JP2022090739A - アキュムレータの検査方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】インナーパイプの形状を簡易且つ正確に推定することができるアキュムレータの検査方法を提供する。【解決手段】本発明のアキュムレータの検査方法は、容器部30と、容器部30に内蔵されたインナーパイプ24と、を有するアキュムレータ23を準備するステップと、アキュムレータ23の容器部30の内部に気体を送風しつつ、アキュムレータ23から発生する音を計測するステップと、アキュムレータ23から発生する音に基づいて、インナーパイプ24の形状の良否を判定するステップと、を具備する。【選択図】図3

Description

本発明は、アキュムレータの検査方法に関し、特に、インナーパイプの形状を検査するアキュムレータの検査方法に関する。
従来から、冷蔵庫には冷凍サイクルが配設される。冷凍サイクルは、圧縮機、凝縮器、膨張手段および蒸発器を有し、蒸発器により冷却された冷気が、冷蔵庫の各貯蔵室に送風されることで、各貯蔵室は所定の冷蔵温度帯域または冷凍温度帯域に冷却される。
蒸発器の近傍には、図7に示したような構成のアキュムレータ100が配置される。アキュムレータ100は、中空容器101と、出口管102と、入口管103と、から構成されている。中空容器101は、略円筒状の容器である。出口管102は、中空容器101の上端に接続され、アキュムレータ100と、ここでは図示しない圧縮機とを接続する。入口管103は、中空容器101に下端から挿入され、アキュムレータ100と蒸発器とを接続する。入口管103の上端部104は、中空容器101の内部に配置されている。アキュムレータ100を、蒸発器の後段に配置することで、アキュムレータ100の内部に液状の冷媒を貯留することができ、圧縮機にて液圧縮が発生することを防止できる。
特開2004-232880号公報
しかしながら、背景技術に係るアキュムレータ100では、中空容器101の内部に於いて、入口管103の上端部104の位置が、設計値からずれる場合があり、そのずれが大きいと冷蔵庫の性能に悪影響が及ぶ課題があった。
具体的には、上端部104の位置が紙面上において左側上方にずれると、アンダーチャージ症状、即ち、冷却力が弱くなる課題がある。一方、上端部104の位置が紙面上において右側下方にずれると、オーバーチャージ症状、即ち、サクションパイプに露が付くことや圧縮機に悪影響を及ぼす課題がある。現状、冷却力が弱い、または、サクションパイプに露が付く等の不具合が発生した冷蔵庫を解析すると、アキュムレータ100の内部において、インナーパイプの形状が公差から外れてしまっていることがある。
また、中空容器101の内部における入口管103の形状を検査する方法として、X線を入口管103に照射する方法も存在する。しかしながら、X線を照射する方法により、中空容器101の内部における上端部104の位置を、正確に検出することは簡単では無かった。
本発明は、前述の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、インナーパイプの形状を簡易且つ正確に推定することができるアキュムレータの検査方法を提供することにある。
本発明のアキュムレータの検査方法は、アキュムレータの内部におけるインナーパイプの形状を検査する検査方法であり、容器部と、前記容器部に内蔵された前記インナーパイプと、を有する前記アキュムレータを準備するステップと、前記アキュムレータの前記容器部の内部に気体を送風しつつ、前記アキュムレータから発生する音を計測するステップと、前記アキュムレータから発生する前記音に基づいて、前記インナーパイプの形状の良否を判定するステップと、を具備することを特徴とする。
また、本発明のアキュムレータの検査方法では、前記計測するステップでは、前記アキュムレータの冷媒吐出部の側から、前記アキュムレータの前記容器部の内部に前記気体を導入することを特徴とする。
また、本発明のアキュムレータの検査方法では、前記判定するステップでは、前記アキュムレータから発生する前記音のうち、特定の周波数帯域における音圧値に基づいて、前記インナーパイプの形状の良否を判定することを特徴とする。
また、本発明のアキュムレータの検査方法では、前記判定するステップでは、前記アキュムレータから発生する前記音のうち、複数の周波数帯域における音圧値に基づいて、前記インナーパイプの形状の良否を判定することを特徴とする。
また、本発明のアキュムレータの検査方法では、前記判定するステップでは、前記アキュムレータから発生する前記音のうち、特定の周波数およびAPの音圧値に基づいて、前記インナーパイプの形状の良否を判定することを特徴とする。
また、本発明のアキュムレータの検査方法では、前記計測するステップでは、不活性ガスを前記アキュムレータに導入することを特徴とする。
本発明のアキュムレータの検査方法は、アキュムレータの内部におけるインナーパイプの形状を検査する検査方法であり、容器部と、前記容器部に内蔵された前記インナーパイプと、を有する前記アキュムレータを準備するステップと、前記アキュムレータの前記容器部の内部に気体を送風しつつ、前記アキュムレータから発生する音を計測するステップと、前記アキュムレータから発生する前記音に基づいて、前記インナーパイプの形状の良否を判定するステップと、を具備することを特徴とする。よって、本発明のアキュムレータの検査方法によれば、インナーパイプの形状を簡易且つ正確に検査することができる。具体的には、アキュムレータの内部から発生する音に基づいて、アキュムレータの内部において、インナーパイプの形状が許容範囲内であるか否かを判断し、許容範囲から外れるアキュムレータを不良品として処理することができる。よって、アキュムレータの内部を視認せずともインナーパイプの形状の良否を判断でき、インナーパイプの検査を低コスト且つ高精度に行うことができる。
また、本発明のアキュムレータの検査方法では、前記計測するステップでは、前記アキュムレータの冷媒吐出部の側から、前記アキュムレータの前記容器部の内部に前記気体を導入することを特徴とする。よって、本発明のアキュムレータの検査方法によれば、アキュムレータの冷媒吐出部から、アキュムレータの内部に気体を導入することで、インナーパイプの上端に向けて気体を吹き付けることができ、インナーパイプの端部の位置をより正確に検査することができる。
また、本発明のアキュムレータの検査方法では、前記判定するステップでは、前記アキュムレータから発生する前記音のうち、特定の周波数帯域における音圧値に基づいて、前記インナーパイプの形状の良否を判定することを特徴とする。よって、本発明のアキュムレータの検査方法によれば、特定の周波数帯域における音圧値に基づいて、インナーパイプの形状の良否を判定することにより、インナーパイプの形状を高精度に検知することができる。
また、本発明のアキュムレータの検査方法では、前記判定するステップでは、前記アキュムレータから発生する前記音のうち、複数の周波数帯域における音圧値に基づいて、前記インナーパイプの形状の良否を判定することを特徴とする。よって、本発明のアキュムレータの検査方法によれば、複数の周波数帯域における音圧値に基づいて、インナーパイプの形状の良否を判定することにより、インナーパイプの形状を更に高精度に検知することができる。
また、本発明のアキュムレータの検査方法では、前記判定するステップでは、前記アキュムレータから発生する前記音のうち、特定の周波数およびAPの音圧値に基づいて、前記インナーパイプの形状の良否を判定することを特徴とする。よって、本発明のアキュムレータの検査方法によれば、特定の周波数およびAPの音圧値に基づいて、インナーパイプの形状の良否を判定することにより、インナーパイプの形状を更に高精度に検知することができる。
また、本発明のアキュムレータの検査方法では、前記計測するステップでは、不活性ガスを前記アキュムレータに導入することを特徴とする。よって、本発明のアキュムレータの検査方法によれば、不活性ガスをアキュムレータに導入することで、検査工程においてアキュムレータの内部が酸化することを防止できる。
本発明の実施形態に係るアキュムレータを含む冷蔵庫の内部構成を示す側方断面図である。 本発明の実施形態に係るアキュムレータの構成を示す図であり、(A)は蒸発器を示す正面図であり、(B)はアキュムレータを示す断面図である。 本発明の実施形態に係るアキュムレータ検査方法を示す図であり、(A)は検査装置の構成を示すブロック図であり、(B)はアキュムレータ検査方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るアキュムレータ検査方法に関し、アキュムレータの内部構成およびマイクの配置を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るアキュムレータ検査方法を示す図であり、検査に用いた各アキュムレータのサンプルの内部構成および音圧値等を纏めた表である。 本発明の実施形態に係るアキュムレータ検査方法を示す図であり、(A)は検査結果を纏めた表であり、(B)は各サンプルの音圧値を示すグラフであり、(C)は2つの周波数帯域における各サンプルの音圧値を示すグラフである。 背景技術に係るアキュムレータの構成を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態に係るアキュムレータの検査方法を図面に基づき詳細に説明する。以下の説明では、同一の部材には原則的に同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略する。
図1は、アキュムレータ23を含む冷蔵庫10の内部構成を示す側方断面図である。
冷蔵庫10は、断熱箱体11と、断熱箱体11の内部に形成された貯蔵室とを有している。冷蔵庫10は、貯蔵室として、上方側から、冷蔵室13および冷凍室14を有している。冷蔵室13の前方開口は、上段部分が断熱扉16で閉鎖され、下段部分が断熱扉17で閉鎖されている。冷凍室14の前方開口は、上段部分が断熱扉18で閉鎖され、下段部分が断熱扉19で閉鎖されている。断熱箱体11は、断熱材を含む断熱構造を有している。
冷凍室14の後方には、冷却室12が形成されている。冷却室12の内部には、冷却器である蒸発器20が配設されている。また、断熱箱体11の下端側後方には機械室22が区画形成され、機械室22には圧縮機21が配置されている。
蒸発器20および圧縮機21は、冷媒圧縮式の冷凍サイクル15を形成している。具体的には、冷凍サイクル15は、圧縮機21、図示しない凝縮器、図示しない膨張手段および蒸発器20を備えている。冷凍サイクル15を構成する各構成機器は、銅管などの金属管から成る冷媒配管により相互に接続されている。これにより、冷媒は、圧縮機21、図示しない凝縮器、図示しない膨張手段および蒸発器20の順番で、循環する。
冷凍サイクル15を運転することで、蒸発器20により冷却室12の内部の空気を冷却し、この冷気を送風機によって各貯蔵室に送風し、各貯蔵室の庫内温度を所定の冷却温度帯域とする。即ち、冷蔵室13を冷蔵温度帯域に冷却し、冷凍室14を冷凍温度帯域に冷却する。
図2(A)は蒸発器20を示す正面図であり、図2(B)はアキュムレータ23を示す断面図である。
図2(A)を参照して、蒸発器20は、所謂フィンアンドチューブ型のものであり、放熱フィン28と、冷媒パイプ291と、を有する。放熱フィン28は、銅またはアルミニウム等の金属から成る金属板であり、多数の放熱フィン28が所定の間隔を置いて配置されている。冷媒パイプ291は、銅やアルミニウムからなる金属管であり、放熱フィン28を貫通し、且つ、上下方向に蛇行形成されている。
アキュムレータ23は、蒸発器20の上方左側に配置されている。また、アキュムレータ23は、冷媒の流れにおいて、蒸発器20の下流側に配置されている。アキュムレータ23の下端は、冷媒パイプ292を介して、蒸発器20の冷媒パイプ291と接続されている。アキュムレータ23の上端は、冷媒パイプ293を介して、ここでは図示しない圧縮機21と接続されている。また、アキュムレータ23は、上方部分が右方側に配置されるように傾斜配置されている。
図2(B)を参照して、アキュムレータ23は、容器部30と、インナーパイプ24と、を有している。
容器部30は、略円筒状の容器であり、上端に縮径部位である冷媒吐出部26が形成され、下端に縮径部位である冷媒吸込部27が形成されている。容器部30の中心線32は、上方部分が右方に向かって傾斜している。また、中心線32は、インナーパイプ24の中心軸も兼ねる。
インナーパイプ24は、先述した冷媒パイプ292に連続する導管であり、容器部30の内部に配置されている。インナーパイプ24は、容器部30の内部に於いて、その大部分が中心線32に沿って伸びる。また、インナーパイプ24の上端部は、冷媒が蒸発器20側に戻ることを防止するために、中心線32よりも上方左方側に配置されている。換言すると、インナーパイプ24の先端部近傍は、左方側に向かって湾曲している。ここで、インナーパイプ24の上端の中心である上端中心部31と、中心線32との距離L10の設計値は、例えば、5.0mmである。
図3および図4を参照して、上記した構成のアキュムレータ23の内部におけるインナーパイプ24の形状を検査する方法を説明する。図3(A)検査装置35の構成を示すブロック図であり、図3(B)はアキュムレータ23を検査する方法を示すフローチャートであり、図4は音圧測定時のアキュムレータ23の内部構成を示す断面図である。
図3(A)を参照して、検査装置35は、前述したアキュムレータ23の内部に於いてインナーパイプ24の形状を検査する装置であり、マイク25と、演算制御装置33と、報知装置34と、を有する。
演算制御装置33は、CPUやRAM等から成る演算装置であり、読み込まれたプログラムに基づいて所定の演算処理を実行する。演算制御装置33の入力側端子にはマイク25が接続され、出力側端子には報知装置34が接続されている。
マイク25は、前述したアキュムレータ23の容器部30の表面またはその近傍に配置され、容器部30の内部に気体が送風された際に発生する音を集音し、音圧値を示す情報を演算制御装置33に伝送する。
報知装置34は、演算制御装置33の演算に基づいた検査結果を、音や画像により作業者に報知する装置である。具体的には、報知装置34は、容器部30の内部に於いてインナーパイプ24が所定の形状であるか否かを報知する。
図3(B)を参照して、本実施形態のアクチュエータの検査方法に於ける各ステップを説明する。
ステップS10では、図2(B)に示された構成のアキュムレータ23を準備する。この状態でアキュムレータ23は、蒸発器20に接続された状態で準備されても良いし、アキュムレータ23のみで準備されても良い。
ステップS11では、アキュムレータ23に気体を送風する。図4を参照して、容器部30の冷媒吐出部26に繋がる冷媒パイプ293から、容器部30に向けて気体を送風する。具体的には、冷媒パイプ293にガスボンベを繋ぎ、ガスボンベ側で圧力および流量が調整された気体を、冷媒パイプ293および冷媒吐出部26を経由して、容器部30に送風する。ここで、ガスボンベには圧力調整機および流量計が繋がれており、気体送風時にはこれらの機器から騒音が発生する。よって、マイク25が騒音を集音することを防止するために、ガスボンベ、圧力調整機および流量計は、アキュムレータ23が配置された測定室の室外に設置することが好適である。また、冷媒吸込部27を介して外部に気体が放出される際にも騒音が発生することを考慮し、突出側に延長チューブを取りつけ、延長チューブの吐出側端部をマイク25から離すことで、吐出側端部で発生する騒音の影響を小さくすることができる。
送風された気体は、冷媒吐出部26、インナーパイプ24、冷媒吸込部27、図2(A)に示す冷媒パイプ292および蒸発器20の冷媒パイプ291を経由し、外部に放出される。アキュムレータ23に封入される気体として、窒素ガス等の不活性ガスが好適である。これにより、銅やアルミニウムから成る容器部30が酸化することを防止できる。本ステップでは、冷媒吐出部26の側から気体を送風することで、容器部30の内部でインナーパイプ24が笛の如く機能し、より大きく且つ明瞭な音を発生させることができ、上端中心部31の位置の相違を音に反映させることができる。
ステップS12では、アキュムレータ23から発生する音を集音する。具体的には、図4を参照して、ステップS11における送風を行いながら、容器部30の表面またはその近傍にマイク25を配置し、送風により発生する音をマイク25で集音する。ここでは、上端中心部31の位置を正確に推定するために、容器部30の表面であって、上端中心部31の近傍に、マイク25を配置する。集音された音に基づくデータは、演算制御装置33に伝送される。ここで、マイク25を図示しないカバーで覆うことで、マイク25による集音性を高め、後述するインナーパイプ24の形状推定をより正確に行うことができる。
ステップS13では、演算制御装置33は、集音された音を解析し、特定の周波数帯域における音圧値が一定以上であるか否かを確認する。ここでは、特定の周波数帯域として2000Hzの周波数帯域を採用しており、2000Hzにおける音圧値が、例えば35dB(A)以上であれば、容器部30の内部に於いて、上端中心部31の位置が許容範囲外である可能性が高いと判断している。
ステップS13でYESの場合、即ち、2000Hzにおける音圧値が35dB以上であれば、演算制御装置33は、上端中心部31の位置を更に正確に推定するために、ステップS14に移行する。
ステップS13でNOの場合、即ち、2000Hzにおける音圧値が35dB(A)未満であれば、演算制御装置33は、上端中心部31の位置は許容範囲内にあると推定し、ステップS16に移行する。
ステップS14では、演算制御装置33は、他の特定の周波数帯域、又はAPの音圧値が一定以上であるか否かを確認する。ここでは、他の特定の周波数帯域としてAPの周波数帯域を採用している。APとは、周波数分析を行わず、各周波数の総合値を意味している。
ステップS14でYESの場合、演算制御装置33は、APの音圧値が一定以上、例えば40dB(A)以上であれば、上端中心部31の位置は許容範囲内にないと推定し、ステップS15に移行する。
ステップS14でNOの場合、即ち、APの音圧値が一定未満、例えば40dB(A)未満であれば、演算制御装置33は、上端中心部31の位置は許容範囲内にあると推定し、ステップS16に移行する。
ステップS15では、演算制御装置33は、容器部30の内部における上端中心部31の位置、即ちインナーパイプ24の湾曲形状は許容範囲外であると判断する。演算制御装置33は、インナーパイプ24の湾曲形状は許容範囲外である旨を、報知装置34を介して作業者に示す。これにより、作業者は、良品ではないアキュムレータ23を、冷蔵庫10に組み込むことがないので、冷蔵庫10の歩溜まりを向上することができる。
ステップS16では、演算制御装置33は、容器部30の内部における上端中心部31の位置、即ちインナーパイプ24の湾曲形状は許容範囲内であると判断する。演算制御装置33は、インナーパイプ24の湾曲形状は許容範囲内である旨を、報知装置34を介して作業者に示す。これにより、作業者は、良品であるアキュムレータ23を、冷蔵庫10に組み込み、冷蔵庫10を製造することができる。
図5に、良品および不良品を対象に行った実験結果を示す。ここでは、サンプルとして上記した距離L10を相違させた6つのアキュムレータ23を用意している。具体的には、左側から、第1サンプルないし第6サンプルを用意している。第1サンプルの距離L10は7.0mmであり、第2サンプルの距離L10は3.8mmであり、第3サンプルの距離L10は5.9mmであり、第4サンプルの距離L10は3.0mmであり、第5サンプルの距離L10は5.0mmであり、第6サンプルの距離L10は5.9mmである。
ここで、距離L10の設計値は5.0mmであり、許容誤差が+2.5mmないし-1.5mmであるので、距離L10の許容範囲は7.5mmから3.5mmである。
前述を考慮すれば、第4サンプルの距離L10は許容範囲外であるので、第4サンプルは不良品である。一方、その他のサンプルである第1サンプル、第2サンプル、第3サンプル、第5サンプルおよび第6サンプルは、距離L10が許容範囲内にあるので、良品である。
図6(A)は各サンプルの音圧値を周波数帯別に示す表であり、図6(B)は各サンプルの音圧値を周波数帯別に示すグラフであり、図6(C)は二つの周波数帯域における各サンプルの音圧値を示すグラフである。
図6(A)および図6(B)は、第1サンプルないし第6サンプルについて、上述したアキュムレータの検査方法を適用し、第1サンプルないし第6サンプルから発生する音圧値を各周波数帯別に示している。
前述したように、第4サンプルが不良品であり、その他のサンプルが良品である。ここで、第4サンプルと他サンプルとの音圧値の差異が最も顕著に表れているのは、2000Hzである。2000Hzでは、第4サンプルの音圧値がもっとも大きい。よって、2000Hzにおける音圧値が一定以上のサンプルを不良品と判断することもできる。
図6(C)の左側のグラフに、2000Hzにおける音圧値を詳細に示している。ここで、2000Hzにおける音圧値が35dB以上の場合、そのサンプルを不良品として判断することもできる。しかしながら、そのようにすると、本来は良品である第5サンプルを不良品と誤判断してしまう恐れがある。
そこで、本実施形態では、前述したように、複数の周波数帯、又はAPの音圧値を用いて、距離L10が許容範囲内にあるか否かを高精度に判断している。具体的には、2000Hz帯の音圧値に加えて、APの音圧値も用いて、距離L10が許容範囲内にあるか否かを判断している。
図6(C)の右側のグラフに、APの各サンプルの音圧値を示している。このグラフを参照して、APにおいては第4サンプルと第6サンプルの音圧値が、他のサンプルよりも高い値を示している。
本実施形態では、1つの周波数帯の音圧値を用いてインナーパイプ24の形状の良否を判断することも可能であるが、特定の周波数帯及びAPの音圧値を用いてインナーパイプ24の形状の良否を判断している。具体的には、特定の周波数帯、即ち2000HzおよびAPの音圧値を利用して、インナーパイプ24の形状の良否を判断している。即ち、2000Hzの音圧値が35dB(A)以上であり、且つ、APの音圧値が40dB(A)以上である場合は、前述した距離L10は許容範囲外であり、即ちインナーパイプ24の形状が許容範囲にないと判断している。一方、2000Hzの音圧値が35dB(A)未満であるか、または、APの音圧値が40dB(A)未満である場合は、前述した距離L10は許容範囲内であり、即ちインナーパイプ24の形状が許容範囲にあると判断している。このようにすることで、アキュムレータ23内部におけるインナーパイプ24の形状を高精度に検査することができ、良品のみを冷蔵庫10に組み込み、冷蔵庫10の品質を向上することができる。
本実施形態によれば、以下に記載する主要な効果を奏することができる。
本発明のアキュムレータの検査方法によれば、アキュムレータ23の内部から発生する音に基づいて、アキュムレータ23の内部において、インナーパイプ24の形状が許容範囲内であるか否かを判断し、許容範囲から外れるアキュムレータ23を不良品として処理することができる。よって、アキュムレータ23の内部を視認せずともインナーパイプ24の良否を判断でき、インナーパイプ24の検査を低コスト且つ高精度に行うことができる。更に、本実施形態に係る検査方法は所謂非破壊試験であるため、冷蔵庫10の製造工程においては、製造したアキュムレータ23の全てについて、前述した検査を行うことができ、冷蔵庫10の歩溜まりを向上できる。
また、アキュムレータ23の冷媒吐出部26から、アキュムレータ23の内部に気体を導入することで、インナーパイプ24の上端に向けて気体を吹き付けることができ、インナーパイプ24の端部の位置をより正確に検査することができる。
また、特定の周波数帯域における音圧値に基づいて、インナーパイプ24の形状の良否を判定することにより、インナーパイプ24の形状をより高精度に検知することができる。
また、複数の周波数帯域における音圧値に基づいて、インナーパイプ24の形状の良否を判定することにより、インナーパイプ24の形状を更に高精度に検知することができる。
また、不活性ガスをアキュムレータ23に導入することで、検査工程においてアキュムレータ23の内部が酸化することを防止できる。
本発明は、前述実施形態に限定されるものではなく、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更実施が可能である。また、前述した各形態は相互に組み合わせることが可能である。
例えば、図4(A)を参照して、本実施形態では冷媒吐出部26の側から気体を送風しつつ、アキュムレータ23から発生する音を集音したが、冷媒吸込部27の側から気体を送風することもできる。
また、図3に示したアキュムレータの検査方法では、特定の周波数帯域とAPにおいてアキュムレータ23から発生する音が所定値以上である場合に、上端中心部31の位置が許容範囲外であると判断した。ここで、一つまたは二つ以上の周波数帯域またはAPを含めたアキュムレータ23から発生する音が所定値以上である場合に、上端中心部31の位置が許容範囲外であると判断することもできる。
10 冷蔵庫
11 断熱箱体
12 冷却室
13 冷蔵室
14 冷凍室
15 冷凍サイクル
16 断熱扉
17 断熱扉
18 断熱扉
19 断熱扉
20 蒸発器
21 圧縮機
22 機械室
23 アキュムレータ
24 インナーパイプ
25 マイク
26 冷媒吐出部
27 冷媒吸込部
28 放熱フィン
291 冷媒パイプ
292 冷媒パイプ
293 冷媒パイプ
30 容器部
31 上端中心部
32 中心線
33 演算制御装置
34 報知装置
35 検査装置
100 アキュムレータ
101 中空容器
102 出口管
103 入口管
104 上端部

Claims (6)

  1. アキュムレータの内部におけるインナーパイプの形状を検査する検査方法であり、
    容器部と、前記容器部に内蔵された前記インナーパイプと、を有する前記アキュムレータを準備するステップと、
    前記アキュムレータの前記容器部の内部に気体を送風しつつ、前記アキュムレータから発生する音を計測するステップと、
    前記アキュムレータから発生する前記音に基づいて、前記インナーパイプの形状の良否を判定するステップと、を具備することを特徴とするアキュムレータの検査方法。
  2. 前記計測するステップでは、
    前記アキュムレータの冷媒吐出部の側から、前記アキュムレータの前記容器部の内部に前記気体を導入することを特徴とする請求項1に記載のアキュムレータの検査方法。
  3. 前記判定するステップでは、
    前記アキュムレータから発生する前記音のうち、特定の周波数帯域における音圧値に基づいて、前記インナーパイプの形状の良否を判定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のアキュムレータの検査方法。
  4. 前記判定するステップでは、
    前記アキュムレータから発生する前記音のうち、複数の周波数帯域における音圧値に基づいて、前記インナーパイプの形状の良否を判定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のアキュムレータの検査方法。
  5. 前記判定するステップでは、
    前記アキュムレータから発生する前記音のうち、特定の周波数およびAPの音圧値に基づいて、前記インナーパイプの形状の良否を判定することを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載のアキュムレータの検査方法。
  6. 前記計測するステップでは、
    不活性ガスを前記アキュムレータに導入することを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載のアキュムレータの検査方法。
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