JP2022094089A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸収性コアの過度な収縮を防ぎつつ、吸収性コアの部分の良好なフィット性を実現する。【解決手段】一対の胴回り部(20,30)と、吸収性コア(11A)を備える吸収性本体(10)とを有する吸収性物品(1)であって、一対の胴回り部(20,30)のうちの少なくとも一方は、一対のシート(21,22)と、一対のシート(21,22)間に配置された幅方向に伸縮する伸縮部材(23)とを有し、伸縮部材(23)は、一方の胴回り部の幅方向の一端部から他端部まで連続して配置され、かつ、幅方向の両端部が一対のシート(21,22)に固定された一対の端部固定部(50)を有し、伸縮部材(23)は、幅方向における端部固定部(50)よりも内側において、一対のシート(21,22)に固定されていない非固定部(51)を有し、非固定部(51)と吸収性コア(11A)とが厚さ方向に見て重なる部分を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、吸収性物品に関する。
従来、胴回り部に弾性部材を備えた使い捨ておむつ等の吸収性物品が知られている。胴回り部に備えられている弾性部材が、吸収性コアの部分においても胴回り部を構成するシートに全て固定されているものもあるが、例えば、特許文献1には、内側シートと、外側シートと、それらの間に挟まれた横断方向に延びる複数の弾性体とによって形成された胴回り部において、吸収性コアの部分では、複数の弾性体のうちの少なくとも一部分がその弾性を取り除かれた着用可能物品が開示されている。
特表2017-537726号公報
吸収性物品の胴回り部のうち、吸収性コアの部分においても全ての弾性部材が伸長した状態で胴回り部を構成するシート間に固定されている場合、自然状態において吸収性コア部がその幅方向へ収縮し過ぎてしまい、吸収性能が低下してしまう虞がある。また、特許文献1の着用可能物品(吸収性物品)のように、吸収性コアと重なる部分の収縮をなくすために当該部分の弾性体を切断した場合には、吸収性コア部の収縮がなくなるので、切断した部分は着用者の身体側にフィットしにくくなる。そこで、吸収性コアを収縮し過ぎずに吸収性コアの機能を担保することと、着用者の肌側に近づけて良好なフィット性を確保することとの両立が求められている。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、吸収性コアの過度な収縮を防ぎつつ、吸収性コアの部分の良好なフィット性を実現することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、展開状態において、幅方向と長手方向と厚さ方向とを有し、一対の胴回り部と、吸収性コアを備える吸収性本体とを有する吸収性物品であって、前記一対の胴回り部のうちの少なくとも一方は、一対のシートと、前記一対のシート間に配置された前記幅方向に伸縮する伸縮部材とを有し、前記伸縮部材は、前記一方の前記胴回り部の前記幅方向の一端部から他端部まで連続して配置され、かつ、前記幅方向の両端部が前記一対のシートに固定された一対の端部固定部を有し、前記伸縮部材は、前記幅方向における前記端部固定部よりも内側において、前記一対のシートに固定されていない非固定部を有し、前記非固定部と前記吸収性コアとが前記厚さ方向に見て重なる部分を有する、ことを特徴とする吸収性物品である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、吸収性コアの過度な収縮を防ぎつつ、吸収性コアの部分の良好なフィット性を実現できる。
パンツ型使い捨ておむつ1の概略斜視図である。 展開状態かつ伸長状態のおむつ1の概略平面図である。 図2のI-I線での概略断面図である。 第1実施形態の腹側胴回り部20の概略平面図である。 第2実施形態の腹側胴回り部20の概略平面図である。 変形例における腹側胴回り部20の概略平面図である。 図7Aは、背側胴回り部30の第2接合部45bの一部を含む領域の伸長状態における断面を拡大した概略断面図であり、図7Bは、図7Aに示す領域の自然状態における断面の様子を説明する概略断面図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
展開状態において、幅方向と長手方向と厚さ方向とを有し、一対の胴回り部と、吸収性コアを備える吸収性本体とを有する吸収性物品であって、前記一対の胴回り部のうちの少なくとも一方は、一対のシートと、前記一対のシート間に配置された前記幅方向に伸縮する伸縮部材とを有し、前記伸縮部材は、前記一方の前記胴回り部の前記幅方向の一端部から他端部まで連続して配置され、かつ、前記幅方向の両端部が前記一対のシートに固定された一対の端部固定部を有し、前記伸縮部材は、前記幅方向における前記端部固定部よりも内側において、前記一対のシートに固定されていない非固定部を有し、前記非固定部と前記吸収性コアとが前記厚さ方向に見て重なる部分を有する、ことを特徴とする吸収性物品である。
このような吸収性物品によれば、非固定部と吸収性コアとが重なる部分を有することで吸収性コアの幅方向の収縮を抑制しつつ、非固定部を含む伸縮部材(後の第1伸縮部材)は、胴回り部の幅方向の一端部から他端部まで連続して配置されているため、非固定部においても吸収性本体(吸収性コア)を着用者の身体側へ寄せることができる。よって、吸収性本体(コア)の過度な収縮を防ぎながら、吸収性本体部分の良好なフィット性を実現できる。
かかる吸収性物品であって、前記一方の前記胴回り部において、前記伸縮部材が複数本設けられており、前記複数本の前記伸縮部材の前記非固定部は、それぞれ、前記厚さ方向に見て前記吸収性コアと重なる部分を有することが望ましい。
このような吸収性物品によれば、非固定部が吸収性コアと重なるように複数存在することで、吸収性本体の幅方向の収縮を抑制しつつ、長手方向においても吸収性本体部分のフィット性及び柔軟性が向上する。それにより、吸収性本体の面としてのフィット性が向上する。
かかる吸収性物品であって、前記一方の前記胴回り部の前記幅方向の一端部から他端部まで連続して配置され、かつ、前記幅方向の両端部が前記一対のシートに固定された一対の端部固定部を有し、前記幅方向において少なくとも前記非固定部と重複する領域が、前記一対のシートに固定された固定部を有する伸縮部材が設けられており、前記非固定部を有する前記伸縮部材を第1伸縮部材とし、前記固定部を有する前記伸縮部材を第2伸縮部材としたとき、前記固定部と前記吸収性コアとが前記厚さ方向に見て重なる部分を有する、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、固定部を有する第2伸縮部材により、吸収性コアの部分のフィット性が向上する。また、第1伸縮部材及び第2伸縮部材の両方が吸収性コアと重なるように設けられていることで、非固定部を有する第1伸縮部材の上下方向(長手方向)の移動を固定部によって制限でき、第1伸縮部材の位置ずれが生じ難くなる。結果として、吸収性本体部の面としてのフィット性が向上する。
かかる吸収性物品であって、前記一対の胴回り部のうちの一方に設けられた前記第1伸縮部材の数が、前記一対の胴回り部のうちの前記一方に設けられた前記第2伸縮部材の数よりも多いことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、非固定部を有する第1伸縮部材の数の方が多いことで、吸収性本体の収縮を抑制し、吸収性能を維持できる。
かかる吸収性物品であって、前記一対の胴回り部のうちの一方に設けられた前記第2伸縮部材の数が、前記一対の胴回り部のうちの前記一方に設けられた前記第1伸縮部材の数よりも多いことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、固定部を有する第2伸縮部材の数の方が多いことで、胴回り部をより着用者の身体側に寄せることができ、フィット性を向上させる。
かかる吸収性物品であって、前記第1伸縮部材及び前記第2伸縮部材は、前記吸収性コアと前記厚さ方向に見て重なる領域において、前記長手方向に交互に設けられていることが望ましい。
このような吸収性物品によれば、交互に配置せずに第1伸縮部材及び第2伸縮部材の何れかが連続して配置されている場合は、吸収性コアの部分が着用者に対して面で接触する圧力にばらつきが生じ易い(つまり、柔軟性がある部分としっかり当たる部分の均一性が取れにくい)が、長手方向に交互に配置することで、吸収性コア部分が面で接触する圧力のバランスが取れ易くなり、好適なフィット性が得られる。
かかる吸収性物品であって、前記第2伸縮部材は、前記幅方向における前記端部固定部よりも内側において、前記一対のシートに固定されていない非固定部を有し、前記第2伸縮部材の前記非固定部と、前記吸収性コアとは、前記厚さ方向に見て重なる部分を有することが望ましい。
このような吸収性物品によれば、第2伸縮部材にも非固定部が存在することで、吸収性コアの収縮をより抑制でき、吸収性能を維持し易くなる。
かかる吸収性物品であって、前記第2伸縮部材は、前記幅方向において、前記一対の端部固定部の間の全体に前記固定部を有することが望ましい。
このような吸収性物品によれば、幅方向の端から端まで全部固定部を有する第2伸縮部材を設けることで、伸縮部材の上下方向(長手方向)へのずれの発生を幅方向全体に防ぐことができる。
かかる吸収性物品であって、前記第1伸縮部材は、前記一対のシートに固定された固定部を有し、前記第1伸縮部材の前記固定部と前記第2伸縮部材の前記固定部とが前記幅方向に重なっている重複固定部を有することを特徴とする吸収性物品。
ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、着用時に吸収性本体が上下方向(長手方向)にずれることを重複固定部によって抑制する。また、第1伸縮部材と第2伸縮部材とが幅方向に重なることで、長手方向に見て、より均一で良好なフィット性を得られる。
かかる吸収性物品であって、前記重複固定部が前記吸収性本体の前記幅方向の中央を跨いでいることが望ましい。
このような吸収性物品によれば、幅方向に重なる重複固定部を吸収性本体の幅方向の中央に設けることで、吸収性本体が上下方向にずれやすくなるのをより抑制できる。
かかる吸収性物品であって、前記幅方向において、前記伸縮部材の前記非固定部の長さは、前記吸収性本体の長さよりも短いことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、非固定部を有する伸縮部材が上下方向(長手方向)に移動することが抑制され、上下方向における移動量を低減できる。故に、伸縮部材の上下方向の位置ずれが抑制される。
かかる吸収性物品であって、前記幅方向において、前記伸縮部材の前記非固定部の長さは、前記吸収性本体の長さよりも長いことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、胴回り部の剛性の高い部位の面積が小さくなり、柔軟性を向上できる。
かかる吸収性物品であって、前記伸縮部材の前記非固定部は、前記吸収性本体の前記幅方向の中央を跨いでいることが望ましい。
このような吸収性物品によれば、吸収性本体の幅方向の中央は、着用者の身体の中心でもあり、その部分の収縮を抑制することで、吸収性本体の吸収性能を確保できる。
かかる吸収性物品であって、前記第1伸縮部材は、前記一対のシートに固定された固定部を有し、前記一対の胴回り部は、着用者の腹側部に当てられる腹側胴回り部と、着用者の背側部に当てられる背側胴回り部とを有し、前記幅方向における前記腹側胴回り部の中央部に、前記吸収性本体の前記長手方向の一方側の端部が配置され、前記一方側の端部の非肌側面と、前記腹側胴回り部とが接着剤によって接合された第1接合部と、前記幅方向における前記背側胴回り部の中央部に、前記吸収性本体の前記長手方向の他方側の端部が配置され、前記他方側の端部の非肌側面と、前記背側胴回り部とが接着剤によって接合された第2接合部と、を有し、前記第1接合部及び前記第2接合部は、前記接着剤が塗布されていない非塗布領域を有しており、前記腹側胴回り部及び前記背側胴回り部の少なくとも一方において、前記非塗布領域と、前記第1伸縮部材の前記固定部又は前記第2伸縮部材の前記固定部とが前記厚さ方向に見て重なる部分を有することが望ましい。
このような吸収性物品によれば、第1伸縮部材及び第2伸縮部材のそれぞれの固定部と、胴回り部及び吸収性本体の接合部の接着剤が存在しない非塗布領域とが厚み方向で重なる部分は、各伸縮部材の固定部によって幅方向に収縮する。そのときに当該固定部に対応する吸収性本体の部位が固定部の収縮力を受けて肌側に凸になり易くなる。肌側に凸になることで、吸収性本体が身体にフィットし易くなり、特に背側では、お尻の窪みに沿ってしっかりとフィットさせることが可能となる。
===第1実施形態===
以下、本発明に係る吸収性物品として、乳幼児用のパンツ型使い捨ておむつを例に挙げて実施形態を説明する。ただし、本発明に係る吸収性物品は、上記に限らず、大人用のパンツ型使い捨ておむつや、テープ型の使い捨ておむつ、生理用ショーツ等にも適用できる。
<パンツ型使い捨ておむつ1の構成>
図1は、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1(以下「おむつ1」ともいう)の概略斜視図である。図2は、展開状態かつ伸長状態のおむつ1の概略平面図である。図3は、図2のI-I線での概略断面図である。おむつ1における「展開状態」とは、後述する接合40の接合を解いて、一対の胴回り部20,30(後述)を分離し、おむつ1を長手方向に開いた状態である。また、おむつ1における「伸長状態」とは、おむつ1を皺なく伸長させた状態であり、おむつ1を構成する各部材(例えば胴回り部20,30等)の寸法がその部材単体の寸法と一致又はそれに近い長さになるまで伸長した状態である。
おむつ1は、図1に示すパンツ型状態において、幅方向、上下方向、及び、前後方向を有し、胴回り開口部BH、及び、一対の脚周り開口部LHが形成されている。上下方向において、胴回り側を上側とし、股下側を下側とする。前後方向において、着用者の腹側を前側とし、着用者の背側を後側とする。また、図3に示すように、おむつ1を構成する資材が積層された方向を厚さ方向といい、厚さ方向において着用者に接触する側を肌側とし、着用者に接触しない側を非肌側とする。また、図2の展開状態において、おむつ1は、互いに交差する長手方向及び幅方向を有している。長手方向は、上下方向に沿った方向であり、幅方向は、図1のパンツ型状態における幅方向と同じ方向である。
おむつ1は、一対の胴回り部20,30と、吸収性本体10とを有する。一対の胴回り部20,30のうち、着用者の腹側部に当てられるものを腹側胴回り部20とし、着用者の背側部に当てられるものを背側胴回り部30とする。
また、おむつ1は、図2に示す展開状態において、幅方向と、長手方向とを有し、幅方向における腹側胴回り部20の中央部に、吸収性本体10の長手方向一方側(腹側)の端部が配置され、幅方向における背側胴回り部30の中央部に、吸収性本体10の長手方向他方側(背側)の端部が配置されている。展開状態のおむつ1において、吸収性本体10がその長手方向の略中央で二つ折りされ、腹側胴回り部20及び背側胴回り部30それぞれの幅方向の両側部が一対の接合部40において接合されることにより、図1に示すパンツ型状態のおむつ1となる。なお、展開状態のおむつ1の長手方向がパンツ型状態のおむつ1の上下方向に沿う。また、接合部40における接合方法としては、溶着や接着剤による接合等を例示できる。
吸収性本体10は、図3に示すように、吸収体11と、吸収体11よりも肌側に配置された液透過性のトップシート12と、吸収体11よりも非肌側に配置された液不透過性のバックシート13と、バックシート13よりも非肌側に配置された外装シート14とを有する。
吸収体11は、図2に示すように、尿等の排泄液を吸収して保持する吸収性コア11Aと、吸収性コア11Aを覆う液透過性のコアラップシート11Bとを有する。吸収性コア11Aとしては、高吸収性ポリマー(SAP)を含むパルプ等の液体吸収性繊維が所定の形状に成形されたものを例示できる。なお、吸収性コア11Aがコアラップシート11Bで覆われていなくても良い。
腹側胴回り部20及び背側胴回り部30は、図3に示すように、それぞれ、不織布等の柔軟な肌側シート21,31及び非肌側シート22,32(一対のシート)と、肌側シート21,31と非肌側シート22,32の間に配置された幅方向に伸縮する複数の胴回り伸縮部材23,33(伸縮部材)とを有する。複数の胴回り伸縮部材23,33は、肌側シート21,31と非肌側シート22,32の間において、上下方向(長手方向)に間隔を空けて並んで配置されるとともに、幅方向に伸長した状態で固定されている。よって、腹側胴回り部20及び背側胴回り部30は幅方向に伸縮し、着用者の胴回り部にフィットする。なお、胴回り伸縮部材23,33としては、糸ゴム等の糸状の伸縮部材や、細長の伸縮性シートを例示できる。また、胴回り部20,30の構成は図示するものに限定されず、例えば、一対のシートに異なるシートが積層された3層以上の構成であっても良いし、1枚のシートが折り曲げられて一対のシートとなった構成であっても良い。
また、本実施形態では、パンツ型使い捨ておむつとして、腹側胴回り部20と背側胴回り部30が分離され、腹側胴回り部20と背側胴回り部30と吸収性本体10の3部材を有する所謂3ピースタイプを例示したがこれに限らない。例えば、腹側胴回り部20と背側胴回り部30が股下部を介して連続した一部材で形成されており、腹側胴回り部20と背側胴回り部30が一体化された外装部材と、吸収性本体の2部材を有する所謂2ピースタイプのパンツ型使い捨ておむつであっても良い。
<胴回り部20,30について>
図4は、第1実施形態の腹側胴回り部20の概略平面図である。以下、腹側胴回り部20を例に挙げて一対の胴回り部20,30の構成を説明する。ただし、一対の胴回り部20,30のうちの少なくとも一方が以下の構成であれば良い。すなわち、両胴回り部20,30が以下の構成であっても良いし、腹側胴回り部20が以下の構成と異なり背側胴回り部30が以下の構成であっても良いし、腹側胴回り部20が以下の構成であり背側胴回り部30が以下の構成と異なっていても良い。他の実施形態も同様である。
腹側胴回り部20(以下「胴回り部20」ともいう)が有する複数の胴回り伸縮部材23は、胴回り部20の幅方向の一端部から他端部まで連続して配置されている。ただし、複数の胴回り伸縮部材23のうちの一部が、幅方向に非連続に配置されていてもよい。
各伸縮部材23は、その幅方向の両端部が肌側シート21及び非肌側シート22に固定された「一対の端部固定部50」を有する。なお、端部固定部50における固定方法は、特に限定されず、例えば、伸縮部材23に塗布された接着剤による固定や、肌側シート21及び非肌側シート22(以下「一対のシート21,22」)の内側面に塗布された接着剤による固定や、伸縮部材23を横切る一対の溶着部で固定する方法等、周知の方法を例示できる。
また、図4では、一対の端部固定部50が、一対の接合部40とは別に、一対の接合部40よりも幅方向の内側に配置されている。ただし、これに限定されない。一対の接合部40を一対の端部固定部としても良い。つまり、おむつ1は図4に示す端部固定部50を有していなくても良い。
また、複数の伸縮部材23は、幅方向における端部固定部50よりも内側において、一対のシート21,22に固定されていない「非固定部51」を有する伸縮部材23a(本発明の伸縮部材)を少なくとも一つ有しており、当該伸縮部材23aを「第1伸縮部材23a」とする。また、複数の伸縮部材23は、幅方向の一方側の端部固定部50から他方側の端部固定部50に亘って、一対のシート21,22に固定されている「固定部52」を有する伸縮部材23bを少なくとも一つ有しており、当該伸縮部材23bを「第2伸縮部材23b」とする。ただし、当該固定部52は、幅方向の一方側の端部固定部50から他方側の端部固定部50に亘って連続して配置されていなくてもよい。すなわち、第2伸縮部材23bは、少なくとも、幅方向において非固定部51と重複する領域が、一対のシート21,22に固定されている固定部52を有していればよい。この固定部52は、端部固定部50,50と一体的に形成されていても良いし、端部固定部50とは別に形成されていても良い。
おむつ1において、胴回り伸縮部材23が一対のシート21,22に固定されている部位(固定部52)は、固定されていない部位(非固定部51)に比べて、接着剤の硬化等により胴回り部20の剛性が高まる。そのため、第1伸縮部材23aが非固定部51を有することで、例えば非固定部51が設けられていない場合(胴回り伸縮部材23がほぼ全域に亘り一対のシート21,22に固定されている場合)と比較して、剛性の高い部位の面積を小さくすることができる。よって、胴回り部20の柔軟性を向上させることができ、胴回り部20の着け心地を良くすることができる。
おむつ1では、胴回り伸縮部材23によって胴回り部20が身体にフィットするが、従来のおむつにおいて、吸収性コア11Aの部分のフィット性を向上させるために、吸収性コア11Aの部分においても、全ての弾性部材(ここでは、胴回り伸縮部材23)が伸長した状態で胴回り部を構成するシート間に固定されることがあった。そのような場合、自然状態において吸収性コア11Aがその幅方向へ収縮し過ぎてしまい、吸収性能が低下してしまう虞がある。また、吸収性コア11Aと重なる部分の収縮をなくすために当該部分の弾性部材(胴回り伸縮部材23)を切断しているおむつもある。その場合、切断によって吸収性コア部分の収縮がなくなるので、切断した部分は着用者の身体側にフィットしにくくなる虞がある。そこで、吸収性コア11Aを収縮し過ぎずに吸収性コア11Aの機能を担保することと、吸収性コア11Aを着用者の肌側に近づけて良好なフィット性を確保することとの両立が求められている。
これに対し、本実施形態では、胴回り部20の幅方向の一端部から他端部まで連続して配置され、且つ、幅方向の両端部が一対の端部固定部50によって固定された第1伸縮部材23a(本発明の伸縮部材)が、端部固定部50よりも内側に非固定部51を有し、さらに、当該非固定部51と吸収性コア11Aとが厚さ方向に見て重なる部分を有している。非固定部51と吸収性コア11Aとが厚さ方向に見て重なる部分を有するように第1伸縮部材23a(伸縮部材)が配置されていることで、着用時に吸収性コア11Aの幅方向の収縮を抑制することができる。また、非固定部51を含む第1伸縮部材は、胴回り部20の幅方向の一端部から他端部まで連続して配置されているため、非固定部51においても、固定されていない第1伸縮部材23aの収縮が機能し、吸収性コア11Aを着用者の身体側へ寄せることができる。よって、吸収性コア11Aの過度な収縮を防ぎつつ、吸収性コア11A部分の良好なフィット性を実現できる。
また、本実施形態の胴回り部20においては、非固定部51を有する伸縮部材23a(第1伸縮部材23a)が複数本設けられており、具体的には、上下方向に間隔を空けて6本設けられている。そして、それら6本の伸縮部材23a(第1伸縮部材23a)のうち、複数本の伸縮部材23a(ここでは、上下方向の下側から3本の第1伸縮部材23a)が厚さ方向にみて、吸収性コア11Aと重なる部分を有している。より具体的には、上下方向の下側から3本の第1伸縮部材23aの各非固定部51は、それぞれ、厚さ方向に見て吸収性コア11Aと重なる部分を有している。厚さ方向に見て吸収性コア11Aと重なる非固定部51が複数存在することで、吸収性コア11Aの幅方向の収縮を抑制しつつ、上下方向(長手方向)においても吸収性コア11Aの部分のフィット性及び柔軟性が向上する。それにより、吸収性コア11Aを含む吸収性本体10の面としてのフィット性を向上させることができる。
しかしながら、非固定部51では、第1伸縮部材23aが一対のシート21,22に固定されていないため、おむつ1の着用時において、当該第1伸縮部材23a(非固定部51)が上下方向に移動してしまう場合がある。すなわち、胴回り部20に対して第1伸縮部材23aの上下方向の位置ずれが生じるおそれがある。そして、おむつ1の着用中に、吸収性コア11Aの部分で第1伸縮部材23aの上下方向の位置ずれが生じると、吸収性コア11Aのフィット性が悪化するおそれがある。
これに対して、本実施形態の吸収性コア11Aでは、幅方向において、非固定部51が設けられている領域と重複する領域に固定部52が設けられている。それにより、第1伸縮部材23a(非固定部51)の上下方向の移動が制限され、第1伸縮部材23aの位置ずれが生じ難くなる。また、当該第2伸縮部材23bの固定部52と、吸収性コア11Aと、が厚さ方向に見て重なる部分を有しており、固定部52で吸収性コア11Aを肌側に押さえて吸収性コア11Aを着用者の身体からずれにくくする。つまり、第1伸縮部材23a及び第2伸縮部材23bの両方が厚さ方向に見て吸収性コア11Aと重なるように設けられていることで、非固定部51を有する第1伸縮部材23aの上下方向(長手方向)の移動を固定部52によって制限でき、結果として、吸収性本体10(吸収性コア11A)部の面としてのフィット性が向上する。
なお、第1伸縮部材23aは、幅方向両側の端部固定部50,50の間の領域において、一対のシート21,22に固定された固定部52も有している。すなわち、一対の端部固定部50,50の間の領域において、第1伸縮部材23aのうち、非固定部51以外の部分は固定部52が設けられている。第1伸縮部材23aは、非固定部51が設けられている領域において、シート21,22に固定されていない自由部であることから、上下方向に移動することが可能である。しかしながら、固定部52を有することで、第1伸縮部材23aが上下方向に移動することが抑制される。すなわち、第1伸縮部材23aの上下方向における移動量(振幅)が小さくなる。したがって、胴回り伸縮部材23の上下方向の位置ずれが抑制され、フィット性が悪化するのを低減することができる。
また、本実施形態では、胴回り部20の吸収性コア11Aと厚さ方向に見て重なる部分を有するように設けられた第1伸縮部材23aの数と、同様に設けられた第2伸縮部材23bの数は同数であるが、これに限定されない。すなわち、おむつ1の一対の胴回り部20,30のうちの少なくとも一方において、吸収性コア11Aと厚さ方向に見て重なる部分を有するように設けられた第1伸縮部材23aの数は、当該一方の胴回り部の吸収性コア11Aと厚さ方向に重なる部分を有するように設けられた第2伸縮部材23bの数よりも多くてもよい。非固定部51を有する第1伸縮部材23aの数の方が多いことで、吸収性コア11Aの収縮をより抑制することができ、吸収性コア11Aの吸収性能を維持しやすくなる。
或いは、おむつ1の一対の胴回り部20,30のうちの少なくとも一方において、吸収性コア11Aと厚さ方向に見て重なる部分を有するように設けられた第2伸縮部材23bの数が、当該一方の胴回り部の吸収性コア11Aと厚さ方向に見て重なる部分を有するように設けられた第1伸縮部材23aの数よりも多くてもよい。第2伸縮部材23bの数が多いほど固定部52の数が多くなり、一対のシート21,22に対して第2伸縮部材23bがしっかりと固定されやすくなる。つまり、吸収性コア11Aと重なる部分において、固定部52の数を非固定部51の数よりも多くすることにより、吸収性コア11Aをより着用者の身体側に寄せることができ、フィット性を向上させる。
また、図4に示すように、おむつ1では、吸収性コア11Aと厚さ方向に見て重なる領域において、第1伸縮部材23a及び第2伸縮部材23bが長手方向(上下方向)に交互に設けられている。なお、ここでいう「交互」とは、長手方向において第1伸縮部材23a及び第2伸縮部材23bのうちの一方の両側に一対の他方が設けられていればよく、例えば、一対の第1伸縮部材23aの間に第2伸縮部材23bが設けられていれば足りる。また、例えば、2本ずつ等の複数本ずつの第1伸縮部材23aと第2伸縮部材23bとが、交互に配置されていてもよい。第1伸縮部材23aと第2伸縮部材23bとが交互に配置されずに、例えば、第1伸縮部材23a及び第2伸縮部材23bの何れかが連続して配置されている場合は、吸収性コア11Aが着用者に対して面で接触する圧力にばらつきが生じ易い。つまり、第1伸縮部材23aが長手方向に連続して配置されている場合は、非固定部51が多く設けられることから、柔軟性を向上させつつも、収縮が過度に抑制されて肌にしっかりと当てる力が弱くなる可能性がある。一方で、第2伸縮部材23bが長手方向に連続して配置されている場合は、固定部52が多く設けられることからしっかりと肌に当てられるものの、吸収性コア11Aが収縮し過ぎて吸収機能が低下する虞がある。すなわち、吸収性コア11Aにおいて、柔軟性がある部分としっかりと肌に当たる部分の均一性が取れにくくなる。この点、第1伸縮部材23aと第2伸縮部材23bとを長手方向に交互に配置することで、吸収性コア11Aが着用者の肌に対して面で接触するときの面の圧力のバランスが取れ易くなり、好適なフィット性を得ることができる。
また、本実施形態では、幅方向において、非固定部51の長さを長さL51(或る第1伸縮部材23aについて設けられている非固定部51の幅方向の長さの合計)とすると、伸縮部材23a(第1伸縮部材23a)の非固定部51の長さL51は、吸収性本体10の長さ(幅)W10よりも短くなっている。なお、第1伸縮部材23aのうち非固定部51を設ける位置は、図4のように幅方向において非固定部51の全てが吸収性本体10と重複するように設けることに限らず、非固定部51の少なくとも一部が吸収性本体10に重複するように設けられていてもよい。幅方向における非固定部51の長さを吸収性本体10の長さ(幅)よりも短くすることで、非固定部51を有する伸縮部材23aが上下方向(長手方向)に移動することが抑制され、上下方向における移動量を低減できる。故に、伸縮部材23aの上下方向の位置ずれが抑制される。
但し、幅方向において、伸縮部材23a(第1伸縮部材23a)の非固定部51の長さは、吸収性本体10の長さW10よりも長くてもよい。上述したように吸収性本体10は、液体吸収性繊維によって形成された吸収性コア11Aを有しているため、胴回り部20等と比較して剛性が高い。そのため、幅方向において胴周り部20と吸収性本体10とが重複している領域では、吸収性本体10が重複していない領域と比較して、胴周り部20が固くなり、おむつ1着用時において着用者に違和感や不快感を生じさせるおそれがある。これに対して、おむつ1では、胴周り部20のうち、幅方向において吸収性本体10と重複している部分よりも広い範囲に非固定部51を設けることにより、当該部分において吸収性本体10の硬さを着用者(ユーザー)に感じさせ難くすることができる。特に着用者の身体の中心部に当たる領域において、柔軟性を感じやすくすることができる。したがって、胴周り部20に着用者に違和感や不快感を与え難くすることができる。
また、本実施形態においては、第1伸縮部材23a(伸縮部材23a)の非固定部51が吸収性本体10の幅方向の中央WCLを跨いでいる。吸収性本体10の幅方向の中央は、着用者の身体の中心でもあり、その部分の収縮を抑制することで、吸収性本体10の吸収性能を確保できる。
また、胴回り部20における非固定部51の配置は、図4に示す配置に限らず、一つの第1伸縮部材23aにおいて、複数の非固定部51が設けられていてもよい。非固定部51が多く設けられることで、伸縮部材23aによる収縮を抑制することができる。そして、各非固定部51と幅方向に重なる領域に固定部52を設けることで、非固定部51における第1伸縮部材23aの上下方向の位置ずれを防止することができる。
===第2実施形態===
図5は、第2実施形態の腹側胴回り部20の概略平面図である。第2実施形態では、第2伸縮部材23bも、幅方向における端部固定部50よりも内側において、一対のシート21,22に固定されていない非固定部51を有している。非固定部51が増えることで、剛性の高い部位の面積を小さくすることができ、胴回り部20の柔軟性を向上させることができる。そして、第2実施形態の吸収性コア11Aの部分では、第1伸縮部材23aの非固定部51だけでなく、第2伸縮部材23bの非固定部51と、吸収性コア11Aとが厚さ方向に見て重なる部分を有している。第2伸縮部材23bにも非固定部51が設けられ、さらに、第2伸縮部材23bの非固定部51も厚さ方向に見て吸収性コア11Aと重なる部分を有するように配置されていることで、吸収性コア11Aの収縮をより抑制することができる。その結果、吸収性コア11Aの吸収性能を維持し易くなる。
また、本実施形態のおむつ1は、第1伸縮部材23aの固定部52と第2伸縮部材23bの固定部52とが幅方向に重なっている重複固定部53を有している。なお、図5では、各重複固定部53の幅方向の長さ(幅)を分かりやすくするために、各重複固定部53の幅方向の範囲を太字の一点鎖線で示している。本実施形態では、重複固定部53は、上下方向に沿って複数設けられており、各重複固定部53は、吸収性本体10の幅方向の中央WCLを跨いでいる。仮に、吸収性本体10の幅方向の中央WCLを跨ぐ位置に固定部52が設けられずに非固定部51のみが設けられている場合、第1伸縮部材23aの収縮力の影響を受けにくくなるため、吸収性本体10が上下方向(長手方向)にずれやすくなる虞がある。特に、幅方向の中央部では、第1伸縮部材23aの上下方向への移動量(振幅)が最も大きくなる可能性があるため、大きく位置ずれが生じるおそれがあった。
これに対し、本実施形態のように、固定部52が幅方向に重なる重複固定部53を、幅方向の中央WCLを跨ぐように設けることで、吸収性本体10の位置が上下方向にずれやすくなるのを抑制できる。但し、重複固定部53は、吸収性本体10の幅方向の中央WCLを跨ぐ構成に限定されず、幅方向に吸収性本体10に重なる部分を有しつつ、吸収性本体10を上下方向にずれにくくするように配置されていれば良い。
また、上述のように第1伸縮部材23aの固定部52と第2伸縮部材23bの固定部52とが幅方向に重なる重複固定部53を長手方向に見ると、重複固定部53が配置されている部位は、長手方向に沿ってしっかりと身体側に寄せやすくなり、より均一で良好なフィット性を実現することができる。
また、図5に示すように、第2実施形態では、複数の重複固定部53のうちの少なくとも一部の重複固定部53が、吸収性コア11Aと厚さ方向に見て重なるっている。そのように配置することで、吸収性コア11Aの部分をしっかりとずれないように抑えることができ、おむつ1のフィット性が向上する。なお、吸収性コア11Aと厚さ方向に見て重なっている重複固定部53は、全てが吸収性コア11Aと重ならなくてもよく、重なる部分を有していればよい。
なお、図5では、重複固定部53が上下方向に沿って複数設けられていたが、これに限らず、少なくとも一対の重複固定部53が配置されていればよい。
===変形例===
図6は、変形例における腹側胴回り部20の概略平面図である。当該変形例においては、
第2伸縮部材23bは、幅方向において、一対の端部固定部50の間の全体に固定部52を有している。また、吸収性コア11Aよりも上下方向の上側(外側)においては、第1伸縮部材23aと第2伸縮部材23bとが上下方向に交互に設けられているが、厚さ方向に見て吸収性コア11Aと重なる部分においては、最も上側に第2伸縮部材23b(第2伸縮部材23bxとする)が配置され、当該第2伸縮部材23bxよりも下側には、幅方向の中央部に非固定部51を有する複数の第1伸縮部材23aが上下方向に連続して配置されている。当該非固定部51は、それぞれ厚さ方向に見て吸収性コア11Aと重なっており、吸収性コア11A部分が過度に収縮するのを抑制している。しかし、このように吸収性コア11Aの部分に非固定部51を多く設けると、吸収性コア11A部分のフィット性が悪化する虞もある。この点、本変形例のように、吸収性コア11Aと重なる部分を有するように配置されている伸縮部材23a、23bのうち、最も上側に配置された第2伸縮部材23bxが、幅方向の端から端まで全て固定部52を有することで、第1伸縮部材23aの上下方向(長手方向)へのずれの発生を幅方向全体に防ぐことができる。各第1伸縮部材23aの上下方向へのずれの発生を抑制することで、吸収性コア11A部のフィット性の悪化を低減できる。
また、上述の実施形態及び変形例におけるおむつ1の吸収性コア11Aと厚さ方向に重なるように設けられている第1伸縮部材23a(又は第2伸縮部材23b)の非固定部51の自然状態における伸長率と、第2伸縮部材23b(又は第1伸縮部材23a)の固定部52の自然状態における伸長率については、次のように説明できる。すなわち、第1伸縮部材23a(又は第2伸縮部材23b)の非固定部51の自然状態における伸長率は、第2伸縮部材23b(又は第1伸縮部材23a)の固定部52の自然状態における伸長率よりも小さい。なお、ここでいう「自然状態における伸長率」とは、シート部材等に挟まれていない第1伸縮部材23a(又は第2伸縮部材23b)自体の自然長(所謂、所定の伸長状態から自然状態に戻った際の長さ)に対して、第1伸縮部材23aを含む非固定部51(又は第2伸縮部材23bを含む固定部52)が所定の伸長状態から自然状態に戻った際の長さが、上述の自然長に対して何倍であるかを意味する。すなわち、倍率が高い程、自然状態においても伸長したままの状態であることを意味し、倍率が低い程、自然長に近い程度まで収縮されていることを意味する。
非固定部51においては、第1伸縮部材23a(又は第2伸縮部材23b)が固定されていないため、伸縮部材自体は幅方向に縮み易く、自然状態に戻ったときには比較的自然長に近い長さまで戻り易い(つまり、自然状態における伸長率は、低い)。一方で、固定部52においては、第2伸縮部材23b(又は第1伸縮部材23a)が接着剤等で固定されていることから剛性が高く、伸縮部材自体は縮みにくくなっており、自然状態に戻ったときに元々の自然長の長さには戻り難い(つまり、自然状態になっても、例えば、自然長に対して2倍程度まで伸長したままである等、伸長率が高い)。固定部52と比較して、非固定部51の部分の自然状態における伸長率が低いことで、固さを感じ易い吸収性コア11A部分に柔軟性を与えつつ、伸長率の高い固定部52を有することで、吸収性コア11Aをしっかりと肌側に押さえ、良好なフィット性を実現しやすくなる。
<胴回り部20,30と吸収性本体10の接合部について>
以下、上述の第1実施形態又は第2実施形態における腹側胴回り部20及び背側胴回り部30と、吸収性本体10とを接合している接合部と、各胴回り部20,30に設けられている胴回り伸縮部材23,33との関係について説明する。
おむつ1においては、図2に示すように、幅方向における腹側胴回り部20の中央部に、吸収性本体10の長手方向の一方側(腹側)の端部が配置されている。そして、吸収性本体10の当該一方側(腹側)の端部の非肌側面、すなわち、外装シート14の非肌側面と、腹側胴回り部20とが接着剤によって接合された第1接合部45a(図2)が設けられている。また、同様に、幅方向における背側胴回り部30の中央部に、吸収性本体10の長手方向の他方側(背側)の端部が配置されている。そして、吸収性本体10の当該他方側(背側)の端部の非肌側面、すなわち、外装シート14の非肌側面と、背側胴回り部20とが接着剤によって接合された第2接合部45b(図2)が設けられている。
図7Aは、背側胴回り部30の第2接合部45bの一部を含む領域の伸長状態における断面を拡大した概略断面図であり、図7Bは、図7Aに示す領域の自然状態における断面の様子を説明する概略断面図である。第1接合部45a及び第2接合部45bでは、ホットメルト接着剤等の接着剤によって厚さ方向に隣接しているシート同士(外装シート14と肌側シート31)が接合されている。第1接合部45a及び第2接合部45bにおける接着剤の塗布領域は特に制限されず、当技術分野で公知の様式で配置可能であり、例えば、スパイラル状、Z状、線状、ドット状の形状に配置可能である。
背側胴回り部30側を例に挙げて詳細に説明すると、図7Aに示すように、本発明のおむつ1の第2接合部45bでは、接着剤46が幅方向に間欠的に塗布されており、第2接合部45bは接着剤46が塗布されていない非塗布領域47を有している。同様に、第1接合部45aも、接着剤46が塗布されていない非塗布領域47を有している。
なお、そのような非塗布領域47は、厚さ方向に見たときに吸収性コア11Aと重なっていることが望ましく、吸収性コア11Aが存在する部分に接着剤46の非塗布領域47が存在することで、吸収性コア11Aと重なる当該非塗布領域47の部分では、吸収性コア11Aの収縮を抑制することができる。それにより、吸収性コア11Aの吸収性能を維持しやすくなる。
また、背側胴回り部30の第2接合部45bにおいては、そのような非塗布領域47と、第2伸縮部材33bの固定部52と、が厚さ方向に見て重なる部分を有している(図7A)。なお、第2接合部45bに限らず、腹側胴回り部20及び背側胴回り部30の少なくとも一方において、非塗布領域47と、第1伸縮部材23a(33a)の固定部52又は第2伸縮部材23b(33b)の固定部52と、が厚さ方向に見て重なる部分を有するように構成されていればよい。非塗布領域47においては、腹側胴回り部20(背側胴回り部30)の胴回り伸縮部材23,33の幅方向の収縮力の影響を受けにくく、吸収性本体10の幅方向の収縮を抑制することができる。すなわち、吸収性本体10が過度に収縮するとその吸収性能が低下する虞があるが、非塗布領域47が設けられていることで、第1接合部45a又は第2接合部45bでは、吸収性本体10が縮むのを抑えて、吸収性能の低下を抑制できる。
また、図7Bに示すように、第2伸縮部材33bの固定部52と、第2接合部45bの接着剤46が存在しない非塗布領域47とが厚さ方向で重なる部分は、自然状態になったときに、第2伸縮部材33bの固定部52によって幅方向に収縮する。そのときに当該固定部52に対応する吸収性本体10の部位が固定部52の収縮力を受けて肌側に凸になり易くなる。つまり、固定部52に対応する吸収性本体10の部位の非肌側には、胴回り部30を構成するシート(肌側シート31及び非肌側シート32)が収縮した状態で存在しているため、固定部52に対応する吸収性本体10の部位は肌側に向けられることとなる。非塗布領域47の部分で吸収性本体10が肌側に凸になることで、吸収性本体10が着用者の身体に沿って変形しやすくなり、特に背側胴回り部30では、凸になる部分が着用者のお尻の窪みに沿って当てられることで、おむつ1をしっかりとフィットさせることが可能となる。
===その他の実施の形態===
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。
上述の実施形態では、上下方向(長手方向)において、第1伸縮部材23aと第2伸縮部材23bとが交互に並んで配置されていたが、これに限らず、幾つかの第1伸縮部材23aがまとまっている第1弾性群、及び、幾つかの第2伸縮部材23bがまとまっている第2弾性群をそれぞれ少なくとも一つ有していてもよい。より具体的には、一つの第1弾性群(又は一つの第2弾性群)は、2つから4つの第1伸縮部材23a(第2伸縮部材23b)により形成され、一つの第1弾性群(又は一つの第2弾性群)における各第1伸縮部材23a(第2伸縮部材23b)は、それぞれ2~5mmの間隔で配置されていることが望ましい。また、一つの第1弾性群(或いは第2弾性群)の幅は10mm以下であることが望ましい。そのようにすることで、第1弾性群においては、第1伸縮部材23aによる過度の収縮を抑制でき、また、第2弾性群によってしっかりと着用者の肌に当てることができ、フィット性の悪化を低減できる。
1 パンツ型使い捨ておむつ(吸収性物品)、
10 吸収性本体、
11 吸収体、
11A 吸収性コア、11B コアラップシート、
12 トップシート、13 バックシート、
14 外装シート、
20 腹側胴回り部(胴回り部)、
30 背側胴回り部(胴回り部)、
21,31 肌側シート(シート)、
22,32 非肌側シート(シート)、
23,33 胴回り伸縮部材、
23a 第1伸縮部材(伸縮部材)、
23b,33b 第2伸縮部材、
40 接合部、
45a 第1接合部、45b 第2接合部、
46 接着剤、
47 非塗布領域
50 端部固定部、
51 非固定部、
52 固定部、
53 重複固定部

Claims (14)

  1. 展開状態において、幅方向と長手方向と厚さ方向とを有し、
    一対の胴回り部と、吸収性コアを備える吸収性本体とを有する吸収性物品であって、
    前記一対の胴回り部のうちの少なくとも一方は、一対のシートと、前記一対のシート間に配置された前記幅方向に伸縮する伸縮部材とを有し、
    前記伸縮部材は、前記一方の前記胴回り部の前記幅方向の一端部から他端部まで連続して配置され、かつ、前記幅方向の両端部が前記一対のシートに固定された一対の端部固定部を有し、
    前記伸縮部材は、前記幅方向における前記端部固定部よりも内側において、前記一対のシートに固定されていない非固定部を有し、
    前記非固定部と前記吸収性コアとが前記厚さ方向に見て重なる部分を有する
    ことを特徴とする吸収性物品。
  2. 請求項1に記載の吸収性物品であって、
    前記一方の前記胴回り部において、前記伸縮部材が複数本設けられており、
    前記複数本の前記伸縮部材の前記非固定部は、それぞれ、前記厚さ方向に見て前記吸収性コアと重なる部分を有する
    ことを特徴とする吸収性物品。
  3. 請求項1又は2に記載の吸収性物品であって、
    前記一方の前記胴回り部の前記幅方向の一端部から他端部まで連続して配置され、かつ、前記幅方向の両端部が前記一対のシートに固定された一対の端部固定部を有し、前記幅方向において少なくとも前記非固定部と重複する領域が、前記一対のシートに固定された固定部を有する伸縮部材が設けられており、
    前記非固定部を有する前記伸縮部材を第1伸縮部材とし、前記固定部を有する前記伸縮部材を第2伸縮部材としたとき、
    前記固定部と前記吸収性コアとが前記厚さ方向に見て重なる部分を有する
    ことを特徴とする吸収性物品。
  4. 請求項3に記載の吸収性物品であって、
    前記一対の胴回り部のうちの一方に設けられた前記第1伸縮部材の数が、前記一対の胴回り部のうちの前記一方に設けられた前記第2伸縮部材の数よりも多い
    ことを特徴とする吸収性物品。
  5. 請求項3に記載の吸収性物品であって、
    前記一対の胴回り部のうちの一方に設けられた前記第2伸縮部材の数が、前記一対の胴回り部のうちの前記一方に設けられた前記第1伸縮部材の数よりも多い
    ことを特徴とする吸収性物品。
  6. 請求項3~5の何れか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記第1伸縮部材及び前記第2伸縮部材は、前記吸収性コアと前記厚さ方向に見て重なる領域において、前記長手方向に交互に設けられている
    ことを特徴とする吸収性物品。
  7. 請求項3~6の何れか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記第2伸縮部材は、前記幅方向における前記端部固定部よりも内側において、前記一対のシートに固定されていない非固定部を有し、
    前記第2伸縮部材の前記非固定部と、前記吸収性コアとは、前記厚さ方向に見て重なる部分を有する
    ことを特徴とする吸収性物品。
  8. 請求項3~6の何れか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記第2伸縮部材は、前記幅方向において、前記一対の端部固定部の間の全体に前記固定部を有する
    ことを特徴とする吸収性物品。
  9. 請求項3~8の何れか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記第1伸縮部材は、前記一対のシートに固定された固定部を有し、
    前記第1伸縮部材の前記固定部と前記第2伸縮部材の前記固定部とが前記幅方向に重なっている重複固定部を有する
    ことを特徴とする吸収性物品。
  10. 請求項9に記載の吸収性物品であって、
    前記重複固定部が前記吸収性本体の前記幅方向の中央を跨いでいる
    ことを特徴とする吸収性物品。
  11. 請求項1~10の何れか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記幅方向において、前記伸縮部材の前記非固定部の長さは、前記吸収性本体の長さよりも短い
    ことを特徴とする吸収性物品。
  12. 請求項1~10の何れか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記幅方向において、前記伸縮部材の前記非固定部の長さは、前記吸収性本体の長さよりも長い
    ことを特徴とする吸収性物品。
  13. 請求項1~12の何れか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記伸縮部材の前記非固定部は、前記吸収性本体の前記幅方向の中央を跨いでいる
    ことを特徴とする吸収性物品。
  14. 請求項3~10の何れか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記第1伸縮部材は、前記一対のシートに固定された固定部を有し、
    前記一対の胴回り部は、着用者の腹側部に当てられる腹側胴回り部と、着用者の背側部に当てられる背側胴回り部とを有し、
    前記幅方向における前記腹側胴回り部の中央部に、前記吸収性本体の前記長手方向の一方側の端部が配置され、前記一方側の端部の非肌側面と、前記腹側胴回り部とが接着剤によって接合された第1接合部と、
    前記幅方向における前記背側胴回り部の中央部に、前記吸収性本体の前記長手方向の他方側の端部が配置され、前記他方側の端部の非肌側面と、前記背側胴回り部とが接着剤によって接合された第2接合部と、
    を有し、
    前記第1接合部及び前記第2接合部は、前記接着剤が塗布されていない非塗布領域を有しており、
    前記腹側胴回り部及び前記背側胴回り部の少なくとも一方において、前記非塗布領域と、前記第1伸縮部材の前記固定部又は前記第2伸縮部材の前記固定部とが前記厚さ方向に見て重なる部分を有する
    ことを特徴とする吸収性物品。
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