JP2022101973A - 浮体係留装置と浮体係留装置の組立方法 - Google Patents
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Abstract
Description
また、本願出願人は、係留杭と浮桟橋とを連繋させる係留装置による連繋状態を解除して、浮桟橋を係留杭で囲まれた領域から移動することができるようにした浮体の係留装置を提案した(特許文献5)。
このため、揺動アーム等の支持部に負荷が加えられないようにすることが望まれる。
なお、係留杭の一の側面に連繋するガイドローラの数は、浮体の大きさや設置される海面の挙動に必要に応じて単数または複数とする。
一方、中央側ガイドローラは、案内位置にある状態では、係留杭の側面であって、浮体移動方向と直交する側面に連繋しているから、係留杭から受ける反力は揺動アーム構造体に水平面内の曲げモーメントとして作用する。この曲げモーメントに対抗するために、一対の台座部とせん断キーとによって偶力として受けることができる。
なお、図7には、端部側係留装置20が、単一の端部側ガイドローラ26が支持されている構成を示してあるが、図8に示すように、端部側ガイドローラ26は複数であっても構わない。
また、せん断キー28の先端部の外側形状を円錐台形に形成し、リングプレート23dの嵌合部23cの内側形状を、このせん断キー28の外側形状と等しい円錐台形に形成する。このため、せん断キー28の先端部にリングプレート23dを嵌合させる際に、円滑に嵌合させることができる。
これにより、せん断キー28がリングプレート23dを介して台座プレート23bと結合されることとなる。
また、案内位置にある状態では、端部側ガイドローラ26が係留杭10の側面に接触した浮桟橋11の昇降を案内することができる状態であり、通常の状態にある。この状態にあっては、台座プレート23bが不用意に台座部27から浮き上がってしまうと、せん断キー28から離脱してしまう虞がある。このため、台座プレート23bを、固定ボルト23fによって台座部27に連繋させた図示しない取付板に押しつけてある。
なお、前記軸受プレート22a、22bと端部側揺動プレート23、ローラ保持プレート24、ローラ保持部材25、嵌合部23cが形成された台座プレート23b等によって端部側係留装置20の揺動アーム構造体が構成されている。また、この揺動アーム構造体の揺動を支持している端部側揺動軸23aと揺動アーム構造体との連繋には、適宜な遊びが設けられていて、揺動アーム構造体が任意の方向に適宜に振られることが許容されている。
また、この実施形態では単一のせん断キー28を示してあるが、せん断キー28の設置個数は複数としても構わず、設置個数に応じて嵌合部23cを形成する。
そして、前記ローラ保持プレート34に前記中央側揺動プレート33を延長する方向に延長アーム35が取り付けられている。この延長アーム35の先端に緩衝手段36aを介在させて着脱自在にローラ保持部材36が取り付けられている。
なお、図7には、中央側係留装置30が、単一の中央側ガイドローラ37が支持されている構成を示してあるが、図8に示すように、中央側ガイドローラ37は複数であっても構わない。
前記台座部38の上面には、上方に向かって突出させた円錐台形の突起体によるせん断キー39が設けられている。一方、前記台座プレート33bには、図6(B)に示すものと同様に、このせん断キー39が遊挿される透孔が形成されている。この透孔が形成されている部分には、リングプレート33fを台座プレート33bに溶接等によって接合させる。このリングプレート33fには、台座プレート33bの透孔に遊挿されたせん断キー39の先端部に嵌合する嵌合部33eが形成されており、この嵌合部33eとせん断キー39とを嵌合させる。
なお、図6は端部側係留装置20についてのせん断キー28と台座プレート23b、嵌合部23c、リングプレート23dとの関係を説明する図であるが、この図6に示す構造は、中央側係留装置30のせん断キー39と台座プレート33b、嵌合部33e、リングプレート33fとの関係についても同様である。
また、リングプレート33fを台座プレート33bに接合する場合は、前述したリングプレート23dを台座プレート23bに接合させる場合と同様に、せん断キー39をリングプレート33fの嵌合部33eに嵌合させた状態で、リングプレート33fを台座プレート33bに接合させることで組み立てられる。
また、台座プレート33bが不用意に台座部38から浮き上がることがないように、台座プレート23bの場合と同様に、固定ボルト33gによって固定されている。
なお、軸受プレート32a、32bと中央側揺動プレート33、ローラ保持プレート34、延長アーム35、ローラ保持部材36、嵌合部33eが形成された台座プレート33b等によって中央側係留装置30の揺動アーム構造体が構成されている。また、この揺動アーム構造体の揺動を支持している中央側揺動軸33aと揺動アーム構造体との連繋には、適宜な遊びが設けられていて、揺動アーム構造体が任意の方向に適宜に振られることが許容されている。
また、この実施形態では単一のせん断キー39を示してあるが、せん断キー39の設置個数は複数としても構わず、設置個数に応じて嵌合部33eを形成する。
しかし、このような場合であっても、端部側係留装置20と中央側係留装置30の揺動アーム構造体はせん断キー28、39を介して支持されて、係留外力はこのせん断キー28、39で受けられているので、揺動アーム構造体の揺動の支持部に大きな負荷が加わらない。
一方、中央側ガイドローラ37は係留杭10の側面であって、浮体移動方向Pと直交する面に連繋しているから、係留杭10から受ける反力が、中央側係留装置30の揺動アーム構造体に対しては、水平面内の曲げモーメントして作用する。この曲げモーメントには、一対の台座部38に設けられたせん断キー39に偶力として対抗するから、中央側揺動軸33aによる支持部に作用する負荷が減じられる。
11 浮桟橋(浮体)
20 端部側係留装置
21 ベースプレート(端部側架台)
22a、22b 軸受プレート
23 端部側揺動プレート(端部側揺動アーム)
23a 端部側揺動軸
23b 台座プレート
23c 嵌合部
23d リングプレート
24 ローラ保持プレート
25 ローラ保持部材
26 端部側ガイドローラ
26a ガイドローラ支持部材
26b 回動軸
27 台座部
28 せん断キー
30 中央側係留装置
31 ベースプレート(中央側架台)
32a、32b 軸受プレート
33 中央側揺動プレート(中央側揺動アーム)
33a 中央側揺動軸
33b 台座プレート
33c 支持部側連結板
33e 嵌合部
33f リングプレート
34 ローラ保持プレート
35 延長アーム
36 ローラ保持部材
37 中央側ガイドローラ
37a ガイドローラ支持部材
37b 回動軸
38 台座部
39 せん断キー
P 浮体移動方向
Claims (8)
- 矩形の角部に配された断面四角形の外形を有して水底に固定された4本の係留杭に浮体を係留するために、該浮体に取り付けられる浮体係留装置であって、
前記係留杭の側面に接触して、浮体の昇降によって転動自在なガイドローラを備え、
ガイドローラを先端部に支持すると共に、任意の部分の支持部で揺動自在に支持された揺動アーム構造体を備え、
前記ガイドローラを、係留杭の側面に接触する案内位置と側面から離脱させる退避位置との間で、前記揺動アーム構造体の揺動により旋回自在とし、
前記ガイドローラが案内位置にある状態で、前記揺動アーム構造体の前記先端部と支持部との中間部で、台座部に設けたせん断キーを介在させて、揺動アーム構造体を該台座部に支持させてあることを特徴とする浮体係留装置。 - 矩形の角部に配された断面四角形の外形を有して水底に固定された4本の係留杭に浮体を係留するために、該浮体に取り付けられる浮体係留装置であって、
前記浮体の平面形状を、前記矩形の対向する辺の角部に配された係留杭の対向する面の距離よりも小さい幅員を有する矩形に形成して、該浮体を係留杭で囲まれた領域に対して一の方向で進退可能とし、
前記係留杭の側面に接触して、浮体の昇降によって転動自在なガイドローラを備え、
ガイドローラを先端部に支持すると共に、任意の部分の支持部で揺動自在に支持された揺動アーム構造体を備え、
前記ガイドローラを、係留杭の側面に接触する案内位置と側面から離脱させる退避位置との間で、前記揺動アーム構造体の揺動により旋回自在とし、
前記ガイドローラが案内位置にある状態で、前記揺動アーム構造体の前記先端部と支持部との中間部で、台座部に設けたせん断キーを介在させて、揺動アーム構造体を該台座部に支持させてあることを特徴とする浮体係留装置。 - 矩形の角部に配された断面四角形の外形を有して水底に固定された4本の係留杭に浮体を係留するために、該浮体に取り付けられる浮体係留装置であって、
前記浮体の平面形状を、前記矩形の対向する辺の角部に配された係留杭の対向する面の距離よりも小さい幅員を有する矩形に形成して、該浮体を係留杭で囲まれた領域に対して一の方向で進退可能とし、
前記浮体の端部であって、該浮体の前記領域に対する進退移動時の浮体移動方向の端部に、基端部を軸として揺動自在な揺動アーム構造体の揺動によって、浮体移動方向と直交する面内で旋回自在で、該浮体移動方向と平行な方向を回動軸として回動自在に端部側ガイドローラを、上記揺動アーム構造体の先端部に支持させ、
前記浮体の前記端部側ガイドローラよりも該浮体の中央側に、基端部を軸として揺動自在な揺動アーム構造体の揺動によって、前記浮体移動方向と直交する面内で旋回自在で、浮体移動方向と直交する方向であって浮体の上面と平行な方向を回動軸として回動自在に中央側ガイドローラを、上記揺動アーム構造体の先端部に支持させ、
前記端部側ガイドローラの前記旋回により、該端部側ガイドローラを、係留杭の浮体に対向した側面に連繋する案内位置と該係留杭から離脱する退避位置との間で進退自在とし、
前記中央側ガイドローラの前記旋回により、該中央側ガイドローラを、係留杭の前記浮体に対向した側面と隣接する側面に連繋する案内位置と該係留杭から離脱する共に、進退移動時の浮体の移動による係留杭に重畳する位置から浮体側に退避する退避位置との間で進退自在とし、
前記ガイドローラが案内位置にある状態で、前記揺動アーム構造体の中間部で、台座部に設けたせん断キーを介在させて、揺動アーム構造体を該台座部に支持させてあることを特徴とする浮体係留装置。 - 請求項3に記載の浮体係留装置であって、
前記中央側ガイドローラを支持する揺動アーム構造体には、浮体の移動方向に適宜な間隔を設けて、一対の台座部とせん断キーとが設けられていることを特徴とする浮体係留装置。 - 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の浮体係留装置であって、
前記せん断キーは前記台座部から上方に向けて突出させた突起体であり、
前記揺動アーム構造体には、この突起体に嵌合される透孔が設けられており、
前記透孔を貫通したせん断キーの先端部に嵌合する透孔からなる嵌合部が形成されたリングプレートを有し、
前記突起体を円錐台形で形成し、前記嵌合部をこの円錐台形の外側形状と等しい内側形状に形成してあることを特徴とする浮体係留装置。 - 請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の浮体係留装置であって、
前記揺動アーム構造体が台座部と連繋している状態において、該揺動アーム構造体に加えられる係留外力が、前記せん断キーで受けられることを特徴とする浮体係留装置。 - 請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の浮体係留装置であって、
前記揺動アーム構造体の支持部との連繋には、該揺動アーム構造体を支持部に対して任意の方向への挙動を許容する遊びが設けられていることを特徴とする浮体係留装置。 - 矩形の角部に配された断面四角形の外形を有して水底に固定された4本の係留杭に浮体を係留するために、該浮体に取り付けられる浮体係留装置の組立方法であって、
前記係留杭の側面に接触して、浮体の昇降によって転動自在なガイドローラを備え、
ガイドローラを先端部に支持すると共に、任意の部分の支持部で揺動自在に支持された揺動アーム構造体を備え、
ガイドローラを、係留杭の側面に接触する案内位置と側面から離脱させる退避位置との間で、前記揺動アーム構造体の揺動により旋回自在とされた浮体係留装置を組み立てるに際して、
前記ガイドローラが案内位置にある状態で、前記揺動アーム構造体の前記先端部と支持部との中間部に形成された透孔に、台座部に設けたせん断キーを遊挿させ、
該透孔から突出したせん断キーの端部にリングプレートを嵌合させ、
前記リングプレートを揺動アーム構造体に接合することを特徴とする浮体係留装置の組立方法。
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