は、前記ロック手段のロックを解除するための操作子を前記操作手段に表示することを特徴とする請求項1ないし8の何れか1項に記載の記録装置。
  10. 前記カバー手段が開いた状態のときに、前記搬送経路が前記装置の外部に露出することを特徴とする請求項1ないし9の何れか1項に記載の記録装置。
  11. 前記ロック手段は、通電によってロックの解除を行うことを特徴とする請求項1ないし10の何れか1項に記載の記録装置。
  12. 前記記録手段を保護する保護手段をさらに有し、
    前記カバー手段のロックが解除されるときには、前記保護手段が前記記録手段を保護していることを特徴とする請求項1ないし10の何れか1項に記載の記録装置。
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