JP2022104067A - ホルター心電図記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ホルター心電図記録装置の台数を増やしたり、検査の種類を減らすことなく、処理設定値の変更に要する手間及び誤設定を低減し得るホルター心電図記録装置を提供すること。【解決手段】ホルター心電図記録装置は、心電図を取得し記録する心電図記録部と、心電図記録部の処理設定値を記憶する記憶部と、処理設定値を表示可能である表示部と、ユーザー操作に応じた操作信号を出力する操作部と、表示部に表示させた処理設定値と、操作部からの操作信号と、に基づいて、心電図記録部で用いる処理設定値を選択可能な制御部と、を有し、記憶部には、それぞれ複数の処理設定値からなる複数の処理設定値パターンが記憶されており、制御部は、複数の処理設定値パターンの中から、心電図記録部で用いるいずれか1つの処理設定値のパターンを選択可能である。【選択図】図3

Description

本発明は、ホルター心電図記録装置に関する。
従来、心電図記録装置の一つとして、ホルター心電図記録装置がある。ホルター心電図記録装置は、長時間に亘って患者に装着する必要があることから、患者への負担を軽減するために、小型化及び軽量化が求められる。このような小型、軽量化されたホルター心電図記録装置は、例えば特許文献1に記載されている。
ホルター心電図記録装置は、複数の処理設定値、具体的には、記録時間や心電図の誘導数、サンプリング周波数等の処理設定値に基づいて、心電図の記録処理を行うようになっている。
特開2016-043068号公報
ところで、検査の度に処理設定値を所望の値に変更するのは手間である。また、処理設定値を誤設定してしまうと、再検査しなければならないおそれがある。
このような手間及び誤設定を回避する一つの方法として、それぞれ異なる処理設定値が固定されている専用機を複数台用意し、複数の専用機の中から検査に適したホルター心電図記録装置を用いることが考えられる。
しかしながら、この方法を採用する場合には、用意するホルター心電図記録装置の台数を増やすか、あるいは、検査の種類を減らすことになり、ホルター心電図記録装置の運用者(例えば病院)の負担になる。
本発明は、以上の点を考慮してなされたものであり、ホルター心電図記録装置の台数を増やしたり、検査の種類を減らすことなく、処理設定値の変更に要する手間及び誤設定を低減し得るホルター心電図記録装置を提供する。
本発明のホルター心電図記録装置の一つの態様は、
心電図を取得し記録する心電図記録部と、
前記心電図記録部の処理設定値を記憶する記憶部と、
前記処理設定値を表示可能である表示部と、
ユーザー操作に応じた操作情報を出力する操作部と、
前記表示部に表示させた前記処理設定値と、前記操作部からの操作情報と、に基づいて、前記心電図記録部で用いる前記処理設定値を選択可能な制御部と、
を有し、
前記記憶部には、それぞれ複数の処理設定値からなる複数の処理設定値パターンが記憶されており、
前記制御部は、前記複数の処理設定値パターンの中から、前記心電図記録部で用いるいずれか1つの前記処理設定値のパターンを選択可能である。
本発明によれば、それぞれ複数の処理設定値からなる複数の処理設定値パターンが記憶され、さらに、複数の処理設定値パターンの中から、心電図記録部で用いるいずれか1つの処理設定値のパターンを選択可能とされているので、ホルター心電図記録装置の台数を増やしたり、検査の種類を減らすことなく、処理設定値の変更に要する手間及び誤設定を低減できる。
実施の形態に係るホルター心電図記録装置の外観を示す斜視図 実施の形態のホルター心電図記録装置の回路構成を示すブロック図 実施の形態による画面遷移の様子を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
<1>全体構成
図1は、本発明の実施の形態に係るホルター心電図記録装置の外観を示す斜視図である。
ホルター心電図記録装置100は、装置本体110と、装置本体110に開閉自在に取り付けられた電池蓋120と、を有する。電池蓋120は、回転軸122を介して装置本体110に取り付けられている。
装置本体110は、表示部111、イベントボタン112a及びエンターボタン112b等を有する。表示部111は例えば液晶表示デバイスから構成されている。ユーザーは、イベントボタン112aとエンターボタン112bを操作することで、表示の切り替えや各種の設定等を行うことができる。また、イベントボタン112aが押圧操作されると心電図の記録が開始される。なお、心電図の記録は、もしもイベントボタン112aが押圧操作されなくても、電源投入から所定時間(例えば10分)が経過したらタイマーにより自動的に開始されるようになっている。
電池蓋120には、ロック部121が設けられている。ロック部121が図に示されている状態にあるときには、電池蓋120は開状態とすることができないロック状態とされる。一方、ロック部121が下方に移動操作された状態にあるときには、電池蓋120は開状態とすることができるアンロック状態とされる。ユーザーは、ロック部121をアンロック状態とし電池蓋120を開状態とすることで、装置本体110内への電池151(図2)の装着及び装脱を行うことができる。
図2は、ホルター心電図記録装置100の回路構成を示すブロック図である。
ホルター心電図記録装置100は、CPU(Central Processing Unit)131を有する。CPU131は、表示部111、イベントボタン112a、エンターボタン112b、ECG部133、NANDフラッシュメモリー部134、SDカード部135、ブザー部136、シリアル通信コネクター137及び加速度検出部138に接続されており、これらを制御する或いはこれらからの信号を入力して所定の処理を施す。
CPU131は、演算部131a、FRAM(Ferroelectric Random Access Memory)(登録商標)131b及びRAM(Random Access Memory)131c等を有する。FRAM131bには、CPU131が所定の処理を実行するためのプログラム等が格納されている。CPU131では、演算部131aがFRAM131bからプログラムを読み出しRAM131cを用いながらプログラムに従った演算処理を行うことにより所定の処理を実行する。
また、FRAM131bには、心電図記録を行うための処理設定値が記憶される。例えば処理設定値として、記録形式(互換モード、ノーマルモード)、記録時間、記録チャネル(12誘導、2ch、3ch)、サンプリング周波数、ドリフトフィルター(ON、OFF)、ペースメーカ検出(ON、OFF)、ペースメーカ検出感度等が記憶される。
これらは、主に、ECG部133及びCPU131の処理設定値として用いられるものである。
ECGコネクター132には、患者に装着された電極が接続される。
ECG部133は、ECGコネクター132から入力された心電信号に対して、サンプリング及びフィルタリングなどの所定の処理を施すことにより、心電図を取得する。
NANDフラッシュメモリー部134には、ECG部133によって取得された心電図が記憶される。
SDカード部135には、SDカードが挿入される。CPU131は、ECG部133によって取得された心電図をSDカードに書き込むことができる。また、CPU131は、SDカードに書き込まれた情報を読み出すことができる。例えば、SDカードに心電図記録を行うための処理設定値が書き込まれている場合には、この処理設定値をSDカードから読み出してFRAM131bに記憶させることができる。
ブザー部136は、CPU131によって制御され、例えば心電図の記録中に患者によってイベントボタン112aが押されたことや、装置のエラー発生時にブザー音を発することにより、このことを患者または操作者に知らせることができる。
シリアル通信コネクター137は、例えば外部の解析装置やパソコン等の外部機器にケーブルを介して接続され、例えばNANDフラッシュメモリー部134に記憶されている心電図を外部の解析装置に出力することが可能となっている。また、シリアル通信コネクター137を介して、上記処理設定値を入力することもできる。4
加速度検出部138は、ホルター心電図記録装置100が装着された患者の体の動きを加速度として検出する。この検出結果は、NANDフラッシュメモリー部134やSDカードに記憶される。
<2>処理設定値の記憶、表示及び変更
上述したように本実施の形態のホルター心電図記録装置100は、FRAM131bに、ECG部133及びCPU131の処理設定値を記憶できるようになっている。なお、ECG部133及びCPU131は、心電図を取得し記憶する心電図記録部としての機能を果たす。
処理設定値は、SDカード部135を介して入力することができる。また、処理設定値は、シリアル通信コネクター137から入力することができる。さらに、処理設定値は、表示部111、イベントボタン112a及びエンターボタン112bを用いて選択及び変更することができる。
処理設定値は、ホルター心電図記録装置100を用いたホルター心電図記録検査が開始される前にホルター心電図記録装置100に入力され記憶される。このホルター心電図記録装置100への処理設定値の入力及び記憶は、例えばホルター心電図記録装置100の出荷時や稼働開始前に、例えばホルター心電図記録装置100の販売者によって行われる。また、処理設定値の入力及び記憶は、ホルター心電図記録装置100のユーザー又はホルター心電図記録装置100を運用する病院関係者等により行われる。
処理設定値とは、上述したように、記録形式(互換モード、ノーマルモード)、記録時間、記録チャネル(12誘導、2ch、3ch)、サンプリング周波数、ドリフトフィルター(ON、OFF)、ペースメーカ検出(ON、OFF)、ペースメーカ検出感度等である。
本実施の形態のホルター心電図記録装置100は、処理設定値として、それぞれ複数の処理設定値からなる複数の処理設定値パターンを記憶できるようになっている。本実施の形態の例では、ホルター心電図記録装置100は、5つの処理設定値パターン(つまり、第1の処理設定値パターン、第2の処理設定値パターン、第3の処理設定値パターン、第4の処理設定値パターン、第5の処理設定値パターン)を記憶できるようになっている。
具体的に説明する。第1の処理設定値パターン、……、第5の処理設定値パターンは、それぞれ、それらを構成している複数の処理設定値のうち少なくとも1つが異なる。例えば、第1の処理設定値パターンは、第2の処理設定値パターンと比較して、記録時間、記録chが異なり、その他の処理設定値は同じである。なお、第1~第5の処理設定値パターンは、全く同じであってもよい。
ホルター心電図記録装置100は、このように複数の処理設定値パターンが記憶されていることにより、ユーザーは、ホルター心電図記録検査を行うときに、複数の処理設定値パターンの中から所望の1つを選択できる。
図3は、処理設定値パターンの選択、及び、処理設定値の変更、を行うためのホルター心電図記録装置100の表示手順を示す図である。図3の表示手順は、CPU131が予め格納された表示プログラムを実行することにより実現される。
ホルター心電図記録装置100は、電源が投入されると、先ずメニュー画面G0を表示する。
メニュー画面G0において、ユーザーのエンターボタン112bの押圧操作により「OK」が選択されると、ホルター心電図記録装置100は、ユーザーによりイベントボタン112aが押されるのを待ち受ける状態となる。この状態において、ユーザーによりイベントボタン112aが押されると、あるいは所定時間が経過すると、ホルター心電図記録装置100は、ホルター心電図記録検査を開始する。
一方、メニュー画面G0において、ユーザーのイベントボタン112aの押圧操作により「記録設定」、「被検者ID」、「表示設定」又は「時計」の項目が選択された後に、エンターボタン112bが押圧操作されると、選択された項目の内容を確認又は変更するための画面を表示する。本実施の形態は、特に「記録設定」(つまり処理設定値の選択・変更)に特徴があるので、以下の説明ではユーザーにより「記録設定」の項目が選択された場合について説明する。
ユーザーによりメニュー画面G0の「記録設定」が選択されると、ホルター心電図記録装置100は、記録設定画面G1を表示する。
記録設定画面G1には、現在CPU131によってFRAM131bから読み出されている処理設定値パターンの処理設定値の内容が表示される。図の例では、5つの処理設定値パターンNo.1~No.5のうち、No.1の処理設定値パターンの内容が表示されている。
記録設定画面G1に表示させる処理設定値パターン、つまり現在CPU131によってFRAM131bから読み出されている処理設定値パターンは、イベントボタン112aとエンターボタン112bを用いて選択できる。具体的には、イベントボタン112aによって設定Noの位置にカーソルを移動させ、エンターボタン112bを押す回数によって設定Noを選択する。例えば、図のようにNo.1の処理設定値パターンの内容が表示されている状態から、イベントボタン112aによって設定No.の位置にカーソルを移動させ、さらにエンターボタン112bを1回押圧操作されるNo.2の処理設定値パターンの内容が表示され、2回押圧操作されるとNo.3の処理設定値パターンの内容が表示される。
このように、ホルター心電図記録装置100においては、ユーザーが、記録設定画面G1を見ながらイベントボタン112a及びエンターボタン112bを操作することで、FRAM131bから読み出す処理設定値パターンを選択できるとともに、その処理設定値パターンの内容を記録設定画面G1で確認することができるようになっている。
ユーザーは、記録設定画面G1に表示されている処理設定値パターンの内容でホルター心電図記録検査を行ってよいと考えた場合には、記録設定画面G1の「OK」を選択する。すると、メニュー画面G0に戻るので、ユーザーはメニュー画面G0において「OK」を選択すればよい。
これに対して、ユーザーは、記録設定画面G1に表示されている処理設定値を変更したいと考えた場合には、記録設定画面G1に表示されている「詳細」を選択すればよい。このようにすることで、ホルター心電図記録装置100は、続く、記録モード設定画面G2、ECG設定1画面G3、ECG設定2画面G4、ペースメーカ設定画面G5において処理設定値を変更することができるようになっている。
具体的に説明する。図3の例では、ユーザーによって記録設定画面G1の「詳細」が選択されると、ホルター心電図記録装置100は、記録モード設定画面G2を表示する。記録モード設定画面G2においては、記録形式及び記録時間を変更できるようになっている。記録形式としては、例えばノーマル、互換のいずれかを選択できる。記録時間としては、24hや2日~7日等の時間を選択できる。ホルター心電図記録装置100は、処理設定値の変更があった状態でユーザーによりリターンが選択されると設定変更確認画面G10を表示し、処理設定値の変更がない状態でユーザーによりリターンが選択されると記録設定画面G1を表示し、右矢印が選択されるとECG設定1画面G3を表示する。
ECG設定1画面G3においては、記録ch、サンプリング周波数、ドリフトフィルターを変更できるようになっている。記録chとしては、例えば12誘導、2ch、3chのいずれかを選択できる。ホルター心電図記録装置100は、処理設定値の変更があった状態でユーザーによりリターンが選択されると設定変更確認画面G10を表示し、処理設定値の変更がない状態でユーザーによりリターンが選択されると記録設定画面G1を表示し、右矢印が選択されるとECG設定2画面G4を表示し、左矢印が選択されると記録モード設定画面G2を表示する。
ECG設定2画面G4においては、12誘導、2ch、3chの感度を変更できるようになっている。ホルター心電図記録装置100は、処理設定値の変更があった状態でユーザーによりリターンが選択されると設定変更確認画面G10を表示し、処理設定値の変更がない状態でユーザーによりリターンが選択されると記録設定画面G1を表示し、右矢印が選択されるとペースメーカ設定画面G5を表示し、左矢印が選択されるとECG設定1画面G3を表示する。
ペースメーカ設定画面G5においては、検出、チャネル1、チャネル2、レベルを変更できるようになっている。ホルター心電図記録装置100は、処理設定値の変更があった状態でユーザーによりリターンが選択されると設定変更確認画面G10を表示し、処理設定値の変更がない状態でユーザーによりリターンが選択されると記録設定画面G1を表示し、右矢印が選択されると記録モード設定画面G2を表示し、左矢印が選択されるとECG設定2画面G4を表示する。
設定変更確認画面G10においては、画面G2~G5で変更した処理設定値を、保存して使用するか、保存せずに今回のみ使用するか、変更しないかを選択できるようになっている。例えば、No.1の処理設定値パターンに含まれるいずれかの処理設定値が変更され、かつ、ユーザーによって「保存して使用」が選択された場合、ホルター心電図記録装置100は、今回のホルター心電図記録検査の処理設定値パターンとして変更された処理設定値を含むNo.1の処理設定値パターンを使用するとともに、FRAM131bに変更されたNo.1の処理設定値パターンを保存する。
これに対して、No.1の処理設定値パターンに含まれるいずれかの処理設定値が変更され、かつ、ユーザーによって「保存せず今回のみ使用」が選択された場合、ホルター心電図記録装置100は、今回のホルター心電図記録検査の処理設定値パターンとして変更された処理設定値を含むNo.1の処理設定値パターンを使用するが、FRAM131bには変更されたNo.1の処理設定値パターンを保存しない(つまり、変更前のNo.1の処理設定値パターンをそのまま記憶しておく)。
以上説明したように、本実施の形態によれば、心電図を取得し記録する心電図記録部(CPU131、ECG部133)と、心電図記録部の処理設定値を記憶する記憶部(FRAM131b)と、処理設定値を表示可能である表示部111と、ユーザー操作に応じた操作情報を出力する操作部(イベントボタン112a、エンターボタン112b)と、表示部111に表示させた処理設定値と、操作部からの操作情報と、に基づいて、心電図記録部で用いる処理設定値を選択可能な制御部(CPU131)と、を有し、記憶部には、それぞれ複数の処理設定値からなる複数(No.1~No.5)の処理設定値パターンが記憶されており、制御部は、複数の処理設定値パターンの中から、心電図記録部で用いるいずれか1つの処理設定値のパターンを選択可能である。
これにより、処理設定値パターンを選択するだけで、該当する心電図記録検査を行うことができるため、処理設定値変更の手間を減らすことができるとともに、誤設定を予防することができるようになる。この結果、ホルター心電図記録装置の台数を増やしたり、検査の種類を減らすことなく、処理設定値の変更に要する手間及び誤設定を低減できる。
また、本実施の形態によれば、表示部には、いずれか1つの処理設定値パターンを選択可能なパターン選択画面(記録設定画面G1)と、それぞれに、1つの処理設定値パターンに含まれる複数の処理設定値が振り分けられた複数の詳細処理設定値選択画面(画面G2~G5)と、が表示される。
また、本実施の形態によれば、パターン設定画面(記録設定画面G1)には、複数の詳細処理設定値選択画面(画面G2~G5)に表示された処理設定値のうち代表処理設定値が集約されて表示される。
これにより、ユーザーは、こらから行われるホルター心電図記録検査に使用される処理設定値の内容を画面を切り替えなくても、パターン選択画面(記録設定画面G1)により即座に確認することができるようになり、処理設定値パターンの変更を速やかに行うことができるようになる。また、ユーザーは、処理設定値の選択・変更を、複数の詳細処理設定値選択画面(画面G2~G5)により、行うことができるようになる。
また、本実施の形態によれば、表示部111に、さらに、変更された処理設定値を含む処理設定値パターンを、少なくとも、心電図記録部で1回のみ使用するか、又は、記憶部に保存するかを選択可能な保存選択画面(設定変更確認画面G10)を表示する。
これにより、イレギュラーなホルター心電図記録検査を行う場合には、変更された処理設定値を含む処理設定値パターンを1回のみ使用することを選択できるので、次回に処理設定を元に戻すといった手間を省くことができる。
また、本実施の形態によれば、制御部(CPU131)は、詳細処理設定値選択画面(画面G2~G5)において、設定変更がなされかつ操作部(イベントボタン112a、エンターボタン112b)から選択終了を示す操作情報が入力された場合には、保存選択画面(設定変更確認画面G10)を表示させ、詳細処理設定値選択画面(画面G2~G5)において、設定変更がなされずかつ操作部(イベントボタン112a、エンターボタン112b)から選択終了を示す操作情報が入力された場合には、パターン選択画面(記録設定画面G1を表示させる)。
これにより、画面遷移に要する手間を低減できる。
上述の実施の形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することの無い範囲で、様々な形で実施することができる。
上述の実施の形態では、心電図記録部(ECG部133、CPU131)の処理設定値を記憶する記憶部としてFRAM131bを用いた場合について述べたが、本発明はこれに限らず、FRAM131b以外の記憶部を用いてもよい。また、上述の実施の形態では、操作部としてイベントボタン112a、エンターボタン112bを設けた場合について述べたが、操作部はこれに限らず、例えば表示部111をタッチパネル構成として表示部111から操作情報を出力するようにしてもよい。
本発明は、ホルター心電図記録検査の処理設定値を変更可能なホルター心電図記録装置に広く適用可能である。
100 ホルター心電図記録装置
110 装置本体
111 表示部
112a イベントボタン
112b エンターボタン
120 電池蓋
121 ロック部
122 回転軸
131 CPU
131a 演算部
131b FRAM
131c RAM
132 ECGコネクター
133 ECG部
134 NANDフラッシュメモリー部
135 SDカード部
136 ブザー部
137 シリアル通信コネクター
138 加速度検出部
151 電池

Claims (5)

  1. 心電図を取得し記録する心電図記録部と、
    前記心電図記録部の処理設定値を記憶する記憶部と、
    前記処理設定値を表示可能である表示部と、
    ユーザー操作に応じた操作情報を出力する操作部と、
    前記表示部に表示させた前記処理設定値と、前記操作部からの操作情報と、に基づいて、前記心電図記録部で用いる前記処理設定値を選択可能な制御部と、
    を有し、
    前記記憶部には、それぞれ複数の処理設定値からなる複数の処理設定値パターンが記憶されており、
    前記制御部は、前記複数の処理設定値パターンの中から、前記心電図記録部で用いるいずれか1つの前記処理設定値のパターンを選択可能である、
    ホルター心電図記録装置。
  2. 前記表示部には、
    前記いずれか1つの前記処理設定値パターンを選択可能なパターン選択画面と、
    それぞれに、前記1つの処理設定値パターンに含まれる複数の処理設定値が振り分けられた複数の詳細処理設定値選択画面と、
    が表示される、
    請求項1に記載のホルター心電図記録装置。
  3. 前記パターン設定画面には、前記複数の詳細処理設定値選択画面に表示された処理設定値のうち代表処理設定値が集約されて表示される、
    請求項2に記載のホルター心電図記録装置。
  4. 前記表示部には、
    さらに、変更された処理設定値を含む処理設定値パターンを、少なくとも、前記心電図記録部で1回のみ使用するか、又は、前記記憶部に保存するかを選択可能な保存選択画面が表示される、
    請求項2又は3に記載のホルター心電図記録装置。
  5. 前記制御部は、
    前記詳細処理設定値選択画面において、設定変更がなされかつ前記操作部から選択終了を示す操作情報が入力された場合には、前記保存選択画面を表示させ、
    前記詳細処理設定値選択画面において、設定変更がなされずかつ前記操作部から選択終了を示す操作情報が入力された場合には、前記パターン選択画面を表示させる、
    請求項4に記載のホルター心電図記録装置。
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