JP2022093815A - 生体用薬液注入用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】薬液をより細粒化させて体腔内に噴霧することが可能な生体用薬液注入用具を提供する。【解決手段】生体用薬液注入用具のノズルは、ノズルの先端部(ヘッド12)に設けられて内部空間にある薬液が吐出される管状の薬液吐出部(吐出パイプ13)と、吐出パイプ13の近傍にあり、吐出パイプ13から吐出される薬液に対してガスを噴射することにより薬液を霧状に噴霧するガス噴出部12fと、を備える。吐出パイプ13には、ガス噴出部12f側に流入開口部(スリット13b)、ガス噴出部12f側に対する反対側に流出開口部(スリット13c)が形成されている。ガス噴出部12fは、吐出パイプ13から吐出される薬液の吐出方向に対して交差する方向に送気ガスを噴射する。スリット13b、13cは、ガス噴出部12fによる送気ガスGの噴射方向の延長上に形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、生体の患部に薬液を噴霧するための生体用薬液注入用具に関する。
生体内の処置又は治療等において、腹部等に形成した孔にトロカールを通し、さらにトロカールの中にノズルを通して、体腔内に薬液を導入することが一般的に行われている。
そして、ノズルがトロカールによって配置を制限された状態であっても、ノズルによって広範囲に薬液を噴射可能とする技術が特許文献1に開示されている。
特許文献1に記載された生体用薬液注入用具(同文献には、生体組織接着剤塗付用具と記載されている。)は、複数の薬液及びこれらの薬液を混合するガスをノズルの軸心方向に対して斜めに噴霧可能とするものである。このようにノズルの軸心方向に対して斜めに薬液を噴霧する構成であれば、ノズルを軸心周りに回動させることで、広い範囲に薬液を噴霧することが可能となる。
特開2013-74988号公報
同文献に開示された生体用薬液注入用具においては、ガス噴出路及び薬液流通路の双方の遠位端部が、ノズルの軸心方向に対して傾斜して形成されていることで、薬液及びガスを噴霧するというものであった。
そして、同文献に開示された生体用薬液注入用具においては、高い圧力(例えば0.1MPa)でガスを薬液に供給した場合に、その風圧で噴霧対象である組織接着用シート等のシートの位置ずれを防止する必要がある。
この位置ずれを防止するために、ガスの供給圧力を下げた場合(例えば0.07MPa)において、ガスによって薬液の粒度を細かくして、複数の薬液を混合しやすくし、風下まで効率よく薬液を塗布することに関して、改善の余地があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、薬液をより細粒化させて体腔内に噴霧することが可能な生体用薬液注入用具を提供することを目的とする。
本発明の生体用薬液注入用具は、本体部と、本体部から延在するノズルと、を備え、ノズルは、ノズルの先端部に設けられて内部空間にある薬液が吐出される管状の薬液吐出部と、薬液吐出部の近傍にあり、薬液吐出部から吐出される薬液に対してガスを噴射することにより薬液を霧状に噴霧するガス噴出部と、を備え、薬液吐出部の周壁には、ガス噴出部側に流入開口部、ガス噴出部側に対する反対側に流出開口部が形成されており、ガス噴出部は、薬液吐出部から吐出される薬液の吐出方向に対して交差する方向にガスを噴射し、流入開口部及び流出開口部は、ガス噴出部によるガスの噴射方向の延長上に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、薬液をより細粒化させて体腔内に噴霧することが可能な生体用薬液注入用具を提供することができる。
本実施形態に係る生体組織接着剤塗布用具、及びその周辺機器を示す斜視図である。 図1のノズルの先端部にあるヘッドを示す拡大斜視図である。 吐出パイプ及びガス噴出部の中心軸を通る鉛直断面を示す、ノズルの先端部の断面図である。 ヘッドの正面図である。 比較例及び実施例について、送気ガスの空気圧ごとの風力を示す図である。 比較例及び実施例についての噴霧薬液の粒度を示す図である。 変形例に係るヘッドを示す図であり、吐出パイプ及びガス噴出部の中心軸を通る鉛直断面を示す、ノズルの先端部の断面図である。
以下、本発明の生体用薬液注入用具の実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。すなわち、以下に説明する部材の形状、寸法、配置等については、本発明の趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
また、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、重複する説明は適宜省略する。また、以下において、生体用薬液注入用具における薬液が吐出される側(術者から離れた側)を前側又は遠位側、その逆側を後側又は近位側とし、それぞれ先端側、基端側ともいう。
<本発明の概要>
まず、本発明の概要について、図1から図3を主に参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る生体組織接着剤塗布用具1、及びその周辺機器を示す斜視図である。図2は、図1のノズルXの先端部にあるヘッド12を示す拡大斜視図、図3は、吐出パイプ13及びガス噴出部12fの中心軸を通る鉛直断面を示す、ノズルXの先端部の断面図である。
図1に示すように、生体用薬液注入用具(生体組織接着剤塗布用具1)は、本体部2と、本体部2から延在するノズルXと、を備える。
ノズルXは、ノズルXの先端部(ヘッド12)に設けられて内部空間にある薬液10が吐出される管状の薬液吐出部(吐出パイプ13)と、吐出パイプ13の近傍にあり、吐出パイプ13から吐出される薬液10に対してガス(送気ガスG)を噴射することにより薬液10を霧状に噴霧するガス噴出部12fと、を備える。
吐出パイプ13の周壁13aには、ガス噴出部12f側に流入開口部(スリット13b)、ガス噴出部12f側に対する反対側に流出開口部(スリット13c)が形成されている。
ガス噴出部12fは、吐出パイプ13から吐出される薬液10の吐出方向に対して交差する方向に送気ガスGを噴射する。
スリット13b、13cは、ガス噴出部12fによる送気ガスGの噴射方向の延長上に形成されていることを特徴とする。
本実施形態に係る吐出パイプ13において、送気ガスGを流入させる流入開口部がスリット13bであるものとし、送気ガスGを流出させる流出開口部がスリット13cであるものとして説明するが、本発明はこのような構成に限定されない。
つまり、吐出パイプ13における「流入開口部」及び「流出開口部」は、送気ガスGを薬液吐出部(吐出パイプ13)内に通して、薬液10を分断できればよい。したがって、「流入開口部」及び「流出開口部」は、長尺に形成されたスリット13b、13cに限定されず、円孔であってもよく、格子状の孔であってもよい。
さらに、これらは複数設けられてもよく、網状の部材を薬液吐出部(吐出パイプ13)の先端部に接合して形成するものであってもよい。
なお、以下においては、吐出パイプ13がノズルXの延在方向に平行に延在しつつ、ガス噴出部12fが吐出パイプ13の延在方向に対して交差する方向に延在して、送気ガスGを吐出パイプ13から吐出する薬液10に噴射する構成について説明する。
しかしながら、このような構成に限定されず、逆の構成(つまり、ガス噴出部12fがノズルXの延在方向に平行に延在しつつ、吐出パイプ13がガス噴出部12fの延在方向に対して交差する方向に延在する構成)であってもよい。
上記構成によれば、薬液吐出部(吐出パイプ13)に形成された流入開口部(スリット13b)及び流出開口部(スリット13c)を通るように送気ガスGを噴射する構成により、吐出パイプ13まで供給された薬液10をより細粒化させて噴霧することができる。
<全体構成について>
本発明の生体用薬液注入用具としての生体組織接着剤塗布用具1及びその周辺機器の全体構成について図1及び図2を主に参照して説明する。
本発明に係る生体用薬液注入用具(生体組織接着剤塗布用具1)は、体内に薬液を注入(塗布・噴霧)する用具である。本発明に係る生体用薬液注入用具による注入対象である薬液10(図3参照)は、一種類であってもよく、本実施形態に係る生体組織接着剤塗布用具1によって噴霧される薬液10のように、2種類以上であってもよい。生体組織接着剤塗布用具1は、後述する複数の薬液10を吐出した先で噴霧・混合して接着剤として生体内の臓器等に塗布する機能を有する。
生体組織接着剤塗布用具1は、内部に空間2sを有する本体部2と、本体部2の空間2sに連通して遠位側に延在するノズルXと、を備える。
ノズルXは、本体部2の内部の空間2sに連通して本体部2の先端側から延長して設けられた延長部11と、延長部11の先端に取り付けられた後述するヘッド12と、を備える。
本体部2の近位端部には、シリンジ装着口2dが近位側に突出して設けられている。シリンジ装着口2dに装着されたシリンジ17及びプランジャ7から薬液10が本体部2を介して吐出パイプ13に供給される。
また、本体部2には、ガス注入部2gを介して送気ガスG(図3参照)が充填される。本体部2に充填された送気ガスGはガス噴出部12fに供給される。
本体部2には、その内部の空間2s内に送気ガスG(図3参照)を注入するためのガス注入部2gが設けられている。具体的には、ガス注入部2gは、本体部2に形成された上方かつ後方(近位側)に斜めに突出した部の突出した先に形成されている。
ガス噴出部12fは、詳細については後述するが、ガス注入部2gから本体部2の内部の空間2s内に充填された送気ガスGを噴射し、吐出パイプ13から吐出される薬液10を霧状に噴霧混合するものである。
生体組織接着剤塗布用具1には、薬液10を噴霧するための送気ガスGを、本体部2に導入する送気チューブ31が接続されている。送気チューブ31は、送気ガスGの量を調整するレギュレータ30に接続されており、本体部2にエアフィルタ9を介して接続されている。
具体的には、送気チューブ31は、基端側に設けられたコネクタ31aによってレギュレータ30に接続されており、先端側に設けられたコネクタ31bによってエアフィルタ9の接続口9aに接続されている。レギュレータ30から供給された送気ガスGをエアフィルタ9に通すことによって送気ガスGからほこりが取り除かれ雑菌が除菌される。
送気ガスGは、レギュレータ30から送気チューブ31、エアフィルタ9、ガス注入部2gを介して本体部2の内部の空間2sに導入・充填されることとなる。
また、本体部2には、シリンジ装着口2dを介して本体部2(より具体的には、本体部2内にあり吐出パイプ13に接続される不図示のチューブ)の内部に異なる薬液を導入するための2個ずつ設けられたプランジャ7及びシリンジ17が取り付けられている。
具体的には、本体部2の後面における両サイドの端部には、2つの部位が後方に突出しており、これらの部位の後端に、薬液注入部としてのシリンジ装着口2dが形成されている。この2つのシリンジ装着口2dのそれぞれにシリンジ17が接続されている。2本のシリンジ17内にそれぞれ充填された薬液10は、プランジャ7がシリンジ17内に押し込まれることによって、シリンジ装着口2dを介して本体部2内の不図示のチューブを通って、吐出パイプ13に供給されることとなる。
また、生体組織接着剤塗布用具1は、2個のプランジャ7をシリンジ17に同時に押し出すためのプランジャホルダ8を備える。プランジャホルダ8は、2個のプランジャ7の基端側に当接可能な大きさで形成されている。
ノズルXが備える延長部11は、延長部11の先端に取り付けられたヘッド12を体腔内に配設するための長さを確保するためのものである。生体組織接着剤塗布用具1は、例えば胸腔鏡を使った手術を行う際に用いられる。
例えば、不図示のトロカール内を挿通してEAS(endoscope assisted surgery)による手術を行う際に、トロカールを挿通した先で薬液10を塗布する必要がある。この場合に、ノズルXが延長部11を備えることで、ノズルXを軸心方向に長くして、薬液10を噴霧する部位であるヘッド12の到達可能位置を薬液10の塗布位置に応じて延長することができる。
<ヘッド周りの構成について>
次に、ヘッド12及びヘッド12周りの構成について、図1から図3に加え、図4を主に参照して説明する。図4は、ヘッド12の正面図である。
本実施形態に係るヘッド12は、図2及び図3に示すように、ヘッド本体12bと、2本の管状の吐出パイプ13と、吐出パイプ13の近傍にあり、吐出パイプ13から吐出される薬液10に対して送気ガスGを噴射する2つのガス噴出部12fと、を備える。
ヘッド本体12bの後端部には、延長部11の先端に嵌合する嵌合部12hが形成されている。嵌合部12hは、ヘッド本体12bにおける他の部位よりも小径の外面を有しており、当該外面が延長部11の内面に対向する状態で嵌合している。
[吐出パイプ]
吐出パイプ13は、ヘッド本体12bから遠位側に延在している。ガス噴出部12fによって噴射された送気ガスGにより、薬液10は霧状に噴霧されることになる。
吐出パイプ13の基端部には、不図示の薬液流通管の先端部が接続されており、この薬液流通管はシリンジ装着口2dに連通している。2本の吐出パイプ13からは、混合対象である2種類の薬液が吐出される。
本実施形態においては、吐出パイプ13の一方は、フィブリノゲン等を含む薬液を吐出させるものである。吐出パイプ13の他方は、トロンビン等を含み、フィブリノゲン等に作用して、接着剤として機能させるための薬液を流通させるものである。
薬液吐出部(吐出パイプ13)には、流入開口部(スリット13b)及び流出開口部(スリット13c)よりも近位側(ヘッド本体12b側である基端側)に、全周回に形成された周回部13dが形成されている。
つまり、本実施形態に係る吐出パイプ13には、周回方向において、スリット13b、13cに交差しない部位(断面円形状の部位)がある。
上記構成によれば、周回部13dが形成されていることにより、流入開口部(スリット13b)及び流出開口部(スリット13cにより薬液吐出部(吐出パイプ13)の剛性が低まることを抑制できる。
図4に示すように、流入開口部(スリット13b)の外周側の開口幅W2は、内周側の開口幅W1よりも広い。
ここで、「幅」とは、ノズルXのヘッド12を軸方向(図4に示す方向)視したときにガス噴出部12fの噴射方向に直交する方向の長さをいう。流入開口部の外周側及び内周側とは、吐出パイプ13の外周側及び内周側と同義である。
上記構成によれば、流入開口部(スリット13b)の外周側の開口幅W2が内周側の開口幅W1よりも広いことで、送気ガスGを吐出パイプ13に広範囲に取り込みつつ、吐出パイプ13の内部に取り込まれる送気ガスGの流速を速くすることができる。このため、吐出パイプ13の内部まで供給された薬液10を送気ガスGによってせん断して、細粒化しやすくなる。
図4に示すように、流入開口部(スリット13b)の外周側の開口幅W2は、ガス噴出部12fの流路径Dよりも広い。
ガス噴出部12fから噴射される送気ガスGがガス噴出部12fから出てしまうと、送気ガスGの噴霧領域は、ガス噴出部12fから離れるにつれて広がることになる。
上記構成によれば、スリット13bの開口幅W2がガス噴出部12fの流路径Dよりも広いことで、ガス噴出部12fから出て広がった送気ガスGを、スリット13bから広く取り込むことができる。
逆にいえば、ガス噴出部12fの流路径Dは、スリット13bの外周側の開口幅W2よりも狭く形成されている。このように、流路径Dが狭いことで、ガス噴出部12fの流路面積は小さくなり、ガス噴出部12fの壁面に接することによる圧力損失により、ガス噴出部12fから供給される送気ガスGの風圧を低めつつ、風速を大きくすることができる。このため、薬液10の噴霧領域に偏りが生じることを抑制できる。
流入開口部(スリット13b)の内周側の開口幅W1は、ガス噴出部12fの流路径Dよりも狭い。
上記構成によれば、送気ガスGの流速を速くして送気ガスGを吐出パイプ13の内部に取り込み、吐出パイプ13の内部まで供給された薬液10をせん断して細粒化しやすくなる。
流出開口部(スリット13c)の外周側の開口幅W4は、内周側の開口幅W3よりも広い。
吐出パイプ13に流入した薬液10を、内周側の開口幅W3よりも外周側の開口幅W4が広い流出開口部(スリット13c)で外部に噴出させることで細粒化したものを噴出させることができる。
逆にいえば、スリット13cの内周側の開口幅W3は、スリット13bの外周側の開口幅W4よりも狭い。このように構成されていることで、霧状化される前の薬液10が開口幅W3を通って下方に垂れることを抑制できる。
流入開口部(スリット13b)又は流出開口部(スリット13c)の少なくともいずれかは、スリット状に形成され、薬液吐出部(吐出パイプ13)の延在方向に長く形成されている。
なお、本実施形態においては、上記のように、流入開口部及び流出開口部いずれもスリット状に形成されている。しかしながら、一方のみスリット状ではなく、円孔や、矩形孔であってもよい。
上記のように、流入開口部又は流出開口部の少なくともいずれかが、薬液10の流路方向である吐出パイプ13の延在方向に平行に延在するスリット13b、13cであれば、流速の早い薬液10であっても、送気ガスGがスリット13b、スリット13cを通ることによって、流路方向において広範囲で薬液10を分断できる点で好適である。
図2に示すように、スリット13b、13cの近位側の縁面である底部は、吐出パイプ13の外面を径方向に視た場合において、円弧状に形成されている。つまり、スリット13b、スリット13cは、円弧状の縁部を有する。
スリット13bがこのように形成されていることで、ガス噴出部12fから噴射される送気ガスGを吐出パイプ13の内部に受け入れやすくなる。
さらに、スリット13b、13cの底部は、外周側に向かって広く開放されて形成されている。このようにスリット13b、13cが構成されていることで、吐出パイプ13の軸方向においても、送気ガスGが更に流入しやすく、流出時に膨張しやすくなっている。
図3に示すように、薬液吐出部(吐出パイプ13)は、ガス噴出部12fよりも遠位側に延在して突出している。
ガス噴出部12fの噴出開口12mは、吐出パイプ13の延在方向に直交する仮想平面に対して、吐出パイプ13から径方向に離間するにしたがって吐出パイプ13の先端側にせり出すように傾斜して形成されている。
換言すると、噴出開口12mが形成されている面(本実施形態においては、送気ガスGの噴射方向に直交するように形成された直交面12n)が、吐出パイプ13の延在方向に直交する仮想平面に対して、吐出パイプ13から径方向に離間するにしたがって吐出パイプ13の先端側にせり出すように傾斜して形成されている。
このように、直交面12nが上記仮想平面に対して傾斜して形成されていることで、噴出開口12mの上端部は、吐出パイプ13の先端開口径と等しい長さ程度に、吐出パイプ13側に近接している。
上記構成によれば、ガス噴出部12fの噴出開口12mが吐出パイプ13の先端側にせり出して形成されていることで、送気ガスGが吐出パイプ13に至るまでの流速を速いまま維持しやすくなる。
なお、本実施形態に係る吐出パイプ13は、本体部2内を通る不図示の薬液流通管と別体のものであるが、このような構成に本発明は限定されず、一体的に形成されたものであってもよい。
また、薬液10をノズルXの軸心方向に交差する方向に噴霧できればよく、薬液10の吐出方向である吐出パイプ13の延在方向は、ノズルXの軸心方向に必ずしも平行でなくてもよい。
[ガス噴出部]
ガス噴出部12fは、ガス注入部2gから本体部2の内部の空間2s内に充填された送気ガスGを、ヘッド12の先端部において噴出する部位である。
本実施形態に係るガス噴出部12fは、2本の吐出パイプ13それぞれによる薬液10の吐出先に向かうように2つ延在している貫通孔である。具体的には、ガス噴出部12fは、ノズルX(及び吐出パイプ13)の軸心方向に交差するように、遠位側に向かって斜め下方に延在している。
このような向きに吐出パイプ13及びガス噴出部12fのそれぞれが延在していることで、ノズルXの軸心周りに生体組織接着剤塗布用具1を回転させることで、送気ガスGの噴出方向の方向付けができ、薬液10の噴霧方向を調整できる。以下において、噴出方向とは、ガス噴出部12fを基準として遠位側に向くベクトルである。
なお、生体組織接着剤塗布用具1の回転によって薬液10の噴霧方向を調整する構成にする必要がなければ、上記のように、ガス噴出部12fがノズルXの延在方向に平行に延在しつつ、吐出パイプ13がガス噴出部12fの延在方向に対して交差する方向に延在する構成であってもよい。
図3に示すように、ガス噴出部12fの噴出開口12mは、送気ガスGの噴射方向に対して直交する面(直交面12n)に形成されている。
上記構成によれば、ガス噴出部12fの中心軸に対して対照的に同じタイミングで噴出開口12mから送気ガスGを噴射させやすくなり、送気ガスGによってせん断されつつ誘引される薬液10を均等に噴霧させやすくなる。
ガス噴出部12fの開口面積は、薬液吐出部(吐出パイプ13)の開口面積よりも小さい。
「開口面積」とは、開口が形成されている平面における開口の面積をいう。つまり、ガス噴出部12fの開口面積は、送気ガスGの噴射方向に直交する方向に延在する直交面12nにおける開口の面積である。吐出パイプ13の開口面積は、吐出パイプ13の先端面における開口(スリット13b及びスリット13cを除く開口であり、本実施形態においては、図4に示す円形部分)の面積である。
上記構成によれば、ガス噴出部12fの開口面積が薬液吐出部(吐出パイプ13)の開口面積よりも小さいことで、送気ガスGの圧力損失(エネルギー損失)を大きくして風力を小さくしつつ、風速を高めることができる。このような送気ガスGを薬液10に噴射して供給することで、薬液10を細かい霧状にすることを促進できる。
ガス噴出部12fの流路径は、0.3mm以上、0.6mm以下である。
このように、ガス噴出部12fの流路径が0.3mm以上、0.6mm以下であることで、送気ガスGの噴出量を確保しつつ、流速を高めることができ、送気ガスGが噴射された薬液10の粒を細かくすることができる。
[庇部]
ヘッド12は、その先端部において、ガス噴出部12fを挟んで、吐出パイプ13が設けられている部位とは逆側の部位に設けられた庇部12iを更に備える。
庇部12iは、ガス噴出部12f及び吐出パイプ13の先端を覆うように設けられており、薬液10の吐出方向を基準として、吐出パイプ13の先端よりも遠位側に突出して形成されている。特に、庇部12iは、なだらかな尖形状に形成されている。
具体的には、庇部12iは、幅方向(本実施形態において2つの吐出パイプ13が並ぶ方向に平行な方向)の中央部分が最も遠位側に突出しており、幅方向両側に向かうに連れてヘッド本体12bからの突出量が小さくなるように形成されている。
より具体的には、庇部12iは、吐出パイプ13のヘッド本体12bからの突出長さの2倍以上の長さでヘッド本体12bから突出している。
このように形成された庇部12iは、ガス噴出部12f及び吐出パイプ13を周囲環境から隔てる隔壁として機能することとなる。このため、庇部12iは、ガス噴出部12fから噴出される送気ガスGの周囲環境からの影響を抑制でき、薬液10の噴霧の整流性を保持することができる。
また、庇部12iによれば、薬液10が吐出される吐出パイプ13が臓器等に接触することによって付着する体液等によって、ガス噴出部12fや吐出パイプ13に詰まりが生じることを抑制できる。さらには、庇部12iが尖形状に形成されていることで、不図示のトロカール内へのヘッド12からのノズルXの挿通が容易となる。
<噴霧結果について>
次に、本実施形態に生体組織接着剤塗布用具1による薬液10の噴霧結果(実施例)と、従来の不図示の生体組織接着剤塗布用具による薬液10の噴霧結果(比較例)について、図5及び図6を主に参照して説明する。
図5は、比較例及び実施例について、送気ガスGの空気圧ごとの風力を示す図、図6は、比較例及び実施例についての噴霧薬液の粒度を示す図である。
比較例は、吐出パイプにスリットが形成されておらず、ガス噴出部がヘッド本体12bからせり出していない不図示の生体組織接着剤塗布用具を示すものである。
図5に示す風力は、ガス噴出部12fから5cm離れた位置に配置された計量器に対し、ガス噴出部12fから垂直に送気ガスGを噴射した際に計測された荷重である。
図5のグラフで示された詳細な数値を表1に示す。
Figure 2022093815000002
図5及び表1に示すように、生体組織接着剤塗布用具1に係る実施例では、比較例に対して、約0.5倍から約0.6倍程度に風力を抑えることができた。
そして、図6に示す噴霧試験においては、実施例では、比較例に対して、ガス噴出部12fから噴射される送気ガスGの空気圧が0.07MPaと低くても、細かい粒度の薬液10を対象面に塗布することができた。
<変形例>
上記実施形態におけるヘッド12では、スリット13bとスリット13cが、吐出パイプ13の軸方向において同じ長さで形成されていたが、本発明はこのような構成に限定されない。
次に、変形例に係るヘッド23について、図7を主に参照して説明する。図7は、変形例に係るヘッド23を示す図であり、吐出パイプ23及びガス噴出部12fの中心軸を通る鉛直断面を示す、ノズルXの先端部の断面図である。
本例に係る流出開口部であるスリット23cは、流入開口部であるスリット13cよりも短い長さで形成されており、ガス噴出部12fの下端とスリット13cの基端とを結ぶ延長線上にスリット23cの基端部が設けられている。
つまり、スリット23cは、ガス噴出部12fから噴射されてスリット13cを通る送気ガスGの延長上に形成されている。
このように吐出パイプ23が形成されていることで、スリット13bを通る送気ガスGによってせん断された薬液10がスリット23cから流出する割合を、せん断されていない薬液10がスリット23cから流出する割合に対して高めることができる。このような構成によれば、霧化前の薬液10の液垂れを抑制することができる。
なお、本実施形態に係る生体組織接着剤塗布用具1は、2本の吐出パイプ13それぞれに形成された薬液流通路を備える。
しかしながら、本発明に係る生体用薬液注入用具は、このような構成に限定されず、更に複数の薬液流通路を備えるものであってもよく、逆に1本であってもよい。同様に、ガス噴出部12fも2つに限定されず、更に複数設けられていてもよく、逆に1つであってもよい。
また、上記実施形態においては、2つのガス噴出部12fから送気ガスGを平行に噴霧する構成について説明した。このような構成であっても、吐出パイプ13の径が小さく、吐出パイプ13を通る薬液10の断面積が十分に小さいため、2種の薬液10を好適に混合することができる。
しかしながら本発明はこのような構成に限定されず、2種の薬液10の混合を促すために2つのガス噴出部12fから噴射される送気ガスGを噴射した先で交わるように、2つのガス噴出部12fが互いに交差する方向に延在している構成でもよい。この場合においても送気ガスの噴射先に、吐出パイプ13及び吐出パイプ13に形成された流入開口部及び流出開口部があればよい。
上記実施形態は、以下の技術思想を包含するものである。
(1)
本体部と、
該本体部から延在するノズルと、を備え、
該ノズルは、
前記ノズルの先端部に設けられて内部空間にある薬液が吐出される管状の薬液吐出部と、
該薬液吐出部の近傍にあり、前記薬液吐出部から吐出される前記薬液に対してガスを噴射することにより前記薬液を霧状に噴霧するガス噴出部と、を備え、
前記薬液吐出部の周壁には、前記ガス噴出部側に流入開口部、前記ガス噴出部側に対する反対側に流出開口部が形成されており、
前記ガス噴出部は、前記薬液吐出部から吐出される前記薬液の吐出方向に対して交差する方向に前記ガスを噴射し、
前記流入開口部及び前記流出開口部は、前記ガス噴出部による前記ガスの噴射方向の延長上に形成されていることを特徴とする生体用薬液注入用具。
(2)
前記薬液吐出部には、前記流入開口部及び前記流出開口部よりも近位側に、全周回に形成された周回部が形成されている(1)に記載の生体用薬液注入用具。
(3)
前記流入開口部の外周側の開口幅は、内周側の開口幅よりも広い(1)又は(2)に記載の生体用薬液注入用具。
(4)
前記流入開口部の前記外周側の前記開口幅は、前記ガス噴出部の流路径よりも広い(3)に記載の生体用薬液注入用具。
(5)
前記流入開口部の前記内周側の前記開口幅は、前記ガス噴出部の流路径よりも狭い(3)又は(4)に記載の生体用薬液注入用具。
(6)
前記流出開口部の外周側の開口幅は、内周側の開口幅よりも広い(1)から(5)のいずれか一項に記載の生体用薬液注入用具。
(7)
前記流入開口部又は前記流出開口部の少なくともいずれかは、スリット状に形成され前記薬液吐出部の延在方向に長く形成されている(1)から(6)のいずれか一項に記載の生体用薬液注入用具。
(8)
前記ガス噴出部の開口面積は、前記薬液吐出部の開口面積よりも小さい(1)から(7)のいずれか一項に記載の生体用薬液注入用具。
(9)
前記薬液吐出部は、前記ガス噴出部よりも遠位側に延在して突出しており、
前記ガス噴出部の噴出開口は、前記薬液吐出部の延在方向に直交する仮想平面に対して、前記薬液吐出部から離間するにしたがって前記薬液吐出部の先端側にせり出すように傾斜して形成されている(1)から(8)のいずれか一項に記載の生体用薬液注入用具。
(10)
前記噴出開口は、前記ガスの噴射方向に対して直交する面に形成されている(9)に記載の生体用薬液注入用具。
(11)
前記ガス噴出部の流路径は、0.3mm以上、0.6mm以下である(1)から(10)のいずれか一項に記載の生体用薬液注入用具。
1 生体組織接着剤塗布用具(生体用薬液注入用具)
2 本体部
2d シリンジ装着口
2g ガス注入部
2s 空間
7 プランジャ
8 プランジャホルダ
9 エアフィルタ
9a 接続口
10 薬液
11 延長部
12 ヘッド(先端部)
12b ヘッド本体
12f ガス噴出部
12h 嵌合部
12i 庇部
12m 噴出開口
12n 直交面
13 吐出パイプ(薬液吐出部)
13a 周壁
13b スリット(流入開口部)
13c スリット(流出開口部)
13d 周回部
17 シリンジ
22 ヘッド(先端部)
23 吐出パイプ
23c スリット(流出開口部)
30 レギュレータ
31 送気チューブ
31a、31b コネクタ
G 送気ガス(ガス)
X ノズル

Claims (11)

  1. 本体部と、
    該本体部から延在するノズルと、を備え、
    該ノズルは、
    前記ノズルの先端部に設けられて内部空間にある薬液が吐出される管状の薬液吐出部と、
    該薬液吐出部の近傍にあり、前記薬液吐出部から吐出される前記薬液に対してガスを噴射することにより前記薬液を霧状に噴霧するガス噴出部と、を備え、
    前記薬液吐出部の周壁には、前記ガス噴出部側に流入開口部、前記ガス噴出部側に対する反対側に流出開口部が形成されており、
    前記ガス噴出部は、前記薬液吐出部から吐出される前記薬液の吐出方向に対して交差する方向に前記ガスを噴射し、
    前記流入開口部及び前記流出開口部は、前記ガス噴出部による前記ガスの噴射方向の延長上に形成されていることを特徴とする生体用薬液注入用具。
  2. 前記薬液吐出部には、前記流入開口部及び前記流出開口部よりも近位側に、全周回に形成された周回部が形成されている請求項1に記載の生体用薬液注入用具。
  3. 前記流入開口部の外周側の開口幅は、内周側の開口幅よりも広い請求項1又は2に記載の生体用薬液注入用具。
  4. 前記流入開口部の前記外周側の前記開口幅は、前記ガス噴出部の流路径よりも広い請求項3に記載の生体用薬液注入用具。
  5. 前記流入開口部の前記内周側の前記開口幅は、前記ガス噴出部の流路径よりも狭い請求項3又は4に記載の生体用薬液注入用具。
  6. 前記流出開口部の外周側の開口幅は、内周側の開口幅よりも広い請求項1から5のいずれか一項に記載の生体用薬液注入用具。
  7. 前記流入開口部又は前記流出開口部の少なくともいずれかは、スリット状に形成され前記薬液吐出部の延在方向に長く形成されている請求項1から6のいずれか一項に記載の生体用薬液注入用具。
  8. 前記ガス噴出部の開口面積は、前記薬液吐出部の開口面積よりも小さい請求項1から7のいずれか一項に記載の生体用薬液注入用具。
  9. 前記薬液吐出部は、前記ガス噴出部よりも遠位側に延在して突出しており、
    前記ガス噴出部の噴出開口は、前記薬液吐出部の延在方向に直交する仮想平面に対して、前記薬液吐出部から離間するにしたがって前記薬液吐出部の先端側にせり出すように傾斜して形成されている請求項1から8のいずれか一項に記載の生体用薬液注入用具。
  10. 前記噴出開口は、前記ガスの噴射方向に対して直交する面に形成されている請求項9に記載の生体用薬液注入用具。
  11. 前記ガス噴出部の流路径は、0.3mm以上、0.6mm以下である請求項1から10のいずれか一項に記載の生体用薬液注入用具。
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