JP2022097051A - ウェブ立会システム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、遠隔地から作業現場への仮想的な立会を効果的に行えるウェブ立会システムを提供することを目的とする。【解決手段】本発明のウェブ立会システム1は、作業現場6側に設置される第1端末装置2と遠隔地7側に設置される第2端末装置3とが通信ネットワーク5上のサーバ装置4を介して通信する。第1端末装置2は、作業現場6における作業領域60内を撮影する複数のカメラ21,22、作業領域60内に音声を出力するスピーカ23、及び作業領域60内の音声が入力されるマイク24それぞれと通信接続されている。カメラ21,22、スピーカ23、及びマイク24は、隔離された作業領域60内に設置される一方、第1端末装置2は作業領域60外に設置されている。【選択図】 図1

Description

本開示は、遠隔地から通信ネットワークを介して作業現場での作業に仮想的に立会うためのウェブ立会システムに関する。
近年、通信ネットワークを介してカメラで撮像した作業現場を映像データとして遠隔地へ送信し、遠隔地から作業手順等を確認する立会システムが提案されている(特許文献1参照)。特許文献1の立会システムでは、現場と遠隔地それぞれで使用される情報端末装置が、通信ネットワークを介して相互通信することにより、遠隔地から作業現場への仮想的な立会を実現している。
特許第6466988号公報
しかしながら、特許文献1に示す立会システムの場合、遠隔地で確認できる画像は、現場で使用される情報端末装置に備え付けられたカメラの数に制限される。そのため、現場の情報端末装置をデスクトップコンピュータとしてカメラが固定されている場合、遠隔地側で確認したい画像を取得できず、遠隔地からの立会作業が不十分になる恐れがある。一方、現場の情報端末装置をタブレット端末やスマートフォンとした場合、現場の作業者が情報端末装置で撮影できるように保持する必要があり、撮影のために作業を中断するなど、現場での作業に支障を来すおそれがある。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであり、遠隔地から作業現場への仮想的な立会を効果的に行えるウェブ立会システムを提供することを目的とする。
本発明の遠隔立会システムは、作業現場側に設置される第1端末装置と遠隔地側に設置される第2端末装置とが通信ネットワーク上のサーバ装置を介して通信することで、前記遠隔地から前記作業現場に仮想的に立会うためのウェブ立会システムであって、前記第1端末装置は、作業現場内を撮影する複数のカメラ、作業現場内に音声を出力するスピーカ、及び作業現場内の音声が入力されるマイクそれぞれと通信接続されており、前記カメラ、前記スピーカ、及び前記マイクは、隔離された前記作業現場内に設置される一方、前記第1端末装置は前記作業現場外に設置されるものである。
本発明によれば、複数のカメラと通信接続された第1端末装置からの映像が第2端末装置に送信される構成であるため、撮影された複数の現場映像からリアルタイムに遠隔地側で表示する現場映像を選択できる。従って、遠隔地において作業現場で行われる作業内容を多方面から確認でき、実際の立ち会いと同様、作業内容の細部まで作業者と打ち合わせることができる。これにより、依頼者からの緊急な案件への対応や、地理的に離れた依頼者に対する対応をも可能となる。
本発明の一実施形態に係るウェブ立会システムを概略的に示す図である。 図1のウェブ立会システムにおける作業現場内における各装置の構成を示す図である。
本発明の実施形態となるウェブ立会システムについて、図1及び図2を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るウェブ立会システムの全体構成を示す図である。図2は、図1のウェブ立会システムにおける作業現場内における各装置の構成を示す図である。
本実施形態におけるウェブ立会システム1は、作業現場6側に設置される第1端末装置2と遠隔地7側に設置される第2端末装置3とが通信ネットワーク5上のサーバ装置4を介して通信することで、遠隔地7から作業現場6への仮想的な立会を実現する。すなわち、作業現場6に配備された第1端末装置2と、作業現場6から地理的に離れた遠隔地7に配備された第2端末装置3とが、通信ネットワーク5を介して映像や音声によるデータを送受信する。これにより、作業現場6で作業を行う作業員6hと、作業現場6の作業員6hに作業を依頼している遠隔地7の依頼者7hとの間で映像と音声による通信が可能となり、依頼者7hは、実際に作業現場6に立ち会うことなく、遠隔地7から作業員6hの作業内容を確認できる。
通信ネットワーク5は、例えばインターネットなどの広域通信網(WAN)51を含んでおり、作業現場6に設けられた現場側ネットワーク(第1LAN)61と、遠隔地7に設けられた遠隔地側ネットワーク(第2LAN)71とを接続している。即ち、作業現場6に設置される第1端末装置2が第1LAN61に通信接続されるとともに、遠隔地7に設置される第2端末装置3が第2LAN71に通信接続されることで、第1及び第2端末装置2,3はそれぞれ、WAN51と第1及び第2LAN61,71とを介して通信を実行する。
このとき、サーバ装置4は、作業現場6及び遠隔地7とは異なる場所に設置されて、第1及び第2LAN61,71とWAN51を介して接続される別のネットワークに接続されるものであってもよいし、作業現場6に設置されて第1LAN61に通信接続されるものとしてもよい。又、通信ネットワーク5において、第1及び第2LAN61,71がWAN51により通信接続されるものとしたが、第1及び第2LAN61,71を接続するネットワークが、移動体通信網、或いは、移動体通信網と広域通信網(WAN)とを含んだネットワークにより構成されるものとしても構わない。
作業現場6において、第1端末装置2は、作業現場6における作業領域60内を撮影する複数のカメラ21,22、作業領域60内に音声を出力するスピーカ23、及び作業領域60内の音声が入力されるマイク24それぞれと通信接続されている。そして、カメラ21,22、スピーカ23、及びマイク24は、隔離された作業領域60内に設置される一方、第1端末装置2は作業領域60外に設置されている。また、第1端末装置2への入力を受け付ける入力インターフェース(キーボードやマウス)25が、作業領域60内に設置されている。なお、作業員6hによる作業が行われる作業領域60は、例えば、実験室、クリーンルーム、冷凍室、又は保温室などのように、外環境から隔離する施設によって囲われた領域とされる。
第1端末装置2は、カメラ21,22、スピーカ23、マイク24、及び入力インターフェース25と通信接続している。このとき、カメラ21,22、スピーカ23、マイク24、及び入力インターフェース25は、USB(Universal Serial Bus)などのコネクタケーブルを介して第1端末装置2と有線接続するものとしてもよい。また、カメラ21,22、スピーカ23、マイク24、及び入力インターフェース25は、第1端末装置2が通信接続される第1LAN61に有線又は無線で通信接続することで、第1端末装置2と通信できるものとしてもよい。第1端末装置2が有線により作業領域60内の各機器21~25と接続する場合、接続のためのケーブルなどを作業領域60の内外を貫通して設置する際に貫通場所を密封する必要がある。
本実施形態では、カメラ21,22、スピーカ23、及びマイク24が、第1LAN61に対して無線LANで通信可能に構成され、第1端末装置2と通信を実行する。一方、入力インターフェース25と第1端末装置2とがBluetooth(登録商標)などの無線通信により通信接続される。更に、第1端末装置2への入力を受け付ける入力インターフェース(リモートコントローラ)26が作業領域内に設置されており、入力インターフェース26と第1端末装置2とが赤外線通信により通信接続する。なお、カメラ21,22、スピーカ23、及びマイク24が、Bluetooth(登録商標)などの無線通信により第1端末装置2と直接通信接続されるものとしてもよい。また、入力インターフェース25が、第1LAN61に対して無線LANで通信可能に構成されることで、第1端末装置2と通信接続するものとしてもよい。
第1端末装置2は、複数のカメラ21,22から受信した複数の映像データを選択又は合成して1つの編集映像データを作成する映像編集部201を有しており、第2端末装置3に対して、映像編集部201による編集後映像データを送信する。第1端末装置2は、映像編集部201において選択又は合成する画像を指示する入力を受け付けると、当該入力による画像指示信号に従って、映像編集部201で選択又は合成する画像を決定して編集映像データを作成する。
一方、第2端末装置3が、映像編集部201において選択又は合成する画像を指示する入力を受け付けると、当該入力による画像指示信号を第1端末装置2に送信する。そして、第1端末装置2は、第2端末装置3から受信した画像指示信号に従って、映像編集部201で選択又は合成する画像を決定して編集映像データを作成する。また、第1端末装置2は、映像編集部201で作成した編集映像データを記憶する編集データ用記録媒体202を有する。
第1端末装置2は、複数のカメラ21,22から受信した複数の映像データを記録する記録媒体203を備えており、記録媒体203は、複数の映像データを同期させて記録している。なお、記録媒体203は、編集データ用記録媒体202と一体で構成されるものであってもよいし、記録媒体203が、カメラ21,22毎に第1端末装置2に具備されるものとしてもよい。
作業領域60内に設置される複数のカメラ21のうちの1台となるカメラ21Aが、作業現場6における作業領域60内の作業員6hと作業対象6Xの両方を定点撮影する。また、複数のカメラ21のうちの1台となるカメラ21Bが、作業現場6における作業領域60内の作業対象6Xの要部を定点撮影する。又、カメラ22が、作業現場6における作業領域60で作業する作業員6hが装着するウェアラブルカメラである。なお、本実施形態においては、2台の固定カメラ21(21A,21B)及び1台のウェアラブルカメラ22の3台により撮影された映像データが、第1端末装置2に送信されるものとしたが、固定カメラ21及びウェアラブルカメラ22の台数については、これに限るものではない。
上述のように作業現場6に、カメラ21,22、スピーカ23、マイク24、入力インターフェース25,26、及び第1端末装置2が設置されることにより、カメラ21,22で撮影された映像データとマイク24で録音した音声データとが第1端末装置2で合成され、通信ネットワーク5を介して第2端末装置3に送信される。一方、第1端末装置2は、第2端末装置3から送信される映像データ及び音声データを受信すると、音声データをスピーカ23に送信して音声出力するとともに、後述のディスプレイ27により映像データによる映像が出力される。
これにより、遠隔地7に所在する依頼者7hは、作業現場6において作業員6hによる作業対象6Xに対する作業内容を、第2端末装置3のディスプレイ(不図示)に出力された映像により確認できる。また、依頼者7hは、第2端末装置3のスピーカ(不図示)に出力された音声を聞くとともに、第2端末装置3のマイク(不図示)に遠隔地7側からの音声を入力することで、作業現場6の作業員6hと通話できる。従って、依頼者7hは、作業現場6から離れた遠隔地7において、実際の立会の場合と同様、作業員6hの作業内容を確認しながら、作業対象6Xに対する作業内容について作業員6hに相談できる。
第1端末装置2の一構成例について、以下に説明する。第1端末装置2は、複数の映像データを選択又は合成することで1つの編集映像データを作成する映像編集部201と、カメラ21A,21B,22それぞれと無線通信により通信接続する映像受信部204A,204B,205と、スピーカ23及びマイク24と無線通信により通信接続する音声送信部206及び音声受信部207と、映像編集部201で作成された編集映像データと音声受信部207で受信した音声データとを記憶する編集データ用記録媒体202と、映像受信部204A,204B,205それぞれで受信した信号から映像データを抽出して記憶する記録媒体203と、入力インターフェース25,26からの信号を受信する入力受信部208,209と、ディスプレイ27に映像データを送信する映像送信部210と、映像編集部201で作成された編集映像データと音声受信部207で受信した音声データによる作業現場側信号を送信するとともに通信ネットワーク5からの遠隔地側信号を受信するネットワークインターフェース211と、第1端末装置2における各部の動作を制御する制御部212とを備える。
固定カメラ21A,21Bはそれぞれ、第1端末装置2の映像受信部204A,204Bと無線通信を行う映像送信部251A,251Bを備えるとともに、ウェアラブルカメラ22は、第1端末装置の映像受信部205と無線通信を行う映像送信部252を備える。又、スピーカ23及びマイク24はそれぞれ、音声送信部206及び音声受信部207それぞれと無線通信を行う音声受信部253及び音声送信部254を備える。更に、ディスプレイ27は、第1端末装置2の映像送信部210と無線通信を行う映像受信部255を備える。
なお、本構成例では、スピーカ23及びマイク24を別体で構成するものとしたが、スピーカ23及びマイク24について一体で構成するものとしてもよく、更には、作業員6hが装着できるイヤホンマイクとしても構わない。又、スピーカ23について、ディスプレイ27に付属されるものとしても構わないし、マイク24について、固定カメラ21(21A,21B)に付属させるものとしても構わない。更に、スピーカ23及びマイク24を、ウェアラブルカメラ22又はディスプレイ27に付属させるものとしても構わない。
本構成例では、第1端末装置2の映像受信部204A,204B,205は、異なる周波数チャンネルを使用して、固定カメラ21A,21B及びウェアラブルカメラ22の映像送信部251A,251B,252と通信する。一方、第1端末装置2の音声送信部206及び音声受信部207は、映像受信部204A,204B,205の使用する周波数チャンネルの一つを使用して、スピーカ23及びマイク24の音声受信部253及び音声送信部254と通信する。また、第1端末装置2の映像送信部210は、映像受信部204A,204B,205の使用する周波数チャンネルと異なる周波数チャンネルを使用して、ディスプレイ27の映像受信部255と通信する。
作業現場6では、作業領域60内で作業員6hが作業対象6Xに対する作業を行う。作業としては、例えば、化学薬品の受託加工作業、機械や電気機器の試作作業、各種製品の検査作業、各種製品に使用する原材料の選定作業や加工作業などが挙げられる。なお、上記した作業に制限されるものではなく、同様の作業であれば、本実施形態のウェブ立会システム1を活用できる。
このような作業現場6において、固定カメラ21Aにより、作業領域60内における作業員6hによる作業対象6Xに対する作業の様子(作業領域60内の全体の様子)が撮像されると、撮像した映像による映像データが映像送信部251Aより第1端末装置2に送信される。又、固定カメラ21Bにより、作業領域60内における作業対象6Xの要部が撮像されると、撮像した映像による映像データが映像送信部251Bより第1端末装置2に送信される。更に、作業員6hが装着したウェアラブルカメラ22により、作業員6hの視点方向の被写体が撮像されると、撮像した映像による映像データが映像送信部252より第1端末装置2に送信される。
第1端末装置2は、固定カメラ21A,21B及びウェアラブルカメラ22それぞれからの映像信号を第1LAN61を介して映像受信部204A,204B,205で受信する。映像受信部204A,204B,205は、受信した映像信号を映像データとして映像編集部201に送出する。映像編集部201は、作業員6h又は依頼者7hの指示に基づき、映像受信部204A,204B,205からの映像データを選択又は合成して、ネットワークインターフェース211に送出する。
即ち、作業領域60内における全体の映像の再生が指示された場合、映像編集部201は、映像受信部204Aからの映像データを選択して編集映像データとする。又、作業対象6Xの映像の再生が指示された場合、映像編集部201は、映像受信部204Bからの映像データを選択して編集映像データとする。又、作業員6hの視点による映像の再生が指示された場合、映像受信部205からの映像データを選択して編集映像データとする。
更に、作業領域60内の全体の映像と作業対象6Xの映像との同時の再生が指示された場合、映像編集部201は、映像受信部204A,204Bからの映像データを合成して編集映像データとする。又、作業領域60内の全体の映像と作業員6hの視点による映像との同時の再生が指示された場合、映像編集部201は、映像受信部204A,205からの映像データを合成して編集映像データとする。又、作業対象6Xの映像と作業員6hの視点による映像との同時の再生が指示された場合、映像編集部201は、映像受信部204B,205からの映像データを合成して編集映像データとする。又、全ての映像の再生が指示され場合、映像編集部201は、映像受信部204A,映像編集部201は、映像受信部204A,205からの映像データを合成して編集映像データとする。205からの映像データを合成して編集映像データとする。
なお、映像編集部201において複数の映像データを合成する場合、各映像の画像サイズを同一にして並べて配置するものとしてもよい。又、合成する複数の映像データの内の一つの映像データ(メイン映像データ)の画像サイズを残りの他の映像データ(サブ映像データ)の画像サイズより大きくして合成するものとしてもよい。このとき、メイン映像データとサブ映像データを並べて配置することで合成するものとしてもよいし、メイン映像データにサブ映像データを重ねて配置することで合成するものとしてもよい。
再生出力する映像を作業員6hが指示する場合、作業員6hが入力インターフェース25,26のいずれかを操作することで、再生出力する映像に関する指示を第1端末装置2に与える。第1端末装置2は、入力インターフェース25,26のいずれかからの入力信号を入力受信部208,209のいずれかで受信すると、入力信号における指示データが映像編集部201に与えられ、映像編集部201は指示データに基づいて編集映像データを生成する。このとき、作業員6hは、依頼者7hとの通話により選択又は合成する映像を依頼者7hから確認し、入力インターフェース25,26のいずれかを操作する。
一方、再生出力する映像を依頼者7hが指示する場合、依頼者7hが第2端末装置3の入力インターフェース(付図示)を操作することで、再生出力する映像に関する指示を含む指示信号が第2端末装置3から通信ネットワーク5を介して第1端末装置2に送信される。第1端末装置2は、第2端末装置3からの指示信号をネットワークインターフェース211で受信すると、指示信号における指示データが映像編集部201に与えられ、映像編集部201は指示データに基づいて編集映像データを生成する。
なお、第1端末装置2は、入力受信部208,209のいずれかで作業員6hからの入力信号を受信すると同時に、ネットワークインターフェース211で依頼者7hからの指示信号を受信するものとしてもよい。このとき、映像編集部201は、入力受信部208,209のいずれかで受信した入力信号に基づき、作業員6hの指示による第1編集映像データを生成する一方で、ネットワークインターフェース211で受信した指示信号に基づき、依頼者7hの指示による第2編集映像データを生成する。そして、第1編集映像データによる映像信号をディスプレイ27に送信するとともに、第2編集映像データを含む信号を第2端末装置3に送信する。これにより、作業員6hが所望する映像をディスプレイ27で再生する一方で、依頼者7hが所望する映像を第2端末装置3で再生することができる。
又、マイク24で録音された作業員6hからの音声による音声信号が音声送信部254より送信されると、第1端末装置2は、当該音声信号を第1LAN61を介して音声受信部207で受信する。そして、第1端末装置2は、編集映像データによる映像信号と音声信号とによる作業現場側信号(第1入力データ信号)をネットワークインターフェース211より送信する。
なお、上述の構成例において、固定カメラ21A,21B及びウェアラブルカメラ22による無線通信を実行するために、異なる周波数チャンネルを使用するものとしたが、同一の周波数チャンネルを使用する者としても構わない。このとき、例えば、無線通信用のルータを設置することで、固定カメラ21A,21B及びウェアラブルカメラ22からの映像信号を無線通信により第1端末装置2に送信できる。このとき、スピーカ23、マイク24、及びディスプレイ27についても、カメラ21A,21B,22が使用する周波数チャンネルと同一の周波数チャンネルを使用して、第1端末装置2と無線通信するものとしても構わない。
作業現場6において、作業領域60に作業状況を確認するための計測器が設置されている場合、固定カメラ21A,21B以外の固定カメラ21により計測器の計測値を撮像し、撮像した計測値による映像データを第1端末装置2に送信するものとしてもよい。このようにすることで、第1端末装置2では、映像編集部201において、計測器による計測値を表す映像を選択又は合成して編集映像データを作成する。従って、第2端末装置3が、第1端末装置2の編集映像データを受信して、編集映像データによる映像を再生出力することで、遠隔地7の依頼者7hは、計測器による計測値を撮影した映像により作業状態を確認できる。
又、作業領域60に設置された計測器に通信機能を具備させて、計測器と第1端末装置2とで通信可能に構成することで、計測器による計測値に基づく計測信号が第1端末装置に送信されるものとしてもよい。このとき、第1端末装置2は、計測信号を計測器から受信すると、映像編集部201で、受信した計測信号に基づいて計測値を表す画像を生成し、カメラ21A,21B,22により撮影された映像と組み合わせた編集映像データを作成する。これにより、第2端末装置3が、第1端末装置2の編集映像データを受信して、編集映像データによる映像を再生出力することで、遠隔地7の依頼者7hは、カメラ21A,21B,22で撮影された映像とともに計測器による計測値を確認できる。
サーバ装置4は、第1及び第2端末装置2,3それぞれから送信された第1及び第2入力データ信号を受信すると、第1及び第2入力データ信号を合成することで、第1及び第2端末装置2,3それぞれに送信する第1及び第2出力データ信号を生成する。そして、サーバ装置4は、生成した第1及び第2出力データ信号それぞれを第1及び第2端末装置2,3に送信する。
第1出力データ信号を受信した第1端末装置2が、第1出力データ信号に含まれる音声データをスピーカ23に送信して依頼者7hの音声を再生出力する一方で、第2出力データ信号を受信した第2端末装置3が、第2出力データ信号に含まれる音声データに基づいて作業員6hの音声を再生出力する。これにより、作業現場6の作業員6hと遠隔地7の依頼者7hとの間で通話が可能となる。このとき、第1端末装置2からディスプレイ27に送信される映像データと第2端末装置3で受信した第2出力データ信号より得られる映像データを共通の編集映像データとすることで、作業現場6の作業員6hと遠隔地7の依頼者7hとが同一の映像を見ながら通話できる。
上述のようなサーバ装置4と第1及び第2端末装置2,3との間で通信が行われる際、第1出力データ信号は、第2端末装置3で録音された依頼者7hの音声による音声データと、第1端末装置2で生成された編集映像データとによって構成される。又、第2出力データ信号は、第1端末装置2で録音された作業員6hの音声による音声データと、第1端末装置2で生成された編集映像データとによって構成される。
上述したように、サーバ装置4から第1端末装置2に送信される第1出力データ信号が、前記第2入力データ信号における音声データを含む一方、サーバ装置4から第2端末装置3に送信される第2出力データ信号が、前記第1入力データ信号における音声データを含む。このとき、第1及び第2出力データ信号が、第1入力データ信号における映像データ(編集映像データ)を含むものとすることで、作業員6h及び依頼者7hが同一の映像を確認できる。なお、第1入力データ信号に映像データは含まれず、第1端末装置2は、カメラ21A,21B,22すべての映像を並列に合成した映像データをディスプレイ27に送信することで、作業員6hが、カメラ21A,21B,22それぞれの撮影している映像を確認できるようにしても構わない。
第2端末装置3が撮影機能を有している場合、第2端末装置3からサーバ装置4に送信される第2入力データ信号には、第2端末装置3で撮影された依頼者7hの映像による映像データが含まれる。このとき、第1端末装置2に送信される第1出力データ信号が、第1入力データ信号における映像データ(編集映像データ)と、第2入力データ信号における映像データ及び音声データとで合成されるものとしてもよい。又、第2端末装置3に送信される第2出力データ信号が、第2入力データ信号における映像データと、第1入力データ信号における映像データ(編集映像データ)及び音声データとで合成されるものとしてもよい。
本実施形態において、上述のサーバ装置4は、サーバ装置4は、第1及び第2端末装置2,3それぞれと通信ネットワーク(インターネット)5を介して接続される。なお、作業現場6の同一ネットワークである第1LAN61内で第1端末装置2と接続される一方、第2端末装置3と通信ネットワーク(インターネット)5を介して接続されるものとしても構わない。又、第1端末装置2がサーバ装置4の機能を具備するものとし、第1端末装置2が第2出力データ信号を生成して通信ネットワーク5を介して第2端末装置3に送信するものとしても構わない。
本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、上述した実施形態に変形を加えた形態や、これらの形態を適宜組み合わせた形態も含む。
1 ウェブ立会システム
2 第1端末装置
3 第2端末装置
4 サーバ装置
5 通信ネットワーク
6 作業現場
6h 作業員
6X 作業対象
7 遠隔地
7h 依頼者
21 カメラ
21A 固定カメラ
21B 固定カメラ
22 ウェアラブルカメラ
23 スピーカ
24 マイク
25 入力インターフェース
26 入力インターフェース
27 ディスプレイ
51 広域通信網(WAN)
60 作業領域
61 現場側ネットワーク(第1LAN)
71 遠隔地側ネットワーク(第2LAN)
201 映像編集部
202 編集データ用記録媒体
203 記録媒体
204A 映像受信部
204B 映像受信部
205 映像受信部
206 音声送信部
207 音声受信部
208 入力受信部
209 入力受信部
210 映像送信部
211 ネットワークインターフェース
212 制御部
251A 映像送信部
251B 映像送信部
252 映像送信部
253 音声受信部
254 音声送信部
255 映像受信部

Claims (20)

  1. 作業現場側に設置される第1端末装置と遠隔地側に設置される第2端末装置とが通信ネットワーク上のサーバ装置を介して通信することで、前記遠隔地から前記作業現場へ仮想的に立会うためのウェブ立会システムであって、
    前記第1端末装置は、前記作業現場における作業領域内を撮影する複数のカメラ、前記作業領域内に音声を出力するスピーカ、及び前記作業領域内の音声が入力されるマイクそれぞれと通信接続されており、
    前記カメラ、前記スピーカ、及び前記マイクは、隔離された前記作業領域内に設置される一方、前記第1端末装置は前記作業領域外に設置されることを特徴とするウェブ立会システム。
  2. 前記カメラ、前記スピーカ及び前記マイクと前記第1端末装置とは、無線通信によって通信接続することを特徴とする請求項1に記載のウェブ立会システム。
  3. 前記第1端末装置への入力を受け付ける入力インターフェースが前記作業領域内に設置されており、該入力インターフェースと前記第1端末装置とが無線通信により通信接続することを特徴とする請求項1又は2に記載のウェブ立会システム。
  4. 前記第1端末装置への入力を受け付ける入力インターフェースが前記作業領域内に設置されており、該入力インターフェースと前記第1端末装置とが赤外線通信により通信接続することを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載のウェブ立会システム。
  5. 前記第1端末装置は、複数の前記カメラから受信した複数の映像データを選択又は合成して1つの編集映像データを作成する映像編集部を有しており、前記第2端末装置に対して、前記映像編集部による編集後映像データを送信することを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載のウェブ立会システム。
  6. 前記第1端末装置は、前記映像編集部において選択又は合成する画像を指示する入力を受け付けると、当該入力による画像指示信号に従って、前記映像編集部で選択又は合成する画像を決定して編集映像データを作成することを特徴とする請求項5に記載のウェブ立会システム。
  7. 前記第2端末装置が、前記映像編集部において選択又は合成する画像を指示する入力を受け付けると、当該入力による画像指示信号を前記第1端末装置に送信し、
    前記第1端末装置は、前記第2端末装置から受信した前記画像指示信号に従って、前記映像編集部で選択又は合成する画像を決定して編集映像データを作成することを特徴とする請求項5に記載のウェブ立会システム。
  8. 前記第1端末装置は、前記映像編集部で作成した編集映像データを記憶することを特徴とする請求項5~7のいずれかに記載のウェブ立会システム。
  9. 前記第1端末装置は、複数の前記カメラから受信した複数の映像データを記録する記録媒体を有することを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載のウェブ立会システム。
  10. 前記記録媒体は、複数の前記映像データを同期させて記録することを特徴とする請求項9に記載のウェブ立会システム。
  11. 複数の前記カメラのうちの1台が、前記作業現場内の作業員と作業対象の両方を撮影することを特徴とする請求項1~10のいずれか1項に記載のウェブ立会システム。
  12. 複数の前記カメラのうちの1台が、前記作業現場内の作業対象における要部を定点撮影することを特徴とする請求項1~10のいずれか1項に記載のウェブ立会システム。
  13. 複数の前記カメラのうちの1台が、前記作業現場における作業員が装着するウェアラブルカメラであることを特徴とする請求項1~10のいずれか1項に記載のウェブ立会システム。
  14. 前記サーバ装置は、前記第1及び第2端末装置それぞれから送信された第1及び第2入力データ信号を受信すると、前記第1及び第2入力データ信号を合成することで前記第1及び第2端末装置それぞれに送信する第1及び第2出力データ信号を生成し、前記第1及び第2出力データ信号それぞれを前記第1及び第2端末装置に送信することを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載のウェブ立会システム。
  15. 前記第1出力データ信号が、前記第2入力データ信号における音声データを含むことを特徴とする請求項14に記載のウェブ立会システム。
  16. 前記第2出力データ信号が、前記第1入力データ信号における音声データを含むことを特徴とする請求項14又は15に記載のウェブ立会システム。
  17. 前記第1出力データ信号が、前記第1入力データ信号における映像データと、前記第2入力データ信号における映像データ及び音声データとで合成されることを特徴とする請求項14~16のいずれか1項に記載のウェブ立会システム。
  18. 前記第2出力データ信号が、前記第2入力データ信号における映像データと、前記第1入力データ信号における映像データ及び音声データとで合成されることを特徴とする請求項14~17のいずれか1項に記載のウェブ立会システム。
  19. 前記サーバ装置は、前記作業現場の同一ネットワーク内で前記第1端末装置と接続される一方、前記第2端末装置とインターネットを介して接続されることを特徴とする請求項1~18のいずれか1項に記載のウェブ立会システム。
  20. 前記サーバ装置は、前記第1及び第2端末装置それぞれとインターネットを介して接続されることを特徴とする請求項1~18のいずれか1項に記載のウェブ立会システム。
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