JP2022104680A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】帰還口を塞がない蒸発器の取付構造を備える冷蔵庫を提供する。【解決手段】冷蔵庫10は、断熱箱体11の内部に形成される冷蔵室15および冷凍室16と、冷蔵室15および冷凍室16に送風される空気が冷却される冷却室22と、冷却室22の内部に配置されて空気を冷却する冷却器23と、冷却室22の内部において、冷却器23の下方に配置された除霜ヒータ27と、を具備する。冷却器23は、内部を冷媒が流通する伝熱管32と、伝熱管32と熱的に結合された放熱フィン33と、伝熱管32の両端部に、夫々接続された側壁部34と、側壁部34の一部として形成された固定部43と、を有する。また、側壁部34の下端に形成された伝熱管固定部35により、伝熱管32の両端側が固定され、冷却器23は、固定部43を介して、断熱箱体11の内面に固定される。【選択図】図4

Description

本発明は、冷凍サイクルの蒸発器により貯蔵室を冷却する冷蔵庫に関する。
一般的な冷蔵庫では、冷凍室の奥側に冷却室を形成し、この冷却室の内部の空気を冷凍サイクルにより冷却し、冷却された空気を送風機で貯蔵室に送風することで、各貯蔵室を所定の冷却温度帯域に冷却している(特許文献1)。
冷凍サイクルは、圧縮機、凝縮器、膨張手段および蒸発器を有しており、これらの各構成機器は冷媒配管を介して相互に接続されている。前述した冷却室には蒸発器が配置され、蒸発器により冷却室の内部の空気が冷却される。
図8に、背景技術にかかる冷蔵庫100において、内箱101の後面に蒸発器103を取りつける構成を説明する。蒸発器103は、取付プレート102を介して、内箱101の後面に取りつけられている。取付プレート102は、合成樹脂から成る略板状の部材であり、プレート固定部106、蒸発器固定部107およびヒータ固定部108が形成されている。
プレート固定部106は、取付プレート102の上辺を上方に突出させた部位であり、取付のための孔部が形成されている。蒸発器固定部107は、取付プレート102の前面に形成された係合爪等であり、蒸発器103を取りつけるための部位である。ヒータ固定部108は、取付プレート102の下端を鈎状に形成した部位であり、除霜ヒータ104を取りつけるための部位である。
蒸発器103は、蒸発器固定部107を介して、取付プレート102の前面に固定される。蒸発器103は、蒸発器固定部107に係合またはネジ止めされる。保護板105は、除霜ヒータ104に上方から組み込まれる。除霜ヒータ104は、保護板105が組み込まれた状態で、取付プレート102のヒータ固定部108に固定される。
取付プレート102は、蒸発器103、プレート固定部106および除霜ヒータ104が組み込まれた状態で、内箱101の後面に取りつけられる。取付プレート102のプレート固定部106が、フックなどの係合部またはネジなどの締結手段を介して、内箱101の後面に取りつけられる。
また、内箱101の後面の下端には、貯蔵室を冷却した空気が冷却室に帰還するための帰還口109が形成されている。
特開2015-7510号公報
しかしながら、内箱101の後面に風路帰還口が形成される機種において、取付プレート102を適用しようとすると、取付プレート102が帰還口109を塞いでしまう場合がある。特に、小型の冷蔵庫100の場合は、内箱101の後面の面積が小さいため、取付プレート102が帰還口109を塞いでしまうことから、取付プレート102を用いることができないので、除霜ヒータ104を共通部品にすることができず、設計コストおよび製造コストが上昇してしまうという課題が有った。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、帰還口を塞がない蒸発器の取付構造を備える冷蔵庫を提供することにある。
本発明の冷蔵庫は、断熱箱体の内部に形成される貯蔵室と、前記貯蔵室に送風される空気が冷却される冷却室と、前記冷却室の内部に配置されて前記空気を冷却する冷却器と、前記冷却室の内部において、前記冷却器の下方に配置された除霜ヒータと、を具備し、前記冷却器は、内部を冷媒が流通する伝熱管と、前記伝熱管と熱的に結合された放熱フィンと、前記伝熱管の両端部に、夫々接続された側壁部と、前記側壁部の一部として形成された固定部と、を有し、前記側壁部の下端に形成された伝熱管固定部により、前記伝熱管の両端側が固定され、前記冷却器は、前記固定部を介して、前記断熱箱体の内面に固定されることを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、前記除霜ヒータを上方から保護する保護板と、を更に具備し、前記保護板は、前記伝熱管に固定されることを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、前記冷却室の内部に形成され、前記除霜ヒータにより除霜することで発生する除霜水が通過する排水口と、前記保護板から前記排水口まで伸びる良熱伝導体から成る伝熱部材と、を更に具備し、前記冷却器が前記冷却室の内部で前記空気を冷却する際には、前記伝熱部材の着霜により前記排水口を塞ぎ、前記除霜ヒータから発生する熱により前記冷却器を除霜する際には、前記伝熱部材の着霜が溶融されることで、前記排水口を開放することを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、前記伝熱部材の上端側は、前記保護板に接続され、前記伝熱部材の下端側は、前記除霜ヒータの下方に配置されることを特徴とする。
本発明の冷蔵庫は、断熱箱体の内部に形成される貯蔵室と、前記貯蔵室に送風される空気が冷却される冷却室と、前記冷却室の内部に配置されて前記空気を冷却する冷却器と、前記冷却室の内部において、前記冷却器の下方に配置された除霜ヒータと、を具備し、前記冷却器は、内部を冷媒が流通する伝熱管と、前記伝熱管と熱的に結合された放熱フィンと、前記伝熱管の両端部に、夫々接続された側壁部と、前記側壁部の一部として形成された固定部と、を有し、前記側壁部の下端に形成された伝熱管固定部により、前記伝熱管の両端側が固定され、前記冷却器は、前記固定部を介して、前記断熱箱体の内面に固定されることを特徴とする。これにより、本発明の冷蔵庫によれば、帰還口を塞がない蒸発器の取付構造を備える冷蔵庫を提供することができる。具体的には、冷却器を、固定部を介して、断熱箱体の内面に固定することで、冷却器を断熱箱体に固定するためのプレートを排除することができる。よって、蒸発器の下方に配置される除霜ヒータに固定用のプレートが接近することが無い。更に、冷蔵庫の部品点数を削減することができる。また、大型の冷蔵庫に用いられる冷却器を、小型の冷蔵庫に適用することができ、構成機器の共通化を図ることで製造コストを低減することができる。
また、本発明の冷蔵庫では、前記除霜ヒータを上方から保護する保護板を更に具備し、前記保護板は、前記伝熱管に固定されることを特徴とする。これにより、本発明の冷蔵庫によれば、伝熱管を介して保護板を冷却器に固定することができるので、冷却器の組立工程を簡略化することができる。
また、本発明の冷蔵庫では、前記冷却室の内部に形成され、前記除霜ヒータにより除霜することで発生する除霜水が通過する排水口と、前記保護板から前記排水口まで伸びる良熱伝導体から成る伝熱部材と、を更に具備し、前記冷却器が前記冷却室の内部で前記空気を冷却する際には、前記伝熱部材の着霜により前記排水口を塞ぎ、前記除霜ヒータから発生する熱により前記冷却器を除霜する際には、前記伝熱部材の着霜が溶融されることで、前記排水口を開放することを特徴とする。これにより、本発明の冷蔵庫によれば、冷却器が冷却室の内部で空気を冷却する際には、伝熱部材の着霜により排水口を塞ぐことで、冷却器で冷却した空気が、排水口を経由して外部に漏出することを抑制できる。また、除霜ヒータから発生する熱により冷却器を除霜する際には、伝熱部材の着霜が溶融されることで排水口を開放することができ、排水口を経由して、除霜水を排出することができる。
また、本発明の冷蔵庫では、前記伝熱部材の上端側は、前記保護板に接続され、前記伝熱部材の下端側は、前記除霜ヒータの下方に配置されることを特徴とする。これにより、本発明の冷蔵庫によれば、伝熱部材の上端側が保護板に接続されることで、容易に、排水口の直上に伝熱部材を配置することができる。また、伝熱部材の下端側を、除霜ヒータの下方に配置することで、除霜時に除霜ヒータから発せられる熱を効果的に伝熱部材に伝導させ、伝熱部材の着霜を効果的に溶融し、排水口を開放することができる。
本発明の実施形態に係る冷蔵庫を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫を示す側方断面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の風路構成を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の冷却器を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫を示す図であり、(A)は冷却室の内部における冷却器の構成を示す正面図であり、(B)は冷却器が冷凍室に収納される構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫を示す図であり、(A)は冷却室の内部における冷却器の構成を示す正面図であり、(B)は伝熱部材および排水口の構成を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫を示す図であり、帰還風路および帰還口の構成を示す分解斜視図である。 背景技術に係る冷蔵庫を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態に係る冷蔵庫10を図面に基づき詳細に説明する。以下の説明では、同一の部材には原則的に同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略する。更に、以下の説明では、上下前後左右の各方向を適宜用いるが、左右とは冷蔵庫10を前方から見た場合の左右を示している。また、本実施形態では、冷蔵庫10として冷凍温度帯域および冷蔵温度帯域の貯蔵室を有するものを例示するが、冷蔵庫10は、冷凍温度帯域の貯蔵室のみを有するもの、または、冷蔵温度帯域の貯蔵室のみを有するものでも良い。
図1は、冷蔵庫10を示す正面図である。
冷蔵庫10は、本体としての断熱箱体11を備え、この断熱箱体11の内部に食品等を貯蔵する貯蔵室が形成されている。貯蔵室として、上段から、冷蔵室15と、冷凍室16と、が形成されている。冷蔵室15の前面開口は断熱扉20により塞がれ、冷凍室16の前面開口は断熱扉21により塞がれている。断熱扉20および断熱扉21は、回転式の扉であり、断熱箱体11と同様の断熱構造を有している。
図2は、冷蔵庫10を示す側方断面図である。
冷蔵庫10の本体である断熱箱体11は、前面が開口する鋼板製の外箱13と、この外箱13の内部に間隙を持たせて配設され、前面が開口する合成樹脂製の内箱12と、を有している。外箱13と内箱12との間隙には、発泡ポリウレタン製の断熱材14が充填発泡されている。また、冷蔵室15と冷凍室16とは断熱壁19により区画されている。断熱壁19は、断熱箱体11と同様の断熱構造を有している。
冷凍室16の後方には、冷却室22が区画形成されている。冷却室22の内部には、冷蔵庫10内を循環する空気を冷却するための蒸発器である冷却器23が配設されている。冷蔵庫10の下端後方には、圧縮機24が配置されている。冷却器23は、圧縮機24、凝縮器(図示せず)及び膨張手段(図示せず)と共に、冷媒配管(図示せず)を介して接続され、蒸気圧縮式の冷凍サイクル回路を構成する。
冷却器23の上方に送風機26が配設されている。送風機26は、例えば、軸流送風機または遠心送風機である。送風機26が稼働することで、冷却器23で冷却された空気が、冷蔵室15及び冷凍室16を循環する。冷蔵室15は冷蔵温度帯域に冷却され、冷凍室16は冷凍温度帯域に冷却される。冷却器23の下方には、除霜運転時に通電され、冷却器23に着霜した霜を除去するための除霜ヒータ27が配設されている。
図3は、冷蔵庫10の風路構成を示す正面図である。
送風機26により送風された空気は、送風路17を経由して上昇し、吹出口25から冷蔵室15に吹き出される。また、送風機26により送風された空気の一部は、吹出口18から冷凍室16に吹き出される。これにより、冷蔵室15は冷蔵温度帯域に冷却され、冷凍室16は冷凍温度帯域に冷却される。冷蔵室15を冷却した空気は、帰還口28から帰還風路30に流れ込み、帰還口29を経由して冷却室22に帰還する。また、冷凍室16を冷却した空気も、ここでは図示しない帰還風路を経由して、冷却室22に帰還する。
図4は、冷蔵庫10の冷却器23を示す分解斜視図である。冷却器23は、所謂フィンアンドチューブ型の蒸発器であり、伝熱管32と、放熱フィン33と、伝熱管固定部35と、を主要に有している。
伝熱管32は、アルミニウムまたは銅から成る導管状の部材であり、内部を冷媒が流通する。伝熱管32は、上下方向に蛇行形成されている。また、伝熱管32は、前後方向に複数が配置されている。放熱フィン33の上方側には、アキュムレータ42が配置されている。
放熱フィン33は、所定形状に形成された銅やアルミニウムから成る板状部材であり、伝熱管32と熱的に結合されている。放熱フィン33は、左右方法に沿って多数が配置されている。放熱フィン33に形成された孔部を、伝熱管32が貫通することで、放熱フィン33と伝熱管32とは熱的に結合されている。
側壁部34は、所定形状に形成された銅やアルミニウムから成る板状部材であり、冷却器23の左右両端側に夫々配置されている。伝熱部材38は、曲折加工された伝熱管32の端部が貫通している。側壁部34は、伝熱管32および放熱フィン33を、左右両端側から支持している。
固定部43は、側壁部34の一部として形成された取付部位である。具体的には、固定部43は、側壁部34の後方上端部分を、左右方向外側に突出させた部位であり、ネジ止めのための孔部が形成されている。固定部43は、右端側の側壁部34、および、左端側の側壁部34に、夫々形成される。冷却器23は、固定部43を介して、断熱箱体11の内面に固定される。
側壁部34の下端部を鈎状に成形することで伝熱管固定部35が形成されている。伝熱管固定部35は、固定部43の下部に、除霜ヒータ31等を取りつけるための部位である。
除霜ヒータ31は、ガラス管の内部に電気抵抗加熱式のヒータを内蔵して形成されている。除霜ヒータ31の両端は、耐熱性に優れたゴムや合成樹脂から成る絶縁支持部39により覆われている。除霜ヒータ31に内蔵されるヒータは、給電のために導線40に接続している。
上記した側壁部34の伝熱管固定部35に、除霜ヒータ31の絶縁支持部39が挿入される。このようにすることで、冷却器23の下端に除霜ヒータ31が固定される。
保護板36は、所定形状に成形された金属板から成り、除霜ヒータ31の上方側に配置され、除霜時に除霜水が除霜ヒータ31に接することを抑制する部材である。保護板36の左右方向両端部には嵌合部41が形成されている。嵌合部41が絶縁支持部39に上方から嵌合することで、保護板36が除霜ヒータ31に固定される。
保護板36の略中央部分を開口することで係合孔46が形成されている。係合孔46には、後述する伝熱部材38の上端部が挿入される。
伝熱部材38は、金属板または金属線等の良熱伝導体からなる部材である。伝熱部材38の上端は、保護板36の係合孔46に係合する。伝熱部材38の中間部は、除霜ヒータ31の近傍に配置される。伝熱部材38の下端部は、後述する排水口37に挿入される。
図5(A)は冷却室22の内部における冷却器23の構成を示す正面図であり、図5(B)は冷却器23が冷凍室16に収納される構成を示す分解斜視図である。
図5(A)および図5(B)を参照して、側壁部34の上端に形成された固定部43が、ビス等の固定手段を介して、冷却室22の後面に固定されている。ここで、冷却器23は、背景技術で採用されていた固定用プレートを用いることなく、直に冷却室22の後面に固定されている。よって、冷却器23を固定するための面積が小さくて済むので、大型冷蔵庫用の蒸発器を、小型の冷蔵庫10に適用することができる。
図6(A)は冷却室22の内部における冷却器23の構成を示す正面図であり、図6(B)は伝熱部材38および排水口37の構成を示す正面図である。
図6(A)を参照して、冷却室22の底面を部分的に開口することで排水口37が形成されている。冷却室22の底面は、排水口37に向かって下方に傾斜しており、これにより、冷却器23を除霜することで発生した除霜水を、排水口37を介して蒸発皿に移送し、上記した凝縮器や圧縮機24の稼働熱を用いて、蒸発皿に貯留された除霜水を蒸発させている。
図6(B)を参照して、伝熱部材38の上端部は保護板36の係合孔46に挿入されており、伝熱部材38の下端は排水口37に挿入されている。また、伝熱部材38の中間部は除霜ヒータ31の近傍に配置されている。
このようにすることで、冷却器23が冷却室22の内部で空気を冷却する際には、伝熱部材38も冷却され、その表面に着霜する。よって、伝熱部材38の着霜により排水口37を塞ぎ、冷却器23により冷却した空気が、排水口37を経由して外部に逃げることを抑制できる。
一方、除霜工程において、除霜ヒータ27から発生する熱により冷却器23を除霜する際には、伝熱部材38の着霜が溶融されることで、排水口37を開放する。よって、除霜水は排水口37を経由して良好に冷却室22から排出される。
図7は、帰還風路30および帰還口29の構成を示す分解斜視図である。
冷蔵室内箱44は冷蔵室15を形成し、冷凍室内箱45は冷凍室16を形成している。冷蔵室内箱44の後面下端を開口することで帰還口28が形成されており、冷凍室内箱45の後面下端を開口することで帰還口29が形成されている。帰還風路30は、縦方向に伸びる合成樹脂から成る管状部材であり、上端開口が帰還口28に繋がっており、下端開口が帰還口29に繋がっている。このようにすることで、帰還風路30で冷気を冷凍室16に戻し、冷蔵室15の最下段が冷えすぎることを抑止できる。
前述したように、本実施形態では、冷却器23を、固定用のプレートを用いることなく、冷凍室内箱45の後面に直に固定している。よって、固定用のプレートが帰還口29を塞ぐことが無い。
本実施形態によれば、以下に記載する主要な効果を奏することができる。
具体的には、図5(A)を参照して、冷却器23を、固定部43を介して、断熱箱体11の内面に固定することで、冷却器23を断熱箱体11に固定するためのプレートを排除することができる。よって、冷蔵庫10の部品点数を削減することができる。更には、大型の冷蔵庫10に用いられる冷却器23を、小型の冷蔵庫10に適用することができ、構成機器の共通化を図ることで製造コストを低減することができる。
更に、図4を参照して、伝熱管32を介して保護板36を冷却器23に固定することができるので、冷却器23の組立工程を簡略化することができる。
更に、図6(B)を参照して、冷却器23が冷却室22の内部で空気を冷却する際には、伝熱部材38の着霜により排水口37を塞ぐことで、冷却器23で冷却した空気が、排水口37を経由して外部に漏出することを抑制できる。また、除霜ヒータ27から発生する熱により冷却器23を除霜する際には、伝熱部材38の着霜が溶融されることで排水口37を開放することができ、排水口37を経由して除霜水を排出することができる。
更に、図6(B)を参照して、伝熱部材38の上端側が保護板36に接続されることで、容易に、排水口37の直上に伝熱部材38を配置することができる。また、伝熱部材38の下端側を、除霜ヒータ27の下方に配置することで、除霜時に除霜ヒータ27から発せられる熱を効果的に伝熱部材38に伝導させ、伝熱部材38の着霜を効果的に溶融し、排水口37を開放することができる。
本発明は、前述実施形態に限定されるものではなく、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更実施が可能である。また、前述した各形態は相互に組み合わせることが可能である。
10 冷蔵庫
11 断熱箱体
12 内箱
13 外箱
14 断熱材
15 冷蔵室
16 冷凍室
17 送風路
18 吹出口
19 断熱壁
20 断熱扉
21 断熱扉
22 冷却室
23 冷却器
24 圧縮機
25 吹出口
26 送風機
27 除霜ヒータ
28 帰還口
29 帰還口
30 帰還風路
31 除霜ヒータ
32 伝熱管
33 放熱フィン
34 側壁部
35 伝熱管固定部
36 保護板
37 排水口
38 伝熱部材
39 絶縁支持部
40 導線
41 嵌合部
42 アキュムレータ
43 固定部
44 冷蔵室内箱
45 冷凍室内箱
46 係合孔
100 冷蔵庫
101 内箱
102 取付プレート
103 蒸発器
104 除霜ヒータ
105 保護板
106 プレート固定部
107 蒸発器固定部
108 ヒータ固定部
109 帰還口

Claims (4)

  1. 断熱箱体の内部に形成される貯蔵室と、
    前記貯蔵室に送風される空気が冷却される冷却室と、
    前記冷却室の内部に配置されて前記空気を冷却する冷却器と、
    前記冷却室の内部において、前記冷却器の下方に配置された除霜ヒータと、を具備し、
    前記冷却器は、
    内部を冷媒が流通する伝熱管と、
    前記伝熱管と熱的に結合された放熱フィンと、
    前記伝熱管の両端部に、夫々接続された側壁部と、
    前記側壁部の一部として形成された固定部と、を有し、
    前記側壁部の下端に形成された伝熱管固定部により、前記伝熱管の両端側が固定され、
    前記冷却器は、前記固定部を介して、前記断熱箱体の内面に固定されることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記除霜ヒータを上方から保護する保護板を更に具備し、
    前記保護板は、前記伝熱管に固定されることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記冷却室の内部に形成され、前記除霜ヒータにより除霜することで発生する除霜水が通過する排水口と、
    前記保護板から前記排水口まで伸びる良熱伝導体から成る伝熱部材と、を更に具備し、
    前記冷却器が前記冷却室の内部で前記空気を冷却する際には、前記伝熱部材の着霜により前記排水口を塞ぎ、
    前記除霜ヒータから発生する熱により前記冷却器を除霜する際には、前記伝熱部材の着霜が溶融されることで、前記排水口を開放することを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記伝熱部材の上端側は、前記保護板に接続され、
    前記伝熱部材の下端側は、前記除霜ヒータの下方に配置されることを特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。


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