JP2022096931A - 投射光学装置およびプロジェクター - Google Patents
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Abstract
【課題】装置構成を小型化しつつ、塵や埃のプロジェクター内への入り込みを抑制できる、投射光学装置およびプロジェクターを提供する。【解決手段】本発明の投射光学装置は、プロジェクターに用いられる投射光学装置であって、光射出端に位置する第1レンズ部材を保持する射出側レンズ枠と、射出側レンズ枠の最大径より小径の外形を有し、射出側レンズ枠より光入射側に設けられ、第1レンズ部材よりも小径の第2レンズを保持するとともに光軸方向に移動可能な光学調整用レンズ枠と、射出側レンズ枠の外周に設けられる光学調整用部材と、光学調整用レンズ枠の外周に設けられ、光学調整用部材と連結し、光学調整用部材の回動動作を光学調整用レンズ枠に伝達して光学調整用レンズ枠を光軸方向に移動する中間連結部材と、中間連結部材の外周に設けられ、光軸方向に交差する方向に突出するフランジ部と、を備える。【選択図】図3
Description
本発明は、投射光学装置およびプロジェクターに関する。
従来、プロジェクターに用いる投射光学装置では画像光を拡大して投射するため、光学系の光射出端側に大径レンズを使用することがある。例えば、下記特許文献1には、光射出端に配置した大径レンズを含むフォーカス用レンズ群を光軸方向に移動させることでフォーカス調整を行うようにしたプロジェクター用の投射光学装置が開示されている。
上記投射光学装置では、大径レンズの外周部分に設けられたリング状のフォーカス調整部材を回転させることでフォーカス調整が可能とされている。また、上記投射光学装置では、レンズ筐筒の中央部分に円形のフランジ部を設けることで、プロジェクター内部への塵や埃の入り込みを抑制している。
上記文献の投射光学装置では、フォーカス用レンズ群を光学系の光射出端に配置しているが、光学系の中央側にフォーカス用レンズ群が配置される構造を採用する場合もある。さらに、この構成において、フォーカス調整時の操作性を向上させるべく、フォーカス調整部材を光射出端に設けることが要望される場合もある。この場合において、フォーカス調整部材の操作力を光学系の中央側に伝達する伝達部材とフランジ部とが互いに干渉しないように、例えば、伝達部材をフランジ部の外側に配置したとすると投射光学装置の構成が大型化するという問題が生じる。一方、フランジを無くすことも考えられるが、フランジ部を無くした場合、プロジェクター内に塵や埃が入り込んでしまう。
本発明の1つの態様によれば、プロジェクターに用いられる投射光学装置であって、光射出端に位置する第1レンズ部材を保持する射出側レンズ枠と、前記射出側レンズ枠の最大径より小径の外形を有し、前記射出側レンズ枠より光入射側に設けられ、前記第1レンズ部材よりも小径の第2レンズを保持するとともに光軸方向に移動可能な光学調整用レンズ枠と、前記射出側レンズ枠の外周に設けられる光学調整用部材と、前記光学調整用レンズ枠の外周に設けられ、前記光学調整用部材と連結し、前記光学調整用部材の回動動作を前記光学調整用レンズ枠に伝達して前記光学調整用レンズ枠を前記光軸方向に移動する中間連結部材と、前記中間連結部材の外周に設けられ、前記光軸方向に交差する方向に突出するフランジ部と、を備えることを特徴とする投射光学装置が提供される。
本発明の1つの態様によれば、画像光生成部で生成された画像光を投射光学装置により投射するプロジェクターにおいて、前記投射光学装置は、光射出端に位置する第1レンズ群を保持する射出側レンズ枠と、前記射出側レンズ枠の最大径より小径の外形を有し、前記射出側レンズ枠より光入射側に設けられ、前記第1レンズ群よりも小径の第2レンズ群を保持するとともに光軸方向に移動可能な光学調整用レンズ枠と、前記射出側レンズ枠の外周に設けられる光学調整用部材と、前記光学調整用レンズ枠の外周に設けられ、前記光学調整用部材と連結し、前記光学調整用部材の回動動作を前記光学調整用レンズ枠に伝達して前記光学調整用レンズ枠を前記光軸方向に移動する中間連結部材と、前記中間連結部材の外周に設けられ、前記光軸方向に交差する方向に突出するフランジ部と、を備えることを特徴とするプロジェクターが提供される。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の各図においては、各部材を認識可能な程度の大きさにするため、各部材の尺度や角度を実際とは異ならせている。
図1は本実施形態のプロジェクター1の概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、プロジェクター1は、画像情報に応じて変調して画像光を生成し、生成した画像光をスクリーンSCに投射する画像表示装置である。
プロジェクター1は、外装部材2と、外装部材2内に収容される、光源装置3、均一化照明光学系4、色分離光学装置5、光変調装置6、画像光生成部7、および投射光学装置10を備えている。
光源装置3は、例えば、青色レーザー光で蛍光体を励起して黄色の蛍光を生成し、励起に使用されなかった青色光の一部と蛍光とを合成することで白色の照明光を生成して射出する。均一化照明光学系4は、例えば、マルチレンズアレイ、偏光変換素子、および重畳レンズを含み、光変調装置6の各照明領域の照度分布を均一化する。
色分離光学装置5は、均一化照明光学系4から射出された照明光WLの光束を、赤色光LR、緑色光LG、および青色光LBの3つの色光に分離し、後述する液晶パネル6R,6G,6Bにそれぞれ入射させる。
光変調装置6は、3つの色光に対応した液晶パネル6R,6G,6Bで構成される。液晶パネル6Rは赤色光LRに対応する光変調素子であり、液晶パネル6Gは緑色光LGに対応する光変調素子であり、液晶パネル6Bは青色光LBに対応する光変調素子である。
光変調装置6は、各液晶パネル6R,6G,6Bに入射した各色光を画像情報に応じて変調し、各色の画像光を生成する。画像光生成部7は、光変調装置6から色光毎に生成される画像光を、クロスダイクロイックプリズム8で合成し、フルカラーの画像光を投射光学装置10に射出する。投射光学装置10は、画像光生成部7から入射する画像光に対してフォーカス調整あるいはズーム調整機能を有し、画像光をスクリーンSCに拡大投射する。
なお、光源装置3はレーザー光源を用いた構成に限られず、LEDや放電型ランプを用いることもできる。また、光変調装置6は、透過型の液晶パネルに限られず、反射型の液晶パネルを用いたものや、マイクロミラー型の装置、例えば、DMD(Digital Micromirror Device)などを用いたものを利用することが可能である。
図2は本実施形態のプロジェクター1における外観斜視図である。
本明細書において、投射光学装置10の光軸LLに沿う方向を光軸方向Lとし、光軸方向の一方側と他方側のうち、投射光学装置10からから光が射出される側を光射出側L1とし、投射光学装置10に光が入射する側を光入射側L2とする。また、光軸方向に直交する方向において、光軸から遠ざかる側を「径方向外側」とし、光軸LLに近づく側を「径方向内側」とする。
本明細書において、投射光学装置10の光軸LLに沿う方向を光軸方向Lとし、光軸方向の一方側と他方側のうち、投射光学装置10からから光が射出される側を光射出側L1とし、投射光学装置10に光が入射する側を光入射側L2とする。また、光軸方向に直交する方向において、光軸から遠ざかる側を「径方向外側」とし、光軸LLに近づく側を「径方向内側」とする。
図2に示されるように、プロジェクター1の外装部材2は、前面部21に投射用開口部(開口部)21aが設けられている。投射光学装置10は、光射出側L1の端部を投射用開口部21aから外装部材2の外側に突出するように配置される。
投射光学装置10は外装部材2における前面部21の投射用開口部21aに挿入されることで、レンズシフト機構9により移動可能とされている。レンズシフト機構9は、投射光学装置10を上下左右方向に移動させることで、投射光学装置10の光軸LLを上下左右にシフト可能とする。本実施形態のプロジェクター1は、レンズシフト機構9により投射光学装置10の光軸LLをシフトさせることでスクリーンSC上における画像光の投射位置を調整することが可能である。
図3は投射光学装置10の断面図である。なお、図3の断面では説明に用いるプロジェクター1の構成の一部のみを図示し、説明しない他の構成については図示を省略している。
図3に示すように、投射光学装置10は、レンズ鏡筒11と、射出側レンズ群(第1レンズ群)12と、光学調整用レンズ群(第2レンズ群)13と、中間レンズ群14と、入射側レンズ群15と、光学調整用リング(光学調整用部材)16と、射出側レンズ枠17と、光学調整用レンズ枠18と、中間連結部材19と、フランジ部20と、を備えている。
なお、本明細書において、「レンズ群」とは複数のレンズで構成されるものに限定されず、単一のレンズで構成されるものでも良い。
図3に示すように、投射光学装置10は、レンズ鏡筒11と、射出側レンズ群(第1レンズ群)12と、光学調整用レンズ群(第2レンズ群)13と、中間レンズ群14と、入射側レンズ群15と、光学調整用リング(光学調整用部材)16と、射出側レンズ枠17と、光学調整用レンズ枠18と、中間連結部材19と、フランジ部20と、を備えている。
なお、本明細書において、「レンズ群」とは複数のレンズで構成されるものに限定されず、単一のレンズで構成されるものでも良い。
射出側レンズ群12は投射レンズ12aを含む。射出側レンズ群12はレンズ鏡筒11の光射出側L1の端部である光射出端L1aに設けられる。射出側レンズ群12は射出側レンズ枠17に保持され、射出側レンズ枠17を介してレンズ鏡筒11に取り付けられる。射出側レンズ群12は、レンズ鏡筒11に取り付けられる他のレンズ群の中で最も大きい外径を有するレンズ群である。
光学調整用レンズ群13は、投射光学装置10におけるフォーカス調整を行うためのレンズ群である。光学調整用レンズ群13は複数のレンズ13a,13bを含む。光学調整用レンズ群13は射出側レンズ群12よりも小径である。すなわち、光学調整用レンズ群13を構成するレンズ13a,13bの外径は射出側レンズ群12を構成する投射レンズ12aの外径よりも小さい。
光学調整用レンズ群13は光学調整用レンズ枠18によって保持される。光学調整用レンズ枠18は、光学調整用レンズ群13を光軸方向Lに移動可能に保持する。光学調整用レンズ枠18は、レンズ鏡筒11の内側に配置されている。
光学調整用レンズ枠18は、射出側レンズ枠17の最も大きい径(最大径)より小径の外形を有し、射出側レンズ枠17より光軸方向Lの光入射側L2に設けられている。
本実施形態の場合、光学調整用レンズ群13は射出側レンズ群12よりも光入射側において、光軸方向Lに移動可能とされる。
本実施形態の場合、光学調整用レンズ群13は射出側レンズ群12よりも光入射側において、光軸方向Lに移動可能とされる。
中間レンズ群14はレンズ14aを含む。中間レンズ群14はレンズ鏡筒11の光軸方向Lの中間付近に固定されている。入射側レンズ群15は複数のレンズ15a~15fを含む。入射側レンズ群15はレンズ鏡筒11の光入射側L2の端部である光入射端L2aに固定されている。
光学調整用リング16は、射出側レンズ枠17の外周、すなわち射出側レンズ枠17の径方向外側に設けられている。光学調整用リング16は射出側レンズ枠17の外周に沿って回動するリング部材である。
光学調整用リング16は、レンズ鏡筒11に対して光軸LLの周りに回動可能とされる。本実施形態の投射光学装置10は、光学調整用リング16を回動させることで、後述するフォーカス調整が行われる。
図2に示したように、投射光学装置10は、投射用開口部21aを介して外装部材2の外側に突出した状態に配置されている。具体的に本実施形態の投射光学装置10は、光学調整用リング16を外装部材2の外側に突出させた状態に外装部材2内に配置されている。本実施形態の場合、光学調整用リング16が外装部材2の外側に突出した状態に配置されるため、フォーカス調整を行う際の操作性を向上させることができる。
上述したように本実施形態の投射光学装置10は、レンズシフト機構9により光軸LLをシフト可能とされている。そのため、投射光学装置10は、光軸LLのシフト時にレンズ鏡筒11が投射用開口部21aに干渉しないように、投射用開口部21aの開口径をレンズ鏡筒11の外径より十分に大きくしている。そのため、レンズ鏡筒11と投射用開口部21aとの間に比較的大きな隙間Sが生じている。
図4はプロジェクター1を投射光学装置10の光射出側から視た正面図である。
図4に示すように、光学調整用リング16の外形は投射用開口部21aの開口面積よりも大きい。すなわち、光学調整用リング16の外径は投射用開口部21aの開口径よりも大きい。これにより、本実施形態の光学調整用リング16は、投射用開口部21aと投射光学装置10(レンズ鏡筒11)の外周との隙間S(図3参照)を覆うように配置されている。よって、光学調整用リング16により隙間Sが目立ち難い。
図4に示すように、光学調整用リング16の外形は投射用開口部21aの開口面積よりも大きい。すなわち、光学調整用リング16の外径は投射用開口部21aの開口径よりも大きい。これにより、本実施形態の光学調整用リング16は、投射用開口部21aと投射光学装置10(レンズ鏡筒11)の外周との隙間S(図3参照)を覆うように配置されている。よって、光学調整用リング16により隙間Sが目立ち難い。
中間連結部材19は、光学調整用レンズ枠18の外周に設けられ、光学調整用リング16に連結される。中間連結部材19は、光学調整用リング16の回動動作を光学調整用レンズ枠18に伝達して光学調整用レンズ枠18を光軸方向Lに移動する。すなわち、中間連結部材19は、光学調整用リング16の回動動作を伝達することで、光学調整用リング16の回動動作に応じて、光学調整用レンズ枠18に保持される光学調整用レンズ群13を光軸方向Lに移動させる。
フランジ部20は、中間連結部材19の外周に設けられ、光軸方向Lに交差する径方向外側に突出する。本実施形態の場合、フランジ部20は、中間連結部材19と一体に形成されている。
図3に示すように、プロジェクター1は、フランジ部20に対向する対向板50とシール部材51とを、外装部材2内に備えている。対向板50は、光軸方向Lにおいて、投射光学装置10を支持する支持部材でもある。シール部材51は、光軸方向Lにおいて、対向板50とフランジ部20との間に配置される部材である。
投射光学装置10は対向板50に形成された開口50a内に挿入されており、フランジ部20は、光軸方向Lにおいて、開口50aの開口端と対向する。シール部材51は、開口端に沿うように形成され、対向板50とフランジ部20との間に生じる隙間を閉塞する。これにより、シール部材51によって対向板50およびフランジ部20間の隙間が閉塞されるので、開口50a内に収容された投射光学装置10への塵や埃の付着を低減できる。
以下、中間連結部材19およびフランジ部20の構成について説明する。
図5は投射光学装置10の外観斜視図である。図6は投射光学装置10の分解斜視図である。
図5および図6に示すように、中間連結部材19は、第1部材191と、第2部材192と、第3部材193と、を有している。
図5は投射光学装置10の外観斜視図である。図6は投射光学装置10の分解斜視図である。
図5および図6に示すように、中間連結部材19は、第1部材191と、第2部材192と、第3部材193と、を有している。
第1部材191は、半筒部1910と、第1フランジ部1911と、リング固定部1912と、を含む。半筒部1910はレンズ鏡筒11の外周面を覆う半筒状の部材である。第1フランジ部1911は、半筒部1910の一方側(光入射側L2)に設けられ、フランジ部20の一部を構成する部位である。リング固定部1912は、半筒部1910の他方側(光射出側L1)に設けられ、光学調整用リング16を固定する部位である。
第2部材192は、半筒部1920と、第2フランジ部1921と、リング固定部1922と、を含む。半筒部1920はレンズ鏡筒11の外周面に沿う半筒状の部材である。第2フランジ部1921は、半筒部1920の一方側(光射出側L1)に設けられ、フランジ部20の他の一部を構成する部位である。リング固定部1922は、半筒部1920の他方側(光入射側L2)に設けられ、光学調整用リング16を固定する部位である。
第1部材191および第2部材192はねじ部材40を介して互いに連結される。第1部材191および第2部材192は互いに連結されることで、第1フランジ部1911および第2フランジ部1921は光軸方向Lから視てリング状のフランジ部20を構成する。
光学調整用リング16は、光射出側L1から第1部材191および第2部材192の連結体を覆うように取り付けられ、ねじ部材40を介して各リング固定部1912,1922に固定される。具体的に光学調整用リング16は、ねじ部材40を介して、第1部材191のリング固定部1912および第2部材192のリング固定部1922に固定される。本実施形態の場合、リング固定部1912は、光軸方向Lの周方向において2箇所で光学調整用リング16と固定される。リング固定部1922は、光軸方向Lの周方向において1箇所で光学調整用リング16と固定される。
ここで、本実施形態の投射光学装置10において、レンズ鏡筒11における光射出端L1a側に最も大径となる射出側レンズ群12が位置するため、レンズ鏡筒11の光射出側L1からリング状のフランジ部を組み付けることが困難となる。
これに対し、本実施形態の投射光学装置10では、レンズ鏡筒11の径方向外側から取り付けた第1部材191および第2部材192を組み合わせてフランジ部20を構成できるので、フランジ部20の組み付け性を大幅に向上できる。
これに対し、本実施形態の投射光学装置10では、レンズ鏡筒11の径方向外側から取り付けた第1部材191および第2部材192を組み合わせてフランジ部20を構成できるので、フランジ部20の組み付け性を大幅に向上できる。
第3部材193は、第2部材192と固定され、光学調整用レンズ枠18に連結される筒状の部材である。本実施形態の場合、第3部材193は、第2部材192を介して光学調整用リング16と連結されている。なお、第3部材193は、第1部材191と固定されても良いし、第1部材191および第2部材192の両方に固定されてもよい。
本実施形態の投射光学装置10において、レンズ鏡筒11の外周面111には、光学調整用レンズ枠18に保持された光学調整用レンズ群13を光軸方向Lに移動させるためのカム溝112が形成されている。カム溝112は螺旋溝である。第3部材193は、内面側に設けられ、光軸方向Lに延在する直線溝1930が形成されている。光学調整用レンズ枠18は、径方向外側に突出するガイドピン181が取り付けられている。ガイドピン181は、カム溝112に配置され、カム溝112を通って直線溝1930の内側まで挿入されている。
第3部材193は、レンズ鏡筒11の外周面111に回転可能に取り付けられる。第3部材193は、光学調整用リング16に連結されており、光学調整用リング16と一体に回転する。すなわち、中間連結部材19において、光学調整用リング16の回転は第3部材193に伝達される。
光学調整用リング16の回転により、レンズ鏡筒11の外周面111に対して第3部材193が回転すると、直線溝1930とカム溝112との交点の軌跡上をガイドピン181、すなわち、ガイドピン181が取り付けられた光学調整用レンズ枠18が移動する。これにより、光学調整用レンズ枠18に保持された光学調整用レンズ群13が光軸方向Lに移動して、フォーカス調整が行われる。
(第1実施形態の作用効果)
以上のように本実施形態の投射光学装置10は、プロジェクター1に用いられる投射光学装置であって、光射出端L1aに位置する射出側レンズ群12を保持する射出側レンズ枠17と、射出側レンズ枠17の最大径より小径の外形を有し、射出側レンズ枠17より光入射側L2に設けられ、射出側レンズ群12よりも小径の光学調整用レンズ群13を保持するとともに光軸方向Lに移動可能な光学調整用レンズ枠18と、射出側レンズ枠17の外周に設けられる光学調整用リング16と、光学調整用レンズ枠18の外周に設けられ、光学調整用リング16と連結し、光学調整用リング16の回動動作を光学調整用レンズ枠18に伝達して光学調整用レンズ枠18を光軸方向Lに移動する中間連結部材19と、中間連結部材19の外周に設けられ、光軸方向Lに交差する径方向外側に突出するフランジ部20と、を備えている。
以上のように本実施形態の投射光学装置10は、プロジェクター1に用いられる投射光学装置であって、光射出端L1aに位置する射出側レンズ群12を保持する射出側レンズ枠17と、射出側レンズ枠17の最大径より小径の外形を有し、射出側レンズ枠17より光入射側L2に設けられ、射出側レンズ群12よりも小径の光学調整用レンズ群13を保持するとともに光軸方向Lに移動可能な光学調整用レンズ枠18と、射出側レンズ枠17の外周に設けられる光学調整用リング16と、光学調整用レンズ枠18の外周に設けられ、光学調整用リング16と連結し、光学調整用リング16の回動動作を光学調整用レンズ枠18に伝達して光学調整用レンズ枠18を光軸方向Lに移動する中間連結部材19と、中間連結部材19の外周に設けられ、光軸方向Lに交差する径方向外側に突出するフランジ部20と、を備えている。
本実施形態の投射光学装置10は、光学調整用レンズ枠18と光学調整用リング16とを連結する中間連結部材19に設けられたフランジ部20を備えている。すなわち、光学調整用リング16の操作力を光学調整用レンズ群13に伝達する伝達部材としての中間連結部材19にフランジ部20が一体に設けられている。そのため、本実施形態の場合、フランジ部20と干渉しないように伝達部材をフランジ部20の外側に配置する必要が無いため、投射光学装置10の構成が光軸LLの径方向外側に大型化することを抑制できる。よって、本実施形態の投射光学装置10は、装置構成を小型化しつつ、フランジ部20によって塵や埃のプロジェクター1内への入り込みを抑制することができる。
本実施形態の投射光学装置10において、光学調整用リング16は、射出側レンズ枠17の外周に沿って回動するリング部材である。
この構成によれば、射出側レンズ枠17の外周に沿って光学調整用リング16を回動させることで、光学調整用レンズ群13を光軸方向Lに容易に移動させることができる。よって、投射光学装置10は、フォーカス調整操作を容易に行うことができる。
この構成によれば、射出側レンズ枠17の外周に沿って光学調整用リング16を回動させることで、光学調整用レンズ群13を光軸方向Lに容易に移動させることができる。よって、投射光学装置10は、フォーカス調整操作を容易に行うことができる。
本実施形態の投射光学装置10において、中間連結部材19は、フランジ部20の一部を構成する第1フランジ部1911を含む第1部材191と、フランジ部20の他の一部を構成する第2フランジ部1921を含む第2部材192と、を有し、第1部材191および第2部材192の少なくとも一方が光学調整用リング16に固定される。
この構成によれば、投射光学装置10のレンズ鏡筒11の径方向外側から第1部材191および第2部材192を取り付けてフランジ部20を構成した後、フランジ部20に対して光学調整用リング16を固定することができる。よって、投射光学装置10の組み立て性を向上させることができる。
この構成によれば、投射光学装置10のレンズ鏡筒11の径方向外側から第1部材191および第2部材192を取り付けてフランジ部20を構成した後、フランジ部20に対して光学調整用リング16を固定することができる。よって、投射光学装置10の組み立て性を向上させることができる。
本実施形態の投射光学装置10において、第1部材191および第2部材192は互いに連結され、中間連結部材19は、第1部材191および第2部材192の少なくとも一方と固定され、光学調整用レンズ枠18に連結される第3部材193をさらに有する。
この構成によれば、第3部材193を備えることで、光学調整用リング16の回動動作を光学調整用レンズ枠18に伝達可能な構成を実現できる。
この構成によれば、第3部材193を備えることで、光学調整用リング16の回動動作を光学調整用レンズ枠18に伝達可能な構成を実現できる。
本実施形態のプロジェクター1は、画像光生成部7で生成された画像光を投射光学装置10により投射するプロジェクターであって、投射光学装置10は、光射出端L1aに位置する射出側レンズ群12を保持する射出側レンズ枠17と、射出側レンズ枠17の最大径より小径の外形を有し、射出側レンズ枠17より光入射側L2に設けられ、射出側レンズ群12よりも小径の光学調整用レンズ群13を保持するとともに光軸方向Lに移動可能な光学調整用レンズ枠18と、射出側レンズ枠17の外周に設けられる光学調整用リング16と、光学調整用レンズ枠18の外周に設けられ、光学調整用リング16と連結し、光学調整用リング16の回動動作を光学調整用レンズ枠18に伝達して光学調整用レンズ枠18を光軸方向Lに移動する中間連結部材19と、中間連結部材19の外周に設けられ、光軸方向Lに交差する径方向外側に突出するフランジ部20と、を備えている。
本実施形態のプロジェクター1によれば、装置構成の大型化を抑制した投射光学装置10を備えるため、プロジェクター自体を小型化できる。また、投射光学装置10の設置スペースが小さく済むため、外装部材2内における他の光学部品のレイアウトの自由度が向上できる。また、本実施形態のプロジェクター1は、投射光学装置10のフランジ部20によって内部への塵や埃の入り込みを抑制することで防塵性を向上させることができる。
本実施形態のプロジェクター1は、投射光学装置10のフランジ部20に光軸方向Lで対向する対向板50をさらに備える。
この構成によれば、フランジ部20と対向板50との間に隙間が形成されても、内部への塵や埃の入り込みを抑制することができる。
さらに本実施形態のプロジェクター1では、光軸方向Lにおいて対向板50とフランジ部20との間に配置されるシール部材51をさらに備えるのが望ましい。
この構成によれば、シール部材51によって対向板50とフランジ部20との間に生じる隙間を閉塞することができる。これにより、投射光学装置10に対する塵や埃の付着をより低減でき、防塵性能をより向上できる。
この構成によれば、フランジ部20と対向板50との間に隙間が形成されても、内部への塵や埃の入り込みを抑制することができる。
さらに本実施形態のプロジェクター1では、光軸方向Lにおいて対向板50とフランジ部20との間に配置されるシール部材51をさらに備えるのが望ましい。
この構成によれば、シール部材51によって対向板50とフランジ部20との間に生じる隙間を閉塞することができる。これにより、投射光学装置10に対する塵や埃の付着をより低減でき、防塵性能をより向上できる。
本実施形態のプロジェクター1は、外装部材2と、投射光学装置10を移動させて、投射光学装置10の光軸をシフトさせるレンズシフト機構9と、を備え、光学調整用リング16はリング状の部材であり、投射光学装置10は、外装部材2に形成された投射用開口部21aに挿入されることで、レンズシフト機構9により移動可能とされ、光学調整用リング16は、投射用開口部21aと投射光学装置10の外周との間の隙間を覆うように配置される。
この構成によれば、光学調整用リング16によって投射用開口部21aと投射光学装置10の外周との間の隙間が視認され難くなるので、プロジェクター1の見栄えを向上させることができる。
この構成によれば、光学調整用リング16によって投射用開口部21aと投射光学装置10の外周との間の隙間が視認され難くなるので、プロジェクター1の見栄えを向上させることができる。
以上、上述した実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような形態にも適用可能である。
例えば、上記実施形態では、光学調整用リング16を回動させることで投射光学装置10のフォーカス調整を行う場合を例に挙げたが、光学調整用リングを回動させることで投射光学装置10のズーム調整を行う構成にも本発明は適用可能である。
例えば、上記実施形態では、光学調整用リング16を回動させることで投射光学装置10のフォーカス調整を行う場合を例に挙げたが、光学調整用リングを回動させることで投射光学装置10のズーム調整を行う構成にも本発明は適用可能である。
また、上記実施形態では、光学調整用部材としてリング状の光学調整用リング16を用いる場合を例に挙げたが、光学調整用部材の形状はリング状に限られない。
図7は光学調整用部材の変形例に係る構成を示す要部拡大図である。
図7に示すように、光学調整用部材は、射出側レンズ枠17の径方向外側に設けられたレバー部材116であってもよい。なお、レバー部材116はレンズ鏡筒11の周方向に複数設けられてもよい。
図7は光学調整用部材の変形例に係る構成を示す要部拡大図である。
図7に示すように、光学調整用部材は、射出側レンズ枠17の径方向外側に設けられたレバー部材116であってもよい。なお、レバー部材116はレンズ鏡筒11の周方向に複数設けられてもよい。
また、上記実施形態では、光学調整用リング16が第1部材191および第2部材192の両方に固定される場合を例に挙げたが、第1部材191および第2部材192の少なくとも一方が光学調整用リング16に固定される構成としてもよい。
また、中間連結部材19は、第1フランジ部1911を含む第1部材191と、フランジ部20の他の一部を構成する第2フランジ部1921を含む第2部材192と、第1部材191および第2部材192の少なくとも一方と固定され、光学調整用レンズ枠18に連結される第3部材193との構成に限らない。第1部材191と第2部材192との一方は、第3部材193と一体に構成しても良い。
また、中間連結部材19は、第1フランジ部1911を含む第1部材191と、フランジ部20の他の一部を構成する第2フランジ部1921を含む第2部材192と、第1部材191および第2部材192の少なくとも一方と固定され、光学調整用レンズ枠18に連結される第3部材193との構成に限らない。第1部材191と第2部材192との一方は、第3部材193と一体に構成しても良い。
本発明の一態様の投射光学装置は、以下の構成を有していてもよい。
本発明の一態様の投射光学装置は、プロジェクターに用いられる投射光学装置であって、光射出端に位置する第1レンズ群を保持する射出側レンズ枠と、射出側レンズ枠の最大径より小径の外形を有し、射出側レンズ枠より光入射側に設けられ、第1レンズ群よりも小径の第2レンズ群を保持するとともに光軸方向に移動可能な光学調整用レンズ枠と、射出側レンズ枠の外周に設けられる光学調整用部材と、光学調整用レンズ枠の外周に設けられ、光学調整用部材と連結し、光学調整用部材の回動動作を光学調整用レンズ枠に伝達して光学調整用レンズ枠を光軸方向に移動する中間連結部材と、中間連結部材の外周に設けられ、光軸方向に交差する方向に突出するフランジ部と、を備える。
本発明の一態様の投射光学装置は、プロジェクターに用いられる投射光学装置であって、光射出端に位置する第1レンズ群を保持する射出側レンズ枠と、射出側レンズ枠の最大径より小径の外形を有し、射出側レンズ枠より光入射側に設けられ、第1レンズ群よりも小径の第2レンズ群を保持するとともに光軸方向に移動可能な光学調整用レンズ枠と、射出側レンズ枠の外周に設けられる光学調整用部材と、光学調整用レンズ枠の外周に設けられ、光学調整用部材と連結し、光学調整用部材の回動動作を光学調整用レンズ枠に伝達して光学調整用レンズ枠を光軸方向に移動する中間連結部材と、中間連結部材の外周に設けられ、光軸方向に交差する方向に突出するフランジ部と、を備える。
本発明の一つの態様の投射光学装置において、光学調整用部材は、射出側レンズ枠の外周に沿って回動するリング部材である構成としてもよい。
本発明の一つの態様の投射光学装置において、中間連結部材は、フランジ部の一部を構成する第1フランジ部を含む第1部材と、フランジ部の他の一部を構成する第2フランジ部を含む第2部材と、を有し、第1部材および第2部材の少なくとも一方が光学調整用部材に固定される構成としてもよい。
本発明の一つの態様の投射光学装置において、第1部材および第2部材は互いに連結され、中間連結部材は、第1部材および第2部材の少なくとも一方と固定され、光学調整用レンズ枠に連結される第3部材をさらに有する構成としてもよい。
本発明の一態様のプロジェクターは、以下の構成を有していてもよい。
本発明の一態様のプロジェクターは、画像光生成部で生成された画像光を投射光学装置により投射するプロジェクターにおいて、投射光学装置は、光射出端に位置する第1レンズ群を保持する射出側レンズ枠と、射出側レンズ枠の最大径より小径の外形を有し、射出側レンズ枠より光入射側に設けられ、第1レンズ群よりも小径の第2レンズ群を保持するとともに光軸方向に移動可能な光学調整用レンズ枠と、射出側レンズ枠の外周に設けられる光学調整用部材と、光学調整用レンズ枠の外周に設けられ、光学調整用部材と連結し、光学調整用部材の回動動作を光学調整用レンズ枠に伝達して光学調整用レンズ枠を光軸方向に移動する中間連結部材と、中間連結部材の外周に設けられ、光軸方向に交差する方向に突出するフランジ部と、を備える。
本発明の一態様のプロジェクターは、画像光生成部で生成された画像光を投射光学装置により投射するプロジェクターにおいて、投射光学装置は、光射出端に位置する第1レンズ群を保持する射出側レンズ枠と、射出側レンズ枠の最大径より小径の外形を有し、射出側レンズ枠より光入射側に設けられ、第1レンズ群よりも小径の第2レンズ群を保持するとともに光軸方向に移動可能な光学調整用レンズ枠と、射出側レンズ枠の外周に設けられる光学調整用部材と、光学調整用レンズ枠の外周に設けられ、光学調整用部材と連結し、光学調整用部材の回動動作を光学調整用レンズ枠に伝達して光学調整用レンズ枠を光軸方向に移動する中間連結部材と、中間連結部材の外周に設けられ、光軸方向に交差する方向に突出するフランジ部と、を備える。
本発明の一つの態様のプロジェクターにおいて、投射光学装置のフランジ部に光軸方向で対向する対向板をさらに備える構成としてもよい。
本発明の一つの態様のプロジェクターにおいて、光軸方向において、対向板とフランジ部との間に配置されるシール部材をさらに備える構成としてもよい。
本発明の一つの態様のプロジェクターにおいて、外装部材と、投射光学装置を移動させて、投射光学装置の光軸をシフトさせるレンズシフト機構と、を備え、光学調整用部材はリング状の部材であり、投射光学装置は、外装部材に形成された開口部に挿入されることで、レンズシフト機構により移動可能とされ、光学調整用部材は、開口部と投射光学装置の外周との間の隙間を覆うように配置される構成としてもよい。
1…プロジェクター、2…外装部材、7…画像光生成部、9…レンズシフト機構、10…投射光学装置、12…射出側レンズ群(第1レンズ群)、13…光学調整用レンズ群(第2レンズ群)、16…光学調整用リング(光学調整用部材)、17…射出側レンズ枠、18…光学調整用レンズ枠、19…中間連結部材、20…フランジ部、21a…投射用開口部(開口部)、50…対向板、51…シール部材、191…第1部材、192…第2部材、193…第3部材、1911…第1フランジ部、1921…第2フランジ部、L…光軸方向、L2…光入射側、L1a…光射出端、LL…光軸、S…隙間。
Claims (8)
- プロジェクターに用いられる投射光学装置であって、
光射出端に位置する第1レンズ群を保持する射出側レンズ枠と、
前記射出側レンズ枠の最大径より小径の外形を有し、前記射出側レンズ枠より光入射側に設けられ、前記第1レンズ群よりも小径の第2レンズ群を保持するとともに光軸方向に移動可能な光学調整用レンズ枠と、
前記射出側レンズ枠の外周に設けられる光学調整用部材と、
前記光学調整用レンズ枠の外周に設けられ、前記光学調整用部材と連結し、前記光学調整用部材の回動動作を前記光学調整用レンズ枠に伝達して前記光学調整用レンズ枠を前記光軸方向に移動する中間連結部材と、
前記中間連結部材の外周に設けられ、前記光軸方向に交差する方向に突出するフランジ部と、を備える
ことを特徴とする投射光学装置。 - 前記光学調整用部材は、前記射出側レンズ枠の外周に沿って回動するリング部材である
ことを特徴とする請求項1に記載の投射光学装置。 - 前記中間連結部材は、前記フランジ部の一部を構成する第1フランジ部を含む第1部材と、前記フランジ部の他の一部を構成する第2フランジ部を含む第2部材と、を有し、
前記第1部材および前記第2部材の少なくとも一方が前記光学調整用部材に固定される
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の投射光学装置。 - 前記第1部材および前記第2部材は互いに連結され、
前記中間連結部材は、前記第1部材および前記第2部材の少なくとも一方と固定され、前記光学調整用レンズ枠に連結される第3部材をさらに有する
ことを特徴とする請求項3に記載の投射光学装置。 - 画像光生成部で生成された画像光を投射光学装置により投射するプロジェクターにおいて、
前記投射光学装置は、
光射出端に位置する第1レンズ群を保持する射出側レンズ枠と、
前記射出側レンズ枠の最大径より小径の外形を有し、前記射出側レンズ枠より光入射側に設けられ、前記第1レンズ群よりも小径の第2レンズ群を保持するとともに光軸方向に移動可能な光学調整用レンズ枠と、
前記射出側レンズ枠の外周に設けられる光学調整用部材と、
前記光学調整用レンズ枠の外周に設けられ、前記光学調整用部材と連結し、前記光学調整用部材の回動動作を前記光学調整用レンズ枠に伝達して前記光学調整用レンズ枠を前記光軸方向に移動する中間連結部材と、
前記中間連結部材の外周に設けられ、前記光軸方向に交差する方向に突出するフランジ部と、を備える
ことを特徴とするプロジェクター。 - 前記投射光学装置の前記フランジ部に前記光軸方向で対向する対向板をさらに備える
ことを特徴とする請求項5に記載のプロジェクター。 - 前記光軸方向において、前記対向板と前記フランジ部との間に配置されるシール部材をさらに備える
ことを特徴とする請求項6に記載のプロジェクター。 - 外装部材と、
前記投射光学装置を移動させて、前記投射光学装置の光軸をシフトさせるレンズシフト機構と、を備え、
前記光学調整用部材はリング状の部材であり、
前記投射光学装置は、前記外装部材に形成された開口部に挿入されることで、前記レンズシフト機構により移動可能とされ、
前記光学調整用部材は、前記開口部と前記投射光学装置の外周との間の隙間を覆うように配置される
ことを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれか一項に記載のプロジェクター。
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---|---|---|---|
JP2020210208A JP2022096931A (ja) | 2020-12-18 | 2020-12-18 | 投射光学装置およびプロジェクター |
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