JP2022094387A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

Figure 2022094387000001
【課題】印刷状況に応じて、適切な印刷速度を設定可能にすることを目的とする。
【解決手段】用紙に印刷を行う定着器を有する画像形成装置は、用紙の印刷速度を一定速度で維持させるときの定着器の温度調整を行う第1の印刷モードと、印刷速度を印刷開始時から所定時間の間は一定速度より高速であり且つ経時的に低速させるときの定着器の温度調整を行う第2の印刷モードとの何れかを設定して、印刷の制御を行う制御手段と、操作可能な表示手段と、を含む。制御手段は、第1の印刷モードまたは第2の印刷モードを選択するための画面を表示手段に表示する制御を行う。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成装置の制御方法およびプログラムに関する。
プリンタや複写機等の画像形成装置は、振込伝票や入金伝票等の各種の伝票を印刷することができる。印刷される伝票の用紙(帳票紙)は、A4サイズ等の普通用紙より、細長いものが多い。帳票紙は、小サイズ紙とも称される。画像形成装置が、帳票紙を連続的に通紙して、定着器にトナーやインクを帳票紙に定着させる場合、帳票紙が通過しない非通紙域で、定着器の表面温度が過度に上昇する端部昇温という現象が生じる。端部昇温は、定着器の非通紙域では、帳票紙による奪熱がないこと等に起因して生じる。端部昇温が生じると、定着器の部品の故障原因となるため、非通紙域を冷却するために一時的に印刷速度を低下させる必要がある。
関連する技術として、特許文献1の技術が提案されている。特許文献1の技術では、画像形成に十分な状態であるプリントモードと、プリントモードより定着器の温度が低い待機モードと、定着器の通電が切れている停止モードとの何れかが選択される。
特開2002-311791号公報
上述したように、定着器の表面温度が部分的に過度に上昇する端部昇温が生じると、定着器の故障といった事態を招来するおそれがあるため、端部昇温が生じることを抑制する必要がある。例えば、画像形成装置が印刷開始時から一定の低速状態で帳票紙の印刷を行うことで、端部昇温を生じることができる。ただし、この場合、印刷速度が低速になることで、生産性が低下する。一方、印刷する帳票紙の枚数が少ない場合等の状況においては、非通紙域で定着器の部品の温度上昇が生じたとしても、その温度上昇は過度にならないため、定着器の部品の故障が生じる可能性は低い。従って、帳票紙の印刷状況に応じて、適切に印刷速度を制御することが好ましい。かかる問題は、帳票紙だけではなく、他の種類の用紙の印刷にも生じ得るものである。
そこで、本発明は、印刷状況に応じて、適切な印刷速度を設定可能にすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、用紙に印刷を行う定着器を有する画像形成装置であって、前記用紙の印刷速度を一定速度で維持させるときの前記定着器の温度調整を行う第1の印刷モードと、前記印刷速度を印刷開始時から所定時間の間は前記一定速度より高速であり且つ経時的に低速させるときの前記定着器の温度調整を行う第2の印刷モードとの何れかを設定して、印刷の制御を行う制御手段と、操作可能な表示手段と、を備え、前記制御手段は、前記第1の印刷モードまたは前記第2の印刷モードを選択するための画面を前記表示手段に表示する制御を行うことを特徴とする。
本発明によれば、印刷状況に応じて、適切な印刷速度を設定可能にすることができる。
画像形成装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 印刷モードの第1の例を示すグラフである。 印刷モードの第1の例を示すグラフである。 第1実施形態で設定画面の表示制御を行うためのテーブルの一例を示す図である。 第1実施形態で操作部に表示される画面の遷移の一例を示す図である。 第1実施形態で操作部に表示される画面の遷移の他の例を示す図である。 第1実施形態における設定動作の第1の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第1実施形態における設定動作の第2の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第1実施形態における印刷処理の流れの一例を示すフローチャートである。 温度調整のテーブルの一例を示す図である。 第2実施形態で操作部に表示される画面の遷移の一例を示す図である。 第2実施形態で設定画面の表示制御を行うためのテーブルの一例を示す図である。 第2実施形態における設定動作の第2の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2実施形態における印刷処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。しかしながら、以下の実施形態に記載されている構成はあくまで例示に過ぎず、本発明の範囲は実施形態に記載されている構成によって限定されることはない。
<第1実施形態>
図1は、画像形成装置100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。画像形成装置100は、コントローラ101を有する。コントローラ101は、CPU110、ROM120およびRAM130を有する。また、コントローラ101は、プリンタ制御部140、画像読取制御部150、ストレージ制御部160および操作制御部170を有する。コントローラ101の各部は、バス190により相互に接続されている。画像形成装置100は、プリンタ141、スキャナ151、用紙搬送部152、ストレージ161および操作部171を有する。プリンタ制御部140、画像読取制御部150、ストレージ制御部160および操作制御部170は、各部に接続されるハードウェアをCPU110が制御する際のインタフェースとして機能する。
プリンタ141は、トナー容器142、感光ドラム143および定着器144を有する印刷部である。プリンタ141は、コントローラ101が生成した画像データ(例えば、ビットマップデータ)に基づいて、トナーを用紙に定着させて画像を印刷する電子写真方式で画像形成を行う。プリンタ141は、任意の方式で画像形成を行ってもよい。例えば、プリンタ141は、インクを用紙に吐出して画像を印刷するインクジェット方式で画像形成を行ってもよい。電子写真方式の記録材はトナーであるが、インクジェット方式の記録材はインクである。プリンタ141は、他の構成を有していてもよい。以下、印刷対象の用紙は、帳票紙であるものとして説明する。ただし、印刷対象の用紙は、帳票紙以外の用紙であってもよい。
CPU110を含むコントローラ101は、画像形成装置100の全体を制御する。
CPU110はROM120に格納されているブートプログラムにより、OS(オペレーティングシステム)を起動する。CPU110は、制御手段に対応する。そして、CPU110は、OSの上でROM120やストレージ161に記憶されている制御プログラムを実行する。RAM130は、CPU110の主メモリやワークエリア等の一時的な記憶領域として使用される。CPU110は、ストレージ制御部160を介してストレージ161にアクセスする。ストレージ161は、HDD等の読み書き可能な不揮発性の記憶装置である。ストレージ161には、画像形成装置100の全体を制御するためのプログラムや各種アプリケーションプログラム、画像データ、操作部171が受け付けた帳票紙の印刷設定等が記憶される。CPU110がRAM130に展開されたプログラムを実行することで、各実施形態の画像形成装置100の制御が実現する。画像形成装置100の制御は、複数のCPU、RAMおよびROMにより実現されてもよい。また、画像形成装置100の制御は、ASICやFPGA等のハードウェア回路が一部または全部の処理を実行することにより実現されてもよい。
CPU110は、各種の制御を行う。例えば、CPU110は、画像読取制御部150を介してスキャナ151を制御して、用紙上の画像を読み取り、読み取った画像から画像データを生成する。また、CPU110は、ADF(オート・ドキュメント・フィーダ)を有する用紙搬送部152を制御し、用紙搬送部152の用紙台に載置された用紙を1枚ずつスキャナ151に搬送し、画像データを生成する。スキャナ151は、CCD等の光学読取装置を用いて用紙の走査を行い、用紙の画像情報を電気信号データに変換する。用紙上の画像を読み取って得られた画像データは、ストレージ161に記憶される。ストレージ161に記憶された画像データは、印刷処理等に用いられる。
操作制御部170は、操作部171とコントローラ101とを接続するインタフェースである。操作部171は、ユーザに対して情報を表示する機能、およびユーザによる操作を受け付ける機能を有する操作可能な表示手段である。各実施形態の操作部171は、タッチパネルディスプレイであるものとする。ただし、操作部171は、タッチパネルディスプレイには限定されない。例えば、操作部171のうち表示機能と操作機能とは別個に設けられていてもよい。操作部171には、CPU110の制御により、後述する設定画面が表示される。操作部171は、印刷の開始キーや、画像形成装置100のステータスの確認キー、印刷を中止するためのキー等のハードキーを有していてもよい。ネットワーク制御部180は、LANケーブルを介して、ネットワークI/F181と有線LAN200とを接続する。PC300は、LANケーブルを介して有線LAN120に接続される。これにより、画像形成装置100とPC300とが有線ネットワークで接続される。なお、画像形成装置100とPC300とは無線ネットワークで接続されてもよい。
次に、印刷速度の2つのモード(印刷モード)について説明する。印刷モードとしては、固定速度モードと初期高速モードとの2つがある。図2は、印刷モードの第1の例を示すグラフである。図2において、縦軸は1分間あたりの印刷枚数(印刷速度)であり、横軸は印刷開始から経過した時間を分数である。一点鎖線で示される固定速度モードは、印刷開始からの印刷速度を一定速度で維持して印刷させる第1の印刷モードである。端部昇温は、用紙(特に、帳票紙)が通過しない非通紙域において、定着器144の表面温度が過度に上昇する現象である。固定速度モードでは、大量の用紙の印刷を行う場合に適した温度調整を定着器144に対して行うための設定がされる。また、固定速度モードでは、一定の印刷速度を維持するため、普通紙や厚紙等の坪量と呼ばれる用紙の厚さに応じて、定着器144の温度調整が設定される。
実線で示される初期高速モードは、印刷開始時から所定時間の間は固定印刷モードより高速に印刷を行い、経時的に印刷速度を低下させて印刷を行う第2の印刷モードである。図2の例の初期高速モードは、段階的に印刷速度が低下する。初期高速モードにおける印刷開始時の印刷速度は、画像形成装置100が印刷可能な最高速度であるものとする。初期高速モードにおける印刷開始時の印刷速度は、上記の最高速度よりも低速であってもよいが、固定速度モードの印刷速度よりは高速であるものとする。初期高速モードでは、印刷開始時から所定時間の間は、印刷速度が最高速度であり、その後、経時的に印刷速度が低下する。定着器144は、初期高速モードの印刷速度に応じて、温度調整がされる。なお、図2の例では、上記の所定時間は「1分」である例が示されているが、所定時間は任意に設定可能である。
図2に示されるように、初期高速モードは、印刷開始時には高速で用紙を印刷することが可能であるため、生産性が高くなる。一方、初期高速モードでは、印刷開始時の印刷速度が高速であるが、端部昇温の発生を抑制するため、経時的に印刷速度が低下し、固定速度モードよりも低速になる。従って、初期高速モードでの印刷が行われる際に印刷枚数が多くなると、印刷完了までに要する時間が長くなる。この点、固定速度モードは、一定の印刷速度を維持しているため、印刷枚数が多い場合に好適である。印刷枚数が多い場合には固定速度モードが適用され、印刷枚数が少ない場合には初期高速モードが適用されると、端部昇温の発生を抑制することができるとともに、生産性を向上させることができる。
図3は、印刷モードの第2の例を示すグラフである。図3の例の固定速度モードは、図2と同じである。一方、初期高速モードは、印刷開始から所定時間が経過した後に、段階的ではなく、線形に印刷速度を低速にさせるように印刷速度の制御が行われる。初期高速モードは、図2の例が適用されてもよいし、図3の例が適用されてもよい。図2および図3における印刷速度の制御は、感光ドラム143等の回転部材の回転速度を一定に維持し、通紙する用紙の間隔の長さを短くするか、または長くするかにより行われるものとする。ただし、上記の印刷速度の制御は、感光ドラム143等の回転部材の回転速度を可変に制御することにより行われてもよい。
次に、操作部171に表示する設定画面の表示制御について説明する。図4は、第1実施形態で設定画面の表示制御を行うためのテーブルの一例を示す図である。CPU110は、図4のテーブルを参照して、操作部171に表示させる設定画面の制御を行う。図4のテーブルは、例えば、ROM120やストレージ161等に記憶されている。図4のテーブルに示されるように、用紙サイズと用紙種類とにより、設定画面の表示有無と表示内容とが異なる。用紙サイズは、A3やA4等の定形用紙と、用紙の幅高サイズを任意に設定できるユーザ設定用紙と、フリーサイズとに分類される。フリーサイズは、用紙サイズを頻繁に変更する場合等のために、用紙サイズを変更するごとに用紙サイズの設定の変更を必要としない設定である。フリーサイズで印刷を行う設定がされた場合、CPU110は、用紙サイズを認識しない。
用紙種類は、坪量と呼ばれる用紙の厚さに応じて、薄紙と普通紙と厚紙とに分類される。上述したように、各実施形態の制御の対象となる用紙は、帳票紙であるものとする。従って、印刷する用紙の用紙サイズが定形用紙である場合、帳票紙のような特別な制御は不要である。用紙サイズが定型用紙であれば、用紙種類に依らず、設定画面は非表示となる。印刷する用紙サイズがユーザ設定用紙である場合、用紙種類に応じて、設定項目400のうち何れかの設定画面が表示される。用紙種類が薄紙または普通紙である場合、固定速度モードおよび初期高速モードの両方が設定画面として表示される。つまり、設定画面で、固定速度モードと初期高速モードとのうち何れかのモードを選択できる。一方、用紙種類が厚紙である場合、印刷モードとして固定速度モードのみを選択可能な設定画面が表示される。この場合、初期高速モードは選択できず、固定速度モードのみを印刷モードとして選択できる。
用紙サイズがフリーサイズである場合も、用紙種類に応じて、設定項目401のうち何れかの設定画面が表示される。用紙種類が薄紙または普通紙である場合、印刷モードとして固定速度モードのみを選択可能な設定画面が表示される。この場合、初期高速モードは選択できず、固定速度モードのみを印刷モードとして選択できる。用紙種類が厚紙である場合、設定画面は非表示となる。従って、フリーサイズのよりもユーザ設定用紙の方が、フレキシブルに印刷モードを設定することができる。同様に、また、厚紙よりも薄紙および普通紙の方が、フレキシブルに印刷モードを設定することができる。
ユーザ設定用紙は、用紙の幅および高さのサイズ(以下、幅高サイズと称する)がユーザにより設定されるため、CPU110は、印刷する用紙の幅高サイズを認識できる。このため、用紙サイズがユーザ設定用紙に設定された場合、CPU110は、用紙サイズに応じて細かな粒度で温度調整が可能である。ただし、用紙種類が厚紙である場合、トナーやインクの定着性を上げるため、温度調整を高めに設定する必要がある。従って、温度調整が難しい初期高速モードが設定されることは好ましくない。そこで、用紙サイズがユーザ設定用紙であり、且つ用紙種類が厚紙の場合には、印刷モードとして固定速度モードのみが選択可能である。一方、用紙サイズがユーザ設定用紙であり、且つ用紙種類が薄紙および普通紙の場合には、固定速度モードおよび初期高速モードの両者が選択可能である。用紙サイズがフリーサイズの場合、CPU110は、印刷する用紙の幅高サイズを認識できない。従って、用紙サイズがフリーサイズの場合には、印刷モードとして固定速度モードのみが選択可能である。
図5は、第1実施形態で操作部171に表示される画面の遷移の一例を示す図である。例えば、ユーザが画像形成装置100の操作部171に対して、印刷設定を指示する入力を行ったときに、CPU110は、用紙設定を選択するための画面500を操作部171に表示する制御を行う。画面500では、複数の項目を選択することができる。図5(A)の画面500のうち、操作部171に対して帳票モードの項目を選択する操作がされると、CPU110は、画面501を操作部171に表示する制御を行う。画面501は、帳票モードを有効にするか、無効にするかを選択する画面である。
ここで、上述したように、各実施形態の制御の対象となる用紙は、帳票紙である。帳票モードは、印刷する用紙が帳票紙の場合に有効となるモードである。操作部171に対して「ON」を選択する操作がされた場合、CPU110は、帳票モードが有効であると認識する。帳票モードが有効の場合、CPU110は、固定速度モードと初期高速モードとの表示制御を行う。一方、操作部171に対して「OFF」を選択する操作がされた場合、CPU110は、帳票紙を印刷しないと認識する。帳票モードが無効の場合、CPU110は、固定速度モードと初期高速モードとの表示制御を行わない。以下、画面501において「ON」が選択されたものとして説明する。
図5(B)は、用紙種類に薄紙または普通紙が選択された場合の画面の遷移を示す。画面510は、画面500と同様である。画面510が操作部171に表示されているときに、ユーザ設定用紙登録の項目が選択されたとする。ユーザ設定登録用紙の項目は、ユーザ設定用紙として用紙サイズの幅高サイズを登録するためのメニューである。ユーザ設定用紙登録の項目を選択する操作がされた場合、CPU110は、画面511を操作部171に表示する制御を行う。画面511は、ユーザ設定用紙の登録先を選択する画面である。ユーザ設定用紙は複数種類を登録することが可能である。図5(B)の例では、4種類のユーザ設定用紙を登録可能である。登録可能なユーザ設定用紙の種類数は、任意の数であってよい。
図5(B)の画面511には、4つの未登録の項目が表示されている。何れかの未登録の項目を選択する操作がされると、CPU110は、画面512を操作部171に表示する制御を行う。画面512は、用紙サイズの幅高サイズを入力するための画面である。画面512では、画像形成装置100に向かって横方向をX方向とし、縦方向をY方向として、それぞれのサイズが入力されると、CPU110は、画面513を操作部171に表示する制御を行う。画面513は、画面512で設定された用紙サイズの幅高サイズが登録された画面である。ユーザは、画面513の表示内容により、登録した用紙サイズの幅高サイズを確認できる。
操作部171に用紙設定の画面を表示する操作がされると、CPU110は、操作部171に画面514を表示する制御を行う。画面514は、画面500と同様である。画面514で、手差しの項目を選択する操作がされると、CPU110は、画面515を操作部171に表示する制御を行う。印刷を行う用紙の給紙口としては、手差し、または用紙カセットを選択することができる。手差しは、用紙サイズを頻繁に変更する場合に好適な給紙口である。また、用紙カセットは、用紙サイズを固定的に使用する場合に好適な給紙口である。画面514では、手差しが選択されている。
画面515には、上述した画面512および画面513で登録されたユーザ設定用紙、フリーサイズ、A3およびA4の項目を選択することができる画面である。A3およびA4は、定型用紙である。ユーザは、何れかの用紙サイズを選択できる。画面515では、登録されたユーザ設定用紙が選択されている。この場合、CPU110は、画面516を操作部171に表示する制御を行う。画面516では、薄紙と普通紙と厚紙とのうち何れかを選択できる。各実施形態では、用紙の厚さに適した温度となるように定着器144の温度調整がされる。画面516では、普通紙が選択されている。
ここで、画面515において登録されたユーザ設定用紙が選択され、且つ画面516において普通紙が選択されている。CPU110は、図4のテーブルを参照して、選択された内容に応じた画面制御を行う。図4のテーブルに示されるように、用紙サイズがユーザ設定用紙であり、且つ用紙種類が普通紙の場合、固定速度モードと初期高速モードとから印刷モードを選択することができる。そこで、CPU110は、固定速度モードと初期高速モードとの何れかを選択可能な画面517を操作部171に表示する制御を行う。画面517では、固定速度モードが選択されているが、初期高速モードを選択することもできる。固定速度モードが選択された場合、CPU110は、固定速度モードで印刷する制御を行う。なお、画面515で、A3やA4といった定型用紙サイズが選択された場合、CPU110は、図4のテーブルに基づき、固定速度モードや初期高速モードを選択するための画面を操作部171に表示することなく、設定を完了する。
図5(C)は、用紙種類に厚紙が選択された場合の画面の遷移を示す。画面510~画面515は、図5(B)と同様であるため、説明を省略する。図5(C)の例では、画面516で厚紙が選択されている。この場合、CPU110は、図4のテーブルを参照して、画面518を操作部171に表示する制御を行う。図4のテーブルでは、用紙サイズがユーザ設定用紙であり、且つ用紙種類が厚紙の場合、印刷モードとして固定速度モードのみが選択可能である。従って、CPU110は、印刷モードとして固定速度モードのみを選択可能な画面518を操作部171に表示する制御を行う。
図6は、第1実施形態で操作部171に表示される画面の遷移の他の例を示す図である。図5(A)の画面601は、画面514と同様である。画面602で、用紙サイズとしてフリーサイズが選択されると、CPU110は、画面603を操作部171に表示する制御を行う。画面603で、用紙種類として普通紙が選択されると、CPU110は、図4のテーブルを参照する。図4のテーブルでは、用紙サイズがフリーサイズであり、且つ用紙種類が普通紙の場合、印刷モードとして固定速度モードのみが選択可能である。従って、CPU110は、印刷モードとして固定速度モードのみを選択可能な画面604を操作部171に表示する制御を行う。
図6(B)の画面601~603は、図6(A)と同様である。画面603で、用紙種類として厚紙が選択されると、CPU110は、図4のテーブルを参照する。図4のテーブルでは、用紙サイズがフリーサイズであり、且つ用紙種類が厚紙の場合、非表示となる。従って、CPU110は、固定速度モードや初期高速モードを選択可能な画面を操作部171に表示することなく、設定を完了する。
ここで、図5(A)の画面501で、帳票モードが「OFF」に設定された場合、固定速度モードや初期高速モードを選択可能な画面は表示されない。従って、帳票モードが「OFF」に設定されている場合、CPU110は、画面516を表示した後、画面517を表示することなく、設定を完了する。同様に、帳票モードが「OFF」に設定されている場合、CPU110は、図5(B)の画面515を表示した後、画面516を表示することなく、設定を完了する。
次に、設定動作の第1の処理の流れについて説明する。図7は、第1実施形態における設定動作の第1の処理の流れの一例を示すフローチャートである。S700で、CPU110は、図5の画面501が操作部171に表示されている際に、ユーザによる帳票モードの選択を受け付ける。S701で、CPU110は、図5の画面510が操作部171に表示されている際に、ユーザによるユーザ設定用紙登録の選択を受け付ける。S702で、画面511が操作部171に表示されている際に、CPU110は、ユーザによるユーザ設定用紙の登録先の選択を受け付ける。S703で、画面512が操作部171に表示されている際に、CPU110は、ユーザによる用紙の幅高サイズの選択を受け付ける。S704で、画面513が操作部171に表示されている際に、ユーザによるユーザ設定用紙の登録を完了する操作を受け付ける。S700~S704で選択された内容は、設定内容として、RAM130やストレージ161等に記憶される。
次に、上述した設定動作の第1の処理の流れに続く、設定動作の第2の処理の流れについて説明する。図8は、第1実施形態における設定動作の第2の処理の流れの一例を示すフローチャートである。S800で、画面514が操作部171に表示されている際に、CPU110は、ユーザによる給紙口の選択を受け付ける。S801で、CPU110は、画面515が操作部171に表示されている際に、用紙サイズの選択を受け付ける。S802で、CPU110は、画面516が操作部171に表示されている際に、用紙種類の選択を受け付ける。S800~S702で選択された内容は、設定内容として、RAM130やストレージ161等に記憶される。
S803で、CPU110は、図5の画面501における帳票モードがONに設定されたかを判定する。例えば、CPU110は、RAM130やストレージ161等に記憶された設定内容を参照して、S803の判定を行うことができる。CPU110は、S803でNoと判定した場合、帳票モードの設定が無効になっているため、図8のフローチャートの処理を終了させる。CPU110は、S803でYesと判定した場合、フローをS804に進める。S804で、CPU110は、用紙サイズがユーザ設定用紙であるかを判定する。CPU110は、S804でYesと判定した場合、フローをS805に進める。S805で、CPU110は、図4のテーブルを参照して、ユーザ設定用紙の設定項目400の中から、用紙種類に応じて、操作部171に表示する画面(画面517または画面518)の表示制御を行う。そして、CPU110は、フローをS808に進める。
CPU110は、S804でNoと判定した場合、フローをS806に進める。S806で、CPU110は、用紙サイズがフリーサイズであるかを判定する。CPU110は、S806でNoと判定した場合、用紙サイズはユーザ設定用紙でもフリーサイズでもないため、図8のフローチャートを終了させる。CPU110は、S806でYesと判定した場合、フローをS807に進める。S807で、CPU110は、図4のテーブルを参照して、ユーザ設定用紙の設定項目401の中から、用紙種類に応じて、操作部171に表示する画面(画面604または非表示)の表示制御を行う。そして、CPU110は、フローをS808に進める。S808で、CPU110は、S805またはS807で選択された内容に応じた印刷設定を、RAM130やストレージ161等に記憶する。
次に、印刷処理の流れについて説明する。図9は、第1実施形態における印刷処理の流れの一例を示すフローチャートである。S900で、CPU110は、印刷データを受信したかを判定する。例えば、CPU110は、ネットワーク制御部180およびネットワークI/F181を介して、PC300から、印刷データを受信した場合、S900でYesと判定する。CPU110は、S900でNoと判定している間は、フローをS901に進めず、S900の判定処理を繰り返す。CPU110は、S900でYesと判定した場合、フローをS901に進める。S901で、CPU110は、受信した印刷データに基づき、印刷画像を生成する処理を行う。S902で、CPU110は、RAM130やストレージ161等に記憶された印刷設定を確認する。
S903で、CPU110は、印刷設定に基づいて、帳票紙での印刷であるかを判定する。CPU110は、S903でYesと判定した場合、フローをS904に進める。S904で、CPU110は、帳票紙についての定着器144の温度調整を行う。CPU110は、S903でNoと判定した場合、フローをS905に進める。S905で、CPU110は、定型用紙についての定着器144の温度調整を行う。S906で、CPU110は、S904またはS905における定着器144の温度調整を行った状態で、プリンタ141の印刷出力を制御して、プリンタ141に印刷処理を実施させる。
ここで、S904およびS905における温度調整について説明する。図10は、温度調整のテーブルの一例を示す図である。図10(A)のテーブル1000は、A3やA4、B5等の定型用紙の温度設定を示す。温度設定A~Cは、温度調整を行う際の定着器144の設定温度を示す。定型用紙での印刷の場合、CPU110は、印刷を行う用紙の用紙種類が、薄紙と普通紙と厚紙との何れかであるかに応じて、テーブル1000に基づき、定着器144の温度調整を行う。例えば、CPU110は、用紙サイズがA4であり、且つ用紙種類が薄紙である場合、定着器144を温度設定Aまで上昇させる。
図10(B)のテーブル1001は、帳票紙の温度設定を示す。温度設定A~Tは、用紙サイズと用紙種類と印刷モード(固定速度モードまたは初期高速モード)とに応じた定着器144の設定温度を示す。ユーザ設定用紙については、幅サイズおよび高さサイズに応じて、3つのグループに分割されている。図10(B)の例では、幅サイズが「76~312mm」であり、高さサイズが「127~209mm」のグループ、「210~297mm」のグループ、「298~1200mm」の3つのグループに分割されている。ユーザ設定用紙を分割するグループ数や分割する際の基準となる数値については、図10(B)の例には限定されない。また、各グループについて、薄紙と普通紙と厚紙とのそれぞれの固定速度モードおよび初期高速モードの温度設定が定義されている。
用紙サイズがユーザ設定用紙であり、且つ用紙種類が厚紙の場合、上述したように、初期高速モードを設定することができない。また、印刷する帳票紙の設定が、帳票紙として設定可能な幅高サイズの所定の範囲から外れていることがある。図10(B)の例では、幅高サイズが所定の範囲外の場合、温度設定は、定型用紙と同じ内容で定義される。なお、幅高サイズが所定の範囲外の場合における温度設定は、例えば、固定速度モードや初期高速モードを設定できないように定義されてもよい。これにより、印刷する帳票紙が特殊なサイズであっても、定着器144の温度が調整される。
図10(B)に示されるように、ユーザ設定用紙が選択された場合、設定されたサイズに応じて、細かい粒度で定着器144の温度調整がされる。例えば、用紙サイズとして幅サイズが200mm、高さサイズが300mmに設定され、且つ用紙種類として普通紙が設定された場合、固定速度モードと初期高速モードとの両者を選択することができる。そして、固定速度モードが選択された場合、CPU110は、定着器144の温度が温度設定Pとなるように定着器144の温度を上昇させる。一方、初期高速モードが選択された場合、CPU110は、定着器144の温度が最高で温度設定Qとなるように定着器144の温度を上昇させる。また、用紙サイズとしてフリーサイズが選択された場合、幅高サイズが不明である。このため、CPU110は、図10(B)のテーブルに従い、設定された用紙種類が薄紙であるか普通紙であるかに応じて、温度設定Sまたは温度設定Tとなるように定着器144の温度を上昇させる。
以上のように、第1実施形態では、固定速度モードまたは初期高速モードを選択するための画面が操作部171に表示される。これにより、印刷状況に応じて、適切な印刷速度を設定することができる。例えば、図2に示されるように、初期高速モードに設定された場合、1分間に40枚の用紙を印刷することができる。このとき、印刷する用紙の数が40枚程度であれば、初期高速モードを用いた印刷を行うことができる。これにより、固定速度モードを用いた印刷よりも、高速に成果物(印刷された用紙)を得ることができ、生産性を向上させることができる。一方、印刷する用紙が100枚を超えるような大量印刷の場合、固定速度モードを用いた印刷を行うことができる。これにより、端部昇温が生じることに起因して定着器144が故障するといった事態を回避することができる。
そして、CPU110は、印刷する用紙の用紙サイズと用紙種類とに応じて、操作部171に表示する画面を制御している。例えば、印刷する用紙の用紙サイズと用紙種類とによっては、固定速度モードと初期高速モードとのうち何れかを選択可能な画面が表示される場合もあり、固定速度モードのみを選択可能な画面が表示される場合もある。また、印刷モードを選択する画面が表示されない場合もある。例えば、帳票紙の用紙サイズおよび用紙種類は多様であるため、ユーザが、印刷する帳票紙が固定速度モードと初期高速モードとの両者に対応しているかを判断して、印刷設定を行うことは難しい。この点、CPU110は、印刷する帳票紙の用紙サイズと用紙種類とに応じて、操作部171に表示する画面を制御しているため、ユーザによる印刷設定をアシストすることができる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。第1実施形態では、用紙サイズにフリーサイズが選択された場合、幅高サイズが不明であるため、細かい粒度での定着器144の温度調整は実施されず、初期高速モードの設定が許容されなかった。第2実施形態では、用紙サイズにフリーサイズが選択された場合であっても、CPU110は、印刷データに含まれる用紙の幅高サイズの情報をチェックして、細かい粒度での定着器144の温度調整を行う。用紙の幅高サイズの情報は、例えば、PC300により印刷データに付与される。以下、第2実施形態の詳細について説明する。画像形成装置100のハードウェア構成は、第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
図11は、第2実施形態で操作部171に表示される画面の遷移の一例を示す図である。画面700は、図5(A)の画面700と同様である。CPU110は、画面700で帳票モードの項目が選択されると、画面1101を表示する制御を行う。画面1101は、帳票モードを「OFF」にする項目の他、「ON」にする項目についてはフリーサイズが「OFF」と「ON」との2つの項目を含む。帳票モード「ON」の項目のうち「フリーサイズチェックOFF」の項目1102は、印刷データに含まれる情報が示す用紙の幅高サイズと印刷した用紙の幅高サイズとが合致しているかをチェックしない設定である。帳票モード「ON」の項目のうち「フリーサイズチェックON」の項目1103は、印刷データに含まれる情報が示す用紙の幅高サイズと印刷した用紙の幅高サイズとが合致しているかをチェックする設定である。
図12は、第2実施形態で設定画面の表示制御を行うためのテーブルの一例を示す図である。図12のテーブルのうち、定型用紙およびユーザ設定用紙の各設定項目は、図4のテーブルと同様である。図12のテーブルのうち用紙サイズチェックONの設定項目1200は、図4のユーザ設定用紙の設定項目400と同様であり、用紙サイズチェックOFFの設定項目1201は、図4のフリーサイズの設定項目401と同様である。
次に、第2実施形態における設定動作の第2の処理の流れについて説明する。第2実施形態における設定動作の第1の処理の流れは、図7と同様である。図13は、第2実施形態における設定動作の第2の処理の流れの一例を示すフローチャートである。S800~S804、S806およびS808は、図8と同様である。S1301で、CPU110は、図11の画面1101で、「フリーサイズチェックOFF」の項目1102と「フリーサイズチェックON」の項目1103との何れを選択されたかを確認する。S1302で、CPU110は、「フリーサイズチェックON」の項目1103が選択されているか(つまり、用紙サイズチェックONであるか)を判定する。CPU110は、S1302でYesと判定した場合、フローをS1303に進める。
S1303で、CPU110は、図12のテーブルを参照して、フリーサイズチェックONの設定項目1200の中から、用紙種類に応じて、操作部171に表示する画面の表示制御を行う。一方、CPU110は、S1302でNoと判定した場合、CPU110は、図12のテーブルを参照して、フリーサイズチェックOFFの設定項目1201の中から、用紙種類に応じて、操作部171に表示する画面の表示制御を行う。そして、CPU110は、S1303またはS1304で選択された内容に応じて、印刷設定を行う。
図14は、第2実施形態における印刷処理の流れの一例を示すフローチャートである。S901~S906は、図9と同様である。CPU110は、S906の処理を実行した後、フローをS1401に進める。S1401で、CPU110は、「フリーサイズチェックON」の項目1103が選択されているかを判定する。CPU110は、S1401でNoと判定した場合、図14のフローチャートの処理を終了させる。CPU110は、S1401でYesと判定した場合、フローをS1402に進める。S1402で、CPU110は、印刷データに含まれる情報が示す用紙の幅高サイズと印刷した用紙の幅高サイズとを比較する。CPU110は、S1402の比較の結果、印刷データに含まれる情報が示す用紙の幅高サイズと印刷した用紙の幅高サイズとが合致しているかを判定する。
CPU110は、S1403でYesと判定した場合、図14のフローチャートの処理を終了させる。一方、CPU110は、S1403でNoと判定した場合、印刷データに含まれる情報が示す用紙の幅高サイズと印刷した用紙の幅高サイズとが合致していないため、操作部171にエラーメッセージを表示する。そして、CPU110は、図14のフローチャートの処理を異常終了させる。
以上、説明したように、第2実施形態では、「用紙サイズチェックON」の項目1103が選択されているかに応じて、操作部171に表示する画面を制御している。「用紙サイズチェックON」の項目1103が選択されている場合には、操作部171には、用紙種類に応じて、固定速度モードと初期高速モードとから印刷モードを選択可能な画面が操作部171に表示される。一方、「用紙サイズチェックOFF」の項目1102が選択されている場合には、操作部171には、用紙種類に応じて、固定速度モードのみを選択可能な画面が操作部171に表示される。従って、用紙サイズがフリーサイズであったとしても、「用紙サイズチェックON」の項目1103が選択されているかに応じて、用紙サイズがユーザ設定用紙と同じ印刷設定のメニューを提示することができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明は上述した各実施の形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。本発明は、上述の各実施の形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワークや記憶媒体を介してシステムや装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータの1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行する処理でも実現可能である。また、本発明は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 画像形成装置
101 コントローラ
110 CPU
141 プリンタ
144 定着器
171 操作部

Claims (10)

  1. 用紙に印刷を行う定着器を有する画像形成装置であって、
    前記用紙の印刷速度を一定速度で維持させるときの前記定着器の温度調整を行う第1の印刷モードと、前記印刷速度を印刷開始時から所定時間の間は前記一定速度より高速であり且つ経時的に低速させるときの前記定着器の温度調整を行う第2の印刷モードとの何れかを設定して、印刷の制御を行う制御手段と、
    操作可能な表示手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記第1の印刷モードまたは前記第2の印刷モードを選択するための画面を前記表示手段に表示する制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記所定時間の間の印刷速度は、前記画像形成装置が印刷可能な最高速度であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、印刷を行う前記用紙の用紙サイズと用紙種類とに応じて、前記画面を表示するか、または前記画面を非表示にする制御を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記用紙サイズの幅および高さが設定されたかに応じて、前記第1の印刷モードと前記第2の印刷モードとの両者を選択可能に表示するか、または前記第1の印刷モードのみを選択可能に表示するかの制御を行うことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記用紙サイズに厚紙が設定されたかに応じて、前記第1の印刷モードと前記第2の印刷モードとの両者を選択可能に表示するか、または前記第1の印刷モードのみを選択可能に表示するかの制御を行うことを特徴とする請求項3または4に記載の画像形成装置。
  6. 前記用紙サイズの幅および高さが設定された場合に前記定着器の温度調整を行う粒度は、前記用紙サイズにフリーサイズが設定された場合に前記定着器の温度調整を行う粒度よりも細かいことを特徴とする請求項3乃至5のうち何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、前記用紙サイズにフリーサイズが設定された場合、印刷データに含まれる幅および高さの情報をチェックする設定がされているかに応じて、前記第1の印刷モードと前記第2の印刷モードとの両者を選択可能に表示するか、または前記第1の印刷モードのみを選択可能に表示するかの制御を行うことを特徴とする請求項3乃至6のうち何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記用紙は、帳票紙であることを特徴とする請求項1乃至7のうち何れか1項に記載の画像形成装置。
  9. 用紙に印刷を行う定着器を有する画像形成装置の制御方法であって、
    前記用紙の印刷速度を一定速度で維持させるときの前記定着器の温度調整を行う第1の印刷モードと、前記印刷速度を印刷開始時から所定時間の間は前記一定速度より高速であり且つ経時的に低速させるときの前記定着器の温度調整を行う第2の印刷モードとの何れかを設定して、印刷の制御を行い、前記第1の印刷モードまたは前記第2の印刷モードを選択するための画面を、操作可能な表示手段に表示する制御を行うことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  10. 請求項1乃至8のうち何れか1項に記載の画像形成装置の各手段をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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