JP2022095973A - 眼軟膏収容容器 - Google Patents

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文孝 田坂
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Abstract

【課題】定量かつ微量の眼軟膏を正確に投与する。【解決手段】眼軟膏収容容器100は、眼軟膏を収容する収容部10と、収容部10に収容された眼軟膏を定量かつ微量ずつ吐出する吐出部11と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、眼軟膏の収容容器に関する。眼軟膏には、ゲルなどの眼科用半固形製剤が含まれる。
眼の病気を治療するための治療薬として、点眼薬以外に、眼瞼、結膜嚢に投与する眼軟膏が研究開発されている。眼軟膏は、一般的に、チューブ等に入れられた眼軟膏を、チューブから直接眼瞼に、または綿棒や専用の塗布用棒を用いて眼瞼に投与される。例えば特許文献1には、眼軟膏を眼瞼に投与するための器具が開示されている。
特許文献1に開示された器具は、眼瞼の縁に沿って器具をガイドするためのガイド部と、所定の量の眼軟膏を保持することが可能なように形成されたくぼみ部と、を有している。
特開2009-178270号公報(2009年 8月13日公開)
しかしながら、上述のような従来技術には、以下の問題がある。
眼軟膏は通常約30~50mg程度が投与されるが、チューブから眼軟膏を絞りだして投与する為、正確に量をコントロールすることが困難であったり、均一に投与できずに眼瞼や結膜嚢からはみ出たり、投与後しばらくの間、霧視になったり、ベタベタした感覚から不快感につながることがあった。またチューブから直接、眼に投与する場合や、綿棒や専用の塗布用棒を用いて、投与する場合、ノズル出口や棒の先端が眼に近づけ難く、投与しづらい面があった。また、上記のような投与のし難さから、ノズル先端や綿棒の先端に眼軟膏の一部が残るため、全ての眼軟膏を投与できないこともあった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、簡便に定量かつ微量の眼軟膏を正確に眼瞼に投与できる眼軟膏収容容器を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の眼軟膏収容容器は、眼軟膏を収容する収容部と、上記収容部に収容された上記眼軟膏を定量かつ微量ずつ吐出する吐出部と、を備えたことを特徴としている。
上記の構成によれば、定量かつ微量の眼軟膏を正確に投与できる。
また、本発明の眼軟膏収容容器は、上記収容部に収容された上記眼軟膏を上記吐出部へ搬送するための押圧機構を備え、上記押圧機構は、上記眼軟膏を保持する押出棒部と、所定の方向に回転することにより上記押出棒部を上記吐出部側へ変位させる回転部と、上記回転部を所定量だけ回転するように係止する係止部とを含むことが好ましい。
上記の構成によれば、上記押圧機構は、上記眼軟膏を保持する押出棒部と、所定の方向に回転することにより上記押出棒部を上記吐出部側へ変位させる回転部と、上記回転部を所定量だけ回転するように係止する係止部とを含むので、押出棒部は所定量だけ変位することになる。その結果、上記の構成によれば、眼軟膏は、吐出部の吐出口から一定量だけ吐出することになるので、定量かつ微量の眼軟膏を正確に投与できる。
また、本発明の眼軟膏収容容器は、上記収容部に収容された上記眼軟膏を上記吐出部へ搬送するための押圧機構を備え、上記押圧機構は、上記眼軟膏を保持する押出棒部と、一度の操作で上記押出棒部を上記吐出部側へ所定量だけ変位させる機構とを含むことが好ましい。
上記の構成によれば、一度の簡単な操作によって、眼軟膏を定量かつ微量に吐出することができるので、定量かつ微量の眼軟膏を正確に投与でき、容器の利便性が向上する。
また、本発明の眼軟膏収容容器は、操作レバーと、上記操作レバーを下方へ移動させる力を上記回転部の回転力に変換する変換機構を備えていることが好ましい。
上記の構成によれば、上記操作レバーを下方へ移動させる力を上記回転部の回転力に変換する変換機構を備えているので、レバーを下方へ移動させるという一度の操作によって、上記回転部を回転させて定量かつ微量の眼軟膏を正確に投与できる。それゆえ、容器の利便性が向上する。
また、本発明の眼軟膏収容容器は、上記吐出部は、上記眼軟膏を吐出する吐出口へ至る先端部分が上記収容部の軸に対して所定角度傾斜している構成とすることもできる。
上記の構成によれば、眼軟膏を吐出する吐出口へ至る先端部分が収容部の軸に対して所定角度傾斜しているので、吐出部から吐出された眼軟膏を眼に投与し易くなる。
本発明の眼軟膏収容容器では、上記所定角度は、0°~50°であることが好ましい。
また、本発明の眼軟膏収容容器は、上記眼軟膏を吐出する吐出口を有する先端部分がヘラ形状であることが好ましい。
上記の構成によれば、下側の眼瞼を指で下げたときにできる眼のエッジ部分に、上記の構成のようなヘラ形状の吐出部を擦り付けることによって、吐出部にて保持された眼軟膏のほぼ全量を投与することができる。よって、吐出部から吐出された眼軟膏を眼に投与し易くなる。
本発明は、簡便に微量の眼軟膏を定量吐出することができるという効果を奏する。
(a)は、本発明の実施形態1に係る眼軟膏収容容器を用いて眼軟膏を右眼の下側の眼瞼に投与する様子を示す概略図であり、(b)は、本発明の実施形態1に係る眼軟膏収容容器の概略構成を示す全体斜視図である。 本発明の実施形態1に係る眼軟膏収容容器の概略構成を示す断面図である。 本発明の実施形態1に係る眼軟膏収容容器内に設けられたピストン、回転カム、及び係合筒の構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態2に係る眼軟膏収容容器の一構成例を示す斜視図である。 本発明の実施形態2に係る眼軟膏収容容器の概略構成を示す断面図である。 本発明の実施形態2に係る眼軟膏収容容器内に設けられた係合筒の構成を示す斜視図である。 (a)~(c)は、本発明の実施形態3に係る眼軟膏収容容器の構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態3に係る眼軟膏収容容器の変換機構を説明するための分解斜視図である。 本発明の実施形態3に係る眼軟膏収容容器の構成を示す断面図であり、(a)は、レバーを下方へ移動させる前の初期状態の構成を示し、(b)は、レバーを下方へ移動させた後の押下状態を示す。 本発明の実施形態3に係る眼軟膏収容容器内に設けられた可動筒部、第2カム部及び回転部材の構成を示す上面図である。 本発明の実施形態3に係る眼軟膏収容容器のレバー押圧中における、可動筒部、第2カム部及び回転部材の動作を示す斜視図であり、(a)は、レバーを下方へ移動させる前の初期状態を示し、(b)は、レバーを下方へ押し切ったときの状態を示し、(c)は、レバーの押圧を解除し、レバーが元の位置に復帰したときの状態を示す。 (a)~(f)は、本発明の眼軟膏収容容器における吐出部の構成例を示した斜視図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の一形態について、詳細に説明する。図1の(a)は、本実施形態に係る眼軟膏収容容器100を用いて眼軟膏を右眼の下側の眼瞼に投与する様子を示す概略図であり、図1の(b)は、本実施形態に係る眼軟膏収容容器100の概略構成を示す全体斜視図である。図2は、眼軟膏収容容器100の概略構成を示す断面図である。図3は、眼軟膏収容容器100内に設けられたピストン22、回転カム23、及び係合筒24の構成を示す分解斜視図である。
図1の(a)に示されるように、眼軟膏収容容器100の吐出部11を眼瞼Bの縁に沿って移動させることによって、吐出部11にて定量かつ微量に吐出された眼軟膏が眼瞼Bに投与される。説明の便宜上、眼軟膏収容容器100を使用する場合において、眼軟膏収容容器100の端部のうち、眼瞼に近い側の端部を先端部とし、眼瞼から遠い側を底部とする。なお、図1の(a)に示される例では、眼軟膏収容容器100を用いて眼軟膏を右眼の下側の眼瞼Bに投与しているが、眼軟膏収容容器100を用いて、右眼の上側の眼瞼C、左眼の下側の眼瞼D、左眼の上側の眼瞼Eに投与することも可能である。
図1の(b)及び図2に示されるように、眼軟膏収容容器100は、眼軟膏Aを収容する収容部10と、押圧部20と、を備えている。収容部10には、先端部側に吐出部11が設けられている。吐出部11は、綿棒に似た棒状筒形状であり、その先端部には眼軟膏Aが吐出する吐出口11aが設けられている。
押圧部20は、円筒形状であり、収容部10内部の眼軟膏Aを吐出部11側へ搬送する押圧機構2と、押圧機構2を操作する操作部21と、を備えている。操作部21は、収容部10の円筒軸Xを回転軸として、所定方向に回転するように構成されている。押圧機構2は、操作部21を回転することによって、眼軟膏Aを押圧するように構成されている。押圧機構2の押圧により、収容部10内部の眼軟膏Aは、吐出口11aから定量かつ微量に吐出することになる。吐出された眼軟膏は、吐出口11aにて保持される。この状態で、患者が吐出口11aを眼瞼へ誘導すると、眼軟膏が投与される。
収容部10の吐出部11は、眼瞼に眼軟膏を投与するに際し変形可能な材料、例えば、ウレタン、シリコーン、スチレン系等のエラストマー、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)等の高分子材料によって構成されていることが好ましい。
図2及び図3に示されるように、押圧機構2は、押圧部20内部に設けられており、ピストン22(押出棒部)と、回転カム23(回転部)と、回転カム23と係合する係合筒24(回転部)と、を備えている。ピストン22は、眼軟膏収容容器100内において、円周方向に回転不能であり、かつ、円筒軸X方向に上昇可能である。また、回転カム23、及び係合筒24は、ピストン22を上昇させるように構成されている。
ピストン22は、押圧部20の内壁面に対して密着するとともに、ピストン本体22aと、ピストン基部22bと、から構成されている。ピストン基部22bの外周面には、雄ネジ部22cが螺設されている。
回転カム23には、ピストン基部22bを係止する係止孔23aと、ラチェット歯23cとが設けられている。係止孔23aは、回転カム23の中央部分に設けられており、その内壁面には、雄ネジ部22cと螺合する雌ネジ部23bが螺設されている。ラチェット歯23cは、後述する係合筒24の係止爪24bと噛合するように構成されている。
係合筒24は、その上面にフランジ部24aが一体に形成された円筒体であり、操作部21の回転動作に連動して、操作部21と同じ方向に回転するように構成されている。フランジ部24aには、回転カム23のラチェット歯23cと噛合する係止爪24bが円周方向に複数設けられている。
ここで、眼軟膏収容容器100における眼軟膏の吐出機構について、説明する。
まず、患者が操作部21を回転させると、係合筒24は、係止爪24bとラチェット歯23cとが噛合しつつ回転カム23とともに回転する。ここで、回転カム23の係止孔23aには、雄ネジ部22cと雌ネジ部23bとの螺合により、ピストン22のピストン基部22bが螺設されている。それゆえ、回転カム23の回転により、ピストン22のピストン基部22bが回転しようとする。しかし、ピストン22は、眼軟膏収容容器100内において、円周方向に回転不能になるように構成されているので、回転カム23の回転力が伝達されて先端部へ向けて変位する。これにより、ピストン22は、眼軟膏を押圧する。そして、ピストン22の押圧によって、眼軟膏は、吐出口11aから所定量吐出される。
ここで、押圧機構2は、ラチェット歯23cを介したラチェット機構を利用しているため、操作部21の1回の操作によって、係合筒24は、決められた量だけ回動する。それゆえ、ピストン22も所定量だけ変位することになり、眼軟膏は、吐出口11aから一定量だけ吐出することになる。
眼軟膏の吐出量は、1mg~20mgであることが好ましい。従来のように、チューブ等に入れられた眼軟膏を、綿棒(または特許文献1に開示された器具)を用いて保持する場合、綿棒へ取る眼軟膏の量が正確でない。また、眼軟膏を眼瞼に投与した後、綿棒に眼軟膏が残り、綿棒に取った全ての眼軟膏を投与できない。それゆえ、従来の技術では、定量かつ微量の眼軟膏を正確に投与できなかった。
一方、本実施形態に係る眼軟膏収容容器100は、吐出量1mg~20mgという極めて微量の眼軟膏を定量吐出することができる。それゆえ、眼軟膏収容容器100を用いて眼軟膏を投与した場合、極めて少量の眼軟膏を眼瞼へ投与することができる。
眼軟膏収容容器100の各部のサイズおよび形状、すなわち、眼軟膏収容容器100の1回の操作における係合筒24の回動量や吐出口11a等は、1mg~20mgの眼軟膏Aを定量かつ微量に吐出することができるように、眼軟膏収容容器100の寸法、眼軟膏Aの基剤の物性等に応じて適宜設定することができる。例えば、吐出口11aの形状(すなわち、吐出口11aを構成する側壁に囲まれた領域の形状)は、直径1~3mmの円形状、または該円筒の断面積に相当する楕円形状である。
また、棒状筒形状の吐出部11は、眼軟膏Aを眼瞼に投与するに際し、吐出口11aが眼瞼に接触し易くなるように、収容部10の円筒軸Xに対し傾斜して設けられている。吐出部11の円筒軸Xに対する傾斜角度は、10°~50°であることが好ましい。なお、図1に示された構成では、吐出部11の円筒軸Xに対する傾斜角度は、45°である。
また、吐出部11の先端部は、眼軟膏の色と異なる色に色付けされるか、あるいは眼軟膏Aは、吐出部11の先端部の色と異なる色に色付けされることが好ましい。これにより、吐出部11の先端部と眼軟膏との間で色のコントラストが生じる。このため、投与時において、眼軟膏Aが吐出部11から吐出したことを目視で確認でき、また、投与後においても眼軟膏が先端部からなくなっていることを目視で確認できる。
また、図2に示す眼軟膏Aとしては、任意のタイプの眼軟膏を用いることができ、例えば、ドライアイや緑内障の治療用眼軟膏を用いることができる。また、眼軟膏収容容器100に収容される眼軟膏Aの基剤としては、石油から得られる炭化水素類、羊毛脂などの軟膏基剤、並びに、セルロース系高分子、多糖類などのゲル基剤が挙げられる。また、上記軟膏基剤の具体例として、白色ワセリン、流動パラフィン、精製ラノリン、プラスチベース(登録商標)(流動パラフィン、ポリエチレン樹脂の混合物)等が挙げられ、また、ゲル基剤の具体例として、カルボキシビニルポリマー等が挙げられる。なお、本実施形態において、眼軟膏には、ゲルなどの眼科用半固形製剤が含まれる。
また、眼軟膏の粘度は、特に制限されないが、回転粘度計(測定条件:30℃、1rpm)で測定した場合、例えば20mPa・(掛け算)s~10,000mPa・(掛け算)sである。
以上のように、本実施形態に係る眼軟膏収容容器100は、眼軟膏Aを収容する収容部10と、収容部10に収容された眼軟膏Aを定量かつ微量ずつ吐出する吐出部11と、を備えたものである。そして、収容部10に収容された眼軟膏Aを吐出部11へ搬送するための押圧機構を備えている。
押圧機構2は、眼軟膏Aを保持するピストン22と、回転カム23及び係合筒24からなる回転部と、ラチェット歯23c及び係止爪24bからなる係止部とを含む。回転カム23及び係合筒24は、所定の方向に回転することによりピストン22を吐出部11側へ変位させる。また、ラチェット歯23c及び係止爪24bは、回転カム23及び係合筒24からなる回転部を所定量だけ回転するように係止する。
このように押圧機構2は、回転カム23及び係合筒24で構成された回転部を所定量だけ回動するように係止する係止部として、ラチェット歯23c及び係止爪24bを備えているので、ピストン22は所定量だけ変位することになる。その結果、眼軟膏Aは、吐出部11の吐出口11aから一定量だけ吐出することになる。また、回転部の回動量を調節すれば、微量の眼軟膏Aを定量吐出することができる。それゆえ、眼軟膏収容容器100を用いて眼軟膏Aを投与した場合、定量かつ微量に眼軟膏Aを眼瞼へ投与することができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図4~図6に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図4は、本実施形態に係る眼軟膏収容容器100Aの一構成例を示す斜視図である。また、図5は、本実施形態に係る眼軟膏収容容器100Aの概略構成を示す断面図である。図6は、本実施形態に係る眼軟膏収容容器100A内に設けられた係合筒24Aの構成を示す斜視図である。
本実施形態に係る眼軟膏収容容器100Aは、実施形態1に係る眼軟膏収容容器100と異なり、眼軟膏収容容器100A全体の形状が鉛筆に似たスティック状になっている。図4に示されるように、吐出部11Aは、収容部10Aの円筒軸Xに対して傾斜していない。
また、本実施形態に係る眼軟膏収容容器100Aでは、押圧機構2Aは、眼軟膏を保持するピストン22と、1度押下されることによりピストン22を吐出部11A側へ所定量だけ変位させるサイドノックボタン2b(押下部)とを含む。このサイドノックボタン2bは、眼軟膏収容容器100Aの側面から内外に出没自在になるように設けられている。
また、図5に示されるように、本実施形態に係る眼軟膏収容容器100Aは、押圧部20Aを備え、押圧部20Aは、その内部に、2つの係合筒24A及び24Bを有する押圧機構2Aを備えている。また、本実施形態に係る眼軟膏収容容器100Aは、収容部10Aが挿入された外筒部30を備えている。この外筒部30は、外筒部本体31と、外筒部本体31の後端に設けられた後端キャップ32と、を備えている。
また、眼軟膏収容容器100Aは、押圧機構2Aを備えている。押圧機構2Aは、ピストン22と、係合筒24Aと、回転カム23Bと、回転カム23Bと係合する係合筒24Bと、スプリング25と、を備えている。
図6に示されるように、係合筒24Aは、外周に対して突出して設けられた突条縁24cを備えている。この突条縁24cは、外周において円筒軸X方向に延びて形成されている。
サイドノックボタン2bは、係合筒24Aに形成された突条縁24cと突き当たるように設けられている。それゆえ、サイドノックボタン2bは、眼軟膏収容容器100A内への押勢によって、係合筒24Aに形成された突条縁24cに突き当たる。そして、その突き当たった力が係合筒24Aに対して回転力として伝達される。このようにサイドノックボタン2bを眼軟膏収容容器100A内部へ向けてノックすることによって、係合筒24Aは回転する。
また、係合筒24Aは、収容部10Aの上部に設けられている。収容部10Aにおける係合筒24Aと接触する面には、ラチェット歯23cが設けられている。係合筒24Aは、収容部10Aに設けられたラチェット歯23cと噛合する係止爪を有している。このため、係合筒24Aは、係止爪がラチェット歯23cと噛合しつつ、収容部10Aとともに回転する。
回転カム23Bは、その中央部分の係止孔に、ピストン22の角柱形状の雄ネジ部と螺合する雌ネジ部が螺設されている。また、回転カム23Bには、ラチェット歯23cが設けられている。このラチェット歯23cは、係合筒24Bの係止爪と噛合するように構成されている。また、回転カム23Bは、外筒部30の外筒部本体31の内壁面に嵌合固定されている。
係合筒24Bは、その中央部に、ピストン22の雄ネジ部を挿通する挿通孔が設けられている。この挿通孔は、その内壁面がピストン22の雄ネジ部の角柱形状と接触するように構成されている。また、係合筒24Bは、収容部10Aの後端にて嵌合固定されている。係合筒24Bは、収容部10A及びピストン22の雄ネジ部と係合しつつ、収容部10A及びピストン22とともに回転する。
スプリング25は、係合筒24Aに対して、収容部10Aのラチェット歯23cと係合筒24Aの係止爪とを噛合させるように、下方へ付勢するように構成されている。また、収容部10Aのラチェット歯23cの形状によって、係合筒24Aに対して、回転方向と逆方向(以下、戻り方向とする)へ付勢するように構成されている。
ここで、眼軟膏収容容器100Aにおける眼軟膏Aの吐出機構について、説明する。
まず、患者がサイドノックボタン2bを図5に示す矢印の方向に押下すると、係合筒24Aが回転する。係合筒24Aは、スプリング25の下方への付勢によって係止爪と収容部10Aのラチェット歯23cとが噛合しつつ、スプリング25の戻り方向への付勢に反して、収容部10Aとともに回転する。また、収容部10Aの回転に伴い、係合筒24Bは、ピストン22の雄ネジ部と係合しつつ、ピストン22とともに回転する。
ここで、ラチェット歯23cを介して係合筒24Bと噛合する回転カム23Bは、外筒部30の外筒部本体31の内壁面に嵌合固定されている。また、外筒部30は、収容部10Aの回転に伴い、回転しない構成となっている。それゆえ、収容部10Aの回転に伴いピストン22が回転すると、ピストン22の雄ネジ部と回転カム23Bの係止孔の雌ネジ部との螺合により、ピストン22は、先端部へ向けて変位する。これにより、ピストン22は、眼軟膏Aを押圧する。そして、この押圧によって、眼軟膏Aは、吐出口11aから所定量吐出される。その後、係合筒24Aのみがスプリング25の戻り方向への付勢によってサイドノックボタン2bと共に元の位置に復帰する。
眼軟膏収容容器100Aは、サイドノックボタン2bを眼軟膏収容容器100Aの内部へ向けてノックすることによって、押圧機構2Aが収容部10内部の眼軟膏Aを押圧するように構成されている。それゆえ、サイドノックボタン2bをノックするという簡単な操作によって、眼軟膏を定量かつ微量に吐出することができるので、眼軟膏収容容器100Aの利便性が向上する。
〔実施形態3〕
本発明のさらに他の実施形態について、図7~図11に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図7の(a)~(c)は、本実施形態に係る眼軟膏収容容器100Bの構成を示す斜視図である。図7の(a)~(c)に示されるように、本実施形態に係る眼軟膏収容容器100Bは、吐出部11Bがヘラ形状になっている点が実施形態1に係る眼軟膏収容容器100と異なる。吐出口11aから吐出された定量かつ微量の眼軟膏は、ヘラ形状の吐出部11Bの平面部によって保持され、投与され易くなっている。
下側の眼瞼を指で下げたときにできる眼のエッジ部分に、このようにヘラ形状の吐出部11Bを擦り付けることによって、吐出部11Bにて保持された定量かつ微量の眼軟膏のほぼ全量を投与することができる。
また、図7の(a)~(c)に示された構成では、吐出部11Bは、円筒軸Xに対して傾斜していない。しかし、吐出部11Bは、円筒軸Xに対して傾斜した構成であってもよい。
また、本実施形態に係る眼軟膏収容容器100Bは、実施形態2に係る眼軟膏収容容器100と異なり、側面にレバー27(押下部)が、眼軟膏収容容器100Bの円筒軸X方向に移動可能になっている。
眼軟膏収容容器100Bは、実施形態1に係る眼軟膏収容容器100と同様に、操作部26A(図8参照)を回転させることにより内部の眼軟膏を押圧する押圧機構を有する容器本体100C(図8参照)を備えている。吐出部11Bは、この容器本体100Cの上部から上方へ延びている。すなわち、容器本体100C内部には、実施形態1に係る眼軟膏収容容器100と同様の構成物が収容されており、眼軟膏を吐出部11Bへ押圧する押圧機構も実施形態1の押圧機構2と同様である。それゆえ、操作部26Aを回転させることにより、眼軟膏が吐出部11Bから吐出するようになっている。また、眼軟膏収容容器100Bは、レバー27を下方へ移動させる力を操作部26A(回転部)の回転力に変換する変換機構40を備えている点で、実施形態1に係る眼軟膏収容容器100と異なる。眼軟膏収容容器100Bでは、レバー27は、1度押下されることにより、操作部26Aを所定量だけ回転させる。そして、この回転によりピストンを吐出部11B側へ所定量だけ変位させる。
以下、図8~図10に基づいて、本実施形態に係る眼軟膏収容容器100Bの変換機構40について、説明する。図8は、本実施形態に係る眼軟膏収容容器100Bの変換機構40を説明するための分解斜視図である。図9は、本実施形態に係る眼軟膏収容容器100Bの構成を示す断面図であり、図9の(a)は、レバー27を下方へ移動させる前の初期状態の構成を示し、図9の(b)は、レバー27を下方へ移動させた後の押下状態を示す。図10は、本実施形態に係る眼軟膏収容容器100B内に設けられた可動筒部46、第2カム部48a及び回転部材49の構成を示す上面図である。
図8及び図9に示されるように、変換機構40は、吐出部11Bが露出するように、容器本体100Cを上部から閉塞するキャップ部41と、容器本体100Cの上部を取り囲む第1上部筒部42及び第2上部筒部43と、可動筒部46と、容器本体100Cの下部を覆う第1下部筒部47及び第2下部筒部48と、円筒軸X周りに回転可能な回転部材49と、容器本体100Cの底部を閉塞する土台部50と、を備えている。また、容器本体100Cの上部の外周に沿って、凸部44が設けられている。また、容器本体100Cの操作部26Aの底部には、下方に突出した突起部45が設けられている。また、土台部50は、回転部材49に対し上方へ付勢するスプリング51と、スプリング51を支持する土台部本体52と、を備えている。
第1上部筒部42の内壁には、摺動溝42aが設けられている。この摺動溝42aは、円筒軸X方向に延びて形成されている。容器本体100C上部の凸部44は、摺動溝42aに挿通している。摺動溝42aと凸部44との係合により、容器本体100Cは、円筒軸X方向に移動可能であり、かつ、上部の回転が規制される。容器本体100Cは、上部が摺動溝42a及び凸部44の係合により回転が係止される一方、下部の操作部26Aが回転可能になっている。それゆえ、操作部26Aが回転すると、容器本体100C内部のピストンが先端側へ変位し、眼軟膏を押圧することになる。
可動筒部46には、レバー27が設けられている。レバー27の押下により、可動筒部46は、第1下部筒部47及び第2下部筒部48を移動するように構成されている。可動筒部46の外周には、円筒軸X方向に延びる凸部46aが設けられている。また、可動筒部46の下端には、下方に突出し回転部材49と係合する第1カム部46bが環状に設けられている。そして、第1カム部46bは、頂部を下方側にした三角形状を環状に連続して形成されている。そして、三角形状を構成する2つの傾斜面のうち1つの傾斜面46cは、後述する爪部49aの傾斜面49bと同方向に傾斜している。
第2下部筒部48の内壁面には、複数の第2カム部48aが設けられている。第2カム部48aそれぞれは、円筒軸X方向に延びるガイド溝48bと有する。図10に示されるように、可動筒部46の凸部46aは、第2下部筒部48のガイド溝48bに挿通している。凸部46aとガイド溝48bとの係合により、可動筒部46は、円筒軸X方向に移動可能であり、かつ、円筒軸X周りに回転しないようになっている。なお、図10および図11においては、第2下部筒部48における外側の筒部を省略して、内部構造を見やすくしている。
また、第2カム部48aの下端には、下方に傾斜し回転部材49と係合するカム斜面48cが形成されている(図11参照)。このカム斜面48cは、第2下部筒部48の内壁面に沿って環状に形成されている。第2カム部48aの下端は、頂部を下方側とし、カム斜面48cを斜面とした直角三角形状になるように形成されている。
回転部材49は、外周面に円筒軸X方向に延びる爪部49aが設けられている。この爪部49aは、回転部材49の外周面に対して突出して設けられており、その上端には、傾斜面46c及びカム斜面48cと同方向に傾斜した傾斜面49bが形成されている。また、回転部材49は、レバー27を下方へ移動させることにより回転する部材であり、その中央部には、穴部49cが設けられている。この穴部49cには、突起部45が挿入される。よって、回転部材49が回転すれば、穴部49cと突起部45との係合により、操作部26Aも回転する。
変換機構40は、スプリング51の弾性力に反して、レバー27を介して可動筒部46を下方へ押圧する操作によって、回転部材49を所定の角度だけ回転させる。このような変換機構40による回転部材49の回転動作について、図9、図11等に基づいて、説明する。図11は、レバー27押圧中における、可動筒部46、第2カム部及び回転部材49の動作を示す斜視図であり、図11の(a)は、レバー27を下方へ移動させる前の初期状態を示し、図11の(b)は、レバー27を下方へ押し切ったときの状態を示し、図11の(c)は、レバー27の押圧を解除し、レバー27が元の位置に復帰したときの状態を示す。図11の(a)~(c)では、初期状態において、回転部材49に設けられた複数の爪部49aのうち1つの爪部49a1に係合する第2カム部には、符号の後に「1」を付している。そして、レバー27の押圧終了後の状態において、爪部49a1に係合する第2カム部には、符号の後に「2」を付している。
図9の(a)及び図11の(a)に示されるように、初期状態において、スプリング51によって上方へ付勢されている回転部材49は、第2カム部48aによって係止されている。爪部49a1は、傾斜面49bを介して、カム斜面48cに沿って第2カム部48a1に当接している。
次いで、レバー27を下方へ押圧しているとき、可動筒部46の凸部46aは、ガイド溝48bに案内される。そして、爪部49a1は、傾斜面49bを介して、第1カム部46bに係合し、第2カム部48a1のカム斜面48cから離間する。このとき、第1カム部46bは、三角形状を構成する2つの傾斜面のうち傾斜面46cが傾斜面49bに当接するように、爪部49a1と係合している。
そして、図9の(b)に示されるように、レバー27を下方へレバー27を下方へ押し切ったとき、爪部49a1に係合する第1カム部46bの傾斜面46cは、第2カム部48a1に隣接する第2カム部48a2のカム斜面48cと略同一面になる。
そして、レバー27の押圧を解除すると、爪部49a1は、スプリング51による上方への付勢力によって、第1カム部46bの傾斜面46cに沿って、第2カム部48a2のカム斜面48c側へ向かう方向(図11の(b)の矢印方向)へ移動する。
その結果、図11の(c)に示されるように、レバー27が元の位置に復帰したとき、爪部49a1は、第2カム部48a2にて係止されている。このとき、爪部49a1は、傾斜面49bを介して、第2カム部48a2のカム斜面48cに沿って当接している。
このように、レバー27を1度押下することによって、回転部材49は、爪部49a1の係止位置が第2カム部48a1から第2カム部48a2へ変位することによって、所定の角度回転することになる。
そして、回転部材49の回転に伴い、同じ角度だけ操作部26Aも回転する。ここで、摺動溝42aと凸部44との係合により、容器本体100Cの上部の回転が規制されているので、操作部26Aが回転すると、容器本体100C内部のピストンが先端側へ変位し、眼軟膏を押圧することになる。
以上のように、眼軟膏収容容器100Bでは、レバー27は、1度押下されることにより、容器本体100Cの操作部26Aが所定量だけ回転し、容器本体100C内の押圧機構が眼軟膏を押圧するように構成されている。それゆえ、レバー27を下方へ移動させるという簡単な操作によって、眼軟膏を定量かつ微量に吐出することができるので、眼軟膏収容容器100Bの利便性が向上する。
(本発明の眼軟膏収容容器における吐出部の構成について)
図12の(a)~(f)は、本発明の眼軟膏における吐出部の構成例を示した側面図である。
吐出部11は、眼軟膏を吐出する吐出口11aへ至る先端部分が円筒軸Xに対して所定角度傾斜した管状体であってもよい。図12の(a)または実施形態1に係る眼軟膏収容容器100のように、吐出部11は、綿棒に似た棒形状であってもよい。また、図12の(b)に示されるように、吐出部11Cは、その先端に、先細部12が形成されている。先細部12は、円筒軸Xに対して傾斜して設けられている。先細部12の円筒軸Xに対する傾斜角度は、10°~50°であることが好ましい。このように眼軟膏を吐出する吐出口11aへ至る先端部分が円筒軸Xに対して所定角度傾斜しているので、吐出部11Cから吐出された眼軟膏を眼に投与し易くなる。また、図12の(c)に示されるように、吐出部は、棒状に形成されていてもよい。
また、図12の(d)~(f)または実施形態3に係る眼軟膏収容容器100Bのように、吐出部11Bは、ヘラ形状であり、吐出部11Bの円筒軸Xに対する傾斜角度は、0°~50°とすることが好ましい。また、図12の(e)~(f)のようにヘラ形状部分またはヘラ形状の下側の部分が、吐出口11a側へ向けて傾斜した構成とすることによって、眼瞼に眼軟膏をより円滑に投与することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、眼の治療のための眼軟膏収容容器等に利用することができる。
10、10A 収容部
11、11A、11B、11C 吐出部
11a 吐出口
2、2A 押圧機構
2b サイドノックボタン(押下部)
20、20A 押圧部
22 ピストン(押出棒部)
22a ピストン本体
22b ピストン基部
22c 雄ネジ部
23 回転カム(回転部)
23a 係止孔
23b 雌ネジ部
23c ラチェット歯(係止部)
24、24A 係合筒(回転部)
24b 係止爪(係止部)
24c 突条縁(当接部)
25 スプリング
27 レバー(操作レバー)
40 変換機構
100、100A、100B 容器(眼軟膏収容容器)
A 眼軟膏

Claims (1)

  1. 明細書に記載の発明。
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