JP2022091245A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像処理装置の構成を簡素化すること。【解決手段】画像処理装置は、画像を読み取る読取部と、前記読取部に第1クロック信号を供給する制御部と、を備え、前記読取部は、前記画像からの光をアナログの第1画素信号に変換する第1変換回路と、前記第1画素信号をデジタルの第2画素信号に変換する第2変換回路と、を備え、前記第2変換回路は、第2クロック信号を生成する生成回路を備え、前記第1変換回路は、前記第2クロック信号に同期して動作する。【選択図】図1
Description
本発明は、画像処理装置に関する。
従来から、画像を読み取り、画像を示す画像情報を出力する画像処理装置が知られている。特許文献1には、画像からの光をアナログの信号に変換するイメージセンサーと、アナログの信号をデジタルの信号に変換するアナログフロントエンドと、イメージセンサーとアナログフロントエンドとのそれぞれにクロック信号を供給する制御部と、を有する画像処理装置が開示されている。
しかしながら、上述した従来技術では、制御部がイメージセンサーとアナログフロントエンドとのそれぞれにクロック信号を供給するため、画像処理装置の構成が複雑化するという問題があった。
以上の問題を解決するために、本発明の好適な態様にかかる画像処理装置は、画像を読み取る読取部と、前記読取部に第1クロック信号を供給する制御部と、を備え、前記読取部は、前記画像からの光をアナログの第1画素信号に変換する第1変換回路と、前記第1画素信号をデジタルの第2画素信号に変換する第2変換回路と、を備え、前記第2変換回路は、第2クロック信号を生成する生成回路を備え、前記第1変換回路は、前記第2クロック信号に同期して動作する。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。ただし、各図において、各部の寸法及び縮尺は、実際のものと適宜に異ならせてある。また、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
1.実施形態
本実施形態では、原稿に形成された画像を読み取るイメージスキャナー1を例示して、画像処理装置について説明する。
本実施形態では、原稿に形成された画像を読み取るイメージスキャナー1を例示して、画像処理装置について説明する。
図1及び図2を参照して、本実施形態にかかるイメージスキャナー1の構成について説明する。図1は、実施形態にかかるイメージスキャナー1の構成の一例を示す機能ブロック図である。図2は、イメージスキャナー1の概略的な構造の一例を示す斜視図である。
イメージスキャナー1は、原稿に形成された画像を読み取って、画像を示す画像情報Imgを生成するスキャニング処理を実行し、パーソナルコンピューター及びスマートフォン等のホストコンピューターに画像情報Imgを送信する。図2に例示するように、本実施形態のイメージスキャナー1は、フラットベッドスキャナーを想定する。ただし、イメージスキャナー1は、フラットベッドスキャナーに限らず、シートフェッドスキャナー、ハンディスキャナー、又は、フィルムスキャナーでもよい。又は、イメージスキャナー1は、印刷機能を備える複合機でもよい。
図2に例示するように、イメージスキャナー1は、原稿が載せられる原稿台GDと、スキャナーカバーSCとを備える。以下の記載では、原稿台GDの面のうち、原稿を載せる面FSが、XY平面に平行であるとして説明する。さらに、+X方向及び+X方向に反対方向の-X方向が主走査方向であり、+Y方向が副走査方向であることとする。以下、+X方向及び-X方向を「X軸方向」と総称し、+Y方向及び+Y方向の反対方向である-Y方向を「Y軸方向」と総称する。さらに、XY平面に平行であって、重力方向とは反対方向を、+Z方向と称する。
原稿台GDは、略直方体であり、キャリッジCAを収容する。面FSの一部は、ガラス等の透過部材GRで構成される。キャリッジCAは、+Y方向及び-Y方向に移動する。
スキャナーカバーSCは、原稿台GDの一辺でヒンジにより取り付けられている。スキャナーカバーSCは、ヒンジを支点として回転可能である。スキャナーカバーSCがXY平面に平行であって、かつ、スキャナーカバーSCが原稿台GDの+Z方向に位置する場合、スキャナーカバーSCは、透過部材GRを覆う。
図1に例示するように、イメージスキャナー1は、イメージスキャナー1の各部の動作を制御する制御部6と、画像を読み取る読取部2と、光源7と、駆動機構8とを有する。読取部2と光源7とは、キャリッジCAに収容される。読取部2は、イメージセンサー4と、イメージセンサー4から出力されるアナログ画素信号aPをデジタル画素信号dPに変換する変換部3と、を備える。変換部3は、AFE30と、分周回路5とを備える。AFEは、Analog Front Endの略である。
なお、イメージセンサー4は、「第1変換回路」の一例である。変換部3は、「第2変換回路」の一例である。分周回路5は、「第2回路」の一例である。アナログ画素信号aPは、「アナログの第1画素信号」の一例である。デジタル画素信号dPは、「デジタルの第2画素信号」の一例である。
なお、イメージセンサー4は、「第1変換回路」の一例である。変換部3は、「第2変換回路」の一例である。分周回路5は、「第2回路」の一例である。アナログ画素信号aPは、「アナログの第1画素信号」の一例である。デジタル画素信号dPは、「デジタルの第2画素信号」の一例である。
制御部6は、SoCにより構成される。SoCは、System on a Chipの略である。SoCは、プロセッサー及びメモリー等のコンピューターに必要とされる一連の機能と、特定の用途の機能とを、1つの半導体チップに集約したデバイスである。
制御部6は、AFE30を制御するための基準クロック信号MCLKと、光源7を制御するための信号と、駆動機構8を制御するための信号とを生成する。クロック信号とは、複数の電子回路の間で動作のタイミングを合わせるために使用される。本実施形態において、基準クロック信号MCLKの周波数は、8MHzである。また、制御部6は、AFE30からデジタル画素信号dPを繰り返し取得し、取得したデジタル画素信号dPに基づいて、原稿に形成された画像を示す画像情報Imgを生成する。画像情報Imgは、複数の画素の各々の画素値を示す。1つの画素の画素値は、赤色の画素値と、緑色の画素値と、青色の画素値とである。
なお、基準クロック信号MCLKは、「第1クロック信号」の一例である。
なお、基準クロック信号MCLKは、「第1クロック信号」の一例である。
AFE30は、イメージセンサー4から出力されるアナログ画素信号aPをデジタル画素信号dPに変換するデバイスである。AFE30は、S/H回路31と、ADC33と、出力回路35と、制御回路37と、TG39とを備える。ADCは、Analog to Digital Converterの略である。S/Hは、サンプルホールドを意味し、Sample Holdの略である。TGは、Timing Generatorの略である。
なお、TG39は、「第1回路」の一例である。
なお、TG39は、「第1回路」の一例である。
S/H回路31は、制御回路37の制御のもと、イメージセンサー4から出力されるアナログ画素信号aPをサンプリングし、サンプリングしたアナログ画素信号aPを一定期間保持する。
ADC33は、アナログ画素信号aPをデジタル画素信号dPに変換する。ただし、ADC33は、アナログ画素信号aPが微小である場合、アナログ画素信号aPを増幅し、増幅した信号をデジタル画素信号dPに変換してもよい。出力回路35は、デジタル画素信号dPを制御部6に出力する。
制御回路37は、S/H回路31を制御する。具体的には、制御回路37は、アナログ画素信号aPをサンプリングするタイミングを指示したSH制御信号VSMPを、S/H回路31に出力する。
TG39は、TGクロック信号TCLKを生成する。例えば、TG39は、基準クロック信号MCLKと同一周波数のTGクロック信号TCLKを生成する。本実施形態では、TG39は、基準クロック信号MCLKと同一の周波数かつ同一の位相であるTGクロック信号TCLKを生成する。ただし、TG39は、基準クロック信号MCLKと同一の周波数かつ異なる位相であるTGクロック信号を生成してもよい。
なお、TGクロック信号TCLKは、「第3クロック信号」の一例である。
なお、TGクロック信号TCLKは、「第3クロック信号」の一例である。
イメージセンサー4は、光源7から発射されて原稿に形成された画像によって反射された光を受光し、受光量に応じた電圧をアナログ画素信号aPとして出力する。また、イメージセンサー4は、X軸に沿って配置された複数のセンサーチップ41を有する。センサーチップ41は、例えば、CIS、又は、CCDである。CISは、Contact Image Sensorの略である。CCDは、Charge Coupled Devicesの略である。
分周回路5は、TGクロック信号TCLKを分周してセンサークロック信号CCLKを生成する。実施形態において、分周回路5は、TGクロック信号TCLKの周波数を2分の1に分周したセンサークロック信号CCLKを生成する。実施形態において、TGクロック信号TCLKの周波数は、基準クロック信号MCLKの周波数と同一である8Mhzであり、センサークロック信号CCLKの周波数は、4Mhzである。
なお、センサークロック信号CCLKは、「第2クロック信号」の一例である。
なお、センサークロック信号CCLKは、「第2クロック信号」の一例である。
光源7は、制御部6による制御のもとで、面FSに向かって発光する。例えば、センサーチップ41がCISである場合、光源7として赤色、緑色、及び、青色のそれぞれの発光ダイオードが採用され、センサーチップ41がCCDである場合、光源7として白色蛍光ランプが採用される。以下の記載では、センサーチップ41がCISである場合を例として説明する。
駆動機構8は、制御部6による制御のもとで、キャリッジCAをY軸方向に沿って移動させる。
1.1.スキャニング処理
制御部6は、制御部6内部のメモリーに記憶されたプログラムを読み出して、制御部6内のプロセッサーがプログラムを実行することにより、スキャニング処理を実行する。以下、図3を参照しつつ、スキャニング処理について説明する。
制御部6は、制御部6内部のメモリーに記憶されたプログラムを読み出して、制御部6内のプロセッサーがプログラムを実行することにより、スキャニング処理を実行する。以下、図3を参照しつつ、スキャニング処理について説明する。
図3は、スキャニング処理を説明するためのタイミングチャートである。本実施形態において、スキャニング処理の実行期間は、1又は複数の期間Tuを含む。1つの期間Tuの長さは、センサークロック信号CCLKの1周期の長さである。イメージスキャナー1は、連続的又は間欠的な複数の期間Tuに亘り、デジタル画素信号dPを生成することにより、原稿に形成されている画像を示す画像情報Imgを生成する。図3では、複数の期間Tuのうちi番目の期間Tuと、i+1番目の期間Tuとを表示してある。以下、i番目の期間Tuを、期間Tu[i]と称する場合がある。
図3に示すように、制御部6は、基準クロック信号MCLKを出力する。図3に示す基準期間Tmの長さは、基準クロック信号MCLKの1周期の長さである。実施形態では、基準クロック信号MCLKの周波数は、センサークロック信号CCLKの周波数の2倍である。従って、基準クロック信号MCLKの1周期である基準期間Tmの長さは、センサークロック信号CCLKの1周期である期間Tuの長さの半分である。図3に示すように、TG39は、基準クロック信号MCLKと同一周期であり且つ同一位相であるTGクロック信号TCLKを生成し、分周回路5に出力する。分周回路5は、TGクロック信号TCLKの周波数を2分の1に分周したセンサークロック信号CCLKを生成し、イメージセンサー4に出力する。
期間Tu[i]内の開始時刻である時刻T0において、イメージセンサー4は、センサークロック信号CCLKの立ち上がりを検出する。時刻T0においてセンサークロック信号CCLKの立ち上がりを検出した場合、イメージセンサー4は、時刻T0の後の時刻T1から時刻T2に亘って電荷をリセットし、時刻T2から期間Tu[i+1]内の時刻T5までセンサーチップ41が受光した受光量に応じた電圧をアナログ画素信号aPとして出力する。また、光源7に含まれる赤色、緑色、及び、青色のそれぞれの発光ダイオードのうちの一の発光ダイオードが、制御部6の制御のもと、時刻T2から時刻T5まで点灯する。イメージセンサー4は、時刻T5から時刻T5の後の時刻T6に亘って電荷をリセットする。
制御回路37は、基準クロック信号MCLKの立ち上がりと同一のタイミングに立ち下りが設定されたパルスPlsを有するSH制御信号VSMPを出力する。基準クロック信号MCLKは、期間Tu内において、時刻T2の後の時刻T3と、期間Tu[i]の終了時刻であり、且つ、期間Tu[i+1]の開始時刻である時刻T4とに立ち上がりを有する。従って、図3の例において、SH制御信号VSMPは、時刻T3に立ち下りを有するパルスPls1と、時刻T4に立ち下がりを有するパルスPls2とを有する。パルスPlsは、パルスPls1とパルスPls2との総称である。
S/H回路31は、パルスPlsを検出した場合、パルスPlsを検出した時点においてアナログ画素信号aPをサンプリングし、サンプリングしたアナログ画素信号aPを、次のパルスPlsを検出するまで保持する。図3の例では、S/H回路31は、時刻T3においてアナログ画素信号aP1をサンプリングし、時刻T4まで保持する。さらに、S/H回路31は、時刻T4においてアナログ画素信号aP2をサンプリングし、時刻T4の後にパルスPlsを検出する時刻まで保持する。
ADC33は、時刻T3から時刻T4までの間に、S/H回路31が保持しているアナログ画素信号aP1を、デジタル画素信号dP1に変換する。出力回路35は、デジタル画素信号dP1を、制御部6に出力する。また、ADC33は、時刻T4から時刻T7までの間に、S/H回路31が保持しているアナログ画素信号aP2を、デジタル画素信号dP2に変換する。出力回路35は、デジタル画素信号dP2を、制御部6に出力する。
制御部6は、デジタル画素信号dP1及びデジタル画素信号dP2の何れかの一方のデジタル画素信号を削除し、他方のデジタル画素信号dPに基づいて、原稿に形成されている画像を示す画像情報Imgが示す複数の画素のうちの1つの画素の画素値を決定する。
1.2.実施形態のまとめ
以上、実施形態において、イメージスキャナー1は、画像を読み取る読取部2と、読取部2に基準クロック信号MCLKを供給する制御部6とを備える。読取部2は、イメージセンサー4と、変換部3とを含む。イメージセンサー4は、画像から反射された光をアナログ画素信号aPに変換する。画像から反射された光は、「画像からの光」の一例である。変換部3は、アナログ画素信号aPをデジタル画素信号dPに変換する。変換部3に含まれるTG39と分周回路5とにより、「生成回路」を形成する。生成回路は、センサークロック信号CCLKを生成する。イメージセンサー4は、センサークロック信号CCLKに同期して動作する。
実施形態によれば、変換部3がイメージセンサー4にセンサークロック信号CCLKを供給することにより、制御部6がイメージセンサー4にクロック信号を供給しなくてよい。以下、制御部6がイメージセンサー4にクロック信号を供給する態様である参考例1を用いて、実施形態の効果について説明する。
以上、実施形態において、イメージスキャナー1は、画像を読み取る読取部2と、読取部2に基準クロック信号MCLKを供給する制御部6とを備える。読取部2は、イメージセンサー4と、変換部3とを含む。イメージセンサー4は、画像から反射された光をアナログ画素信号aPに変換する。画像から反射された光は、「画像からの光」の一例である。変換部3は、アナログ画素信号aPをデジタル画素信号dPに変換する。変換部3に含まれるTG39と分周回路5とにより、「生成回路」を形成する。生成回路は、センサークロック信号CCLKを生成する。イメージセンサー4は、センサークロック信号CCLKに同期して動作する。
実施形態によれば、変換部3がイメージセンサー4にセンサークロック信号CCLKを供給することにより、制御部6がイメージセンサー4にクロック信号を供給しなくてよい。以下、制御部6がイメージセンサー4にクロック信号を供給する態様である参考例1を用いて、実施形態の効果について説明する。
図4は、参考例1におけるイメージスキャナー1aの構成の一例を示す機能ブロック図である。イメージスキャナー1aは、読取部2が変換部3の替わりにAFE30を有し、制御部6の替わりに制御部6aを有する点において、イメージスキャナー1と異なる。
制御部6aは、基準クロック信号MCLKと、光源7を制御するための信号と、駆動機構8を制御するための信号とに加えて、センサークロック信号CCLKaを生成する。制御部6aは、センサークロック信号CCLKaをイメージセンサー4に供給する。
図4に示すように、イメージスキャナー1aは、制御部6aが基準クロック信号MCLKをAFE30に伝送する配線と、制御部6aがセンサークロック信号CCLKaをイメージセンサー4に伝送する配線とを有する。一方、図1に示すように、実施形態では、イメージスキャナー1は、制御部6が基準クロック信号MCLKをAFE30に供給する配線を有し、制御部6がセンサークロック信号CCLKをイメージセンサー4に伝送する配線を有さない。従って、本実施形態によれば、制御部6が供給するクロック信号を伝送する配線の数を減らすことができて、イメージスキャナー1の構成を簡素化できる。より具体的には、制御部6は、イメージスキャナー1の各部の動作を制御するため、イメージスキャナー1の各部と接続する配線によって接続されている。従って、制御部6に接続されている配線の数を減らすことにより、イメージスキャナー1の構成を簡素化できる。
また、図1に示すように、キャリッジCAが変換部3とイメージセンサー4とを収容しているため、一般的に、制御部6とイメージセンサー4との距離は、変換部3とイメージセンサー4との距離より長い。従って、本実施形態に示すように、変換部3がイメージセンサー4にセンサークロック信号CCLKを供給することにより、参考例1と比較して、イメージセンサー4に供給されるセンサークロック信号CCLKを伝送する配線の長さを短くできる。
また、図1に示すように、キャリッジCAが変換部3とイメージセンサー4とを収容しているため、一般的に、制御部6とイメージセンサー4との距離は、変換部3とイメージセンサー4との距離より長い。従って、本実施形態に示すように、変換部3がイメージセンサー4にセンサークロック信号CCLKを供給することにより、参考例1と比較して、イメージセンサー4に供給されるセンサークロック信号CCLKを伝送する配線の長さを短くできる。
また、TG39が、TGクロック信号TCLKを生成し、分周回路5は、TGクロック信号TCLKを分周してセンサークロック信号CCLKを生成する。
実施形態によれば、TG39が、イメージセンサー4が動作可能な周波数の上限よりも高い周波数のクロック信号しか生成できない場合であっても、分周回路5がTGクロック信号TCLKを分周することにより、イメージセンサー4が動作可能な周波数のクロック信号を生成できる。
実施形態によれば、TG39が、イメージセンサー4が動作可能な周波数の上限よりも高い周波数のクロック信号しか生成できない場合であっても、分周回路5がTGクロック信号TCLKを分周することにより、イメージセンサー4が動作可能な周波数のクロック信号を生成できる。
また、変換部3は、S/H回路31をさらに備える。S/H回路31は、アナログ画素信号aPを示す電圧を基準クロック信号MCLKに同期してサンプリングし、サンプリングした電圧を保持する。
本実施形態によれば、S/H回路31によって、アナログ画素信号aPを保持できる。
本実施形態によれば、S/H回路31によって、アナログ画素信号aPを保持できる。
また、基準クロック信号MCLKの周波数は、センサークロック信号CCLKの周波数より高い。基準クロック信号MCLKの周波数がセンサークロック信号CCLKの周波数より高いことは、「第1クロック信号の周波数は、第2クロック信号の周波数と異なる」ことの一例である。
本実施形態によれば、AFE30が動作可能な周波数の下限値が、イメージセンサー4が動作可能な周波数の上限値よりも高い場合であっても、イメージスキャナー1は、スキャニング処理を実行できる。
本実施形態によれば、AFE30が動作可能な周波数の下限値が、イメージセンサー4が動作可能な周波数の上限値よりも高い場合であっても、イメージスキャナー1は、スキャニング処理を実行できる。
2.変形例
以上に例示した各形態は多様に変形され得る。具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様は、相互に矛盾しない範囲で適宜に併合され得る。
以上に例示した各形態は多様に変形され得る。具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様は、相互に矛盾しない範囲で適宜に併合され得る。
2.1.第1変形例
実施形態におけるイメージスキャナー1は、AFE30の外にTG39を有する態様であったが、AFE30の中にTG39を有してもよい。
実施形態におけるイメージスキャナー1は、AFE30の外にTG39を有する態様であったが、AFE30の中にTG39を有してもよい。
2.2.第2変形例
実施形態及び第1変形例において、イメージセンサー4は、画像から反射された光をアナログ画素信号aPに変換したが、これに限らない。例えば、原稿が、写真フィルム等の透過原稿である場合、イメージセンサー4は、原稿に形成された画像を透過した光をアナログ画素信号aPに変換してもよい。画像を透過した光は、「画像からの光」の一例である。
実施形態及び第1変形例において、イメージセンサー4は、画像から反射された光をアナログ画素信号aPに変換したが、これに限らない。例えば、原稿が、写真フィルム等の透過原稿である場合、イメージセンサー4は、原稿に形成された画像を透過した光をアナログ画素信号aPに変換してもよい。画像を透過した光は、「画像からの光」の一例である。
2.3.第3変形例
実施形態、第1変形例、及び、第2変形例において、基準クロック信号MCLKの周波数は、センサークロック信号CCLKの周波数より高いが、これに限らない。例えば、基準クロック信号MCLKの周波数は、センサークロック信号CCLKの周波数より低くてもよい。例えば、第3変形例におけるイメージスキャナー1は、分周回路5の替わりに、TGクロック信号TCLKの周波数を逓倍したクロック信号を生成する逓倍回路を有してもよい。
なお、実施形態では、基準クロック信号MCLKの周波数は、センサークロック信号CCLKの周波数の2倍であるが、これに限らず、3倍、又は、4倍等であってもよい。
実施形態、第1変形例、及び、第2変形例において、基準クロック信号MCLKの周波数は、センサークロック信号CCLKの周波数より高いが、これに限らない。例えば、基準クロック信号MCLKの周波数は、センサークロック信号CCLKの周波数より低くてもよい。例えば、第3変形例におけるイメージスキャナー1は、分周回路5の替わりに、TGクロック信号TCLKの周波数を逓倍したクロック信号を生成する逓倍回路を有してもよい。
なお、実施形態では、基準クロック信号MCLKの周波数は、センサークロック信号CCLKの周波数の2倍であるが、これに限らず、3倍、又は、4倍等であってもよい。
2.4.第4変形例
実施形態、第1変形例、及び、第2変形例において、イメージスキャナー1は、分周回路5を有さなくてもよい。例えば、TG39が、基準クロック信号MCLKの周波数よりも低い周波数のセンサークロック信号CCLKを生成してもよい。
実施形態、第1変形例、及び、第2変形例において、イメージスキャナー1は、分周回路5を有さなくてもよい。例えば、TG39が、基準クロック信号MCLKの周波数よりも低い周波数のセンサークロック信号CCLKを生成してもよい。
2.5.第5変形例
実施形態、及び、第1変形例乃至第4変形例において、基準クロック信号MCLKとTGクロック信号TCLKとは異なる周波数であったが、同一でもよい。
実施形態、及び、第1変形例乃至第4変形例において、基準クロック信号MCLKとTGクロック信号TCLKとは異なる周波数であったが、同一でもよい。
2.6.第6変形例
実施形態、及び、第1変形例乃至第5変形例において、キャリッジCAは、変換部3とイメージセンサー4と光源7とを収容しているが、イメージセンサー4と光源7とを収容し、変換部3を収容しなくてもよい。
実施形態、及び、第1変形例乃至第5変形例において、キャリッジCAは、変換部3とイメージセンサー4と光源7とを収容しているが、イメージセンサー4と光源7とを収容し、変換部3を収容しなくてもよい。
2.7.第7変形例
実施形態、及び、第1変形例乃至第6変形例において、1つの画素の画素値は、赤色の画素値と、緑色の画素値と、青色の画素値とを有したが、特にこれに限らない。例えば、1つの画素の画素値は、シアンの画素値と、マゼンタの画素値と、イエローの画素値と、ブラックの画素値とを有してもよい。
実施形態、及び、第1変形例乃至第6変形例において、1つの画素の画素値は、赤色の画素値と、緑色の画素値と、青色の画素値とを有したが、特にこれに限らない。例えば、1つの画素の画素値は、シアンの画素値と、マゼンタの画素値と、イエローの画素値と、ブラックの画素値とを有してもよい。
1,1a…イメージスキャナー、2…読取部、3…変換部、4…イメージセンサー、5…分周回路、6,6a…制御部、7…光源、8…駆動機構、30…AFE、31…S/H回路、33…ADC、35…出力回路、37…制御回路、41…センサーチップ、CA…キャリッジ、CCLK,CCLKa…センサークロック信号、FS…面、GD…原稿台、GR…透過部材、Img…画像情報、MCLK…基準クロック信号、Pls,Pls1,Pls2…パルス、SC…スキャナーカバー、TCLK…TGクロック信号、Tm…基準期間、Tu…期間、VSMP…SH制御信号、aP,aP1,aP2…アナログ画素信号、dP,dP1,dP2…デジタル画素信号。
Claims (4)
- 画像を読み取る読取部と、
前記読取部に第1クロック信号を供給する制御部と、を備え、
前記読取部は、
前記画像からの光をアナログの第1画素信号に変換する第1変換回路と、
前記第1画素信号をデジタルの第2画素信号に変換する第2変換回路と、を備え、
前記第2変換回路は、
第2クロック信号を生成する生成回路を備え、
前記第1変換回路は、前記第2クロック信号に同期して動作する、
ことを特徴とする画像処理装置。 - 前記生成回路は、
第3クロック信号を生成する第1回路と、
前記第3クロック信号を分周して前記第2クロック信号を生成する第2回路と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記第2変換回路は、
前記第1画素信号を示す電圧を前記第1クロック信号に同期してサンプリングし、サンプリングした電圧を保持するサンプルホールド回路をさらに備える、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。 - 前記第1クロック信号の周波数は、前記第2クロック信号の周波数と異なる、
ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の画像処理装置。
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JP2020203957A Pending JP2022091245A (ja) | 2020-12-09 | 2020-12-09 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2022091245A (ja) |
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2020
- 2020-12-09 JP JP2020203957A patent/JP2022091245A/ja active Pending
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