JP2019171795A - 記録ヘッドおよび記録装置 - Google Patents

記録ヘッドおよび記録装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019171795A
JP2019171795A JP2018065463A JP2018065463A JP2019171795A JP 2019171795 A JP2019171795 A JP 2019171795A JP 2018065463 A JP2018065463 A JP 2018065463A JP 2018065463 A JP2018065463 A JP 2018065463A JP 2019171795 A JP2019171795 A JP 2019171795A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
recording head
opening
ink
shutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018065463A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7130404B2 (ja
JP2019171795A5 (ja
Inventor
下山 昇
Noboru Shimoyama
昇 下山
壮至 近藤
Soji Kondo
壮至 近藤
木田 朗
Akira Kida
朗 木田
倉田 哲治
Tetsuji Kurata
哲治 倉田
淳 甲野藤
Atsushi Konoto
淳 甲野藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2018065463A priority Critical patent/JP7130404B2/ja
Priority to US16/361,664 priority patent/US10814637B2/en
Publication of JP2019171795A publication Critical patent/JP2019171795A/ja
Priority to US17/062,120 priority patent/US11584134B2/en
Publication of JP2019171795A5 publication Critical patent/JP2019171795A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7130404B2 publication Critical patent/JP7130404B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】装置への装着時や取り外し後に、インクによる汚染が生じることを抑制する記録ヘッドおよび記録ヘッドを用いて記録を行う記録装置を提供すること。【解決手段】記録ヘッド8のジョイント部91にニードル112よりも長い位置決めピン98を設け、記録ヘッド8を取り外した際には、供給側と回収側の開口を閉じるシャッタ93を備える。【選択図】図10

Description

本発明は、インクを吐出して記録する記録装置で用いられ、インクが供給されるジョイント部が設けられた記録ヘッドおよび記録ヘッドを用いて記録を行う記録装置に関する。
記録ヘッドから液体(インク)を吐出して記録を行う記録装置では、記録装置に着脱可能に構成された記録ヘッドが知られている。このような記録ヘッドでは、タンクに貯留されたインクが流路を介して記録ヘッドに供給されることから、流路と記録ヘッドとを接続するジョイント部が設けられている。このようにジョイント部が設けられた記録ヘッドと流路の接続では、接続部でのインクの漏れが生じないように正確な接続が求められる。
特許文献1には、インクを供給する開口部が設けられたインク供給ユニットを備えた記録ヘッドが記載されている。インク供給ユニットの開口部にインクジョイントパイプが接続されることで、インクタンクに貯留されたインクがインク供給ユニットを介して記録ヘッドへ供給されることが記載されている。
特開2011−240520号公報
しかし、特許文献1に記載のインク供給ユニットの開口部は、外部に露出した状態であることから、記録ヘッドとインク供給ユニットとを装置から外した場合、開口部からインクが漏れる虞がある。また、接続が行われる開口部において、インクの漏れが生じないよう良好な接続を行う方法については言及されていない。
よって本発明は、装置への装着時や取り外し後に、インクによる汚染が生じることを抑制する記録ヘッドおよび記録ヘッドを用いて記録を行う記録装置を提供することを目的とする。
そのため本発明の記録ヘッドは、外部とインクの受け渡しが可能な開口と、前記開口から供給されたインクを吐出する吐出口と、を備えた記録ヘッドであって、前記開口の開閉が可能であり、前記記録ヘッドによる記録が可能な記録装置に前記記録ヘッドを挿入することで開くシャッタと、前記シャッタを閉じた状態で前記開口の位置を案内可能なガイド部材と、を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、装置への装着時や取り外し後に、インクによる汚染が生じることを抑制する記録ヘッドおよび記録ヘッドを用いて記録を行う記録装置を実現することができる。
インクジェット記録装置の内部構成を示した図である。 記録装置における制御構成を示すブロック図である。 記録装置が記録状態にあるときを示す図である。 記録媒体が給送されるときの搬送経路を示す図である。 記録媒体が給送されるときの搬送経路を示す図である。 記録媒体の裏面に対して記録動作を行う場合の搬送経路を示す図である。 記録装置がメンテナンス状態のときを示す図である。 記録装置の記録ヘッドとヘッドホルダとを示した斜視図である。 シャッタが閉じられた状態のジョイント部を示した図である。 ジョイント開口とニードルとが接続される様子を段階的に示した図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態で使用するインクジェット記録装置(以下、記録装置)1の内部構成を示した図である。図において、x方向は水平方向、y方向(紙面垂直方向)は後述する記録ヘッド8において吐出口が配列される方向、z方向は鉛直方向をそれぞれ示す。
記録装置1は、プリント部2とスキャナ部3を備える複合機であり、記録動作と読取動作に関する様々な処理を、プリント部2とスキャナ部3で個別にあるいは連動して実行することができる。スキャナ部3は、ADF(オートドキュメントフィーダ)とFBS(フラットベッドスキャナ)を備えており、ADFで自動給紙される原稿の読み取りと、ユーザによってFBSの原稿台に置かれた原稿の読み取り(スキャン)を行うことができる。なお、本実施形態はプリント部2とスキャナ部3を併せ持った複合機であるが、スキャナ部3を備えない形態であってもよい。図1は、記録装置1が記録動作も読取動作も行っていない待機状態にあるときを示す。
プリント部(記録部)2において、筐体4の鉛直方向下方の底部には、記録媒体(カットシート)Sを収容するための第1カセット5Aと第2カセット5Bが着脱可能に設置されている。第1カセット5AにはA4サイズまでの比較的小さな記録媒体が、第2カセット5BにはA3サイズまでの比較的大きな記録媒体が、平積みに収容されている。第1カセット5A近傍には、収容されている記録媒体を1枚ずつ分離して給送するための第1給送ユニット6Aが設けられている。同様に、第2カセット5B近傍には、第2給送ユニット6Bが設けられている。記録動作が行われる際にはいずれか一方のカセットから選択的に記録媒体Sが給送される。
搬送ローラ(搬送手段)7、排出ローラ12、ピンチローラ7a、拍車7b、ガイド18、インナーガイド19およびフラッパ11は、記録媒体Sを所定の方向に導くための搬送機構である。搬送ローラ7は、記録ヘッド8(プラテン9)の上流側および下流側に配され、搬送モータによって駆動される駆動ローラである。ピンチローラ7aは、搬送ローラ7と共に記録媒体Sをニップして回転する従動ローラである。排出ローラ12は、搬送ローラ7の下流側に配され、排出モータによって駆動される駆動ローラである。拍車7bは、記録ヘッド8(プラテン9)の下流側に配される搬送ローラ7及び排出ローラ12と共に記録媒体Sを挟持して搬送する。
記録装置1には、上記駆動ローラを駆動するための複数のモータが設けられており、上記駆動ローラのそれぞれは、複数のモータのうちの1つに接続されている。モータと駆動ローラの対応関係については後に詳しく説明する。
ガイド18は、記録媒体Sの搬送経路に設けられ、記録媒体Sを所定の方向に案内する。インナーガイド19は、y方向に延在する部材で湾曲した側面を有し、当該側面に沿って記録媒体Sを案内する。フラッパ11は、両面記録動作の際に、記録媒体Sが搬送される方向を切り替えるための部材である。排出トレイ13は、記録動作が完了し排出ローラ12によって排出された記録媒体Sを積載保持するためのトレイである。
本実施形態の記録ヘッド8は、フルラインタイプのカラーインクジェット記録ヘッドであり、記録データに従ってインクを吐出する吐出口が、図1におけるy方向に沿って記録媒体Sの幅に相当する分だけ複数配列されている。記録ヘッド8が待機位置にあるとき、記録ヘッド8の吐出口面8aは、図1のように鉛直下方を向きキャップユニット10によってキャップされている。記録動作を行う際は、後述するプリントコントローラ202によって、吐出口面8aがプラテン9と対向するように記録ヘッド8の向きが変更される。プラテン9は、y方向に延在する平板によって構成され、記録ヘッド8によって記録動作が行われる記録媒体Sを背面から支持する。記録ヘッド8の待機位置から記録位置への移動については、後に詳しく説明する。
インクタンクユニット14は、記録ヘッド8へ供給される4色のインクをそれぞれ貯留する。インク供給ユニット15は、インクタンクユニット14と記録ヘッド8を接続する流路の途中に設けられ、記録ヘッド8内のインクの圧力及び流量を適切な範囲に調整する。本実施形態では循環型のインク供給系を採用しており、インク供給ユニット15は記録ヘッド8へ供給されるインクの圧力と記録ヘッド8から回収されるインクの流量を適切な範囲に調整する。
メンテナンスユニット16は、キャップユニット10とワイピングユニット17を備え、所定のタイミングにこれらを作動させて、記録ヘッド8に対するメンテナンス動作を行う。メンテナンス動作については後に詳しく説明する。
図2は、記録装置1における制御構成を示すブロック図である。制御構成は、主にプリント部2を統括するプリントエンジンユニット200と、スキャナ部3を統括するスキャナエンジンユニット300と、記録装置1全体を統括するコントローラユニット100によって構成されている。プリントコントローラ202は、コントローラユニット100のメインコントローラ101の指示に従ってプリントエンジンユニット200の各種機構を制御する。スキャナエンジンユニット300の各種機構は、コントローラユニット100のメインコントローラ101によって制御される。以下に制御構成の詳細について説明する。
コントローラユニット100において、CPUにより構成されるメインコントローラ101は、ROM107に記憶されているプログラムや各種パラメータに従って、RAM106をワークエリアとしながら記録装置1全体を制御する。例えば、ホストI/F102またはワイヤレスI/F103を介してホスト装置400から印刷ジョブが入力されると、メインコントローラ101の指示に従って、画像処理部108が受信した画像データに対して所定の画像処理を施す。そして、メインコントローラ101はプリントエンジンI/F105を介して、画像処理を施した画像データをプリントエンジンユニット200へ送信する。
なお、記録装置1は無線通信や有線通信を介してホスト装置400から画像データを取得しても良いし、記録装置1に接続された外部記憶装置(USBメモリ等)から画像データを取得しても良い。無線通信や有線通信に利用される通信方式は限定されない。例えば、無線通信に利用される通信方式として、Wi−Fi(Wireless Fidelity)(登録商標)やBluetooth(登録商標)が適用可能である。また、有線通信に利用される通信方式としては、USB(Universal Serial Bus)等が適用可能である。また、例えばホスト装置400から読取コマンドが入力されると、メインコントローラ101は、スキャナエンジンI/F109を介してこのコマンドをスキャナ部3に送信する。
操作パネル104は、ユーザが記録装置1に対して入出力を行うための機構である。ユーザは、操作パネル104を介してコピーやスキャン等の動作を指示したり、印刷モードを設定したり、記録装置1の情報を認識したりすることができる。
プリントエンジンユニット200において、CPUにより構成されるプリントコントローラ202は、ROM203に記憶されているプログラムや各種パラメータに従って、RAM204をワークエリアとしながら、プリント部2が備える各種機構を制御する。コントローラI/F201を介して各種コマンドや画像データが受信されると、プリントコントローラ202は、これを一旦RAM204に保存する。記録ヘッド8が記録動作に利用できるように、プリントコントローラ202は画像処理コントローラ205に、保存した画像データを記録データへ変換させる。記録データが生成されると、プリントコントローラ202は、ヘッドI/F206を介して記録ヘッド8に記録データに基づく記録動作を実行させる。この際、プリントコントローラ202は、搬送制御部207を介して図1に示す給送ユニット6A、6B、搬送ローラ7、排出ローラ12、フラッパ11を駆動して、記録媒体Sを搬送する。
搬送制御部207は、記録媒体Sの搬送状態を検知する検知部212と、複数の駆動ローラを駆動する駆動部211とに接続しており、検知部212から得られる検知結果に基づいて駆動部211を用いて記録媒体Sの搬送を制御する。検知部212は、記録媒体Sの有無を検知する検知部材20と駆動ローラの回転量を検出するエンコーダ21を有している。
搬送制御部207によって記録媒体Sが搬送される過程で、プリントコントローラ202の指示に従って、記録ヘッド8による記録動作が実行され、印刷処理が行われる。
ヘッドホルダ制御部208は、記録装置1のメンテナンス状態や記録状態といった動作状態に応じて記録ヘッド8の向きや位置を変更する。インク供給制御部209は、記録ヘッド8へ供給されるインクの圧力が適切な範囲に収まるように、インク供給ユニット15を制御する。メンテナンス制御部210は、記録ヘッド8に対するメンテナンス動作を行う際に、メンテナンスユニット16におけるキャップユニット10やワイピングユニット17の動作を制御する。
スキャナエンジンユニット300においては、メインコントローラ101が、ROM107に記憶されているプログラムや各種パラメータに従って、RAM106をワークエリアとしながら、スキャナコントローラ302のハードウェアリソースを制御する。これにより、スキャナ部3が備える各種機構は制御される。例えばコントローラI/F301を介してメインコントローラ101がスキャナコントローラ302内のハードウェアリソースを制御することにより、ユーザによってADFに搭載された原稿を、搬送制御部304を介して搬送し、センサ305によって読み取る。そして、スキャナコントローラ302は読み取った画像データをRAM303に保存する。なお、プリントコントローラ202は、上述のように取得された画像データを記録データに変換することで、記録ヘッド8に、スキャナコントローラ302で読み取った画像データに基づく記録動作を実行させることが可能である。
図3は、記録装置1が記録状態にあるときを示す図である。図1に示した待機状態と比較すると、キャップユニット10が記録ヘッド8の吐出口面8aから離間し、吐出口面8aがプラテン9と対向している。本実施形態において、プラテン9の平面は水平方向に対して約45度傾いており、記録位置における記録ヘッド8の吐出口面8aも、プラテン9との距離が一定に維持されるように水平方向に対して約45度傾いている。
記録ヘッド8を図1に示す待機位置から図3に示す記録位置に移動する際、プリントコントローラ202は、メンテナンス制御部210を用いて、キャップユニット10を図3に示す退避位置まで降下させる。これにより、記録ヘッド8の吐出口面8aは、キャップ部材と離間する。その後、プリントコントローラ202は、ヘッドホルダ制御部208を用いて記録ヘッド8の鉛直方向の高さを調整しながら45度回転させ、吐出口面8aをプラテン9と対向させる。記録動作が完了し、記録ヘッド8が記録位置から待機位置に移動する際は、プリントコントローラ202によって上記と逆の工程が行われる。
次に、プリント部2における記録媒体Sの搬送経路について説明する。記録コマンドが入力されると、プリントコントローラ202は、まず、メンテナンス制御部210およびヘッドホルダ制御部208を用いて、記録ヘッド8を図3に示す記録位置に移動する。その後、プリントコントローラ202は搬送制御部207を用い、記録コマンドに従って第1給送ユニット6Aおよび第2給送ユニット6Bのいずれかを駆動し、記録媒体Sを給送する。
図4(a)〜(c)は、第1カセット5Aに収容されているA4サイズの記録媒体Sが給送されるときの搬送経路を示す図である。第1カセット5A内の1番上に積載された記録媒体Sは、第1給送ユニット6Aによって2枚目以降の記録媒体から分離され、搬送ローラ7とピンチローラ7aにニップされながら、プラテン9と記録ヘッド8の間の記録領域Pに向けて搬送される。図4(a)は、記録媒体Sの先端が記録領域Pに到達する直前の搬送状態を示す。記録媒体Sの進行方向は、第1給送ユニット6Aに給送されて記録領域Pに到達する間に、水平方向(x方向)から、水平方向に対して約45度傾いた方向に変更される。
記録領域Pでは、記録ヘッド8に設けられた複数の吐出口から記録媒体Sに向けてインクが吐出される。インクが付与される領域の記録媒体Sは、プラテン9によってその背面が支持されており、吐出口面8aと記録媒体Sの距離が一定に保たれている。インクが付与された後の記録媒体Sは、搬送ローラ7と拍車7bに案内されながら、先端が右に傾いているフラッパ11の左側を通り、ガイド18に沿って記録装置1の鉛直方向上方へ搬送される。図4(b)は、記録媒体Sの先端が記録領域Pを通過して鉛直方向上方に搬送される状態を示す。記録時の記録媒体Sは、水平方向に対し約45度傾いた記録領域Pを下側から上側に移動し、その進行方向は、搬送ローラ7と拍車7bによって鉛直方向上方に変更されている。
記録媒体Sは、鉛直方向上方に搬送された後、排出ローラ12と拍車7bによって排出トレイ13に排出される。図4(c)は、記録媒体Sの先端が排出ローラ12を通過して排出トレイ13に排出される状態を示す。排出された記録媒体Sは、記録ヘッド8によって画像が記録された面を下にした状態で、排出トレイ13上に保持される。
図5(a)〜(c)は、第2カセット5Bに収容されているA3サイズの記録媒体Sが給送されるときの搬送経路を示す図である。第2カセット5B内の1番上に積載された記録媒体Sは、第2給送ユニット6Bによって2枚目以降の記録媒体から分離され、搬送ローラ7とピンチローラ7aにニップされながら、プラテン9と記録ヘッド8の間の記録領域Pに向けて搬送される。
図5(a)は、記録媒体Sの先端が記録領域Pに到達する直前の搬送状態を示す。第2給送ユニット6Bに給送されて記録領域Pに到達するまでの搬送経路には、複数の搬送ローラ7とピンチローラ7aおよびインナーガイド19が配されることで、記録媒体SはS字上に湾曲されてプラテン9まで搬送される。
その後の搬送経路は、図4(b)および(c)で示したA4サイズの記録媒体Sの場合と同様である。図5(b)は、記録媒体Sの先端が記録領域Pを通過して鉛直方向上方に搬送される状態を示す。図5(c)は、記録媒体Sの先端が排出ローラ12を通過して排出トレイ13に排出される状態を示す。
図6(a)〜(d)は、A4サイズの記録媒体Sの裏面(第2面)に対して記録動作(両面記録)を行う場合の搬送経路を示す図である。両面記録を行う場合、第1面(表面)を記録した後に第2面(裏面)に記録動作を行う。第1面を記録する際の搬送工程は図4(a)〜(c)と同様であるので、ここでは説明を省略する。以後、図4(c)以後の搬送工程について説明する。
記録ヘッド8による第1面への記録動作が完了し、記録媒体Sの後端がフラッパ11を通過すると、プリントコントローラ202は、搬送ローラ7を逆回転させて記録媒体Sを記録装置1の内部へ搬送する。この際、フラッパ11は、不図示のアクチュエータによってその先端が左側に傾くように制御されるため、記録媒体Sの先端(第1面の記録動作における後端)はフラッパ11の右側を通過して鉛直方向下方へ搬送される。図6(a)は、記録媒体Sの先端(第1面の記録動作における後端)が、フラッパ11の右側を通過する状態を示す。
その後記録媒体Sは、インナーガイド19の湾曲した外周面に沿って搬送され、再び記録ヘッド8とプラテン9の間の記録領域Pに搬送される。この際、記録ヘッド8の吐出口面8aに、記録媒体Sの第2面が対向する。図6(b)は、第2面の記録動作のために、記録媒体Sの先端が記録領域Pに到達する直前の搬送状態を示す。
その後の搬送経路は、図4(b)および(c)で示した第1面記録の場合と同様である。図6(c)は、記録媒体Sの先端が記録領域Pを通過して鉛直方向上方に搬送される状態を示す。この際、フラッパ11は、不図示のアクチュエータにより先端が右側に傾いた位置に移動するように制御される。図6(d)は、記録媒体Sの先端が排出ローラ12を通過して排出トレイ13に排出される状態を示す。
次に、記録ヘッド8に対するメンテナンス動作について説明する。図1でも説明したように、本実施形態のメンテナンスユニット16は、キャップユニット10とワイピングユニット17とを備え、所定のタイミングにこれらを作動させてメンテナンス動作を行う。
図7は、記録装置1がメンテナンス状態のときを示す図である。記録ヘッド8を図1に示す待機位置から図7に示すメンテナンス位置に移動する際、プリントコントローラ202は、記録ヘッド8を鉛直方向において上方に移動させるとともにキャップユニット10を鉛直方向下方に移動させる。そして、プリントコントローラ202は、ワイピングユニット17を退避位置から図7における右方向に移動させる。その後、プリントコントローラ202は、記録ヘッド8を鉛直方向下方に移動させメンテナンス動作が可能なメンテナンス位置に移動させる。
一方、記録ヘッド8を図3に示す記録位置から図7に示すメンテナンス位置に移動する際、プリントコントローラ202は、記録ヘッド8を45度回転させつつ鉛直方向上方に移動させる。そして、プリントコントローラ202は、ワイピングユニット17を退避位置から右方向に移動させる。その後プリントコントローラ202は、記録ヘッド8を鉛直方向下方に移動させて、メンテナンスユニット16によるメンテナンス動作が可能なメンテナンス位置に移動させる。
以下、本発明の特徴事項について説明する。
図8は、記録装置1の記録ヘッド8とヘッドホルダ90とを示した斜視図である。記録ヘッド8は、循環型の記録ヘッドであり、インクはインク供給ユニット15を介して記録ヘッド8の供給口へ供給され、記録ヘッド8内を通って回収口からインク供給ユニット15に回収される。インク供給ユニット15から供給されたインクは、流路を流れジョイント部91を介して記録ヘッド8へと供給される。記録ヘッド8は、記録装置1に対して着脱可能に構成されており、記録装置1への取り付け時には、ユーザによって記録ヘッド8がヘッドホルダ90に挿入される。記録ヘッド8のジョイント部91は、記録ヘッド8の挿入方向の奥側(挿入方向下流端部)に設けられている。このような構成にすることで、記録ヘッド8の交換時にユーザが誤ってジョイント部91に触れることによるジョイント部91の破損やユーザに対するインクによる汚染を防止している。
ヘッドホルダ90は、その側面に開口部92を備えており、記録ヘッド8の記録装置1への装着時には、開口部92から記録ヘッド8が挿入される。本実施形態の記録ヘッド8は、前述したように記録時には水平方向に対して約45度傾くが、傾く際にはヘッドホルダ90ごと傾いている。
記録ヘッド8は、ジョイント部91にシャッタ93を備えており、記録ヘッド8が記録装置1から取り外されている際には、シャッタ93によって記録ヘッド8の供給口と回収口とが閉じられている。シャッタ93は、記録ヘッド8の供給口と回収口との開閉が可能であり、記録ヘッド8がヘッドホルダ90に挿入されると開くように構成されており、記録ヘッド8がヘッドホルダ90に挿入されることで、記録ヘッド8の供給口と回収口とが開口(露出)する。このように、記録ヘッド8が記録装置1に装着されているときにだけシャッタ93が開いて、供給口と回収口とが開口することで、記録ヘッド8取り外し時の供給口と回収口とからのインクの漏れによるユーザに対する汚染を防止している。また、記録ヘッド8の取り外し時には、シャッタ93が閉じて供給口と回収口とにおける不用意な接触を防ぐことで、供給口と回収口周辺部の破損を防止することができる。
図9(a)は、記録ヘッド8のジョイント部91を示した斜視図であり、シャッタ93が閉じられた状態を示した図である。記録ヘッド8のジョイント部91には、図のようにシャッタ93が設けられている。シャッタ93はスライド可能に設けられており、バネ94によって矢印で示す記録ヘッド8の挿入方向に付勢されている。またシャッタ93は、バネ94によって付勢されることで、供給口96と回収口97とを閉じた状態を維持している。なお、本実施形態ではシャッタ93を付勢するための部材としてバネ94を用いた例を説明したがこれに限定するものではなく弾性部材等であってもよい。シャッタ93には、記録ヘッド8の挿入方向と交差する方向に突出したフック95が設けられている。記録ヘッド8がヘッドホルダ90に挿入されると、ヘッドホルダ90に設けられた不図示のガイド突起とフック95とが当接して、バネ94の付勢に抗する力が発生する。その後、更に記録ヘッド8が押し込まれることで、記録ヘッド8に対してシャッタ93が相対的に移動(スライド)して開いた状態となる。すなわち、ヘッドホルダ90のガイド突起とフック95が当接したまま記録ヘッド8の挿入が続けられることで、バネ94の付勢に抗してシャッタ93が移動して、供給口96と回収口97が露出する。このように、シャッタ93は、供給口96と回収口97との両方を同時に開くまたは閉じることができるように構成されている。
図9(b)は、記録ヘッド8のジョイント部91を示した斜視図であり、シャッタ93が開いた状態を示した図である。記録ヘッド8がヘッドホルダ90に挿入されると(ヘッドホルダ90は省略している)、図のように、シャッタ93が開きニードルの供給口96と回収口97とが開口する。供給口96は、シャッタ93に設けられた開口部内で開口する。記録装置1は、4色のインクを用いて記録を行うことから、供給口96と回収口97とは、それぞれ4色に対応した4つの開口を備えている。なお、開口の数は4つに限定するものではない。
このように、記録ヘッド8を記録装置1から取り外した際には、シャッタ93によって供給側の開口と、回収側の開口とを閉じることで、記録ヘッド8の交換時にユーザをインクによって汚染することを防止することができる。
供給口96と回収口97のそばには、それぞれ棒状の位置決めピン(ガイド部材)98、99が設けられており、シャッタ93を閉じた状態で供給口96と回収口97の位置を案内可能に設けられている。位置決めピン98、99によって供給口96、回収口97(を備えたニードル)と接続されるジョイント110(図10参照)の位置決めが行われる。位置決めピン98、99は、シャッタ93が閉じた状態でも開いた状態でも、常時露出するように構成されている。位置決めピン98、99は、各ニードルよりも長く、位置決めピン98、99の先端は、シャッタ93を閉じた状態でも、シャッタ93から突出した状態となっている。また、位置決めピン98、99の先端部には、テーパが設けられており、接続されるジョイントの位置決め開口をガイドして適性位置に位置決めするように構成されている。本実施形態では、位置決めピン98、99は、供給側と回収側とにそれぞれ2本ずつ設けられているがこれに限定するものではない。供給側と回収側とのそれぞれに設ける位置決めピンの数は単数でも複数でもよい。
図10(a)から(d)は、記録ヘッド8が記録装置1に挿入され、ジョイント110のジョイント開口111と、ジョイント部91の供給口96及び回収口97に設けられたニードル112とが接続される様子を段階的に示した図である。ジョイント110の構成は、供給側と回収側とで同じであるので、以下では一方を例に説明する。ジョイント110は、ニードル112と接続されるジョイント開口(ジョイント部)111と、位置決めピンと接続される位置決め開口(位置決め部)113とを備えている。
先ず、図10(a)のように記録ヘッド8が矢印に沿って記録装置1に挿入されると、ヘッドホルダ90に設けられた不図示のガイド突起とフック95とが当接して、バネ94の付勢に抗する力が発生する。この段階でシャッタ93はまだ閉じている。その後、更に記録ヘッド8が押し込まれると、記録ヘッド8が所定の位置につき、図10(a)に示す矢印と反対方向にスライドすることで、シャッタ93が開いた状態となる(図10(b)参照)。前述したように位置決めピン98の長さは、ニードル112の長さよりも長い。そのためジョイント110との接続時には、位置決めピン98とジョイント110の位置決め開口113との嵌合が、ジョイント開口111とニードル112との嵌合よりも先に行われる(図10(c)参照)。その際、位置決めピン98の先端にテーパ114が設けられていることから、ジョイント110の位置決め開口113は、位置決めピン98のテーパ114にガイドされて適正な位置で嵌合が行われる。
そして、位置決め開口113と位置決めピン98とが嵌合した後、ジョイント開口111とニードル112とが嵌合する(図10(d)参照)。その際、ジョイント110の位置は、既に位置決め開口113と位置決めピン98との嵌合によって適正位置にあるため、ジョイント開口111とニードル112との正確な嵌合を行うことができる。このように正確な嵌合を行うことで、嵌合部からインク漏れが生じることを防止することができる。
このように、記録ヘッド8のジョイント部91にニードル112よりも長い位置決めピン98を設け、記録ヘッド8を取り外した際には、供給側と回収側の開口を閉じるシャッタ93を備える。これによって、装置への装着時や取り外し後に、インクによる汚染が生じることを抑制する記録ヘッドおよび記録ヘッドを用いて記録を行う記録装置を実現することができた。
8 記録ヘッド
15 インク供給ユニット
90 ヘッドホルダ
91 ジョイント部
93 シャッタ
95 フック
96 供給口
97 回収口
98 位置決めピン
99 位置決めピン
110 ジョイント
111 ジョイント開口
112 ニードル
113 位置決め開口

Claims (12)

  1. 外部とインクの受け渡しが可能な開口と、前記開口から供給されたインクを吐出する吐出口と、を備えた記録ヘッドであって、
    前記開口の開閉が可能であり、前記記録ヘッドによる記録が可能な記録装置に前記記録ヘッドが挿入されることで開くシャッタと、
    を備えていることを特徴とする記録ヘッド。
  2. 前記シャッタを閉じた状態で前記開口の位置を案内可能なガイド部材。
  3. 前記開口は、ニードルの先端に設けられ、前記記録ヘッドにインクを供給する供給口と前記記録ヘッドからインクを回収する回収口とであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の記録ヘッド。
  4. 前記供給口は、インクの色に対応した複数の供給口であり、前記回収口は、インクの色に対応した複数の回収口であることを特徴とする請求項3に記載の記録ヘッド。
  5. 前記ガイド部材は、棒状の部材であり、先端部にはテーパが設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の記録ヘッド。
  6. 前記開口は、前記記録ヘッドの挿入方向における下流端部に設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の記録ヘッド。
  7. 前記シャッタは、バネによって前記記録ヘッドの挿入方向に付勢されることで前記開口を閉じることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の記録ヘッド。
  8. 前記シャッタは前記記録ヘッドの挿入方向と交差する方向に突出したフックを備えており、前記記録ヘッドを前記記録装置に挿入すると、前記フックが前記記録装置に設けられた突起と当接することで、前記バネによる付勢に抗して前記シャッタが開くことを特徴とする請求項7に記載の記録ヘッド。
  9. 前記ガイド部材は前記記録ヘッドと接続されるジョイントのジョイント部と接続可能であり、前記開口は前記ジョイントの位置決め部と接続可能であることを特徴とする請求項2ないし請求項8のいずれか1項に記載の記録ヘッド。
  10. 前記吐出口は、搬送される記録媒体の幅方向に配列されていることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の記録ヘッド。
  11. 外部とインクの受け渡しが可能な開口と、前記開口から供給されたインクを吐出する吐出口と、を備えた記録ヘッドを用いて記録を行う記録装置であって、
    前記記録ヘッドは、前記開口の開閉が可能であり前記記録ヘッドによる記録が可能な記録装置に前記記録ヘッドを挿入することで開くシャッタと、
    前記シャッタを閉じた状態で前記開口の位置を案内可能なガイド部材と、を備えていることを特徴とする記録装置。
  12. 記録媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送される記録媒体に記録する請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載の記録ヘッドと、を備えることを特徴とする記録装置。
JP2018065463A 2018-03-29 2018-03-29 記録ヘッドおよび記録装置 Active JP7130404B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018065463A JP7130404B2 (ja) 2018-03-29 2018-03-29 記録ヘッドおよび記録装置
US16/361,664 US10814637B2 (en) 2018-03-29 2019-03-22 Print head and printing apparatus
US17/062,120 US11584134B2 (en) 2018-03-29 2020-10-02 Print head and printing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018065463A JP7130404B2 (ja) 2018-03-29 2018-03-29 記録ヘッドおよび記録装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2019171795A true JP2019171795A (ja) 2019-10-10
JP2019171795A5 JP2019171795A5 (ja) 2021-05-06
JP7130404B2 JP7130404B2 (ja) 2022-09-05

Family

ID=68168029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018065463A Active JP7130404B2 (ja) 2018-03-29 2018-03-29 記録ヘッドおよび記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7130404B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6116719A (en) * 1997-03-04 2000-09-12 Hewlett-Packard Company Removable printhead servicing module with remote primer vacuum source
JP2003311999A (ja) * 2002-04-25 2003-11-06 Canon Inc インクジェットプリンタ
JP2010030206A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Sony Corp 液体供給装置、液体吐出装置、及び液体吐出装置の制御方法
JP2017081083A (ja) * 2015-10-30 2017-05-18 キヤノン株式会社 液体吐出装置、ヘッド及び液体充填方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6116719A (en) * 1997-03-04 2000-09-12 Hewlett-Packard Company Removable printhead servicing module with remote primer vacuum source
JP2003311999A (ja) * 2002-04-25 2003-11-06 Canon Inc インクジェットプリンタ
JP2010030206A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Sony Corp 液体供給装置、液体吐出装置、及び液体吐出装置の制御方法
JP2017081083A (ja) * 2015-10-30 2017-05-18 キヤノン株式会社 液体吐出装置、ヘッド及び液体充填方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP7130404B2 (ja) 2022-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102280499B1 (ko) 잉크젯 기록 장치
KR102281499B1 (ko) 잉크젯 기록 장치
JP7057190B2 (ja) 液体吐出装置
JP2023083600A (ja) インクジェット記録装置
JP2020059136A (ja) 記録装置、制御方法、およびプログラム
JP6661576B2 (ja) インクジェット記録装置
JP7118694B2 (ja) インクジェット記録装置
JP7071115B2 (ja) 供給装置および記録装置
JP7134672B2 (ja) インクジェット記録装置
JP7034749B2 (ja) 記録装置
US11584134B2 (en) Print head and printing apparatus
JP7130404B2 (ja) 記録ヘッドおよび記録装置
JP2019171787A (ja) 液体吐出装置、回復装置、および回復方法
JP7086671B2 (ja) 記録装置および記録装置の制御方法
JP7179474B2 (ja) 記録装置
JP7154797B2 (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の制御方法
JP6987665B2 (ja) 搬送装置および記録装置
JP7009566B2 (ja) インクジェット記録装置
JP7046589B2 (ja) 記録装置
CN110816049B (zh) 喷墨打印设备
JP7242615B2 (ja) 記録装置
JP2019038174A (ja) 記録装置、及び記録装置の制御方法
JP7199838B2 (ja) 画像記録装置
JP2016064914A (ja) 搬送装置及び画像記録装置
JP2023005904A (ja) 記録装置および搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210326

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210326

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220726

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220824

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7130404

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151