JP2022099416A - 車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】充電開始時に、充電器用冷却経路の温度を適切な温度にする。【解決手段】メインバッテリ15の充電開始前に、冷却水路91の冷却水温度Tw1が第1所定温度Aより高いとき、第1制御または第2制御を実行する。第1制御は、冷却水路92の冷却水温度Tw2が冷却水温度Tw1より低く、かつ、冷却水温度Tw2が第2所定温度B以下の場合、冷却水路91と冷却水路92の冷却水が熱交換を行う。第2制御は、冷却水温度Tw2が第2所定温度Bより高い場合、チラー装置13aにより、冷却を行う。【選択図】図2

Description

本開示は、車両に関し、より特定的には、車両に搭載された機器の冷却技術に関する。
近年、バッテリと、モータジェネレータと、バッテリの電力を用いてモータジェネレータを駆動する駆動装置(インバータなど)とが搭載された車両の普及が進んでいる。車載のバッテリや駆動装置などを冷却する冷却システムが提案されている。
たとえば特開2018-153074号公報(特許文献1)には、外部電力を車載充電器で電力変換してバッテリを充電可能な車載電源装置が開示されている。特許文献1に開示の車載電源装置は、充電器側からバッテリ側に向かって冷却媒体を流通させて、充電器とバッテリとを共通の冷却媒体で冷却する冷却部を備えている。
特開2018-153074号公報
充電器や駆動装置を構成するパワー半導体(パワー素子)の最適温度とバッテリの最適温度は異なり、また、バッテリは積極的に暖機する必要もある。このため、充電器と駆動装置を冷却するための充電器用冷却経路と、バッテリを冷却するためのバッテリ用冷却経路を分けて冷却機構を構成することが好ましい。このような冷却機構の構成では、車両の走行時に駆動装置が発熱するため、走行後にバッテリの充電を行う際、充電器用冷却経路の温度が高温になっている場合が多い。
本開示は、かかる課題を解決するためになされたものであり、充電開始時に、充電器用冷却経路の温度を適切な温度にすることである。
本開示の車両は、回転電機と、回転電機を駆動する駆動装置と、蓄電装置と、蓄電装置を充電する充電器と、充電器と前記電力変換装置を冷却するための冷媒が流通する第1冷媒路と、蓄電装置を冷却するための冷媒が流通する第2冷媒路と、第1冷媒路を流通する冷媒を冷却可能なチラー装置と、第1冷媒路と第2冷媒路における冷媒の流通と、チラー装置を制御する制御装置と、を備える。制御装置は、蓄電装置の充電開始前に、第1冷媒路の冷媒温度が第1所定温度より高いとき、第1制御または第2制御を実行するよう構成されている。第1制御は、第2冷媒路の冷媒温度が第1冷媒路の冷媒温度より低く、かつ、第2冷媒路の冷媒温度が第2所定温度以下の場合、第1冷媒路の冷媒と第2冷媒路の冷媒が熱交換を行うように制御するものである。第2制御は、第2冷媒路の冷媒温度が第2所定温度より高い場合、チラー装置で第1冷媒路を流通する冷媒を冷却するように制御するものである。
この構成によれば、蓄電装置の充電開始前に充電器と前記電力変換装置を冷却するための冷媒が流通する第1冷媒路の冷媒温度が、第1所定温度より高いとき、第1制御または第2制御が実行される。蓄電装置を冷却するための冷媒が流通する第2冷媒路の冷媒温度が、第1冷媒路の冷媒温度より低く、かつ、第2冷媒路の冷媒温度が第2所定温度以下の場合、第1冷媒路の冷媒と第2冷媒路の冷媒が熱交換を行う、第1制御を実行する。第2冷媒路の冷媒温度が第2所定温度以下のときは、第1冷媒路の冷媒と第2冷媒路の冷媒との熱交換により第1冷媒路の冷媒の温度を低下させ、充電開始前に、第1冷媒路の冷媒温度を適切な温度にする。
第2冷媒路の冷媒温度が第2所定温度より高い場合、第1冷媒路の冷媒と第2冷媒路の冷媒との熱交換によっては、第1冷媒路の冷媒の温度が適切な温度まで低下し難いので、チラー装置で第1冷媒路を流通する冷媒を冷却する第2制御を実行し、充電開始前に、第1冷媒路の冷媒温度を適切な温度にする。
本開示によれば、充電開始時に、充電器用冷却経路(第1冷媒路)の温度を適切な温度にすることができる。
車両1の構成を概略的に示すブロック図である。 冷却システム19の構成の一例を模式的に示す図である。 ECU10で実行される処理を示す概略フローチャートである。 変形例1の冷却システム19aの構成を模式的に示す図である。 変形例2の冷却システム19bの構成を模式的に示す図である。 変形例2において、ECU10で実行される処理を示す概略フローチャートである。
以下、本実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。
図1は、本実施の形態に係る車両1の構成を概略的に示すブロック図である。車両1は、充電設備2と充電ケーブル3により電気的に接続されることにより、充電設備2から供給される電力による充電(外部充電)が可能とされている。
車両1は、本実施の形態ではプラグインハイブリッド車両である。しかし、車両1は、外部充電が可能に構成された車両であれば、たとえば電気自動車であってもよい。充電設備2は、ユーザの自宅または公共の充電スタンド等に設置されている。充電設備2は、系統電源からの交流電力を供給する、いわゆる普通充電設備である。
車両1は、充電インレット11と、充電器12と、充電リレー141と、メインバッテリ15と、システムメインリレー(SMR:System Main Relay)142と、補機DC/DCコンバータ16と、補機バッテリ17と、PCU(Power Control Unit)18と、冷却システム19と、モータジェネレータ41,42と、エンジン43と、動力分割装置44と、駆動輪45と、ECU(Electronic Control Unit)10と、イグニッションスイッチ5とを備える。
充電インレット11は、嵌合等の機械的な連結を伴って充電ケーブル3の充電コネクタ31を挿入することが可能に構成されている。充電インレット11への充電コネクタ31の挿入に伴い、車両1と充電設備2との間の電気的な接続が確保される。
充電器12は、充電インレット11と充電リレー141との間に電気的に接続されたAC/DCコンバータ(インバータ)である。充電器12は、充電設備2から充電インレット11を介して供給された交流電力を直流電力に変換し、その直流電力を充電リレー141に出力する。ただし、充電器12がAC/DC変換動作を行うことは必須ではない。充電設備2が急速充電設備であり、直流電力が供給される場合には、充電器12がDC/DCコンバータであってもよい。充電器12を構成するパワー半導体(パワー素子)として、たとえばMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)が用いられてよい。
充電リレー141は、充電器12とSMR142との間に電気的に接続されている。充電リレー141は、ECU10からの指令に応じて、充電器12とSMR142との間を接続状態(閉成状態)と遮断状態(開放状態)とのうちのいずれか一方から他方に切り替え可能に構成されている。たとえば、充電リレー141は、充電器12によるメインバッテリ15の充電が要求される場合に閉成状態になるように制御される。また、充電リレー141は、充電器12によるメインバッテリ15の充電が要求されていない場合に開放状態になるように制御される。
メインバッテリ15は組電池を含む。組電池を構成する各セルは、リチウムイオン二次電池またはニッケル水素二次電池等の二次電池である。メインバッテリ15は、車両1の駆動力を発生させるための電力をモータジェネレータ42に供給する。また、メインバッテリ15は、モータジェネレータ41により発電された電力を蓄える。なお、メインバッテリ15は、本開示に係る「蓄電装置」に相当する。メインバッテリ15に代えて、電気二重層キャパシタなどのキャパシタを採用してもよい。
SMR142は、充電リレー141とメインバッテリ15との間に電気的に接続されているとともに、PCU18とメインバッテリ15との間に電気的に接続されている。SMR142は、ECU10からの指令に応じて、充電リレー141とメインバッテリ15との間およびPCU18とメインバッテリ15との間を、接続状態と遮断状態とのうちのいずれか一方から他方に切り替え可能に構成されている。充電リレー141が閉成され、かつSMR142が閉成されると、充電器12から供給される電力によりメインバッテリ15を充電することが可能となる。また、SMR142が閉成されると、PCU18とメインバッテリ15との間での電力伝送が可能となる。これにより、車両1がモータジェネレータ41、42を用いて走行することが可能となる。
補機DC/DCコンバータ16は、充電リレー141またはSMR142と補機バッテリ17との間に電気的に接続されている。補機DC/DCコンバータ16は、ECU10からの指令に従って補機バッテリ17を充電する。
補機バッテリ17は、車両1に備えられたエアコン13および各種補機(図示せず)を動作させるための二次電池である。補機バッテリ17は、たとえば鉛蓄電池である。
PCU18は、ECU10からの指令に従って、メインバッテリ15とモータジェネレータ41、42との間で双方向の電力変換を実行する。PCU18は、モータジェネレータ41、42の状態をそれぞれ別々に制御可能に構成されている。そのため、PCU18は、たとえば、モータジェネレータ41を回生状態(発電状態)にしつつ、モータジェネレータ42を力行状態にすることができる。PCU18は、たとえば、モータジェネレータ41、42に対応して設けられる2つのインバータと、各インバータに供給される直流電圧をメインバッテリ15の出力電圧以上に昇圧するコンバータ(いずれも図示せず)とを含んで構成されている。PCU18は、本開示に係る「駆動装置」に相当する。なお、PCU18を構成するパワー半導体(パワー素子)として、たとえばIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)が用いられてよい。
冷却システム19は、ECU10からの指令に従って、メインバッテリ15、充電器12、PCU18等を冷却可能に構成されている。冷却システム19の詳細な構成については図2にて説明する。
モータジェネレータ41,42の各々は、交流回転電機であり、たとえば、ロータに永久磁石が埋設された三相交流同期電動機である。モータジェネレータ41は、主として、動力分割装置44を経由してエンジン43により駆動される発電機として用いられる。モータジェネレータ41が発電した電力は、PCU18を介してモータジェネレータ42またはメインバッテリ15に供給される。また、モータジェネレータ41は、エンジン43のクランキングを行うことも可能である。
モータジェネレータ42は、主として電動機として動作し、駆動輪45を駆動する。モータジェネレータ42は、メインバッテリ15からの電力およびモータジェネレータ41の発電電力の少なくとも一方を受けて駆動される。モータジェネレータ42の駆動力は駆動軸に伝達される。一方、車両1の制動時または下り斜面での加速度低減時には、モータジェネレータ42は、発電機として動作して回生発電を行う。モータジェネレータ42が発電した電力は、PCU18を介してメインバッテリ15に供給される。モータジェネレータ41、42のうちの少なくとも一方は、本開示に係る「回転電機」に相当する。
エンジン43は、空気と燃料との混合気を燃焼させたときに生じる燃焼エネルギーをピストンやロータなどの運動子の運動エネルギーに変換することによって動力を出力する、内燃機関である。
動力分割装置44は、たとえば、サンギヤ、キャリア、リングギヤの3つの回転軸を有する遊星歯車機構(図示せず)を含む。動力分割装置44は、エンジン43から出力される動力を、モータジェネレータ41を駆動する動力と、駆動輪45を駆動する動力とに分割する。
ECU10は、CPUと、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)などのメモリと、入出力ポート(いずれも図示せず)とを含む。ECU10は、各センサ等からの信号に応じて、車両1が所望の状態となるように機器類を制御する。本実施の形態においてECU10により実行される主要な制御として、冷却システム19の制御が挙げられる。冷却システム19の制御については後に説明する。
イグニッションスイッチ5は、ユーザによる車両1の駆動システムの起動操作(イグニッションオン操作)および駆動システムの停止操作(イグニッションオフ操作)を受け付ける。以下、イグニッションオン操作を「IG-ON操作」と記載し、イグニッションオフ操作を「IG-OFF操作」と記載する。
IG-ON操作が行なわれると、IG-ON信号がイグニッションスイッチ5からECU10に出力される。ECU10は、IG-ON信号を受けると、車両1の駆動システムをシステム停止状態(ReadyOFF状態)からシステム起動状態(ReadyON状態)へと遷移させる。より具体的には、ECU10は、SMR142を開放状態から閉成状態へと切り替える。そうすると、メインバッテリ15とPCU18との間で電力の授受が可能な状態となる。ECU10は、モータジェネレータ41,42およびエンジン43が駆動力を発生し得る状態となるように車両1を制御する。
一方、IG-OFF操作が行なわれると、IG-OFF信号がイグニッションスイッチ5からECU10に出力される。ECU10は、IG-OFF信号を受けると、車両1をReadyON状態からReadyOFF状態へと遷移させる。より具体的には、ECU10は、SMR142を閉成状態から開放状態へと切り替える。これにより、メインバッテリ15の入出力電流が遮断される。
しかし、IG-OFF操作が行われた状態であっても、充電コネクタ31が充電インレット11に挿入され、メインバッテリ15を充電するための充電要求が発生した場合には、ECU10は、充電リレー141およびSMR142を閉成する。これにより、充電設備2から供給される電力によりメインバッテリ15に充電することが可能になる。
<冷却システムの構成>
図2は、冷却システム19の構成の一例を示す図である。本実施の形態における冷却システム19は、冷媒として冷却水を循環させる液冷式の冷却システムである。冷却システム19は、電動ウォータポンプ61、62と、リザーブタンク65と、ラジエータ66と、電磁弁(三方弁)71、72と、熱交換器81、82、83、84と、冷却水路91、92とを含む。
冷却水路91は、電動ウォータポンプ61と、熱交換器81と、熱交換器82と、熱交換器83と、電磁弁71と、ラジエータ66と、リザーブタンク65とを連結する。冷却水路92は、電動ウォータポンプ62と、熱交換器84と、電磁弁72と、ラジエータ66とを連結する。なお、冷却水路91は本開示に係る「第1冷媒路」に相当し、冷却水路92は本開示に係る「第2冷媒路」に相当する。
冷却水路91において、電動ウォータポンプ61が作動すると、電動ウォータポンプ61から吐出された冷却水は、熱交換器81、熱交換器82、熱交換器83の順に冷却水路91を流通し、電磁弁71を介してラジエータ66に流入し、外気と熱交換を行い冷却されたあと、電動ウォータポンプ61に戻り、冷却水路91内を循環する。
リザーブタンク65は、ラジエータ66と電動ウォータポンプ61との間に接続されており、冷却システム19を循環する冷却水の一部を貯留し、冷却システム19の稼働に伴う冷却水の容量の増減を吸収するように構成されている。
熱交換器81は、冷却水路91を流通する冷却水と充電器12との間の熱交換により充電器12を冷却する。熱交換器82は、冷却水路91を流通する冷却水と、PCU18との間の熱交換によりPCU18を冷却する。
熱交換器83は、冷却水路91を流通する冷却水と、モータジェネレータ41、42を冷却するオイルクーラ(図示せず)との間で熱交換を行うことにより、モータジェネレータ41、42を冷却する。
なお、熱交換器83とラジエータ66の間の冷却水路91には、電磁弁71を介してバイパス通路912が設けられており、電磁弁71を制御することにより、冷却水路91の冷却水は、ラジエータ66をバイパスして循環することが可能とされている。
冷却水路92において、電動ウォータポンプ62が作動すると、電動ウォータポンプ62から吐出された冷却水は、熱交換部92a、熱交換器84を流通し、電磁弁72を介してラジエータ66に流入し、外気と熱交換を行い冷却されたあと、電動ウォータポンプ62に戻り、冷却水路92内を循環する。
熱交換器84は、冷却水路92を流通する冷却水とメインバッテリ15との熱交換によりメインバッテリ15を冷却する。
図2に示すように、冷却水路91を流通する冷却水と冷却水路92を流通する冷却水は、ラジエータ66に流入し、ラジエータ66内で混合することにより、互いに熱交換を行うとともに、外気と熱交換を行う。
なお、冷却水路92には、熱交換器84をバイパスするバイパス通路921、および、ラジエータ66をバイパスするバイパス通路922が接続されており、電磁弁72を制御することにより、冷却水路92の冷却水は、熱交換器84をバイパスして循環すること、および、ラジエータ66をバイパスして循環することが可能とされている。
冷却水路91には、熱交換器81の出口側の冷却水温度Tw1を検出する温度センサ6が設けられており、冷却水路92には、熱交換器84の出口側の冷却水温度Tw2を検出する温度センサ7が設けられている。
本実施の形態では、エアコン13の冷凍サイクルを利用して、冷却水路92の冷却水を冷却するチラー装置13aを構成している。本実施の形態において、エアコン13は、電動コンプレッサ131と、コンデンサ132と、レシーバ134と、膨張弁135、136と、遮断弁137と、エバポレータ138と、熱交換器139とを備える。
エアコン13が作動すると、電動コンプレッサ131が冷媒(エアコンガス)を圧縮する。電動コンプレッサ131で圧縮され高温高圧となった冷媒は、コンデンサ132で冷却されて液化し、液化できなかった冷媒をレシーバ134で分離したあと、膨張弁135からエバポレータ138内へ噴射される。エバポレータ138内に噴射された冷媒が気化することにより、エバポレータ138周囲の熱を奪い、エバポレータ138を通過するブロアファン(図示せず)の風が冷風となり車室内を冷房する。
エアコン13が作動しているとき、遮断弁137を開放すると、コンデンサ132で液化した冷媒が、膨張弁136から熱交換器139内へ噴射される。熱交換器139内に噴射された冷媒が気化することにより、冷却水路92の熱交換部92aを流れる冷却水から熱が奪われることにより、冷却水路92の冷却水が冷却される。熱交換器139と熱交換部92aにより、チラー装置13aが構成される。
図3は、ECU10で実行される処理を示す概略フローチャートである。このフローチャートは、充電インレット11へ充電コネクタ31が挿入され、車両1と充電設備2との間の電気的な接続がなされ、充電開始スイッチ(図示せず)が操作されたときに実行される。なお、充電開始時刻を設定し、充電開始時刻になると充電を開始するタイマー充電の場合は、充電開始時刻から所定時間前(たとえば5分前)になると、実行される。このフローチャートに含まれる各ステップは、基本的にはECU10によるソフトウェア処理によって実現されるが、ECU10内に作製された専用のハードウェア(電気回路)によって実現されてもよい。以下、ステップを「S」と略す。
S10において、ECU10は、温度センサ6で検出した冷却水路91の冷却水温度Tw1が、第1所定温度Aより大きいか否かを判定する。第1所定温度Aは、たとえば、充電器12を構成するパワー半導体(パワー素子)の発熱/放熱サイクルによる熱応力が繰り返し作用したときの疲労破壊を考慮して決定する。パワー半導体は、熱応力の振幅が大きいほど、平均応力が大きいほど、疲労破壊が早期に発生する。平均応力はパワー半導体のベース温度(発熱前の温度)が低いほど小さい値になるので、第1所定温度Aは低温ほど好ましい。本実施の形態では、本実施の形態のパワー半導体のはんだ付け(はんだ工程)において推奨されている、パワー半導体のジャンクション温度の推奨許容温度(50℃)とした。冷却水温度Tw1が第1所定温度Aより高い場合は、S10で肯定判定されS11へ進む。冷却水温度Tw1が第1所定温度A以下の場合は、S10で否定判定されS17へ進む。
S11では、温度センサ7で検出した冷却水路92の冷却水温度Tw2が冷却水温度Tw1より低く、かつ、冷却水温度Tw2が第2所定温度B以下か否かを判定する。第2所定温度Bは、外気温に所定温度(たとえば、2~3℃)を加算した温度であってよい。冷却水温度Tw2が冷却水温度Tw1より低く、かつ、冷却水温度Tw2が第2所定温度B以下の場合は、S11で肯定判定されS12へ進む。冷却水温度Tw2が冷却水温度Tw1以上であるか、あるいは、冷却水温度Tw2が第2所定温度Bより高いときには、S11で否定判定されS13へ進む。
S12では、電動ウォータポンプ61および電動ウォータポンプ62を作動(駆動)する。電動ウォータポンプ61が作動すると、冷却水路91の冷却水は、熱交換器81、熱交換器82、熱交換器83の順に冷却水路91を流通し、電磁弁71を介してラジエータ66に流入する。電動ウォータポンプ62が作動すると、冷却水路92の冷却水は、熱交換器84を流通し、電磁弁72を介してラジエータ66に流入する。したがって、冷却水路91を流通する冷却水と冷却水路92を流通する冷却水は、ラジエータ66に流入し、ラジエータ66内で混合することにより、互いに熱交換を行う。
冷却水路92の冷却水温度Tw2は第2所定温度B以下であり、冷却水路92の冷却水と冷却水路91の冷却水とがラジエータ66で混合され熱交換を行うことにより、冷却水路91の冷却水温度Tw1が十分に低下し、冷却水温度Tw1を適切な温度にできる。S12を処理すると、S15へ進む。
S13では、エアコン13を作動する(電動コンプレッサ131を駆動する)とともに、遮断弁137を開放する。これにより、熱交換器139によって熱交換部92aから熱を奪い、冷却水路92の冷却水を冷却することが可能になる。すなわち、チラー装置13aで、冷却水路92の冷却水を冷却することが可能になる。
続くS14では、S11と同様に、電動ウォータポンプ61および電動ウォータポンプ62を作動(駆動)する。これにより、冷却水路91を流通する冷却水と冷却水路92を流通する冷却水は、ラジエータ66に流入し、ラジエータ66内で混合することにより、互いに熱交換を行う。冷却水路92を流通する冷却水は、チラー装置13aで冷却されるので、冷却水温度Tw2が低下する。チラー装置13aで冷却された冷却水路92の冷却水と、冷却水路91の冷却水とがラジエータ66で混合され熱交換を行うことにより、冷却水路91の冷却水温度Tw1を十分に低下でき、冷却水温度Tw1を適切な温度にできる。S14を処理すると、S15へ進む。
S15では、所定時間が経過したか否かを判定する。所定時間は、冷却水路92の冷却水と冷却水路91の冷却水とがラジエータ66で混合され熱交換を行ない、冷却水路91の冷却水温度Tw1を十分に低下できる期間であり、たとえば3分であってよい。所定時間が経過するまでS15の処理が繰り返し実行され、所定時間が経過すると肯定判定されて、S16へ進む。
S16において、電動ウォータポンプ61および電動ウォータポンプ62を停止する。また、S13でエアコン13を作動させた場合は、エアコン13の作動を停止する。
続くS17では、メインバッテリ15の充電を開始する。これにより、充電器12が作動する。なお、タイマー充電の場合は、充電開始時刻になったときに、充電を開始してもよい。
本実施の形態では、メインバッテリ15の充電開始前に、冷却水温度Tw1が第1所定温度Aより高いとき(S10で肯定判定)、冷却水温度Tw2が冷却水温度Tw1より低く、かつ、冷却水温度Tw2が第2所定温度B以下の場合(S11で肯定判定)は、電動ウォータポンプ61および電動ウォータポンプ62を作動させ(S12)、冷却水路91を流通する冷却水と冷却水路92を流通する冷却水とをラジエータ66内で混合することにより、熱交換を行う。これにより、冷却水路91の冷却水温度Tw1が十分に低下し、冷却水温度Tw1を適切な温度にできる。なお、S11の処理(肯定判定)およびS12の処理が、本開示の「第1制御」に相当する。
本実施の形態では、メインバッテリ15の充電開始前に、冷却水温度Tw1が第1所定温度Aより高いとき(S10で肯定判定)、冷却水温度Tw2が冷却水温度Tw1以上であるか、あるいは、冷却水温度Tw2が第2所定温度Bより高いときには(S11で否定判定)、チラー装置13aを作動する(S13)とともに、電動ウォータポンプ61および電動ウォータポンプ62を作動させる(S13)。チラー装置13aで冷却された冷却水路91を流通する冷却水と、冷却水路92を流通する冷却水とをラジエータ66内で混合することにより、熱交換を行う。これにより、冷却水路91の冷却水温度Tw1が十分に低下し、冷却水温度Tw1を適切な温度にできる。なお、冷却水温度Tw2が第2所定温度Bより高い場合にはS11で否定判定され、S11の処理(冷却水温度Tw2が第2所定温度Bより高く、否定判定))、S13およびS14の処理が、本開示の「第2制御」に相当する。
以上の通り、本実施の形態では、走行中のPCU18の発熱等によって冷却水路91の冷却水温度Tw1が高温になっても、充電開始時には、冷却水温度Tw1が十分低下している。したがって、充電器12の冷却を効果的に行うことができ、パワー半導体の温度が高い状態で充電動作を繰り返すことに起因して発生する疲労破壊を抑制できる。
本実施の形態では、冷却水温度Tw2が第2所定温度Bより高いときに、チラー装置13aを用いて冷却水温度Tw1を低下させる。また、冷却水温度Tw2が第2所定温度B以下のときには、冷却水路92の冷却水と冷却水路91の冷却水とを熱交換(混合)することにより、冷却水温度Tw1を低下している。したがって、比較的水温が低い冷却水路92の冷却水を利用しつつ、必要なときにチラー装置13a(エアコン13)を作動するので、無駄なエネルギー消費を抑制できる。
本実施の形態では、S12およびS14の処理において、電動ウォータポンプ62を作動した際、冷却水路92の冷却水が、熱交換器84を流通し、電磁弁72を介してラジエータ66に流入するようにしている。しかし、電動ウォータポンプ62が作動した際に、冷却水路92の冷却水が、バイパス通路921を流れ(熱交換器84をバイパスして)ラジエータ66に流入するように、電磁弁72を制御してもよい。
本実施の形態では、S16において、電動ウォータポンプ61を停止している。しかし、S16において、電動ウォータポンプ62およびエアコン13の作動を停止し、電動ウォータポンプ61の作動を停止しないようにしてもよい(電動ウォータポンプ61の作動を継続してもよい)。これにより、充電開始直後から、冷却水路91を流通する冷却水により、充電器12を冷却することが可能になる。この場合、充電中に冷却水温度Tw1が第1所定温度Aを超えた場合、S11~S16の処理を実行してもよい。
(変形例1)
図4は、変形例1の冷却システム19aの構成を模式的に示す図である。上記本実施の形態では、冷却水路92の冷却水と冷却水路91の冷却水とを、ラジエータ66で混合することにより熱交換を行っていた。変形例1では、冷却水路92の冷却水と冷却水路91の冷却水とを混合することなく、熱交換を行う。
図4において、冷却水路91の冷却水は、ラジエータ66aに流入し、外気と熱交換を行う。冷却水路92の冷却水は、ラジエータ66bに流入し、外気と熱交換を行う。また、冷却水路92には、リザーブタンク65aが設けられている。その他の構成は、本実施の形態(図2)と同じ構成である。
ラジエータ66aとラジエータ66bは、それぞれ、アッパータンク、ロアータンク、アッパータンクとロアータンクを繋ぐ複数のチューブから構成されており、別個の冷却水通路を備える。ラジエータ66aのチューブとラジエータ66bのチューブは、共通のフィンで連結されており、ラジエータ66aを流れる冷却水(冷却水路91)とラジエータ66bを流れる冷却水(冷却水路92)間で熱交換を行うとともに、外気と熱交換を行えるよう構成されている。
この変形例2においても、図3に示す処理が実行されることにより、実施の形態と同様な作用効果を奏する。
(変形例2)
図5は、変形例2の冷却システム19bの構成を模式的に示す図である。上記本実施の形態では、チラー装置13bにより冷却水路92の冷却水を冷却していた。変形例2では、チラー装置13bを用いて冷却水路91の冷却水を冷却する。
図5において、チラー装置13bは、上記実施の形態(図2)で説明したエアコン13の熱交換器139と、冷却水路91の熱交換部91aから構成されている。冷却水路91の熱交換部91aは、電動ウォータポンプ61と熱交換器81の間に設けられる。なお、冷却水路92には、チラー装置が設けられていない。その他の構成は、本実施の形態(図2)と同じ構成である。
図6は、変形例2において、ECU10で実行される処理を示す概略フローチャートである。図6に示すフローチャートは、図3に示した本実施の形態のフローチャートのS14をS20に変更したものであり、S10~S14、および、S15~S17の処理は図3と同様である。S20では、電動ウォータポンプ61を駆動し、冷却水路91を流通する冷却水をチラー装置13bで冷却し、冷却水温度Tw1を低下する。なお、S20を処理した後のS16では、電動ウォータポンプ61とエアコン13の作動を停止する。
この変形例2においては、冷却水温度Tw2が第2所定温度Bより高いときに、チラー装置13bを用いて、冷却水路92の冷却水と冷却水路91の冷却水とを熱交換(混合)することなく、冷却水温度Tw1を低下する。この変形例2においても、実施の形態と同様な作用効果を奏する。
なお、変形例2において、変形例1のように、ラジエータ66aとラジエータ66bヲ用いて、ラジエータ66aを流れる冷却水(冷却水路91)とラジエータ66bを流れる冷却水(冷却水路92)間で熱交換を行うようにしてもよい。
本開示における実施態様を例示すると、次のような態様を例示できる。
1)車両(1)であって、回転電機(41、42)と、回転電機を駆動する駆動装置(18)と、蓄電装置(15)と、蓄電装置(15)を充電する充電器(12)と、充電器(12)と駆動装置(18)を冷却するための冷媒が流通する第1冷媒路(91)と、蓄電装置(15)を冷却するための冷媒が流通する第2冷媒路(92)と、第1冷媒路(91)を流通する冷媒を冷却可能なチラー装置(13a、13b)と、第1冷媒路(91)と第2冷媒路(92)における冷媒の流通と、チラー装置(13a、13b)を制御する制御装置(10)と、を備え、制御装置(10)は、蓄電装置(15)の充電開始前に、第1冷媒路(91)の冷媒温度(Tw1)が第1所定温度(A)より高いとき、第1制御または第2制御を実行するよう構成されており、第1制御は、第2冷媒路(92)の冷媒温度(Tw2)が第1冷媒路(91)の冷媒温度(Tw1)より低く、かつ、第2冷媒路(92)の冷媒温度(Tw2)が第2所定温度(B)以下の場合、第1冷媒路(91)の冷媒と第2冷媒路(92)の冷媒が熱交換を行うように制御するものであり(S11、S12)、第2制御は、第2冷媒路(92)の冷媒温度(Tw2)が第2所定温度(B)より高い場合、チラー装置(13a)で第1冷媒路(91)を流通する冷媒を冷却するように制御するものである(S11、S13、S14、S20)、車両(1)。
2)1において、第2制御は、さらに、第2冷媒路(92)の冷媒温度(Tw2)が第1冷媒路(91)の冷媒温度(Tw1)以上の場合、チラー装置(13a)で第1冷媒路(91)を流通する冷媒を冷却するように制御する(S11、S13、S14、S20)。
この構成によれば、第1冷媒路の冷媒と第2冷媒路の冷媒が熱交換を行っても、第1冷媒路の冷媒温度が低下しない場合は、チラー装置によって第1冷媒路の冷媒温度を低下できる。
3)1または2において、第2制御は、チラー装置(13a)によって冷却された第2冷媒路(62)の冷媒と、第1冷媒路(91)の冷媒とが熱交換を行うことにより、チラー装置(13a)で第1冷媒路(91)を流通する冷媒を冷却するように制御するものである。
この構成によれば、蓄電装置を冷却する第2冷媒路の冷媒を、チラー装置で冷却することができ、充電器よりも大きな冷却能力が必要となる蓄電装置を効果的に冷却することが可能になる。
4)1~3において、第1冷媒路(91)と第2冷媒路(92)は、ラジエータ(66)に接続され、ラジエータ(66)において、第1冷媒路(91)の冷媒と第2冷媒路(92)の冷媒が混合することにより、第1冷媒路(91)の冷媒と第2冷媒路(92)の冷媒が熱交換を行う。
この構成によれば、第1冷媒路の冷媒と第2冷媒路の冷媒が共通のラジエータを用いて外気と熱交換(放熱)を行うので、冷却システムの簡素化を図ることができる。
5)1~4において、チラー装置(13a、13b)は、エアコン(13)のコンプレッサ(131)で圧縮された冷媒を用いて冷却を行う。
この構成によれば、エアコンの冷凍サイクルを利用してチラー装置で冷却を行うので、チラー装置専用の冷凍サイクルを構成する必要がなく、冷却システムの簡素化を図れる。
6)1~5において、第1冷媒路(91)および第2冷媒路(92)を流通する冷媒は冷却水であり、第1冷媒路(91)に設けた電動ウォータポンプ(61)と第2冷媒路(92)に設けた電動ウォータポンプ(62)を作動することにより、第1冷媒路(91)の冷却水と第2冷媒路(92)の冷却水の熱交換を行う。
この構成によれば、第1冷媒路と第2冷媒路は、各々、電動ウォータポンプを備えるので、二系統冷却によって、充電器、駆動装置、蓄電装置等の効果的な冷却が可能になる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 車両、10 ECU、11 充電インレット、12 充電器、13 エアコン 、131 電動コンプレッサ、132 コンデンサ、134 レシーバ、135、136 膨張弁、137 遮断弁、139 熱交換器、13a、13b チラー装置、141 充電リレー(CHR)、142 システムメインリレー(SMR)15 メインバッテリ、16 DC/DCコンバータ、17 補機バッテリ、18 PCU、19、19a、19b 冷却システム、2 充電設備、3 充電ケーブル、31 充電コネクタ、41,42 モータジェネレータ、43 エンジン、44 動力分割装置、45 駆動輪、5 イグニッションスイッチ、61、62 電動ウォータポンプ、65、65a リザーブタンク、66、66a、66b ラジエータ、71、72 電磁弁、81~84 熱交換器、91 冷却水路、91a 熱交換部、92 冷却水路、92a 熱交換部。

Claims (1)

  1. 車両であって、
    回転電機と、
    前記回転電機を駆動する駆動装置と、
    蓄電装置と、
    前記蓄電装置を充電する充電器と、
    前記充電器と前記駆動装置を冷却するための冷媒が流通する第1冷媒路と、
    前記蓄電装置を冷却するための冷媒が流通する第2冷媒路と、
    前記第1冷媒路を流通する冷媒を冷却可能なチラー装置と、
    前記第1冷媒路と前記第2冷媒路における冷媒の流通と、前記チラー装置を制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、前記蓄電装置の充電開始前に、前記第1冷媒路の冷媒温度が第1所定温度より高いとき、第1制御または第2制御を実行するよう構成されており、
    前記第1制御は、前記第2冷媒路の冷媒温度が前記第1冷媒路の冷媒温度より低く、かつ、前記第2冷媒路の冷媒温度が第2所定温度以下の場合、前記第1冷媒路の冷媒と前記第2冷媒路の冷媒が熱交換を行うように制御するものであり、
    前記第2制御は、前記第2冷媒路の冷媒温度が前記第2所定温度より高い場合、前記チラー装置で前記第1冷媒路を流通する冷媒を冷却するように制御するものである、車両。
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