JP2022084103A - 飼育装置 - Google Patents

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明洋 高里
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Shigekazu Kawai
望 三浦
Nozomi Miura
崇人 渡邉
Takahito Watanabe
太郎 三戸
Taro Mito
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Abstract

【課題】領域を有効活用して高密度且つ大規模の飼育を実現することができる飼育装置を提供する。【解決手段】飼育装置1は、飼育対象の生物の卵を保持すると共に、卵から孵化した生物を収容する孵化領域Aと、孵化領域Aとは異なる位置に形成され、孵化領域Aより大きな領域に形成され、生物を飼育する飼育領域Bとを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、飼育装置に関するものである。
特許文献1には、コオロギの飼育装置が記載されている。この飼育装置においては、コオロギに水を与えるために、水を含んだ脱脂綿が置かれた容器を飼育ケース内に設け、産卵、孵化、飼育を全て飼育ケース内で行う。
また、特許文献2には、昆虫を繁殖させるための設備が記載されている。当該設備は、産卵容器、初期幼虫用容器、蛹化容器等を有しており、各容器を搬送するベルトコンベアを備える。
特開平10-191834号公報 特表2018-509167号公報
特許文献1に記載の飼育装置において、産卵から飼育までを1つの飼育ケースにて行うため、飼育ケースは、成長したコオロギが適切に飼育できる大きさ(体積)を有するようにされている。そのため、孵化直後において飼育ケース内の体積に対してコオロギが占める割合(密度)は非常に小さい。つまり、孵化直後において、飼育ケースの空間を有効活用できていない。
また、特許文献2は、産卵、孵化、初期幼虫飼育、後期幼虫飼育等、それぞれ別々の容器を設けており、当該容器を移動させるため、構造が非常に複雑で大型化する。
本発明は、領域を有効活用して高密度且つ大規模の飼育を実現することができる飼育装置を提供することを目的とする。
飼育装置は、飼育対象の生物の卵を保持すると共に、前記卵から孵化した前記生物を収容する孵化領域と、前記孵化領域とは異なる位置に形成され、前記孵化領域より大きな領域に形成され、前記生物を飼育する飼育領域とを備える。
卵及び孵化直後の生物と、成長した生物とは、大きさが異なる。そこで、飼育領域を孵化領域より大きな領域とする。つまり、孵化領域も飼育領域も、飼育対象の生物の大きさに対応した領域の大きさにできる。従って、孵化領域において卵及び生物が占める密度を高くすることができ、さらに、飼育領域においても生物が占める密度を高くすることができる。このように、孵化領域及び飼育領域のそれぞれにおいて、高密度に飼育することができる。
また、上記の飼育装置の一例として、前記飼育領域は、前記孵化領域に隣接して配置され、前記孵化領域が前記飼育領域に対して開放された状態において前記孵化領域で孵化した生物を前記孵化領域から移動可能に構成されることが好ましい。この場合、孵化領域にて孵化した生物を、孵化領域から飼育領域へ、作業者が移動することなく、且つ、アクチュエータを用いて移動することなく、自動的に移動することができる。つまり、大規模且つ高密度の飼育を実現できる。
飼育装置における各飼育領域の概念図である。 飼育装置の正面図である。 飼育装置の上面図(図2の上方から見た図)である。 飼育装置の右側面図(図2の右側から見た図)である。 図4のV-V断面図である。 図5のVI-VI断面図である。 図5のVII-VII断面図である。 収穫の際における飼育装置の断面図(図5に相当する断面図)である。 図8のIX-IX断面図である。 飼育装置を構成する制御装置に関連する機能ブロック図である。 制御装置による温湿度制御に関するフローチャートである。
(1.飼育対象の生物)
飼育装置において飼育対象とする生物は、例えば、節足動物等の小生物である。飼育対象の生物は、例えば、食用、飼料用、研究用等に用いられる生物である。飼育対象の生物のうち昆虫としては、コオロギ、イナゴ、バッタ等があげられる。特に、飼育対象の生物は、幼虫が直接成虫に変態する不完全変態の節足動物であって、さらには、不完全変態における幼虫が好適である。本例における飼育対象の生物は、昆虫のうち、バッタ目のコオロギやイナゴの幼虫を好適な例として説明する。ただし、成虫(羽化した不完全変態節足動物)を飼育対象の生物としても良い。
また、飼育対象の生物の飼育期間としては、卵を初期として、例えば、成虫になる直前に至るまでの間等とする。例えば、コオロギは、卵から孵化した幼虫は、複数回(7~8令)の脱皮を繰り返して成長し、その後に羽化して成虫となる。例えば、コオロギを飼育対象とした場合において、飼育装置は、コオロギの卵から、幼虫が複数回の脱皮を行うまでの間、飼育する。
(2.飼育装置1における飼育領域の概要)
飼育装置1における飼育領域の概要について、図1を参照して説明する。飼育装置1は、上述したように、飼育対象の生物について、卵を初期として、例えば、成虫に至るまでの間を飼育期間とする。
図1に示すように、飼育装置1は、飼育対象の生物の卵を保持すると共に、卵から孵化した生物の幼虫を収容する孵化領域Aと、孵化領域Aとは異なる位置に形成され、生物の幼虫を飼育する飼育領域Bとを備える。本例では、飼育装置1は、2か所の孵化領域Aと、当該2か所の孵化領域Aにて孵化した生物を飼育するための1箇所の飼育領域Bとを備える。
孵化領域Aは、生物の卵を保持する卵保持領域A1と、卵保持領域A1に隣接して配置され且つ生物の前期幼虫の飼育する前期幼虫飼育領域A2とを備える。本例では、孵化領域Aにおいて、前期幼虫飼育領域A2は、卵保持領域A1の下方に位置している。そして、卵保持領域A1において孵化した幼虫が、卵保持領域A1から落下することで、当該幼虫を、前期幼虫飼育領域A2に移動させることができる。つまり、当該幼虫の搬送を、作業者が行うこともなく、ベルトコンベア等のアクチュエータを用いる必要もない。なお、卵保持領域A1と前期幼虫飼育領域A2とが、水平方向に隣接するように配置しても良い。
ここで、孵化領域Aは、囲まれた領域により形成されており、外力によって開放されることがなければ、孵化した幼虫は、孵化領域Aから脱することができない。本例では、前期幼虫飼育領域A2は、例えば、コオロギの1令の幼虫から2~4令の幼虫までを飼育することが可能である。コオロギは、脱皮するたびに大きくなるため、前期幼虫飼育領域A2の大きさは、飼育する前期幼虫の大きさに対応した大きさとすれば良い。例えば、前期幼虫飼育領域A2は、2令の幼虫までを飼育する場合に比べて、4令の幼虫までを飼育する場合の方を大きくすれば良い。
飼育領域Bは、孵化領域Aに隣接して配置されている。飼育領域Bは、孵化領域Aに対して、例えば、上下方向又は水平方向に隣接して配置することができる。飼育領域Bは、孵化領域Aよりも大きな領域に形成されている。飼育領域Bでは、孵化領域A、特に、前期幼虫飼育領域A2からの移動後における後期幼虫を飼育する。ここで、前期幼虫よりも後期幼虫の方が大きい。従って、飼育領域Bは、孵化領域Aよりも大きな領域とすることで、後期幼虫にとって成長に適した領域とすることができる。
さらに、飼育領域Bは、孵化領域Aが飼育領域Bに対して開放された状態において、孵化領域Aで孵化した幼虫が孵化領域から移動可能に構成されている。例えば、本例においては、飼育領域Bは、孵化領域Aの下方に隣接して配置されている。この場合、飼育領域Bは、孵化領域Aの下面が飼育領域Bに対して開放された状態において孵化領域Aで孵化した幼虫を孵化領域Aから落下させることにより孵化領域かAら移動可能に構成される。
飼育領域Bの下面には、飼育対象の生物が移動できるように床面が設けられている。従って、孵化領域Aから落下された生物は、当該床面に落下することになり、飼育領域B内を床面に沿って自由に移動することができる。
飼育領域Bは、落下領域B1(生物移動領域)と止まり部材領域B2とを備えるようにすると良い。落下領域B1は、例えば、孵化領域Aの下方に位置し、孵化領域Aから幼虫を落下させる領域である。つまり、落下領域B1は、孵化領域Aの前期幼虫飼育領域A2の下方に位置しており、孵化領域Aの下方が開放されることで、前期幼虫が前期幼虫飼育領域A2から落下する。
飼育領域Bにおける止まり部材領域B2は、落下領域B1に水平方向に隣接して配置され、幼虫が止まることが可能な止まり部材を有する。止まり部材領域B2は、幼虫が隠れ場所として利用することができ、好適な飼育環境を有している。つまり、止まり部材領域B2が、後期幼虫が成長するための主とした領域として機能する。従って、止まり部材領域B2が、孵化領域Aよりも大きな領域に形成されている。落下領域B1に存在する幼虫は、自身の移動能力によって、止まり部材領域B2に移動することができる。
上述したように、孵化した幼虫は、孵化領域Aから飼育領域Bへ落下によって移動する。つまり、孵化領域Aは、飼育領域Bよりも高い位置に位置している。従って、飼育領域Bに移動した幼虫は、孵化領域Aに戻ることができない。つまり、飼育領域Bに移動した幼虫は、飼育領域Bにおいて成長することになる。そして、孵化領域Aには、新たな卵を設置することで、新たな孵化を実現することができる。
(3.領域A、Bによる効果)
飼育装置1において、上述した孵化領域A及び飼育領域Bを配置することによる効果を説明する。卵及び孵化直後の幼虫と、成長した幼虫とは、大きさが異なる。そこで、飼育領域Bを孵化領域Aより大きな領域とする。つまり、孵化領域Aも飼育領域Bも、飼育対象の生物の大きさに対応した領域の大きさにできる。従って、孵化領域Aにおいて卵及び生物が占める密度を高くすることができ、さらに、飼育領域Bにおいても生物が占める密度を高くすることができる。このように、孵化領域A及び飼育領域Bのそれぞれにおいて、高密度に飼育することができる。
また、飼育装置1において、飼育領域Bは、孵化領域Aに隣接して配置され、孵化領域Aが飼育領域Bに対して開放された状態において孵化領域Aで孵化した幼虫を孵化領域Aから移動可能に構成されている。この場合、孵化領域Aにて孵化した幼虫を、孵化領域Aから飼育領域Bへ、作業者が移動することなく、且つ、アクチュエータを用いて移動することなく、自動的に移動することができる。つまり、大規模且つ高密度の飼育を実現できる。
(4.飼育装置1の具体的構成)
次に、飼育装置1の具体的構成について、図2-図7を参照して説明する。飼育装置1は、図2に示すように、フレーム10、孵化ケース20、コンベアユニット30、飼育領域設備40、給餌装置50、給水装置60、調湿用送風機71を備える。
フレーム10は、接地面に固定されており、図1に示す2か所の孵化領域A及び1箇所の飼育領域Bを、2階層形成できるように構成されている。本例では、飼育装置1は、2階層としたが、1階層としても良いし、3階層以上としても良い。フレーム10は、各階層を、水平方向を長手方向とする直方体形状に形成されている。
孵化ケース20は、図1における孵化領域Aを構成する。2個の孵化ケース20は、フレーム10の各階層において、長手方向の一端(図2の左端)のうち上方に固定されている。孵化ケース20は、直方体状に形成されており、下面が開口可能な扉21を有する。扉21が開放された状態においては、孵化ケース20内に存在する飼育対象の生物が落下することになる。
さらに、孵化ケース20は、内部に卵保持部材22を有する。卵保持部材22は、図5に示すように、孵化ケース20内の上方に配置されている。卵保持部材22は、飼育対象の生物の卵を多数保持しており、孵化することが可能な場所となる。卵保持部材22の配置領域が、図1に示す卵保持領域A1を構成する。
さらに、孵化ケース20は、卵保持部材22の下方に、前期幼虫飼育領域A2が形成されている。従って、卵保持部材22にて孵化した生物は、前期幼虫飼育領域A2に移動する。前期幼虫飼育領域A2に存在する生物は、扉21が開放されると、孵化ケース20の下方に落下する。なお、前期幼虫飼育領域A2は、隠れ場所となるような部材を配置しても良い。
コンベアユニット30は、フレーム10の各階層の底部に配置されている。コンベアユニット30は、ベルトコンベア31と、圧縮排出ローラ32とを備える。ベルトコンベア31の上面が、飼育領域Bの底面を構成する。なお、本例では、ベルトコンベア31を備える構成を例示するが、ベルトコンベア31に代えて、可動しない底面を配置しても良い。
ベルトコンベア31は、一対の支持ローラ31aと、一対の支持ローラ31aに掛けられた無端状のベルト31bとを備える。支持ローラ31aを駆動することで、ベルト31bは連続して移動することが可能である。ここで、ベルトコンベア31の搬送方向は、ベルト31bの上面の移動方向を意味する。図2においては、ベルトコンベア31の搬送方向は、右から左に向かう方向となる。
コンベアユニット30を構成する圧縮排出ローラ32は、ベルトコンベア31の下流側に配置されており、ベルト31bの上面に接触している。圧縮排出ローラ32は、ベルト31b上に存在する抜け殻や糞等を圧縮して排出する。ただし、圧縮排出ローラ32は、ベル31bの上面から僅かに隙間を介して配置しても良い。なお、ベルト31b上に存在する飼育対象の生物は、ベルトコンベア31が駆動している状態で圧縮排出ローラ32に近づくと、圧縮される前に逃げる。
飼育領域設備40は、図1に示す飼育領域Bを構成する。飼育領域設備40は、孵化ケース20の下方に位置する落下領域B1(生物移動領域)と、落下領域B1よりもベルトコンベア31の上流側に位置する止まり部材領域B2とを備える。図2に示すように、落下領域B1は、何も部材を設けておらず、孵化ケース20内の生物が孵化ケース20からベルトコンベア31上面に落下することを妨げないように構成されている。
飼育領域設備40のうち止まり部材領域B2には、図2-図7に示すように、止まり部材41が設けられている。止まり部材41は、止まり部材領域B2において上下方向に延びるようにフレーム10に固定され、飼育対象の生物が止まることが可能である。さらに、止まり部材41は、生物にとって隠れ場所としても機能する。止まり部材41の下端は、ベルトコンベア31のベルト31bの上面からは僅かに離れた位置に位置する。ベルト31bが移動する際に、ベルト31bが止まり部材41に接触しない。
止まり部材41は、例えば、水平方向に対向して配列された複数の板部により構成されている。本例では、それぞれの板部は、平板状に形成しているが、波状に形成しても良い。また、本例では、止まり部材41を構成する複数の板部のそれぞれは、ベルトコンベア31の搬送方向に延在している。つまり、止まり部材41を構成する複数の板部が、搬送方向を前方とした場合の左右方向に対向して配列されている。なお、止まり部材41を構成する複数の板部は、搬送方向に対向して配列しても良いし、搬送方向に対して傾斜する方向に対向して配列しても良い。本例では、止まり部材41は、ベルトコンベア31の搬送方向において、3つのユニットを形成している。ただし、止まり部材41のユニット数は、任意の数とすることができる。
また、止まり部材41は、鉄、アルミニウム等の金属、樹脂、木材、紙等により形成されている。さらに、止まり部材41は、昆虫等の生物が足場となるように、多数の細孔が全面に亘って形成されている。例えば、止まり部材41は、パンチングメタル又は金網等により形成されている。止まり部材41は、例えば、1-5[mm]の厚みを有し、直径約1[mm]、ピッチ約2[mm]程度の細孔を有している。また、隠れ場所として機能させるために、止まり部材41を構成する隣り合う板部の間隔は、例えば、10-30[mm]とする。
飼育領域設備40は、さらに、図2-図7に示すように、引離部材42を備える。引離部材42は、止まり部材41に止まっている生物を止まり部材41から引き離す部材である。引離部材42は、鉄、アルミニウム等の金属、樹脂、木材等により形成されている。引離部材42は、止まり部材41を挿通可能なスリットが形成され、止まり部材41に沿って上下方向に移動可能である。本例では、引離部材42は、水平方向に平行な板状に形成されており、止まり部材41を構成する複数の板部を挿通可能な複数のスリットが形成されている。
引離部材42が、止まり部材41の上端に位置している状態から下方へ移動することにより、止まり部材41に止まっている生物をベルト31bの上面に落下させることができる。引離部材42を止まり部材41の下端まで移動することで、大部分の生物がベルト31bの上面に移動する。また、引離部材42は水平方向に平行な板状に形成されているため、生物は、引離部材42よりも上方に移動することができないようにされている。
引離部材42の上下動は、例えば、作業者が手動操作する。作業者が手動操作する場合には、例えば、作業者が手動ハンドル(図示せず)を回転操作することにより、手動ハンドルの回転に連動して引離部材42を上下動させることができる。また、手動ハンドルの他に、引離部材42に連結された操作棒(図示せず)を上下動させることにより、引離部材42を上下動させることもできる。
給餌装置50は、飼育領域Bにて飼育されている生物に対して餌を供給するための装置である。給餌装置50は、フレーム10において、ベルトコンベア31の搬送方向の上流側に配置されている。給餌装置50は、ベルトコンベア31の上面に餌を供給する給餌本体51と、拡散機構52とを備える。
給餌本体51は、餌を保持するホッパ51aと、ホッパ51aの出口から餌の供給状態と供給停止状態とを切り替える回転ブラシ51bとを備える。ホッパ51aは、上端開口から下方に向かって水平方向面積が小さくなるように形成されている。回転ブラシ51bは、ホッパ51aの下端開口に設けられており、回転時にベルトコンベア31の上面に餌を供給し、回転停止時に餌の供給を停止する。また、給餌本体51の餌供給口は、ベルトコンベア31の幅方向の中央に位置する。
拡散機構52は、図6に示すように、給餌本体51から供給された餌をベルトコンベア31の幅方向に拡散させる。本例では、拡散機構52は、複数の拡散板により構成されている。上述したように、給餌本体51の餌供給口は、ベルトコンベア31の幅方向の中央に位置する。そこで、拡散機構52を構成する拡散板が、ベルトコンベア31の搬送方向の上流から下流において、幅方向の中央から幅方向の外側に向かうように傾斜して設けられる。
従って、拡散機構52を構成する拡散板が、ベルトコンベア31の幅方向の中央における餌を、ベルトコンベア31の幅方向の全体に亘って拡散することができる。そして、止まり部材41が位置する領域においては、餌が、ベルトコンベア31の幅方向の全体に亘って拡散した状態となる。なお、拡散機構52を構成する拡散板は、図示しないが、フレーム10に固定されている。また、拡散機構52は、拡散板の他に、拡散用の回転ブラシ等を用いることもできる。拡散用の回転ブラシは、例えば、ベルトコンベア31の搬送方向に対して傾斜した軸回りに回転することで、餌を拡散できる。
給水装置60は、止まり部材41が止まっている生物に対して水を供給する。給水装置60は、水タンク61と、配管62と、含水部材63とを備える。水タンク61は、フレーム10の最上段に固定されている。配管62は、フレーム10に沿って固定されており、水タンク61から止まり部材41に至る経路に設けられている。
含水部材63は、含水材料により形成されている。この含水材料には、例えば、水を含みつつ、生物が止まることができる材料が好適である。含水材料は、例えば、高分子吸収材等を用いることができる。含水部材63は、例えば、紐状や帯状に形成されており、配管から下方に垂下される。垂下された含水部材63の下端が、ベルトコンベア31の上面付近に位置するように設けられる。
従って、含水部材63は、ベルトコンベア31の上面に存在する生物に接触可能に配置されている。そして、含水部材63は、当該生物へ給水することができる。本例では、含水部材63は、ベルトコンベア31の搬送方向において、止まり部材41の中央付近に位置し、止まり部材41を構成する複数の板部のうちベルトコンベア31の幅方向の一端よりもさらに外側に位置する。
調湿用送風機71は、フレーム10に固定されており、止まり部材41を構成する板部に対して、ベルトコンベア31の幅方向に対向して配置されている。さらに、調湿用送風機71は、含水部材63に対しても、ベルトコンベア31の幅方向に対向して配置されている。つまり、調湿用送風機71と止まり部材41との間に、含水部材63が位置する。
調湿用送風機71は、止まり部材41及び含水部材63に向かって送風することにより(正方向送風により)、含水部材63の水分を用いて飼育領域Bの内部を加湿する。反対に、調湿用送風機71は、止まり部材41及び含水部材63とは反対側、すなわち外側に向かって送風することにより(逆方向送風により)、飼育領域Bの内部から吸引することができる。この場合、送風方向において、含水部材63が、止まり部材41の下流に位置するため、飼育領域Bは加湿されない。
(5.飼育装置1の作用)
飼育装置1の作用について、図2、図5、図7-図9を参照して説明する。飼育装置1の初期状態は、図2に示すように、孵化ケース20の扉21が閉じた状態であって、飼育領域設備40における引離部材42が止まり部材41の上端付近に位置する。
まずは、作業者が、飼育対象の卵を孵化ケース20の卵保持部材22(卵保持領域A1)に配置する。時間が経過すると、卵保持部材22に保持されている卵から孵化して、孵化ケース20の前期幼虫飼育領域A2に移動する。このとき、孵化ケース20の扉21は閉じた状態であるため、前期幼虫は、前期幼虫飼育領域A2にて成長する。
続いて、時間が経過すると、図5の下階層に示すように、孵化ケース20の扉21を開放した状態とする。そうすると、前期幼虫飼育領域A2に存在していた前期幼虫は、落下して、飼育領域Bの落下領域B1に移動し、落下領域B1におけるベルトコンベア31の上面に到達する。落下領域B1に移動してきた前期幼虫は、自身の力によってベルトコンベア31の上面に沿って、止まり部材領域B2へ移動する。止まり部材領域B2に移動した前期幼虫は、図5及び図7の下階層に示すように、止まり部材41に登って、止まり部材41を隠れ場所として成長する。
ここで、飼育領域Bに幼虫が存在するときには、定期的に、給餌装置50によって餌がベルトコンベア31の上面に供給される。このとき、給餌本体の回転ブラシ51bを駆動すると共に、ベルトコンベア31を駆動することにより、止まり部材領域B2におけるベルトコンベア31の上面には、搬送方向及び幅方向の全体に亘って餌が供給される状態となる。
また、飼育領域Bに幼虫が存在するときには、定期的に又は常時、水タンク61から配管62を介して含水部材63に水が含まれた状態とされる。止まり部材41に存在する幼虫は、止まり部材41から一旦ベルトコンベア31の上面に降り、含水部材63の位置へ移動して、含水部材63にて水を受け取る。
さらに、飼育領域Bに存在する幼虫が成長することで、脱皮を繰り返し、ベルトコンベア31の上面には抜け殻や糞が堆積した状態となる。そこで、定期的に、ベルトコンベア31を駆動することにより、ベルトコンベア31の上面を清掃する。
ところで、孵化ケース20から前期幼虫を飼育領域Bへ移動させた後には、孵化ケース20内は、何も存在しない状態となる。そこで、図5及び図7の上階層に示すように、再び、作業者が、飼育対象の卵を孵化ケース20の卵保持部材22(卵保持領域A1)に配置する。そして、上述したように、孵化ケース20内にて、孵化し、前期幼虫の飼育がおこなわれる。
つまり、この状態において、飼育装置1における孵化ケース20(孵化領域A)においては、孵化及び前期幼虫の飼育が行われており、飼育領域Bにおいては、後期幼虫の飼育が行われている。このように、並行して2世代の飼育が行われている。
続いて、飼育領域Bにて幼虫が十分に成長すると、図8及び図9の上階層に示すように、引離部材42を下方へ移動させる。この操作は、アクチュエータによる自動操作で行うようにしても良いし、作業者による手動操作で行うようにしても良い。この操作によって、止まり部材41に止まっていた成長した生物は、ベルトコンベア31の上面に降ろされる。
続いて、ベルトコンベア31を駆動することにより、成長した生物をベルトコンベア31の下流側へ搬送させることができる。作業者は、搬送された生物を収穫する。このとき、圧縮排出ローラ32を上方へ移動させてベルトコンベア31との隙間を大きくすることにより、成長した生物が通過可能とする。そうすると、作業者は、容易に、ベルトコンベア31の下流端にて、成長した生物を収穫することができる。
飼育領域Bに生物がいなくなると、図5の下階層に示すように、再び、孵化ケース20内の扉21を開放した状態とする。そうすると、前期幼虫を、飼育領域Bに移動させて、飼育領域Bにて成長させることができる。そして、上記動作を繰り返す。従って、孵化領域A及び飼育領域Bのそれぞれにおいて、高密度に飼育することができる。
(6.飼育装置1の温湿度管理)
次に、飼育装置1における温湿度管理に関して、図10及び図11を参照して説明する。飼育装置1の飼育領域Bにて生物を飼育している最中において、温湿度の管理は非常に重要である。どの種の生物であっても、当該生物に適した温度及び湿度が存在する。そこで、飼育領域Bにおける温湿度管理に関して説明する。
飼育装置1は、図10に示すように、調湿用送風機71、温度調節器72、湿度センサ81、温度センサ82、制御装置90を備える。調湿用送風機71は、上述したように、フレーム10に固定されており、止まり部材41及び含水部材63に対向するように配置されている。
温度調節器72は、フレーム10に固定しても良いし、例えば、上述した飼育装置1を複数収容する室内全体に対して温度調節を可能な機器としても良い。温度調節器72は、公知の空調機である。湿度センサ81及び温度センサ82は、飼育領域Bに配置されており、飼育領域Bにおける湿度及び温度を検出するセンサである。制御装置90は、湿度センサ81により検出された湿度に基づいて、調湿用送風機71を制御する。また、制御装置90は、温度センサ82により検出された温度に基づいて、温度調節器72を制御する。
制御装置90による制御方法について、図11を参照して説明する。制御装置90は、温度センサ82から温度Tを取得する(S1)。取得した温度Tが、下限閾値Tth1より大きく、且つ、上限閾値Tth2より小さい場合には(S2:Yes)、温度調節器72の制御は現状を維持する。
取得した温度Tが、下限閾値Tth1以下である場合には(S2:No,S3:Yes)、温度調節器72の加熱制御を実行する(S4)。一方、取得した温度Tが、上限閾値Tth2以上である場合には(S2:No,S3:No)、温度調節器72の冷却制御を実行する(S5)。従って、取得した温度Tが、下限閾値Tth1より大きく、且つ、上限閾値Tth2より小さくなるように、温度調節器72が制御される。
続いて(S2:Yes,S4,S5の後)、制御装置90は、湿度センサ81から湿度Hを取得する(S11)。取得した湿度Hが、下限閾値Hth1より大きく、且つ、上限閾値Hth2より小さい場合には(S12:Yes)、制御装置90は、調湿用送風機71を停止した状態とする。
取得した湿度Hが、下限閾値Hth1以下である場合には(S12:No,S13:Yes)、制御装置90は、調湿用送風機71を正回転させて、含水部材63を介して止まり部材41に向かって送風する(S14)。つまり、止まり部材領域B2が加湿されることになる。
一方、取得した湿度Hが、上限閾値Hth2以上である場合には(S12:No,S13:No)、制御装置90は、調湿用送風機71を逆回転させて、止まり部材領域B2における湿った空気を外部へ排出する(S15)。このとき、含水部材63を通過した後の空気は、止まり部材41とは反対側へ流通する。従って、含水部材63の水分が、止まり部材41側へ移動することがなく、止まり部材領域B2の除湿が実現される。
従って、取得した湿度Hが、下限閾値Hth1より大きく、且つ、上限閾値Hth2より小さくなるように、調湿用送風機71が制御される。そして、上記処理を再び実行する。つまり、止まり部材領域B2において、温湿度が適切に管理されており、飼育対象の生物にとって快適な空間を形成できる。
なお、除湿する方法として、調湿用送風機71を逆回転させることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、調湿用送風機71とは別の送風機を配置し、当該送風機は含水部材63を介在することなく止まり部材41に向けて送風するようにしても良い。また、1つの調湿用送風機71を移動する移動機構を設け、含水部材63に対向しない位置に移動させた後に止まり部材41に向けて送風するようにしても良い。
1:飼育装置、 10:フレーム、 20:孵化ケース、 21:扉、 22:卵保持部材、 30:コンベアユニット、 31:ベルトコンベア、 31a:支持ローラ、 31b:ベルト、 32:圧縮排出ローラ、 40:飼育領域設備、 41:止まり部材、 42:引離部材、 50:給餌装置、 51:給餌本体、 51a:ホッパ、 51b:回転ブラシ、 52:拡散機構、 60:給水装置、 61:水タンク、 62:配管、 63:含水部材、 71:調湿用送風機、 72:温度調節器、 81:湿度センサ、 82:温度センサ、 90:制御装置、 A:孵化領域、 A1:卵保持領域、 A2:前期幼虫飼育領域、 B:飼育領域、 B1:落下領域(生物移動領域)、 B2:止まり部材領域、 H:湿度、 T:温度

Claims (7)

  1. 飼育対象の生物の卵を保持すると共に、前記卵から孵化した前記生物を収容する孵化領域と、
    前記孵化領域とは異なる位置に形成され、前記孵化領域より大きな領域に形成され、前記生物を飼育する飼育領域と、
    を備える、飼育装置。
  2. 前記孵化領域は、
    前記生物の卵を保持する卵保持領域と、
    前記卵保持領域に隣接して配置され且つ前記生物の前期幼虫の飼育する前期幼虫飼育領域と、
    を備え、
    前記飼育領域は、前記生物の後期幼虫を飼育する、請求項1に記載の飼育装置。
  3. 前記飼育領域は、前記孵化領域に隣接して配置され、前記孵化領域が前記飼育領域に対して開放された状態において前記孵化領域で孵化した生物を前記孵化領域から移動可能に構成される、請求項1又は2に記載の飼育装置。
  4. 前記飼育領域は、前記孵化領域の下方に隣接して配置され、前記孵化領域の下面が前記飼育領域に対して開放された状態において前記孵化領域で孵化した生物を前記孵化領域から落下させることにより前記孵化領域から移動可能に構成される、請求項3に記載の飼育装置。
  5. 前記飼育領域は、
    前記孵化領域の下方に位置し、前記孵化領域から生物を落下させる落下領域と、
    前記落下領域に水平方向に隣接して配置され、前記生物が止まることが可能な止まり部材を有する止まり部材領域と、
    を備える、請求項4に記載の飼育装置。
  6. 前記飼育装置は、さらに、
    前記飼育領域の下面を構成するベルトコンベアと、
    前記ベルトコンベアの搬送方向の上流側に配置され、前記ベルトコンベアの上面に餌を供給する給餌本体と、
    前記給餌本体から供給された餌を前記ベルトコンベアの幅方向に拡散させる拡散機構と、
    を備える、請求項1-5の何れか1項に記載の飼育装置。
  7. 前記飼育領域は、
    含水材料により形成され、前記生物に接触可能に配置され且つ前記生物への給水のための含水部材を備え、
    前記飼育装置は、さらに、
    前記含水部材に対向して配置され、前記含水部材に向けて送風することにより前記含水部材の水分を用いて前記飼育領域の内部を加湿する調湿用送風機を備える、請求項1-6の何れか1項に記載の飼育装置。
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