JP2022088188A - 冷蔵庫 - Google Patents

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舞子 添田
Maiko Soeda
真理子 松本
Mariko Matsumoto
毅 内田
Takeshi Uchida
成彦 小池
Narihiko Koike
大治 澤田
Daiji Sawada
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Abstract

【課題】取っ手部の外に漏れ出る紫外光の量を低減しつつ、取っ手部の表面に付着している微生物を不活化して、冷蔵庫の扉の取っ手部を介して微生物が人の手指に付着することを抑制可能である冷蔵庫を提供する。【解決手段】冷蔵庫1は、貯蔵室を開閉する扉と、扉に設けられ人の手指が差し入れられる凹部21及び凹部21内に差し入れられた手指が掛けられる指掛け部22を有する取っ手部20と、取っ手部20に紫外光を含む光を照射する光源30と、を備える。光源30は、凹部21内における指掛け部22に対向する位置に設けられる。【選択図】図5

Description

本開示は、冷蔵庫に関するものである。
ドアノブを光透過性材質により構成するとともに、ドアノブの内部は紫外線発光手段を内蔵させることで、紫外線による殺菌作用によってノブの殺菌を行うとともに、ノブの部分が点灯することになり、暗がりでのドアの所在の確認手段を兼用することを目的とするものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平07-071143号公報
しかしながら、特許文献1に示されるドアノブと冷蔵庫の扉の取っ手部とは構造が異なるため、特許文献1に示される技術を、そのまま冷蔵庫の扉の取っ手部に適用することは容易ではない。また、特許文献1に示される技術では、取っ手部の外に紫外光が漏れ出た紫外光が、使用者の目に入る可能性がある。
本開示は、このような課題を解決するためになされたものである。その目的は、取っ手部の外に漏れ出る紫外光の量を低減しつつ、取っ手部のうちで人の手指が触れやすい箇所に紫外光を十分に照射でき、取っ手部の表面に付着している微生物を不活化して、冷蔵庫の扉の取っ手部を介して微生物が人の手指に付着することを抑制することが可能である冷蔵庫を提供することにある。
本開示に係る冷蔵庫は、貯蔵室を開閉する扉と、前記扉に設けられ、人の手指が差し入れられる凹部及び前記凹部内に差し入れられた手指が掛けられる指掛け部を有する取っ手部と、前記取っ手部に紫外光を含む光を照射する光源と、を備え、前記光源は、前記凹部内における前記指掛け部に対向する位置に設けられる。
本開示に係る冷蔵庫によれば、取っ手部の外に漏れ出る紫外光の量を低減しつつ、取っ手部のうちで人の手指が触れやすい箇所に紫外光を十分に照射でき、取っ手部の表面に付着している微生物を不活化して、冷蔵庫の扉の取っ手部を介して微生物が人の手指に付着することを抑制することが可能であるという効果を奏する。
実施の形態1に係る冷蔵庫の正面図である。 実施の形態1に係る冷蔵庫の側面断面図である。 実施の形態1に係る冷蔵庫の冷蔵室の右扉の正面図である。 図3中に示す断面A-Aによる冷蔵室の右扉の断面図である。 実施の形態1に係る冷蔵庫の冷蔵室の右扉の要部を拡大して示す断面図である。 実施の形態1に係る冷蔵庫の冷蔵室の右扉の要部を拡大して示す断面図である。 実施の形態1に係る冷蔵庫の制御系統の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る冷蔵庫の扉開閉回数と光源点灯時間の一例を説明する図である。 実施の形態1に係る冷蔵庫の冷蔵室の右扉の変形例を示す要部拡大断面図である。 実施の形態1に係る冷蔵庫の冷蔵室の右扉の変形例を示す要部拡大断面図である。 実施の形態1に係る冷蔵庫の切替室扉の正面図である。 図11中に示す断面B-Bによる切替室扉の断面図である。 実施の形態1に係る冷蔵庫の切替室扉の要部拡大断面図である。 実施の形態1に係る冷蔵庫の切替室扉の要部拡大断面図である。 実施の形態1に係る冷蔵庫の野菜室扉の正面図である。 図15中に示す断面C-Cによる野菜室扉の断面図である。 実施の形態1に係る冷蔵庫の野菜室扉の要部拡大断面図である。 実施の形態1に係る冷蔵庫の野菜室扉の要部拡大断面図である。 実施の形態1に係る冷蔵庫の野菜室扉の指掛け部を取り外した状態を示す要部拡大断面図である。
本開示に係る冷蔵庫を実施するための形態について添付の図面を参照しながら説明する。各図において、同一又は相当する部分には同一の符号を付して、重複する説明は適宜に簡略化又は省略する。以下の説明においては便宜上、図示の状態を基準に各構造の位置関係を表現することがある。なお、本開示は以下の実施の形態に限定されることなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲において、各実施の形態の自由な組み合わせ、各実施の形態の任意の構成要素の変形、又は各実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
実施の形態1.
図1から図19を参照しながら、本開示の実施の形態1について説明する。図1は冷蔵庫の正面図である。図2は冷蔵庫の側面断面図である。図3は冷蔵庫の冷蔵室の右扉の正面図である。図4は図3中に示す断面A-Aによる冷蔵室の右扉の断面図である。図5及び図6は冷蔵庫の冷蔵室の右扉の要部を拡大して示す断面図である。図7は冷蔵庫の制御系統の構成を示すブロック図である。図8は冷蔵庫の扉開閉回数と光源点灯時間の一例を説明する図である。図9及び図10は冷蔵庫の冷蔵室の右扉の変形例を示す要部拡大断面図である。図11は冷蔵庫の切替室扉の正面図である。図12は図11中に示す断面B-Bによる切替室扉の断面図である。図13及び図14は冷蔵庫の切替室扉の要部拡大断面図である。図15は冷蔵庫の野菜室扉の正面図である。図16は図15中に示す断面C-Cによる野菜室扉の断面図である。図17及び図18は冷蔵庫の野菜室扉の要部拡大断面図である。図19は冷蔵庫の野菜室扉の指掛け部を取り外した状態を示す要部拡大断面図である。
本開示では、原則として、冷蔵庫1が使用可能な状態に設置されたときを基準として、各方向を定義する。また、図1及び図2に示すのは本開示に係る冷蔵庫1の構成の一例である。すなわち、図1及び図2によって示される冷蔵庫1を構成する各部材の寸法、位置関係及び形状等は、実際のものとは必ずしも完全に一致しない場合がある。また、冷蔵庫1の構成は、図1及び図2によって示されるものに限定されるものではない。
図1及び図2に示すように、冷蔵庫1は、断熱箱体90を有している。断熱箱体90は、外箱、内箱及び断熱材によって構成される。外箱は、例えば鋼鉄製、ガラス製、木製等である。内箱は、例えば樹脂製である。内箱は、外箱の内側に配置される。断熱材は、例えば、発泡ウレタン、真空断熱材等の熱伝導率が低い部材である。断熱材は、外箱と内箱との間の空間に充填されている。
断熱箱体90の正面は開口している。断熱箱体90の内部には、貯蔵空間が形成されている。貯蔵空間は、食品等の被貯蔵物が収納される空間である。断熱箱体90の内部に形成された貯蔵空間は、1つ又は複数の仕切り部材によって、食品を収納保存するための複数の貯蔵室に区画されている。このようにして、冷蔵庫1は、1以上の貯蔵室が形成された冷蔵庫本体を備えている。一例として、冷蔵庫1は、図1及び図2に示すように、複数の貯蔵室として、冷蔵室100、切替室200、製氷室300、野菜室400及び冷凍室500を備えている。上記の各貯蔵室は、断熱箱体90において、上下方向に4段構成となって配置されている。
冷蔵室100は、断熱箱体90の最上段に配置されている。図2に示すように、冷蔵室100の内部には、一例として、複数の棚板が設けられている。冷蔵室100の内部は、これらの棚板によって、上下方向に複数の空間に仕切られている。また、冷蔵室100の内部には、小物入れも備えられている。小物入れは、例えば後述する冷蔵室扉7の内側の面にドアポケットとして設けられている。これらの棚板及び小物入れ等により、冷蔵室100内に収納する食材等を整理することができる。
また、冷蔵室100の最下段にはチルド室が設けられている。チルド室の温度は、複数の温度に切り替えることが可能であり、例えば、一定の温度(一例として0℃)で維持したり、0℃より高い温度(例えば5℃)と0℃より低い温度(例えば-3~-12℃)を繰り返したり、冷凍された食材を品質よく解凍するモードにしたりできる。図示の構成例ではチルド室は1つであるが、上下、左右等に2つ以上に分けてもよい。2つ以上に分けたチルド室の温度は、すべて同じ温度としなくてもよく、上に挙げたような別々の温度制御にしてもよい。これにより、食品を整理しやすくなり、また、食品に合わせた温度で保存することができる。
切替室200は冷蔵室100の下方における左右の一側に配置されている。切替室200内の温度帯は、複数の温度帯のうちのいずれかに選択的に切り替えることが可能である。切替室200内の温度帯として選択可能な複数の温度帯は、例えば、冷凍温度帯、チルド温度帯、ソフト冷凍温度帯等である。冷凍温度帯は、例えば、-18℃程度の温度帯である。チルド温度帯は、例えば、0℃程度の温度帯である。ソフト冷凍温度帯は、例えば、-7℃程度の温度帯である。また、切替室200は、チルド温度帯とソフト冷凍温度帯とを一定時間ごとに繰り返したり、熱い食材が入ってきた際等に急速に温度を下げたりできるようにしてもよい。
製氷室300は、切替室200の側方に隣接して配置される。製氷室300は、切替室200と並列に配置される。すなわち、製氷室300は、冷蔵室100の下方における左右の他側に配置されている。野菜室400は、切替室200及び製氷室300の下方に配置されている。野菜室400は、断熱箱体90の最下段に配置されている。野菜室400内の温度は、例えば8℃である。野菜室400には、例えば、野菜、果物及び容量の大きなペットボトル等が収納される。また、冷凍室500は、野菜室400の下方に配置されている。冷凍室500は、被貯蔵物を比較的長期にわたって冷凍保存する際に用いられる。冷凍室500内の温度は、例えば前述の冷凍温度帯である。
冷蔵室100の正面部には、当該冷蔵室100を開閉するための冷蔵室扉7が設けられている。冷蔵室扉7は、例えば、両開き式の回転式の扉である。両開き式の冷蔵室扉7は、右扉7a及び左扉7bにより構成されている。冷蔵室扉7の外側表面には、操作パネル6が設けられている。操作パネル6は、例えば、左扉7bに設けられている。操作パネル6は、各貯蔵室の保冷温度等の設定及び各貯蔵室の温度等の各種情報の表示のためのものである。
切替室200、製氷室300、冷凍室500及び野菜室400は、一例として、それぞれ、引出し式の扉によって開閉される。すなわち、切替室200は、切替室扉12により開閉される。また、野菜室400は、野菜室扉13により開閉される。これらの引出し式の扉は、各貯蔵室の左右の内壁面に水平に形成されたレールに沿って冷蔵庫1の前後方向にスライドすることにより開閉する。
切替室200の内部及び冷凍室500の内部には、食品等を内部に収納できる切替室収納ケース201及び冷凍室収納ケース501が、それぞれ引き出し自在に格納されている。同様に、野菜室400内には、食品等を内部に収納できる野菜室収納ケース401が、引き出し自在に格納されている。
切替室収納ケース201は、切替室扉12に設けられたフレームによって支持される。切替室収納ケース201は、切替室扉12に連動して引き出される。冷凍室収納ケース501は、冷凍室500を開閉する扉に設けられたフレームによって支持される。冷凍室収納ケース501は、冷凍室500を開閉する扉に連動して引き出される。同様に、野菜室収納ケース401は、野菜室扉13に設けられたフレームによって支持される。野菜室収納ケース401は、野菜室扉13に連動して引き出される。
なお、冷蔵庫1に備えられた貯蔵室の数、貯蔵室の配置、貯蔵室を開閉するための扉の構成等は、上述の例に限定されるものではない。例えば、切替室200及び製氷室300の配置は左右逆であってもよい。また、冷凍室500及び野菜室400の配置は上下逆であってもよい。さらに例えば、冷蔵室100を開閉するための扉は、スライド式であってもよい。また、切替室200、製氷室300、冷凍室500及び野菜室400を開閉するための扉は、回転式であってもよい。切替室収納ケース201、冷凍室収納ケース501及び野菜室収納ケース401は、それぞれ、2つ以上設けられてもよい。
冷蔵庫1は、各貯蔵室へ供給する空気を冷却するための冷却機構として、圧縮機2、冷却器3、送風ファン4及び風路5等を備える。圧縮機2及び冷却器3は、図示を省略している凝縮器及び絞り装置等とともに、冷凍サイクル回路を構成している。圧縮機2は、冷凍サイクル回路内の冷媒を、圧縮して吐出する。凝縮器は、圧縮機2から吐出された冷媒を凝縮させる。絞り装置は、凝縮器から流出した冷媒を膨張させる。冷却器3は、絞り装置で膨張した冷媒によって、各貯蔵室へ供給する空気を冷却する。圧縮機2は、例えば、図2に示すように、冷蔵庫1の背面側の下部に配置される。
風路5は、冷凍サイクル回路によって冷却された空気を各貯蔵室へ供給するためのものである。風路5は、断熱箱体90の内部に形成されている。風路5は、例えば、冷蔵庫1の背面側に配置されている。冷凍サイクル回路を構成している冷却器3は、この風路5内に設置される。また、風路5内には、冷却器3で冷却された空気を各貯蔵室へ送るための送風ファン4も設置されている。
送風ファン4が動作すると、冷却器3で冷却された空気、すなわち冷気が、風路5を通って、冷凍室500、切替室200、製氷室300及び冷蔵室100へ送られる。これにより、各貯蔵室内が冷却される。また、野菜室400には、冷蔵室100から戻った冷気が図示しない風路を介して導入される。これにより、野菜室400内が冷却される。野菜室400を通過した空気は、冷却器3が設置されている風路5内へと戻される。風路5内へと戻された空気は、再び冷却器3によって冷却され、冷蔵庫1内を循環する。
また、風路5からそれぞれの貯蔵室へと通じる中途の箇所には、ダンパが設けられている。このダンパは、図1及び図2においては図示を省略する。各ダンパの開閉状態が変化することで、各貯蔵室へと供給される冷気の風量が調節される。貯蔵室へと供給される冷気の風量は、送風ファン4の運転が制御されることによっても調節される。また、各貯蔵室へと供給される空気の温度は、圧縮機2の運転が制御されることで調節される。
各貯蔵室には、内部の温度を検出するサーミスタが設置される。このサーミスタは、図1及び図2においては図示を省略する。上述したダンパ、送風ファン4及び圧縮機2は、サーミスタの検出結果に基づいて制御される。ダンパ、送風ファン4及び圧縮機2は、各貯蔵室内の温度が予め設定された設定温度になるように制御される。本実施の形態において、以上のように設けられた圧縮機2と冷却器3とを含む冷凍サイクル回路、送風ファン4、風路5及びダンパは、貯蔵室の内部を冷却する冷却手段の一例である。
この実施の形態の冷蔵庫1は、制御装置8を備えている。制御装置8は、例えば、図2に示すように、冷蔵庫1の背面側の上部に設けられる。制御装置8には、冷蔵庫1の動作を制御するための制御回路等が備えられている。制御装置8の各機能は、この制御回路によって実現される。制御装置8は、冷却手段を制御する制御手段の一例である。
次に、この実施の形態に係る冷蔵庫1の貯蔵室の扉の構成について、冷蔵室扉7の左扉7bを例に挙げて説明する。なお、右扉7aについても同様である。図3に示すように、左扉7bの下端部分には、取っ手部20が設けられている。取っ手部20は、左扉7bを開閉する際に冷蔵庫1の使用者の手が掛けられる部分である。
図4から図6に示すように、取っ手部20は、凹部21と指掛け部22とを有している。凹部21内には、左扉7bを開閉する際に人の手指が差し入れられる。凹部21は、左扉7bの下端面において下側が開口した溝状に形成されている。指掛け部22は、凹部21内に差し入れられた手指が掛けられる部位である。指掛け部22は、凹部21の前側に配置されている。この実施の形態に係る冷蔵庫1は、光源30を備えている。光源30は、取っ手部20に紫外光を含む光を照射する。光源30は、凹部21内における指掛け部22に対向する位置に設けられている。光源30は、紫外光を前方に向けて照射する。光源30から発せられた紫外光は、主に指掛け部22の内側に照射される。光源30は、例えば発光ダイオード(LED)である。
本開示において、「微生物」とは、細菌とウイルスとの少なくとも一方を含む。微生物には、人体に有害なものがある。紫外線は微生物に作用する。微生物に紫外線を照射することで、紫外線の光エネルギーにより微生物のデオキシリボ核酸(DNA)に作用を及ぼし、微生物をそれ以上増殖させない不活化状態にすること、あるいは微生物の数を減らすことができる。
この実施の形態に係る冷蔵庫1においては、光源30から取っ手部20の主に指掛け部22の内側に紫外線を照射することで、指掛け部22を含む取っ手部20の表面に付着している微生物を不活化できる。このため、冷蔵庫1の扉の取っ手部20を介して微生物が人の手指に付着することを抑制し、衛生性の向上を図ることができる。また、光源30を、凹部21内における指掛け部22に対向する位置に設けることで、人の手指が触れやすい指掛け部22の内側に紫外光を十分に照射できるとともに、光源30からの紫外光のうち、取っ手部20の凹部21内から外に漏れ出る量を低減できる。
光源30から照射される光の主波長は、例えば200nm以上280nm以下である。このような波長にすることで、短時間の照射で速やかに微生物の不活化効果を得ることができる。
指掛け部22は、ステンレス等の金属材料を含むようにしてもよい。このようにすることで、紫外光による指掛け部22の劣化を抑制できる。さらに、取っ手部20の凹部21内壁をステンレス等の金属材料にしてもよい。このようにすることで、紫外光による凹部21内壁の劣化を抑制できる。また、光源30の周囲を金属材料にすることで、光源30の放熱効率を向上できる。
なお、指掛け部22は、光触媒材料を含むようにしてもよい。また、取っ手部20の凹部21内壁が光触媒材料を含むようにしてもよい。光触媒材料は、特定の波長の光が照射されると励起されて活性化する。そして、活性化した光触媒材料は、微生物の増殖を抑制する作用を発揮する光源30は、光触媒材料を励起可能な前記特定の波長の光を含む光を照射する。具体的に例えば、光源30から照射される光の主波長を、300nm以上400nm以下とする。このようにすることで、比較的長い波長の紫外光により光触媒を励起して取っ手部20に付着した微生物を不活化できる。そして、比較的長い波長の紫外光を使用することで、紫外光による取っ手部20の劣化を抑制することが可能である。
図示の構成例では、光源30は、指掛け部22に対向する凹部21内の後面における上端部に配置されている。凹部21内の上面の後端側は上方に窪んでおり、凹部21内の後面における上端部は傾斜している。光源30は、この傾斜した部分に設けられている。このため、光源30から照射される光の光軸は、鉛直下向きに傾斜している。
このようにすることで、光源30から照射された紫外光が、取っ手部20の凹部21内から外に漏れ出て、取っ手部20よりも上方に向かうことを抑制できる。一般に、冷蔵庫1の扉の取っ手部20は、使用者の目よりも低い位置にある。したがって、光源30から照射された紫外光が不意に使用者の目に入ることを防止できる。
図3に示すように、凹部21及び指掛け部22を含む取っ手部20は、左扉7bの幅方向に長い形状である。そして、光源30は、凹部21の幅方向に複数個並べて設けられている。換言すれば、光源30は、指掛け部22の長手方向に沿って複数配置されている。このようにすることで、指掛け部22の全体に光源30からの紫外光を照射でき、人の手が指掛け部22のいずれの箇所に触れても衛生性を向上できる。
図7は、この実施の形態に係る冷蔵庫1の制御系統の機能的な構成を示すブロック図である。制御装置8の制御回路には、例えば、プロセッサ8a及びメモリ8bが備えられている。制御装置8は、メモリ8bに記憶されたプログラムをプロセッサ8aが実行することによって予め設定された処理を実行し、冷蔵庫1を制御する。
プロセッサ8aは、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータあるいはDSPともいう。メモリ8bには、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリー、EPROM及びEEPROM等の不揮発性または揮発性の半導体メモリ、または磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク及びDVD等が該当する。
なお、制御装置8の制御回路は、例えば、専用のハードウェアとして形成されてもよい。制御装置8の制御回路の一部が専用のハードウェアとして形成され、且つ、当該制御回路にプロセッサ8a及びメモリ8bが備えられていてもよい。一部が専用のハードウェアとして形成される制御回路には、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらを組み合わせたものが該当する。
図7に示すように、操作パネル6は、操作部6a及び表示部6bを備えている。操作部6aは、各貯蔵室の保冷温度及び冷蔵庫1の動作モード(解凍モード等)を設定するための操作スイッチである。表示部6bは、各貯蔵室の温度等の各種情報を表示する液晶ディスプレイである。操作パネル6は、操作部6aと表示部6bを兼ねるタッチパネルを備えていてもよい。制御装置8には、操作部6aから操作信号が入力される。また、制御装置8は、表示部6bに制御信号を出力して、表示部6bの表示動作を制御する。
制御装置8には、各貯蔵室の内部の温度を検出するサーミスタ10から信号が入力される。制御装置8は、サーミスタ10から入力された信号に基づいて、それぞれの貯蔵室の庫内温度が設定温度に維持されるように、圧縮機2、送風ファン4及びダンパ9等を制御する。
また、この実施の形態においては、制御装置8は、光源30であるLEDの発光動作を制御する。例えば、制御装置8のメモリ8bには、光源30の点灯時刻T1及び消灯時刻T2が予め記憶されている。点灯時刻T1及び消灯時刻T2は、例えば、冷蔵室扉7の開閉が少ないと思われる深夜時間帯に設定される。そして、制御装置8は、現在時刻が点灯時刻T1になった時に光源30を点灯させ、その後、現在時刻が消灯時刻T2になった時に光源30を消灯する。
制御装置8は、点灯時刻T1及び消灯時刻T2の一方又は両方を各貯蔵室の使用頻度から決定してもよい。冷蔵庫1は、扉開閉検知スイッチ11を備えている。扉開閉検知スイッチ11は、それぞれの貯蔵室の扉の開閉を検知する扉開閉検知手段である。扉開閉検知スイッチ11は、それぞれの貯蔵室の前面開口の縁部における扉と対向する位置に設けられている。扉開閉検知スイッチ11は、例えば、一般的なマグネット方式のスイッチである。つまり、この例の扉開閉検知スイッチ11は、扉に埋め込まれた磁石の近接を、冷蔵庫1本体側の断熱箱体90に設置されたリードスイッチによって検出する。
制御装置8は、一定時間当たりの、すなわち、予め設定された基準時間当たりの、扉開閉検知スイッチ11により検知された扉の開閉回数を計数している。この際の基準時間は、例えば1時間とする。冷蔵庫1の扉は、食事の準備又は買い物前後等に開閉が多くなり、使用者が寝ている間又は外出中等には開閉されない。そのため、日常生活において扉開閉回数の変化は1日の中でパターン化され、予測することができる。図8は、1日24時間において、一定時間毎のブロック、ここでは1時間毎のブロックで積算した冷蔵室扉7の開閉回数を示した一例である。制御装置8は、予め設定された一定期間(例えば、1週間)の開閉回数を平均化して学習し、開閉が少ない時間帯を検出する。そして、制御装置8は、一定時間当たりに扉が開閉された回数が予め設定された回数以下である時間帯に光源30から紫外光を照射させるように、点灯時刻T1及び消灯時刻T2を決定する。この場合、以上のようにして、制御装置8は、扉開閉検知スイッチ11の検知結果に応じて光源30を点灯させる時間を変化させる。
なお、冷蔵庫1に、人感センサ、庫外を撮影するカメラ等を設け、制御装置8は、冷蔵庫1の近くに人がいないことを検知したときに光源30を点灯し、人が近くにいることを検知したら光源30を消灯するようにしてもよい。また、操作パネル6の操作部6aを操作することによって、使用者が、光源30からの紫外光照射の実施と停止とを切り替えることができるようにしてもよい。光源30からの紫外光の照射中には、操作パネル6の表示部6bに「紫外光(UV)照射中」等の表示を行うようにしてもよい。
次に、図9及び図10を参照しながら、この実施の形態に係る冷蔵庫1の変形例を説明する。図9及び図10は、図5及び図6にそれぞれ相当する断面図である。これらの図に示す変形例は、取っ手部20に設けられる光源30の位置及び光軸の向きを変更したものである。すなわち、この変形例においては、光源30は、指掛け部22に対向する凹部21内の後面における下端部に配置されている。そして、光源30から照射される光の光軸は、鉛直上向きに傾斜している。ここで、凹部21は下側が開口している。したがって、光源30から照射される光の光軸は、凹部21の開口側とは反対向きに傾斜している。
このようにすることで、光源30から照射された紫外光が、取っ手部20の凹部21内から外に漏れ出ることを抑制できる。したがって、光源30から照射された紫外光が不意に使用者の目に入ることを防止できる。
以上においては、冷蔵室100を開閉する冷蔵室扉7の取っ手部20に光源30を設けた場合の構成例について説明した。ただし、取っ手部に光源30を設ける貯蔵室の扉は、冷蔵室扉7に限られない。図11から図19を参照しながら、他の貯蔵室の扉の取っ手部に光源30を設けた場合の構成例について説明する。まず、図11から図14に示すのは、切替室200を開閉する切替室扉12の場合である。図11に示すように切替室扉12の上端部分には、取っ手部20が設けられている。取っ手部20は、切替室扉12を開閉する際に冷蔵庫1の使用者の手が掛けられる部分である。
図12から図14に示すように、取っ手部20は、凹部21と指掛け部22とを有している。凹部21内には、切替室扉12を開閉する際に人の手指が差し入れられる。凹部21は、切替室扉12の上端面において上側が開口した溝状に形成されている。指掛け部22は、凹部21内に差し入れられた手指が掛けられる部位である。指掛け部22は、凹部21の前側に配置されている。そして、光源30が、凹部21内における指掛け部22に対向する位置に設けられている。光源30は、紫外光を前方に向けて照射する。光源30から発せられた紫外光は、主に指掛け部22の内側に照射される。
図11に示すように、凹部21及び指掛け部22を含む取っ手部20は、切替室扉12の幅方向に長い形状である。そして、光源30は、凹部21の幅方向に複数個並べて設けられている。換言すれば、光源30は、指掛け部22の長手方向に沿って複数配置されている。
図示の構成例では、光源30は、指掛け部22に対向する凹部21内の後面における上端部に配置されている。凹部21内の後面における上端部は傾斜しており、光源30は、この傾斜した部分に設けられている。このため、光源30から照射される光の光軸は、鉛直下向きに傾斜している。また、凹部21は上側が開口している。したがって、光源30から照射される光の光軸は、凹部21の開口側とは反対向きに傾斜している。
このようにすることで、光源30から照射された紫外光が、取っ手部20の凹部21内から外に漏れ出ることを抑制できる。したがって、光源30から照射された紫外光が不意に使用者の目に入ることを防止できる。
次に、図15から図19に示すのは、野菜室400を開閉する野菜室扉13の場合である。図15に示すように野菜室扉13の上端部分には、取っ手部20が設けられている。取っ手部20は、野菜室扉13を開閉する際に冷蔵庫1の使用者の手が掛けられる部分である。
図16から図18に示すように、取っ手部20は、凹部21と指掛け部22とを有している。凹部21内には、野菜室扉13を開閉する際に人の手指が差し入れられる。凹部21は、野菜室扉13の前面の上端寄りにおいて前側が開口した溝状に形成されている。指掛け部22は、凹部21内に差し入れられた手指が掛けられる部位である。指掛け部22は、凹部21の前側において凹部21の開口の上半分を覆うようにして配置されている。そして、光源30が、凹部21内における指掛け部22に対向する位置に設けられている。光源30は、紫外光を前方に向けて照射する。光源30から発せられた紫外光は、主に指掛け部22の内側に照射される。
図15に示すように、凹部21及び指掛け部22を含む取っ手部20は、野菜室扉13の幅方向に長い形状である。そして、光源30は、凹部21の幅方向に複数個並べて設けられている。換言すれば、光源30は、指掛け部22の長手方向に沿って複数配置されている。
また、図19に示すように、指掛け部22を野菜室扉13に着脱可能に設けてもよい。このようにすることで、使用者が触れる指掛け部22を野菜室扉13から外して容易に洗浄することができる。そして、指掛け部22を洗浄することで、微生物だけでなく物理的な汚れを除去することが可能であり、衛生性と使用者の安心感を向上できる。
なお、指掛け部22が野菜室扉13から外されているときには、光源30から紫外光を照射しないようにしてもよい。このようにすることで、指掛け部22が取り外されている状態で光源30が点灯して、光源30から取っ手部20の外に紫外光が照射されることを防止できる。このためには、例えば、指掛け部22の着脱状況を検知する検知スイッチを設けてもよい。また、光源30の給電経路の一部を指掛け部22に設け、指掛け部22が外れているときには光源30へ給電されないようにしてもよい。
以上で説明した構成例においては、光源30を凹部21内における指掛け部22に対向する位置に設けることで、図3、図11、図15等に示すように、光源30は、正面視において指掛け部22が配置される範囲内に配置されている。このようにすることで、扉の正面から見た場合に、光源30自体は指掛け部22に隠される。したがって、点灯中の光源30を不用意に使用者が直視してしまうことを抑制できる。
以上で説明した構成例においては、光源30は貯蔵室の扉に設けられている。光源30が回転式の冷蔵室扉7に設けられている場合、冷蔵室扉7のヒンジ等を介して、光源30と制御装置8との間に配線を敷設することで、光源30に給電できる。また、光源30が引き出し式の切替室扉12、野菜室扉13等に設けられている場合、扉側と本体側とに、扉が閉じている時に接触する接点を設けることで、光源30に給電できる。あるいは、接点に代えて非接触給電を用いてもよい。また、光源30に給電する電池を扉等に設けてもよい。この場合、電池を二次電池にし、ペルチェ素子を設けて貯蔵室内外の温度差を利用して発電したり、貯蔵室開閉時の引き出し動作で発電したりして、発電した電力を蓄電できるようにするとよい。
1 冷蔵庫
2 圧縮機
3 冷却器
4 送風ファン
5 風路
6 操作パネル
6a 操作部
6b 表示部
7 冷蔵室扉
7a 右扉
7b 左扉
8 制御装置
8a プロセッサ
8b メモリ
9 ダンパ
10 サーミスタ
11 扉開閉検知スイッチ
12 切替室扉
13 野菜室扉
20 取っ手部
21 凹部
22 指掛け部
30 光源
90 断熱箱体
100 冷蔵室
200 切替室
201 切替室収納ケース
300 製氷室
400 野菜室
401 野菜室収納ケース
500 冷凍室
501 冷凍室収納ケース

Claims (11)

  1. 貯蔵室を開閉する扉と、
    前記扉に設けられ、人の手指が差し入れられる凹部及び前記凹部内に差し入れられた手指が掛けられる指掛け部を有する取っ手部と、
    前記取っ手部に紫外光を含む光を照射する光源と、を備え、
    前記光源は、前記凹部内における前記指掛け部に対向する位置に設けられた冷蔵庫。
  2. 前記光源から照射される前記光の光軸は、前記凹部の開口側とは反対向きに傾斜している請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記光源から照射される前記光の光軸は、鉛直下向きに傾斜している請求項1に記載の冷蔵庫。
  4. 前記光源から照射される前記光の主波長は、200nm以上280nm以下である請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記指掛け部は、金属材料を含む請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記光源から照射される前記光の主波長は、300nm以上400nm以下である請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記指掛け部は、光触媒材料を含む請求項6に記載の冷蔵庫。
  8. 前記光源は、前記指掛け部の長手方向に沿って複数配置される請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  9. 前記指掛け部は、前記扉に着脱可能に設けられた請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  10. 前記光源は、正面視において前記指掛け部が配置される範囲内に配置される請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  11. 前記扉の開閉を検知する扉開閉検知手段と、
    前記扉開閉検知手段の検知結果に応じて、前記光源を点灯させる時間を変化させる制御装置と、をさらに備えた請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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