JP2022089433A - サーミスタ素子及び電磁波センサ - Google Patents

サーミスタ素子及び電磁波センサ Download PDF

Info

Publication number
JP2022089433A
JP2022089433A JP2020201818A JP2020201818A JP2022089433A JP 2022089433 A JP2022089433 A JP 2022089433A JP 2020201818 A JP2020201818 A JP 2020201818A JP 2020201818 A JP2020201818 A JP 2020201818A JP 2022089433 A JP2022089433 A JP 2022089433A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermistor
film
electromagnetic wave
oxide
wave sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020201818A
Other languages
English (en)
Inventor
眞生子 城川
Makiko Shirokawa
晋治 原
Shinji Hara
尚城 太田
Naoki Ota
進 青木
Susumu Aoki
英嗣 小村
Hidetsugu Komura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2020201818A priority Critical patent/JP2022089433A/ja
Priority to US17/540,004 priority patent/US11668607B2/en
Publication of JP2022089433A publication Critical patent/JP2022089433A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J5/00Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry
    • G01J5/10Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry using electric radiation detectors
    • G01J5/20Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry using electric radiation detectors using resistors, thermistors or semiconductors sensitive to radiation, e.g. photoconductive devices
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J5/00Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry
    • G01J5/10Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry using electric radiation detectors
    • G01J5/20Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry using electric radiation detectors using resistors, thermistors or semiconductors sensitive to radiation, e.g. photoconductive devices
    • G01J5/22Electrical features thereof
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J5/00Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry
    • G01J5/02Constructional details
    • G01J5/04Casings
    • G01J5/046Materials; Selection of thermal materials
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J5/00Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry
    • G01J5/02Constructional details
    • G01J5/08Optical arrangements
    • G01J5/0831Masks; Aperture plates; Spatial light modulators
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J5/00Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry
    • G01J5/10Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry using electric radiation detectors
    • G01J5/20Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry using electric radiation detectors using resistors, thermistors or semiconductors sensitive to radiation, e.g. photoconductive devices
    • G01J2005/202Arrays

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Thermistors And Varistors (AREA)
  • Radiation Pyrometers (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Abstract

【課題】サーミスタ膜の抵抗値を低減することを可能としたサーミスタ素子を提供する。【解決手段】サーミスタ膜5と、サーミスタ膜5の一方の面に接触して設けられた第1の電極6aと、サーミスタ膜5の他方の面に接触して設けられた一対の第2の電極6bとを備え、サーミスタ膜5は、スピネル型結晶構造を有する酸化物からなり、膜厚方向に[111]優先配向している。【選択図】図2

Description

本発明は、サーミスタ素子及び電磁波センサに関する。
例えば、サーミスタ素子を用いた温度センサがある(例えば、下記特許文献1を参照。)。また、サーミスタ素子を用いた電磁波センサがある(例えば、下記特許文献2を参照。)。
サーミスタ素子が有するサーミスタ膜の電気抵抗は、サーミスタ膜の温度変化に応じて変化する。電磁波センサでは、サーミスタ膜に入射した赤外線(電磁波)がサーミスタ膜又はサーミスタ膜の周辺の材料に吸収されることによって、このサーミスタ膜の温度が変化する。これにより、サーミスタ素子は、赤外線(電磁波)を検出する。
ここで、シュテファン=ボルツマンの法則から、測定対象の温度と、この測定対象から熱輻射により放出される赤外線(輻射熱)との間には相関関係がある。したがって、測定対象から放出される赤外線をサーミスタ素子を用いて検出することで、測定対象の温度を非接触により測定することが可能である。
また、このようなサーミスタ素子は、アレイ状に複数配列されることによって、測定対象の温度分布を二次元的に検出(撮像)する赤外線撮像素子(赤外線イメージセンサ)などの電磁波センサに応用されている。
特開2000-348903号公報 国際公開第2019/171488号
ところで、上記特許文献1に記載のサーミスタ素子では、サーミスタ膜の面内方向に電流を流すCIP(Current-In-Plane)構造を採用している。しかしながら、CIP構造では、サーミスタ膜の抵抗値が高いため、小型化に伴って、電極間におけるサーミスタ膜の抵抗値が過大となり、検出信号が取り出しにくくなるといった課題がある。
本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、サーミスタ膜の抵抗値を低減し、更なる小型化を可能としたサーミスタ素子、並びに、そのようなサーミスタ素子を備えることによって、更なる小型化を可能とした電磁波センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
(1) サーミスタ膜と、
前記サーミスタ膜の一方の面に接触して設けられた第1の電極と、
前記サーミスタ膜の他方の面に接触して設けられた一対の第2の電極とを備え、
前記サーミスタ膜は、スピネル型結晶構造を有する酸化物からなり、膜厚方向に[111]優先配向していることを特徴とするサーミスタ素子。
(2) 前記(1)に記載のサーミスタ素子を備える電磁波センサ。
(3) 前記サーミスタ素子は、アレイ状に複数配列されていることを特徴とする前記(2)に記載の電磁波センサ。
以上のように、本発明によれば、サーミスタ膜の抵抗値を低減し、更なる小型化を可能としたサーミスタ素子、並びに、そのようなサーミスタ素子を備えることによって、更なる小型化を可能とした電磁波センサを提供することが可能である。
本発明の一実施形態に係るサーミスタ素子の構成を示す平面図である。 図1中に示す線分A-Aによるサーミスタ素子の断面図である。 図1に示すサーミスタ素子を備える電磁波センサの構成を示す平面図である。 図3に示す電磁波センサの構成を示す分解斜視図である。 図3に示す電磁波センサの構成を示す断面図である。 実施例1におけるサーミスタ膜のX線回折法による測定結果を示すグラフである。 比較例1におけるサーミスタ膜のX線回折法による測定結果を示すグラフである。 実施例2におけるサーミスタ膜のX線回折法による測定結果を示すグラフである。 比較例2におけるサーミスタ膜のX線回折法による測定結果を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下の説明で用いる図面においては、各構成要素を見やすくするため、構成要素によって寸法の縮尺を異ならせて示すことがあり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らないものとする。また、以下の説明において例示される材料等は一例であって、本発明はそれらに必ずしも限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で適宜変更して実施することが可能である。
〔サーミスタ素子〕
先ず、本発明の一実施形態として、例えば図1及び図2に示すサーミスタ素子4について説明する。
なお、図1は、サーミスタ素子4の構成を示す平面図である。図2は、図1中に示す線分A-Aによるサーミスタ素子4の断面図である。
本実施形態のサーミスタ素子4は、図1及び図2に示すように、サーミスタ膜5と、サーミスタ膜5の一方の面(図2では下面)に接触して設けられた第1の電極6aと、サーミスタ膜5の他方の面(図2では上面)に接触して設けられた一対の第2の電極6bとを備え、サーミスタ膜5の面直方向に電流が流れるCPP(Current-Perpendicular-to-Plane)構造を有している。第1の電極6aと第2の電極6bとは、サーミスタ膜5を挟むように配置されており、第2の電極6bは第1の電極6aとサーミスタ膜5の膜厚方向で対向している。
すなわち、このサーミスタ素子4では、一方の第2の電極6bから第1の電極6aに向けてサーミスタ膜5の面直方向に電流を流すと共に、第1の電極6aから他方の第2の電極6bに向けてサーミスタ膜5の面直方向に電流を流すことが可能となっている。
サーミスタ膜5の抵抗値は、このサーミスタ膜5の厚さと、第1の電極6aと第2の電極6bとの対向面積の大きさとに依存する。したがって、上述したCPP構造を採用することで、CIP構造よりもサーミスタ膜5の低抵抗化が可能である。
ところで、本実施形態のサーミスタ素子4は、サーミスタ膜5がスピネル型結晶構造を有する酸化物からなると共に、このサーミスタ膜5が膜厚方向に[111]優先配向していることを特徴とする。サーミスタ膜5は、第1の電極6aと第2の電極6bとに挟まれた部分において、膜厚方向に[111]優先配向している。
ここで、「膜厚方向に[111]優先配向している」とは、X線回折法のアウト・オブ・プレーン(Out-of-Plane)測定によるθ-2θスキャンにおいて、スピネル結晶構造の(111)面からの回折ピーク強度が他の結晶面からの回折ピーク強度より大きい状態、又は、X線回折法のアウト・オブ・プレーン(Out-of-Plane)測定によるθ-2θスキャンにおいて、スピネル結晶構造の(111)面からの回折ピークのみが観察される状態を意味する。
なお、本実施形態のサーミスタ素子4は、サーミスタ膜5中に含まれる膜厚方向に[111]優先配向しているスピネル型結晶構造を有する酸化物の割合が100%であるものに必ずしも限定されるものではなく、その割合が少なくとも70%以上であることが好ましい。
サーミスタ膜5としては、コバルト(Co)と、マンガン(Mn)と、アルミニウム(Al)及び遷移元素のうちの少なくとも1つとを含むスピネル型結晶構造を有する酸化物を用いることが好ましい。また、遷移元素としては、ニッケル(Ni)、銅(Cu)、鉄(Fe)のうちの少なくとも1つ以上であることが好ましい。
また、サーミスタ膜5としては、ニッケル(Ni)と、マンガン(Mn)と、アルミニウム(Al)及び遷移元素のうちの少なくとも1つとを含むスピネル型結晶構造を有する酸化物を用いることが好ましい。また、遷移元素としては、コバルト(Co)、銅(Cu)、鉄(Fe)のうちの少なくとも1つ以上であることが好ましい。
サーミスタ膜5を構成する金属元素のうち、主成分金属元素は、「Co及びMn」又は「Ni及びMn」である。主成分金属元素は、一般式ABで表されるスピネル型結晶構造のAサイト及びBサイトの何れにも位置し得る。
一方、副成分金属元素は、「Al及び遷移元素」である。副成分遷移元素は、Aサイト及びBサイトの何れにも位置し得るが、Alは主にBサイトに位置する。
第1の電極6a及び第2の電極6bとしては、例えば、白金(Pt)、金(Au)、パラジウム(Pd)、ルテニウム(Ru)、銀(Ag)、ロジウム(Rh)、イリジウム(Ir)、オスミウム(Os)などの導電膜を用いることができる。また、第1の電極6aに膜厚方向に[111]優先配向している白金(Pt)を用いることで、第1の電極6aの面上に形成されるサーミスタ膜5を膜厚方向に[111]優先配向とすることが可能である。
本実施形態のサーミスタ素子4では、上述したサーミスタ膜5がスピネル型結晶構造を有する酸化物からなると共に、このサーミスタ膜5が膜厚方向に[111]優先配向していることで、第1の電極6aと第2の電極6bとの間におけるサーミスタ膜5の抵抗値を低減することが可能である。
〔電磁波センサ〕
次に、本発明の一実施形態として、例えば図3~図5に示す電磁波センサ1について説明する。
なお、図3は、電磁波センサ1の構成を示す平面図である。図4は、電磁波センサ1の構成を示す分解斜視図である。図5は、電磁波センサ1の構成を示す断面図である。
また、以下に示す図面では、XYZ直交座標系を設定し、X軸方向を電磁波センサ1の特定の面内における第1の方向Xとし、Y軸方向を電磁波センサ1の特定の面内において第1の方向Xと直交する第2の方向Yとし、Z軸方向を電磁波センサ1の特定の面内に対して直交する第3の方向Zとして、それぞれ示すものとする。
本実施形態の電磁波センサ1は、測定対象から放出される赤外線(電磁波)を検出することによって、この測定対象の温度分布を二次元的に検出(撮像)する赤外線撮像素子(赤外線イメージセンサ)に本発明を適用したものである。
赤外線は、波長が0.75μm以上、1000μm以下である電磁波である。赤外線イメージセンサは、赤外線カメラとして屋内や屋外の暗視などに利用されるほか、非接触式の温度センサとして人や物の温度測定などに利用されている。
具体的に、この電磁波センサ1は、図3~図5に示すように、互いに対向して配置された第1の基板2及び第2の基板3と、これら第1の基板2と第2の基板3との間に配置された複数のサーミスタ素子4とを備えている。
第1の基板2及び第2の基板3は、ある特定の波長の電磁波(本実施形態では波長8~14μmの長波長赤外線)(以下、「赤外線」という。)IRに対して透過性を有するシリコン基板からなる。また、赤外線IRに対して透過性を有する基板としては、ゲルマニウム基板などを用いることができる。
第1の基板2及び第2の基板3は、互いに対向する面の周囲をシール材(図示せず。)により封止することによって、その間に密閉された内部空間Kを構成している。また、内部空間Kは、高真空に減圧されている。これにより、電磁波センサ1では、内部空間Kでの対流による熱の影響を抑制し、サーミスタ素子4に対して測定対象から放出される赤外線IR以外の熱による影響を排除している。
なお、本実施形態の電磁波センサ1は、上述した密閉された内部空間Kを減圧した構成に必ずしも限定されるものではなく、大気圧のまま密閉又は開放された内部空間Kを有する構成であってもよい。
サーミスタ素子4は、赤外線IRを検出するサーミスタ膜5と、サーミスタ膜5の一方の面に接触して設けられた第1の電極6aと、サーミスタ膜5の他方の面に接触して設けられた一対の第2の電極6bと、サーミスタ膜5を覆う誘電体膜7とを備え、サーミスタ膜5の面直方向に電流が流れるCPP(Current-Perpendicular-to-Plane)構造を有している。
誘電体膜7としては、例えば、窒化アルミニウム、窒化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化ケイ素、酸化マグネシウム、酸化タンタル、酸化ニオブ、酸化ハフニウム、酸化ジルコニウム、酸化ゲルマニウム、酸化イットリウム、酸化タングステン、酸化ビスマス、酸化カルシウム、酸窒化アルミニウム、酸窒化ケイ素、酸化アルミニウムマグネシウム、ホウ化ケイ素、窒化ホウ素、又はサイアロン(ケイ素とアルミニウムとの酸窒化物)などを用いることができる。
誘電体膜7は、少なくともサーミスタ膜5の少なくとも一部を覆うように設けられた構成であればよい。本実施形態では、サーミスタ膜5の両面を覆うように誘電体膜7が設けられている。
複数のサーミスタ素子4は、互いに同じ大きさで平面視で矩形状(本実施形態では正方形状)に形成されている。また、複数のサーミスタ素子4は、第1の基板2及び第2の基板3と平行な面内(以下、「特定の面内」という。)にアレイ状に配列されている。すなわち、これら複数のサーミスタ素子4は、特定の面内において互いに交差(本実施形態では直交)する第1の方向Xと第2の方向Yとにマトリックス状に並んで配置されている。
また、各サーミスタ素子4は、第1の方向Xを行方向とし、第2の方向Yを列方向として、第1の方向Xに一定の間隔で並んで配置されると共に、第2の方向Yに一定の間隔で並んで配置されている。
なお、上記サーミスタ素子4の行列数としては、例えば640行×480列、1024行×768列などが挙げられるが、これら行列数に必ずしも限定されるものではなく、適宜変更することが可能である。
第1の基板2側には、第1の絶縁体層8と、後述する回路部15と電気的に接続された配線部9と、各サーミスタ素子4と配線部9との間を電気的に接続する第1の接続部10とが設けられている。
第1の絶縁体層8は、第1の基板2の一方の面(第2の基板3と対向する面)側において積層された絶縁膜からなる。絶縁膜としては、例えば、窒化アルミニウム、窒化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化ケイ素、酸化マグネシウム、酸化タンタル、酸化ニオブ、酸化ハフニウム、酸化ジルコニウム、酸化ゲルマニウム、酸化イットリウム、酸化タングステン、酸化ビスマス、酸化カルシウム、酸窒化アルミニウム、酸窒化ケイ素、酸化アルミニウムマグネシウム、ホウ化ケイ素、窒化ホウ素、サイアロン(ケイ素とアルミニウムの酸窒化物)などを用いることができる。
配線部9は、複数の第1のリード配線9aと、複数の第2のリード配線9bとを有している。第1のリード配線9a及び第2のリード配線9bは、例えば銅や金などの導電膜からなる。
複数の第1のリード配線9aと複数の第2のリード配線9bとは、第1の絶縁体層8の第3の方向Zにおいて異なる層内に位置して、立体的に交差するように配置されている。このうち、複数の第1のリード配線9aは、第1の方向Xに延在し、且つ、第2の方向Yに一定の間隔で並んで設けられている。一方、複数の第2のリード配線9bは、第2の方向Yに延在し、且つ、第1の方向Xに一定の間隔で並んで設けられている。
各サーミスタ素子4は、平面視において、これら複数の第1のリード配線9aと複数の第2のリード配線9bとによって区画された領域毎に設けられている。各サーミスタ膜5と第1の基板2の厚さ方向において対向する領域(平面視で重なる領域)には、第1の基板2とサーミスタ膜5との間で赤外線IRを透過させる窓部Wが存在している。
第1の接続部10は、複数のサーミスタ素子4の各々に対応して設けられた一対の第1の接続部材11a,11bを有している。また、一対の第1の接続部材11a,11bは、一対のアーム部12a,12bと、一対のレッグ部13a,13bとを有している。
各アーム部12a,12bは、例えばチタンや窒化チタンなどの薄膜によってサーミスタ素子4の周囲に沿って形成された折り曲げ線状の導体パターンからなる。各レッグ部13a,13bは、例えば銅、金、FeCoNi合金又はNiFe合金(パーマロイ)などのめっきによって第3の方向Zに延在して形成された断面円形状の導体ピラーからなる。
一方の第1の接続部材11aは、一方の第2の電極6bと電気的に接続された一方のアーム部12aと、一方のアーム部12aと第1のリード配線9aとの間を電気的に接続する一方のレッグ部13aとを有して、一方の第2の電極6bと第1のリード配線9aとの間を電気的に接続している。
他方の第1の接続部材11bは、他方の第2の電極6bと電気的に接続された他方のアーム部12bと、他方のアーム部12cと第2のリード配線9bとの間を電気的に接続する他方のレッグ部13bとを有して、他方の第2の電極6bと第2のリード配線9bとの間を電気的に接続している。
これにより、サーミスタ素子4は、その面内の対角方向に位置する一対の第1の接続部材11a,11bにより第3の方向Zに吊り下げられた状態で支持されている。また、サーミスタ素子4と第1の絶縁体層8との間には、空間Gが設けられている。
第1の基板2の一方の面(第2の基板3と対向する面)側には、図示を省略するものの、複数のサーミスタ素子4の中から1つのサーミスタ素子4を選択するための複数の選択用トランジスタ(図示せず。)が設けられている。複数の選択用トランジスタは、第1の基板2の複数のサーミスタ素子4の各々に対応した位置に設けられている。また、各選択用トランジスタは、赤外線IRの乱反射や入射効率の低下を防ぐため、上述した窓部Wを避けた位置に設けられている。
第2の基板3側には、第2の絶縁体層14と、サーミスタ素子4から出力される電圧の変化を検出して輝度温度に変換する回路部15と、各サーミスタ素子4と回路部15との間を電気的に接続する第2の接続部16とが設けられている。
第2の絶縁体層14は、第2の基板3の一方の面(第1の基板2と対向する面)側において積層された絶縁膜からなる。絶縁膜としては、上記第1の絶縁体層8で例示した絶縁膜と同じものを用いることができる。
回路部15は、読み出し集積回路(ROIC:Read Out Integrated Circuit)やレギュレータ、A/Dコンバータ(Analog-to-Digital Converter)、マルチプレクサなどからなり、第2の絶縁体層14の層内に設けられている。
また、第2の絶縁体層14の面上には、複数の第1のリード配線9a及び複数の第2のリード配線9bの各々に対応した複数の接続端子17a,17bが設けられている。接続端子17a,17bは、例えば銅や金などの導電膜からなる。
一方の接続端子17aは、回路部15の周囲を囲む第1の方向Xの一方側の領域に位置して、第2の方向Yに一定の間隔で並んで設けられている。他方の接続端子17bは、回路部15の周囲を囲む第2の方向Yの一方側の領域に位置して、第1の方向Xに一定の間隔で並んで設けられている。
第2の接続部16は、複数の第1のリード配線9a及び複数の第2のリード配線9bの各々に対応して設けられた複数の第2の接続部材18a,18bを有している。複数の第2の接続部材18a,18bは、例えば銅や金などのめっきによって第3の方向Zに延在して形成された断面円形状の導体ピラーからなる。
一方の第2の接続部材18aは、第1のリード配線9aの一端側と一方の接続端子17aとの間を電気的に接続している。他方の第2の接続部材18bは、第2のリード配線9bの一端側と他方の接続端子17bとの間を電気的に接続している。これにより、複数の第1のリード配線9aと回路部15との間が一方の第2の接続部材18a及び一方の接続端子17aを介して電気的に接続されている。また、複数の第2のリード配線9bと回路部15との間が他方の第2の接続部材18b及び他方の接続端子17bを介して電気的に接続されている。
以上のような構成を有する本実施形態の電磁波センサ1では、測定対象から放出された赤外線IRが第1の基板2側から窓部Wを通してサーミスタ素子4に入射する。
サーミスタ素子4では、サーミスタ膜5の近傍に形成された誘電体膜7に入射した赤外線IRが誘電体膜7に吸収されること、並びに、サーミスタ膜5に入射した赤外線IRがサーミスタ膜5に吸収されることによって、このサーミスタ膜5の温度が変化する。また、サーミスタ素子4では、サーミスタ膜5の温度変化に対して、このサーミスタ膜5の電気抵抗が変化することで、一対の第2の電極6bの間の出力電圧が変化する。本実施形態の電磁波センサ1では、サーミスタ素子4がボロメータ素子として機能する。
本実施形態の電磁波センサ1では、測定対象から放出される赤外線IRを複数のサーミスタ素子4により平面的に検出した後、各サーミスタ素子4から出力される電気信号(電圧信号)を輝度温度に変換することによって、測定対象の温度分布(温度画像)を二次元的に検出(撮像)することが可能である。
なお、サーミスタ素子4では、サーミスタ膜5に定電圧を印加する場合、このサーミスタ膜5の温度変化に対して、サーミスタ膜5に流れる電流の変化を検出して輝度温度に変換することも可能である。
本実施形態の電磁波センサ1では、サーミスタ素子4をアレイ状に複数配列した場合でも、更なる小型化を図ることが可能である。
なお、本発明は、上記実施形態のものに必ずしも限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、本発明を適用した電磁波センサは、上述した複数のサーミスタ素子4をアレイ状に配列した赤外線イメージセンサの構成に必ずしも限定されるものではなく、サーミスタ素子4を単体で用いた電磁波センサや、複数のサーミスタ素子4を線状に並べて配列した電磁波センサなどにも本発明を適用することが可能である。また、サーミスタ素子4を温度を測定する温度センサとして用いることも可能である。
また、本発明を適用した電磁波センサは、電磁波として、上述した赤外線を検出するものに必ずしも限定されるものではなく、例えば波長が30μm以上、3mm以下のテラヘルツ波を検出するものであってもよい。
以下、実施例により本発明の効果をより明らかなものとする。なお、本発明は、以下の実施例に限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で適宜変更して実施することができる。
本実施例では、下記表1に示す実施例1,2及び比較例1,2のサーミスタ膜について、下記表2,3に示す条件で作製し、その抵抗率[Ω・cm]を測定した。
Figure 2022089433000002
Figure 2022089433000003
Figure 2022089433000004
(実施例1)
実施例1では、先ず、表2に示すように、DCスパッタ法により、投入電力300W、成膜ガスAr、成膜圧力0.05Pa、基板温度25℃の条件にて、熱酸化膜が形成されたSi基板上にPtからなる下地膜(図2に示すサーミスタ素子4の第1の電極6aに相当する。)を成膜した。次に、表3に示すように、この下地膜の上に、DCスパッタ法により、投入電力300W、成膜ガスAr、成膜圧力0.02Pa、基板温度25℃の条件にて、組成比をCo:Mn:Ni=44:43:13とするCo-Mn-Ni酸化物膜を成膜した後、温度250℃で1h熱処理を行い、CoとMnとNiとを含むスピネル型結晶構造を有する酸化物からなるサーミスタ膜を形成した。
実施例1のサーミスタ膜は、スピネル型結晶構造を有し、X線回折法のアウト・オブ・プレーン(Out-of-Plane)測定によるθ-2θスキャン(以下、「X線回折法のθ-2θスキャン」という。)による測定の結果、図6のグラフに示すように、膜厚方向に[111]優先配向していることがわかった。また、Ptからなる下地膜も膜厚方向に[111]優先配向していることがわかった。
また、実施例1のサーミスタ膜を用いて、CPP構造のサーミスタ素子を作製し、サーミスタ膜に対して面直方向に電流を流して抵抗率を測定したところ、サーミスタ膜の抵抗率は、307Ω・cmであった。
(比較例1)
比較例1では、先ず、表2に示すように、RFスパッタ法により、投入電力900W、成膜ガスAr、成膜圧力0.9Pa、基板温度25℃の条件にて、Si基板上にSiOからなる下地膜を成膜した。次に、表3に示すように、この下地膜の上に、DCスパッタ法により、投入電力300W、成膜ガスAr、成膜圧力0.02Pa、基板温度25℃の条件にて、組成比をCo:Mn:Ni=44:43:13とするCo-Mn-Ni酸化物膜を成膜した後、温度250℃で1h熱処理を行い、CoとMnとNiとを含むスピネル型結晶構造を有する酸化物からなるサーミスタ膜を形成した。
比較例1のサーミスタ膜は、スピネル型結晶構造を有し、X線回折法のθ-2θスキャンによる測定の結果、図7のグラフに示すように、ランダムに配向していることがわかった。
また、比較例1のサーミスタ膜を用いて、CIP構造のサーミスタ素子(図2に示すサーミスタ素子4の第1の電極6aにかえてSiOからなる下地膜となっているものに相当する。)を作製し、サーミスタ膜に対して面内方向に電流を流して抵抗率を測定したところ、サーミスタ膜の抵抗率は、531Ω・cmであった。
(実施例2)
実施例2では、先ず、表2に示すように、DCスパッタ法により、投入電力300W、成膜ガスAr、成膜圧力0.05Pa、基板温度25℃の条件にて、熱酸化膜が形成されたSi基板上にPtからなる下地膜(図2に示すサーミスタ素子4の第1の電極6aに相当する。)を成膜した。次に、表3に示すように、この下地膜の上に、DCスパッタ法により、投入電力300W、成膜ガスAr、成膜圧力0.02Pa、基板温度25℃の条件にて、組成比をCo:Mn:Cu=44:42:14とするCo-Mn-Cu酸化物膜を成膜した後、温度250℃で1h熱処理を行い、CoとMnとCuとを含むスピネル型結晶構造を有する酸化物からなるサーミスタ膜を形成した。
実施例2のサーミスタ膜は、スピネル型結晶構造を有し、X線回折法のθ-2θスキャンによる測定の結果、図8のグラフに示すように、膜厚方向に[111]優先配向していることがわかった。また、Ptからなる下地膜も膜厚方向に[111]優先配向していることがわかった。
また、実施例2のサーミスタ膜を用いて、CPP構造のサーミスタ素子を作製し、サーミスタ膜に対して面直方向に電流を流して抵抗率を測定したところ、サーミスタ膜の抵抗率は、67Ω・cmであった。
(比較例2)
比較例2では、先ず、表2に示すように、RFスパッタ法により、投入電力900W、成膜ガスAr、成膜圧力0.9Pa、基板温度25℃の条件にて、Si基板上にSiOからなる下地膜を成膜した。次に、表3に示すように、この下地膜の上に、DCスパッタ法により、投入電力300W、成膜ガスAr、成膜圧力0.02Pa、基板温度25℃の条件にて、組成比をCo:Mn:Cu=44:42:14とするCo-Mn-Cu酸化物膜を成膜した後、温度250℃で1h熱処理を行い、CoとMnとCuとを含むスピネル型結晶構造を有する酸化物からなるサーミスタ膜を形成した。
比較例2のサーミスタ膜は、スピネル型結晶構造を有し、X線回折法のθ-2θスキャンによる測定の結果、図9のグラフに示すように、ランダムに配向していることがわかった。
また、比較例2のサーミスタ膜を用いて、CIP構造のサーミスタ素子(図2に示すサーミスタ素子4の第1の電極6aにかえてSiOからなる下地膜となっているものに相当する。)を作製し、サーミスタ膜に対して面内方向に電流を流して抵抗率を測定したところ、サーミスタ膜の抵抗率は、185Ω・cmであった。
以上のように、実施例1では、比較例1よりもサーミスタ膜の抵抗率を低減することが可能である。すなわち、[111]優先配向の方向の抵抗率がランダム配向の場合の抵抗率よりも小さくなっている。
また、実施例2では、比較例2よりもサーミスタ膜の抵抗率を低減することが可能である。すなわち、[111]優先配向の方向の抵抗率がランダム配向の場合の抵抗率よりも小さくなっている。
このように、サーミスタ膜がスピネル型結晶構造を有する酸化物からなると共に、このサーミスタ膜が膜厚方向に[111]優先配向していることで、このサーミスタ膜を膜厚方向に挟む第1の電極と第2の電極との間におけるサーミスタ膜の抵抗値を低減することが可能である。
1…電磁波センサ 2…第1の基板 3…第2の基板 4…サーミスタ素子 5…サーミスタ膜 6a…第1の電極 6b…第2の電極 7…誘電体膜 8…第1の絶縁体層 9…配線部 9a…第1のリード配線 9b…第2のリード配線 10…第1の接続部 11a,11a…第1の接続部材 12a,12b…アーム部 13a,13b…レッグ部 14…第2の絶縁体層 15…回路部 16…第2の接続部 17a,17b…接続端子 18a,18b…第2の接続部材 IR…赤外線(電磁波) G…空間 K…内部空間

Claims (3)

  1. サーミスタ膜と、
    前記サーミスタ膜の一方の面に接触して設けられた第1の電極と、
    前記サーミスタ膜の他方の面に接触して設けられた一対の第2の電極とを備え、
    前記サーミスタ膜は、スピネル型結晶構造を有する酸化物からなり、膜厚方向に[111]優先配向していることを特徴とするサーミスタ素子。
  2. 請求項1に記載のサーミスタ素子を備える電磁波センサ。
  3. 前記サーミスタ素子は、アレイ状に複数配列されていることを特徴とする請求項2に記載の電磁波センサ。
JP2020201818A 2020-12-04 2020-12-04 サーミスタ素子及び電磁波センサ Pending JP2022089433A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020201818A JP2022089433A (ja) 2020-12-04 2020-12-04 サーミスタ素子及び電磁波センサ
US17/540,004 US11668607B2 (en) 2020-12-04 2021-12-01 Thermistor element and electromagnetic wave sensor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020201818A JP2022089433A (ja) 2020-12-04 2020-12-04 サーミスタ素子及び電磁波センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022089433A true JP2022089433A (ja) 2022-06-16

Family

ID=81850484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020201818A Pending JP2022089433A (ja) 2020-12-04 2020-12-04 サーミスタ素子及び電磁波センサ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US11668607B2 (ja)
JP (1) JP2022089433A (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3202273B2 (ja) 1991-09-24 2001-08-27 ティーディーケイ株式会社 サーミスタ用組成物
JP4279399B2 (ja) 1999-06-03 2009-06-17 パナソニック株式会社 薄膜サーミスタ素子および薄膜サーミスタ素子の製造方法
KR100674692B1 (ko) 1999-06-03 2007-01-26 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 박막서미스터소자 및 박막서미스터소자의 제조방법
US11243118B2 (en) 2018-03-07 2022-02-08 Tdk Corporation Electromagnetic wave sensor
JP2020087949A (ja) * 2018-11-14 2020-06-04 株式会社Flosfia サーミスタ膜、サーミスタ膜を有するサーミスタ素子およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US11668607B2 (en) 2023-06-06
US20220178759A1 (en) 2022-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9528879B2 (en) Infrared detection element, infrared detector, and infrared type gas sensor
US6441374B1 (en) Thermal type infrared ray detector with thermal separation structure for high sensitivity
RU2240516C2 (ru) Детектор ик-излучения и способ его изготовления
KR101104306B1 (ko) 온도 및 다중 가스 감응 센서 어레이 및 이의 제조방법
JP2015233154A (ja) 積層サーモパイル
CN108028110B (zh) 电阻器及温度传感器
CN102368046A (zh) 热电型检测器、热电型检测装置以及电子设备
JP2006524326A (ja) 半導体薄膜ガスセンサー装置
US20230065804A1 (en) Structure body and electromagnetic wave sensor
US20230064502A1 (en) Structure body and electromagnetic wave sensor
JP2022089433A (ja) サーミスタ素子及び電磁波センサ
US11676744B2 (en) Thermistor element and electromagnetic wave sensor
JP2012154762A (ja) 赤外線センサおよび赤外線センサアレイ
JPS6162803A (ja) 電気抵抗伸長測定条片
JP2022126582A (ja) サーミスタ素子及び電磁波センサ
US11769613B2 (en) Thermistor element and electromagnetic wave sensor
US11898913B2 (en) Electromagnetic wave sensor
US20230055177A1 (en) Electromagnetic wave sensor
US20230062983A1 (en) Body and electromagnetic wave sensor
JP2022089432A (ja) 電磁波センサ
JP2023033864A (ja) 構造体及び電磁波センサ
US20240159591A1 (en) Electromagnetic wave sensor
TW420826B (en) Infrared heat resistance type sensor and manufacturing method of the same
JP2014173896A (ja) ガス測定装置
JP6249381B2 (ja) 赤外線検出素子及びこれを備える赤外線検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20231107