JP2022090837A - バウンサー及びバウンサーのヘッドピロー - Google Patents

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Abstract

【課題】バウンサーに寝かされた乳幼児の頭部の傾きを抑制する。【解決手段】バウンサー1であって、乳幼児を寝かせる布シート12と、布シート12に取り付けられ、乳幼児の頭部を支持するヘッドピロー60と、を備え、ヘッドピロー60における布シート12に接する裏面は、布シート12の形状に沿う曲面状に形成され、ヘッドピロー60における乳幼児の頭部が接触する表面に、乳幼児の頭部を左右から支持する頭支持部71が設けられる。【選択図】図1

Description

本発明は、バウンサー及びバウンサーのヘッドピローに関する。
乳幼児を寝かせるバウンサーは、乳幼児の月齢や乳幼児の体調、機嫌等に合わせてシートの角度を変えられるものがある。
特許文献1には、シート角度調整機構に設けられた4個の収容溝のいずれかにシート側調整部を係合させることで4段階の角度調節が可能なバウンサーが開示されている。
特開2016-41200号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、シートの傾斜角が一番小さい角度に設定して乳幼児を寝かせたとしても、首が据わっていない乳幼児ではシートの揺動等により一旦首が左右のどちらかに傾くとそのままの状態になってしまい、乳幼児が不快に思う。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、バウンサーに寝かされた乳幼児の頭部の傾きを抑制することを目的とする。
本発明のある態様によれば、乳幼児を寝かせる布シートと、前記布シートに取り付けられ、乳幼児の頭部を支持するヘッドピローと、を備え、前記ヘッドピローにおける前記布シートに接する裏面は、前記布シートの形状に沿う曲面状に形成され、前記ヘッドピローにおける乳幼児の頭部が接触する表面に、乳幼児の頭部を左右から支持する頭支持部が設けられることを特徴とするバウンサー。
上記の態様では、ヘッドピローの裏面が布シートの形状に沿う曲面状に形成されるため、ヘッドピローの裏面と布シートとが広範に接触し、ヘッドピローが布シートにしっかりと支持される。また、ヘッドピローの表面に乳幼児の頭部を左右から支持する頭支持部が設けられるため、バウンサーに寝かされた乳幼児の頭が左右に傾くことが抑制される。
本発明の第1実施形態に係るバウンサーの前方側の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るバウンサーの後方側の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るヘッドピローの正面側の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るヘッドピローの正面図である。 本発明の第1実施形態に係るヘッドピローの背面側の斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るバウンサーの前方側の斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るヒップパッドの正面図である。 本発明の第2実施形態に係るパッドクッションの正面側の斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
まず、図1及び図2を参照して、本発明の第1実施形態に係るバウンサー1について説明する。図1は、バウンサー1の前方側の斜視図である。図2は、バウンサー1の後方側の斜視図である。バウンサー1を説明する方向については、バウンサー1に着座する乳幼児からみて右側を右とし、同様に乳幼児からみて後方を背面側とする。
図1、図2に示すように、バウンサー1は、シート10と、シート10を前後方向に回動可能に支持するステップ30と、ステップ30に接続されステップ30とともにシート10を支持するベースパイプ40と、シート10の角度を変更するためのリクライニング折畳機構部50と、を備える。バウンサー1は、リクライニング折畳機構部50により折り畳むことが可能である。
シート10は、図1において破線で示すシートフレーム11と、乳幼児を寝かせる布シート12と、を有する。シートフレーム11には、袋状で布製の布シート12が被せられる。布シート12の表裏2枚の生地に挟まれる布シート12内部の空間には、破線で示すヘッドピロー60が内蔵される。ヘッドピロー60は、布シート12の内部において上下に移動が可能である。また、布シート12には、乳幼児を前方から支持するためのフロントガード14と、フロントガード14を開閉するためのベルト15と、が取り付けられる。
シートフレーム11は、ステップ30に取り付けられる基部フレーム11aと、布シート12が被せられる背もたれフレーム11bと、背もたれフレーム11bを支持するとともに背もたれフレーム11bの傾斜角を変更させるためのレバー11cと、を有する。背もたれフレーム11bは、例えば、基部フレーム11aと一体の金属フレームに半硬質ウレタン等の発泡性の部材を付加して基部フレーム11aよりも太く形成される。このため、背もたれフレーム11bは、金属フレームにより十分な強度を保ちつつ、発泡性の部材により太く形成されながら重量が抑えられる。そして、背もたれフレーム11bの太さにより布シート12の内部空間(布シート12の2枚の生地に挟まれる空間)が十分に確保され、布シート12内にヘッドピロー60が移動可能に収容される。レバー11cは、基部フレーム11aから逆U字状に突出し、先端部がリクライニング折畳機構部50のリクライニングアーム54に対して回動可能に取り付けられる。
布シート12は、背もたれフレーム11bの上端部より背もたれフレーム11bに被せられ基部フレーム11a付近又はステップ30付近までを覆う。布シート12は、乳幼児の重さによって沈み込むように伸縮する伸縮性が高い上部シートカバー12aと、シートフレーム11に対して布シート12が十分に固定されるように上部シートカバー12aよりも生地の伸縮性が乏しい下部シートカバー12bと、を有する。布シート12は、布地の一部または全部が網目状の生地でもよい。また、布シート12は、布地の一部がゴム製の生地でもよい。さらに、布シート12は、生地の一部または全部が伸縮性に乏しいか伸縮性を有しない生地であってもよい。
上部シートカバー12aには、乳幼児の座りが安定するように窪み13が設けられる。窪み13は、乳幼児の尻から頭が接触する部分であり、乳幼児の座りが深くなるように上部シートカバー12aが後方へ窪んでいる。また、図2に示すように、窪み13に対応する上部シートカバー12aの裏側には、後方に膨らむ膨らみ18が形成される。膨らみ18は、乳幼児の腰部だけでなく背中及び頭部を包むように上方に向けて傾斜が緩やかになるように形成される。膨らみ18がもたらす上部シートカバー12aの後方への曲面形状にヘッドピロー60の裏側の曲面形状(具体的には、図5を参照しながら後述する湾曲中央部67a)が収まる。
図2に示すように、上部シートカバー12aの背面には、ヘッドピロー60から延びる第1テープ61が挿通する上切り口19と、ヘッドピロー60から延びる第2テープ62が挿通する下切り口20と、が設けられる。上切り口19及び下切り口20は、上部シートカバー12aの左右方向の中央部に設けられる。また、上部シートカバー12aの背面には、ヘッドピロー60の上下位置の目安のための目印21が複数設けられる。
図1に示すように、フロントガード14は、下端部が上部シートカバー12aと下部シートカバー12bとの境目に縫い込まれて布シート12に取り付けられる。フロントガード14には、ベルト15に取り付けられるオスバックル16と係合するためのメスバックル17が取り付けられる。また、フロントガード14の下端部が縫い込まれる上部シートカバー12aと下部シートカバー12bとの境目付近の内側に面ファスナー22が取り付けられる。面ファスナー22は、図2に示す対向する面ファスナー23と貼り合わせてシート10をシートフレーム11に対して固定する。また、面ファスナー22、23が張り合わされてシート10内部が塞がれることにより、ヘッドピロー60が面ファスナー22よりも下方へ転落することを防止する。面ファスナー22、23は、例えば、ボタン、ボタンホック、マグネット等の既知の固定部材であってもよい。
ヘッドピロー60は、乳幼児の重さによって沈み込んだ上部シートカバー12aの曲面形状(特に、上部シートカバー12aの裏側の生地の曲面形状)に対応するように蛤状に湾曲した形状であり、当該形状により布シート12内においてヘッドピロー60が安定する。そして、ヘッドピロー60は、乳幼児の頭部を包み込むように支持するとともに、乳幼児の身体がずれ動くことを抑制する。ヘッドピロー60の形状の詳細は後述する。
図1、図2に示すように、ヘッドピロー60の上端及び下端には、それぞれ第1テープ61と第2テープ62とが取り付けられる。第1テープ61は先端にボタンホック63を有し、第2テープ62は先端にボタンホック64を有する。それぞれのボタンホック63、64を留め合わせることで第1テープ61及び第2テープ62は、ヘッドピロー60を介してリング状となり、当該リングの一部が布シート12の裏側へ渡される。このため、布シート12の裏側にある第1テープ61又は第2テープ62を上下に動かすことで、図2に示す直線の両端矢印の範囲においてヘッドピロー60の位置を上下に移動させることができる。
ここで、目印21について説明すると、1つ目印21aは生後1月頃のヘッドピロー60の位置の目安となり、2つ目印21bは生後2月頃のヘッドピロー60の位置の目安となり、3つ目印21cは生後3から4月頃のヘッドピロー60の位置の目安となる。このように、目印21は、ヘッドピロー60のボタンホック63,64の位置と対応させて用いる。なお、本実施形態では目印21を3個としているが、目印21は2個であってもよく、4個以上であってもよい。また、目印21は1個(単数)であってもよい。
ステップ30は、バウンサー1が前方及び側方へ転倒することを防ぐ部材であり、ベースパイプ40とともにシート10を支持する部材である。ステップ30には、溝31が設けられ、溝31に基部フレーム11aが着脱不能に取り付けられる。基部フレーム11aは、溝31内において回転可能であり、基部フレーム11aの回転に伴って背もたれフレーム11bが前後方向に回転する。
ベースパイプ40は、バウンサー1が後方及び側方へ転倒することを防ぐ部材であり、ベースパイプ40自体の重さによりバウンサー1が前方へ転倒することを防ぐ。ベースパイプ40は、ステップ30の背面部30aに取り付けられる。ベースパイプ40は、前後方向のみならず横方向にも幅のある形状に形成され、例えば、図2に示すように、1本のパイプを湾曲させて前後方向及び横方向に一定の長さ(幅)を有する形状に形成される。ベースパイプ40の横幅は、シート10の横幅よりも大きくてもよい。ステップ30及びベースパイプ40には、設置場所における滑り止めとしてゴム製又は樹脂製の部材(図示省略)が取り付けられる。
リクライニング折畳機構部50は、ステップ30及びベースパイプ40に対してシート10の角度を変更及び固定する機構である。リクライニング折畳機構部50は、図2に示すように、ベースパイプ40における互いに平行な部分に取り付けられる。リクライニング折畳機構部50は、ベースパイプ40に対して一定の範囲で前後に移動可能なスライド部51と、外側に向けて付勢されるロックピン52と、ロックピン52がスライドするためのスライド穴53と、リクライニング折畳機構部50とシート10のレバー11cとを繋ぐリクライニングアーム54と、を有する。
ロックピン52は、ベースパイプ40に設けられる複数の穴(図示省略)に係合可能であり、当該穴にロックピン52が係合すると、ベースパイプ40に対してスライド部51が固定される。リクライニングアーム54は、スライド部51に対して前後方向に回動可能であり、スライド部51の位置に応じてレバー11cの角度が変更される。そして、レバー11cの角度によってシート10の角度が変更される。このように、ベースパイプ40に対するスライド部51の前後方向の位置によって、シート10の角度を変更することができる。スライド部51がステップ30から一番離間する位置にある場合、シート10は折り畳まれる。シート10は、図2に示す円弧状の両端矢印の範囲の角度において段階的に固定することができる。例えば、乳幼児が着座するにあたり、床面から20度、25度、30度、40度、50度に固定することができ、51度を超えてシート10を前方へ回動させることはできない。
次に、図3から図5を参照してヘッドピロー60について説明する。図3は、ヘッドピロー60の正面側の斜視図である。図4は、ヘッドピロー60の正面図である。図5は、ヘッドピロー60の背面側の斜視図である。
図3に示すように、ヘッドピロー60は、乳幼児の頭を包み込むように全体として大きく湾曲した枕であり、柔軟性のあるピロークッション(図示省略)をバックカバー67及びフロントカバー68によって覆う。
ヘッドピロー60の表面には、乳幼児の後頭部を支持するために窪む凹部69と、凹部69の側壁部69bから前方へ膨出するU字状のバンク70と、が設けられる。凹部69は、凹部69の底となる中央部69aと、中央部69aの周囲から前方へと湾曲しバンク70へ繋がる側壁部69bとを含む。バンク70は、凹部69の内壁面と連続して形成される。バンク70は、乳幼児の両耳に達する高さまで凹部69の周囲から前方へ膨出する土手状の部分であり、乳幼児の頭が横及び下方へ移動することを抑制するために設けられる。凹部69及びバンク70は、乳幼児の頭を支持する頭支持部71をなす。
図3、図4に示すように、凹部69は、バンク70へ繋がる側壁部69bを有するため、側壁部69bにおいて乳幼児の頭が横及び下方へ移動することを抑制可能である。これに対し、バンク70は、側壁部69bよりも前方に大きく膨出しているため、凹部69よりも乳幼児の頭を左右及び下方からしっかりと支持可能であり、凹部69よりも乳幼児の頭の移動(左右への頭の傾き及びヘッドピロー60から頭部が外れるような下方への頭の移動)を抑制する効果が高い。つまり、凹部69のみでは乳幼児の頭が左右に傾くことや下方へ移動することを十分に抑制できず、バンク70によって乳幼児の頭が左右に傾くこと及び下方へ移動することが抑制される。
図4に示すように、バンク70は、正面視において緩やかなU字に形成される。そして、凹部69及びバンク70よりなる頭支持部71は、乳幼児の側頭部に対応する一対の側部71aと、乳幼児の首部(頸部)に対応する首支持部としての頂部71bと、を有し、側部71aと頂部71bとは連続して一体に設けられる。側部71aは、乳幼児の頭を左右から支持し、頭が左右に傾くことを抑制する。バウンサー1はシート10が前後方向に揺動するため、シート10の揺動によって乳幼児の頭が傾き易いが、側部71aによって乳幼児の頭が横に傾くことを抑制できる。特に、側部71aは、概ね生後4月くらいまでの首の座っていない乳幼児の頭が左右のどちらかに傾いてそのまま傾いた状態が継続することを未然に防ぐことができるため、乳幼児が不快にならない。
頂部71bは、頭支持部71の一部として設けられ、乳幼児の頸部の裏側に接触する。頂部71bは、凹部69の側壁部69bより隆起した形状によって乳幼児の頸部から後頭部にかけての膨らみを支持する。このため、乳幼児の後頭部が頂部71bにひっかかるように支持され、乳幼児の動きやシート10の揺動によって乳幼児の体がシート10内で徐々に尻上がりに回転する(座りが浅くなる)ことを抑制できる。
乳幼児の頭頂部はバンク70によって覆われないため、頭頂部側が開放されており、成長とともに乳幼児の頭が大きくなっても当該開放によって乳幼児の頭が頭支持部71に収容できなくなることが回避される。
また、図4に示すように、凹部69の中央部69aには、小さく膨らむエンボス72と、鳩の目状の穴であるアイレット73と、がそれぞれ複数設けられ、乳幼児の後頭部の中央付近を支持する。エンボス72は、乳幼児の後頭部を少し浮き上がらせて支持し、アイレット73は、後頭部の蒸れを抑制する。
図5に示すように、ヘッドピロー60の裏面は、後方へ向けて湾曲している。つまり、凹部69の窪みに対応するように、ピロークッション及びバックカバー67が後方へ膨らむように湾曲している。かかる湾曲は、乳幼児の重さにより沈み込んだ上部シートカバー12aの形状に沿う曲面状に形成されている。これにより、乳幼児の重さによって上部シートカバー12aが沈み込む曲面形状に沿ってヘッドピロー60の裏面の曲面形状が広範に接触するため、上部シートカバー12aの内部においてヘッドピロー60が安定する。ヘッドピロー60が安定することで、バウンサー1は、乳幼児の頭を安定して支持することができる。
バックカバー67の背面側の湾曲形状は、湾曲中央部67aと、湾曲中央部67aの周囲から側方へと湾曲して下る湾曲側部67bと、を含む。湾曲中央部67aの曲面形状は、上部シートカバー12aの膨らみ18の曲面形状に対応する。このため、ヘッドピロー60は、乳幼児が寝かせられていない場合であっても布シート12において湾曲中央部67aが膨らみ18に収まってシート10に対して安定する。また、湾曲側部67bの曲面形状は、乳幼児の重さで沈み込んだ上部シートカバー12aの曲面形状に対応する。このため、ヘッドピロー60は、乳幼児が寝かせられた状態では、湾曲中央部67aに加えて、沈み込んだ上部シートカバー12aに湾曲側部67bも接触するため(広範に沿う形となり)、布シート12に対して安定する。
なお、ヘッドピロー60は柔軟性があるため、上部シートカバー12aの形状に沿った湾曲形状に変形可能である。
[第1実施形態に係る発明の効果]
第1実施形態に係るバウンサー1は、乳幼児の頭を左右から支持する頭支持部71が設けられたヘッドピロー60を有する。布シート12に寝かせられた乳幼児の頭は、布シート12の揺動により動き易いが、頭支持部71によって左右に倒れることが抑制される。
ヘッドピロー60は、裏面の曲面形状が布シート12の膨らみ18の曲面形状に沿うように湾曲する。これにより、ヘッドピロー60が膨らみ18の曲面形状に収まり、ヘッドピロー60は布シート12に対して安定する。
また、ヘッドピロー60は、乳幼児の首部の裏側に沿うように隆起して設けられた首支持部としての頂部71bを有する。これにより、乳幼児の首部が頂部71bに支持されるため、乳幼児が尻上がりに回0することを抑制できる。
また、ヘッドピロー60は、布シート12に対して上下に移動可能である。これにより、乳幼児の身長に合わせてヘッドピロー60を適切な位置に配置することができる。
また、ヘッドピロー60には、ヘッドピロー60を移動させるための第1テープ61及び第2テープ62が取り付けられ、テープ61,62は、布シート12を挿通して布シート12の裏面側へ渡される。これにより、布シート12の裏面側にあるテープ61,62を把持することでヘッドピロー60の位置を変更することができる。また、テープ61,62が布シート12の左右方向の中央部に設けられる上切り口19・下切り口20を挿通するため、布シート12の内部において、ヘッドピロー60の左右の中央位置合わせを意識せずにヘッドピロー60を布シート12に取り付けることができる。
また、布シート12の裏面には、乳幼児の月齢に応じたヘッドピロー60の位置の目安を示す目印21が複数設けられる。これにより、予めヘッドピロー60の位置を調整してから乳幼児を布シート12に乗せることができるので、乳幼児の頭を安定して支持することができる。また、ヘッドピロー60の位置が動いてしまっても目印21を頼りにヘッドピロー60を適切な位置へと移動させることができる。
また、ヘッドピロー60は、布シート12の内部に取り付けられるため、乳幼児の吐き戻し等で直接汚れない。これにより、ヘッドピロー60を布シート12から外して洗濯する頻度が下がり、ヘッドピロー60を清潔に維持するための手間がかからない。
[第2実施形態]
次に、図6から図8を参照して、本発明の第2実施形態に係るバウンサー2について説明する。第2実施形態に係るバウンサー2は、乳幼児に安らぐ姿勢を楽にとらせることができるヒップパッド80を備える。図6は、ヒップパッド80が取り付けられたバウンサー2の斜視図である。図7は、バウンサー2の後方側の斜視図である。図7は、ヒップパッド80の正面図である。図8は、ヒップパッド80に収容されるパッドクッション84の正面側の斜視図である。
ヒップパッド80は、乳幼児が両脚をM字に開いて安定して座れるようにするためのものである。図6に示すように、ヒップパッド80は、布シート12の内部であって上部シートカバー12aの窪み13の位置に取り付けられる。ヒップパッド80は、略「凸」の字の形状をしており、ヒップパッド80に形成される凸部81を前方に向けて面ファスナー22、23に取り付ける。これにより、ヒップパッド80は、窪み13に対応する位置に取り付けられ、乳幼児の尻の大きさにかかわらず、乳幼児の座りを安定させる。
図7に示すように、ヒップパッド80は、布シート12に固定するための凸部81と、高さ方向へと隆起するパッド部82と、を有する。ヒップパッド80は、パッドクッション84(図8参照)をバックカバー(図示省略)及びフロントカバー83によって覆う。
凸部81の表面には、面ファスナー22(図1参照)と貼り合わせるための面ファスナー85が設けられ、凸部81の裏面には、面ファスナー23(図2参照)と貼り合わせるための面ファスナー(図示省略)が設けられる。図1、図2に示すように、面ファスナー22、23は、窪み13の下端部の前方に設けられるため、図6に示すように、窪み13における前後方向の位置合わせを意識せずにヒップパッド80を布シート12に取り付けることができる。また、面ファスナー22、23は、布シート12の左右方向の中央部に設けられるため、布シート12の内部において、左右の中央位置合わせを意識せずにヒップパッド80を布シート12に取り付けることができる。
図8に示すように、パッドクッション84は、左右2つの突き出し84aが形成され、中央部84bより四隅に向けて下り傾斜する。左右の突き出し84aに挟まれる上傾斜部84cは、乳幼児の尻及びふとももの裏が接触する部分であり、乳幼児の尻の形状に対応するように下傾斜部84dよりも緩やかに傾斜する。下傾斜部84dは、フロントガード14に接触する部分であり、パッドクッション84の中で一番傾斜角が大きい。左右の傾斜部84eは、乳幼児の脚が接触する部分であり、上傾斜部84cよりも緩やかに傾斜する。
上傾斜部84cは、中央部84bから下り傾斜するとともに、左右の突き出し84aからも下り傾斜するため、入江のように湾曲して下り傾斜する。上傾斜部84cは、乳幼児の尻を受け止めるととともに、乳幼児のふとももの裏側を高さ方向へ持ち上げるため、自然とM字に脚を開く姿勢(乳幼児が安らぐ姿勢)を乳幼児にもたらす。
このように、第2実施形態に係るバウンサー2は、乳幼児の尻を受け止めるヒップパッド80を備える。ヒップパッド80には、乳幼児の尻を受け止めるとともに、乳幼児のふとももの裏側を持ち上げる傾斜(上傾斜部84c)が設けられるため、乳幼児が両脚を開いて安らぐ姿勢を自然にとることができ、乳幼児が安らいで過ごすことができる。
[第2実施形態に係る発明の効果]
バウンサー2に取り付けられるヒップパッド80は、乳幼児の尻を受け止める上傾斜部84cを備える。上傾斜部84cは、中央部84bから下り傾斜するとともに、左右の突き出し84aからも下り傾斜するため、入江のように湾曲して下り傾斜する形状となる。上傾斜部84cは、乳幼児の尻を受け止めるととともに、乳幼児のふとももの裏側を高さ方向へ持ち上げるため、自然と脚を開く姿勢を乳幼児にもたらす。その結果、乳幼児は安らぐ姿勢をとることができ、安らいで過ごすことができる。
また、ヒップパッド80は、前方より乳幼児の尻を受け止めるため、乳幼児の身体が回転して尻上がりになること(前滑りすること)を抑制できる。ヒップパッド80の左右の突き出し84aに挟まれる上傾斜部84cは、乳幼児の尻の大きさにかかわらず、乳幼児の尻を受け止める大きさ及び形状であるため、例えば、生後1月前後の乳幼児の尻上がり(前滑り)を抑制することができる。
また、ヒップパッド80は、布シート12の内部に取り付けられるため、直接汚れることがない。これにより、ヒップパッド80を布シート12から外して洗濯する頻度が下がり、ヒップパッド80を清潔に維持するための手間がかからない。
また、ヒップパッド80は、ヘッドピロー60と共に用いることにより、首や腰が据わっていない乳幼児の姿勢を安定させることができ、正しい座り位置を維持させることができる。具体的には、首が据わっていない乳幼児の頭部をヘッドピロー60が正しい座り位置を維持させ、腰が据わっていない乳幼児の尻及び腰部をヒップパッド80が正しい座り位置を維持させる。
また、ヒップパッド80は、表面に設けられる面ファスナー85及び裏面に設けられる面ファスナー(図示省略)によって、シート10の内側に設けられる面ファスナー22、23とそれぞれ貼り合わされる。このため、ヒップパッド80は、両面よりシート10に対して固定されてシート10内におけるずれ(移動)が抑制される。
また、面ファスナー22、23は、シート10の左右中央であり、窪み13の前方に設けられる。このため、面ファスナー22、23と貼り合わせて取り付けられるヒップパッド80は、シート内における前後方向及び左右方向の位置合わせを意識せずに適切な位置に取り付けることができる。
以下、本発明の実施形態の構成、作用、及び効果をまとめて説明する。
バウンサー1は、乳幼児を寝かせる布シート12と、布シート12に取り付けられ、乳幼児の頭部を支持するヘッドピロー60と、を備え、ヘッドピロー60における布シート12に接する裏面は、布シート12の形状に沿う曲面状に形成され、ヘッドピロー60における乳幼児の頭部が接触する表面に、乳幼児の頭部を左右から支持する頭支持部71が設けられる。
この構成によれば、ヘッドピロー60の裏面が布シート12の形状に沿う曲面状に形成されるため、布シート12の曲面形状にヘッドピロー60の曲面形状が収まってヘッドピロー60が布シート12に固定される。そして、ヘッドピロー60の頭支持部71が乳幼児の頭部を左右から支持するため、乳幼児の頭部がヘッドピロー60によって安定して支持され乳幼児の頭部が左右に傾くことが抑制される。特に、首がすわっていない乳幼児の頭部が横に傾いたままになることを抑制できるので、乳幼児の首が曲がったままとならない。
また、ヘッドピロー60の裏面は、寝かせられた乳幼児の重さにより沈み込んだ布シート12の形状に沿う曲面状に形成される。
この構成によれば、乳幼児が乗せられる前の布シート12の形状のみならず、乳幼児の重さにより沈み込んだ布シート12の形状にも沿うようにヘッドピロー60の裏面が曲面状に形成される。したがって、乳幼児が乗せられた状態の布シート12の曲面形状にヘッドピロー60の裏面が収まるため、沈み込んだ布シート12とヘッドピロー60との接触範囲がより大きくなる。このため、乳幼児が寝かせられた状態の布シート12に対してヘッドピロー60がより安定する。その結果、乳幼児の頭部が左右に傾かないように安定して支持される。
また、ヘッドピロー60の表面に、乳幼児の首部を支持する首支持部としての頂部71bが隆起して設けられる。
この構成によれば、頂部71bは、乳幼児の頸部の裏側に接触するため、乳幼児の頸部を支持しつつ、乳幼児の頭が下方へ移動することを抑制する。これにより、乳幼児の後頭部が頂部71bにひっかかるように支持され、乳幼児の動きやシート10の揺動によって乳幼児の体がシート10内で徐々に尻上がりに回転する(座りが浅くなる)ことを抑制できる。
ヘッドピロー60は、布シート12に沿って上下動可能である。
この構成によれば、乳幼児の身長に合わせてヘッドピロー60の位置を上下に変更できる。このため、ヘッドピロー60は、乳幼児の身長が大きくなっても適切な位置で乳幼児の頭を支持することができる。
ヘッドピロー60には、ヘッドピロー60を上下動させるためのテープ61,62が取り付けられ、テープ61,62は、布シート12を挿通して当該布シート12の裏面側へ渡され、布シート12の裏面側から把持可能である。
この構成によれば、布シート12の裏側へ挿通されたテープ61,62を把持することでヘッドピロー60の上下位置を変更することができる。
布シート12の裏面には、乳幼児の月齢に応じたヘッドピロー60の位置を示すための目印21が、テープ61,62に沿って複数設けられる。
この構成によれば、目印21を目安として乳幼児の月齢に応じた高さに予めヘッドピロー60の位置を調整してから乳幼児を布シート12に乗せることができるので、乳幼児の頭を安定して支持することができる。また、ヘッドピロー60の位置が動いてしまっても目印21を頼りに適切な位置へヘッドピロー60を移動させることができる。
ヘッドピロー60は、布シート12に内蔵される。
この構成によれば、ヘッドピロー60は、布シート12の内部に取り付けられるため、乳幼児の吐き戻し等で直接汚れない。このため、ヘッドピロー60を布シート12から外して洗濯する頻度が下がり、ヘッドピロー60を清潔に維持するための手間がかからない。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
1,2 バウンサー
10 シート
11 シートフレーム
12 布シート
13 窪み
18 膨らみ
21 目印
30 ステップ
40 ベースパイプ
50 リクライニング折畳機構部
60 ヘッドピロー
61,62 テープ
69 凹部
70 バンク
71a 側部
71b 頂部(首支持部)
71 頭支持部

Claims (8)

  1. 乳幼児を寝かせる布シートと、
    前記布シートに取り付けられ、乳幼児の頭部を支持するヘッドピローと、を備え、
    前記ヘッドピローにおける前記布シートに接する裏面は、前記布シートの形状に沿う曲面状に形成され、
    前記ヘッドピローにおける乳幼児の頭部が接触する表面に、乳幼児の頭部を左右から支持する頭支持部が設けられることを特徴とするバウンサー。
  2. 前記ヘッドピローの前記裏面は、寝かせられた乳幼児の重さにより沈み込んだ前記布シートの形状に沿う曲面状に形成されることを特徴とする請求項1に記載のバウンサー。
  3. 前記ヘッドピローの前記表面に、乳幼児の首部を支持する首支持部が隆起して設けられることを特徴とする請求項1または2に記載のバウンサー。
  4. 前記ヘッドピローは、前記布シートに沿って上下動可能であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のバウンサー。
  5. 前記ヘッドピローには、前記ヘッドピローを上下動させるためのテープが取り付けられ、
    前記テープは、前記布シートを挿通して当該布シートの裏面側へ渡され、前記布シートの裏面側から把持可能であることを特徴とする請求項4に記載のバウンサー。
  6. 前記布シートの裏面には、乳幼児の月齢に応じた前記ヘッドピローの位置を示すための目印が、前記テープに沿って複数設けられることを特徴とする請求項5に記載のバウンサー。
  7. 前記ヘッドピローは、前記布シートに内蔵されることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のバウンサー。
  8. バウンサーにおける布シートに取り付けられ、乳幼児の頭部を支持するヘッドピローであって、
    前記ヘッドピローにおける前記布シートに接する裏面は、前記布シートの形状に沿う曲面状に形成され、
    前記ヘッドピローにおける乳幼児の頭部が接触する表面に、乳幼児の頭部を左右から支持する頭支持部が設けられることを特徴とするバウンサーのヘッドピロー。
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